やせることはきれいになることではない「やせてきれいになりたい」、ダイエットを始める人は誰もが思うことではないだろうか。また「太ってるのでやせなきゃいけない」「おなかが出てきたのは太ったせいだ」と思うことはないだろうか。実はそれらは全て40代以降の女性にとって間違った考え方である、という驚きの本が株式会社オレンジページから12月2日に出版される。その本とは、『40代からはやせてもきれいになれません!』。テレビメディアにも多く出演し話題の整形外科医中村格子(なかむらかくこ)氏の著者によるもの。同書は先ほどのダイエットの考え方や、たくさん歩いてるから運動は必要ないなどの運動について、やせるために炭水化物はほとんどとらないなどの食事についての思い込みを見直し、正しい知識を得てやせずにきれいになれるボディメイク術を紹介している。体を引き締めて美ボディに40代以降の女性では、体重をキープしていても出るところが変わり太ったと感じることがある。中村格子(なかむらかくこ)氏によれば、この体型の変化は「太る」よりも「たるんでいる」ことが大半だという。「太った」場合の対策と「たるんでいる」場合の対策とでは、気をつける点や行うエクササイズも変わってくる。間違った対策をしても期待した効果を得るのは難しい。最も美しく見えるのは脂肪が少なく筋肉が多い人で、脂肪だけ落としても筋肉がついていないと老けて見えると脂肪と筋肉のバランスマップで示している。同書は、40代から習慣にしたいエクササイズや体型の変化が気になっている部分のパーツ別エクササイズなど、40歳を過ぎてもしなやかで力強い美ボディを目指せる指南書となっている。40代からは、正しい考え方やエクササイズを身に着けて若い頃とは違った美しさを手に入れたい。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社オレンジページプレスリリース(@Press)
2016年12月06日あなたは結婚を意識していた彼から別れを告げられた経験はありますか?そのとき、どんな風に対応したでしょうか。多くの女性は、「どうして?」「悪かったところは直すから」「絶対に別れたくない!」と彼にすがってしまいがちです。しかし、これはまさに「悪あがき」です。別れたいという男性には、素直に「わかった」と別れてあげるようにしましょう。内心、納得がいなかなったり、悔しかったり、怒りの気持ちを持っていたとしても。そうすることが、いかにあなたにメリットがあるのかを今からお伝えしたいと思います。「追いすがられなかった」ことが、彼のあなたへの嫌なイメージを払拭する男性が女性を振るとき、多い理由が「重い」ということ。「いつ結婚してくれるの?」「今週末は会えるの?」「浮気しているんじゃない?」などと詮索や束縛をくり返してしまう女性は、男性からすると息苦しくてつまらない存在に見えてきます。そんな彼女に嫌気がさして、別れを告げる男性としては、「きっと別れると言ったら、泣いたり、すがったり、怒ったりされて、面倒くさい別れになるのだろうな」と憂鬱な気持ちでいるでしょうね。そんなとき、女性が「別れたいの?いいわよ。分かりました。今までありがとう!」と笑顔でさっと離れていってくれたら、男性はどう思うでしょうか。「よかった~。案外楽に別れられた!」と安堵するとともに、「思ったよりも、面倒な女じゃなかったな」「付き合いが長くなって彼女の悪い面ばかり鼻についていたけれど、良いところもあるな」と彼女を見直すかもしれません。しかし、ここで、「だめ!絶対別れない」「ずっと一緒って言ったでしょう。」「こんな歳になってから別れるなんて無理!責任とりなさいよ!」などと感情的になって追いすがってしまうと、彼は「やっぱりこんな女とは別れて正解だ!」と思うだけでしょう。彼との復縁の可能性が高くなる彼は彼女との交際に満足していないから別れを選ぶわけですが、次の恋が上手くいかなかったり、ふと独り身が寂しくなったときには、元の彼女のことをふと思い出したりするものです。でも、もし彼女が別れ際に泣いたりわめいたりして、みっともなく彼に追いすがっていたとしたらどうでしょうか。そんな彼女のことを、懐かしく思い出したりするでしょうか。万が一、思い出したとしても、「やっぱり別れてよかった~」と思われるのが関の山でしょう。しかし、彼が別れたいときに、すっとそれを受け入れてくれ、「今までありがとう!どうか幸せになってね!」とあたたかい言葉と笑顔で別れてくれた彼女のことはどうでしょうか。きっと「あの子はいい子だったな。」「まだ独りでいるかな」「連絡してみようかな」となるのです。男性は、追われると嫌になる生き物ですから、別れ際にさっといなくなった彼女は、再び恋愛のターゲットとなりうるはず。ぜひ彼といつの日か復縁したいと願うなら、どんなに辛くても別れはなるべく早く受け入れてあげることが賢明ですよ。新しい恋のチャンスも広がる失恋はやっぱり辛いものですよね。とくに振られた場合は、「こんなに好きなのにどうして?」「誰か好きな人ができたのかしら」「あのとき、結婚の話もしたのにひどい」と悲しみや、疑念、怒りなどのさまざまな感情が次から次へとわきあがってきて、しばらくは心がやすまらないでしょう。ですが、彼からの別れ話に対して「ちょっと時間をちょうだい。考えてみる」などと言わずに、即了承してしまえば、良い意味で割り切れるものです。「私だって即OKしたのだから、一方的に振られたわけじゃない!」と自分を励ますこともできます。それに、なによりも彼にすがった末に、やっぱり振られるよりも、潔く別れを受け入れたほうが自分自身がみじめにならずにすみます。いつまでも宙ぶらりんで、彼との関係にすがるより、さっさと新しい一歩を踏み出してしまいましょう。次の恋が始まれば、元彼のことなんてきれいさっぱり忘れられるかもしれません。そして他の誰かのものになったあなたを見て、彼が「逃した魚は大きいかも!」と復縁を望むようにもなるかもしれません。終わった恋にすがるのは百害あって一利なし!恋愛というのは、残念ながら男女どちらかの気持ちがさめてしまった段階で終わりなのです。それを正面から受け止めて、相手の望むようにしてあげることが、最終的にはあなたのためになるということを頭に入れておきましょうね。
2016年11月16日フランスの女はヴィンテージワインの色と香りを持つ。その女もワインも人を喜ばせ、ため息をつかせるほど軽やかでゴージャスだ。側に居る者を酔わせてしまう。最後の一滴まで惜しみなく人を楽しませ、ラストは熱いキス。フランスの女はなぜ歳を取るほど、魅力的になるのかをご説明させて頂きます。フランスでは若いこと=良いこと ではないフランスでは、若いと言うことは未熟で不完全と考えます。全てに対して経験も無く、知識も体験も無いゆえに頼りに成らないと判断します。女性の若さが重宝されるのは出産だけ。フランスの女性が決して言わない「もう○○歳だから□□できない」と否定的になる言葉。彼女らは歳を取るほど幸せそうになります。魅力的になるマダムvs残念な女性とは歳を取るほど魅力的になる人は、知識と経験知が豊富で興味が深く柔軟に話ができます。残念な女性は自我が肥大し、話の根拠が自分の感情しかないため、全ての事柄は好きか嫌いかの比較しかできません。残念な女性はあらゆる問題の責任を追及し、犯人探しが大好きです。さいごにいかがでしたでしょうか。フランスの女性と年齢についてご紹介させて頂きました。あなたのお役に立てれば幸いです。チャオ!
2016年05月19日「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター“しまじろう”が活躍するアニメ「しまじろううのわお!」の劇場版第4弾『しまじろうとえほんのくに』が、2016年3月11日(金)より全国にて公開されることが決定した。ある日、海辺で見つけた一冊の不思議な絵本。それは、しまじろうが幼いころに大切にしていた絵本でした。しまじろうたちを呼ぶ愛らしい声とともに、なんと絵本の中に吸い込まれてしまったしまじろうたち…!かわいらしい「プニたん」と出会い、いっしょに森やお菓子の町などさまざまな世界を進んで、絵本の国をたすける冒険に出ます。途中しまじろうと、とりっぴいがけんかをしたり、絵本の住人たちに追いかけられたり大変なことに。はたして、みんなは絵本の世界をたすけ、無事に元の世界に帰ることができるのでしょうか?本作の舞台は絵本の中。海で見つけた不思議な絵本に吸い込まれてしまったしまじろうたちの大冒険が、アニメと実写が融合したユニークな構成で描かれる。しまじろう映画の大きな特徴といえば、観るだけでなく歌・ダンス・応援で一緒に楽しめること。今回も、お話の途中にメガホンを使って元気に声を出したり、体を動かしたりして参加できる内容を取り入れているので、小さなお子さまでも最後まで楽しめるような工夫がなされている。また、表情を確認できるよう場内は完全に暗くせず、約60分の上映に際し途中休憩が設けられており、映画館が初めてのお子さまも安心、映画館デビューを飾る“ファーストシネマ”にもぴったりだ。実際に、前作『しまじろうとおおきなき』公開後には、「娘の映画館デビューで、落ち着いて観ていられるか心配でしたが、最初から最後までしっかり楽しめる構成で、また劇場の子どもたちが一緒に盛り上がって参加でき、とても楽しんでいました。途中休憩があったのもよかったです」「映画というより、映像とともに子ともが遊べる参加型のエンターテインメントだと思いました。子どもも飽きずに楽しめたのはもちろん、大人も子どもの気持ちを理解するのに役立つ映画で、ぜひともおすすめしたいと思います」と観客からも絶賛の声が上がった。また「サンディエゴ国際子ども映画祭」で“Best Animation Feature Film”を受賞し、インドの「インド国際子ども映画祭-ゴールデンエレファント-」でもコンペ部門にノミネートされ、さらに韓国や台湾でも上映されるなど、ますます期待を集めるしまじろう映画。本最新作でも、親子で一緒に楽しめる「初めての素敵な映画館体験」を体感してみて。『しまじろうとえほんのくに』は2016年3月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月06日“きれいごと”は、仕事力、思考力、人間関係力、行動力、お金を稼ぐ力などの能力の発揮を阻害する要因。だから、きれいごとと決別すれば、能力が飛躍的に高まり、仕事で結果を出すことができるようになる。『仕事で結果を出す人はこの「きれいごと」を言わない!』(上野光夫著、フォレスト出版)の著者はそう断言しています。では、なぜきれいごとをなくせば上記“5つの能力”が一気に高まるのでしょうか?この理由は以下の通りです。■1:仕事力たとえば意思決定をするときの稟議書がそうであるように、ホワイトカラーの職種では、仕事を進めるうえで非効率になるきれいごとがはびこっているもの。ミスをなくすためのマニュアルに忠実に仕事をすべきだというきれいごとも、かえって結果につながらないことが多いとか。しかしきれいごとをやめれば、結果につながることだけをできるようになるといいます。■2:思考力よくお客様の視点に立って考えることの重要性が強調されますが、それだけに縛られると画期的な商品やサービスは生まれません。むしろヒット商品を生み出すのは、お客様の期待を裏切るような仕掛け。きれいごとから解き放たれることで、考える力、判断力、発想力などの思考の幅が広がるというわけです。■3:人間関係力仕事において大きな割合を占めるのが、人間関係に関する悩み。でも「人間関係にヒビが入らないように」と気を使いすぎ、余分な時間を取られたり、心を消耗させたりしては本末転倒。しかし、人間関係でありがちなきれいごとを知り、不要なコミュニケーションをなくせば、やるべきことに集中することが可能に。結果を出す人のまわりにこそ、人は集まってくるものだといいます。■4:行動力きれいごとを守ることによってチャレンジ精神が削がれ、きれいごとにとらわれることで、仕事のスピードが落ちるというのはよくあること。常識を守ることばかり考えてしまうと、本当に有効な行動ができなくなるからです。そんなとき、きれいごとをやめれば行動へのハードルは下がり、何事にも積極的に取り組めるようになるそうです。■5:お金を稼ぐ力稼ぐということに関するきれいごとの代表的な例が、「お金より大事なことがある」という表現だと著者は指摘しています。お金で買えない崇高なものがあるのは事実。しかし、お金を稼がなければ、いい人生を送るのは困難。きれいごとをやめ、いかに収入を高めていくか、知恵と能力を高めることも大切だという考え方です。つまり別な表現を用いるなら、きれいごとをやめるとは、「強い信念を持つ」と同義だともいえそうです。(文/印南敦史)【参考】※上野光夫(2015)『仕事で結果を出す人はこの「きれいごと」を言わない!』フォレスト出版
2015年06月03日IT企業のテンダとジェイアール総研エージェントはこのほど、全国の鉄道会社の情報をまとめたスマートフォン・タブレット向けの鉄道情報ポータルサイト「くにたち鉄道情報館」を公開した。同サイトの趣旨に賛同した鉄道会社のウェブサイトにあるコンテンツをジャンルごとに整理し、シンプルに見やすく表示することを目的として開設。オープン当初は、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道、小湊鐵道、長野電鉄、江ノ島電鉄、上毛電気鉄道の6社の情報を掲載し、順次賛同する鉄道会社を増やす考え。おもに観光情報、各鉄道会社主催イベントの情報、お得なきっぷの情報、グッズ紹介などを掲載するほか、各鉄道会社のおすすめ画像や動画に簡単にアクセスできるリンクも貼るとのこと。今後はさらに、会員機能、EC機能、アプリ配信などの展開も予定している。
2014年10月15日最近、なんかあの子、きれいになったなあ。髪型がちょっと変わった? それとも、彼氏ができたのかな? よく分からないけど、キレイオーラが出てるよ……。今回は、マイナビニュース会員のうち男性200名に、女性に対して「きれいになった」と思った経験はあるか、聞いてみた。Q.女性に対して「きれいになった」と思ったことはありますか?はい 48.5%いいえ 51.5%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どこが変わったせいだと思いますか?■髪型やメイクは重要・「髪型が変わると顔色が明るく見えたから」(61歳男性/その他/その他)・「メイクが上手になった」(25歳男性/医薬品・化粧品/技術職)・「メイクをしたため」(29歳男性/運輸・倉庫/技術職)■お肌の状態・「肌艶がよい」(27歳男性/医療・福祉/専門職)・「しわがなくなった」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「肌を見て、おっきれいだな、と思う時があるから」(31歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)■体型の変化・「体が締まった」(21歳男性/学生/その他)・「痩せたのできれいになったように見えました」(29歳男性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「中学生の頃に比べ、顔がシャープになったからだと思う」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)■服装が違うと・「ファッションに気を遣うようになったと言うか、急に垢ぬけた感じを抱いた女性がいた覚えがあります」(33歳男性/その他/その他)・「服、コンタクト、髪型」(29歳男性/電機/技術職)・「普段着ない服を着た時、スカートをはいた時」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)・「高校時代の女子でローファーがそれまでシンプルなローヒールだったが、ヒールがやや高めだったりストラップ付だったりするのを履くようになった子がいた」(24歳男性/その他/その他)・「式典などで着物を着てるときれいだなと思います」(22歳男性/学生/その他)■女性ホルモンのおかげ?!・「恋をしている子はやっぱりかわいい」(26歳男性/金融・証券/専門職)・「彼氏ができて、雰囲気が女っぽくなった」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)・「結婚が決まったせいだと思う」(48歳男性/情報・IT/技術職)・「職場の同僚がご懐妊して、それまでキツキツの表情が一気に優しくかわりました……とてもきれいに見えて素敵だなと感じました」(48歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)■内面の変化・「内面が変わったせいで、表情が明るくなった」(31歳男性/小売店/事務系専門職)・「こころ」(55歳男性/医療・福祉/専門職)・「気持ち」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「考え方が変わった」(32歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「落ち着きが出てきたからだと思う」(28歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■なんとなくの雰囲気で・「全体的に洗練された」(44歳男性/情報・IT/技術職)・「笑顔」(26歳男性/その他/その他)・「表情や姿勢、頑張っていたりすると魅力的に映る」(28歳男性/建設・土木/技術職)・「顔つきや振る舞い」(24歳男性/医薬品・化粧品/技術職)■総評男性が女性を見て「きれいになったな」と感じるとき、まずは分かりやすい「見た目」の部分から。髪型やメイクの変化だけでなく、「あか抜けた」「洗練された」「上手になった」時に「きれいになった」と感じるよう。また、意外なことに「お肌の状態」を挙げていたのも気になるところ。男性に細かい違いなんて分からない……と高をくくっている女性は、男性の観察眼を侮っているかもしれない。ファッションでは、普段着ないような「スカート」「高いヒールの靴」「着物」などを身につけたとき、ギャップから魅力的に感じることが多いようだ。時に、服装選びは戦略的に行いたい。恋をした、彼氏ができた、結婚が決まった、妊娠・出産したなど、人生の転機には、女性が自信をもつのか、あるいはホルモンのおかげか、美しさとなって顔に出るよう。プライベートが充実すると、輝いて見えるのはうなずける。少し分かりづらいが、「心や気持ちのもちよう」や「表情や姿勢」が変わったために「きれいになった」と感じた、というコメントも寄せられた。自分の心ひとつで周囲の評価も変わってくる、というのはなかなか興味深い。今回のアンケートでは、「雰囲気」「全体」などという抽象的な回答が多く、男性たちは、理由ははっきり分からないけれど、女性が発する空気感をなんとなく感じ取っているようだ。きれいになったと思われたい女性は、まずは分かりやすい見た目を洗練させる研究から、次にプライベートの充実と、内面磨きを図ろう。(文・アリウープ 中嶋絵里)調査時期: 2013年11月8日~2013年11月10日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2013年11月26日在日コリアン2世であるヤン・ヨンヒ監督が自身の実体験を基にオリジナル脚本で手がけた初のフィクション映画『かぞくのくに』が、来年開催される第85回米国アカデミー賞外国語映画賞部門の日本代表作品に決定した。病気治療のために25年ぶりに北朝鮮から一時帰国することを許された兄・ソンホと、彼を日本で迎える妹・リエや家族たち、日本に残った友人らの再会を通して、価値観の違う社会に生きるもどかしさと、それでも変わらぬ家族の絆を浮き彫りにしていく。帰国事業に翻弄される在日コリアンの家族という難しい題材を扱いながら、あくまでも「私は私の家族の話をしているだけ」(ヤン監督)というシンプルな物語と安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュンら出演陣による好演が観客の圧倒的な支持を集め、国内では着々と公開スクリーン数を伸ばしている本作。同賞における外国語映画賞部門の日本代表作品としては今回、女性監督初の快挙を果たしたヤン監督は、「怖じ気づく心を押さえ込んで闘った昨年の夏を思い出します。スタッフを信じ、俳優陣を信じ、観客を信じ、自分を信じようともがきました。家族に会うという当たり前のことを手放してまでも世に出した作品です。『かぞくのくに』が人々の中で、世界中の様々な家族について思いを馳せる触媒となることを祈ります。これからも魂を込めて作品を作り続けていこうと思います。大きな叱咤激励をありがとうございました」と喜びと共に、本作に込めた熱い想いを明かす。今年2月に開催されたベルリン国際映画祭フォーラム部門に正式出品され、見事C.I.C.A.E<国際アートシアター連盟>賞を受賞。さらに、モントリオール世界映画祭、釜山国際映画祭など12の海外映画祭への正式出品も決定するなど、海外でも高い評価を得ている本作。これまでアカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に選出されたのは、2009年に見事受賞を果たした『おくりびと』、2011年の『告白』、2012年の『一枚のハガキ』とそれぞれ異なる個性の光る作品が並ぶが、国家や政治が個人の人生を否応なしに翻弄する悲劇を背景に描いた『かぞくのくに』は、人権問題により敏感な欧米社会でどのように受け入れられるのか?『おくりびと』以来の本選参加、ノミネートにも大いなる期待が寄せられる。『かぞくのくに』は全国にて公開中。■関連作品:かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.おくりびと 2008年9月13日より丸の内プラゼ−ルほか全国にて公開© 2008 映画「おくりびと」製作委員会告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ一枚のハガキ 2011年8月6日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス
2012年09月04日第62回ベルリン国際映画祭フォーラム部門で国際アートシアター連盟賞を受賞したヤン・ヨンヒ監督の最新作『かぞくのくに』が8月4日(土)、東京・テアトル新宿で封切られ、ヨンヒ監督を始め、出演する安藤サクラと井浦新の3人が初日舞台挨拶を行った。50年代から始まった北朝鮮への帰国事業を題材に、ヨンヒ監督がオリジナル脚本を手がけた初のフィクション映画。自身の実体験がベースになっており「兄に会えなくなるのと引き換えに、この映画が世に出た」と複雑な胸中を明かし、「いまでもサクラちゃんは、私の“分身”に思えて仕方ない。サクラちゃんがお兄ちゃんと一緒にいてくれる感じ」と目を細めていた。病気治療のために25年ぶりに北朝鮮から一時帰国することを許された兄・ソンホ(井浦さん)と、彼を日本で迎える妹・リエ(安藤さん)や家族たち、日本に残った友人らの再会を通し、時間と距離が引き裂いた“かぞく”の実像を浮き彫りにしていく。「監督の強い思いから生まれた作品なので、世界中の人に届いてほしい」(安藤さん)、「公開初日を迎えて、ようやく作品が完成しました。心に何かが残れば幸い」(井浦さん)。撮影初日は、2人が演じる兄妹の距離感が上手く掴めなかったと言い、ヨンヒ監督は「2週間の撮影は模索、模索の連続だった」とふり返った。それでも「サクラちゃんが『リエはずっとお兄ちゃんを見ていれば、いいんですよね』って言ってくれて、私自身も『そういう映画だよな』と思えるようになった」とヨンヒ監督。実際の演出も「のびのび演じてほしかったので、具体的な動きやしゃべり方の指示はせず、たくさん私の思い出話をしました。2人もそこからエキスを吸い取ってくれて、本当の兄妹になってくれた」とあくまで自然体だったのだとか。「決して規模の大きな作品ではないが、スタッフやキャスト、そして宣伝スタッフのみなさんなど初日を迎えるまでにたくさんの人たちの苦労があった。本当に頭が下がる思い」と思わず涙ぐむヨンヒ監督。それだけに「物語の背景にある問題を“分かる”に越したことはないですが、これは授業ではなくあくまで映画。だから、登場人物たちの怒りや悔しさといったものを“感じて”もらえれば」と挨拶にも熱がこもっていた。『かぞくのくに』は全国にて公開中。■関連作品:かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.
2012年08月06日在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、北朝鮮で暮らす家族を想って撮り上げた『かぞくのくに』。北朝鮮から家族が暮らす日本へ戻る兄ソンホを演じた井浦新が、ヨンヒ監督の想いに応えるために独自のアプローチでカメラの前に立ったメソッドを振り返るとともに、撮影中は「演じている人間は誰もいなかった」と本物の家族として生きたことを明かした。その他の写真『ディア・ピョンヤン』、『愛しきソナ』と一貫して自身の家族を見つめ続けるヨンヒ監督が、実体験を元に書き起こした初のフィクション。1970年代に帰国事業で北朝鮮へ渡った兄ソンホが治療のために日本へ再入国を果たすが、家族と過ごす束の間のひと時の中で、両国の間で揺れ動く人々の複雑な想いを描く。井浦にとっては無縁の題材だったが、ヨンヒ監督が熱い想いを記した手紙を読み、出演を快諾。「ヨンヒ監督は北朝鮮が題材の政治色が強い作品は俳優にとってリスクが高いと懸念されていましたが、僕はそういう基準で作品を選別したことはなく、どちらかといえばやりがいを感じるタイプ。その想いに応えたいという心境も伝えたくて監督にお会いしました」と初動時を回想する。本作は、実際、政治的メッセージは薄目で、家族の風景を切り取る演出がメイン。「どこにでもいる家族に起こる問題と、苦悩する様を淡々と描いています。日本の家族の原風景のようにも見えました」と井浦も普遍的な家族の姿だと説明する。事実、極めて私小説的な側面が強いため、「再現ドラマになることは避けたかった」と意識していたようだが、そこには初フィクションに挑戦するヨンヒ監督への優しい想いがあったようだ。「そこに収まってしまうことは、ヨンヒ監督にとって一番面白くないことだと思いました。ソンホはヨンヒ監督の3人の兄の集合体のような存在だそうですが、それを全部受け止めた上でいかに距離を離して、裏切っていくか。そのセッションを繰り返して、初めて互いに気が付くこともありました」。おかげで撮影現場では、本当に“家族”のような関係になったという。「フィクションの中で、僕たちは確かに“家族”として生きていました」と井浦も証言。演技を超えて生きた時間が、代えがたい経験になったようだ。「俳優には覚えた技術を力技でこなす局面もあるけれど、この作品は違いました。個々の言葉を自分の血肉に変え、絞り出して落ちる一滴をどれだけ生々しいものにするか。その作業が、どこにでもいそうな家族を表現するために必要なことでした。あの時、演じている人は誰もいなかった。それは本当に素敵な時間でした」。『かぞくのくに』8月4日(土)、テアトル新宿、109シネマズ川崎ほか全国順次ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月03日映画『かぞくのくに』のジャパン・プレミア試写会が7月12日(木)に都内で開催され、ヤン・ヨンヒ監督を始め、主演の安藤サクラに井浦新(ARATA改め)、この日のイベントのために来日したヤン・イクチュンが舞台挨拶に登壇した。また、本作のモントリオール国際映画祭への出品、韓国での劇場公開が正式に決定したことも発表された。ヨンヒ監督の実体験を基に製作された本作。かつての帰国事業で北朝鮮へと渡り、25年ぶりに日本へ一時帰国を果たした兄(井浦さん)と日本で暮らしてきた妹(安藤さん)。国家という巨大で理不尽な力により、離れ離れにならなくてはならなかった家族の姿を丁寧に、そして力強く描き出す。潤沢な予算もなく、決して明るいとは言えない政治的・歴史的な問題を孕んだ作品とあって、お客さんへのお披露目までこぎつけたことに一同は万感の思い。監督自身をモデルにした主人公を演じた安藤さんは「監督の思いに応えようと必死になってて…。監督がどうにかして伝えようと思っていた作品で、それがこうしてお披露目できて、今日が特別な日であることを実感してます」と言葉を絞り出した。井浦さんも真夏の15日間の撮影をふり返り「監督の思いをひしひしと受けながら、いい意味で監督の想像を裏切り、どう飛び越えていけるかと監督と戦い続けた15日間でした。ヨンヒ組という一つの組が、間違いなく家族になった日々だったと思います」と言葉に力を込める。主演・監督を務めた『息もできない』が日本でも話題を呼んだイクチュンさんは、本作で描かれる北朝鮮を巡る様々な問題について「私たち韓国人にとっても悩むべき歴史です。この映画が、美しい世界を作るためにみなさんと一緒に悩むきっかけになったら嬉しい」と思いを訴えた。帰国事業で実際に北朝鮮に渡った監督の3人の兄と日本に残った監督の体験に基づいてはいるが、監督は「私の実体験を超える作品になったと思います。というのは、兄と私の間にはどうしても遠慮があるんです。(安藤さんと井浦さんの)2人の演技を見て、もっとガツンと言い合いたいのに感情を押し殺している部分があったのかな?と思い知らされました」と2人の演技に称賛を送った。この日は映画上映後の舞台挨拶となったが、井浦さんは「この4人が揃うことはなかなかないので、聞きたいことや感想などがあればぜひ手を挙げて」と観客に呼びかけ。予定の時間を大幅に超え客席を巻き込んだトークセッションとなり、熱いやり取りが繰り広げられた。安藤さんは締めの挨拶で、監督が過去の2作のドキュメンタリー映画(『ディア・ピョンヤン』、『愛しのソナ』)で北朝鮮から入国禁止措置を受けていることに触れ、「さらにこの作品を作るのってすごい覚悟ですよね?監督の中でこの作品を作ることで何が変わったんですか?」と監督に質問。現在も家族が北朝鮮で生活をしている監督は「家族の話を撮れば撮るほど家族に会えなくなっているという矛盾があるんですが…」と複雑な思いを明かし、「正直、不安だし家族に申し訳ない気持ちもあるし(3作目の本作を撮ったことで)もっと心配になっています」と悲痛な思いを吐露。その上で「家族を守るためにもこの映画を通じて世界中のいろんな人にうちの家族を知ってもらえたら。“オフィシャル問題児”になる覚悟でいます。だからぜひこの映画をいろんな人に観てほしい。写真の人(=額入りの写真で飾られている北朝鮮の最高指導者)にも観てほしい!」と本作が世界中に広まることで少しでも状況が変化していくことへの期待を口にし、客席からは大きな拍手が沸き起こった。『かぞくのくに』は8月4日(土)より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開。■関連作品:かぞくのくに 2012年8月4日より東京・テアトル新宿、大阪・テアトル梅田ほか全国にて公開© 2011 Star Sands, Inc.
2012年07月13日恋をするときれいになるとよく言われますがなぜだか不思議ですよね。今回は恋と美に関する質問が届いたので、紹介します。恋をしていると女はきれいになるとよく言われますが、どうしてきれいになるのでしょうか?みなさんの場合はいかがですか?実際にきれいになったと言われた人も多いのではないでしょうか?平田雅子先生(私のクリニック目白)に伺ってみました。(以下、平田雅子先生)「きれいになるなんて気のせい!」と考える人が思いつく理由としては、お目当ての男性に好かれようと「お洒落するから」とか「言動に気を配るようになるから」といった所でしょうか。でも、実は科学的に説明可能な現象なんです。まずは恋愛初期について。快感の伝達物質である「ドーパミン」というホルモンが分泌されA-10神経を刺激するのですが、このホルモンは麻薬の成分とよく似ています。恋人と離れるのがつらいのは一種の禁断症状。またノルアドレナリンやPEAといったホルモンも多く分泌され、特にPEAはA-10神経に直接働きかけるために強烈な快感をもたらします。その快感により笑顔が飛躍的に増えますから、以前より明るく魅力的な女性に変身するのです。さらに感情が豊かになると情動をつかさどる視床下部も活発に働き始め、女性ホルモンである「エストロゲン」が分泌されます。エストロゲンが女性らしい肌やボディラインに変化させる働きを持つのはご存じの通り。これが「恋をするときれいになる」という由縁なの。次は恋愛後期について。大好きな人と「ずっと」相思相愛でいたいですよね。でも、いつか冷める時がやって来る…これにも科学的な理由があるの。恋愛初期は精神を沈静化させるセロトニンというホルモンが減少するため、相手の前に出るとドキドキしたりちょっと会えないだけで不安になったりします。しかし付き合いが長くなり相手と居る時にリラックスできるようになると、セロトニンが多く分泌され恋愛初期のドキドキを感じるホルモンが減ってしまうのです。「恋のホルモン」が減るのですから当然、相手にトキメキを感じなくなります。ちなみに…「相手をほかの異性に取られそう」等、不安を感じる状況だとセロトニンは減少したままとなり恋愛初期の状態を保ちつづけます。浮気性だったり冷たい態度の異性から逃れられない人が多いのはこのためです。(ビューティ&ダイエット編集部)【関連リンク】人には言えない女子の悩み相談【ビューティ&ダイエット】まつげパーマを長持ちさせる方法って?マリー先生の相談室【コラム】痩せている女性は彼に不満アリ?幸せ太りのメカニズム
2011年09月22日