10月14日(土) に京都文化博物館フィルムシアターにて、「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」が開幕した。映画祭のオープニング上映として、招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」のプログラムから、昨年急逝した大森一樹監督の自主映画時代の8ミリ作品を一挙上映し、かつて大森監督の助監督を務め、親交の深かった緒方明監督がアフタートークを実施。自主制作からキャリアをスタートさせ、独自のスタイルを確立した大森監督の足跡をあらためて振り返る機会となった。ゲストの緒方監督は、近年、大森監督と飲む機会が多かったことから、過去作の話を聞いているうちに、きちんと記録しなければと、2015年ごろからインタビューを行っていたとのこと。緒方明監督アフタートークより初期の作品に関しては、「衝動」に突き動かされて撮られた作品が多いそうで、「大森監督は、映画と合体しようとしていた。自分が映画そのものになろうとしていると感じた」と語った緒方監督。撮影現場でも「監督、何がやりたいんですか?」と聞かれた際には、「俺がやりたいことじゃないんだよ、映画がやりたいことをやってるんだ。それを探すのが仕事だと言っていた」というエピソードを披露した。また今回、上映されている8ミリ作品は、亡くなった大森監督の自宅から発見された8ミリフィルムをデジタル化したもの。この日上映された『死ぬにはまにあわない!』は、全編京都で撮影されており、かつて大森監督が通っていた京都府立医科大学もロケ地になっていることから、「50年前の京都の風景がクリアに映っていて、映画の記録性を感じた」と、今回の上映の意義を語った。「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」は、10月22日(日) まで開催中。会場ロビーでは、自主映画コンペティション「PFFアワード2023」の入選22作品のオリジナルポスター展を開催中だ。「PFFアワード2023」オリジ ナルポスター展<イベント情報>「ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023」10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館公式サイト:
2023年10月15日「東方神起」ユンホが「aespa」のカリナと共演したミュージックショートフィルム『NEXUS』(キム・ヒョンス監督)が、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)」が開催する「秋の国際短編映画祭」韓国特集プログラムにおいて特別上映されることになった。米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭となるSSFF & ASIAの「秋の国際短編映画祭」。映画祭会場の大きなスクリーンで上映されるのは初となるミュージックショートフィルム『NEXUS』は、ユンホの3rdミニアルバム「Reality Show」の発売と同時に公開されている作品。アルバムの楽曲を基に、現実と仮想空間を行き来できる近未来時代のメタバース世界「NEXUS」で巻き起こるノア(ユンホ)と、AIガイド・セラ(カリナ)の物語を、多数のミュージッビデオと広告を演出担当してきた監督キム・ヒョンスが映画的な世界観で演出した。キム・ヒョンス監督なお、10月20日(金)の上映回にはスペシャルMCとして、元「超新星」のソンモも登場する。『NEXUS』あらすじ2048年、高度情報化した社会とAIの発展によって、人間の生活は変化された。人と人が交流することは極めて珍しくなり、各自が望む姿をメタバース世界の中で行う。自宅に閉じこもって3年になるノア(ユンホ)。彼は生命維持のための最低限の時間を除いた全ての時間をネクサスの中で過ごしている。いつものようにネクサスを探検していた彼は仮想空間の中に閉じ込められてしまい、AIセラ(カリナ)に助けを求めるが、彼女からの答えは返ってこない。現実から抜け出して仮想空間に属したい人間と、その中から離れて人間になりたいAIセラ。ふたりの話を近未来の背景とメタバースで盛り込んだ。『NEXUS』は10月20日(金)18時40分~(上映+トーク)、10月21日(土)14時40分~(上映のみ)東京都写真美術館にて上映。「SSFF & ASIA 2023秋の国際短編映画祭」期日および会場<オンライン会場>オンライン・グランドシアター9月28日(木)~10月27日(金)オンラインサテライト会場:1.「DOOR」 シアター 期間同上2.ブリリア ショートショートシアター オンライン10月4日(水)~4週に渡りハロウィン特集<リアル会場>赤坂インターシティ コンファレンス 10月17日(火)東京都写真美術館ホール 10月19日(木)~22日(日)サテライト会場 :1.東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場(HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2023内上映)10月13日(金)~22日(日)2.シアターギルド代官山 10月16日(月)~18日(水)※プログラムにより上映開始時間が異なります。ウェブサイトにてご確認ください。(シネマカフェ編集部)
2023年10月12日10月14日(土) から22日(日) にかけて京都文化博物館で開催される『ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023』のプログラムおよび来場ゲストが発表された。今回はコンペティション「PFFアワード2023」の入選22作品に加え、招待作品部門「イカすぜ!70~80年代」の6企画20作品を一挙上映。PFF京都のオープニングを飾るのは、関西と縁の深い大森一樹監督特集。大森監督は、大阪で生まれ、兵庫県芦屋で高校時代、京都で大学時代を過ごし、大阪芸術大学芸術学部映像学科の学科長を務めるなど、関西を拠点に活躍を続け、多くの映画ファンに愛された。特集上映では、京都府立医科大学在学中に制作し、一躍その名を轟かせた『暗くなるまで待てない!』をはじめ、貴重な自主映画時代の8ミリ&16ミリの全9作品が3プログラムに分けて上映される。さらにトークゲストとして、かつて大森監督の助監督を務めた緒方明監督と、大森監督自主映画時代の主演俳優である南浮泰造が来場し、ここでしか聞けないとっておきのエピソードを披露する。またPFF京都会場だけの特典として、大森一樹監督最後のエッセイ集『映画監督はこれだから楽しいわが心の自叙伝』の限定特別先行発売が決定。神戸新聞に連載された「わが心の自叙伝」(24篇)と、過去の著作や雑誌への寄稿から選りすぐりの名文を収録した1冊で、今回上映される8ミリ&16ミリ作品のエピソードも収録される。さらに、京都芸術大学教授で『嵐電』監督の鈴木卓爾、神戸芸術工科大学で教鞭をとる『まく子』監督の鶴岡慧子、京都在住の経験をもつ『あみこ』監督の山中瑶子が登壇し、スペシャルトークを実施。また、京都芸術大学に在学中の『鳥籠』立花遼監督、大阪芸術大学&立命館大学出身で大阪在住の『ハーフタイム』張曜元監督など、PFFアワード入選監督11名が舞台挨拶を予定しており、総勢16名のゲストが映画祭を盛り上げる。<イベント情報>『ぴあフィルムフェスティバル in 京都2023』10月14日(土) ~22日(日) 京都文化博物館※月曜休館公式サイト:
2023年10月08日カットされたケーキの側面には、透明のフィルムが巻かれています。きれいにはがしたいところですが、手にクリームが付着したり、はがしたフィルムでテーブルが汚れてしまったりと、なかなかうまくはいかないものです。このような場面で役立つアイディアを、話題のInstagram投稿から紹介します。簡単ライフハックを多数投稿中のボム(bom_kosodate_lifehack)さんが紹介する方法を、ぜひ参考にしてみてください。フォーク1本あればOKボムさんが紹介しているのは、フォークを使って透明フィルムを巻き取る方法です。早速やり方を見ていきましょう。まずはケーキのどこにフィルムの端があるのか確認します。フォークを手に取り、フィルムの端部分を引っかけてください。後はフォークを回転させながら、フィルムをクルクルと巻き取っていくだけでOKです。この方法なら、フィルムを「外す」とともに「たたむ」作業も完了します。コンパクトにまとまったフィルムは、そっとフォークから取り外し、お皿の端に置いておけばよいでしょう。ボムさんによると、「クルクル楽しい」とのこと。子供でも簡単にできる裏技なので、外出中にケーキを食べるような場面でも安心して対応できそうです。クルクル回す向きは「内巻き」がおすすめボムさんが紹介している動画では、フォークに引っかけたフィルムを外巻きにクルクルしているため、クリームが付着した面が外に露出しています。回転させる向きを反対にすれば、クリーム付着面を中にして巻き取れるため、手や皿がさらに汚れにくくなるでしょう。フォークでフィルムを引っかけた後にクリーム付着面を内側へと巻き込むように作業するだけなので、決して難しくはありません。ボムさんは「隣で子供が早く食べたいといっていて、焦って外側に巻いてしまった」とのこと。おいしそうなケーキを前に気持ちが焦ってしまいがちですが、フィルムをはがす段階から、子供と一緒に楽しみながら挑戦できるといいですね。ボムさんが紹介している裏技に対して、コメント欄では「これだと手元も優雅でいい」「子供にも教えていきたい」といった声が寄せられています。どう対応すれば正解なのか、分かりにくいシーンだからこそ、身に付けておいて損はない裏技だといえそうです。「子供と一緒に練習してみる」という名目で、おいしいケーキを楽しんでみてはいかがでしょうか。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る ボム | 今すぐ役立つ子育てライフハック(@bom_kosodate_lifehack)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年10月07日名作映画『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』の公開30周年を記念し、スペシャルな上映プロジェクト「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット」を公開することが決定。メインビジュアルと上映内容が明らかになった。上映内容は、アカデミー賞受賞作品を含む名作揃いのラインアップ。上映プログラムは全4種類となっており、「ひつじのショーン」と「ウォレスとグルミット」両作品を一度の上映で楽しめる貴重な枠も登場する。1.『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』「ひつじのショーン」初の長編映画。牧場でのんびりと暮らす、いたずら好きのショーンと仲間たち。牧場主を眠らせ、バカンスを楽しむが、牧場主を乗せたトレーラーが大暴走!牧場主を探しに大都会へ旅立つが、そこには数々の危険が待ち受けていた――。2.『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』ショーンが暮らす片田舎の牧場に、ある日突然、UFOがやって来る。物を浮遊させる超能力を持ったルーラが降り立ち、ショーンたちと仲良くなるが…。3.「ウォレスとグルミット」傑作選『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』シリーズ1作目『ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー』、家に下宿人としてペンギンを迎える『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』、ショーンのスクリーン・デビュー作『ウォレスとグルミット 危機一髪!』を日本語字幕版で上映。4.『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』新しくパン屋を始めたウォレスとグルミットに、「連続パン屋殺人事件」の犯人の魔の手が迫る『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』と、仲間とクリスマスの準備中に一騒動が起こる『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~ 劇場公開版』。なお、本企画のムビチケは数量限定で販売中。映画前売券付きブロマイド(全3種類)は、11月1日(水)12時より販売スタートとなる。メインビジュアルは、アードマン・アニメーションズの2大人気キャラクター、「ひつじのショーン」「ウォレスとグルミット」に登場するキャラクターが集合。思いのままに映画館で上映を楽しんでいる様子が印象的だ。ほかにも、「ウォレスとグルミット」オーケストラコンサートの開催が決定。本日よりチケット一般発売も行われている。「ひつじのショーン ムービー・フェスティバル with ウォレスとグルミット」は12月15日(金)より全国にて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年10月06日納豆は、ご飯にのせたり料理に使ったりと食卓に欠かせない食品です。食べるとおいしい納豆ですが、ネバネバが手に付くのは苦手という人は多いかもしれません。納豆のパックからフィルムを剥がす時は、なるべくネバネバが気にならないようにしたいものです。Instagramで暮らしに役立つ手抜き掃除術を配信している、あさひ(asahi_simplelife)さんが、フォロワーからおすすめされた納豆のフィルムの剥がし方4つを比べています。その1.パックに穴を開けてフィルムを取り出すまずは、パックの横に穴を開けてフィルムを取り出す方法です。箸を一本準備します。フィルムの上から箸を当て、パックの横方向に向けて突き刺しましょう。この時、パックの下ではなく上のほうに穴を開けると、タレを入れた時に穴からこぼれる心配がありません。パックに開けた穴は、このような見た目です。そのまま、穴から出ているフィルムを引っ張って剥がしましょう。後は、フィルムにくっついているネバネバの糸を切るだけです。その2.箸でフィルムを巻き取る次に、箸でフィルムを巻き取る方法を試してみましょう。まず、箸を2本用意します。パックを開けて、フィルムの上から箸をそろえて立てましょう。そのまま反時計回りに箸をくるくる回して、フィルムを巻き取ります。巻き取ったフィルムを納豆からふたに置けば、手が汚れません。その3.ふたを閉めて隙間からフィルムを抜き取る3つめは、ふたを閉めた納豆のパックからフィルムを引っ張り出す方法です。ふたを開けて、フィルムの端をパックの外に出します。ふたを閉めたら手で押さえ、パックから出たフィルムを引っ張りましょう。そのままフィルムを引っ張ると、納豆からフィルムを剥がせます。この方法は、フィルムに少し納豆が残ってしまうかもしれません。その4.フィルムを持ってふたのほうに引っ張り上げる最後は、フィルムを持ってパックのふたのほうに引っ張り上げる方法です。納豆パックのふたを開けて、フィルムの上の両端を持ちましょう。そのままパックのふた部分に、フィルムを引っ張り上げるだけです。これもフィルムを引っ張る時に、納豆が付いてくることがあります。どれもネバネバが手に付くことなくフィルムが取れますが、3と4の方法ではフィルムに納豆が残ってしまうことがあるかもしれません。どの方法も手軽にできるということが魅力です。どの方法が一番よかったでしょうか。4つの方法を比べながら、自分に合う納豆フィルムの取り方を見つけてみてください。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る あさひ | 1分でマネできる手抜き掃除術(@asahi_simplelife)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年10月06日第45回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)のメインイベントで、新人監督の登竜門として名高い自主映画のコンペティション「PFFアワード2023」表彰式が9月22日、都内で行われ、中野晃太監督の『リテイク』がグランプリを受賞。髙田恭輔監督による『ふれる』が準グランプリに輝いた。PFFは新しい才能の発見と育成、新しい映画の環境づくりをテーマに1977年にスタートした自主映画のコンペティションをメインプログラムとした映画祭。第45回を迎える今年は、PFF アワードに557本の応募があり、22作品が入選。最終審査員として、石井裕也(映画監督)、石川慶(映画監督)、岸田奈美(作家)、國實瑞惠(プロデューサー)、五月女ケイ子(イラストレーター)が審査にあたった。グランプリを受賞した『リテイク』は、自主映画の撮影現場を舞台に、さまざまな人間模様が入り乱れる群像劇。巧みな劇中映画の使い方が、観客を翻ろうしていくユニークな内容だ。出演者とともに登壇した中野監督は、「信じられないという思い」と喜びの声。高校で映像を教えている経験が、作品に反映されているといい「僕自身が『頑張らなきゃな』と触発された」と振り返った。また、撮影中はキャストとの対話を通して、脚本が変わったこともあったそうで、一丸となった現場に感謝を示していた。プレゼンターを務めた石井監督は、「映画との戯れ方というものが、とても面白かったです。それと時間と青春との戯れ、それらが不思議な魅力につながったのかなと。その面白さがずっと続いていき、次はどうなるのかなというドキドキワクワクしながら、最後まで観ることができました」と評し、「虚実入り乱れる物語構造の面白さもさることながら、一番のポイントは、俳優の躍動が魅力的だったということ。プロが狙ってもできない配役とバランス、そういう奇跡も自主映画の魅力なのかなと思い、僕がこの作品を推しました」と選考理由を説明していた。なお、グランプリを受賞した『リテイク』は、10月23日から開催される「第36回東京国際映画祭」にて特別上映される。第45回を迎えた今年は、コンペティション「PFFアワード2023」をはじめ、招待作品部門では、今年から新たにスタートする企画(2028年の第50回に向けた5年連続企画)の第1弾「イカすぜ!70~80年代」や、27年ぶりにPFFに帰還したフランスの名匠、アルノー・デプレシャン監督特集、ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」など、映画祭でしか観ることのできない上映企画、映画講座が開かれた。<グランプリ>『リテイク』監督:中野晃太<準グランプリ>『ふれる』監督:髙田恭輔<審査員特別賞>『うらぼんえ』監督:寺西 涼『鳥籠』監督:立花 遼『リバーシブル/リバーシブル』監督:石田忍道<エンタテインメント賞(ホリプロ賞)>『完璧な若い女性』監督:渡邉龍平<映画ファン賞(ぴあニスト賞)>『じゃ、また。』監督:石川泰地<観客賞>『移動する記憶装置展』監督:たかはしそうた<入選作22作品>※作品名50音順。敬称略。年齢は応募時のもの。『移動する記憶装置展』監督:たかはしそうた(31歳/東京藝術大学 大学院映像研究科映画専攻)『うらぼんえ』監督:寺西 涼(27歳/フリーター)『鳥籠』監督:立花 遼(21歳/京都芸術大学 芸術学部)『完璧な若い女性』監督:渡邉龍平(22歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『こころざしと東京の街』監督:鈴木凜太郎(21歳/東京工芸大学 芸術学部)『サッドカラー』監督:髙橋栄一(33歳/フリーランス)『じゃ、また。』監督:石川泰地(27歳/フリーター)『Sewing Love』監督:許 願(27歳/多摩美術大学 グラフィックデザイン学科)『ただいまはいまだ』監督:劉 舸(28歳/会社員)『ちょっと吐くね』監督:大野世愛(22歳/会社員)『逃避』監督:山口真凜(22歳/フリーランス)『肉にまつわる日常の話』監督:石川真衣(22歳/名古屋学芸大学 メディア造形学部)『ParkingArea』監督:増山 透(29歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科 助教)『ハーフタイム』監督:張 曜元(33歳/東京藝術大学 大学院映像研究科 博士課程)『不在の出来事』監督:川口淳也(29歳/フリーランス)『Flip-Up Tonic』監督:和久井 亮(22歳/東京大学 教養学部)『ふれる』監督:髙田恭輔(21歳/日本大学 芸術学部)『ホモ・アミークス』監督:馬渕ありさ(27歳/自営業)『また来週』監督:ハインズ麻里子(21歳/早稲田大学 文化構想学部)『USE BY YOUTH』監督:高木万瑠(20歳/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『リテイク』監督:中野晃太(35歳/NPO職員)『リバーシブル/リバーシブル』監督:石田忍道(34歳/映像作家・障がい福祉従事者)【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)【企画紹介】<コンペティション部門>(1) PFFアワード2023<招待作品部門>(2) イカすぜ!70~80年代・大森一樹再発見・斎藤久志再発見・日比野幸子プロデューサー再発見・山中瑶子『あみこ』への道・塩田明彦監督がみつめる相米慎二の少年少女・アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る・驚異のデビュー作・『陽炎座』4Kデジタル完全修復版ワールドプレミア上映(3) アルノー・デプレシャン監督特集(4) ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」(5) 特別企画・生誕120年 小津安二郎が愛したふたり・20代監督の衝撃作!(6) 第29回PFFスカラシップ作品『恋脳(れんのう)Experiment』(岡田詩歌監督)【関連リンク】PFF公式サイト()「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト()
2023年09月22日養老鉄道では、2023年10月28日(土)に、個人でお持ちの系統板(ヘッドマーク)を取り付けて車両撮影を実施できる「系統板フェスティバル」を実施します。なお、系統板を個人でお持ちでない方も車両撮影に参加いただける形式にて実施いたします。また、当日は当社が保有する系統板の販売会も実施いたします。詳細は下記のとおりです。1.日時2023年10月28日(土)10時20分~15時00分まで(詳細スケジュールは別添の通り)2.場所西大垣駅構内 大垣車庫 ※受付は西大垣駅前3.募集人員系統板持参ありの方 先着10名系統板持参なしの方 先着30名 合計40名4.募集期間2023年9月23日(土)~10月19日(木)5.応募方法当社公式通信販売サイト「西美濃ショッピング」からお申込み6.参加費系統板持参ありの方 5,000円(系統板掲出料、お弁当代、イベント費)系統板持参なしの方 3,000円(お弁当代、イベント費)7.イベント内容○系統板掲出・撮影持参いただく系統板はお1人4枚までとし、お1人の持ち時間20分にて順番に車両に取り付けて撮影を実施していただきます。時間配分は、4枚持参の場合は1枚あたり5分、3枚以下の場合は要相談なお、系統板を持参いただいたご本人以外の参加者の方も撮影可能として実施させていただきます。○系統板販売当社が保有している系統板を価格設定のうえ、抽選方式にて販売します。販売する系統板は20種類の予定です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月21日今年で45回目となる映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が現在国立映画アーカイブにて開催中。映画祭2日目となる9月10日、招待部門メイン特集「イカすぜ!70~80年代」では「大森一樹監督再発見」と題した特集上映で大森監督の自主映画作品が一挙上映され、大森監督の熱狂的な大ファンである緒方明監督をゲストに迎えたトークイベントが行われた。映画上映後、ステージに登壇した緒方監督は「(初期作品は)50年近く前の映画なのでビックリですよね。今日改めて観てみて、最近のフィルムのスキャン技術の向上にビックリしています。実は大森さんの自宅の地下には、DVDが何千本もあるような有名な書斎があるんですけど、亡くなられた後にそこを掃除したら、原版が出てきたんです。これはPFFと一緒に上映会をやるべきだと思い、現像所でスキャン、修復作業を行ったんですけど、本当にキレイになっていましたね」としみじみ。大森監督の父親は、著名な放射線科医だったことでも知られる。そのため家には父親の8ミリカメラが早くからあり、それをおもちゃ代わりに遊んでいたという少年時代だった。中学生の頃にはそのカメラを持って、当時、神戸で行われていた『007は二度死ぬ』のロケ現場を撮影しに行ったという、まさに映画の申し子ともいうべきエピソードもある。ただし初期の8ミリフィルムは技術的に音を入れられるものではなかったため、くしくも大森監督の初期作品は、映画の歴史同様、サイレント映画からスタートすることになった。「今ならビデオやスマホで撮影すると、映像と同時に音が入っているのが当たり前ですよね。でも大森さんが常々話していたのは、映画の原風景というのはサイレント映画なんだということ。サイレント映画というのは、見たこともないお芝居を、動きだけで見せるもの。それが映画の原風景であると言っていましたね」(緒方監督)。とにかく映画が大好きで、映画のことばかり考えていたという大森監督。「コロナになってからは、なかなか会えなくなっていましたけど、最後まで『スター・ウォーズ』のTシャツを着ているような人でした。それと一回、神戸フィルムコッミションの誘いで、韓国のロケ地を、向こうの映画人と一緒にまわって、交流するという機会があって。その行程で最後にお土産タイムを作ってもらったんですけど、大森さんはDVDとTシャツしか買わないんですよね。そういうのがいまだに好きだった方なんですよね」と緒方監督が振り返ると、聞き手のモルモット吉田氏も「僕らが学生の頃も、大阪でビデオのセールとかがあると、映画ファンに紛れて大森監督が必ずいましたからね」と証言。映画好きだった大森監督らしいエピソードの数々に、会場はドッと沸いた。かつて大森監督の作品で助監督についた経験があったことや、住まいが近所だったということもあり、近年は一緒に酒を飲む機会も多かったという緒方監督。そこで大森監督の過去作の話を聞いていくうちに、これはしっかりと記録しなければと思うようになったという。「後々は書籍化できればいいねということで、2015〜16年ごろから、インタビューとして何時間にもわたって聞くようになりました。その一部は、先日亡くなられた時に(執筆依頼があった)雑誌の『映画芸術』に載せています。ただ結局は最後まで聞くことができなかったのが残念なんですが、2002〜03年あたりの作品までのインタビューだけでも膨大な量があるんで。大森さんの(映画監督としての)栄枯盛衰を網羅したい」と意気込む。「大森さんは本当にあこがれだった」と語る緒方監督は、「80年代、90年代までは日本を代表する四番バッターとして活躍してきた方。そこからはご自身でもおっしゃってましたが、少しずつ時代と合わなくなってしまい、失速していくわけです。流行監督というのはそういう宿命があるのかもしれませんが。大森一樹とは映画史的になんだったのかというのを今は調べているところです」と語る。文芸作品からアイドル映画、コメディ、ファンタジー、果てはゴジラ映画まで、大森監督が手掛けたジャンルは幅広く、しばしば職人監督として見なされることも多い。「普通、自主映画から出てきた人って大林宣彦さんや石井(岳龍)さん、森田芳光さんもそうですが、匿名の職人性よりも、自らの作家性を大事にする人が多いと思うんです。でも大森さんはある時期からそれを全部辞めるんです。今日上映された『暗くなるまで待てない!』や『夏子と長いお別れ』などは作家性の強い作品ですが、作家性が出ているのは翌年の(村上春樹の原作を映画化した1978年の)『風の歌を聴け』までですね。あの作品はものすごく作家性の強い作品だったんですが、その次からはそれを捨てて、吉川晃司のアイドル映画。プログラムピクチャーをつくるようになった」(緒方監督)。だがそうした資質こそが、映像作家としての大森監督のユニークな立ち位置を指し示している。「インタビューをしていて面白いなと思ったのが、『風の歌を聴け』という映画は今観ても自分の才能に満ちあふれていると思うけど、映画を才能で作ってはダメだと言うんですね。俺が俺が、の人ではないわけです。ショットを決めるのは俺ではなく、映画が決めているんだと。非常に娯楽映画というか、撮影所育ちの監督に近いというか。ある意味で中島貞夫さんのような、そういう映画監督だった。そこが面白くて、僕も影響を受けてますね」(緒方監督)。しかしそうは言いながらも、作品から作家性や趣味性が強く匂い立つのが大森監督らしさだとも言える。緒方監督が「まるでタランティーノのよう」と指摘するように、自分が大好きだった映画のエッセンスを貪欲に自作に取り込み、その愛情を高らかに謳いあげる姿勢。さらには「(自主制作時代の代表作と名高い)『暗くなるまで待てない!』がいいのが、哀しみがあるところなんですよ。黄昏の感覚というのかな。青春の終わり、遊びの時間は長く続かない。だから今は戯れるんだというところがあって。藤田敏八の映画やロベール・アンリコの『冒険者たち』に通じるものがある」と緒方監督が切り出しつつ、「あの映画を作っていた当時の気分としては、その時が大学を留年していた時期だったということもあって。こんなことをやってられるのは今だけだという意識がすごくあったと言ってましたね。ゆくゆくは大学に戻って、まじめに勉強しないといけない。どこかで終わってしまうという切なさや哀しみを抱えた中でつくったものなので、全体的に哀しみが出たんじゃないかと本人は分析してましたね」と指摘する。会場には大森監督と同世代を生きたであろうシニア層のみならず、大森作品に初めて触れたと思われる若者層も多数来場。緒方監督と聞き手・モルモット吉田氏による豊富な知識と愛情に裏打ちされたトークは興味深い内容の連続で、会場の観客も熱心に耳を傾けていた。本特集は、9月20日13時にも実施予定。上映作品は、新藤兼人が自身と妻・乙羽信子の人生を綴った脚本を、大森監督、斉藤由貴主演で描き出したテレビドラマ『女優時代』をスクリーンで上映。そして90年代後半から低迷期に入った大森監督が、21世紀に入って起死回生の出来でその健在ぶりを見せつけたサスペンス映画『悲しき天使』を2本立てで上映する。「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト()【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土)※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日)※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
2023年09月12日現在開催中の「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」とピーター・バラカンとのコラボ企画「ブラック&ブラック」にて、ソウル・ミュージックファン必見のドキュメンタリー『ワッツタックス』が19日(火)と20日(水)に上映される。これに先立ち、本作の大ファンであるハマ・オカモト、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬から絶賛コメントが到着した。「ブラック&ブラック」はピーター・バラカンが毎年ブラック・ミュージックにまつわる音楽映画を紹介してきた、PFF招待作品部門の人気プログラムのひとつ。今年上映される『ワッツタックス』は、“黒いウッドストック”と呼ばれた1972年の伝説的フェスを記録したドキュメンタリー。1965年、L.A.で起きた「ワッツ暴動」から7年を記念して、ソウル音楽のレコードレーベル、スタックス・レコードが企画したこのチャリティー・コンサートには、アイザック・ヘイズ、ステイプル・シンガーズ、ルーファス・トーマスなど当時の人気アーティストたちが大集結する。今回の上映では、音楽ファンから賞賛された1989年日本公開当時の石田泰子氏による字幕を、さらにブラッシュアップして上映。また、19日(火)はピーター・バラカン氏によるトーク、20日(水)は土屋和代氏(東京大学教授)による解説つきだ。■ハマ・オカモト(OKAMOTO’S) コメント18歳だったとある夜、音楽仲間たちとこの映画を観た。当時は純粋で単純な"かっこいい〜!"という印象だったが、その後の人生のターニングポイントで観るたびにその印象を変えた。あの時代に催した意味と重み、そして凄み。見返すたびに"かっこいい"が更新される説得力。音楽を好きでいること、音楽で表現すること、音楽を通じて人間同士が心を通わせること。それをありありと捉えたこの作品が、多くの人の記憶に残りますように。ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)■中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)コメントワッツ暴動から7年を記念して、1972年8月にLAメモリアルコロシアムで開催された、野外フェスの歴史的記録映画。ステイプル・シンガーズやルーファス・トーマス、アイザック・ヘイズ等、スタックス所属アーティスト達の圧倒的ライヴ映像もさることながら、10万人以上集まった、老若男女の黒人達の生気に満ちた表情と声自体がこの映画のメッセージである。開会時のジェシー・ジャクソンの「I Am Somebody(私はひとかどの人間である)」宣言、教会で撮影されたエモーションズの「Peace Be Still」に胸熱。Respect Yourself!中川敬(ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン)第45回ぴあフィルムフェスティバル2023『ワッツタックス』■日時①2023年9月19日(火)19:00上映後ピーター・バラカン氏によるトーク②2023年9月20日(水)18:30上映後土屋和代氏(東京大学教授)解説「ワッツ地区の歴史とアートについて」■会場国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)●チケット販売中詳細はぴあフィルムフェスティバルの 公式サイト() にて掲載
2023年09月12日今年で45回目を数える映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」が9月9日に国立映画アーカイブにて開幕。招待作品部門のメイン特集「イカすぜ!70~80年代」では初日、「山中瑶子監督『あみこ』への道」と題した特集上映が開催され、『あみこ』と『おやすみ、また向こう岸で』の2本立て上映後に山中監督と古川琴音が登壇した。PFFは、自主映画を対象とした日本初の本格的なコンペティション「PFFアワード」をメインプログラムとした映画祭。招待作品部門では、「イカすぜ!70~80年代」のほか、27年ぶりにPFFに帰ってくるフランスの名匠、アルノー・デプレシャン監督特集など、映画祭でしか観ることのできない上映企画、映画講座を予定している。「山中瑶子監督『あみこ』への道」では、『ホーリー・マウンテン』(1973年/監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)、『ポゼッション』(1980年/監督:アンジェイ・ズラウスキー)、『あみこ』(2017年/監督:山中瑶子)、『おやすみ、また向こう岸で』(2019年/監督:山中瑶子)の4本が上映された。『おやすみ、また向こう岸で』は、2019年に放送された山中監督初のテレビ作品。山中監督をはじめ、三浦透子、中尾暢樹、そして古川と全員が同学年だ。その理由について「『あみこ』の時からそうでしたけど、なるべく若い人たちで。同じ時代を肌で感じているような、若い座組でやりたいと思っていました」と説明する山中監督。そして「みんなどこかおぼつかなくて。フレッシュでしたね」と続けた古川も、「あの時は事務所に入って1年経ったくらいで、お芝居を始めたばかりの頃。当時は監督のことを大先輩だと思っていたんですけど、今回パンフレットを見返してみたら2017年の『あみこ』が初監督作だったということで。ということは、ほとんど同じキャリアなんだとビックリしました」と笑いながら振り返った。大学時代は映像身体学科で学び、英語劇のサークルで活動していたという古川。「やはり大学というのは、自分の学びたいことを学ぶ場だと思って。当時、自分がやりたいことは人前に立ちたいということだったんで、将来のことをほとんど考えずにその映像身体学科に入ったんですけど、お恥ずかしいことにその時はほとんど映画を観てなくて。この仕事を始めるまでにただひたすら部活とサークルで舞台に立っているのが好きだったんです。だから就活の時にお芝居を仕事にしてみようと思ったんですけど、でも舞台のお芝居しかしたことがなかったから、映像のお芝居をやってみたいと思ったんです」と振り返った。そこから「映画のお芝居ってなんだろう?」と考えていたという古川だが、その時に満島ひかり主演、越川道夫監督の映画『海辺の生と死』が上映されていたことを知り、それを観ることにしたという。「その映画には満島さんが裸になって身を清めるシーンがあって、その時に月に照らされた顔がアップになるシーンがあったんですけど、それが本当にキレイで鳥肌が立って。舞台というのはお客さんに想像してもらったり、自分で想像しながら演じるものですけど、映像ってそれがちゃんと残るんだなというのが新鮮で。わたしもその中に入りたいと思って。ちょうどその映画を製作していたのが(現在、古川が所属する芸能事務所の)ユマニテだったので、応募して入りました」と明かす。一方の山中監督が映画の道を志そうとしたきっかけは、この日上映されたアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『ホーリーマウンテン』。それまで漠然と映画を観ていたという山中監督が、その背後にいる“つくり手”の存在を強烈に認識するきっかけになった作品だったという。その言葉を聞いた古川も「分かる気がします」と深くうなずくと、「この仕事を始めてみて分かったのが、カメラの後ろにこんなにも人がいるんだということ。ある意味、舞台と一緒だなと思って。やはり観ている人がいないと、どこに向けて芝居をしたらいいのか分からないんです」と明かす。自主制作の『あみこ』の時は少人数のスタッフで、手の届く範囲でものづくりをしていたという山中監督だが、商業作品を任されるようになるとスタッフの数もおのずと増えていくようになった。「ある意味のコントロール不可みたいな感じが生まれているんですけど、でも編集でつないでみると自分のものになっているのが不思議なんですよね」と笑う山中監督は、「そもそも脚本も、まずは無意識の状態で最後まで書くんですけど、その後からこことここがつながっているかも、というような構造的な何かを見いだせたりするんです。意外と自分で分かっていなかったことをスタッフさんが、こことここはつながりがあって、こういう意味になっているんですよねと聞いてくれたりして。そういう意味ではひとりでやっていた時よりも映画の奥行きだったり、多面的な視点が入ってきてはいます」と変化を感じているようだった。ただし撮影前からすべてを完璧に構築してそれを伝えることはなるべく避けたいという思いがあるという。「やはりスタッフの皆さんは、ここはどういう意味なのかと、その意図を知りたがっているんですけど、ここはこういう意味なんです、と言い切ることによって取りこぼすことも大きいから。わたしは具体的には言わずに、ニコニコして煙に巻いたりします。分かってないことを分かったふりして言ったとしても、それが良くなった試しがないので」と語る山中監督の言葉に、「確かに監督から演出が入る時にハッキリ言われるよりも、監督ですら言葉にならないようなものを、わたしも分かりたいと思いながらやった時の方がゾクゾクしますし、自分のキャパシティーを越えるというか。目に見えないことができたら最高だなと思いますし、(過去にも)そういう経験があったなと思います」と山中監督の考えに共鳴している様子だった。今回、上映された『おやすみ、また向こう岸で』のアイデアのきっかけは「最初は女2、男1のバカンス映画をつくりたいと思ったんですけど、それがうまくいかなくて。最初は三角関係の、すごい異性愛主義的な別な脚本を書いていたんですけど、何かのまねをしているような気がしてピンとこなかった。それで撮影の一週間前にひっくり返して書き直しました。それはロケ地とキャストが一緒だったから許されたことですけどね」と明かした山中監督。「映画づくりは大変なことが多いですけど、でもわたしは比較的自由にやらせていただいていると思います。最近は『あみこ』を観てくださった、ちょっと年上の当時の若者がプロデューサーになったりして、声をかけたりしてくださっているので、そういう若い世代で、違う風を吹かせたら」と意気込む。そして「山中監督は大好きな監督です」と語る古川も、「それこそ自分の力を自然と引き出してくれる監督なので。さっきも言った通り、この監督の考えていることをもっと知りたいと思ったり、自分もその頭の中の一部になりたいと思うような、そういう気持ちを役者に起こさせてくれる監督なので。その若い力に加わらせていただけたらと思っています。ついていきます!」とラブコール。山中監督も「すでに加わっていただいています」と感激した様子を見せた。「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト()【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土)※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日)※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
2023年09月12日映画祭『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』が9日(土)から東京の国立映画アーカイブで開催される。1970年代から始まった本映画祭も今年で45回目。記念すべき50回が視界に入ってきたこのタイミングで、超大型企画がスタートする。「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」は世界最大級の自主映画のコンペティション“PFFアワード”をメインプログラムにしている映画祭。全国から集まった自主映画を上映するだけでなく、名監督の作品や、観る機会の少ない名作、上映と講演を組み合わせたプログラムなど独自の企画で映画ファンの信頼を集めている。そんなPFFが50回目の開催まで連続して開催する超大型企画が、今年スタートする“イカすぜ!70~80年代”だ。このプログラムでは、PFFがスタートした1970年代から現代までを毎年10年区切りで扱い、自主映画のみならず当時の傑作の数々を上映し、時代を、歴史を体感する企画だ。50回を迎えるタイミングで何か大きな企画をやりたかった本映画祭のディレクターを務める荒木啓子氏は「50回を迎えるタイミングで何か大きな企画をやりたいとずっと思っていました」と語る。「そんなタイミングで、大森一樹監督、斎藤久志監督、日比野幸子プロデューサーが亡くなられました。追悼上映、という考え方もあるのかもしれないですが、いまは大森監督の映画を観たければ配信でいくらでも観ることができます。斎藤久志監督日比野幸子プロデューサーでも、その作品がつくられた1970年代や80年代の別の作品を一緒に観る人は少ない。“同時代の作品を横断して観る”経験をするのはいま非常に難しくなってきている。だからこそ、時代で区切って、同時代の複数の作品を同時に観る機会は映画祭にしかつくれないと思いました。今年からはじめて、来年は“80-90年代”と続いていって、PFFが50回目を迎える2028年に“これからは映画の新しい時代です”と言えれば、と思っています。8ミリの登場を考えると、自主映画もすでに70年ぐらいの歴史があるので、このタイミングで振り返っておく必要があるとも思いました」荒木ディレクターが語る通り、この企画はあえて複数のプログラムや企画が同時に開催され、それらを横断して観ることで発見や楽しさが増幅される内容だ。中でも、先ごろこの世を去った大森一樹監督の自主映画時代の作品は、いまの若い観客にも驚きをもって迎え入れられるだろう。とにかく若い監督たちにはたくさん映画を観てもらいたい「PFFにとって大森一樹監督はとても重要な存在。当時、大森一樹と森田芳光がいたことで、自主映画の未来が拓けたと多くの人が実感したと思います。だからこそ、大森監督が亡くなったタイミングでPFFができることは、大森監督の自主映画を上映することだと思いました。PFFは長年にわたって『8ミリ映画が消えてはならない』という想いで8ミリの作品をデジタル化してきたので、その成果を観ていただきたいという試みでもあります。〈大森一樹監督再発見〉より『革命狂時代』(大森一樹監督/8ミリ)〈大森一樹監督再発見〉より『明日に向って走れない!』(大森一樹監督/8ミリ)大森監督の8ミリ時代の作品を観ていただくと、彼がどれだけアメリカ映画が好きで、どれだけアメリカ映画みたいなものをつくろうとしていたのかがよくわかると思うんです。それは今回上映する小津安二郎監督も同じなんですよね。小津安二郎もアメリカ映画を愛して、アメリカ映画みたいなものをつくろうとしていた。好きな映画を真似したい、自分がカッコいいと思う映画をつくりたいという経験を若い監督たちにもしてもらいたいんです」〈斎藤久志再発見〉より『うしろあたま』(斎藤久志監督/8ミリ)PFFのプログラムの最大の特徴は、来場者はもちろん、PFFアワードに入選した若い監督たちにも観てもらいたい内容になっていることだ。「映画監督はたくさんの映画を観ることで磨きがかかる、というテーマがこの映画祭には常にあります。語られ続ける映画監督はとにかくたくさんの映画を観ているし、どれだけ映画を観てもそこで得たものを自分の映画に転化することができる。真似を恐れず、影響を恐れず、とにかく過去のアイデアを盗もう。このことはずっと言い続けていきたいと思っています。〈日比野幸子プロデューサー再発見〉より『風櫃(フンクイ)の少年』(侯 孝賢監督)映画だけでなく、絵画でも音楽でも、創作者は本当にいろんなものを観ている。いまは配信もあって、苦労せずにこれだけたくさんの映画を観られるので、とにかく若い監督たちにはたくさん映画を観てもらいたいんです」もし時間が許せば、映画祭の期間中、複数のプログラムに足を運ぶことをおすすめする。ひとつの作品だけでなく、同じ時期に製作・公開された映画も観ることで初めて見えてくるものがある。新たな視点が浮かび上がってくる。映画館では体験できない“映画祭ならでは”の驚きと発見を味わってほしい。『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』9月9日(土)~23日(土) 東京・国立映画アーカイブ10月14日(土)~22日(日) 京都文化博物館※月曜休館公式サイト()【招待部門】“イカすぜ!70~80年代”()
2023年09月08日9月9日(土)より開幕する「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」の新企画「イカすぜ!70~80年代」特集上映を記念して、人気イラストレーター・chao!が描き下ろしたレトロポップなイラストが到着した。ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、自主映画を対象とした日本初の本格的なコンペティション「PFFアワード」をメインプログラムとした映画祭。招待作品部門では、メイン特集「イカすぜ!70~80年代」や、27年ぶりにPFFに帰ってくるフランスの名匠、アルノー・デプレシャン監督特集など、映画祭でしか観ることのできない上映企画、映画講座を予定している。今年で第45回を迎えるPFFは、 2028年の第50回に向け新企画「イカすぜ!70~80年代」をスタート。PFFが誕生した1970年代から毎年10年区切りで、自主映画のみならず、当時の傑作の数々を上映する。第1弾となる今回は1970年代から80年代にかけて発表された自主映画から商業映画までをラインナップ。昨年11月に逝去した大森一樹監督を偲ぶ≪大森一樹監督再発見≫では、斉藤由貴の主演作『女優時代』を16ミリフィルムで、高岡早紀の主演作『悲しき天使』を35mmフィルムで上映するなど、当時の雰囲気を存分に味わえる特集となっている。また、東京にて大森監督作の追悼上映という形で企画上映を実施するのは初めてとなる。そしてこの度、人気イラストレーター・chao!が描き下ろしたレトロポップなイラストが到着。当時流行ったファッションを着こなすキュートな女の子と男の子は、80年代に大森一樹監督作品でブレイクした斉藤由貴氏と吉川晃司氏をイメージしたもので、本イラストは限定ポストカードとして、映画祭上映会場ほかで配布される予定だ。また、≪大森一樹監督再発見≫特集内で上映する『女優時代』(1988年)で宝塚から映画女優へ転身し、成長していく乙羽信子の半生を演じた斉藤由貴より、本特集に対しての応援コメントが到着。斉藤は、大森一樹監督作『恋する女たち』(1986年)、『トットチャンネル』(1987年)に主演するなど共に作品を作り上げてきた盟友ともいえる存在だが、大森監督やこの度上映する『女優時代』について、「大森監督と映画以外の場所でお仕事するのは、この『女優時代』が初めてでした」「乙羽信子という女優の生き様を、稚拙ながら精一杯、演じました。文字通り、古き良き時代を、ペーソスやセンチメンタルを楽しんでいただける作品だと思います」とコメントを寄せている。さらに、大森一樹監督作『風の歌を聴け』(1981年)で商業デビュー、その後、多くの大森監督作品に出演し親交の深い女優の室井滋氏からは「監督が大切にされた“初心”を再発見できたら」と、本特集への期待が寄せられた。【コメント全文】■斉藤由貴(女優)大森監督と映画以外の場所でお仕事するのは、この『女優時代』が初めてでした。映画の監督とテレビドラマの監督、向き合い方や空気感とか、何か違うのだろうか?と思いましたが、少なくとも私には、自分らしく楽しんで作品を作るという大森監督独特の気楽さと自由さは、映画とテレビという畑の違いはあれど、そのままのように感じました。いつも飄々としてて、軽い感じなのに目は笑っていない(笑)。そんな大森監督が撮った、乙羽信子という女優の生き様を、稚拙ながら精一杯、演じました。文字通り、古き良き時代を、ペーソスやセンチメンタルを楽しんでいただける作品だと思います。■室井滋(女優)私にとって大森監督は初めて出会った大人の監督さんでした。PFFに応募した仲間達の8ミリ映画の中から私を見つけて下さり、映画『風の歌を聴け』で"三番目の女の子"に配役して…。監督には感謝しかありません。もう、あの照れ臭そうな笑顔を拝見できないと思うと、胸がグーッと重い音をたてます。今回、追悼上映会で監督が大切にされた"初心"を再発見できたらいいなぁと思っております。「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」開催概要公式サイト()【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土)※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日)※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
2023年09月07日世界最大級の自主映画のコンペティション“PFFアワード”を擁する映画祭『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』が今月9日から東京で、来月に京都で開催される。本映画祭はこれまでに数々の人気監督を輩出しており、プロになるために本映画祭のアワードに応募する監督も多いが、本映画祭の最大の目的はまだ見ぬ新しい才能を発掘すること。たくさんの映画を観てきたファンも驚く、あまり映画を観ない人が思わず共感してしまうような“これまでにない映画”が上映される可能性を秘めているのだ。16人のセレクションメンバーの“いちおし”がすべて違った今年のPFFアワード荒木啓子ディレクターは今年PFFアワードに入選した「22作品の中にはどれか“刺さる”ものがあると思います」と語る。世界には様々な映画祭があり、その多くがコンペティション部門を設けているが、その多くが名の通り“コンペティション(競争)”だ。しかし、PFFアワードは各賞の発表はあるが、それ以上に新しい才能を発掘することに力を注いでいる。まず入選作品は投票では選ばれない。情熱のあるセレクションメンバーが今年も応募作品557本を途中で止めたりすることなく観て、じっくりと話し合いを行う。その結果、今年は近年で最も多い22作品が入選した。PFFアワード2023より『完璧な若い女性』『ホモ・アミークス』『リテイク』『ちょっと吐くね』「今年の選考会は驚くほどセレクションメンバーのセレクトがバラバラで、16人のメンバーの“いちおし”がすべて違ったんです」と荒木ディレクターは振り返る。「それはすごく良いことだと思いますし、メンバーが推す作品はすべて上映したくなるんです(笑)。『この映画のどこが良いのかぜんぜんわからない』という人が仮にいたとしても、その作品を熱く語る人がひとりでもいるのであれば、上映した方がいいと思うんです。今年は上映時間の短い作品が多かったこともあって、上映できる枠の中に可能な限り入れて選考しました。PFFアワード2023より『鳥籠』『サッドカラー』『USE BY YOUTH』『ただいまはいまだ』ここ数年は入選作品の自由度がどんどん上がってきていると思います。応募監督の中には高校生の時から映画を撮っている若い人もいますし、映画を撮りたくて上京してきて、ネットで仲間を募って撮影をはじめる人もいます。大人のつくった仕組みやシステムに乗らないで、自分でなにかをしようとしている若い人が増えている感覚があります。だから、若い人に観てもらいたいですし、22作品の中にはどれか“刺さる”ものがあると思います」若い人には会場に足を運んでもらいたいし、オンラインでも観てもらいたいここにはまだ見ぬ映画たちと、そんな作品と出会える場がある。だから本映画祭は世界がコロナ禍に見舞われる前から入選作品のオンライン配信に力を入れてきた。PFFアワード2023より『移動する記憶装置展』『また来週』『ふれる』『Flip-Up Tonic』「PFFは“映画をつくりたい人は全国にいる”と思っています。でも、映画祭は東京と京都でしか開催されないので、オンラインでも観てもらいたいんです。中学生が偶然に配信で観てくれて、『自分でも映画をつくってみようか』と思ってくれるのを期待しているんです。だから中学生や高校生に気軽に観てもらいたいですし、その中から新しい監督が彗星のように現れるのを期待しています。“偶然の出会い”がこれだけ少なくなっている状況で、オンライン配信はとても大事なんです」PFFアワード2023より『ParkingArea』『逃避』『うらぼんえ』『こころざしと東京の街』一方で、会場でのスクリーン上映と上映後のQ&Aの時間も必ず用意されている。「いまは若い監督たちも“配信”で観るのが普通になっていて、自作のリアルな上映を想定していない。だからこそ、映画祭は監督たちにリアルで上映する場を経験してもらう役割もあると思っています。多くの入選監督にとってスクリーンで自作を観る初めての場だと思うんです。その時に“大きなスクリーンで上映される時に、どれだけのクオリティが必要なのか”を知ってもらいたいんです。いまは映画館が“ワクワクできる場所”じゃなくなってきているのかもしれません。だからこそ、若い人には放課後にでも会場に足を運んでもらいたいですし、オンラインでも観てもらいたいです」スカラシップは“プロになるため”ではなく、“隠された才能を発掘する”ためにやっているPFFアワード2023より『リバーシブル/リバーシブル』『肉にまつわる日常の話』『Sewing Love』『じゃ、また。』映画祭では22作品が、9つのプログラムで2回ずつ会場で上映される。最終審査員によって各賞が決定し、PFFアワード入賞者にはオリジナル作品をPFFが企画開発から製作、劇場公開までトータルでプロデュースする長編映画製作援助システム「PFFスカラシップ」の挑戦権が与えられるが、これも“プロ監督への道”ではなく、“新たな才能の発掘と育成”のためにあるプログラムだ。「“商業映画”という言葉はすでに現代には存在しないと思うんです。だからスカラシップは入選監督たちが『これまでとはまったく違う環境で映画をつくることを経験する』ためにあります。PFFアワード2023より『ハーフタイム』『不在の出来事』自分の企画をプロデューサーに説明しなくてはならない、見知らぬスタッフと一緒に撮影しなければならない、つまり、自分のやりたいことを整理して具体化して入選作品よりも面白いものをつくらなければならない。つまり、スカラシップで競うのは自分の入選作品なんです。PFFスカラシップは“プロになるため”ではなく、若い監督にはもっとつくりたい映画、やりたい企画があるはず、という前提でやっています。すべては“隠された才能を発掘する”ためにやっていること。この映画祭は、隠された才能を見つけたい、才能をもっている人の可能性を広げたい。そのためにやっているんです」『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』9月9日(土)~23日(土) 東京・国立映画アーカイブ10月14日(土)~22日(日) 京都文化博物館※月曜休館公式サイト()【コンペティション部門】PFFアワード2023()
2023年09月06日9月9日(土) より東京・国立映画アーカイブで開催される映画祭『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』のコンペティション部門『PFFアワード 2023』の最終審査員が発表された。映画祭のメインプログラムである『PFFアワード』は、1977年にスタートした世界最大の自主映画のコンペティション。これまでに黒沢清、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子など、180名を超えるプロの映画監督を送り出してきた。今年は557本の応募から入選を果たした22作品が、映画祭でグランプリ他各賞を競う。その賞を決定する今年の最終審査員は、PFFと縁の深い映画監督の石井裕也をはじめ、石川慶(映画監督)、岸田奈美(作家)、國實瑞惠(プロデューサー)、五月女ケイ子(イラストレーター)といった各ジャンルの第一線で活躍するクリエイター5名が務める。賞は数時間にわたる討議の末に決定し、9月22日(金) の表彰式で最終審査員により、グランプリ(1作品)、準グランプリ(1作品)、審査員特別賞(3作品)が発表される予定だ。<イベント情報>『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』9月9日(土)~23日(土) 東京・国立映画アーカイブ10月14日(土)~22日(日) 京都文化博物館※月曜休館公式サイト:
2023年08月22日指原莉乃プロデュースのアイドルグループ=LOVE(イコールラブ)初のライブフィルム映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』の本予告と本ビジュアルが公開された。本作は、今年1月から3月にかけて開催された『=LOVE 全国ツアー2023「Today is your Trigger」』追加公演の日本武道館公演でのライブパフォーマンスをフィルムに収めた作品。オーディションから今に至る6年間を振り返り、それぞれが語るメンバーへの秘めた想いやライブ映像、バックステージやリハーサル、スタジオでの撮り下ろしインタビューなどを惜しみなく収録。何台ものカメラで捉えた=LOVEの一生懸命で愛が溢れるステージを、ライブ会場の真ん中にいるような臨場感で体感することが出来る。公開された本予告映像に映し出されるのは、約束の場所“日本武道館”にファンの温かい声援に包まれながら立つ、多幸感に溢れた=LOVEのメンバーの姿。レッスンシーンやリハーサルなど日本武道館への軌跡からメンバーの素顔を捉えた貴重な裏側まで、今まで明かされることのなかった彼女たちの貴重な姿が詰め込まれている。併せて公開された本ビジュアルには、ファンが放つ無数の光で包み込まれた会場にメンバーが一列に立つ光景が写し出されている。マイクを握るメンバーの表情からは、それぞれが並々ならぬ想いを抱えその地に立っていることが窺え、そのメンバーに答えるように待ちわびた観客の歓声が今にも聞こえてくるような、熱気の伝わるビジュアルとなっている。また、場面写真も公開され、=LOVEらしい可愛らしいポージング姿やふとした瞬間のクールな表情まで、パフォーマンス中の臨場感溢れるメンバーたちが収められている。本作の上映形態は4種類。通常の2D上映に加え、正面スクリーンと2つの側面スクリーンの計3面で構成され圧倒的な臨場感を提供するScreenX、ライブパフォーマンスと音楽に合わせてシートが動くモーション効果を搭載した4DX、そしてScreenXと4DXの機能をすべて搭載した4DX SCREENでの上演も決定した。さらに、8月25日(金) よりムビチケ前売券の発売も決定。特典として、全10種のオリジナルA5クリアファイル中からひとつがランダムで付属する。『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』ムビチケ イメージ『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』クリアファイル イメージ『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』は、9月22日(金) より公開。映画『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』予告映像90秒<作品情報>『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』9月22日(金) 公開『=LOVE Today is your Trigger THE MOVIE』ビジュアル監督:オ・ユンドン、キム・ハミンキャスト:=LOVE公式サイト:
2023年08月22日世界最大級の自主映画コンペティション「PFFアワード」を擁する映画祭「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」が9月9日(土)から開催される。コンペ部門は毎年、最終審査員によって審査が行われるが、今年も一般の観客・映画ファンの中から選ばれた一般審査員による審査も実施される。「ぴあフィルムフェスティバル」は“新しい才能”を発見、紹介、育成する映画祭で、これまでに多くの映画監督、スタッフ、俳優が「PFFアワード」を機に注目を集め、キャリアを築いていった。アワードでは最終審査員によってグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞など各賞が選出されるが、映画を愛する一般の観客の声、視点によって作品を選ぶ賞「映画ファン賞」が存在する。一般審査員はアワード入選作品の関係者・知り合い以外の応募者から3人が選ばれ、映画祭期間中に「PFFアワード2023」の入選作品すべてを観賞。審査会議を経て「映画ファン賞」を選び出し、9月22日(金)に開催予定の授賞式に登壇する。なお、本アワードは入賞した監督に長編映画製作援助システム「PFFスカラシップ」への挑戦権が与えられるが、映画ファン賞もグランプリなどと同様に挑戦権が与えられる。仕事で映画を批評する人、映画製作の世界にいる人の視点と、いち観客として映画館に足を運ぶ観客の視点は違うはず。今年も明日の才能を発掘したい、まだ観たことのない映画に出会いたい応募者が集まりそうだ。「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」映画ファン賞一般審査員 募集要項「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)【企画紹介】<コンペティション部門>(1) PFFアワード2023<招待作品部門>(2) イカすぜ!70~80年代・大森一樹再発見・斎藤久志再発見・日比野幸子プロデューサー再発見・山中瑶子『あみこ』への道・塩田明彦監督がみつめる相米慎二の少年少女・アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る・驚異のデビュー作・『陽炎座』4Kデジタル完全修復版ワールドプレミア上映(3) アルノー・デプレシャン監督特集(4) ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」(5) 特別企画・生誕120年 小津安二郎が愛したふたり・20代監督の衝撃作!(6) 第29回PFFスカラシップ作品『恋脳(れんのう)Experiment』(岡田詩歌監督)「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト:
2023年08月10日自主映画のコンペティションを中心に、“新しい才能”を発見、紹介、育成する「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」のラインナップ発表会見が8月9日、会場となる東京・国立映画アーカイブで行われた。第1回から続く自主映画を対象とした日本初の本格的なコンペティション「PFFアワード」をメインプログラムとし、招待作品部門では、今年から新たにスタートする企画(2028年の第50回に向けた5年連続企画)の第1弾「イカすぜ!70~80年代」や、27年ぶりにPFFに帰ってくるフランスの名匠、アルノー・デプレシャン監督特集など、映画祭でしか観ることのできない上映企画、映画講座を予定している。「第45回PFFアワード2023」には557作品がエントリーし、22作品が入選。PFFディレクターの荒木啓子氏によると「例年に比べ、中編・短編が増えている」といい、「今の時代は、映画を作ることがとてもカジュアルになっている。インターネットで俳優、スタッフ、機材を見つける監督も多く、映画を撮るスタートラインが開かれている」と現状と傾向を語った。なお、最終審査員を務める5名に関しては、後日アナウンスされる予定だ。特別プログラム「イカすぜ!70~80年代」の一環として、『あみこ』で脚光を浴びた山中瑶子監督が、強く影響を受けたアレハンドロ・ホドロフスキー監督の『ホーリー・マウンテン』(1973年製作)、アンジェイ・ズラウスキー監督の『ポゼッション』(1980年製作)の上映も。会見に出席した山中監督は、前者について「映画監督というものは、作家なのであると突きつけられた」と強い思い入れを示していた。同プログラムでは、『あみこ』と、テレビ放送用に製作した『おやすみ、また向こう岸で』も特別上映される。また、第29回PFFスカラシップ作品『恋脳(れんのう)Experiment』がワールドプレミア上映されることになった岡田詩歌監督も来場し、「普段は一人でアート・アニメーションを制作しているので、初めての実写作品を、スタッフや俳優の皆さんと一緒に作り上げるのは、すごく新鮮で、楽しいことだった」と振り返った。岡田監督は『Journey to the 母性の目覚め』でPFFアワード2021審査員特別賞を受賞。現在、『恋脳(れんのう)Experiment』はPFFでのお披露目を目指し、最終的な仕上げの段階だという。取材・文・撮影:内田涼<開催情報>「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」ポスタービジュアル【東京】日程:2023年9月9日(土)~23日(土) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)【京都】日程:2023年10月14日(土)~22日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)【企画紹介】<コンペティション部門>(1) PFFアワード2023<招待作品部門>(2) イカすぜ!70~80年代・大森一樹再発見・斎藤久志再発見・日比野幸子プロデューサー再発見・山中瑶子『あみこ』への道・塩田明彦監督がみつめる相米慎二の少年少女・アルノー・デプレシャン監督『女囚701号 さそり』を語る・驚異のデビュー作・『陽炎座』4Kデジタル完全修復版ワールドプレミア上映(3) アルノー・デプレシャン監督特集(4) ピーター・バラカン氏による音楽映画シリーズ「ブラック&ブラック」(5) 特別企画・生誕120年 小津安二郎が愛したふたり・20代監督の衝撃作!(6) 第29回PFFスカラシップ作品『恋脳(れんのう)Experiment』(岡田詩歌監督)関連リンクPFF公式サイト:「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」公式サイト:
2023年08月09日ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が映画製作を支援するPFFスカラシップから生まれた『恋脳Experiment』の撮影が終了し、9月9日(土)から開催の「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」で上映されることが決定した。「PFFスカラシップ」とは、PFFアワード入賞者の中から選ばれたフィルムメーカーのオリジナル作品をPFFが企画開発から製作、劇場公開までトータルでプロデュースする長編映画製作援助システム。これまでに橋口亮輔、矢口史靖、李相日、荻上直子、石井裕也をはじめ、現在活躍する監督たちのデビュー作を送り出してきた。本作を手掛けたのは、短編アニメーション『Journey to the 母性の目覚め』で、PFFアワード2021審査員特別賞を受賞した岡田詩歌(おかだ・しいか)監督。岡田監督にとって初の実写映画で初の長編作品となる本作は、「恋をすれば可愛くなれる」というまるで“呪い”のような言葉に翻弄されながら生きてきた女性が主人公の物語。役者たちの身体表現と監督自らが作るアニメーションとが融合した異色の映画となっている。なお、9月15日(金)夜に予定されているお披露目上映には、岡田監督はじめ、キャストの祷キララ、平井亜門、中島歩も来場予定だ。■第29回PFFスカラシップ作品『恋脳Experiment』2023年/カラー/110分予定監督:岡田詩歌出演:祷キララ、平井亜門、中島歩(C)2023ぴあ、ホリプロ、電通、博報堂DYメディアパートナーズ、一般社団法人PFF■岡田詩歌(おかだ・しいか)プロフィール1996年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了作品『Journey to the 母性の目覚め』が、PFFアワード2021審査員特別賞を受賞。第29回PFFスカラシップの権利を獲得して制作した、本作『恋脳Experiment』が、商業映画デビューとなる。■PFFスカラシップ詳細は こちら()【「第45回ぴあフィルムフェスティバル2023」開催概要】【東京】9月9日(土)~23日(土)会場:国立映画アーカイブ※月曜休館【京都】10月14日(土)~22日(日)会場:京都文化博物館※月曜休館公式HP()※第45回特設サイト準備中。ラインナップは8月9日(水)発表予定。
2023年08月03日富士山の麓に世界的なピアニストたちが集い、開催されるピアノフェスティバル「富士山河口湖ピアノフェスティバル2023」が9月15日(金)より4日間の日程で開催される。同フェスティバルで昨年、一昨年と中心的な役割を果たしてきたピアニストの辻井伸行が今年の開催に向けた思いを語った。「富士山河口湖ピアノフェスティバル2023」のチケット情報はこちら辻井は「毎年伺う中で、河口湖は僕にとって自然のなかでゆったりとした時間を得られる場所になりました。見え隠れする富士山を感じたり、鳥の声や風の音など自然が作り上げる『曲』のようなものを毎回楽しみにしています」と自然豊かな富士山麓での演奏への特別な思いを口にする。「河口湖円形ホール」での100名限定プレミアム・リサイタル、富士山の見える3000人収容のホール「河口湖ステラシアター」でのショパン GALAなどに出演するが「100名限定のコンサートは、普段では味わえないような距離感で、演奏しながらお客様と互いの息づかいが聴こえるほどです。距離が近いと一体感も増すので自分自身もこの空気感を楽しんでいます」と語り、曲目に関しても「河口湖の自然や空気、そして距離の近さを感じてもらえるような選曲にしてみました」と明かす。毎年行ってきた地元の子どもたちのための音楽教室は今年も実施する予定だ。「子どもたちと音楽について一緒に考え、演奏を間近で見てもらうことや、実際に共演することで、楽しそうな表情や気持ちがとても伝わってきます。これをきっかけに演奏会に足を運ぶようになり、将来の音楽家が現れるかもしれないと思うと今からワクワクしますね。今後も続けていきたい活動です」と熱意を口にする。ゲストとして、レ・フレール (斎藤守也・斎藤圭土)、清水和音、ファジル・サイ、三浦舞夏、三浦文彰ら多彩な顔触れが集う。「レ・フレールさんと初めてお会いしたのは、『THE PIANIST!』というツアーで、その時に聴いたブギウギがとても楽しそうで、即興で弾いていたらレ・フレールさんがそれを聴いていて『一緒にやってみる?』と誘ってくれまして、飛び入りでアンコールに入り3人で演奏しました。ファジルさんとは、中学生の時にコンサートに行き、楽屋で挨拶させてもらえる機会があり、そこでピアノを弾かせてもらったのが出会いでした。コンサートではブラック・アースを聴いて、変わった内部奏法にとても衝撃を受けたのを覚えています。久しぶりの共演で、しかも自然の中で2組の演奏を聞けるのが楽しみです。もしかしたら、一緒に何か…などフェスならではのことが起きるかもしれないですね」取材・文:黒豆直樹
2023年07月19日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」(SSFF & ASIA 2023 in ACHI-日本一の星空映画祭-)の上映作品が発表された。天空の楽園 ナイトツアー会場の富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらにて、日本一の星空とショートフィルムが楽しめる今回のイベント。上映作品には、ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)を受賞した、ポーランドと日本の絆を深めた1920年の出来事を、アニメーション映画化する『希望のかけ橋』をはじめ、スペインのドキュメンタリー『テルエルの彼方へ』、人間の姿をした天然鮭のドラマチックな生涯を追った自然史ファンタジーアニメーション『ワイルドサモン』など、今年6月に東京で開催された「SSFF & ASIA 2023」受賞作品に加え、星・宇宙関連、自然・地球環境、アニメーションなどをテーマにセレクトされた作品等、期間中全25作品を上映する。『ワイルドサモン』米国アカデミー賞公認 国際短編映画祭「SSFF & ASIA」は、日本博2.0事業(委託型)として、ショートフィルム文化及び本映画祭の海外認知度向上を目的とした事業を実施。7月21日(金)・22日(土)の2日間に日本博プログラムが上映される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」は7月15日(土)~23日(日)富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはらにて開催。(シネマカフェ編集部)
2023年07月16日9月に東京、10月に京都で開催される『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』のコンペティション部門「PFFアワード2023」の入選作品が発表された。「PFFアワード」は、1977年にスタートした世界最大の自主映画のコンペティション。世界で活躍する黒沢清、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也監督など、これまでに180名を超えるプロの映画監督を送り出してきた。今年は、557本の応募作品の中から22作品が入選。入選作品は、東京会場で2回、京都会場で1回、スクリーン上映を行うほか、DOKUSO映画館、U-NEXTでオンライン配信される。■「PFFアワード2023」入選作品※50音順。年齢、職業(学校名)は応募時のものです。『移動する記憶装置展』71分監督:たかはしそうた(31歳/神奈川県出身/東京藝術大学 大学院映像研究科映画専攻)『うらぼんえ』28分監督:寺西 涼(27歳/神奈川県出身/フリーター)『完璧な若い女性』65分監督:渡邉龍平(22歳/東京都出身/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『こころざしと東京の街』10分監督:鈴木凜太郎(21歳/東京都出身/東京工芸大学 芸術学部)『サッドカラー』24分監督:髙橋栄一(33歳/岐阜県出身/フリーランス)『じゃ、また。』52分監督:石川泰地(27歳/東京都出身/フリーター)『Sewing Love』8分監督:許 願(27歳/中国出身/多摩美術大学 グラフィックデザイン学科)『ただいまはいまだ』28分監督:劉 舸(28歳/中国出身/会社員)『ちょっと吐くね』20分監督:大野世愛(22歳/北海道出身/会社員)『逃避』57分監督:山口真凜(22歳/栃木県出身/フリーランス)『鳥籠』66分監督:立花 遼(21歳/大阪府出身/京都芸術大学 芸術学部)『肉にまつわる日常の話』4分監督:石川真衣(22歳/愛知県出身/名古屋学芸大学 メディア造形学部)『ParkingArea』9分監督:増山 透(29歳/茨城県出身/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科 助教)『ハーフタイム』30分監督:張 曜元(33歳/中国出身/東京藝術大学 大学院映像研究科 博士課程)『不在の出来事』11分監督:川口淳也(29歳/三重県出身/フリーランス)『Flip-Up Tonic』26分監督:和久井 亮(22歳/東京都出身/東京大学 教養学部)『ふれる』56分監督:髙田恭輔(21歳/茨城県出身/日本大学 芸術学部)『ホモ・アミークス』42分監督:馬渕ありさ(27歳/東京都出身/自営業)『また来週』36分監督:ハインズ麻里子(21歳/東京都出身/早稲田大学 文化構想学部)『USE BY YOUTH』51分監督:高木万瑠(20歳/東京都出身/武蔵野美術大学 造形構想学部映像学科)『リテイク』110分監督:中野晃太(35歳/神奈川県出身/NPO職員)『リバーシブル/リバーシブル』77分監督:石田忍道(34歳/愛知県出身/映像作家・障害福祉従事者)<入選作品データ>【入選数】22本【年齢】平均:26.1歳最年少:20歳最年長:35歳【上映時間】平均:40.0分最短:4分最長:110分<応募全体データ>【応募数】557本【年齢】平均:31.5歳最年少:12歳最年長:72歳【上映時間】平均:36.5分最短:1分最長:172分<「PFFアワード2023」入選作品発表にあたって>■ディレクター 荒木啓子ご応募ありがとうございました。「PFFアワード2023」入選作品が決定致しました。近年では最多の22作品の入選となりました。4分の短編から、110分の長編まで、長さもバラバラですが、内容も多彩。セレクションメンバー15名との長い討議ののちに決定した22作品は、いずれも弱点がありますが、そこを補う魅力を持つ原石です。9月9日からの『第45回ぴあフィルムフェスティバル』では、9つのプログラムを構成し、2回ずつの上映を行います。「PFFアワード」は、「自主映画」のためにありますので、どんなことを映画で試みてもOKです。魂を奪われるような体験をした映画をまるごと真似しても大丈夫です。真似しても真似しても別物になってしまうのが、創作のスタートラインです。真似することで身につく技術も重要です。どんどん真似して欲しい。そして、テーマもサブジェクトも完全に自由です。規制はありません。自主映画は商品ではない、個人の創作ですから、ただただ創作に没頭し、すごい映画世界をみせて欲しいと願っています。本年のセレクションを振り返ると「似ている」という印象が立ち昇りました。物語、演出、撮影、リズム、とても似ている。それはなぜ……と考えていると「ジャンル映画の消滅」が、長い年月に渡り、じわじわと効いてきた結果なのかも、と思い当たりました。海外の映画祭―カンヌ含む―がいつも探しているジャンル映画。しかしみつからない日本のジャンル映画……映画の豊潤さを構成するワンピースであるジャンル映画の欠落が及ぼすものを考えています。それは、本年の招待作品企画に反映されることとなるでしょう。改めまして、557作品の応募に御礼申し上げます。ここに応募されていない作品も想像すると、いまも毎日数本、数十本の自主映画がどこかで生まれているのだと、そのことを感じるだけで、心が躍ります。映画という手間暇かかる創作に挑戦する皆様に、深い敬意を表し、本年『第45回ぴあフィルムフェスティバル』を創って参ります。<イベント情報>『第45回ぴあフィルムフェスティバル2023』■東京9月9日(土)~23日(土) 国立映画アーカイブ ※月曜休館■京都10月14日(土)~22日(日) 京都文化博物館 ※月曜休館公式サイト:
2023年07月07日多くの人が毎日のように触っている、スマホ。今や生活していく上で、なくてはならない存在といっても過言ではないでしょう。精密機器であるスマホを落下などの衝撃から守るため、ケースに入れたり、画面保護用のガラスフィルムを貼ったりしている人も珍しくはありません。しかし、ガラスフィルムは扱い方によってはケガにつながる可能性もあるそうです。スマホのガラスフィルムでケガをしないために国民生活センターの『事故情報データバンク』よると、ガラスフィルムによってケガをした事例も報告されています。中には、ガラスフィルムが指に刺さり、病院で縫うほどのケガをした人もいたとのこと。東京都はウェブサイト『東京くらしWEB』で、事故を防ぐポイントを4つ紹介していました。・スマートフォン用ガラスフィルムが破損したら、そのまま使用せず交換しましょう。・破損したガラスフィルムをはがす際、はがしたガラスフィルムでケガをしないように取扱いに気をつけましょう。・破損していないガラスフィルムでも、端や角でのケガに気をつけましょう。・お子さんに、初めてスマートフォンを持たせるときは、ガラスフィルムの取扱いについても伝えましょう。東京くらしWEBーより引用多くのガラスフィルムには、ひび割れた際に破片が飛ばないように『飛散防止加工』がされているそうです。そのため、ガラスフィルムが割れていても、「まだ使える」と思ってしまう人もいるでしょう。東京都は「そのまま使用していると、ポケットやカバンなどから出し入れする際に、破片がはがれてケガをする可能性がある」と呼びかけています。もしガラスフィルムが割れてしまっても、「もったいない」と思わずに、すぐに新しい物を買い替えるようにしましょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月27日BABYMETALの映像作品『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』が、iTunesコンサートフィルムとして6月28日(水) に配信されることが決定した。本作には、ライブ活動を封印していたBABYMETALが、1月28日(土)・29日(日) に幕張メッセ 国際展示場で開催した復活ライブの模様を収録。まるで1本の映画を観るかのような『THE OTHER ONE』のストーリー性とエンターテインメントショーの臨場感を、ミニドローンなどを駆使したあらゆる角度から撮影された多彩なカメラワークの映像美で堪能することができる。<配信情報>『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』iTunesコンサートフィルムとして6月28日(水) 配信開始ダウンロードはこちら:※6月28日(水) 0:00より有効<リリース情報>『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』発売中①Blu-ray(完全生産限定盤):9,900円(税込)※アナログサイズジャケット仕様『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』Blu-ray(完全生産限定盤)ジャケット『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』Blu-ray(完全生産限定盤)イメージ画像②Blu-ray(通常盤):7,700円(税込)『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』Blu-ray(通常盤)ジャケット③DVD(通常盤):6,600円(税込)『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』DVD(通常盤)ジャケット④2VINYL(完全生産限定盤):5,500円(税込)『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』2VINYL(完全生産限定盤)ジャケット⑤THE ONE限定盤(完全生産限定盤)Blu-ray+2CD+写真集:22,000円(税込)タイトル:『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE - 』- THE ONE LIMITED EDITION -セット内容:Blu-ray(1枚 / 全13曲)、LIVE ALBUM(2枚 / 全13曲)※80ページライブ写真集付きスペシャルパッケージ仕様※販売終了『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』THE ONE限定盤(完全生産限定盤)ジャケット『BABYMETAL RETURNS - THE OTHER ONE -』THE ONE限定盤(完全生産限定盤)イメージ画像【収録内容】※全形態共通01. METAL KINGDOM02. Divine Attack - 神撃 -03. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)04. PA PA YA!! (feat. F.HERO)05. ギミチョコ!!06. メギツネ07. ド・キ・ド・キ☆モーニング08. Light and Darkness09. Monochrome10. ヘドバンギャー!!11. イジメ、ダメ、ゼッタイ12. Road of Resistance13. THE LEGEND購入リンク関連リンクOfficial Website Facebook Instagram Twitter TikTok
2023年06月27日現在開催中の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」では、25周年の祝祭クロージングイベントとして、『イカロス 片羽の街』の特別上映および、オンラインLIVEでのトークイベントの開催が決定。『イカロス 片羽の街』は、秦 基博の楽曲「イカロス」から生まれた3本のショートフィルムからなるオムニバス作品。イベントには、秦さんと監督の児山隆、キャストの小川未祐をゲストに迎え、秦さんが「この時代を生きる中で湧き上がるように生まれてきた」という楽曲からどのようにショートフィルムを製作したのか、音楽と映画の視点で製作背景やショートフィルムの魅力をトークする。また、LIVE中には視聴者からのコメントもチャットで受け付け、リアルタイムで質問に答えていくという。▼イベント開催概要秦 基博、豪華監督キャスト陣とリアルタイムでチャットも!SSFF & ASIA 2023 クロージング・オンラインイベント『イカロス 片羽の街』上映&LIVEトークイベント■日時:7月6日(木)20:00~■ゲスト:秦 基博、児山隆監督、小川未祐■内容:ショートフィルムの上映およびトークセッション■料金: 3000円(税別)「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB,TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)(シネマカフェ編集部)
2023年06月21日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」の<GLOBAL SPOTLIGHT AWARD 2023>ファイナリスト5作品が発表。世界のスターたちが参画するショートフィルムがノミネートされた。25回目の開催を迎える今年、「UNLOCK」をテーマに展開している同映画祭。<Global Spotlight Award>は、時代の変遷とともに変わり続ける映像表現にアンテナをはり、世界のいまを発信する作品、新たな可能性を一映画人として切り開き、世界とつながるショートフィルムを製作しているクリエイターを応援する。今年で第3回目となる同アワード。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが脚本・声優を務めた、木こりが森を脅かそうとする中、自分たちのホームを守るため、小さなおばけが仲間とともに立ち上がる物語『A Forest Haunt』。マット・デイモン&ベン・アフレックがプロデュース、アレックス・ロウザーが監督した、パブで出会ってすぐに恋に落ちる2人の物語『崩壊しつつある世界で』。『A Forest Haunt』また、ヴィム・ヴェンダースのナレーションで贈る、シモーネ・マッシ監督作アニメーション『あの世への口笛』。クリス・ロック&ハビエル・バルデムが主演、数々の国際的な賞を受賞しているサリー・ポッター(『オルランド』)が監督した『LOOK AT ME』、新・韓流四天王の一人とされるソ・イングクが監督&主演した『TRAP by SEO IN GUK』がファイナリストとして選出された。『あの世への口笛』この5作品のうち、『崩壊しつつある世界で』、『あの世への口笛』、『LOOK AT ME』、『TRAP by SEO IN GUK』は、映画祭特別上映作品としてオンライン会場で観られる。なお、最終のアワード受賞作品は、明日6月6日(火)に開催の映画祭オープニングセレモニーで発表される。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB, TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)(cinemacafe.net)
2023年06月05日ディズニー・アニメーションの名作を映画館で上映するイベント「ディズニー100(ワン・ハンドレッド) フィルム・フェスティバル」が、2023年10月7日(土)より10月の毎週末、全国100か所の映画館で開催される。名作ディズニーアニメを全国100か所の映画館で上映創立100周年というアニバーサリーイヤーを記念して、これを祝う様々なイベントや企画を行っているウォルト・ディズニー・カンパニー。今回のイベントでは100周年にちなんで、全国100か所の映画館で、老若男女に愛されるディズニー・アニメーションの名作が上映される。全61作品の中から厳選した8本期間中は、全61作品の長編アニメーションの中から厳選した8作品が上映予定となっている。最初の週末に上映されるのは、アカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞をディズニー史上初めてW受賞した『アナと雪の女王』と、サンフランシスコと東京を融合させた架空の街、サンフランソウキョウが舞台のアドベンチャー作品『ベイマックス』だ。さらにその次の週には、時代を超えて愛される名作『シンデレラ』と、海に愛された少女の冒険物語『モアナと伝説の海』を、第3週目には、ミュージカルアニメーション『リトル・マーメイド』と、動物たちが人間のように暮らす世界の物語『ズートピア』を上映。そして最終週には、『塔の上のラプンツェル』と、クラシック音楽とアニメーションを融合したウォルト・ディズニーの大胆な試みとして歴史に残る『ファンタジア』が上映される。いずれも、ディズニーが100年間も誇る最高のストーリーテリングを堪能できる作品だ。また、12月15日(金)には、長きにわたりディズニー作品が描き続けてきた“願いの力”をテーマにした100周年記念作品『ウィッシュ』が公開される。100周年を記念した貴重なこの1年を、ぜひ劇場での鑑賞を通して楽しんでみては。開催概要「ディズニー100 フィルム・フェスティバル」開催日:10月7日(土)~10月29日(日)の毎週末チケット:9月下旬より順次発売内容:全国100か所の映画館で、厳選された8作品の長編アニメーションを上映※各作品の上映時間は各劇場に要問合せ<上映スケジュール>■10月7日(土)『アナと雪の女王』■10月8日(日)『ベイマックス』■10月14日(土)『シンデレラ』■10月15日(日)『モアナと伝説の海』■10月21日(土)『リトル・マーメイド』■10月22日(日)『ズートピア』■10月28日(土)『塔の上のラプンツェル』■10月29日(日)『ファンタジア』※『ファンタジア』のみ2D字幕版、他はすべて2D吹替版での上映<入場者プレゼント>各作品の「ディズニー100 フィルム・フェスティバル オリジナル・アクリルスタンド」をプレゼント※各上映回、チケットを持っている鑑賞者1名につき1個のプレゼントを入場時にプレゼント※1名につき複数枚のチケットに対し、複数個の配布は不可※入場者プレゼントのみの配布は不可©Disney
2023年05月28日ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディが、「Entertainment Weekly」誌のポッドキャスト「Dagobah Dispatch」に出演。Disney+で配信中のドラマ「オビ=ワン・ケノービ」について語った。昨年5月に配信開始となった全6話構成の同ドラマ。シーズン2の製作の可能性について尋ねられると、ケネディは「『オビ=ワン・ケノービ』のドラマはもう作りませんと言うのは、いつでもためらわれます。もしかしたら私たちが作っている他の物語に組み込んだり、最終的に映画になったりするかもしれませんし。どうなるでしょうね?」と濁した。そのあとで、「ただ、いまのところ、このドラマは独立したリミテッドシリーズです。現状、拡大予定はありません」とリミテッドシリーズであることを強調し、少なくとも近いうちにシーズン2が製作される可能性はないことをうかがわせた。昨年、「オビ=ワン・ケノービ」の脚本家で製作総指揮の一人も務めたジョビー・ハロルドも「この先のことについては考えていません」と発言していた。「オビ=ワン・ケノービ」は、『スター・ウォーズ』新三部作でオビ=ワン・ケノービを演じたユアン・マクレガーが同役を再演、ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー)もカムバックを果たし話題を集めた。(賀来比呂美)
2023年05月24日「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」の「BRANDED SHORTS 2023」ノミネート作品が、「ABEMA」および映画祭オンライン会場にて無料配信がスタートした。「BRANDED SHORTS 2023」は、企業や広告会社が制作したブランディングを目的としたショートフィルム(ブランデッドムービー)の祭典。ノミネート作品は6月13日(火)に赤坂インターシティにて上映が行われ、6月14日(水)に行われるBRANDED SHORTSセレモニーで国内、海外の各Branded Shorts of the Year、「デジタルと人間らしさの融合」をテーマに授与するDeloitte Digital Award、観光映像大賞 観光庁長官賞、HR部門 supported by Indeed HR Best Short Awardの各賞の発表が行われる。今年のラインアップは、森田剛主演『僕は、ずっと君の隣にはいられない。』や、佐久間由衣と小関裕太が出演した『恋するチャミスル2』、自閉症の少女の実体験を基に製作した『Me, My Autism & I』など、見応えのある作品が数多くノミネート。応募作品の傾向としては、ナショナル部門においては長尺の作品をウェブ配信するために分割・シリーズ化し、見せ方を模索している作品が多く見受けられた。インターナショナル部門においては、家族との絆など分かりやすいトピックで力強いメッセージを伝える作品が多い印象。観光映像大賞からは、ファイナリストとなる5作品も発表。ケンドーコバヤシがデジタル撲滅を掲げる長崎県南島原市で「みそ五郎どん」に転生するコメディ作品や、マーク・パンサーがおんせん県おおいたの旅をナビゲートするMVなど、バラエティに富んだラインアップ。『転生みそ五郎どん~ここは異世界?南島原~』なお、たちばなやすひと(Nemeton代表 ドラマプロデューサー)が審査員長、安藤桃子(映画監督)、太田光代(株式会社タイタン代表取締役社長)、木村健太郎(博報堂 執行役員インターナショナルチーフクリエイティブオフィサー 博報堂ケトル 取締役エグゼクティブクリエイティブディレクター)、高崎卓馬(株式会社電通グループ グロースオフィサー/エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター)、藤吉雅春(Forbes JAPAN 編集長 兼 リンクタイズ取締役)、チュック・ベッシャー(Plan Be株式会社 代表取締役・エグゼクティブプロデューサー)が審査員に就任した。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB,TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)(cinemacafe.net)
2023年05月16日この夏公開予定の映画『アイスクリームフィーバー』のスピンオフ作品『I SCREAME FEVER』が、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」(SSFF & ASIA 2023)映画祭オンライン会場にてワールドプレミア公開された。母(安達祐実)を交通事故で失った主人公の美和(南琴奈)は、渋谷の街を1人徘徊する。母への気持ちを整理するごとく、母の形見のイヤリングをつけて、孤独を感じていた。一方、引っ越しを繰り返し、好きな人も作れない高校生のタカコ(詩羽)も孤独を抱えて日々を過ごしていた。そんな2人が出会い、幻想と現実の間でダンスをしながら心を通わせていく――。6月6日(火)のオープニングセレモニーに先駆け、オンライン会場をスタートさせている「SSFF & ASIA 2023」。今回公開となったショートフィルム『I SCREAM FEVER』は、母親を亡くした主人公の美和が、渋谷の街で出会った高校生タカコと一緒にダンスする姿や、美和の叔母さんとの東京での生活から心が少しずつほどかれていく様が描かれる。美和とタカコの2人は長編『アイスクリームフィーバー』では出会うことがないものの、実は渋谷の街で出会っていた…というアナザーストーリーだ。主人公の美和を南琴奈、母を安達祐実、タカコを詩羽(水曜日のカンパネラ)、美和の叔母さんを松本まりかが演じるほか、はっとり(マカロニえんぴつ)も出演する。音楽は、東京2020オリンピック開閉会式、パラリンピック開会式音楽監督を担当した田中知之が担当。「映画制作をデザインする」をコンセプトに、資金調達、企業タイアップ(猿田彦珈琲、アダストリア、ウンナナクールなど)、広告や宣伝などを従来とは異なる形で、千原徹也監督がトータルプロデュースしたプロジェクトから生まれた。「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」は6月6日(火)~26日(月)TORQUE SPICE&HERB, TABLE&COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ&ホール、 ユーロライブ、表参道ヒルズ スペースオー 、赤坂インターシティコンファレンスにて開催予定(※開催期間は各会場によって異なる)。※オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)『アイスクリームフィーバー』は7月14日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アイスクリームフィーバー 2023年7月14日よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会
2023年05月09日