佐藤健主演、シリーズ最大の謎が遂に解き明かされる『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が10月20日(水)より先行ダウンロード販売。また、11月10日(水)よりデジタルレンタル、ブルーレイ・DVDリリースされることが決定した。なぜ剣心は2度と人を斬らないと誓ったのか?そして、なぜ妻を斬殺しなければならなかったのか?剣心の頬に刻まれた“十字傷”に秘められた真実が明かされる本作。『るろうに剣心』(興収30.1億円)、『るろうに剣心京都大火編』(興収52.2億円)、『るろうに剣心伝説の最期編』(興収43.5億円)、シリーズ3作品の累計の最終的な興行収入は125億円以上。『The Final』の観客動員数は308万人を上回り、興行収入も43億円を超えて本年度実写映画興収No.1を記録、『The Beginning』も観客動員数は176万人を超えて、興行収入も25億円と2部作あわせて70億円に迫る大ヒットとなっている。シリーズ史上最も衝撃的なアクションシーンが収められた『The Beginning』は、剣心が“逆刃刀”ではなく、真剣となる日本刀を巧みに扱いなから、人斬りとして敵を斬り殺す衝撃のシーンで幕を開ける。その様は、シリーズ史上最も衝撃的なアクションシーンといっても過言ではなく、“人斬り抜刀斎”としての剣心を目撃する。さらに、『The Final』と2か月連続でのリリース。また、ダウンロード販売専用「るろうに剣心5フィルム・コレクション」を発売。シリーズ全5作品の本編を収録したダウンロード販売専用商品も10月20日(水)より発売する。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』▽『るろうに剣心 最終章 The Beginning』デジタル商品情報10月20日(水) 先行ダウンロード販売開始11月10日(水) デジタルレンタル開始▽『るろうに剣心 最終章 The Beginning』Blu-ray&DVD商品情報11月10日(水)発売・豪華版[初回生産限定Blu-ray]税込:8,360円・豪華版[初回生産限定DVD]税込:6,270円・通常版[Blu-ray]税込:4,180円・通常版[DVD]税込:3,190円■Blu-rayセル ■DVDセル■Blu-rayレンタル ■DVDレンタル■『るろうに剣心パーフェクト』 Blu-ray BOX税込:31,020円数量限定生産デジタル…発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントレンタル…発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元: NBC ユニバーサル・エンターテイメントセル…発売・販売元:アミューズソフト(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年08月31日サンリオの人気キャラクターが登場するアトラクション型ミュージカル Sanrio Kawaiiミュージカル『From Hello Kitty』の後期公演が2021年8月24日よりIHI ステージアラウンド東京にて開幕する。7月26日から開幕が予定されていた前期公演は、新型コロナウイルスの感染状況などから中止になってしまった。青年/いちごの王さま役(トリプリキャスト)の高崎翔太は「一生懸命稽古をしてきたのに、公演が中止になってしまう経験は何度かあるのですが、やはり慣れないですね」と正直な気持ちを明かしつつ、「後期公演は開催できるということが希望に思える。前期公演ができなかった分、さらに高みを目指して、お客様に自信をもって作品をお届けできたら、意味のある時間になるかなと思います」。今まであまり語られてこなかったハローキティの誕生物語を巨大スクリーンを使って、ダイナミックに表現する本作。なかよくハート役(ダブルキャスト)の橋本汰斗は「普段サンリオのキャラクターに触れている人たちでも、そのキャラクターたちがどう誕生したかを知る機会はなかなかないと思います。戦争という悲しい体験から、世界中の人たちがなかよくするためには、どうしたらよいだろうという思いから、あんなにキラキラしてかわいいキャラクターが生まれた。それはすごいエナジーが必要だったはず。今の苦しい状況とも重なるところもあるので、みなさんの日々の活力になったら」と見どころを語る。ハローキティはもちろん、シナモロールやマイメロディなど人気サンリオキャラクターが一堂に会するのも嬉しい。青年/いちごの王さま役の宮城紘大が好きなキャラクターはポムポムプリン。「シルエットもお尻の穴も、ポムプリダンスという踊りも、全部かわいい」。舞台上以外でもキャラクターと接する機会があるといい「出番を袖で待っている姿とか、めっちゃかわいいです」。最後に観客へのメッセージを尋ねると、おもいやりハート役(ダブルキャスト)の岩城直弥は「コロナ禍で気分が落ち込みやすい時期だと思うし、暗くなりがちなんですけど、そんなときだからこそ、“かわいい”をお届けして、少しでも幸せな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と話した。後期公演では、ゆりやんレトリィバァや森三中など、よしもとの芸人たちが日替わりで「おわらいハート」として登場することも発表されている。ぜひ「ミラクルハートライト」を持参して、全力で観劇を楽しもう。取材・文:五月女菜穂
2021年08月20日現在公開中の『るろうに剣心』シリーズ最終章2部作のうち、先に公開された『るろうに剣心 最終章 The Final』が、Blu-ray&DVD化決定。10月13日(水)にリリースされる本作が、本日8月2日(月)より予約が始まった。本作は、和月伸宏の同名コミックを原作に、佐藤健主演で実写化された大人気シリーズ。『るろうに剣心』、『るろうに剣心京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』と3作累計興行収入は125億円超え、観客動員数は980万人を突破。そして、『るろうに剣心』の始まりと終わりを描き、ファンの心を揺さぶる感動アクション超大作『The Final』と『The Beginning』の最終章2部作が現在公開中となっている。明治維新後の新時代、かつて“人斬り抜刀斎”として恐れられた剣心と、最恐最悪の敵・縁との因縁の戦いが描かれた『The Final』。そこで明かされるのは、かつて剣心が斬殺した妻・巴の存在。剣心はなぜ〈不殺の誓い〉を立てたのか?なぜ妻を斬殺しなければならなかったのか?縁との戦いの理由は幕末へと遡り、剣心の頬に刻まれた〈十字傷の謎〉に迫る『The Beginning』へと続いていく。公開延期を経て、4月23日に公開された『The Final』は、初日の興行収入では今年公開の実写作品においてNo.1を記録。興行収入43億円を上回り、現在も全国の劇場で大ヒット記録を更新中だ。そしてそんな本作が早くも、初回生産限定版・通常版でリリースが決定。Blu-ray・DVDの豪華版には、本編ディスクに加え、【ビジュアルコメンタリー 監督・大友啓史×主演・佐藤健×アクション監督・谷垣健治】を収録した特典DVDとブックレット、キャラクターカードが付く豪華仕様。またBlu-ray豪華版には、さらにもう1枚【「るろうに剣心」GLOBAL FAN SESSION/Making of るろうに剣心最終章 The Final】を収録した特典DVDが付く。そのほか、特別グッズ付きのバンドル商品、法人別のオリジナル先着購入特典も決定。初回生産限定版と共に、いずれも数に限りがあるため、早めにチェックが必要だ。『るろうに剣心 最終章 The Final』リリース概要▽『るろうに剣心最終章The Final』Blu-ray&DVD商品情報10月13日(水)発売・豪華版[初回生産限定Blu-ray]税込:8,360円・豪華版[初回生産限定DVD]税込:6,270円・通常版[Blu-ray]税込:4,180円・通常版[DVD]税込:3,190円■Blu-rayセル ■DVDセル■Blu-rayレンタル ■DVDレンタル▽『るろうに剣心最終章The Final』デジタル商品情報9月22日(水) 先行ダウンロード販売開始10月13日(水) デジタルレンタル開始■ダウンロード販売 ■デジタルレンタルセル…発売・販売元:アミューズソフトデジタル…発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントレンタル…発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元: NBC ユニバーサル・エンターテイメント『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年08月02日第71回トニー賞(R)6部門、第60回グラミー賞(R)など数々の賞を受賞した心震わす感涙ミュージカル「Dear Evan Hansen」を映画化した『ディア・エヴァン・ハンセン』が、11月26日(金)より公開されることが決定。特報&ティザービジュアルが到着した。学校に友達がおらず家族にも心を開けずにいるエヴァン・ハンセン(ベン・プラット)は、ある日、自分宛に書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶ったことを知らされた。悲しみに暮れていたコナーの両親はエヴァンの手紙を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと思い込んでしまう。これ以上コナーの両親を苦しめたくないと思ったエヴァンは、思わず話を合わせてしまい、“ありもしないコナーとの思い出”を語る。コナーの話は人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出す。主人公が1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに、人とのつながりや本当の自分に気づくまでの過程を描いたミュージカルを映画化した本作。監督を務めたのは、『ワンダー 君は太陽』や『ウォールフラワー』のスティーヴン・チョボスキー、製作には『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のスタッフ陣が集結した。主人公のエヴァン・ハンセンは、ミュージカル版でも主役を務めたベン・プラット、エヴァンが想いを寄せるコナーの妹・ゾーイ役を『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のケイトリン・デヴァーが演じている。またエヴァンを支え励ますシングルマザーのハイディ・ハンセン役を『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア・マーフィー役を『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスが演じるなど、豪華俳優陣が脇を固める。今回解禁となった特報映像は、主人公のエヴァンが「こんな人生…」と嘆きながら居場所のない日々を過ごしている場面から始まる。ある日、話を合わせるためについてしまった“思いやりの嘘”が、SNSを通じ多くの人々へ拡散し「私たちも孤独だったの」「あなたの言葉が救ってくれた」と共感を呼び、やがて彼の人生が大きく変わっていく様子が映し出されている。映像終盤には、本作の象徴ともいえる「ひとりじゃない」という力強いメッセージが込められたベン・プラットが歌う名曲「You Will Be Found」の一部を聞くことができる。さらに、到着したティザービジュアルは“思いやりでついた嘘。そして、たどりついた本当。”のキャッチコピーとともにタイトルが大きく描かれたシンプルなデザインで、心を震わす良質なドラマを予感させるビジュアルになっている。『ディア・エヴァン・ハンセン』は11月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ディア・エヴァン・ハンセン 2021年11月26日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年07月30日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』の興行収入があわせて65億円を突破したことが21日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。4月23日に公開した『るろうに剣心 最終章 The Final』、そして6月4日に公開した『るろうに剣心最終章 The Beginning』。『The Final』公開直後の4月25日より発令された緊急事態宣言によって、東京、大阪などの主要都市では映画館が営業休止となり、当該地域では長らく作品を観ることができない状況が続いていた。6月1日より映画館が再オープンし(※一部劇場は土日休業や時短営業)、大ヒット。そして6月20日に緊急事態宣言が解除され、6月26日より大阪の映画館も土日の営業を約2カ月ぶりに再開した。しかし7月12日に、再び東京都に緊急事態宣言が発令され、都内の劇場の座席の稼働率も50%になってしまっており、公開から月日が経った今も、新たな困難に直面している。そのような中でも大ヒットを続けてきた本作だが、7月20日に、遂に2部作合計での興行収入が65億円を突破。『The Final』は、累計動員数301万人、興行収入42.4億円を記録し、前作の『伝説の最期編』の累計興行収入(43.5億円)にあとおよそ1億円まで迫っている。公開期間の約半分が緊急事態宣言の期間で、一部劇場の営業休止などの措置が取られるの逆境の中、前作越えまでもう一息というところだ。7月22日からは、『The Final』と『The Beginning』の両作品の上映にて、最後の入場者プレゼントの配布も開始となる。配布されるのは、主演の佐藤健と大友啓史監督が選んだビジュアルの両面ミニポスター。2人が迷うことなく一致して決まったというビジュアルは、10年間剣心と共に歩み続けた神谷道場のメンバーのビジュアルと、これまで世の中に出ることのなかった、未公開のビジュアル。この未公開のビジュアルに対して佐藤は「直感的にこれが一番といいなと思いました」、大友監督は「剣心のソウルが一番感じられるものはこれでした」とそれぞれ語っている。ミニポスターには、佐藤と大友監督からの直筆メッセージも収められた。また、今回主演の佐藤健をはじめとしたキャストのオフショットを一挙公開。各キャスト同士の撮影の合間の自然な表情を抑えた、貴重な写真となっている。2部作で65億円を突破したことに対して、大友啓史監督は「『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』、2作品で興行収入が65億を突破しました! 大変なコンディションの中、作品を愛し、支えていただいた多くの皆様のご支援のおかげです。心から感謝しています。ありがとうございました。明日からはファンの皆様へ感謝の気持ちを届けるべく、最後の特典の配布が始まります。剣心と縁との死闘、剣心の十字傷の始まりの物語。改めていまこそ2作セットで、『るろうに剣心』の終わりと始まりを見届けてほしい。映画館の大スクリーンと大音量で『るろうに剣心 最終章』をぜひ体験してください! よろしくお願いいたします!!」と、改めて作品を応援し続けたファンの方への感謝の気持ち、そして、引き続き作品を劇場の大スクリーンで楽しんでほしいという思いを語った。(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Beginning」製作委員会
2021年07月21日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』の入場者プレゼントが15日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。最後の入場者プレゼントとして、22日より全国の劇場(※一部劇場を除く)にて『るろうに剣心 最終章 The Final』と『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の両作品でオリジナルミニポスターが配布されることに。10年間剣心と共に戦い抜いた「神谷道場のメンバーのビジュアル」と、「これまで未発表のビジュアル」、そして「佐藤と大友啓史監督による直筆メッセージ」が収められた両面のミニポスターとなった。直筆メッセージの詳細は現段階では明かされず、配布時に確認できる。この入場者プレゼントのビジュアルを決めたのは佐藤と大友監督で、2枚のビジュアルは即決だったという。神谷道場のメンバーについては「最後なのでパート1からの仲間と一緒の写真を入れたいなと思って決めました」と10年間共に過ごした仲間とのビジュアルを選んだ。さらに未発表のビジュアルについて、佐藤は「直感的にこれが1番といいなと思いました。剣心は背中で語る人だとも思っていたので」とコメントし、大友監督は「剣心のソウルが一番感じられるものはこれでした。2人でビシッと一致しました」と、10年間共に歩み続けてきた2人が1番いいと思うものが一致。同プレゼントは先着限定のため、なくなり次第終了となる。佐藤は改めて「本当に長い間応援してくださった皆さまの応援がちゃんと届いて我々のモチベーションに繋がって辛いときも頑張れたので本当に感謝しています。是非、最後にこういった形でこのプレゼントを手元に持っていただき、『るろうに剣心』の世界やキャラクターをいつまでも愛して続けてもらえたら嬉しいです」とメッセージ。大友監督も「本当にこのシリーズはお客さんに支持されて育てられたからこそ、我々スタッフやキャストもやり遂げることができました。なんとか最後に気持ちを形にして皆さんの手元に置いていただけるようにしたいなと話をしていて写真を選び、そういった気持ちがこの写真を通して残るといいなと思います。ありがとうございました」と、作品を支え続けてきたファンへの感謝を表した。(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final」製作委員会
2021年07月16日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のイラストが13日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この度、世界的に人気の高い漫画『神風怪盗ジャンヌ』(集英社刊)や現在連載中の『31☆アイドリーム』(白泉社)といった作品で知られる漫画家・種村有菜が、映画『るろうに剣心最終章 The Beginning』のイラストを描き下ろした。少女漫画の美しい世界から出てきたような人斬り抜刀斎・緋村剣心(佐藤健)と、その妻・雪代巴(有村架純)が寄り添う姿から、切なくも美しい物語が伝わるイラストとなっている。○種村有菜 コメント殺意剥き出しの抜刀斎の迫力に息が止まるほど見惚れ、心が冷たくなったところに現れる巴さんはその名の通り雪代(雪解け水)のような人で…静かに進む二人の物語はとても美しく、儚いものでした。原作でも印象深い抜刀斎の睡眠シーンが、映画でも剣心の心の動きとして描かれていたのでとても心に残り、イメージとして描かせていただきました。
2021年07月13日剣心の原点が明かされるシリーズ全ての始まりと、剣心最後の戦いを描く『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が現在公開中。この度、剣心と巴を描いた漫画家・種村有菜のイラストが公開された。7月11日時点で『The Final』の累計動員数は296万人、興行収入は41.8億円を突破。『The Beginning』の累計動員数も152万人、興行収入21.5億円を突破し、2部作合計で観客動員数は448万人超え、興行収入も63.3億円を突破と、大ヒット中の本作。今回到着したのは、「神風怪盗ジャンヌ」「満月をさがして」の種村さんが、『るろうに剣心最終章 The Beginning』より、剣心と巴が寄り添う姿を描いたイラスト。本作は、剣心と巴、2人の濃密なドラマが丁寧に描かれているということでも注目を集めており、鑑賞したファンからは「あの僅かな日々が剣心にとってどれだけ大切な日々だったかと思うと切ない」、「深くて哀しくも優しい愛が…雪代巴と剣心から…しくしくと伝わるシーンのひとつ一つ、スクリーンに見入った」「剣心と巴さん2人にそれぞれの愛の形と表現があって、そこが一番素敵だと思ったから切ないけど、巴さんの選んだ愛の形がほんとに素敵」などといった感想が寄せられている。このイラストについて種村さんは「原作でも印象深い抜刀斎の睡眠シーンが、映画でも剣心の心の動きとして描かれていたのでとても心に残り、イメージとして描かせていただきました」とコメント。本作の美しさと儚さがあふれ出たビジュアルとなっている。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年07月13日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』の新予告映像が10日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回公開されたのは、3日に縁を演じる新田真剣佑のInstagramにて先行公開された新スポット映像。「雪代縁×雪代巴 TRUE STORY」という文言と共に投稿され、『最終章』で登場する、雪代縁と雪代巴(有村架純)の2人の物語が描かれている。新田真剣佑のInstagram、そしてるろうに剣心公式Twitter、Instagramで公開された映像を観たファンからは感動する声が続出しているという。『The Final』で登場する、十字傷の謎を知る最恐の敵・雪代縁、そして『The Beginning』で剣心に斬殺される元妻・雪代巴の雪代家の2人。縁は、最愛の姉を剣心に斬殺された復讐を果たすべく、巴は許嫁であった清里を剣心に殺された復讐を果たすべく、それぞれ剣心に近づく。この雪代家の2人を突き動かすのは「復讐」という強い感情で、生きる理由となっていた。新時代を守るため、そして新時代のため、戦う剣心が描かれる『最終章』の2部作は、見方を変えると雪代縁と雪代巴の2人が剣心への復讐を果たすべく戦う物語でもある。そして、この『最終章』二部作で描かれる時代を超えた物語を繋ぐのが、巴が書き残した日記で、映像内では巴が日記を書く姿、そしてその日記を読み、縁が涙を流す姿、人斬り抜刀斎時代の剣心が日記を読む姿が映し出されている。
2021年07月10日公開中の映画『るろうに剣心 最終章 The Final』、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の2部作を繋ぐ新予告映像が発表された。人気漫画を原作に、超高速アクションとエモーショナルな人間ドラマが融合した娯楽作『るろうに剣心』シリーズが、映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』によって10年続いた歴史が幕を閉じる。この度の予告映像は、雪代縁を演じる新田真剣佑のInstagramにて7月3日(土)に先行公開された新スポット。『雪代縁×雪代巴 TRUE STORY』という文言とともに投稿された本映像は、『最終章』で登場する雪代縁と雪代巴の雪代家のふたりの物語が描かれたもの。Instagramで公開された映像を観たファンからは、「それぞれがそれぞれに『正義』があるから儚く切なく美しい……間違っている者は誰もいない。やり方が大切なことをこの作品は教えてくれた」「雪代姉弟にとっては憎むべき復讐の相手、抜刀斎。視点が違うとまた違う感情が溢れる」「雪代姉弟視点だと抜刀斎は復讐の対象だもんね。Final と Beginning を繋ぐ予告いいね」など、剣心とは別の視点の映像を評価する声が続出している。(c)和月伸宏/ 集英社 (c)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会雪代家のふたりを突き動かす「復讐」という強い感情。ふたりにとって剣心は、幸せな日常を破壊し人生を狂わせた元凶であり、最大の敵。新時代を守るため、戦う剣心が描かれる『最終章』の2部作だが、見方を変えると、雪代縁と雪代巴のふたりが剣心への復讐を果たすべく戦う物語でもある。そして、この『最終章』2部作で描かれる時代を超えた物語を繋ぐのが、巴が書き残した日記。本映像内では巴が日記を書く姿、そしてその日記を読んで縁が涙を流す姿、人斬り抜刀斎時代の剣心が日記を読む姿が映し出されている。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』上映中
2021年07月10日明治と幕末、時代を超えて描かれる実写映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が現在公開中。先日、本作に出演する新田真剣佑のInstagramにて新スポットが公開され、話題となっている。7月3日に先行公開された新スポットは、“雪代縁×雪代巴 TRUE STORY”という言葉と共に投稿され、『最終章』で登場する縁と巴の雪代家2人の物語が描かれている。『The Final』で登場する最恐の敵・縁と、『The Beginning』で剣心に斬殺される元妻・巴。縁は、最愛の姉を剣心に斬殺された復讐を果たすべく、一方の巴は、許嫁・清里を剣心に殺された復讐を果たすべく、それぞれ剣心に近づく。そして、二部作で描かれる時代を超えた物語を繋ぐのが、巴の日記。映像では巴が日記を書く姿、日記を読み涙を流す縁、人斬り抜刀斎時代の剣心が日記を読む姿が映し出され、巴の日記が時代を超え、剣心と縁と巴、3人を繋いでいることが分かる。そんな映像を観たファンからは「それぞれがそれぞれに『正義』があるから儚く切なく美しい…間違っている者は誰もいない。やり方が大切なことをこの作品は教えてくれた」、「雪代姉弟にとっては憎むべき復讐の相手、抜刀斎。視点が違うとまた違う感情が溢れる」、「雪代姉弟視点だと抜刀斎は復讐の対象だもんね。FinalとBeginningを繋ぐ予告いいね」などといった感想が寄せられている。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年07月10日現在公開中の『るろうに剣心 最終章 The Beginning』より、メイキング動画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』 Road To Kenshin~スペシャルエディション~が公開となった。人気漫画を原作に、超高速アクションとエモーショナルな人間ドラマが融合した娯楽作『るろうに剣心』シリーズが、映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』によって10年続いた歴史が幕を閉じる。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』はシリーズの完結作であり、剣心と巴、ふたりのドラマが丁寧に描かれているという点でも、大きな注目を集めている。作品を鑑賞したファンからは「あの僅かな日々が剣心にとってどれだけ大切な日々だったかと思うと切ない」、「剣心と巴さんにそれぞれの愛の形と表現があって、切ないけどそこが一番素敵だと思った」など、ラブストーリーに感動する声が数多く見られる。7月6日時点で『The Final』の累計動員数は292万人、興行収入は41億円を突破し、2021年の興行収入1位の実写映画となっている。『The Beginning』の累計動員数は144万人、興行収入は20億円を突破し、遂に2部作合計で観客動員数は435万人を超え、興行収入も61億円を突破した。2012年公開の1作目から現在大ヒット中の『The Final』まで、10年にも及ぶ佐藤健の『るろうに剣心』との歩みを収めたメイキング映像『Road To Kenshin』。シリーズ1作目の撮影初日の様子を収めた“序章”から『The Final』まで、計12本が佐藤健公式You Tubeチャンネルにて配信されており、現在その総再生回数は、脅威の1100万回再生を越えている。今回解禁されたメイキング映像の最終回は、佐藤健が「このエピソードを描かず、人生を終えることはありえない」と語るほど『The Beginning』に思い入れが強く、大切な作品になるという確信を持って撮影に臨んだことが分かる。本作では佐藤がこれまで演じてきた剣心とはまったく異なり、人斬り時代の剣心(緋村抜刀斎時代)が描かれる。緋村抜刀斎はこれまで1作目の2シーン(鳥羽伏見の戦い、清里斬殺)を演じたのみで、まさに佐藤にとって新たな挑戦だった。抜刀斎としてのアクションは、これまでのアクションとは全く異なるため、佐藤は『The Final」の撮影の合間をぬって、『The Beginning』のためにトレーニングを行い、抜刀斎としての感覚を体に刻み込んでいった。そして臨んだ撮影初日、いきなり抜刀斎が敵を殺戮するシーン。人の心を捨てた人斬り抜刀斎としての佐藤のアクションは、これまでのシリーズとはまた違う、異様な狂気を感じる印象的な場面だ。そして続々と他のキャストたちが撮影に参加し、いよいよ『The Beginning』の撮影が本格的にスタートしていく。撮影中には、巴役の有村架純と和む場面も。佐藤がどうしても映画で描きたかったと語るのが、村上虹郎が演じる沖田総司との映画オリジナルの一騎討ちシーン。今回、佐藤はこのシーンを撮影するにあたり、何度も本人同士で村上と事前にアクション練習を積み、しっかりとした準備を行った。この抜刀斎と沖田の一騎打ちは、シリーズの新たな代表的なシーンとなった。そして、挑むクライマックスの撮影は、抜刀斎が視覚と聴覚を失い満身創痍な状態での戦い。どのようにその様子を表現するのか、試行錯誤を繰り返しながらも完成したシーンは、観るものの心を震わせる究極の場面といえるだろう。これまで、シリーズ1作目からずっと剣心の過去を背負って演じてきた佐藤が最も描きたかったと語る『The Beginning』は、最高のスタッフ、最高のキャストたちが想いを込めて完成させた最高傑作。その貴重な舞台裏を収めた本映像を見て、改めて本作を劇場で楽しんでほしい。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』公開中
2021年07月09日映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が公開中。この度、現在配信中の特別メイキング映像集<Road To Kenshin>のラスト、『The Beginning』舞台裏を映し出す映像の配信が本日7月9日(金)より始まった。本作は7月6日時点で、『The Final』の累計動員数292万人、興行収入は41億円を突破し、2021年の興行収入No.1の実写映画に。『The Beginning』の累計動員数は144万人、興行収入は20億円を突破し、2部作合計で興行収入も61億円を突破した。公開に合わせて配信中の<Road To Kenshin>は、2012年公開の1作目から『The Final』まで、10年にも及ぶ佐藤健のシリーズとの歩みを収めたメイキング映像。佐藤さんの公式YouTubeチャンネルにて配信中の計12本は、現在総再生回数1,100万回を突破した。そして今回ついに、<Road To Kenshin>配信最後の映像が公開。佐藤さんは「このエピソードを描かず、人生を終えることはありえない」と語るほど非常に思い入れが強く、絶対に大切な作品になるという確信を持って撮影に臨んだ『The Beginning』は、これまでとは違い、人斬り時代の剣心<緋村抜刀斎>時代が描かれる。抜刀斎は、これまで1作目の2シーン(鳥羽伏見の戦い、清里斬殺)を演じたのみで、まさに佐藤さんにとって新たな挑戦。『The Final』のアクションとは全く異なるため、『The Final』の撮影の合間をぬって『The Beginning』のためにトレーニングを行い、抜刀斎としての感覚を体に刻み込んでいったという。撮影初日は、いきなり抜刀斎が敵を殺戮するシーンからスタート。これまでの“逆刃刀”を扱う剣心と、抜刀斎とのアクションの違いを語る佐藤さんのインタビューも収められている。そして佐藤さんだけでなく、有村架純、北村一輝、高橋一生らがの姿も。また、本作で佐藤さんがどうしても映画で描きたかったと語る、沖田総司(村上虹郎)との映画オリジナルの一騎討ちシーンも映し出される。そんな緊迫した撮影の一方で、合間に有村さんと豆まきをしたり、いきなり刀を抜く剣心に監督たちがびっくりしたりと、和やかな撮影の様子も覗くことができる。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年07月09日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の特別メイキング映像、及びメイキング画像が9日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。7月6日時点で『The Final』の累計動員数は292万人、興行収入は41億円を突破し、2021年の興行収入No.1に。『The Beginning』の累計動員数は144万人、興行収入は20億円を突破、2部作合計で観客動員数は435万人を超え、興行収入も61億円を突破した。今回公開されたのは、総再生回数1,100万回超えを記録している、『るろうに剣心』10年の日々を収めた特別メイキング映像集「Road To Kenshin」の最後を飾る『るろうに剣心 最終章The Beginning』【Road To Kenshin~スペシャルエディション~】。シリーズ1作目の撮影初日の様子を収めた“序章”から『The Final』まで、計12本が佐藤健公式YouTubeチャンネルにて配信されている。『The Beginning』は、佐藤健が「このエピソードを描かず、人生を終えることはありえない」と語るほど非常に思い入れが強く、絶対に大切な作品になるという確信を持って撮影に臨んだ作品。本作では、佐藤がこれまで演じてきた剣心とはまったく異なり、人斬り時代の剣心である緋村抜刀斎の姿が描かれる。これまで1作目の2シーン(鳥羽伏見の戦い、清里斬殺)を演じたのみで、佐藤にとって新たな挑戦となる作品だった。抜刀斎としてのアクションは、これまでの『The Final』のアクションとは全く異なるため、佐藤は『The Final』の撮影の合間をぬって、『The Beginning』のためにトレーニングを行い、抜刀斎としての感覚を体に刻み込んでいった。そして臨んだ撮影初日は、抜刀斎が敵を殺戮するシーンからスタートする。人の心を捨てた人斬り抜刀斎としての佐藤のアクションは、これまでのシリーズとはまた違う、異様な狂気を感じる印象的なシーンとなった。続々と他のキャストたちが撮影に参加し、いよいよ『The Beginning』の撮影が本格的にスタートしていく。撮影中には、巴役の有村架純と和む場面も。そして、本作で佐藤がどうしても映画で描きたかったと語るのが、村上虹郎が演じる沖田総司との映画オリジナルの一騎討ちシーン。今回、佐藤はこのシーンを撮影するにあたり、何度も本人同士で村上と事前にアクション練習を積み、しっかりとした準備を行った。この抜刀斎と沖田の一騎打ちは、シリーズの新たな代表的なシーンとなった。そして、挑むクライマックスの撮影は、抜刀斎が視覚と聴覚を失い満身創痍な状態での戦い。どのようにその様子を表現するのか、試行錯誤を繰り返しながらも完成したシーンは、観るものの心を震わせる究極のクライマックスとなっている。(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心最終章 The Final」製作委員会
2021年07月09日1996年からテレビアニメが放送され、人気を博した名作『るろうに剣心』。7月1日より、『印鑑はんこSHOPハンコズ』を運営する株式会社岡田商会のオンラインショップにて、『るろうに剣心』のはんこが発売されました。『るろうに剣心』がはんこになって登場!『るろうに剣心はんこコレクション』は、お気に入りのキャラクターと好きな名前や文字を組み合わせてオーダーメイドで作れるはんこ。キャラクターの種類や絵柄は、主人公の緋村剣心やヒロインの神谷薫など、31種類から選べます。さらに文字のフォントは3種類の中から選択可能!かっちりとした旧字体から、丸みのあるかわいらしい文字まで用意されています。通常のはんこと同様、名字を入れるのはもちろん、ペンネームやハンドルネーム、簡単なメッセージを入れて注文することも可能。銀行登録でも使えるので、はんこが必要なほとんどのシーンで活躍できるアイテムになっています。使用するシーンによって相応しい形式のものがあるので、荷物の受け取りなどのサインには自由に押せるセルフインクタイプ。金融機関で使う際には木彫りタイプ、黒水牛タイプなど、はんこのタイプが異なる商品を複数注文すれば、シーンごとに使い分けることができます。これまでなんとなく使ってきたはんこが、自分の好きなキャラクターのものに変わるだけで、気分が違ってきそうです。『るろうに剣心』が好きな人は、あなただけのはんこをオーダーメイドし、日常生活のあらゆる場面で使ってみてはいかがですか!【るろうに剣心 はんこコレクション】販売サイト:印鑑のハンコズ楽天市場支店、印鑑のハンコズYahoo!店[文・構成/grape編集部]
2021年07月06日Novelbrightが、7月23日よりスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『漂着者』主題歌に新曲「優しさの剣」を書き下ろした。本ドラマは、『あなたの番です』『共演NG』など、話題作を世に送り出し続ける秋元康が企画・演出を手がけている。物語はとある地方の海岸に全裸のイケメン男性が漂着したところから始まり、SNSが情報を席巻するこの時代において、まつり上げられるのも一瞬、叩き落されるのも一瞬という現代社会の恐怖、そして正体不明の男がまるで“教祖”のように人々を狂信させていくさまが描かれている。正体不明の主人公・ヘミングウェイを斎藤工が演じるほか、乃木坂46卒業後初の連続ドラマ出演となる白石麻衣がヘミングウェイの謎を追う新聞記者役で出演している。■Novelbright コメント今回、ドラマ「漂着者」の主題歌を担当させて頂きました。「漂着者」「予言」「記憶喪失」などのミステリアスなキーワード、そしてSNSやネットという情報の海を、楽曲で表現しました。「優しさの剣」が、ドラマの世界にどう共鳴していくのかが、とても楽しみです。■主演・斎藤工 コメント私自身、不確かで正体不明な男と向き合っている孤独な作業の中、この楽曲を聴き、音楽と言う表現で共に漂着者の本質・根幹に迫って頂いているのだと心強く、救われました。Novelbrightの皆さん、ありがとうございます。この「優しさの剣」と共に、この作品が誰にどう届き、何処に辿り着くのか、見守って頂けたら幸いです。■秋元康氏 コメント路上ライブで注目を集め、一躍、人気バンドになったNovelbrightのみなさんに主題歌を担当していただけるのは、本当に嬉しいです。ネットで拡散され、あっという間にファンが増えて行ったというエピソードは、今回のドラマ『漂着者』の主人公ヘミングウェイの境遇と似ています。また、主題歌として書き下ろしていただいた『優しさの剣』もドラマの世界観とマッチしているので、タイトルバックが楽しみです<ドラマ情報>金曜ナイトドラマ『漂着者』7月23日(金) 放送スタート毎週金曜夜11:15~深夜0:15テレビ朝日系24局※一部地域で放送時間が異なります金曜ナイトドラマ『漂着者』キービジュアル金曜ナイトドラマ『漂着者』公式サイト:<リリース情報>Major 1st Album 『開幕宣言』2021年4月28日リリース●初回限定盤【CD+LIVE DVD】 ※スリーブケース付5,280円(税込)Novelbright『開幕宣言』初回限定盤ジャケット●通常盤【CD Only】3,300円(税込)Novelbright『開幕宣言』通常盤ジャケット【CD】(初回限定盤 / 通常盤 共通)01. El Dorado02. 開幕宣言03. Sunny drop ※「コカ・コーラ ゼロシュガー」CMソング04. 青春旗 ※出光昭和シェル(出光興産株式会社)「がんばろう、NIPPONのDRIVERS」キャンペーンタイアップソング05. ツキミソウ ※フジテレビ系『とくダネ!』2021年2月度お天気コーナー マンスリーソング06. Friends for life07.さよならインベーダー08. PANDORA09. あなたを求めただけなのに ※テレビ東京系ドラマ『共演NG』主題歌10. bedroom11. フェアリーテール ※バーティカルシアターアプリ「smash.」TV CMソング12. 愛結び13. ハミングバード ※フジテレビ系情報番組『めざましどようび』テーマソング【LIVE&Documentary DVD】(初回限定盤のみ)『バーチャルブライトSPECIAL at 大阪城ホール〜バンド史上最強の発表あります無料です〜』・Sunny drop-Interlude-・ランナーズハイ・Count on me・おはようワールド・君色ノート・また明日・夢花火・Walking with you・Morning Light・時を刻む詩-MC-・拝啓、親愛なる君へメジャー1stアルバム『開幕宣言』配信サイト:メジャー1st Album『開幕宣言』特設サイト:<ライブ情報>『大阪城公園で交わした約束「2年以内にあっちで会いましょう」を実現するワンマンat大阪城ホール』2021年7月11日(日) 大阪城ホール開場 17:00 / 開演 18:00関連リンクNovelbright オフィシャルサイト YouTube Official Channel Official Twitter Official Instagram Official TikTok
2021年07月05日ミュージカル「『オープニングナイト』〜桜咲高校ミュージカル部〜」が2021年7月2日(金)、日本青年館ホール(東京都新宿区)で開幕した。舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹のサラ(渡邉心結)を溺愛する不良のユージ(瑛)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、その等身大のパフォーマンスが、青春真っ只中にあるというある種のリアリティを感じさせたし、周囲の大人キャストががっちりサポートをしている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが垣間見える。主演を務める横山だいすけは「先生という仕事にとても魅力を感じていましたし、舞台を通して表現できるのは、また一つ夢をかなえることができた気持ちです。学生時代、実際に教育実習で先生を経験したことがあるので、その時の経験を演技に反映していけたらいいなと思います」と役への思いを語る。その上で、「このコロナ禍で人との距離感をどうしても遠く感じてしまう昨今ですが、『オープニングナイト』を通して、先生・生徒の枠を超えた友情や団結をお届けできるよう励みたいと思います」とコメントした。上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。そのほかの出演者は、三倉佳奈、福井貴一、野々村真ら。〈Team Blue〉の公演は7月5日(月)まで。〈Team Red〉は7月8日(木)〜11日(日)で、星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、竹内夢、杏ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。取材・文:五月女菜穂
2021年07月05日映画『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』の公開記念イベント、「『るろうに剣心最終章 The Beginning』 剣心、始まりの地へ~おかえり剣心京都凱旋舞台挨拶~」が7月3日に京都で開催された。舞台上に七夕の短冊が飾られた会場で、上映後に観客からの熱い拍手で迎え入れられ、主演の佐藤健が夏らしく浴衣姿で、またシリーズ全作品で監督を務めた大友啓史が登壇した。まずは剣心の始まりの地である京都での凱旋舞台挨拶ということで、久しぶりに会った京都のファンとライブビューイングでつながっている全国のファンに向け、佐藤が「ずっと全国を回って舞台挨拶をしたいとは思っていたのですが、なかなか叶わずでした。僕たちの第二のふるさとと言っても過言ではないくらいお世話になった場所で、なんとしてでも舞台挨拶をしたいという想いもあったので、本日来ることができてとても幸せに思っています」と、笑顔で挨拶。浴衣についてコメントを求められると、「しっくりきますね。昔は和服を着ると怖気づくような感覚があったのですが、『るろうに剣心』を通じて逆に落ち着く感じがするようになりましたと答えた。監督も「次はこれで撮りたいね」と佐藤の姿を見ながら、「京都は、始まりの地なんですよ。地に足のついた実写作品にすると考えたときに、最初に決断したのが京都で撮影するということでした。僕らの撮影のはじまり、作品のベースのはじまりでもあったので、京都にくることは悲願でした」と語った。本シリーズは、関西エリアでのロケも数多く、シリーズ全5作を通じて、関西では全34か所、半年の撮影が行われた。佐藤は「滋賀県などの撮影のときも、京都を拠点にしていました。パート1の時は家に帰らず京都のホテルにずっと泊まって、そこから色々なところに行き撮影をしていました」とシリーズのハードな撮影を振り返ると、監督も「全国を巡業するサーカス団ですよ」と笑顔で返した。1作目から今作までを振り返りながら佐藤は、「当時は、青木崇高さんや蒼井優さん、香川照之さんと京都の街をぶらついてご飯を食べたりしていましたが、何不自由なかったですね。でも2作目3作目、そして最終章の時はほとんどご飯に行ったりはしていないですね。パート1のとき毎日のように行っていたのかが不思議です」と、シリーズ10年間のエピソードを明かした。さらにこの日は、佐藤の希望で事前にTwitterにてファンからの質問を募集。舞台上で佐藤と監督が様々な質問に答えた。「七夕といえば、健さんにとっての”織姫”はいますか?」という質問に、佐藤は驚きつつも「一年に一度とはないけど、本当は会いたいけどなかなか会えない、たまに会える存在はやっぱり、剣心かな」と、10年間剣心を演じてきた佐藤ならではの回答が飛び出す。また「マイベスト剣心(演技)を選ぶならどのシーンですか?」との質問について佐藤は、『The Beginning』の終盤、「行ってくるよ、巴」と言い残し、ともに暮らした家を去るシーンを挙げた。このシーンには監督も大きく頷く。佐藤は「感情を表して涙を流すなど、いろんな演技プランがある中で、あのシーンは全く気負いがなかったんですよね。今まで演じてきた剣心という役に対するに信頼と自信があったので、絶対に大丈夫だと思っていました。こういう芝居をしたいとう欲のようなものを一切排除できていたのを覚えていて、その時思ったように演じられました」と撮影当時を振り返ると、会場からは大きな拍手が起こった。続いて、檀上の短冊について、この日のためにInstagramで募集したファンからの願いが書かれているとMCから説明があると、その一部の願い事を佐藤と監督がそれぞれ紹介。“内定いただけますように”や“真剣佑の上腕二頭筋になれますように”、“娘の成績があがりますように”、“期末テストがなくなりますように”など、ファンの個人的な願いから、シリーズに対する想いのこもった願いごとも読み上げ、ファンの想いの詰まった短冊に感慨深げだった。最後に監督は、「10年間応援していただきありがとうございます。1作目の当時は震災があったり、今回もいろんなことがあった中で、作品を映画館で上映できることがすごい幸せだってことを感じましたし、皆さんに支持していただいて最後まで作れたということにものすごい幸せを感じております」とコメント。佐藤からは、「本当にあっという間ですね。我々にとって、とても大切な京都に来れたことを非常にうれしく思っております。こういった辛い状況ではありますが、希望を見出して、前向きに、幸せに皆さん過ごしていってほしいなと願っております」と述べ、京都凱旋舞台挨拶は幕を閉じた。また、本イベントの模様はライブビューイングで全国の映画館に生配信された。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』公開中
2021年07月05日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。漫画原作の実写化でありながら、リアルな時代劇としての側面も持つ同作。そこにあるのは徹底的な「汚し」「壊し」などの技術でもあり、「小汚いところがすごい」と褒める意味で話題にもなっている。大友啓史監督もIMAXシアターの大画面で「The Final」を見たときに「汚しの表現にはこだわっているので、それがしっかり効いていると思った」と発言している。今回は、大友監督に”汚し”とはどういうものなのか、話を聞いた。○■細かな努力が生きていく——『るろうに剣心 最終章』の公開と、これまでのシリーズへの注目から、改めて「”汚し”がリアルですごい」と話題になっていました。僕、汚し歴は長いですからね。『龍馬伝』でやりすぎるぐらいやりましたから(笑)。”生活感”の表現は、僕にとってすごく大事なことです。毎日のりのきいた着物を着ているキャラクターだったら汚す必要はありませんが、その空間や時代で普通に生活している人たちを表したいと思うと、エイジングをちゃんとやらないと。僕らがよく言うのは、神谷道場などのセットも、建てたばかりの初日は「その日のカレー」なんですね。でも、一晩寝かせた次の日の朝のカレーっておいしいじゃないですか。セットも同様で、道場が30年経っているとすると、30年間打ち込みの稽古があって、何百人もの門下生たちが流した汗がボトボト落ちたりしているわけだから、そういう痕跡を作っていくのは、僕が演出をする時の美術チーム、衣装チーム、メイクチーム全員の最低限のルールです。そこについては徹底してきているし、全体の共通認識になっていますね。——そういう現場にするために、難しいこともあるんでしょうか?スタッフ間に、とりわけ俳優をきれいに見せなければいけないという考えが固定しちゃっている場合がありますね。むろん衣装の素材などにもよりますが、普通に動いたら、衣装も髪も乱れたり皺になったりするものですし、それが生活として普通の状態なんですけどね。だけど、不必要に気を使い、必要以上に整えたりしちゃう場合がある。乱すために、あえてテイクを重ねる時もあるくらいです。そういう僕なりの考え方を、『龍馬伝』の頃から少しづつ徹底してきたつもりです。衣装一つとっても、撮影に入る前に汚して洗ってクタクタにする、それが当たり前でなければいけない。黒澤明監督の映画では、武将の役をやるエキストラに鎧を与えて1カ月過ごしてもらうとか、そういう目に見えない努力もしていたんですよね。身体に馴染んでいるか馴染んでいないかは、映像に映ると一目瞭然ですからね。今の時代、現実にどこまでできるかは別として、そういうことを詰めて考えると、やるべき努力というのは無限にあります。むしろどこで諦めるかという問題ですらある。僕らは諦めが悪いので、締め切りギリギリ許されるまでに、とにかく足掻きながら、やれることはまだあるのではないかと思いながらやっています。夏のシーンでは、助監督も霧ふきを持って、暇があればエキストラの方に吹きかけて汗を演出し、農民だったら爪に土もたまる。そういう細かな努力が大画面で見たときに生きていくし、映像に映る映らない以前の問題として、「そこに存在していた人がどう生きていたのか」を考えることなんだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年07月04日映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の京都凱旋舞台挨拶が3日に京都で行われ、佐藤健、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。剣心の始まりの地である京都での凱旋舞台挨拶ということで、久しぶりに会った京都の方とライブビューイングでつながっている全国のファンに向け、佐藤は「ずっと全国を回って舞台挨拶をしたいとは思っていたのですが、なかなか叶わずでした。そんな中、京都は『るろうに剣心』始まりの場所で、僕たちの第二のふるさとと言っても過言ではないくらいお世話になった場所で、なんとしてでも舞台挨拶をしたいという想いもあったので、本日来ることができてとても幸せに思っています」と思いを表す。舞台上には七夕の短冊が飾られる中、夏らしく浴衣姿で登場し、「しっくりきますね。昔は和服を着ると怖気づくような感覚があったのですが、『るろうに剣心』を通じて逆に落ち着く感じがするようになりました」とさわやかに答え、会場を沸かせた。監督も「和服が素晴らしいので、次はこれで撮りたいね」と佐藤の姿を見ながらも、「京都は、始まりの地なんですよ。漫画原作アニメ原作の作品を、地に足のついた実写作品にすると考えたときに、最初に決断したのが京都で撮影するということでした。京都で撮影することであの時代のリアリティなどを作品にいれることができるのではないか、という大きな判断をしました。作品の内容ももちろんですが、僕らの撮影のはじまり、作品のベースのはじまりでもあったので、京都にくることは悲願でした」と、思い入れを明かした。この日は、佐藤たっての希望で事前にTwitterにてファンの皆からの質問を募集し、2人が答えることに。「10年前の自分の撮影初日の映像を"そのまま"使う、というプランを聴いた時の気持ちを教えてください」という質問に、佐藤は「非常に自然なことだと思いました。そりゃそうだろうなと。やっぱり『The Beginning』は新時代を切り開くために戦う真っ直ぐな剣心の生き様を描いているんだとしたら、新時代が来た瞬間がクライマックスに来るべきだろうと。ここまで綺麗にパート1の冒頭にちゃんとつながるんだと驚きました。編集の仕方含め大友監督はさすがだなと思いましたね」と回答する。また「七夕と言えば、健さんにとっての”織姫”はいますか?」という質問に驚きつつも、佐藤は「一年に一度とはないけど、本当は会いたいけどなかなか会えない、たまに会える存在はやっぱり、剣心かな」と、10年間剣心を演じてきた佐藤ならではの答えが飛び出す。「剣心が最初に巴の日記を読む時、開いてる日付けが『三月廿一日(3月21日)』で、健さんのお誕生日だったんですが、あれは偶然ですか? それとも隠しサプライズですか?」という質問には、「全く気づきませんでした。お客さんはそういうところも見てるんですね」と、感心。大友監督は「どこのページをめくるかはお任せだから、上手いこと開いたんだと思いますよ」と偶然が呼んだ奇跡であると明かした。「マイベスト剣心(演技)を選ぶならどのシーンですか?」という質問には、佐藤と監督が共に剣心が『The Beginning』の終盤「行ってくるよ、巴」と言い残し、共に暮らした家を去るシーンを選ぶ。佐藤は「このシーンの撮影はすごい覚えてます。感情を表に表して涙を流すなど、いろんな演技プランがある中で、あのシーンは全く気負いがなかったんですよね。今まで演じてきた剣心という役に対するに信頼と自信があったので、絶対に大丈夫だと思っていました。こういう芝居をしたいとう欲のようなものを一切排除できていたのを覚えていて、その時思ったように演じました」と撮影当時を振り返ると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。さらに「The Beginningで巴と共に暮らしてる中で畑で採れたお野菜等を料理して食べていらっしゃいますが、どんなお料理を作って食べてらしたのですか? 大根やキノコ等採れていたようなのでお漬物とか煮物とか…とても気になってます」という質問には、佐藤は「お味噌汁と白いご飯とお漬物のような質素な和食だった。僕と有村さんは当時食事制限をしていて、撮影の時だけ白いご飯を食べれるという、リアルに幸せなシーンでした」と撮影時の意外な裏話が飛び出した。イベントでは短冊が飾られていたが、これはこの日のためにInstagramで募集したファンのからの願いが書かれているもの。ファンの想いの詰まった短冊に感慨深げな2人は、自身の願い事も披露。佐藤は「剣心の十字傷が癒えますように」、大友監督は「眼に映る人々の幸せ!」と劇中の剣心のセリフを引用し、2人で「剣心に幸せになってほしい!」と願っていた。
2021年07月03日映画『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が公開中だ。この度、剣心演じる佐藤健と、巴演じる有村架純の新場面写真が一挙公開された。人気漫画を原作に、超高速アクションとエモーショナルな人間ドラマが融合した娯楽作『るろうに剣心』シリーズ。映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』によって、10年続いた歴史が幕を閉じることになる。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は、シリーズの完結作であり、剣心と巴、ふたりのドラマが丁寧に描かれているという点でも、大きな注目を集めている。作品を鑑賞したファンからは、「あの僅かな日々が剣心にとってどれだけ大切な日々だったかと思うと切ない」、「剣心と巴さんにそれぞれの愛の形と表現があって、切ないけどそこが一番素敵だと思った」など、ラブストーリー に感動する声が数多く見られる。今回新たに到着した場面写真は、佐藤演じる緋村剣心と、有村演じるその妻・巴の日々を切 りとったもの。暗殺の現場を巴に目撃され、口封じのためふたりで暮らすこととなった剣心。偶然かと思われたの出会いだが、じつは巴は許嫁である清里明良(正孝)を剣心に殺されたことで、復讐を果たすため剣心へ近づいていたのだった。しかし、ともに時間を過ごしていくうちに、新時代のため人を斬り続けながら苦悩する剣心の内側に秘めた純粋さを知り、 徐々に惹かれていく巴。剣心もまた、次第に巴に心を開き、やがて夫婦として結ばれる。幕府から逃れるべく都から離れ、穏やかで幸せな時間を過ごし始めるふたり。その時間は人の心を失っていた剣心が“幸せ”と感じる日々となっていく。時折見せる穏やかな剣心の姿に、「あなたは最近よく笑うようになりましたね」と優しく語りかける巴。剣心は巴に「君が一度失った幸せを、今度こそ俺が守り抜いてみせる」と誓い、ふたりは愛を深めていく。新たな場面写真では、剣心が暗殺の現場で血の雨を降らし、巴と初めて対峙する印象的なシーン、人の心を失いながら平和を信じ斬り続ける剣心の身を隣で案じている様子の巴、そして素朴ながらも幸せで穏やかな生活を送る剣心と巴の姿が映し出されており、ふたりの距離が徐々に縮まっていく様子が見て取れる。さらにこの度、佐藤、有村の撮影時の貴重なオフショットも公開。本編では、笑顔をほとんど見せず、感情を殺して生きている様子が描かれているが、オフショットでは打って変わって顔に笑みを浮かべている。『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』上映中
2021年07月02日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の場面写真、及びオフショットが2日、公開された。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。『るろうに剣心 最終章 The Beginning』は剣心と巴、2人のドラマが丁寧に描かれているということでも、大きな注目を集めている。作品を鑑賞したファンからは剣心と巴について、「あの僅かな日々が剣心にとってどれだけ大切な日々だったかと思うと切ない」「深くて哀しくも優しい愛が…雪代巴と剣心から…しくしくと伝わるシーンのひとつ一つ、スクリーンに見入った」「剣心と巴さん2人にそれぞれの愛の形と表現があって、そこが一番素敵だと思ったから切ないけど、巴さんの選んだ愛の形がほんとに素敵」など、切ないラブストーリーに感動する声が数多く上がっている。今回新たに到着した場面写真は、佐藤健演じる人斬り抜刀斎・緋村剣心と、有村架純演じるその妻・雪代巴の日々を切りとったもの。剣心は暗殺の現場を巴に目撃され、口封じのため2人で暮らすこととなる。偶然かと思われた2人の出会いだが、実は巴は許嫁である清里明良(窪田正孝)を剣心に殺され、その復讐を果たすため剣心へ近づいていたのだった。しかし共に時間を過ごしていくうちに、新時代のために人を斬り続けながら苦悩する剣心の内側に秘めた純粋さを知り、巴は徐々に惹かれていく。誰よりも人々の幸せと新時代の平和を願う剣心も、次第に巴に心を開き、やがて2人は夫婦として結ばれる。幕府から逃れるべく都から離れ、穏やかで幸せな時間を過ごし始めると、人の心を失っていた剣心が“幸せ”と感じる日々となり、“人斬り抜刀斎”の面影は徐々に消え失せていく。時折見せる穏やかな剣心の姿に、巴は「あなたは最近よく笑うようになりましたね」と優しく語りかけ、お互いを強く想い合うように。剣心は巴に「君が1度失った幸せを、今度こそ俺が守り抜いてみせる」と誓い、2人は愛を深めていくが、強く結ばれたはずの2人は幕末という激動の時代の波へと飲み込まれていく。場面写真では、人の心を失いながら平和を信じ斬り続ける剣心の身を隣で案じている様子の巴、そして素朴ながらも幸せで穏やかな生活を送る剣心と巴の姿が映し出されており、2人の距離が徐々に縮まっていく姿が見て取れる。さらに今回、佐藤健と有村架純の撮影中の貴重なオフショットも解禁。『The Beginning』本編では、剣心も巴も笑顔をほとんど見せず、感情を殺して生きている様子が描かれていたが、オフショットでは打って変わって顔に笑みを浮かべた。
2021年07月02日ONE OK ROCKが、映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』主題歌「Broken Heart of Gold」のアコースティックバージョンを配信リリースした。タイトルは「Broken Heart of Gold (Acoustic)」で、このアコースティックバージョンの為に再度スタジオに入りメンバー全員で試行錯誤を繰り返し、ONE OK ROCKらしいサウンドメイキングとアレンジに仕上がっている。ONE OK ROCKは、7月22日から25日にかけて山梨県・河口湖ステラシアターにて約1年半ぶりとなる有観客ライブ『ONE OK ROCK 2021 “Day to Night Acoustic Sessions” at STELLAR THEATER』を開催する。なお当日会場に足を運べない人のために、同ライブを事前収録したものを7月31日19時よりオンラインライブとして配信することも決定している。<リリース情報>ONE OK ROCK「Broken Heart of Gold (Acoustic)」2021年7月2日(金) 配信リリースONE OK ROCK「Broken Heart of Gold (Acoustic)」ジャケット配信リンク: OK ROCK「Broken Heart of Gold」2021年5月28日(金) 配信リリースONE OK ROCK「Broken Heart of Gold」リリックビデオ配信リンク: OK ROCK「Renegades」2021年4月16日(金) 配信リリースONE OK ROCK「Renegades」MV配信URL:<ライブ情報>ONE OK ROCK 2021 “Day to Night Acoustic Sessions” at STELLAR THEATER7月22日(木)~7月25日(日) 山梨県・河口湖ステラシアター【公演日程】7月22日(木) 夜1公演7月23日(金) 昼 / 夜 計2公演7月24日(土) 昼 / 夜 計2公演7月25日(日) 昼 / 夜 計2公演【配信情報】7月31日(土) 山梨県・河口湖ステラシアター公演19:00配信開始予定※ライブ配信は山梨県・河口湖ステラシアターを有観客にて事前収録したものを配信。※ライブ配信の特設サイトおよび詳細は追って発表。ONE OK ROCK オフィシャルサイト:
2021年07月02日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回、剣心の元妻であり原作でも人気のキャラクター・巴を演じたのが、シリーズ初登場となった有村架純だ。作品のもう1人のヒロインとも言える存在で、「The Beginning」を支える巴を演じた有村について、大友啓史監督がどうとらえているのか、話を聞いた。○■間違いなく化けていく役者——巴役に有村さんというのは意外でもあり、観てみたらすごく納得でもありました。大友監督は有村さんと『3月のライオン』でもご一緒されていて、有村さんは監督のことを「イメージを覆してくださる方」とおっしゃってましたが、監督から見た有村さんというのはどのような存在ですか?色々な作品を見ていると「いい俳優というのは、優れた器なんだ」と思うんです。そこに何を盛るかで変わってくる。有村さんもそういうタイプだと思っています。役者自身の個性やキャラクターをベースに役を作っていく人もいれば、そうじゃない向き合い方をする人もいるんだけど、彼女は役に向き合う際に、真っ白なイメージをまとっている印象があります。こちらがどういうイメージを盛ろうとするかによって、いかようにも変わっていく。求められるものに真正面から、そしてニュートラルに身を投じるところに、演技者としての矜持や才能を感じるんですよね。そのスタンスを思うと、こちらで彼女のイメージを勝手に固定して決めつけることはすごく失礼で、むしろいろんな違う役をやった方が面白いと思うんです。自分が役者だったらと考えると、フィクションとはいえ、他人の人生を演じることに多少ならずとも恐怖とか畏怖を感じてしまいます。自分が背負ってきた人生だって色んな想いと感情を体験してきてるのに、例えば演じる役が年上だったら、プラスその年分の経験と感情の積み重ねがあったりするわけです。ましてや『るろうに剣心』の設定は幕末で、今自分が生きている時代とは全く違う、自分の知らない時代の話です。個人的に「他者の人生は簡単に理解できない」と思って演じるのか、それとも理解した気で演じるのかで、すごく差が生まれる気がするんです。簡単に結論付けるよりも、わからないからこそ演じていく、演じながら理解を深め、その感情を見つめていく。そういうスタンスの方が僕としては信用できると思っています。——そのあり方が、今回の巴をはまり役にしたのでしょうか。有村さんは、我々が用意した美術や空間、目の前に立つ俳優たちの温度を感じながら、そこにいる存在をしっかり捉えようとしている。こっちがちゃんと環境を用意できれば、愚直に役と向き合ってくれる、そういう方は間違いなく化けていきます。恵役の蒼井優さんもそうで、最初はいろんな意見がありましたが、今はもう「ぴったり」と言われているでしょう。役の内面をしっかり表現してくれているからだと思います。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月30日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心 最終章 The Final』の興行収入が40億円を突破したのが29日、明らかになった。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。28日時点で『The Final』の累計動員数は284万人、興行収入は40億円を突破。『The Beginning』の累計動員数は127万人、興行収入は18億円を突破し、遂に2部作合計で観客動員数は411万人を超え、興行収入も58億円を突破した。『The Final』は緊急事態宣言の影響で、一部地域では映画館で映画を楽しむことができないという状況が公開3日目の4月25日から2か月間続いてきたにも関わらず、6月20日時点で『花束みたいな恋をした』(興行収入38億円)を超え、2021年の興行収入No.1の実写映画となっている。また6月26日より大阪の映画館も土日の営業を約2カ月ぶりに再開し、6月26日、27日(日)の週末は、初めて大阪の映画館で『The Final』と『The Beginning』の両方を楽しむことのできる週末となった。7月3日からは来場者に『The Final』&『The Beginning』フォトカードを廃油。『最終章』で最も重要なキャラクターであり剣心に復讐を果たそうとする、雪代家の姉弟・雪代巴と雪代縁のビジュアルが両面に掲載されたフォトカードで、2作品を繋ぐ2人のビジュアルが同時にもらえることとなる。『The Final』で雪代縁は、最愛の姉・巴を奪われた恨みを晴らすべく、剣心とその周りの全てに復讐を仕掛け、剣心と死闘を繰り広げる。本ビジュアルはその死闘の様子を収めたワンシーン。一方『The Beginning』のビジュアルは、剣心に斬殺されるという運命を辿る雪代巴が、覚悟を決めた表情で、雪の中を歩く姿を収めている。フォトカードは全国の劇場の『The Final』と『The Beginning』のどちらの上映でも配布される。
2021年06月29日佐藤健主演、大友啓史監督による10年にわたるシリーズが幕を閉じる『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』。6月28日(月)時点で『The Final』の累計動員数は284万人、興行収入は40億円超えを記録。さらに『The Beginning』累計動員数は127万人、興行収入は18億円を突破し、ついに2部作合計で観客動員数は411万人を超え、興行収入も58億円を突破した。『るろうに剣心 最終章 The Final』は、緊急事態宣言の影響で、一部地域では映画館で映画を楽しむことができない状況が公開3日目の4月25日(日)から2か月間続いてきたにも関わらず、6月20日(日)時点で興行収入38億円を記録した『花束みたいな恋をした』を超え、2021年の興行収入No.1の実写映画に。6月26日(土)には大阪の映画館も土日の営業を約2か月ぶりに再開されると、大阪のファンからも歓喜の声が上がる中、6月26日(土)・27日(日)の週末から28日(月)までで『The Final』の興行収入は遂に40億円を突破した。また、7月3日(土)からは3週連続入場者プレゼント第3弾が決定。雪代家の姉弟・雪代巴と雪代縁のビジュアルが両面に掲載された<『The Final』&『The Beginning』フォトカード>が『The Final』および『The Beginning』両方の上映で配布される。2作品を繋ぐこの姉弟のビジュアルが同時に手に入るのは貴重な機会となっている(※特典はなくなり次第配布終了※一部劇場除く)。『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心最終章 The Final 2021年4月23日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会るろうに剣心最終章 The Beginning 2021年6月4日より全国にて公開© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
2021年06月29日名門進学校を舞台に、ミュージカル部の設立を目指す生徒と教師の奮闘を描いたミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』が、7月2日(金)より東京・日本青年館ホールで上演となる。本作は、劇団四季出身でミュージカル「魔女の宅急便」などを手掛けたことでも知られる岸本功喜が脚本・演出・振付を担当する完全オリジナル作で、同演目を〈team Blue〉〈team Red〉の2チームがそれぞれ上演するというこれまでにない取り組みも話題だ。横山だいすけ、三倉佳奈、福井貴一、野々村真、湖月わたるが演じる個性豊かな教師陣は共通で登場し、〈team Blue〉は、ダンス・ボーカル・グループの『原因は自分にある。』から、武藤潤、杢代和人、大倉空人の3人と、瑛、中谷優心、村上貴亮が出演、〈team Red〉は、私立恵比寿中学の星名美怜、超ときめき♡宣伝部の小泉遥香と杏ジュリア、透明感のある雰囲気で現在売り出し中の河村花、NHK『おとうさんといっしょ』の竹内夢に加えて、前田悠雅が名を連ねる。ミュージカル俳優を夢見る主人公と、ひょんなことから顧問を引き受けることになった熱血教師を軸に、癖のある生徒たちと、創部を反対する校長との対立を経て、ミュージカル部は舞台初日=オープニングナイトを迎えることが出来るのか…。今回は、稽古が佳境に入る前の6月中旬の稽古場を取材した。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、ミオ先生役の三倉佳奈取材はそれぞれ別の日に行われたが、取り組んでいるシーンはほぼ同じ。生徒6人とアンサンブル・キャストによる歌の稽古がメインで、主人公のマイト/マイを中心に、ミュージカルの上演に向けて、それぞれの生徒の個性を生かして役割を分担し、学校全体を巻き込んでいくという重要なパートだ。■team Blue〈team Blue〉の稽古は、今回ミュージカル初挑戦となる『原因は自分にある。』武藤・杢代・大倉が瑛、中谷、村上の3人と共に、いろいろと試しながら演出の岸本が肉付けをしていく。主人公のマイトをきっかけに進んでいく物語だけに、彼を演じる武藤はマイトをムードメーカーでみんなから愛されるキャラクターへと作り上げている印象だ。一方、マイトを支えるしっかり者の親友・ヒロキを演じる杢代は、自身の役割を理解しながら動きを何度も確認、自分の夢を打ち明けられないオウタ役の大倉は、全体の流れを見ながら的確に意見を出す。妹を溺愛する不良学生のユージに扮する瑛は、場面によりコミカルさを加え、ダンス力抜群という役どころの村上は、劇中で見せるキレのある動きが華やか、計算高い食いしん坊のタロウを演じる中谷は具体的な提案をしながら進めていく。6人のわちゃわちゃした感じを活かしつつ、役者の動きを見ながら振付をしていく岸本は、この稽古を通じて演出の方向性を定めつつあるようだ。また、この日の〈team Blue〉は、校長(湖月わたる)が創部を反対していた理由を語り、熱血教師のテッペイ先生(横山だいすけ)と生徒たちのいる前でとある先生の過去が明かされるという、芝居パートの稽古もあり、シリアスとコミカルを見事に演じ分ける校長役の湖月、横山扮するテッペイ先生の慕う生徒たちとのやりとりも楽しく、全体を通じてどのようなものになるのか、期待が高まる1日となった。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、テッペイ先生役の横山だいすけ■team Red前述のとおり、場面やキャラクターの設定は同じながら、〈team Red〉の稽古は〈team Blue〉とは異なる輝きを放っていた。主人公のマイを演じる星名が持つ華やかでカリスマ性のある魅力と、まるでライブを行っているかのような力強いパフォーマンスは見る者の視線を釘付けにする。彼女を支える親友のヒロミ役の河村は、ニコニコとしながら場の雰囲気を作り上げ、思いを告げることができないレイコに扮する小泉は、クールで内なるものを秘めているという役どころをとらえつつ、しっかりとリアクションもしていく。妹を溺愛する不良学生ランを演じる前田は、誰よりもパワフルで粋なランを常に意識しながら稽古に挑んでおり、ダンスが上手なエリカ役の杏はしなやかに両手を広げながら、軽快に踊る姿が美しい。それぞれの個性が随所に溢れ、生き生きとしたカンパニーとなっているのだろう。岸本から「6人はクリエイトするほうなので、他の生徒や先生を巻き込んでいく役柄だから」という言葉で、アンサンブルとは異なる動きで引っ張っていこうとそれぞれの表情が変わったのもまた印象的な一幕だった。役者から湧き出るものを演出に落とし込んでいくという岸本が、彼女たちからどんな刺激を受けてこのシーンを仕上げていくのかも注目したい。同じ脚本であっても、キャストが異なれば別のものになる。〈team Blue〉〈team Red〉の違いを楽しむのもこの『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』の魅力の一つだ。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、校長役の湖月わたる〈オープニングナイト〉に向けて駆け抜けていく大切な場面の稽古で、アンサンブルも含めて登場人物が多いため、実際に出演者の動きを見ながら、岸本が演出と振付のイメージを膨らませていく。目標に向かって一致団結していく生徒役メイン・キャストの6人の姿と、最高の〈オープニングナイト〉を迎えるために奮闘する劇中のキャラクターたちの思いが重なり、圧倒的な熱量を持って取り組んでいる。教師のキャストやアンサンブルは同じながらも、〈team Blue〉〈team Red〉で演出やとらえ方は異なるだろうし、互いに切磋琢磨しながら、素晴らしい〈オープニングナイト〉をそれぞれが迎えることだろう。キャストコメント■横山だいすけコメント日々の稽古の中で沢山の発見があります。生徒役、先生役みんなとにかくアツい! それぞれの想いが交錯する中でオープニングナイトらしい最後を迎える時、全てが繋がる んです!!…と、ついネタバレしそうになるのですが、色んな伏線があるので、どのシーンも見逃さ ないように観てほしいです!先日稽古を観ながら涙してしまうことがありました。それくらい温かくハッピーになれる 舞台です!ぜひ会場でこの温かさに触れてみてください!■三倉佳奈コメント数日遅れで稽古に参加しましたが、初日に見た皆さんの歌とダンスが圧巻で!気合いスイッチが入りました。カンパニー全員でシーンを積み重ね作り上げていく面白さを噛み締め日々稽古しています。ミオ先生はだいすけさん演じるテッペイ先生とのシーンが多いのですが、キュンとしていただけたら。笑2人の空気感や関係性の変化を是非楽しみに観ていただきたいです。ミュージカルの魅力が120%詰まった作品。沢山の皆さんに届きますように!■湖月わたるコメント今、稽古場で何度も目の当たりにしているのが、眩しすぎる瞬間です。生徒も教師も青春ど真ん中!爆発するエネルギー、葛藤、気づき。ミュージカルだからこそ、劇場という特別な空間だからこそ、伝えられるものがあると確信しています!私は厳格な校長として、彼らの前に大きく立ちはだかりたいと思います!私達の熱い思いを込めたメッセージ、是非受け取ってください。劇場で心よりお待ちしております!!公演概要ミュージカル「オープニングナイト」〜桜咲高校ミュージカル部〜●出演者横山 だいすけ三倉 佳奈福井 貴一野々村 真<team Blue>武藤潤(原因は自分にある。)、杢代 和人(原因は自分にある。)、大倉 空人(原因は自分にある。)瑛(あきら)、中谷 優心、村上 貴亮<team Red>星名 美怜(私立恵比寿中学)、河村 花、小泉 遥香(超ときめき♡宣伝部)前田 悠雅(劇団4ドル50セント)、竹内 夢、杏 ジュリア(超ときめき♡宣伝部)渡邉 心結湖月 わたる 他●スタッフ脚本・演出・振付:岸本功喜作曲・音楽監督:小島良太●公式HP: ●公式Twitter: @OpeningNight_m()●日程<teamBlue>2021年7月2日(金)~7月5日(月)全6公演<teamRed>2021年7月8日(木)~7月11日(日)全6公演※未就学児入場不可●会場:日本青年館ホール●主催:ABCテレビ/アークスインターナショナル/ABCフロンティア/サンライズプロモーション東京●お問い合わせ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)●チケット一般発売:6月19日(土)10:00~チケット料金:特典付きチケット 12,000円、一般チケット 9,000円(全席指定)<特典内容>・公式パンフレット・オリジナルトートバッグ・特製クリアファイル・ブロマイドセット(3枚1セット:キャスト衣装グループショット)企画制作:アークスインターナショナル/ABCテレビ本公演は、政府および上演地の都道府県が定める新型コロナウイルス感染対策の方針に従って、公演の準備を行っております。最新の情報は公式サイト にてご確認ください。
2021年06月28日6月26日、27日の全国映画動員ランキングは、岡田准一主演の『ザ・ファブル殺さない殺し屋』が公開2週目も首位をキープした。公開4週目の『るろうに剣心最終章 The Beginning』、公開3週目の『キャラクター』が2位、3位と続き、TOP3は先週と変わらず。公開16週目に入った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は先週5位から順位を上げた。動員ランキングに新たにランクインした新作は2本。ビアトリクス・ポターの絵本『ピーターラビット』をハリウッドが映画化し、大ヒットを記録した冒険コメディの続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』が初登場6位に。故郷を飛び出したピーターが、都会で父親の親友で地下組織のボスを名乗るバーナバスに出会い“ワル”に変身していく物語を描く。長年子供たちから愛され続けている人気シリーズの劇場版の第32作目『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』は初登場7位に入った。そのほか、公開10週目の『るろうに剣心最終章 The Final』、公開11週目の『名探偵コナン 緋色の弾丸』もTOP10入りを続けてる。次週は『アジアの天使』『ゴジラvsコング』『シンプルな情熱』『ジェジュン:オン・ザ・ロード』『スーパーノヴァ』『七つの大罪 光に呪われし者たち』『わたしはダフネ』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『ザ・ファブル殺さない殺し屋』2位『るろうに剣心最終章 The Beginning』3位『キャラクター』4位『シン・エヴァンゲリオン劇場版』5位『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』6位『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』7位『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』8位『るろうに剣心最終章 The Final』9位『名探偵コナン 緋色の弾丸』10位『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』
2021年06月28日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。「The Final」「The Beginning」両方に差し挟まれているのが、剣心が巴の婚約者・清里明良を斬殺するシーンだ。実はこのシーンは10年前の『るろうに剣心』第1作の際に撮影されており、清里を演じているのは今やスター俳優となった窪田正孝。すでに話題の俳優ではあったものの、まだ20代前半だった窪田が演じた清里は、剣心の”十字傷”最初の1本をつけ、「最終章」にも同じ映像が登場することとなった。今回は、大友監督に窪田の演じた清里について話を聞いた。○■剣心に最初の傷をつけた男を演じた——「The Final」の副音声上映でも、清里の出てくるシーンについて「ちゃんと撮っておいて良かった」というお話をされていましたが、2021年の今になって、改めて窪田さん演じる清里が剣心に傷をつけていたんだということにハッとさせられました。大友監督は清里のことをどのように見ていますか?あの時からすごく良い役者でしたからね。振り返ってみると、改めて窪田くんで良かったなあという思いがあります。10年前にあのシーンを撮っている時、冗談半分、本気半分で「ゾンビ清里にする」と宣言したんですけど、それは、斬られても斬られても立ち上がってくる、生への執着を現すような存在にしたかったということなんですね。その執念を可視化することが剣心の物語にとっては、とても大切なことであると。致命傷を与えたはずの清里が何度も何度も立ち上がって来る、それは剣心にとって、少なからず脅威というか、“人斬り抜刀斎”としての初めての驚きでもある。清里と巴、その運命の絆を剣心が断ち切ってしまったことによって因縁が生まれ、剣心の頬にも一筋の傷が残った。「俺には待っててくれる人がいる」「ここで死ぬわけにはいかないんだ」という巴への思いの深さが、何度も立ち上がる姿の中に現れてくる。そこをきちんと撮りたかったし、窪田くんがその僕の思いに応えてくれたことが「The Beginning」にも十分に活かされている。清里の生きる執念と巴への思い、窪田くんがそこをしっかり捉えて演じてくれたことが、シリーズ全体の強靭な通奏低音に繋がっています。剣心の心に残した爪痕が、あのシーンから十分に感じ取れると思います。難しいシーンでしたが、窪田くんには心から感謝していますし、また何かの機会にがっつり仕事出来たらと思っています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月26日和月伸宏氏の人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開を迎えた『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、剣心の元妻・巴(有村架純)が登場し、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作に。6月4日に「The Beginning」が公開されると、週末興行収入ランキングで1、2位を独占するなど、すでに大ヒットを記録している。今回はシリーズを最初から牽引する大友啓史監督にインタビュー。原作でも人気であり、さらにアニメ版の『追憶編』OVAはすでに時代劇としても評価が高いこのエピソードを実写版の「The Beginning」としてどう描いたのか、また公開順を「The Final」「The Beginning」とした理由、主演の佐藤健についても話を聞いた。○■名作と名高いアニメ『追憶編』から触発されたシーンも——「The Beginning」では、原作だけでなくアニメの『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編』のエピソードを取り入れた部分もあるのかなと思いました。あまり引っ張られ過ぎてはいけないと思ったので、通しで『追憶編』を見たのは撮影準備に入る1年ほど前、プロジェクトをやると決めた直後の1回だけでした。その後脚本の執筆作業を進める中で思うことがあり、気になる部分だけを見返しました。その時点で改めてアニメオリジナルのエッセンスの素晴らしさを感じ、脚本家のそごまさし(十川誠志)さんに許可をいただき、引用させてもらった部分があります。北村さん演じる辰巳のセリフなどがそうですね。剣心はその時代の幕府から見たらテロリスト的な存在でもあるので、体制側から見た目線もしっかりぶつけていくべきである。『追憶編』が名作であるのは、そういった視点も逃さず描いている点にあると思ったんです。最後に剣心と巴の家を燃やしたのも、アニメのシーンが記憶に残っていて、思いっきり触発されましたね(笑)。——豪快に燃えてましたね!そうなんです(笑)。撮影の1年以上前にロケハンをして、剣心と巴が暮らすのに丁度よい小屋を見つけたんですが、結局燃やす許可が出なかった(笑)。なので別の場所を探して、眺めの良い休耕田などに家を建てようということになり、神戸市のあいな里山公園にたどり着きました。敷地内の一画に実際に家を建てて、数日間剣心と巴の濃密なシーンを撮影、最後の日に一発撮りです。火の回り具合も良かったし、風向きも最高で、剣心の背景にうまく炎が入ってくれた。素晴らしいカットが撮れたと思います。——剣心の十字傷は、原作では偶然ついたものでしたが、アニメでは巴が傷をつけ、さらに「The Beginning」でも異なる形になっています。原作、アニメ版の展開は意識されましたか?正直あまり意識はしていなかったんですが、脚本を書きながら実際に芝居を想定していくと、原作やアニメのやり方は実写では難しいかなと思いました。偶然性に拠ったのでは、こんな綺麗な形の十字傷にはならない、「誰かの意思」が必要なのではないかと思ったんですね。そしてその場合、「誰か」とは、剣心と巴に他ならない。2人の共通の思いが十字傷に反映されることが一番美しい。剣心の頬の傷に巴の手が触れる。そこに剣心が手を重ね合わせる。頬に触れる剣心の芝居の「形」は、剣心が1人でいるとき自分の頬に手を触れる形と同じです。頬に傷をつける最後の瞬間に交わした巴との時間を、明治以降の剣心も、その振る舞いを通じて時として自分の胸の内に思い起こす。そんな見え方になるといいかなと思ったんですね。○■22歳の佐藤健に感動——佐藤さんもイベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION」で、「1作目から、僕の体の中には巴という女性は内蔵されていて、映像にも映っている」とおっしゃってましたが、傷の触り方にまでつながっていたんですね。「The Beginning」では、実は1作目の『るろうに剣心』の鳥羽伏見の戦いのシーンを使っていますが、初号試写で剣心の「来たか、新しい時代が」というセリフを聞きながら、2011年の撮影の時の記憶が鮮やかに蘇って来ましたね。あのシーンは、まさに1作目の撮影の、最初の3日間に撮ったのですが、新たに大友組として集まったキャスト・スタッフ全員にとってまさに大勝負の始まりであって、とにかくみんな高揚していた。僕も局を辞めて最初の作品だったし、このシーンを通して、映画の肝である剣心のキャラクターを探り当てようと必死だった。ばっさばっさと人を斬りまくる剣心のアクションシークエンスを撮り終え、いよいよ錦の御旗が掲げられ、維新政府側が勝利を収めたことがわかる。これまで新しい時代のために戦って来た剣心が「来たか、新しい時代が……やっと」と呟く。そのセリフをどのようなニュアンスで言うか、実はそれがこのシーンの勝負だと僕は思っていた。なので、僕自身、剣心のセリフのニュアンスを何パターンかのグラデーションに分けて想定していたんです。だけどそこで佐藤健が提示してきた芝居は、僕が考えていた以上に暗く沈んだ芝居だった。22歳の若い俳優が、一点の曇りもなく「本質」を捕まえてきたかと、率直に言って驚きましたね。お決まりのヒーローものの文脈でいうと、「勝った」というシチュエーションにつられて、「やっと来た!!」というような、歓喜を含んだ安易な表現を選択してもおかしくない。佐藤健はまるでその逆の、ガクッとうなだれ、長年肩に背負っていた重い荷物を下ろしたような、そんな芝居を選択してきたんですね。今回「The Beginning」の初号を見ながら、当時の撮影時に僕が思った感情を、まざまざと思い出しました。映画初主演の初日のあの高揚感の中で、佐藤健はまだ見ぬ巴を心の内側に抱えながら芝居をしていた。そのことが改めて脳裏をよぎった。これだけの大作で、初めて主役を担う22歳の若者が「こうしたら受けるんじゃないか」とか、余計な打算や計算を考えず、役にとって1番大事なものを必死で手繰り寄せようとしていた。あの時のことを思い出すと、シンプルに今でも感動します。試写後の挨拶でも、皆にその話をしました。一人の俳優が、10年間、ある人物のことを思いながら芝居をしてきた。映画「るろうに剣心」シリーズは、その地点から始まって今回の「最終章 TheBeginning」にたどり着いた。「こんな幸福なプロジェクト、なかなかないよね」と。——個人的にも「The Beginning」を観た後、やはりもう1回最初の『るろうに剣心』を観ましたし、そういう作りになっていることもすごいと思いました。「The Beginning」の公開を後にしたのは、十字傷が付けられた背景にどんな感情があったのか知ってもらうと、1作目からの剣心の見え方が全部変わってくる、シリーズとしてのその構造が、お客さんにも新鮮な体験を提供できるのではないかと思ったからです。「るろうに剣心」という物語は、すべてが十字傷に託された思いから「始まって」いる。剣心が何を抱えて生きてきたのか、何のために彼が「るろうに」という生き方をしてきたのかも、すべてがわかる作品になっている。この公開順にすることで、僕らがこの5作にどういう思いで取り組んできたのか、「The Beginning」というタイトルをつけた理由はどういう理由なのか、それがより伝わりやすいのではないかと考えました。一方で「The Final」を先に公開したのは、これまでの作品とタッチが近いから、という理由もありました。5年のブランクはあるし、「剣心と神谷道場の仲間たちが帰ってきた」というところから始まった方が、お客さんも作品の世界観に入りやすいし、馴染むんじゃないか、と。でも、「The Beginning」から「The Final」という順番で観ていただいても全く問題ないし、逆に言うと、それは先に「The Final」を観ていただいてるお客さんにはできない見方だから、例えば映画館が休館していて「The Final」を観られなかった東京や大阪の方が、「The Beginning」から観るというのもありだと思います。「The Beginning」を観た後に「The Final」を観ると、当然「The Final」の見え方が変わってきます。それでまたシリーズを1から見返してもらえたら嬉しいし、そういう在り方でシリーズを5作出せたということにはすごく満足しています。■大友啓史監督1966年生まれ。岩手県出身。慶應義塾大学法学部卒業。1990年にNHKに入局し、連続テレビ小説『ちゅらさん』シリーズ(01~04年)、『ハゲタカ』(07年)、『白洲次郎』(09年)、大河ドラマ『龍馬伝』(10年)などを演出。イタリア賞始め国内外の賞を多数受賞する。2009年『ハゲタカ』で映画監督デビュー。2011年5月に独立し、『るろうに剣心』(12年)、『プラチナデータ』(13年)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14年)の2部作を手がける。『るろうに剣心』シリーズは世界50か国以上で公開され、3部作の累計興行収入が125億円を突破、大ヒットとなる。その後も、『秘密THE TOP SECRET』『ミュージアム』(16年)、『3月のライオン前編/後編』(17年)、『億男』(18年)、『影裏』(20年)と話題作を次々と世に送り出す。2017年より「OFFICE Oplus」を新たに立ち上げ、海外での映像制作も視野に活動を広げている。(C)和月伸宏/集英社 (C)2020映画「るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
2021年06月24日