ミュージカル『るろうに剣心 京都編』のプレスコールが16日、東京・IHIステージアラウンド東京で行われ、小池徹平演じる主人公・緋村剣心と黒羽麻璃央演じる剣心の宿敵・志々雄真実との戦いのシーンなどがお披露目された。原作は、漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で5月17日~6月24日に上演する。プレスコールでは、剣心と志々雄の殺陣シーンがお披露目。2人とも次々と技を繰り出し、死闘が再現された。直前に行われた取材会で、小池は本作の殺陣シーンについて「原作をなるべく再現したような、ステアラの劇場の良さを生かした殺陣に仕上がっていると思います」と手応えを口にし、「こだわりのあるセットや素敵な衣装、まさに飛び出たような京都編が見られると思いますし、歌も派手なアクションも、とにかくいい部分を詰め込んだ作品になっているので期待して来ていただければ」と魅力をアピール。黒羽は「剣心という存在があるから志々雄真実という悪が光る。剣心との戦いは、志々雄の中でも、この物語の中でも一番のクライマックスなので、そこは大事に大事に、そして勢いよくやっていきたいと思っています」と剣心との戦いのシーンへの思いを語った。
2022年05月16日ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の取材会が16日、東京・IHIステージアラウンド東京で行われ、小池徹平、黒羽麻璃央、加藤和樹が登壇した。原作は、漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で5月17日~6月24日に上演する。当初は2020年11月より予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、2年越しの上演となる。主人公・緋村剣心役の小池は「やっとお客さんの前で2年越しに演じられるというのは非常にワクワクするものがあります。ようやくここまで来られたなので、あとは全力で臨むのみという感じです」と意気込み。黒羽と加藤も「昨日の通しもめちゃめちゃ楽しかったので初日が開くのが楽しみ」「数多くの名シーンがあるので早く見ていただきたいという気持ちでいっぱい」と心境を語った。小池と黒羽はジュノンボーイの先輩後輩。黒羽は、小池について「レジェンド」「神」だと言い、「みんな小池徹平くんになりたくてその門を叩いていますから、こうしてバチバチにやりあえていることを10年前の自分に言いたいですね。やっていればできるよって」とうれしそうに話した。小池も「本当に頼もしいです。(黒羽は)悪役のイメージなかったと思いますが、立派に務められていて、やっているときは先輩後輩なんてもちろん関係なんですけど、こんな素敵な役者さんとして頑張っている後輩がいるというのはすごくうれしい気持ちになります」と後輩の活躍を喜んだ。
2022年05月16日俳優の小池徹平が16日、東京・IHIステージアラウンド東京で行われたミュージカル『るろうに剣心 京都編』の取材会に、黒羽麻璃央、加藤和樹とともに登壇した。原作は、漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で5月17日~6月24日に上演する。当初は2020年11月より予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、2年越しの上演となる。主人公・緋村剣心役の小池は「昨日通し稽古を無事に終えて、なんとか通すことができて、バタバタしながらでしたが一つにつながって、みんなの中でこんな感じなんだなという実感が湧いて、やっとお客さんの前で2年越しに演じられるというのは非常にワクワクするものがあります。ようやくここまで来られたなという気がしているので、あとは全力で臨むのみという感じですね」と意気込んだ。そして、「なんといっても戦いが非常に多い京都編。それがこのステアラで原作をなるべく再現したような、ステアラの劇場の良さを生かした殺陣に仕上がっているんじゃないかなと。見どころがたくさん詰まっています」と本作の魅力を述べ、演じる剣心については「なんて優しい男なんだろうなと。僕も剣心の優しさに演じながら救われている部分もたくさんあるので、素晴らしい役をやらせていただいて光栄です」と語った。アクションシーンについて聞かれると「体の痛みと日々戦いながら頑張っているんですけど、痛みを超えるほどの楽しさがある。剣心はたくさんの人と戦うので、一人ひとりと向き合っているときがめちゃくちゃ大変なんですけど、それよりも楽しさがあって、やっている間は不思議と痛みを感じない。だからずっと戦っていればいいのかな(笑)」と苦労を明かし、「ケアしながら最後まで戦い続けられたら」とコメント。稽古が始まってからの体重の変化を聞かれると「2キロくらい」落ちたと明かし、「しゃがむ姿勢が多いのでお尻がデカくなってきた」と話した。
2022年05月16日俳優の岡田准一が主演を務めた映画『燃えよ剣』が、6月15日からAmazon Prime Videoにて見放題独占配信される。歴史小説家・司馬遼太郎氏のベストセラー小説を原作とした同作は、主演の岡田を始め、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明など豪華俳優陣が集結した歴史スペクタクル作品。江戸時代末期、激動の幕末を舞台に6年だけ存在した新選組の生きざまを描いている。主人公・土方歳三を演じた岡田は、主演に加え原田眞人監督からの熱いオファーを受け、殺陣の構築・指導も兼任。また、岡田は同作で第64回ブルーリボン賞では初の主演男優賞を受賞したほか、近藤勇を演じた鈴木、沖田総司役の山田の好演も高く評価され、多くの映画賞を席巻した。
2022年05月16日ミュージカル『るろうに剣心京都編』に出演する、加藤清史郎さんのインタビューをお届けします。回転する客席をステージが360度取り囲む日本唯一の劇場・IHIステージアラウンド東京で、ミュージカル『るろうに剣心京都編』2年越しの幕が開く。「2年前、3年間のイギリス留学から帰国して、本格的に仕事に復帰するという久々のミュージカルがこの作品だったんです。それがコロナで中止になってしまって、出はなをくじかれた感覚になり、それなりに落ち込む時期もありました。でもこうして上演が決まり、むしろ以前より作品に対する想いが強まりました」加藤清史郎さんが演じるのは、主人公・緋村剣心と対立する瀬田宗次郎。幼少期の辛い記憶から喜怒哀楽の楽以外の感情が欠落した青年だ。「人気の高い作品で、ファンの多い役柄。外見よりももっと“宗次郎ってそうだよね”というところを目指したいです。そのために殺陣はもちろん、彼の背負う過去の悲惨さや、ある意味で感情を捨てたからこその強さをいかに表現していくかが課題です。頭だけで考えて演じようとすると、真似にしかならないと思っていて。僕は“宗次郎の中に生息する”という言い方をするのですが、ただ笑っているのではなく、どのセリフにどう楽しさを感じて何を考えているか…たとえば、微笑み具合ひとつとっても場面によって微調整が大事だと思いますから、ひとつずつ丁寧に読み解いていけたらと」原作漫画は、出演が決まってから読んだそうだけれど、今やすっかり“るろ剣”ファン。だからこそ「より宗次郎でありたいし、ファンとしてはそうやってキャラクターを考察するのも楽しいです」と語る。宝塚歌劇団の舞台でも本題材を舞台化した小池修一郎さんが脚本・演出を手がける。加藤さんは、留学前に出演したミュージカル『エリザベート』のほか、昨年にも小池さん演出の『ニュージーズ』に出演。「プロデューサーさんもおっしゃっていたのですが、小池先生は妥協を知らない演出家なんです。役者やスタッフさんからすると、初めて聞いたときは無茶だろうと思うような高いレベルのことを要求されるのですが、本番までには達成できるよう役者を成長させてしまう。しかも、見た目にも芸術性の高い演出をされるので、役者に立ち位置を指示するときに、舞台に0123…ってナンバリングされているのですが、『2.7辺りに立って』などとおっしゃるんです。そんな細かいところまで…と初めは思うのですが、完成を見るとどの席から観ても美しい舞台に仕上がっている。その小池先生が、この特殊な劇場でどう見せてくれるのか、るろ剣ファンとしてもミュージカルファンとしても楽しみです」『るろうに剣心京都編』かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられた剣客・緋村剣心(小池)の元に、志々雄真実(黒羽)が国家転覆を謀っているという報せが届く。薫(井頭)らが止めるのも聞かず、剣心は京都に向かうが…。5月17日(火)~6月24日(金)豊洲・IHI ステージアラウンド東京原作/「るろうに剣心‐明治剣客浪漫譚‐」和月伸宏(集英社 ジャンプコミックス刊)脚本・演出/小池修一郎(宝塚歌劇団)出演/小池徹平、黒羽麻璃央、松下優也、加藤清史郎、岐洲匠、奥野壮、井頭愛海、鈴木梨央、伶美うらら、山口馬木也、加藤和樹ほか全席指定1万4500円ステージアラウンド専用ダイヤル TEL:0570・084・617(11:00~16:30)かとう・せいしろう2001年8月4日生まれ、神奈川県出身。1歳1か月から俳優として活躍。英国留学を経て帰国後も出演作多数。7月よりミュージカル『BE MORE CHILL』に出演。ストライプジャンプスーツ¥49,500ブーツ¥69,300(共にSHAREEF/Sian PR TEL:03・6662・5525)ニットベスト¥4,950(remer/Sian PR)アクセサリー、パール¥3,850シルバー¥5,500(共にLHME/Sian PR)※『anan』2022年5月18日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・金 順華(Sable et plage)ヘア&メイク・宮内宏明(M’s factory)インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年05月15日演出家・小林香による新作オリジナルミュージカル『The Parlor』がよみうり大手町ホールで上演中だ。ジェンダーギャップ指数が120位と発表された日本で、小林が「女性たちの物語を描きたい」と企画した本作。曽祖母の時代は談話室、祖母の時代は美容室、母の時代は喫茶室と、ある家族の女性たちが連綿と守り継いできた部屋「ザ・パーラー」を舞台にした、母娘3代の物語。4月28日、関係者に向けたゲネプロ(総通し舞台稽古)が行われた。世代を越えて受け継がれ、さまざまな人の思いが交差してきた「パーラー」。アメリカ・ロス在住のゲームクリエイター円山朱里(美弥るりか)は、祖母の阿弥莉(剣幸)に呼ばれて数年ぶりに帰国するところから物語が始まる。左から)舘形比呂一、剣幸、植原卓也、北川理恵母の千里(花乃まりあ/2役)の死をきっかけに、ゲームの世界にのめりこみ、世界的なゲームクリエイターになった朱里。そんな朱里に対し、継ぐ者のいなくなったパーラーを閉店すると告げる阿弥莉。しかし、常連たちーー幼い娘を育てるシングルファーザーの巧(植原卓也)、クロスドレッサーのザザ(舘形比呂一)、ゲーマーの主婦アリス(北川理恵)は閉店に反対する。パーラーは自分らしくいられる大切な場所だったからだ。そこへ、千里にそっくりな女性が現れる。彼女は千里の死後、大手おもちゃメーカー・トイッスルの社長である草笛遊史(坂元健児)に引き取られていた、朱里の妹の灯(花乃まりあ/2役)。灯は朱里に、トイッスルの人気ボードゲーム「Toi・Toi・Toi」のPCゲーム版の制作を依頼してーー。左から)花乃まりあ、美弥るりか植原卓也舘形比呂一美弥は、世界的に活躍するゲームクリエイターとしてのカリスマ性を自然に醸し出しつつも、朱里が抱えている心の傷や葛藤にも丁寧にアプローチ。物語が進むにつれ、朱里の心が解けていく様子がはっきりと見えてくる繊細な演技がよかった。花乃は、千里と灯という全く性格の異なる2役を好演。剣は、その場を包み込むような温かい雰囲気があって「ザ・パーラー」に人が集う理由を体現した。劇場のサイズも物語にあっていると感じた。具象の舞台だが、映像やスクリーンを使って、場面が切り替わり、特にゲームの中の世界を表現するシーンは見どころのひとつだろう。小さなことが、次の大きな自由に繋がっていくゲネプロ前には小林のほか、出演する美弥るりか、花乃まりあ、剣幸の3人が取材に応じた。ーー小林さんから見た皆さんの印象を教えてください。小林出演者7名、どの俳優も本当に素晴らしく、細やかな芝居をずっと重ねて稽古を積み上げてきました。特にこのお三方は、血の繋がった家族を演じられるんですが、やはり共通点があるといいますか、同じところで育ってこられたので、共通する気品や知性、柔らかい雰囲気があると感じています。稽古の初期からすでにご家族のような雰囲気を持っていました。Musical『The Parlor』初日前取材会より左から)小林香(作・演出)、花乃まりあ、美弥るりか、剣幸美弥さんは、この世のものではないような(笑)特別な役を演じてこられることが多いと思うんですが、今回は普通の人の役。砂に水が染みわたるように朱里の感情を台本の中から自分の中に吸収し、自然に朱里という役を演じています。花乃さんは去年ご一緒したんですが、そこから月日を経て、いい意味で、人ってこんなにも変わっていくんだということを学ばさせていただきました。もともと芝居と歌、ダンス、容姿の四拍子が揃った稀有な方ですが、そこに人生の年輪みたいなものが加わって、本当にマグカップひとつ渡す芝居の中にも相手への思いやりを感じます。剣さんとはこれを含めて3作ご一緒していますが、なぜか、全ての役がおばあさんの役ですよね。黙っていても相手のお芝居をしっかり受けて、心の中に落とし込んで、黙っていても何を感じているのかよく分かり、それを相手の役者さんに返すことができる役者さんです。見えない部分も本当に細やかに表現してくださっていて、1カンパニーにひとり、剣さんがいたら良いなと思う、頼もしい俳優さんです。ーーキャストの皆さんからみた、小林さんの演出は?美弥演出を受けるのは今回が2作目です。前回はコロナの影響もあって、スケジュールがタイトでしたが、今回はしっかり台本と向き合い、香さんのアドバイスを受けて、毎日充実していました。生きているなぁ、って。自分の心と朱里の心をフルに動かし、キャストの皆さんが演じる一人ひとりの人生の物語について考えて、一緒に丁寧に作品を作る、幸せな時間でした。香さんは、私のことをすごく理解してくださっていて、ダメなところも包み込んでくださるような温かさがあって。そんな香さんとまたご一緒できる機会があるとは思ってもいなかったので、お話を聞いた時も嬉しかったですし、こうやって初日を目の前にして、濃い時間を一緒に過ごせてとても嬉しいです。花乃昨年ご一緒させていただいて、また香さんの演出を受けられるんだということが嬉しいなと思ったことです。俳優としてはもちろんですが、ひとりの人間として大切にしていきたいこと、新たな気づきとか、考えるきっかけをくださる方です。私も香さんは全てお見通しで、弱点を含めて全部わかっていただいていると思います。それゆえに稽古ではすごく痛いところをつかれることもありますが、弱点を乗り越えるために一緒に一番情熱を持って戦ってくださるので、私も負けずについていこうと思います。アメとムチの使い方がとても上手で(笑)、ひどく痛いところをつかれた後、一生懸命頑張ったら、できたかどうかに関係なく、変わろうという意識を見逃さず、絶対に気づいて褒めてくださる演出家さんです。剣3作ご一緒していて、全部おばあさんの役です(笑)。その間にもどんどん年を重ねていって、いまや、回想シーンが大変です(笑)。お稽古場に関してはふたりが言ってくださったように、全てのことに目を配ってくださいます。香さんがお書きになった台詞や歌詞の中に「なぜ」がたくさん出てくるんです。香さんがいま世の中に対して「なぜ」と思っていることをいっぱい散りばめてくださっている。最初はその「なぜ」になぜ? と思いましたが、それは私が歳を重ねていくごとに、平穏無事に波風立てずに生きようとしているからだと気づいて。それじゃダメなんだとこの作品に教えられましたし、明日への勇気みたいなものをいただきました。香さんが書く作品はこんなにも力強いんだと思っています。初日を前に心がメラメラと燃えています。ーー改めて、小林さんが本作に込めた思いを教えてください。小林今、地球全体が暗い雲に覆われているような、そういう気持ちになる状況です。ある国では人口の半分以上の子どもたちが国を脱出しないといけなくて、その状況を作っているのは大人たちです。でも、子どもたちに「あぁ僕・私は生まれてきてよかった」と思ってもらいたい。「どうして僕・私を産んでしまったの? 産まないでいてほしかったよ」とは思わないでほしい。そのために今できることはなんだろうと。大きな変革はできないんですけども、一人ひとりがささやかな物事に気付いたり、何かあったときに無視しないで考えたり、言葉にして伝えたり。自分のこと、他の人のことを考えるということ。小さなことが、次の大きな自由に繋がっていく。そういったことが伝わったらいいなと思ってこの作品を書きました。美弥・花乃・剣も絶賛の母娘3世代で歌う『The Parlor』ーー楽曲も本作の魅力。お気に入りのナンバーと合わせて、意気込みを最後に教えてください。美弥(楽曲の)アレクサンダーさんとは今日初めてオンラインで顔を見てお話しました。やっと会えて嬉しいですと言ったら、「今は離れていて国も違うけど、気持ちはいつもそっちにいるからね」と言ってくれた。本当に温かく、チャーミングで素敵な方だと思いました。彼がギター1本で歌っているデモテープが本当に素敵でオシャレで。こんなふうに歌えたらどんなに気持ちいいだろうと感じました。私も彼の魂が自分にも宿っていると思って大切に歌いたいですね。これを歌ったら幕が降りていいんじゃないかと思うくらい(笑)、一曲一曲が壮大で物語のある曲ばかりなのですが、まずは今回の主題歌であり、母娘3世代で歌う「The Parlor」は聴いて欲しいと思いますし、ひとりで歌う「Another World」も他と印象が違って好き。朱里がいつも見ている世界を感じられる曲です。今日まで大切に作り上げてきた作品をみなさまにお届けできるのを嬉しく思いますし、私たちを導いてくださった香さんを信じて、7人のキャスト全員で生み出す繊細な空気と感情を大切に丁寧にお届けできたらと思っています。ゴールデンウィークなので、ひとりでも多くの方に劇場でお会いできたら嬉しいなと思っています。花乃どの曲も大好きで悩ましいですが、「The Parlor」は初めてデモ音源を聴いて、自然と涙が出てきました。香さんが考えていることをアレクサンダーさんが理解して、音楽に乗せてくれたことが、素晴らしいチームだと感動しています。また、植原さんと一緒に歌う「Tシャツみたいな自分」。自分自身を何者でもないと思っている者同士が、お互いの存在や言葉によって、特別な存在になれるかもという希望を見出していく歌。ロマンスというか、この人と生きていこう、関わっていこうという素敵な感情の一番フレッシュで大切なところだけをぎゅっと絞ったような素敵な曲で、私も歌いながら勇気をもらえます。作品に込められたメッセージはとても一言では語り尽くせませんが、いろいろな個性や事情を持つ人が集まり、名もなき戦士となって、小さな力を重ねて世界を変えようと奮闘する話です。稽古中に香さんから「私たち自身が本気で世界を変えるという思いをどこかで持っていてほしい」というお話をしてくださって。私も世界を変えるつもりで頑張ります。クエストを見届けてください!剣親子4世代にわたる膨大な時間を、アレクサンダーさんがいろいろなバリエーションの曲で壮大に表現してくださっているんです。私も「The Parlor」の、一人ひとりの思いが最後にひとつの合唱になるところが大好きです。もうひとつは、「呼ばない名前」。亡くなってしまった子どもの名前を呼べない、孫がふたりいるけどちゃんと呼べないという祖母の葛藤を素敵にやさしく描いてくださいました。そして、この作品は観た方がいろいろな感じ方をしてくださると思います。見て見ぬ振りをしないで考えるとか、自分の人生を決めていけることなどを感じ取っていただけたら嬉しいです。心を込めて演じさせていただきます。小林意気込みは、間に合わせることです。……冗談です(笑)。ゴールデンウィークですので、世の中に楽しいことはたくさんあると思います。ですが、劇場に行くというのも本当に楽しいことだと思いますし、いろいろな深いテーマを持っていますが、エンタテインメントとして楽しんでいただける作品になっています。いろいろな選択肢の中からぜひ観劇を選んでいただき、私たちが繰り広げる「ザ・パーラー」を観ていただけたら嬉しいです。Musical『The Parlor』上演時間は約2時間15分(途中休憩なし)。公演は5月8日(日) まで。取材・文・撮影=五月女菜穂
2022年05月02日俳優の小池徹平が3月29日、都内で行われた主演ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表会見に出席した。主人公の緋村剣心を演じる小池は、劇中衣装に身を包み「ようやく始まるんだとワクワクしています。予断を許さない状況が続いていますが、素晴らしい『るろうに剣心』を皆さんと一緒に作り上げていきたい」と一度は延期となった本公演の実現に背筋を伸ばした。和月伸宏氏による大人気コミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の中でも、ファンの間で特に人気が高い“京都編”をミュージカル化。日本で唯一の客席が回転するIHIステージアラウンド東京を会場に、客席の回転、スクリーンの動き、映像、音楽、照明が一体となり、これまでの舞台とも映画とも違った、疾走感と臨場感が演出される。会見には小池をはじめ、共演する黒羽麻璃央(志々雄真実役)、加藤清史郎(瀬田宗次郎役)、岐洲匠(相楽左之助役)、井頭愛海(神谷薫役)、鈴木梨央(巻町操役)、伶美うらら(駒形由美役)、山口馬木也 (斎藤一役)、加藤和樹(比古清十郎役)、脚本・演出を手掛ける小池修一郎が出席。また、原作者の和月氏からのコメントも届き、「名も実もある素晴らしい俳優陣とスタッフ、演劇好きの妻がベタ褒めする素晴らしい劇場、3回目(の舞台化)とあってますます冴えわたる小池先生の素晴らしい辣腕と、素晴らしいの揃い踏みで今では公演が待ち遠しい限りです」と期待が示された。緋村剣心の後継者として人斬り役を担っていた志々雄真実を演じる黒羽は、劇中と同様に素顔が見えない状態で会見に出席し「通気性はいいんですけど、早く包帯の暑さに慣れないと(笑)。皆さんからは分かりづらいと思いますが、この下はびちゃびちゃです。とにかく慣れて、根をあげることなく最後まで頑張りたい」と決意表明。その様子に、小池(徹平)は「僕は包帯ぐるぐる巻きじゃなくて良かった(笑)」と安どの表情を浮かべていた。2016年の宝塚大劇場・東京宝塚劇場、18年の新橋演舞場・大阪松竹座に続き、舞台版『るろうに剣心』の脚本・演出を担当する小池修一郎は、「ある人から『小池徹平さんは、いい座長になるでしょうね』という言葉をいただき、実際に謙虚で真面目、純粋な部分は剣心と共通している。迫力ある殺陣や立ち回り、歌も芝居も何でもできる小池さんですが、それ以上にその“純粋さ”が作品全体を彩る要素になっている」と“小池剣心”に全幅の信頼を寄せていた。取材・文・写真=内田涼ミュージカル『るろうに剣心 京都編』2022年5月17日(火)~6月24日(金)会場:IHIステージアラウンド東京
2022年03月29日女優の鈴木梨央が29日、都内で行われたミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表に出席した。原作は漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでアニメ、小説、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で上演する。2020年11月より開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演される。くノ一の少女・巻町操を演じる鈴木は、「初めてのミュージカルで不安な気持ちとすごくワクワクした気持ちでいっぱいです」と心境を告白。「操という役と向き合って、日々お稽古で学んだことを吸収して生かせるように、自分自身がステップアップできるように頑張りたいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」と意気込みを語った。製作発表にはそのほか、主人公・緋村剣心役の小池徹平、宿敵・志々雄真実役の黒羽麻璃央、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役の加藤清史郎、剣心の仲間・相楽左之助役の岐洲匠、剣心を支える・神谷薫役の井頭愛海、志々雄を慕う駒形由美役の伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役の山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹、そして小池修一郎氏も出席した。
2022年03月29日俳優の岐洲匠が29日、都内で行われたミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表に出席した。原作は漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでアニメ、小説、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で上演する。2020年11月より開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演される。剣心の仲間・相楽左之助役の岐洲匠は「2年前になくなってしまったのがすごく残念だったのですが、2年前よりパワーアップしたいなと強く思い、筋トレをしっかりし、5キロ増やしました!」と肉体改造に取り組んだことを告白。「今、左之助と同じくらいの体重なんですけど、僕は左之助よりも身長が高いので、プラス2キロくらい稽古中にできたらなと思います。これからたくさん自信をつけて、左之助よりも左之助になれるよう頑張りたいと思います」と意気込んだ。製作発表にはそのほか、主人公・緋村剣心役の小池徹平、宿敵・志々雄真実役の黒羽麻璃央、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役の加藤清史郎、剣心を支える・神谷薫役の井頭愛海、くノ一の少女・巻町操役の鈴木梨央、志々雄を慕う駒形由美役の伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役の山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹、そして小池修一郎氏も出席した。
2022年03月29日俳優の小池徹平が29日、都内で行われた主演ミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表に出席し、殺陣パフォーマンスを披露した。原作は漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で上演する。2020年11月より開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演される。製作発表の冒頭で、主人公・緋村剣心役の小池がキレキレの殺陣パフォーマンスを披露。「とても緊張しました。それと同時に、すごく達成感もあり、ワクワクもありという感じです」と心境を明かし、「稽古が始まってまだ間もない状況。まだ本番までには時間がありますし、もっとクオリティの高いもの、皆さんをワクワクさせるようなものがきっとできると思っていますが、今できる自分の中での全力でやったので、すごく気持ちよかったですし、楽しそうだなと思ってくださる方がいらっしゃればいいなと思います」と語った。また、「激しい殺陣だったり、素敵な音楽だったり、どんな形で融合されてステージアラウンドで『るろうに剣心』が演じられるのか、今から楽しみにしています」と期待。「剣心の格好をして、キャストの皆さんが扮装された姿を見て、ようやく始まるんだなというワクワクもすごいですし、前回のこともあるので予断を許さない状況ではありますが、みんなで素晴らしい『るろうに剣心』を作っていきたいと思います」と力を込めた。そして、衣装の感想を聞かれると「すごく素敵な色合いのお着物ですし、動きやすい。髪の毛も扱いやすくて、より楽しみが増えた。剣心に集中させてもらえる、気持ちを上げてもらえてうれしい」と声を弾ませた。製作発表には、宿敵・志々雄真実役の黒羽麻璃央、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役の加藤清史郎、剣心の仲間・相楽左之助役の岐洲匠、剣心を支える・神谷薫役の井頭愛海、くノ一の少女・巻町操役の鈴木梨央、志々雄を慕う駒形由美役の伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役の山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹、そして小池修一郎氏も出席した。
2022年03月29日俳優の黒羽麻璃央が29日、都内で行われたミュージカル『るろうに剣心 京都編』の製作発表に出席した。原作は漫画家・和月伸宏氏による人気コミック。これまでに、アニメ、小説、そして、実写映画など様々なメディアで展開されてきたが、今回は原作の中でも特に人気の高い“京都編”を、ミュージカル界のトップランナー・小池修一郎氏が新作として脚本を書き下ろし、日本で唯一の客席が回転する劇場・IHIステージアラウンド東京で上演する。2020年11月より開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止となり、新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演されることになった。主人公・緋村剣心の宿敵・志々雄真実を演じる黒羽は、包帯衣装で登場。「前回の公演が幕を開けることができなくなり、そのときから志々雄真実を演じる心の中の火は消えずに、いつかやりたいと思って過ごしてきたので、製作発表の日まで来られたことを本当にうれしく思っています」と喜びを語った。続けて、「僕自身も原作のファンなので、こうして志々雄真実を演じられるというのは感慨深いですし、少しでも早く包帯の暑さに慣れないといけないなと。この下、びしょびしょです」と明かし、「本番までに汗腺とかどうにかしたい。終わった頃には2キロくらい落ちていると思います」と話した。製作発表には、主人公・緋村剣心役の小池徹平、志々雄一派の十本刀の一人・瀬田宗次郎役の加藤清史郎、剣心の仲間・相楽左之助役の岐洲匠、剣心を支える・神谷薫役の井頭愛海、くノ一の少女・巻町操役の鈴木梨央、志々雄を慕う駒形由美役の伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役の山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役の加藤和樹、そして小池修一郎氏も出席した。
2022年03月29日ダンスボーカルグループ・ORβITの宮島優心が、ミュージカル「マギ」-迷宮組曲(ダンジョンクミキョク)-の主演を務めることが22日、明らかになった。同作は大高忍による人気漫画の初ミュージカル化作。突如現れ世界中に点在するという“迷宮”(ダンジョン)に隠された究極の“秘宝”を求めて、砂漠を旅する不思議な少年・アラジン(宮島優心)と、迷宮を攻略し一攫千金を夢見るアリババ(猪野広樹)の2人が、冒険へと旅立っていく。主演の宮島は砂漠を旅する不思議な少年・アラジンを演じる。また迷宮を攻略し一攫千金を狙う若者・アリババ役に猪野広樹、最強の狩猟民族ファナリスの少女・モルジアナ役にAKB48の岡田奈々が決定した。モルジアナの雇用主であり傲慢かつ非道な領主・ジャミル役に川久保拓司、アリババの幼馴染でもあり「霧の団」の幹部・カシム役に廣瀬大介が決定し、アラジンの笛の中に住むジンのウーゴくんとして、アニメ版で同役を担当している森川智之が声で出演。ほか、ブーデル(長友光弘)、ババ様(杉本美保)、ゴルタス(小野塚渉悟)、練白瑛(田中志奈)、ジュダル(手島章斗/SOLIDEMO)が出演する。演出はミュージカル「ヘタリア」、王室教師ハイネ-THE MUSICAL-などを手掛けた吉谷晃太朗、脚本・作詞は浅井さやかが務める。東京公演は天王洲 銀河劇場にて6月3日〜6月12日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて6月18日〜6月19日。○演出:吉谷晃太朗 コメントめくるめく魔導冒険奇譚の世界。どうぞアトラクションを体験するようなワクワク、ドキドキしたお気持ちで劇場にお越し下さい。活気に溢れた街も、広がる草原も、恐ろしい迷宮(ダンジョン)も、視覚的、聴覚的演出をフル導入して、1シーン1シーンを感動的に立体的に演出します。さあ、アラジンと一緒に魔法のターバンに乗って冒険しましょう。ミュージカル「マギ」はあなたを不思議な世界へ誘います。○脚本・作詞:浅井さやか コメント脚本・歌詞を執筆しながら何度も、アリババやモルジアナの「葛藤」に共感し「覚悟」に勇気づけられ、アラジンの真っすぐな瞳に救われました。地平線に沈む太陽。荒野に吹く風。砂漠を渡るキャラバン。賑やかなバザール。――…突如現れる迷宮(ダンジョン)。思い描くだけで、心が勝手に冒険を始めてしまうような夢とロマンに溢れた世界。舞台の上でどのように描かれるか…?!お客様と一緒に冒険できる(観劇する)日を楽しみにしております。○宮島優心 コメント中学生の時に原作の漫画を読んでいて、本当に大好きな作品です。改めて読み返してみて、仲間の優しさや温かさを感じられる物語で、心が洗われました。可愛いけれど強い芯を持っているアラジンが、大人になり忘れつつある「無邪気な心」を僕にまた思い出させてくれました。漫画のファンなのでとても嬉しい反面、大きなプレッシャーも感じておりますが、精一杯演じさせて頂きます! 原作を読んだ時のあの感動を、ミュージカルとしてお届けします! ぜひ、劇場に足を運んでください。○猪野広樹 コメントそれぞれが得意とする武器を引っ提げて様々なジャンルから集まってきたキャストの皆様と作品を作らせて頂けること、光栄に思います。 マギの雰囲気を座組全体で作り出し、お客さまが一瞬にして世界観へ引き込まれる様な舞台にしたい。そして、一攫千金を夢見るアリババに共感しない俳優はいないんじゃないかと思います。彼から滲み出る品の良さや人柄の良さだけに限らず、弱い部分や見せたくない部分をしっかりと作り上げていきます!圧倒的な作品に仕上げます。劇場にぜひ遊びに来てください。○岡田奈々 コメント無口で無表情なモルジアナが段々心を開いていき年相応の可愛らしい表情が見えた時に、思わずきゅんとしました。そして強靭な身体能力と精神力を備え、沢山の人を助けるカッコ可愛いヒロインなところが、私は大好きです。自分と似ているなぁと感じるところは、正直全くありません ! 笑 なので、自分にとって難しい挑戦になりそうです。不安なことは沢山ありますが、私が一番やってみたかった2.5次元ミュージカルに出演できるということで、気合いを入れてこの作品に挑みたいと思います!(C)大高忍・小学館/ミュージカル「マギ」製作委員会
2022年03月22日養老鉄道では、4月6日を「ようろう号の日」として、2022年4月6日(水)にイベント列車「ようろう号」を運行します。「ようろう号」は、D04編成とD06編成を連結し、普段は運転しない4両編成で大垣駅~養老駅間を往復します。詳細は、以下のとおりです。1.日時2022年4月6日(水)2.行程10:30~11:00受付大垣駅11:29発→養老駅12:00頃着→養老駅にて1時間程度停車→大垣駅に13:30頃着、随時解散3.募集人員先着100名様(1両あたり25名)4.参加費4,600円(税込、大人・小児共通)参加費には、オリジナル1日フリーきっぷ、イベント費、お弁当・お茶代、参加記念品、および諸費用を含みます。5.募集要項当社公式通信販売サイト「西美濃ショッピング」にて先着順で受付(当社ホームページのバナーよりアクセスしてください。)6.受付期間2022年3月23日(水)12:00~4月3日(日)23:59まで受付募集人員に達した場合は、締切日以前に受付を終了いたします。7.イベント詳細・運転時には「記念ヘッドマーク」を掲出します。・養老駅到着後、特製掛け紙付の昼食弁当をお渡しします。養老駅で季節を感じながら昼食をお楽しみください。(列車内をご利用いただけます。)・養老駅停車中は、「ようろう号」との写真撮影やなどをお楽しみください。また、養老鉄道グッズの販売を行います。・運転中の車内にて抽選会を実施し、当選された方には養老鉄道グッズをはじめ、豪華景品をプレゼントいたします。以上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月22日3月21日に33歳の誕生日を迎えた佐藤健(33)。昨年デビュー15周年を迎え、映画『るろうに剣心最終章The Final』『The Beginning』は興行収入が2部作合計で65億円を超えるなど、その活躍ぶりは凄まじい。デビュー2年目にして『仮面ライダー電王』では主演を務め、注目を浴び続ける彼の仕事観と恋愛観について、本誌に語った言葉から振り返っていく。仕事は常に「一生懸命」。人気の裏にはいつでも努力を怠らないストイックさがあった。【怖いですよ、もちろん。でも怖さには理由がある。未経験で、わからないから怖い】(2012年5月1日号より)2012年に上演された舞台『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役の石原さとみ(35)の恋人、ロミオを演じた。初の舞台で初主演に大抜擢されてのプレッシャーについて、正直な気持ちを明かしてくれた。重圧は感じながらも、「克服するには、きちんと準備をするしかないですよね。稽古を一生懸命やって、ジムに行って体力をつけて、台本を何度も読み込んで。それしかないです。普通です」と冷静に基礎に立ち返っていた佐藤。また、「芝居をするのが、すごく楽しいんです。毎回新鮮な気持ちで取り組めるし、飽きないんですよね、ぜんぜん。たくさんの素敵な作品に出会えるし」と芝居への思いを熱弁してくれた。【結果を出せば、周囲に何を言われようがいいと思っていて】(2016年10月20日号より)映画『何者』で、就職活動に苦戦しながら己の生き方を模索する大学生・拓人を演じた佐藤。自身と拓人との決定的な違いに結果に対する考え方を挙げた佐藤はこう語った。くわえて「僕自身、役者になるきっかけはスカウトで、運が大きかったけれど、そこに立ち続けるために、より上のレベルにいくために、という努力はしてきたつもりです」と役者人生について振り返った。また、「若くて才能のあるクリエイターと出会いたい。今回、同世代の俳優と共演して、作品を一緒に作り上げる喜びを強く感じました」と、役者としてのキャリアに意欲的でストイックな姿勢がうかがえた。【一生懸命やる、を徹底していました】(2019年8月13日号より)映画『ドラゴンクエストユア・ストーリー』ではデビュー14年目にして初の声優に挑戦。「現場で考えていることは、いいものを作るためにベストを尽くすことだけ。この作品の現場は初めてのことが多かったので、監督の指導を素直に聞いて一生懸命やる、を徹底していました」と語った佐藤。新しいことに挑戦する高い意欲と、作品を第一に考える姿勢はデビュー当時から変わっていない。「一生懸命やる」「努力する」という一貫した強い軸が、佐藤の変わらぬ人気を支えているのだろう。ヒット作を出し続ける彼のプライベートも気になるところ。恋愛観や理想の女性像、結婚願望は……?【自分だけを見ていてほしいし、自分もそうでありたいと思うんです】(2013年12月17日号より)人気少女漫画を実写化した映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』では孤高のサウンドクリエイターを熱演。本格ラブストーリーに初めて挑戦したにも関わらず、原作コミックを見事に三次元に再現し、ヒロイン相手の胸キュンシーンとベース演奏で観客を魅了した。そんな佐藤に理想の関係性について尋ねると、こんなロマンチックな回答が。さらに、特別だと感じる女性について、「やっぱり男子って、自分の範疇というか、枠から飛び超えてくるコに憧れるんです。(略)この人の発想は素敵だな、と思える方向で」と教えてくれた。【(結婚願望は)ないですね。現実味がない。したくないってわけじゃないですが、いくつまでにしたいっていうのも別にないかな】(2015年10月20日号より)週刊少年ジャンプの連載を目指す高校生マンガ家役を、神木隆之介とW主演で務めた映画『バクマン。』。佐藤演じる主人公が「結婚してください」と勢いのままにプロポーズするシーンが印象的だが、本人に結婚願望を聞くときっぱりとこう答えた。理想の女性像については「僕があまり話すタイプではないので、楽しく話してくれる明るいユーモアのある人」といい、年下と年上どちらが好きかを尋ねると「年上がいい!マストですね」とかぶせ気味の返事が。「年上の女性なら、不満でもなんでも言えて、自然に対等な関係でいられると思うんですよね」と理由を明かした。【愛がなくなっちゃったら僕自身なくなっちゃうみたいなところありますから(笑)】(2018年11月6日号より)映画『億男』では、愛、友情、お金、全てを失った男を演じた佐藤。この3つの中で一番失いたくないものについて聞いてみると、「そんなの愛に決まってるじゃないですか」と熱烈な回答が。20代最後のインタビューで、自分の中での「愛」の大きさをユーモラスに語った。結婚願望はないといいつつも、ロマンチストな面は健在のようだ。今年3月に授賞式が行われた「第45回日本アカデミー賞」では、映画『護られなかった者たちへ』で優秀主演男優賞を受賞するなど、その活躍は止まらない。公私ともに、注目の集まる1年になりそうだ。
2022年03月21日名古屋の老舗和菓子店・青柳総本家から、人気ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とコラボレーションした和菓子「スライムういろう」が登場。2022年3月12日(火)から5月31日(火)までの期間限定で、青柳総本家直営店・名古屋市内百貨店・名古屋駅KIOSK・中部国際空港セントレア・名古屋市内ショッピングセンターなどで販売される。ゲーム内の“おみやげ”をリアルに再現!「スライムういろう」は、ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」内のランドマーク「熱田神宮」に行くことでGETできるおみやげ(ういろう)をリアルに再現したもの。青柳総本家ならではの風情を残したパッケージを開けると、見た目にもキュートなオリジナルういろう“3匹”が現れるユニークな仕掛けとなっている。全3種のフレーバーフレーバーは、青柳総本家定番のういろう味に加え、コラボレーション限定のみかん味とキウイ味をセットに。“合成着色料ゼロ”ながら、食材の色味を活かしたカラフルな見た目も魅力的だ。まるでスライムのような(?)モチモチ食感も是非じっくりと堪能してみてほしい。人気企画の第4弾として登場なお今回の「スライムういろう」は、「ドラゴンクエストウォーク」の「リアルおみやげプロジェクト」第4弾として発売されるもの。ゲーム内のランドマークで取得できる“おみやげ”を実際にリアルに再現するというユニークな企画となっている。【詳細】「スライムういろう」(1箱3個入り) 864円販売期間:2022年3月12日(火)~5月31日(火)展開店舗:青柳総本家直営店・市内百貨店・名古屋駅KIOSK・中部国際空港セントレア・市内ショッピングセンター等、青柳総本家公式オンラインサイト(3月12日(火)10:00~) ほか※愛知県内の各店頭での販売開始時間は、開店時間より販売。※オンライン販売、店頭販売とも1日の販売数には限りあり。無くなり次第、当日販売分終了。(毎日入荷予定)※青柳総本家公式オンラインサイトでは、ひとり1回の注文につき3個まで購入可。※詳細は特設サイト「リアルおみやげプロジェクト」を参照。
2022年03月13日佐藤健主演映画『るろうに剣心』シリーズ最終作、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2月26日(土) 20時にWOWOWシネマ、WOWOWオンデマンドで放送・配信される。さらに、『るろうに剣心』シリーズの監督を務めた大友啓史と、シリーズ第1作目から『るろうに剣心 最終章 The Final』まで相楽左之助役を務めた青木崇高が出演するWOWOWオリジナル配信番組『マンスリー・シネマセッション』が、2月26日にWOWOWオンデマンドで配信スタートとなる。『マンスリー・シネマセッション』は毎月クリエイターを迎えてトークをするWOWOWオリジナル配信番組。2月は『るろうに剣心 最終章 The Beginning 』がテーマとなり、『るろうに剣心』シリーズの撮影に至るまでの経緯や撮影でのこだわりなど、製作の裏側が語られる。シリーズ最終作となる本作について青木は「剣心、俺たちに出会えてよかったなと思いましたね。こんなことを背負って俺たちの前に現れたのかと思うと泣けてきます」とシリーズ全体を振り返りながら語り、劇中での左之助の優しさがが伺えるような感想を明かした。また、シリーズ第1作から最終作まで、10年にわたり主演を務めた佐藤健の魅力についても語られ、大友は「俳優として役としっかり向き合うところが健の魅力。役のプロフィールや背景を考えて演技するところを現場で目の当たりにして感動しました」と語り、青木は「アクションがかっこよくなかったら役者をやめる、とインタビューで話していたのを聞いて、その覚悟の仕方に度肝を抜かれましたね」と話し、佐藤健の作品へのこだわりに驚かされたという。さらに青木は 、『るろうに剣心 最終章 The Final』で雪代縁役を演じた新田真剣佑との共演についても振り返る。青木は「真剣佑は本当に凄い役者だと思っていて、これから世界に羽ばたいて行く前に何かを伝えたいと思っていました」と語り、目の前で思いっきり顔をぶつけるなど、体当たりな演技を通して青木は自身の考える演技を新田に伝えたかったとのこと。新田は舞台挨拶の際に青木の演技についてコメントしており、青木の思いは伝わっていたようだ。番組内ではほかにも印象的だったシーンやアクションシーンをリアルに見せるためのこだわり、大友監督の演出術など、ここでしか聞けない貴重なエピソードがたっぷりと語られ ており、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』をより楽しめる番組になっている。さらに、このたびWOWOWでは『映画「るろうに剣心」一挙放送』と題して「るろうに剣心」シリーズを一挙放送・配信。この機会に大人気シリーズをたっぷりと楽しみたい。【番組情報】■『マンスリー・シネマセッション』:『るろうに剣心 最終章 The Beginning』大友啓史監督×俳優 青木崇高【WOWOWオンデマンド】2月26日(土)配信スタート■映画「るろうに剣心」【WOWOWシネマ】【WOWOWオンデマンド】2月26日(土) 午後5:30~ 『るろうに剣心 最終章 The Final』2月26日(土) 午後8:00~ 『るろうに剣心 最終章 The Beginning』2月27日(日) 午後2:00~ 『るろうに剣心』2月27日(日) 午後4:15~ 『るろうに剣心 京都大火編』2月27日(日) 午後6:40~ 『るろうに剣心 伝説の最期編』詳細はコチラ:
2022年02月21日佐藤健さん主演で映画化された『るろうに剣心』や小栗旬さん主演の実写映画『銀魂』をはじめ、漫画を原作としたドラマや映画は少なくありません。しかし、実写化が発表されるたびに、必ずといってもいいほど起こるのが配役や脚本に関する論争。この論争に、お笑いタレントの又吉直樹さんが自身のYouTubeで持論を展開し、注目を集めています。又吉直樹、実写化巡る持論に共感の声田村由美さんの同名ミステリー漫画を、俳優の菅田将暉さん主演で実写ドラマ化した『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)の大ファンだという、又吉さん。原作漫画も好きだと語る又吉さんは、動画の中で、原作ファンのからの、世界観を崩されたくないがゆえの批判について、こう持論を展開します。原作があるドラマって、もちろんファンの方で、原作ファンの方が「映像化しないで」っていったりするじゃないですか。「期待を裏切られるの嫌やから」っていう。そこが僕は分かるし、提案なんですけど…それぐらい完結して原作が好きな人は、もう原作だけを愛していればいいというか。だから、仮に原作と全然違う映像作品ができてしまったとしても、原作の何かが損なわれるわけじゃないんですよね。実は。だから、別物として観てもいいと思うんですよね。ピース又吉直樹【渦】公式チャンネルーより引用原作に忠実な映像化を願うファンは少なくないもの。しかし、又吉さんは「再現性を必ずしも求める必要はない」と語ります。原作と実写化は別の作品であると考えた上で、視聴を決めることをすすめた又吉さんの持論は反響を呼び、共感の声も寄せられました。・原作も実写版も、どちらもよさがあって、2倍楽しめています。・実写化を批判するファンとしては、自分の大好きな原作が「汚された」っていう思いなんだろうな。・面白くなければ、観なければいいだけ。わざわざ酷評するファンの心理が分からない。それで「原作見よう」ってなるものなのかな。たとえ実写化が原作ファンの理想と違ったとしても、原作のよさは変わらず、読者一人ひとりの心の中に残り続けるはず。又吉さんもまた、自身の著書が映像化されているからこそ、今回の持論に説得力を感じた人は多いようです。[文・構成/grape編集部]
2022年02月05日新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年秋に公演中止となっていた小池修一郎演出、小池徹平主演によるミュージカル『るろうに剣心京都編』の上演が5月17日(火)~6月24日(金)、IHIステージアラウンド東京で上演されることが決定した。和月伸宏原作『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は明治時代の日本を舞台に、オリジナルのストーリーと新撰組や紀尾井坂の変、池田屋事件などの史実を絡ませた剣劇漫画。1994年から『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載、2017年からは『ジャンプスクエアSQ.』(集英社刊)にて続編『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編』が連載、シリーズ累計発行部数が7200万部を超える大ヒット作である。ミュージカル『るろうに剣心京都編』は過去にアニメや小説、実写映画など様々なメディアで展開されてきた原作の中でも特に人気の高い"京都編"を基にしたもの。会場のIHIステージアラウンド東京は、1300人以上もの観客を乗せた客席が360度回転し、その周囲を囲むステージとスクリーンで繰り広げられる作品世界を体験するという斬新かつ壮大な唯一無二の劇場だ。客席の回転やスクリーンの動き、映像、音楽、照明が一体となり、これまでの舞台とも映画とも違った、ここでしか味わえない疾走感や臨場感を体感することができるだろう。脚本 / 演出を務めるのは小池修一郎。これまでに文部科学大臣賞や読売演劇賞、千田是也賞、菊田一夫演劇大賞を受賞、そして14年には紫綬褒章を受章するなど、日本のミュージカル界を代表する演出家だ。16年には宝塚歌劇団 雪組が宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて浪漫活劇『るろうに剣心』を上演、18年には宝塚公演で成功を納めた早霧せいなが新橋演舞場・大阪松竹座にて再度緋村剣心を演じ話題となった。主人公の緋村剣心を演じるのは今年デビュー20周年を迎える小池徹平。12年に岩松了演出の『シダの群れ 純情巡礼編』で舞台初出演を果たし、近年では『キンキーブーツ』や『1789 -バスティーユの恋人たち-』、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』など話題作に多数出演。菊田一夫演劇賞を受賞するなど、ミュージカル界において目覚ましい活躍を見せている。質朴な役から猟奇性ある役どころまで演じ分ける小池が、原作のキャラクターにピッタリと言われている剣心の穏やかな一面と人斬りとしての過去を持つ二面性をどう演じるのかに期待が高まる。共演には、緋村剣心の後継者として人斬り役を担っていた志々雄真実役に黒羽麻璃央、幕府の御庭番衆の元御頭・四乃森蒼紫役に松下優也、志々雄一派の十本刀のひとりで超神速で移動する縮地法の使い手・瀬田宗次郎役に加藤清史郎、元赤報隊準隊士で剣心の仲間・相楽左之助役に岐洲匠。そして志々雄一派の十本刀の一人で大鎖鎌の使い手・本条鎌足役に奥野壮、神谷活心流道場師範代で剣心をそばで支える・神谷薫役に井頭愛海、剣心が京都に向かう道中で出会うくノ一の少女・巻町操役に鈴木梨央、志々雄を慕い愛している駒形由美役に伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役に山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役に加藤和樹と、若手からベテランまで個性豊かな実力派キャストが顔を揃えた。小池徹平らキャストとスタッフからのコメントは以下の通り。<脚本 / 演出:小池修一郎>一昨年、コロナの猛威のもと上演を延期した『るろうに剣心 京都編』が、遂に上演の運びとなりました!新たに結集した豪華キャストに囲まれ、原画が動き出したような小池徹平剣心の魅力が炸裂します。師匠・比古清十郎の力を借り、剣心と仲間たちは、志々雄真実と十本刀、そして四乃森蒼紫との戦いに京都へ。多彩なキャラクターがズラリと並ぶ一大パノラマ剣劇となること必定です。血湧き肉躍る明治剣客活劇浪漫ミュージカル!乞うご期待!<小池徹平>『るろうに剣心』は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。個人的にもとても大好きな京都編なので楽しみです。緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんからお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。小池先生が、あの劇場をどう使ってどんな楽曲と共に皆さんの元に届けられるのか、今からワクワクしています。原作ファンのみなさんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。前回が中止になり、キャスト、スタッフの方々だけでなく、観劇を楽しみにしてくれていた方々全員がとても悔しい思いをしましたが、諦めずにいて本当に良かったなと思います。今回こそは、剣心として最後まで走り回れることを信じて、頑張りたいです。今このタイミングだからこそ、皆さんに楽しんで観てもらう事を考えながら励んでいき、僕自身、新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。<黒羽麻璃央>自らを「極悪人」と言い切れるほどの志々雄真実の思想、思考、技量その存在に惹かれながら原作をずっと読み続けていました。一昨年残念ながら公演中止になってはしまいましたが、1度自分の心についた志々雄真実を演じられる喜びの火は消えずにずっと燃え続けておりました。この度、再び演じさせていただけるチャンスをいただけて本当に嬉しく思っております。自分自身が稽古期間から含めてどんな悪のカリスマ志々雄真実という人間を作り込めるのか、小池先生の演出のもと、どう京都編の世界が広がっていくのか役者としても1原作のファンとしても凄く楽しみです。この初夏、1番熱い演劇をお届けできるよう頑張ります。よろしくお願い致します!<加藤和樹>子供の頃から大人になった今でも大好きな作品。そのミュージカルに出演できるなんて、昔の自分は想像もしていなかったことでしょう。IHIステージアラウンド東京は、個人的にとても思い入れのある劇場なので、今回やっと立つことができるのが本当に嬉しいです。演出の小池先生とは何作かご一緒させていただいていますが、小池先生があの空間でどのような演出をなさるのかとてもワクワクしています。きっと皆さんの想像を超えてくることでしょう。久々の殺陣、素敵な共演者の皆さんとの芝居を想像するとゾクゾクします。至高のエンターテイメントをどうぞご期待ください。■公演情報ミュージカル『るろうに剣心京都編』5月17日(火)~6月24日(金)上演会場:IHIステージアラウンド東京(※全46公演)チケット料金:全席14,500円(全席指定・税込)チケット先行受付:1月26日(水)~順次先行開始※詳細は公式HPへ。チケット一般発売3月19日(土)AM10:00~ぴあ: 梅田芸術劇場:(ネット会員) (オンラインチケット) (窓口)(※一般発売日の翌日より残席がある場合のみ)10:00~18:00
2022年01月25日俳優の小池徹平が主演を務める、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』が上演されることが25日、明らかになった。同作は漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミックの舞台化作。2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初上演し、2018年には小池の新演出で男女版が上演された。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(小池徹平)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。2020年11月より、客席が360°回転するIHIステージアラウンド東京にて開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況により全公演中止に。新たに2022年5月17日~6月24日、同会場にて上演されることになった。脚本・演出を小池修一郎が務め、16年には宝塚歌劇団 雪組が宝塚大劇場・東京宝塚劇場にて浪漫活劇『るろうに剣心』を上演、18年には宝塚公演で成功を納めた早霧せいなが新橋演舞場・大阪松竹座にて再度緋村剣心を演じ話題となった。今作では、IHIステージアラウンド東京へ劇場を移し小池徹平主演により「京都編」が繰り広げられる。緋村剣心の後継者として人斬り役を担っていた志々雄真実役に黒羽麻璃央、幕府の御庭番衆の元御頭・四乃森蒼紫役に松下優也、志々雄一派の十本刀の一人で超神速で移動する縮地法の使い手・瀬田宗次郎役に加藤清史郎、元赤報隊準隊士で剣心の仲間・相楽左之助役に岐洲匠、志々雄一派の十本刀の一人で大鎖鎌の使い手・本条鎌足役に奥野壮、神谷活心流道場師範代で剣心をそばで支える・神谷薫役に井頭愛海、剣心が京都に向かう道中で出会うくノ一の少女・巻町操役に鈴木梨央、志々雄を慕い愛している駒形由美役に伶美うらら、元・新撰組三番隊組長・斎藤一役に山口馬木也、剣心の師匠であり育ての親でもある十三代目飛天御剣流継承者・比古清十郎役に加藤和樹と、若手からベテランまで個性豊かな実力派キャストが集結。ほか、猪塚健太、郷本直也、松浦司、キャッチャー中澤、梶原颯、才川コージ、城妃美伶、阿部裕らが出演する。○脚本/演出:小池修一郎 コメント一昨年、コロナの猛威のもと上演を延期した『るろうに剣心 京都編』が、遂に上演の運びとなりました!新たに結集した豪華キャストに囲まれ、原画が動き出したような小池徹平剣心の魅力が炸裂します。師匠・比古清十郎の力を借り、剣心と仲間たちは、志々雄真実と十本刀、そして四乃森蒼紫との戦いに京都へ。多彩なキャラクターがズラリと並ぶ一大パノラマ剣劇となること必定です。血湧き肉躍る明治剣客活劇浪漫ミュージカル! 乞うご期待!○小池徹平 コメント『るろうに剣心』は、子供の頃ずっと読んでいた作品で、そのキャラクターと同じ格好をさせていただき、演じられることの喜びを感じています。個人的にもとても大好きな京都編なので楽しみです。緋村剣心のゆるい部分と、戦っている時の男らしい部分の二面性も出せたらいいなと思っているので、自分の中でメリハリをつけて演じたいです。演出の小池修一郎さんからお話をいただいた時に、「体幹を鍛えておいてください!」と言われたので、相当動くハードな舞台になるかもしれません(笑)。今回の劇場となるIHIステージアラウンド東京は、何度も観に行ったことがあり、役者さんが舞台を走りまわっているのを観ていたので、僕自身も舞台に立ちたい、走りたいと思っていました。小池先生が、あの劇場をどう使ってどんな楽曲と共に皆さんの元に届けられるのか、今からワクワクしています。原作ファンのみなさんはもちろん、演劇が好きな方、ミュージカルが好きな方にも楽しんでいただけるよう、ステージをふんだんに使った、新しくて面白いエンターテインメントを皆さんにお届けできればと思っています。前回が中止になり、キャスト、スタッフの方々だけでなく、観劇を楽しみにしてくれていた方々全員がとても悔しい思いをしましたが、諦めずにいて本当に良かったなと思います。今回こそは、剣心として最後まで走り回れることを信じて、頑張りたいです。今このタイミングだからこそ、皆さんに楽しんで観てもらう事を考えながら励んでいき、僕自身、新しいチャレンジに全力でぶつかっていきますので、楽しみにしていてください。○黒羽麻璃央 コメント自らを「極悪人」と言い切れるほどの志々雄真実の思想、思考、技量その存在に惹かれながら原作をずっと読み続けていました。一昨年残念ながら公演中止になってはしまいましたが、一度自分の心についた志々雄真実を演じられる喜びの火は消えずにずっと燃え続けておりました。この度、再び演じさせていただけるチャンスをいただけて本当に嬉しく思っております。自分自身が稽古期間から含めてどんな悪のカリスマ志々雄真実という人間を作り込めるのか、小池先生の演出のもと、どう京都編の世界が広がっていくのか役者としても1原作のファンとしても凄く楽しみです。この初夏、1番熱い演劇をお届けできるよう頑張ります。よろしくお願い致します!○加藤和樹 コメント子供の頃から大人になった今でも大好きな作品。そのミュージカルに出演できるなんて、昔の自分は想像もしていなかったことでしょう。IHIステージアラウンド東京は、個人的にとても思い入れのある劇場なので、今回やっと立つことができるのが本当に嬉しいです。演出の小池先生とは何作かご一緒させていただいていますが、小池先生があの空間でどのような演出をなさるのかとてもワクワクしています。きっと皆さんの想像を超えてくることでしょう。久々の殺陣、素敵な共演者の皆さんとの芝居を想像するとゾクゾクします。至高のエンターテイメントをどうぞご期待ください。○キャスト一覧緋村剣心:小池徹平志々雄真実:黒羽麻璃央四乃森蒼紫:松下優也瀬田宗次郎:加藤清史郎相楽左之助:岐洲匠本条鎌足:奥野壮神谷薫役:井頭愛海巻町操:鈴木梨央駒形由美:伶美うらら斎藤一:山口馬木也比古清十郎役:加藤和樹猪塚健太郷本直也松浦司キャッチャー中澤梶原颯才川コージ城妃美伶阿部裕藍実成浅川文也飯作雄太郎伊藤寛真鹿糠友和黒沼亮笹川慎一朗寒川祥吾鮫島拓馬柴原直樹清水錬楢原じゅんや西村聡彩花まり斎藤葉月七理ひなの杉浦小百合美翔かずき横関咲栄吉田繭(C)和月伸宏/集英社
2022年01月25日サン=テグジュペリの不朽の名作「星の王子さま」を原作として、1993年に音楽座ミュージカルとして生まれた『リトルプリンス』。2020年の『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』、2021年の『マドモアゼル・モーツァルト』に続き、演出家・小林香が手がける3作目の音楽座ミュージカルがシアタークリエで上演中だ。初日を控えて行われたゲネプロのうち、王子役を土居裕子(加藤梨里香とWキャスト)が務めた回を取材した。理屈では説明できないが、感覚的には泣きたくなるほどよく分かる――原作に書かれた言葉たちが与える、そんな不思議できれいな印象を、そのまま立体化したような舞台だ。象徴的なのが装置。単体で見るそれは、ところどころに大小さまざまな穴が開き、あちこちにボルダリングホールドが付けられただけの不思議な物体だ。だがそこに、言葉たちに導かれるようにして映像や照明やダンスが加わると、何が起こっているのかが一目瞭然となるのだ――その映像や照明やダンスは、決して具体的でないにもかかわらず。この「説明し過ぎない分かりやすさ」は、標榜するのはたやすくとも、大勢のスタッフ・キャストが関わる舞台作品で実現するのは並大抵のことではないはずだ。関わる全員の、原作と音楽座ミュージカルへの深い愛とリスペクトを感じるとともに、ともすると自分もその一員となったような気持ちになる。舞台を思い出そうとすると、シアタークリエの客席から眺めた景色ではなく、自分があの不思議できれいな装置の隅っこに体育座りをして体験したかのような光景が浮かぶ。それは舞台を、目ではなく心で見たからなのかもしれない。……と、思わずレポートまで、それこそ心の目で読まなければ分からない抽象的な内容になってしまったが。そうならざるを得ない舞台であったことを改めて強調した上で、最後に具体的なことも付け足すと、並大抵ではないことを演出の小林とともに成し遂げたキャスト陣が素晴らしい。井上芳雄は飛行士を渋かっこよく演じながら、『キャッツ』に憧れてこの世界に入った彼にとっては念願とも言える動物(キツネ)役で生き生きと、可愛らしく躍動してみせる。花總まりの花はゴージャスでありながら繊細で愛おしく、大野幸人のヘビは蛇の概念が変わりそうなほど哲学的で魅惑的。そして王子役の土居裕子は、あらゆるカテゴリーを超越した、まさに宇宙人的存在感でこの役にぴったり! とはいえWキャストの加藤梨里香もまた、可憐なだけでなく非常に達者な役者である。彼女の王子だとこの4人の関係性がどう見えるのか、大いに興味が湧いた。取材・文:町田麻子
2022年01月09日XiimoonとRejetが共同制作した和風伝奇アドベンチャーRPG『剣が刻』(以下、剣が刻)と、オトメイトが提供する女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『薄桜鬼 真改』のコラボが決定しました。開催期間2021年12月15日(水)メンテナンス後~12月29日(水)5時コラボキャラクターやイベント内容は、『剣が刻』公式Twitterと公式サイトで順次公開します!また、キャスト陣のボイスコメント公開や、コラボを記念しての抽選会を行う予定です。ぜひ『剣が刻』公式Twitterを確認してみてください。▼『薄桜鬼 真改』とは「薄桜鬼」はアイディアファクトリーが展開する女性向けゲームブランド「オトメイト」を代表する恋愛アドベンチャーゲームで、2008年に第1作目が発売されました。“新選組”をモチーフとしながらも鬼や吸血鬼などのファンタジー要素を巧みに組み込み、多くの女性ファンに支持され、1作目の発売から10年以上が経過した現在でもなお、シリーズを重ねております。その展開は日本国内に留まらず、海外にも広がっており、またゲームだけではなく、TVアニメや劇場版アニメ、舞台、ミュージカル、イベントなど多彩な展開でも注目を集めており、2015年にはシリーズの集大成とも言える「薄桜鬼 真改」の展開を開始、新たなる登場キャラクターも加わり、話題となりました。そして2021年、「薄桜鬼 真改 黎明録」が発表されるなど、今なお注目を集めております。▼「薄桜鬼」総合サイト ▼「薄桜鬼 真改」公式サイト ▼権利表記(C)IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY▼『剣が刻』とはXiimoonとRejetの共同制作による和風伝奇アドベンチャーRPG『剣が刻』が今年10月に2周年を迎えました。重厚なシナリオ、豊富なバトルステージ、多彩な育成システム、キャラクターとの交流システムなどやり込み要素が満載のアプリゲームです。『剣が刻』公式サイト : 『剣が刻』公式Twitter: <iOS> <Android> ▼物語「現世」と「常世」が相反し存在する「中津国」。現世の住人たちは、常世の住人マレビトの侵略により、戦乱や災禍に見舞われ危機に瀕していた。ある夏の日、主人公は刀神に導かれ中津国にタイムスリップしてしまう。自らがマレビトを封印する力「神降ろし」を持つことを知った主人公は、数多の心強い仲間と出会いを重ね、自らの宿命を知ることとなる……。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月02日岡幸二郎ミュージカル・コンサート2021『ベスト・オブ・ミュージカル』が2021年12月10日(金) に大田区民ホール・アプリコ大ホール(東京都大田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月24日(水)より発売開始です。カンフェティで11月24日(水)19:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ■曲目《オペラ座の怪人》より「All I Ask of You(A.L ウェバー)」《ウエスト・サイド物語》より「Tonight(L.バーンスタイン)」他※曲目は変更になる場合もございます。予め、ご了承ください。■ 出演者岡幸二郎ゲスト:幸田浩子OKA Special Ensemble岡幸二郎(ミュージカル俳優、プロデューサー)福岡県出身。大学では中国語を専攻。後に劇団四季にシーズンメンバーとして参加。1994年『レ・ミゼラブル』のアンジョルラス役をオーディションで射止め、その華やかな風貌と圧倒的な歌唱力で一躍ミュージカルスターへと躍進した。2003年からは同作品でジャベール役を演じ、17年にわたり『レ・ミゼラブル』に参加した。ミュージカルの他、ストレイトプレイやTV(NHK大河ドラマ『義経』他)、ラジオ、フルオーケストラからライブハウスまでのコンサート、トークショーなども精力的に行う。CDはソロアルバムとして、『Love Collection』『The Prayer』『Best of Musical』をリリース。また、ミス・サイゴンを機に『ミス・サイゴン基金』を立ち上げ、ボランティア活動にも熱を注ぐ。九州大谷短期大学客員教授。幸田 浩子(ソプラノ)東京藝術大学首席卒業。同大学院、文化庁オペラ研修所を経て渡伊。数々の国際コンクールで上位入賞後、ローマ歌劇場、シュトゥットガルト州立劇場等で活躍し、名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。帰国後は、新国立劇場『ホフマン物語』『鹿鳴館』、びわ湖ホール『リゴレット』、二期会『魔笛』『ばらの騎士』『清教徒』等多数出演。全国各地でのリサイタル、オーケストラコンサートに加え、NHK-FM「気ままにクラシック」のパーソナリティや、BSフジ「レシピ・アン」でのMC等多彩な活動を展開。2018年にはCDデビュー10周年を記念し「ARIA花から花へ~オペラ・アリア名曲集」を、2020年には「このみち~日本のうたⅡ~」をリリース。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。2021年11月二期会『こうもり』ロザリンデ、2022年1月びわ湖ホール『竹取物語』かぐや姫で主演予定。二期会会員。■ タイムテーブル2021年12月10日(金)17:30開場18:30開演■ チケット料金全席指定SS席8,500円S席7,500円A席6,000円B席4,500円C席3,000円※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月24日ミュージカル「『オープニングナイト』~桜咲高校ミュージカル部~」が2021年10月29日(金)、新国立劇場(東京都渋谷区)で開幕した。今年7月に初演された本作だが、早くも再演されることになった。舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹を溺愛する不良のユージ(瑛)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。今年7月の初演時は、歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、この4ヶ月間、きっちりと練習をしてきたのだろう、〈Team Blue〉のメンバーたちは全体的な技術力と表現力が飛躍的に向上していた。横山だいすけをはじめ、湖月わたるや福井貴一ら、大人キャストが実に頼もしく、作品をしっかりと支えている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出と振付を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが見えた。上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。公演は11月7日(日)まで。そのほかの出演者は、三倉佳奈、野々村真ら。〈Team Red〉は星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、浅井七海(AKB48)、杏ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。取材・文:五月女菜穂
2021年11月02日台湾南部のろう学校で実際に起きた、性的暴行・セクシャルハラスメント事件。被害総数は分かっているだけで128件にのぼる、この題材を映画化した台湾映画『無聲 The Silent Forest』が東京フィルメックスで上映され、日本映画界を代表する藤井道人監督、三島有紀子監督がコメント。また、90秒日本版トレーラーが解禁された。台湾本国では、教育者や政治家をはじめ多くの観客が事件の深刻さを問題視して話題となり、台北の週間興行収入1位を獲得や、台湾の金馬奨では8部門ノミネート、性暴力の被害者を演じたチェン・イェンフェイの最優秀新人俳優賞など2部門を受賞。2021年度の台北映画祭では最多7部門8ノミネート、チェン・イェンフェイの最優秀新人俳優賞など3部門のほか、観客賞を受賞した。メガホンをとったのは、本作が長編初監督作となるコー・チェンニエン。事件について綿密な調査を行い、事実を1人でも多くの観客に伝えるため、映画化に踏み切った。本作は普通学校からろう学校に転校してきた主人公チャン(リウ・ツーチュアン)の視点をメインに描かれている。チャンは、仲良くなった同級生ベイベイ(チェン・イェンフェイ)が、スクールバスの中で男子生徒から性暴力を受けている場面に遭遇してまう。信じられないことに、その後もベイベイや生徒たちは、何事もなかったかのように一緒に遊んでいるのだ。その実態に困惑するが、ワン先生と共にベイベイを救おうとするチャン。聞き取り調査を進めていくうちに、隠されていた事実が明らかになっていく――。この作品を鑑賞した『ヤクザと家族 The Family』『新聞記者』の藤井道人監督、『幼な子われらに生まれ』『Red』の三島有紀子監督からコメントが到着した。藤井道人映画監督声のない世界を、圧倒的な強度で描き切った意欲作。彼らの叫びが、スクリーンを突き破って観る人の心を鷲掴みにするだろう。台湾からまた一人、素晴らしい映画監督が誕生した。三島有紀子映画監督「知る」という行為は恐怖のひとつだ。ある者は事実を知り、ある者はその行為を知る、ある者は痛みを知り、ある者は悦びを知ってしまう。われわれがこの映画で知ってしまった、人間に対する「嫌な気分」をどうしてくれよう。だが、この「嫌な気分」の奥にあるものを見つけられるのも、AIではなく動物でもなく、われわれ人間なのだと、この映画は信じさせてくれる。『無聲 The Silent Forest』は2022年1月14日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:無聲 The Silent Forest 2022年1月14日よりシネマート新宿ほか全国にて公開
2021年11月01日日本のみならず世界を股にかけ活躍するロックバンド、ONE OK ROCK。エド・シーランとの楽曲制作や映画『るろうに剣心』の全主題歌を担当するなど、もはや説明不要と言えるほど国内外で着実にその歩みを進めてきた。この度、彼らが昨年コロナ禍の最中に行った、初めてのオンライン・ライブ「ONE OK ROCK 2020 “Field of Wonder” at Stadium Live Streaming supported by au 5G LIVE」。その裏側に密着した、ドキュメンタリー『Flip a Coin -ONE OK ROCK Documentary-』が、10月21日にNetflixで全世界同時配信となる。リハーサルスタジオからメンバーのプライベートに至るまで、3カ月間密着し、ONE OK ROCKの「すべて」を収めた本作品は、あるロックバンドの新たな挑戦の記録であり、この未曾有の時代を懸命に生きた「普通の」人々のありのままの生活の記録だ。今回はアメリカ・ロサンゼルスでニューアルバムを制作中のONE OK ROCK・Takaに本ドキュメンタリーについて話を訊いた。――今回のNetflixドキュメンタリー『Flip a Coin -ONE OK ROCK Documentary-』は、2020年10月11日に行われた初めてのオンライン・ライブの裏側を収めた作品になっていますが、そもそも、なぜこのタイミングでドキュメンタリーを作ろうと思われたんでしょうか?僕らの活動は、ライブと音源を作るっていうこと以外は基本的にはないので、その中間を埋めるような、接着剤的なコンテンツってやっぱりドキュメンタリーしかないんです。僕らのパーソナリティーとか思想的な部分ってファンの人たちにはわかってもらえていると思うんですけど、実際に今僕らがやろうとしていることがどんな風に作られているのかっていう「裏側」みたいなものはあまり見せたことがありませんでした。そういう意味で、COVID-19の混乱が始まってから、初めてのオンライン・ライブをやるまでの期間は、いつリリースするのかは置いておいても、絶対に記録しておきたかったんですね。――今作を観て「ここまで見せてもいいの?」って、とにかく驚きまして。スタジオでのリハーサルの様子や演出に関する会議にもカメラが入っていて、ONE OK ROCKのサウンドやライブができあがっていく過程が詳らかにされている上に、コロナ禍におけるメンバーのみなさんのプライベートにも密着されていて興味深かったです。ははは(笑)。監督の雨包(直人)さんは、昔からずっと一緒にいて僕らを撮ってくれている人なんで、そんなに気負うことなく、普通に自然体でいることができましたね(笑)。――「あの時、ONE OK ROCKはこんな風に考えながら、活動していたんだな」というのを、自分自身の一年前の生活を思い出しながら観ることができて、とてもリアルに感じました。今回のコロナ禍って、世界中の人々が同じ時期に同じ想いを抱いたと思うんですよね。そんなことって今までなかったじゃないですか。僕ら自身、活動はストップしてしまいましたし、もちろん色々なものを失ってしまったので、悲しい気持ちでいっぱいになった瞬間もありました。でも(このドキュメンタリーでは)そんな状況の中でも、僕らはこういう風に前を向いて、未来に向かって走り出そうとしていると伝えたかったし、記録しておきたかった。命の重みだったり、なぜ生きているのかとか、なぜ夢を追うのかとか、この期間には人間として一番シンプルなことも考えたわけで。僕らはこの時期に感じたことを絶対に忘れたくないし、同じようにみんなにもこの経験を忘れてほしくないと思ったんです。――11月17日にはオンライン・ライブの本編を収録したBlu-rayとDVDが発売されて、ライブで初披露された新曲『Wonder』もリリースされるそうですね。この作品を観ると、やっぱりライブ本編も観たくなりますし、新曲も聴きたくなるのですが、ドキュメンタリーではみなさんオンライン・ライブは「もう2度とやりたくない」と仰っていましたね(笑)。今、振り返ってみて、このライブをやったことの意義ってどこにあったと思いますか?もう、やりたくないですね(笑)。でもやっぱり、ポジティブな強い気持ちを目の前の人に届けるってことが、自分がエンターテイナーとして、死ぬまでの間にできる最大のことだと思うんですよね。負けず嫌いで、やたら気の強い僕みたいな人間が、この世界に身をおいて、自分の表現や言葉で誰かを救えたりするような立場にいるんだったら、その一番、自分の核を構成している部分を最大限に出していくべきで。僕らの想いを受け取った人たちが「生きたい」とか「頑張りたい」って思ってくれることが、自分のそんなに大したこと無い人生の中で唯一誇れるものになるのかなって思うから。オンラインライブでもそういう「責任感」を持ちながら、やろうっていうことは考えていました。ーー作品の中で、本番のスタジアムでのリハーサル中にRyotaさんが「こんなライブはじめてや」と発言した時に、Takaさんが間髪入れずに「だから、やるんだよ!」と檄を飛ばしていた場面が非常に印象的で。ONE OK ROCKのスピリットが垣間見えた瞬間だったなと。ははは(笑)。いや、でも、自分の置かれてるポジションにはすごく感謝してますね。バンドメンバーもそれぞれ全然人間性も考えていることも違うので。そういう4人が同じ方向を向いて活動するためには、何か「特別なもの」がないと難しいんですよ。僕らは幸いなことにそれを共有できていて、オンライン・ライブのような初めての試みでも最後までやりきるっていうスタンスを持てているので。誰にでもできることじゃないっていうのはわかってるけど、でも、俺にできるんだから、お前らにもできるよっていうのも思うんですよね。そのふたつの想いをもって、バンド活動ができているのは幸せなことだなって思います。――このドキュメンタリーは全世界に同時配信されることが決定していますが、Netflixで配信公開されることについては、どう考えていますか?Netflixは僕自身、普段から使っていて、沢山映画を観たりしているんですけど。Netflixを通じて全世界の人たちが同じタイミングで、同じ気持ちで僕らのドキュメンタリーを観てもらえるのはすごく嬉しく、ありがたいなって思います。――過去の秘蔵映像や写真などもふんだんに使われていて、バンドの歴史がわかる内容になっているので、海外のファンのみなさんや、ONE OK ROCKをこれから好きになる人達にとっても、今、ONE OK ROCKというロック・バンドをより深く知るための「入門編」になっているのかなと思いました。そうですね。自分たちが世界でどこまで認知されているのかっていうことは、なかなか分かりづらいところではあるんですけど、それでも肌感としてちょっとずつ何かが変わり始めているなっていうのはあって。ONE OK ROCKのことを新しく知ってくれたファンの人たちが、Netflixでこのドキュメンタリーを観て、理解を深めてくれることはすごく僕らの今後の活動にとってもいいことなんじゃないかなと思ってます。――収束ムードは漂ってはいますが、まだまだ、コロナ禍の余波は世界中で続いていて。そんな状況の中で、今回のドキュメンタリーで最後にTakaさんが仰っていたことが非常に心に残りました。ぜひ、この記事を読まれた方にはドキュメンタリーをみて確認していただきたいのですが、Takaさんは今、ONE OK ROCKの今後の活動のビジョンをどのように考えていますか?そうですね、自分の全然大したことない、33年間の人生の中でも確信をもって言えることが一つだけあって。人って、何か大変な状況に陥ったときって、誰かのせいにしないと生きていけないんですよ。でも極論を言うと、実は誰のせいでもなかったりするんですよね。その「誰かのせいにする」タームが終わった時にはじめて、次の段階にいけるんだと思うんです。――なるほど。2011年の東日本大震災やいろんな大変なことがありましたけど、それが起きた時と同じテンションやムードで今、そのことについて語れる人って何人いるの?ってことも考えたりするんです。今も、苦しんでいる人はたくさんいらっしゃると思いますけど、過ぎ去ったこととして乗り越えた人も多いことは事実で。やっぱり、人間って忘れていく生き物だと思うんですよね。――たしかにリアリティは、どんどん薄くなっていきますよね。だからこそ、言い方は良くないですけど、今この時にこそ僕らはハングリーにならなきゃいけないと思うんです。この機会を活かして、自分たちが追い求めている夢に対して、もっとみんなが貪欲になって、手を取り合いながら、それぞれが頑張ればいい。今が、もう一度、手を取り合うことができる唯一のタイミングなんじゃないかなって。逆にこれを逃すと、当分それは訪れないと思う。手を取り合って、頑張っている僕らを見て「なんだよ、お前らダセーな」っていう若い世代が出てくるまでは、僕らは僕らの信念を貫き通して頑張らなきゃなって思うんです。■配信情報Netflixドキュメンタリー『Flip a Coin -ONE OK ROCK Documentary-』10月21日、Netflixで全世界独占配信URL:
2021年10月21日俳優の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)のコラボビジュアルが13日に公開された。同作は岡田演じる土方歳三を主人公に、新選組志士たちの人生と激動の幕末を描く。『関ヶ原』(17)、『日本のいちばん長い日』(15)などで知られる原田眞人監督が、司馬遼太郎の同名小説を原作にメガホンを握り、新選組局長・近藤勇を鈴木亮平、美しき剣士・沖田総司をHey! Say! JUMP・山田涼介が演じる。今回、スポーツチーム、飲食、文具、ゲームまで幅広いジャンル11企業とのコラボが実現。土方歳三と同じく大志を抱く阪神タイガースの若手選手や中日ドラゴンズのドアラをはじめ、『刀剣乱舞-ONLINE-』、新選組をテーマにしたゲーム『恋愛幕末カレシ~時の彼方で花咲く恋~』とのタイアップ、『燃えよ剣』に因んで熱々なメニューや辛いメニューを絡めた飲食店のタイアップなど、多種多様な展開となっている。(※「恋愛幕末カレシ~時のかなたで花咲く恋」の第2弾コラボは10月16日~)(C) 2021 「燃えよ剣」製作委員会
2021年10月13日岡田准一が、幕末最強の剣客集団である新選組の副長・土方歳三を演じる映画『燃えよ剣』が公開を迎える。2017年の『関ヶ原』に続いて、原田眞人監督とのタッグで、国民的作家・司馬遼太郎(※遼のしんにょうは点2つ)の人気小説に挑んだ本作。「魅力的な、惚れるような男を作ることができたと思っています」――。公開を前に岡田はそう自信のほどを口にする当初は昨年の5月に公開されるはずだった本作だが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公開延期が決定。当初より1年半近く遅れて、ようやく公開を迎える。もちろん、新規感染者が減少傾向にあるとはいえ、コロナ禍が収束したわけではない。そうした状況を踏まえつつ、慎重に言葉を選びつつ、岡田は本作が“いま”公開されることへの思いをこう語る。「まだ大変な時期ではあるけど、少しでも楽しいものを観て『いい日になったな』と思ってもらえる可能性があるのがエンタテインメントだと思いますし、そういう意味でも観てもらうことができたら嬉しいです。いま、公開されることが良いことなのかどうかはわかりませんが、それでも公開されるのであれば、それは“縁”であり、この作品の“運命”であり、なるべくしてこのタイミングになったんだろうなと。時代の変わり目を生きた男たち、時代の転換期を生き抜いた男たちの物語ですから、そういう部分を含めて、(いま公開される)縁があるのかなと思います」今回、主演というだけでなく、岡田自身が劇中の殺陣の構成も担当した。冒頭の喧嘩から芹沢鴨(伊藤英明)や人斬り以蔵(村上虹郎)との競り合い、池田屋事件など、激しくもリアリティにあふれる殺陣が随所に見られる。「原田監督はお芝居の延長上のアクションをやりたい方です。僕が最近、現代ものの映画でやったのは、アクションのためのセッティングをいくつも作ってアクションするというものでしたが、原田監督はお芝居とドキュメンタリーが混在しているものを撮影されたいので、殺陣に関しても、お芝居と同じように『頭から終わりまで通し(ワンカット)でやって』とおっしゃるんです。でも、さすがにそれは難しいので(苦笑)、『ここまででないと厳しいです』と僕からご提案させていただき、いくつかに区切りながら作っていきました」それを踏まえて、岡田が目指したのは観る者の意識に「自然に刷り込ませていくような殺陣」だった。「派手でカッコいいというよりも、見た目にはわからないけど、自然と(見ている者の意識に)刷り込まれていくような動き。冒頭の喧嘩のシーンだと、近藤(鈴木亮平)が最初に斬りかかってみんなが吹っ飛んでいき、そこに土方が斬りこみ、沖田(山田涼介)が脇を舞うかのように斬っていく――3人の“関係性”であのシーンが作られているんです。パッと見ただけではそういう構成はわからないかもしれませんが、会話がなくても会話しているような、潜在意識に刷り込んでいくようなアクションをベースに作っていきました」。「戦うことの儚さを知っている」岡田准一の考える“土方歳三”の魅力劇中の新選組の中では、土方は“鬼の副長”であり、局長・近藤勇という豪傑を立てつつ、鉄の組織を作っていくNo.2。一方で、現場では岡田が主演であり、先述のように殺陣を指導する立場でもあり、こうした現場における関係性が作品にも良い形で作用したという。「今回は、大河ドラマ(の主演)を経験している鈴木さんや柴咲(コウ)さんもいて、ただ演じるというだけでなく“現場を見る”人がいらっしゃいました。特に、鈴木さんは大河を終えた直後だったこともあって、現場に新選組の隊士たちがたくさんいる中で、“みんなを見る”という部分に関して『僕がやっときます!』と、みんなを食事に連れて行ったり、場を作るということをサポートしてくださいました。一方で、僕は殺陣を作っていたので、殺陣のシーンに関して、みんなが(シーンが終わって)僕が『OK』を出すかどうかを待つといった感じでした。土方という役としても恐れられているくらいがちょうどいい役だったので、そういう意味でも助けてもらったなと思います」過去には作品の中で、組織のNo.1の立場の役を演じたこともあるが、今回、No.2の立場を演じたことで感じたこと、考えさせられたことは?「どうでしょうねぇ…? No.1とNo.2の在り方や関係性という部分に関して言うと、No.1次第で変わるものなので、(こうあるべきと言うのは)難しいですけど…ただ現場で鈴木さんがそういう立場でいてくださって、横で沖田がニコニコ笑っていてくれて、その関係性がやりやすく、役作りの上でも助かったのは覚えています。鈴木さんは、今回、僕が主演ということもあるので、すごく現場で立ててくださいましたし、でも現場で互いを役名で呼び合える関係性を作れてもいたので、(役を離れての)本来の関係性もあるんですが、それを覆す現場の関係性というのも役者にはあったりするんですよね」これまでにも数多くの映画やドラマで新選組は題材となり、多くの俳優が土方を演じてきた。幕末の歴史の上では“敗者”でありながらも、いまなお深く愛される土方歳三だが、岡田准一が演じた土方の魅力はどこにあるのだろうか?「戦うことの儚さを知っているということかなと思います。僕自身、(格闘技を)教える資格を持っていますし、戦う男たちの気持ちを理解できる立場にいるのかなと。戦い続けて疲弊し、戦うことに悩んだり、葛藤を抱いたりしつつ、前に進もうとしている男たちだと思うし、ある種の覚悟をもって、自分で決断している男たちなんですよね。僕自身、ただ“希望”を抱えて進む男たちを演じる年齢でもない。その“深さ”というか、時代劇では常に戦うことの意味――戦うことの哀しさや疲弊を超えて、決断した男がそこにどう立っているのか? ということを考えています。特に土方は(原作のセリフで)『男の一生というものは、美しさを作るためのものだ』ということを言っている。その言葉を口にした男が、敗戦が濃厚な中で(最後まで戦うべく)函館まで行く。そういう人物をどう作っていくのか? もちろん、司馬さんが描きたかった土方像もありますし、土方に認められるような土方像にしなければという思いもありました。僕自身が感じる、土方の魅力を表現できる脚本でしたし、主演としてはすごくやりがいのある役でした。“主演”を描いてくれる作品であり、そこで魅力的な土方を演じたいという欲もありました。結果的に、原作のファンの方も土方のファンの方も認めてくださるような、魅力的な土方が作れたと思っています。もしこれがダメだったとしたら『もう僕にはやりようがないです』という気持ちですね(笑)。それくらい、魅力という面では思い切り詰め込んだ役柄です。絶対に部下になりたくはないけど(苦笑)、すごくカッコいい、惚れる男が作れたと思います」『燃えよ剣』10月15日(金)公開(C)2021「燃えよ剣」製作委員会取材・文:黒豆直樹
2021年10月13日相葉裕樹が「今までやったミュージカルのなかで一番難しい」と言うミュージカル『蜘蛛女のキス』。ベストセラー小説をミュージカル化し、1993年にはトニー賞などを多数受賞した。「楽曲はかっこいいけれど難解で、かなり歌いこまないといけない。半音での変化が多いし、フォルテでポンと歌うところもあればとても繊細にファルセットを使うところもあって、レンジ(音域)が広い。また、ほぼ2人で物語が進むので、歌や言葉で引っ張っていかないと濁る。新たな挑戦です。目の前に大きい壁がきたぞとかなり緊張しています」。刑務所の獄房で同室となった同性愛者のモリーナ(石丸幹二)と青年革命家バレンティン(相葉裕樹/村井良大)はお互いを理解できず激しく対立するが、その関係は少しずつ変化していく。映画版も見た相葉は「心を開いていくグラデーションが緩やかに進んでいく」ことに注目した。「感情をむき出しに喋るけれど、ただの怒りではなく鬱屈としたなにかがある。「殺されるんだろう」という覚悟もあると思うし、感情がぐちゃぐちゃな大変な役」。だからこそ稽古で動いてみないとわからない。「実際に動くと感覚が変わるので、肉体を動かして、言葉を口から発して、どう感じるかを大切にしたい」。モリーナ役の石丸とは、2016年ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』で共演した。「とても優しい方です。その時は、楽屋でコーヒーをいただいたりもしました。今回は迷惑をかけると思うのですが、できることはなんでもやります!体当たりすることでしか作れない作品だと思うので、たくさん苦しんでもがきます。」。Wキャストの村井良大とは10年前の『戦国鍋』以来だ。「このタイミングで、ミュージカルでWキャストなのは不思議な感覚。良大は飄々として、動じたところは見たことがない。僕とはまったく違うので、カラーが変わるでしょうね。信頼できる仲間だからこそ切磋琢磨したい」と信頼を寄せる。「観る方によって印象が変わる作品です。すっきりする人もいればしない人もいるはず。バレンティンに対して「最低」と思う人もいるでしょう。でも誰が悪いわけでもなくて、愛や信念が交錯している。みんな、責められる?と思います。でも僕自身、これからの稽古で感じ方も変化していくんでしょうね。歌もせりふもたっぷりありますので、丁寧にしっかり構築したい」上演は11月26日(金)~12月12日(日)、東京芸術劇場プレイハウスにて。取材・河野桃子
2021年10月11日1899年のニューヨークで実際にあった、新聞売りの少年たち(=ニュージーズ)によるストライキに着想を得た同名映画(1992)を原作に、2011年にミュージカル化されブロードウェイで大ヒットを記録した『ニュージーズ』。その初となる日本版が、小池修一郎を演出に、京本大我を主演に迎えて日生劇場で上演されている。初日公演を夜に控えた10月9日、同劇場で行われたゲネプロを取材した。原作映画も舞台もかのディズニー製作であり、音楽はアラン・メンケン(『美女と野獣』『アラジン』)、舞台の脚本はハーヴェイ・ファイアスタイン(『キンキーブーツ』『ラ・カージュ・オ・フォール』)とあって、オリジナル版の面白さはもとより折り紙付き。いきおい小池演出とのケミストリーに注目が集まったわけだが、この相性が実に良い。舞台を左右にも上下にも広く使って登場人物たちの躍動感を何より強調する演出が、重めの社会的テーマの中にもどこかファンタジックな味わいがある脚本とピッタリ合致し、とにかく観やすいのだ。そんな小池演出の最大の“勝利ポイント”と言えるのがキャスティング。わけても、主人公ジャック役の京本大我が目を見張るパフォーマンスを見せている。これまで出演したミュージカルでは繊細なイメージのあった京本だが、ひと回り大きくなった体と力強い歌声とダンスとで、カリスマ性のあるリーダー像を見事に造形。特に一幕ラストでは、高い技術とあふれる芝居心の溶け合った、絶唱とも言うべきソロを聴かせてくれた。ミュージカル『ニュージーズ』ゲネプロより写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ニュージーズ』ゲネプロより写真提供/東宝演劇部ストライキを後押しする新聞記者でありジャックの恋の相手でもあるというバランスの難しいキャサリン役を軽やかに演じた咲妃みゆ、松葉杖をつきながらもしっかりと群舞に参加して身体能力の高さを見せつけたクラッチー役の松岡広大、聡明さと無邪気さが無理なく同居する様がさすがだったデイヴィ役の加藤清史郎ら、脇を固めるキャスト陣もみな好演。ニュージーズ役のアンサンブルの面々が、まるでなんでもないことのように、そこここでヒラリとバク転を決める姿も印象に残った。ファイアスタインの脚本には、原作映画とは異なる部分がいくつかあり、ジャックが絵描きの設定になっていることもそのひとつ。彼の絵が重要な役割を果たす展開から伝わる、ファイアスタインの“芸術の力”に対する信念は、芸術が不要不急と言われる今だからこそ余計に胸に響く。またそもそも、何かと鬱屈しがちな今だから観たい、心が弾む要素に満ちた舞台。機会(チケット)さえあれば、キャストのファンだけでなく、ぜひミュージカルファンやミュージカル初心者にも体験してほしい一作だ。取材・文:町田麻子京本大我、咲妃みゆ、松岡広大らメインキャスト6名のコメント全文ミュージカル『ニュージーズ』ゲネプロより写真提供/東宝演劇部【ジャック役:京本大我(SixTONES)】人生最大のチャレンジと言っても過言ではない程、高く大きな壁を目の前に感じながら日々稽古してきました。『ニュージーズ』を知っている方からすれば、ジャックと僕のイメージはかけ離れていると思いますが、僕だからこそ演じられるジャックを必ず皆様にお届けしたいです。これから長丁場になりますが、エネルギッシュでパワフルなカンパニーと共に、最後まで駆け抜けたいと思います。ミュージカルの素晴らしさが存分に詰まったこの『ニュージーズ』を、これからもよろしくお願いします。【キャサリン役:咲妃みゆ】昨年4月に涙を飲んでから今日まで開幕を願いに願い続けて1年以上。多くの方々のご尽力あってこそ、ようやくここまで辿り着けたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。怯むことなく立ち向かう勇気、支え合い助け合う中で育まれる強い絆…胸が熱くなるシーンに溢れた素晴らしいミュージカルだと感じています。ご覧くださる皆さまに笑顔と心の栄養をお届け出来ますように…。劇場でお待ちしております!【クラッチー役:松岡広大】遂に幕が上がります。感に堪えないとはまさにこのことです。苦節の月日が流れました。お客様と共に辛抱をしました。これまでの皆様の憂色をどうにかして晴らしたいと思っています。お座席に着かれましたら、どうぞ心は解放してご観劇下さいませ。劇場はそれができる空間だと感じています。日頃の束縛から放たれ、『ニュージーズ』の世界を存分に楽しんで頂けたら幸いです。【デイヴィ役:加藤清史郎】こうしてようやく皆さんの元へ『ニュージーズ』をお届けできると思うと、「この日のために、これまでの涙や汗があったのかもしれない」なんて思ったりして。ワクワクとドキドキが止まりません。『ニュージーズ』を通して、少しでも多くの方が元気になってくれたら、それ以上に幸せなことはありません。大我ジャックの"FOREVER NEWSIES"という言葉を信じてきて本当に良かった。最後まで突っ走らせて下さい!!ミュージカル『ニュージーズ』ゲネプロより写真提供/東宝演劇部【メッダ:霧矢大夢】昨年の中止という雪辱から、パワーアップしていよいよ『ニュージーズ』日本版が開幕します。私が演じるメッダは、ジャック、キャサリン、ニュージーズ達を支え、見守る立場ですが、親心の如く、自慢の若者達を早く皆さまの前にお披露目したくてウズウズしています。メッダの劇場シーンでは、華やかに、貫禄たっぷりに「That’s Rich」を歌わせて頂きます。芸術の秋に相応しい、劇場でのパワーを体感して頂きたいです。お越しをお待ちしております!ミュージカル『ニュージーズ』ゲネプロより写真提供/東宝演劇部【ピュリツァー:松平健】私の演じる新聞社オーナーのピュリツァーは、若きパワーのニュージーズたちに立ちはだかる権力者の象徴です。少年たちのリーダー・ジャックとの対決では、底知れぬ若いエネルギーと底の厚い老巧なエネルギーのぶつかり合いをお楽しみいただきたいと思います。挑み来る少年たちとの熱い戦いを通して、近代アメリカのニューヨークという未成熟な街の魅力、そこで生きる者たちの未完成ながらも果てしない情熱も併せてご覧いただけたらうれしいです。ミュージカル『ニュージーズ』は10月30日(土)まで日生劇場にて上演。その後、11月11日(木)から17日(水)まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演予定。
2021年10月10日俳優としての活躍ぶりはもちろん、YouTube、LINE、洋服作り…。新しいフィールドを次々に駆け抜ける佐藤健さん。本人へのロングインタビューから、その軽やかで、芯の通った生き方の魅力を読み解いていく。自身のYouTubeチャンネルのカメラも入っていたこの日、佐藤健さんは時折スタッフのことを笑わせ、終始リラックスしていた。役者という主軸をどんどん太くしながら、役から離れた姿を見せることにも積極的で、理想の一着を追求したい気持ちに駆られ洋服作りを始めるなど活動の幅をさらに広げている。「一番のターニングポイントを挙げるなら高校卒業後、大学に行こうと思っていたけど、それをやめて役者の道に進んだことですね」高2でスカウトされ、高3のときに若手俳優の登竜門とされる仮面ライダーシリーズの主演を、オーディションで勝ち取った。しかし先の保証は何もない世界。役者と並行して進学するのが無難といえたが、その道を選ばなかった。「大学に行く理由が『なんとなく』で、具体的にやりたいことがあったわけじゃなかったから。そんなとき役者という選択肢を渡されて、唯一これはやりたいことだと思えたんです。進学も一応考えたけど、面倒くささが圧倒的に勝りました(笑)」出演作はすべてがターニングポイントと言い切るが、来る仕事が変わったという意味で転機となったのが『るろうに剣心』だった。「この作品以降主演のオファーが増えてきました。主演することで作品そのものをよくするために、もがくようになりましたね」最新映画『護られなかった者たちへ』も、もがきながら関わったであろうことが伝わってくる、難しい役どころだ。東日本大震災後の宮城を舞台にした本作は、社会福祉の網の目からこぼれ落ちてしまう人々を通して、さまざまな立場からの正義を描いた社会派ドラマ。佐藤さんは被災者であり、不可解な連続殺人事件の容疑者とされる利根という男を演じている。「世の中の理不尽なことに対して、怒りややるせなさを感じた経験は誰しもあると思うので、その気持ちを代弁するのがこの映画における自分の役目だと思いました」児童養護施設で育った利根は、避難所で出会った同じように身寄りのない子どもや女性と、奇しくも本当の家族のようになっていく。「親の存在や青春らしい青春も知らず、孤独な人生を送ってきたから、彼女たちと出会って家族の温もりみたいなものを感じて、救われたんだろうなと思います」利根のように、人との出会いが人生を大きく変えることもやはりある。佐藤さんは20歳前後で、人間関係の大切さに気がついた。「子どもだったからしょうがないんだけど、それまでは友達に対してちょっとした嘘をついたり、隠し事をすることもありました。だけどそれをしている限り、自分はずっと孤独なんじゃないかとふと思って。仲のいい友達には嘘も隠し事もなくして、自分に対してもそうあってほしいと思うようになりましたね。友達に限らず人間関係は、人生において間違いなく大事なものだから」最近の大きな変化といえる、前所属事務所からの独立も、人との出会いや向き合い方を大事にしてきた末の前向きな決断だった。「自分のやりたいことを、より自由にできる環境に身を置きたいと思ったんです。別に今までも抑圧されてきたわけではないけれど、興味の幅や種類がだんだん広がってきているし、この先たぶんもっと広がっていくんだろうなと思ったので。一緒に独立した神木(隆之介)やマネージャーなど、同じほうを向いている人たちがいたからできたことであって、ひとりだったらしていない決断です」窮屈になってから環境を変えるのではなく、やがて来るいつかのために布石を打つ。これを実際に行動に移すのは難しいことのはず。「自分の人生なのだから、やりたいことができたら何にも邪魔されず行動したいし、何をやりたいと思うかなんてわからないじゃないですか。だからいつでも自由でいられるよう、そこは先手先手で動いていきたいんですよね」さとう・たける1989年3月21日生まれ。埼玉県出身。最新映画『護られなかった者たちへ』は、10月1日(金)より全国公開。シャツ¥143,000リング、細 各¥49,500太¥38,500(以上サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス TEL:0120・95・2746)イヤーカフ¥16,280(ノウハウ/ノウハウジュエリー TEL:03・6892・0178)その他はスタイリスト私物※『anan』2021年9月22日号より。写真・成田英敏スタイリスト・中兼英朗(S‐14)ヘア&メイク・古久保英人(Otie)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2021年09月18日