NPO法人ミュージックソムリエ協会は、「音楽のチカラ」を体系的に理解し、作品やアーティストの魅力を自分の感性で見つけ出し、自らの言葉で表現/レコメンドできるミュージックソムリエの人材創出を行ってきました。このたび“開講10年目”という節目に、“いまの時代にフィットした新たな人材育成プログラム”として新ライセンス『ジュニア・ミュージックソムリエ』養成講座を開始いたします。ミュージックソムリエ ロゴミュージックソムリエ講座: 日進月歩で、目まぐるしく変化する昨今の音楽との接点。音楽の楽しみ方が圧倒的に手軽になり、多様化する一方で、情報量も選択肢も増えるばかり。何となくレコメンドされる音楽に囲まれている、自分が本当に好きな音楽と出会えなくなっている、自分で音楽を選べなくなっている、そういった状況も見受けられます。また自分の“推し”をどう人に伝えたらいいのか分からない、“推し”の良さを伝えられずもどかしい思いをしている人に「伝えるコツ」を、いまの時代にフィットした形で音楽のチカラを「活かせる人」、「楽しめる人」を育成するミュージックソムリエ講座の新コース『ジュニア・ミュージックソムリエ養成講座』をスタートさせます!新講座のジュニア・ミュージックソムリエ講座では、「プレイリスト」というツールを活用し、音楽のチカラをたくさんの人に届けるためのスキルを身につけていきます。その他にも、様々なツールを使って、音楽をもっと楽しむ文化を作っていける人材を育成していきます。【開催概要】■第一期の開講日程・2022年7月27日(水)、8月3日(水)、8月10日(水)の3回・毎回20:00-21:30・Zoomオンライン生配信で実施、全国どこからでも参加できます■講座詳細(1)ミュージック・カルテ<ライト版>を作ろう(2)音楽著作権基礎講座(3)音楽を利用又は紹介する際のその他の権利(4)音楽制作からの音楽理解(5)SNSでの発信・利用について(6)音楽の起源とジャンルの相関性<導入編>(7)シチュエーションと音楽<導入編>(8)プレイリストを作ろう!<導入編>■受講料:39,000円■お問合せ・お申し込み:協会Webサイト内のエントリーフォームから ■こんな方に受けて欲しい・自分の推しがちゃんと伝わるスキルを学びたい・好きなアーティストの曲や歌の魅力をもっと表現できるようになりたい・音楽知識を補足したい・自分が一番好きな音楽をもっと深く探求したい etc.■受講後のステップジュニア・ミュージックソムリエ講座を修了すると、上級資格である「ミュージックソムリエ・ベーシック」養成講座に進むことができます。参考1)ミュージックソムリエ・ベーシック講座の開催予定9月3日(土)、9月10日(土)、9月17日(土)、9月24日(土)、10月1日(土)、10月8日(土)、10月15日(土)、10月22日(土)、10月29日(土)参考2)「ミュージックソムリエ」とは、音楽がもつチカラとその魅力を多面的に理解し、自らの感性とわかりやすい表現でアウトプットをし、中立的にレコメンドができる“音楽の伝道師”です、そして、作り手(アーティストや製作者)と聞き手(一般の生活者や音楽のチカラを活用している人)の“架け橋”になる人材です。様々なシーン、場所、メディアなどで、オールジャンルに渡って、レコメンドできる役割を担います。誰かに伝える為に、誰かに届ける為に、作品が生まれた背景や物語、作家、アーティストの情報を知り、音楽への理解を深め、様々な見方、角度から掘り下げた上で、発信できるスキルをもった人材です。一般の音楽リスナーの方、好きなミュージシャンを応援したい方、ご自身の知識を補完したい方、音楽業界へ転職されてきた方、そのほか音楽に関わる仕事をされている方など、幅広い方が学んでいる講座です。参考3)受講者の声の一部をご紹介●30代女性(一般OL):楽器も弾けず曲も作れませんが音楽が聴く事が大好きで、聴く事を何か形にしたいと思っていました。受講後は音楽の聴き方が変わりました。ただ単に聴くだけではなく、大切に聴く事ができるようになりましたし、誰かにお勧めしたいという気持ちになりました。●30代女性(フリーアナウンサー):もともと音楽が好きでしたが、もっと深く追求したいと思い受講することにしました。講座は表面的ではなく中身が詰まったもので「何となく知っている」というような曖昧な知識が正しい情報として理解できるようになりました。●40代男性(指揮者):今まで知識や経験を何とか生かしたいと思っておりましたが、講座を受講してより幅広い知識を得ることができ、人を感動させるために必要な伝え方、自分の音楽のストーリー作りを学ぶことができ、自分の目指すべき方向性が見えてきました。●40代女性(放送局勤務):音楽は耳障りよく聞き流すことができるものですが、そこに関わった人々の努力や工夫はなかなか知られていません。またその曲が何故愛されているのか、音楽に囲まれてきたからこそ、少しでも説明出来る人材になるよう、学んで伝えていきたいと思います。■講座の詳細について講座の内容等、詳しくはミュージックソムリエ養成講座ホームページをご参照ください。 ●その他・お問合せ先●NPO法人ミュージックソムリエ協会〒106-0031 港区西麻布4-16-7-201TEL : 03-3499-5635E-MAIL: mskouza@musicsommelier.jp ※「CDショップ大賞」(主催:全日本CDショップ店員組合 )も運営しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月06日第44回ぴあフィルムフェスティバル『PFFアワード2022』の入選作品が、3月から約3カ月に及ぶ審査を経て決定した。『PFFアワード』は、1977年にスタートした世界最大の自主映画のコンペティションで、世界で活躍する黒沢清、塚本晋也、佐藤信介、李相日、荻上直子、石井裕也など、これまでに170名を越えるプロの映画監督を送り出してきた。今年は520本の応募作品の中から、16作品が入選。入選作品は、『第44回ぴあフィルムフェスティバル2022』9月の東京会場で2回、11月の京都会場で1回のスクリーン上映が行われる。また今年も、DOKUSO映画館、U-NEXTで配信が行われる予定。グランプリなどの各賞は、9月22日(木)に行われる表彰式にて、最終審査員らにより発表される。■『PFFアワード2022』入選作品 ※作品名50 音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のもの『アクト』78分 監督:田中夢(38歳 / 千葉県出身 / 俳優・立教大学 映像身体学科卒)『石川君、行け!!』 80分 監督:高階匠(32歳 / 東京都出身 / 映像制作会社勤務)『彼は誰時(かわたれどき)』 15分 監督:谷本桃子(21歳 / 青森県出身 / 名古屋学芸大学 メディア造形学部映像メディア学科)『暮れる』 52分 監督:竹田優哉(25歳 / 広島県出身 / 神戸大学大学院 国際文化学研究科)『J005311』 93分 監督:河野宏紀(26歳 / 神奈川県出身 / フリーター)『瀉血』 86分 監督:金子優太(20歳 / 東京都出身 / 青山学院大学 理工学部物理学科)『水槽』 53分 監督:中里有希(20歳 / 山形県出身 / 東北芸術工科大学 デザイン工学部映像学科)『スケアリーフレンド』 76分 監督:峰尾宝(23歳 / 東京都出身 / 会社員)、高橋直広(23歳 / 神奈川県出身 / 無職)※高橋直広の「高」は正しくは「はしごだか」『バンド』 28分 監督:河村陸(24歳 / 千葉県出身 / フリーランス)『ふちしすこ』 69分 監督:亀井史興(40歳 / 新潟県出身 / フリーター)『ポラン』 75 分 監督:中村洸太(23歳 / 東京都出身 / 立教大学 社会学部)『MAHOROBA』 14分 監督:鈴木竜也(27歳 / 東京都出身 / 飲食店勤務)『the Memory Lane』 25分 監督:宇治田峻(27歳 / 和歌山県出身 / フリーター)『最も無害で、あまりにも攻撃的』 40分 監督:中田江玲(23歳 / 東京都出身 / 慶應義塾 大学環境情報学部)『幽霊がいる家』 12分 監督:南香好(31歳 / 神奈川県出身 / フリーター)『Lock Up and Down』 34分 監督:Minami(27歳 / 北海道出身 / 東京大学大学院 総合文化研究科)ぴあフィルムフェスティバル ディレクター荒木啓子ご応募誠にありがとうございます。セレクション・メンバー全員で 2 日間に渡る討議を経て、コンペティション「PFFアワード2022」は別掲の16作品で決定致しました。「第44回ぴあフィルムフェスティバル2022」9月の東京会場で2回、11月の京都会場で 1回のスクリーン上映を行います。また今年も、DOKUSO映画館、U-NEXTで配信を予定しています。毎年のことながら、セレクション・メンバー17名それぞれが強く推す作品は、見事にばらばらでした。「各人の推薦の言葉が新たにその作品を発見させる」というマジカルな時間に興奮し、その後、クールダウンしながらさまざまに考察を重ね、プログラムを決定しました。この作品、このつくり手の皆さんと、観客が出会う場となる「映画祭」の準備も、いよいよ本格的に始まります。映画祭全貌の発表は、8月上旬まで今少しお待ちください。最後に、高校生作品の傑作がたくさんあったことを特筆しておきたい本年です。ますます10代の力に期待が高まります!映画をつくりあげた皆様に、改めて敬意を表します。ありがとうございました。<入選作品データ>【入選数】16本【年齢】平均:26.5 歳 最年少:20歳 最年長:40歳【上映時間】平均:51.9分 最短:12分 最長:93分<応募全体データ>【応募数】520本【年齢】平均:31.7歳 最年少:14歳 最年長:72歳【上映時間】平均:36.5分 最短:3分 最長:159分<審査の流れ>1次審査(3月中旬~4月下旬)「1作品を4名が必ず最初から最後まで、1分1秒もらさず観る」というルールのもと、全作品をセレクション・メンバーで手分けして鑑賞。1次審査会議では、鑑賞した4人の審査員が他のメンバーにぜひみせたい作品を推薦し「1次通過作品」を決定。2次審査(4月下旬~6月下旬)「1次通過全作品」をセレクション・メンバー全員が鑑賞。2次審査会議では、丸2日間かけて 全員で合議を行う。個々の作品に対する、セレクション・メンバーの想いが溢れる、白熱した会議となった。 最終的なプログラミングはPFFディレクターに委ねられ、入選作品が決定。■映画祭『第44回ぴあフィルムフェスティバル2022』開催概要公式サイト <東京>日程:2022年9月10日(土)~25 日(日) ※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋3-7-6)<京都>日程:2022年11月19日(土)~27 日(日) ※月曜休館会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
2022年07月01日6月24日に、舞台『アナザー・カントリー』が東京・よみうり大手町ホールにて開幕した。初日を前に、報道陣に向けゲネプロが公開され、さらにゲネプロ終演後には、主演の和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)と共演の鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)、おかやまはじめ、そして上演台本・演出の鈴木勝秀が稽古での手応えやゲネプロ終演後の気持ち、そして本番にかける思いを語った。青春の葛藤を豪速球で。役者そのもので魅せる小道具は本一冊、それにセットもさまざまなものに見立てられるスツールと扉を表すエントランスくらいで、とことんシンプルを極めた舞台だ。舞台上には一段高くなった四角い台があり、その台をキャストが回すことで場や時間の経過を表す。映像も一切なし。その分、役者の力を丸のまま見せつける舞台となった。まさに演劇の醍醐味と言えるだろう。物語は1930年代、イギリスの歴史あるパプリックスクール(男子校)の寮ガスコイン・ハウスが舞台。学生たちは良家の子息ばかりで、厳しい規律のもと、未来のエリートを目指して暮らしている。ところが一人の寮生が自殺、それを機に各自の思惑や葛藤が露わになっていく…。学生たちそれぞれの思想の齟齬、寮内の権力争い、思春期の性、同性愛の自覚などが生々しい会話のやりとりで綴られる。物語が進むにつれ、恋を楽しむ者、反対の思想に傾倒する者、寮生の自殺を自分の責任だと思い悩む者、表裏がありずる賢い者、偉くなろうと画策する者などなど、まるで群像劇のようにキャラクター一人一人が浮かび上がるのが印象的だ。主人公のガイ・ベネットは明るく自由奔放。規則に縛られず、他寮の学生に恋するなど、はみ出した存在ではあるが、一方で将来は外交官を目指し、学生ヒエラルキーのトップである“トゥエンティートゥー”になりたがっているという、現実的な側面もある。ある意味、今時の若者を一番象徴するような人物ではないか。そんなベネットが自分自身を問い、また傷ついていくさまを、和田優希はみずみずしく、鮮やかに演じている。そしてベネットの親友であるトミー・ジャッド役を鈴木大河は斜に構えながらも実直で嘘のない男として表した。二人とも(ジャニーズ事務所の公演ではない)外部舞台が初めてと思えない存在感だ。他の学生たちも個性が際立ち、また唯一の大人役であるおかやまはじめがスパイスとなり、芝居を引き締めた。イギリスの愛国歌「我は汝に誓う、我が祖国よ」が物語と重なり、耳に残る。寮生活はいわば社会生活も同じだろう。私たちは体制に身を委ねるのか、自分で変えるのか、それとも新たな地を探すのか。劇中には描かれていないが、ベネットのモデルが実在したロシアのスパイであるガイ・バージェスであることを知ると、人生の深淵を垣間見た思いがした。囲み取材コメント和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)「ゲネが終わってホッとしています。ジャッドは明るい役で、ひたすらやりたいことをやっています。僕と性格が似ている部分もありやりやすさもある反面、僕はこれをやりたいと外に表すのは奥手なところもあって。その分、ベネットになりたいという憧れもあります。まず全力で楽しもうと、またベネットならどうするかを考えながら演じました。最後まで全力で頑張るのでぜひお楽しみいただきたいです」鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)「セットはシンプルで衣裳替えもほぼなし。ましてストレートプレイが初めて。今回は同年代の俳優さんも多く、このシーンはどうする?と話し合いながらやってきました。彼らのおかげでここまでこられたと思います。ジャッドの台詞は難しい単語が多くて、自分でも初めての言葉ばかり。普段の喋り方も回りくどくなるくらい練習しました。最後まで全力でやり切りたいです」おかやまはじめ「喋る役なので、自分のスピードに口がついていくかどうかの真剣勝負でした。みんな稽古場でよく話し合って作っていて、ああ、いい現場だなぁと思いました」演出・鈴木勝秀「演出のテーマは“さらけ出す”。最初はセットや小道具などもっとあり、レーニン像も用意しましたが、稽古をしながらどんどんなくしていきました。とにかく、見るものはこの若者たちだけ!甘やかさず、逃げられないようにして(笑)、とにかく顔を上げて前を向いて、脱いでもいいくらいに全員がさらけ出す。お二人(和田・鈴木)は主役、準主役としてしっかり全力で引っ張ってくれました。変化球はいらない、剛速球でいってくれと言って、実際に剛速球しか投げない作品になりました」(文:三浦真紀/撮影:新井裕加)STORY恋も、未来も、何処かにあると僕たちは信じていた…1930年代、イギリス。将来のエリートを育成することを目的とした良家の子息のみが集う名門パブリックスクール《ガスコイン・ハウス》で、ガイ・ベネットは親友のトミー・ジャッドと共に伝統と規律を重んじる堅苦しい寄宿制の寮生活を送っていた。ある日、学内で寮生の一人の遺体が発見される。彼は禁忌とされている同性愛の現場を寮監の教師に見つかってしまったことを苦に自殺を図ったのだった。寮長・バークレイは自らの力不足を思い悩み、次期寮長候補のメンジース、選ばれし特権階級生<トゥエンティトゥー>のメンバー・デラヘイたちは事件を収束させるべく動く。事件を機に寮生たちが様々な思いをめぐらせていく中、ベネットは監督生たちからさらなる反感を買う出来事を起こしてしまう━。公演概要タイトル:舞台『アナザー・カントリー』作:ジュリアン・ミッチェル訳:北丸雄二上演台本・演出:鈴木勝秀キャスト:和田優希(Jr. SP/ジャニーズJr.)鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)/多和田任益嘉島陸山時聡真岡田翔大郎中山咲月近藤廉浦上晟周/おかやまはじめ<公演日程>■東京公演2022年6月24日(金)〜7月3日(日)会場:よみうり大手町ホール/15公演■大阪公演2022年7月7日(木)〜7月10日(日)会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール/6公演■福岡公演2022年7月12日(火)〜7月13日(水)会場:キャナルシティ劇場/2公演チケット:9,500円(全席指定・税込)お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日12:00~15:00)公式サイト: 公式Twitter: (@ACountry_stage) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月25日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF&ASIA)2022』のアワードセレモニーが、6月20日に明治神宮会館で開催された。本映画祭の最高賞である「ジョージ・ルーカス アワード」はダニア・ブデール監督の『天空の孤高(Warsha)』が受賞。グランプリとなった「オフィシャルコンペティション supported by Sony」の優秀賞の他2作品とノンフィクション部門及びアニメーション部門優秀賞が、次年度の米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる。グランプリ発表を経て、本映画祭代表の別所哲也は、「ストーリーテリング、映像、演技のすべてにおいて素晴らしい作品。1つ1つの瞬間および感情がとても細やかに描かれており、観客を作品の世界へ引き込む圧倒的な美しさと力強さを持った作品であった」とブデール監督へ賞賛をたたえた。別所によるオープニング挨拶からセレモニーはスタート。本年は、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoは、レッドカーペット前に設置したオンラインスペシャルトークスタジオから中継で登場。MCとして青木源太、望月理恵が登場し、会が進行された。セレモニー中の壇上には、『MIRRORLIAR FILMS Season4』から山田孝之と水川あさみ、オフィシャルコンペティション supported by Sonyの審査員として奥田瑛二、渡辺真起子、玄理。東京都と映画祭がコラボレーションして制作したショートフィルム『サムライソードフィッシュ』には作品に出演している飯島宏騎、マーティ・フリードマン、パラアスリートの川原渓青。ホッピーハッピーアワードのプレゼンターには、第1回受賞監督による制作作品『犬島犬子』に出演した小川紗良が登壇。他にも、日本博主催・共催型プロジェクトとして映画祭が制作したショートフィルム『おかあの羽衣』に出演した服部樹咲、川島鈴遥、池田航、映画監督の河瀬直美監督。Cinematic Tokyo(シネマティックトーキョー)部門では主催者の小池百合子東京都知事らがゲストとして登場した。小池都知事は「受賞した監督の皆さんおめでとうございます。 先日都庁で優秀賞について発表しましたが、このフェスティバルが、数多くの才能ある映像クリエイターを世界に送り出す“きっかけ”になれば良いなと思っています。そして、 映画は人々の心の繋がりを深める力がございます。相手の個性や考え方を尊重しながら繋がることができる社会を目指して、アジアの豊かな伝統や文化、芸術に期待していきたいです」とコメント。次年度の米国アカデミー賞短編部門にノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション supported by Sony部門」の3部門(インターナショナル/アジアインターナショナル/ジャパン)と、ノンフィクション部門、アニメーション部門の受賞発表ののち、ジャパン部門を受賞した吉田真也監督を壇上に招き、公式審査員を務めた奥田、渡辺、杉野希妃、玄理、奈良橋陽子、樋口真嗣監督ら7名が登壇。同じく審査員を務めたパスカル・フォール、ハッサン・ファジリ、ユン・ジェホ監督はオンライン中継で登場した。審査をした感想を聞かれた渡辺は「審査は割とスムーズに進み、受賞した『迷惑なクマ』は静かだけど熱い思いが伝わってくるのを感じました。その地域の問題だけではなく、多くの人へ語りかける美しい作品になっていたと思います。審査員全員一致でこの作品を選出しました」とコメント。ソニーグループ株式会社の小堀弘貴も登壇し、「家族や友人との様子だけでなく、移民や難民からの視点を含めたり、社会的に不安定な中で現実に起きている悲しい出来事から希望を見出す力強さを感じられる作品が多くありました。また、スマートフォンの作品では15歳の方の作品もあり、これからのさらなる活躍を楽しみにしています」とクリエイターにエールを送った。「スマートフォン映画作品部門 supported by Sony’s Xperiaでは、世界72の国と地域から応募のあった602作品のうち、15のノミネート作品から選ばれた受賞者を発表。審査員の奥田は、審査した感想を問われると、「スマートフォンでの撮影だということを微塵も感じさせない作品が数多くありました。例えスポンサーが見つからなくても、スマートフォンを駆使して撮れば、全く遜色ない作品が作れるのだと思えたくらいでした。映画制作者として徹底してリハーサルを行い、スマートフォンで全方位から囲んだような撮影をすれば、通常1億円かかるシーンもスマートフォンだけで完結できるのだと強く感じました」と答えた。東京の多彩な魅力をショートフィルムにして発信する「Cinema Sports Project(シネマスポーツプロジェクト)」として、東京都と映画祭がコラボレーションし制作したショートフィルムが『サムライソードフィッシュ』。作品に出演した飯島、川原、フリードマン、作品を手がけた洞内監督が登壇。MCから、映画の後半に100mをワンテイクで全力で泳ぎきったことに関して触れられると、飯島は「作品に入る前にパラアスリートの様子を見に行き、“速さ”のみでなく“力強さ”、また“泳ぎ切る”という己との戦いを感じました。実際の撮影では、75m超えたあたりから体が痺れてきて、『やばいな』と思ったのですが『死んでもいいや』と思いながら泳ぎ切りました。今回、そんな“力強い”梶木エイスケ役を演じることができ、多くの皆さまに観てもらえることが大変嬉しく思います」と、主演にかけた想いを熱く語った。初めて映画に出演したパラアスリートの川原は、「今回初めて映画に出演させていただいてすごく緊張していましたが、障害と葛藤する役柄は自分と重なる部分が多く、自分にしかこの役はできないんじゃないかと思って演じました。短編映画だからこそのフレーズや1つ1つの想いが脚本から感じられ、こんな熱い映画でこの役を演じられて良かったと思っています」とコメント。フリードマンは、本作品が東京の魅力を発信する映画ということで、「東京は未来的な部分がありつつ、昔の魂を味わえる街だと思っています。そして、常に飽きさせない街であり、昔に対してのリスペクトを含めて全体的に絶妙なバランスが取れた街だと思います」と東京の街について語った。また、最後には藤岡真威人からビデオメッセージで「この作品が世界中の目に触れて、東京都やパラアスリートの素晴らしさが伝わればいいなと思います」とコメントが寄せられた。本作品は、映画祭YouTubeにて多言語で配信中となっている。「HOPPY HAPPY AWARD」では、プレゼンターとしてホッピービバレッジ代表取締役社長の石渡美奈とともに、ホッピー ハッピー アワード第1回受賞監督による制作作品『犬島犬子』に出演した小川が登壇。「わたし自身がおじいちゃん・おばあちゃん子で、温かい気持ちで作品に携わることが出来ました。また、撮影をした岡山県の犬島は、建築や豊かな自然含めてとても素晴らしい場所でした」と、笑顔で語った。また、石渡は「当社2代目の社長が伝えていたのは、家庭があってこそいい仕事が出来るということでした。しかし今、社会では家庭を大切にするということが疎かにされているかと思います。そんな中、今回受賞作品を拝見して、家族の繋がりを瑞々しく描写した、今の社会に伝えるべきメッセージを持っている作品だと思いました」とコメントを寄せた。『犬島犬子』はショートフィルム専門のオンラインシアター「ホッピーハッピーシアター」で公開を予定している。アニメーション部門からは、審査員を務めた筧昌也監督、真瀬樹里が登壇。真瀬は「長編映画と違う難しさは、限られた短い時間の中できちんと伝えたいことを凝縮して伝えられているか、またどこを引き算して作品にするかが、ショートムービーの楽しさだと考えています。今回の作品は、1つのエンターテイメントとして、最初からお客さんを惹きつけるテンポ感や最後まで世界観にひきつける吸引力を感じました」と審査の際に注目したポイントを話す。また、審査員でアワード主催者のデジタルハリウッド大学学長の杉山知之は、ビデオメッセージで「今回は表現技術とアートディレクションが素晴らしく例年にも増して、甲乙つけがたかったです。コロナ禍が3年目になり全世界が不安定のなかウクライナでの戦争がおこったことで、社会問題をとらえた作品に大きく共感を覚えました。グランプリになり得る作品が10作品以上あり、様々な見方ができて考えさせられるものが多かったです」と総評を述べた。日本博主催・共催型プロジェクトとして映画祭が制作したショートフィルム『おかあの羽衣』に出演した服部、川島、池田が、平一紘監督と共に登壇。本作が初主演の服部は作品に臨んだ意気込みとして、「私が演じたのは、世の中に嫌いなものが多くて不満だらけという役ではありましたが、反抗しながらも家族に対する暖かい感情があるので、そこを感じて頂けたらいいなと思いながら演じました。初主演ではありましたが、スタッフの方も温かく、あまり気負わずに肩の力を抜いて出来たので、みんなで作品を作り上げた感覚があります」と語った。『おかあの羽衣』は、映画祭YouTubeで配信中だ。『MIRRORLIAR FILMS Season4』からは、山田、水川、GAZEBO監督、伊藤主税プロデューサーが登壇。山田は、シーズン4に関して「ほとんどの作品はもう撮り終えていますが、9作品をどう並べていくかをこれから考えていく予定です。今までと変わらず、個性豊かな作品が沢山揃うことになると思います!」とコメント。普段は演じる側の水川が初監督を務めたことに触れられると、「凄く貴重な経験でした。1番身近で知っていると思っていた“監督”という職業のはずなのに、こんなにも知らない部分があったのかという発見が多くありながらも、楽しんで務めることが出来ました」と話し、自身の作品に関して「ある男性の日常をテーマにし、“日常に転がる喜びや悲しみは自分の受け取り次第で感じる世界が一変する”というストーリーです。ある男性というのを、1番気を遣わずに演出できると思った自分の夫・窪田正孝に出演してもらいたく、オファーしたところ快く受けて頂きました(笑)」と説明しました。最後に山田が「シーズン1から1年かけてひと段落しましたが、様々な人が参加してくれてショートフィルムの可能性を表現できましたし、僕らも改めて実感できました。新しいものに挑戦するということが、さらに広まれば良いなと思うし、“映画人“の輪をもっと広めていきたいです」と意気込みをアピールした。さらに、株式会社Coin Post代表取締役CEO各務貴仁、映画監督の太一から、暗号通貨を題材にした社会派サスペンス映画『THE RHETORIC STAR』について発表。NFTを活用した映画制作にも取り組んでいる本プロジェクトについて別所は、「Web3.0時代の映画制作の形として注目している」とコメント。続いて、「今後も引き続き、SSFFとしてThe Rhetoric Starの皆さんと一緒にNFTを映画にどう活用していけるか、セミナーという形で皆様にご提案できればと思います」と紹介した。また、講談社は「1000万円差し上げますから映画(ショートフィルム)を作りませんか?」というキャッチフレーズのもと、世界中から企画を募集し、映像製作を行うプロジェクトを発表。本気で世界を目指すというコンセプトのもと、本映画祭がプロジェクトの運営をサポートする。登壇した講談社 代表取締役社長 野間省伸は「創業以来、小説家、漫画家をはじめとしたクリエーターを発掘し、支援し、育成し、一緒に作品作りをしてきました。近年テクノロジーの進化やSNSの利用発展と共に作品が作りのハードルが下がり、誰でも作品作りがしやすい世の中になってきたと思っていますので、昨年始めたゲームクリエイターズラボと同じように、新しい才能を世の中に出すことを支援できるのは、大変喜ばしいことだと感じています」とプロジェクトにかける思いを語った。最後に、グランプリ=ジョージ・ルーカスアワードとしてオフィシャルコンペティションsupported by Sonyインターナショナル部門優秀賞受賞『天空の孤高(Warsha)』(ダニア・ブデール監督)の受賞が発表され、セレモニーのフィナーレには、公式審査員、MIRROR LIAR FILMSや各プロジェクトのメンバー、フェスティバルアンバサダーのLiLiCoが壇上に集合。別所は、「5000以上の作品と120の国と地域からこの映画祭に作品が集まったこと、改めてフィルムメーカーに御礼を伝えたいです。今日から25周年に向けて、動き出します!来年に向けて応援をよろしくお願いいたします!」と感謝の言葉を述べ、LiLiCoは、「哲也さんに誘われて約15年前から関わるこの映画祭、どんどん大きくなっていますね。25周年を迎える来年は、大きなパーティーが出来る世の中になっていると良いなと願っています!」とコメントし、アワードセレモニーを締めくくった。なお、ベストアクターアワード(ジャパン部門)は千葉雄大監督『あんた』の伊藤沙莉に決定。「内に秘めた感情が徐々に染み出るような繊細な演技から複雑な気持ちを一言で爆発させる力強い演技までキャラクターの感情をよりリアルに表現していた」ことが受賞理由になった。今回の受賞に伊藤は「千葉さんの作品でこの賞を頂けたことが本当に心の底から嬉しいです。 あんたとあんたの関係性はとても素敵ですしそれを描いた千葉さんも素敵です。 有難く頂きつつ、 この賞はシェアハピです。 「あんた」を生んでくれてありがとう」とコメントを寄せた。SSFF&ASIA 2022 アワードセレモニー日時:2022年6月20日(月)16:30~19:30場所:明治神宮会館(東京都渋谷区代々木神園町1-1)ゲスト(敬称略):【登壇】全体進行:青木源太、望月理恵、別所哲也(SSFF&ASIA代表)【登壇】小池百合子東京都知事(Cinematic Tokyo部門)【登壇/中継※】樋口真嗣監督、渡辺真起子、奥田瑛二、杉野希妃、奈良橋陽子、玄理、パスカル・フォール(※)、ハッサン・ファジリ(※)、ユン・ジェホ監督(※)、ソニーグループ株式会社クリエイティブセンターブランドインキュベーショングループ統括課長・小堀弘貴(ノンフィクション部門&オフィシャルコンペティションsupported by Sony発表、授与)【登壇/中継※】奥田瑛二、杉野希妃、ハッサン・ファジリ(※)、ソニーグループ株式会社小堀弘貴(スマートフォン映画作品部門supported by Sony’s Xperia発表、授与)【登壇】飯島寛騎、川原渓青、マーティ・フリードマン、洞内広樹監督(シネマスポーツプロジェクト『サムライソードフィッシュ』)【登壇】小川紗良、ホッピービバレッジ株式会石渡美奈代表取締役社長(ホッピーハッピーアワード発表、授与)【登壇】真瀬樹里、筧昌也監督(アニメーション部門)【登壇】服部樹咲、川島鈴遥、池田航、平一紘監督(日本博主催・共催型プロジェクト{『おかあの羽衣』)【登壇】河瀬直美監督(東京2020オリンピック)【登壇】山田孝之、水川あさみ、GAZEBO監督、伊藤主税プロデューサー(ミラーライアーフィルムズ)【登壇】株式会社Coin Post 代表取締役CEO各務貴仁、太一監督、別所哲也(新プロジェクト『ザ・レトリックスター』発表)【登壇】講談社代表取締役社長野間省伸、別所哲也(講談社シネマクリエイターズラボ supported by ShortShorts発表)
2022年06月21日Netflixの大ヒット作「アンブレラ・アカデミー」シーズン3の予告編が初公開された。アンブレラ・アカデミーのメンバー、ヴァーニャを演じていたエレン・ペイジが、トランスジェンダーを公表し、エリオット・ペイジとして俳優生活を再スタートさせた今シーズン。Netflixはエリオットをサポートする姿勢を示し、同ドラマの中でヴァーニャをヴィクターに変更することを発表していた。今年3月、短髪のヴィクターを演じるエリオットの場面写真が公開されたが、今回お披露目された予告編でもヴィクターが登場。その一方で長髪のヴァーニャらしき人物も登場しており、劇中でどのようにヴァーニャがヴィクターとして紹介されるようになるのか、楽しみにするファンの声が上がっている。「アンブレラ・アカデミー」シーズン3 Netflix © 2022予告編によると、「アンブレラ・アカデミー」のメンバーは、養父が「スパロー・アカデミー」を結成した別のタイムライン(時間軸)に行くことになる。そこでは亡くなったベンが生きていて、前の世界では死者が見えて霊のベンと一緒にいたクラウスが、思わず「ベンが見えるよな?」とメンバーに確認する。予告編の最後にはあの人(!?)も登場!ワクワクさせる展開に「待ったかいがあった!」「いますぐ観たい!」とファンが歓声を上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年05月20日ローランド株式会社のライブ配信用ツール『AeroCaster』『GO:LIVECAST』『GO:MIXER PRO-X』が、デジタルイメージングの総合アワードである「DGPモバイルアワード2022」を受賞しました。「DGPモバイルアワード2022」を受賞した『AeroCaster』(左)、『GO:LIVECAST』(中央)、『GO:MIXER PRO-X』(右)「DGPアワード」は、株式会社音元出版が主催し、「撮る」「観る」「残す」「編集する」といった、デジタルイメージングにまつわるあらゆるソリューションを対象とした総合アワードです。デジタルカメラとその周辺機器を対象とした「DGPイメージングアワード」と、“スマホカメラ”とその周辺機器を対象とした「DGPモバイルアワード」が実施されています。「DGPモバイルアワード」特設サイト: 今回の「DGPモバイルアワード2022」において、当社の3製品が、合計4つの賞を受賞しました。『AeroCaster』(2022年3月発売):特別賞における「技術/企画賞」およびライブ配信ツールのカテゴリーにおける「部門賞」を受賞複数のスマートフォンのカメラ映像をワイヤレスでiPadに転送して手軽にライブ配信を行えるシステムです。ビデオ・カメラやパソコンがなくても本格的な映像と高音質のライブ配信を実現します。製品の詳細はこちら: 『AeroCaster』のアプリ画面イメージ(上)とコントローラー(下)『GO:LIVECAST』(2020年1月発売):ライブ配信ツールのカテゴリーにおける「部門賞金賞」を受賞スマートフォンを使ったライブ配信で、テロップの文字や拍手などの効果音を簡単に加えることができ、一人での配信作業でもテレビ番組のように本格的な演出を可能にするツールです。製品の詳細はこちら: 『GO:LIVECAST』のアプリ画面イメージ(左)とコントローラー(右)『GO:MIXER PRO-X』(2021年7月発売):ミキサーのカテゴリーにおける「部門賞」を受賞スマートフォンを使ったライブ配信や動画撮影において、マイクやギター、キーボードなどの楽器を接続し高音質かつバランスの良い音で配信/収録を可能にする小型のオーディオ・ミキサーです。製品の詳細はこちら: 『GO:MIXER PRO-X』●製品画像『AeroCaster』のアプリ画面イメージ(上)とコントローラー(下)『GO:LIVECAST』のアプリ画面イメージ(左)とコントローラー(右)『GO:MIXER PRO-X』※ 画像は、ニュースリリース・ページ よりダウンロードいただけます。※ 文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。※ このニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。■製品に関するお客様のお問い合わせ先ローランド製品サポート: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日米国時間4月8日、アカデミー賞授賞式でクリス・ロックを平手打ちしたウィル・スミスへの処分が決まる。映画芸術アカデミー理事会が、スミスに授与した主演男優賞を返上させるか否かに注目が集まっているが、アカデミー内の意見は五分五分で割れているという。英Sun紙が報じている。Sun紙は、ロサンゼルスの情報筋の話として、過去10日の間に様々なメンバーと理事がオンライン会議を行ったと伝えている。だがそこで結論は出なかったといい、その情報筋のコメントをこう続けている。「9千人以上いるメンバーが、何百ものWhatsAppグループに分かれて紛糾しています。完全に分裂状態なんです。理事の中でも意見は割れています。しかし、レイプなどの罪で有罪判決を受けたハーヴェイ・ワインスタインや、幼児への性的暴行で訴追され米国外に逃亡中のロマン・ポランスキーも賞を取り上げられていないことを考えると、ウィルからオスカーを剥奪するのはやり過ぎだし、明白な偽善だという意見が多いですね」米Yahoo NewsとYouGovが1618人の成人を対象に、3月31日から4月4日にかけて行ったアンケート調査によると、67%が「スミスの行為は間違っている」と回答。16%が「正しい」と答え、「よくわからない」と回答したのは17%だったと報じている。アカデミー賞の翌日に実施された同様のアンケートでは、スミスに非があると回答した割合は47%だったことから、10日ほどでスミスの立場が悪化していることがわかる。しかし、前出の3月31日から4月4日に行われた調査では、オスカー像を剥奪すべきだという回答は28%にとどまったという。
2022年04月08日現地時間2022年3月27日にアメリカのロサンゼルスで行われた、第94回アカデミー賞の授賞式。式典の最中、俳優のウィル・スミスが突然壇上に上がり、司会者を務めるコメディアンのクリス・ロックに平手打ちをする騒動が勃発しました。スミスの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスについて、髪を刈り上げた女性将校が登場する映画『G.I.ジェーン』に絡めた発言をしていた、ロック。ジェイダは脱毛症を公表しており、スミスは後に「ジェイダの病状についてのジョークは耐えがたいものであり、感情的に反応してしまった」と謝罪を行っています。アカデミー賞授賞式で、司会者を平手打ちしたウィル・スミス理由に「かっこいい」「正しいと思う」ウィル・スミス、『平手打ち騒動』を受けアカデミー退会を表明同年4月2日、スミスが映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかにしたことが、報じられました。サンケイスポーツによると、今回の騒動についてスミスは「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」「アカデミーの信頼を裏切った」とコメント。また、「自身の行いに伴う、いかなる結果も全面的に受け入れる」と思いを明らかにしています。アカデミー側はすでに懲戒手続きに着手しており、辞任を受け入れた上で、スミスに処分を下す可能性が出ているとのこと。世界各国に中継が行われるビッグイベントでのトラブルであったことに加え、言葉の暴力と肉体的な暴力が含まれるため、いろいろな意見が上がっている今回の騒動。日本国内でも議論が展開され、「大切な人を公衆の傷付けられたら、怒るのは仕方がない」という擁護の声や、「どんな理由があっても暴力はいけない」と批判する声が上がっています。きっと、今回の騒動に対する考えに、正解はないのでしょう。しかし、スミスの妻への想いは、多くの人に伝わっているはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月02日不二家「カントリーマアムチョコまみれランド 2022」が、2022年3月31日(木)から5月30日(月)まで、東京駅一番街 東京おかしランドに限定オープンする。“チョコにまみれた”「カントリーマアム」の限定品「カントリーマアムチョコまみれランド 2022」は、“チョコにまみれた”「カントリーマアムチョコまみれ」が主役のフードイベントだ。この「カントリーマアムチョコまみれ」とは、チョコチップ入りのチョコクッキーをチョコでコーティングしたスイーツのこと。カントリーマアムミニ(バニラ)と比較すると、約2倍のチョコを使用しているため、リッチで濃厚な味わいを楽しむことができる。「カントリーマアムチョコまみれランド 2022」会場では、ここでしかゲットできない東京おかしランド限定品などを販売する。「カントリーマアムチョコまみれランド」限定品「カントリーマアムチョコまみれデラックス」は、まるで“チョコレートケーキのような”味わいのスイーツ。チョコ風味のしっとりとしたケーキ生地を、チョコレートでコーティングし、中には、とろける食感の生チョコガナッシュを詰め込んだ。通常品と一味違った贅沢な味わいが特徴で、満足感があるので、ご褒美おやつにもぴったりだ。一方、「カントリーマアムチョコまみれデラックス~まみれさんの初恋~」は、ルビーチョコを使った、かわいいピンクカラーがポイント。ラズベリー果汁を含んだケーキ生地とルビーチョコガナッシュを合わせて、ピンクシュガーコーティングを施した。ルビーチョコ特有の甘酸っぱいフレーバーが楽しめ、こちらも1つで大満足なリッチな仕上がりとなっている。新フレーバー入りアソートBOXもまた、新製品として、2つのフレーバーをアソートした「カントリーマアムチョコまみれ&まみれさんのバカンス アソートBOX」も登場。「カントリーマアムチョコまみれ」に加えて、バナナピューレを使用した「カントリーマアムまみれさんのバカンス」を詰め込んだ。蓋を開けると、キャラクター「まみれさん」が飛び出すユニークなボックスは、東京おかしランド限定品。東京土産としてゲットするのもおすすめだ。【詳細】カントリーマアムチョコまみれランド開催期間:2022年3月31日(木)~5月30日(月) 9:00~21:00会場:東京駅一番街地下1階「東京おかしランド」イベントスペース(東京駅八重洲中央口地下1階)※営業時間が変更になる場合あり。詳細は東京駅一番街ホームページを確認。<アイテム例>・カントリーマアムチョコまみれデラックス 個包装・ボックス入り 5個入 1,296円・カントリーマアムチョコまみれデラックス~まみれさんの初恋~ 個包装・ボックス入り 5個入 1,296円・カントリーマアムチョコまみれ&まみれさんのバカンス アソートBOX 個包装・ボックス入り 12個入(各6個入) 540円■購入者プレゼント※箱商品購入者に、本イベント限定の「スーパーまみれさんシール」を1枚プレゼント。(なくなり次第終了)
2022年03月25日クリティックス・チョイス・アワード(旧・放送映画批評家協会賞)が発表された。映画部門で作品賞を受賞したのは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。今作ではジェーン・カンピオンが監督賞と脚色賞を受賞している。主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス、主演女優賞は『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステイン。助演男優賞は『コーダ あいのうた』のトロイ・コッツァー、助演女優賞は『ウエスト・サイド・ストーリー』のアリアナ・デボース。ほかに『ベルファスト』が、脚本賞、アンサンブル賞、若手俳優賞を受賞している。外国語映画部門は『ドライブ・マイ・カー』。テレビ部門では、『メディア王〜華麗なる一族〜』がドラマシリーズ部門、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』がコメディシリーズ部門を受賞。ドラマシリーズの主演男優賞は、『イカゲーム』のイ・ジョンジェだった。文=猿渡由紀
2022年03月15日シンガーソングライターのSia(シーア)が監督を務めた映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』が公開されている。本作は音楽のフィールドで様々なテーマを歌ってきた彼女の初監督作品だ。「映画監督になりたいわけじゃないし、もう映画を作る予定もない」と語るシーアはなぜ、映画づくりに挑んだのだろうか?シーアはオーストラリア出身のソングライターで、2014年には『シャンデリア』でグラミー候補に。その他にも数々のヒット曲、ヒットアルバムをリリースしており、ミュージックビデオやステージ演出の延長で映画制作が始まったのかと思いきや「正直、なんでこの映画を作りたかったか自分でもわからない」という。「そもそも何で思いついたのか、ストーリーはどこから発想したのかもわからないけど、頭の隅にはひっかかってた。映画を作らないではいられないと思った。思い切って動き出すまで15年もかかったけど、私にわかっていたのは、このまま映画にしないでいたら煮え切らないまま死んじゃうぞ、ってこと」映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』で描かれるのは、孤独に生きる姉ズーと、自閉症の妹ミュージックの物語。アルコール依存から立ち直ろうともがくズーと、周囲の変化に敏感なミュージックは、祖母の急死をきっかけに共に暮らすようになる。劇中にはシーアが手がけた楽曲、色鮮やかなミュージカルシーンもふんだんに盛り込まれているが、映画の中心にあるのは姉妹のドラマ、そして街の片隅で“こぼれ落ちてしまった”人たちに向けられた優しくも真摯なまなざしだ。「自閉症スペクトルの人、口のきけない人、麻薬中毒の人、選択緘黙症(言語能力は正常だが、選択された場面では話すことができない症状のこと)の人……アメリカの病院には様々な病気を抱えている人がいる。そういう見えない人々に光を当てたい。その意思は固かった。自閉症は異常ではなく、ほかの人たちと同じ。なのに、誰も彼らのことを描かないのよね。そこを描き出したかった。撮影現場では、なぜこの映画を作るのかをみんなで毎日声に出して確認しあった。この映画が自閉症の人たちと、彼らを支える人たち、病気なのに医療を受ける余裕のない人たちに向けたラブレターなんだということを忘れないためにね」彼女が“見えない人々”をスクリーンに描こうと思ったきっかけは、自身が12ステップの集まりに参加したことだという。“12ステップ”はアルコール依存や強迫性障害からの回復のためのプログラムだ。「その集会に参加するまで、私には誰ひとり近しい人間がいなかった。自分という人間や、自分の欠陥を他人に晒したことなど一度もなかった。本当の私を知らない人にどうやって近づけるわけ?と思っていた。その時までに、自分には本当の友人がいないと気づいていた。中毒からのリハビリを始めた最初の数年で、本当の友情とは何かを知ったし、弱くない人間はいないこともわかった」シーアが人生の中で陥った状況、そこで感じたこと、孤独、苦しみ、そして回復のプロセス、そこで得た力が形を変えて映画『ライフ・ウィズ・ミュージック』には息づいている。本作は単なるキレイでハッピーなミュージカル映画ではない。しかし、観る者の感情をしっかりと捉え、時に鋭く迫り、最後にはありきたりではない感動が待っている。「映画のゴールは、まず観る人の心を引き裂いて、それからもう一度つなぎ合わせ、最後には希望を感じてもらうことよ」本心を明かし、自分を見つめなおし、一度、心を引き裂かれなければ、本当にはつながれない。本作が描く鮮やかながら重厚なドラマとメッセージは多くの映画ファンを魅了するはずだ。『ライフ・ウィズ・ミュージック』公開中
2022年03月04日27日(現地時間)、第28回全米映画俳優組合賞授賞式(以下、SAGアワード)が行われた。アカデミー賞の行方を占う賞として重要視されている同賞で、最高賞の位置付けにあるキャスト賞には『コーダ あいのうた』が選ばれた。ほかの候補作品は『ベルファスト』『ドント・ルック・アップ』『ドリームプラン』『ハウス・オブ・グッチ』だった。テレビ部門では、昨年Netflixで大ヒットし、最高賞にあたるアンサンブル賞(作品賞)、ドラマシリーズ男優賞、同女優賞、スタント・アンサンブル賞の計4部門にノミネートされた「イカゲーム」が作品賞を除く3部門を受賞した。※第28回全米映画俳優組合賞の受賞結果は以下の通り【映画部門】■キャスト賞『コーダ あいのうた』■主演女優賞ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』■主演男優賞ウィル・スミス『ドリームプラン』■助演女優賞アリアナ・デボーズ 『ウエスト・サイド・ストーリー』■助演男優賞トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』■スタント・アンサンブル賞『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』【テレビ部門】■ドラマシリーズ作品賞「キング・オブ・メディア」(別タイトル:サクセッション)■ドラマシリーズ女優賞チョン・ホヨン「イカゲーム」■ドラマシリーズ男優賞イ・ジョンジェ「イカゲーム」■コメディシリーズ作品賞「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」■コメディシリーズ女優賞ジーン・スマート「Hacks」■コメディシリーズ男優賞ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」■テレビ映画・リミテッドシリーズ女優賞ケイト・ウィンスレット「メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実」■テレビ映画・リミテッドシリーズ男優賞マイケル・キートン「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」■スタント・アンサンブル賞(コメディ&ドラマシリーズ)「イカゲーム」■生涯功労賞ヘレン・ミレン(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-コーダ あいのうた 2022年1月、全国にて公開© 2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS
2022年02月28日福山ブランドデザインアワード2020優秀賞作品「ちいさなとこのま」が,2022年1月31日から一般販売が開始されました。広島県福山市のものづくり技術と全国のデザイナーの方をマッチングさせるデザインコンペ「福山ブランドデザインアワード2020」の受賞作品の中で,初めて一般販売された商品になります。「御朱印帳や御城印などを綺麗に飾りたい。」そんなテーマに対し,まるで床の間に飾っているかのように楽しめる額を建築家 山田寛氏(一級建築士事務所LoHA)がデザインし,表装業界でトップクラスのシェアを誇る東洋額装株式会社(広島県福山市)が商品化。2021年に先行して実施したMakuakeでのクラウドファンディングでは,目標金額の2倍を超える応援金額を獲得しています。建築家×広島県福山市の伝統技術により誕生した新たな商品に触れてみませんか?福山ブランドデザインアワード2020優秀賞作品「ちいさなとこのま」商品概要・商品名:ちいさなとこのま・価格:33,000円(税込)・内容:高さ300mm×幅420mm×奥行130mm・リンク: (楽天市場)東洋額装株式会社広島県福山市に本社を置き,書や絵を掛け軸や額などに仕立てる表装や、額のレンタルなどを行っている。レンタル額のシェアは日本一で、有名公募展では30%近くの人が利用。伝統技術継承のため、ものづくりマイスターや国家資格である表装技能士を数多く育てている。2021年には、同社で22年ぶりとなる女性の1級表装技能士を輩出した。 (福山ブランドサイト)福山ブランドデザインアワード2020福山市で生まれた商品・技術をテーマに全国から商品等のデザインを募集し商品化をめざす企画(福山市都市ブランド戦略推進協議会主催)。世界に誇る福山市のものづくりの力と全国のデザイナーをマッチングさせ,福山市のものづくり技術と消費者が好むデザインニーズを満たした商品開発をめざすことで,福山市におけるデザイン力向上に向けた取組・活動を活性化させるとともにデザインの重要性の周知を図ることを目的としている。 (福山ブランドサイト) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月16日新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』が、2月25日(金)より全国公開となる。この度、ブロードウェイが認める実力派俳優ケイト・ハドソンが悲痛の叫びを歌い上げる本編映像が公開された。ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として、世界的注目を集めるシンガーソングライター・Sia(シーア)。楽曲はもちろん、パフォーマンスやMVに見られる卓越したセンスに定評のある彼女が監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩ったのが本作である。物語は、孤独で生きる希望を失っていたひとりの女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって“愛する”ことを知り、居場所を見つける感動のストーリー。初の映画監督にして原案・脚本・製作まで手掛けたSiaが、自身の半生を主人公のズーに投影し、愛すべき人々の存在によって生きる希望を見出していくドラマシーンと、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンを交錯させ、これまでにない映画を生み出した。アルコール依存症のリハビリテーションプログラムを受け、孤独に生きるズー(ケイト・ハドソン)が、祖母の急死により長らく会っていなかった自閉症の妹・ミュージックと暮らすことになり、周囲の変化に敏感なミュージック(マディ・ジーグラー)との生活に戸惑いながらも、同じアパートに住んでいる優しい隣人・エボ(レスリー・オドム・Jr.)の助けによって、少しずつ前を向き始める。3人での穏やかな日々に居心地の良さを覚え始めたズーは、孤独や弱さと向き合い、自身も少しずつ変わろうとしていた。仕事でもチャンスを得て絶好調。アルコール依存症のリハビリも上手くいっていて、さらには、エボとの間にも確かな“絆”を感じ始め、このまま幸せな日々が続くように思われた。そんな矢先、ひょんなことからある“大きな失敗”をしてしまうのだった。公開された映像は、そんなズーの心の奥底に秘めていた孤独、胸が締め付けられるような苦しみを“音楽”に寄り添って表現しているワンシーン。悲しみのどん底に落ち、家を飛び出しバーへ吸い込まれるように入っていくズー。打ち明けられずにいた孤独な叫びを、監督Siaがオリジナルで書き下ろした楽曲『Easy』を通じて「夜の深い闇にのまれて絶望に言葉を奪われていく」、「気づけば傷だらけで黙り込み、一緒に歩きたがるものはいない」という歌詞と共に表現する。いち早く一般試写会で本作を鑑賞した人々からは「生きるのが“難しい”と感じている人の感情を丁寧に描いていて涙した」、「どんなに絶望的でも、音楽は生きる希望になり得ると感じた」、「しんどくてたまらないとき、そこにはいつも音楽がいてくれた。まさにそのことを描く映画」など、傷つきながらも大切な人と手を取り合い、また音楽に勇気をもらいながら前を向こうとするキャラクターたちの姿に共感する声が多くに寄せられた。主人公ズーを演じたケイト・ハドソンは「無視されたりだとか、それに似た経験をしてきた者として私もズーには共感するんです。自分は人を愛する価値も、愛される価値もないんじゃないかと、心の奥で怯えている。だからズーは薬物に走り、死んでしまおうと思ったかもしれなくて、自己嫌悪から自分を装ってしまった。感情はズタズタだけど、なんとか生き残らなきゃという感覚がよくわかりました」とコメント。さらに、「愛を感じるってそう簡単にできるものじゃない、特にトラウマに見舞われるときなんかは。なのに、思いもしないときに愛を見つけたりします。耐えられない試練が訪れた時、孤独感に押し潰されそうな時、人の心を具現化したらどうなる?恐怖に覆いつくされているときに愛を見つけるのは、大変な努力が必要です」と、ズーの置かれた状況、抱えている些細な心の状態に寄り添いながら演じていたことも明かした。『ライフ・ウィズ・ミュージック』2月25日(金)より公開
2022年02月16日第94回アカデミー賞授賞式が3月27日に開催される。これに先立ち、主催者の映画芸術科学アカデミーは、2月14日から3月3日まで、2021年に公開された映画の中からファンが好きな作品を投票できるキャンペーンを開催中。投票方法は、「#OscarsFanFavorite」と「#Sweepstakes」のハッシュタグをつけて、作品のタイトルをツイートするだけ。1日20回までツイート可。投票者にはうれしい特典もある。抽選で選ばれた3名は、2023年のアカデミー賞に出席できる。旅費はアカデミーが負担する。アカデミーはもう1つのキャンペーンも展開しており、2021年に公開された映画から、「劇場の中で拍手や歓声が上がるようなシーン」も募集中。「#OscarsCheerMoment」のハッシュタグをつけて、ツイートすれば応募完了となる。こちらの特典は、抽選で選ばれた5名が、自身が選んだ映画館で1年間映画を無料で鑑賞でき、ストリーミング配信サービスも1年間無料で加入できる。アカデミー映画博物館から限定アイテムもプレゼント。どちらのキャンペーンも「oscarsfanfavorite.com」でも投票&応募できるというが、アメリカ国内からのアクセスに限る模様。ツイッターでは“北米”カナダの人でさえからも「アクセスできない!」との声が寄せられており、アメリカ国外の映画ファンから「ものすごく残念」「いったいどういうこと?」と疑問や不満の声も上がっている。現時点では、プレゼント企画もアメリカ国内在住の人が対象の可能性もありそうだ。(Hiromi Kaku)
2022年02月15日アーティスト・Sia(シーア)初監督のポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』で日本版カバーソングアーティストを務めた、俳優、映画監督、モデルなど幅広いフィールドで才能を発揮している池田エライザがアーティスト“ELAIZA”としてプレミア上映会に登壇。その主題歌「Together」Japanese coverを初披露した。初の映画監督にして原案・脚本・製作まで手掛けるシンガーソングライター・Sia同様に、幅広い才能を発揮しているELAIZAは、兼ねてよりSiaの大ファンだったと明かしており、「オファーが来た時は、『あのSiaの曲を私が歌うんですか? いったいこの人達は何を言っているんだろうか』とパニックになりました(笑)」と、憧れのアーティストの作品に関わることに素直な驚きを明かし、「映画を観させていただいて素晴らしかったので、ぜひ参加させていただきたいと思いました」とその喜びを改めて語った。本作は、孤独で生きる希望を失っていたひとりの女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって“愛する”ことを知り、居場所を見つける物語。主人公ズー(ケイト・ハドソン)の苦悩と成長が描かれるドラマシーンに、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンが自己完結型のMVとして差し込まれるという、これまでにない構成の音楽映画となっている。そんな本作についてELAIZAは、「アーティストが監督したという先入観が一切なくなるほど素晴らしい映画。ふとした瞬間に思い出して胸が熱くなったり、急ぎ足で生活していて見逃しそうな、日常の中のささやかな尊いものに改めて気付かせてくれた」と絶賛を贈る。「壮大な出来ごとじゃないからこそ登場人物達が身近に感じますし、何かに振り返ったりしたときに、そばにいつでも愛情があったんだなっていうすごく素朴なところに自分を立ち返らせてくれます」と、主人公ズーが妹のミュージック(マディ・ジーグラー)や優しい隣人エボ(レスリー・オドム・Jr.)との暮らしの中で、自身を受け入れ“愛する”ことを学んでいくというストーリーへの共感を語った。そんなELAIZA自身が“愛されている”と気づいた瞬間については、「ふと小さいときに親が言ってくれていた言葉がよぎったりすると、『ああすごく愛されていたんだな』と感じますね。その時は分からなくても、言葉や愛情は脳や身体に残り続けるのかなって思います」と答え、また、監督のSia自身がアルコール依存症に陥り、絶望した過去から“音楽と愛すべき友人”によって救われたというエピソードから、ELAIZAが救われたものについて聞かれると、「やっぱり家族ですかね」と即答。「自分の中のささやかな幸せは家族と共にあるのかなと思います」と打ち明けた。そして本作のタイトル『ライフ・ウィズ・ミュージック』にちなみ、ELAIZAにとっての“人生に欠かせないもの”を聞かれると、「ライフ・ウィズ・キャット・ウィズ・パラキート(インコ)です」と、いま共に生活している“家族”である愛猫とインコへの愛情を込めて回答した。イベントの最後には本作の主題歌「Together」Japanese coverを生歌で初披露!優しく包み込むような透き通った歌声で歌い上げ、会場を魅了したELAIZAは、「Together」の歌詞に大好きなフレーズがたくさんあると明かし、その中でも特に「もう大丈夫その心に虹が見える私の天使昨日にバイバイ明日におはよう」という歌詞がお気に入りとのこと。「抽象的なようで、すごく愛おしくてストレートで、そこから繋がるサビの歌詞もとってもかっこよくて、『みんなで一緒にともに行こう』という感じがすごく大好きです」と歌詞に込められたポジティブなメッセージに思いを馳せる。さらに、「サビのストレートな『Oh together ともに行こうよ』っていうフレーズは、家で聴いていてもみんなのこと思い出したりとか、友達とか大切な人たちとか応援してくれている人たちのことを考えながら、前向きでポジティブな気持ちになれるので私にとってもすごく大切な曲になりました」と、改めて自身が担当した日本語版主題歌への想いを明かしていた。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月14日「IMGアカデミーでは文武両道が当たり前という考えがあり、通っている生徒のことをStudent Athleteと呼んでいます。アスリートだけでもなく、生徒だけでもないですよ、と。」50カ国以上から1200人が集まり、スポーツのスキルだけでなく社会を構成する1人の人間としての教育に取り組むアメリカのIMGアカデミー。前編ではベースとなる教育プログラムで教えられる内容について紹介しました。後編である本稿では、実際に留学した学生の変化などを紹介。この組織で得られる経験や価値について、前編に引き続きIMGアカデミーの長期留学アドバイザー・藤村有沙さんにお話を聞きます。(取材・文:竹中玲央奈)(写真はサッカー少年のイメージ)サカイクキャンプで導入しているライフスキルの詳細はこちら>><<前編:人間形成が競技者としての成長を促す。IMGアカデミーが示す"ライフスキル"の重要性■学業に厳しいのは"生徒の可能性を広げる"ためIMGアカデミーでは学校での授業の出席状況や成績が、スポーツ活動にも影響を及ぼします。前編でも紹介したように、授業の無断欠席は現場のコーチにも話が通じ「『あなたは今日学校に来なかったので、トレーニングはでられませんよ』と通達される生徒もいる」(藤村さん)とのこと。しかし、授業に"出ている"だけ良いということではありません。「試験で平均以上を取れないと、スポーツでの活動に参加できなくなります。期間は次に平均以上の点数を取るまで。IMGアカデミーでは『勉強をして当たり前』という考えがあります。なぜかと言うと、全ての生徒の可能性を広げるためです。40年間、この姿勢で取り組んでいるんです」■授業に遅刻しても先生に注意されることはない一方、興味深いのが授業に出ることを"強制"することがないという点です。「例えば、寝坊をして授業に間に合わなくても先生から連絡がくることはありません。全ては自分の責任です。日本のように親や先生にリマインドされることはないんです。『休めばスポーツが出来なくなって、授業の成績も悪くなる。それはあなたが選んだことで、あなたの責任だからね』と。そういうスタンスでもあります」■進路相談や目標から逆算した取り組みの提示などサポートが充実「1200名の生徒に対して、生徒をあらゆる面からサポートするスタッフが900名ほど在籍しています。まず生徒それぞれにアドバイザーがついており、競技における技術での成長を教えてくれる人がいれば、進路についての相談にのってくれる担当もいます。例えば学校生活の中で、もともと目指していたプロアスリートになるのが難しいとわかったり、違う進路に向かいたいと思ったときにどうすべきか。また、大学でスポーツを続けるにあたってレベル的にどこがたりないか。そして、その目標から逆算した取り組みややるべきことを提示することも特徴です」■海外で教育を受けることで育つ自主性と多様性「1年過ごして返ってくるだけでだいぶ姿が変わってきます。留学前には感じられなかった自信に満ち溢れた姿で帰ってくるんです。それは、本人が口に出さなくても見るだけで変化がわかるほどです」藤村さんは多くの留学生の出国前と帰国後の姿を見ていますが、その中でも変化は明確にあると言います。「キャンパスには先生方が常にいて、相談できるリソースはかなりあるんです。その中でどう使うか。日本人の子は引っ込み思案ですが、『わからないなら助けを求めていい』と教える環境がありますし、自律性も求められるんです。保護者の方もその部分や思考力、考え方の面が変わったと言いますね。」バスケ留学をしたある日本人の生徒は当初、英語でのコミュニケーションに苦しみ現地の仲間にからかわれることもあったそうです。しかし「確かに自分は英語はうまくないかもしれないけど、日本語と英語の2つを喋ることができる。母国語の英語だけを話している他の生徒より難しいことにチャレンジしているんだ」と考え、競技中や学校生活での自己主張・表現にはずみがついたとのこと。■社会で生きる力を学べるプログラムもこれだけにとどまらず、幅広い国籍やバックボーンの仲間と触れることで感性や考え方が育まれるそうです。「アメリカの軍隊に参加して実際に行われているトレーニングを体験したり、メキシコ山奥の村に行き、生徒でグループを組んで家造りをするワークショップなどもライフスキルのプログラムには組まれています。競技以外でもグループで同じことに取り組み、学ぶことも重要視しています。コミュニティでどう過ごしどう学ぶか。スポーツ以外でどう自分が活躍できるか、適応できるか、というところを学び試す場所もあるんです。一流のアスリートになるためではなく、社会で生きるための力を学べるプログラムとも言えます」■"競技外の人間形成"が長期にわたり信頼される理由サッカーだけでなく、野球やバスケ、テニスなどで上の世界を目指している多国籍の仲間がいて、彼ら彼女らを始め多くの人から様々な考え方を学べるIMGアカデミーは、いち教育機関として大きな魅力があります。最先端のシステムや理論で競技力向上に励むことができるのはもちろんですが、それに並列して重要視されている "競技外の人間形成" のプログラムが、長期間に渡って信頼され地位を築いている要因と言えるでしょう。いつか日本からもサッカーの分野でIMGアカデミーを経由し、競技でも人間性でも手本となるアスリートが出てくることを期待しましょう。お話を聞かせてくれたIMGアカデミーの藤村有沙さん(後ろの写真はアメリカのIMGアカデミーの施設)
2022年02月07日シンガーソングライター・Siaが初監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩る新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』のIMAX上映が決定。WEB限定ビジュアルと劇中歌<1+1>MVも到着した。今回新たに、IMAXシアターで上映が決定したのは、TOHOシネマズ日比谷となんばの2館限定。歌とダンスの音楽シーンでどのように表現されているのか注目だ。またWEB限定のビジュアル、ポップミュージック版は、楽曲<1+1>のシーンでイキイキと踊っている主人公ズーや、妹のミュージック、隣人のエボの姿を切り取り、イマジネーション溢れるカラフルでポップなデザインに。この<1+1>は、ズー役のケイト・ハドソンが劇中で歌っているナンバーで、心躍る陽気なサウンドと共に、「音楽があれば、毎日がホリデーのように楽しい」というズーとミュージックの心がストレートに表現されている曲。加えて今回、日本オリジナルバージョンとして制作されたMVも到着。<1+1>はじめとする音楽シーンと、ズーがエボの助けによって久しく会っていなかった自閉症の妹・ミュージックとの暮らしに慣れ始めた日常を映し出すドラマシーンが交錯して展開される。劇中歌<1+1>MVそして、舞台やミュージカルで活躍する俳優陣から、「こんな風に世界を描けるなんて素晴らしい!現実と夢の中を行き来する、初めての体験なのにどこかで知っていた景色。溢れる感情が歌になり、踊りになるのなら、これは最高のミュージカル以外のなにものでもない」(井上芳雄)、「ストーリー部分とMVのような世界観が交互になって造られていますが、Siaだからこそ誕生した新しい映画の形だなと感じました。抱きしめたくなるような登場人物たちと最初から最後までどこをとっても美しい色彩の映像美。エンターテイメントがぎゅっと詰まってます!」(昆夏美)などと、本作へ絶賛コメントも到着した。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月02日ケイト・ハドソン主演、シンガーソングライター・Sia(シーア)が初監督を務めるポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』。愛すべき人々の存在によって主人公ズーが生きる希望を見出していくドラマシーンと、登場人物の心情を表現したカラフルでポップな音楽シーンが交錯する本作から、色とりどりの世界観で新感覚の“衣装デザイン”が楽しめる音楽シーンが明らかになった。本作の心躍る美しい衣装デザインは、Disney+オリジナルドラマ「ロキ」でデザイン性とキャストへの思いやりのある機能性を兼ね備えた衣装デザインで話題を呼んだクリスティーン・ワダが担当した。監督Siaは「私の頭には常にはっきりしたビジュアルがあったから、参考になる映画の場面があればPCのフォルダーに保存しておきました。映画やミュージカルの写真が何百枚と集まっていました。そして、自分で描いたイメージ画をクリスティーン・ワダに送って、それをブラッシュアップして、衣装に仕立ててくれたのです」と、Sia監督のビジョンを叶えた、これまでにない“新体感”衣装デザインの始まりを明かす。「私の好きな映画には魔法のような煌びやかさもあれば、現実を炙り出す生々しさもある。その両方をこの映画に求めました。アートの目的は、感情を生み出すことだから」というSiaの思いをベースに、キャスト陣のエモーショナルな歌とダンスパフォーマンスをさらに目立たせるコスチュームが誕生していったのだ。夢の中で喜びを表現する「Best Friend」主人公ズー(ケイト・ハドソン)と妹ミュージック(マディ・ジーグラー)が再会を果たした夜、ミュージックが眠りにつくところから始まる「Best Friend」のシーン。パステルカラーのポンポンが可愛いヘッドホンを被り、動きに合わせてふわふわとする雲のようなピンク色の衣装は、浮遊感のあるサウンドにもぴったり!愛がみなぎってくる「1+1」心優しい隣人・エボ(レスリー・オドム・Jr.)の助けによってミュージックとの向き合い方が分かり始めたズーが、みんなと幸せのひとときを送る場面から始まる「1+1」のシーン。ズーは黄色、ミュージックは明るいグリーン、エボは赤みのピンクという、明るくて生き生きとしたカラー衣装が躍動感あるパフォーマンスをより際立たせる。オシャレで可愛い衣装に心ときめく「Could I Love With No Fear」ズーの仕事の都合で撮影スタジオにきたミュージックは、ハンガーに掛けられているオシャレで可愛い服の数々に興味津々。そのハンガーの隙間を覗くことから始まる「Could I Love With No Fear」のシーンでは、ミュージックの頭にあるフィッティングルームで飛び出してくるパフォーマンスと共に、合計9着の衣装をチェンジする。どれが一番可愛い? と問いかけながら楽しめるワンシーン。大人しい花柄の世界が咲く「MUSIC」急死した祖母ミリーが残してくれたオリジナル曲「MUSIC」は、ズーとミュージックが幼いころからの思い出の曲として劇中何度も登場する。大切な人の死を受け入れ、あの世に送り出すかのように始まる「MUSIC」のシーンでは、ズーはもちろん、登場キャラクター全員が大人しい鮮やかな花柄プリントの衣装で登場し、その存在感を引き立てる。「人々が劇場を後にするとき、感動を噛みしめながら、ワクワクした、幸せな気持ちであってほしいと思っている」と語るSia監督の想いが詰め込まれた本作。その音楽シーンは、これまで独創的なミュージックビデオを世に放ち注目を集めてきたSiaの唯一無二の衣装で彩られている。『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ライフ・ウィズ・ミュージック 2022年2月25日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Pineapple Lasagne Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年02月01日WOWOWにて放送される「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」のスタジオゲストに河北麻友子が決定した。世界最高峰の映画の祭典「アカデミー賞授賞式」。今年もWOWOWは、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する。2020年の「第92回アカデミー賞授賞式」では、レッドカーペットリポーターとして現地からの中継に出演し、昨年の「第93回アカデミー賞授賞式」では日本のスタジオから出演。WOWOWの番組には今回で3回目の出演となる河北さんは、「今回は会場もドルビー・シアターに戻りますので、華やかな式典になりそう」と期待。また「アカデミー賞は受賞結果ももちろん面白いですが、映画が好きな私にとって、授賞式での受賞者のスピーチは、『この監督ってこういう人なんだ』とか、そこでしか見ることのできないその人の一面を見ることができるので楽しみです。スピーチには、きっとその人にとって一世一代の特別な想いがあると思います。授賞式でしか見ることのできない、たくさんのドラマに注目してもらいたいと思います」とコメントしている。「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」は3月28日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送&配信。※日本時間(cinemacafe.net)
2022年01月11日クロシェはプレスリリースアワード2021特別賞を受賞しましたレディースアパレルの株式会社クロシェ(代表取締役:沼部 健、本社:神戸市中央区=以下、クロシェ)は、2021年12月、「プレスリリースアワード2021」において、「特別賞」を受賞いたしました。プレスリリースアワード2021の公式発表へ : “革新”と賞された「特別賞」受賞のポイントを審査員のコメントからクロシェが今回受賞したのは、イノベーティブ賞やインフルエンス賞などの部門には当てはまらないが表彰したいプレスリリースや発表者の行動を讃える賞として、「特別賞」です。どの点において「特別賞」を受賞したか、審査員のコメントを紹介します(50音順)。審査員浅岡基靖様株式会社BSテレビ東京チーフプロデューサー素材メーカーのつくったBtoC商品という難しい商材をあつかったリリース。すぐれた機能を伝えることはもちろんだが、「一度、試してみたい」と思わせられるかがカギ。その点、このリリースは「記憶する靴」「体温を感知して触れた部分をやさしく包み込んでくれる新しい素材」など気になるワーディングが見出しに並べられていて、まず、なんだろう?と感じさせる。読み進めると、「忙しくて小走りに駆ける時」「立ちっぱなしの日」痛くなりづらいパンプスという日常のリアルに「そうそう!」と共感したくなる内容。極めつきは新素材の機能を紹介した動画。履いたことがないのに、きっとこんな履き心地なんだろうなぁと想像させてくれるリリースはそうそうない。(コメント原文掲載)審査員井上岳久様井上戦略PRコンサルティング事務所代表数年かけて開発した渾身の画期的な商品を上手に訴求。わかりやすい動画を駆使して伝えているのも良い。(コメント原文掲載)審査員浦野有代様株式会社宣伝会議月刊『広報会議』編集長広報戦略全体におけるリリースの役割、タイミングを決めている施策です。発売時には、グローバル素材メーカーと調整のうえ同時リリースを配信。商品シリーズ第2弾で、第1弾との差も分かるようにしています。後日の番組放映で、視聴者から検索が増えることを見据え、キーワードを選定。エンドユーザーがリリースからECへ流れる導線を作っている点が、従来の情報流通とは異なるところから革新賞に推しました。(コメント原文掲載)特別賞を受賞した【farfalle CLASSICAL(ファルファーレクラシカル)】新商品発売時のリリースクロシェのプレスリリース「farfalle CLASSICAL meets HUMOFIT(R)」キービジュアル三井化学のプレスリリース「farfalle CLASSICAL meets HUMOFIT(R)」キービジュアルクロシェのプレスリリース(写真上)ではパンプス「ファルファーレクラシカル」、三井化学(写真下)では新素材「ヒューモフィット(R)」がそれぞれ主軸となるクリエイティブを採用しました。特別賞を受賞したファルファーレクラシカルのプレスリリース : 2021年6月18日、クロシェはファルファーレクラシカルから7センチヒールタイプのパンプス「7センチマイン」を発売しました。この商品は、前年秋にブランドローンチし発売した4センチヒールの「マインナンバーワン」に続いて、靴のインソールに三井化学株式会社(代表取締役:橋本 修、本社:東京都港区=以下、三井化学)の新素材、ヒューモフィット(R)を使用した画期的なパンプスです。三井化学とクロシェが同時に発表したプレスリリースについてプレスリリースは、クロシェと三井化学がそれぞれの立場や視点で同時に発表しました。クロシェでは新商品の良さや、履くシーン、またヒューモフィット(R)を採用することで、どのようなベネフィットがあるかなどがユーザーに伝わるようヒューモフィット(R)の紹介動画も配置し、工夫しました。三井化学では、ヒトの体温に反応してカラダになじむヒューモフィット(R)の特殊機能を、「靴」に使用した際の利点について伝えるプレスリリースを発表しました。測定結果のデータを用いるなどし、新素材にフォーカスをあてた内容でした。同じ商品について、別のプレスリリースからアプローチすることで相乗効果を狙い、約1か月後に放送のテレビ番組『日経スペシャルガイアの夜明け~魔法の服と靴』放送後の視聴者の検索対策なども行いました。同時発表された三井化学のプレスリリースを見る : 受賞コメント◆沼部美由紀/株式会社クロシェホールディングス代表兼ファルファーレブランドディレクターこのたびは名誉ある賞をありがとうございます。今回のプレスリリースは三井化学様と同時にリリースして最大効果を狙うという、クロシェでは初めての試みでしたが、素晴らしい効果が見られたと実感しています。新素材をベースに一緒に商品を作り上げてきただけでなく、テレビ番組を通してその過程をたくさんの方に見てもらえて、その後の広報・PR戦略の協力体制を快く引き受けてくださった三井化学の皆さまと「ガイアの夜明け」番組制作チーム、またクロシェの全スタッフにも感謝いたします。◆村岡乃里江/株式会社クロシェ業務推進室長(広報担当)商品づくりから一緒にやってきた三井化学さんから、「プレスリリースを同時に配信しましょう」とおっしゃっていただいたことからこのリリース作成がスタートしました。毎回プレスリリースを書く時には、誰に読んでもらいたいかをまず設定していますが、今回は約1か月後のテレビ番組『ガイアの夜明け』でこの商品がフォーカスされることが決まっていたので、一般の視聴者を想定しました。文章を書いているうちに熱が出てくるのですが、想定した読者以外にも目に触れた人にきちんと伝わるか、客観的に読み返して推敲しています。個人的なことですが、沼部美由紀代表は私が文章を書くことに対して時に厳しく、いつも応援して励まして褒めてくれるので、このたびの受賞の知らせをまず伝えました。ありがとうございました。◆香川あゆみ/株式会社クロシェファルファーレEC担当兼MDこの度は名誉ある賞をありがとうございます。このような賞を頂けたのは、三井化学広報担当者さま・弊社広報担当村岡をはじめ、多くの皆様のご協力あってのものだと思っております。本当にありがとうございました。これからも分かりやすく、興味を持っていただける商品紹介に努めるとともに、女性の悩みや気持ちに寄り添う靴を世に送り出していきたいと思っております。◆西川茂雄様/三井化学株式会社フード&パッケージング事業本部企画管理部 新製品開発グループリーダーこの度は、プレスリリースアワード2021特別賞、おめでとうございます。弊社三井化学が開発し、昨年上市した新素材HUMOFIT(R)を、初めて靴用途に採用頂いたのがクロシェさんでした。まだ実績がない新素材を初めて製品に採用するのは、メーカーとしてチャレンジングなことですが、クロシェさんは果敢に挑戦され、色々ご苦労されたと聞いておりますが、見事ヒット商品を生み出されたことに敬意を表します。新素材とそれを使用した新ブランドのパンプス、認知度を高めたい両社が効果的にアピールする手段の一つが、今回のクロシェさんと三井化学の同時プレスリリースでした。化学会社とレディースアパレル会社、事業領域が大きく異なる会社だからこそ、新しい相乗効果が生まれることを期待したワクワクする取り組みでした。この取り組みが評価され、このような素晴らしい賞を受賞されたこと、大変嬉しく思います。またやりましょう!プレスリリースアワードとは「プレスリリース発信文化の普及と発展のために株式会社PR TIMESが立ち上げたのが「プレスリリースアワード」です。プレスリリースを発信するという習慣が、業態・規模・地域・法人個人を問わず広がり、表現方法や用途にも発展性を持たせることを目指しており、当社は主催企業ではあるもののエントリー対象は PR TIMESご利用企業に限定しておりません。日本で発表されたプレスリリースからエントリーを受け付け、審査員も 1名を除き社外の独立した立場から審査できる 8名で構成しました。また、当アワードには発表を担う担当者に光を当てるという目的もあります。広告作品の発表にはスタッフクレジット記載 をよく目にしますが、これまでプレスリリースにクレジット記載されることはほぼありませんでした。広報担当者を含め発表に携わる方々の活躍が伝わるアワードにしたいと考えています。」(プレスリリースアワード事務局資料より)お問い合わせ先株式会社クロシェメール連絡先: press@cloche.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月20日2021年12月11日(現地時間)にベルリンで開催されたヨーロピアン・フィルム・アワード 2021の授賞式にて、ベストアクター/アクトレスにノミネートされた3名、タハール・ラヒム、レナーテ・ラインスヴェ、アガット·ルッセルにルイ・ヴィトンのコレクションを着用いただきました。©Louis Vuittonタハール・ラヒム(最優秀男優賞にノミネート)ルイ・ヴィトンの2021秋冬コレクション、ブーツ、ウォッチ「タンブール オールブラック」を着用©Louis Vuittonレナーテ・ラインスヴェ(最優秀女優賞にノミネート)ルイ・ヴィトンの2022クルーズ・コレクション、ブーツを着用©Louis Vuittonアガット·ルッセル(最優秀女優賞にノミネート)ルイ・ヴィトンの2022春夏コレクションを着用【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ、ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイトwww.louisvuitton.com をご覧ください。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年12月15日循環型経済をデザインするプロジェクトやアイデアを世界から募集するグローバル・アワード「crQlr Awards(サーキュラー・アワード)」において、積水ハウスの建築廃棄物ゼロエミッションをはじめとする資源の最適利用と廃棄物活用の取り組みが「Infrastructure for the Future Award」及び「Build Back Prize」に11月26日に選定されました。「crQlr Awards」キービジュアル(左) 受賞者向けロゴマーク(右)循環型経済をデザインするプロジェクトやアイデアを世界から募集するアワード「crQlr Awards(サーキュラー・アワード)」は、循環型経済をデザインするグローバル・アワードとして「名声ではなく、行動のためのアワード」「直線型ではなく循環型の評価を行う」「グローバル視点を獲得する機会」の3つを掲げ、循環型経済の実現を目指す大規模なプロジェクトから計画中のアイデアまで幅広く募集したものとなります。企業や団体、スタートアップ、デザイナーなど世界24カ国から204点のプロジェクトが集まり、19名の審査員により63点のプロジェクトが選出されました。当社は建築廃棄物という分野において、未来の資源循環に大いに問題提起をする取り組みとして選定を受けております。本アワードは、世界のクリエイティブコミュニティの拠点であるFabCafeと、アジアのクリエイティブカンパニーであるロフトワークの主催で開催されたものです。crQlr公式サイト 積水ハウスは、“「わが家」を世界一 幸せな場所にする”というグローバルビジョンのもと、「ESG経営のリーディングカンパニー」を目指しています。住まいのライフサイクル全体を通した資源循環の取り組みを推進し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。【応募プロジェクト概要】ZERO EMISSION PROJECT 27/80持続可能な社会の実現のため、企業が資源効率性を向上させることが必要です。積水ハウスが15年以上前から取り組んでいるゼロエミッション。建築現場で廃棄物を27分別、資源循環センターで80分別し、種類別に2次元バーコードを利用して廃棄物重量も測定。設計にも反映し、1999年度から廃棄物を6割削減、工場出荷材の再資源化を行い100%リサイクルしています。2004年に業界初「広域認定制度」の認可を受け、エリアをまたいだ回収、徹底した分別でマテリアルリサイクル率は2020年度81.7%。建築廃棄物の再資源化に貢献しています。その他、2021年6月実施、次世代クリエイターと環境アクションを考える「エシカル暮らすメイト」での廃材利用家具制作や、隈研吾氏を特別教授に迎えたSEKISUI HOUSE KUMA-LABにおいて、東京大学工学部の学生たちと廃棄素材を使った椅子のデザインを行うなど、若い世代へのサーキュラー・エコノミーの考えに触れる取り組みとしても、当社のゼロエミッションは活用されています。積水ハウスが15年以上前から取り組んでいるゼロエミッションの活動積水ハウスの資源循環の取り組みについて:サステナビリティレポート2021 P17-P20 積水ハウス「資源循環センター」取材記事(住ムフムラボHP) 【審査員からのコメント】「Infrastructure for the Future Award」Guillaume Charny-Brunet真の解決策が求められている大きな問題への解として、素晴らしいマテリアルリサイクル率であるように感じられます。これは、建設現場で発生する全廃棄物の81%でしょうか、それとも搬入され分別された材料の81%なのでしょうか?ビジネスモデル、成長予測、請負業者へのインセンティブ、このプロセスがどのように機能するかのロジスティックスなど、より多くの情報がこのピッチにあればさらに良かったと思います。多大な投資(人員や機械など)を要するプロジェクトだと考えますが、損益分岐点はいつ頃になるのでしょうか?「エシカル・リビング・メイト」プログラムは素晴らしいですね。参加者にどのような収穫や影響を与えるのかを理解するために、カリキュラムをより詳しく説明していただけると嬉しいです。「Build Back Prize」Willemijn de Iongh建設・解体廃棄物は、世界のマテリアルフローにおける最大の課題の1つであるため、これは非常にニーズのある取り組みであり、うまく実行されているように見受けられます。私が気に入っているのは、プロフェッショナルなアプローチで、建設資材という大きくて抽象的なテーマを具体的なプロダクトに変換し、建設廃棄物のリサイクルに関する議論を喚起していることです。新しい建物を含め、家具以外の製品へと発展すれば、廃棄物の再利用への取り組みに大きな先鞭をつけることができると思います。オランダには有名な建築家のトーマス・ラウ氏がいます。彼は、建築物がどの材料で作られているかを示す「マテリアルパスポート」の作成を推進し、リサイクルを容易にしています。 このプロジェクトを建築におけるマテリアルフローを変える取り組みへと発展させたいともしお考えなら、ぜひとも連絡を取ってみてください。【審査員について】Guillaume Charny-BrunetSPACE10 / 共同創業者&ストラテジーディレクターフランス出身。15年に渡り、大企業が変化を予測し新しい解決策を発展させていくための支援を行なってきた。拠点はパリから、ニューヨークへ、そして2015年にコペンハーゲンに移り、SPACE10を共同設立。SPACE10は、人と地球のために、より良い日常生活を創造していくことを使命とした、リサーチ&デザインラボ。ストラテジー&ディベロップメント・ディレクターとして、IKEAと協力しながら、そして世界中の才能ある人々との幅広いネットワークを活用し、デザイン、ビジネス、持続可能性の交差地点で活動している。また、Distributed Design Platformの諮問委員会のメンバーでもある。Willemijn de IonghCommonland / ランドスケープ・ファシリテーターランドスケープやコミュニティの再生を支援する、ランドスケープ・ファシリテーターかつコネクター。Commonlandにて、4 Returns approach(再生のための4つのアプローチ)を用いて、長期的かつ全体観のあるランドスケープの再生を促進している。また、4 Returns community platformを通じて、世界中のランドスケープ実践者を繋げ、知識を交換し、ムーブメントを拡大させることに寄与する。常にカラーペンを持ち歩き、より持続性のあるランドスケープを革新的なビジネスによって創り出していく方法を模索し、挑戦している。crQlr Awards審査員コメントに関するクレジット:(C) 2021 Loftwork Inc. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年12月14日クリティックス・チョイス・アワード(旧・放送映画批評家賞)のノミネーションが発表された。最多ノミネートを果たしたのは、『ベルファスト』と『ウエスト・サイド・ストーリー』で、ともに11部門。作品部門には、この2本のほかに『コーダあいのうた』『ドント・ルック・アップ』『DUNE/デューン 砂の惑星』『ドリームプラン』『Licorice Pizza』『ナイトメア・アリー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『Tick, Tick…BOOM!』が入った。主演男優部門の候補はニコラス・ケイジ(『Pig』)、ベネディクト・カンバーバッチ(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、ピーター・ディンクレイジ(『シラノ』)、アンドリュー・ガーフィールド(『Tick, Tick…BOOM! 』)、ウィル・スミス(『ドリームプラン』)、デンゼル・ワシントン(『The Tragedy of Macbeth』)。主演女優部門の候補はジェシカ・チャステイン(『The Eyes of Tammy Faye』)、オリヴィア・コールマン(『ロスト・ドーター』)、レディ・ガガ(『ハウス・オブ・グッチ』)、アラナ・ハイム(『Licorice Pizza』)、ニコール・キッドマン(『愛すべき夫妻の秘密』)、クリステン・スチュワート(『Spencer』)。助演男優部門の候補はジェイミー・ドーナン(『ベルファスト』)、シアラン・ヒンズ(『ベルファスト』)、トロイ・コッツァー(『コーダ〜』)、ジャレド・レト(『ハウス・オブ・グッチ』、J・K・シモンズ(『愛すべき夫妻の秘密』)、コディ・スミット=マクフィー(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)。助演女優部門の候補はカトリーナ・バルフ(『ベルファスト』)、アリアナ・デボース(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、アン・ダウド(『Mass』)、キルステン・ダンスト(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、アーンジャニュー・エリス(『ドリームプラン』)、リタ・モレノ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)。監督部門の候補はポール・トーマス・アンダーソン(『Licorice Pizza』)、ケネス・ブラナー(『ベルファスト』)、ジェーン・カンピオン(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、ギレルモ・デル・トロ(『ナイトメア・アリー』)、スティーブン・スピルバーグ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(『DUNE〜』)だった。授賞式は1月9日、ロサンゼルスのフェアモント・センチュリープラザホテルにて行われる。文=猿渡由紀『ウエスト・サイド・ストーリー』日本公開日:2022年2月11日(金)
2021年12月14日VANS(ヴァンズ)とタウン&カントリー(T&C Surf)によるコラボレーションコレクションが、2021年11月26日(金)よりVANSストア各店などで発売される。“陰陽ロゴ”&チェッカーフラッグ柄をモチーフしたコラボコレクションハワイを拠点とするサーフブランド、タウン&カントリーのブランド設立50周年を記念した今回のコラボレーション。タウン&カントリーを象徴する“陰陽ロゴ”やVANSのチェッカーフラッグ柄など、両ブランドのアイコニックなモチーフを採用したシューズやウェアをラインナップする。グラデーションカラーのチェッカーフラッグ柄「SK8-HI」フットウェアは、全3型を用意。中でも注目はVANSのハイカットシューズ「SK8-HI」をベースにしたモデルだ。VANSの伝統的なチェッカーボード柄をソール部分に配し、アッパーには、グラデーションカラーのチェッカーボード柄をあしらった。サイドにレトロな配色の“陰陽ロゴ”のカスタムパッチをセットするなど、ノスタルジックな雰囲気漂うビジュアルに仕上げている。また、グラデーションカラーのチェッカーボード柄をアッパーにあしらった「オーセンティック SF」や「ウルトラレンジ EXO」といったローカットシューズも用意する。コラボオリジナルロゴ入りパーカー&Tシャツウェアは、フリースプルオーバー、ロングスリーブTシャツ、ショートスリーブTシャツを展開。各アイテムには、チェッカーフラッグ柄と“陰陽ロゴ”を組み合わせたオリジナルグラフィックがフロントとバックに配されている。さらに、ビビッドなネオンピンクを効かせたボードショーツや、グラデーションカラーのチェッカーフラッグ柄のクロスボディバッグ、キャップも登場する。【詳細】VANS×タウン&カントリー発売日:2021年11月26日(金)販売店舗:VANSストア各店、VANSサーフ一部取扱店舗、ABCマート グランドステージオンライン価格例:・SK8-HI 10,450円・オーセンティック SF 7,700円・ウルトラレンジ EXO 12,100円・フリースプルオーバー 9,350円・ロングスリーブTシャツ 5,500円・Tシャツ 4,400円・ボードショーツ 7,150円・クロスボディバッグ 3,850円・キャップ 3,850円※取扱いアイテム/サイズは店舗によって異なる場合あり
2021年11月29日イギリスの音楽の祭典「ブリット・アワード」が、来年開催される第42回授賞式から性別でカテゴリーを分けることなく賞を授与することを発表した。「ブリット・アワード」の性別で分けられたカテゴリーについて、昨年、2019年にノンバイナリーであることを公表したサム・スミスが次のように呼びかけていた。「『ブリット・アワード』は、私のキャリアにとって非常に重要です…私にとって音楽は一体化するものであって分断するものではありません。授賞式が、私たちが住む社会を反映したものになる時を楽しみに待っています。性別、人種、年齢、能力、セクシュアリティ、階級に関係なく、みんなのことを祝福しましょう」。これに対して「ブリット・アワード」の主催者は性区別の廃止を検討中であり、さらなる協議を続けると表明していた。来年からの変更点は、上記に加えて4つのカテゴリーを新設することも明らかに。オルタナティヴ/ロック・アクト、ヒップホップ/グライム/ラップ・アクト、ダンス・アクト、ポップ/R&Bアクト。第42回「ブリット・アワード」授賞式は、2022年2月8日にロンドンのO2アリーナで開催。司会はこれまで連続4回務めたジャック・ホワイトホールから、モー・ギリガンが引き継ぐ。YouTubeで視聴が可能だという。(Hiromi Kaku)
2021年11月25日お笑いコンビ・マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2021」に選出され24日、都内で行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2021」フォトコールに出席した。メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン刊行)が毎年開催している同アワード。今年は「勇者たちの年」をテーマに受賞者を選出した。マヂカルラブリーは「メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞」を受賞。村上は「生活を普通に一年してきて気づいたら選ばれていたのでラッキー」と喜び、野田は「予定では『キングオブコント』で3冠を獲るつもりだったんですけど、逃してしまいましたので、これで晴れて3冠ということに」と話した。○マヂカルラブリーの受賞理由野田クリスタルが動きに動きまくってボケる。そして、その動きボケに村上が小刻みにツッコみを入れるという新しい漫才スタイルを創出した。これは果たして漫才なのか? という議論をよぶアヴァンギャルドなお笑いコンビである。その価値紊乱的な“笑い“に、時代の新しい顔が覗いている。○「GQ MEN OF THE YEAR 2021」受賞一覧有村架純(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞)北大路欣也(メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞)北村匠海(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞)JP THE WAVY(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞)志尊淳(メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞)TOMORROW X TOGETHER(メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞)マヂカルラブリー(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞)役所広司(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞)ゆりやんレトリィバァ(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞)LEX(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞)阿部詩&阿部一二三、五十嵐カノア、都筑有夢路、野口啓代、堀米雄斗(メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞)
2021年11月24日10日夜(現地時間)、“ファッション界のオスカー”と称される「CFDAアワード」がニューヨークで開催された。今年の「ファッションアイコン賞」にはゼンデイヤが選ばれ、史上最年少の25歳で同賞受賞を果たした。「CFDA」(アメリカファッション協議会)のCEOスティーヴン・コルブは、ゼンデイヤについて「彼女はファッションスタイルに多大な影響を与えてきた。若いかもしれないが、アイコンだ」と評している。ゼンデイヤは「ヴェラ・ウォン(VERA WANG)」の赤いチューブトップ&ウエスト部分がバルーンデザインのタイトなロングスカートと「ブルガリ(BVLGARI)」のジュエリーを身につけて授賞式に出席した。Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Imagesゼンデイヤの受賞に、喜びを隠しきれないのが恋人のトム・ホランドだ。「やめてよ~(目がハートの笑顔の絵文字)。最も素晴らしい人のための、最高の偉業。ゼンデイヤとロー・ローチ(ゼンデイヤのスタイリスト)、おめでとう。あらゆる点できみたちはこの賞に値する」とつづり、授賞式でのゼンデイヤの写真をアップ。ファンは「協力的な彼氏」「ゼンデイヤのファンページみたいになってる 笑」などのコメントを寄せ、微笑ましく見守っている様子。今年新たに創設された「今年の顔賞」には、「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイが選ばれた。アニャは「ディズニーの『101匹わんちゃん』からインスピレーションを得た」と語る装いで登場。「クラッシーな女性が犬を散歩させている姿」をイメージしたという。「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」のミニ丈のドレスに、「ジジ・バリス(GIGI BURRIS)」のレオパードガラのハットとグローブをあわせた。Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images(Hiromi Kaku)
2021年11月12日「走る」ためのミュージックアルバム2021年11月5日、株式会社インセンスミュージックワークスより、世界陸上銅メダリストが選曲したランニングミュージックアルバム『RUNNING MUSIC selected by 藤光謙司』(税込1,222円)が、デジタル配信限定でリリースされました。「Apple Music」や「Spotify」等、主要音楽配信サイトより購入できます。世界陸上メダリストが15曲を厳選同アルバムでは、2017年の世界陸上男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した藤光謙司氏が、実際にトレーニング中に聴いていた全15曲をセレクト。世界的に有名なダンスミュージックレーベル「Spinin Records」の大ヒット曲や一度は耳にしたことがある洋楽のカバーなど、聴いているだけで走り出したくなるような楽曲が収録されています。「ウォーミングアップ」「トレーニング中」そして「クールダウン」、3つの場面ごとに曲がセレクトされているため、これ1枚で1日のトレーニングが充実したものに。ランニング初心者から上級者まで、あらゆるランナーの走りを後押ししてくれます。(画像はプレスリリースより)【参考】※「インセンスミュージックワークス」公式サイト
2021年11月07日音楽家・青島広志と落語家・春風亭小朝がタッグを組んだ「青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」が、11月14日(日)にサントリーホールで開催されることが決定した。青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」の公演情報はこちらそれぞれのフィールドで人気・実力とも日本最高峰の青島と春風亭は幼稚園からの同級生で、子供ながらにお互いの才能の片鱗を感じたという。青島はその後東京藝大へと進み大音楽家に。春風亭も言わずと知れた落語界きっての才能で高座にテレビに人気を博した。ふたりに共通するのは、気取らない人柄、世の中を楽しませたいという「芸」本来の在り方を示している点。そんなふたりがサントリーホール大ホールで共演。どんな化学反応を巻き起こすのか、必聴だ。サントリーホールでの開催となるが、正装は不要。第一部で春風亭の語りとともに「動物の謝肉祭」を披露する。第二部のニューイヤーコンサートも、青島・小朝両氏の絶妙なトークで進行。初心者でも楽しめる公演となっている。演奏はオーケストラエクセラン、ソプラノは横山美奈が担当。ぜひ、同級生コンビによるミュージック・ワンダーランドに足を運んでほしい。■概要「青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」2021年11月14日(日) 開場:18:20 開演:19:00会場:サントリーホール 大ホール[出演]青島広志(指揮・ピアノ・MC)春風亭小朝(語り・MC)横山美奈(ソプラノ)オーケストラエクセラン(演奏)
2021年10月19日