「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーコンプレックス」。白馬の王子様を待ち続ける「シンデレラコンプレックス」、理想ばかり高い「モテない美女」「友達どまり」、恋愛と向き合えない「恋愛ニート」、本命になれない恋ばかりの「セカンド」など。男子100人アンケートでは57%が「アラサーコンプレックス」について「アリ」と回答。男女の性差はないのかも?一方、土田さんの意見は…。気持ちを切らさず、今すぐ一歩踏み出しましょうこれまで、この連載でたくさん取り上げてきたアラサーだからこそのコンプレックスや悩みは、誰もが持っていると思います。年齢的にも、そこから目をそらしたくなる気持ちも、分からなくはないですよ。でも、アラサーにはタイムリミットが近づいていることも事実。きっとどこかに、自分にぴったりな男性がいるはず…という「シンデレラコンプレックス」のような、悠長にタラレバを想像している場合ではないんです。恋愛に興味のない「恋愛ニート」や二番手ばかりの恋愛をしている「セカンド」は、自分に対する言い訳でしかない。もっと先のことを見据えた時に、一歩踏み出せるかどうかだと思うんですよ。本気で恋愛や結婚をしたいなら、立ち止まっていてはダメ。ダイエットを始めるのと同じで「明日からやろう」と思っている人って、明日もやらないんですよ。スピード重視、今すぐ実行しないと手遅れになってしまいますからね。30 代、年齢的にはいちばんいい時期だと思うので、気持ちを切らさずに恋愛モードを続けてみてください!つちだ・てるゆき芸人。『にちようチャップリン』(テレビ東京日曜22:00~)、『この差って何ですか?』(TBS火曜19:00~)、『日曜のへそ』(ニッポン放送)ほか出演番組多数※『anan』2017年10月18日号より。文・神保亜紀子 (C)marcogarrincha(by anan編集部)
2017年10月15日「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。今回のテーマは「アラサーコンプレックス」。白馬の王子様を待ち続ける「シンデレラコンプレックス」、理想ばかり高い「モテない美女」「友達どまり」、恋愛と向き合えない「恋愛ニート」、本命になれない恋ばかりの「セカンド」など。そんな「アラサーコンプレックス」に対する坂上さんの意見は?年相応の自分を好きになる。かっこいい熟女を目指して白馬の王子様を信じる「シンデレラコンプレックス」や、理想が高すぎて残念だと思われてしまう「モテない美女」や「友達どまり」は、もったいないなぁとも思うけど、自業自得でもあると思うんです。理想を追いかけている時って“自分のことはさておき”で、いくらでも自由に想像することができる。もちろん理想を持つことはダメではないけど、「願わくは…」という謙虚さも大事だと思うんですよね。年を取るほど固定観念から抜け出せなくなるもの。自分よがりのフィルターをかけてしまうと、それなりにチャンスも逃しているんじゃないかな、と思うんですよね。男性に比べて、女性の方が“老化”に対して敏感だと思いますが、ひたすら隠す作業はあまりかっこいいものではないと思います。コンプレックスを受け入れる=年相応に老いることで、また違った“美”の価値観も生まれる。男性の見方も変わってくると思うんですよ。より自分に近い自分を好きになった方がラクじゃないですか。30 代は、もう“熟女”です。かっこいい熟女を目指してください!さかがみ・しのぶ俳優。『バイキング』(フジ月~金曜)メインMC。『好きか嫌いか言う時間』(TBS月曜19:56~)、『ダウンタウンなう』『有吉ゼミ』レギュラーほか出演番組多数。※『anan』2017年10月18日号より。イラスト・3rdeye文・神保亜紀子(by anan編集部)
2017年10月14日