MSIはこのほど、オンラインでのオーバークロック大会「Master Overclocking Arena(MOA) 2015」をHWBOT.orgにて開催すると発表した。開催期間は2015年4月1日から4月30日まで。成績優秀者は賞品のほか、「Computex 2015」で開催するイベントへ招待するという。Master Overclocking Arena(MOA)は今回で8回目の開催を迎えるオーバークロック大会。参加者は、MSI製のマザーボードやグラフィックスカードを搭載したシステムを使って、「SuperPI 32M」「Cinebench R15」「3DMark Fire Strike」の3種目でスコアを競う。各種目の順位によって勝ち点が割り振られ、全種目の勝ち点合計で最終的な成績が決められる。優勝者と準優勝者は「Computex 2015」で開催するオーバークロックのイベントへ招待するほか、3~5位の参加者にはMSI製高性能ハイエンドマザーボードをプレゼントする。また、3種目すべてに挑戦した参加者を対象に、マザーボードやHDD,メモリ、電源ユニットといった賞品が当たる抽選会も予定する。参加方法や大会のルールなど、「Master Overclocking Arena(MOA) 2015」に関する詳細については、公式サイト(英文)を参照してほしい。
2015年03月23日現在テレビ朝日系にて毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』より、『ガシャポンシフトカープレミアム シグナルレジェンドバイク』の予約受付が、バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にてスタートしている。「シグナルバイク」は、『仮面ライダードライブ』に登場する第2の仮面ライダー「仮面ライダーマッハ」が使用するシフトカーの一種。今回は、このシグナルバイクがレジェンドライダー仕様で商品化され、歴代ライダーが乗っていたバイクのデザインを再現している。別売りの『DXドライブドライバー&シフトブレス』『DXマッハドライバー炎』と完全連動し、オリジナル音声やディスプレイマークが楽しめる。商品は3種類のセットで展開。『シグナルレジェンドバイクセット GP1』(5,508円/税込)にクウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、1号、『シグナルレジェンドバイクセット GP2』(5,508円/税込)に響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、ライドロン、『シグナルレジェンドバイクセット GP3』(4,590円/税込)にW、オーズ、フォーゼ、ウィザード、鎧武というラインナップとなる。また、3セットすべてが揃う『シグナルレジェンドバイク セットコンプリートBOX』(15,606円/税込)も用意されている。各商品の予約締切は、すべて2015年6月30日23:00。商品の発送は、2015年9月を予定している。なお、『コンプリートBOX』を購入すると、限定購入特典として「トライサイクロン」デザインのシフトカー「シフトレジェンドトライサイクロン」がプレゼントされる。(C)石森プロ・東映(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年03月21日現在テレビ朝日系にて毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』に登場するドライブの愛車「トライドロン」のラジオコントロールカー『仮面ライダードライブ RCトライドロン タイプスピード フルスロットルバージョン』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」にてスタートした。2015年6月発送予定で価格は6,264円(税込)。2014年11月には『仮面ライダードライブ RCトライドロン タイプスピード』がシー・シー・ピーより発売されているが、今回は本商品が特別仕様で登場。高い評価を得ていた造形に、高級感のあるメタリック塗装とメッキ加工を施し、コントローラーには仮面ライダードライブの「R」のエンブレムを施した新規デザインに。ヘッドライトが光るなどの機能面はそのままに、スピードも通常版の約2倍にチューンアップし「フルスロットルバージョン」の名に恥じない特別仕様となる。商品価格は6,264円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は準備数に達し次第終了。商品の発送は、2015年6月を予定している。また、youtubeでは本商品の特別動画も公開されている。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年03月17日ユピテルは3月13日、同社のドライブレコーダーで撮影した映像を投稿できるWebサイト「ユピドラ」をオープンした。ユピドラでは投稿された映像を閲覧できるほか、「My Yupiteru」の会員登録(無料)を行うと、動画の投稿、動画へのコメント、評価を行えるようになる。動画が掲載されると、1件につき100ポイント、My Yupiteruのアカウントに加えられる。現在、動画のカテゴリーは、「景色」「ヒヤリハット」「気象現象」「乗り物」「動物」「建物」「交通マナー」の7つ。運転中に危険な目にあったときの動画や、観光地などを走行した際の実際の風景なども投稿されている。また、ドライブレコーダーは運転中に常に撮影を続けているため、ユーザーが意識せずに、面白い映像が偶然撮影されてしまうケースがある。そういった映像の投稿も歓迎しているという。
2015年03月13日現在テレビ朝日系にて毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』に登場する強化フォーム「仮面ライダードライブ タイプフォーミュラ」専用のタイヤパーツ3種をセットにした『TK PB02 タイヤセット フォーミュラ』の予約受付が、プレミアムバンダイにてスタートした。2015年7月発送予定で、価格は2,160円(税込)。「仮面ライダードライブ タイプフォーミュラ」は、仮面ライダードライブがシフトブレスにシフトフォーミュラを装填して変身する超強化形態。今回は、全身の関節が可動するフィギュアと、タイヤ、武器がセットになったフィギュア「TK PB」シリーズ初のタイヤセットとして、タイプフォーミュラ専用のタイヤパーツ3種が登場する。『TK PB02 タイヤセット フォーミュラ』には、「マンターンF01タイヤ(左右各1個)」「ジャッキーF02タイヤ」「スパーナF03タイヤ」の3種類を1つのパッケージに同梱。3月21日に一般発売される『TK09 仮面ライダードライブ タイプフォーミュラ』(※別売)と組み合わせて遊ぶことができる。「マンターンF01タイヤ」は、タイプフォーミュラの左右の腕へ同時に装着することが可能。「ジャッキーF02タイヤ」は、プレート部分が前後に伸縮し、劇中同様の動きをすることができるという。そして「スパーナF03タイヤ」の爪パーツは約40mmという迫力ある造形で立体化される。また各タイヤは、さらに別売りのTK(タイヤ交換)シリーズのフィギュアや『DXトライドロン』に装着することができ、連動して楽しめる。商品価格は2,160円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は、5月11日23:00。商品の発送は、2015年7月を予定している。(c)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年03月13日トランセンドジャパンは3月10日、ドライブレコーダー「DrivePro 220(DP220)」を発表した。日本国内での発売日や価格は、現時点では決定されていない。DP220はF1.8のレンズを搭載したWi-Fi対応のドライブレコーダーだ。iOS・Android向けの無料アプリが用意されており、Wi-Fi接続したスマートフォンからドライブレコーダーの設定や記録の閲覧などを行える。撮像素子には300万画素のCMOSイメージセンサーを採用しており、フルHD(1,920×1,080/30p)とHD(1,280×720/30p)での撮影が可能だ。レンズは6枚+赤外線フィルターの構成となっている。F1.8の明るいレンズで、夜間でもはっきりした映像を記録できるとしている。画角は130°だ。GPSレシーバーを搭載しており、撮影した場所や時間を正確に記録することが可能。また、車両が車線からはみ出した際にドライバーに警告する「車線逸脱防止支援システム」と、前の車との距離が近づきすぎた際にドライバーに警告する「前方衝突警報システム」も搭載している。3軸タイプのGセンサーとバッテリーを内蔵しており、駐車時に異変を検知すると自動で録画を開始する「駐車監視録画機能」を持つ。本体サイズはW631×D345×H702mm、質量は90gだ。記録形式はMP4(H.264)。記録メディアはmicroSDカードで、製品には16GBのmicroSDHCカードが付属する。
2015年03月12日アイ・オー・データ機器は11日、Windows Storage Server 2012 R2 Standard Editionを搭載した高信頼NASの2ドライブモデル「HDL-Z2WLC2」シリーズと、4ドライブモデル「HDL-Z4WLC2」シリーズを発表した。4月上旬より発売する。価格は税別268,000円から。○HDL-Z2WLC2シリーズ「HDL-Z2WLC2」シリーズは、HDDを2台内蔵する高信頼NAS。2TBと12TBのモデルを用意。価格は2TBが税別268,000円、12TBが税別368,000円。Windows Storage Server 2012 R2の上位版となるStandard Editionを搭載した高信頼NAS。SMB 3.0に対応し、同時接続ユーザー数の制限がなく50名以上が同時にアクセスしても問題ないとしている。データ重複除去機能により容量も節約可能。HDDにはウエスタンデジタル製のNAS用ドライブ「WD Red」を内蔵する。CPUにIntel Atom、メモリを4GBを搭載することから優れたパフォーマンスを発揮する。そのほかの主な機能は、iSCSIターゲット機能 / ファイルサーバ機能 / プリントサーバ機能 / バックアップ機能など。RAIDも利用可能で、RAID 0 / 1 / マルチディスモードに対応する。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×2、USB 3.0×2、USB 2.0×3、eSATA×1。本体サイズはW102×D216×H150mm、重量は約3.7kg。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003(SP1) / 2003 R2、2008 / 2008 R2、2012 / 2012 R2、Mac OS X 10.5~10.9。○HDL-Z4WLC2シリーズ「HDL-Z4WLC2」シリーズは、HDDを4台内蔵するモデル。4TB / 16TB / 24TBのモデルを用意。価格は4TBが税別328,000円、16TBが税別408,000円、24TBが税別525,000円。NASとしての基本機能は「HDL-Z2WLC2」シリーズを踏襲している。相違点は、RAID 0 / 5 / マルチディスモードに対応し、インタフェースのUSB 2.0が5ポートとなる点。本体サイズはW180×D235×H180mm、重量は約7.2kg。その他の仕様は「HDL-Z2WLC2」シリーズとほぼ共通。
2015年03月11日丸美屋食品は、 現在テレビ朝日系にて毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』とコラボーレションした商品『仮面ライダードライブ ふりかけミニパック』『仮面ライダードライブ カレー<ポーク&コーン甘口>』『仮面ライダードライブ プチパックカレー<ポーク&野菜甘口>』を、2015年4月よりリニューアルして発売する。今回のリニューアルでは、仮面ライダードライブのみだったパッケージデザインを一新し、新たに仮面ライダーマッハが登場させた。さらに、全商品共通で、商品一つにつき1枚同梱されている丸美屋オリジナルの"水に強くてかっこいい「耐水シール」"も、全10種類のデザインにリニューアルされる。『仮面ライダードライブ ふりかけミニパック』は、たまご6袋、さけ6袋、おかか4袋、小魚(こざかな)4袋と計20袋で220円(税別)。『仮面ライダードライブ カレー<ポーク&コーン甘口>』は、小さな子供でも食べやすいようマイルドな味に仕上げられているカレーで、価格は130円(税別)。そして『仮面ライダードライブ プチパックカレー<ポーク&野菜甘口>』は少量タイプ2袋入りで、130円(税別)。動物性油脂の使用を抑えているため、温めなくてもおいしく食べることができ、離乳食が終わった1歳ごろから食べられる商品として発売される。(C) 2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年03月06日バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「S.H.Figuarts」より、『 S.H.Figuarts 仮面ライダードライブ タイプテクニック』の予約受付が、「プレミアムバンダイ」でスタートしている。2015年8月発送予定で価格は5,184円(税込)。「仮面ライダードライブ タイプテクニック」は、現在テレビ朝日系にて毎週日曜朝8:00より放送中の特撮TVドラマ『仮面ライダードライブ』に登場する仮面ライダードライブが、シフトブレスにシフトテクニックを装填して変身する派生形態。胸部・テックシステムカウルに各種タイヤが横向きに装着され、正確に攻撃を叩き込む高精度戦闘や精密作業を的確に遂行する能力を備えている。「S.H.Figuarts」の『仮面ライダードライブ』シリーズのキャラクターとしては、「仮面ライダードライブ タイプスピード」「魔進チェイサー」「仮面ライダーマッハ」「仮面ライダードライブ タイプワイルド」に続く立体化となる。『S.H.Figuarts 仮面ライダードライブ タイプテクニック』には、交換用の「ファイヤーブレイバータイヤ」と「ドア銃」が付属し、タイプスピード(別売)用のドア銃持ち手も同梱される。セット内容は本体に加え、交換用手首左右各3種、交換用タイヤパーツ一式、交換用バックルパーツ、交換用シフトカー2種(カー状態、シフトレバー状態)、ドア銃・タイプスピード用交換用手首左右各1種(ドア銃持ち手)。商品価格は5,184円(税込)で、「プレミアムバンダイ」の予約締切は後日商品ページにてアナウンス。商品の発送は、2015年8月を予定している。なお、現在「プレミアムバンダイ」では、2015年7月発送予定『S.H.Figuarts 仮面ライダーゼロノス ベガフォーム』(5,940円/税込)も予約受付中。(C)2014 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
2015年03月03日エムエスアイコンピュータージャパンは13日、オンラインでのオーバークロック大会「BEAT THE FASTEST」をHWBOT.orgにて開催すると発表した。開催期間は2月17日から3月10日。MSIのマザーボードを使用し、CPU Frequency、XTU、wPrime 32Mの3種目でCPUのOCを競う。CPUの冷却方法は問わない。提出データには、各種目の検証スクリーンショット(大会用の壁紙含む)が含まれる必要がある。優勝商品は、MSI製マザーボード「MSI Z97 XPOWER AC」、準優勝商品は「MSI Z97 MPOWER MAX」、第3位商品は「MSI Z97 MPOWER」。このほか、3種目全てを提出した参加者の中から抽選で「MSI Z97 GAMING 7」が1名にプレゼントされる。詳細は大会公式サイト(英文)に詳しい。
2015年02月13日クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』のブルーレイ&DVDが4月8日(水)に発売されることが決定した。本編だけでなく、ノーラン監督が語るドキュメンタリーなど約180分の特典映像が収録される。その他の写真本作は地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描いていた作品で、昨年末に日本でも公開され、映画ファンから高い評価を得た。ブルーレイには監督が語るドキュメンタリー『サイエンス・オブ・インターステラー』をはじめ、劇中に登場したロボット“Tars”と“Case”にまつわる秘蔵映像、本物にこだわり抜いたスタッフたちの軌跡を追ったメイキングなどが約179分に渡って収録される。また、同日には数量限定でブルーレイ2枚とブックレット、デジタルコピーが収録されたスチールブック仕様のアイテムも発売される。『インターステラー』4月8日(水) ブルーレイ&DVDリリース3月25日(水) デジタルセル先行配信開始発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015年02月04日日本マクドナルドは1月30日から、『仮面ライダードライブ』と、『プリキュア』新シリーズ「Go!プリンセスプリキュア」のカードがセットになったハッピーセットを期間限定で販売する。『仮面ライダードライブ』は、2014年10月に放送を開始した仮面ライダーシリーズの最新作。今回のハッピーセットには、アーケードゲーム「データカードダス 仮面ライダーバトル ガンバライジング」で遊べる限定デザインのカードを5種類用意した。仮面ライダードライブの3タイプのほか、新たに登場した第2の仮面ライダー「仮面ライダー マッハ」のカードが登場する。『プリキュア』は、2月1日に新シリーズが放映スタートとなる。同セットでは、歴代のプリキュアが集合するカードや、現在放送中の「ハピネスチャージプリキュア!」のキャラクターとペアで描かれたカードなど全5種類をラインアップ。アーケードゲーム「データカードダス プリキュアオールスターズ」で遊ぶことができる。カードは「仮面ライダードライブ」「プリキュア」とも、5種類のうち、1枚をプレゼントする。カードの種類は選べず、どのカードがもらえるかは「お楽しみ」とのこと。各カードには数量の限りがあるため、なくなり次第終了する。また、期間中の1月31日、2月1日の2日間は、同セット1つ購入につき、「仮面ライダードライブ・Go!プリンセスプリキュア ミニガイド」を1冊プレゼントする。価格はレギュラーメニュー販売時間帯は、ハンバーガーセット432円~、チーズバーガーセット453円~、プチパンケーキセット442円~、チキンマックナゲットセット483円~。ブレックファストメニュー販売時間帯は、プチパンケーキセット442円~、ホットケーキセット463円~、エッグマックマフィンセット463円~、チキンマックナゲットセット483円~。※価格はすべて税込。仮面ライダードライブ (C)2014石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映Go!プリンセスプリキュア (C)ABC・東映アニメーション
2015年01月26日ルックイーストは1月21日、「Zuiji」シリーズのドライブレコーダー「ZS1080DR18」を発売した。フルHD(1,920×1,080ドット)記録に対応する。価格はオープンで、推定市場価格は4,980円前後(税込)。ZS1080DR18は、W65mm×D5.1×H40mmで45gの小型軽量のドライブレコーダー。小型ながら1.5型のTFT液晶を搭載している。画角は100度で、1080p/24fpsの記録に対応。夜間の撮影にも安心な赤外線ライトを装備している。シガーソケットから電源を得るため、エンジンに連動して記録をスタートする。「動体検知」機能を持ち、動くものに反応して撮影をスタートさせることも可能だ。ただし、ZS1080DR18はバッテリーを内蔵していないので、防犯などに使用する際は別途電源が必要となる。対応する記録メディアはmicroSD/SDHCカード(最大32GB)。なお、メディアの容量がなくなった場合、古いファイルから上書き保存されていく。万が一の事故の際に自動で録画データを保護して上書きされないようにする「衝撃検知機能」も搭載している。
2015年01月21日電机本舗は19日、肥大化したCドライブのディスクをダイエットし、2つのディスクで複合化が行えるソフト「ハイブリッドドライブ」を発表した。価格は3,999円。2つのディスクを結合し実質的なディスク容量を増やすソフト。Cドライブに使用しているディスクを第1ドライブとし、別のディスクを第2ドライブとすることで、Cドライブにある不要なデータを第2ドライブに配置しCドライブの容量を開放する。これにより、容量の少ないSSDやノートPCの内蔵HDDなどを有効活用でき、空き容量も確保できる。複合化はファイルのアクセス情報を使用して行うため、頻繁に使われるファイルはCドライブに残される。ノートPCなどで利用する場合は、SDメモリーカードなどと組み合わせての複合化に対応。無改造でCドライブの容量を確保できるメリットは大きい。Cドライブの使用内訳を表示する機能も搭載。的確にディスクのデッドスペースを分析する。複合化はフォルダ単位での設定も可能。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1。
2015年01月21日ロジテックは15日、Windowsタブレットで使用するのに最適とするブルーレイディスクドライブ「LBD-PUB6U3TBK」と、DVDドライブ「LDR-PUB8U3TBK」を発表した。1月中旬より発売する。価格(税別)は「LBD-PUB6U3TBK」が17,740円、「LDR-PUB8U3TBK」が11,810円。○LBD-PUB6U3TBK「LBD-PUB6U3TBK」はUSB 3.0対応のポータブルブルーレイディスクドライブ。Windowsタブレットで使いやすいように、「USB A - microUSB B」変換ケーブルが付属する。本体は14mmと薄く、重量も230gと軽いため、Windowsタブレットと一緒に持ち運んでもかさばらない。本体にはラバー塗装を施しており傷も付きにくくなっている。主なメディアの最大書き込み速度は、BD-R XL(3層 / 4層)が4倍速、BD-RE XL(3層) / BD-RE DL(2層) / BD-RE(1層)が2倍速、BD-R DL(2層)とBD-R(1層)、およびBD-R LtHが6倍速、DVD-R(1層) / +R(1層)、および+RWが8倍速、DVD-R DL(2層) / +R DL(2層)、およびDVD-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。付属ソフトは、CyberLink製のBD再生ソフト「PowerDVD 12 for BD」とライティングソフト「Power 2Go8 for BD」。より高寿命なメディア「M-DISC」にも対応する。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー、USBケーブル長は1m。標準で付属するACアダプタによってセルフパワーでも運用できる。本体サイズはW133×D142×H14mm、重量は230g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。○LDR-PUB8U3TBK「LDR-PUB8U3TBK」は、USB 3.0対応のポータブルDVDドライブ。価格は11,810円。ブルーレイメディアに対応しないDVDドライブということ以外、仕様は上記「LBD-PUB6U3TBK」とほぼ共通。相違点は付属ソフトが「PowerDVD12 for DVD」と「Power2Go8 for DVD」になっていること。
2015年01月15日ユピテルは1月8日、ドライブレコーダー「DRY-AS350GS」を発表した。前車の発進を画面表示とブザーで知らせる機能を持つ。発売は1月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後(税別)。DRY-AS350GSは、「スタートインフォメーション」機能を搭載したドライブレコーダー。信号待ちなどで停止している際、前の車が発進しても自車が止まったままだと画面表示とブザーで知らせてくれる。記録する解像度は1080p(1,920×1,080ドット)/720p(1,280×720ドット)の2種類で、フレームレートは解像度にかかわらず30p。音声の同時記録も可能だ。撮像素子は310万画素CMOSセンサーで、レンズの画角は対角104°(水平92°×垂直48.5°)。1.5型の液晶ディスプレイを搭載し、撮影した映像をその場で確認できるほか、microSDカードを取り出してパソコンで見ることもできる。動画圧縮形式はMOV(H.264)で、Windows 7以上のOSを搭載したパソコンであれば、Windows Media Playerで再生可能だ。映像の記録はエンジンのオン・オフと連動する。常時記録のほかにRECボタンによるワンタッチ記録、衝撃を感知した際に自動でオンになるG(加速度)センサー記録を用意。ワンタッチ記録とGセンサー記録による映像は、専用のフォルダに保存される。本体サイズはW67×D31×H52mmで、重量は約60g。電源はシガーソケットアダプターを使用(12V車専用)。対応する記録メディアは、SDスピードクラスClass 10以上のmicroSD/SDHCメモリーカード。製品には4GBのmicroSDHCメモリーカードが付属する。付属のメディアを使用した場合、1080p HDモードで、約40分の動画を記録可能だ。事故などで電源が遮断された際に、記録中の動画の破損を防ぐバックアップ用スーパーキャパシタも搭載している。
2015年01月08日●鎧武の変身ポーズはドライブ寄りにアレンジ!?公開初日を迎えた特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の初日舞台あいさつが13日、東京・丸の内東映にて行われた。舞台には、『仮面ライダードライブ』と『仮面ライダー鎧武/ガイム』の主要キャストに、映画ゲストの仮面ライダールパンを演じる綾部祐二(ピース)を加えた15名が登壇。会場に集まった大勢のファンから、大きな拍手で迎えられた。本作は、別々の作品で活躍する2人の『仮面ライダー』が夢の共演を果たす「MOVIE大戦」シリーズの6作目。2014年9月に最終回を迎えた『仮面ライダー鎧武/ガイム』のその後を描く「鎧武パート」と、強敵・仮面ライダールパンとの戦いに挑む仮面ライダードライブの活躍を描く「ドライブパート」に加え、クライマックスには鎧武とドライブが力を合わせて共通の敵を迎え打つ。映画に足を運んだ人だけが観ることのできる入場者プレゼント第1弾として、『仮面ライダードライブ/第0話』のDVDが全国先着100万名に配られる(12月22日まで)のも、ファンの間で話題となっている。まずは『仮面ライダー鎧武/ガイム』チームから。仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳は「ここからは、……トップギアだぜ!」と、鎧武とドライブをミックスした決め台詞を発した後、映画について「その後の『鎧武』の世界観であったり、どうやって紘汰が地球に帰ってくるかだったり、たくさん見どころがありますので、ぜひ観てください」とテレビの最終回を踏まえたストーリー面の見どころを強調。そして「鎧武の変身ポーズを、ちょっとドライブ寄りにアレンジしてみました。そんなスペシャル感のある変身シーンも楽しみにしてほしいです」と、映画ならではの必見シーンをアピールした。仮面ライダーバロン/駆紋戒斗を演じる小林豊は、過去の舞台あいさつやインタビューなどで見せる"素"の猛烈なハイテンションさがすでにファンに知られているが、今回の初日舞台あいさつでも期待に違わぬ大活躍。登場していきなり「おい貴様ら……」と戒斗っぽい台詞であいさつするかと思わせて「確保です!」と、『ドライブ』の霧子のようなセリフを追加し、大いに笑いを誘った。さらに、地球を離れた紘汰と舞がどうやって帰ってくるのかについて「ちょっとだけ教えるよ。ズドーンときて、スーッと来て、どうにかなるよ!!」と、擬音だらけで何がなんだかわからない説明を展開。ちょっとした間も逃さない、徹底的なサービス精神を見せた。ヒロイン・高司舞役の志田友美は「今日はいい天気ですね! 初日を迎えられてとっても幸せです。今日はいい思い出を作っていきましょう」と元気にあいさつ。映画の見どころを話すべきところで「1年間、長かったですね~」とこれまでのTVシリーズの撮影の思い出を語りはじめたので、小林が「あのね、テレビの撮影じゃなくて、映画についての話をしてよ」と絶妙のツッコミ。それを受けた志田は「水の中にズドーン! と落ちるんですよ。そこは絶対観てください~!」と、小林の影響を受けて擬音を加えながら見どころを説明した。仮面ライダー龍玄/呉島光実を演じた高杉真宙は「ミッチー!」という声援にはにかみながら「久しぶりなので緊張しているのですが、みなさんとまたこの舞台に立ててすごくうれしいです」と、さわやかにあいさつ。自身にとって最後の『鎧武』エピソードということについて「さみしい感じもしますが、紘汰さんもズドーン! と帰ってきますから(映画を)楽しみたい」と、しっかり擬音をかぶせて話し、受けを取っていた。仮面ライダーデューク/戦極凌馬役の青木玄徳は、劇中とは髪型を変えての登場。「こんにちは~!」と明るくあいさつした直後「……キルプロセス」と、テレビ終盤で印象的だった「恐怖の一言」を放ち、ファンは歓喜。続けて「皆さん、ドラゴンフルーツエナジーロックシードをよろしくお願いします」と、映画のみに登場する変身アイテムを静かに、そして熱くアピールした。仮面ライダー斬月/呉島貴虎を演じた久保田悠来は、ファンからの「主任!」コールにうれしさを見せつつ、クールなそぶりで「こうして初日を迎えるまで33年かかりました」と、謎めいたジョークをぶちかました。そして映画については「いろんなフルーツがいっぱいでていましたので、映画を観終わった感想としては……フルーツポンチだな、と……」などと、謎すぎる感想を述べていた。続いては『仮面ライダードライブ』のキャスト陣。劇中の衣装に身を包んだ仮面ライダードライブ/泊進ノ介役・竹内涼真は「本日は初舞台あいさつということで、こんなに大勢の方に来ていただいて、本当にうれしいです!」と素直な喜びを表し、ドライブの決め台詞「ひとっ走り、つきあえよ!」を披露。そして「鎧武チームが『ズドーン!』なら、こっちはシュッ! といって、ガッ! といって、バコーン! といきますから期待していてください!」と、『鎧武』チームのテンションの高さに対抗して、こちらも擬音で映画の迫力を強調。さらに「神様の紘汰と、刑事の進ノ介が出会うとどういう風になるのか、というのが一番の見どころですね」と、2人のライダーが共演する「MOVIE大戦」ならではの見どころに触れた。ヒロインを務める詩島霧子役の内田理央は「みなさん、ギア入ってますか~!!」と『ドライブ』劇中のフレーズで呼びかけ、「初めての舞台あいさつでとても緊張していますが、みなさんがあたたかくて、うれしいです!」と、大勢のファンからの応援をひしひしと感じていたようだった。●小林豊「スピンオフといえば……『斬月/バロン』が決まりました!」12月28日放送回からTVシリーズに登場し、これに先がけて映画で初お目見えする仮面ライダーマッハ/詩島剛を演じる稲葉友は「映画では、マッハがピュッ! と入ってきますので、そこを観てほしい」と、他のキャストに負けじと擬音を盛り込んだあいさつ。映画については「ふつうにお客として観て面白かったです!映画を観たあとは、ぜひテレビでもマッハを応援してください」とその完成度に満足そうな顔を見せていた。ドライブのメカニック担当・沢神りんな役の吉井怜は「『鎧武』の集大成、『ドライブ』の初の劇場版ということで、楽しんでいただけたらうれしいです」と明るくあいさつした後、「二階席のみんなもよろしく~~!!」と、一階だけでなく二階席で応援するファンにも呼びかけ、まぶしい笑顔をふりまいた。警視庁特状課のネットワーク研究員・西城究役の浜野謙太は「究ちゃーん!」というファンの声援に応え「究ちゃんでーす! ドライブと鎧武の雰囲気の違いが面白いので、ぜひ観てください!」と映画の見どころを控えめにアピールした。捜査一課の警部補・追田現八郎を演じる井俣太良もまた、ファンからの「現さん!」コールに照れつつも「すばらしい作品になっています! 内容は"どんより"することなく、トップギアで進んでまいります。みなさん、まばたきすることなく観てください!」と、テレビ劇中での「重加速現象=どんより」というフレーズを入れ込みながらあいさつ。続けて「僕が一瞬、カッコいいところがあるんです。そこはぜひ注目してください」と、自身の注目ポイントを強調した。ドライブに敵対する人造人間・ロイミュードの1人で「死神」の異名を持つ魔進チェイサー/チェイス役・上遠野太洸は、「チェイス!!」という女性ファンからの声援を受けて「……それを待ってた……」とチェイス風のクールなリアクションを放ち、さらなる歓声を集めた。続けて「ドライブと鎧武のコラボ、そしてロイミュードとドライブのコラボを楽しんでいただけたらと、今日ここにはいませんけれどブレンちゃんも言ってました」と、ロイミュードの仲間であるブレン役・松島庄汰からの言葉を伝えた後、「ロイミュードが、ドライブ、鎧武の戦いにどうやって絡んでいくか、そこに注目してほしい。カッコよくシュッ! と入っていくと思います」と、やはり"擬音"を入れ込みながら見どころを説明した。ロイミュードの実力者・ハートを演じる蕨野友也もまたファンからの大きな声援を受けて「はい、みんな"友達"~!!」と、TVシリーズでのハートの口癖を披露。「スタッフ、キャストともに一丸となって、素敵な作品ができたと思います」と映画の出来を称えると共に「日曜の朝8時から『ドライブ』の放送がありますので、そちらもお楽しみに!」と、ますます盛り上がっていくテレビ放送の告知も忘れなかった。映画ゲスト・仮面ライダールパン/ゾルーク東条を演じる綾部祐二(ピース)は「綾部~!!」「熟女キラー!!」という声援を聞き「なんでオレだけ役名じゃなくて苗字だったり、熟女キラーって呼ばれるの?」とツッコミを入れつつ「仮面ライダーに出してもらえるだけで光栄なのに、自分が変身して仮面ライダーになれるなんてありがたい」と感謝。「端のほうで変身ポーズの練習をしていたら、スタッフさんに『すいません、ちょっとそこ、どいてください』って言われた」とゲストらしくない扱いに戸惑ったこともあったそうで「でもがんばって変身しましたよ。カッコよく撮ってくださってね。そのところも観ていただければ」とルパンを猛烈にアピールした。終了間際、本日12月13日が綾部の誕生日でもあったことから、竹内と佐野が「ここからは、綾部のバースデーだ~~!!」と宣言し、バースデーケーキとバースデーソングで、綾部の37歳の誕生日をサプライズで祝福。『鎧武』にちなんでたくさんのフルーツが盛られた大きなケーキは、内田、吉井、志田の女性キャスト3人がスプーンで食べさせようとするが、結局綾部の口には入らないというオチ。しかし「みんな何やってんの~! ここは一番カワイイ俺が行くしかないか!」といきなり小林がスプーンを手にとり、綾部に「アーン」と食べさせる衝撃的な一幕も。綾部は喜びを表しながら「こんな盛大にみなさんが祝ってくださって、ありがとうございます。最高の誕生日になりました。そして映画がこうして初日を迎えたことがなによりめでたいと思っていますので、ぜひ映画のほう、よろしくお願いいたします」と改めてあいさつ。続けて「東映のみなさま、『仮面ライダールパン』のスピンオフをよろしくお願いします!」と、自身の主演によるスピンオフ映画が作られることまでも願った。最後に綾部の「スピンオフ」という言葉にするどく反応した小林は「スピンオフといえば……『斬月/バロン』が決まりました!」と、Vシネマ『鎧武外伝仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』が2015年4月22日に東映ビデオからリリースされることにも触れ、ファンの盛り上がりに強い期待を見せた。映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』は、丸の内東映をはじめとする全国映画館で上映中。
2014年12月14日●竹内涼真「あたたかい気持ちになる作品」12月13日に公開される特撮映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の完成披露上映会が3日、東京・新宿バルト9で開催され『仮面ライダードライブ』と『仮面ライダー鎧武』の主要キャスト陣に加え、柴崎貴行監督、そして劇場版限定の仮面ライダールパンに扮するお笑いコンビ・ピースの綾部祐二らが出席した。まずは、終始テンション上がりっぱなしの『仮面ライダー鎧武/ガイム』チームの面々があいさつ。「ここからは、鎧武とドライブのステージだー!」と『鎧武』の決めセリフと共に笑顔を見せた仮面ライダー鎧武/葛葉紘汰役の佐野岳は、観客からの「紘汰!」という歓声を受けて、ますます元気いっぱい。「久しぶりの『鎧武』でキャストと再会できて、楽しかったです」とキャストとの再会を喜びつつ「去年『ウィザード』からもらったタスキを、ドライブにうまくつなげることができたと思っています」と、『鎧武』ワールドの集大成となった映画の出来に自信をのぞかせた。続いて、佐野に負けじとハイテンションで舞台に上がった仮面ライダーバロン/駆紋戒斗役の小林豊が「チームワークの良さが、作品に引き出されていると思います」と話し、会場に集まった多くの女性ファンから大歓声を浴びていた。ヒロイン・高司舞役の志田友美もまた、ファンからの声援を受けてボルテージ全開であいさつ。「今回の映画では、憧れだった水落ち(水の中にはまるスタント)をやらせていただきました」と、アクションシーンにも果敢に挑戦。途中、志田に浴びせられた「かわいい~!」という声援になぜか対抗意識を燃やした小林が、いきなりグラビアアイドルのようなポーズをとり、そのサービス精神によって戒斗ファンの女性たちからひときわ大きな声があがり、会場が騒然となる一幕もあった。仮面ライダー斬月/呉島貴虎役の久保田悠来は、劇中のクールさとは違う気さくな一面を見せながら「毎日がエブリディで、ハッピーでした」と撮影時の楽しさを不可解な言葉で語った後「弟と一緒の場面もありますので、お楽しみに」と、弟である仮面ライダー龍玄/呉島光実(高杉真宙)との久々の共演シーンをアピール。「戦極ドライバー」(変身ベルト)の開発者でもある仮面ライダーデューク/戦極凌馬役の青木玄徳もまた、劇中では見られない朗らかな笑顔であいさつし、「今回の映画では、僕一人だけ新しいフルーツの錠前(ロックシード)を付けているので、そこをチェックしてほしいです」と、映画ならではの見どころを説明した。続いて『鎧武/ガイム』チームに押され気味と思わせて、こちらも一人一人がテンション高めで盛り上がった『仮面ライダードライブ』チームのあいさつ。佐野に対抗する意味で、「脳細胞がトップギアだぜ!」と『ドライブ』の名台詞を放った仮面ライダードライブ/泊進ノ介役の竹内涼真は、初めての映画、初めての舞台あいさつに少々緊張しつつも「観終わった後にあたたかい気持ちになる作品です」と、作品の出来を真摯にプッシュ。ヒロインのスーパー女性警官・詩島霧子を演じる内田理央は「爆発シーンが多くてビックリしました。映画では、特状課が解散か? みたいなスリリングな事件が起きます」と、映画独自のスペシャルな展開をアピールしていた。●蕨野友也「テレビ本編ではハートとドライブとの直接対決が近づいている」敵側・ロイミュードのイケメン三人衆も、初の舞台あいさつに気合十分。魔進チェイサー/チェイス役の上遠野太洸は「(魔進)チェイサーがドライブと共闘するかもしれない……?」と、謎めいた言葉で見どころを少しだけ明かしつつ「テレビ本編とはちょっと違った雰囲気を楽しんでください」と映画への期待を誘う。ブレン役の松島庄汰は、ファンからの「ブレン!」コールに応え「僕にも声援が来てうれしい」と素直な喜びを表しながら「終始鳥肌が止まらない作品になりました。みなさん、震えて観てください!」と、興奮を隠しきれない様子で話していた。ロイミュードの指導者的存在・ハート役の蕨野友也は、テレビ本編の落ち着いたたたずまいとはガラリと変わった軽いノリを見せつつ「進ノ介とベルトさんとの関係をはじめ、各キャラクター間の"友情"にスポットを当てた、すてきな映画だなあと思いました!」と、ストーリー展開を強調。あいさつの途中、蕨野のハイテンションぶりを間近で見た小林が大ウケし、「役と実物との、ギャップがすごいよねえ」と蕨野にツッコミを入れる場面も。蕨野は「ロングコート(衣装)の先輩」である小林と絡めたことを喜びつつ、「テレビ本編ではハートとドライブとの直接対決が近づいています。映画とテレビの両方を応援してほしい」とアピールした。テレビの『仮面ライダードライブ』には12月28日放送回より「仮面ライダーマッハ」が活躍する予定だが、映画ではテレビに先がけての登場となる。仮面ライダーマッハ/詩島剛は霧子の弟で、アメリカから帰国したフリーカメラマンという設定。「陽気なフリーカメラマン」という人物像は、かつての仮面ライダー2号=一文字隼人(佐々木剛)を連想させて、往年の「昭和ライダー」ファンは思わずニヤリとしてしまう設定といえる。これからどのようにドライブやロイミュードと絡んでいくのか、多いに期待が持てるところである。剛を演じる稲葉友は「自分が今まで観ていた『仮面ライダー』の世界に飛び込んでいくということで、毎日が興奮の連続です。みなさんに優しくしてもらって、いい感じで頑張っています!」と、これからの活躍に強い意欲をのぞかせた。そして映画だけに登場するスペシャルゲスト・仮面ライダールパン/ゾルーク東条を演じた綾部祐二は「竹内くんと並ぶとチンチクリンに見える」と、自分の身長をネタにして笑いを誘い「映画には、私の胸毛は一切出てきませんのでご安心ください」と、自慢の「胸毛」を映画では封印。また、仮面ライダーの映画にゲスト出演することについては「ずっとドッキリなんじゃないかと疑っていました。いつネタばらしの看板が出てくるか心配してましたよ。まさか今このタイミングじゃないでしょうね」と言って爆笑を誘いつつ「監督をはじめ、美術、撮影などそれぞれのプロフェッショナルが結集して『仮面ライダー』が作られている」と、撮影スタッフ、キャストたちの卓越した仕事ぶりにいたく感心した様子だった。本作の演出を手がけた柴崎監督は「『鎧武/ガイム』パートに関しては、もう一つの最終回のつもりで撮りました。テレビを観ていた方の心にも響く作品になったと思います。『ドライブ』では、火薬爆発やCGも交えてのカーチェイスが見どころですまだ始まったばかりのシリーズなので、ドライブとはどんなライダーなのかを丁寧に描写しています」と、2大ヒーローそれぞれの見どころを説明した。『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』は、『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2009年)を第1作とする、ライダー共演映画「MOVIE大戦」シリーズの第6作にあたる。今年9月に終了した『仮面ライダー鎧武/ガイム』の後日談的ストーリーと、10月から好評放送中の「平成ライダー」シリーズ16作目の最新作『仮面ライダードライブ』のエピソードが合体。世界観の異なる2つの「仮面ライダー」の物語が最終パートで融合し、鎧武とドライブが共に力を合わせて強敵と戦うシーンがクライマックスとなる。
2014年12月04日世界中で公開早々、興行収入4.5億ドルの大ヒットを記録し、日本でも初登場1位を獲得した、巨匠クリストファー・ノーラン監督待望の最新作『インターステラー』。このたび、徹底した秘密主義者で知られるクリストファー監督が日本のファンのために用意したという、本邦初公開の日本限定TVCMが解禁となった。世界的な食料飢饉などの環境変化から地球の寿命が尽きかけた、そう遠くはない未来。地球の寿命が途絶える前に居住可能な惑星を新たに探すため、幼い娘を持つ元エンジニア、クーパー(マシュー・マコノヒー)や生物学者のアメリア(アン・ハサウェイ)ら少数のクルーが前人未到の地へと向かう。彼らは自らの使命を全うし、愛する家族の元へ帰ることができるのか…。公開に先立ち本作を鑑賞した庵野秀明、大谷健太郎、大友啓史、中田秀夫、李相日ら映画監督からも、「映画館で見るべき1本」として賞賛されている本作。その日本限定TVスポット映像「世界号泣編」では、わずか15秒の間でも涙があふれてきそうなほど俳優陣の演技に圧倒される。「台本を読んだときから涙がとまらなかった」「これを観て泣けない人なんていないはず」と生物学者役のアン・ハサウェイや女性科学者役を演じたジェシカ・チャステインらも語っているだけに、公開を迎えた日本でも、すでに鑑賞した人たちからは「オールタイムベスト1に入る傑作」「開始1時間で涙が止まらなかった」など、ソーシャルメディアに感動と共感の書き込みが殺到。特に、マッケンジー・フォイ(『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』)演じる娘・マーフに「必ず帰る」と約束したマシュー・マコノヒーの姿と、映像の中でも「愛は時間も距離も超える」と語るアン・ハサウェイの演技には、それぞれ2度目のアカデミー賞の声も上がるほどだ。本作で驚くべきなのは、ほぼCGを使わずにつくられた革新的な映像だが、やはり父娘の壮大な愛の物語が見どころ。“宇宙をも越える”家族の愛を、まずはこの映像から確かめてみて。『インターステラー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インターステラー 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月28日パイオニアは28日、スロットローディングタイプのBDドライブとして世界最小・最軽量をうたう、Mac用ポータブルBDドライブ「BDR-XU03JM」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格は税込26,000円前後。発売時期は12月中旬。重量245gで約13cm四方と、小型軽量のMac用スロットイン式BDドライブ。Roxio製のMac用アプリケーションソフト「Toast 12 HD/BDプラグイン」を同梱し、BD/DVDビデオの作成・映像編集などが行える。きょう体には動作時の振動を伝えにくいマグネシウム合金を採用。PCとの接続はUSB 3.0のほか、別売のIEEE802.11a/b/g/n対応ワイヤレスドック「APS-WF01J」を使用すると、ワイヤレスでの接続に加え、無料のiOSアプリケーション「ODFinder」を使うことでiPhoneやiPadなどのiOS機器でディスク内の音楽や動画を視聴できる。書き込み速度はBDで最大6倍速、DVDで最大8倍速、CDで最大24倍速。本体サイズはW133×H12×D133mmで、縦置き、横置き両対応。
2014年11月28日バッファローは27日、WindowsとMac両対応のスリムなポータブルブルーレイドライブ「BRXL-PT6U3」シリーズと、ポータブルDVDドライブ「DVSM-PTS58U2」シリーズおよび「DVSM-PT58U2V」シリーズを発表した。12月中旬より発売する。価格(税別)は5,000円より。○BRXL-PT6U3シリーズ「BRXL-PT6U3」シリーズは、フラットな薄型デザインを採用するポータブルブルーレイドライブ。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は13,300円(税別)。電力状態を示す「お知らせLED」を装備しており、供給電力が不足してるかどうかを確認できる。電力不足の場合は、補助電力供給用の「Boostケーブル」を併用して電力を補う。添付ソフトは、ブルーレイ再生ソフト「CyberLink PowerDVD 12 for BD」、ライティングソフト「CyberLink Power2Go 8」、バックアップソフト「CyberLink PowerBackup 2.5」、RAW現像ソフト「CyberLink PhotoDirector 4 LE」などが付属する。主なメディアの最大書き込み速度は、4層と3層のBD-R XLが4倍速、2層と1層のBD-R、および1層のBD-R LTHが6倍速、3層のBD-RE XLおよび2層と1層のBD-REが2倍速、1層のDVD-R/+R/+RWが8倍速、2層のDVD-R/+R/-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。インタフェースはUSB 3.0で、電源はUSBバスパワー。本体サイズはW138×D152×H14.4mm、重量は約220g。対応OSは、Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 / RT、Mac OS X 10.8~10.10。○DVSM-PTS58U2シリーズ「DVSM-PTS58U2」シリーズは、上記「BRXL-PT6U3」シリーズと同じきょう体のポータブルDVDドライブ。ブラックとホワイトの2色を用意。価格は6,100円(税別)。DVDドライブであること以外の仕様は、「BRXL-PT6U3」シリーズとほぼ共通。相違点は、添付ソフトの再生ソフトが「CyberLink PowerDVD 12」になっていることや、インタフェースがUSB 2.0であること。主なメディアの最大書き込み速度は、1層のDVD-R/+R/+RWが8倍速、2層のDVD-R/+R/-RWが6倍速、DVD-RAMが5倍速。○DVSM-PT58U2Vシリーズ「DVSM-PT58U2V」シリーズは、「DVSM-PTS58U2」シリーズと共通仕様のポータブルDVDドライブ。ブラック / ホワイト / シルバー / レッドの4色を用意。価格は5,000円(税別)。添付ソフトが異なり、ライティングソフト「CyberLink Power2Go 8」とRAW現像ソフト「CyberLink PhotoDirector4 LE」、アップスケーリング再生に対応した「CyberLink Power Media Player 12」が付属する。そのほかの仕様は「DVSM-PTS58U2」シリーズとほぼ共通。
2014年11月27日ディーアンドエムホールディングスは11月25日、オーバーイヤーヘッドホン「AH-MM400」と「AH-MM200」の発売を延期すると発表した。ともに当初は12月上旬の発売を予定していたが、AH-MM400を2015年1月中旬、AH-MM200を2月中旬に変更した。理由は主要選定部材の入荷遅延としている。AH-MM400はイヤーカップの素材にナチュラル・アメリカン・ウォールナットを使用したオーバーイヤータイプの密閉型ヘッドホン。ドライバーはφ40mmで、フリーエッジ・カーボン/ペーパーコンポジット振動板と、ネオジウムマグネットを採用している。価格はオープンで、推定市場価格は税別37,000円前後。AH-MM200はφ30mmドライバーを採用したオンイヤータイプの密閉型ヘッドホン。価格はオープンで、推定市場価格は税別18,500円前後。
2014年11月25日11月22日から全国512スクリーンで公開がスタートしたクリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』が、土日2日間で動員数13万7,490人、興行収入1億9,338万円を記録し、週末興行ランキングで第1位の好スタートを切ったことが25日、明らかになった。本作は、壮大な宇宙を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマ、そして、父娘の愛と絆を描いた感動作。幼い子供を持つ父親であり、重大な使命を担う元エンジニア、主人公クーパーをマシュー・マコノヒーが熱演する。ノーラン作品では初めての泣ける映画ということもあり、これまで圧倒的に男性ファンが多かった本監督作品ではめずらしく、週末の劇場には多くの女性が訪れた。公開前に行われた試写会でも涙する観客が続出。「開始1時間で涙が止まらなかった」「号泣した」「ノーラン作品で初めて泣いた」「オールタイムベスト1に入る傑作だった」と感動によったものが目立った。さらに、日本を代表する映画監督も絶賛。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明監督は「圧巻です。面白かったです」、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督は「映像の革命家ノーランが空前絶後のスケールで描く未来への希望」とコメントを寄せ、大友啓史監督、中田秀夫監督、李相日監督らも、映画館で見るべき1本と称賛している。なお、世界では11月7日より公開され、わずか数日で全世界興行収入1億3,000万ドルを超え、世界興行ランキングでオープニング1位を獲得。23日までには全世界興行収入は4億ドルを超える結果となり、世界中で支持を集めている。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月25日クリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』がついに先週末、日本での公開を開始した。本作は最新の宇宙物理学の研究成果や仮説を設定に組み込んで、壮大なSFドラマが描かれるが、平行して父である主人公と子供たちのドラマも描かれる。公開前に行われたモニター試写会に参加した観客の多くのは“家族の絆と親子愛”が心に響いたようだ。その他の写真本作は、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描いた超大作で、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、アン・ハサウェイ、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演している。地球を飛び出し、人類未踏の地へと旅立つ者たちを主人公にした作品だけあり、本作の映像は圧倒的だ。ノーラン監督は、CGを合成するためのグリーンバックを使わないで撮影に挑み、可能な限りロケ撮影を行って“実物”の迫力をフィルムに収めた。そこにデジタルの力が加わった映像は大スクリーンに映えるものばかりで、モニター試写の参加者は宇宙に存在するワームホール、見渡す限りが水で埋め尽くされた惑星の描写を高く評価した。また、宇宙に旅立つ主人公クーパーと、地球で父を待つ娘のドラマに感動した観客が多く、上映後のアンケートでは「主人公と娘のシーンでは何度も泣かされた」「圧倒的な映像と感動ドラマがバランスよく描かれていて関心した」「父の気持ちも、娘の気持ちもよくわかる。長丁場だったがキャラクターに感情移入できた」「クーパーが娘と別れて旅立つ前半のシーンですでに泣いてしまった」などの声があげられた。ちなみに、宇宙に旅立つクルーはクーパーだけでなく、複数名登場するが、みなそれぞれに事情があり、葛藤があり、地球に残してきた者がいる。劇中では地球から遠く離れ、まったく逃げ場のない宇宙船の中でクルーたちのドラマがじっくりと描かれる場面もあり、「スペクタクルもすごいが、ノーラン監督がしっかりと人間ドラマを描いていたので驚いた」などの感想も聞かれた。本作は映画館で観たくなる壮大な映像と、感動できるドラマが最大の見どころで、今後、口コミなどでさらに動員を増やすことが期待されている。『インターステラー』公開中
2014年11月25日クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』が11月22日、ついに公開を迎えた。壮大な宇宙を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマ、そして、父娘の愛と絆を感動的に描いた本作で、主人公クーパー演じるマシュー・マコノヒー、クーパーと共に旅するアメリアを演じるアン・ハサウェイと並び、女優のジェシカ・チャステインが、物語の鍵を握る女性科学者を演じている。そしてこのたび、ジェシカ・チャステインが「爆発があちこちで起きる単なる超大作じゃないの。とてもエモーショナルな映画なの」と本作の魅力を語り、撮影秘話も告白。「大ファンだった」というノーラン監督の作品に初めて出演した彼女は、「クリスはいつも、なにか反応できる状況を作り出してくれる」と、実際の環境を追及する監督のやり方は、演じる役者にとってとても大切なことだと語った。――最初に脚本を読んだ時、自身の役にどんな印象を持ちましたか?このキャラクターをとても気に入ったわ。彼女は宇宙物理学者で、地球が直面している農業の危機から、私たちを救おうとしているの。私が気に入っているのは、ストーリーを通して彼女が経験するエモーショナルな旅なの。彼女が子供の時、トラウマになるようなことが起きるわ。それで彼女は、物理や数字、公式の影に隠れるの。でも自分の仕事を通して、彼女は実際、なにかスピリチャルなものを学んでいく。愛は決して消えないというのを学ぶことになるの。そしてそのことがきっかけで、自分が子供の時に持っていたアイディアに気づくわけ。とても怒っていて、傷ついていて、弱々しくて、サボテンみたいな人を演じるのは面白いと思ったわ。そして最後に彼女は、花のように開花するの。――今回、初めてクリストファー・ノーラン監督と仕事をしたわけですが、実際に彼と仕事をしてどうでしたか?私は彼の作品の大ファンだったわ。彼が今までに手がけたすべての作品が大好きだった。『メメント』のような小さな作品も、もちろん『インセプション』も、その間の作品もすべてね。私が理解していなかったのは、、、なぜなら、これは私が今までにやった一番大きな作品なの。演技のシーンが、スペシャル・エフェクトやそのためのテクニックによって、端に追いやれることになるかどうかもわからなかった。それが私が心配していたことだったの。でもそれは完全に誤っていたわ。私が現場に行ったら、キャラクター同士の関係が、彼(クリス)にとって、とても重要なのがわかったの。――ノーラン監督は、現場で実際に撮影できるエフェクト(特撮)をかなりやるそうですね。砂ぼこりとかはそうだった。そういったことは普通、後から足したりするけど、そこで使われていたものはすべて彼らが作り出したの。彼らは厚紙から、体で分解できるもの(砂ぼこり)を作ったの。――そういったことは、演技をする上で役立ちましたか?役立つわ。間違いなく、そういったことが起きた方がいい。私が聞いた話では、『タイタニック』でジェームズ・キャメロンは、水を冷たくさせたかったの。水を暖かくしたくなかったの。なぜなら水に触れた瞬間にそれがわかるからね。息づかいとかから。私は自分の回りにある環境に反応する方が好き。役者として私は、常に真実を探しているの。その状況での真実をね。もしグリーンスクリーンとか、砂ぼこりがぶつかってくるフリをしながらなにかを演じていたら、それらは、私のキャラクターが本当にすべきことの邪魔になるわ。――たくさんのVFX(視覚効果)が詰まったSF超大作でも、ノーラン監督は、できる限りそれらがリアルに感じられるように気を配っているんですね。私たちがヘアとメイクのテストをしている時、ロボットのタース(TARS)役のビル・アーウィンもそこにいたの。昨日、マシュー・マコノヒーが言っていたわ。「ビルはほかのどの役者よりもずっとその場にいた」ってね。シーンの中で、ただそこに(タースが)立っていたり、置いてあったりする場合でも、ビルはそこにいたの。その背後でずっとそれを演じていた。私がタースと関わるシーンはなかったけど、クリスはいつも、なにか反応できる状況を作り出してくれるわ。――本作では、宇宙船の人たちとビデオスクリーンを通してやりとりする場面があります。直接彼らに話しかけるわけではないあのシーンを演じるのは、どれくらいチャレンジでしたか?カメラに向かって話しかけるの。でもそういったことは、彼女のフィーリングを演じる上で役立ったわ。役者としては、他の人たちと演技をするのが好きだけど、この女性は、置いてきぼりにされた人なの。完全に置いてかれた人なの。私はクリスとの仕事で、それを初日に撮影したの。私は最初とても驚かされた。「このシーンから始めるの?」って感じでね。――とても大事なシーンですよね。そうなの。とても鍵となるシーンなの。でも彼がそうしてくれてよかったわ。なぜなら(まだその時は)どこか居心地が悪くて、どうしていいかわからない感じで、それはまさにこのキャラクターがそこで感じているべきものだったの。1人でカメラを見ているというのはね。分かるでしょ?とても小さな部屋で、クリスと数人の人たちだけでそれを撮影したわ。すべての役者たちが、自分の過去やなにか個人的な経験から(シーン内の)感情を探るように、私も昔の感情を思い起こしながら、この映画の撮影を始めたの。(C) Kaori Suzuki(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月24日あなたは、大切な人のために、自分をどこまで犠牲にできますか? 地球に危機が迫り、人類と愛する娘の未来のために主人公は宇宙へ旅立つ――11月22日に公開される映画『インターステラー』は、大切な人と映画館で観て欲しい絶対泣ける感動作です。今回、ウーマンエキサイトの読者代表として集まっていただいた、2児の母親でもあるビューティーコンサルタントの土屋香織さん、ヨガインストラクターの渡辺由布子さん、会社員の原田あかねさん、会社員の佐藤里香さんの4人も涙した、この冬話題の映画の見どころについて語って頂きました。父と娘の“愛と絆の物語”に涙! 涙! ――『インターステラー』をご覧になった感想を教えてください。原田:愛する家族と地球を救うため、家族を残して旅立つ主人公クーパーと娘マーフの絆の描かれ方に感動しました。本当に泣きました。佐藤:ラストが感動的。宇宙で起こっていたことと、親子の物語がつながっていくところにぐっときました。 土屋:宇宙をテーマにした作品はあまり観たことないのですが、この作品はあっと言う間に観ることができました。私は、二人の子供がいるので、親子愛にすごく感動しました。――みなさん、共通して“親子愛”に感動していますね。どのシーンが泣けましたか? 原田:私は主人公クーパーが、子どもたちを救うため宇宙飛行士として宇宙へ旅立つことを決意したシーンです。『行かないで』って引き止める娘マーフの気持ちが痛いほど伝わってきました。子役の子は、すごい演技だったと思います。佐藤:私もそのシーンから、涙腺がゆるみはじめました。娘が怒る気持ちわかるなあって。土屋:あと、お父さんが宇宙に旅立ったあと家族とやりとりをするビデオレターのシーンも泣けました……。 渡辺:そうそう、お父さんは旅立ったときと変わらない姿だけど、残された子どもたちは……。あのシーンは衝撃的です。切なくなりました。 信念があって、純粋で。結婚するなら、こういう人がいい――それでは、キャストについて伺います。主人公クーパーを演じるマシュー・マコノヒーはいかがでしたか? 渡辺:実は最初、あまりピンとこなかったんです(笑)。でも次第に親しみが沸いてきて、お父さんにもお兄ちゃんにも恋人にも照らし合わせることができるような、ニュートラルな雰囲気が魅力だと思いました。土屋:役にあっていましたよね。いいお父さんって感じがすごくしました。佐藤:車でコーン畑に突っ込んでいったり、娘の担任を言い負かしたり、世間の常識に囚われず、自分の信念が強い人だと思いました。家族だったら心強いだろうし、知れば知るほど好きになりそうな人だと思いました。原田:確かに! 私も実は最初はこの人、苦手かも、って思っていたのに、物語が進めば進むほど素敵だなって思いました。信念があって、純粋で。結婚するなら、こういう人がいいなって思いました。渡辺:頼りがいがすごくあるよね。土屋:そうそう、この人だったら地球や子どもたちを救ってくれるに違いない! という説得力がすごくありました。 ――もし自分の大切な人が、彼のように宇宙に旅立つと言ったらどうしますか? 一同:止めます!! ――みな同じ意見なんですね(笑)。渡辺:地球の未来よりも、自分や自分の周囲の人の幸せの方が大事だと思うので…。原田:死ぬなら一緒がいいです。最後まで一緒にいたいです。佐藤:私も一緒がいいです。最後に離れ離れだなんてつらすぎます。土屋:私もそう思う! 最後の瞬間は大切な家族と一緒にいたいので、父クーパーを止める娘マーフの気持ちがすごくわかります…。――アメリア役のアン・ハサウェイはいかがでしたか? アカデミー賞主演女優賞を受賞した『レ・ミゼラブル』以来の出演作ですが。渡辺:アン・ハサウェイ大好きです。『プラダを着た悪魔』も『ラブ&ドラッグ』など、どんな作品でも彼女に目がいってしまいます。土屋:華があって素敵ですよね。宇宙船に乗るのは男性クルーばかりだったので、なおさらアンに目がいってしまいました。佐藤:黒髪のショートヘアと黒い服で、ファッションに派手さはなかったけど、出てきた瞬間、かわいい~! とテンションが上がりました。今回の役はすごく知的でクールな感じが新鮮でした。原田:そうそう、責任感がある強い女性という感じがして、その点でもかっこいいなと思いながら見ました。デートムービーにぴったり! 大切な人と観に行って! ――『インターステラー』は“惑星間移動”という意味があります。この作品の背景である地球滅亡のステップや宇宙の描写はいかがでしたか?原田:温暖化は年々深刻になっているし、遠い未来からもしれないけど、地球が滅亡する可能性はあるのかもしれないと改めて思いました。渡辺:これ以上地球を壊さないように! って訴えているのかも。地球の未来を考えさせられました。土屋:そういうメッセージ性の高さも魅力ですよね。佐藤:宇宙空間で急に無音になったりするところが、すごい臨場感でした。宇宙ってこんななのかな…? と。――この作品を友だちや周囲の人にオススメするとしたら? 佐藤:親子愛も見どころだけど、頭のいい子にオススメしたいです(笑)。原田:ねー(笑)。宇宙や科学とかが好きな人もすごく楽しめそう。私は主人にオススメしたいです。熱血漢でちょっと主人公のクーパーに似ているので、号泣しながら観そう(笑)。渡辺:宇宙の冒険ものとしても、ヒューマンドラマとしても男性はすごく楽しめると思うので、女子だけで、というより、デートムービーにぴったりだと思います。佐藤:観終わった後に彼に感想を聞いて、子どもに対する考え方とか、人類を救うために宇宙に行くのか、行かないのかとか、いろいろ聞いてみたいですね。彼をもっと知るいいチャンスかも(笑)。土屋:私は小学生の娘と一緒に観たいと思いました。一緒に宇宙について勉強してから行くのもいいかも。男の子は宇宙飛行士になりたいって言いそうですよね。原田:子どもがいる人はすごく共感しそうだし、より泣けそうですね。映像も美しく迫力があって、こういう映画こそ映画館がいいと思います。 ――みなさん、長い時間ありがとうございました! 普段、宇宙を舞台にした映画は観ないという読者の皆さん。主人公とともに繰り広げるハラハラドキドキの冒険、迫力のある美しい映像、そして最初から最後まで泣かせてくれる父と娘のドラマ、多くの共感が詰まった感動作です。想像を超えるクライマックスに、観終わったあと思わず語りたくなるはず! そんな映画を、ぜひ劇場で大切な人と一緒に観てください。『インターステラー』11月22日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー 公式サイト 配給:ワーナー・ブラザース映画(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月21日クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日公開)の撮影秘話に迫ったメイキング映像が21日、公開され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明監督や『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督など日本を代表する映画監督から、本作を絶賛するコメントが続々と寄せられていることも明らかになった。世界興行ランキングのオープニング1位を獲得し、すでに全世界で興行収入320億円を突破する大ヒットを記録している本作は、壮大な宇宙を舞台に、人類の存亡を懸けたミッションに挑む人間たちのドラマ、そして、父娘の愛と絆を感動的に描いた作品。ノーラン監督は撮影にあたって、実際の極寒地でのロケや、実物大の宇宙船を制作。500エーカー(202万4,000平方メートル)のトウモロコシ畑を作り、本物の砂嵐のなかで役者に演技をさせた。また、物理学者キップ・ソーンや、技術顧問として国際宇宙ステーションへ5回の飛行に携わった宇宙飛行士を招くなど、徹底的にリアリズムを追及。メイキング映像では、その様子が映し出されている。そして、日本を代表する映画監督から絶賛のコメントが寄せられ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの庵野秀明監督は「圧倒的なビジュアル。無機物と物理計算に特化したCG映像。シンプルでみごとなドラマとストーリー。3時間もの上映時間をまったく感じさせない役者と演出。圧巻です。面白かったです」と太鼓判。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督も「映像の革命家ノーランが空前絶後のスケールで描く未来への希望」とたたえる。また、『フラガール』『悪人』の李相日は「だれもたどり着けない異次元の領域にこの映画は存在している。これは、映画を超越した"創造物"だ」、『NANA』シリーズの大谷 健太郎監督は「人類の想像も及ばないほど広大な宇宙の果てに、父娘の愛を、全身全霊で感じ取り、驚愕し、感動する"初体験"が待っている」と表現。さらに、神山健治監督と森本晃司監督もそれぞれ、「ノーラン渾身の叙情詩」、「親子の絆にも涙が止まりませんでした」と絶賛している。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月21日『インセプション』『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督が、壮大な宇宙を舞台に父娘の愛と絆を描いた最新作『インターステラー』(11月22日公開)。人類の存亡を懸け、愛する家族の未来を守るため、居住可能な新しい惑星を探すという重大な使命を任された人間たちのドラマを描いた本作について、ノーラン監督は「新しい挑戦がたくさんあった」と語る。初めて"宇宙"を舞台に描いた本作で、ノーラン監督は徹底的にリアリティを追及し、CG技術に頼るのではなく、実際に実物を撮影することにこだわった。そして、過酷なロケ地での撮影も行ったが、「本当に厳しい環境に行くことは、リアルさをさらに深めることになる」と、俳優たちにとっても重要なことだったという。――本作で、ご自身にとって新たな挑戦だったことは?この映画には新しい挑戦がたくさんあった。宇宙の旅を描くという挑戦は、長い間やってみたかったのに、一度もやったことがないものだった。技術的な観点から言うと、とても難しい。われわれはグリーンスクリーンを使わないという決断を下した。効果スタッフに環境を全部引き渡したくなかったんだ。窓の外の景色をリアルにしたかった。だからわれわれはセットを建てた。セットというより、シミュレーターに近いものだったよ。中に座ると、窓の外で、宇宙船が異なる外力に反応している様子が見えるし、感じることができる。そんなふうに、自然な方法でこの映画のリアリティを達成することがとても重要だったんだ。――リアリティを追及するため、かなり過酷な現場で撮影を行ったそうですが、現場で最も大変だと感じたことを教えてください。スタッフにとっては、ウォーター・プラネット(水の惑星)がもっとも大変だったと思う。膝までの深さの水の中に3日間立っていたんだ。機材を置くところがどこもなくてね。すべてを持っていないといけなかった。乗り物を動かさないといけなかったし。凍えるほどだった。ものすごく寒かったよ。でも実は、僕はそういうのが好きだったんだ(笑)。そう、実際は好きだったんだよ。――なぜ、過酷な現場が好きなのですか?何もそこには置けなかったからだよ。まるで小さな映画をやっているみたいだった。突然、余分な装備をすべて取り除かないといけなかった。そういう要素をとても楽しんだよ。また、カメラクルーにチャレンジすることがとても楽しかった。役者たちにチャレンジすることもね。彼らは、想像できるもっとも厳しい環境に行く宇宙飛行士を演じているわけだからね。本当に厳しい環境に行くことは、そのリアルさをさらに深めることになるんだ。――ウォーター・プラネットは、アイスランドで撮影されたんですね。そうだよ。僕たちが『バットマン・ビギンズ』を撮影した氷河の近くに(あの場所)見つけたんだ。あの映画で使わなかった氷河のところに、撮影するために戻ったんだ。その近くに、氷河が溶けた水のような、河川デルタみたい場所があって。見渡せる限りね。2、3フィートの深さしかないけど、黒い砂が下にあって、深く見える。深い海のように見えるけど、そこを歩くことができるんだよ。――そのように徹底してリアルを追及して描いた宇宙が舞台の作品ですが、作品の根底にあるのは父娘の絆と愛の物語です。監督自身が父であることが、この映画に与えている影響を教えてください。僕にとってはそれがこの映画のすべてだと思う。それがこの映画を作りたかった理由だ。この映画の中心にあるのは、父親と子供たちの関係だ。それがとても強い。だから僕はこのキャラクターと彼の旅、彼の難しい心情に深く共感した。僕にとってこれはとても個人的な映画になった。そういう興奮は、人が感情的に強くつながりをもつことに関係している。個人的にとても強く感じると、それによって人はとても大胆で、風変わりな場所に連れ出される。スリルあふれる映画体験のアトラクションにね。フィルムメイカーはそういう素晴らしいコンビネーションを持つべきだと思う。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月20日“ダークナイト三部作”のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』でアン・ハサウェイが主人公と共に宇宙へと旅立つブランドを演じている。『ダークナイト ライジング』に続いてノーラン作品に出演するハサウェイは本作でどんなキャラクターを演じたのだろうか? 彼女に話を聞いた。その他の写真『インターステラー』はノーラン監督と弟のジョナサン・ノーランが共同で脚本を執筆し、マシュー・マコノヒー、ジェシカ・チャステイン、ケイシー・アフレック、そしてマイケル・ケインらが出演する作品で、地球がその寿命を終えようとしている未来を舞台に、愛する家族を守るために、宇宙へと旅立つ者たちのドラマを描く。本作は監督の意向で、映画の内容を事前に伝えすぎないよう細心の注意がはらわれている。よって彼女が演じたブランドについても、具体的な情報などはここでは伝えない方が良いだろう。ただ、ハサウェイは自身が演じた役は「とてもタフだけど、同時にとても弱々しい面も持ち合わせている」と分析する。「彼女はタフにならないといけなかった人なの。彼女にはそれが必要だった。それが彼女の責任で、その責任を彼女は喜んで受け入れていたわ。そして、自分の中にある傷つきやすい面を知ることを拒んできたの。でも、すべてをコントロールする出来る人はいないわ。だからそういった(脆い)面が出てくるの」。“人類を救う”という壮大なミッションを携えて広大な宇宙へと旅立ったブランドたちは、多くの困難と想像を絶する光景に出会い、その心は大きく揺れ動く。しかし、ハサウェイは本作を「希望を感じさせてくれる映画」だという。「クリスのユニークな点は、彼のような知的な人が、驚くべき楽観主義だいうこと。彼は、私たちをとんでもなく複雑で、要求の多いジャーニーに連れていきながら、最後に希望を感じさせてくれるの。フィルムメイカーとしての彼の頭脳明晰な点は大好きだけど、この映画はそれだけじゃない。人間の魂や、人と人の関係についての映画なの。そういった作品が存在し、その中に出演していることをとても誇りに感じているわ」。人類の命運をかけた旅はどんな結末を迎えるのか? 主人公クーパーやブランドたちは宇宙で何を見たのか? すべては謎に包まれているが、ハサウェイはこの映画に出演することで「ずっと地球は美しい場所で、素晴らしい贈り物なのはわかっていたけど、この映画のおかげでそういったことをより深く感謝するようになった」という。「自然のそのままの美しさに自分が魅了されていることに気づくの。アクセサリーも流行の服も要らない。ただここに座って、そよ風を感じて、葉が揺れるのを見るだけで十分ね。この映画の前にそういったフィーリングを今ほど意識していたかはわからないわ」。ノーランの作品はいつも壮大で、考え抜かれた設定や物語が描かれるが、その中心にあるのは誰も共感できる“人間ドラマ”だ。ハサウェイが役を通してたどった“心の旅”を大きなスクリーンで堪能してほしい。『インターステラー』11月22日(土) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2014年11月17日クリストファー・ノーラン監督最新作『インターステラー』(11月22日 日本公開)が、11月7日より全米3,561のスクリーンで公開され、5日間(11月5日~9日※5日から北米249館で先行上映)で興行収入約5,215万1,000ドルを記録。世界62のマーケット(北米を除く)では、週末3日間(11月7日~9日)で約8,000万ドルを稼ぎ出し、わずか数日足らずで全世界興行収入約1億3,215万1,000ドルとなる大ヒットスタートを切った。強い! 今や、クリストファー・ノーランのブランド力は、最強である。これまで見たことのない革新的で独創的な世界観、そしてそれを見事に王道のエンターテイメントにまで昇華させ、だれもが楽しめる作品を創りあげた。勝因はいくつもあるだろう。だが中でも、数多くの人々の心をわしづかみにしたのは、究極とも言える父娘の強い絆と愛の物語だった。たとえ舞台が壮大な宇宙となっても、ノーランが常に作品の根底に描くのは、血が通った人間による愛の物語なのだ。○父娘の究極の親子愛と、自己犠牲のドラマにうなる!本作の主人公、元NASAのパイロットでエンジニアのクーパーを演じるのは、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。近未来の地球では、劇的な環境の変化や世界規模の食料難により、人類は滅亡の危機にひんしている。パイロットを辞め、農夫としてトウモロコシを育てていたクーパーに、ある日、人類が住むことができる新たな惑星を探すという命懸けのミッションが課せられるのだ。もちろん、クーパーも葛藤する。そりゃそうだ、生きて帰ってこられる保証なんてどこにもない。むしろ、帰還できる可能性なんて限りなくゼロに等しいのだから。妻に先立たれたクーパーには、息子と娘がいるが、好奇心旺盛で、ロケットや宇宙など科学的なものに興味を示す娘マーフ(マッケンジー・フォイ)とは、特別な絆を感じているようだ。「君の娘さんの世代で世界は終わる」と告げられたクーパーは、愛する娘と共に世界の終わりを待つか、それとも娘の未来のために旅立つかという、究極の決断を迫られる。そして彼が選んだのは娘の未来だった。「行かないで」と懇願し泣きじゃくる娘に対し、「親は子供の記憶の中で生きる、とママも言っていただろう」と諭すシーンが実に切ない。覚悟を決め、「必ず、帰ってくる」と娘を強く抱きしめる姿に、涙腺崩壊は必至だ。クーパーと同じく二児の父でもあるマコノヒーは、ノーラン監督作について「これだけ壮大な世界を、彼のように描ける人はほかにいない。でも、どんな規模の作品であっても、彼の映画は必ず何か個人的で親密なものになる。この映画にはもっと人間の血が通っている。ここで描かれているのは、バットマンのような架空の存在ではなくて、実際の人間なんだからね(笑)」とたたえるが、本作もしかり。クーパーを完全無欠のヒーローに仕立て上げるのではなく、父親として子供を守れないかもしれないという苦悩をも描き込むことで、より見る者の心を揺さぶっていく。また、残されたマーフの心情も並行して映し出される。父クーパーのいる場所は、あまりにも地球から遠く、意思疎通はできない。父を愛するがゆえに、裏切られたのではないかという疑心が彼女の心をさいなむ。その一方で、クーパーは、次から次へと予想外の出来事に見舞われ、身の危険にさらされていく。そこで彼の頭をよぎるのは、ある博士から言われた言葉だ。「父親は死ぬ前に何を思い浮かべると思う? 子供の姿だ」。その言葉をかみしめたクーパーは、娘との約束を決してあきらめない。果たして、最大の危機を乗り越えられるのか!? 見ている方が固唾を呑むような展開である。また、父と娘のドラマといえば、クーパー親子に寄り添うだけではなく、クーパーと共に旅をするアメリアと、彼女の父・ブランド教授親子の関係性もつづられる。アメリアを演じたのは『レ・ミゼラブル』(2013年)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアン・ハサウェイだ。アンは「世界を広げたり、文明を進化させたりする時には必ず、自分自身より大義を優先させる少数によって、大きな犠牲が払われてきた」と、アメリアたちの勇気ある行動を敬う。実際、アメリア自身も、自分の人生を犠牲にしてミッションに参加し、それ以上に、全てを承知で娘を送り出した、マイケル・ケイン扮するブランド教授の葛藤は計り知れないものがあるだろう。そんな親子愛のドラマが、丁寧かつ多層的に描かれている点が素晴らしい。○人間の弱さと強さの両面を描いたことで、浮き彫りになった愛の力本作の脚本は、クリストファー・ノーラン監督と、弟のジョナサン・ノーランの共著だが、これまでどおり、決して紋切り型で人間を語らない、懐の深い洞察力は健在だ。例えば、クーパーが「人は自分の家族や友人には献身的になれるが、他人にはそうなれない」といった愚痴をこぼすシーンがある。そういうキレイ事では済まされない、核心をついたセリフが、見る者の心に一石を投じていく。また、地球の未来を託されたクーパーやアメリアら有能な科学者やエンジニアたちは、選ばれし人々だが、劇中で描かれる宇宙の果てしない孤独の中では彼らの人間的なもろさをもあぶり出していく。チャレンジャーたちも人間だから、未知の地では恐怖や孤独感も感じるわけだ。時には動揺し、われを失う姿も赤裸々に描写される点が実にリアル。特に、中盤で用意された、サプライズのトラップには、思わず目を見張る。もちろん、こちらは見てのお楽しみということで。だが、そういう人間の暗部もきちんと描くからこそ、後半の着地点である愛の力に、さらなる説得力が生まれる。そう、本作の旅の終着駅は、ずばり愛なのだ。導入部は一見すると科学的で、見ている私たちも、クーパーたちと同様に、予測不能の冒険をさせられる気分になる。しかし、その波乱に満ちた航海を終えた後、こんなにおおらかで力強い結末に涙するとは、誰が予想できようか?やはりノーランが伝えたいメッセージは、人をつなげ人を救うのは、いつの時代も人間同士を結びつけてきた愛なのだ。それが、過不足なく、雄弁に語られる。もはや、このストーリーテリングは神業に近い。そしてノーランは公言する。「これは、父親であることの意味を描いた作品でもある。それがこの映画を作りたかった理由であり、そしてとても個人的な映画となった。僕の制作プロセスにおいて、そういうアイデアを最優先にしているからこそ、宇宙の要素を楽しむものだけでなく、ストーリーのある映画になっていると思う」と。4人の子供を持つノーランが描く感動作『インターステラー』。クリストファー・ノーランがフィルムメーカーとして、さらなる進化を遂げたことを実感できそうだ。(C) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年11月17日