「海街チャチャチャ」「私たちのブルース」のシン・ミナと、「シグナル」「輝く星のターミナル」のイ・ジェフンによるロマンティックファンタジードラマ「明日、キミと」(2017)が、YouTubeにて期間限定で全話一挙公開。主演2人のインタビュー映像も公開される。本作は、「ヴィンチェンツォ」「海街チャチャチャ」「ユミの細胞たち」など近年、大ヒット韓国ドラマを連発して世に送り出している制作会社「STUDIODRAGON」によって2017年に制作されたドラマ。演出は「ああ、私の幽霊さま」「ナイショの恋していいですか!?」のユ・ジェウォン、脚本は「太陽がいっぱい」や映画『僕の妻のすべて』のホ・ソンヘと、ラブコメに定評ある2人がタッグを組んだ作品となっている。そんな最強タッグから抜擢された本作主演のシン・ミナとイ・ジェフンは当時、初共演ながらもぴったりと息の合った演技で、心温まるハートウォーミングな新婚夫婦、“アスキミ”カップルを演じた。ストーリーは、3年後の未来でマリン(シン・ミナ)という女性と同じ日・同じ時間・同じ場所で死ぬ運命を、タイムトラベラーのソジュン(イ・ジェフン)が知るところからスタート。最悪の未来を変えるべく、キーパーソンとなるマリンを探し始める。現在のマリンは、落ちぶれた元人気子役で、パッとしないカメラマンのたまご。酒癖が非常に悪く、モテない、貯金もない欠点だらけだが、ソジュンは運命を変えるため仕方なく近づく。未来のことは何でも分かってしまうが、マリンの行動だけは予測不可能。果たして、2人の運命は...?「明日、キミと」はYouTubeチャンネル「WE LOVE K」にて期間限定で全話一挙公開中。YouTubeチャンネル「WE LOVE K」では「恋するレモネード」「マンホール~不思議な国のピル」「最高の離婚~Sweet Love~」など人気韓国ドラマ作品を期間限定で無料配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年12月05日「SEVENTEEN」「THE BOYZ」「Stray Kids」ら2022年を席巻したK-POP人気グループ勢に加え、「NiziU」「THE RAMPAGE」「BE:FIRST」「&TEAM」も日本から登場するアジア最大級の授賞式「2022 Asia Artist Awards」の模様が、Huluにて独占ライブ配信されることになった。2016年に韓国でスタートし、エンターテインメントアワードとしての地位と注目度が年々高まっている、アジア最大級の授賞式「Asia Artist Awards」(以下、AAA)。年間で最も輝いたアーティストと俳優を選出する同授賞式が、今年は初めて日本の会場で開催されることになり、話題を呼んでいる。NiziU今回は3年ぶりに有観客で授賞式を開催。韓国のみならず日本や東南アジアのスターたちが名古屋・日本ガイシホールに集結し、夢のようなステージを繰り広げる。2022年に活躍したKPOPアーティスト、キム・ソンホ、ソ・イングク、イ・ジュノ、ハン・ソヒら韓流スターに加え、日本やタイといったアジアのアーティスト、そして昨年に引き続き2年連続でMCを務めるイトゥク(SUPER JUNIOR)とチャン・ウォニョン(IVE)が一堂に会する。授賞式の模様は、今年もオンライン動画配信サービスHuluで独占ライブ配信。当日は14時30分よりレッドカーペットの模様も完全独占配信(※配信時間はいずれも予定)。また、Huluではライブ配信終了後から見逃し配信もスタート。後日、日本語字幕付きの見逃し配信も予定している。■歌手部門には大人気アーティストを筆頭に、K-POP第4世代アーティスト勢揃いSEVENTEEN新型コロナ流行後初となるワールドツアー&念願の日本ドームツアーを敢行するなど今年も快進撃が止まらなかった「SEVENTEEN」をはじめ、韓国のみならず日本でも圧倒的人気を誇る「THE BOYZ」や「Stray Kids」。THE BOYZデビュー1年未満にもかかわらず今年の「NHK 紅白歌合戦」で初出場権も射止めた「IVE」や「LE SSERAFIM」。歌手部門には日本でも愛される、抜群のスター性&ハイレベルな実績を誇る大人気アーティストたちが顔を揃える。Stray Kidsさらには「ITZY」「TREASURE」「Kep1er」「NewJeans」、イム・ヨンウン、「PENTAGON」「KARD」、チェ・イェナ、「NMIXX」「TEMPEST」、そして日本でも躍進中の「NiziU」が初参加。また、「宇宙少女 Chocome」「VERIVERY」「AleXa」「CRAVITY」「TFN」「KINGDOM」「LIGHTSUM」「Billlie」「TRENDZ」「Lapillus」「ATBO」といったK-POPの未来を導く“第4世代アーティスト”に加え、「AAA」史上初登場となるバーチャルアーティストのSAGONG_EE_HOも登場。■ドラマ部門には2PMが生んだ実力派俳優イ・ジュノなど、多彩な顔ぶれ今回は、全世界のファンの心を盗む“新女心スティラー”とされる大人気の韓国俳優5人組が登場。今年「タッチング・ザ・ボイド」で演劇舞台に復帰したキム・ソンホ、主演ドラマ「美男堂の事件手帳」や主演映画『オオカミ狩り』で強い印象を残したソ・イングク、12月にはシーズン2も放送されるドラマ「還魂」での熱演が記憶に新しいファン・ミニョン(ミンヒョン)、同じく「還魂」の主演で脚光を浴びたイ・ジェウク、歌手として活躍するかたわら配信ドラマ「キミと僕の警察学校」で俳優としての存在感も示したカン・ダニエル。また、除隊後初の復帰作となった主演ドラマ「赤い袖先」で全世界の視聴者を魅了し、この作品でアワード7冠王を達成したイ・ジュノ(2PM)も登場。さらにナ・イヌ、キム・セジョン、ボナ、キム・ヨンデ、パク・ミニョン、クォン・ユリ、ハン・ソヒ、イ・ジュニョン、リュ・ギョンス、イム・ジェヒョク、ソ・ボムジュンも出演。■THE RAMPAGE from EXILE TRIBEとBE:FIRST、&TEAMも!THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「THE RAMPAGE」が「AAA」のステージに立つのは、メジャーデビューを果たした2017年以来、5年ぶり。2022年は個人活動を含め、果敢に活躍の場を広げてきた彼らが、デビュー当時から培ってきた“すべて”をパフォーマンスに昇華させる。一方、SKY-HI主導のオーディション番組「THE FIRST」(Huluで現在配信中)を経て昨年11月にデビューした「BE:FIRST」は、音楽チャートを次々と制覇。今年11月にはYouTube総再生回数3億回を突破、「NHK 紅白歌合戦」初出場も決まるなど、海外の音楽ファンも注視する彼らの初「AAA」ステージとなる。BE:FIRSTさらに、Huluで現在配信中の「&AUDITION -TheHowling-」から誕生し、音楽のグローバルな未来を担う存在として注目される「&TEAM」は12月7日にデビューを控えている。今回は、彼らがデビュー後に初めて参加する授賞式であり、初めて全世界のファンに公開するステージとなる。&TEAMまた、インドネシアからはポップアーティストのリオドラ、タイからは主演ドラマ「I Told Sunset About You ~僕の愛を君の心で訳して~」などで大ブレイク中の俳優ピーピー・クリットやビルキン、タイで空前の人気を誇る歌手ペック・パリットチョークも参加。アジアを背負って立つ面々が、授賞式という華々しい場で見せる新たな一面にも注目。「2022 Asia Artist Awards」は12月13日(火)、Huluにて独占ライブ配信。(text:cinemacafe.net)
2022年11月29日スタジオドラゴン制作、イ・ソンミン、チン・グ、キョン・スジン、イ・ハクジュら実力派俳優の競演で話題の韓国ドラマ「刑事ロク 最後の心理戦」。第3話&第4話の配信に合わせ、先日10月26日のドラマ配信スタートに合わせて韓国で行われた制作発表会見のレポートが到着した。本作は、突然、同僚殺しの容疑者に仕立て上げられてしまったベテラン刑事テクロクが、正体不明の脅迫犯“友(チング)”を捕まえるため奮闘するミステリー捜査劇。「バッドガイズ」シリーズや「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」など骨太のサスペンスで卓越した演出を見せてきたハン・ドンファ監督がメガホンを取った。ハン・ドンファ監督は、「今作は、スタジオドラゴンが2年以上かけて準備してきた作品です。初めて台本を受け取った時、展開がおもしろそうだと興味を持ったのと同時に、年老いた刑事を主人公にしたストーリーがとても魅力的に感じました。私は、ジャンルを問わず、“人の匂い”を感じるストーリーが好きなので、まるで私のために準備された作品なのではないかという気持ちがして、必ずや らなければ!と思いました」と、オファーを受けた理由を語った。チン・グ、イ・ソンミンとの共感に「ときめきました」俳優陣には、まず自身が演じたキャラクターについて説明をしてもらうことに。 主人公のキム・テクロク役を演じるイ・ソンミンは、「退職を目前に控えた、年老いた刑事です。有能で、退職後はゆっくり過ごそうと思っていたところ、“友(チング)”と名乗る人物から一本の電話がかかってきます。“友(チング)”に同僚殺しの容疑者に仕立て上げられてしまったテクロクは、“友(チング)”を捕まえるために、自分が過去に捜査した事件の中から“友(チング)”の手掛かりを探し、“友(チング)”を追跡します。テクロクは、若い頃のあるトラウマのせいでパニック障害を患っており、同僚たちがけがをしたり、被害を受けたりすることを極度に嫌う人物です。感情の変化、心情の変化、パニック障害の症状が出た時の表現など、血圧の上がる演技を多く要求される役でした」と説明した。“もう1人の主人公”クク・ジンハンを演じるチン・グは、「ジンハンは、自分よりも年上でありながら階級は自分よりも低いテクロク刑事と出会い、“友(チング)”を捕まえるために手を取り合う役。事件の捜査のためには、どんなことも恐れない性格で、テクロクと適度な緊張感を維持しつつ、おもしろいケミストリーを見せていきます」と紹介。続けて「常々イ・ソンミン先輩と共演したいという思いが強くありました。台本を読んだとき、テクロクと協力し合うシーンの撮影が面白そうだと思いましたし、テクロクの心理を先輩が 演技するところを近くで見て学びながら演技ができるのも楽しそうだと思いました」と、イ・ソンミンの存在が出演を決める大きなきっかけとなったと説明した。そこで、イ・ソンミンと共演した感想をMC に聞かれたチン・グは「ときめきました」 とひと言。「僕はラブストーリー作品をあまりやってこなかったのですが、なんだか、メロドラマを撮っているような、ヒロインにときめいている役を演じている気分でした。ソンミン先輩が僕をときめかせてくれました」と愛情を誇示した。すると、隣に座っていたイ・ソンミンは「そんな感じではありませんでしたけどね」と苦笑、テンポのいい掛け合いを見せていた。キョン・スジン「ソンアのように根性がある役は初めて」また、女性刑事イ・ソンア役を演じるのは「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」「マウス」のキョン・スジン。「ソンアは、殺人者の汚名を着せられたテクロク先輩の汚名を晴らすべく、ベストを尽くす役です。根性があり、義理があり、かっこいい人物で、気の強い性格から、同僚刑事たちに“女性版キム・テクロク”と呼ばれています。刑事として生きるためには感情を抑え、弱さを見せてはいけないと思っているのか、感情をあまり表に出さないところがあります」と説明。続けて、 「これまでも刑事役をやったことはありましたが、ソンアのように根性がある役は初めてです。またアクションもあり、これまでとは違う“キョン・スジン”を見せられるのではないかと思います」と役への意欲を語った。新人刑事ソン・キョンチャン役のイ・ハクジュ(「マイネーム:偽りと復讐」)は、「キョンチャンは、尊敬するキム・テクロク刑事のもとで働きたいと、親のコネを使ってほかの部署から異動してきた人物です。刑事には全く向いていない人物ですが、テクロク先輩をはじめ3人の先輩の下で働きながら、だんだん真の警察官になっていきます」と明かし、「魅力的ですよね」と付け加え、茶目っ気を見せた。テクロクを殺人容疑者に仕立てた“友(チング)”とは誰なのか?「1話の台本を読んで『こいつが”友(チング)“だろう』と思っていたら、2話ではまた違う人が怪しく見えて、3話ではまた違う怪しい人物が登場して......と、たくさんの人物が出てくるんです。視聴者の皆さんも、”友(チング)“探しの楽しみがあるのではないかと思います」とイ・ソンミン。 MCが「中でも誰が一番怪しいですか?」と尋ねると、ここから”友(チング)“探しが始まった。イ・ソンミンが「私の可能性もありますよ」とにやりと笑うと、チン・グが「ハクジュさんが怪しいと思います」と言い、キョン・ スジンは「テクロクがあやしいのでは?」とイ・ソンミンの方を向く。イ・ハクジュは「キョン・スジンさん(ソンア)はテクロクの一番近い存在で、疑いをかけられることがないというところが一番怪しいと思っています。でも、チン・グ先輩が僕を疑っているようなので、僕もチン・グ先輩を疑うことにします」とやり返し、混乱させる。最後にハン・ドンファ監督は、「登場人物は全員”友(チング)“の可能性があるので、視聴者の方々には全員のストーリーを確認してほしいです。”友(チング)“の正体を知る一番正確な方法は、毎週、1話も見逃さずチェックすることです」とアピール、視聴者の好奇心を刺激した。各キャストが視聴者にコメント◆イ・ソンミン以前、監督が私に「既存のドラマ、既存の刑事ものの作品にはない新鮮さがある作品だ」と話してくださいました。今作は、韓国だけでなく世界各地の多くの観客、視聴者の方にも興味を持ってもらえる魅力的なプロットを持つドラマです。私たちのドラマにたくさんの応援と愛を寄せてください。◆チン・グ作品全体を見ることはできていませんが、今日ハイライト映像を観ただけでも自信がわいてきましたし、ときめきが大きくなりました。現場で聞こえるスタッフや監督の話、そして先輩後輩たちの話からも、とてもいい作品ができたと自負しています。自信があります。◆キョン・スジンDisney+(ディズニープラス)を通じて、全世界に公開されるというのは、やはり監督や先輩方が素晴らしいドラマを作ってくださったおかげだと思います。素晴らしい作品に参加することができてとても光栄です。予告シーンを見て感じたのは、1シーン、1シーン、本当に素晴らしくて、おもしろいということです。多くの 人に私が感じたドラマのおもしろさを感じていただきたいです。◆イ・ハクジュ幼い頃からディズニーコンテンツをたくさん見てきたので、自分が出演することになり、とても感激しています。予告編を見るだけでも、映画のようなドラマになっているようで、期待に胸が膨らんでいます。とてもおもしろくて、楽しくて、興味深い作品なので、たくさんの方にご覧いただきたいです。◆ハン・ドンファ監督今作は一種のミステリーゲームのような魅力があって、一度見たら抜け出せない、最後まで見ないと終われない、そんな魅力のあるドラマです。苦労もしましたが一生懸命作って面白い作品ができました。たくさんの方に視聴していただき、応援していただけるとうれしいです。「刑事ロク最後の心理戦」はディズニープラス スターにて独占配信中(全8話/毎週水曜日に2話ずつ配信)。(text:cinemacafe.net)
2022年11月03日「2PM」メンバーとしての歌手活動以上に、俳優として1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノが除隊して初めて挑んだ王朝ラブロマンス超大作「赤い袖先」。Blu-ray&DVDリリースを記念して、正祖イ・サンを演じたジュノからコメント映像が到着した。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を全く新しいアプローチによって熱演したジュノ。ジュノは「ドラマを通してお会いできてうれしいです」と笑顔で挨拶。「本作は愛より国が第一だった王イ・サンと、自分の人生を守ろうとした宮女ソン・ドギムの美しい愛の物語です」と見どころを語り、さらに「一人の女性を愛した王の姿に皆が感動し韓国でも愛されたドラマです」と、本国での愛されぶりも語る。Blu-ray&DVDについて「すてきなパッケージをぜひお手元に」と言い、そして「U-NEXTでも独占配信中です。お見逃しのないようにお願いします」と笑顔でアピールするジュノ。先日行われた「2022 APAN STAR AWARDS」でもミニシリーズ男性最優秀演技賞を受賞しており、俳優としても躍進を遂げている。「赤い袖先」はBlu-ray&DVD発売中。(text:cinemacafe.net)
2022年10月05日2PMのメンバーであるジュノが除隊して初めて挑むドラマ『赤い袖先』が、Blu-ray&DVDリリース開始/U-NEXT独占先行配信開始。これを記念して、特別映像が公開された。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン』を原作とした王朝ラブロマンス大作。かつての名作『イ・サン』の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、初回の視聴率5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録した。ロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写、さらに細やかに王朝を再現した華やかな映像美も、話題を盛り上げる要因となった。主人公は、朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖。この数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、ジュノは全く新しいアプローチによって熱演した。徹底した自己管理によって、今まで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男の魅力が開花、ひと回りもふた回りも大きい役者として生まれ変わった彼をに注目してほしい。そしてヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演し、『王になった男』や『医師ヨハン』などでの好演も記憶に新しい、若手実力派ナンバー1女優のイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ上げ「時代劇の女神」の称号を不動のものとしている。初共演とは思えないほど息の合った両者のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとして視聴者たちを釘付けに。その成果は「MBC演技大賞」をはじめとした数々の演技賞受賞という快挙として結実。さらにTV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成。あまりのヒットに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出したという。公開されたコメント映像では、ジュノが「ドラマを通してお会いできてうれしいです」と笑顔で挨拶。続いて「本作は愛より国が第一だった王イ・サンと、自分の人生を守ろうとした宮女ソン・ドギムの美しい愛の物語です」と見どころを語り、さらに「ひとりの女性を愛した王の姿に皆が感動し韓国でも愛されたドラマです」と、本国での愛されポイントを語る。発売となったBlu-ray&DVDについては「素敵なパッケージをぜひお手元に」そして「U-NEXTでも独占配信中です。お見逃しのないようにお願いします」と笑顔でアピール。先日行われた「2022 APAN STAR AWARDS」でも、ミニシリーズ男性最優秀演技賞を受賞し、俳優として躍進を遂げているジュノの魅力あふれる演技をぜひチェックしてほしい。『赤い袖先』Blu-ray&DVD発売中 / U-NEXT独占先行配信中
2022年10月05日ジュノ(2PM)とイ・セヨンが共演、若かりし日の朝鮮王朝第22代王イ・サンと、彼が一途に愛した宮女の愛を描き、アジア中に“袖先”シンドロームを巻き起こした歴史ラブロマンス「赤い袖先」が、10月5日(水)よりリリース、U-NEXTにて独占先行配信される。これを記念して、ジュノ演じるイ・サンの一途な恋に萌えるスぺシャルPV“世孫と宮女の恋物語”が公開された。「2PM」メンバーとしての活動はもとより、俳優としても1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノ。その彼が除隊して初めて挑んだのが王朝ラブロマンスとなる本作。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王様・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられた名君を、全く新しいアプローチによって熱演。徹底した自己管理によって、これまで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた魅力が開花し、役者としてひと回りもふた回りも大きく生まれ変わった。対するヒロインを演じるのは、「宮廷女官チャングムの誓い」など子役時代から数々のドラマに出演し、「王になった男」「医師ヨハン」などでの好演も記憶に新しいイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性として溌剌と演じ上げ、“時代劇の女神”の称号を不動のものに。今回解禁となったスぺシャルPVには、サンの祖母・暎嬪がなくなった日に「誰かに会ったか?」と、ドギム(イ・セヨン)に聞くサン(ジュノ)の姿が。そしてドギムが見習い宮女のころの出来事を思い出すシーンから始まっていく。幼いころ、祖母が亡くなり悲しむサンを慰めた少女を想い続けていた彼は、その少女がドギムだったことに驚くと、ドギムもまた、あの時の少年がサンだったことに気がつく。そして「お前だったか」と抱きしめ「ようやくお前を見つけた」と、喜びがあふれるサン。ドギムもサンへの気持ちが深まる。宮女として「私にできることがあれば」というドギムに「そばにいてくれ。それで十分だ」「お前と再会してから常に幸せだった」「お前は私を笑顔にしてくれた」と甘口なサンの姿が次々に登場。そんなサンに対して、「世孫様は国を守るのに忙しく、私は世孫様をお守りするのに忙しい」と命がけでサンを守るドギムの姿も健気で愛おしいものとなっている。「赤い袖先」は10月5日(水)よりBlu-ray&DVD発売。(text:cinemacafe.net)
2022年09月28日2PMのメンバーであるジュノが除隊して初めて挑むドラマ『赤い袖先』が、10月5日(水)よりBlu-ray&DVDリリース開始 / U-NEXT独占先行配信開始となる。これを記念して、スペシャル映像『世孫と宮女の恋物語』が公開された。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン』を原作とした王朝ラブロマンス大作。かつての名作『イ・サン』の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、初回の視聴率5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録した。ロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写、さらに細やかに王朝を再現した華やかな映像美も、話題を盛り上げる要因となった。主人公は、朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖。この数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、ジュノは全く新しいアプローチによって熱演した。徹底した自己管理によって、今まで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男の魅力が開花、ひと回りもふた回りも大きい役者として生まれ変わった彼をに注目してほしい。そしてヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演し、『王になった男』や『医師ヨハン』などでの好演も記憶に新しい、若手実力派ナンバー1女優のイ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ上げ「時代劇の女神」の称号を不動のものとしている。初共演とは思えないほど息の合った両者のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとして視聴者たちを釘付けに。その成果は「MBC演技大賞」をはじめとした数々の演技賞受賞という快挙として結実。さらにTV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成。あまりのヒットに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出したという。公開された特別映像『世孫と宮女の恋物語』は、サンの祖母・暎嬪がなくなった日に「誰かに会ったか?」と、ドギム(イ・セヨン)に聞くサン(ジュノ)、そしてドギムが見習い宮女のころの出来事を思い出すシーンから始まる。幼い頃、祖母が亡くなり悲しむサンを慰めた少女を想い続けていたサンがドギムだったことに驚くと、ドギムもまた、あの時の少年がサンだったことに気付く。「お前だったか」と抱きしめながら「ようやくお前を見つけた」と、喜びを表現するサンにドギムも気持ちが深まる。宮女として「私にできることがあれば」というドギムに「そばにいてくれ。それで十分だ」、「お前と再会してから常に幸せだった」、「お前は私を笑顔にしてくれた」と恋する男全開の甘口なサンの姿にときめくこと間違いなしだ。『赤い袖先』10月5日(水)Blu-ray&DVDリリース / U-NEXT独占先行配信開始
2022年09月28日若き日の第22代国王イ・サンと聡明な宮女ドギムの身分を超えた切ない愛の物語を繊細に描き、韓国で大ブームを巻き起こした本格的歴史ロマンス『赤い袖先』が、WOWOWで10月28日(金)より放送・配信されることが決定した。本作は韓国でベストセラーとなった小説『袖先赤いクットン(原題)』を原作にした歴史ロマンス。これまでも数々のドラマ、映画で描かれた第22代国王、イ・サンの恋と成長の物語をまったく新しいアプローチで現代によみがえらせた。そのイ・サンを新たな姿で熱演するのは2PMのジュノ。原作に惚れ込んだ彼にとって、この作品は除隊後、待望の復帰作。これまで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた男性の魅力を開花させる。ヒロインを演じるのは『宮廷女官チャングムの誓い』など子役時代から数々のドラマに出演するイ・セヨン。宮女から後に後宮・宜嬪成氏となるソン・ドギムを、自立心に富んだ女性としてはつらつと演じ、“時代劇の女神”の称号を不動のものとした。初共演のふたりはMBC演技大賞で男女の最優秀演技賞、ベストカップル賞を受賞し、本作は合計8冠に輝き、ジュノは第58回百想芸術大賞のTV部門男性最優秀演技賞を獲得するなど、大きな注目を集めている。また、WOWOW公式Twitterにて、ジュノのコメントが入った本作の番宣映像、番組サイトでは主演ふたりのコメント映像が公開されている。こちらはTwitterでのジュノのコメントの続きや、イ・セヨンのコメントなど、番宣映像と共に楽しめる内容となっている。『赤い袖先』(全17話)10月28日(金)18:45より放送・同時配信スタート【WOWOWプライム】【WOWOWオンデマンド】※同時配信のみ1話無料放送※WOWOWオンデマンドで無料トライアル実施中!WOWOW公式Twitter(海外ドラマアカウント): @wow_kaigaidrama()番組サイト:
2022年09月22日『イカゲーム』で世界的にブレイクしたイ・ジョンジェが『The Acolyte』に主演することがわかった。ディズニー・プラスで配信される『スター・ウォーズ』の新シリーズで、もうひとりの主役はアマンドラ・スタインバーグ。ほかにジョディ・ターナー=スミスも出演するようだ。レスリー・ヘッドランドがショーランナー、監督、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。イ・ジョンジェは、『イカゲーム』で映画俳優組合賞(SAG)、放送映画批評家協会賞(Critics Choice Awards)、インディペンデント・スピリット賞の主演男優賞を受賞した。監督デビュー作となった『Hunt』はカンヌ映画祭でお披露目され、アメリカでの配給も決まっている。文=猿渡由紀
2022年09月09日「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて配信中の韓国ドラマ「ビッグマウス」。イ・ジョンソクが、口だけは達者な勝率10%の3流弁護士から天才詐欺師となり巨大な陰謀を暴いていく本作から、監督オ・チュンファンのインタビューが到着した。現在6話まで配信され、回を重ねるごとその面白さにハマる人が増え話題を呼んでいる本作。8月19日(金)、20日(土)には第7話・8話が配信となり、いよいよ物語は中盤へと向かう。「星から来たあなた」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「スタートアップ:夢の扉」などのヒットドラマで知られるオ・チュンファン監督は、先日の記者会見でもキャスト・スタッフから絶大な信頼を寄せられ愛されている様子が注目されたばかり。今回は、イ・ジョンソクや妻役のイム・ユナ(少女時代)らキャストについて、影響を受けた作品などについて語ってくれた。イ・ジュンソク&イム・ユナ“夫婦”は「友情が演技に役立った」●「ビッグマウス」最大の魅力は?監督普通の男が、やってもいないことの濡れ衣を着せられ、一夜にして最悪の犯罪者の仲間入りをする話です。生き残るために、彼はどんなことでもやり、より大きな悪と戦わなければならない。そして皮肉なことに、「ビッグマウス」は、さまざまな危機的状況の中で、これらの状況を戦い抜くことをテーマにしています。このシリーズを見ている視聴者は、乗り越えていかなければならない主人公を応援することで、楽しさを感じることができると思います。最後までハラハラドキドキさせる終わりのない展開が最大の魅力だと思います。●主演2人のキャスティングで考慮したことは?監督イ・ジョンソクさんとは「あなたが眠っている間に」というシリーズで共演したことがあり、当時はとてもいい思い出だったので、また一緒に仕事をしたいとずっと思っていたんです。イ・ジョンソクさんは、ストレートで強いキャラクターを求めていたようで、この作品は彼にぴったりだったようです。俳優としての信頼が厚いので、新しいジャンルに挑戦するにしても、親友がそばにいるような感覚でしたね。イム・ユナさんについては、台本を読んだとき、すぐにコ・ミホにぴったりだと思いました。私だけでなく、チャンホ役のイ・ジョンソクさんもイムさんを強く推していました。コ・ミホは、ストレートな話し方で相手を不快にさせない、そのバランスが難しいキャラクターです。この役にはイムさんがぴったりだと思い、オファーしたのですが、見事にこの役を演じてくれました。●夫婦役のイ・ジョンソクとイム・ユナの相性は?監督二人は若い頃からの知り合いということもあり、現場はとても和やかな雰囲気に包まれていました。登場人物のチャンホとミホも長年の友人から夫婦になったということで、その友情が演技に役立ったと思います。長年の付き合いからくるその信頼感があるという意味で、友達のような夫婦を表現していると思います。印象に残っているのは、イ・ジョンソクさんは比較的シャイな方で、愛嬌を振りまくシーンやミホさんへの愛情表現が必要な撮影では、とても恥ずかしがっていたことです。しかし、それすらも二人にとっては自然なことでした。実際に感じたユナのポジティブなエネルギー●イ・ジョンソクと2人で話し合ったことは?監督勝ち目のない弁護士、濡れ衣を着せられた男、生き残るために犯罪者のふりをしなければならない男、そして犯罪者の力を借りて大きな悪と戦わなければならない男。これらすべての状況を通じて、チャンホというキャラクターは、時に弱々しく、時に邪悪に、そして時に憤怒に満ちた表情をしなければならない人物なのです。衣装やヘアメイクはもちろんですが、演技のトーンも微妙に変えていかなければなりませんでした。チャンホの感情が具体的にどうあるべきか、それをどう表現して視聴者に受け入れてもらうか、イ・ジョンソクさんと細かく話し合いました。チャンホは時に役立たずにも見えますが、正義感が強すぎず、ナイーブでもないキャラクターです。ただ状況に従うのではなく、何かをしようとする人です。だから、何度も話し合い、このキャラクターがどう反応し、どう見えるかを一生懸命考えました。●イム・ユナについて一番驚いたこと、彼女に感じた可能性とは?監督私は、テレビドラマや映画、そして「少女時代」を通して、イム・ユナさんの長年のファンです。彼女の最大の魅力は、スクリーンの中で見せるポジティブなエネルギーと強さだと思いますが、実際に彼女との撮影でもそのエネルギーを感じることができました。イム・ユナさんは、カメラの外でもポジティブで、良いエネルギーをたくさん発している人です。そして何より、撮影中も撮影後も一生懸命な人です。●本作で一番印象に残っていることは?監督チャンホが家族を守るために「ビッグマウス」になることを決意し、所長にどなりつけるシーンがあります。撮影前にイ・ジョンソクさんと、このシーンはこのシリーズを通してチャンホの感情的にとても象徴的なシーンになるだろうと話しました。そして、よりイ・ジョンソクさんのことを考えたシーンになりました。後でイ・ジョンソクさんから、このドラマのこの役を引き受けることにしたのはこのシーンのためだと聞きましたが、本当にそのキャラクターを見事に表現してくれたと思います。一緒に仕事をしてみたい日本の俳優は、黒木華●好きなジャンルや今後挑戦してみたいことは?監督監督として、いろいろなジャンルに携われたことは幸運だったと思います。機会があれば、韓国の伝統的な時代劇や、ファンタジーやSFの要素を取り入れた作品に挑戦してみたいです。また、家族全員で楽しめるようなファミリーストーリーや青春シリーズにも挑戦してみたいです。●「スタートアップ」や「ホテルデルーナ」など、国際的に成功した韓国ドラマの経験から得たシリーズの成功に最も重要なことは?監督多くの投資とスタッフが関わる作品の監督として、成功は常に私の第一の目標です。しかし、成功のための完璧な方程式というのは、いつも難しい問題です。個人的には、撮影現場が楽しくないドラマ、モチベーションが上がらないドラマは成功しにくいと思っています。作り手がその作品に惚れ込まないと、視聴者も惚れ込んでくれないと思うんです。だから、制作に入るときは、いつもそこが原点なんです。自分が熱狂的に飛び込める番組、役者やスタッフが惚れ込むような番組を作るために、いつもベストを尽くしています。●近い将来、一緒に仕事をしたいと思う日本の俳優は?監督『小さいおうち』『リップヴァンウィンクルの花嫁』「重版出来!」に出演されていた黒木華さんが好きです。今まで出演された作品をたくさん見てきましたが、出演される作品によって雰囲気が違うと思うので機会があれば一緒にお仕事をしてみたい方です。「ビッグマウス」はディズニープラス スターにて独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2022年08月21日是枝裕和監督が手がけた韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン。何とも可愛らしいオーラが溢れ出ているのは、IU(アイユー)の名前でアイドル活動もしているから! BTSのグクも理想の女性と語っていることでも有名なIUの可愛さを紹介します。『ベイビー・ブローカー』出演女優としてカンヌ映画祭に登場し気になった人も! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 是枝裕和監督が手がけた初めての韓国映画『ベイビー・ブローカー』に出演した韓国女優のイ・ジウン=IU。カンヌ映画祭では、シックな色合いのカーキのドレスを着こなし、「この美人は誰なの?」と思った人も多いはず。IUがドレスを選んでいる様子は、彼女のYouTubeチャンネルにアップされているので、気になる人はチェックを! しかも、IUの表現が「大好きな苔の色♡」と言っているところもお茶目で可愛いんです。IUの魅力はうらやむ可愛さなんだけどあざとさがゼロなところ! この投稿をInstagramで見る IU (아이유) ※ 이지은·李知恩·Leejieun(@iu_leejieun516)がシェアした投稿 空港でのファン対応での一幕。片手を出してハートポーズを作って欲しいとスマホを向けていたファンに、ハートを作ってカメラ目線をくれるだけでなくウィンクのサービスまで! 1993年生まれで、今年29歳という年齢にも驚き。こんな可愛いアラサー見たことありません。韓国でどのアイドルよりも絶大な人気を誇る彼女の女優としての今後の活躍に期待大です♡あわせて読みたい🌈『社内お見合い』キム・セジョンはTWICE・ジヒョとの2ショットに反響!胸アツ展開にファン悶絶
2022年08月12日ジュノ(2PM)が除隊後復帰作で朝鮮王朝の名君イ・サンの若かりし日を演じ、アジア中に空前の“袖先”シンドロームを巻き起こした歴史ラブロマンス超大作「赤い袖先」が、10月5日(水)よりU-NEXTにて独占先行配信、DVD発売が決定した。●時代劇の新たなるキング誕生!ジュノ(2PM)ד時代劇のクイーン”イ・セヨン「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「ただ愛する仲」「自白」など、いまや「2PM」メンバーとしての歌手活動のみならず、俳優として1作ごとに目覚ましい活躍を続けているジュノ。除隊して初めて挑んだ作品は、王朝ラブロマンス超大作。朝鮮王朝史上でも稀に見る波瀾万丈の運命を生きた実在の王・正祖という、数々のドラマ、映画でも取り上げられたお馴染みの名君を、全く新しいアプローチによって熱演! 徹底した自己管理によって、いままで見せたことのない華麗なるカリスマと威厳に満ちた魅力が開花し、役者としてひと回りもふた回りも成長を見せた。ヒロインを演じるのは、「宮廷女官チャングムの誓い」など子役時代から数々のドラマに出演し、「王になった男」「医師ヨハン」などでの好演も記憶に新しい若手実力派イ・セヨン。宮女から後に後宮となる宜嬪成氏を、自立心に富んだ女性として溌剌と演じ上げ、“時代劇の女神”の称号を不動のものとした。さらに初共演とは思えないほど息の合った2人のケミストリーは、韓国ドラマ史上最高のラブカップルとされ、視聴者たちを釘付けにし、MBC演技大賞をはじめ数々の演技賞受賞という快挙をもたらした。●最高視聴率17.4%、数々の演技賞受賞!空前の“袖先”シンドローム本作は韓国でベストセラーとなった小説「袖先赤いクットン」(※)を原作に、「仮面の王 イ・ソン」脚本家が執筆を担当。かつての名作「イ・サン」の物語がジュノとイ・セヨンの新鮮な顔合わせで13年ぶりに蘇ったことも話題を集め、視聴率は初回の5.7%から垂直に急上昇し、最高視聴率は17.4%を記録。主演2人のロマンスだけでなく、正祖の祖父・英祖との複雑な愛憎関係や、王朝内で生きる王族や宮女たちのドラマを繊細な演出で描写。その極上のセンスときめ細やかに王朝を再現した華やかな映像美も話題を盛り上げる要因となった。TV話題性ドラマ部門(グッドデータコーポレーション調べ)では8週連続1位という記録を達成し、人気の凄まじさを立証。あまりのヒットゆえに1話延長が決まり、終了後はロスに陥るファンが続出。驚異の“袖先”シンドロームは賞レースでも次々にその成果を証明。MBC演技大賞では、ジュノとイ・セヨンの最優秀演技賞、ベストカップル賞をはじめ全部で8冠を獲得。第34回韓国プロデューサー大賞のタレント部門では、ジュノが歌手出身として初の受賞を果たした。快進撃は続き、第58回百想芸術大賞ではジュノがTV部門男性最優秀演技賞の栄誉に輝き、さらに投票による人気賞でも1位を獲得した(※宮廷で働く宮女たちの服は袖先が赤く、それは王に仕える女性であることを示していたという)。●朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)と彼が愛した女性とは?王の恋と成長の物語が全く新しいアプローチで現代に降臨宮女として働くソン・ドギムは、ある日、走っている最中、勢い余って池に落下。傍らにいた男性を巻き込んでしまうが、なんと彼は王・英祖の孫で世孫のイ・サン。ドギムは彼の顔も拝めないまま反省文を書くよう命令されてしまうが…。第22代王・正祖の若き日から聖君として成長していくまでを、後に後宮となる宮女ドギムとの恋を中心に展開。これまでに何度も映画やドラマで描かれた正祖の物語だが、王のために働く宮女たちの人生を深く掘り下げた部分が従来の作品とは違う斬新さをもたらした。相手がたとえ世孫様であっても言うべきことは我慢しない、そんなドギムの物怖じしない明るさに惹かれ、彼女に助けられながら困難に立ち向かうサンの姿が描かれ、回を重ねるごとに2人のロマンスから目が離せなくなる。そんなサンとドギムのやりとりが微笑ましく描かれる前半に対して、後半は世孫から王となったサンを支えていくドギムの健気さとともに、彼女の本心が分からないサンの恋焦がれる気持ちが痛いまでに切ない。国政を最優先にしながらもドギムのことが頭から離れず、思わず護衛に恋のアドバイスを求める場面も!王としての威厳あふれる佇まいと、ドギムにだけ見せる“恋する”男性全開の甘口な姿にはギャップ萌えの連続。そして、激しい運命の流れに巻き込まれながらも愛を貫いていく2人の恋は、一生忘れられない感動をもたらしてくれる。●時代劇の名優イ・ドクファ、『パラサイト』チャン・ヘジンら豪華キャストイ・サンの父を殺めた張本人で、サンの祖父でもある第21代王・英祖を貫禄と風格たっぷりに演じるのは、「社内お見合い」「客主」などの大ベテラン、イ・ドクファ。50年以上の芸歴の集大成ともいえる熱演を見せ、MBC演技大賞功労賞を受賞。また、野心を秘めたサンの忠臣を「君は私の春」「新米史官ク・ヘリョン」のカン・フンが演じ、MBC演技大賞新人賞に輝いた。そのほか、『パラサイト 半地下の家族』「愛の不時着」などのチャン・ヘジン、「バベル~愛と復讐の螺旋(らせん)~」チャン・ヒジン、「油っこいロマンス」パク・ジヨンら女性キャストらも熱演を披露。そして、「チェックメイト!~正義の番人~」オ・デファンがサンの護衛役を好演。さらに「私がいちばん綺麗だった時」ハ・ソクジンをはじめ、「自白」でジュノと共演したナム・ギエや、「イ・サン」で英祖役を演じた韓国ドラマ屈指の名優イ・スンジェがサプライズ出演するなど、豪華カメオキャストも見どころとなっている。「赤い袖先」は10月5日(水)よりDVD&Blu-raySET発売、DVDレンタル開始、U-NEXTにて独占先行配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年07月20日韓国の歌手で女優のイ・ジウン(IU)が26日、都内で行われた映画『ベイビー・ブローカー』(公開中)の来日記念舞台挨拶に、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジュヨン、是枝裕和監督とともに登壇した。本作は、“赤ちゃんポスト”に赤ちゃんを預けた母親、預けられた赤ちゃんを子供を欲しがる人に斡旋するベイビー・ブローカーの男たち、彼らを現行犯逮捕しようと追う刑事らが繰り広げる一風変わった旅路を描いた物語。「第75回カンヌ国際映画祭」で主演のソン・ガンホが韓国人俳優初となる最優秀男優賞を受賞、また、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」も受賞した。イ・ジウンは「コンニチハ! IUです。日本に久しぶりに来ましたが、空港にも多くの皆さんが来て歓迎してくださいました。また、多くの皆さんがすでに映画をご覧になって『すごくよかったよ』という言葉をかけてくださって、とても気分がいいです」と挨拶。「前のほうに泣いているファンの方がいらっしゃるんですけど、私も日本に来るのが本当に久しぶりで申し訳ないなと思います。私も皆さんに会いたいなと思っていました」と話した。“赤ちゃんポスト”に赤ちゃんを預けた母親・ソヨンを演じたイ・ジウン。「長編映画に出演するのは初めてだったので挑戦だったと思います。また、演じたソヨンはさまざまな設定がされているキャラクターで、それを立体的に表現できるようにということで監督ともさまざまな会話を交わしましたし、そういったところを気にしながら演技をしました」と撮影を振り返った。是枝監督は、コロナ禍に韓国ドラマにハマり、印象に残ったイ・ジウンとイ・ジュヨンに声をかけたという。イ・ジウンは「監督が私を知る前に、韓国の食堂で監督を偶然見かけたことがあるんです。そのとき私は監督のファンでしたが、監督はまだ私のことを知らない状況だったので、挨拶したいなと思ったんですけど、することもできずそのまま通り過ぎました」と是枝監督を偶然見かけたエピソードを披露し、「それから1年経ったあとに監督の映画に出演することができ、監督が私の作品や音楽を知っているということですごく不思議な気分がしますし、とても気分がいいです」と語った。MCを務めた宮司愛海アナウンサーが「監督、一度スルーしていたんですね?」と振ると、是枝監督は「そうなんだよね~」と申し訳なさそうに話し、会場から笑いが起こった。
2022年06月26日ジュノー株式会社(代表取締役:飯岡 大学、所在地:神奈川県横浜市)は、「自分の魅力を最大限に引き出し、成婚に繋げる」をコンセプトにした結婚相談所『Lukka(ルッカ)』のサービスを開始しました。輝く自分 繋がる出逢い 結婚相談所『Lukka(ルッカ)』『Lukka(ルッカ)』は、会員数・成約数共に日本最大級の日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟。IBJが持つ婚活支援のノウハウと、ウエディングの現場に約40年間携わってきたジュノーによるサポート力・技術力を掛け合わせた結婚相談所サービスです。当相談所の婚活カウンセラーは、長年実際にウエディングの現場に携わり、たくさんの新郎新婦とコミュニケーションを交わしてきた経験で得た対応力を活かし、成婚までを親身に寄り添います。また、ご自身の魅力をさらに引き出す写真撮影や、成約後のサポートサービスまで、幅広くご提供いたします。結婚相談所『Lukka(ルッカ)』【Point.1】業界最大級のネットワークと充実のサポート体制業界最大級のネットワークと充実のサポート体制『Lukka』は、会員数・成婚数ともに日本最大級※の日本結婚相談所連盟(IBJ)の正規加盟店。1年間で約14,000人以上にものぼる成婚数や約77,000名の圧倒的な会員数など、数多くの実績を持ちます。※会員数:2021年12月末時点/成婚数:2021年実績日本マーケティングリサーチ機構調べ 大手結婚相談所・連盟を対象さらには、結婚相談所ならではのメリットも多数。(1)入会時に各種証明書の提出が必要なため、身元がはっきりした会員様との良質な出会いを実現しやすい環境。(2)IBJ加盟相談所の成婚の定義は「婚約」。徹底した成婚主義で出会い~交際までのアドバイスはもちろん婚約に至るまで親身にサポート。(3)仲人からのお相手紹介だけでなく最先端のシステム(WEBサイト・アプリ)を使い写真やプロフィールから希望条件で自由にお相手を探すことが可能。手厚いサポートのもと婚活に取り組みたい方はもちろん、忙しい方や、気軽に婚活を始めてみたい方にもおすすめです。【Point.2】プロフィール写真撮影プロフォトグラファーがプロフィール写真を撮影『Lukka』ではお相手探しで一番初めに目にするプロフィール写真をプロのウエディングフォトグラファーが撮影。「その人らしさ」を追求した撮影スタイルで会員様それぞれの魅力を引き出し、「会ってみたい!」と思わせる最高の1枚をお撮りします。【Point.3】「自分に似合う」を知るサポートサービスご自身の魅力を再発見できるプロフェッショナルのサポートイメージコンサルティングサロンや、トータルビューティーサロンとのコラボを実施しています。パーソナルカラー診断や骨格診断、ヘアスタイル提案など様々なサービスをご用意。「自分に似合うもの」を知ることでご自身の魅力をさらに引き出します。【Point.4】成婚後も末永くサポート成婚後のサポートも充実『Lukka』では、ご成婚までのサポートはもちろん、成婚後の結婚式場紹介まで一貫してご案内が可能です。ご希望をヒアリングし、数多くの提携式場から、おふたりにぴったりの式場をご紹介します。また、ウエディングや家族写真撮影ブランドの「サピュルテ」や女性のウェルネスサポートを行う「MOMMY&ME(マミー&ミー)」など家族の絆を支援する数多くのブランドやサービスをご用意。この先のおふたりやそのご家族の未来まで、末永くサポートさせていただきます。『Lukka』は、ひとりひとりに寄り添った充実のサポートサービスで、皆様の出会いやしあわせを創出するお手伝いをさせていただきます。【店舗概要】名称 : Lukka(ルッカ)by JUNO開業日 : 2022年6月9日(木)所在地 : 神奈川県横浜市中区山下町23 日土地山下町ビル1Fアクセス: みなとみらい線「日本大通り」駅 3番出口 徒歩3分みなとみらい線「元町・中華街」駅 1番出口 徒歩5分定休日 : 月曜日・火曜日営業時間: 11:00~20:00(最終受付/19:00)TEL : 070-3158-6717URL : 【会社概要】社名 : ジュノー株式会社(Juno Inc.)代表 : 代表取締役 飯岡 大学創立 : 1983年9月30日所在地 : 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南3-11-10事業内容: 写真撮影・アルバム制作・ビデオ撮影・ビデオアルバム制作・企業VTR・映像企画制作・音響・ステージエフェクト・デザイン・プロモーション・ウェイトドール販売・パンフレット制作・Web制作・Live配信URL : 【店舗・取扱商品に関するお客様からのお問い合わせ先】Lukka(ルッカ)担当: 野島 萌ゆらTel : 070-3158-6717E-Mail : info@lukka-juno.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月09日「梨泰院クラス」『野球少女』のイ・ジュヨンが韓国インディーズ映画界の新鋭女性監督イ・オクソプのもとで主演、韓国内でファングループが誕生するほど多くの共感を呼び、異例のロングランヒットを記録した映画『なまず』。この度、その予告編と場面写真が解禁された。本作は、信頼と不信という普遍的なテーマを軸に、主人公の看護師ユニョン(イ・ジュヨン)の半径0.5メートルで起こるハプニング、恋愛、決断といった、いくつかのエピソードがテンポ良く繋がり合い、心にぐっと刺さるセリフとカラフルで遊び心いっぱいの映像で紡がれる“近距離恋愛群像劇”。予告編では、主人公ユニョン(イ・ジュヨン)が務める病院がまず映し出され「病院内で犯人捜しがはじまった」と話す声(チョン・ウヒ)とテロップで始まる。なんとこの病院で、男女の18禁レントゲン写真の盗撮事件が起きたのだ!ユニョンと同棲中の恋人ソンウォン(ク・ギョファン)が、そこに写っている男女を自分たちだと勘違いしたことから物語は展開。信じたい看護師、信じたくない副院長(ムン・ソリ)、信じられない彼氏の3人を中心にそれぞれのエピソードが重なっていく作りとなっている。予告編で断片的に映し出される“謎のシンクホール”、“地球を救うなまず”といったエピソードは本編でどう描かれるのか――?印象に残る軽快な音楽とカラフルで遊び心ある映像の数々も期待を高める予告編となっている。是枝裕和監督の新作映画『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)に出演するイ・ジュヨン、『モガディシュ 脱出までの14日間』(7月1日公開)にも出演し、本作『なまず』では出演のほかプロデューサー、脚本、編集まで務めているク・ギョファン、主演・プロデュース作『三姉妹』(6月17日公開)が控えるベテラン俳優ムン・ソリ。偶然にも出演作が立て続けに公開となるいま最も旬な俳優たちが顔を揃えている本作。なまずの声を、『雨とあなたの物語』の人気俳優チョン・ウヒが務めている。『なまず』は7月29日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:なまず 2022年7月29日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2018 2x19HD. All rights reserved
2022年05月18日ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨン、そしてリモート参加の是枝裕和監督が、韓国映画『ベイビー・ブローカー』の制作報告会に集結。是枝監督が現場へ送った手紙やキャスティングの秘話、貴重なエピソードも披露された。韓国・CGV 龍山アイパークモールで行われた本イベントには、豪華韓国キャスト陣とともに日本からのリモート出演で是枝監督も登場。作品の魅力をはじめ、撮影での思い出や、5月17日(火)より開催される第75回カンヌ国際映画祭にむけての意気込みなどを熱く語り合った。本作初のイベントということもあって、会場にはマスコミ陣が大勢集まり、監督やキャストに直接質問の出来るQ&Aも挙手の嵐。是枝監督が初めて韓国で映画を制作した最新作の注目度の高さが窺える大盛況のイベントとなった。ソン・ガンホ&イ・ジウン(IU)らカンヌ参加への意気込み語る赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を連れ去るベイビー・ブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホの「個人的に3年ぶりにこういう場で是枝監督の新作と共にご挨拶できるようになり、嬉しいです。ありがとうございます」という挨拶に続き、サンヒョンの相棒であるドンスを演じたカン・ドンウォン、2人と共に旅をすることになった赤ん坊の母親ソヨンを演じるイ・ジウン(IU)、彼らを検挙しようと尾行を続ける刑事スジン(ペ・ドゥナ)の後輩、イ刑事を演じたイ・ジュヨンも挨拶。その後、日本からリモートで参加した是枝監督もモニター越しに「長年の夢が叶って、映画が完成してこの日を迎えられたことを嬉しく思います」と明かした。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門への出品決定が決まったことについて是枝監督は「あの場所は何度行っても本当に緊張しますし、喜びでもありますし、この作品にとっては本当に最高のワールド・プレミアの場所に選んでいただいたなと思っています」と並々ならぬ思いを吐露。本作でカンヌ国際映画祭への参加が7回目となるソン・ガンホは「光栄なことにも、素晴らしい監督と役者さんたちのおかげで、このような結果になり、嬉しいです。特に是枝監督の初めての韓国映画演出作ですし、こういう素晴らしい役者さんたちと一緒に行けるようになり、とても嬉しく思います」とコメント。同映画祭への参加が初となるイ・ジウン(IU)は「私も本当に光栄に思います。コンペ部門に招待され、人生にこんな日が何度あるか分からないので、(向こうで)一生懸命学び、満喫してきたいです」と話し、同じく初参加のイ・ジュヨンは「参加することができて嬉しいです。先輩たちとジウンさん、監督と一緒にフランスの雰囲気を感じることができるだけでもワクワクしています」とそれぞれ意気込みを語った。ソン・ガンホ「昔から是枝監督の作品世界のファンでした」本作の企画のはじまりについて問われた是枝監督は「ペ・ドゥナさんは一度映画をご一緒させていただきましたし、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんは映画祭でお会いさせていただいたり、日本へ新作のPRイベントで来日された際に上映に花束を持って参加させていただいたり…というような交流をさせていただいておりまして、“いつか映画でご一緒しましょう”という漠然とした言葉を交わしていたんですが、2016年頃にふと思いついたプロットがありまして、これなら自分の頭の中にいる韓国の役者の方々と一緒に映画が作れるのではないかと…その思いつきがきっかけでした。神父の格好をしたソン・ガンホさんが赤ん坊を抱き上げて、すごくいい人に見えるんだけど実は……、そんなワンシーンを最初は思い浮かべていました」と初期の貴重なプロットの内容とともに今作の企画に至るまでのエピソードを披露。続いて、作品の紹介を改めて問われ、「赤ちゃんポストというのは日本にも存在していて、前から関心を持っていたんですが。韓国にも同じようなものがあると聞きまして。そこに預けられた一人の赤ちゃんを巡って、そこに善意と悪意が絡まりながら、赤ん坊と一緒にいろんな思惑をもった人間たちが旅をしていく、そういう話にしたいと思って作った映画です」と説明した。ソン・ガンホは是枝監督からオファーがあった当時のことを尋ねられ、「正確な年度は覚えてないですが、6-7年前に、釜山(プサン)映画祭で初めてミーティングをしました。昔から是枝監督の作品世界のファンでしたし、尊敬する芸術家ですので、とても光栄でした。監督の映画を見ていると、先入観かもしれませんが、冷たい話の中に温かいヒューマニズムが描かれて終わる印象でしたが、この作品を経験したら、監督の冷徹な現実直視により、温かいストーリーの中でも、冷静な視線で社会を俯瞰している感じがして、とても感動しましたし、新しい挑戦でもあり、ワクワクする作業でした」と是枝監督との初のコラボレーションに感無量の様子でコメント。カン・ドンウォンは「私も6-7年前に東京で監督に初めて会いました。その後、映画化されるまでかなり時間がかかったんですが、やっと去年、撮影をすることになり、こうやって公開を控えていますね。感慨深いです」と懐古した。是枝監督、コロナ禍に「マイ・ディア・ミスター」「梨泰院クラス」にハマる本作が劇場公開映画への初出演となったイ・ジウン(IU)は「もらったシナリオを読む前に、短編映画の撮影で共演したことのあるペ・ドゥナさんに電話をしたんです。そしたら“とてもハマり役だ”と言ってくれたんです。好きな先輩からそう言われて、私も確信を持って台本を読んだ覚えがあります」とペ・ドゥナとのエピソードを披露しながら、自信を持って役と向き合ったことを明かす。シナリオを読んだときに涙を流したというイ・ジュヨンは「ネタバレにならない範囲で言いますと、登場人物たちがお互いの心を理解しながら会話するシーンがありますが、ソヨンがあの3人に言ってあげる言葉があるんです。その言葉をじっくり考えたら、心にとても響きました。人物たちの感情をきちんと積み上げていくシナリオでした。監督の作品がとても好きで、この映画の中に自分が存在できて光栄でした。そして、とても楽しくお仕事ができました」と是枝監督が本作でも描いた奥深い人間ドラマを役者として身をもって体感した様子。イ・ジウン(IU)とイ・ジュヨンのキャスティングの経緯について問われた是枝監督は「コロナの自粛の間に、韓流ドラマを配信で観ることにハマリまして、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(※イ・ジウンが出演するドラマ)を観ていたんですが、後半はイ・ジウンさんが登場するシーンはずっと泣いているような状況で、もうこの人しかいないと思って、オファーしました。そして、イ・ジュヨンさんは『梨泰院クラス』(※イ・ジュヨンが出演するドラマ)にもハマって、2周観たのですが、彼女の存在がとても印象的だったので名前を挙げました」と、日本でも話題を呼んだドラマで2人の演技力に惚れ込んでキャスティングに至ったことを明かした。ソン・ガンホ&カン・ドンウォン「実の兄弟のように演技の相性が良い」演じたドンスというキャラクターについて問われたカン・ドンウォンは「ドンスは少し頑固な面があるんです。ドンス自身が児童養護施設で育ち、使命感をもって子供を養子縁組させる人物で、子供は児童養護施設で育つより家庭で育った方が良いという考えを持ってる人物です。実際、児童養護施設を何度か訪ねて、そこの出身の方々とお話をしたりして、その気持ちを演技に込めようと努力しました。その会話で感じた感情とその方々の悲しみを表現しようとしました」と役作りのために自ら足を運んでリサーチを重ねたという。サンヒョンを演じるにあたってのこだわりについて問われたソン・ガンホは「カン・ドンウォンよりもっとカッコよく映りたいなと思いました(笑) 劇中ではちょっとカッコよく撮れたと思ったんですけど、今日の彼の衣装を見て、そういう期待はやめることにしました(笑)」と会場の笑いを誘いつつ、久しぶりの再タッグとなったカン・ドンウォンとの共演については「12年前の『義兄弟』で実の兄弟のように演技の相性が良いと感じたので、今回も自然に演じることができました」と言う。「末っ子の弟と共演する感じで、分析的ではなく本能的なケミストリーを作れたと思います」と自信たっぷりにコメント。続いて「サンヒョンというキャラクターは、普通にいそうな中年男性で、幸せな人生というよりは順調でない人生と寂しさを感じる人物かなと思います。彼が劇中でやってることは不合理なことで非道徳的なことかもしれないけど、真の部分では純粋で温かい感性を持ち、そういうものに憧れを抱いている、そんな感情が凝縮された人物ではないかと思います」と分析した。是枝監督は、そんなソン・ガンホについて演技力や洞察力を絶賛、「演じる人物像のなかに、善も悪も両方入っていて、それがシーンやセリフによって微妙に入れ替わる。色が単色ではない人物描写っていうのが、とても深くて見事だなと。本当に素晴らしいと思って拝見していました。今回のサンヒョンの役も、悪人なのか、善人なのか、見ている人たちが探っていけるような、そういう人物描写にしたいなと思っていました」と明かす。カン・ドンウォンもソン・ガンホとの撮影を振り返り、「個人的には、12年前よりももっと相性がよかったと思います。私もだいぶ成長しましたし(笑)。現場で演じる時もとても相性がよかったですし、私も年を取ったので会話ももっとスムーズにできました」と明かすと、ソン・ガンホが「成長しましたね。背も伸びたし(笑)」とジョークを飛ばすなど長年の関係からなる仲の良さを見せるひと幕も。ソン・ガンホも絶賛するイ・ジウン(IU)「親にも自慢しました」一方、イ・ジウン(IU)は「母親の役は初めてなので、子供の抱き方や、遊んであげるときの振る舞いなど、小さな習慣を自然に見せようとしました。外見的にもあまりやったことがなかったスモーキーメイクやブリーチヘアなど、メイクチームからアイデアをもらいながら役作りをしました」と外見から役作りにこだわったことを語る。そんなイ・ジウンについてソン・ガンホは、「イ・ジウンさんは、とある屋上でのシーンで、役者としてのテクニックもそうですが、感情と気持ちを伝える正確な表現、感情を伝える表現の仕方にとてもインパクトを受けました」と称賛。当時の撮影現場をイ・ジウンも記憶に残っているようで「撮影期間の中でじゃなく、人生の中で一番印象的な瞬間だったと思います。夕日が沈みかけていて、ソン・ガンホさんは撮影が早く終わったのに、私を待っていてくれてました。お疲れさまでしたと挨拶したら、あのシーンをモニターで見たけど、すごくよかったよと言ってくれましたね。そして、ソン・ガンホさんの車は遠ざかって行き(笑)、その光景がとても美しく感動的で、涙が出ちゃいました。親にも自慢しました」と胸いっぱいの様子でふり返った。ペ・ドゥナとのタッグについて尋ねられた是枝監督は「前回ご一緒したときに彼女のお芝居の素晴らしさを痛感していたのですが、今作ではさらに研ぎ澄まされていました。車の中のシーンが多かったのですが、その限定されている中で、ちょっとしたセリフの間とか、振り向くタイミングのコントロールとか、そのようなところであらゆる感情を表現してくる底力のようなものを感じました」と、『空気人形』からさらに進化した役者としての魅力を明かす。そんなペ・ドゥナとともに刑事役に挑んだのがイ・ジュヨン。「映画での刑事ってステレオタイプを思い浮かべますが、監督の映画の中の人物には、みんな発見されていない人間性があると感じました。サンヒョンたちを追う時も捜査目的ではなくて、ソヨンが赤ちゃんを捨てなければならなかった事情を知りたがったり、理解してあげたいという感情がイ刑事にはありました。そのような部分をもっと引っ張り出そうとしてくれました。ペ・ドゥナさんとは車内シーンが多かったですが、とても上手にリードしてくれました。漫才コンビのような愉快な雰囲気が出せるように2人でたくさん話しました」と語った。これまでにも様々な巨匠たちとタッグを組んできたソン・ガンホだが、是枝監督に対しては「日本の巨匠監督に対する先入観ですが、緻密で完璧に計算されたディレクションであるとよく耳にしてました。ところが、是枝監督は本当に自由にリラックスさせてくれて、限りなく役者たちの感性を尊重し、引き出してくれて、とても驚きました。やはり巨匠たちはみんな共通してるなと、役者にすべてを任せるんだと思いました。もちろん監督の中では全てが整理されていると思いますが、現場では役者たちの話を聞きたがっていて、とても立派な形の作業でした」と明かす。そして、そんな是枝監督が撮影中にスタッフに向けて書いていた手紙がスクリーンに!是枝監督は「撮影が進んでいくなかで感じたことなどを、言葉が通じない関係なので、できるだけ文字にして伝えていくことで、自分が何を感じているのか、悩んでいることもふくめて、共有して頂いたほうが良いなと思ったので、このような形でスタッフやキャストの皆さんにお手紙を渡させていただいていました」と、コミュニケーションを重視する是枝監督のエピソードも語られた。マスコミからの質疑応答ーー家族の社会的解体と再構成、今作のポイントは?監督:旅を通して、一組の疑似家族を描こうと思っていました。その背景には、家族を諦めた人もいれば、家族を求め続けている人もいて、そういう人たちが非常に短い時間ですが、ひとつの車に乗って旅をする話を描きたいなと思っていました。ただ頭の中心にあったのは、“家族”というよりはひとつの“命”を巡る話。生まれた命をどういうふうに守るのか、そして手放すのか、そのような物語に仕上がっていると、今自分では考えています。マスコミからの質疑応答ーー言語や世代の違う撮影現場での作業は?監督:キャストだけじゃなく、スタッフも含め、全員に言えるのですが、日本の現場に比べて、準備が非常にしっかりしています。撮影にのぞむまでの準備、撮影が始まってからの準備、全てが早いことが一番驚きでした。完璧な状態で現場がスタートするという感じでした。イ・ジウン:本当に色んな年代の人がいる現場だったので、最初は私もかなり緊張してました。でも、子役たちが活躍してくれて、場の雰囲気を和ませる可愛いエピソードが多かったですね。例えば、監督も子供たちがなるべく自然にいられるように配慮してくれて、大人の私たちは深刻な感情を抱えたシーンだけど、一方で子供たちはすごく楽しそうにしてまして、緊張をほぐしてくれるポイントになっていましたね。子供たちのおかげで和気あいあいな現場になれたと思います。マスコミからの質疑応答ーー刑事役の役作りは?イ・ジュヨン:イ刑事が、サンヒョンたちはプロのブローカーにしては中途半端なところがあると言うシーンがありますが、実はスジンとイ刑事も中途半端な刑事なんです。女性青少年課の刑事で、社会的弱者に対する捜査をするので、剛直なプロの刑事とは違うイメージですね。車で朝晩を過ごすコンセプトだったので、服や乱れた髪でそういったところを見せようと努力しました。そして最後に是枝監督が、「ここに並んでいただいている方に加え、ペ・ドゥナさんも含めて、韓国映画界の宝物のような役者さんたちと、韓国映画界を代表するスタッフの方たちに集まっていただいて、自分自身も納得ができる大好きな作品になりましたし、カンヌ国際映画祭でのお披露目という素晴らしいスタートを切ることができて、この後韓国での公開を控えて、韓国の映画ファンの方に作品を届けられることを本当に嬉しく心待ちにしています」と改めて喜びを語り、「公開時期にはオンラインではなく、韓国にお伺いして直接この映画を届けられればと思います」と訪韓にも期待を寄せていた。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月10日本業の畳製造のかたわら、畳の魅力を発信すべくイ草と畳縁を使った生活雑貨を扱う松葉畳店(所在地:静岡県焼津市、代表者:伊藤 謙)は、イ草の香りとサラッとした肌触りで寝苦しい夏の夜を心地よく過ごせる天然素材のシーツ・寝ござ『Ando』を、応援購入サービスMakuakeにて、2022年6月11日まで販売いたします。【応援購入サービスMakuakeページ】 寝ござ『Ando』メインビジュアル【寝ござ『Ando』誕生の背景 「もう3年分のイ草が残っているなぁ…」】熊本のイ草農家さんがボソッとつぶやいたひとことです。この言葉を聞いて、「残っているイ草を、何とかしなくては!」と、私たちはいても立ってもいられない気持ちでいっぱいになり寝ござ『Ando』は誕生しました。畳の良さを簡単に手軽に感じられるのが、寝ござです。薄くて軽量、くるくる巻いて持ち運びができる優秀な存在。使う場所や置く場所を選ばない手軽さは、現代の生活に自然となじみます。現代のインテリアにもなじむよう【デザイン事務所STUDIO BYCOLOR】とともにデザインしたオリジナル縁使用!【寝ござ『Ando』の3つの特徴】1.四季のある日本に300年前から続く「寝ござ」寝苦しい夏の夜を心地よく過ごす先人の知恵を再発見!2.イ草は心地良い香りと吸湿性の高い天然素材。「寝ござ」はお肌にやさしく寄り添う天然のシーツです!3.薄い・軽い・折り畳めるのポータブルさが特徴。アウトドア・ヨガ・プレイマットにも♪サイズ【寝ござ『Ando』の使い方・利用シーン】布団やマットレスに敷いて、現代の冷感シーツの天然素材版!仕事や家事に頑張っている方へ、癒しの香りでひと休み!ヨガやサウナなどが好きな方へ、湿気を吸って汗をかく趣味にも!アウトドアやキャンプが好きな方へ、新たなお洒落キャンプギアに!夏のソファのべたつきが気になる方へ、サラッと清涼感!リビングやキッズスペースがくつろぎスペースへ寝ござのHow to use!! アウトドアに寝ござのHow to use!! 基本の使い方はシーツです寝ござのHow to use!! 玄関マットやプレイマットに寝ござのHow to use!! ヨガマットに【寝ござ『Ando』製品概要】価格 :6,600円(税込み)色柄 :SAKUKA×2色、DANMEN×2色、NEMOTO×2色 計6種サイズ :90cm×190cm素材 :天然イ草、畳べり(ポリプロピレン)販売方法:応援購入サービス、終了後店頭、卸販売販売店 :松葉畳店、新静岡セノバ(静岡県内デパート)、渋谷ロフトPOPUP予定寝ござ『Ando』ラインナップ寝ござのHow to use!! お出かけに【松葉畳店について】私たちは、静岡県焼津市にある『松葉畳店』です。1977年に創業して以来地域に根付いた畳店を目指してきました。畳の製作以外にも、生活に身近な雑貨・インテリアの製作、イ草を体験するワークショップを開催するなど、試行錯誤しながら畳・イ草の魅力を発信しております。昨年老朽化した、工場を建て替え、先日ディスカバージャパンさんに取り上げて頂きました。 松葉畳店ご紹介 店舗【会社概要】会社名 : 松葉畳店所在地 : 〒425-0068 静岡県焼津市中新田1005-5代表者 : 伊藤 謙創業 : 1977年1月URL : 事業内容: 畳・畳雑貨製造販売松葉畳店ご紹介 娘と娘婿店主【お客様からのお問い合わせ先】松葉畳店担当 : 伊藤 知美TEL : 090-6599-0641e-mail: info@matsubatatamiten.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日菅田将暉と原田美枝子がW主演する映画『百花』が9月9日(金)より公開となる。この度、本作に対して山田洋次、岩井俊二、ポン・ジュノ、鈴木敏夫からコメントが到着した。映画プロデューサー・脚本家として『告白』や『悪人』、『モテキ』、『世界から猫が消えたなら』、『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気。映画製作の一方で、数々の話題作を小説家としても生み出してきた。そんな川村が2019年に発表したのが、自身4作目の小説『百花』(文春文庫刊)である。自身の体験から生まれたこの小説は発表後、吉永小百合をはじめとした各界からの絶賛を受け、現在は発行部数18万部を突破。映画版は原作者である川村が監督と脚本を手掛けた初の長編作だ。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは、第41回「日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめとし、数々の映画賞に輝いてきた若手屈指の演技派俳優・菅田将暉。レコード会社に勤務し、社内結婚をしてまもなく子供が生まれようとしている日常から一変。記憶を失っていく母を目の当たりにして、封印していたはずの過去の記憶に向き合うことなる息子を繊細かつ力強く演じる。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を演じるのは、黑澤明、増村保造、深作欣二など数々の名匠の作品に多数出演し、映画賞を総なめにしてきた日本を代表する女優・原田美枝子。女手ひとつで育ててきた息子と、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった百合子。記憶を失っていくなか、思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとする母の姿を、圧倒的な存在感と確かな演技力で表現する。昨年、映画化発表と共に解禁となった超特報映像でも「映像を見ているだけでジーンとくる」、「すごく心に沁み入る様な作品だと、映像だけで伝わってくる」、「公開が待ちきれない!」などとSNSで話題になった。そんな本作を鑑賞した映画界の巨匠たちから早くも感想コメントが到着。『男はつらいよ』、『たそがれ清兵衛』、『母と暮らせば』などの名作を監督した山田洋次や『パラサイト 半地下の家族』では「第72回カンヌ国際映画祭」パルムドール最高賞、「第92回アカデミー賞」作品賞ほか最多4部門を受賞したポン・ジュノ。さらにスタジオジブリのプロデューサーとして名作を世に送り出してきた鈴木敏夫、『LoveLetter』、『スワロウテイル』、『花とアリス』ほか、数々の作品で熱狂的なファンを生み出してきた岩井俊二が名を連ねている。彼らの熱い賞賛コメントは以下の通り。<山田洋次:映画監督>凝縮された美しさ。奇想天外な物語がある一方、誰もが身に覚えのあるような身近なストーリーもある。認知症がじわじわと進行しつつある母親に、出産を控えた息子夫婦が向き合う、という誰にとっても身につまされるような、悪く云えば日常的なドラマを、思い切って凝縮してみる、何百気圧のプレッシャーをかけてギュウギュウ圧縮すると、透明なキラキラした美しい結晶体に変化する。川村監督の『百花』はそんな映画だ。ワンシーンワンカットで撮影された、いわば「長回し」の大胆な演出スタイルが不思議に飽きさせない。うまい演出とは云いたくない、この作品の力はスタイルではなく、このドラマにかけた監督のエネルギー、情念、憧れ、愛情、といったもの、つまりハートなのだということをしみじみ思わせてくれたし、実は初演出の川村元気君自身が完成した作品を見てそのことに気づき、衝撃的に思いあたっているに違いない。「カットとカットの間に神が宿るんだ、それが映画というもんだよ」と、ぼくに語ってくれた黒澤明監督の温顔をしみじみ思い出す。<ポン・ジュノ:映画監督>映画は最初から野心的であざやかだった。絶妙なロングショットは、非常に繊細かつ鋭敏に演出されていて、最後まで緊張感が続く。何よりも感動したのは、映画の後半で、主人公の泉が母の百合子に「なんで忘れてんだよ、こっちは忘れらんねえんだよ」と叫ぶ場面。そしてラストに、母親が求める「半分の花火」が何だったのか、その本当の意味に彼が気づく。なんと感動する瞬間なのか。改めて、息子と母の親子関係の本質を力強く感動的に描いた作品だ。素晴らしい作品を見せてくれたことに、感謝を伝えたい。<鈴木敏夫:スタジオジブリ・プロデューサー>母の記憶とリンクするピアノ曲と抑制された音楽と。本当に久しぶりに映画に浸った。<岩井俊二:映画監督>記憶とは歪んだイビツな鏡なのかも知れない。母にとって小さな湖が、海と映る。果てなく大きな存在が母であるその息子の鏡には。『百花』9月9日(金)より公開
2022年04月12日「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」のイム・スジョンと「Sweet Home -俺と世界の絶望-」のイ・ドヒョンが主演する、スタジオドラゴン製作の新作ドラマ「メランコリア」(原題)が5月より日本初放送されることになった。本作は、様々な思惑に翻弄されながらも数学を愛した、教師と生徒の物語。名門私立高校の数学教師チ・ユンスを演じるのは、好評を博した「恋愛ワードを入力してください~Search WWW~」以来2年ぶりのドラマ主演となるイム・スジョン。心に傷を抱えた数学の天才高校生ペク・スンユを「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」「Sweet Home -俺と世界の絶望-」などで注目を集めるイ・ドヒョンが演じる。不正が横行する世界で深い傷を負った2人は、 愛する人を守るため復讐という難解な証明問題に立ち向かう。そして2人の間にできたわだかまりを解きつつ描く美しいラブストーリーに加え、 劇的な展開をも持ち合わせた独特な世界観。ヒットドラマ「女神降臨」「偶然見つけたハル」のキム・サンヒョプ監督が贈る、切なくも美しい純愛ラブロマンスとなる。あらすじ新しく数学教師としてアソン高校に赴任してきたチ・ユンス(イム・スジョン)は列車で偶然すれ違った青年ペク・スンユ(イ・ドヒョン)と校内で運命的に再会する。無口で内向的なスンユは、ユンスに数学の才能を見いだされ、徐々に心を開いていく。数学オリンピックの準備をしながら親密になっていくユンスとスンユだが、校内ではそんな2人の仲を不適切な関係だと怪しむ声が聞こえ始める。一方、同じく数学オリンピックの準備をするソン・イェリン(ウ・ダビ)。その陰には彼女の優勝を後押しする存在が…。「メランコリア」(原題)は5月1日(日)第1話、CS放送「Mnet」にて先行放送。5月より本放送スタート予定。※動画配信サービス「Mnet Smart+」では本放送&7日間見逃し配信で視聴可能。(text:cinemacafe.net)
2022年03月05日MCや歌手としても大活躍する国民的俳優イ・スンギと、『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』イ・ヒジュンがW主演し、韓国で大きな話題を呼んだ過激で残酷な禁断のクライムサスペンス「マウス~ある殺人者の系譜~」が、5月11日(水)よりDVDリリース、同日U-NEXT にて独占先行配信されることになった。「九家(クガ)の書~千年に一度の恋~」「花遊記<ファユギ>」「Vagabond/バガボンド」などヒット作のほか、歌手、バラエティ、オーディション番組のMCなど多彩に活躍し、その好感度満点の人柄で“国民の弟”と呼ばれるイ・スンギ。一方、『1987、ある闘いの真実』『KCIA 南山の部長たち』といった映画や「青い海の伝説」などドラマにも出演し、演技派として抜群の信頼感を誇るイ・ヒジュン。いま最も勢いのある2大俳優の初共演が実現。善良そのものの正義漢で誰からも愛される町の巡警チョン・バルムと、両親を殺した殺人鬼に復讐するため刑事になった男コ・ムチ。連続殺人事件をきっかけにタッグを組む2人の人生は、さらなる事件が連発する中で過去と現在が複雑に絡み合い、予想もつかぬ方向へと急変していく。俳優人生初めての難役に挑戦したイ・スンギの、深層心理をえぐり出すような圧巻の感情演技と、それに対抗するイ・ヒジュンの、唯一無二の存在感と心を鷲掴みにする男泣きの熱演。ともに歴代最高キャラを更新した彼らのケミストリーが奇跡の相乗効果をもたらし、見始めたら止まらない、禁断の“マウス”現象を引き起こす!これは悪魔からの挑戦状か!?畳み掛ける殺戮と悲劇を止められるのは誰か韓国全土を恐怖のどん底に突き落とした“ヘッドハンター殺人事件”。犯人は逮捕されるも、25年後、新たな人間ハンターが出没する…。“殺人を犯すサイコパス遺伝子は存在するのか”というタブーともいえる題材をテーマに、サイコパスの中でもわずか1%とされる最も凶悪な怪物“プレデター”に焦点を当てた本作。その残虐な殺人鬼は一体どこに潜んでいるのか、初回から戦慄のストーリーが展開。随所に張られた伏線の数々、善と悪が視点によって反転する危うさ、そして視聴者をときおりミスリードしながら何度も裏切るどんでん返しの凄まじさは、サスペンスドラマの上級ファンをも唸らせる驚くべき完成度。さらに、想像を遙かに超えた運命に翻弄される登場人物たちの人間ドラマには、感情が揺さぶられ、ときに涙が止まらない。テレビコードぎりぎりの過剰な描写も話題となったが、全編に渡って演じている子役と動物への配慮が行われ、冒頭にその旨を伝えるテロップが表示された。レベルの高いドラマを送り出すことで定評があるtvNでオンエアされるや大反響を巻き起こし、視聴率1位を独走。さらにTV話題性ドラマ部門※でも上位をキープし、出演者話題性部門(※)ではイ・スンギが1位にランクインするなど熱い話題を提供し続けた(※グッドデータコーポレーション調べ)。「イカゲーム」『パラサイト』『殺人の追憶』――レジェンド作品と並ぶ圧巻のクオリティサイコパス殺人犯を描いた傑作『羊たちの沈黙』、猟奇殺人作品の金字塔『セブン』など…数々のサスペンス・ミステリー作品の系譜に新たなドラマが誕生。tvN、OCNなどの放送局を設立し韓国サスペンスドラマを牽引してきたCJエンターテイメントが満を持して制作した本作は、まさに渾身の超一級サスペンス作品。韓国映画史に輝く『殺人の追憶』『チェイサー』などにも引けを取らない緻密な演出と脚本、そして役者たちの見事な演技。世界最高のドラマシリーズを選出するフランスのフェスティバル「SERIES MANIA2021」では米英など世界有数の国々に混じって韓国から唯一ノミネートを果たし、世界レベルの作品力であることが認定された。近年、アカデミー賞作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』やNetflixでは「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」が熱狂的ブームを巻き起こす中、本作も韓流ムーブメントの勢いをますます加速させることになるだろう。「人間レッスン」パク・ジュヒョンほか、完璧なアンサンブルで織りなす迫真のドラマ2大役者の激突とともにドラマを盛り上げる豪華キャストも話題に。過去の事件によるトラウマを背負いながらもバルム(イ・スンギ)を慕う女子高生役には、「人間レッスン」で怪物新人と謳われたパク・ジュヒョンを抜擢。テレビ番組PDとして事件に深入りしつつ、切ない秘密を抱える女性を演じるのは、「ハッシュ~沈黙注意報~」などのキョン・スジン。また、物語のキーパーソンとなる謎めいた医師を怪演するのは、「嘘の嘘」「元カレと旅する5日間」のクォン・ファウン。端正なルックスと怪しい存在感が人気を呼び、役名にちなんだ“ゴッド・ヨハン”シンドロームをもたらした。さらに、“プレデター”の少年時代を演じるのは、「椿の花咲く頃」などの天才子役、キム・ガンフン。鳥肌ものの名演技で悪魔の子を体現し、話題を集めた。ほかに「ドキドキ再婚ロマンス 子どもが5人!?」アン・ジェウク、「愛の不時着」キム・ジョンナン、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」チョ・ジェユンら、安定のベテラン勢が勢揃いした。(text:cinemacafe.net)
2022年03月01日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞4冠に輝き、新作を切望されているポン・ジュノ監督が、ワーナーのSF映画で監督、脚本、製作を担当することが決まったという。主演候補にはロバート・パティンソンが挙がっており、現在交渉中とのこと。「The Wrap」などが報じた。タイトル未定の本作は、まもなく出版されるエドワード・アシュトンの小説「Mickey7」が原作で、「アンディ・ウィアーの『火星の人』とブレイク・クラウチの『ダーク・マター』を足して2で割ったような作品」とのこと。死の危険性がある仕事のためにデザインされた、消耗品かつ使い捨てのクローン人間の物語で、主人公は危険な未開の地を開拓するべく調査に派遣されているミッキー7。すでに6回の“死”を経験し、記憶は彼らから引き継がれて“再生”され再び仕事に就くが、ある日ミッキー7は行方不明となり、死んだとみなされる。しかし、ミッキー7は死んでいなかった。彼は基地に生還すると、ミッキー8が仕事をしているのを見て…。ツイッターには「原作小説さえまだ発売されていないのに、すでに楽しみ」「ポン・ジュノ監督とロバート・パティンソンの組み合わせが最高」「ジュノ監督のことは信頼しているからね!」と期待の声が多数寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年01月20日ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェが7年ぶりに共演する映画『ただ悪より救いたまえ』。この度、Netflixオリジナルドラマ「イカゲーム」でも話題のイ・ジョンジェから、日本のファンに向けたメッセージ映像が到着。さらにイ・ジョンジェは、12月27日(月)放送の日本テレビ系「しゃべくり007 年末2時間スペシャル」に韓国からゲスト出演することになった。「イカゲーム」で主人公ソン・ギフンを演じ、世界を熱狂の渦に飲み込んだ韓国きってのイ・ジョンジェ。本作では対照的なキャラクターを演じ、さらなる話題となっているが、そんな彼から日本公開そしてクリスマスを直前に日本のファンへメッセージが到着。笑顔であいさつをしたイ・ジョンジェは「劇場でご覧頂けたらうれしいです」と語り、さらには「皆さん 健康で幸せなクリスマスをお過ごしください」と続け、満面の笑みで日本のファンへ向け手を振っている。なんと、イ・ジョンジェが12月27日(月)21:00より日本テレビ系「しゃべくり007年末2時間スペシャル」にゲスト出演。日本のバラエティー番組は初出演となるイ・ジョンジェに、しゃべくりメンバー(ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアル)が迫る。『ただ悪より救いたまえ』は12月24日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。「しゃべくり007年末2時間スペシャル」は12月27日(月)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ただ悪より救いたまえ 2021年12月24日よりシネマート新宿ほか全国にて公開ⓒ 2020 CJ ENM CORPORATION, HIVE MEDIA CORP. ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月23日「2PM」ジュノの除隊後初主演ドラマ「赤い袖先」(原題)と、イ・ハニ&イ・サンユン共演のラブコメディ「One the Woman」(原題)が、「KNTV/KNTV801」にて日本初放送されることが決定した。3月に第1・2話を先行無料放送、4月に本放送スタートする「赤い袖先」は、第22代王イ・サンと女官の切ない愛を描く歴史ロマンス。ジュノがこれまで数々の俳優が演じてきた名君イ・サンを新たな姿で熱演、イ・セヨンが後に側室となるヒロインの宜嬪成氏を活き活きと演じ、2人の若かりし日の秘めた愛を美しい映像で綴る。「赤い袖先」(原題)本作は、韓国の大ベストセラー小説が原作となっており、ジュノが原作に惚れ込み、除隊後復帰作に選んだことでも話題になった。「赤い袖先」(原題)一方、「One the Woman」は、3月に日本初放送。不正検事と財閥一家の嫁、正反対の2役をイ・ハニがパワフルに演じ、ヒロインに振り回されつつも見守る財閥をイ・サンユンが好演。高視聴率を記録しており、早くもシーズン2が期待されている。なお本作は、「熱血司祭」のキム・ナムギルの爆笑カメオ出演も必見だ。「One the Woman」(原題)ほかにも1月は、ナムグン・ミン主演のハードボイルド・アクション超大作「黒い太陽」(原題)。2月は、キム・ユジョン&アン・ヒョソプ共演のファンタジーロマンス時代劇「ホン・チョンギ」(原題)も日本初放送が決定している。「ホン・チョンギ」(原題)「赤い袖先」(原題)は2022年3月、第1・2話先行放送(2話連続)。4月より日本初放送(全16話予定)。「One the Woman」(原題)は2022年3月、日本初放送(全16話)。「ホン・チョンギ」(原題)は2022年1月14日(金)20時~第1・2話先行放送。2月19日(土)20時~日本初放送(全16話)。「黒い太陽」(原題)は2022年1月21日より毎週金曜日20時~日本初放送(全12話)。(cinemacafe.net)
2021年12月09日俳優のイ・ドンウクと女優のユ・インナが共演するロマンティック・コメディドラマ『真心が届く 〜僕とスターのオフィス・ラブ!?〜』が、dTVで配信スタートした。ヒロインのユ・インナが演じるのは、言われのないスキャンダルで2年間も芸能界を干されている女優、オ・ユンソ。復帰を果たすべく、法廷を舞台にした新作ドラマへの出演を熱望した彼女に、「役作りのために法律事務所で実際に働いてみること」という条件が出される。ユンソは、本名のオ・ジンシムとして、所属事務所代表の従兄弟が代表を勤める法律事務所「オルウェイズ」でインターンとして働くことに。そこで出会うのが、イ・ドンウク扮する事務所のエース弁護士、クォン・ジョンロク。やり手の弁護士ながら恋愛経験もなく女性の扱いがわからないジョンロクと、一般常識に欠けたジンシムがうまくいくわけもなく、トラブルが起きてばかり。そんな中、とある事件でジンシムの女優としての経験が役に立つなど、徐々に二人の距離は近づいていく。しかし、お互いにまともな恋愛経験がないもの同士。果たして、二人の恋の行方は――。(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
2021年09月26日『新感染半島 ファイナル・ステージ』で荒廃した半島を娘たちと生き抜く母を熱演したイ・ジョンヒョンと、『アジョシ』「シークレット・ガーデン」などのキム・ソンオが共演する『死なない夫』が、今年8回目を迎える「夏のホラー秘宝まつり 2021」にて日本初上映されることが決定した。本作は、ユーモアあふれる夫と裕福な生活を送る妻が、夫の隠しごとを知ろうとしたことからやがて壮絶な死闘を繰り広げる姿を描く痛快スリラー。『人喰猪、公民館襲撃す!』(09)などで知られるシン・ジョンウォン監督の新作となっている。夫婦仲は昼夜問わず良好、何不自由ない暮らしを送りながらも夫に不信感を抱き、奇想天外な秘密と直面する妻・ソヒを演じるのは、『新感染半島 ファイナル・ステージ』で娘を育てながら荒廃した韓国を生き抜き、アクションも披露したイ・ジョンヒョン。本作では、夫の真の姿を知り、仲間とともに闘う芯の強い女性を熱演する。体格がよくお茶目な一面もある完璧な夫・マンギルには、『アジョシ』の悪役で注目され、ドラマ「シークレット・ガーデン」「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」のほか、『シークレット・ジョブ』『無双の鉄拳』などで肉体派の印象も強いキム・ソンオが演じる。この度解禁となったシーンカットは、マンギルが栄養源とする(!?)ガソリンを密かに補給する姿や、彼の異常な姿を目の当たりにして驚愕するソヒの表情など、衝撃的な場面を切り取ったものばかり。夫は果たして何者なのか?秘密が露見して夫婦関係は崩れだし、ふたりの闘いはどんな決着を迎えるのか、期待が高まる。なお、「夏のホラー秘宝まつり 2021」ではイタリア恐怖映画界のレジェンド、ルチオ・フルチの傑作13選や、マリオ・バーヴァの傑作9選、全米で非難を浴びた問題作『悪魔のサンタクロース』2作品などのスクリーン初上映作や、ミヒャエル・ハネケ監督の問題作『ファニーゲーム』のリバイバル上映などが行われる。『死なない夫』は8月6日(金)よりキネカ大森ほかにて順次公開。「夏のホラー秘宝まつり 2021」は8月6日(金)よりキネカ大森とアップリンク吉祥寺の2館(東京)、シネマスコーレ(名古屋)、シアターセブン(大阪)、アップリンク京都(京都)4都市5劇場にて順次開催。(text:cinemacafe.net)
2021年06月01日『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、カンヌ国際映画祭のパルムドールなど数々の賞を受賞したポン・ジュノ監督が、「人間と深海の生き物」をテーマとした韓国のフルCGアニメ映画に着手しているという。「IndieWire」などが報じた。ポン監督はこのアニメ映画の脚本を2018年から韓国の「4th Creative Party」とともに手掛けており、脚本は今年1月に完成したとのこと。同社はVFXの製作会社で、ポン監督の『母なる証明』『オクジャ』『スノーピアサー』にも携わってきた。アニメ映画とは別に、ポン監督は英語で製作される映画の脚本も執筆しており、『パラサイト 半地下の家族』から初めてメガホンを取る作品はアニメ映画よりこちらが先になるようだ。これら以外にも、米HBOでドラマ化される『パラサイト 半地下の家族』を『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』などのアダム・マッケイとタッグを組んで製作し、自身がプロデューサーと脚本を務めた韓国映画『海にかかる霧』をハリウッドでリメイクすることも決定しており、多忙を極めている。さらに、ポン監督は今年8月から9月に開催されるヴェネチア国際映画祭の審査員長を務めることが決定している。(Hiromi Kaku)
2021年05月14日日本デビュー10周年を迎える韓国のロックバンド「CNBLUE」のイ・ジョンシンをはじめ、人気オーディション番組「PRODUCE 101」シリーズから生まれたガールズグループ「I.O.I」のカン・ミナ、同ボーイズグループ「JBJ」出身のクォン・ヒョンビンらが共演することで話題の最新韓国ドラマ「サマーガイズ」。3月30日より日韓同時配信でスタートした今作は、昨年来なかなか体験できない“夏らしさ”をいち早く感じさせてくれる、ひと夏の青春ロマンスドラマ。その見どころに迫った。人気K-POPアーティストら注目キャストが集結海辺に佇むカクテルバー・サマーガイズをたった1人で切り盛りし、バーテンダーとしても抜群の腕を持つ主人公オ・チンダルレを演じるのは、「PRODUCE 101」からガールズグループ「I.O.I」の1人に選ばれ、2020年末をもって解散した「gugudan」でも活躍したカン・ミナ。オムニバスシリーズ「ドラマステージ直立歩行の歴史」で「青春の記録」のピョン・ウソクと共演し、「ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~」「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」など女優としても頭角を現してきた彼女が、はつらつとした明るさの陰にトラウマを抱えた“ツツジの花”を意味するチンダルレを演じる。また、ひょんなことからサマーガイズを手伝うことになる、物語の鍵を握る3人の男性たちもそれぞれ魅力溢れるキャストが集結。日本でも高い人気を誇る「CNBLUE」イ・ジョンシンは兵役から復帰後、初のドラマ出演。バンドとしては2020年10月に約3年8か月ぶりに韓国でカムバックし、日本では3月にオンラインファンミーティングを実施したばかり。俳優としては、『パラサイト 半地下の家族』パク・ソダム主演「シンデレラと4人の騎士<ナイト>」で財閥の3番目の“孫”を演じ、大ヒット映画を時代劇ドラマ化した「猟奇的な彼女」で華麗な殺陣を披露する姿も印象深いが、今作では涼しげにスーツを着こなすナルシストでツンデレな財閥御曹司ソヌ・チャン役に。新たなファンを増やしそうだ。純朴な元・野球選手のパク・グァンボクを演じるのは、「PRODUCE 101」シーズン2出演者の人気メンバーで結成された「JBJ」として活躍、モデルでもあるクォン・ヒョンビン。Netflixのドラマ「非正規職アイドル」でもアイドルの卵を演じた彼は、2019年には「VIINI」名義でソロ活動をスタートさせた。今作でも歌声を聞かせてくれる。プレイボーイで口が達者なマ・テオを演じるのが、イ・ジョンシク。ドラマ「目覚めたら3人の彼氏」で子犬系年下男子、「ロマンスは突然に~僕が恋した君とトマト~」で農大生を演じた彼は、チソンやイ・ジュンギ、さらに「恋するアプリLove Alarm」ソン・ガンの事務所の後輩にあたる若手俳優。「NCT」ジェヒョンの俳優デビュー作で、放送が延期になっている「Dear.M」にもキャスティングされており、2021年に“来る”俳優の1人となるだろう。そして、サマーガイズを何とか潰したい、リゾートホテルを経営する財閥の令嬢ヨム・アラン役には、「I.O.I」のメンバーであり、元「PRISTIN」のリーダーでもあったイム・ナヨン。彼女もまた初主演映画『トゥウェンティ・ハッカー』(原題)公開に加え、『パラサイト』チョン・ジソほか「U-KISS」ジュン、「ATEEZ」や「SF9」のメンバーらが多数出演するドラマ「イミテーション」で“アイドル”を演じるなど最近の活躍が目覚ましい。“韓国のハワイ”済州島でリゾート気分を味わえるカン・ミナ演じるチンダルレ(男性陣はダルレと呼ぶ)を中心に5角関係(!?)に発展しそうな今作。“韓国のハワイ”とも呼ばれる済州島の海辺が舞台となるだけに、オープニングからクルーズ船で優雅に現れる5人の姿が!キラキラと光る水面や照りつく太陽、賑やかなプールサイドのパーティなど、いまや貴重ともいえるサマーリゾートを訪れたような気分になれるのも見どころの1つ。また、ダルレがサマーガイズで振る舞うカクテルの数々がストーリーとリンク。各話のタイトルが、突然のキスから始まる第1話「キッス・オブ・ファイヤ」、サマーガイズが見違えるように生まれ変わる第2話「テキーラ・サンライズ」、浜辺のカクテルパフォーマンスがSNSでバズる第3話「サングリア」、ダルレとチャンにロマンティックな時間が流れる第4話「エンジェル・キッス」など、カクテルの名前となっている点も想像力をかき立てる。ロマンスだけじゃない、視聴者を惹きつけるサスペンスと人間ドラマ第1話「キッス・オブ・ファイヤ」では両親を亡くしているダルレが、火に対してトラウマを抱えていることがわかる。リゾートを彩る花火も、彼女にとっては苦痛でしかない。また、仕入れ先に断られたり、叔父に1億ウォンもの借金が明らかになったり、サマーガイズを潰すためにリゾート財閥のアランやその父が妨害工作したりと、ダルレにとって困難な事態が続く。そして物語が進むに連れ、3人の男性たちがサマーガイズを訪れた理由も明らかになってくる。会社を辞めて済州島に来たチャンはダルレと幼少期に関わりがあり、さらに何やら身体的なトラブルを抱えている様子。また、サマーガイズで起きた火事にテオが関わっていたことが判明。まさかのグァンボクまでも衝撃の告白をすることに…。グァンボクが済州島に来た理由に動揺を隠せない一同は、彼の誕生日にみんなで海水浴場に行くことになるが、チャンとテオが買い出しに行く中、ダルレと2人きりになったグァンボクはギターを片手にラブソングを披露する。この日を境に、彼らの関係は大きく変化していくことになるようだ。爽やかなリゾート・ラブロマンスにおいても、人生崖っぷちの女性の再起や境遇を越えた友情、持てる者と持たざる者の格差などがしっかり盛り込まれた今日的なドラマとなっている。「サマーガイズ」は毎週火曜・水曜18時~ABEMA SPECIALにて配信中(全10話)。(text:Reiko Uehara)
2021年04月20日「梨泰院クラス」の最注目女優イ・ジュヨンの主演映画『野球少女』から、韓国プロ野球選手を目指す天才野球少女を演じたイ・ジュヨンの日本初公開の場面写真3点と秘蔵メイキング写真を独占入手した。本作最大の注目ポイントは、Netflix配信中のドラマ「梨泰院クラス」では「タンバム」の料理長でトランスジェンダーのマ・ヒョニを演じたイ・ジュヨンの魅力だ。プロ野球選手を目指す女子高生を演じるために、独立リーグの野球選手と40日間もの猛特訓に励み、スタントなしで天才野球少女になりきった。そのリアリティある演技が高く評価され、第41回青龍映画賞・新人女優賞に初ノミネートされている。今回、夢に向かって突き進む“天才野球少女”スインを演じたイ・ジュヨンの“瞳”にフォーカスした写真4点が初公開。最初は、黒のジャンパーを着てベンチで待機するスインの横顔をとらえたもの。自分の名前が呼ばれたらすぐに飛び出せるよう、緊張感をにじませてグランドをまっすぐに見つめている。隣には、同じ夢を追う女子野球選手の姿がある。ほかには、ベースボールキャップにジャンパー姿でマウンドに上がった場面。集中力を満タンにしてキャッチャーだけを見つめている。グローブの中でボールを握りしめてセットポジションに入ったスインの凜々しい姿からも、猛特訓の成果が感じられる。そして、振り向きざまの一瞬を激写したメイキングカットも到着。極寒での撮影に臨んだとは思えないイ・ジュヨンの強烈なまなざしには、プロ野球選手を目指すスインの強い決意が漲っている。『野球少女』は3月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年01月24日「梨泰院クラス」マ・ヒョニ役で大ブレイクを果たしたイ・ジュヨンが、プロの選手を夢見て奮闘する映画『野球少女』。この度、主演のイ・ジュヨンから、日本のファンのために最新ドラマ撮影の合間を縫って寄せられた新春特別メッセージ映像が到着した。『野球少女』や「梨泰院クラス」のショートカットから髪が伸び、ミディアムヘアとなったイ・ジュヨンは、ボルドーのストライプジャケットで登場。冒頭では、流暢な日本語で「明けましておめでとうございます」と笑顔で新年のあいさつ。「『野球少女』が日本の皆さんにご覧いただけることになりました。寒い冬に薄いユニフォームを着て一生懸命撮影した映画です」と極寒の中で撮影に臨んだエピソードを明かし、「日本の皆さんに観ていただけると思うと韓国で公開した時のようにドキドキして楽しみです」と微笑む。コメントの結びでは、「映画館で安全を確保して大勢の皆さんに観ていただけたら嬉しいです。“ファイティン!”」と日本のファンを気遣いながら笑顔でメッセージを贈ってくれた。イ・ジュヨンの素顔に迫るメイキング写真大公開また、今回はイ・ジュヨンの愛らしい素顔が覗くメイキング写真が公開。彼女が本作で演じているのは、最高球速134Kmを誇る“天才野球少女”チュ・スイン。モデルとなった実在の女性選手の努力と葛藤に迫るため、約40日間にわたって独立リーグの選手たちとの特訓を受けて撮影に挑んだ。気温マイナス14度、体感温度マイナス20度という過酷な現場で、全ての野球シーンをスタントなしで演じきっている。メイキング写真にはマウンドで屈伸する姿や、寒さでかじかんだ手を温める姿、笑顔でスタッフに合図を送るショットが並ぶ。また、コーチ役のイ・ジュニョク、チェ・ユンテ監督らと真剣なまなざしでモニターを見つめる姿も到着している。『野球少女』は3月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野球少女 2021年3月より全国にて公開© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED
2021年01月10日小沢健二が2021年3月から日本武道館、さいたまスーパーアリーナ、大阪・丸善インテックアリーナを巡るツアー「小沢健二『aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena』」(読み:オールバイマイセルフ魔法的ひとりアリーナ)」を開催する。90年代後半、人気絶頂の中で電撃的に音楽活動を停止しニューヨークに移住、そして2019年に17年ぶりの沈黙を破ってフルアルバム『So kakkoii 宇宙』を発表した小沢健二。近年は、あいみょんをはじめ影響を受けて育ったと公言する若手アーティストが多い。また彼自身もSEKAI NO OWARI、二階堂ふみ、吉沢亮、満島ひかり、峯田和伸、三浦大知など積極的なコラボレーションを行ってきたことも記憶に新しい。そして2020年初夏の全国ツアー「So kakkoii 宇宙 Shows」が、新型コロナ流行拡大を受けて延期。全世界がウイルスに翻弄され、これまでとは異なるニューノーマルな日常が強いられる中で、彼はつき動かされるように次々と曲を書き下ろしていた。今回のツアーは小沢がたったひとりでパフォーマンスするという内容。これは新型コロナ流行以前の2019年に企画・決定されていたものだが、社会の変化を受けて内容を再構築。2020年のコロナの日々に次々と書き下ろした曲だけでなく、今やJ-POPやJ-ROCKにおけるクラシックとも呼ぶべき“あの曲”や“あの曲”も、2021年版アレンジで奏でられるという。より豪華にバージョンアップさせた、小沢の単独演奏スタイルに期待したい。観客数は収容人数の半数未満を予定し、換気・消毒・検温など最新の医学的見地にもとづいた万全の対策をとった開催となり、チケットの枚数も限られる。1次先行予約(抽選)はローチケにて12月9日(水)19:30から12月20日(日)まで。さらに小沢自身の願いから、今回のツアーでは若者割とでも呼ぶべきU25限定プライスのチケットが用意されている(S席:5,000円、A席:4,000円)。6歳未満かつ膝上観覧であれば、入場者1名につき子供1人が無料で入場可能となっている。<小沢健二・コメント>コロナ以前の2019年の時点で、2021年の3月に一人で武道館などをやることは決まっていました。コロナの中、僕の考えも、曲の書き方も、進化しました。ばっちり感染対策をとり、換気のよいアリーナで、大幅に収容人数を減らしての公演ですが、歌を届けたいと思っています。バンドはなく、僕一人です。今までの一人演奏を、ムダに豪華にしました。帰り道に口ずさむのは、きっと聞いたばかりの新曲たちになると思います。明るい曲。気持ちが強くなる曲。ベタですが、そういうライブです。おなじみの曲も、もちろんやります。新曲のタイトル予告、第一弾は『ウルトラマン・ゼンブ』(仮題)です。笑、と思いきや、勇気と涙の一曲です。なお、延期されている『So kakkoii 宇宙ツアー』はこれまでの告知通り2021年初夏の予定です。このアリーナは、それより前の、それとは別の、2021年春の公演です。ゼッタイコイ元ツイート: ■公演情報「小沢健二『aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena』」2021年3月5日(金) 大阪・丸善インテックスアリーナ開場17:30 / 開演19:002021年3月9日(火) 東京・日本武道館開場17:30 / 開演19:002021年3月14日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場16:30 / 開演18:00チケット料金(税抜)アリーナ席¥12,000 / スタンドS席¥10,000 / スタンドA席¥8,000U-25スタンドS席¥5,000 / U-25スタンドA席¥4,000U-25チケットは 25歳以下限定 / 入場時にIDチェックあり6歳以上有料(6歳未満のご入場は保護者同伴のもと、膝上観覧の場合のみ保護者1名につき、1名まで入場可。ただし、お子様のお席が必要な場合はチケット購入が必要)オフィシャル1次先行予約(抽選):12月9日(水)19:30~12月20日(日)23:59(1公演日1申し込み最大4枚)次先行は電子チケットのみの申し込みになります。
2020年12月09日