ディオール(Dior)から、ディオールのクリエイションを“色”という切り口でまとめたアートブック『アート オブ カラー(原題:Dior, The Art of Color)』が発売。同書籍の出版を記念したイベントが10月25日、ニューヨークで開催された。同書籍は、12色のキーシェードからインスピレーションを得て創り上げた著名なアーティストやクリエイター達の作品を華麗な写真を通して表現し、「カラー」への情熱を閉じ込めたアートブック。執筆者はジェリー・スタフォードで、アートディレクターはマーク・アソコリが担当した。ピーター・フィリップスやディオールで最初にアーティスティックイメージディレクターを務めたセルジュ・ルタンスらが、様々なカラーを通してクリエイティブの過程について語り、彼らの作品や言葉でディオール ビューティーの歴史を紐解く一冊となっている。10月25日にはニューヨークで、出版を祝したイベントが開催。会場には、ディオールのメイクアップクリエイティブ&イメージディレクターを務めるピーター・フィリップスや、アメリカのファッションブランドであるヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)の新エンジェルにも選ばれ、ディオールのメイクアップアンバサダーも務めるベラ・ハディッド、フォトグラファーのリチャード・バーブリッジを始めとする300人以上のゲストが集結し、色鮮やかな世界観を堪能した。【書籍情報】『アート オブ カラー』(原題:『Dior, The Art of Color』)出版社:リッツォーリ社発刊:2016年10月価格:アメリカ価格115ドル、日本での価格は書店により異なる動画引用元: (ディオールオフィシャルYoutube: )
2016年11月06日徹底した役作りに定評があるジャレッド・レトが、アンディ・ウォーホルの伝記映画に主演することが決定した。タイトルはシンプルに『Warhol』(原題)だという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。ジャレッドは、アカデミー賞の作品賞にノミネートされた『ソーシャル・ネットワーク』や『マネーボール』を制作したマイケル・デ・ルカと共にプロデューサーも務める。脚本は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー脚本賞を受賞したテレンス・ウィンターが担当。ジャレッドとマイケルが共同で映画化権を獲得した、ヴィクター・ボクリス著のウォーホルの伝記「Warhol:The Biography」をもとに描く。キャンベルのスープ缶やコカ・コーラのボトルなどのポップアートで有名なウォーホルは、1987年に58歳でこの世を去った。銀髪のウィッグがトレードマーク。画家であり芸術家、映画制作やロックバンドのプロデュースなど、マルチな才能を誇ったウォーホル。58年の人生で、大抵の人は経験することのない、「全男性抹殺団」のメンバーに狙撃され重体に陥るという衝撃的な事件に巻き込まれたことも…。カメレオン俳優のジャレッドにとって、短くも濃い一生を送ったウォーホルはまさにハマり役。『ソーシャル・ネットワーク』、『キャプテン・フィリップス』、『マネーボール』のように、実話をもとに映画化するのが得意なマイケルと共に制作することから、“本物”のウォーホルが見られること間違いない。(Hiromi Kaku)
2016年09月21日アート・ビオトープ那須にある、ガラススタジオ&陶芸スタジオ「アート・ビオトープ那須」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオを備えていて、初心者でも自分だけの作品にトライすることができます。(いずれも有料)陶芸スタジオでは、手びねりの陶芸作品を作ったり、コップやお茶碗への絵付け、ブローチやペンダントなどのパーツに釉薬をのせて焼く七宝焼の体験ができます。七宝焼の釉薬は、ガラスの粉と水を混ぜたもの。とてもきれいな色合いで、混ぜることもできます。釉薬をつけて、1時間後には焼き上がってきます。手作りグラスが翌日にはオリジナルのお土産にガラス工房には、約1,200℃の溶解炉と、ガラスを温めるのに使う約1,170℃のグローリーホールがあって熱気に包まれる。まずは作りたいガラス作品の形や色を見本の中から選びます。グラスを作ることに決定。しかし出来てみるまでどんな風になって出て来るのは分かりません。溶けたガラスに色付けして、ガラスを吹くこと数回。徐々にグラスの形になっていきます。板で押さえて底を作ったら、ガラスに小さな穴を開けて、吹きざおをトンと叩くとグラスが切り離されるので、後はゆっくり冷えるのを一晩待つばかり。翌朝、袋に入って手渡される作品に、もうワクワクドキドキです。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月11日緑と清らかなせせらぎ、自然の中でアート体験JR那須塩原駅から無料送迎バスで30分ほど。緑深い那須高原、横沢エリアにある「アート・ビオトープ」は、自然の中でアートが息づく空間です。世界各地から招聘されたアーティストが長期滞在して創造に励むこともある宿泊施設は、余計なものはないシンプルさが快適。アート作品が置かれた中庭には、日陰を作るパラソルとチェア、時にはマルシェも開かれるアーティスティックな白い屋台があって、憩いの場になっています。「アート・ビオトープ」の宿泊は、ヘルシーな朝ごはん付き。煎ったナッツなどをミックスした自家製グラノーラ、地元で評判のベーカリーのパン、新鮮なオーガニックな地野菜など。気持ちよく朝のスタートがきれそう。隣接する二期俱楽部のNIKI CLUB&SPAが利用できるのも大きな魅力「アート・ビオトープ」には、アート体験から本格的な創作活動までできるガラススタジオと陶芸スタジオがあって、吹きガラス体験やとんぼ玉作り、絵付けや七宝焼を体験することができます。広大な二期の森の中を専任の「森のコンシェルジュ」に案内してもらっての散策、サイクリングのほかそば打ちなどのアクティビティも。そして、隣接のブティックリゾート「二期俱楽部」の東館、温泉があるNIKI CLUB&SPAを利用することが出来るのも嬉しい。素敵な高原の休日も楽しめます。取材・文/小野アムスデン道子店舗情報店名:アート・ビオトープ那須TEL・予約:0287-78-7833住所:栃木県那須郡那須町高久乙
2016年09月09日アメリカの芸術家・アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のマスター・プリンターとして活躍したルパート・スミス(Rupert J. Smith)にフォーカスした展覧会「History on paper -Rupert J. Smith-」が、7月3日まで東京・表参道のhpgrpギャラリー トウキョウ(GALLERY TOKYO)で開催されている。hpgrpギャラリー トウキョウでは今年2月に、1960年代のアメリカンポップアートを集めた展覧会「History on paper」を3日間限定で開催。短い会期にも関わらず大きな反響を得た。そこで今回は、ポップアートの旗手として知られるアンディ・ウォーホルの「ハンマー・アンド・シックル」シリーズから正式なマスター・プリンターとして活躍し、すべてのタブロー、版画作品に携わったルパート・スミスにフォーカス。アンディ・ウォーホルが生前に制作し、発表する前に亡くなったためルパート・スミスの名義で発表したと言われる「ジャパン・シリーズ~アンディ・ウォーホルに捧げる」シリーズを、貴重な「Trial Proof」も含めた構成で展示する。【イベント情報】「History on paper -Rupert J. Smith-」会場:hpgrpギャラリー トウキョウ住所:東京都港区南青山5-7-17 小原流会館地下1階会期:6月17日~7月3日時間:12:00~20:00休廊日:月曜日、毎月最終日曜日
2016年06月19日三越伊勢丹は6月15日より本格的に新作ランドセルの販売を開始する。そこでランドセルの売上動向や本年注目のランドセルについて、三越伊勢丹の担当バイヤーに話を聞いた。バイヤーによれば「ここ数年は三越伊勢丹のランドセル売上のトレンドは約110%で好調に推移している。本年も昨年を上回る売上を目指していきたい」と語る。また、売上ピーク時期については「昨年までは家族3世代が揃って買い物できる盆シーズン頃を想定しており、想定内で売上もたっていたが、さらに、お買場スタイリスト(販売員)の生の声によれば、お子様が夏休みに入ったタイミングで、一度お子様と下見をしてから購買しているケースが多いことから、今年はランドセルカタログの配布を例年よりも1ヶ月半ほど早く5月中旬から行い、また前年よりも3週間ほど早い7月6日からフルラインアップ体制を築く」という。同バイヤーによれば、今年の注目は、“アートなランドセル”だという。「ランドセルの見た目は同じだが、かぶせを開ければ、そこはアートの空間が広がっているといった具合だ。毎日使うランドセルだからこそ、お子様にはクリエイティブな感性を刺激していただきたい。そこで、ランドセルにも五感に訴えかけたアート性を持たせていきたい」と語る。三越伊勢丹オリジナルの「アンディ・ウォーホル ランドセル」(7万3,000円から8万3,000円)は、20世紀を代表するアーティスト、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)の作品をかぶせの裏に大胆に配したスタイリッシュな仕上がりだ。また、オロビアンコの創業者であるジャコモ・ヴァレンティーニが「風神雷神図屏風」で知られる“琳派”に着想を得て制作したという「Orobianco×Rimpa(オロビアンコ×琳派)ランドセル」(8万3,000円)は、“伝統的流派を現代風に昇華させた力強いメッセージを伝えたい”という想いが込められているという。さらにグラフィカルな“学”という文字と、“三日月”のデザインが施されたこのランドセルは、月の満ち欠けの始まりを表す三日月に未来への可能性が込められて制作されたという。このほか、ここ数年、不動の人気があるランドセルとしては、素材や内装デザイン、ボタンなどを自由にカスタマイズできる「パターンメイドランドセル(PATTERN MADE RANDOSERU)」(5万9,000円から7万3,000円)。ジップの引き手デザインが8種類、ボタンデザインも9種類から選択できるようになった。さらにネームプレートには子供の名前を刻印できるオプション(有料)も加わり、より豊富な組み合わせで愛着を持って使えるランドセルに進化しているという。
2016年06月11日東京・渋谷のBunkamura Galleryが、毎年好評の企画「サマーアートセール」を、2016年7月1日(金)から7月18日(月)まで開催する。多彩な作家のアート作品が、セール価格で販売される。出品予定作家は、ピカソやダリ、ウォーホルなどの巨匠から、草間彌生や白髪一雄、奈良美智などの現代美術家まで幅広い。約300点が広い会場を埋め尽くす。気持ちや生活を豊かにしてくれる、特別な出会いが待っていそうだ。【詳細】サマーアートセール期間:2016年7月1日(金)~7月18日(月)場所:Bunkamura Gallery住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1 Bunkamura 1Fメインロビーフロア 営業時間:10:00~19:30入場料:無料定休日:会期中無休出品予定作家:アイズピリ、ウォーホル、カシニョール、キース・へリング、サム・フランシス、シャガール、ダリ、デュフィ、ピカソ、ビュッフェ、マティス、ミュシャ、ミロ、ユトリロ、ルオー、有元利夫、荻須高徳、片岡球子、金子國義、草間彌生、白髪一雄、千住博、中島千波、奈良美智、長谷川潔、浜口陽三、東山魁夷、藤田嗣治、舟越桂、横尾忠則 他多数【問い合わせ】Bunkamura GalleryTEL:03-3477-9174
2016年06月10日横浜みなとみらいにある「横浜美術館」では、横浜の地元企業である富士ゼロックスと横浜美術館のコラボによる企画展「複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで」が6月5日(日)まで開催中だ。本展では、1988年以来「版画もしくはそれに類する手段で複数制作されたもので、その時代の精神や文化を表徴する作品」を指針として、欧米と日本の重要な作家による版画、写真、コピー・アート(ゼログラフィーによる作品)、アーティストブックなどを収集した富士ゼロックス版画コレクションが展示される。その数は現在約950点を擁し、その中の約350点がまとまって展示されるのは本展が初めて。さらに、版画コレクションに加えて、横浜美術館が擁する150点が合わせて展示され、約500点の作品展示を通して、写真印刷や映像などの「複製技術」が発達・普及し、誰もが複製を通して美術を楽しむことができる時代に、ピカソをはじめ20世紀の欧米を中心とする美術家たちが、どのような芸術のビジョンをもって作品をつくっていったのかを検証する。中でも、ドイツの文芸批評家ヴァルター・ベンヤミン(1892年ー1940年)の写真や美術に関する考察や発言に注目し、彼が著作中で言及した写真や美術の作品を展示している。ベンヤミンの論文「複製技術時代の芸術作品」は、その後の美術、写真、映画の評論だけでなく、メディア論や社会学、思想研究に大きなインパクトを与えたが、ベンヤミンの著述に登場する代表的な写真家や美術家たちの実作品を、美術史の流れの中で鑑賞することができる貴重な機会となる。さらに、この企画展では、富士ゼロックスのクラウド発信型音声ガイドサービス「SkyDesk Media Trek(スカイデスク・メディアトレック)」を提供しており、自分のスマートフォンやタブレットに、専用アプリをダウンロードして、無料で音声による展示作品の解説を楽しむことができる。解説は担当学芸員が書き下ろし、作品を目の前にしながら、制作の背景や他の作品とのつながりを知ることができるので、美術史に疎くても安心して作品を鑑賞することができる。気持ちの良い初夏の週末、横浜みなとみらいにお出かけのついでに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)
2016年05月28日横浜美術館で企画展「複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで」が開催される。会期は、2016年4月23日(土)から6月5日(日)まで。富士ゼロックスと横浜美術館のコラボレーションで実現した企画展「複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで」。富士ゼロックスは、1988年以来版画コレクションとして、欧米と日本の重要な作家による版画、写真、コピー・アートなどを収集しており、現在は約950点を所有している。今回の展覧会では、版画コレクションからの約300点に加え、横浜美術館が擁する100点を加えた約400点が集結。写真印刷や映像などの「複製技術」が発達・普及し、誰もが複製を通して美術を楽しむことができる時代に、ピカソをはじめ20世紀の欧米を中心とする美術家たちが、どのような芸術のビジョンをもって作品をつくっていったのかを検証する。またドイツの哲学者、ヴァルター・ベンヤミンが言及した美術や写真の実作品を展示。特にベンヤミンの写真や美術に関する考察や発言に注目し、彼が著作中で言及した写真や美術の作例を紹介する。鑑賞できるのは、ベンヤミンが終生愛好したクレー、パリの古い町並みを写真に残したアジェ、さらにピカソ、ブラック、アルプ、マックス・エルンストなどの作品、ポール・エリュアールがマン・レイと共作した詩画集などだ。展内では、富士ゼロックスのクラウド発信型音声ガイドサービス「スカイデスク・メディアトレック」を活用し、来場者が持つスマートフォンやタブレット端末に音声ガイドを配信するサービスが提供される。解説を聞きながら、作品の美しさに酔いしれてみては。【概要】複製技術と美術家たち-ピカソからウォーホルまで会期:2016年4月23日(土)~6月5日(日)開館時間:10:00~18:00(夜間開館 5月27日(金)は20:30まで)休館日:木曜日 ※5月6日(金)、ただし5月5日(木・祝)は無料開館入場料:一般1,300円、大学・高校生700円、中学生400円、小学生以下無料、65歳以上1,200円(要証明書)
2016年04月25日ビートたけしのアート作品の展覧会ビートたけしの「 アートたけし展」が16年2月25日から16年3月7日まで、松屋銀座にて開催される。ビートたけしにとって「絵を描くこと」は、唯一の無心で没頭できる最高の遊びだという。同展は「オイラの絵とか並べて展示してみたら、見て喜んでもらえたりするかなぁ?」というビートたけし自身の発案によって開催が決まった。会場全体にビートたけしならではのエッセンスをちりばめ、カオスのなかにも独特のウィットに富む雰囲気があふれる展示空間を演出し、ビートたけしの脳内に花火のように鮮やかにひらめいた素材、色彩豊かな景色の数々がのぞき込める展示となる予定だ。出展作品は、版画・絵画・半立体作品など約100点で、そのほとんどが初公開のもの。四角い絵を並べるだけにはとどまらず、「四角い平面」をビートたけしがどのように展示するのかも見どころのひとつとなっている。【イベント情報】「 アートたけし展」会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:16年2月25日~3月7日時間:10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17時閉場。)料金:大人1,000円(700円)、高大生700円(500円)、中学生500円(400円)、小学生300円※()内は前売料金、2月24日まで販売。発売日、発売場所未定
2015年12月26日UHA味覚糖はこのほど、ビジュアルアーティストのアンディ・ウォーホル氏とタイアップした「味覚糖のどタブレット缶 アンディ・ウォーホル」第4弾(オープン価格、市場想定価格は税別200円前後)を全国で発売した。味覚糖のどタブレット缶 アンディ・ウォーホルは、ウォーホル氏と同社の「味覚糖のどタブレット缶」がコラボレーションした商品。缶パッケージにウォーホル氏のアートを使用した第1弾を2015年3月に発売し、続く第2弾を6月に、第3弾を9月に発売した。今回の商品は、30種類すべてがウォーホル氏のセルフポートレートと彼の名言でデザインされている。セルフポートレートは、撮影した写真をシルクスクリーンに転写して着彩していたものや、撮影された写真をそのまま使用したものなどがあり、多種多様な姿のウォーホル氏が見られるという。フレーバーは、ミント、グレープ、コーラの3種類。(C)The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
2015年12月10日UHA味覚糖は、アンディ・ウォーホルのセルフポートレートと名言をパッケージにデザインした缶入りのどタブレット「味覚糖のどタブレット缶 アンディ・ウォーホル」の第4弾商品を、12月7日より順次発売すると発表した。フレーバーはミント、グレープ、コーラの3種。いずれも価格はオープン。想定小売価格は200円前後(税抜)。「味覚糖のどタブレット缶 アンディ・ウォーホル」は、同社が販売する缶入りのど飴「味覚糖のどタブレット缶」と、20世紀を代表するビジュアルアーティストの一人 アンディ・ウォーホルがコラボレーションした商品。2015年3月2日に発売された第1弾商品、2015年6月に発売された第2弾商品、[2015年9月7日に発売された第3弾商品]では、缶パッケージにウォーホルのアートを使用していた。今回発売する第4弾商品は、30種類全てがウォーホルのセルフポートレートと彼の名言でデザインされている。イラストレーターであり、画家であり、写真家であったウォーホルは、ビジネスアートとして制作した著名人の注文肖像画においては、撮影した写真をシルクスクリーンに転写し、着彩を施していた。彼自身のセルフポートレートでも同様の手法を取ったものや、撮影された写真をそのまま使用したものなど数多く存在し、写真の中に写るウォーホルも多種多様な姿が見られるということだ。
2015年12月07日今年9月に開幕した「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」展も間もなく閉幕を迎えようとしている。アンディ・ウォーホルに「僕にとって、ブルガリのお店に行くのは最高のコンテンポラリーアート展に行くようなもの」と言わしめた、そのブランドの軌跡を振り返る本展の魅力と見どころをお伝えしたい。イタリアンジュエラーとして名高いブルガリであるが、そのルーツは19世紀、ギリシャに遡る。代々銀細工師の家系であった同家の11番目の子として生まれたソリティオ・ブルガリは、当時内乱で情勢が不安定であった祖国を逃れ、イタリア・ローマに移住。1884年にシスティーナ通りに初めて店を構えたのが、ブルガリのストーリーの始まりである。ブルガリの代表的なコレクションの中に、蛇であったりメダリオンであったりどこかエキゾチックな要素が登場するのはこのようなブルガリ創設の背景によるものもあるのだろう。その後、創業者ソリティオの次男ジョルジョがパリでフランスのジュエリーを学んだ経緯があり、いわゆるフランス的なデザインも手がけるが、1960年代に入ると、私たちが「ブルガリ」と聞いてイメージするような、エメラルドやルビー、ターコイズ、サファイヤなど貴石・半貴石の色石をカラフルに用いたデザインが主軸となっていく。本展の見どころの一つとして、本展初公開となるコレクション18点がある。例えば、ローマの敷石のパターンにインスピレーションを得た「パレンテシ」のネックスレス、ブレスレット、イヤリング。「パレンテシ」は1980年代にデビュー。連続的でグラフィカル、ふっくらとした曲線を持ち、建築的でボリュームのあるデザインはアイコニックであり、さらにモジュール式の実用性を兼ねた秀逸な仕上がりだ。更にブルガリを愛したエリザベス・テイラーのコレクションからも多くが出品されている。彼女だけのためにデザインされた唯一無二のピースであることはもちろん、映画『クレオパトラ』など当時の衣装と共に展示されており、ブルガリが銀幕のスターと共に歩んだ歴史を垣間見ることができるのも素晴らしい。誕生から40周年を迎える「ブルガリ・ブルガリ」ウォッチのヘリテージコレクションは、表慶館の中央のドームの部屋の2階に展示されているのだが、その展示スペースのしつらえにも楽しみを見つけることができる。ドームの天井を見上げると、宝石のカレドスコープが映し出されるプロジェクションマッピングが映し出されており、1階を見下ろせばドームの円周がアイコニックな「ブルガリ・ローマ」のベゼルで縁取られているのがわかる。今回はヘリテージコレクションだけでなく、この回顧展のために作られた「ディーヴァ」ネックレスも展示。翡翠、マザーオブパール、珊瑚を贅沢に用い、かんざしを彷彿とさせる美しい扇型をしている。その花のモチーフは日本の昔の着物地から着想を得ているということで、こちらをはじめ、1950年以降に東洋美術に強く影響を受け作られた“日本賛歌”のピースも多く展示している。ジュエリーそのもの、スケッチなど貴重な資料と共に、ブルガリの130年を回顧できる本展は今週末11月29日まで。イタリアの至宝を生み出した歴史をなぞる旅に出かけてはいかがだろう。【イベント情報】展覧会「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」会場:東京国立博物館 表慶館住所:東京都台東区上野公園13-9会期:9月8日~11月29日時間:9:30~17:00※9月の土、日、祝、休日は18時まで開館、金曜日は20時まで開館(ただし、9月25日、10月9日、16 日、23日は除く)※10月2日、3日は22時まで、10月31日~11月2日は20時まで開館、入館は閉館の30分前まで休館日:9月14日、24日、28日、10月5日、13日、19日、26日、11月4日、9日、16日、24日観覧料金:一般1400円(1200円/1100円)、大学生・高校生800円(600円/500円)中学生以下無料※()内は前売り/20名以上の団体料金※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳の提示が必要。
2015年11月25日蓮の花の形をした建物が印象的な「ArtScience Museum at Marina Bay Sands(アートサイエンス・ミュージアム)」は、国際巡回展示が観賞できるシンガポール初の博物館。期間限定で開催される興味深い展示は、常にチェックしておきたい。金曜日には、ファミリー向けのお得なサービスも。マリーナ・ベイを特徴づける個性的な建物マリーナ・ベイ・サンズの併設施設として2011年にオープンしたアートサイエンス・ミュージアム。「芸術科学」をテーマとする博物館としては、世界初と言われている。蓮の花の形が斬新なこの博物館は、建築家モシェ・サフディ氏の設計。マリーナ・ベイ・サンズの会長がこの形を「シンガポールの歓迎をする手」と称賛したように、そのユニークな建築物はシンガポールのアイコンの一つとなっている。10本の「指」の先には天窓が設けられ、壁面をランダムに照らす。この屋根からは、雨水が中央のアトリウムを通って35メートル下のプールに滴り落ちる仕組み。雨水は構内で再利用されており、環境に配慮した建築物としても有名。国際巡回展示を観賞できる場所このミュージアムはアート、デザイン、メディア、建築、テクノロジーをテーマとし、大小合わせて21ものギャラリーにて、最先端の展示を観賞することができる。常設展「ArtScience : A Journey Through Creativity」では、Curiosity(好奇心)、Inspiration(インスピレーション)、Expression(表現)の3つの展示スペースを通し、創造のプロセスへの旅を表現。アーティストの作品を生む原動力、どのようにスキルを身に付け、創り出し、それによって私たちの世界がどう変わるかを考える機会を与えられる。ここでは、常設展に加え、世界的に有名なコレクションの国際巡回展示を開催できるのが最大の特徴。過去には、「タイタニック:アーティファクト エキシビション」「ハリーポッター展」「ダリ:Mind of Genius」など、シンガポールで最も人気の高い展覧会が催されてきた。毎週家族にお得なイベントも毎週金曜日は、子供が無料になる「ファミリーフライデー」を開催。大人のチケット1枚購入につき、12歳未満の子供が4名まで無料で入場できる。また、毎月一回、木曜日には、通常営業の後に「ArtScienceレイト」を開催。通常展示が終わる19時から22時まで、この夜限りの最先端パフォーマンスを目撃しよう。バーもオープンし、アートに浸る大人の夜を過ごすことができる。・詳しいスケジュールと内容はこちらArtScience Museum(アートサイエンス・ミュージアム)・住所:6 Bayfront Ave, Singapore 018974・営業時間:10:00-19:00(最終入館は18:00)・電話:+65 6688 8888・入場料金:展示内容により異なる詳しくはこちら・アクセス方法:マリーナ・ベイ・サンズのベイサイド。ショッピングモールの目の前。MRTベイフロント駅より徒歩10分。©All Photos to Singapore Tourism Board
2015年09月27日白亜の壁が眩しいビクトリア様式の建造物が目を引く美術館「The Arts House(アート・ハウス)」は、シンガポールのアートシーンを語るのに欠かせない場所。国内最古の政府機関が入っていたこの建物は、2003年に美術館として生まれ変わった。併設のレストランやカフェもユニークなので合わせてチェックしよう。役割を変えながら歴史を刻むアート・ハウス1826年にスコットランドの商人ジョン・マックスウェルの個人邸宅であったアート・ハウス。現在でも白く美しく輝くコロニアル調の建物は、後に巨大ホーカーセンター「ラオ・パ・サ」の建築に携わったGeorge Coleman(ジョージ・コールマン)によってデザインされたもの。その後Court House(裁判所)として、1954年から1999年までは国会議事堂として利用され、2003年に現在のアート・ハウスに姿を変えた。邸宅であった時代の名残を思わせるインテリアや、議場の跡地を利用したコンサートホールは、アート・ハウスの歴史的意味を感じさせる。シンガポールのアートシーンを牽引するアートイベントの数々アート・ハウスでは、常設展示に加え、ショートフィルムの上映や、演奏会、ワークショップなど、芸術的なイベントが随時行われている。建物内の部屋やスペースは、アート団体や企業などのイベント向けに有償で貸し出され、更にはウェディングパーティーの会場として利用されることも。シンガポールの国の歴史や建築様式の変遷を学べると同時に、芸術を発信するクリエイティブな場所として国民に重宝されている。※最新のイベント情報はこちら。併設のカフェでアートを感じるアート・ハウスには、5つの個性的な飲食店が併設。本屋とカフェが融合した「earshot café(イヤーショット・カフェ)」は、ゆっくりとコーヒーを飲みながらアートに浸れる絶好の空間。ランチセットのハンバーガーが人気。本格ベトナム料理が楽しめる「Viet Lang」や、生バンドが楽しめるバー「barber shop by timbre」など、魅力的な飲食店ばかり。アート・ハウスは観光スポットで有名な「ラッフルズ卿上陸地点」のすぐ近く。観光の合間にふらっと訪れて、歴史的建築と最先端アートにゆっくりと触れてみてはいかがだろうか。©All photos to Singapore Tourism BoardThe Arts House・住所:1 Old Parliament Lane, Singapore 179429・営業時間:10:00-22:00※BOX OFFICE(チケット売り場)は10:00-20:00。日曜休み。チケット購入が必要なイベント開始の1時間前にオープンする。オンライン購入はこちら・電話:(+65) 6332 6900 / (+65) 6332 6919(BOX OFFICE)・入場料金:チケット購入が必要なイベント以外は無料・アクセス方法:MRT City Hall(シティ・ホール)駅から徒歩5分。
2015年09月17日UHA味覚糖は、アンディ・ウォーホルのアートをパッケージにデザインした缶入りのど飴「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第3弾商品を、9月7日より順次発売すると発表した。フレーバーはミント、グレープ、コーラの3種。いずれも価格はオープン。想定小売価格は200円前後(税抜)。「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は、同社が販売する缶入りのど飴「味覚糖のど飴缶」と、20世紀を代表するビジュアルアーティストの一人 アンディ・ウォーホルがコラボレーションした商品。2015年3月2日に発売された第1弾商品、2015年6月に発売された第2弾商品では、缶パッケージにウォーホルのアートを使用していた。今回発売する第3弾商品も、ウォーホルの膨大なアートアーカイブから新たに厳選した15種のアートがパッケージにデザインされている。これまで選定してきたアートと異なり、今回は、子ども好きのウォーホルが子ども向けに制作したアート「玩具シリーズ」やボッティチェリのヴィーナスをポップに表現したアートなど、カラフルでポップなアートがラインナップされている。また、毎回コンプリート前に商品が入れ替わるためコンプリートできないという声を受け、第2弾商品のアート缶30種が第3弾商品にも封入されるということだ。
2015年09月07日ウルトラテクノロジスト集団・チームラボ(teamLab)が、都市が都市のままアートになる「Digitized City Art」プロジェクトと、自然が自然のままアートになる「Digitized Nature Art」プロジェクトを始動した。日本には、素晴らしい地理的特性を持つ場所、歴史背景を持つ場所、特異な文化を残す場所が多数ある。同プロジェクトでは、その場所の特性を生かし、新たな価値を付加することで、街の中にアートがあるのではなく、街の一部をそのままアート作品にしてしまうという試みを行っていくもの。8月31日までは佐賀県・武雄市にある50万平米もの広さを誇る御船山楽園に、「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」が出現。国登録記念物の名勝地でもある大庭園の水面に、泳ぎまわる無数の鯉の姿がプロジェクションによって映し出された。鯉たちは、池に浮かぶ小舟が止まると周りに集まり、動き出すと避けていくなど、インタラクティブに反応しながら泳いでいく。また、12月25日までは神奈川県の新江ノ島水族館に、「花と魚 - 相模湾大水槽」、「呼応する小さな海」が登場。相模湾大水槽のあたり一面に花々が咲き誇る「花と魚 - 相模湾大水槽」では、魚たちの動きに影響を受けながら花々が永遠と変容し続ける。一方、人が水槽のガラス面に近づくと、光の色を変化させる「呼応する小さな海」では、近くの水槽が呼応し、同じ光に変化しながら同じ音色を響かせる。また、長崎県のハウステンボスでは、「呼応する木々」を常設。光る木々は人が近づくことで色を変化させ、その色特有の音色を響かせる。両隣の木とその対岸の木が呼応し、色や光を変化させていく。反応する、感応するチームラボのアート作品は、次第にその場に“溶け込む”ものに変化してきたようだ。今後、さらなる注目が集まりそうだ。
2015年08月07日© Bangkok Art and Culture Centre気軽にタイのアートシーン最先端に触れるなら「バンコク・アート&カルチャー・センター(BACC)」へ。ここは2008年、13年の構想を経てオープンしたアートスポット。真っ白な外観と、らせん状の内部がニューヨークのグッゲンハイム美術館を思わせる特長的な建物。館内にはタイのコンテンポラリーアートがインタラクティブな形で展示されている。ギャラリースペースに加えてショップ、ライブラリー、カフェも併設。美術企画展のほか、音楽や詩、演劇パフォーマンス、映画や文学に関するセミナー、キッズ向けワークショップも行われ、タイのアート好きが集まる。© Bangkok Art and Culture Centre館内は2つのエリアに分かれていて、企画展が開催されるメインギャラリーは上層階の7階、8階、9階に位置。1階には250席のイベントホールと、一休みにぴったりなおしゃれなカフェ「Gallery Drip Coffee」。広くはないが、バリスタが一杯ずつ丁寧にいれてくれ、美術鑑賞の合間はもちろん、近隣でショッピングに訪れた観光客の涼み処としても人気。2階に市民ギャラリーとショップ、3階にもまたショップがあり、4階、5階にはスタジオやミーティングルーム等がある。複数あるショップにはタイをモチーフにしたものや若手作家が手掛けたグッズもあるので、ユニークなお土産が見つかるかも!© TRIPPING!エスカレーターでメインギャラリーまで上ると、象徴的ならせん状のギャラリーと吹き抜けが眼下に広がり、定番のフォトスポットでパシャリ。ぶらり訪れてみるのも良いが、展示の内容は幅広いので、情報を事前にチェックしておくのも良い。さらに地下のアートライブラリーでは、アート関連本や企画展のプログラムを閲覧することが可能。ファミリーには嬉しいキッズコーナーもある。© TRIPPING!マーブンクローン・センター(MBK)、サイアム・ディスカバリー・センター、サイアムスクエアのある交差点の一角にあり、BTSナショナルスタジアム駅直結、サイアム駅CENからも徒歩約5分とアクセスも便利。入館無料なので、ちょっと時間が空いたら気軽に立ち寄ってみて。© Bangkok Art and Culture Centreバンコク・アート&カルチャー・センター(Bangkok Art and Culture Centre (BACC))・住所:939 Rama1 Road, Wangmai, Pathumwan, Bangkok 10330・利用時間:10:00~21:00(月休)・利用料金:無料
2015年07月30日東京・六本木(東京都港区)の「テレビ朝日 umu」で7月19日~24日、「コカ・コーラ」ボトル100周年記念ワールドエキシビジョンツアー「コカ・コーラ ボトルアートツアー」が開催されている。同企画は、これまで多くのアーティストやデザイナーに影響を与えてきた「コカ・コーラ」の"コンツアーボトル"が、今年100周年を迎えることを記念して開催する。「コカ・コーラ」ボトルから発祥した世界的な巨匠のアート作品や歴史的な芸術品などを一堂に集めた展示会で、世界15カ国・ 17都市を巡回している。期間中は、アンディ・ウォーホルやノーマン・ロックウェル、クライヴ・ バーカーなどの巨匠たちの作品や芸術品を20点以上展示する。さらに、7月20日には日本初導入となるアルミニウム素材の「コカ・コーラ」スリムボトルをモチーフにした「アートスリムボトル」を日本独自企画として初公開した。同作品は、音楽、アート、ファッションなど国内の各界で活躍するhyde氏やニコライ・バーグマン氏、ミハラヤスヒロ氏らアーティストやクリエイターが手がけたもの。会場では来場者全員に同商品のサンプルを冷えた状態で配布。同商品を手にしながらの展示を楽しめるとのこと。そのほかにも、来場者の笑顔を撮影し、「コカ・コーラ」の広告と同じデザインのビジュアルをその場で作成できるデジタルコンテンツ「Coke&Me」も登場。できあがった映像は、TVCMで話題となったマリリン・モンローやエルヴィス・プレスリーのビジュアルとともに会場のモニターで放映する。開催時間は各日11時~19時で、入場は無料。
2015年07月21日UHA味覚糖は1日より順次、アンディ・ウォーホルとタイアップし、 2015年3月2日に発売したタブレットタイプののど飴「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第2弾商品を店頭発売している。○アンディ・ウォーホルとのコラボレーション商品第2弾同商品は、20世紀を代表する世界でもっとも有名なアーティスト「Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)」のアートが手軽に楽しめるのど飴。パッケージにウォーホルアートをデザインした第1弾商品は、アートファンのみならず、スタイリッシュな商品を求める"大人"にも好評を得られたことから、今回の第2弾商品の発売を決定したという。第2弾商品についても、ウォーホルの膨大なアートアーカイブから新たに厳選した30種のアートをパッケージにデザイン。シルバーファクトリーをイメージしたシルバー缶にアートがデザインされた味覚糖のど飴缶ならではの作品や、女性からの人気が高いブロッテド・ライン・ドローイングによるアート作品など、第2弾商品では多様なウォーホルアートが楽しめる。フレーバーは、ミント、グレープ、コーラ。5種類のハーブを配合した、のどにやさしいのど専用タブレットとなる。内容量15gで、価格はオープン。想定小売価格は200円前後(税別)。(C)/(R)/TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
2015年06月10日UHA味覚糖はこのほど、アンディ・ウォーホルとタイアップしたタブレットタイプののどあめ「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第2弾商品を発売した。3月2日に発売した「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第1弾は、アートファンだけではなく、スタイリッシュな商品を求める大人からも評価が高かったという。第1弾の好評を受け、このほど第2弾を発売した。今回も、パッケージにウォーホルのアートをデザイン。ウォーホルの膨大なアートアーカイブから新たに30種を厳選した。シルバーファクトリーをイメージしたシルバー缶にアートをデザインした同商品ならではの作品や、女性からの人気が高いブロッテド・ライン・ドローイングによるアート作品などを採用している。缶の中には、5種類のハーブを配合したのどにやさしいタブレット型のどあめが入っている。価格はオープンで、想定小売価格は税別200円前後。(C)The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
2015年06月03日UHA味覚糖が、今年3月にアメリカポップアートの第一人者、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)とコラボレーションしたタブレットのど飴「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第2弾となる商品を、6月1日に発売した。第1弾と同様に、今回もウォーホルのアートアーカイブから新たに厳選したアートがパッケージを飾る。シルバーファクトリーをイメージしたシルバー缶にデザインを配したものや、インクを転写したウォーホルのアイコニックな作品ブロッテド・ライン・ドローイングがデザインされたものなど全30種類がラインアップ。フレーバーはミント、グレープ、コーラの3種類となる。
2015年06月02日UHA味覚糖は、アンディ・ウォーホルのアートをパッケージにデザインした缶入りのど飴「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」の第2弾商品を、6月1日より順次発売すると発表した。ミント、グレープ、コーラの3種を揃え、いずれも価格はオープン。想定小売価格は200円前後(税抜)。「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は、同社が販売する缶入りのど飴「味覚糖のど飴缶」と、20世紀を代表するビジュアルアーティストの一人 アンディ・ウォーホルがコラボレーションした商品。2015年3月2日に発売された第1弾商品では、缶パッケージにウォーホルのアートを使用。アートファンのみならず、スタイリッシュな商品を求める大人などからも支持を得ていたという。今回発売された第2弾商品では、ウォーホルの膨大なアーカイブから新たなアート作品を厳選。彼が多用した技法「ブロッテド・ライン・ドローイング」によるアート作品や、ウォーホルのスタジオ「シルバーファクトリー」をイメージしたというシルバーベースの缶など、全30種類のアート缶がラインナップされている。
2015年06月01日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店、ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■「A Life with Camera」上田義彦1982年のデビュー以来、第一線で活躍を続けている写真家、上田義彦。彼のデビューから最新作まで30年余りの作品を収録した集大成的作品集が発売された。1980年代に撮影したアンディ・ウォーホルや、写真家アニー・リーボヴィッツなど著名人のポートレートから始まり、果物や貝殻などの静物、家族写真、博物館に眠る標本や剥製、深い森、そして2013年に撮影された夜の海など、幅広いモチーフの作品と、これまで手掛けた多岐に渡る広告写真を収録。「どんなものを撮っていてもいつも私の眼差しが写っている」と上田自身が語るように、人物、静物、風景、いずれにおいても一定の距離感と静謐な美しさが存在し、ページをめくるたび、見る者の心を掴む写真の力強さが体感できる。世界的なキュレーターで美術史家でもあるハンス・ウルリッヒ・オブリストは、この作品集の序文で「この回顧的写真集は夜の海を写したシリーズで旅の終着点を迎える。そこではもはや写真は形を失い、すべては漆黒の闇に帰っていく」と語っている。586ページの大ボリュームで上田義彦の仕事を振り返り、今後の展開も予感させる1冊。【書籍情報】「A Life with Camera」著者:上田義彦出版社:羽鳥書店言語:日本語ソフトカバー/586ページ/235×310mm発刊:2015年価格:1万8,000円
2015年04月30日六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの饗宴「六本木アートナイト2015」が、4月25日(土)10時~26日(日)18時まで開催中だ。2013 年、2014 年に続きアーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏、新設されたメディアアートディレクターを務める株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一氏が担い、『ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル』をテーマに展開。メインプログラムには、齋藤氏主導でLEDを実装した光る大型トラックによる《アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号》を実施するほか、参加者が加わってはじめて成立するアートとして、スマホを活用した参加・体験型プログラムも盛り込まれる。本イベントのアーティスティックディレクターの日比野氏によるワークショップは、26日(日)朝から昼にかけてテレビ朝日umuで実施される。日比野克彦と一緒に朝食をとり、語らいながら、集った各々が、昨晩見た夢を思い出す。子どもから大人までどんな方でも参加できる。参加料は、500円。最後には、みんなの絵を写真に撮ってひとつの映像につなぎあわせる。どんなアートができあがるのか楽しみだ。また今回、初の試みとして作品ガイドツアー「六本木アートナイトをもっと楽しむツアー」が開催されることとなった。ただし一般的なガイドツアーとは異なり、ACOPという独自のアート鑑賞法を踏まえ、平野智紀によって事前トレーニングを積んだボランティアガイドが案内するというユニークな内容。そこに集まった参加者との対話を通して、展示作品や六本木の街の魅力が紐解かれる。それは偶然か必然か、これもまたサイトスペシフィックなひとつのアートの形かも?アート作品のみならず、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスに至る、さまざまなクリエイティビティとアートが広がる一夜限りのアートナイト。街中で展開される非日常との出合いを、あなたは今年どんな風に体験する?(text:Miwa Ogata)
2015年04月26日六本木アートナイト実行委員会は4月25日~26日、「六本木アートナイト2015」を東京都・六本木周辺で開催する。「六本木アートナイト」は、"生活の中でアートを楽しむ"という新しいライフスタイルの提案と、東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的とした一夜限りのアートイベントで、2009年から実施している。6回目となる今回は、「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」をテーマに、メディアアートに焦点を当てた内容で展開する。メインプログラムでは、アートプロジェクト「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を展開。メディアアートディレクターの齋藤精一氏主導で、LEDの実装を施した大型トラック「ハル号」「アケボノ号」が登場し、参加者とのコミュニケーションを創出するとともにパフォーマンスを繰り広げる。「ハル号」は、人格を持った働く車という設定で、常に東京・六本木に関するデータを収集する。「提灯アレイ・ディスプレイ」を搭載し、収集したデータをビジュライズするという。"フレンドリーな性格"で、気軽に写真撮影にも応じるとのこと。「アケボノ号」は巨大なミラーボールを搭載したアートトラック。六本木ヒルズアリーナを基地とするが、国立新美術館や東京ミッドタウンにも出没する。また、同イベントでは毎年、六本木の街なかの店舗やストリート、公園などに作品を展示している。今年は、第15回文化庁メディア芸術祭アート部門にて新人賞を受賞したドローイングマシン「SENSELESS DRAWING BOT」や、多数の巨大な花がゆっくりと稼働する機械彫刻作品「Bloom」が登場する。街なかで行うパフォーマンスとしては、アートトラックと10組のダンスアーティストによる「ダンス・トラック・プロジェクト」や、完全無音のダンスを披露する「サイレントダンスプログラム」、スイッチを押すと"何か"が起こる「六本木アートナイトスイッチ」、移動型ステージショー「ズンマチャンゴのかけら箱」を予定している。そのほかにも、アートな夜の楽しみ方を提案する「ハルはアケボノカフェ」や、テクノロジー・アートのカンファレンス「六本木ダークナイト」、ストローやゼムクリップ、写真を使ったワークショップのほか、外部企業や施設による同時開催プログラムも実施する。開催日時は4月25日10時~4月26日18時で、メインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯は4月25日の18時22分(日没)~4月26日の4時56分(日の出)となる。なお、各イベントの開催時間は内容によって異なる。開催場所は、六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペースとなる。
2015年04月22日UHA味覚糖はこのほど、「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」全30種をコンプリートした特別限定商品「Andy Warhol×Japan Box」の受注販売を開始した。30個限定で4月30日まで受け付ける。「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は、同社が販売するタブレットタイプののどあめ「味覚糖のど飴缶」と20世紀を代表するアーティスト・Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)がタイアップしたのどあめ缶(3月2日発売)。同氏の膨大な作品の中から、厳選した30種のアート作品をパッケージデザインに採用している。今回販売を開始した「Andy Warhol×Japan Box」は、「薬箱」をモチーフに作られた箱に「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」のアート缶全30種を納めたもの。箱は、木地に下地を施し、漆を上塗りした内箱と外箱がある。コンプリートBOXとしてだけでなく、大切なものを保管する箱としても利用できる。内箱は、同氏の代表作のひとつである「Flowers」を、シルクスクリーンで絵付けした。外箱はシルバーファクトリー、シルバークラウドなど、同氏が好んで使用していたシルバーを銀箔(ぎんぱく)で表現している。同商品は、日本国内在住の人を対象に受注販売する。受注生産制で手作りの工芸品のため、約1カ月の生産期間あり。価格は54万円(税込、送料別途)。限定数に達し次第終了となる。また、CCCメディアハウスが発行するライフスタイル誌「pen」3月16日発売号には、「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」と「Andy Warhol×Japan Box」について取り上げたBook in Bookが掲載されている。そのほかにも、ライフスタイル提案型商業施設・代官山T-SITE 代官山 蔦屋書店では、同書店が扱うアンディ・ウォーホル関連書籍と合わせ、「Andy Warhol×Japan Box」の展示と「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」のアート缶全30種の展示販売を行っている。(C)(R)TM The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc.
2015年03月17日UHA味覚糖は、同社が3月2日に発売した「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」全30種がコンプリートされた特別限定商品「Andy Warhol×Japan Box」の受注販売を開始した。販売は30個限定。受注期間は4月30日まで。価格は54万円。「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」は、同社が販売するタブレットタイプののど飴「味覚糖のど飴缶」と、アメリカンポップアートの巨匠「Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)」がコラボレーションし、同氏の膨大な作品の中から厳選した30種のアートを「味覚糖のど飴缶」の缶パッケージに使用したもの。このたび受注販売を開始した「Andy Warhol×Japan Box」は、「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」のアート缶全30種が薬箱をモチーフにした"漆箱"に詰められた特別限定商品。コンプリートBOXとして楽しめるだけでなく、大切なものを保管する箱としても利用可能となっている。また、漆箱の表面には、アンディ・ウォーホルの代表作のひとつ「Flowers」が同氏の代表的な作画手法であるシルクスクリーンによって絵付けされているほか、漆箱を納めることのできる外箱には、同氏が好んで使用していたとされる"シルバー"が銀箔で表現されている。 箱のサイズは外箱がW186×H178×D267mm、内箱がW162×H162×D:243mm(どちらも箱を重ねた状態のサイズ)。パッケージの内容は「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」30個(グレープ味)と「味覚糖のど飴缶 アンディ・ウォーホル」アート缶30種コンプリートセット(空缶のみ)。なお、限定30個の受注生産(限定数に達し次第、受付終了)。一点一点手作りの工芸品のため、約1ヶ月の生産期間を要する。販売は日本国内在住者のみに限定。 注文はこちらのサイトより行える。
2015年03月16日4月25日から26日にかけて、六本木の街を舞台にしたアートフェスティバル「六本木アートナイト2015」が開催される。メインプロジェクト「アートトラックプロジェクト」は、ライゾマティクスの斎藤精一が手掛けたもの。このうち、“ハル号”は東京ミッドタウン・キャノピー・スクエアに常駐する。“もしも都市が生きていたら一体何を話すのか”というテーマを元に、東京の様々なデーターを集約し、そのリアルタイムな状況を提灯ディスプレイに表示。更に、来場者がスマートフォンで文字やパターンを入力すると、その情報がトラックに表示されるというインタラクティブな作品を完成させた。一方、巨大なミラーボールが搭載された“アケボノ号”は、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンを回遊。六本木ヒルズアリーナに設置された巨大ジャングルジムを基点に、ライトを使ったライブパフォーマンスやダンスを行う。その他にも「街なかインスタレーション」として、六本木の街なかにある店舗や公園、道路などに作品が設置される。菅野創、山口崇洋は文化庁メディア芸術祭アート部門で新人賞を受賞したドローイングマシーン「SENSELESS DRAWING BOT」を展示。一方、山岡潤一はコンピューターグラフィックによる幾何学形状の描画を物理的に再現した「Morphing Cube」を出展する。その他、非日常的な一夜を作ることを目標する「街なかパフォーマンス」も開催される。アートトラックの荷台スペースを特設ステージとした「ダンス・トラック・プロジェクト」や、公園で行われるサイレントダンス「サイレントダンスプログラム」、スイッチを押すことによって上演される3から30秒の演劇「ズンマチャンゴのかけら箱」などが実演される。更に「街なかミーティング」では参加者体験型のアートプログラムを展開。「第三回六本木夜楽会」ではアーティストや作家などが、街の飲食店で台本なしのトークセッションを繰り広げる。一方、日比野克彦が企画するワークショップ「昨日みた夢は何ですか?」では、日比野克彦と参加者が一緒に朝食をとりながら、昨晩見た夢を絵に描いていく。【イベント情報】六本木アートナイト会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21デザインサイト(DESIGN SIGHT)、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース日時:2015年4月25日10時から26日18時まで入場料:無料(一部を除く)
2015年03月11日六本木アートナイト実行委員会は、4月25日~26日に開催される「六本木アートナイト2015」のメインビジュアルと主要プログラムを決定したと発表した。六本木の街を舞台とした"ひと晩限り"のアートの祭典「六本木アートナイト 2015」。今回発表されたメインビジュアルと主要プログラムは、アーティスティックディレクター・日比野克彦氏、および今年から新設されたメディアアートディレクターを務めるライゾマティクス・齋藤精一氏と協議して決定したものだという。開催テーマ「ハルはアケボノひかルつながルさんかすル」を象徴するメインプログラムとして、LEDをで光る大型トラックによる「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」を齋藤氏主導で制作。各トラックは巨大なミラーボールと提灯アレイが搭載。さまざまなデータがビジュアライズされ、その周辺では音楽ライブや観客参加型のイベントが繰り広げられる。また、街なかの店舗や公園などに作品を点在させる「街なかインスタレーション」に関して、今年はメディアアートを取り入れた多様なインスタレーション作品を設置。ダムタイプ各所でパフォーマンスを行う「街なかパフォーマンス」も実施する。インスタレーションおよびパフォーマンスには、今回から設けられた公募枠「オープン・コール・プロジェクト」で採用したプログラムも含まれている。そのほか、各界の著名人と一般参加者が同じテーブルを囲む少人数クロストーク「第三回 六本木夜楽会」などの参加者が加わってはじめて成立するアートプログラム「街なかミーティング」に加え、各美術館(六本木ヒルズ、森ビル、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館)における企画展の夜間公開や関連トークイベントなど、非常に多数の催しが一挙に展開される予定だ。
2015年03月11日