お気に入りのおもちゃや、散歩中に見つけたアイテムをくわえたまま歩く犬は、たびたび話題となります。海外で話題となっているのは、犬のボスコくん。長い枝が大好きで、散歩に行くといつもお気に入りの枝を持ち歩きます。公園に出かけた時は、立派すぎる獲物を持ち歩き、ピクニック中の人々の視線を釘付けにしました。飼い主(boscoandhisbigstick)さんがTikTokに投稿した動画をご覧ください!@boscoandhisbigstick The name’s Bosco tiny human!! #kidsanddogs #bosco #boscoandhisbigstick #london #reactionvids #reacts #dogsontiktok #doggie #cute ♬ original sound - boscoandhisbigstick想像以上に立派な1本…!小柄ながら、あまりにも長い枝を持ち歩くボスコくんの姿に、人々は驚きを隠せません。動画には、「枝の長さがバグっているよ」「子供との絡みが好き」「女性がわんちゃんのため、枝を飛び越えてあげるシーンが好き」などの声が殺到しています。ボスコくんのこだわりを見守る人たち、みんなの視線が温かいですね![文・構成/grape編集部]
2022年06月07日愛らしい猫たちを見ると、猫好きの人は思わず頬がゆるんでしまうことでしょう。20匹の個性豊かな猫がいる猫カフェ『キャットカフェ・リヴィウ』は、2016年にオープンして以来、多くのお客さんを楽しませてきました。そして2022年3月現在、『キャットカフェ・リヴィウ』は今までにないほど、人々に大きな癒しを与えてくれる場所となっています。なぜならこの店が、ロシアによる軍事侵攻が行われているウクライナにあるからです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by Cat Cafe Lviv (@catcafelviv) ロシア侵攻後も、営業を続ける猫カフェ『キャットカフェ・リヴィウ』があるのは、ウクライナ西部の都市リヴィウです。リヴィウはポーランドとの国境に近く、国外へ避難しようとする人たちが集まってくる場所でもあります。多くのウクライナの人たちが国外へ脱出している中、店のオーナーであるセルヒー・オリニクさんは、家族とともにリヴィウに留まることを決意。『キャットカフェ・リヴィウ』は同年3月22日現在も、毎日9時から21時まで営業を続けています。 View this post on Instagram A post shared by Cat Cafe Lviv (@catcafelviv) ウェブメディア『The Dodo』によると、『キャットカフェ・リヴィウ』には3つの部屋があり、そのうちの2つは地下にあるため、空襲警報が出た場合はお客さんと猫たちが安全に避難できるといいます。今は常連客は少ないそうですが、温かい食事とポジティブな気持ちを求めて、ほかの都市から来店するお客さんもいるのだとか。『キャットカフェ・リヴィウ』のInstagramには、世界中から励ましと称賛の声が寄せられています。・素晴らしい決断だと思う。どうかみなさん、無事でいてください。・こんな世界でも笑顔にできる猫さんたちは、最強です。・なんてかわいい猫たち。この子たちを守ってくれてありがとう。 View this post on Instagram A post shared by Cat Cafe Lviv (@catcafelviv) ウクライナでは多くの人がペットを連れて避難していますが、20匹の猫を連れて国外へ脱出するのはやはり難しいと思われます。セルヒーさんは『The Dodo』にこう語っています。私たちの猫は生後4か月の頃から、この猫カフェに住んでいます。彼らは家族同然です。私たちは決して自分の国を離れることはないでしょう。ここは、将来の私たちを見ることができる唯一の場所だと気付いたのです。The Dodoーより引用(和訳) View this post on Instagram A post shared by Cat Cafe Lviv (@catcafelviv) 『キャットカフェ・リヴィウ』のInstagramの写真には、猫たちを見て笑顔になっているお客さんの様子が写っています。その光景は、そこが今まさに戦時下であることを忘れてしまいそうなほど穏やかです。こんな状況だからこそ、猫たちは不安な毎日を過ごす人たちに、ひと時の癒しを与えているのでしょう。このまま『キャットカフェ・リヴィウ』の20匹の猫たちが元気に過ごし、安全に営業を続けられることを心から願います。[文・構成/grape編集部]
2022年03月23日出産は、母親にとっても生まれてくる赤ちゃんにとっても命がけです。母子ともに健康に終えられるとは限りません。アメリカのミネソタ州で、メス犬のポピーが10匹の子犬を産みました。子犬たちは全員元気でしたが、ポピーは出産後すぐに亡くなってしまいます。Posted by Lexi Ruhland Johnson on Wednesday, July 7, 2021Posted by Lexi Ruhland Johnson on Wednesday, July 7, 2021ポピーの世話をしていたレキシー・ジョンソンさんは、悲しむ間もなく、子犬たちの世話に奮闘。お腹を空かせた子犬たちに哺乳瓶でミルクを与えるなど、ほぼノンストップで面倒をみる日々が始まりました。それから約2週間後、レキシーさんの家にペッパーという犬が仲間入りします。実はペッパーは出産したばかりだったのですが、残念ながら子犬たちは全員亡くなってしまったのです。そのことを知ったレキシーさんは「ペッパーがポピーの子犬たちの母親代わりになってくれるかもしれない」と期待して、ペッパーを家に迎えることにします。こうしてペッパーにポピーの子犬たちを会わせてみると…5分後にはこうなりました。Posted by Lexi Ruhland Johnson on Friday, July 23, 2021Posted by Lexi Ruhland Johnson on Friday, July 23, 2021母乳を求めてペッパーに群がる子犬たち。そんな子犬たちをすんなりと受け入れたペッパーはとても穏やかな表情をしています。レキシーさんは「昨夜また泣いてしまいましたが、これは嬉し涙です。ポピーは、ペッパーが母親役を引き継いでくれたことに感謝しているでしょう」と写真を投稿。するとたくさんの感動の声が寄せられました。・もらい泣きした!なんて素晴らしいんだ!・これぞ奇跡だね。子犬たちにとっても、母犬にとっても本当によかった。・こんな感動的なニュース、久しぶりに聞いたよ。Posted by Lexi Ruhland Johnson on Wednesday, August 11, 2021Posted by Lexi Ruhland Johnson on Wednesday, August 11, 2021Cutie Patootie ALERT Pepper is here to remind you that even after insanely difficult times, there are better days...Posted by Lexi Ruhland Johnson on Sunday, August 1, 2021Cutie Patootie ALERT Pepper is here to remind you that even after insanely difficult times, there are better days...Posted by Lexi Ruhland Johnson on Sunday, August 1, 2021子犬たちは全員すくすくと成長していて、里親の募集が始まっています。数匹はすでに家族が決まったとのこと。レキシーさんは「ものすごく困難な時期の後でさえ、いい日が来るということをあなたに思い出してもらうために、ペッパーはここにいます」とつづっています。誕生したばかりの子犬たちを失ったペッパーの悲しみは計り知れません。そんなペッパーの心を癒したのは、彼女に『母親』としての時間を与えたポピーの子犬たちだったのではないでしょうか。そしてもちろん、子犬たちはペッパーのおかげで、栄養たっぷりの母乳と母親の温もりを受け取ることができました。きっと天国のポピーも喜んでいることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月25日マネーゲームやマネーレス社会…お金に翻弄される人々の姿を活写した、羽田圭介さんによる『Phantom』とは。「実はこの作品を書き始めたのは2014年末、芥川賞を取る前で、その時点では、主人公の華美(はなみ)の目線に近い感じで書いていました」羽田圭介さんの『Phantom』は、お金や将来への漠然とした不安を抱えている人に刺さる快作だ。華美は外資系食料品メーカーの日本法人に勤める会社員。冠婚葬祭費をケチり、生活費を切り詰めてまで投資に精を出しているのには理由がある。5000万を貯め、若いうちに自分の〈分身〉を作るためだ。「華美は、配当で毎年250万円が入るようにすれば、それが自分のいまの給料と同じだから、分身だという幻想を抱いています。夜な夜な米国の株式市場をチェックする長期投資家の貌(かお)も持ちます」高校生のときに作家としてデビューした羽田さん。コンスタントに出版は重ねていたものの、出版不況の現実も感じていたという。「それで僕も確定拠出年金(iDeCo)や株を始めたりしたのですが、賞を取ったら経済的な状況も変わり、少なくとも、株で自分の分身を作ることにはあまり興味がなくなってしまった。それもあって5年以上中断していました」だが、社会やお金をめぐる価値観は様変わりした。新たに、怪しげなオンラインコミュニティや、ムラ内の〈シンライ〉という独自通貨など、現実でも見聞きするモチーフを投入したことで、生きたお金や死んだお金という考え方を提示し、読む人の価値観まで揺さぶってくる。「いま味わう喜びを先送りにしてお金を貯め、お金さえあれば幸せになれると思っている華美。彼女の恋人の直幸は、そんな華美の価値観を笑うけれど、彼自身は(オンライン)コミュニティにのめり込み、お金などなくてもつながりだけでどうにかなるという危うい価値観にハマっていく。両方とも極端ですよね」終盤は、傭兵経験のある男性たちまで登場。何を言っているかわからないかもしれないが、怒濤の展開の面白さは保証する。「僕自身も、書きながら考えましたね。僕は何でも自分でやりたがるところがあって、動画の編集やマネジメント…書く以外の仕事も自分でやってしまいがちなところがあった。プロに頼るのは、生きたお金の使い方だなと思うように変わりました」『Phantom』自分の労働の代わりにお金を生み出す〈分身〉の危うさや、作中で象徴的に登場する車〈ファントム〉。タイトルも、複合的で意味深だ。文藝春秋1540円はだ・けいすけ1985年、東京都生まれ。2003年、「黒冷水」で文藝賞を受賞してデビュー。’15年、「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞。近著に『成功者K』『ポルシェ太郎』など。※『anan』2021年8月11日‐18日合併号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年08月11日女優ののんが15日、都内で開催された「バリラ 新紙パッケージお披露目会」に出席。新年度を迎える人々へメッセージを送った。同イベントでは食品会社のバリラジャパンが、パッケージの簡易化、リサイクル可能なパッケージ設計など、地球環境に配慮したSDGsの取り組みについて説明。「プラスチックパッケージ卒業宣言」を行い、新たな紙パッケージのお披露目を行った。SDGs Peoole第1号を務めているのんは、「エコバッグやマイボトルなど、身近なところから取り組めることがたくさんある」と提言し、自身のSDGsへの取り組みを「普段は着られないなという過去の衣装や、お気に入りだけどもう似合わなくなっちゃったな、という洋服を、捨てられなくておうちにため込んじゃってるんですけど、それを“アップサイクル”しています。一部を掛け合わせたりして、作り直して着ています」と語った。イベントの最後には、新年度を迎える人々へ「新しいチャレンジだったり、出会いだったり、楽しいことも大変なこともたくさんあると思いますが、ポジティブな気持ちで頑張りましょう」とメッセージを送った。
2021年04月16日アメリカのユタ州で、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックな救出劇がありました。ATV(全地形対応車)と呼ばれる4輪バギーのアクティビティを楽しむ団体『ザ・ワイルド・バンチ』に所属するビル・バグショーさんと妻のヴィッキーさんはこの日、数人の仲間と一緒にトレイルに出かけました。すると彼らが険しい岩山の上を歩いていた時、夫妻の愛犬である『サマー』が足を滑らせて崖から滑り落ちてしまったのです。手に汗握る救出作戦!海外メディア『FOX13』によると、サマーは崖のふちで足を踏みはずし、ゆっくりと滑り落ちていったのだそう。そして崖の途中の出っ張った部分で止まったのです。サマーは自力で登ることはできず、人がその場所に歩いて降りていくこともできません。このままではサマーがさらに下まで落下してしまう恐れがあります。一刻を争う状況の中、『ザ・ワイルド・バンチ』の代表であるスティーヴン・ホーキンスさんは、すぐに救出方法を思いつきます。僕がロープで降りてサマーを助ける。スティーヴンさんは自らがロープを使って下降して、サマーを救出することにします。しかし周りにはロープをくくり付ける場所はありません。そこで彼らは人の力のみでロープを支える作戦を試みたのです。こうして行われた息をのむ救出劇の様子がこちらです。A rescue in MoabPosted by Jim Prairie on Friday, March 19, 2021A rescue in MoabPosted by Jim Prairie on Friday, March 19, 2021ヴィッキーさんはサマーに「そのままそこにいて!大丈夫よ!」と声をかけ続けます。従順なサマーはいわれる通りにその場で助けを待ち、スティーヴンさんが近付いてくると嬉しそうにしっぽを振っていました。そして無事に救出!スティーヴンさんもサマーもケガはなかったということです。この緊迫の映像は拡散され、見事な救出劇に称賛の声が上がっています。・手に汗握る映像だわ。犬が無事で本当によかった。・これはすごい救出だ!助けた人たちのお手柄だね。・見ていて泣きそうになった。実は『ザ・ワイルド・バンチ』の人たちはレスキューの訓練をしていたため、このような状況にも冷静に対処ができたのだとか。さらにロープで助ける時には通りがかりの人も協力してくれたといいます。サマーを含むビルさん夫妻の愛犬3匹はいつも一緒にアウトドアに出かけているため、岩山を歩くのも慣れているのだそう。しかし今回サマーが落ちてしまった岩は滑りやすかったようです。1歩間違えれば、サマーにもスティーヴンさんにも命の危険が伴う状況になっていたかもしれません。ビルさんとヴィッキーさんはサマーのために協力してくれた仲間にとても感謝しているということです。見事なチームワークでサマーを救った人たちに大きな拍手を送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年04月09日アメリカでジャーナリストとして活動している、ニコラス・トンプソンさんがTwitterに投稿した1枚に反響が上がっています。ニコラスさんはこのような一文とともに、雪が積もった光景を公開しました。最初に雪の中を走っている男性の姿が見えます。それから…。@nxthompsonーより引用(和訳)ではその写真をご覧ください。An optical illusion for tonight. First you see a man running into the snow ... and then ... pic.twitter.com/R9Lj1mlR5X — nxthompson (@nxthompson) February 4, 2021 多くの人がこの写真を見た瞬間に、「雪の中を走っている男性の後ろ姿が見える」といっています。しかしよく見ると…黒いプードルがこちらに向かって走っているではありませんか!この写真は20万件を超える『いいね』がつき、さまざまなコメントが寄せられています。・すごくクールな写真だ!・背中にクマが描かれたスウェットを着た男性が走っていると思ったよ。・全然分からなかった。かわいい目の錯覚だね。人によっては最初からプードルだと分かったそうですが、多くの人が走っている男性の姿に見えたようです。また犬の顔が描かれたリュックを背負っていると思った人や、「先に犬が見えた後で男性にも見えることに気付いた」という人もいました。あなたにはどのように見えましたか。目の錯覚というのは面白いですね![文・構成/grape編集部]
2021年02月13日数多くの映画やドラマに出演し、近年は映画監督やプロデューサーとしても活躍している俳優のジョージ・クルーニー。確かな演技力と気さくな人柄で性別を問わず人気のジョージは、『People』誌が選ぶ『もっともセクシーな男性』に過去に2度も選ばれたことがあります。大人気俳優の髪型の秘密が明らかに!ジョージといえば白髪が混じった短髪のヘアスタイルがよく似合っていますが、その髪型の意外な秘密が明かされて話題になっています。彼ほどのビッグスターともなればきっと有名なヘアスタイリストに髪を切ってもらっているのだろう…と誰もが想像するのではないでしょうか。ところが実はジョージはもう25年間も自分でヘアカットをしているのだそうです。ジョージは自らが監督と主演を務める新作映画『The Midnight Sky』のプロモーションのため、アメリカのテレビ局『CBS』の番組に出演。新型コロナウイルス感染症による外出自粛中の過ごし方についての話になり、「自分で髪を切ったことはありますか?」と聞かれた彼はこう答えました。Actor/director George Clooney tells @thattracysmith that he's been cutting his own hair for years - by using the Flowbee haircutting machine pic.twitter.com/bKepm5LQCM — CBS Sunday Morning (@CBSSunday) November 29, 2020 もう25年間、自分で髪を切っているよ。僕の髪は藁みたいで切りやすいからね。数年前に『フロービー』っていうのを買ったんだ。まだ持ってるよ。こうやってウイーンってやるんだ。2分で終わっちゃうよ。@CBSSundayーより引用(和訳)フロービーとは掃除機の先にバリカンが付いたような散髪機で、1980年代にアメリカの深夜の通販番組で販売されて話題になった商品です。切った髪を掃除機が吸い取ってくれるので散らばりません。そのため、過去には宇宙飛行士が長期間のミッションで使用したこともあります。それを聞いたインタビュアーが思わず「やめてくださいよ。その髪型はフロービーでカットしたんですか?」と驚いていると、ジョージは「聞いてよ!これ本当にいいんだって!」と笑っていました。『Esquire』によると、このインタビューの放送直後から検索サイトでフロービーを探す人が急増し、フロービーの公式サイトはアクセスが殺到したためダウンしたのだとか!放送から1週間経った時点でも、Amazonではフロービーは在庫切れとなっています。この意外すぎる事実に世間では「信じられない!このかっこいい髪型がフロービー?」「早速フロービーを買って、夫の髪を切るわ!」「これでフロービーは爆売れするな」などの声が殺到。ハリウッドのスーパースターのジョージが通販で買った機械でセルフヘアカットをしていたなんて…誰が想像できたでしょうか。ジョージのひと言によって、2021年にはフロービーブームがやってくるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月07日タイトスカートにハイヒールを履いて颯爽と歩く女性といえば、いきいきと仕事をするかっこいい女性というイメージがあります。しかし「スカートとハイヒールは女性のもの」というのは誰が決めたことなのでしょうか。ドイツにそんな世間のイメージをくつがえした1人の男性がいます。アメリカ人のマーク・ブライアンさんはドイツでロボットエンジニアとして働いています。愛する妻と幸せな結婚生活を送り、娘もいるマークさんは、ポルシェと美しい女性が大好きな男性です。そんな彼が世界的に注目されるきっかけになったのは、ファッション。マークさんは毎日、スカートとハイヒールを履いて生活しているのです。※画像上の矢印をクリックするとほかの画像を見ることができます。 この投稿をInstagramで見る Mark Bryan(@markbryan911)がシェアした投稿 - 2020年 6月月4日午前2時00分PDTファッションに『性別』はない!海外メディア『Bored Panda』によると、マークさんは以前からスカートとハイヒールを履いた女性を見て「素敵だな」と思っていたのだそう。性的な意味合いではなく、彼女たちからあふれ出るパワーがかっこいいと感じ、自分もプロフェッショナルな女性たちのような恰好をしたいと思い始めたといいます。「私にとってファッションに性別はありません」ときっぱりいいきる彼が好きなのはワンピースではなく『スカートとハイヒール』。上半身は男性らしく、腰から下はジェンダーレスのファッションがお気に入りだそうです。 この投稿をInstagramで見る Mark Bryan(@markbryan911)がシェアした投稿 - 2020年 5月月12日午前5時03分PDTマークさんにとってスカートは男性のパンツと違い、色や柄のバリエーションが豊富なのも魅力だといいます。お気に入りは『ペンシルスカートとスティレットヒール』の組み合わせで、高さが103くらいのヒールが特に好きなのだそう。ハイヒールは脚に適度に筋肉が付いていないと上手に歩くのが難しいアイテムですが、フットボールチームのヘッドコーチも務め、鍛えられた身体を持つマークさんは歩く姿もこの美しさ! この投稿をInstagramで見る Mark Bryan(@markbryan911)がシェアした投稿 - 2020年 9月月8日午前6時29分PDTマークさんの妻や娘は彼のことを全面的にサポートしているのだとか。妻は彼の洋服選びを手伝ってくれて、娘は時々、靴を借りたがるそうです。彼はスカートやハイヒールを履いてみたいと思っている男性たちにこうアドバイスしています。最初は低めのヒールを履いてみて、自信がついてきたら高さのあるものにしていくといいです。怖がることはありません。中には弱い者を攻撃する人たちもいます。だから自分には自信があり、怖いものなど何もないということを世の中に示せば、あなたを邪魔する人はいなくなります。Bored Pandaーより引用(和訳) この投稿をInstagramで見る Mark Bryan(@markbryan911)がシェアした投稿 - 2020年 8月月11日午前2時52分PDTマークさんのInstagramのフォロワーは22万人以上!「すごく似合っていて素敵」「きみの強さがファッションに現れている」「あなたらしさを貫いて!」など多くの人が彼の生き方を絶賛しています。2020年10月にはハイブランドの『GUCCI(グッチ)』が男性用のワンピースを発表しました。また昨今では企業の女性用制服がスカートかズボンを選べるようになるなど、世界的に『ジェンダーレス』の動きが広まっています。自分が本当に好きなものを身に着けていると、気分がよくなり自然と自信が湧いてくるものです。マークさんのように誰もが性別に関係なく、自由に好きなファッションを楽しめる世の中になっていくといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月30日梅雨前線の影響で、熊本県南部を襲った豪雨。2020年7月4日には、熊本県の球磨川が上流から下流にわたり広範囲で氾濫したことから、熊本県知事が自衛隊へ災害派遣を要請しました。「危険を承知で…」球磨川氾濫に派遣された自衛隊、迅速な出動に反響同日7時10分から初動対処部隊が派遣され、被災現場で救助活動を開始しています。過酷な現場で急がれる人命救助氾濫後、SNS上には濁流で逃げ場を失い、助けを呼ぶ声が複数投稿されていました。救助を待つ人の中には足腰の弱っている高齢者のほか、赤ちゃんを連れている人もいたとのこと。自衛隊はヘリコプターやボートで孤立者の元へ向かい、順次救助しています。陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月3日金曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月3日金曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月3日金曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月3日金曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日救助に当たっている陸上自衛隊第8師団は、厳しい状況の中で活動をしていることが分かる動画をFacebookに公開。ヘリコプターや自衛隊員の様子を撮影しています。九州南部豪雨に伴う災害派遣(第3報)UH-60救助動画【九州南部豪雨に伴う災害派遣(第3報)】熊本県八代市坂本地区において、住宅が冠水して孤立した住民を、多用途ヘリコプターUH-60において救助する様子です。陸上自衛隊 西部方面隊さんの投稿 2020年7月4日土曜日九州南部豪雨に伴う災害派遣(第3報)UH-60救助動画【九州南部豪雨に伴う災害派遣(第3報)】熊本県八代市坂本地区において、住宅が冠水して孤立した住民を、多用途ヘリコプターUH-60において救助する様子です。陸上自衛隊 西部方面隊さんの投稿 2020年7月4日土曜日また、第42即応機動連隊が捜索や安否確認などに当たっている様子も投稿しました。陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日陸上自衛隊第8師団さんの投稿 2020年7月4日土曜日ネット上では、改めて自衛隊に対して感謝の声が寄せられています。複数の死傷者が確認されているほか、各地で土砂崩れが発生し、道路が寸断され広範囲で冠水も起こっている今回の豪雨。産経ニュースによると、さらに同月5日にかけて西日本や東日本で非常に激しい雨が降る恐れがあるとのこと。いつどこが被災地になってもおかしくありません。いざという時の準備をして、『命を守るための行動』を心がけましょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月05日3月30日より三越伊勢丹では、瀬戸内をテーマにした「JAPAN SENSES」というキャンペーンが行われる。それに伴い伊勢丹新宿店のショーウィンドウを舞台に、瀬戸内国際芸術祭のディレクターを務める北川フラム氏が「海の曼荼羅」をテーマに、11人の作家をディレクションする。「アートは歴史、観光、文化の良さを引き出し、そこに生活する人々や訪れる人々の、未来につながる記憶を呼び起こす」と語る北川氏は、伊勢丹に足を運ぶ人々と、瀬戸内国際芸術祭への来訪者のセンスや感性には共通点があるという。時代の底流を流れる、人々の感覚の奥にあるものとは?■圧倒的な自然、宇宙と人間が感応する瞬間ーー「海の曼荼羅」をテーマに、11人の作家をディレクションされるそうですが、どのようなコンセプトをお持ちですか?平安時代の僧侶である空海は、瀬戸内国際芸術祭の舞台のある讃岐国、現在の香川県の善通寺出身です。苦労して唐に渡り、中国でナンバーワンの位置まで上り詰め、日本に戻って真言宗の開祖となりました。彼は19歳から山林での修行に入り、優婆塞(うばそく)、つまり乞食坊主のように、阿波を巡って土佐まで歩きます。室戸岬の洞窟で修行をしているとき、明星が口に飛び込んできて悟りを開きました。そのとき目にした「空」と「海」から「空海」と名乗るようになったといいます。刻一刻と表情を変える自然の姿。修行を通して自己を研ぎ澄ませていく感覚。宇宙と自分が出会う瞬間、それこそが、彼にとって祈りであり、信仰そのものだったのです。圧倒的な自然界の力、色彩、そういったものの総体と、人間が感応し合う一瞬。その全体像を表現しようと、空海は曼荼羅(まんだら)をつくり出しました。瀬戸内国際芸術祭に参加するアーティストたちも、圧倒的な海の力や土地の文化を体感し、作品をつくります。「海の曼荼羅」に集う11人も、できるだけ違うタイプのアーティストを選びました。宇宙と人間が感応する瞬間。その総体を「海の曼荼羅」と呼びたい。その祈りの形を新宿という都会に届けつつ、同時に瀬戸内とつながりたいという願いを込めて、この企画を考えました。田島 征三「森からの海曼荼羅」■五感全体で楽しむ、ここでしかできない「旅」の体験ーー芸術祭の舞台となる島々は、どのような場所ですか?もともと瀬戸内海というのは、豊かな自然の恵みをたたえた海であり、日本列島のコブクロ、物資輸送の日本の最大の動線でした。人々は海を縦横無尽に行き来し、止まり木としての島々は、独自の文化を育んでいました。それが近代になって、閉鎖空間として隔絶され、島は活力を失い、元来の文化は輪郭を失いつつあります。島で暮らす人々を元気にしたいと、アーティストが風土、歴史に焦点をあて、島の魅力を再発見し、そこで生活してきた人々の時間を寿ぐ。アートをつくり育てることで、多くの人々がつながる。瀬戸内国際芸術祭はこのように、島が誇りを取り戻すためのお手伝いをしてきたわけです。ーー前回の芸術祭には、世界中から107万人もの人々が訪れたと聞きます。近年、人々は美術館を出て、なぜ瀬戸内の島々で美術を見たいと思うのでしょうか。瀬戸内国際芸術祭の人気の源として一つには、多種多様な入射角を設け、さまざまな感覚や興味を刺激していることが挙げられるでしょう。まずは現代美術の面白さ。そして海や島の広がり。農業や漁業に携わる生産者と、その人たちがもたらす旬の食。参加性が高く、心身の開放感につながる祭りやパフォーマンスなど。人間の生理に直結し、五感全開で楽しめる内容の充実を目指してきたことにもよるのかもしれません。ーー島々へは船で渡り、作品を見に行くまでに時間を要しますね。それが逆に人気の理由なんです。目的地を往復する観光や、あらかじめ旅程が組まれたパック旅行では、本当の「旅」は成立しません。瀬戸内海の島々を巡る旅は、自分で工夫して考えて歩かないと、船にも乗れないし、お昼ごはんも食べられない。努力を要する。でもそれが、「旅」の実感を深めます。大巻伸嗣「Liminal Air - core -」■一回きりの人生を楽しんで生きるーー三越伊勢丹に足を運ぶ人々と、瀬戸内国際芸術祭への来訪者には、どのような共通点がありますか?全体を包み込むファッショナブルな空気。これが瀬戸内国際芸術祭と三越伊勢丹との接点だと思います。個人の生理的な欲求を細かくひろい、それが時代の最先端を行く伊勢丹のイメージをつくり上げている。瀬戸内国際芸術祭に来られる方々は、20代、30代の女性が多く、とってもファッショナブル。その人たちは伊勢丹の購買層とも重なります。概してみな、お洒落している自分が好き。瀬戸内海を旅している自分が好き。芸術祭をサポートしたり、手伝っている自分が大好き。よくよく聞けば、それが本音だそうで、ああ、なるほどと、とても合点がいったんです。ーーそれはどのような動機に支えられているのでしょう。お洒落をするために、人々は高いお金をかけて服飾品を買う。それは「一回きりの生。されど人生」と思う人が割り切ってやっている。「人生は一回こっきり。でもその一回きりの人生を、せめて楽しもう」という人生観が、人をお洒落に走らせる。そして伊勢丹で服を買い、アートを巡る旅にも出かけるわけです。それは時代的な背景が大きいと思います。いまの日本には、全く展望が感じられない。器用で賢い一部の人間だけが政府とともにこの国を動かそうとしている。そこに何の興味もシンパシーも感じられない。そういった人は、国家のもとで何かしようとするのではなく、自分自身のライフスタイルを確立しようとする。いまの40代の優秀な人たちは、あくまでこの時代を生き抜くために、例えばIT企業の社長をやっている。その人たちが、豪雪、過疎高齢化の地域で開催されている大地の芸術祭の応援団になってくれている。瀬戸内国際芸術祭のことも面白いと思ってくれる。それが現代の感度の良い、優秀な人たちのセンスなのではないかと思うわけです。後編に続く。012
2016年03月26日