2017年を代表する“主役級映画”といえば、日本のみならず世界的にも大ヒットとなった『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』。“極上の「映画と音楽」があれば、また明日も頑張れる…”。決して大げさではなく、そんなふうに背中を押してくれた2017年を彩ったミュージカル映画と、2018年に注目の作品をピックアップした。■ミュージカル映画に陶酔した1年!2017年公開作の振り返り『美女と野獣』が2017年国内NO.1ヒット2017年はミュージカル映画が大豊作だった。エマ・ワトソンが主演を務めた『美女と野獣』は、なんと国内興行収入は推定125億円!今年100億円超えとなったのは本作のみで、間違いなく2017年公開作品の中でNO.1のヒット作だ。エマやダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ユアン・マクレガーら英語版のキャストはもちろんのこと、日本語吹替版声優のベル役の昆夏美、野獣役の山崎育三郎を始め、岩崎宏美、吉原光夫、村井國夫といった顔ぶれの豪華さ、その“本気度”も話題となった。さらに、大海原の多面的な美しさの描写と「どこまでも ~How Far I’ll Go」をはじめとする楽曲が全編を彩ったディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』は興収51.5億円を売り上げ、どこまでもキュートで“人間くさい”動物たちが自分の居場所を取り戻すミュージカル・アニメーション『SING/シング』も51億円を超えた。第89回アカデミー賞を席捲した『ラ・ラ・ランド』が日本でも大ヒットそして、ロサンゼルスを舞台に、女優志望のミア(エマ・ストーン)とジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋模様を新旧ミュージカル映画や往年の名作へのオマージュたっぷりに描いた『ラ・ラ・ランド』は、興収43億円超えの大ヒット。第89回アカデミー賞で監督賞、主演女優賞、作曲賞、主題歌賞など最多6部門を獲得した映画賞レースの主役的作品が、日本でこれほどの大ヒットとなるのは珍しいこと。『英国王のスピーチ』でも最終興収18.2億円なので、『ラ・ラ・ランド』は大快挙といえる。いずれの作品も、“何度でも観たい、聴きたい、酔いしれたい”というリピーターたちが劇場に押し寄せたことが大きい。なお、『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』は、生演奏オーケストラで映画を鑑賞する「シネマ・コンサート」も大好評を博した。■2017年ミュージカル映画、大ヒットのワケを徹底分析!アニメーション編――ディズニー・アニメーション最強スタッフが集結した『美女と野獣』『モアナと伝説の海』『美女と野獣』は、『ドリームガールズ』『シカゴ』(脚本)など傑作ミュージカル映画を手がけてきたビル・コンドン監督と、アニメ版に続いて音楽を担当したアラン・メンケンの手により実写化が実現し、成功を収めた。さらに、そのメンケンが過去に音楽を担当し、アカデミー賞主題歌賞を獲得したディズニー・アニメの名作『アラジン』『リトル・マーメイド』で監督を務めた最強コンビ、ロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが、今年は『モアナと伝説の海』という名作を世に贈り出した。――『SING/シング』はハリウッド俳優陣が60曲以上のヒットソングを披露そんな中、『ミニオンズ』『ペット』のイルミネーション・スタジオによる『SING/シング』は、『リトル・ランボーズ』のガース・ジェニングスが監督・脚本を手がけ、マシュー・マコノヒー(吹替:内村光良)、スカーレット・ヨハンソン(同:長澤まさみ)、タロン・エガートン(同:スキマスイッチ・大橋卓弥)、リース・ウィザースプーン(同:坂本真綾)ら、バラエティ豊かなキャストたちがシナトラからテイラー・スウィフトまで60曲以上の多彩な楽曲を歌い、動物たちの個性を後押しした。また、昨年度アカデミー賞授賞式のオープニング、ジャスティン・ティンバーレイクが会場を一気に盛り上げたパフォーマンスを憶えている人は多いだろう。その楽曲「Can’t Stop the Feeling」は、『カンフー・パンダ』『シュレック』のドリームワークス・アニメーションによるミュージカル・アドベンチャー『トロールズ』(ブルーレイ&DVD発売中)の主題歌。ジャスティンが主人公の声と音楽の製作総指揮を手がけ、『ピッチ・パーフェクト』アナ・ケンドリック、『(500日)のサマー』ズーイー・デシャネルなど俳優やシンガーが、ポップで楽しいオリジナル曲やカバー曲を歌い、全米で大ヒット。『SING/シング』と同様、続編が決まっている。ドラマ編――フレンチ・ミュージカルのオマージュが詰まった『ラ・ラ・ランド』『ジュリーと恋と靴工場』さらに、デイミアン・チャゼル監督が『ラ・ラ・ランド』の参考にしたという『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』を彷彿とさせるフレンチ・ポップミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』も、日本に上陸した。職なし、金なし、彼氏なしのジュリーが高級靴ブランドの下請け工場で成長していく姿が、現代への風刺を利かせながら真っ赤な靴をはじめとするカラフルな世界観で描かれていた。――映像と音楽がピッタリシンクロした『ベイビー・ドライバー』さらに2017年を振り返るうえで忘れてはならないのが、『ショーン・オブ・ザ・デッド』などのエドガー・ライト監督が、音楽と映像の完全シンクロで生み出した予測不能のクライム・ラブ・アクション『ベイビー・ドライバー』だ。オープニングシーンからとにかく圧巻で、タイトルロールの後、コーヒーを買いに行くベイビー(アンセル・エルゴート)の軽妙なステップも、壁の落書きさえも、全てが曲と歌詞にシンクロしているので要注目。リリー・ジェームズ演じるデボラとの恋、ジョン・ハムらおじさまたちの怪演も見逃せない。■2018年も心躍るミュージカル映画が続々『グレイテスト・ショーマン』――ヒュー・ジャックマン&ザック・エフロンも帰ってきた!『レ・ミゼラブル』で世界中を泣かせたヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとタッグを組んだ、オリジナル作品『グレイテスト・ショーマン』で来年ミュージカル映画にカムバック。19世紀半ばに「ショービジネス」という概念を生み出し、庶民に娯楽をもたらした実在の人物P.T.バーナムを演じるヒューは、誰もが聴き惚れる歌声とキレキレのダンスを披露。第75回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門作品賞、主演男優賞、主題歌賞(「This Is Me」)にノミネートされている。2006年~大ヒットした海外ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」で世に出たザック・エフロンにとっても久々のミュージカルで、特にヒューとの“対決”デュエット、空中ブランコ乗りを演じるゼンデイヤとの宙を舞うデュエットは必見(2018年2月16日公開)。共同脚本には、『美女と野獣』のビル・コンドンが参加。新鋭のマイケル・グレイシー監督が「『雨に唄えば』や『ウエスト・サイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』のように“題名を聞くと歌が浮かぶ”作品にしたい」と語るように、耳にした瞬間から夢中になる楽曲を担当したのは、『ラ・ラ・ランド』の「Audition」でアカデミー賞を獲得し、本年度トニー賞6部門受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」を手がけたベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。まだ30代前半の2人は、ブロードウェイの裏側を描いた海外ドラマ「SMASH/スマッシュ」や、「THE FLASH/フラッシュ」×「SUPERGIRL/スーパーガール」のミュージカル・クロスオーバー・エピソード、さらに上記の『トロールズ』にも楽曲を提供しており、ディズニーの実写ミュージカル「白雪姫」にも起用されている超注目コンビなのだ。『アナと雪の女王/家族の思い出』――『アナ雪』公開から4年。最新作は『リメンバー・ミー』と同時上映音楽がカギを握るディズニー/ピクサー最新作の『リメンバー・ミー』(3月16日公開)と、同時上映の『アナと雪の女王/家族の思い出』は、アナとエルサ、オラフなど人気のキャラクターたちが再登場し、アナとエルサがアレンデール王国で一緒に迎えるクリスマスが描かれるという。初めて2人が一緒に歌う「When We’re Together」ほか新曲が4作も披露される。『Mamma Mia! Here We Go Again』(原題)――10年ぶり、エーゲ海の島に「ABBA」が誘う『マンマ・ミーア!』続編2008年、結婚式を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)が顔も見たことのない父親とバージンロードを歩くため、母ドナ(メリル・ストリープ)が当時交際していた3人の父親候補の中から実の父親を見つけだそうと奮闘する様子を、「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」など「ABBA」の大ヒットナンバーが彩った『マンマ・ミーア!』。あれから10年、続編の『Mamma Mia! Here We Go Again』(原題/全米公開7月20日)では、若き日のドナと3人の父親候補との出会いが描かれる前日譚と、結婚式の後日譚が描かれるという。アマンダ、メリル以外にもピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ドミニク・クーパーなどのキャストが再結集。『ベイビー・ドライバー』でもキュートな歌声を聴かせたリリー・ジェームズが、若き日のドナに!父親候補それぞれの若き日を演じるのは、『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァイン(ピアース演じるサム)は、『レ・ミゼラブル』ほか『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演しているヒュー・スキナー(コリン演じるハリー)、『マリアンヌ』のジョシュ・ディラン(ステラン演じるビル)。さらに、アンディ・ガルシアが加わるほか、アマンダ演じるソフィの祖母、つまりメリル演じるドナの母親としてシェールが出演。彼女がミュージカル映画に出演するのは、あの『バーレスク』以来7年ぶり、メリルとの共演は実に35年ぶりとか。『マリーゴールド・ホテル』シリーズの脚本家オル・パーカーがメガホンを取る。『Mary Poppins Returns』(原題)あの『メリー・ポピンズ』がリターンズ!エミリー・ブラント×『イントゥ・ザ・ウッズ』製作陣1964年に映画化され、いまもなお人気を博す『メリー・ポピンズ』の続編『Mary Poppins Returns』(原題/全米公開12月25日)も楽しみな1本。かつてジュリー・アンドリュースが演じた“空飛ぶナニー”メリー・ポピンズ役にはエミリー・ブラント。ロブ・マーシャル監督をはじめ、ディズニー『イントゥ・ザ・ウッズ』の製作チームと再タッグを組む。すっかり大人になったバンクス家のジェーンとマイケルのもとに、メリー・ポピンズが再び帰ってくる物語だという。そのほか、新キャラクターの“ランプライター”ジャック役に「ハミルトン」や『モアナと伝説の海』のリン=マニュエル・ミランダ。ジェーンには『ベロニカとの記憶』「ニュースルーム」のエミリー・モーティマー、3人の子持ちになったマイケルには『パディントン2』のベン・ウィショー。加えて、メリルやコリン、ジュリー・ウォルターズ、さらにオリジナル作品でバート役を演じていたディック・ヴァン・ダイク、アニメ版『美女と野獣』のポット夫人や「ジェシカおばさんの事件簿」のアンジェラ・ランズベリーといった、新旧の豪華キャストが明らかになっている。『ピッチ・パーフェクト3』(原題)――大人になった!?アカペラサークル「ベラーズ」とお別れ『ピッチ・パーフェクト』最終章現在、全米で公開中の『ピッチ・パーフェクト3』(原題)にも注目。2012年、DJを目指す主人公ベッカ(アナ・ケンドリック)が、女子だけの大学アカペラチーム「バーデン・ベラーズ」で個性的すぎる仲間たちに揉まれながら、ライバルとの対決や恋をへて成長していく青春ストーリーと、圧巻のアカペラシーンで想定外の大ヒットとなった『ピッチ・パーフェクト』。日本でも2015年に1作目、2作目が連続公開され、話題を呼んだ。製作と出演、そして2作目では監督も務めたのが女優のエリザベス・バンクス。脚本をNetflixドラマ「ガールボス」のケイ・キャノンが務めている。前作で大学最後のパフォーマンスを世界制覇という有終の美で飾った「バーデン・ベラーズ」。卒業した彼女たちは再集結し、それぞれが自分を取り戻すために「USO」(米陸軍慰問団)のヨーロッパツアーへと向かうことに。『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラを演じた歌ウマ女優アナ・ケンドリックに、本シリーズでブレイクしたレベル・ウィルソン、シンガーとしても人気のヘイリー・スタインフェルドらお馴染みのメンバーに、今回は『ジョン・ウィック:チャプター2』「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のルビー・ローズがライバルバンドのボーカル役で参戦、「ザ・クラウン」のジョン・リスゴーも出演する。2018年は名作ミュージカル映画の続編が続々公開。なお、2019年にはガイ・リッチー監督による実写『アラジン』がミュージカル映画となってお目見えする。次々待機する21世紀のミュージカル映画に、楽しみは尽きない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年12月30日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)から、バレンタインに向けた新作フレーバーのショコラコレクション「ジャルダン パリジャン」が登場。2018年1月中旬より、ラ・メゾン・デュ・ショコラ各店にて発売される。パリの生活に欠かせない"庭園"をイメージ「ジャルダン パリジャン」「ジャルダン パリジャン」では、"庭園"をテーマに、散策を通して感じられる香りや味わいをショコラで表現した4種のショコラを展開。オレンジやレモン、マンゴー、ジャスミン、リンデンなどのフルーツやハーブと、ショコラの相性抜群な組み合わせを楽しむことが出来る。オランジュレ2種類のオレンジの風味を閉じこめた「オランジュレ」。ダークガナッシュのほろ苦さと、オレンジのフルーティーな味わいは、ティータイムにぴったり。ジャスマン フリュイテ2種類登場する「ジャスマン フリュイテ」はジャスミンとリンデンが香るミルクガナッシュ。ミルクのまろやかさが、フローラルなリンデンとジャスミンの香りを引き立てる一品だ。ジャンジャンブル ゼステフレッシュなレモンピールとスパイシーなジンジャーを掛け合わせた「ジャンジャンブル ゼステ」。大人な味の組み合わせと合わせた、プラリネのサクサクとした食感がアクセントになっている。【詳細】ラ・メゾン・デュ・ショコラ 2018年バレンタインコレクション 「ジャルダン パリジャン」発売日:2018年1月中旬販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店、青山店、松屋銀座店、六本木ヒルズ店、ニュウマン新宿店、新宿小田急店、梅田阪急店、大阪タカシマヤ店価格:4粒入 2,187円、9粒入 3,510円、16粒入 5,400円 ※価格はすべて税込み
2017年12月17日チケットが発売されるや即完売となり、熱狂的に迎えられた「ラ・ラ・ランド in コンサート」のアンコール上演が決定。2018年のゴールデンウィークに、東京、名古屋、神戸で開催される。La La Land TM © 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.「ラ・ラ・ランド in コンサート」は、全世界で大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』を巨大スクリーンで上映しながら、音楽パートをフル・オーケストラが生演奏する、映画と音楽ライブが一体化した新感覚のイベント。今秋行われた日本公演では、ロビーに設置されたセバスチャン(ライアン・ゴズリング)とミア(エマ・ストーン)の、お馴染みのポーズを使ったスチール・ボードの前に記念撮影待ちの長蛇の列ができ、ミアと同じスタイルのドレスで参加した女性ファンも続出するなど、開演前から会場は熱い熱気に包まれた。そして、シネマ・コンサートが始まるやいなや、演奏に合わせて拍手や歓声が飛び交い、コンサート会場さながらの盛り上がり。公演終了直後、SNSのタイムラインには感動と興奮の声や写真が溢れた。La La Land TM © 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.待望のアンコール公演では、今秋の公演に引き続きエリック・オクスナーがタクトを振り、オーケストラも国内屈指の名門である東京フィルハーモニー交響楽団に、ジャズ・アンサンブルが加わった編成。さらに、映画のオリジナル・サウンドトラックの録音に参加した、ウェイン・バージェロンがゲスト・トランペッターとして来日することも決定した。巨大なスクリーンで流れるミアとセバスチャンの甘くて切ない歌声にぴったり合った、オーケストラ+ジャズバンドによる緊張感と迫力のある生演奏は、シネマ・コンサートならではの醍醐味。なお、映画のキャスト、シンガーは出演なし。公演チケットは、2018年1月13日の一般発売に先駆けて、12月11日より最速先行受付がスタート。なお、名古屋公演のみ詳細やチケット先行受付は14日に発表される。価格は全席指定でS席が税込9,800円、A席が税込7,800円。詳細はコンサート公式サイト()にて。【イベント情報】ラ・ラ・ランド in コンサート/LA LA LAND -IN CONCERT-東京公演(昼夜2回公演)会期:2018年4月30日会場:東京国際フォーラム ホールA住所:東京都千代田区丸の内3-5-1時間:昼公演 13:00開場/14:00開演、夜公演 17:30開場/18:30開演神戸公演会期:2018年5月3日会場:神戸国際会館こくさいホール住所:兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6時間:16:15開場/17:00開演名古屋公演日時、会場は12月14日に発表予定
2017年12月11日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)のクリスマスコレクション「イレテ テュヌ ニュイ」が登場。2017年11月中旬よりラ・メゾン・デュ・ショコラ 全8店舗にて発売予定だ。ショコラでカウントダウン「ショコラ カレンダー」12月1日からイブまでの24日間、毎日ひとつずつ扉を開けてショコラを味わいながらカウントダウンできるカレンダー「ショコラ カレンダー」を発売。ショコラの美味しさはもちろん、インテリアにもなるカレンダーでクリスマス気分が高まる。5種の限定レシピを詰合せ「ニュイ エトワレ」繊細なイチゴ風味のダークガナッシュや、キンカンとカラマンシーの柑橘系ガナッシュなど甘酸っぱくフルーティーな味わいの新作レシピを詰め合わせた「ニュイ エトワレ」。サイズは15粒入り、25粒入り、45粒入りの3種類で、ギフトにもぴったりだ。他にも、ナッツやドライフルーツをのせたチョコレート「マンディアン」の詰め合わせも発売。自分用にも、ギフトにも選びたいラ・メゾン・デュ・ショコラのクリスマスコレクション、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。詳細イレテ テュヌ ニュイ発売予定日:2017年11月中旬販売店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 全8店舗商品:・ブシェ マンディアン ニュイ エトワレ 3,942円(税込)・ニュイ エトワレ(3サイズ展開) S1 5,400円(税込)、S2 9,396円(税込)、S3 14,850円(税込)・ショコラ カレンダー 2017 9,720円(税込)
2017年10月31日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)は、2017年10月1日(日)から10月31日(火)までの期間、「タルト ポワール」をラ・メゾン・デュ・ショコラ新宿小田急店にて限定販売する。「タルト ポワール」は、ラ・メゾン・デュ・ショコラ新宿小田急店オープン1周年を記念して特別に考案された洋梨のタルト。ザクザクとした食感の生地の中にアーモンドクリームを詰めて焼き上げたタルトの上に、ショコラブランの生クリームをプラス。アーモンドクリームと、ふわりとした生クリームが絶妙にマッチする。トップには、コンポート入りの洋梨のジュレを重ね、ショコラブランの生クリームでデコレート。洋梨の食感が楽しくみずみずしいジュレの、明るいイエローカラーが見た目にも華やかなタルトに仕上がっている。【詳細】ラ・メゾン・デュ・ショコラタルト ポワール販売期間:2017年10月1日(日)~10月31日(火)販売場所:ラ・メゾン・デュ・ショコラ新宿小田急店 限定販売住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿小田急 地下2階価格:729円(税込)
2017年10月02日アメリカの経済誌『フォーブス』が現地時間16日に「世界で最も高収入の女優」ランキングを発表。映画『ラ・ラ・ランド』で主演を務めたオスカー女優のエマ・ストーン(28)が1位となった。 同ランキングは’16年6月1日~’17年6月1日を集計期間とし、経費・税抜き前の概算収入を基に同誌がオリジナルで調査したもの。 同誌によると、今年6月までの1年間で2,600万ドル(約28億6,000万円)を稼ぎ、’15年、’16年と2年連続で1位だったジェニファー・ローレンス(27)を抜いてトップに躍り出た。エマの収入のほとんどは『ラ・ラ・ランド』の出演料だったと報じられている。 昨年1位だったローレンスは2,400万ドル(約26億3,100万円)で3位にランクイン。昨年の推定収入4,600万ドル(約50億5,000万円)に比べると約半分ほど落ち込んだ。 2位は人気テレビドラマ『フレンズ』に出演したジェニファー・アニストン(48)。同ドラマの再放送による印税や、エミレーツ航空らと結んだスポンサー契約などで2,550万ドル(約28億円)を稼いだという。 この他トップ10にはメリッサ・マッカーシー(1,800万ドル)、ミラ・クニス(1,550万ドル)、エマ・ワトソン(1,400万ドル)らがランクインしている。
2017年08月17日今年、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演女優賞のほか数々の賞に輝いたエマ・ストーンが、「Forbes」誌の恒例ランキング「世界で最も稼いだ女優」でもトップに輝いた。エマは同誌が設定した2016年6月1日から2017年6月1日までの12か月間に、約28億6,000万円(2,600万ドル)を稼ぎ出した。収入のほとんどは、約490憶円の世界興収をあげた『ラ・ラ・ランド』の出演料だという。2位は約28億万円(2,550万ドル)のジェニファー・アニストン、3位は約26億4,000万円(2,400万ドル)のジェニファー・ローレンス、4位は約19億8,000万円(1,800万ドル)のメリッサ・マッカーシー、5位は約17憶円(1,550万ドル)のミラ・クニスだった。ジェニファー・アニストンは映画『The Yellow Birds』(原題)やエミレーツ航空、スキンケア用品の「Aveeno」、飲料水の「Smartwater」の広告への出演料で2位の座に。ジェニファー・ローレンスは昨年、一昨年と2年続けて1位だったが今年は親友のエマにトップの座を譲った。交際相手であるダーレン・アロノフスキー監督作品『Mother!』(原題)の出演料と、長年スポークスパーソンとして契約している「Dior」との契約料が今年の主な収入源だそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年08月17日本年度アカデミー賞で、デイミアン・チャゼルの監督賞をはじめ、エマ・ストーンの主演女優賞など最多14ノミネーション・最多6部門を獲得した『ラ・ラ・ランド』。8月2日(水)からのBlu-ray&DVD発売に際し、本作の全楽曲制作を担当し、アカデミー賞作曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツがロサンゼルスにてインタビューに応じた。夢見る人たちが集まるロサンゼルスを舞台に、女優を目指すミアと、自分の店を持ちたいと願うジャズピアニストのセブの出会いと恋、そして夢を描いたミュージカル・エンターテインメント。歌、音楽、ダンス、物語、すべてがオリジナルで圧倒的。かつ、数々の名作にオマージュを捧げた映画愛にあふれた本作は、アカデミー賞はもちろん世界を席巻、日本でも大ヒットとなった。デイミアン監督とは大学時代のルームメイトで、アカデミー賞3部門獲得の『セッション』でもタッグを組んだジャスティン。インタビューの中で、Blu-ray&DVDで本編を改めて繰り返し観る人に対し、見つけてほしい秘密があるかどうか聞かれた彼は、「撮影クルーの多くが映画に出演しているんだ」と明かす。「たとえば、ワーナーブラザーズのスタジオ内で映画の撮影クルーがいて、俳優・監督たちが喧嘩をしているんだけど、彼らは『ラ・ラ・ランド』の撮影クルーなんだよ。監督を演じていたエイディ・ピーターコーンは『ラ・ラ・ランド』のアシスタント・ディレクターだし、喧嘩していた俳優たちはスタンド・イン俳優だ。それから、映画の最後、ミアとセブがジャズ・クラブに入ったとき、2人のテーマをピアノで演奏しているのは、僕なんだ」と、ファン必見のトリビア情報を告白!ほかにも、約3時間にも及ぶ特典映像には、音楽のメイキングやデザインのメイキングなど、撮影の裏側の映像がたっぷりと収録されている。その中でもジャスティン自身が「面白い映像」と太鼓判を押すのが、デイミアン監督とジャスティンが映画の楽曲を歌うデモ映像だ。デモをレコーディングするためのシンガーが来られず、デイミアン監督とジャスティンで歌ったデモを、DVDの製作者たちに渡したところ、その映像が特典映像に収録されたという。「僕とデイミアンのすごく下手な歌を聞きたかったら、Blu-ray&DVDで聞けるよ。僕たちは全くシンガーじゃないんだけど、挑戦したんだ」と照れた様子で語ってくれた。今回は、そのデモ映像の一部が9月1日(金)までの期間限定で公開に。アカデミー賞作曲賞を受賞したジャスティンが、歌曲賞を受賞した「シティ・オブ・スターズ(City of Stars)」を歌うその歌声や、いかに…!?『ラ・ラ・ランド』Blu-ray&DVDは8月2日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2017年08月01日エマ・ストーン、ライアン・ゴズリングの共演で、夢見る街ロサンゼルスを舞台に夢見る男女の恋を描いたミュージカル・エンターテイメント『ラ・ラ・ランド』。このほど、観る者を瞬く間に本作の世界観に誘う、圧巻のオープニングシーンの裏側を収めた特別映像が、9月1日(金)までの期間限定で公開された。本年度アカデミー賞、最多6部門受賞を受賞し、日本のみならず世界中を魅了した本作。今回公開されたのは、Blu-rayコレクターズ・エディション&4K UHD BDに含まれる特典映像のひとつで、観る者誰もが圧倒された、あのオープニングシーンの裏側が披露された「アナザー・デイ・オブ・サン 高速道路の撮影秘話」の一部。撮影は、日ごろから多くの車が行き交い、渋滞することで知られるロサンゼルスの高速道路を週末の3日間閉鎖して行われた。このシーンを振り返り、デイミアン・チャゼル監督は「リハーサルでスタッフもダンサーも難しさを認識していたため、失敗すると覚悟した」と語り、「40度近い記録的な暑さの中での撮影だったが、2日目の朝、LAでは珍しい雷が鳴りそうな曇り空に困り果てた」というエピソードも明かす。さらに特典映像には、広大な駐車場に本番と同じように車を並べ、自分のスマホを使ってカメラワークを確認しリハーサルを行うデイミアン監督の姿や、リハーサル時には想定できなかった高速道路の傾斜により急遽ダンスを変更する様子など、完成までの苦労や試行錯誤がうかがえる映像も含まれているという。「最初の5分でこの映画がミュージカルだと示したかった」と語る、デイミアン監督がこだわり抜いて表現した圧巻のオープニング「アナザー・デイ・オブ・サン」。このシーンがどのように完成したのか、映画作りに決して妥協することのないデイミアン監督とスタッフ一同の熱い想い、大勢のダンサーたちの努力など、その裏側がたっぷり明かされる特典映像の全容を、ぜひBlu-rayで確かめてみて。『ラ・ラ・ランド』Blu-ray&DVDは8月2日(水)よりリリース開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年07月31日世界の映画賞を席巻し、第74回ゴールデン・グローブ賞では歴代最多7部門を受賞、そして第89回アカデミー賞では最多6部門を受賞し話題をさらった『ラ・ラ・ランド』が、ついにBlu-ray、DVD、4K UHD BDとなってリリース。発売を前に、本作に魅了された赤西仁、中川翔子、YOUら豪華著名人から熱い応援コメントが到着した。夢を追い求める人々が集まる街ロサンゼルスを舞台に、女優を目指すもオーディションに落ちてばかりのミア(エマ・ストーン)と、いつか自分の店を持ちたいと願うジャズピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)の出会いと恋、そして夢を描いたミュージカル・エンターテインメント。歌、音楽、ダンス、物語、すべてがオリジナルで圧倒的。かつ、『雨に唄えば』『パリの恋人たち』など数々の名作にオマージュを捧げた映画愛も喝采を呼んだ。その世界観を見事に作り上げたのは、賞レースを席巻した衝撃作『セッション』の天才、デイミアン・チャゼル。本作でアカデミー賞監督賞を受賞した。主演を務めたのは、『アメイジング・スパイダーマン』『ラブ・アゲイン』のエマ・ストーン。ミアとして圧巻の歌唱と等身大の演技を魅せ、オスカーを獲得。セブ役には、『ドライヴ』『ブレードランナー 2049』のライアン・ゴズリング。ピアノを3か月猛特訓し、プロも舌を巻く演奏力を習得。劇中シーンは自ら演奏し、オスカーにもノミネートされた。そのほか、トップミュージシャンのジョン・レジェンドや、『セッション』で鬼教師を演じたJ.K.シモンズも出演する。日本では今年2月に公開され、42億円突破の大ヒットを遂げた本作。いまだその熱は冷めることなく、現在でもSNSでは話題にあがり、劇場での上映が終了した地域からは「ラ・ラ・ランドロス」を訴える人が急増。劇場公開時から、多くの著名人も絶賛の声を寄せているが、Blu-ray&DVD発売目前にもさらに熱烈な応援コメントが到着した。<以下、コメント五十音順・敬称略>●赤西 仁(歌手/俳優)ハリウッド/LA業界で実際に起こりうる恋愛の背景をリアルに描いている作品だなと思いました。個人的には衣装、セット、照明などの色合い、色の使い方が抜群で、スタイリッシュでオリジナルの世界観がまるで大人の絵本。●伊藤 ゆみ(女優)ミュージカル映画ということを忘れてしまうぐらい2人の台詞が自然に音の上に乗っていたのがとても印象に残りました。甘く切なく、美しいシーンやダンスシーンも素敵でした。夢を諦めてはいけない。夢を見続ける事の大切さを教えてくれました。●菅野 結以(モデル)マジカルな美術や音楽に胸踊りながら、いつか選べなかったことや人の顔が浮かんで泣けてくるなんて。●佐々木 敬子(stylist/fashion director)夢に向かって努力するミアとセバスチャンの姿が眩しかった。ぜひ若い世代に観て欲しい。甘く切ない恋物語だけど、ファッションや音楽、ダンスが素晴らしく、こんな華やかで感動的な映画はほかにない!●鈴木 拓(ドランクドラゴン/お笑い芸人)ミュージカルが大嫌いだった。『ラ・ラ・ランド』を観た。気がついたら涙が出ていた。ミュージカルが好きになった。●中川 翔子(歌手/タレント/声優/女優)人生観がある。あらゆる角度で美しい、心と感覚が染まる映画。同い年でもあるし、とても刺激を貰いました!●まめきちまめこ(エグゼクティブスーパーニート)外に出て、出会って触れて踊りたくなる!ニートすら動かすまぶしい映画だ!!●YOU(タレント)お願いです。もぉね、「City of Stars」を聴くだけでもいいから(笑)。『ラ・ラ・ランド』Blu-ray&DVDは8月2日(水)よりリリース開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年07月28日前週末、『ラ・ラ・ランド』のコンサートツアーがハリウッド・ボウルで幕開けした。今後、北米、メキシコ、イギリス、日本などで開催される予定だ。同映画のサウンドトラックを手掛けた作曲家のジャスティン・ハーウィッツが指揮台に立つということもあり、約1万7千人を超えるファンがハリウッド・ボウルに集結。「Variety」によれば、ミアを演じたエマ・ストーンや、デイミアン・チャゼル監督も来場したという。俳優のトファー・グレイスがプライベートで鑑賞している姿も目撃された。コンサートでは、サントラでコーラスを務めた歌手やダンサーたちが映画と同じ衣装で登場し、パフォーマンスを見せるというナンバーもあったそうだ。伝説的な有名ジャズ・トランペット奏者のアルトゥーロ・サンドヴァルもゲスト出演し、ジャズムードを大いに盛り上げた。舞台には大きなスクリーンが設置され、演奏曲に対応した映画のシーンを流し、よりリアルな『ラ・ラ・ランド』の世界を作り上げることに成功。花火が上がるシーンでは、実際に会場でも盛大な花火が上がり、観客もびっくり。「Billboard」は、コンサートの様子を「あらゆる面における(『ラ・ラ・ランド』の)3D体験!」と表現している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月30日第74回ゴールデン・グローブ賞では歴代最多7部門を受賞する快挙を達成、第89回アカデミー賞では主演女優賞など最多6部門を受賞するなど、世界の映画賞を席巻した『ラ・ラ・ランド』のBlu-ray&DVDが8月2日(水)よりリリースされることが決定した。夢追い人が集うロサンゼルス、別名“ラ・ラ・ランド”を舞台に、女優を目指すミアと、自分の店を持ちたいジャズピアニストのセブの出会いと恋、そして夢を描いたミュージカル・エンターテインメント。歌、音楽、ダンス、物語、すべてがオリジナルでありながら、『雨に唄えば』『ロシュフォールの恋人たち』数々の名作にオマージュを捧げた映画愛にあふれた傑作。監督は、『セッション』で大きな注目を集め、史上最年少タイで本年度アカデミー賞監督賞を受賞した若き天才デイミアン・チャゼル。若手実力派エマ・ストーンがミア役を演じ、圧巻の歌唱と演技力を魅せ、アカデミー賞では主演女優賞を受賞した。セブ役には『ブレードランナー 2049』も控えるライアン・ゴズリング。初挑戦だったピアノを3か月猛特訓し、プロも舌を巻く演奏力を習得。劇中シーンは自ら演奏しており、同主演男優賞にノミネートされた。そのほか、トップミュージシャンのジョン・レジェンドや、『セッション』で鬼教師を演じたJ.K.シモンズ、注目の日系女優ソノヤ・ミズノらが出演している。セル版は、全5形態の商品が発売される。スタンダード・エディションBlu-rayとDVDには、チャゼル監督と作曲のジャスティン・ハーウィッツによるオーディオ・コメンタリーを始め、貴重な特典映像を収録。特典Blu-rayを追加したコレクターズ・エディションと4K UHD BDセットには、さらに圧巻のオープニングとなった高速道路でのミュージカルシーン「アナザー・デイ・オブ・サン」撮影秘話や、ライアンとチャゼル監督来日時のインタビューなどもたっぷり収録。また、61の国と地域でiTunes アルバム・チャート1位を獲得し、日本でも20万枚のセールスを記録したオリジナルサウンドトラックも、スコア未収録曲5曲、別バージョン5曲を追加・再編した「ラ・ラ・ランド-完全ミュージカル体験盤」としてユニバーサルミュージックより同日発売される。『ラ・ラ・ランド』Blu-ray&DVDは8月2日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年05月26日興行収入40億円を突破し、現在大ヒット公開中の『ラ・ラ・ランド』。この度、米ロサンゼルス市長エリック・ガルセッティが、本作がL.A.に多大なる貢献をした映画であることや、オスカー受賞6冠を讃え、4月25日を「ラ・ラ・ランド」の日と制定することが明らかになった。夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて2人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから、2人はすれ違い始める――。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演で贈るミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。大ヒットを記録した『セッション』のデイミアン・チャゼル監督が贈る最新作とあって公開前から大きな注目を集めており、ゴールデングローブ賞では歴代史上最多となる7部門を受賞。本年度アカデミー賞でも史上最多14ノミネート、主演女優賞(エマ・ストーン)をはじめとする6部門を受賞した。25日当日は、L.A.シティホールにて一般市民を招いた記念式典が午前より開催。エアリアル・ダンサー集団「BANDALOOP」が映画のメドレーに合わせてパフォーマンスを披露し、ジャズ・バンドも花を添える。このセレモニーには、チャゼル監督や映画の作曲家のジャスティン・ハーウィッツ、プロダクション・デザイナーのデヴィッド・ワスコ、振付師のマンディ・ムーアらが参加予定だという。数多くの映画のロケ地となるロサンゼルスだが、『ラ・ラ・ランド』はまさにロサンゼルスの街の魅力をふんだんに詰め込んで撮影された作品。またこの日は、アメリカで本作のDVDとBlu-rayの発売日となっており、まさに『ラ・ラ・ランド』一色の日となりそうだ。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月19日米ロサンゼルス市長エリック・ガルセッティがこのほど、大ヒット公開中の『ラ・ラ・ランド』が同市に多大なる貢献をした映画であることやオスカー受賞6冠を称え、4月25日を「ラ・ラ・ランド」の日に制定したことが明らかになった当日はL.A.シティホールにて、一般市民を招いて午前8時30分(現地時間)より祈念式典を開催。エアリアル・ダンサー集団BANDALOOPが映画のメドレーに合わせてパフォーマンスを披露し、ジャズ・バンドも花を添える。このセレモニーには、監督のデイミアン・チャゼルや映画の作曲家のジャスティン・ハーウィッツ、プロダクション・デザイナーのデヴィッド・ワスコ、振付師のマンディ・ムーアなども参加予定。ちなみに4月25日はアメリカでDVDとBlu-rayの発売日でもある。『ラ・ラ・ランド』は、ロサンゼルスを舞台にしたミュージカル映画。カフェで働きながら女優を目指しているミア(エマ・ストーン)と、いつか自分の店を持ちジャズを思う存分演奏したいと夢見るジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋を描いた。数多くの映画のロケ地となるロサンゼルスだが、『ラ・ラ・ランド』はまさにロサンゼルスの街の魅力をふんだんに詰め込んで撮影された。(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.
2017年04月19日全世界で大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』のシネマ・コンサート「ラ・ラ・ランド in コンサート」が日本上陸。2017年9月29日(金)の横浜公演を皮切りに、名古屋、大阪と国内3ヶ所で全5公演が開催される。シネマ・コンサートは、名作映画の音楽パートをそのまま抜き出し、フルオーケストラの生演奏と共に巨大スクリーンで映画が上映される、映画をライブ感覚で味合うというエンタメ・ショー。日本では2015年秋の「ゴッドファーザー・シネマコンサート」を皮切りに、「タイタニックLIVE」や「ハリー・ポッター と賢者の石 in コンサート」などが次々に上陸し、話題を集めている。これまでは旧作の映画が中心で、公開中の新作映画がシネマ・コンサートになるケースは極めて稀。本国アメリカでは5月26日にワールド・プレミア公演を開催、その後ヨーロッパ各国やアメリカ国内での公演が予定されているが、日本公演はなんとワールド・プレミア翌日。本国アメリカ以外で全世界に先駆け、ジャパン・ツアーが開催される運びとなる。その日本公演には、300公演を超えるシネマ・コンサートでタクトを振ってきたエリック・オクスナーが来日し、指揮を担当。オーケストラは国内屈指の名門、東京フィルハーモニー交響楽団にジャズ・アンサンブルを加わえた盤石の態勢で備える。ミュージカル映画はなんといっても音楽が命。巨大なスクリーンで流れるミア(エマ・ストーン)とセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の歌声にあわせ、オーケストラ+バンドが爆音で生演奏を披露する贅沢な演出は、シネマ・コンサートならではの醍醐味だ。【開催概要】ラ・ラ・ランド in コンサート/LA LA LAND - IN CONCERT■横浜公演(2日公演)日時:2017年9月29日(金) 18:00開場/19:00開演2017年9月30日(土) 昼公演 13:00開場/14:00開演、夜公演 17:30開場/18:30開演会場:パシフィコ横浜 国立大ホール■名古屋公演日時:2017年10月3日(火) 18:00開場/19:00開演会場:名古屋国際会議場 センチュリーホール■大阪公演日時:2017年10月4日(水) 18:00開場/19:00開演会場:フェスティバルホール上映作品:ラ・ラ・ランド言語:英語上映・日本語字幕付き音楽(作曲):ジャスティン・ハーウィッツ上演時間(予定):140分(途中休憩20分有り)<コンサート出演>指揮:エリック・オクスナー演奏:東京フィルハーモニー交響楽団※映画のキャスト、シンガーは出演しない。チケット価格:S席 9,800円/A席 7,800円※全席指定・税込、未就学児入場不可。チケット先行受付:2017年6月30日(金)〜一般発売日:2017年7月22日(土)※チケット販売の詳細は公式サイト(より。
2017年04月10日第89回アカデミー賞の作曲賞、主題歌賞を含む6部門受賞し、日本のみならず全世界で大ヒット中の映画『ラ・ラ・ランド』。その音楽をオーケストラの生演奏と大スクリーンで体験できる「シネマ・コンサート」が日本上陸、5月27日(土)の横浜公演を皮切りに名古屋、大阪と国内3か所で開催されることになった。アカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンと、ライアン・ゴズリングが主演を務め、『セッション』のデミアン・チャゼル監督のオリジナル脚本で贈る本作。夢見る人が集う街ロサンゼルスを舞台に、女優として成功を夢見るエマは、ジャズ・ミュージシャンのセバスチャンと出会う。それぞれに夢を追う2人はやがて恋に落ち、互いに夢を応援し合うが、やがて人生を大きく左右する選択の時が訪れる…。このほど、本作のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる音楽をフルオーケストラが生演奏する「シネマ・コンサート」が日本に上陸。「シネマ・コンサート」あるいは「シネオケ(R)」と呼ばれるこの形は、名作映画の音楽パートをそのまま抜き出し、フルオーケストラの生演奏と共に巨大スクリーンで映画を上映、映画をライブ感覚で味わうオトナ世代に人気のエンタメ・ショー。ここ数年来、欧米のエンタメ界のトレンドになっており、日本では2015年秋の「ゴッドファーザー・シネマコンサート」を皮切りに、2016年は「タイタニックLIVE」や「ハリー・ポッター と賢者の石(TM)in コンサート」などが次々に上陸。国内でも、本格的なシネマ・コンサート・ブームが訪れているといえる。これまでは旧作の映画が中心だったが、現在も公開中の新作映画がシネマ・コンサートになるのは、極めて稀。本国アメリカでは、5月26日にカリフォルニア州・ハリウッドボウルでワールド・プレミア公演が行われる予定で、その後、ヨーロッパ各国やアメリカ国内で公演を予定。日本公演はなんとワールド・プレミア翌日となり、本国アメリカ以外で世界に先駆け、ジャパン・ツアーが開催される。その日本公演には、300公演を超えるシネマ・コンサートでタクトを振ってきたエリック・オクスナーが来日し指揮を担当。オーケストラは国内屈指の名門「東京フィルハーモニー交響楽団」にジャズ・アンサンブルが加わり、盤石の態勢で備える。巨大なスクリーンで流れるミアとセバスチャンの歌声にあわせ、オリジナルのミュージカル映画をオーケストラ+バンドが生演奏する迫力はシネマ・コンサートならでは。チケットは4月25日(火)の一般発売に先駆け、本日4月7日(金)より最速先行予約受付がスタート。映画とライブのハイブリッド・コンサートを、ぜひ体験してみて。「ラ・ラ・ランド in コンサート/LA LA LAND - IN CONCERT」は、【横浜公演】5月27日(土)17:30開場/18:30開演、5月28日(日)12:00開場/13:00開演、パシフィコ横浜 国立大ホールにて、【名古屋公演】5月30日(火)18:15開場/19:00開演、日本特殊陶業市民会館フォレストホール(名古屋市民会館)にて、【大阪公演】5月31日(水)18:00開場/19:00開演、フェスティバルホールにて開催。※本記事について※「ラ・ラ・ランド in コンサート」は公開延期となりました。延期日程のスケジュールに関しては、公式サイトをご確認ください。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年04月07日ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドで「ラ・スイート ガーデン フェスト」が開催される。期間は2017年4月1日(土)から8月31日(木)まで。「ラ・スイート ガーデン フェスト」では、目の前に神戸港を望みながら開放感あふれるガーデンテラスで料理を楽しめる。女性限定プラン「DEAR WOMAN」など2017年は4メニューをリニューアル。フランス料理のシェフが手掛ける本格的なオードブルと、ソムリエが世界中から厳選したワインを含むフリードリンク90分付きの多彩なプランで、優雅な大人の夜を過ごすことができる。「DEAR WOMAN」は、「お酒が飲めなくても愉しみたい」「色々な料理を少しずつ食べたい」という女性の要望に応えた女性のためのプラン。特製デザートプレート付きで、フリードリンク90分には開業8周年にちなんでバーテンダーが考案した色鮮やかなノンアルコールカクテル8種も用意している。女子会をいつもとは違う特別な空間で楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】ラ・スイート ガーデン フェスト~ワイン&ビアガーデン~期間:2017年4月1日(土)~8月31日(木)営業時間:月曜日~金曜日 18:00~23:00(最終入店21:00)土・日・祝 15:00~23:00(最終入店21:00)<メニュー>・DEAR WOMAN 女性限定3名~ 6,000円・スタンダードプラン 2~15名 男性 6,500円、女性 5,500円 ・ラグジュアリープラン 2~15名 男性 10,000円、女性 9,000円・グループプラン 8名~ 男女一律 8,000円 ※事前予約制※表示料金は消費税・サービス料10%を含む。※表示料金は全て1人あたりの料金。※その他にもフードメニューを追加料金にて用意。※席は120分まで。【問い合わせ先】ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 2階 ラウンジ&バーTEL:078-371-1188(直通)
2017年04月03日エマ・ストーンとライアン・ゴズリングを主演に迎え、本年度の賞レースを席巻、現在日本でも大ヒット中の『ラ・ラ・ランド』。このほど、劇中の歌唱部分に英語字幕を載せた新バージョンが完成し、手拍子や歓声、さらにコスプレも可能な“発声上映”が行われることになった。夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。そんなある日、ミアはいつか自分の店を持ち本格的なジャズを思う存分演奏したいと願うピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。やがて2人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから、2人はすれ違い始める――。本作は公開からすでに250万人動員、興行収入は34億円を突破(3月26日付)。鑑賞した人たちから、劇中のミュージカルシーンに「思わず拍手をしたくなった」という要望が多く寄せられたことから、ブラボーなどの歓声や拍手OK!手拍子OK!セブ&ミアになりきったコスプレもOKの“発声上映”が決定した。アカデミー賞歌曲賞を受賞した「CITY OF STARS (SOLO)」「CITY OF STARS (DUET)」をはじめ、圧倒的なオープニングの「ANOTHER DAY OF SUN」から「SOMEONE IN THE CROWD」「A LOVELY NIGHT」「START A FIRE」、エマが歌い上げる「AUDITION(THE FOOLS WHO DREAM)」まで、全7曲に英語歌詞の字幕がつく。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。なお英語歌詞付き発声上映の詳細は公式HPをチェックして。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月28日『ラ・ラ・ランド』の監督を務めたデイミアン・チャゼルが脚本を書いた『ザ・クレイム』が映画化されることになった。撮影は今年の後半からスタートするようで、公開は2018年を予定しているようだ。同作品のプロデューサーとしてオーシャンサイド・メディアのスコット・クレイトン、ルート・ワン・エンターテイメントのラッセル・レヴィン、モーション・ピクチャー・キャピタルのレオン・クラランスが参加することが発表された。『ザ・クレイム』は、自身の誘拐された娘を探しだそうと奮闘する一方で、他のカップルにその娘が自分たちの子供であると主張される災難に見舞われる、犯罪歴を持つシングルファーザーの男性を中心に描かれるストーリー。映画化がまだ決定していない優秀な脚本を選ぶザ・ブラックリスト賞に2010年に選ばれた『ザ・クレイム』の製作に向けて、製作会社ルート・ワンはすでに当時から計画を立てていたのだという。2016年作『ラ・ラ・ランド』はアカデミー賞の脚本賞、2014年作『セッション』はアカデミー賞脚色賞にノミネートされた経歴を持つチャゼル監督は、『ザ・クレイム』のメガホンは取らないようだ。現在チャゼルは、初めて月に降りたった人物ニール・アームストロングを題材にしたライアン・ゴズリング主演作『フォースト・マン』の製作を行っており、同作品は2018年10月12日公開予定だ。(C)BANG Media International
2017年03月15日女優で、歌手としても活動している上白石萌音が3月15日(水)、映画『ラ・ラ・ランド』のヒット記念舞台挨拶に登壇。映画の中でエマ・ストーン演じるヒロインが歌う「Audition」を生のストリングス&キーボードの演奏に乗せて熱唱した。アカデミー賞作品賞発表時の誤発表も大いに話題となった本作。女優を夢見るヒロインとジャズミュージシャンの恋を軸に物語は展開していく。上白石さんは、キーボードおよび、バイオリン、チェロ奏者計9名の生演奏に乗せて、劇中の楽曲「Audition」を熱唱! アカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーン演じるヒロインがこの曲を歌うシーンは、上白石さん自身が映画を観て「一番胸に刺さったシーン」だったという。歌うことが決まったときは「どうしよう!?って思った」とのことだが、本番では力強い歌声を響かせ、歌い終えると会場は温かい拍手に包まれた。上白石さんは「自分が出ているわけでもない映画の舞台挨拶に立たせてもらって、どういう顔をしていればいいのか…(苦笑)」と落ち着かない様子で「足が震えてます」と語り、司会者が上白石さんの歌声について語ろうとすると「やめましょう(笑)!すいません!」と恐縮しきり。それでも「夢の中にいるような感じです。映画館で生のストリングスとキーボードで歌わせてもらうなんて、最初で最後のことだと思うし、贅沢に浸りながら、ミュージシャンのみなさんに身をゆだねて、素敵な世界に連れて行ってもらいました」と喜びを口にしていた。上白石さんも初主演映画が『舞子はレディ』であることからもわかるが、歌が、そして「ミュージカルが大好き!」。本作もずっと楽しみにしていたそうだが、鑑賞して「新しいのにクラシカルな映画を彷彿とさせる、新しいミュージカル」と語る。また、女優として、ヒロインの気持ちに共感する部分もあったよう「オーディションに何回も行って何回も落ちて…おこがましいけど自分と重なるところもあって。夢を追う人に寄り添い、包んでくれる映画です」と語った。上白石さん自身、夢を胸に女優、そして歌手として活躍する傍ら、大学にも通っており、その忙しさは想像するに余りあるが「気合いですね。気合いとガッツがあればナンボです」と豪快に笑う。「現場でテスト前に勉強することもあるけど、負けてたまるか!という気持ちです」と逆境でこそ燃えると明かした。また、以前から上白石さんはアメリカ留学を考えていたそうで、「L.A.に行きたい」と思ってたという。「そのさなかにこの映画を観て、これは絶対に行こう!と思いました。聖地巡礼したいです」と笑顔で語っていた。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月15日駆け出し女優のヒロインを演じたエマ・ストーンがアカデミー賞主演女優賞に輝いた『ラ・ラ・ランド』。当初、ヒロインのミア役をオファーされていたのはエマ・ワトソンだが、代わりに主演した『美女と野獣』がまもなく公開になる13日(現地時間)、イギリスでトーク番組に出演。なぜ出演を断念したかを語った。ITVの「Lorraine」に出演したエマは「『美女と野獣』のような作品の場合、イギリスで準備に3か月間、撮影に3、4か月間かかるのよ。その間、私はイギリスにいなければならなかった。それに前にも話したことだけど、こういうプロジェクトには腰かけ感覚では関われない。参加するか、やめるかのどちらかよ」「全力投球しなければ、と思ったの。だから、これ(『美女と野獣』)が私が本当にやりたかったもので、完全に打ち込まなければならないと思った」と話した。『美女と野獣』のヒロイン、ベルを演じるにあたって、生まれて初めて乗馬に挑戦したという。「週に3、4回は馬に乗り、週に4回は歌のレッスン、ダンス・レッスンも週3、4回あった。ものすごく忙しかったけど、楽しかったわ」とエマはふり返ったが、これでは確かに『ラ・ラ・ランド』との両立は絶対に不可能だっただろう。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月14日エマ・ストーンとライアン・ゴズリングが夢を追い、恋に落ちる『ラ・ラ・ランド』。観客動員100万人超え、興行収入15億円を突破する大ヒットとなっている本作から、4分におよぶメイキング&インタビュー映像とともに場面写真が到着。エマ&ライアンが演じたセブとミアの物語を完璧なものにした、注目の俳優陣&スタッフの魅力と秘話が明らかになった。本作の最大の魅力は、幻想的な映像美や豪華なメロディ、主演の2人が織りなす夢追う2人のストーリー。その魅力を完璧なものにするのが、脇を飾る注目の俳優陣だ。今回届いた映像では、デイミアン・チャゼル監督がエマとライアンを起用した理由やそれぞれのインタビューとともに、絶大な人気を誇るグラミー賞シンガーで本作でも“ミュージシャン”を演じているジョン・レジェンド、デイミアン・チャゼル監督の前作『セッション』でオスカーを獲得したJ・K・シモンズらが本作についてコメント。さらに、いま注目の日系女優ソノヤ・ミズノも登場している。ジョン・レジェンドといえば、全米No.1ヒット曲「オール・オブ・ミー」などで知られ、数多くのグラミー受賞歴を誇る。ラッパーで俳優のコモンと共に手掛けた『グローリー/明日への行進』の主題歌はアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞した。彼が本作で演じるのは、セブが参加するバンド「ザ・メッセンジャーズ」のリーダー、キース。圧巻の歌声を披露するほか、演技に関しても周囲を圧倒。ふだんはピアノの弾き語りでお馴染みだが、本作ではギター演奏も披露しており、「練習したんだうまく見せないとね」と明かしている。また、チャゼル監督の『セッション』にて狂気に満ちた鬼教師フレッチャー役が大絶賛され、見事アカデミー賞助演男優賞を受賞したシモンズも本作に出演。セブがピアニストとして雇われるレストランの店長ビルとして登場するが、その圧倒的な存在感は『セッション』の鬼教師を彷彿とさせ、彼のシーンでは思わず背筋が伸びるほど(?)。「ジャズ嫌いで偏屈なオーナー」と自身でも語っている。そして、イギリス人の母と日本人の父を持つ若手注目株の女優ソノヤ・ミズノも本作を彩る。『エクス・マキナ』で注目を集めた彼女は、米映画サイトの「THE PLAYLIST」で「2015年に見るべき20人の女優」の1人に挙げられ、「Vanity Fair」では「今年の最も偉大な映画の功績の一つ」、米国版「ELLE」では「ハリウッドを乗っ取るべき女優5人」の1人にも選出。ソノヤはミアの友人ケイトリン役で登場、バレリーナとしてのキャリアを持つ彼女のダンスシーンは色鮮やかなドレスとともに観る者の目を奪い、そのシーンをより印象的なものにさせている。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月13日ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)よりイースター限定コレクションが登場。2017年3月下旬より、ラ・メゾン・デュ・ショコラ各店舗にて発売される。今年のイースターコレクションは、動物のファミリーをチョコレートで表現した。ウサギ、ニワトリ、ウシ、ヒツジの4種の動物が、1辺10cmのキュートな正方形チョコに変身している。それぞれの動物たちは異なる味わいで描き分けられている。ウサギの“ムッシュー ラパン”はミルクチョコ製で、キャラメリゼしたココナッツ入りアーモンドプラリネの味わい。ニワトリの“マドモワゼル プリュム”は、細かく砕いたビスキュイ入りでダークチョコレート製だ。ウシの“ミス ヴァッシュ”は、アーモンドプラリネムース入りで、ミルクチョコレートとホワイトチョコレートで牛の模様を表現。ヒツジの“ミスター ムトン”は、小さく刻んだクレープダンテル入りのヘーゼルナッツプラリネムースに、ダークチョコレートプレートを重ねている。それぞれ透明な蓋のついた箱入りで販売されるので、プレゼントにすれば、可愛らしい見た目にその場で喜ばれそうだ。【詳細】イースター コレクション発売日:2017年3月下旬価格:各4,350円+税サイズ:10cm×10cm×厚み2.5cm重量:127~129g取扱い店舗:ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店、青山店、松屋銀座店、六本木ヒルズ店、ニュウマン新宿店、新宿小田急店、梅田阪急店、大阪タカシマヤ店
2017年03月10日エマ・ストーンの主演女優賞、デイミアン・チャゼルの史上最年少の監督賞など本年度アカデミー賞最多6部門に輝いた『ラ・ラ・ランド』。2月24日(金)より公開された本作が、昨日3月2日(木)時点で2017年公開作品の中で最速(公開7日間)となる興収10億円を突破、本作を観た著名人たちも感想をSNSなどに多数アップしていることが分かった。夢追い人が集まるロサンゼルス(通称:ラ・ラ・ランド)を舞台に、女優志望のミアとジャズピアニストを目指すセブの恋と夢を、ほろ苦さも含めて描き出す新感覚のミュージカル・エンターテインメント。3月2日(木)時点で全国261館、308スクリーンにて、動員:7万7,362人/興収:1億478万1,800円をあげ、初日からの累計成績が動員:81万1,882人/興収:10億8493万7,600円を達成。2017年の邦画・洋画・アニメ作品など全て含めた公開作品の中で、最速(公開7日間累計)の10億円突破となった(※興行通信社調べ)。また、本作を鑑賞した著名人たちからも絶賛のコメントが続出。水原希子はInstagramで、本作の冒頭から心をつかむ「アナザー・デイ・オブ・サン」を口ずさみ、映画さながら軽やかに街を歩く動画をアップ。また、飯豊まりえもTVドラマ「嫌われる勇気」の撮影の合間に椎名桔平と完コピの“ララポーズ”(ミアとセブのダンスポーズ)を披露。そのほか、ゲームクリエイターの小島秀夫をはじめ、浜野謙太、近藤芳正、高橋メアリージュン、「我が家」の坪倉由幸もララポーズをアップ!Twitter上では、水道橋博士、高橋みなみ、蒼山幸子さん(ねごと)、HARUNA(SCANDAL)、CHAMA(BUMP OF CHICKEN)らが感激のコメントを寄せ、「藤崎マーケット」のトキは、あの一世を風靡したギャグ「ラララライ」をもじった「LA LA LA LAI」画像をアップし、瞬く間に3万5,000リツートを達成するなど、全国に吹き荒れる“ラララ旋風”を象徴した。これから春休みも控えており、30億円突破も“夢”ではないといえそうだ。『ラ・ラ・ランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年03月03日果たして『ラ・ラ・ランド』は何部門受賞するか?第89回アカデミー賞を前に、持ち上がる話題といえばこの1点だけだった。それだけに同作が作品賞を逃す波乱の結果(というより、前代未聞のハプニング)は映画ファンや業界関係者を大いに驚かせた。ただ、まず言わなければならないのは、大逆転を果たした『ムーンライト』が作品賞の栄冠に値する完成度を誇っているという点。貧困エリアで育った黒人少年の成長を描いた本作は、「自分とは何者なのか?」とアイデンティティを模索する姿が美しい映像と繊細な心理描写で描かれており、テーマそのものが文化や宗教を超えて非常に普遍的。観客によって、感情移入するキャラクターの視点も変わるため、不思議な余韻を味わえる一作だ。6部門を受賞した『ラ・ラ・ランド』、3冠達成の『ムーンライト』に続き、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が主演男優賞&脚本賞、『ハクソー・リッジ』が編集賞&録音賞でそれぞれ2部門に輝いた。一方、『Fences』(原題)は助演女優賞を獲得するも、大本命と目されていた主演男優賞を逃したデンゼル・ワシントンが、目を真っ赤にし、悔しがる表情が印象に残る。応援していた『メッセージ』は音響編集賞のみの受賞で、少々残念である。後出しジャンケンのようで心苦しいが、冷静に受賞者リストを見返すと、非常にバランスが取れており、大混戦だった昨年以上に今年のノミネーションが多様性に富んでいたとわかる。『ラ・ラ・ランド』の独走を止めたのも、この多様性にほかならず、アカデミー会員が個々の作品の芸術性と革新性に、真摯に向き合った結果なのではないだろうか。さまざまな批判に対し、安易な決着をせず、オスカーなりの“本気”を見せる姿勢に、好感を抱く。司会のジミー・キンメルによる絶妙なトランプいじりのおかげで、セレモニー全体は当初の予想に反して、政治色は弱めだ。授賞式の幕開けは、ジャスティン・ティンバーレイクによる華やかなライブパフォーマンス。さまざまな人種のダンサー、ミュージシャンが客席を一体化させた熱狂は、いまのアメリカの目指すべき方向を示している。ツアー客へのどっきりや、俳優本人に悪口ツイッターを読ませるなど、基本的には楽しい演出が多かった。もちろん、明確な反トランプ発言もあった。例えば、アニメ賞のプレゼンターを務めたメキシコ出身の俳優ガエル・ガルシア・ベルナルは、「メキシコ人として、移民労働者として、そして人間として、国境の壁に反対です」と明言。その直後に、アメリカの長きにわたる繁栄を支える多様性を描いた『ズートピア』が「長編アニメーション映画賞」に輝くと、共同メガホンをとったリッチ・ムーア監督は、「寛容さは、他者への恐怖より力強い」とスピーチした。また、トランプ大統領が署名した7か国の市民入国を一時的に禁止する大統領令に抗議し、外国語映画賞候補になったイラン映画『セールスマン』のアスガル・ファルハーディー監督、主演のタラネ・アリシュスティは授賞式出席を辞退。ファルハーディー監督は『別離』に続き、見事2度目の外国語映画賞に輝いたが、代理として米在住のイラン人女性がオスカー像を受け取り、「偏見を壊すのが映画の役目」と監督からのメッセージを代読した。(text:Ryo Uchida)
2017年02月28日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ラ・ラ・ランド』が最多6部門を受賞。作品賞は『ムーンライト』が獲得した。作品賞の発表では、前代未聞のハプニングが発生。主演女優賞の封筒を作品賞で渡してしまい、最初『ラ・ラ・ランド』と発表されキャスト・スタッフが壇上に上がりスピーチするも、その途中で『ムーンライト』だと訂正発表された。『ムーンライト』は作品賞、脚色賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)の3部門を獲得した。『タイタニック』(97)と並ぶ、史上最多14ノミネートだった『ラ・ラ・ランド』は、下馬評通り、監督賞(デイミアン・チャゼル)、主演女優賞(エマ・ストーン)などを含む最多6部門を受賞。32歳での監督賞受賞は最年少となった。主演男優賞は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックが初受賞。また昨年は"白人チョイスアワード"と揶揄されたが、今年は助演男優賞を『ムーンライト』のマハーシャラ・アリ、助演女優賞を『フェンス』ヴィオラ・デイヴィスが受賞し10年ぶりの黒人俳優W受賞となった。長編アニメ映画賞では、ディズニー5連覇となる『ズートピア』が受賞。スタジオジブリとして初めて海外と共同製作した『レッドタートル ある島の物語』は惜しくも受賞を逃した。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。第89回アカデミー賞 受賞結果一覧作品賞:『ムーンライト』監督賞:デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』主演男優賞:ケイシー・アフレック『マンチェスター・バイ・ザ・シー』主演女優賞:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』助演男優賞:マハーシャラ・アリ『ムーンライト』助演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス『フェンス』脚本賞:『マンチェスター・バイ・ザ・シー』脚色賞:『ムーンライト』撮影賞:『ラ・ラ・ランド』編集賞:『ハクソー・リッジ』美術賞:『ラ・ラ・ランド』衣装デザイン賞:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』メイク・ヘアスタイリング賞:『スーサイド・スクワッド』作曲賞:『ラ・ラ・ランド』歌曲賞:「City of Stars」『ラ・ラ・ランド』録音賞:『ハクソー・リッジ』音響編集賞:『メッセージ』視覚効果賞:『ジャングル・ブック』外国語映画賞:『セールスマン』製作国:イラン長編アニメ映画賞:『ズートピア』短編アニメ映画賞:『ひな鳥の冒険』短編実写映画賞:『合唱』短編ドキュメンタリー賞:『ホワイト・ヘルメット‐シリアの民間防衛隊‐』長編ドキュメンタリー:『O・J:メイド・イン・アメリカ(原題)』(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.
2017年02月27日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンが主演女優賞を獲得した。『ラ・ラ・ランド』は、ロサンゼルスを舞台にしたミュージカル映画。カフェで働きながら女優を目指しているミア(エマ・ストーン)と、いつか自分の店を持ちジャズを思う存分演奏したいと夢見るジャズピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋を描いた。エマ・ストーンは、同部門にノミネートされた女優たちの名前を挙げ、「本当にすばらしかった。みなさんを尊敬しています。みなさんと並ぶことができただけで光栄です」と感謝。そして、デミアン・チャゼル監督や共に主演を務めたライアン・ゴズリングをはじめとする作品を関わった人、家族や友人への感謝の思いを伝え、「光栄です。本当にありがとうございます」と語った。主演女優賞には、エマ・ストーンのほか、『エル(原題)』のイザベル・ユペール、『ラビング愛という名前のふたり』のルース・ネッガ、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のナタリー・ポートマン、『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』のメリル・ストリープがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日第89回アカデミー賞授賞式が2月27日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、『ラ・ラ・ランド』を手がけたデイミアン・チャゼルが「監督賞」を受賞した。現在32歳。ノーマン・タウログ(第4回)と並び、史上最年少記録で同賞に輝いた。本年度のアカデミー賞で史上最多タイとなる13部門14ノミネートに挙がり、現時点で監督賞(デイミアン・チャゼル)、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞、と合計5部門を受賞しており、作品賞を含めた“圧勝”に王手をかけている。チャゼル監督は1985年、米ロードアイランド州生まれの32歳。2014年に『セッション』がサンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞し、一躍注目される。初めて監督を務めたのは、ハーバード大学在学中に制作したミュージカル「Guy and Madeline on a Park Bench」(2009)で、LAウィークリーは「2010年のベストデビュー作」と評価。脚本家として『グランドピアノ ~狙われた黒鍵~』(2013)、『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)を担当した。映画は夢追い人が集まるロサンゼルス(通称:ラ・ラ・ランド)を舞台に、ジャズピアニストを目指すセブと女優志望のミアが運命的な出会いを果たし、恋の花を咲かせながら、挫折と栄光を味わう新感覚のミュージカル・エンターテインメント。チャゼル監督が学生時代から構想を練っていた企画で、前作『セッション』(第87回アカデミー賞で助演男優賞、編集賞、録音賞受賞)の成功によって、念願の映画化が実現した。デイミアン監督はスピーチで「他のノミニーのみなさんに感謝です。本当に素晴らしい監督で毎日インスピレーションを受けています」と他の監督たちへコメント。そしてキャストやスタッフたちに感謝を述べ、17歳からの友人だというジャスティンには「諦めないでくれてありがとう」と伝えた。さらに家族や妹、自身の妻への感謝を込めつつ、「ボクの愛する妻です」「本作はラブストーリーです。貴方と恋に落ちることができて幸せです」と述べた。『ラ・ラ・ランド』は、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月27日ロサンゼルスを舞台に、エマ・ストーン演じる女優志望のミアとライアン・ゴズリング演じるジャズピアニストを目指すセバスチャンの恋と夢を描き出す『ラ・ラ・ランド』。本年度アカデミー賞で史上最多タイの14ノミネートを獲得している本作は、『雨に唄えば』や『シェルブールの雨傘』など往年の名作を彷彿とさせながら、現代の夢追い人も共感できるミュージカル・エンターテインメント。本作には、いま注目すべき日系イギリス人女優ソノヤ・ミズノが出演する。クールビューティーなルックスと、長い手足を生かした伸びやかなダンス、豊かな表現力はひと際目を引く存在だ。ソノヤさんは1988年東京生まれ、イギリス・サマセット育ち。11歳から20歳まで、かの英国ロイヤル・バレエ・スクールで学び、卒業後はドイツ・ドレスデン国立歌劇場バレエやスコティッシュ・バレエなどに在籍し、数々の舞台を踏んできた。20歳のときにモデルとしても活動をスタート。「シャネル(CHANEL)」「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」「イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」といったトップブランドや雑誌でモデルを務めた。2015年には、「ケミカルブラザーズ」feat.ベックのミュージックビデオ「Wide Open」でダンサーを務めて話題となり、アリシア・ヴィキャンデルが美しすぎるAIロボットを演じたアカデミー賞視覚効果賞受賞作『エクス・マキナ』で、ハウスキーパーのAIロボット・キョウコを演じて鮮烈な長編映画デビューを果たした。日本では、2016年のユニクロスポーツのCMでクールに踊る彼女を目にした人も多いかもしれない。『エクス・マキナ』では、驚異的なAIを生み出したIT企業社長ネイサンとキレッキレのディスコダンスを踊ってみせたり、抜群のスタイルを惜しげもなく披露したりと、一躍注目を集めた。ハリウッドの“イットガール”と呼ばれ、後にアカデミー賞も受賞したアリシアや、主人公のドーナル・グリーソン、ネイサン役のオスカー・アイザックといった実力派との共演は、ソノヤさんにとっても大きな刺激になった様子だ。続く、“バレエ版『ピッチ・パーフェクト』”とも呼ばれる『ハートビート』では、名門マリインスキー・バレエに所属していたキーナン・カンパ演じる主人公ルビーのルームメイト、ジャジー役に。AIロボのキョウコはひと言も言葉を発っしないキャラクターだったが、同作ではバレエと恋の両立に悩むジャジーを快活に演じており、劇中では自慢のバレエはもちろん、アイリッシュ・ダンスなども華麗に披露している。そして今回の『ラ・ラ・ランド』でも、出演シーンはわずかながら、エマ演じるミアのルームメイト、ケイトリン役をオーディションでゲット。ミアをはじめ、同じ夢を追う個性豊かな女子4人がルームシェアをしながら、夜ごとに“仕事につながる”出会いを求めて出かけていくのだ。鮮やかな原色ドレスに身を包んだ彼女たちが「サムワン・イン・ザ・クラウド(Someone In The Crowd)」を歌いながらパーティーに繰り出すシーンは、序盤の見どころの1つとなっている(ソノヤさんは黄色のドレスを着用)。さらに、エマ・ワトソン主演のディズニー実写映画『美女と野獣』(4月21日公開)にも出演しており、こちらでも見事なダンスを披露する可能性大。『エクス・マキナ』監督&脚本のアレックス・ガーランドにも気に入られた様子でナタリー・ポートマン主演の次回作『Annihilation』(原題/’17)にも参加するほか、ミュージシャン志望の女性役で主演を務めるスリラー『Ambition』(原題/’17)など、出演作が続いている。アリシアや2人のエマといった、トップ女優へと駆け上がる彼女たちを間近で見てきたソノヤさん。今年は、彼女自身が輝く番かもしれない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.美女と野獣 (2017) 2017年4月21日より全国にて公開(C) 2016 Disney. All Rights Reserved.
2017年02月24日今週末から、いよいよ日本でも公開される話題のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。今月26日(現地時間)のアカデミー賞でも作品賞最有力と言われている本作が、ある海外ドラマとつながりを持っていることをご存じでしょうか?その海外ドラマとは、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めた「SMASH」。2012年から2シーズン放送された「SMASH」は、ブロードウェイのスターを夢見るヒロインを中心に、業界の内幕を描くショウビズドラマとして日本でも注目を集めました。新作ミュージカルをブロードウェイで上演すべく、キャストの座を勝ち取った役者たちはもちろん、演出家、プロデューサー、作詞家、作曲家、出資者らが思惑を交錯させていく「SMASH」は、劇中に登場するミュージカルがドラマ用に作られたオリジナルであることも魅力の1つ。物語の中心となる劇中ミュージカルを描くため、豪華なソングライターたちによって数多くの歌曲が作られました。その豪華なソングライターたちの中の1組が、『ラ・ラ・ランド』の劇中歌の作詞を担当しているベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。ゴールデン・グローブ賞で『ラ・ラ・ランド』が主題歌賞を受賞したときに壇上で大喜びしていた2人組、と言えば思い出せる人もいるでしょう。このベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは、共に1985年生まれの若さでありながら、すでにブロードウェイで大活躍しているコンビ。作詞作曲を手掛けたミュージカル「クリスマス・ストーリー」がトニー賞のミュージカル部門作品賞にノミネートされたほか、リバー・フェニックス主演映画を舞台化した「ドッグファイト」などでも知られています。本来は作詞作曲を2人で手掛けることの多いパセック&ポールですが、『ラ・ラ・ランド』では彼らが劇中歌の作詞を担当し、デイミアン・チャゼル監督の盟友でもあるジャスティン・ハーウィッツが作曲を担当。言うなれば、シンガーソングライターのスガシカオさんが「SMAP」の「夜空ノムコウ」に歌詞のみを提供したときのような状態でしょうか。オープニング曲の「Another Day of Sun」からゴールデン・グローブ賞に輝いた「City of Stars」、ミア役エマ・ストーンの熱唱が美しい「Audition」まで、1曲1曲にのせた言葉がどれも愛おしく響いてきます。名作ミュージカルへのオマージュなど、クラシカルな魅力をフィーチャーされがちな『ラ・ラ・ランド』ですが、いまを生きる私たちにも身近な作品となったのはパセック&ポールの紡いだ言葉の力も大きいところ。彼らが「SMASH」で手掛けた楽曲も、若々しくエネルギッシュなものでした。『ラ・ラ・ランド』で注目度がさらに急上昇中のパセック&ポールは、作詞作曲を手掛ける新作ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」(『ラ・ラ・ランド』に負けない大傑作!)が現在ブロードウェイで大ヒット中。こちらは、友達のいない高校生エヴァンが同級生の自殺をきっかけにSNS社会の注目の的になるものの、自分の内に秘めた真実を言い出せず…という、より一層現代的な物語です。また、海外ドラマ作品では、ミュージカル仕立てとなる「THE FLASH/フラッシュ」と「SUPERGIRL/スーパーガール」のクロスオーバー・エピソードにも楽曲を提供。このエピソードは、全米で3月20~21日に放送されます。さらに、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『ザ・グレイテスト・ショウマン』(原題)やディズニーの実写版『白雪姫』でも音楽を担当!ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの名前を、今後もぜひ覚えておきたいところです。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月22日