9月26日(土)~10日4日(日)の9日間、動画配信サイト「シネマディスカバリーズ」のオンライン配信で開催されるた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」。この度、映画祭期間中のイベント開催が決定した。「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」は、2004年に埼玉県川口市で始まった、国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)で構成されるコンペティション上映を中心にした“若手映像クリエイターの登竜門”。今年で17回目の開催となる。海外作品は制作背景や作品に込めたメッセージを聞いた監督インタビュー動画を映画祭公式 YouTube で配信。また国内作品は、映画祭の会期後半に監督・出演者とのQ&A セッションを ZOOM ウェビナーでライブ配信する。観客からの質問に監督・出演者が直接答える、映画祭ならではの制作者と観客の交流の場が提供される。映画祭最終日の授賞式は、例年のメイン会場である SKIPシティ映像ホールで開催することが決定。ゲストの来日が叶わない海外作品は、賞の発表に合わせて受賞者からのビデオメッセージを上映し、国内作品の受賞者には、会場で直接、賞の授与を行う予定。また授賞式はオンラインでの同時配信も予定している。会期中イベントの詳細は下記のとおり。●海外作品 監督インタビュー動画 配信開始スケジュール(予定)9月26日(土)10:00『願い』マリア・セーダル監督インタビュー『南スーダンの闇と光』ベン・ローレンス監督インタビュー『ペリカン・ブラッド』カトリン・ゲッベ監督インタビュー9月27日(日)10:00『シュテルン、過激な 90 歳』アナトール・シュースター監督インタビュー『リル・バック/メンフィスの白鳥』ルイ・ウォレカン監督インタビュー9月28日(月)10:00『カムバック』パトリック・エークルンド監督インタビュー『ザ・ペンシル』ナタリア・ナザロワ監督インタビュー※都合により、予告なく変更・中止になる場合がございます。●国内作品 オンラインQ&A開催スケジュール(予定)9月30日(水)19:00『あらののはて』長谷川朋史監督9月30日(水)21:00短編3作品:『来夢来人』伊藤竜翼(出演)、『ムイト・プラゼール』朴正一監督、『stay』藤田直哉監督10月1日(木)19:00短編3作品:『レイディオ』塩野峻平監督、『ななめの食卓』岸朱夏監督、『そして私はパンダやシマウマに色を塗るのだ。』武田佳倫監督10月1日(木)21:00『雨の方舟』瀬浪歌央監督10月2日(金)18:00『コーンフレーク』磯部鉄平監督10月2日(金)20:00『B/B』中濱宏介監督10月2日(金)22:00短編3作品:『axandax』二羽恵太監督、『つぐない』宮部一通監督、『リッちゃん、健ちゃんの夏。』大森歩監督10月3日(土)14:00『写真の女』串田壮史監督10月3日(土)16:00『コントラ』アンシュル・チョウハン監督※オンライン Q&A はいずれも ZOOM ウェビナーで開催予定です。※視聴・参加は無料(事前申し込み不要)※ZOOM ウェビナーの URL は映画祭公式サイトのニュースに掲載します。※当日ご参加いただけない方向けに、映画祭公式サイトでご質問の事前受付も行います。※すべてのイベントは都合により、予告なく変更・中止になる場合がございます。●映画祭最終日の授賞式はSKIPシティ映像ホールでリアル開催日程:10月4日(日)11:00~会場:SKIPシティ映像ホール(埼玉県川口市上青木 3-12-63)内容:授賞結果発表、受賞作品上映(1作品)※上映する受賞作品は当日の授賞式で発表します。●100名限定で一般観客ご招待(無料)新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、客席数を3分の1に限定し、抽選で100名様をご招待応募方法:映画祭公式サイト・ニュース欄に掲載するオンラインフォームより受付応募期間:9月23日(水)~9月29日(火)抽選結果:10月1日(木)までに、応募フォームにご記入のメールアドレスにご連絡いたします。※結果の発表は当選者への連絡を以って代えさせていただきます。「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 2020(第17回)開催概要」会期:2020年9月26日(土)~10月4日(日)<9日間>上映:オンライン配信 (配信サイト:シネマディスカバリーズ)部門:国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門)、国内コンペティション(短編部門)主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会映画祭公式サイト: 「シネマディスカバリーズ×SKIP シティ国際 D シネマ映画祭 2020」特設サイト
2020年09月18日PR(#)SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020公式サイト/SNS公式サイト() 公式Facebook() 公式Twitter()白石和彌監督、中野量太監督などを輩出した映画祭〈SKIPシティ国際Dシネマ映画祭〉が今年はオンラインで開催!2004年に埼玉県川口市で産声を上げた〈SKIPシティ国際Dシネマ映画祭〉は今年で17回目。いまでは主流となったデジタルシネマにいち早く着目した国際映画祭だ。若い才能の発掘と育成を掲げ、国内では新作『浅田家!』の公開が控える中野量太監督、現在の日本映画界を牽引する『凶悪』の白石和彌監督、海外ではカンヌ国際映画祭で3作連続の受賞を果たすヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督らを見い出し紹介。今では若手監督の登竜門的映画祭として知られる。例年は世界から若き映画人が会場に集結するが、今年はコロナ禍を受け、オンライン配信での開催に。国際コンペティション及び国内(長編・短編)コンペティションに絞って実施する。しかし、形式はかわっても、映画祭の「若手作家たちに発表の場を」という想いは例年と同じ。初めての試みに期待したい。オンラインで世界の映画との出会いを!ディレクター陣が語る国際コンペティション審査員・沖田修一監督と入選監督が語る!国内コンペティション ()今年は応募数も応募地域も過去最高!日本初上映作品も多数揃う国際コンペティション国際コンペティション10作品はコチラ()コロナ禍で苦渋の選択を強いられた映画祭ディレクターが語る!今年の映画祭の在り方と国際コンペティション作品の魅力シネマディスカバリーズ() で無料登録!【STEP2】シネマディスカバリーズ内特設サイトで作品選択!【STEP3】視聴プラン選択!視聴には配信サイト「シネマディスカバリーズ」の会員登録(無料)が必要だが、手順はいたってシンプル! 好きな時間に、好きな場所で視聴できるのもオンラインの強みだ。そして何といっても注目なのは、長編は300円(税込)、短編は100円(税込)というとてもお手軽な料金設定! これまで興味はあったけどなかなか現地まで行けなかったそこのあなた、今年はチャンスです! 映画祭最終日前日、10月3日の14時まで観客賞の投票もオンライン上で行っているので、あなたの目で新たな才能を発見してみては?視聴方法詳細は コチラ()【視聴可能期間】2020年9月26日(土)9:00 ~ 10月4日(日)23:00【視聴料金】①単品購入プラン国際コンペティション、国内コンペティション長編部門1作品300円(税込)国内コンペティション短編部門1作品100円(税込)➁SKIPシティ映画祭フリーパス(見放題プラン)1,480円(税込)※長編作品を5本以上ご覧になる場合は見放題プランの方がお得になります。【注意事項】※単品購入の場合は、ご購入後48時間のご視聴が可能です。※シネマディスカバリーズで配信されている本映画祭上映作品以外の作品はご視聴いただけません。※国際コンペティションの5作品(『南スーダンの闇と光』『願い』『リル・バック/メンフィスの白鳥』『シュテルン、過激な90歳』『ペリカン・ブラッド』)は作品権利上の都合により視聴回数制限があります。該当作品は、映画祭期間中であっても、再生回数が1,000回に達した時点で配信終了となります。予めご了承くださいますようお願いいたします。
2020年09月11日フェリシモは、ファッション小物の新ブランド「el:ment[エル:メント]」をスタート。8月4日に公式サイトを公開して新アイテムのウェブ販売を開始しています。“ありのままの貴方”の美しさを大切にしながら日々の暮らしにそっと寄り添うアクセサリーやファッション小物などを展開しています。新アイテムはウェブサイトとデジタルカタログでチェックできます。◆el:ment[エル:メント]の新アイテムをチェック公式サイトでチェックデジタルカタログでチェック◆コンセプトは「素(もと)」を大事に。「心地よい」が一番これまでいろいろなものを試してきたけれど、今は等身大の自分にしっくりくるもの、ありのままの私にすっとなじむものを選びたい。背伸びしすぎない価値観を大切にしたい今だから、物語や作り手の想いがこもったものが心地よい。そんな大人の女性のための新ブランド「el:ment[エル:メント]」。自由気ままに旅するように手に取り、そこからストーリーや想いが伝わってくる、職人や作家の息づかいが感じられるアイテムたちをラインナップしています。◆「エル:メント」のエッセンスを閉じ込めた新アイテムたち顔まわりを華やかな雰囲気にシフトしてくれる繊細な輝きのピアス忙しい朝にも服装を選ばず身に着けられるマットなゴールドをセレクトし、いつでも取り入れやすいテイストで仕上げています。がんばりすぎない、さりげないおしゃれを楽しみたい人へ。【NEW】el:mentさりげない輝きで日々に寄り添う14金ゴールドフィルドピアス月1組¥1,700+税商品詳細とウェブでのお申し込みへ自然をイメージしたモチーフは日本の職人がひとつひとつ手作業で成形しています。一部を平たく叩いて有機的な表情に仕上げ、繊細な輝きを作り出しています。メッキより数十倍の厚さのある「14Kゴールドフィルド」という素材で、長く愛用することができます。スリム化してもお財布は、使いながら育てる本革がいいお財布はスリムなものを選びたい、でも上質感は失いたくない。そんな大人の女性の気持ちに寄り添うお財布です。【NEW】el:mentお財布と人生に実りを本革仕立てのぺたんこがま口財布月1個¥3,980+税商品詳細とウェブでのお申し込みへわずか1.5cmの薄さながら、使い込むほどに風合いを増す本革仕立ての本格派。手にすっとなじむ質感と「実り」をテーマにしたカラーリングで、あなたの暮らしに溶け込んでいきます。大人の女性なら、ひとつは持っておきたいパールのネックレス職人技でていねいに削り出した松若社の国産貝パールは、特別な日だけでなく、気負いなく日常に輝きを添えてくれます。シンプルなアイテムだからこそ、素材の美しさが際立ちます。一連デザインで、さっと首にかけるだけでいつものシャツも華やかに。【NEW】el:ment毎日のスタンダード遣いにも寄り添ってくれる国産貝パール&シルバーネックレス1本¥2,900+税商品詳細とウェブでのお申し込みへアジャスターで短めに調節もできます。バックスタイルも素敵な印象に。採用したのは日常使いにさりげなく映える、最高級の人工真珠である貝パール。自由気ままに旅するように手に取り、そこからストーリーや想いが伝わってくるようなものにどうしようもなく惹かれてしまう……。el:mentのアイテムを一覧へ◆el:ment[エル:メント]「素」を大事に、「心地よい」がいちばん。ありのままの私にすっとなじむ感覚、デザインや素材にストーリーを感じるブランドです。el:mentは、フランス語のelle「彼女」と英語のment「状態・結果」の造語で、“彼女そのもの”という意味です。マークは元素記号をモチーフにしています。ありのままの貴方になじむ、心地よさを形づくる「素」となるアイテムたちをお届けします。公式サイトへ~例えば、こんな価値観を持つ方へ~人の目やトレンドより、自分の好きなことや心地よさを求めたい。住まいも暮らしもていねいに、心豊かに……を大切にしたい。自分らしい生き方、ありのままの美しさを大切にしたい。ものづくりの背景にあるストーリーに惹かれる。本当に良いものを長く大切に、サスティナブル(持続可能)な暮らしをしたい。Instagram(@elment__official)へ◆お電話でのご注文・お問い合わせ0120-055-820(通話料無料)0570-005-820(通話料お客さま負担)(受付時間:月曜~金曜/午前9時~午後5時)※携帯電話など「0120」を利用できない場合は、「0570」で始まる番号をお使いください。※お客さまからのお電話は、ご注文の内容を確認・記録するために録音させていただいております。※「0570」通話料は20秒につき10円(税別)かかります。※PHS・一部のIP電話ではご利用できない場合があります。【夏季休業によるお問い合わせ・お申し込みについてのお知らせ】お客さま窓口は勝手ながら、8月14日から16日まで、休業となります。期間中のお申し込み、休業期間中の発送についての詳細は下記をご覧ください。休業期間中の発送について 詳細へ~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO[フェリシモ]」~ファッションや雑貨などの企画・販売を行う神戸の通販会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会としあわせになる。その経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“社会性”“独創性”“事業性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。―会社概要―社名:株式会社フェリシモ本社所在地:〒650-0035神戸市中央区浪花町59番地代表者:代表取締役社長矢崎和彦証券コード:東証1部3396創立:1965年5月事業内容:自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業◆会社案内(PDF)>>◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>>株式会社フェリシモ HPへ企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年08月20日シチズン(CITIZEN)のレディースウオッチブランド・シチズン エル(CITIZEN L)から、限定腕時計が登場。2020年9月中旬より、数量限定で発売予定だ。“ブルーグリーンの文字板”限定ウオッチシチズン エルの限定モデルとして登場するのは、“地球”をイメージした鮮やかなブルーグリーンの文字板に、大小さまざまなダイヤモンドがきらめくウオッチ2型。アークリーコレクションケースベゼルとリングの間にセットされた大粒のダイヤモンドが揺れ動く「アークリーコレクション(Arcly Collection)」は、ブルーグリーンの文字板とガラス面にもダイヤモンドを施すことで、立体的な表情に。ダークブラウンのバンドとウォームゴールドのケースを組み合わせ、シックな印象にまとめた。スクエア コレクションまた、立体的なスクエアケースにダイヤモンドを整然と並べた「スクエア コレクション」にも、文字板とガラス面にダイヤモンドを散りばめて。文字盤の深みのあるブルーグリーンカラーがシルバーケースに映える、上品なウオッチに仕上げている。詳細シチズン エル 限定ウオッチ〈数量限定〉発売予定時期:2020年9月中旬展開ウオッチ:・アークリーコレクション 限定モデル 100,000円+税〈2,000本限定〉・スクエア コレクション 限定モデル 85,000円+税〈1,200本限定〉※価格はいずれも予定〈仕様〉■アークリーコレクション 限定モデル・ケース / バンド:ステンレス(ウォームゴールド色)(1ポイントダイヤモンド入) / サテン風合成皮革(ダークブラウン)・ガラス:球面サファイアガラス(2ポイントダイヤモンド入)・文字板:白蝶貝(2ポイントダイヤモンド入)・ケース径 / 厚み:横幅 32.5mm / 厚み 8.3mm・主な機能:Cal.B036、月差±15秒、光発電エコ・ドライブ、フル充電時約7か月可動、5気圧防、ダイヤモンドカラット数 合計0.12ct■スクエア コレクション 限定モデル・ケース / バンド:ステンレス(ケース部 20ポイントダイヤモンド入)・ガラス:カットサファイアガラス(2ポイントダイヤモンド入)・文字板:白蝶貝(2ポイントダイヤモンド入)・ケース径 / 厚み:横幅 22.4mm / 厚み 6.7mm・主な仕様:Cal.G620、月差±15 秒、光発電エコ・ドライブ、フル充電時約8か月可動、5気圧防水、ダイヤモンドカラット数 合計0.1ct【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤルTEL:0120-78-4807(受付時間 9:30〜17:30 祝日のぞく月〜金)
2020年08月15日M・ナイト・シャマランの次回作に、ガエル・ガルシア・ベルナルが出演することになった。すでに、トマシン・マッケンジー、エリザ・スカンレン、アレックス・ウォルフらの出演が決まっている。タイトル、設定などは不明。近年のシャマランの作品同様、製作費はシャマラン自身が負担する。配給はユニバーサル・ピクチャーズ。北米公開は来年7月の予定。ベルナルの次回日本公開予定作は、チリ映画『エマ、愛の罠』。文=猿渡由紀
2020年07月22日シチズン(CITIZEN)のレディースウオッチブランド・シチズン エル(CITIZEN L)から、「アンビリュナ(Ambiluna)」新作腕時計が登場。2020年9月に発売予定だ。シチズン エルのアイコンライン「アンビリュナ」の新作は、この世界の物質を構成するとされた“地・水・火・風”にインスパイア。地球の美しさを表現したウオッチを用意する。ラインナップするのは3種類。素材の質感を残した文字板にブラウンのグラデーションと大胆なラメを施した“地”、グラデーションを重ねた白蝶貝文字板で朝日が空を染める瞬間を表現した“火”、見る角度によりブルーからベージュへと色を変える爽やかな“風”のモデルを用意する。いずれのモデルにも、環境に配慮した素材を採用。人工ダイヤモンド「ラボグロウン・ダイヤモンド」をシチズンとして初めて使用するとともに、パイナップルの葉を再利用した素材「ピニャテックス(Piñatex)」などをバンドに用いた。なお、“水”を表現したモデルは2021年に発表予定だ。【詳細】「アンビリュナ」新作ウオッチ発売予定時期:2020年9月カラー(品番)・予定価格:ブラウン(EG7078-12X) 42,000円+税、ピンクベージュ(EG7079-10Y) 42,000円+税、ベージュブルー(EG7071-11A) 39,000円+税※“水”を表現したモデルは2021年発表予定■仕様ケース:スーパーチタニウム、デュラテクトサクラピンク(EG7078-12X・EG7079-10Y) / デュラテクトプラチナ(EG7071-11A)バンド:合成皮革(ピニャテックス(EG7078-12X) / エコペット(EG7079-10Y・EG7071-11A))ガラス:球面サファイアガラス文字板:ブラウン(EG7078-12X) / 白蝶貝(ピンクベージュ)(EG7079-10Y) / ベージュブルー(EG7071-11A)、1ポイント:ラボグロウン・ダイヤモンド入ケース径・厚み:径 31.0mm・厚 6.0mm(設計値)主な機能:Cal.G620、月差±15秒、光発電エコ・ドライブ、フル充電時約8か月可動、5気圧防水【問い合わせ先】シチズンお客様時計相談室 フリーダイヤルTEL:0120-78-4807(受付時間 9:30〜17:30 祝日のぞく月〜金)
2020年07月12日映画祭「第42回ぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード2020」の入選作品が発表された。「PFFアワード」は1977年にスタートした世界最大の自主映画のコンペティションで、これまで黒沢清や諏訪敦彦、園子温など、140名を超えるプロの映画監督を送り出してきた。今年は480本の応募作の中から選ばれた17作品、18歳~42歳の監督が映画祭でグランプリを競う。なお、昨年の「PFFアワード2019」の入選作品の中から、審査員満場一致でグランプリを獲得した『おばけ』(監督:中尾広道)は、今週末11日(土)からポレポレ東中野にて、また同入選作で、ひかりTV賞を受賞した『アボカドの固さ』(監督:城真也)は今夏ユーロスペースにて、劇場公開される。■「PFFアワード2020」入選作品480本の応募作品の中から、以下17作品が入選。本入選作品は、9月12日(土)から東京・国立映画アーカイブで開催する「第42回ぴあフィルムフェスティバル」で上映され、9月25日(金)に行われる表彰式にて、最終審査員らによりグランプリ各賞が発表される。『アスタースクールデイズ』38分 監督:稲田百音(18歳/東京都出身/成蹊高等学校)『霞姫霊異記』57分 監督:高階匠(31歳/東京都出身/映像制作会社勤務)『こちら放送室よりトム少佐へ』10分 監督:千阪拓也(22歳/兵庫県出身/日本大学 藝術学部)『頭痛が痛い』131分 監督:守田悠人(22歳/愛知県出身/酒屋アルバイト)『タヌキ計画』41分 監督:チェ・ユシン(24歳/台湾出身/東放学園映画専門学校)『追憶と槌』8分 監督:金井啓太(25歳/東京都出身/東京藝術大学 映像研究科メディア映像専攻)『遠上恵未(24)』26分 監督:遠上恵未(26歳/東京都出身/ENBUゼミナール 映画監督コース)『パンク』44分 監督:鈴木順也(31歳/神奈川県出身/横浜シネマ・ジャック&ベティ勤務)『Fear of missing out』36分 監督:河内彰(32歳/兵庫県出身/会社員)『フィン』36分 監督:小池茅(26歳/東京都出身/会社員)『冬のほつれまで』67分 監督:多持大輔(24歳/茨城県出身/武蔵野美術大学大学院 造形研究科)『へんしんっ!』93分 監督:石田智哉(22歳/東京都出身/立教大学 現代心理学部)『MOTHERS』63分 監督:関麻衣子(22歳/東京都出身/会社員)『未亡人』54分 監督:野村陽介(23歳/埼玉県出身/東京藝術大学 美術学部)『もとめたせい』30分 監督:矢部凜(22歳/滋賀県出身/京都造形芸術大学 芸術学部映画学科)『屋根裏の巳已己』102分 監督:寺西涼(24歳/神奈川県出身/清掃員アルバイト)『LUGINSKY』63分 監督:haiena(42歳/東京都出身/フリーランス)※作品名50音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のもの
2020年07月08日ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスらが豪華競演するウディ・アレン監督最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』から、本編映像と新場面写真が到着した。今回解禁された本編映像には、撮影スタジオにたどり着いたエル・ファニング演じるアシュレーが、ディエゴ・ルナ演じる人気俳優でプレイボーイとしても名高いフランシスコ・ヴェガと遭遇するシーンが収められている。人気俳優を前に「ウソ…フランシスコ・ヴェガね」と目を丸くして驚くアシュレー。興奮して顔を蒸気させながら、「私のルームメイトは鼻血を出すわ」「こんなこと…フランシスコ・ヴェガなのね」と続け、本人と話していることが信じられない様子で舞い上がっている姿が確認できる。アシュレーを一旦落ち着かせようと、ヴェガは「肝心なのは君は誰かだ」と問いかけると、高ぶった気持ちのまま「私は…頭が真っ白で出てこない」と自分の名前すら忘れてしまうほど。すると、ヴェガから「運転免許証を見たら?」と甘い微笑みで突っ込まれてしまう、終始アシュレーのテンパっている様子が見て取れる本編映像に仕上がっている。本作では、登場人物たちが自分のアイデンティティに悩む姿が描かれる。ギャツビー(ティモシー・シャラメ)はまだ自分が何者かを見出せず悩み、脚本家のダヴィドフ(ジュード・ロウ)は常に監督であるポラードの影に隠れ、ポラード(リーヴ・シュレイバー)はかつての芸術家としての自分を見失ってしまい、ヴェガはいつも似たような役をあてがわれることに苦悩している。ウディ・アレン監督は「登場人物たちは、外面ではなく内面の自分を見てもらうことを求めている。これは誰にでも言えることだ。恋した相手には自分を見てほしい。もちろん視覚的にではなく、相手の人生において印象に残る存在になりたいんだ」と語る。解禁された映像のアシュレーの困惑ぶりは、まさにアイデンティティに悩まされるキャラクターの姿を絶妙に表現している。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は7月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レイニーデイ・イン・ニューヨーク 2020年7月3日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開©︎2019 Gravier Productions, Inc
2020年06月30日ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスら豪華共演で贈るウディ・アレン監督作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』。今回は、ティモシー演じる主人公ギャツビーが名ホテル「カーライル」のバーでくだを巻く本編映像が到着した。裕福な生まれで文化人気取りの母親を持ち、両親から過大な期待を背負って育ったティモシー演じるギャツビー。親に反発するように、ギャンブルにお金をつぎこみ、お金にも執着するそぶりをみせない。彼が「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」の定番ジャケットに身を包み、懐古主義でポーカーに勤しむ姿は、ファッションも性格も『アニー・ホール』をどこか彷彿とさせる。そんなギャツビーがアイデンティティに苦悩し、早口でまくしたてるような台詞がみられるのは、本作の見どころのひとつ。久しぶりのニューヨークを散歩しながら「ニューヨークは他のどの街とも違う。不安と敵対心と被害妄想をかきたてる。世界中どこにもない痛快な街だ」とさながら評論家じみた発言をしたり、セレーナ演じるチャンとのメトロポリタン美術館デートでは、将来の夢をたずねられると「もがいてる。自分が何になりたいのか分からない」と葛藤している姿をみせる。久しぶりの母親との再会では、「“ふさわしさ”を求める人生。ふさわしい友達、ふさわしい学校、ふさわしい女性。ママが判断を下す。違う、僕のことを見て欲しいだけだ」と、ちょっぴりマザコン気質で承認欲求がのぞく様子も。併せて、今回解禁された映像では、ギャツビーお気に入りの「カーライル」のバーでこじらせモードに入っているシーンが公開。約束を後回しにされたアシュレー(エル・ファニング)からの連絡がなく心配していたところ、ホテルのテレビで、アシュレーがプレイボーイで知られる人気俳優フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)の“新しい恋人”というスクープを目にしてしまう!ヤケになり、バーで「リアルな“今”を演じられないロクでもない役者だ」「気取ったジェスチャーと宣伝臭のするリベラル発言。地球温暖化に抗議して焼身自殺すりゃいい」とヴェガをディスり、続けて「あんな男が好みか」と思わず、心の声まで漏れてしまう…。すると、近くの席に座っていた美女と思わず目が合い、なんだかいい雰囲気に…?この後の展開が気にならずにいられない本編映像となっている。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は7月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レイニーデイ・イン・ニューヨーク 2020年夏、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開©︎2019 Gravier Productions, Inc
2020年06月26日ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスら現代を代表するアイコニックな俳優たちが集結し、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女のキュートなロマンチックコメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』。この度、ティモシー扮するギャツビーを翻弄する、対照的な2人を演じるエルとセレーナの場面写真が到着した。「Netflix」で配信中の『最高に素晴らしいこと』にて、主演と製作を担当したことでも話題のエルが本作で演じているのは、ギャツビーの恋人アシュレー。ジャーナリストとしてのキャリアを築こうと意欲に燃えるあまり、ギャツビーとの約束をそっちのけで、チャンスを掴んでいく天真爛漫なキャラクターだ。場面写真では、学校の課題で有名な映画監督(リーヴ・シュレイバー)の取材ができることになり、はにかみ笑顔で監督に取材する姿、監督新作の試写に誘われ、意見交換まで同席できることに喜ぶ様子、試写を鑑賞する場面、人気俳優フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)と楽しそうに車に乗り込むシーン、そして彼の自宅に招待され嬉しさに舞い上がるチャーミングな姿が到着。一方、世界的歌姫としても名高いセレーナが演じているのは、ストレートな物言いでギャツビーを翻弄する、知的で生意気な女性チャン。チャンとギャツビーは、学生映画の撮影中に久しぶりに再会を果たす。姉の元カレであるギャツビーと会い、喜ぶチャンの姿をはじめ、雨の中ギャツビーからデートに誘われるシーン、雨に濡れた髪を整えるカット、そして自宅の窓辺でギャツビーと楽しげに話す姿が場面写真に収められている。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は7月3日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年06月04日映画制作会社「アイエス・フィールド」がオンライン上だけで制作する“オンラインシネマ”2作品が、「ABEMA」にて配信されることが決定。キャストも明らかになった。キャスト、スタッフ共に、誰とも接触せずオンライン上だけで制作したドラマシリーズ。オンライン上で企画からキャストオーディション、撮影・編集など全ての工程を誰とも接触せずに制作。1話完結で全4話、笑いあり、涙あり、サスペンスありのオンラインエンターテインメントとなっている。今回、「ABEMA」で配信が決定したのは2作品。グラビアアイドルやシンガーなど、若手キャストが集結している。ダークファンタジー「10年後の梨奈へ」まず1作目は、シンガー&女優として活動する村田寛奈を主演に起用した「10年後の梨奈へ」。10年前に亡くなった恋人への想いを巡るダークファンタジー作品だ。梨奈(村田寛奈)は、10年前に事故で亡くなった恋人・智哉をいまも想い続けている。ある日、梨奈は「死者に会える」というサイトを知り、疑いながらもアクセスをする。梨奈は事故で亡くなった智哉に、どうしても言いたかった秘密があった。そして智哉も――。ほかにも、ミュージカル「テニスの王子様 3rdシーズン」の平松來馬や、舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」の横井翔二郎、『カメラを止めるな!』で話題となった秋山ゆずきが出演している。ラブコメディ「Go!Con!」2作目は、グラビアアイドルとしての活動する高橋凛が主演する、合コンを描くその名も「Go!Con!」。歌手を目指して上京した楓(高橋凛)は、今年で29歳。モデルの仕事で食いつなぐ毎日。なんとかオーディションに合格するも、緊急事態宣言で全ての仕事が中止に。来年は年齢制限で仕事が減るのは確実。せめて恋愛だけでもと、オンラインの飲み会に参加することに。が、参加してみるとそれはアバター合コン。何も知らず開始早々、一人だけ素顔を晒す楓。しかも参加者は曲者アバターばかりで…。共演には、舞台「僕のヒーローアカデミア」の瀬戸祐介、「仮面女子」の月野もあ、女優・岩田華怜。「私の年下王子さま」の相馬理や、「月とオオカミちゃんには騙されない」の曽田陵介と、話題作の出演者も参加している。「10年後の梨奈へ」「Go!Con!」は5月22日(金)22時~配信。3作目、4作目も近日配信予定。(cinemacafe.net)
2020年05月20日エル・ファニングが、ジミー・ファロン司会のアメリカの人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」に出演。現在はゲストとリモートでトークを繰り広げる形をとっている本番組で、隔離生活中に迎えた22歳の誕生日と、ニコラス・ホルトと共演する新作ドラマについて語った。ロサンゼルスの母親の家で、姉ダコタや祖母、愛犬と絵を描いたり、パズルをしたり、料理をして過ごしているというエル。4月9日に22歳の誕生日を迎えたばかり。昨年21歳の誕生日はラスベガスで盛大にお祝いしたが、自主隔離生活を余儀なくされている今年は、ティラー・スウィフトの「22」を聴きながら、母お手製の巨大なストロベリー・ショートケーキ(マスクをした人形付き)を食べたとか。続いて、米Huluにて現地時間5月15日よりスタートするTVシリーズ「The Great」の話題へ。『女王陛下のお気に入り』の共同脚本家としてアカデミー賞にもノミネートされたトニー・マクナマラが手がける、歴史風刺劇にしてダークコメディ。エル演じるエカチェリーナ2世はロシアに嫁いですぐ、夫の皇帝ピョートル3世がかなりヤバい人物だと気づき、殺害を企てる…と自ら解説した。また、久々に出演するTVシリーズと映画との違いを聞かれたエルは、それほど違いは感じないものの、撮影期間が長いことに触れ(6か月にわたりロンドンで撮影)、その間は楽しいことをして過ごしたそう。なんと「これ、私」とジミーに見せたのが、あごひげを生やしたブラッド・ピットと瓜二つの姿!?「ザ・クラウン」を担当したメイクアップデザイナーと“ドッペルゲンガー・チャレンジ”なるものを行っていたそうで「完全勝利」だったと自信たっぷり。そのほか、『ギャング・オブ・ニューヨーク』でダニエル・デイ・ルイスが演じたビル・ザ・ブッチャーになりきった写真もニコニコしながら披露した。さらに、『幸せへのキセキ』で組んだキャメロン・クロウ監督からボブ・ディランのハーモニカをプレゼントされたと話すと、ディランファンのジミーも大興奮していた。(text:Reiko Uehara)
2020年05月14日人は時間を持て余すと、とりあえず掃除をする。部屋の掃除とは、いわば自分の過去を探る行為でもある。買ったことすら忘れかけていた100均ショップの便利グッズや、15年位前の吉野家の割引券とかがなぜか出てくる。気づいたら夏日だった外出自粛の大型連休。社会人になってこれだけまとまった時間があるのは初めてだ。仕事に燃え、ある時は仕事に逃げていた中年男たちは、家で慣れない大掃除をして、過去と向き合うハメになる。で、本棚の隙間から学生時代の写真なんかを見つけて思うわけだ。あいつ今なにやってんのかなあ……と。そんな2020年の5月にこそ、オススメしたい家シネマこそ『横道世之介』である。結論から書くと、この映画は個人的に人生ベスト3に入るレベルの傑作だ。2013年春の劇場公開時に3度映画館で観賞し、ブルーレイを買い年2ペースで見て、iTunesでダウンロードしたサントラは繰り返し聴いている。吉田修一の原作小説を、沖田修一監督が映画化(共同脚本には前田司郎)。18歳の横道世之介(高良健吾)が大学入学のため長崎から上京してきた1987年春から物語は始まり、16年後の2003年のある出来事に着地する。冒頭シーンで新宿駅東口に降り立ち、何もない部屋でのひとり暮らしの始まり、かったるい大学入学式、クラスメートとの出会い、年上美女への憧れ、バイト先での社会経験、夏休みの帰省、そしてラブストーリーは偶然に……という世之介の日常を追う。もしかしたら2時間40分、何も起こらない平坦で長い青春映画とがっかりする人もいるかもしれない。でも、いつの時代も意外と何も起こらないのが青春なのである。この映画は世之介であり、観客側の“過去”の物語でもある。誰もが経験するような普通の日常を、そして大人になり日々の生活の中で忘れてしまったあの頃を、染み入るようなリアルさで思い出させてくれる。入学式で偶然隣に座った奴がいつの間にか親友になってたあの感じ。あまり乗り気じゃなかった相手なのに一緒に遊んでいる内に好きになっちゃうあの恋のゲーム。なにより、学生時代は時期によって一緒にいる人間が目まぐるしく変化する。映画のあらゆるシーンで「あぁ10代の頃ってそう言えばそうだったよなぁー」の連続だ。高良健吾史上最高のハマり役・世之介、同級生の倉持(池松壮亮)、加藤(綾野剛)、小沢(柄本佑)、阿久津唯(朝倉あき)、世之介の父(きたろう)や母(余貴美子)、凄まじい存在感を発揮する川上清志(黒田大輔)。とにかく登場人物が皆魅力的で、現在の映像にCG処理を施した1987年の新宿(斉藤由貴のカセットテープ「AXIA」の街頭広告も再現)や、JR菊名駅近くの商店街をベースに丁寧に作り込んだ80年代の下北沢駅前も素晴らしい。西武の伊東勤がホームランをかっ飛ばす、お茶の間にプロ野球ナイター中継が当たり前にある風景の描写も野球ファンとしてはうれしくなる。なにより、吉高由里子演ずるお嬢様・与謝野祥子がどうしようもなく最高だ。世之介のボロアパートで初めてふたりで過ごすクリスマス。気合い入れて部屋の飾り付けをしてふたりでケーキを食べたら、とりたててやることもなくなり、コタツに入りながら絵を描く祥子。世之介が窓の外を見ると雪がちらついている。思わず外に飛び出るふたり。ここで流れる音楽は高田漣の「雪の日」。他愛のないやり取りが微笑ましくて切なくて、何度も見てしまう。映画の終盤、2003年に35歳の大人になった祥子が、ふとタクシーの中から16年前の自分たちを思い出すシーンがある。ここもうおじさんにはダメだ。泣けてしょうがない。だって、祥子に対してド下手な誘い方をする10代の世之介、あれ昔の俺らそのものだもの。必死でバカで楽しかったよねえ…なんつってもう絶対に戻ってこない人間関係と膨大な時間。もちろん今は今で仕事もそれなりで家族もいて面白いけど、ちょっと楽しさの質が違う。まあ世の中がいろいろと騒がしく現実が不安な時くらい、ノスタルジーに浸るのも悪くない。『横道世之介』はユルく楽しく切ない。なんだか無性にあの頃の友達に会いたくなる名作だ。部屋の掃除が終わったら、誰かの結婚式以来会ってないあいつらとZoom飲み会でもしようと思ったよ。
2020年05月08日レプロエンタテインメント主催の「映画をつくりたい人」を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」のグランプリ作品6作品が決定。本プロジェクトは、heartwarming(心温まる)、be moved(心動かされる)、be inspired(鼓舞される)、be blown away(圧倒される)、soul-stirring(魂を揺さぶる)といった様々なニュアンスを持った観客の心を揺さぶる、“感動する”企画を全国から募集、製作する映画コンペティション企画。今回製作が決定したグランプリ作品は、「新進気鋭の俳優を主演にした映画の企画・プロデュース」部門からの6作品。6名の俳優から1名を主演に選び、企画概要と脚本を応募する部門となっている。6名の俳優には、「コウノドリ」「偽装不倫」『his』など近年の活躍が目覚ましい宮沢氷魚、連続テレビ小説「なつぞら」やバラエティ番組での活躍も話題になった福地桃子、「病室で念仏を唱えないでください」のうらじぬの、「初めて恋をした日に読む話」「俺のスカート、どこ行った?」の堀家一希、昨年同事務所に所属したばかりの植田雅、そして「ローファーズハイ!!」などの舞台に出演する山崎果倫。宮沢さん主演作は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による『はざまに生きる、春(仮)』。発達障がいを持つイラストレーター・透を宮沢さんが演じ、彼と出版社に勤務する春の恋の物語を描く。福地さんを主演に描くのは、『真っ赤な星』で劇場デビューを果たした井樫彩監督による『あの娘は知らない(仮)』。熱海で小さな旅館を営む奈々(福地さん)と東京から来た俊太郎、大切な人を失ったもの同士の、遅れてきた夏休みを映し出す。そのほか、うらじさん主演作は、西加奈子原作、ふくだももこ監督・製作の『炎上する君』。堀家さん主演作は、飯塚花笑監督がゲイの高校3年生純悟と優助それぞれが、本当の愛を見つけることができるのかを描く『世界は僕らに気づかない(仮)』。植田さん主演作は、ダンサーを目指し芸大の舞踏科に通うゆっこ(植田さん)と、同じ大学の演劇科に通う元カレ・高橋との物語を描く『階段の先には踊り場がある(仮)』(木村聡志監督『恋愛依存症の女』)。山崎さん主演作は、借金に苦しんでいる映画監督志望のショウと仕事が順調な彼女・アヤ、ひょんなことで出会いショウと体の関係を持ってしまったタエコとの、3人の人間関係を描く『夢の中』(都楳勝監督『蝸牛』)が決定した。本企画プロデューサーは「最終的に6つの作品を選ぶことになりましたが、その過程で何度も悩みました。それでも今は、この6つの企画と脚本が素晴らしい映画になると信じています。今はまだテキストの“物語”が、どんな風に映像化されていくのかが今から楽しみです」と製作へ期待を寄せている。出演者コメント■宮沢氷魚この度、僕が出演する作品が「はざまに生きる、春」に決定しました。初めて脚本を読んだ時から引き込まれ、作品を手がけた葛里華さんともお話をして、彼女の熱量に感激しました。共にすばらしい作品を生み出したいと思います。■福地桃子今回参加する中で、心が動く感覚をとにかくたくさん感じたいと思いました。未知な部分への楽しみと不安と向き合いながら、良い作品になるように全力を尽したいと思っています。沢山の方に届く、残る映画を観て欲しいです..!■うらじぬの感動というものはだいたい突然やって来るような気がします。ふと耳にした音楽、目にした景色、受け取った言葉。この企画から生まれた作品達が、誰かにとって生活の中でふと出会った感動のひとつになれますようにとひっそり願いながら挑ませて頂きます。ふくだももこ監督、不束者ですがどうぞよろしくお願い致します!!!■堀家一希沢山のご応募頂きありがとうございました。今回、飯塚花笑監督の「世界は僕らに気づかない」という映画に出演させていただきます。初めて挑む役です。全力で演じていきたいと思います。よろしくお願いします。■植田雅このような機会を頂き嬉しい気持ちと同時に少し不安な気持ちもありますが、とても楽しみです。この作品を見て下さった、一人でも多くの方の心を動かせられるよう精一杯頑張りたいと思います。■山崎果倫映画には、人の人生を変える力がある。私はずっとそう信じています。そして映画は、時には自分を認めてくれて、時には叱ってくれて、言葉にできない気持ちを代弁してくれたり、自分の本当の気持ちを教えてくれたりする。そんな力がある芸術だと思っています。だから今回のこの“感動シネマアワード”では、沢山の人の心を揺らしたい。「感動」で衝撃を与えたい。自分の可能性と、映画がもつ力に、全力で賭けてみたいと意気込んでいます。(cinemacafe.net)
2020年04月21日映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が、2020年7月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国公開。ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスが出演する。ウディ・アレンが贈る、NY舞台のロマンティック・コメディ『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は、『ミッドナイト・イン・パリ』『マジック・イン・ムーンライト』で知られる巨匠ウディ・アレン監督の最新作。過去の監督作品『カフェ・ソサエティ』『女と男の観覧車』同様、今回もニューヨーク・マンハッタンを舞台にしながら、運命のいたずらに翻弄される男女のキュートなロマンティック・コメディを描き出す。ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスらが参加映画制作にあたっては、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメや、『マレフィセント』シリーズのエル・ファニングをはじめ、『デッド・ドント・ダイ』の出演が記憶に新しいセレーナ・ゴメスら豪華メンバーが集結。マンハッタンの街を舞台に、どんな恋模様がくり広げられるのか?スクリーン上映が待ち遠しい。キャラクター(キャスト)紹介ギャツビー(ティモシー・シャラメ)ニューヨーク出身の大学生。ガールフレンド・アシュレーを週末にニューヨークを案内する予定だったが、約束をドタキャンされてしまう。アシュレー(エル・ファニング)ギャツビーのガールフレンド。マンハッタンで映画監督ローランド・ポラードに取材をする機会を得て、ニューヨークへと到着する。当初ギャツビーとロマンティックな週末を過ごす予定だったが、ジャーナリストとしてのキャリアを築こうと意欲に燃え、ギャッツビーとの約束をすっぽかしてしまう。チャン(セレーナ・ゴメス)ギャツビーの元恋人の妹。学生映画の撮影の中で、アシュレーに約束をドタキャンされたギャツビーがエキストラとして現れ、キスシーンの撮影を行う。テッド・ダヴィドフ(ジュード・ロウ)妻の浮気を心配する脚本家。ポラードの紹介でアシュレーに出会う。解禁された本編映像の中には、ジュード・郎演じるテッドが、妻の浮気現場に遭遇してしまうシーンも!道端で妻を見つけた瞬間に、大声で問い詰める様は、なんともウッディ・アレン作品らしいドタバタな展開だ。フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)ハンサムなラテン系で、プレイボーイとしても名高い人気俳優。取材中に出会ったアシュレーと急接近ー⁈ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)スランプ気味な映画監督。アシュレーからインタビューを受ける。<あらすじ>大学生のカップル、ギャツビーとアシュレーは、ニューヨークでロマンチックな週末を過ごそうとしていた。きっかけは、アシュレーが学校の課題で、有名な映画監督ローランド・ポラードにマンハッタンでインタビューをする機会に恵まれたこと。生粋のニューヨーカーのギャツビーは、アリゾナ生まれのアシュレーに街を案内したくてたまらない。ギャツビーは自分好みのクラシックなスポットを巡るためのプランを詰め込むが、2人の計画は晴れた日の夕立のように瞬く間に狂い始め、思いもしなかった出来事がつぎつぎと起こるのだった……。詳細『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』公開時期:2020年7月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開監督・脚本:ウディ・アレン出演:ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー配給:ロングライド
2020年04月18日ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスら人気俳優が集結し話題を呼んでいたウディ・アレン監督の最新作が『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(原題:A Rainy Day in New York)として、今夏、全国公開されることが決定。その海外版予告と13点もの場面写真が到着した。本作のメガホンを取ったのは、『アニー・ホール』(’77)、『マンハッタン』(’79)、『カフェ・ソサエティ』(’16)、『女と男の観覧車』(’17)などニューヨークを舞台に数々の作品を発表してきた巨匠ウディ・アレン監督。古きよきアメリカの風情が残るニューヨークへのラブレターの集大成ともいえる本作は、ロマンチックなラブストーリー。現在84歳の監督自身「僕は、昔からこういうクラシックなラブストーリーが大好きなんだ」と語っている。2018年北米公開予定だったが、監督自身の「#Me Too」問題で公開中止に。2019年初夏のポーランドでの公開を封切りにヨーロッパを中心に続々と公開され、今回日本でも公開する運びとなった。出演は、ルカ・グァダニーノ監督の『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞&ゴールデン・グローブ賞ほか数々の賞にノミネートされ話題を呼び、さらにグレタ・ガーウィグ監督『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』やドゥニ・ヴィルヌーブ監督『Dune』(原題)などで新世代を牽引するティモシー・シャラメが、“生粋のニューヨーカー”・ギャツビー役に。『マレフィセント』シリーズのような大作からインディペンデント映画まで引っ張りだこのイット・ガール、エル・ファニングが、“アリゾナ出身の無垢なガールフレンド”・アシュレーを生き生きと演じ、コメディエンヌぶりを発揮。また、世界的歌姫で、『デッド・ドント・ダイ』にも起用されたセレーナ・ゴメスが“ストレートな物言いの知的な女性”・チャンに。そのほか、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウ、『ビール・ストリートの恋人たち』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のディエゴ・ルナ、『スポットライト 世紀のスクープ』『The French Dispatch』(原題)のリーヴ・シュレイバーなど実力派俳優が脇を固めている。ティモシー、エル&セレーナに翻弄される!? 海外版予告海外版予告では、ギャツビーがガールフレンドのアシュレーから、マンハッタンで映画監督ローランド・ポラードに取材するチャンスを得たことを報告されるシーンから始まり、煌びやかな世界の住人たちとの予期せぬ出会いの連続に彼女が興奮する姿が描かれている。一方のギャツビーも、元恋人の妹チャンに再会し、映画の撮影のエキストラとして熱い口づけを交わしてしまう。運命のいたずらに翻弄される3人の若者の恋の結末はどうなってしまうのかー?併せて解禁された場面写真では、ギャツビーとアシュレーが笑顔で肩を寄せ合っているラブラブな姿や、雨の中、ギャツビーとチャンがお互いに見つめあっている場面など、3人の恋の行方が気になるシーンが切り取られている。映画の舞台となるのは、美しい現代のマンハッタン。メトロポリタン美術館やセントラル・パーク、カーライルホテルなど数々の名所を舞台に、小粋なジャズピアノと雨音が彩る。撮影監督としてタッグを組んだのは、『カフェ・ソサエティ』『女と男の観覧車』も手掛けた、79歳の巨匠ヴィットリオ・ストラーロ。美しいカメラワークを駆使し、めくるめく空模様にあわせてキャラクターたちに印象的な光と影を創り出している。『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』は今夏、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年04月15日エル・ファニングが9日(現地時間)に22歳の誕生日を迎えた。新型コロナウイルスの影響で隔離生活を送る中、みんなで集まってパーティー…とはいかないものの、エルにとってうれしいサプライズがあったようだ。「イチゴが大好き」というエルは、インスタグラムに「パンデミックが起きているさなかだけど、ママがものすごくかわいくておもしろいケーキでサプライズしてくれた」とキャプションを添え、イチゴマークで飾られたピンクのバースデーケーキの画像を投稿。ケーキのトップには「いま」にふさわしいマスクをし、イチゴの帽子&イチゴ柄のワンピースを着て座っているマジパン人形(らしき)エルが!2週間ほど前にエルは髪をピンク色に染めたことをインスタグラムのストーリーで報告していたように、人形の髪もピンク色だ。人気者のエルに、ファンのみならずジャニュアリー・ジョーンズ、アナソフィア・ロブ、ミシェル・モナハン、マーク・ジェイコブスらセレブからもお祝いメッセージが続々と寄せられた。姉のダコタは幼い頃のエルとのツーショットを掲載し「これ以上望めないくらい最高の妹」と綴り、日頃の感謝を伝えた。(Hiromi Kaku)
2020年04月10日これだけ日常に“時間”があるのはいつ以来だろうか?個人的に毎年4月になると、プロ野球を見て選手データやスポーツニュースを片っ端からチェックする作業に1日6時間近く費やしてきたが、無期限の開幕延期で先のスケジュールも立てようがない。緊急事態宣言で外出も控えたいので「いかに部屋で楽しむか」がこの春のテーマである。クリアできず放置してあったゲームをやったり(『メトロイド サムスリターンズ』とか)、懐かしの『キャプテン翼』の新作を20年ぶりくらいに読んだり(あの日向小次郎が初恋真っ只中の展開に驚愕)している。そして、ぶらり映画館で大人の「ソロシネマ」を楽しむというコンセプトだったこの連載も「家シネマ」へと一時変更。せっかくだから、これだけ時間に余裕がある今だからこそ「いつか見ようと思っていたけど乗り遅れて結局まだ見ていない」作品を楽しみたい。誰にでも名前は聞いたことあるけど今さら見るのも……みたいな映画はあると思う。とどのつまり、今さら映画体験だ。というわけでAmazonプライムビデオで物色していたら、一本の懐かしいタイトルが目についた。映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』(以下『もしドラ』)である。言わずと知れた岩崎夏海氏が書く2010年頃の大ベストセラーで、漫画やアニメに、田中誠監督で映画化もされた。怒涛のメディアミックス展開だったので、もちろんそのタイトルは聞いたことがある。あの女子高生がよく晴れた空の真下こちらを見つめる表紙のビジュアルも覚えている。この本をきっかけにメディアにピーター・ドラッカーのブームが巻き起こったのも記憶にある。まだ世の中にスマホはそこまで普及していなかったが、電車内広告が大展開されていたのだ。ただし、だ。正直に書くと、本を読んだこともなければ、映画も結局スルーしてしまった。俺は当時ピーター・ドラッカーよりも、エドガー・ゴンザレスの方に興味があった。エドガーの二塁守備は下手でさあ……じゃなくて、当時は世の中の流行りを追う時間と心の余裕はなかった。ならば、今こそちゃんと向き合ってみよう。2020年にあえて3回りくらいした映画『もしドラ』を見る。これほど不要不急な行為はない気もするが、いざコーラとプロ野球チップスをおともに家映画である。物語は女子高生の川島みなみが、病気の親友の代わりに都立程久保高校の弱小野球部マネージャーになることから始まる。「野球部を甲子園に連れて行く」と宣言したみなみは書店で間違って買ってしまったドラッカーの名著『マネジメント』の内容に注目し、そこに書かれている教えを元に弱小野球部をマネジメントしていく。果たして強豪チームへと生まれ変わることはできるのだろうか?というシンプルなプロットを元にドラッカーの考えを紹介していくわけだが、まずドラッカー本と出会う街の書店の雰囲気がたまらなくいい。約10年前はまだこういう中規模の本屋さんが駅前に普通にあって日常に根付いていた。もはや懐かしさすら感じてしまう風景だ。主役の川島みなみ役を演じるのは当時AKB48の前田敦子。映画初主演で選抜総選挙1位にも輝いたスーパーアイドル時代というだけで引いてしまう人もいるかもしれないが、実は前田はのちの『苦役列車』の桜井康子役や『もらとりあむタマ子』の坂井タマ子役など役者としても評価が高い(2本ともマジ名作)。アイドルだから……AKBだから……みたいな先入観に縛られ女優・前田敦子を避けるのは非常にもったいないと思うわけだ。ちなみに当時のAKB48人気はまさに絶頂で、東京ドームの巨人戦でAKBクリアファイル付きチケットが販売されていたし、2012年開幕戦の巨人対ヤクルトでは国歌斉唱に登場したりしていた。そんな全盛期の格闘王・前田敦子を紹介役にドラッカーを知るというコンセプトは説明パートのテンポも良く退屈させない。もちろん野球部の定義や野球部のイノベーションの考え方はそのまま会社にも当てはまる(だからベストセラーになったわけだが)。「あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、方向づけ、努力を実現するには『われわれの事業は何か。何であるべきかを』定義することが不可欠である」「イノベーションとは組織の外にもたらす変化なの。古い常識を打ち壊し、新しい野球部を創造することで高校野球界の常識を変える。古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものは、計画的かつ体系的に捨てていく」そして、高校野球にとって死につつあるものは「送りバントとボール球を打たせる投球」というセイバーメトリクス的な答えを導きだす。この映画の折り返し地点までの約1時間はかんたんドラッカー入門編としても秀逸だと思う。さて、ここからは野球ファンの目線になってしまうが、後半は間延びする野球の試合や青春ドラマ展開で一気にペースダウンしてしまう。これは邦画の野球映画全体に言えることだが、試合の山場の見せ方や客席のエキストラ含め寂しく、役者のプレースキルもバラつきがありすぎて感情移入するのは難しい。いまだにアメリカ野球映画の定番としておなじみの『メジャーリーグ』や『ミスターベースボール』の何が最高かと言えば、やはり野球の試合シーンの見せ方なのである。そんな中、ひとり飛び抜けて素晴らしいのが、柏木次郎役で程久保高校の捕手を務める池松壮亮だ。池松は小学生時代に野球の上手い子が九州中から集まってくる強豪チームでセンターを守るバリバリの野球少年だったという(ほぼ日刊イトイ新聞「俳優の言葉。」より)。とにかく投げる、捕る、美しいバットスイングからユニフォームの着こなしまで、ひとりだけ別次元のポテンシャルを発揮している。ぜひ傑作と噂の野球小説『ボス、俺を使ってくれないか?』(白泉社)の映像化の際には、主役の石原昌利役を演じてほしいものである。正直、本作はアイドル映画としても野球映画としてもいまいち弱いと思う。ただ、この映画が劇場公開されたのは2011年6月4日だった。あの東日本大震災から約3カ月後のことである。当時の揺らぐ社会において、人々はこれまでの働き方や組織のあり方を問われていた。あれから9年、新型コロナウイルスに揺れる今の世界だからこそ、再び自分の仕事や会社を見つめなおすきっかけになりそうな一本だ。今さらじゃなく、今こそ。お前さん、この映画を見なくていいのかい?
2020年04月10日ディズニープリンセスデザインのコスメアイテムが、全国のディズニーストア及びオンライン店に登場。アリエルや白雪姫のコスメ雑貨ディズニープリンセスデザインのコスメシリーズは、黒を基調としたクールなデザインが特徴。シックなブラックの下地の上に、アリエルや白雪姫など、人気のディズニープリンセスと彼女たちの物語に登場するキャラクターなどをあしらった。ラインナップは、メイクブラシやポーチ、ミラーなど、毎日のメイクタイムが楽しくなるコスメ雑貨たち。シリーズで集めて揃えて使ってもOKだ。ダンボやバンビのさくらモチーフコスメ雑貨また、さくらをイメージしたピンクのコスメシリーズも登場。ダンボ、101匹わんちゃん、バンビなど人気キャラクターと、さくらの花びらを組み合わせてキュートなデザインを完成させた。こちらも、メイクポーチやハート型ミラーなど、バリエーション豊富なコスメ雑貨を揃えている。フェルナンダのフレグランスもさらに、ロサンゼルス発フレグランスブランド・フェルナンダ(FERNANDA)と共に製作したボディミストやハンドクリームなども用意。香りは、爽やかなリーフィーグリーンに、フローラルローズ、アンバーを重ねた「リンダ フロール」だ。【詳細】ディズニープリンセスデザインのコスメシリーズ※2020年2月下旬現在発売中。<グッズ例>・メイクブラシ 1,500円+税・ミラー 1,800円+税・ポーチ 各1,800円+税・ハンドミラー 各600円+税・フェルナンダ共同企画製品 フレグランスボディミスト 1,600円+税・フェルナンダ共同企画製品 フレグランスハンドクリーム 850円+税取り扱い店舗:全国のディズニーストアとオンライン店※一部店舗では取扱いしていない場合あり。※販売店舗はアウトレット店を除く。※商品のデザイン、価格、発売日、販売店舗、仕様は変更になる場合あり。
2020年03月01日先日リリースしたアルバムが大きな話題となった木村拓哉が、女性ファッション誌「ELLE Japon」(エル・ジャポン)の4月号に登場することが分かった。今回、世界的写真家・森山大道が木村さんを撮り下ろしたフォトストーリー&インタビューを全9ページで掲載。2020年が明けて間もない新宿ゴールデン街。ここを舞台に、木村さんの現在を切り取った。また、インタビューでは、明石家さんまからの助言、久しぶりに挑む音楽活動とその支えとなる忌野清志郎の存在など、新境地について現在の気持ちを語る。ボスこと忌野さんからかつて提供された楽曲を収録している今回のアルバム。木村さんは「ボスは大きいというか、温度かな?あったかさというか。今回のライブはどんなにボロカスなものに仕上がったとしても、『OK、ベイビー』って言って一瞬だけ目を合わせて、『まだまだだね』って感じで笑ってくれるんじゃないかな、と思います」とインタビューで答えている。また、木村さんの出演が決定している2月29日(土)放送予定の音楽番組「SONGS」では、今回撮り下ろされた写真8点が使用される。同号では、木村さんのほかにも、女優・門脇麦のインタビュー&ファッションポートレートをはじめ、長谷川潤、水原希子、三吉彩花ら個性豊かに着こなした最新ファッション、モトーラ世理奈の春メイクなどを紹介。ほかにも、「Snow Man」ラウールと「ディオール(DIOR)」がコラボしたスペシャルコンテンツも掲載する。「ELLE Japon(エル・ジャポン)」4月号は2月28日(金)発売。(cinemacafe.net)
2020年02月26日ジャンルを問わず数々の映画に出演し、世界中の映画ファンを魅了し続けるエル・ファニング。新作のニュースが尽きない彼女が主演を務め、歌声を披露する2020年の最新作が1月10日公開の『ティーンスピリット』。この度、本作への出演を熱望していたというエルが、その理由や、圧巻の歌唱パフォーマンスを披露する役作りで参考にしたアーティストなどを自ら語るインタビュー映像がシネマカフェに到着した。『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミスとの共演が話題のNetflix映画『最高に素晴らしいこと』がまもなく配信予定、先日はクリスティン・ハナの世界的ベストセラー小説をメラニー・ロラン監督が映画化する『The Nightingale(ザ・ナイチンゲール)』に実姉のダコタ・ファニングと姉妹役を演じることが発表されるなど、大活躍中のエル。いまや一流監督からもひっぱりだこの実力派女優となったエルだが、映像では「マックス・ミンゲラ監督が脚本を書いていて、監督もするという情報が出たんです。でもキャスティングはまだだと。記事にはオーディションに挑戦するティーンの話だとありとても惹かれたんです。歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と本作への出演は自ら熱望していたことだったと明かす。しかし、そんな彼女の熱意とは裏腹に、なんと監督はじめスタッフたちからは「(この役は)私向きじゃないと言われました。なぜならポーランド系で歌える女優を探していたからです」と、一度は役に不向きだとネガティブな返答をもらっていたという。そんな中でも、ミンゲラ監督と直接話をしたうえで、どうしてもこの役をやりたくなったというエルは、そのハングリー精神から自らが歌えることを証明するために3か月ものボイストレーニングに励んだことや、ヴァイオレットが移民2世という設定からポーランド語のセリフも練習したことを打ち明ける。何より、劇中で披露されるのはエル自身が吹き替えなしで、実際に歌っている歌声であり、その歌唱パフォーマンスにも高い期待が集まっている本作。そんな中でエルは役作りにあたり、「ケイティ・ペリーとレディー・ガガのドキュメンタリーを見ました。グゥエン・ステファニーは大好きだし、テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデのライブも見ました。実在するポップスターを参考にしましたね。ヴァイオレットが真似しそうなアーティストをたくさん見たり聞くようにしてました」と。数々のポップスターたちのパフォーマンスを参考にしたとコメント。さらに、リアーナのパフォーマンスを参考にしたというクライマックスシーンについては「あの曲を歌うのは本当に楽しくて、一日中撮影していました。何度も何度も歌って、怒りを爆発させて、自分を解き放ち本当のヴァイオレットになるんです。抱えた様々な問題から解き放たれるんです」と、彼女が演じるヴァイオレットが自らの殻を破る重要なシーンになるということについても語っている。『ティーンスピリット』は1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ティーンスピリット 2020年1月10日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
2020年01月09日エル・ファニングが主演を務め、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再結集した『ティーンスピリット』。本作でエルは本格的な歌唱シーンに挑み、新たな才能をスクリーンで表現する。「天は二物を与えず」ということわざがあるが、この冬は演技に、歌に、才能溢れる女性たちが活躍する映画が続々と公開される。エル・ファニング、歌は「山ほどあるやりたい事リストの1つ」『ティーンスピリット』先日、主演を務めた『ガルヴェストン』メラニー・ロラン監督の最新作『The Nightingale/ナイチンゲール』(原題)で、同じく女優として活躍する実の姉、ダコタ・ファニングと遂にスクリーンの中でも姉妹を演じ、初共演を果たすことが発表され、ファンの中でも大きな話題を集めたエル・ファニング。『マレフィセント』シリーズのオーロラ姫からソフィア・コッポラ監督やニコラス・ウィンディング・レフン監督らのアート作品まで、幅広い作品に引っ張りだこのエルの最新作が、彼女と恋のうわさも出ている俳優マックス・ミンゲラの長編映画監督デビュー作『ティーンスピリット』だ。演じるのは、イギリス・ワイト島で、移民として母子家庭で育ったヴァイオレット。歌手を目指す役柄ということで、エルは吹き替えなしで本格的な歌唱に挑戦している。「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と常々挑戦したかった音楽映画ということもあり、本作には自ら出演を熱望していたそう。撮影に臨むにあたり、エグゼクティブ音楽プロデューサー/作曲として携わったマリウス・デ・ヴリーズ(『ラ・ラ・ランド』エグゼクティブ音楽プロデューサー)と一緒に3か月にわたるボイス・トレーニングを行い、女優として培った表現力に加え、高い歌唱力を披露している。内気なヴァイオレットが自分の殻を破って夢に向かってまっすぐ突き進んでいく姿、そしてクライマックスでみせる魂を震わすパフォーマンスは鳥肌モノ。映画を観終わったあと、きっと誰もが背中を押してもらったような気持ちになれるはず。2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。エミリア・クラークが歌う世界的ヒット曲『ラスト・クリスマス』全世界で愛されている「ワム!」の同名曲をモチーフに、「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング主演で描いたロマンチックコメディ。華やかなロンドンのクリスマスショップで妖精エルフのコスチュームに身をまとうケイトは仕事に身が入らず、乱れがちな生活を送っていた。歌手を夢見るも、オーディションに落ち続ける彼女の前に現れたのは不思議な青年トム。トムはケイトが抱える様々な問題を見抜き、彼女に答えを導き出してくれた。そんなトムに心をときめかせるケイトだが、やがてトムの意外な真実を知ることになり…。世界的な大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の後、初の主演映画となったエミリア自身、「まさか歌えるラブコメ映画に出演できるなんて」と喜びを表している。全国にて公開中。森七菜、日本のネクストブレイク女優が透明感ある歌声披露『ラストレター』『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』と数々の名作を世に送り出してきた岩井俊二監督の最新作『ラストレター』は、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まった2つの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く。歌声を披露するのは、岸辺野颯香/遠野裕里(回想)役の二役で出演する森七菜。新海誠監督の『天気の子』でヒロインの天野陽菜役に2,000人以上のオーディション参加者の中から抜擢されたことで一躍有名になった、いま日本でもっとも旬な女優が、本作の主題歌「カエルノウタ」で歌手デビューを果たす。本作以外にも、2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説「エール」では二階堂ふみの妹役で朝ドラ出演が決定するなど、俳優に、声優、歌手とますます活躍の場を広げる森さんから目が離せない。2020年1月17日(金)より全国東宝系にて公開。テイラー・スウィフトら、“猫”役で歌声披露『キャッツ』ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、イドリス・エルバ、イアン・マッケランなど豪華共演でも話題の、世界中で愛されるミュージカルの実写映画化『キャッツ』。先日、最新アルバム「ラヴァー」のプロモーションで来日したばかりの歌姫テイラー・スウィフトは、魅惑的な赤毛のメス猫ボンバルリーナ役で出演。さらに、本作のためにミュージカル「キャッツ」の原作者兼作曲家であり、映画版の制作にも携わる巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーと共同で劇中歌「ビューティフル・ゴースツ(Beautiful Ghosts)」を制作、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞にノミネートされている。この新曲は作品にとって「非常に重要で軸になるパート」とウェバーからも明かされており、テイラーが歌うエンドクレジット版の同曲にも期待が高まる。もちろん、グリザベラ役を演じる『ドリームガールズ』でオスカーを獲得したジェニファー・ハドソンが熱唱する名曲「メモリー(Memory)」も必聴。なお、バレリーナのフランチェスカ・ヘイワード演じるヴィクトリア役を葵わかなが務めるなど、日本語吹き替え版にも注目だ。2020年1月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラストレター 2020年1月17日より全国東宝系にて公開ⓒ2020「ラストレター」製作委員会キャッツ 2020年1月24日より全国にて公開© 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.ティーンスピリット 2020年1月10日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 VIOLET DREAMS LIMITED.ラスト・クリスマス 2019年12月6日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© Universal Pictures
2020年01月04日エル・ファニングが主演し、ケイティ・ペリーなど人気アーティストの楽曲が満載の『ティーンスピリット』から、エルの初となるMVが到着。ロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」をエモーショナルに歌い上げている。ステージに乗るエル演じるヴァイオレットが、少し緊張気味に自己紹介するシーンから始まる本MV。彼女が初めてオーディションでパフォーマンスを披露したシーンの本編映像だ。彼女がオーディションの1曲目に選んだのは、ロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」。田舎で暮らし、“自分の居場所がない”と感じるヴァイオレットの心の内と重なるような曲をパワフルに歌い上げている。『アイ・アム・サム』でわずか2歳でスクリーンデビューを飾ったエルは、以降、『マレフィセント』『アバウト・レイ 16歳の決断』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』に出演し順調にキャリアを積み重ね、いまや様々な作品に引っ張りだこ。そんな彼女は、本作では本格的な歌唱シーンに吹き替えなしで挑戦。圧倒的な表現力を歌でも見せつける。エルは「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と語り、自ら出演を熱望したほど。さらに「私は歌手としては知られていなかったので、この役を貰うために歌手が出来るということを証明しなくてはなりませんでした。そして、マックス・ミンゲラ監督に会って話をしたら、この映画を同じように捉えていたし、同じビジョンを持っていることが分かりました。それで余計にどうしてもこの役をやりたくなって、チャレンジを決意したんです」とコメント。そしてエルは、打合せ後すぐから3か月間、毎日歌の特訓を行ったそうで「音楽プロデューサーのマリウス・デ・ヴリーズとヴォーカルトレーニングをしたんです」と猛特訓を明かし、マックス・ミンゲラ監督も「そのトレーニングと基礎づくりのおかげで私もより大胆に歌唱シーンを撮ることができた」とそんな努力を称えている。『ティーンスピリット』は2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ティーンスピリット 2020年1月10日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
2019年12月19日ディズニープリンセスの“ベル”と“アリエル”をモチーフにしたシューズ&バッグが、ロンドンシューズブランド「イレギュラー・チョイス(Irregular Choice)」より登場。2019年12月より、ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店及び公式ディズニーストア オンライン店にて発売予定。2人のディズニープリンセスが主役これまで白雪姫やムーラン、オーロラ姫といったディズニープリンセスを主役にしてきた人気シリーズに、『美女と野獣』のベルと、『リトル・マーメイド』のアリエルが仲間入り。それぞれの作品の世界観をユニークに表現したアイテムが揃う。『美女と野獣』のベル『美女と野獣』シリーズの注目は、ベルが野獣とのダンスを楽しむ名シーンを再現したショートブーツ。ブーツのアッパーは、ベルのアイコンドレスカラーであるイエローと、野獣のタキシードカラーのブルーをミックス。履き口には、舞台幕風の華やかなデコレーションをあしらって、ゴージャスなムードをプラスしている。フラットタイプのパンプスには、ベルと野獣のモチーフをそれぞれ片方ずつにオン。奥深いブルーのアッパーに輝く金色の刺繍に連動して、履き口のヘムやインソールも煌びやかなゴールドで統一しているのが特徴だ。2人を見守るユニークなキャラクターたちもバッグやシューズに。中でもオススメは、“ティーポットとカップの親子”ポット夫人とチップや、置時計のコグスワース、ろうそくの燭台であるルミエールが集合したポーチ型バッグ。パステル調のレインボーカラーを背景にした、ファンタジックな仕上がりとなっている。『リトル・マーメイド』のアリエル続く『リトル・マーメイド』シリーズは、物語の舞台となる海の“ブルー”がキーカラー。構築的なフォルムのブルーのブーツは、髪をなびかせるアリエルを主役に、パールやグリッターを飾った美しい海の世界が印象的。スケルトンのカプセル型に仕上げたヒール部には、アリエルと魔女のアースラが顔を覗かせる、遊び心溢れる仕掛けも。ブルーのシューレースがアクセントになるスニーカーは、全面にグリッターをあしらった煌びやかな一足。アッパーには、アリエルををはじめ、魚のフランダー、蟹のセバスチャンといったキャラクターを大胆にデコレーションしている。邪悪な海の魔女・アースラをモチーフにしたクラッチバッグには、彼女の持つダークな雰囲気をたっぷりと閉じこめて。フラップポケットから飛び出すアースラのフェイスは、何かを企んでいるかのような意地悪な表情。ブラックのスパンコールが怪し気に輝くバッグ本体には、アースラの子分である双子のウツボを左右対称に配している。詳細イレギュラー・チョイス「ディズニープリンセス」コレクション発売時期:2019年12月予定取扱店舗:・ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店住所:千葉県浦安市舞浜1-4 イクスピアリ274TEL:047-304-3932・公式ディズニーストア オンライン店アイテム例:■美女と野獣・A Tale of Enchantment(ショートブーツ) 27,000円+税・As Old As Time(パンプス) 21,000円+税・Be Our Guest! Bag(バッグ) 11,000円+税■リトル・マーメイド・Just Me & The Sea 48,000円+税・Total Catch(スニーカー) 24,000円+税・Elegant Evil Bag 17,000円+税【問い合わせ先】ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルームTEL:03-3401-5001
2019年12月14日ファッションメディア「ELLE」による「エル シネマアワード2019」授賞式が12日に行われ、門脇麦、中村倫也、佐久間由衣、蜷川実花監督が登場した。同賞は文化人や映画ジャーナリスト、ファッション関係者ら約40名を迎え、独自の視点でその年のナンバーワンの映画を選ぶ「エルシネマ大賞」に、「エル ベストアクトレス賞」「エル ベストディレクター賞」「エル メン賞」「エル・ガール ライジングスター賞」の4部門を加えたもの。映画ライターのよしひろまさみち、エルの坂井佳奈子編集長がナビゲートを務めた。2019年は映画『あの日のオルガン』『"隠れビッチ"やってました。』『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』『屍人荘の殺人』に出演し、今後の活躍に期待したい女優に贈られる「エル・ガール ライジングスター賞」に輝いた佐久間。Rick Owensのドレスで登場した佐久間は、スリットから覗かせた圧倒的美脚で会場を驚かせる。「本当に身に余る光栄な気持ちです。作品の数ではなく、ひとつひとつ丁寧に向き合える作品に出会えたことを本当に幸せだなと感じています。このお仕事はどこまでも果てしなく他力本願なお仕事で、その中でこの場所に立てていることを改めて関わってくださった皆さんに感謝したいと思います」と感謝の言葉を述べた。また「19歳の時にこのお仕事をはじめさせていただいて、それまでファッションにはほとんど無頓着で、ぼーっとして生きてきたんですけど、この仕事を始めてから、用意していただいた洋服を着て役作りしていくことで心が豊かになっていくことだったり、それとは逆に自分が選んで洋服を来てそこから気持ちが変わっていくことだったり、ファッションから勉強させていただいた」と心境を吐露。「ファッションと映像のお仕事は切っても切り離せないような関係性にあるなと感じています。これからも両方を自分らしく向き合っていけたらなと思っています」と意気込んだ。○エル シネマアワード2019 受賞一覧エル・ベストディレクター賞:蜷川実花エル・ガールライジングスター賞:佐久間由衣エル・メン賞:中村倫也エル・ベストアクトレス賞:門脇麦1位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2位 女王陛下のお気に入り3位 マリッジ・ストーリー4位 ジョーカー5位 マックイーン:モードの反逆児6位 グリーンブック7位 COLD WAR あの歌、2つの心8位 イエスタデイ9位 ボーダー 二つの世界10位 バーニング劇場版
2019年12月14日ファッションメディア「ELLE」が主催する「エル シネマアワード2019」が12月12日(木)、都内にて行われ、門脇麦、中村倫也、佐久間由衣、蜷川実花監督が各賞を受賞した。「エル シネマアワード2019」は、日本の映画界で輝く女優と監督に贈る「エル ベストアクトレス賞」、「エル ベストディレクター賞」、今年目覚ましい活躍をした男性に贈る「エル メン賞」、今後の活躍に期待したい「エル ガール ライジングスター賞」の4つの部門を設けた授賞式。中村倫也「やったら手ごたえを感じた1年」「エル メン賞」を受賞した中村さん。2019年は1月期に放送されたTBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」の出演を皮切りにドラマ2本、映画4本、舞台1本と目覚ましく出演し続け、とどめは『アラジン』の日本語版吹替にオーディションで抜擢され美声も披露するなど、実力をいかんなく発揮した1年となった。「ディオール(DIOR)」のタキシードを身に着けた中村さんは颯爽と現れるも、トロフィーを受賞すると、なぜかお茶目にガッツポーズ。2019年をふり返り、「今年は1個1個着実にというか、すごい不安がいっぱいだったけど、やったら手ごたえを感じた1年でした。そういう実感はなかなか持てるものでもないと思いますし、今後、生涯の財産になるような仕事をさせていただいた」と貴重な年だったと語った。出演作が多かったことについては、「去年までは恋愛ドラマに出してもらっても、恋愛の何角形とか、あれに入れない人をやっていたので、ねえ(笑)?」と苦笑気味。さらに、役との切り替えについて聞かれると、「切り替えはあまり考えていないかもしれないです。現場に行って、衣装やヘアメイクとかの力を借りて」と言いながら、この日のタキシードにも力を借りた様子で「僕は今日5割増しで、これが限界です!」と、かわいらしく微笑んだ。門脇麦「引っ張っていけるような人間になりたい」そして、「エル ベストアクトレス賞」に選出された門脇さんは、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のオートクチュールのドレス、さらには32カラットのエメラルドのイヤリングを纏って華やかに登場。本年は『チワワちゃん』で現代っ子を、『サムライマラソン』では時代劇、小松菜奈とW主演した『さよならくちびる』では『ナミヤ雑貨店の奇蹟』以来、歌にも挑戦し小松さんとともに「ハルレオ」としてCDデビューも果たし、充実の年となった門脇さん。受賞のコメントでは「今年公開の映画は、私よりも年下の若いキャストの方々と仕事の機会が多く、まだ未熟者ですし気持ちは若手ですけど、それでも若手の気分でもいられないというか。早く現場を支えられるような、引っ張っていけるような人間になりたいと強く思った1年でした」と、迫りくる来年の作品についても強い気持ちで意気込んでいた。佐久間由衣「本当に幸せ」、蜷川実花監督「貪欲です」「エル ガール ライジングスター賞」の佐久間さんは、アヴァンギャルドなデザイナーのコレクションで、お腹の部分がざっくり開いたドレスを堂々と着こなし、「パニックですけど、すごく光栄です」と笑顔を見せる。そして「作品の数ではなく、ひとつひとつ丁寧に向き合える作品に出会えたこと、本当に幸せだと感じています」と周りへの感謝を語った。また、「エル ベストディレクター賞」の蜷川監督は、「映画をやっている最中大変だけど、終わるとすぐやりたいってなる。とりつかれたようにやりたくなるものだな、と作品を重ねるほど思います。貪欲ですよ、ほしいものを全部手に入れるために頑張ります」と、女性が広く活躍できる現場になればという願いも込めてスピーチしていた。(cinamacafe.net)
2019年12月12日エル・ファニングが主演を務め、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再結集した『ティーンスピリット』。『マレフィセント』シリーズなどで知られるエルが本格的な歌唱を披露していることでも話題だが、ポップスターを夢見る主人公を演じるために行った役作りについて明かした。2歳8か月でデビューして以降、『SOMEWHERE』『SUPER8 スーパーエイト』『マレフィセント』など数多くの作品に出演し、透明感とスイートな魅力で映画ファンを虜にしてきたエル・ファニング。いまやハリウッドから絶大な支持を集めると同時に、若手俳優の代表格として出演オファーが絶えない状況の中、最新作となる『ティーンスピリット』で圧倒的なパフォーマンスで歌い上げる姿は新境地といっても過言ではない。本作はイギリスの田舎町で暮らす、歌うことが好きな内気な主人公・ヴァイオレットが、国際的に有名な人気オーディション番組「ティーンスピリット」に挑戦し、歌手になるという夢を掴もうと励むストーリー。さらに、『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフがアレンジを手掛けたケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセンといったヒット・チャートを賑わす人気アーティストの楽曲が物語を彩る。今回、歌手を夢見る少女という役どころを演じるにあたり、エルはロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」やエリー・ゴールディングの「ライツ」、シグリッドの「ドント・キル・マイ・ヴァイブ」といったヒットソングを吹き替えなしで歌っている。そのパフォーマンスはすでに予告編でも解禁されており、SNSでは「エル・ファニング、歌も歌うの知らなかった。しかもめちゃくちゃ良い。無敵!」と驚きの声があがっている。そんな彼女が、本作に挑むにあたって参考にしたのは世界的なポップスターたち。「ケイティ・ペリーとレディー・ガガのドキュメンタリーを見ました。グウェン・ステファニーは大好きだし、テイラー・スウィフトやアリアナ・グランデのライブも見ました」と、ヴァイオレットが実際に真似しそうなアーティストにたくさん触れたり、聞くようにしていたという。さらに、「最後のパフォーマンスはリアーナを参考にした部分もあります。HIPHOPのヴァイブスをヴァイオレットに持って欲しかったので」と自身の演じる役どころへの飽くなき探求心を披露したエル。自ら出演を熱望し、3か月にも及ぶボストレーニングの末に勝ち取ったというエルの本気度と新たな新境地に注目だ。『ティーンスピリット』は2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ティーンスピリット 2020年1月10日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
2019年12月07日『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再結集し、エル・ファニングが歌声を披露する青春音楽映画『ティーンスピリット』。この度、過酷なオーディションに挑むエル演じる主人公の葛藤や成長を映し出したUS版ロング予告が解禁となった。音楽の才能と情熱を秘めた若者たちが予選から熱く競い合い、栄冠を目指すオーディション…そこには過酷なプロセスや、合格/落選という悲喜こもごもなど、夢に向かって突き進む彼らの数々のドラマが存在する。本作はそんなリアルな“舞台裏”を描いた作品だ。今回の予告編では、バイト先のパブで歌うヴァイオレットと偶然出会い、のちに彼女の師となる元オペラ歌手のヴラド(ズラッコ・ブリッチ)や、レコード会社の幹部でオーディション審査員のジュールズ(レベッカ・ホール)といったキーパーソンたちの台詞が収められている。「歌が好きな人はいくらでもいる。あなたは別物。でもパフォーマーとしては未熟」とジュールズから語られる通り、ヴァイオレットはオーディションの中で大勢のライバルと戦っていくのと同時に、自分と向き合わなくてはならない。そんな彼女に基礎を教えながら、「君ならできる。心から歌え」と親身に声をかける師・ヴラドの存在の一方、「あなたは幼虫。私たちは繭。手を組めば─蝶が生まれるかも」という甘い言葉で、オーディションが終了する前にレコード契約を持ちかけてくるジュールズ。大人の思惑も絡み始めたオーディション番組の舞台裏で、彼女はどう成長していくのか?『イングリッシュ・ペイシェント』などを手掛けた巨匠、アンソニー・ミンゲラ監督を父に持ち、自身は俳優としても活躍するマックス・ミンゲラ監督は、「この映画はヴァイオレットがどのようにして確固たる意志と自信を身につけていくか、その過程を中心に見つめるが、それは彼女が自由に歌う自信をつけていく過程であると同時に、人に認められなければならないという考えから解放される過程でもある。ヴァイオレットと同じように夢と現実の間の隔たりに苦しんでいる人がいるのなら、この映画が自分の声を信じるインスピレーションになる事を願う」とコメントを寄せている。オーディションを彩る音楽は『ラ・ラ・ランド』のスタッフチームが担当している本作。ケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセンらの楽曲ほか、本映像でも披露されるエリー・ゴールディングの「ライツ」をはじめ、ロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」やシグリッドの「ドント・キル・マイ・ヴァイブ」といったヒットソングをエルが吹き替えなしで力強く歌い上げている。『ティーンスピリット』は2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ティーンスピリット 2020年1月10日より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 VIOLET DREAMS LIMITED.
2019年12月03日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2日(現地時間)、「ザ・ファッション・アワード」が開催された。レッドカーペットでは、ジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェット、シェイリーン・ウッドリー、エミリア・クラークら女優、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ウィニー・ハーロウらスーパーモデル、歌手のリタ・オラ、デザイナーのジョルジオ・アルマーニまで、各業界のファッションに敏感なセレブたちがゴージャスなファッションを披露した。来場者の中でも、注目を浴びたのがリアーナだ。自身がLVMHグループと組んで手掛けるブランド「フェンティ(Fenty)」が、「アーバン・リュクス賞」にノミネートされていたことから、出席するかもしれないといううわさが飛び交う中、サプライズ登場。「フェンティ(Fenty)」は見事受賞し、プレゼンターのジャネット・ジャクソンが「あなたのスタイルは愛され、アーティスト、起業家として尊敬の念を集めている。そして、LVMHとタッグを組んでブランドを始めた、初の黒人女性です」とリアーナを称えた。リアーナは「若い黒人女性の私を信じてくれてありがとう。私が最も愛していることをする機会を与えてくれたことにも感謝しています」と述べ、LVMHの代表のアルノー氏にも感謝を伝えた。(Hiromi Kaku)
2019年12月03日クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる英グラモフォン・アワードの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが来日公演を開催する。今回は、東京(紀尾井ホール)/名古屋(電気文化会館ザ・コンサートホール)/大阪(あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール)/北海道(札幌コンサートホールkitara小ホール)でのリサイタルと、すみだトリフォニーホール(東京)での「グレイト・ピアニスト・シリーズ」の計5公演に期待がかかる。リサイタルには、ラモー、ドビュッシー&ムソルグスキーが用意され、特にムソルグスキーの「展覧会の絵」におけるオラフソンのパフォーマンスは注目の的。単なるピアニストの枠を超えたステージパフォーマンスを体験できそうな予感がする。一方「グレイト・ピアニスト・シリーズ」では、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演によるモーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番」のほか、ヨハン・セバスチャン・バッハの「イタリア風アリアと変奏」他が披露される。さてさてグラモフォンアワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の最新受賞者の実力やいかに!?●公演概要「ヴィキングル・オラフソンピアノ・リサイタル」・12月04日(水)紀尾井ホール・12月06日(金)電気文化会館ザ・コンサートホール・12月07日(土)あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール・12月13日(金)札幌コンサートホールKitara小ホール「ヴィキングル・オラフソン&新日本フィル/グレイト・ピアニスト・シリーズ」・12月11日(水)すみだトリフォニーホール大ホール●来日公演の詳細は、 ●来日に向けた本人からのコメント動画●ヴィキングル・オラフソン(ピアニスト)Photo: Gramophone・Askew Miller1984年アイスランド生まれ。2008年にジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドのクラスを卒業。ジュリアード・オーケストラ、アイスランド交響楽団などと共演。オックスフォード大学とレイキャヴィーク大学で音楽のマスタークラスの指導者として迎えられるだけでなく、クラシック音楽に新しい扉を開くことを目的とした学生のためのアウトリーチ・リサイタルも開いている。5つのピアノ協奏曲を初演。彼はまた、音楽を広めるためにメディアに出演し、アイスランド放送のための約10本のテレビシリーズ「音楽エピソード」の制作も行った。2012年にはレイキャヴィク・ミッドサマー音楽祭を創設して芸術監督を務める。また、2015年からはスウェーデンのヴィンターフェスト音楽祭の芸術監督に就任した。アイスランド音楽賞、アメリカン・スカンジナビア社会文化賞、ジュリアード・バルトーク・コンクール賞、ロータリー財団文化賞など、多くの賞を受賞。庄司紗矢香やビョークらとも共演し、アイスランドに新風を吹き込む若き音楽家。彼は伝統的なコンサート・ピアニストであると同時に、ビョークやオーラヴル・アルナルズ等コンテンポラリー・コンポーザーたちともコラボレーションを行い新たな世界を切り拓いている。
2019年12月02日