優しい感情に思いを馳せてーギリシャ神話における愛の神「エロス」をモチーフにした「キュピドン」プリントのカプセルコレクションが1月下旬にオンライン限定で発売されました。ホワイト、レッド、ブラックの鮮やかな色調のアイテムがあしらわれたこの魅力的なモチーフは、メゾンのクリエイティビティに常に影響を与えてきた、情熱と尊い感情への賛歌です。「LADY D-LITE」バッグ 63万8,000円「ディオール ブックトート」バッグ 44万円「ミッツァ」スカーフ 2万9,150円マグカップ 1万8,700円ノートブック 1万890円@DIOR#DIOR #ディオール【お問合せ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年02月01日生涯で2,500人以上の女性と関係を持ったといわれ、“エロスの祭司”とも称された異端の詩人と、親友の妻との秘められた愛と官能の物語を紐解く『不実な女と官能詩人』(原題『CURIOSA』)が、11月1日(金)より公開されることが決定した。作曲家クロード・ドビュッシー、小説家アンドレ・ジッド、詩人オスカー・ワイルドなど高名な芸術家たちと交友を結び、影響を与えたといわれるフランス象徴主義の詩人ピエール・ルイス。彼の死後、自身で撮影したと思われる大量のポルノ写真が見つかる。そのモデルのうちのひとりは、著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアの次女で、親友の妻だったマリーだった。道ならぬ恋におちた2人はどのように出会い、関係を結んでいったのか。なぜ、ピエールは女性の痴態を撮影し続けたのか。フランス文学史にその名を刻む異端の詩人、その秘められた愛と官能の物語が明らかにされる。主演をつとめたのは、『英雄は嘘がお好き』『パリの家族たち』などに出演し、いま注目を集めるノエミ・メルラン。そして稀代のプレイボーイ、ピエール・ルイスを演じるのは『ポリーナ、私を踊る』『KOKORO』『胸騒ぎの恋人』などで知られるニールス・シュネデールとフランスの次世代を担う若手スターが共演。監督は、新進気鋭の女性監督ルー・ジュネ。本作を単なる官能の物語ではなく、19世紀末、女性が思うように生きられなかった時代に自由に生きたいと願った1人の人間の人生の記録として描き出す。あらすじ19世紀、パリ。著名な詩人ジョゼ・マリア・ド・エレディアを父に持つマリーは、新進気鋭の詩人ピエール・ルイスと恋に落ちる。しかし、2人の思いを知ってか知らずか、両親は金銭的理由から同じくマリーに思いを寄せていたピエールの親友で貴族出身の詩人アンリ・ド・レニエとの結婚を決めてしまう。打ちひしがれたピエールはアルジェリアに渡り、女性の痴態・官能美を写真に収めることに情熱を傾け退廃的な生活を送る。アンリの一方的な思いだけが結べつけたマリーの結婚生活もまた、味気なく乾ききったままだった。1年後、ピエールが帰国したとのうわさを聞きつけ、マリーはたまらず彼のもとに駆けつける。「あなたと結婚したかった」――マリーが発した言葉、それが彼女とピエールの長い長い情交の始まりだった。セックス、文学、そして官能的な写真の数々。2人の奔放な関係は周囲の人々を巻き込み、思いも寄らない方向へ転がり始めてゆく――。『不実な女と官能詩人』は11月1日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月01日官能という言葉を、セックスをするという狭い世界から解き放ち、読者の五感をくすぐるように描き出す田中兆子さん。『私のことならほっといて』は、恋人に裏切られた若い女性の小さな復讐とカタルシスの物語「歓びのテレーズ」や、娘の視点から母の愚かで一途な愛を描く「薄紅色の母」など、少女から大人までを主人公にした7つの短編集。女性たちがふとした瞬間に触れる、自分だけの“官能”を描く短編集。「文芸誌の官能特集などに寄稿したものをまとめました。そのつど編集の方といろいろやりとりしながら、百合風あり、ディストピアものありと、いろいろなテイストに挑戦できて楽しかったです」表題作で描かれるのは、人妻の破滅的な恋。〈私〉はダブリンの街で見知らぬ男性に心惹かれるが、それは夢での逢瀬。しかし、その夢の中で続く不倫は、やがて平穏だった日常生活を侵食し始めて…。「私も、子どものころからの妄想グセが夢でも続いて、何日も何年も続くシリーズドラマのようになってしまったことがあります(笑)。私の場合、創作のきっかけとして、記憶はまるで頼りにならない。なので、妄想や夢や偶然見かけたニュースなどがごっちゃになって、それがふと立ち上がってくる感じです。短編は特に、ジョゼフ・コーネルの“箱作品”のようなものに近いかも」好きな文芸作品の持つイメージにインスパイアされることも多いそう。たとえば、表題作のモチーフは、篠田節子の短編「レクイエム」で扱われたある種のタブー。死別した夫の片脚と同居する未亡人の心理を描いた「片脚」は、田中さんが川端康成の「片腕」という作品を偏愛しており、そこから考えたお話だという。「私はセックスシーンよりフェティシズム的な世界を書くのが好きですが、自分自身に何かフェティッシュな欲望があるかといえばそうでもないんです。強いて言えば、肉体の質感やかたちの変化を観察すること。編集さんにも『男女問わず、人体描写がねちっこいですね』と言われました(笑)。若くてぴちぴちした肉体だけではなく、老いてしなびたのも味わいがあります。やせただの、色つやが悪くなっただの、そういう変化を愛でる気持ちに愛を感じてしまう。登場人物はみなちょっと病んでいたり変だったりするけれど、そういう人も肯定したいんです」たなか・ちょうこ1964年、富山県生まれ。作家。2011年、「べしみ」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。同作を含む処女短編集『甘いお菓子は食べません』が話題に。他の著書に『徴産制』など。『私のことならほっといて』著者1年ぶりの新刊は、リベンジ・ポルノ、匂いフェチ、管理された生殖など、現代的で切なくて、ちょっときわどいエロスの世界が7編。新潮社1500円※『anan』2019年7月31日号より。写真・土佐麻理子(田中さん)中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天沙子(by anan編集部)
2019年07月28日ヴェルサーチ(VERSACE)は、新フレグランス「エロス フェム オーデトワレ」を2016年8月1日(月)に発売する。アートディレクターのドナテッラ・ヴェルサーチが贈るのは、心奪われるフローラルフルーティーウッディの香り。ベースとなるのは、シチリアンレモン、マンダリンといった上質なシトラスと、ラズベリー、ホワイトカラントなどのジューシーなフルーツ。そこに海を思わせるキャロンが加わり、ひんやりとしたソルベのような印象を与える。ミドルノートでは、フリージアやマグノリアがフェミニンさを添え、オレンジブロッサムとジャスミンがひっそりとアクセントをプラス。ベースノートは、清々しいホワイトパチョリが、生き生きとしたセンシュアルウッド、ムスク、アンブロックスに溶け込み、センシュアルな一面を演出してくれる。ボトルには、ヴェルサーチのアイコンである‟メデューサ”を添えた。ガラスボトルからのぞく黄金に輝くフレグランスが、優雅なひとときを届けてくれる。【アイテム詳細】ヴェルサーチ「エロス フェム オーデトワレ」発売日:2016年8月1日(月)価格:30mL 7,800円+税、50mL 11,500円+税、100mL 15,000円+税【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL:0120-000-599
2016年07月30日誰にでもいつか訪れる“死”、そして最も生きることを謳歌する瞬間である“エロス(性愛)”。一見相対するものに見えるこの2つは、実はつながりが深い概念のようです。「小さいころから、死も性愛も、私にとっては日常の中でタブー視されるものでした。例えば親しい誰かが死ぬと、お祝いの席は辞退するものと教えられました。一方で男の子たちは、少年マンガの奥に、エッチな本を置く。どちらも“隠す必要があるもの”という意味で、どこか似ていますよね。必要なものなのに、なぜ隠すのかな、どうして見えにくくなっているのかな、ということは、常々疑問に思ってました」と語るのは、このたびメキシコで、“死とエロスの関係”に触れてきたという壇蜜さん。「昨年、同じ番組でネパールに行きまして。最初にお話を頂いたとき、“私脱ぐの?!ネパールは仏教国よ?!”って焦ったんですが(笑)、脱ぐことなく終わりました。今回はメキシコ。ラテン系だし、“今年こそ脱ぐかな…”と一応水着は持っていったんですが、今回も大丈夫でした。番組は、家族で見ても大丈夫な内容に仕上がっていると思います(笑)」実際に足を踏み入れたメキシコは、壇蜜さんが想像していたより遥かに“貞淑な国”だったらしい。「実は奔放なところはあまりなく、意外と保守的。愛を語ったり、情熱を交わしたりする行為は、日本と同じように秘め事として捉えているんじゃないでしょうか。死に関しては、キリスト教を信じている人が多い国民なので、“生も死も、神から与えられたもの”という意識が強く、命は、自分一人でどうこうできるものではない、という気持ちが強いと思いました」神への強い信仰を持ちながら、精霊を司るシャーマンや、呪術を操る魔女、また、同性愛者である“ムシェ”という存在も懐に抱く不思議な国、メキシコ。そんな文化に触れた旅を終え、相当なカルチャーショックを受けたのでは?「それが、良い意味で全然なくて…。誰もが自分の死や性愛を受け入れて、ひたむきに人生を送っている国でした。でもそれは、外国からの侵略があったり、太陽や神のために自分の心臓を生け贄に捧げたという、想像もできないほどの激しい歴史を持つ人々だからなんだと思います。番組を通じ、そんなメキシコの一面を知っていただけたら嬉しいです」◇だん・みつタレント。『テレビで中国語』(NHK Eテレ)などにレギュラー出演中。2016 年のカレンダー(ハゴロモ)も好評発売中。ブログもやってます。ameblo.jp/sizuka-ryu/◇『壇蜜 死とエロスの旅マヤ・アステカ』太陽の国と呼ばれるメキシコは、マヤ・アステカ文明の遺跡など、数多くの謎深い文化を持つ国。メキシコにある“死と再生の文化”の神髄に触れるべく、壇蜜さんが旅をする。12/29、21:00~ NHK BSプレミアムで放送。※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・小笠原真紀
2015年12月25日