ON Semiconductorは3月2日、25ルクスの低照度で高速フォーカスを実現する独自のピクセルマイクロレンズを用いた第2世代の位相差オートフォーカス(Phase Detect Auto Focus:PDAF)技術を発表した。同技術は、1.1μmピクセルで構成される13メガピクセル(MP)テストチップへの実装に成功し、今年後半に個人向けモバイル市場の新製品に組み込まれる予定。従来のスマートフォンのオートフォーカス(AF)のアルゴリズムでは、コントラスト検出測定およびマルチフレームを使用してレンズのフォーカスを調整しており、画像のフォーカスに1.2秒以上要することがある。これに対し、同社のPDAF技術では、2つのピクセルを使用して画像の位相情報を測定。次に、この位相情報を使用して、フォーカス・アクチュエータの速度に応じて0.3秒未満でレンズが移動するために必要な方向と総量を計算する。また、感度をPDAFピクセルで維持し、薄暗い部屋に相当する25ルクスほどの低照度の条件でもPDAFのために十分な光をキャプチャできる独自のピクセルマイクロレンズ構造も採用した。これにより、スマートフォンのオートフォーカスの時間が約4分の1に短縮する。
2015年03月03日オートデスクは、モバイルゲーム開発用3Dアニメーション/モデリング向けソフトの最新版「Autodesk Maya LT 2016」を発売する。販売開始は3月27日。価格はDesktop Subscription(期間限定ライセンス)が3カ月:1万円~、1年3万3,000円~。永久ライセンスは11万1,000円(価格はいずれも税別)。「Autodesk Maya LT 2016」では、モデリングとアニメーション制作に要する時間を今まで以上に短縮できるように、さまざまな機能強化および新機能の追加が行われている。まず、ブラシベースのスカルプティングツールが新搭載され、他のツールを使わなくてもモデル上で高レベルのスカルプティングが可能になったのに加え、新しいUVブラシ(インタラクティブなUVエッジのカット/縫合ツール、自動プロジェクション、固定/統合/分割/展開のためのブラシ)が搭載され、より直感的な作業が可能になっている。また、スプラインIKとクラスタ変形の機能を新規に搭載し、非ヒューマノイドのキャラクターのアニメーションを簡単に作成できるようになったほか、複数のアニメーションクリップの管理とエクスポートをシンプルにするゲームエクスポーター機能が強化されるなどの改善がなされている。さらに、物理ベースのシェーダ素材の搭載により、リアルかつ高品質な素材のデザインが可能になったほか、シーン全体をロードする時間の短縮、ライティング環境の初期設定機能の強化、フォグ(霧)効果のビューポートでの確認などを実現している。このほか、同ソフトウェアのユーザーは3月27日の発売日以降、同社が昨年買収したオンラインのコンテンツマーケットプレイス「Creative Market」内にあるゲーム制作者向け専用サイトから、3Dコンテンツを購入可能になるという。ちなみに「Creative Market」には、Maya LT内のアプリからも直接サイトにアクセス可能とのことだ。なお、このたびの「Autodesk Maya LT 2016」の発表について、Modern Dreamディレクター兼共同創立者 Oliver Clarke氏は、「私が独立系スタジオを設立し、最初のゲームを開発する際、3Dのゲームアセットの制作はMaya LTで効率的にこなすことができました。ゲーム市場は競争が激しい業界ですので、インパクトのある独自ゲームを開発して注目を集めるために、他には代えがたいソフトウェアとなっています」とコメントしている。
2015年03月03日オートデスクは3月3日、モバイルゲーム開発用3Dアニメーション/モデリング向けソフトウェアの最新版「Autodesk Maya LT 2016」を3月27日より発売すると発表した。同製品では、モデリングとアニメーション制作に要する時間を短縮できるようにさまざまな機能強化と新機能追加が行われている。まず、物理ベースのシェーダ素材を新規に搭載し、より高品質なアセットを利用してリアルかつ高品質な素材のデザインができるようになった。また、バックグラウンドでのテクスチャのロード機能の強化によりシーン全体をロードする時間を短縮した。さらに、ライティング環境の初期設定機能が強化されたほか、フォグ効果がビューポートから確認可能となった。このほか、同社が昨年買収したオンラインコンテンツマーケット「Creative Market」内のゲーム製作者向け専用サイトから、3Dコンテンツが購入可能になった。「Creative Market」へはMaya LT内のアプリからも直接アクセスすることができる。期間限定ライセンスの希望小売価格は3カ月で1万円~、1年で3万3000円~、永久ライセンスが11万1000円となっている。価格はいずれも税別。
2015年03月03日トヨタ自動車はこのほど、12日に開催した『シカゴオートショー』(一般公開は14日~22日)にて、マイナーチェンジした高級セダン「アバロン」を公開したと発表した。同車は、2015年秋以降に発売を予定。アバロンは、1994年から米国ケンタッキー工場で生産され、北米を中心とする海外ではトヨタブランドのフラッグシップモデルとなっている高級セダン。現在は米国人チーフエンジニアのもとで、米国の研究開発拠点が中心となって開発に携わっており、トヨタの北米事業およびその現地化推進を象徴するクルマの1つ。今回のマイナーチェンジでは、フロントグリル形状やLEDテールランプを変更・改良するなど、エクステリアデザインに磨きをかけると共に、内装でもグレーのステッチを取り入れるなど、質感の向上を図っている。
2015年02月17日リコーイメージングは10日、PENTAXブランドのデジタル一眼カメラ用コンパクトオートフラッシュ「AF201FG」を発表した。近日発売予定としており、価格はオープン、推定市場価格は1万円台の半ば。防塵・防滴構造のオートフラッシュで、ホットシューを含む18カ所をシーリングしている。小型軽量の本体は、PENTAX「Q」シリーズで使用するのに適したデザインだ。ガイドナンバーは「20」。上下方向への角度調節が可能で、調整角度は-10度 / 0度 / 30度 / 45度 / 60度 / 75度 / 90度 / 105度 / 120度 / 130度となっており、バウンス撮影にも対応する。発光モードはP-TTL調光(先幕シンクロ・後幕シンクロ)、マニュアル発光(FULL・1/4)の4種類。スライド式ワイドパネルを内蔵し、使用時には20mm相当の画角(35mm換算)をカバーする。主な仕様は、照射角度が水平70度/垂直53度、ワイドパネル使用時が水平98度/垂直53度、感度連動範囲がISO25~1600、発光間隔が7秒、発光回数が約80回(単4形乾電池使用時)。電源には単4形乾電池型×2本を用いる。本体サイズはW約65×D31×H72.5mm、重量は約141g(電池のぞく)。
2015年02月10日オスカー女優メリル・ストリープが主演を務めて初のロックスター役に挑む『リッキー&ザ・フラッシュ(原題)』が年内に日本公開されることが決定し、エレキギターを手に熱唱するストリープの姿をとらえた場面写真が公開になった。本作は、かつて、家族を捨てて“ロックスターになる”という夢を追った主婦リッキーが、ロックスターになった後に、娘との再会を経て、再び家族とよりを戻そうとする姿を描いた作品。本作は『JUNO/ジュノ』『ヤング≒アダルト』の脚本を手がけたディアブロ・コーディが脚本を、『羊たちの沈黙』『フィラデルフェイア』のアカデミー賞監督ジョナサン・デミが監督を務め、ストリープが主演するもの。彼女は映画のためにエレキギターを猛特訓したそうで、劇中の演奏シーンはすべて俳優たちが演奏している。『リッキー&ザ・フラッシュ(原題)』2015年公開
2015年02月06日スマートフォンのSIMロックを解除するために必要な「SIMロック解除コード」がヤフオクなどで販売されている。キャリアにSIMロック解除を申し込むと税別3,000円の手数料がかかるが、ヤフオクでは498円や、980円など安価な値段設定となっている。こうした、非公式的な「SIMロック解除コード」の利用について、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの各社広報に話を聞いた。そもそも、SIMロック解除コードとは、端末のSIMロック解除する際に発行されるPINコード。解除コード入力画面から入力することで、現在契約しているキャリア以外のSIMカードが使用可能となる。ヤフオクで販売されている「SIMロック解除コード」の説明文を見ると、「機種名と15桁のIMEI番号(製造番号)を教えていただければ発行します」とある。このように非公式的に販売されているSIMロック解除コードについて、2011年4月以降に発売された機種(一部除く)においてSIMロック解除サービスを行っているドコモに問い合せると、「どのような形で販売されているものなのか、実態がわからないため回答は難しい」との回答だった。「301F」、「201HW」、「009Z」、「008Z」の4機種において、SIMロック解除サービスを行っているソフトバンクでも、「事実が把握できていないため、正式な回答は少し待っていただきたい。社内で確認させていただく」とのことだった。SIMロック解除サービスを行っていないKDDI(au)では、「海外ツールのようなものを使用して解除コードを発行している可能性がある。ただし具体的な方法などについてわからないため、コメントできない」との回答だった。実際に、SIMロック解除コードを非公式に購入したユーザーが、「成功した。運用できている」とするブログも散見されるが、ドコモとKDDIは共通して「推奨はしない。自己責任で行って欲しい」とコメントした。また、非正規でSIMロックを解除し、端末に何らかしらの不具合が出た際は各キャリアとも、「改造扱いになり、端末の保証サービスから外れる。キャリアとして端末の不具合に対応できなくなる」という。そうしたリスクを踏まえると、あくまで公式のサービスを利用してSIMロック解除をしたほうが無難と言える。なお以下で、ドコモとソフトバンクのSIMロック解除サービスの詳細を記載するので、SIMロック解除を検討しているユーザーは参考にしてほしい。SIMロック解除について:ドコモの場合ドコモショップの店頭にて手続きが可能。契約者本人であることを氏名/生年月日などから確認する。また、来店者の本人確認書類等が必要となる場合がある。対応端末は、2011年4月以降に発売された機種(一部除く)。対応機種一覧はコチラ。解除に必要な手数料として税別3,000円がかかる。SIMロック解除について:ソフトバンクの場合ソフトバンクショップおよび一部ソフトバンク取店にて申込みが可能。契約者本人であることを氏名/生年月日などから確認する。また、来店者の本人確認書類等が必要となる場合がある。対応端末は、「ARROWS A 301F」(富士通製)、「STREAM 201HW」(ファーウェイ製)、「STAR 7 009Z」(ZTE製)、「シンプルスマートフォン 008Z」(ZTE製)の4機種。解除に必要な手数料として税別3,000円がかかる。なお、両社とも、一度SIMロックを解除した端末に、再びSIMロック機能を設定することはできない。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月14日日野自動車は6日、千葉県の幕張メッセで9日~11日の期間に開催される『東京オートサロン2015 with NAPAC』に、大型トラック「プロフィア」のカーゴ、および小型トラック「デュトロ」のハイブリッド カーゴとダンプをカスタマイズして出展すると発表した。今回出展する車両は、多くのカスタムパーツと鮮烈なカラーリングでドレスアップし「カッコ良いCOOLなトラック」を提案する。プロフィア カーゴ(FR1EXBG)には、カスタムパーツとしてフロントグリル・ヘッドランプ・ステアリング・シフトノブ・ルーフランプ・ドアトリム・フットランプ・ベッド表皮・アルミホイールを採用し、ボデーカラーとデカールでドレスアップ。デュトロ ハイブリッド カーゴ(XKU605M)は、フロントバンパースポイラー・サイドスカート・シート表皮にカスタムパーツを使用。鮮やかなボデーカラーとデカールが採用されている。デュトロ ダンプ(XZC630T)は、フロントバンパーガーニッシュ・アンダーガード・サイドプロテクター・ミラーカバー・オーバーフェンダー・シート表皮にカスタムパーツを使用。こちらも、鮮やかなボデーカラーとデカールを採用した。
2015年01月06日D1コーポレーションは5日、D1グランプリ年始恒例のイベント「D1GP Kick Off Drift」を、9日~11日の期間に開催される『東京オートサロン2015 with NAPAC』の幕張メッセ屋外イベント会場・特設コースで行うと発表した。「D1GP Kick Off Drift」は、東京オートサロン会場内の一角に専用コースを造り、D1グランプリ2014年シリーズで上位8人にランクインしたドライバーがテクニックを競うエキシビジョンマッチ。D1グランプリ創立15周年を迎える2015年は、世界約40数カ国開催されるドリフト競技のパイオニアとしてモータースポーツと環境・社会との共存をテーマに掲げ、「電気自動車(EV)ドリフトカーチャレンジプロジェクト」を始動。世界初となる電気自動車(EV)によるドリフトカー「トヨタ・プリウスZVW30」のお披露目とデモ走行が行われる予定。「トヨタ・プリウスZVW30」は、本来はFF車であるトヨタ・プリウス(ZVW30)をFR化し、外装デザインにT&E製エアロキット&ワイドボディキットを装着。チューニング内容は、ハイブリッドを完全EV化して直列2機・ツインモーター仕様とし、CVTをシーケンシャル6速マニュアルミッションに、ニッケル水素電池1.3kWhをオリビン型リン酸鉄リチウム46kWhに変更している。
2015年01月05日本田技研工業は19日、千葉県の幕張メッセで2015年1月9日~11日の期間に開催される『東京オートサロン2015 with NAPAC』において、さまざまなカスタマイズの可能性を提案する四輪車や二輪車、汎用製品、モータースポーツ競技車両を出展すると発表した。四輪車は、22日に発売を予定している新型軽乗用車「N-BOX SLASH」をベースに、アニメ・SF・ゲームなどで描かれる近未来世界のイメージを表現したコンセプトモデル「CYBER CONCEPT N-BOX SLASH Code : 89」を出展。スポーティーな低全高スタイルと上質かつゆとりの室内空間を両立した「6人乗り新型ハイブリッドモデル」の市販予定車をカスタマイズしたモデルや、2013年の『東京モーターショー』で展示された軽オープンスポーツのコンセプトモデル「Honda S660 CONCEPT」なども展示される。二輪車は、「ゴールドウイング」の発売40周年を記念して特別仕様車として発売された「ゴールドウイング SE」や、SFアクション漫画「シドニアの騎士」とのコラボレーションにより、原作の世界観を想起させるカラーリングが施された大型二輪車「NM4-02」のコンセプトモデルを展示。モータースポーツ競技車両は、ロードレース世界選手権MotoGPクラスの「RC213V」や、SUPER GT GT500クラス参戦マシン「NSX CONCEPT-GT」などを展示するほか、2015年からのFIAフォーミュラ・ワン世界選手権でマクラーレン・ホンダとしての活動の再開にあたり、1988年に16戦中15勝した「マクラーレン ホンダ MP4 / 4」を展示し、同社の意気込みを示すブースにするとのこと。
2014年12月19日12月11日に発売されたPS4/Xbox One版『グランド・セフト・オートV(GTA V)』を先だって体験できる機会を得たのでそのレポートをお届けしよう。『GTA V』は、2013年にPS3/Xbox向けに発売されたオープンワールド型クライムアクションゲームで、世界累計販売本数は3,300万本を記録。今回発売されたPS4/Xbox One版は、2013年に発売されたPS3/Xbox 360版をベースに、映像のフルHD化、グラフィックやエフェクトの一新、そして一人称視点モード(FPS)を搭載し、ティザーサイトの公開時に大きな話題となった。ストーリーモードでは、PS3/Xbox版と同じく3人の主人公キャラクターが登場し、配信されたダウンロードコンテンツも全て収められている。また、最大30人でのプレイが可能なオンラインモード「GTAオンライン」も収録。ロスサントスとブレイン郡を舞台に、『GTA V』本編のアクティビティやスポーツ、「GTA オンライン」用に作られたオリジナルミッションも他のプレイヤーと一緒に楽しむことも可能となっている。今回は「GTA オンライン」(PS4版・英語版)のプレイレビューとして、新たに生まれ変わった『GTA V』の魅力をお伝えしたい。まず、街を散策した時点でまったく別ゲームような超絶進化を遂げていることに驚かされる。「PS4だからグラフィックを向上させた」ということではなく、街の地面や建物、ショップの内装、壁に貼られたポスターに至るまで、全てのテクスチャが一から作り直されている。また、人の通行量の増加に加え、二度と同じ人には出会わないという新たなシステムにより、さらに生き生きとしたリアルな街へと変貌。少し歩くだけでも、水たまりのアスファルトを寒そうに腕組みして歩く男性や、店の前で小競り合いする「GTA」らしい光景など、これまでにない街の表情を見ることができるだろう。ちなみに、被写界深度の設定や新たな木々の処理システムが導入され、郊外へ行くほどよりリアルさを実感できるらしい。ミッションの息抜きには、霧がかった湖畔の表情、草木や木々のざわめき、そして種類が増加したという動物たちを愛でるため、車を飛ばすのもまた一興。これぞ「GTA」的な進化が、至るところから伝わってくる。注目の新要素は、やはり一人称視点に変更できる「FPSモード」。シングルプレイのストーリーモードと「GTAオンライン」の両モードで利用可能で、プレイ中、タッチパッドをタップするだけで1人称視点と3人称視点をシームレスに切り替えることができる。また、ロックスター・ゲームスが「従来の優れたFPSと同等の操作感を実現した」とアナウンスしているとおり、FPSモードでのプレイは快適そのもの。平行移動や物陰に隠れるアクション、照準システムなどを一新したほか、タッチパッドを左右にスワイプすると武器の変更、上にスワイプすると手榴弾を投げるといったPS4版ならでは機能も相まって、全く別ゲームのような感覚。そのほか、PS4版『GTA V』では、照準アシストも多彩。強めのロックオン「ハードロック」、L2ボタンで数秒間ロックオンする「ソフトロック」、敵に近づいてL2を押すとロックオンする「アシストロック」、「フリー照準」と4つから選択でき、プレイヤーのスタイルにあった操作性を実現している。プレイヤーのログインが完了し、まずは、車で街を周回するオンラインレースを体験。マルチプレイモードでは、性能やカラーリングなど細かなキャラクターカスタマイズが可能となっている。FPSモードでは、車内もしっかり再現されており、臨場感は抜群。しかも、車やバイク、バギー、戦闘機といった多岐にわたる乗り物のインテリアはすべて異なっていると言うから圧巻である(ちなみに、ゲーム内で聞ける17のラジオ局は、151もの楽曲が新たに追加されている)。ラジオチューナーの画面も、ラジオ局や楽曲が表示されるなど、ここまで作りこむ必要あるの? と言いたくなるほどのこだわりと細かさに、ロックスターの意地を感じる。今回のレースは16人による対戦。やはりレーススタート時の密集感はたまらない――筆者は無事接触を避けトップチームに入り込めたが、スピード重視の車を選択したため、減速せずコーナーに突っ込み大クラッシュ。何度も建物に衝突し、崖から落下し、そのうち運転が荒くなるという"GTAあるある"を満喫しながら、接触転倒後のリスタート(△ボタン長押し)をうまく使い、なんとか5位をキープしたままゴールすることができた。そして、今回は2チームに分かれて対戦するデスマッチも体験。ここでも1人称視点と3人称視点をいつでも切り替えられるが、もちろん今回はFPSモード一択。照準アシストを「ハードロック」に設定したことで、FPSが苦手な著者でも何人かのプレイヤーを倒すことができた。また、十字キーの↓ボタンを2回押すことで表示される拡大マップから、敵や味方の位置の把握も容易で、連係プレイもより洗練されている。また、L3+R3ボタンではポーズをとれるらしく、勝利の舞などのアピールアクションも可能。というわけで体験は短い時間ではあったが、次世代『GTA V』の新たな発見と、「GTA オンライン」の楽しさを堪能することができた。何より、今回のPS4/Xbox One版は、まったくの"別ゲーム"に仕上がっていると言っても決して誇張ではない。PS3/Xbox 360版の時点でも、ついにゲームもここまできたか……と感嘆したものだが、PS4/Xbox One版は、さらにそれを深化・進化させた出来であり、まさしく現代のゲームの最先端がこの『GTA V』には詰め込まれている。ロックスターと「GTA」シリーズは、今後どこまで進化していくのか……などと毎回途方もないことを最新作が発売されるたびに考えてしまうが、今は新たな『GTA V』を楽しむべく、日々を犠牲にしたいと思う。(C)2014 Rockstar Games, Inc.
2014年12月12日オートデスクは12月8日、12月13日~14日に東京大学本郷キャンパスにて開催される学生向けハッカソン「JPHACK」にWebサービスAPIを提供すると発表した。具体的には、Webサービス上で3Dデータを円滑に表示する「View & Data API」と、複数の写真から3Dデータを作成する「ReCap Photo API」を提供し、これらを次世代の学生が自由な発想で活用できるように支援していくという。当日はGoogle Cardboardキットにスマートフォンを装着して、「View & Data API」を応用したバーチャルリアリティ技術のデモを行う予定だ。同社は設計者やデザイナーなどを育成する教育機関を支援しており、その一環で製造業、建設業向け、CG・映像制作向けアプリケーションのライセンスを無償提供している。
2014年12月08日「プリティーグリーン(Pretty Green)」は、カメラマンのミック・ロック(Mick Rock)とのコラボレーションアイテムを12月6日に販売する。今回発売された作品は、彼が長年に渡り追い続けたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)をフィーチャーしたオリジナルTシャツ。特製布バッグとピンバッジの付いた限定セットで提供される。「Heroes」にプリントされたデヴィッドは、73年8月に撮影されたアルバム『ピンナップス』のジャケット写真。手に持ったアルト・サックスは、13歳の時に母親が初めて買い与えた楽器として、デヴィッドのアイコン的な存在となっている。一方、日本限定版の「Low」では、山本寛斎デザインの衣装を着た姿がアートデザインに選ばれた。この衣装にプリントされた日本語は、よく読むとデヴィッド・ボウイと書かれている。その他、「Spiders from Mars」は、アルバム『ジギー・スターダスト』のラストツアー時に撮影したデヴィッドがプリントされたもの。ミックによってセピアラインに加工された写真の中のデヴィッドは、今にも歌いだしそうだ。更に、デヴィッドの初アメリカツアーのワンシーンが納められた「Diamond Dogs」、72年12月のアメリカツアーのラストライブの写真が使用された「Hunky Dory」の全5種類を用意する。価格は1万5,000円。青山本店、札幌、大阪、名古屋パルコ店の他、オンラインショップでも開始。また、発売を記念してプリティーグリーン青山本店では、ミック・ロックの直筆サインが書かれた写真集(3,500円)が限定50冊で発売される予定。
2014年11月28日本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは現地時間の20日、『2014年ロサンゼルスオートショー』に、アキュラのエントリースポーツセダン「ILX」のマイナーチェンジモデルや、新型「HR-V」の量産モデルなどを出展すると発表した。同時に、全米に水素ステーションを設置している「FirstElement Fuel」に、1,380万USドルの支援も発表している。ILXマイナーチェンジモデルは、パワーユニットに2.4L直噴DOHC i-VTEC直列4気筒エンジンと、トルクコンバーター付き8速DCTを新たに採用し、高出力と低燃費を両立。先進の「ジュエルアイLEDヘッドライト」を採用して洗練された雰囲気と上質感を表現している。また、「渋滞追従機能付ACC」「衝突軽減ブレーキ」「路外逸脱抑制機能」などの機能を備えた先進の安全運転支援システム「アキュラ ウオッチ」をオプション設定とした。全米での販売は2015年初めを予定。新型HR-Vは、クーペ・SUV・ミニバンを融合させたクロスオーバーモデルで、パワーユニットは1.8L SOHC i-VTEC直列4気筒エンジンに、CVT(2WD / 4WD)と6速マニュアルミッション(2WDのみ)を用意。フロント席でクーペを思わせるパーソナルな空間を創出する一方で、同社独創の「センタータンクレイアウト」により、ゆとりあるリア席を実現している。全米での販売は2015年前半を予定。「FirstElement Fuel」への支援に関しては、カリフォルニア州において州の助成金と同社からの支援を合わせて、12カ所の水素ステーションが設置可能になるとのこと。同社は、燃料電池自動車(以下、FCV)の普及に向けて必要なインフラ整備への支援を行いながら、FCVの導入を進めていくとしている。
2014年11月21日若手俳優の野村周平が、ときには全裸で(?)“ロック魂”を歌い上げる主人公を演じる青春音楽エンターテイメント『日々ロック』。劇中では、終始ヘタレっぷりをみせているという野村さんだが、実は随所に「カッコイイ」と感じさせる瞬間があることが判明。本日11月14日(金)の野村さん21歳の誕生日に合わせ、アフロ姿でも予想外のカッコよさを見せる“ギャップ”場面写真がシネマカフェに到着した。本作は「週刊ヤングジャンプ」連載中の榎屋克優による人気ロックコミックを、『ジョーカー・ゲーム』『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が映画化。野村さんが演じるのは、金なし風呂なし彼女なし、ベースの草壁(前野朋哉)、ドラムの依田(岡本啓佑)と組んだバンド“ザ・ロックンロールブラザーズ”のボーカル、日々沼拓郎だ。拓郎たちは高校卒業後にロックスターを共に目指して上京するが、住み込みで働くライヴハウスでは蹴り飛ばされ、踏まれ、罵倒される日々。ある日、ライヴ中に出会った人気トップアイドル・宇田川咲(二階堂ふみ)と出会い、乱闘騒ぎになるものの、男らしさの欠片も見せることができず負け戦で終わってしまう。そんな拓郎の姿は、ダサく、情けなく、とことんヘタレ。だが、ひとつだけ誰にも負けないものがあった。それは、“ザ・ロックンロールブラザーズ”の歌を通して伝える、彼の “信念”(=ロック)。普段はヘタレでも、伝えなければならない想いが積もったとき、その歌を必要としている人がいるときこそ、彼は真のロッカーへと変身!“ロック魂”を込めて歌うその姿は、ヘタレとは無縁の“漢(おとこ)の中の漢”だったのだ。入江監督は、オーディションでいきなり上着を脱いで歌い出した野村さんの姿をみて、“彼なら演じられる”と確信したという。過酷な撮影にも耐え抜き、見事、拓郎を演じ切った野村さんを「努力家」と手放しで絶賛している。また、野村さん本人は「ひとつのものに熱くなれるのは似ているのかもしれないです」と演じた拓郎との共通点について触れながら、「拓郎の音楽で人を変えたいとか、ロックで気持ちを伝える熱い気持ちは、役を演じることによって映画で伝えたいって思うのと重なります」と明かしている。見る人の心に響き、熱い想いを呼び起こさせる拓郎の力強い歌声。そして、予想外のギャップをみせる拓郎の姿に、あなたも思わず“キュン”としてしまうかも!?『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月14日「スマホにロックをかける人はわずか半数 - GoogleのAndroidセキュリティ戦略」で触れたように、Android 5.0 LollipopからAndroidのセキュリティ機能が大幅に強化された。強化されたポイントは大きくわけると3点。データの暗号化とスマートロック、そしてオープンソースであることだ。詳細な説明は先日の記事で触れているため省略するが、今回はスマートロックのデモを体験できたのでお伝えしたい。現時点でAndroid 5.0を体験できるデバイスは一部に配信が始まったNexusシリーズのみ。今回体験した端末はNexus 6で、12月上旬以降の発売が予定されている(ワイモバイルのほか、SIMフリーモデルも発売される、端末雑感は「AndroidはLollipopで新たなステージへ - Google The Mobile First World」を参照)。スマートロックとはどういうものか。先日の記事からGoogleでAndroidのLead Security Engineerを務めるAdrian Ludwig氏の言葉を引用すると「スマートフォンのロックは依然として古いパスワードが使われているが、新たな"イノベーション"が必要だ」とのことで、ユーザーが意識せずにロックを掛け、ロックを解除できるような仕組みを取り入れたものが「スマートロック」というわけだ。Lollipopでは2種類のスマートロック機能が提供されており、1つはAndroid 4.0から提供されている「フェイスアンロック」、もう1つがNFCやBluetooth連携デバイスを活用したロック機能だ。フェイスアンロックについてはその名の通り、顔をカメラで認識することでセキュリティロックが解除される仕組み。「寝ている時にその顔を撮られたらアンロックできるのでは」と思われるかもしれないが、まばたきや顔の表情の動きなど、複合的な要素でアンロック判定を行うため、100%安全とまでは言えないものの、一定のレベルでセキュリティは高められる。当然ながら写真によるアンロックも行えないので安心だ。実際にこの機能を試したところ、顔がアンロック画面に表示されるわけではなく、ロック画面を見ているほんの数秒で"いつの間にか"ロックが解除されている。解除されたかどうかも一瞬わからず、何度か試していたところ、説明員から「画面下のロックサインが解除されていればOKです」と言われて気づいた。残念ながら写真撮影を忘れていたのだが、顔認識中は顔のようなアイコンに変わり、本人と認識されたあとにロックが解除される仕組みのようだ。認識できないケースもあるため、「全く意識せず解除できる」わけではないものの、確かに「スマートなロック」といえるだろう。続いて2点目のNFCやBluetooth連携デバイスを活用したロック機能では、同時にタッチ&トライの機会が提供されていたAndroid Wearと呼ばれるウェアラブルデバイスとの連携を試すことができた。Android Wearは、現時点で時計型のウェアラブルデバイスが多くのOEMメーカーから発表されており、直近ではLG G Watch Rと呼ばれる円形ディスプレイを搭載した端末が本日より発売された。スマートロックでは、ウェアラブルデバイスに限らず、Bluetoothで連携したデバイスとペアリングした間はロックが解除されるように設定できるほか、NFCタグを用意してNFCにタッチするだけでロックをオン・オフといった使い方もできる。今回、筆者が一番注目していた点は、前回の記事で疑問点として挙げていた以下の内容だ。「ただし、説明を受けていて不安に感じた点があった。Bluetoothのペアリングが行なわれているデバイスが近くにあればそれだけで解除されるというこの話では、ユーザーが就寝していた場合などに勝手に第三者によってスマートフォンを開けられる可能性がある。まだこの機能を実際に利用できていないため、何らかの方策があるのかもしれないが、セキュリティが破られる可能性があることを頭に入れておいた方が良いのかもしれない」これについて、実際に試したところ、うまい解決策が用意されていた。というのも、確かにBluetoothペアリング圏内ではロックがフリーになってしまうのだが、ユーザーが任意でロックをかけられるようになっている。ロック画面でロックアイコンをタッチするだけでロックがかかるため、家族にスマートフォンの中を見られたくないという人でもワンタップでロックをかけられるわけだ。こうして自分の用途に応じたセキュリティロックが実現できているわけだが、実際にはPINやパスワードロックをかけた上で、"スマートに"ロックを解除できるような仕組みを被せているのが実態だ。もちろん、ユーザーが操作する手数は少なくなるのだが、セキュリティの観点からするとパスワードなどが脆弱な文字列であれば元も子もない。「簡単にアンロックできる」というメリットを活かして、より強固なパスワードを設定するよう心がける必要がある。一方、純粋なセキュリティからは少しズレるが、Androidの通知内容も設定で非表示化できる。例えばメールで「○からのメール」という通知がロックをかけていても行われていたが、設定を変更すれば「メールが来ています」と内容が簡素化されて通知が来る。もちろん、全ての通知を表示しないといった設定も可能だ。○Chromebookは法人から個人に販売対象を拡大今回のメディア向けタッチ&トライでは、Android端末以外にもChromebookが展示されていた。Chromebookは、7月より企業や教育機関を対象として販売を開始したが、個人向けは提供されてこなかった。11月11日に個人向けに提供を開始すると発表し、同日よりAmazonなどで販売が開始されている。法人の導入状況などについて担当者に尋ねたものの、各ディストリビューターに任せている部分が多く、発表できる数字は持ち合わせていないとのことだった。Chrome OSはAndroidと異なり、PCベンダーがOSをカスタマイズするわけではない。そのため、常に最新のOS環境が提供できるとのことで、それがセキュリティの向上に繋がっているとしていた。そもそも、Chrome OSデバイスはストレージ領域がPCと比較して極端に少なく(国内モデルでは16GB)、クラウドストレージにファイルを保存することを前提としている。つまり、デバイスにファイルを保存しないため、情報漏えいの可能性がグッと低くなるわけだ。また、クラウドストレージは当然Google Driveで、Chromebook購入者には2年間1TBの保存領域が提供されるため、「ファイルがどこにも保存できない」という心配はないとしていた。
2014年11月12日ディスコは11月10日、150mmウェハに対応したセミオートダイシングソー「DAD323」を開発したと発表した。同製品は横幅490mmながら、軸速度の改善によりスループットの向上を実現しており、例えばX軸最高戻り速度は従来機「DAD322」と比べ1.4倍となる700mm/sを達成しているとする。また、高トルクの2.0kWスピンドルを搭載しており、ガラスやセラミックスなど難削材加工にも対応可能なほか、オプションで高速回転1.8kWスピンドルも選択可能となっている。さらに操作モニタは従来機の10.4型から15型に大型化。視認性の向上と情報量の増加を果たしている。なお販売開始は2015年6月を予定しており、初年度200台の販売を見込むとしている。
2014年11月10日オートデスクは、BIMアプリケーション「Autodesk Revit 2015」の既存機能を改良し、さらに新機能を追加した「Autodesk Revit 2015 R2」を10月1日より、Maintenance Subscription(メンテナンス サブスクリプション)またはDesktop Subscription(デスクトップ サブスクリプション)契約者に無料で提供開始すると発表した。「Revit 2015 R2」は、「Revit 2015」とファイル形式が同じで、完全互換性があるとのこと。今回提供される新機能などは、意匠、構造、設備(機械、電気、配管)などの分野で、ユーザからの要望に応えて30以上の項目について機能強化、アプリケーションとしての性能の向上、業務生産性の向上を実現している。また、同社が従来から注力している「Integrated BIM」の一環として、他のアプリケーションとの連携を高めて業務フローの生産性向上も図られているという。なお、これらはAutodesk Subscriptionセンターからダウンロードすることができ、「Autodesk Revit 2015 R2」は、「Autodesk Building Design Suite Premium」、「Autodesk Building Design Suite Ultimate」、「Autodesk Infrastructure Design Suite Ultimate」のサブスクリプション契約者に提供されることとなる。「Autodesk Revit Architecture」、「Autodesk Revit Structure」、「Autodesk Revit MEP」のサブスクリプション契約者には、それぞれのアプリケーションに対応する「Autodesk Revit 2015 R2」が提供される。また、「Autodesk Revit LT 2015 R2」は、「Autodesk Revit LT」、「Autodesk AutoCAD Revit LT Suite」のサブスクリプション契約者に向けて提供される。
2014年10月01日サイトロックは9月30日、ニフティが提供するクラウドサービス「ニフティクラウド」にサイトロックの統合運用管理サービス「サイトロックマネジメントサービス」が正式対応すると発表した。ニフティクラウドは、仮想化されたサーバリソースを必要なときに必要な分だけオンデマンドで借りられるパブリッククラウドサービス。ユーザーの要望に応じて2タイプ34種類のサーバから自由に構成を選べる。またサービス稼働後の負荷状況に応じてサーバの台数やスペックを即時的に増減が可能なので、ITコストの抑制にも寄与する。サイトロックマネジメントサービスは、24時間365日の運用監視体制で提供するマネジメントサービス。ユーザー企業の要望に応じて、サービス提供内容やサービスレベルを定めている。日々の運用サポートから、障害時の復旧対応まで幅広い領域でサービスを提供するのが特長だ。今回、運用管理対象にニフティクラウド上のシステムも加えることで、より多様な環境へ対応が可能となった。加えて、オンプレミスやパブリッククラウドサービスも含めたハイブリッド環境に対する設計から監視・運用まで一貫したエンタープライズ向け運用管理サービスを強化するとしている。
2014年09月30日“オリエンタルロックミュージカル”という新しいジャンルを確立し、人気を博している上島雪夫演出のオリエンタルロックミュージカルシリーズ第3弾『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』の公演が決定した。江戸の街を舞台に、突如現れた魑魅魍魎と人間たちの壮絶な闘いを描いた本作。シリーズ連続出演中の加藤和樹、東山光明、そして初参加となる松田凌に、見どころを聞いた。『SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-』 チケット情報様々なステージで活躍する実力派の俳優たちが、その垣根を越え“ロック”の名の下に融合。2010年『King of the Blue』、2011年『陰陽師~Light and Shadow~』と、芸術性の高いオリジナル・エンターテイメントを打ち出してきた。第1作から出演している加藤は、「ミュージカルというと西洋のイメージが強いですが、このシリーズの舞台は僕らが生きる日本。鬼が出てきたり妖術が飛び交ったり、奇想天外な設定の面白さもさることながら、激動の時代を強い心で生きようとする者たちの姿は、現代を生きる自分たちにも重なるところがある」と作品の本質的な魅力を語った。男性ロックボーカルデュオHoney L Daysのボーカリストとしての顔も持つ東山も、3部作すべてに出演。「今回は、慶長の大地震直後の江戸を舞台に、大地震によって破られた結界から放たれた“摩多羅神”(またらじん)と、人間との戦いを描いていきます。上島さんによる演出と振付、全シリーズの音楽を手掛けてきたKYOHEI(Honey L Days)の音楽が、誰も観たことがない独特の世界観を生み出すはず」と、彼ら自身も公演を楽しみにしていることが伝わってきた。初参加となる松田は、「“ロックと時代劇の融合”と聞き、自分の固定概念を覆す作品だと思いました。まだ自分は舞台経験も少なく、稽古中は“新人マーク”をつけておきたい気分ですが(笑)、舞台上では力強く生きていきたいです」と意気込んだ。個性豊かなキャスト陣にも注目が集まる。3作連続で主演を務める泉見洋平は「真面目で努力家、学ぶところの多い座長です。ステージ上でのキラキラ感はハンパない!貴水博之さんは現場のムードメーカー。今回は悪役・摩多羅神を演じるのですが、ハマり過ぎてヤバい(笑)。妖しい魅力が全面に出るでしょう」と加藤が解説。そんな彼らが演じるのは、江戸の時代に生きたとされる実在の人物たち。猿若勘三郎(初代・中村勘三郎)を演じる東山は、伊藤靖朗の脚本を読み、「まさに“SONG OF SOULS”を体現する役」と、作品のテーマを背負った責任を実感しているという。松田も「初参加の自分だからこそ出せる色もあると思う。和樹さんとミツさんの背中を見て、心で歌います」と目を輝かせた。ふたりの熱意を受け止め、加藤も「みなさんの魂に訴えるような舞台にします」と闘志を燃やした。公演は11月7日(金)から11月16日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホール、11月23日(日・祝)・11月24日(月・休)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。文:瀬尾水穂
2014年07月30日オートデスクは、汎用2D作図CADアプリケーション「Autodesk AutoCAD LT 2015」について、期間を選択して利用できるライセンス形態「Desktop Subscription」の発売を5月7日より開始した。これにより、従来の永久ライセンスの他、プロジェクトの規模や期間、目的に合わせて「1カ月」「3カ月」「1年」から選択できる期間限定ライセンスの購入が可能になる。同社では、Desktop Subscription利用により初期費用の低減や国外出張での利用、旧バージョンの利用など、ユーザーの希望に合わせた柔軟な運用やコスト管理が行えると説明している。また、専用Webサイトからの技術サポート、契約期間中の機能アップデート提供、クラウドサービス「Autodesk 360」を利用した25GBのストレージなども利用することができる。価格は、ベーシックサポート版で1ヵ月/1万2000円、3ヵ月/3万6000円、1年/9万5000円。同製品の永久ライセンス/カード型ライセンスは19万円(いずれも税別)となっている。
2014年05月09日テューラ・ジャパン株式会社は、英国の王室御用達メーカー「キンロック・アンダーソン(Kinloch Anderson)」と提携し、ビジネスドレスシャツ専門店「キンロック・アンダーソン 葉山シャツ本店」を2013年7月31日(水)に開店した。「キンロック・アンダーソン」は、1868年にスコットランドのエジンバラで創業したブランドで、スコットランド高地の伝統的な紳士フォーマルであるキルトのほか、幅広く服飾雑貨も展開している。創業以来長年にわたりスコットランド連隊の制服を製造していたことで、英国王室御用達の証をエリザベス女王とチャールズ皇太子より授与されている。テューラ・ジャパン株式会社代表の後藤欣也氏は、「礼儀正しくやさしく粋、そして凛とした日本人のために、葉山発のビジネスドレスシャツ第一弾ができあがった」と同商品へのこだわりを述べた。店舗についても、同社の創業年と同年の1868年に作られた家具や、スコットランド由来の家具を取り揃えるなど、深い思い入れを見せた。2013年8月3日(土)より、「ジャパニーズジェントルマン」をテーマに作り上げたビジネスドレスシャツ「葉山本店モデル」の予約を受け付ける。【店舗概要】キンロック・アンダーソン 葉山シャツ本店所在地:神奈川県三浦郡葉山町一色1987 葉山御用邸前電話番号:046-877-5408元の記事を読む
2013年08月05日スズキは28日、幕張メッセにて2013年1月11日から13日の日程で開催されるカスタマイズショー『東京オートサロン2013 with NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)』への出展概要を発表した。スズキブースでは、新型「ワゴンR」のカスタマイズカー「ワゴンR RR コンセプト」や、新型「ワゴンRスティングレー」のカスタマイズカー「ワゴンRスティングレー カスタマイズ」を参考出展。ワゴンR RR コンセプトは、サーキットイメージのエアロパーツやセンター2本出しのマフラーを装着したほか、ホワイトの車体にまっすぐ伸びた赤いラインをアクセントとして、スポーティーかつアクティブなイメージを表現。ワゴンRスティングレー カスタマイズは、フロントバンパーに存在感を高めるLEDを配置したほか、アクセントとしてバンパーの一部やドアハンドル、ドアミラーにスネーク柄をあしらって、ドレッシーでスタイリッシュなイメージを表現したとのこと。このほか、「新型ワゴンR」「新型ワゴンRスティングレー」「MRワゴン エコ」「ソリオ バンディット」「ソリオBLACK&WHITE II」「スイフトスポーツ」に純正用品の装着とラッピング装飾を施した車両を展示する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日本田技研工業は26日、幕張メッセにて2013年1月11日から13日の日程で開催されるカスタマイズショー『東京オートサロン2013 with NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)』に、さまざまなカスタマイズの可能性を提案する四輪車や二輪車のほか、汎用製品やモータースポーツ競技車両をなどを出展すると発表した。四輪車では、新型軽乗用車「N-ONE」(エヌワン)をベースにした「N-ONE Modulo Style」(エヌワン モデューロ スタイル)や、無限のレーシングコンセプトモデル「MUGEN Racing N-ONE Concept」、特別なボディカラーやラインストーンを施した日本ネイリスト協会(JNA)とのコラボレーション車を展示。さらに、「バモス」や「アクティ・トラック」のショーモデルといった豊富なバリエーションの軽自動車10台を展示する。また、「S2000」をベースに最新デザインのエアロフォルムと、黒と深い赤紫色でインテリアをコーディネートしたコンセプトモデル「S2000 Modulo ”Climax”」(参考出展車)、CR-Vの新たなデザインを提案するコンセプトモデル「MUGEN CR-V Design Study」、300台限定市販車両の無限コンプリートカー「CR-Z MUGEN RZ」を出展。二輪車では、2012年11月にイタリアのEICMA2012(ミラノショー)に出展した市販予定車「GOLDWING F6B」や、「CB1300 SUPER FOUR<ABS>Special Edition」「NC700X」などのカスタマイズモデルを展示。レース車両では、ロードレース世界選手権の最高峰MotoGPクラスにおいて、2012年にチームおよびコンストラクターズのダブルタイトルを獲得した「RC213V」、SUPER GTシリーズに参戦した「HSV-010 GT」「MUGEN CR-Z GT」、フォーミュラ・ニッポンにおいて2012年のチームチャンピオンを獲得したドコモ チーム ダンディライアン レーシングのマシンなどを展示する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月26日マツダは25日、幕張メッセにて2013年1月11日から13日の日程で開催されるカスタマイズショー『東京オートサロン2013 with NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)』に、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」(スカイアクティブ ディー)を搭載した「アテンザ」や「CX-5」のカスタムカー5台を参考出品し、ショーカー「マツダ ルマン LMP2 SKYACTIV-D Racing」も展示すると発表した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日富士重工業は14日、スバル「インプレッサ XV」(外装色 : デザートカーキ、内装色 : ブラック)が、13日に開催された日本流行色協会(JAFCA)主催の「オートカラーアウォード2013」においてグランプリを受賞したと発表した。オートカラーアウォードは、優れた色彩の自動車デザインを表彰する顕彰制度。「Good Color for Good Car いい車は色が美しい」をテーマとして1998年から毎年実施されており、表彰によって優れた製品が社会に普及することを目指している。同顕彰制度でスバルがグランプリを獲得したのは初めてで、受賞は3年連続7度目となる。受賞したインプレッサXVの外装色「デザートカーキ」は、使い倒せる道具らしさを演出しながらも都市に映えるモダンなソリッドカラーとのことで、同車の専用色となっている。グランプリ受賞にあたり、審査員からは「ソリッドカラーだが立体感、豊かな表情を創出している。プロテクターの黒とあわせる色として出てきたこの色はとてもインパクトがあり、ボディと樹脂パーツのコーディネートの新しい可能性を感じた。今までクルマでは見たことのない新鮮な色み。クルマのキャラクターに合った色、時代性もある」などの評価を受けたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日ドナ・サマーが来年、“ロックの殿堂入り”することが決定した。5月に63歳で亡くなったドナのほかには「ラッシュ」、「パブリック・エナミー」、ハート、ランディー・ニューマン、アルバート・キングなどの殿堂入りも決定。「アイ・フィール・ラブ」などのヒット曲を生み、“ディスコの女王”と呼ばれたドナは、これまでにも5回殿堂入りの候補に挙がっている。ラッシュのフロントマン、ゲディー・リーは「とても光栄だよ。オレの母も喜んでくれたんだ」と喜びを語る。また、ハートの姉妹、アン・ウィルソンとナンシー・ウィルソンも今回のノミネートを喜んでいるようで、アンは「ロックンロールについて固定観念を抱いている人もいるわね。でも私たちは違うわ。個人的には、だからこそ私たちが殿堂入りするのにこんなに時間がかかったと思っているの。私たちの功績が誰にも認めてもらえないんじゃないかって心配し始めていたから、今回みたいに認めてもらえたことは嬉しいわ」。さらに、ランディーは今回のニュースにショックを受けた様子で、「死んでからじゃないと殿堂入りできないと思っていたよ。生きているうちに殿堂入りできてとっても嬉しいよ!ロックの殿堂ってやつは、ロックンロールかそうじゃないかってことで空論を言いがちだからね。僕の音楽も認めてくれて嬉しいよ」と「ローリング・ストーン」誌に語っている。「パブリック・エナミー」は「ランDMC」、「グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴ」、「ビースティ・ボーイズ」に続いてヒップホップ・アーティストとしては4組目の殿堂入りとなった。今回の殿堂入りに加え、音楽プロデューサーのルー・アドラーとクインシー・ジョーンズが、ノン・パフォーマーとしてアーメット・アーティガン賞を贈られることになっている。殿堂入りアーティストは音楽業界人によって16組の候補リストから選出されており、今年は初めて一般公募も受け付けていた。殿堂入りの記念セレモニーは来年4月18日(現地時間)にロサンゼルスのノキア・シアターにて行われる予定だ。
2012年12月14日アルクは12日、新刊「ロックスターの英語」を発売した。同書は、同社の月刊誌「イングリッシュ・ジャーナル」の「The Voice of EJ」に2001~2009年にかけて掲載されたロックスターのインタビューの中から4本をセレクト。さらに5本のインタビューを追加し、すべてを1本6~7分の長さに編集したもの。ロックスターの「生」の声を収録し、「英文トランスクリプト+日本語訳+語注」を付けた。また、「初級者(TOEIC(R)テスト500点未満)」「中級者(TOEIC(R)テスト500~750点)」「上級者(TOEIC(R)テスト750点以上)」の3つのレベルに合わせた学習モデルプランを掲載。リスニング力をはじめとした総合的な英語力をアップさせることができるという。各インタビューの最後には、「理解度チェック」問題が10題用意され、学習到達度の確認が可能。巻頭には、元祖バイリンガルDJであるキャロル久末氏によるコラムも掲載されている。収録インタビューは、1. 「ポール・マッカートニー(ザ・ビートルズ)」、2. 「ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)」、3. 「ザ・ローリング・ストーンズ&マーティン・スコセッシ」、4. 「ノエル・ギャラガー(オアシス)」、5. 「スティング」、6. 「カルロス・サンタナ(サンタナ)」、7. 「ブライアン・メイ(クイーン)」、8. 「ブライアン・ジョンソン(AC/DC)」、9. 「レニー・クラヴィッツ」。サイズはA5判で、204ページ。CDは71分収録。価格は1,890円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日富士重工業は11月29日に開催された第9回LA オートショーデザインチャレンジにおいて、同社が出品した“SHARC”(Subaru Highway Automated Response Concept、日本名:シャーク)が優勝したことを発表した。「LA オートショーデザインチャレンジ」は毎年新しいテーマを選び、大手自動車会社のデザインスタジオより作品が提案される。各社が能力を示し、互いに競い合いながら自動車デザインの新しいアイデアを開拓する機会として注目されているという。今年のデザインチャレンジのテーマは「2025年のハイウェイパトロール車両」。将来、大きく変化する都市環境におけるニーズを支援する警察車両をコンセプトに、同社はハワイの島々を結ぶ新しい「パラダイスハイウェイ」を想定したSHARC(シャーク)を提案した。パトロール車のデザインは、24時間のハイウェイ監視、保護、迅速な緊急対応に対処するため革新的であるだけでなく、安価で環境にも配慮したものとなっている。さらにハワイの厳格なカーボンニュートラル規制に適合したゼロエミッション警察車両として、再生エネルギーを動力源とした自動運転を実現するという。今回の優勝は、機能性と問題解決のための技術を組み合わせ、テーマで表現すべきビジョンを的確にとらえていることが評価された。また、シャークのデザインは、同社デザイン部を中心に、米・欧州にあるスバルのデザインチームとの協業による。スバルのグローバルデザインチームの成果としても、認められることとなった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、2012年『ロサンゼルスオートショー』(プレスデー : 11月28日~29日 / 一般公開 : 11月30日~12月9日)において、マイナーモデルチェンジした新型「シビック」を初披露した。新型シビックのエクステリアには、よりスポーティーで先進感のある新デザインのアルミホイール、グリル、低重心・大開口ワイドバンパー、テールランプなどを採用。インテリアは、ソフトな素材や質感の高い装飾を用いて上質さを高めたとのこと。そのほか、サスペンションなどのチューニングを行い、より軽快なハンドリングやスムーズな乗り心地、静粛性向上を実現したとしている。また、2モーターのスポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・マルチ・モード・ドライブを搭載した新型「アコード プラグインハイブリッド」が、米国環境保護庁(EPA)認定値で市販プラグインハイブリッド車トップの電費を達成したと発表。同車は、米国カリフォルニア州とニューヨーク州で2013年1月15日より販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日