ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。今活躍している人も、現役でバリバリ働いている人も、その終わりがいつ来るかなんてわからない。自分はまだいける!そう思っていたとしても世間の評価は無惨にも異なる場合がある。もし明日、チームが解散になったら?会社をクビになったら?私たちは現実と向き合うことはできるだろうか。プライドを捨てて新しい人生を歩むことはできるだろうか。2022年6月26日より、綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)がスタートした。人生はいつだってやり直せる。まさに人生の教科書になってくれそうな新たなドラマの誕生である。『オールドルーキー』の主人公は綾野剛演じる、元サッカー日本代表の新町亮太郎。いわゆるサッカー選手としての全盛期はとっくに過ぎてしまっているものの、また日本代表へ返り咲こうと闘志を燃やしていた。周囲から「それは厳しいでしょ」と向けられる視線にも気づいていない、ちょっぴり痛めな主人公である。ある日、所属していたチーム「ジェンマ八王子」が突然、経営難で解散することになった。同僚は他チームに移籍する中、新町は年齢のハードルもあり、いっこうに移籍先が見つからない。そこで、移籍先を見つけてもらうため、スポーツ選手のマネジメントを行う会社ビクトリーと出会う。しかし、現実はそう甘くなかった。結局、移籍先は見つからず、そのまま『現役引退』を余儀なくされたのである。住宅ローンや幼い娘2人の教育費など、これから大事だという時に無職になる不安は考えただけでも恐ろしい。妻が頭を抱えるのも当然だ。新町の全盛期、J1にいた頃の年俸は5000万以上。よく「生活の質は簡単に下げられない」というが、新町は、まさにソレだった。J3のジェンマ八王子に移籍してから年収は400万円台になったにも関わらず、妻には「またJ1に返り咲いてやる」と言いながら高級車や時計など浪費を繰り返していたのだ。それなのに、いざ、叩きつけられた引退という現実。これまでサッカーしかやってきていなかった新町は、もちろんパソコン操作やサラリーマンのような営業もできない。転職活動は上手くいかなかった。世間はそう甘くない。そう主人公が身を呈して教えてくれたのだが、ドラマとはいえ、初回から目をそむけたくなるような残酷なスタートである。これまでスポーツや仕事などで大きな挫折の経験がある人は共感できる部分が多かったのではないだろうか。綾野剛の表情豊かな演技に視聴者も感情移入!数々のドラマを視聴してきたが、ここまで陰と陽のキャラクターを上手く使いこなす俳優は他に出てこない。最近だと『アバランチ』『MIU404』『恋はDeepに』『コウノドリ』など、どれも違った綾野剛を楽しむことができた。声のトーンが高く、ヘラヘラとした様子で喋るのも綾野剛であり、ドスの効いた声に鋭い目つきで睨むのも、微笑みながら包み込むような優しさを見せる姿も綾野剛なのである。ここまで対照的なキャラクターを演じ分けながら、どちらを見ても「綾野剛だ!」と認識させられることに感心する。そして本作の綾野剛は陽の印象が強い。いつもニコニコとしていて、よく喋り、周囲を明るくするタイプだ。サッカー選手というみんなの憧れであるからこそ、キラキラとした弾ける笑顔が似合う。初回では、そんなキャラクターが世間の厳しさを目の当たりにし、徐々にプライドがボロボロになっていく姿を綾野剛ならではのキャラクターで演じて魅せた。悲しみを笑顔で取り繕っている感じも繊細に表現されている。本当は辛いけど笑うしかないんだろうな。そう感じさせられる表情を見ることで、こちらも自然と感情移入されてしまうのである。また、涙のシーンはさらに箔が付く。日雇いの交通整理の仕事をしながら、虚しくなった新町が「俺、何やってんだ…」と、涙ぐむ姿には多くの視聴者が胸を締め付けられたのではないだろうか。幅広い表情を見せてくれる綾野剛の演技が今後も楽しみだ。個性豊かなレギュラーメンバーも見どころ!社長の厚意もあり、ビクトリーで働くことになった新町だが、そこには愉快なキャラクターも数多く登場。バリバリ仕事ができる若手のホープ・塔子(芳根京子)は、初回から新町の教育係として奮闘。ゲストである、横浜流星演じるサッカー選手との商談シーンも、凛として応じる姿は非常に魅力的であった。また塔子と同様に成績優秀で社長にも買われている梅屋敷(増田貴久)。仕事ができると自覚しているが故に鼻につく態度が個性的で可愛らしい。最近ドラマに引っ張りだこな増田貴久の演技も見どころである。第二の人生を再スタートさせる主人公が仲間と共にこれからどう成長してくのか、夏ドラマにふさわしい、熱いパワーをもらえる作品になりそうだ。[文・構成/grape編集部]
2022年07月02日King Gnu(キングヌー)の新曲「雨燦々」が配信リリース。綾野剛主演のTBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした。King Gnu新曲「雨燦々」がドラマ主題歌に2021年末は、映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌「一途」や同映画のエンディングテーマ「逆夢」のリリースで話題を呼んだKing Gnu。2022年も菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌「カメレオン」の発売や、初の東京ドーム公演の開催など、ホットなニュースが絶えない。そんなKing Gnuが、新曲「雨燦々」をリリース。TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした楽曲だ。King Gnuの新たな一面が垣間見えるような一曲に仕上がっているようで、常田大希は「我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました」と語っている。新曲「雨燦々」MV公開新曲「雨燦々」のミュージックビデオは、8月16日(火)20:00に公開。PERIMETRON(ペリメトロン)のOSRIN(オスリン)が監督を務めており、「眩しく赤い青春を描きました。 私のこの夏は雨燦々、一色。 あの頃みたいに 一緒に帰ろって言って チャリンコでまたねって。 またやりたいな〜。 スイカ食いながら見てください。」とコメントを寄せている。綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」なお、「オールドルーキー」は、綾野剛主演の日曜ドラマ。ドラマでは、綾野扮する元サッカー日本代表・新町亮太郎がスポーツマネージメントの世界で奮闘する姿が描かれる。<King Gnu 常田大希コメント>日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌のために「雨燦々」という楽曲を書き下ろしました。お話を頂き脚本を読み込んで行く内に、登場人物達の魅力に引き込まれて時間を忘れて読み耽ってしまったのが良い思い出です。こんなポジティブなエネルギーに満ちた作品に力を添えられた事をとても嬉しく思っております。意外にもKing Gnu としては剛ちゃんとの初作品になりますね!我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました。聴いていただくのが楽しみです。どうぞ宜しく!<綾野剛コメント>『オールドルーキー』にとって最後のピースがそろいました。誰一人として孤独にならぬよう照らしてくれる煌めき。いつだって寄り添ってくれる力強い愛。そして涙以上に染み込む雨がこんなにもあったかいなんて。また僕らを眩しい世界へと導いてくださいました。これからの時代を切り開き、生きる人すべてへふりそそぐ応援讃歌。ここに誕生です!【詳細】King Gnu 新曲「雨燦々」配信日:2022年7月15日(金)※綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」主題歌■TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」放送日時:2022年6月26日(日)より毎週日曜21:00~21:54※初回25分拡大出演者:綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、稲垣来泉、 泉谷星奈、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史
2022年06月23日ウィンダンシー(WIND AND SEA)から、VANS(ヴァンズ )との初のコラボレーションコレクションが登場。ウィンダンシー×VANS「オールドスクール」互いに異なる立場と土壌から、独自のカルチャーを築き上げているウィンダンシーとVANS。両者にとって初のコラボレーションとなる今回は、VANS永遠の定番として多くのファンに愛される名作「オールドスクール(OLD SKOOL)」をベースにしたコラボレーションスニーカーが制作された。“VANS AND SEA”の特別なロゴをデザイン普遍的な美しさを持つ「オールドスクール」のシルエットや特徴はそのままに、ソール部分に“VANS AND SEA”の特別なロゴをリフレクタープリントでデザイン。カラーは定番のブラック、様々なスタイルに合うベージュの2色で展開される。チェッカーフラッグ柄のTシャツ&ソックスもまた、VANSのシグネチャーであるチェッカーフラッグ柄にフィーチャーしたビッグシルエットTシャツとソックスも発売。ビッグシルエットTシャツは胸元にチェッカーフラッグ柄の“SEA”ロゴを大胆に、ソックスは履き口周りにチェッカーフラッグ柄と“VANS AND SEA”ロゴをデザインしている。商品情報VANS × WIND AND SEA発売日:・2022年6月10日(金) ウィンダンシー公式オンラインストア、ABC-NETMART本店のオンラインストアにて先行発売・2022年6月11日(土) ウィンダンシー中目黒・大阪、その他VANS取扱の実店舗で発売価格:・「オールドスクール」14,300円・「チェッカーフラッグ Tシャツ」7,700円・「チェッカーフラッグ ソックス(3足)」3,850円
2022年06月09日VANS(ヴァンズ)からストライプ柄の新作スニーカー「オールドスクール(Old Skool)」「オーセンティック(Authentic)」が、2022年6月10日(土)よりVANSストア各店などで発売される。爽やか上品ストライプ柄のVANS新作スニーカーVANSのアイコニックなシューズに、マルチストライプ柄の新作がラインナップ。アッパーにあしらったストライプ生地は、まるで高級テーラーで仕立てられたかのように上品な佇まいだ。「オールドスクール」にはブルー系にまとめたストライプ柄を、「オーセンティック」にはグリーン系をアッパーに採用。涼しげなカラーは、これから迎える夏のコーディネートで活躍してくれそうだ。詳細マルチストライプパック発売日:・2022年6月4日(土) ビリーズ・2022年6月10日(金)~ VANSストア各店、ABCマート グランドステージオンライン価格:・オールドスクール 8,250円・オーセンティック 7,150円【問い合わせ先】VANSジャパンTEL:03-3476-5624
2022年06月09日福田靖脚本の新ドラマ「オールドルーキー」に芳根京子、反町隆史、中川大志の出演が決定した。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に主人公・新町亮太郎(綾野剛)が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。芳根さんが演じるのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長も期待する、デキる若手社員・深沢塔子。責任感が人一倍強く、バリバリ働くキャリアウーマンで、入社5年目にして7人のアスリートのマネージメントを担当。元々、アナウンサー志望であり、スポーツ選手と結婚できるかもと思い、ここに入社したというミーハーな一面もある。そして、新町の教育係としてバディを組むことになる。今回の役作りで髪を20cmほどカットしたという芳根さん。「ここまで思い切ってバッサリ切ったのは初めてで、自分でも鏡を見るたびに驚いてしまいますが、新たな自分をお見せできるのではないかなと思っています」と言い、「撮影が始まったばかりで、塔子という女性をどう魅力的に生きていくか模索中ですが、新町さんとのコンビが、見ていてすっと入ってくるような気持ちいいコンビになるといいなと思っています」と意気込む。日曜劇場初出演となる中川さんと反町さんが演じるのは、「ビクトリー」の高学歴若手社員・城拓也と「ビクトリー」の社長・高柳雅史。新町に憧れてサッカーを始めた根っからのサッカー好きで、遊び感覚で仕事を楽しんでいる“ムードメーカー”城役の中川さんは「普段俳優という表舞台に立つ職業をしていますが、僕自身、裏方の仕事にも常に興味を持ってきました。今作の台本を読んで、アスリートと全力で向き合い、どうやったら良いパフォーマンスをして貰えるのか、どうやったらその人の魅力が一番伝わるのか、常に考え、裏から支えていくマネージメントの仕事にとても魅力を感じました。幼い頃から、スポーツには沢山の感動を貰いました。アスリートの方々、スポーツ業界で働く方々へのリスペクトを忘れず、存分にその世界を楽しみたいと思います!」とコメント。城拓也役の中川大志“ある目的”があって新町をわざわざ入社させたという、敵か味方か分からない高柳役の反町さんは「人生をかけてきた『仕事』が頓挫し、人生の第二ステージに立った時、人は何に支えられ、どう試練や葛藤を乗り越えていくのか?セカンドキャリアと一言で言っても、環境も人間関係もゼロからのスタートはどんなチャレンジなんだろうと想像しつつ、妥協しない『ビクトリー』の社長役を演じています。魅力的な出演者が織りなす人間関係にも注目して、お楽しみいただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。高柳雅史役の反町隆史「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月30日サッカー以外何もないどん底主人公が新たな目標に向かい、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する、福田靖脚本のドラマ「オールドルーキー」。この度、綾野剛演じる主人公の妻を榮倉奈々が演じることが分かった。妻・果奈子は、主人公・新町の一番のサポーターとして時には厳しく、時に優しく彼を鼓舞してきた元人気アナウンサー。2人の娘・泉実(稲垣来泉)と明紗(泉谷星奈)を育てるためにも、新町の第二の人生を必死でサポートしていくが、現実に直面し、心が折れそうになる新町に複雑な思いを抱えていくことに。そして、自分自身も家族のために大きく動き出していく。榮倉さんは「亮太郎の一番の応援団であり、一番の理解者であり、きっとこれまでも亮太郎を献身的に支えて・・・手のひらで転がして・・・きたであろう、夫婦のこれまでのストーリーが垣間見えるような、家族のシーンを作っていけたらと思っています」とコメントしている。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月29日俳優の中川大志が、7月期に放送される綾野剛主演のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』(毎週日曜21:00~)に出演することが29日、発表された。本作は、現役を引退したサッカー元日本代表が新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。綾野が演じる主人公・新町亮太郎は、底抜けに明るく、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手。しかし、怪我の影響で低迷し、J3のチームに所属後、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、そして、サッカー選手だった自分を誇りに思っていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。5月23日からスポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働く個性豊かな面々をはじめとしたドラマ出演者たち=本作のベストイレブンを随時発表している。このたび、2019年に第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、その演技力を伸ばし続けている中川大志の出演が発表された。役者歴が長く、映画はもちろんドラマ、バラエティやラジオなど多岐にわたって活躍している中川。NHK大河ドラマへの出演は4作品にもなるという実力派だが、意外にもTBS日曜劇場へのレギュラー出演は今作が初となる。中川が演じるのは、「ビクトリー」の高学歴若手社員・城拓也(じょう・たくや)。育ちがよく、スポーツが大好きという理由で入社したため、遊び感覚で仕事を楽しんでいる。小学生の頃に、日本代表戦に出場していた新町に憧れてサッカーを始めたという根っからのサッカー好き。新町が同じ会社の“オールドルーキー”として奮闘する姿は、純粋に新町をリスペクトする城にどのような影響をもたらすのだろうか。○■中川大志コメント中学生の頃から、TBSドラマの現場では沢山のことを学び、その後の俳優としての核となる、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。いつか絶対に立ちたい! と夢見ていた、憧れの日曜劇場に初めて参加出来ることが本当にうれしくて、ドキドキしています。普段俳優という表舞台に立つ職業をしていますが、僕自身、裏方の仕事にも常に興味を持ってきました。今作の台本を読んで、アスリートと全力で向き合い、どうやったら良いパフォーマンスをして貰えるのか、どうやったらその人の魅力が一番伝わるのか、常に考え、裏から支えていくマネージメントの仕事にとても魅力を感じました。幼い頃から、スポーツには沢山の感動を貰いました。アスリートの方々、スポーツ業界で働く方々へのリスペクトを忘れず、存分にその世界を楽しみたいと思います! お楽しみに!
2022年05月29日「NEWS」の増田貴久が、福田靖脚本で贈る7月期のTBS新日曜劇場「オールドルーキー」に出演することが分かった。サッカー以外のスキル&経験なしのどん底主人公・新町亮太郎(綾野剛)が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語にもなっている本作。今回、増田さんが演じるのは、そんな主人公が働くことになるスポーツマネージメント会社「ビクトリー」のエース・梅屋敷聡太。自身の学歴に激しくコンプレックスを持つ梅屋敷は、仕事が上手くいった同僚や、自分より優れた後輩を猛烈にライバル視する一面も。彼が仕事にかける情熱やその背景が明らかになるとき、どのような彼の葛藤が見えてくるのか注目だ。TBS連続ドラマへの出演は、「レジデント~5人の研修医」から10年ぶりとなった今回。増田さんは「久しぶりにTBSのドラマに呼んでいただけてうれしいです!」と喜び、「この作品の素晴らしさを伝える1つのピースとして、精一杯頑張ります」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月25日福田靖脚本ドラマ「オールドルーキー」より、綾野剛演じる主人公が働くスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の社長秘書役で岡崎紗絵が出演することが分かった。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底主人公・新町亮太郎が、新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する家族再生の物語。新町を綾野さんが演じるほか、上司役に高橋克実、愛娘役に稲垣来泉と泉谷星奈が決定している。今回新たに発表された岡崎さんは、『シノノメ色の週末』「パーフェクトワールド」「ナイト・ドクター」「ドクターホワイト」やバラエティ番組などに出演、モデルとしても活躍し、マルチな才能を見せている。本作で演じるのは、「ビクトリー」の社長が絶大な信頼を置く凄腕社長秘書・真崎かほり。夜な夜な飲み会を開いては優しい言葉を投げかけることから、社員たちにとって女神のような存在で、一目置かれている。一方で、社長秘書として社長の辛辣な社員評価を知り尽くしているが、そのことは決して社員には明かさないという小悪魔系女子でもある。「名だたる俳優の皆様とご一緒できるのはとても光栄です」と出演を喜んだ岡崎さんは、「葛藤するけども、持ち前の明るさと強さで打開し、新たな道を切り拓いていく。今までにない考え方や行動で、周りをも巻き込んで影響させていく。熱を伝導していくパワーを持った主人公に、私も熱く感化されて、希望溢れる作品の一員になりたいです」と意気込んでいる。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月24日鬼才パク・チャヌク監督が世界を震撼させた驚愕の復讐サスペンスを4Kリマスターで甦えらせた『オールド・ボーイ 4K』より、本国オリジナル予告2種とポスター、サブ写真が解禁された。この度解禁されたのは、2003年11月の韓国公開当初の本国オリジナル予告2種。本国オリジナル予告1は、はた迷惑な酔っ払い男オ・デス(チェ・ミンシク)の姿から始まり、韓国を代表する映画音楽監督チョ・ヨンウクが手掛けた本作のサウンドトラックから、ユ・ジテ演じる謎の男ウジンの複雑な感情を象徴するワルツ曲「Farewell, My Lovely」が流れ、「15年の監禁は始まりにすぎなかった」のテロップと同時に冒頭の酔っぱらい男オ・デスが復讐の怪物に変貌した姿で映し出される。また本国オリジナル予告2は、同じくサウンドトラックから、チェ・ミンシク演じる主人公オ・デスの孤独と哀愁を表現した曲「In A Lonely Place」が流れる中、オ・デスが電話を片手に「お前は誰だ」と言う場面から始まり、矢継ぎ早にキャストらの表情を切り取った場面が映し出される。最後には「二人の男の秘密」、「最高の対決が始まる」と締めくくられており、2種とも不穏なムードと謎解きサスペンス要素の高い予告となっている。韓国オリジナル予告で印象的に使われている2曲の曲名「Farewell, My Lovely」、「In A Lonely Place」は、実はどちらも映画のタイトル。「Farewell,~」はロバート・ミッチャム主演のアメリカ映画で邦題は『さらば愛しき女よ』で、「In A~」はハンフリー・ボガート主演のアメリカ映画で邦題は『孤独な場所で』だ。実はパク・チャヌク監督は、劇中で使用される曲の全てに様々な映画のタイトルを引用。引用された映画とその音楽が表現する世界観から本作を読み解くこともできるという、こだわりの強い監督ならではの仕掛けになっている。『オールド・ボーイ 4K』は5月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年04月24日7月期のTBS新日曜劇場は、綾野剛主演の「オールドルーキー」を放送。「HERO」「海猿」シリーズの福田靖脚本による完全オリジナルドラマとなる。本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もない、どん底に追い込まれた主人公・新町亮太郎が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために、37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。日曜劇場初主演となる綾野さんが演じる新町は、サッカーに人生をかけてきた底抜けに明るいプロサッカー選手。日本代表まで上り詰めたが、怪我の影響で低迷。その後、J3のチームに所属していたが、37歳で突如、現役引退に追い込まれてしまう。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町がどん底の中で出会ったのは、現役アスリートの代理人やマネージメントを行うスポーツマネージメント会社「ビクトリー」。サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、何よりもサッカー選手だった自分を誇りに思ってくれていた娘たちのために、新町はそこで働く決意をする。しかし、その娘たちには、引退したことを言えないでいる…。また、心のどこかでは “引退”が未だ受け入れられない自分がいて、現実の間で揺れ動いていく新町。仕事でも大きな壁に直面する――。そんな「ビクトリー」で働く個性豊かなエージェントたちが対峙するのは、顧客となる現役アスリートたち。今作では、実際のトップアスリートたちに緻密な取材を行っている。例えば、野球では現役で活躍する鈴木誠也選手に取材し、選手としての葛藤や、自身が所属しているスポーツマネージメントの話などを聞いたほか、有名アスリートたちの生の声も反映させているという。綾野さんは「脚本の福田靖さんが描く新町や登場人物に対する愛がとても深く温かく、時に苦しく、それでも前進するための人生において大切なメッセージをたくさん受け取ることができ、ドラマチームの真摯な眼差しと志と向き合いに僕自身とても勇気をいただきました。登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました」と本作について語る。また、撮影に向けてサッカーの練習中だという綾野さん。「初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています」と報告し、「毎日新たな発見があり、まさに日々成長です。やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます」と意気込みを語っている。日曜劇場「オールドルーキー」は7月期毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年03月23日VANS(ヴァンズ)のスニーカー「オールドスクール(OLD SKOOL)」「エラ(ERA)」「SK8-HI(スケートハイ)」より2022年の干支“寅”をモチーフにした新作「“タイガーパターン”パック(“Tiger Pattern” Pack)」が登場。2021年12月30日(木)より、ABCマート グランドステージにて発売される。VANS“寅年”にちなんだタイガー柄人気スニーカー3型今回登場する、VANSの人気スニーカー3型「オールドスクール」「エラ」「SK8-HI」の新作は、“寅年”にちなんだタイガー柄が目を惹くデザイン。いずれもファーやハラコ素材のようなデジタルプリントを採用し、表情豊かに仕上げた。また、「オールドスクール」と「SK8-HI」は、シューズの踵部分のクッションを省いた“テイパード”と名付けられたシルエットを採用。スッキリとしたフォルムに成形することで、幅広いスタイリングに合わせることの出来る一足となっている。なお、サイズは22.0cmから30.0cmで展開。ユニセックスで着用することが可能だ。詳細VANS 「“タイガーパターン”パック」発売日:2021年12月30日(木)販売店舗:ABCマート グランドステージおよびABCマート オンラインストア価格:オールドスクール 8,250円、エラ 7,150円、スケートハイ 9,350円サイズ:22.0cm~29.0cm(0.5cm刻み)、30cm
2021年12月30日『シックス・センス』『ヴィジット』など数々の衝撃作を手がけてきたM・ナイト・シャマラン監督の最新作『オールド』が本日から日本での公開をスタートした。本作は、謎のビーチを訪れた人々が体験する衝撃的な出来事の数々を描いた作品で、これまでのシャマラン作品同様、アッと驚く展開や予測不可能な物語が楽しめる。その一方で本作は不可思議な設定を用いてこれまで以上に“人間ドラマ”を描こうとしている作品でもある。「私の人生で経験したことがこの映画の中で描かれています」と語るシャマラン監督に話を聞いた。本作の舞台は美しい海と自然が広がるリゾート地。休暇を楽しむために訪れた人々は豪華なホテルで従業員から笑顔で迎えられ、美味しそうなドリンクでもてなされる。そして案内されたのは、人里離れたビーチ。人々は美しい海と空に笑みがこぼれる。しかし、謎の女性の死体が見つかり、ビーチでは奇妙な出来事が次々に発生。さらに小さな少年が気がつくと青年に成長している。逃げ出すことは不可能で、そこにいる人々は通常では考えられない速度で老いていく。一体、何が起こっているのか?本作には原案がある。ピエール・オスカー・レヴィとフレデリック・ペータースが手がけたグラフィックノベル『Sandcastle』は2010年にフランスで発行された作品で、シャマラン監督は娘たちからプレゼントされ「最初に読んだ時からミステリアスで面白いと思いました」と振り返る。「自分のアイデアでもそう思うのですが“これは面白い。このアイデアに2年ほど費やしてもいいな”と思わせてくれるものがありました。ダークコメディで面白いんけど、どこか奇妙で壮大さもあって……これは映画にしたいと思ったわけです」そこでシャマラン監督は書籍から受けたインスピレーションを基に脚本を執筆し、撮影の準備を進めていった。新型コロナの感染が広がる状況下だったが、シャマラン監督は自身でプロデューサーも務め、安全対策をしながら、悪天候などのトラブルを乗り越えて撮影を敢行した。「パンデミック(感染拡大)の時期だったので、これまで以上に自分の考えていることを紙に書き出して、壁に貼って、それらをじっくりと分析する時間がありました。私が夢見る、理想とする“映画言語”とは一体、どういうものなのかをじっくりと考える時間があったわけです。ドリー(撮影用の移動車)の上でカメラをどの角度で動かせばいいのか? ズームをどのように使うのが効果的なのか? 1970年代風のカメラの動きをするにはなにが必要なのか? そんなことを考えたりしました。あとは“カメラがキャラクターたちの動きと関係なく動く”なんてことも考えたりしましたね。あるふたりが会話している場面があるとして、通常だとそれぞれのキャラクターを映すわけですが、まるで時間が流れていくようにカメラ自身の動きが存在したとしたら……そんなことも考えました」シャマラン監督が振り返る通り、本作ではこれまでのシャマラン作品以上に計算された構図のショットや、観客を意図的に惑わせるカメラの動きが多く登場する。さらに監督はロケで撮影することにこだわったようだ。「作品に自分で資金を投じるようになったのは『ヴィジット』からだと思うのですが、資金を出すことで、自身の決断を下すことができるようになったと思います。今回の作品で私はロケーション撮影を選択しました。それは余計に予算のかかることですし、パンデミックが起こっている状況ですから、いつも以上に予算がかかることはわかっていましたが、自分でプロデューサーも務めていたことでロケが実現したわけです。経済的なリスクを背負うことで、自分の芸術性を守り、結果として出来上がった作品は、これまでより成功するようになったと思っています」シャマラン監督は、いつも“超現実的なものと、地に足のついたドラマのバランス”を重視していると力説する。「それは非常にデリケートなバランスの上に成り立っているものです。通常のドラマもあれば、ハリー・ポッターのような完全なファンタジーもありますが、ふたつのバランスをとることが私の作品では重要なのです。たとえば恐竜が現代に戻ってきたとしたら? そんな超現実的な設定を地に足のついたドラマとして語ることができれば、観客は"もしかしたら、そんなことも起こりえるのでは?”と感じてくれるでしょう。だから私はいつも目には見えないもの、手で触れられないものが、見たり触れたりできると感じられることに興味があります。子どもはそういうことを信じられますよね? 私は大人もそういうことを信じられたらいいなと思っているんです。そして私の作品にはもうひとつの特徴があります。それはすでに存在する超現実的な神話の上で、さらに自分の考えた新しい超現実的な神話を語ることです。エイリアンやゴーストやヴァンパイアは、劇場に来る前から観客が知っている神話ですよね? 私はその上でさらに新しい神話を作り出して語りたいのです。今回の映画ですと、ビーチに岩があって、その岩が人間の細胞をとても早いスピードで成長させる。このような設定を加えると観客に理解してもらうのが難しくなるのはわかっているのですが、これこそが私の映画の特徴だと思っています」美しくも奇妙なビーチを訪れた人々はすごい速度で成長していく。愛らしかった幼児はあっと言う間に成人になり、若い父親の顔には深いシワが刻まれる。まるで人生を“早送り”しているような現象が発生するが、この設定はシャマラン監督が日々の生活をおくる中で思いついたものだという。「私の人生で経験したことがこの映画の中で描かれています。たとえばですが、子どもたちの成長は本当に早くて、あっと言う間に大人になってしまうんです。私の子どもたちはすでに成人して、娘のひとりは今回の映画のセカンドユニットのディレクターをしています。その一方で、自分の親はどんどん老いて弱っていく。私の親も年老いて、歩いたり、食事するのを手伝わなければならない状況にあります。まるで赤ん坊の世話をしているようなことを自分の親に対してやっている状況なんです。ですから、“老いること=オールド”がいつも私の頭の中にあって、世の中にはいつも同じものはないんだな、家族でさえもどんどん変わっていくものなんだと感じるようになりました」その結果、本作は、誰もが人生の中で感じる時間の不思議さ、気がつくと様々な状況が変化していくことの驚きが盛り込まれた作品になった。「もし仮にものごとのスピードがものすごく早くなったとします。そうすると皮肉なことに、イヤなメールを受け取ったとか、狙っていた仕事を誰かに取られたなんてことが“それって本当に大事なことか? そんなことに執着していていいのか?”と思えてくると思うのです。逆に人は人生の中で何を楽しむべきなのか? 何が人生で大事なのか? を考えると思います。そして人は“いま現在”が最も大事なんだと感じられるのではないでしょうか? ものごとをゆっくりとしたスパンで見ていくと、ひとつひとつの大切さが見えなくなってしまうことがあると思うのです」ここまで読んだあなたは“今回のシャマラン映画はいつもと少し違うのでは?”と思うかもしれない。もちろん、本作にはシャマラン監督お得意の衝撃的な設定や展開、観客の予想を上回るラストが描かれる。その上で本作はこれまで以上に観客が考えたり、自分の引き寄せたりできる題材も扱っている。ショックやサプライズで終わらない、ありそうでなかった“新たなシャマラン映画”の誕生といえるだろう。『オールド』公開中
2021年08月27日M.ナイト・シャマラン監督がガエル・ガルシア・ベルナルら多彩なキャストを迎えた最新作『オールド』が、ついに公開。この度、シャマラン監督をはじめとした、製作スタッフ陣が撮影時の貴重なエピソードを語る特別映像が到着した。映像内で開口一番、「現場での撮影準備はまさに悪夢だった」とシャマラン監督が語る本作の撮影は、2020年新型コロナウイルスの世界的な流行によって、あらゆる主要都市がロックダウンされていた時期に行われた。本作は、場面設定はほとんど1か所のみだったため、その撮影箇所を探すことが製作者にとって最重要タスクとなった。撮影の準備として、まずは主な舞台となる美しいプライベートビーチ、そして2つ目はホテルのロケ地探しから始まり、間もなくカリブ海に目を付け、中でもドミニカ共和国が検討されることに。シャマラン監督と主なスタッフたちは3か所を候補として挙げ、最終的に息を飲むほどの美しい景観だけでなく、本作の世界観に必須となる適度な孤立感を持つサンタ・バーバラ・デ・サマナのマジェスティック・ビーチを主な撮影場所に決めた。このドミニカ共和国での撮影は、シャマラン監督において、初の試みである米国外での撮影となり、過去に『ヴィジット』(15)、『スプリット』(17)、『ミスター・ガラス』(19)といった近年のシャマラン監督作品で何度もタッグを組んできた製作のマーク・ビエンストックも「撮影は苦労の連続だった」と語るように、コロナ禍というだけでなく、撮影地がドミニカ共和国という小さな国での撮影ということで必要な備品や人材を全て準備して現地入りしたこともあり、撮影は過酷だったようだ。美術監督のネイマン・マーシャルは、「崖に周囲を囲まれ周囲と遮断されたビーチという発想は面白い仕掛けだ。視覚的にも物語的にもね」とロケ地として選ばれたサマナのビーチの魅力について語る。しかし、ようやくロケ地が決まったものの、撮影期間は運悪くハリケーンのシーズンと重なってしまったという。「文字どおり世界中を探し回ったよ、私の頭の中にあるようなビーチをね。結局カリブ海で撮ることになったが、コロナもハリケーンも保険に入れなかった。そして崖を作ったところで、ハリケーンに襲われた。リスクの多い撮影だった」と当時起こったハリケーンによる壮絶なアクシデントについてシャマラン監督は語る。しかし、そんな中「限られた時間で撮るからミスはできない。1日だって延期できない中、本作を撮り切れたことを誇りに思うよ」と語り、数々のアクシデントや制約を乗り越えて完成した本作に自信を覗かせている。本作は、コロナ禍の真最中に撮影されたことで、意図せず隔絶を強いられた世界の現状ともシンクロする内容になっている。『オールド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年08月27日シャーリーズ・セロン主演のNetflixのSFアクション映画『オールド・ガード』の監督が、ヴィクトリア・マホーニーに決まった。オリジナルを監督したジーナ・プリンス=バイスウッドは、今作の成功でほかからオファーがかかり、続編の監督から降板していた。昨年配信開始された『オールド・ガード』は、Netflixのオリジナル映画の中でも最も多くのアクセスを稼いだヒット作。セロンはプロデューサーも兼任する。続編には、セロンのほか、キキ・レイン、マティアス・スーナールツ、キウェテル・エジョフォーなども再登場する。文=猿渡由紀
2021年08月27日スリラー映画の名手M.ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』。本作でシャマラン監督が選んだテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、“時間”が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない家族の恐怖とサバイバルを描く。この度、シャマラン監督がこだわったキャスティングについてのコメントが到着した。本作は、ある年の父の日にシャマランが3人の娘たちからグラフィックノベル「SANDCASTLE」(原題)を贈られたことから始まった。2011年に出版されたこの書籍は、フランス人作家であるピエール・オスカル・レヴィと、アーティストであるフレデリック・ペータースが手掛けた、物悲しく瞑想的な雰囲気の作品で、いろいろと考えさせられるような内容。休暇を楽しもうと人里離れたビーチを訪れた人々が急速に年を重ねることとなってしまうというストーリーが、シャマランの想像力を刺激し、全ての人に共通する“死”についてのストーリーを映画に落とし込んだという。本作だけでなく『ヴィジット』『スプリット』『ミスター・ガラス』でも製作総指揮を務めたスティーヴン・シュナイダーは、本作の人を惹きつけるようなストーリーに深みと真正性を加えるため、シャマランは世界中のあらゆる地域から役者を加える必要があると感じ、様々な民族的バックグラウンドや国籍を持つ、勢いある役者に出演してもらおうとしたと明かす。また、シャマランは「製作に携わる全ての映画作品において、僕が今どこにいるのかを反映したものにしたいと思っています。今いる場所を表現することで、僕が移民であるという事実を知らせることができると思います」と語り、「キャリアを語る際には特別目立たせることはしないが、僕は米国で映画製作をしながらも、生まれはインドのポンディシェリ。幸運なことに、ハリウッドで映画製作をして、世界中の人々に映画を観てもらうことができています。だからか、出演者を検討するときにメキシコ訛り、ドイツ訛り、英国訛りの役者を迎えるのは素敵なことだと思います」と、自分のバックグラウンドを反映させたものを作ろうとしたことを教えてくれた。今回一家の父親ガイ役を演じたメキシコ生まれのガエル・ガルシア・ベルナル、妻プリスカを演じたルクセンブルク生まれのヴィッキー・クリープス、娘役を演じたニュージーランド出身のトーマシン・マッケンジーや、アジア系アメリカ人のケン・レオンら国際色豊かなキャスト陣のキャスティングが、シャマラン監督の理想の形であったことが分かるだろう。また、プロデューサーのアシュウィン・ラジャンにとって、国際色豊かな出演者たちを率いるという点でもガエルは理想的だったと言い、「思いやりに溢れたガエルは、ガイ役にぴったりな役者だった。命が脅かされている状況下で子供が2人いる父親であり、プリスカの夫でもあるガイを演じるには、瞬時にこの役柄に入り込めなければならない。作品全体がガイや2人の子供の視点から描かれている。その点でガエルは素晴らしく成し遂げてくれたと思う。人を惹き込むような役者だ」と、ガエルがまさに適役であったこと、そして本作での好演を絶賛している。コロナ禍でオーディションを実施し、撮影を行い、1800万ドルもの製作費も監督自らが出して製作された肝いりの本作。キャスティングにおいても一切妥協をすることなく、理想の俳優たちが集結した最新作といえそうだ。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年08月22日VANS(ヴァンズ)から、“湯呑み”をモチーフにしたスニーカーコレクション「VANS 鮨 SUSHI PACK」が登場。VANSのオーセンティック&オールドスクールが“鮨屋の湯呑み柄”で登場鮨屋のカウンターでお馴染み、様々な魚編の漢字を総柄であしらった湯呑みとVANSの異色のコラボレーションが実現。VANSブランドの第一作目「オーセンティック(Authentic)」と、ブランドアイコンのサイドストライプを初めて採用した「オールドスクール(Old Skool)」。アッパーの一部に鮨屋の湯呑み柄を大胆にあしらった、2つの定番モデルが展開される。カラーは、いずれのモデルもホワイト&ブラックの2色展開。USスケートカルチャーの元祖と日本の伝統パターンが融合した、ユニークでニュートラディショナルな仕上がりの一足となっている。商品情報「VANS 鮨 SUSHI PACK」発売日:2021年8月7日(土)価格:・「オーセンティック」7,700円・「オールドスクール」8,800円取扱店舗:VANSストア各店、ABC-MART一部店舗
2021年08月16日『シックス・センス』『サイン』『ヴィジット』『スプリット』など、話題作を次々生み出すスリラー映画の名手M.ナイト・シャマラン監督の『オールド』。この度、全米公開に合わせてプレミアイベントが開催され、本作のメガホンをとったシャマラン監督ほか、ビーチに訪れる一家の父親役を演じた主演のガエル・ガルシア・ベルナルらが一挙に集結した。7月23日(金)より全米で公開された本作は、7月25日(日)までの週末3日間で1,651万ドル(日本円=約18億2270万円)を稼ぎ、初登場No.1を記録した(※数字は7月26日付、Box Office Mojo調べ)。プレミアイベントにはシャマラン監督、ガエルほか、アレックス・ウルフ(『ジュマンジ/ネクスト・レベル』)、エリザ・スカンレン(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)らキャストたちが、本作の舞台となるビーチをイメージした砂が敷き詰められた“サンドカーペット”に登場した。ガエルは「このような機会でプレミアを開催出来るのは素晴らしいことだよ。僕自身はよく劇場に足を運んでいるんだ。メキシコでは劇場が営業しているからね」と語り、コロナ禍で長期間多くの人が劇場から離れていたが、本作を多くの人が再開した劇場で観ることに期待を寄せた。また、シャマラン監督の作品でのお気に入りのポイントについて問われると「監督は真の映画人そのものだ。物事へのアプローチ、映画に関する知識や言語を自由自在に操ることが出来る。多くの試みをしてそれを随所に活かしている。創造力に満ちた雰囲気づくり、世界観を現場にもたらす方法を知っている。リスクも伴うけどリスクを冒してチャレンジしていかないと良いものは生まれないと思う」と魅力を明かした。シャマラン監督もまた「このプレミアの開催日を選んだ時はまだコロナ禍で、上手く行くことを願っていた」と打ち明け、プレミアを無事に開催することができたことに安堵の表情を見せ、「劇場での映画鑑賞が最高のアートである理由は、1つの空間で観客同士が影響しあうなどたくさんある」と続ける。「1人で映画鑑賞、読書をしても自分自身の世界観や感想しか生み出さないが、500人以上の見知らぬ人と鑑賞することで色々な視点を共有することが出来る」と言い、「皆が互いに影響し合う。こうやって集まれるということは素晴らしいことだ」と、劇場体験がもたらす素晴らしさについて語り、本作を多くの観客に観てもらえること、そして多くの観客が同じ空間で作品を鑑賞することによって新たな映画の視点を考えるきっかけを与えあうことに期待を寄せた。コロナ禍でオーディションを実施し、撮影を行い、1800万ドルもの製作費も監督自らが捻出したという本作。実は本作のアイディアは、シャマラン監督の娘たちが父の日にプレゼントしてくれた“サンド・キャッスル”というグラフィックノベルが原案になっているという。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年07月27日『シックス・センス』の監督M.ナイト・シャマランによる最新作『オールド』が、2021年8月27日(金)より全国ロードショー。M.ナイト・シャマラン最新作、“一日で老いて一生が終わる”ビーチでの謎解きタイムスリラー映画『オールド』は、“時間”をテーマに恐怖とサバイバルを描く謎解きタイムスリラー。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、[時間]が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できないという極限状態に陥った家族を描く。『シックス・センス』のM.ナイト・シャマランが監督メガホンをとったのは、スリラー映画の名手、M.ナイト・シャマラン。シャラマンの作品は、見るものをじわりじわりと恐怖の世界に引き込む独特の世界観を特徴とし、これまで数々の話題作を送り出してきた。なかでも『シックス・センス』は、数々の伏線の延長線上にある驚愕の結末で話題を呼んだ名作であり、シャラマンの出世作。翌年続けて発表したブルース・ウィリス主演の『アンブレイカブル』のほか、『スプリット』、『ミスター・ガラス』なども手掛けている。そんなシャマランが、今回の『オールド』では“一日で老いて一生が終わる”脅威にさらされたビーチでの恐怖を、驚愕のラストまで誘っていく。『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナルほか出演出演者には、『モーターサイクル・ダイアリーズ』のガエル・ガルシア・ベルナル、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のアレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のエリザ・スカンレンらが名を連ねる。【映像】脱出不可能なビーチを舞台に描かれる“一家の恐怖とサバイバル”公開された映像は、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着すると美しい眺望が広がり、各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむが、暫くすると奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。子供たちは急速に成長してしまった。さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明し、一家はじめこの場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。なぜ、このビーチで子供たちは急に成長し始めたのか?この場から逃げることはできるのか?【詳細】映画『オールド』公開日:2021年8月27日(金)全国ロードショー出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープスアレックス・ウルフ、トーマシン・マッケンジー ほか原案:「Sandcastle」(Pierre Oscar Lévy and Frederik Peeters)監督・脚本:M.ナイト・シャマラン製作:M.ナイト・シャマラン、マーク・ビエンストックほか配給:東宝東和
2021年06月14日M.ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』の公開日が8月27日(金)に決定。あわせて、日本版予告編と場面写真が公開された。『シックス・センス』(1999年)『スプリット』(2017年)ほか、話題作を次々生み出すスリラー映画の名手による本作のテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで「時間」が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない家族の恐怖とサバイバルを描く。主演には、ビーチに訪れる一家の父に実力派のガエル・ガルシア・ベルナル(『モーターサイクル・ダイアリーズ』ほか)。トーマシン・マッケンジー(『ジョジョ・ラビット』)、アレックス・ウルフ(『ジュマンジ/ネクスト・レベル』)、エリザ・スカンレン(『ストーリー・オブ・マイライフ / わたしの若草物語』)ら、フレッシュな俳優陣も出演している。公開された映像は、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着し、美しい眺望とともに各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむが、暫くすると周囲で奇妙なことが起こり始めた。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。子供たちは急速に成長してしまった。さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明。一家はじめこの場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。映像では、時計の時を刻む音が徐々に大きく響き、観る人の精神を蝕むように不安を煽る。なぜ、このビーチで子供たちは急に成長し始めたのか?この場から逃げることはできるのか?一家を待ち受ける驚愕のラストとは。さらに、最新映像に合わせて解禁された場面写真には一家が抱きしめ合う姿が。楽しいはずのバカンスは脅威に晒され、動揺を隠せず泣きながら抱き合う姿は結末が気になる1枚となっている。『オールド』8月27日(金)より日本公開
2021年06月11日M. ナイト・シャマラン監督最新作『オールド』が、8月27日(金)より公開決定。時間が異常な速さで過ぎていくビーチを舞台にした日本版予告編が解禁された。『シックス・センス』『スプリット』などスリラー映画の名手として知られ、これまでに独特な世界観で人々を不安と恐怖に陥れてきたシャマラン監督が描く本作のテーマは、“時間”。バカンスを過ごすために訪れた美しいビーチで、“時間”が異常なスピードで加速し身体が老いていく不可解な現象に見舞われ、謎を解かなければ脱出できない家族の恐怖とサバイバルを描く。解禁された日本版最新予告には、ある家族がバカンスに出かけるありふれたシーンから始まる。秘境のビーチに到着すると美しい眺望が広がり、各々が浜辺で寛いでバカンスを楽しむ。だが、しばらくすると、周囲に立て続けに奇妙なことが起こり始める。砂に埋もれた大量のスマートフォン、海に漂流し異常なスピードで腐敗が進む死体。さらに、子どもたちが急速に成長してしまった!さらに、このビーチから出ようとすると意識を失い、脱出できないことが判明。一家をはじめ、この場所に訪れた人々は狼狽しパニックに陥る。予告編には、時計の時を刻む音が徐々に大きく響き、観る者の精神を蝕むように不安を煽る映像となっている。なぜ、このビーチでは時間が早く進むのか、この場から逃げることはできるのか?最新映像を合わせて解禁された場面写真には一家が抱きしめ合う姿があり、楽しいはずのバカンスが一変し、動揺を隠せず泣きながら抱き合う姿が気になる1枚となっている。ビーチを訪れる一家の父には『バベル』「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」ガエル・ガルシア・ベルナル、『ファントム・スレッド』ヴィッキー・クリープスほか、『ジョジョ・ラビット』で大きく注目されたトーマシン・マッケンジー、『ヘレディタリー/継承』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』アレックス・ウルフ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』エリザ・スカンレンなどフレッシュな俳優陣が出演する。『オールド』は8月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:オールド 2021年8月27日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2021年06月11日ゲイリー・オールドマンとデヴィッド・フィンチャー監督がタッグを組んだNetflix映画『Mank/マンク』が、12月4日(金)からの全世界独占配信に先駆けて11月20日(金)より日本全国の映画館で公開。その劇場が決定した。本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを主人公に描く物語。アルコール依存症に苦しみながら、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の仕上げに追われていた脚本家マンク(ゲイリー・オールドマン)。機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出していく。監督を務めるのは、『セブン』『ファイト・クラブ』などの名作を生み、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞監督賞ノミネート、近年では「マインドハンター」で知られるデヴィッド・フィンチャー。Netflix映画『Mank/マンク』は11月20日(金)より一部劇場にて公開、12月4日(金)より独占配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】Mank/マンク 2020年11月20日より一部劇場にて公開、2020年12月4日よりNetflix独占配信開始
2020年11月04日ゲイリー・オールドマンが、映画『市民ケーン』(’41)の脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツを演じ、のちの名作が生まれるまでの壮絶な舞台裏を描き出すNetflix映画『Mank/マンク』より、モノクロームの予告編とキービジュアルが到着した。『セブン』『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガール』などを手掛けたデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた本作は、映画史に燦然と輝くオーソン・ウェルズ監督・製作・主演の名作『市民ケーン』でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家“マンク”を主人公に描く物語。ゲイリーのほかにも、アマンダ・セイフライド、リリー・コリンズ、チャールズ・ダンス、タペンス・ミドルトン、トム・ペルフリー、トム・バークら演技派が脇を固めている。アルコール依存症に苦しみながらも、社会を鋭く風刺し続けた脚本家のマンクは、のちに不朽の名作となる『市民ケーン』の脚本の仕上げに追われていた。依存症の問題を抱えながらも、機知と風刺に富んだマンクの視点から、1930年代のハリウッドを新たな角度から描き出す。今回到着した予告編は、モノクローム映像とレトロなサウンドで構成され、名作誕生に至るまでの紆余曲折と、華やかなハリウッド黄金期の光と影が描かれていく。マンク(ゲイリー・オールドマン)をはじめ、マンクを取り巻く個性豊かなキャラクターが次々に登場し、複雑で怪しげな人間ドラマを予感させる。なお本作は、日本でも11月20日(金)より一部劇場にて公開が予定されている。Netflix映画『Mank/マンク』は12月4日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2020年10月22日『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』で絶賛を受けたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが主演するタイの断捨離ムービー『ハッピー・オールド・イヤー』の予告編が完成、印象的なシーンをとらえた場面写真も到着した。チュティモンは『バッド・ジーニアス』の後も、ファッションアイコンとしても世界的に活躍、「VOGUE HONGKONG」や「Harper’s BAZAAR THAILAND」など多くのファッション雑誌の表紙を飾り、タイ国内のみならず世界各地で若者から絶大な人気を誇る。本作ではトレードマークのロングヘアをカットしてイメージを一新、女優としての新境地を開拓することに成功。10月28日(金)に発表となる第14回アジア・フィルム・アワードでは、筒井真理子(『よこがお』)、チョン・ユミ(『82年生まれ、キム・ジヨン』)らとともに主演女優賞にノミネートされる快挙を成し遂げた。彼女が演じる主人公ジーンは、留学先の北欧でミニマルなライフスタイルを学んだデザイナー。帰国後、実家のビルを自分のデザイン事務所に改装することを思い立ち、モノにあふれた家の“断捨離”を始める。部屋が整理されていくのと反比例して、モノにまつわる思い出が溢れだしジーンの心は次第に乱れていく。時は年の瀬、彼女は新たな気持ちで新年を迎えることが出来るのか――。予告編では「ゴールを設定する」「想い出に浸らない」「迷わない」という断捨離の3ステップを踏みながら、チュティモン演じるジーンが順調にものを捨てていく前半から一転、友人からプレゼントされたCDを捨ててしまったり、カメラを返すために元恋人に会ったことで次第に心が乱れていく様子が描かれている。ベッドに横たわるジーンの切なげな表情とともに映し出される「ひとの気持ちは、簡単に仕分けられません」というキャッチコピーが後を引く予告編だ。併せて、高く詰まれたゴミ袋が並ぶ中でジーンがひとり座り込む姿や、涙する姿、元恋人や家族との関係性が窺える場面写真も解禁となった。本作は第15回大阪アジアン映画祭のグランプリに輝いたほか、世界各地の映画祭にも多数招聘されており、ドイツのハンブルク国際映画祭ではAsiaExpress部門に正式出品され、10月21日から始まる第25回釜山国際映画祭「アジアの窓部門」にも青山真治監督『空に住む』、沖田修一監督『おらおらでひとりいぐも』などとともに正式出品が決定している。『ハッピー・オールド・イヤー』は12月11日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・オールド・イヤー 2020年12月11日よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©2019 GDH 559 Co., Ltd.
2020年10月05日『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の製作スタジオと主演チュティモン・ジョンジャルーンスックジンが再タッグを組んだ映画『ハッピー・オールド・イヤー』の公開が決定。ビジュアルも到着した。デザイナーのジーンは、スウェーデンに留学しミニマルなライフスタイルを学んで帰国。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、オンラインで自作の服を販売する兄と3人で暮らす彼女は、家を改装しデザイン事務所にすることを思い立つ。理想的な事務所にすべく、モノにあふれた家の“断捨離”を進め、友達から借りたままだったモノを返して廻ることに。しかし、友達の反応は千差万別で、なかなか思うように断捨離は進まない。そんなとき、かつての恋人エームから借りたカメラを見つけ、小包として送るが、受取を拒否され返ってきてしまう…。第15回大阪アジアン映画祭にてグランプリに輝いた本作は、ちょっぴりほろ苦いけれど、誰もが共感すること間違いなしの「断捨離」ムービー。第49回ロッテルダム国際映画祭ではVoices Main Programmeに選出、第10回北京国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されるなど、世界からの注目度も高い。主演のチュティモンが演じるジーンは、留学先の北欧でミニマルなライフスタイルを学んだデザイナーで、帰国後、家の断捨離を始める。しかし、部屋が整理されていくのと反比例して、モノにまつわる思い出が溢れだし、心は千々に乱れてしまう。監督を務めたのは、国内外で高く評価されるタイ映画界の新世代旗手ナワポン・タムロンラタナリット。長編デビュー作『36のシーン』では、釜山国際映画祭ニューカレントアワードを受賞。日本では新作が製作される度に、東京国際映画祭と大阪アジアン映画祭のどちらかで必ず上映されてきたが、本作が待望の正式な劇場公開作となる。また公開決定と同時に到着したパステル調の背景が目を引くポスターでは、ゴミ袋を持ち佇むジーンを囲むように、断捨離しようとするアイテムがイラストで描かれている。『ハッピー・オールド・イヤー』は12月11日(金)よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2020年09月05日VANS(ヴァンズ)のスニーカー「オールドスクール(OLD SKOOL)」のローズ バッド(ROSE BUD)限定モデルが、2020年8月26日(水)、ローズ バッド各店およびオンラインストアにて発売される。ローズ バッド限定の「オールドスクール」は、スモーキーなパープルカラーを基調に、チェッカーボード柄をエンボスで施したシューズだ。上品なパープルカラーのアッパーにホワイトソールを組み合わせ、カジュアルすぎず、秋のコーディネートにマッチする雰囲気に仕上げた。【詳細】ローズ バッド限定「オールドスクール」発売日:2020年8月26日(水)取扱店舗:ローズ バッド各店・オンラインストア価格:9,000円+税サイズ:5 / 5H / 6 / 6H【問い合わせ先】ローズ バッド 新宿店TEL:03-5368-2767
2020年08月27日日本時間7月26日、オンラインで開催されている「コミコン@ホーム」のパネルディスカッションで、シャーリーズ・セロン主演のNetflixオリジナル映画『オールド・ガード』や、「13の理由」キャサリン・ラングフォード主演のNetflixファンタジーシリーズ「ニミュエ選ばれし少女」など、“女性が主導権を持つ”映画やTVシリーズを手がける女性気鋭クリエイターが集結、自身の作品やキャスティングなどについて語った。現在Netflix史上6位の大ヒットとなっている『オールド・ガード』のジーナ・プリンス=バイスウッド監督は、グレッグ・ルッカのような著名なグラフィックノベルのクリエイターと組めたことは貴重な体験と振り返り、彼が作り出した女性キャラクターに惚れ込んだことを明かす。「2人の女性主人公のうち1人は若い黒人女性なんて、『ブラックパンサー』以来ですよね。だからとても興奮しました」と監督。「私はアクション映画が大好きです。ハリウッドでは私たちはアクションが好きではなく、撮りたいとも思わないと考えてるようですけれど。クールなセットで、古代の武器が現代の武器を打ち負かせることや2人の女性を最高に描けることには興奮しました」と言う。「シャーリーズとキキ・レインには、あまりスタントダブルを使いたくないと話しました」と続け、「最高のアクションシーンが人物にストーリーをもたらすので、合成や編集なしに、その表情が見えなければならないと考えたのです」と語り、それを実現させた優秀なスタントチームの仕事ぶりにも言及した。6,000歳以上のベテラン戦士アンディを演じるシャーリーズはこれまでもアクションを披露しているが、ルーキーであるナイル役のキキ・レインは初めてのアクション映画。しかも、彼女の前作はまったく系統の異なる『ビール・ストリートの恋人たち』だ。キキについて監督は「ヤバいくらいに最高です」と絶賛を贈る。「ナイルは海兵隊員なので、その役割を演じられる自然なタフネスがある俳優が必要でしたが、キャスティングに苦労していました。オーディションでも素晴らしい俳優にたくさん会いましたが、まだ見たことのないタフネスが必要でした」。そんなとき「バリー・ジェンキンス監督が『ビール・ストリートの恋人たち』のアーリーカット版に誘ってくれて、そこでキキに会いました。『うわぁ、彼女は本当によい女優だな』とは思いましたが、彼女はソフトすぎると思っていたんですよ、間抜けなことに」。その後、彼女がオーディションに参加してくれたとき、会って5秒で、彼女が脆さを備えているだけでなくタフさも持ち合わせていることが分かり、ナイルを見つけたと思いました」と言う。「彼女もこれまでやったことのなかったアクションに挑戦することで、より向上したいと思っていて、数か月のトレーニングで素晴らしい仕事ぶりを見せてくれました」と振り返った。そのほか、パネルディスカッションには「ニミュエ選ばれし少女」ほか「ジェシカ・ジョーンズ」「ジェーン・ザ・ヴァージン」など数多くのTVシリーズを手掛けるゼトナ・フエンテス監督、エマ・トンプソン×ミンディ・カリングによる『レイトナイト私の素敵なボス』のニーシャ・ガナトラ監督、“インディペンデント映画の25人のニューフェイス”の1人にも選ばれた「マーベル クローク&ダガー」のローレン・ウォークステイン監督が登場。ニーシャ監督の最新作『The High Note』(原題)は、トレイシー・エリス・ロスとダコタ・ジョンソンを迎え、全盛期を過ぎたトップミュージシャンとそのアシスタントを通じて、男性のルールによって縛られている業界で性差別や年齢差別との闘いを描くコメディ。アメリカでは新型コロナウイルスの影響により、劇場公開ではなくオンデマンド配信に切り替えられている。ローレン監督は、長編ドキュメンタリー『13th-憲法修正13条-』や「ボクらを見る目」のエヴァ・デュヴァネイがクリエイターを務める「Queen Sugar」(日本未上陸)の新シーズンの総合監督を任されたことに加え、育児との両立に協力的なクルーであることの喜びをコメント。同作はロックダウン以来、2エピソードで撮影休止となっている。「ニミュエ選ばれた少女」のゼトナ監督は、アメコミ界の巨匠フランク・ミラー(「バットマン:ダークナイト リターンズ」など)とトム・ウィーラー(『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』など)が共同執筆したグラフィック・ノベルに夢中になり、Netflixに売り込んだことを興奮しながら振り返る。アーサー王伝説がモチーフながら、キャサリン演じる若い女性ニミュエが主人公であり、“アーサー”役はオーストラリア出身の黒人俳優デヴォン・テレルという同作は「私たちとのつながりを感じたり、共感したりできるストーリー」と語った。最後に、「Women in Film LA」と「サンダンス・インスティテュート」が立ち上げた映画とTVのジェンダーバランスの改善を目指す非営利組織「ReFrame」のアリソン・エミリオも登場し、団体の活動をアピール。「ReFrame」では脚本家、監督、プロデューサー、キャスティング、撮影クルーなど、制作の8つの主要分野のうち4つで女性が関わっている作品を、ジェンダーバランスのとれた作品として独自の認定を行っている。『オールド・ガード』はもちろん、今回のパネル参加者全員の作品が「ReFrame」の基準を満たし、認定を受けているという。パートナーである米Huluと製作したPRビデオも製作されている。Netflix映画『オールド・ガード』は配信中。「ニミュエ選ばれし少女」はNetflixにて配信中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年07月26日シャーリーズ・セロン主演のアクション大作『オールド・ガード』がNetflixにて独占配信中。SNSでも「アクションシーンかっこいい!」「シャーリーズに惚れた!」など話題沸騰中の本作から、シャーリーズらキャスト・スタッフが人間ドラマとしての魅力を解説する特別映像が解禁された。何世紀にも渡り歴史の影で暗躍し、誰にも知られることなく人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊〈オールド・ガード〉。そのメンバーは“永遠の命”を持つ不死身の傭兵たちであり、彼らを率いるのがシャーリーズ演じる兵士アンディ。解禁となった特別映像では、シャーリーズをはじめとするキャスト・スタッフたちが自ら物語を解説するとともに、アンディら〈オールド・ガード〉のメンバーが永遠に生きる上での悩みや葛藤なども描かれていることが語られる。本作では肉弾戦や銃・剣を使った接近戦など、類を見ない激しいアクションシーンが展開するが、シャーリーズが「一級の製作陣が描いた重厚なストーリー」と表現するように、深みのある人間ドラマも見どころのひとつ。シャーリーズは、アンディについて「悲観的になり、活動の意義を見失ってる」と語っており、長年繰り返される戦いに次第に疑問を抱くようになり、生きることに消極的になっているようにも見える。また、〈オールド・ガード〉は「正義?悪党?」と尋ねる“新人”ナイル(キキ・レイン)に、「時代による」「正義のために戦う」と応じるジョー(マーワン・ケンザリ)とニッキー(ルカ・マリネッリ)。SNS上では2人の尊い愛も話題となっているが、ニッキーを演じるルカは「彼(ジョー)の魂と強さを愛してる」とその心情を解説、遠い昔は敵同士という立場にいたこともある2人が、長い時を経て強い絆で結ばれている姿も描かれている。脚本/原作者のグレッグ・ルッカは「希望に満ちた美しい切なさを味わえる」と語っており、注目されるド迫力アクションだけでなく、観た後にも余韻が残る人間ドラマにも注目だ。Netflix映画『オールド・ガード』は独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年07月24日Netflix映画『オールド・ガード』で不死身の特殊部隊のニッキー役を演じ、話題を集めるルカ・マリネッリの主演最新作『マーティン・エデン』が9月に公開。この度、ルカが作家を目指す青年を熱演する場面写真が解禁された。映画化もされた冒険小説「野性の呼び声」で世界的名声を獲得した作家ジャック・ロンドンの自伝的小説を、イタリアを舞台に映画化した本作。監督は、2019年トロント国際映画祭審査員プラットフォーム賞、2020年イタリア・アカデミー賞脚色賞を受賞し、ポン・ジュノ監督も注目する新鋭ピエトロ・マルチェッロ。無学の青年が教養に触れ、独学で底辺から高みに上り詰めようとする切望と激情を圧倒的な迫力をもって描き切った青春文芸ドラマだ。原作者ジャック・ロンドンの波乱万丈な生きざまをベースに、イタリアに舞台を移して生み出された主人公、マーティン・エデンを演じたのは、ローマ生まれのルカ・マリネッリ。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』ジンガロ役で見せた狂気や、Netflix映画『オールド・ガード』のニッキー役でのロマンスが話題となり、いままさに注目度上昇中、今後のさらなる活躍が期待されている。「ルカ・マリネッリはすべてのシーンにおいて圧巻だ」(ハリウッド・レポーター)と言わしめた本作での熱演は、第76回ヴェネチア国際映画祭において『ジョーカー』のホアキン・フェニックスを抑えて見事、男優賞に輝いた。解禁された場面写真は、日本版オリジナル・ポスターにも使用されている路地裏の荒んだ雰囲気で煙草をくわえるショットに加え、シルクハットの姿も。労働者階級の民衆たちと社会主義の集会に参加し険しい表情を見せる姿も鮮烈。また、文学に目覚めタイプライターに向かう真摯な姿、人生を変えた運命の女性・エレナとの穏やかな時間を切り取った場面も。予告編でも紹介されているパーティで蝋燭を素手で消す場面など、激しいドラマを感じさせる8点となっている。『マーティン・エデン』は9月、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月22日Netflixにて独占配信中の映画『オールド・ガード』のキャスト・スタッフたちが、自ら物語を解説する特別映像が公開となった。本作は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』に出演し、美貌・演技力・ど迫力のアクションで話題となったシャーリーズ・ セロン主演のアクション大作。何世紀にも渡り、影で人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊<オールド・ガード>、兵士アンディ(セロン)率いるメンバーは“永遠の命”を持つ不死身の傭兵たちだった。ある日、彼女たちの能力が何者かによって暴かれ、彼らは謎の組織から狙われることになる。『ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム』『Beyond The Lights(原題)』などで注目を集めたジーナ・ブリンス=バイスウッドが初のアクションとなる監督を務め、『ミッション:インボッシブル/ゴースト・ブロトコル』や『ターミネーター:ニューフェイト』などを手がけたスタジオと共に、新たなアクションヒロインを描き出す。独占配信されるや否や、SNSでも「かっこいい!」と盛り上がりを見せているが、キャスト・スタッフが物語に潜んでいる深い人間ドラマを解説する特別映像が公開された。特別映像では、セロンをはじめとするキャスト・スタッフたちか自ら物語を解説するとともに、アンディら〈オールド・ガード〉 のメンバーが、永遠に生きる上での悩みや葛藤なども描かれていることを語っている。主演のセロンは本作について「一級の製作陣が描いた重厚なストーリー」と表現。<オールド・ガード>のメンバーであるニッキーを演じるルカ・マリネッリは、ニッキーについて「彼(ジョー)の魂と強さを愛してる」とその心情を解説、遠い昔は敵同士という立場にいたこともあるニッキーとジョーの絆にも注目だ。さらに、脚本・原作者のグレッグ・ルッカが「希望に満ちた美しい切なさを味わえる」と語っているように、激しいアクションと合わせて、深みのある人間ドラマの要素も味わってほしい。Netflix映画『オールド・ガード』独占配信中
2020年07月22日