『ワンダーウーマン』シリーズのガル・ガドットが、第3子を妊娠中であることをSNSで発表した。2008年に結婚した夫のヤロン・ヴァルサノ氏、長女アルマちゃん(9)、次女マヤちゃん(3)とともに写っている家族写真と「さあ、まただ」という短文を投稿。夫と子どもたちはガルの少しふくらんだお腹に手を当てている。この投稿には、『ジャスティス・リーグ』仲間のジェイソン・モモアや、ヒラリー・スワンク、ケイト・ハドソン、エミリー・ラタコウスキーらから祝福メッセージが寄せられた。昨日、ゴールデングローブ賞授賞式のプレゼンターを務めたガルは、お腹のふくらみが目立たない、長い美脚を際立たせるデザインの「ジバンシィ オートクチュール(Givenchy Haute Couture)」の白いミニドレスを着用していた。「家族が私のすべて」というガルは、『ワンダーウーマン 1984』に家族全員で仲良く出演。「一緒に映画に出られて、彼らは映画の一部になった。それって、すごく大きな意味があること。みんなでずっと大切にしたい思い出になった」とFOXの報道番組「Good Day DC」で語っている。『ワンダーウーマン』はすでに第3弾の製作が決定している。同作で第3子とガルが共演する可能性にも期待したい。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月18日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2021年03月02日リーガルリリーが約2年ぶりとなる全国ワンマンツアー「the World Tour」を開催することを発表した。リーガルリリーは、Vo.Gt.たかはしほのか、Dr.ゆきやま、Ba.海からなる、東京都出身ガールズ・スリーピースバンド。昨年12月にZepp TokyoでのワンマンライブをSOLD OUTに終え、その衝動的なライブパフォーマンスで更なる存在感を放ち続けている。発表された「the World Tour」は1年以上ぶりの新作となる、1st Full Album『bedtime story』のリリースを記念したもの。4月23日(金)の広島公演を皮切りに、ファイナルは6月9日(水)の東京EX THEATER ROPPONGIまでの全9カ所を巡る。昨年リリースした1st Full Album『bedtime story』を携えてのツアーが中止となり、全国ツアーとしては実に約2年ぶりの公演。本日よりチケットぴあにて先行受付もスタートした。この機会にぜひリーガルリリーの現在地をぜひ現場で確かめてほしい。■公演情報リーガルリリー「the World Tour」4月23日(金) 広島セカンドクラッチ4月24日(土) 福岡DRUMBe-15月8日(土) 金沢vanvan V45月16日(日) 名古屋CLUB QUATTRO5月21日(金) 梅田CLUB QUATTRO5月27日(木) 仙台CLUB JUNK BOX5月28日(金) 新潟GOLDEN PIGS RED STAGE5月30日(日) 札幌ベッシーホール6月9日(水) 東京・EX THEATER ROPPONGI<先行販売>チケットぴあ: 受付期間:2/10(水)18:00~2/21(日)23:59■リリース情報1st EP『the World』4月7日(水) 発売初回生産限定盤(CD+DVD)価格:2,500円+税通常盤(CD)価格:1,300円+税※収録内容は後日発表
2021年02月10日リーガルリリーの1st EP『the World』が4月7日(水)に発売されることが決定。あわせて、新アーティスト写真が公開された。リーガルリリーは、Vo.Gt.たかはしほのか、Dr.ゆきやま、Ba.海からなる、東京都出身ガールズ・スリーピースバンド。昨年12月にZepp TokyoでのワンマンライブをSOLD OUTに終え、その衝動的なライブパフォーマンスで更なる存在感を放ち続けている。1st EP『the World』は、昨年2月にリリースした1st Full Album『bedtime story』から1年以上ぶりのリリースとなる。初回生産限定盤(CD+DVD)と通常盤(CD)の2形態でリリースされる。収録曲や詳細は追って発表される。新たに公開されたアーティスト写真は、グラデーションの空のもと、朧げな月を背負った3人の姿が印象的なビジュアルとなっている。撮影は、カメラマン・池野詩織が担当した。【リリース情報】1st EP『the World』4月7日(水) 発売初回生産限定盤(CD+DVD)価格:2,500円+税通常盤(CD)価格:1,300円+税※収録内容は後日発表
2021年02月01日フレイ アイディー(FRAY I.D)から、リーガル(REGAL)とコラボレーションした「コインローファー」が登場。2021年1月下旬より、全国のフレイ アイディー各店で発売される。フレイ アイディーと、日本の老舗シューズメーカー・リーガルがコラボレーションするのは、今回が2度目。新作は、世代を超えて愛されている王道デザインの「コインローファー」をベースにしたもの。希少価値の高いモカシン製法を採用しており、職人が一足一足手縫いで仕上げている。「コインローファー」が本来持っているマスキュリンなデザインを、女性らしくセンシュアルなムードに導いているのがレザーの質感。表面にガラス加工を施すことで、ほどよい艶感を与えている。また、淡いイエローやグレーなどのニュアンスカラーで彩り、柔らかな雰囲気に仕上げた。【詳細】フレイ アイディー×リーガル コインローファー 18,000円+税発売日:2021年1月下旬販売店舗:全国のフレイ アイディー各店※オフィシャルオンラインストア、ウサギオンラインでは、1月22日(金)より先行予約受付開始。カラー:ブラック・イエロー・グレーサイズ展開:36・37・38
2021年01月25日ガル・ガドットが主演する『Heart of Stone』をNetflixが製作配給権することになった。競売に手を挙げた他社を抑えての獲得だ。監督は『ワイルド・ローズ』『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』のトム・ハーパー。世界を舞台にしたスパイスリラーで、女性版『ミッション:インポッシブル』『007』のようなシリーズものを目指しているようだ。脚本は『ドリーム』のアリソン・シュローダーと『オールド・ガード』のグレッグ・ルッカ。ガドットはプロデューサーも兼任する。ガドットの次回作は、ケネス・ブラナーが監督する『ナイル殺人事件』。昨年秋に公開される予定だったが、コロナで延期されている。文=猿渡由紀
2021年01月18日リーガル(REGAL)は、限定シューズ「2021年イヤーモデル」を2021年1月1日(金・祝)より、全国のリーガルの専門店「リーガル シューズ(REGAL SHOES)」にて数量限定で発売する。2021年イヤーモデルリーガルが、"その年のトレンドを最も象徴し、世界に発信する使命を帯びた一足"と位置付けて展開する「イヤーモデル」。6年目となる2021年は「ファッション&カルチャー」をコンセプトにデザインした。アッパーには、独特のシワが特徴のヴィンテージ感溢れる「馬革」を採用した。甲部を留めるダブルストラップは"アンティークゴールド"カラーで落ち着いた印象に。また、上部のストラップにバックルをプラスし、都会的で洗練された雰囲気を演出。ソールは、落ち着いた雰囲気のアッパーとは相反する、スポーツやモードの流れを受け継ぐクッション性に優れた「ウエアライト・ソール」を使用し、"スニーカー感覚"で履けるシューズに。インソールには、ブランドロゴや「2021」の文字をゴールドカラーで刻印した。【詳細】リーガル「2021年イヤーモデル」発売日:2021年1月1日(金・祝)発売店舗:全国のリーガル シューズ価格:44,000円+税カラー:ブラックサイズ:23.5cm~27.0cm※全国360足限定【問い合わせ先】株式会社リーガルコーポレーション小売統括部TEL:047-304-7163(10:00~17:00 土日祝は除く)
2020年12月27日この冬公開されるアクション超大作としても注目を集めている『ワンダーウーマン 1984』。この度、ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットが激熱バトルを繰り広げる人気コメディ女優クリステン・ウィグの悪役ぶりについて語った。本作で、ワンダーウーマンの宿敵マックス(ペドロ・パスカル)の禁断の力によって生み出されたスーパーヴィランのチーターを演じたのは、ハリウッド屈指の人気コメディエンヌ、クリステン・ウィグ。クリステンといえば、「サタデー・ナイト・ライブ」出身で、アカデミー賞脚本賞やゴールデン・グローブ賞主演女優賞にもノミネートされた映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』で恋も仕事もうまくいかない冴えない女性アニー・ウォーカーを演じ、『ゴーストバスターズ』では物理学教授エリン・ギルバートを好演。『怪盗グルー』シリーズなど声優の仕事も数多い。そんなクリステンが演じたチーターについてガルは、「チーターは非常に魅力的なヴィランだと思います。そして、チーターを演じるクリステンは多くの才能を持っている人。一緒に仕事ができて、とても楽しかったです」とクリステンの熱演を絶賛し、役者としての高い技術が遺憾なく発揮されていることを明らかにした。さらに、本作の監督を務めたパティ・ジェンキンスもクリステンの悪役ぶりについて、「クリステンはコメディの天才です。この作品で彼女は新しいキャストですが、その演技はとても素晴らしく、自然に作品に溶け込んでいました」と語り、名コメディエンヌが魅せるヴィランっぷりを激賞した。「私はこのジャンルにずっと出演したかったのです!」とアメコミ作品への出演を熱望していたクリステンは、「この作品は今までやったことのないジャンルの映画ですし、今までに演じたことのない役柄です。しかも、ガルと一緒にやるということなので、最初はとても緊張していました。ワイヤーワーク、クレイジーなセット、素晴らしいコスチュームなど全部夢のようでした」と興奮気味に、撮影現場でのガルとの共演をふり返る。ワンダーウーマンとチーターという最強のパワー同士がぶつかり合うド迫力のバトルに注目だ。『ワンダーウーマン 1984』は12月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月18日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年12月10日『ワンダーウーマン』『ワンダーウーマン 1984』の主演女優ガル・ガドット&監督パティ・ジェンキンスが、新たなプロジェクトで再びタッグを組むという。エジプトの女王・クレオパトラの伝記映画を、パラマウント・ピクチャーズと製作することが明らかになった。「Deadline」が報じ、ガル自身もSNSで報告した。「新しい旅に踏み出すのが大好き。新しいプロジェクトにワクワクして、人生に新しい物語を紡ぎ出すという興奮を感じられるのも最高。『クレオパトラ』は私が長い間伝えたいと思ってきた物語です。パティ・ジェンキンス、パラマウント・ピクチャーズ、アトラス・エンターテインメント、(脚本家の)レータ・カログリディスとチームで働けることには感謝しかありません」。ガルといえば、2004年に「ミス・イスラエル」に選ばれた美貌を誇り、絶世の美女として有名なクレオパトラに適役。クレオパトラを題材とした映画は、これまでに数々製作されており、1934年の『クレオパトラ』でクローデット・コルベール、1945年の『シーザーとクレオパトラ』でヴィヴィアン・リー、1963年の『クレオパトラ』でエリザベス・テイラーがクレオパトラを演じてきた。2011年にはソニー・ピクチャーズがアンジェリーナ・ジョリーを主役に据え、クレオパトラものを製作すると報じられたが、こちらは実現に至っていない。(Hiromi Kaku)
2020年10月12日ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督のコンビで『クレオパトラ』が制作されることになった。脚本は、『アレキサンダー』の女性ライター、レータ・カログリディスが執筆する。製作配給はパラマウント。パラマウントは、ユニバーサル、ワーナー、Netflix、Appleなどのライバルを制して、権利を獲得している。クレオパトラの物語を再映画化することは、過去にアンジェリーナ・ジョリー主演でソニー・ピクチャーズが製作する話もあった。1963年のエリザベス・テイラー主演版は、フォックスが製作配給している。この映画は当時、史上最もお金をかけたものとなり、フォックスを倒産させそうにもなった。フォックスは、所有していた土地を売って、なんとか凌いでいる。文=猿渡由紀
2020年10月12日ヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを持つ戦士、ワンダーウーマンが活躍するガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』。先日、新たな公開日が決定した本作から、この度日本版予告編が公開された。今回公開された予告編の見どころは、黄金に輝く“ヘスティアの縄”を巧みに操るアクションシーン!これは攻撃だけでなく、マインドコントロールを解いたり、投げた相手に真実を告白させたり、別名“真実の投げ縄”ともいわれるワンダーウーマンを象徴する武器のひとつだ。映像では、そんなヘスティアの縄を使って銃弾を跳ね返し、敵を捕らえたり、高々とジャンプしたり。また、雷にヘスティアの縄を巻き付け、超高速スピードで空を飛ぶ、秘めた能力がはじめて映像に映し出されている。ほかにも、トラックを押しのける超人的な身体パワーや、不滅の盾で作られた両腕のガントレットを胸の前でクロスし、強烈な衝撃波を放つ必殺技ガントレット・クラッシュ、そしてゴールドアーマーを身にまとったワンダーウーマンのバトルシーンも初公開されている。また本日より、全国の劇場にて数量限定豪華特典付きムビチケが販売開始。特典の種類は全部で2種類となっており、ひとつはワンダーウーマンがゴールドスーツに身を包み、黄金に輝くヘスティアの縄を構える<特製スマホステッカー>。そしてもうひとつは、ワンダーウーマンの活躍の一部を垣間見ることができる、英語版の<スペシャルコミック>となっている。ムビチケカード1枚につき、どちらか1点が付く劇場先着限定の特典だ。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より日米同日公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月18日ガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』が、10月9日(金)から12月25日(金)へと公開を延期するとワーナー・ブラザース映画が発表した。7月、日本での新公開が10月9日(金)に決定したと発表されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるアメリカ本国の公開日変更に伴い、今回日本での公開も12月25日(金)に変更に。ガル主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編となる本作は、タイトル通り1980年代を舞台にした物語。ガル演じるダイアナ/ワンダーウーマンのほかにも、クリステン・ウィグ、クリス・パイン、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが出演している。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月14日新型コロナウイルスの影響を受け、映画『ワンダーウーマン 1984』が日本でも公開延期されることが決定した。『ワンダーウーマン 1984』は、ガル・ガドット主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編で、タイトルが示すとおり、80年代を舞台にした物語。ガルがダイアナ/ワンダーウーマンを続投するほか、スティーブ・トレバー役のクリス・パイン、ワンダーウーマンの宿敵チーター役のクリステン・ウィグ、ペドロ・パスカル、ロビン・ライトらが出演している。全米公開は6月5日を予定していたが、アメリカ本国で公開延期が発表(※8月14日に延期)。これに伴い、6月12日(金)の日本公開も延期になった。なお、変更後の公開予定日については現在未定となっており、決定次第また発表があるという。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年、全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年03月27日リーガル シュー&カンパニー(REGAL Shoe & Co.)のウィメンズ新作スリッポンが、2020年3月24日(火)に発売される。新型として登場するスリッポンは、丸みのあるつま先が特徴の、ミニマルな1足だ。アッパーにはきめ細かなスムースレザーを使用し、装飾を一切除くことで、シンプルなデザインに。また、底材にはオリジナルのラバーソールを採用している。トラディショナルからモードまで、幅広いスタイリングで活躍するスリッポンとなっている。【詳細】ニュー スタンダード サドル ラスト パンプス(New Standard Saddle Last pumps)発売日:2020年3月24日(火)価格:36,000円+税サイズ:22.0〜25.0cm【問い合わせ先】リーガル シュー&カンパニーTEL:03-5459-3135
2020年03月26日『ダンガル きっと、つよくなる』のニテーシュ・ティワーリー監督最新作『きっと、またあえる』(原題:CHHICHHORE)が、この春公開。本作の予告編とポスタービジュアルが到着した。受験生の息子が病院に担ぎ込まれた。そこに集まった、いまは親世代になったかつての仲間たち7人。親友アニの、受験に失敗した息子を励ますため、悪友たちは「負け犬時代」の奮闘を病室で語り出す。90年代、インドでもトップクラスのボンベイ工科大学に入学したアニ。しかし振り分けられたのはボロボロの4号寮。気のいい先輩や愉快な仲間はいるが、そこは寮対抗の競技会で万年最下位で、ほかの寮から“負け犬”と呼ばれていた。しかし今年はなんとしても汚名を返上する!そのためには多種の試合に勝てる選手を用意する必要があった。4号寮は実力はないが、知恵とやる気とチーム力であらゆる手段を使い勝ち抜いていくが…。『ダンガル きっと、つよくなる』で世界興収インド映画No.1を記録したティワーリー監督が描く本作は、インドの工科大学の学生寮を舞台に、笑いと涙、永遠の友情を映し出す物語。主人公たちが大学生活を送った90年代と、親世代になった現代という2つのストーリーが進んでいく。ティワーリー監督自身、世界屈指の名門校であるインド工科大学ボンベイ校の卒業生で、「これは僕自身の大学生活の物語だ。だから、他の誰にも作ることはできないんだ」と話しており、当時の仲間たちとのエピソードも盛り込まれているという。今回到着した予告編では、夢を膨らませ大学入学を果たした主人公アニだが、ボロボロの通称「負け犬寮」に振り分けられてしまう場面からスタート。同じ寮の学友らと友情を育み、人気女子・マヤに恋をし、青春を謳歌していく。その一方で、“負け犬”の汚名を返上するため、寮の名誉をかけた寮対抗戦に挑む場面も。本作は、2つの時代が描かれるということで、予告編にも30年後の様子が映し出される。病院のベンチに座り込むアニとマヤ。かつての面影を残しながらも、確実に年を取った負け犬寮の面々が映し出される。主人公・アニ役は『PK』のスシャント・シン・ラージプート、ヒロイン・マヤには『サーホー』のシュラッダー・カプールと、いま最も輝いている2人が恋人役で初共演している。一緒に公開されたポスタービジュアルには、マヤと4号寮の“負け犬”たちがそれぞれポーズをとる、青春感あふれる1枚となっている。『きっと、またあえる』は4月24日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋ほかにて公開。(cinemacafe.net)
2020年03月24日先週水曜日(現地時間)、新型コロナウイルス感染拡大を受け、ガル・ガドットが自主的な隔離を始めて6日が経ったことを報告した。6日の間に、イタリアのバルコニーでジョン・レノンの「イマジン」をトランペットで演奏する男性の動画を見たことで感銘を受け、「イマジン」を歌バトンでつなぎ、動画を制作することを思いついたという。ガルが最初のフレーズを、その後をクリステン・ウィグ、ジェイミー・ドーナン、ジェームズ・マースデン、ナタリー・ポートマンら総勢24人のセレブが歌いつないでいる。この動画には「感動した」の声が多く寄せられた一方で、「録画する暇があるなら募金して」などの批判も受けていた。こうした声に反応し、ガルの動画をパロディ化したのがコメディアンたちだ。ジョシュ・ウルフがガル的な中心人物となり、ツイッターにパロディ動画を投稿。「世界にはものすごい金持ちがいるだろうけど、彼らにその特典がなかったらどうなるか…」という意図を冒頭で説明している。歌詞を「高級車をきれいにするために除菌用のハンドジェルを買い占めた」、「メイドが来ない。どうやってシンクを掃除すればいい?」などにかえ、皮肉のオンパレードの「イマジン」が出来上がった。「24」のクロエ役で知られるメアリー・リン・ライスカブも登場。コメント欄には「よくぞ言ってくれた」、「笑いをありがとう」など感謝の声が相次いでいる。(Hiromi Kaku)
2020年03月23日2月9日(現地時間)に開催される、第92回アカデミー賞授賞式のプレゼンターが発表された。その顔ぶれは、ティモシー・シャラメ、ウィル・フェレル、ガル・ガドット、マーク・ラファロ、リン=マニュエル・ミランダ、ミンディ・カリングら。昨年に引き続き、授賞式は司会者を立てずにプレゼンターたちによって進行される。授賞式のプロデューサーチームは「今年度の映画を祝福するお手伝いをしてくれる、才能豊かなアーティストたちを迎えることに、興奮しています。それぞれのみなさんが、世界中の観客に対してユニークなパワーと魅力を放つことでしょう」とコメントしている。プレゼンターにはそのほかに、昨年の受賞者のラミ・マレック(主演男優賞)、オリヴィア・コールマン(主演女優賞)、マハーシャラ・アリ(助演男優賞)、レジーナ・キング(助演女優賞)が務めることが発表されている。プレゼンターの発表とともに、26日にヘリコプターの墜落事故で急逝したコービー・ブライアントを授賞式で追悼することも明らかになった。コービーは製作総指揮と脚本を担当した『親愛なるバスケットボール』が、2018年のオスカーで短編アニメ賞を受賞。月曜日に開催されたオスカー前の昼食会でも、映画芸術科学アカデミー会長の呼びかけにより黙祷が捧げられた。(Hiromi Kaku)
2020年01月29日ガル・ガドットと彼女の夫ジャロン・ヴァーサノが、『Borderlife』を映画化することになった。英語版は『All the Rivers』というタイトルになったベストセラー小説で、主人公はイスラエル人女性とパレスチナ人の男性。ふたりがニューヨークで出会い、恋に落ちるという物語で、2014年に発行されるとイスラエル政府は高校生に読ませていい本のリストからはずした。しかし抗議の声が上がったことから、後に規制を緩めている。ガドットの次回作は、来年6月公開の『ワンダーウーマン』続編。また、10月にはアガサ・クリスティ小説の映画化『Death in the Nile』が控える。共演はケネス・ブラナー、アーミー・ハマー、アネット・ベニングら。文=猿渡由紀
2019年12月26日俳優の山田孝之と満島真之介が28日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演した。前回に引き続き、山田孝之プロデュースのQALBスペシャルステージが実現。マギーと八木アリサ、馬場ふみかと浅香航大と朝比奈彩、鈴木ゆうかと浪花ほのか、志田愛佳と藤田ニコルとNiki、そして、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督』の共演も話題の山田と満島が、それぞれ2ショットや3ショットでランウェイを歩いた。さらに、出演した12人が1列になってランウェイを歩くフィナーレもあり、豪華共演に会場から拍手が起こった。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。20回目となる今回は幕張メッセにて、“女の子のわがままが全部詰まったKIRA KIRAの魔法に包まれる夢のような空間”という意味を込めた「KIRA KIRA CELEBRATION」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催した。撮影:蔦野裕
2019年09月28日モデル・歌手の西内まりやが18日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2019 SPRING/SUMMER」に出演した。西内は、最後のファッションショーとなった「EMODA」ステージのトリを務め、ボタニカル柄のトップスとシャツが夏らしいパンツコーデで登場。ウエストを大胆に披露して色気を放ち、クールな表情でランウェイを歩いた。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。19回目となる今回は幕張メッセにて、「もっとかわいく! もっと楽しく!」というみんなの願いを咲かせる不思議な呪文「Onedari Fantasy」をテーマに、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催。約3万3,000人の観客が駆けつけた。
2019年05月18日フォーマルなシーンでひとつのスタイルだけではなく選択肢があるのは素敵なこと。ワンピースからパンツスーツまで装いのバラエティが豊かになったように、シューズも履く人の個性に合わせて履くのが一般的に。春からの新生活では、ヒールシューズと同じくらいエレガントな印象をもたらしてくれるフラットシューズを職場やハレに日に履いて出かけませんか? 品よく、格好いい。『REGAL(リーガル)』のプレミアムライン 老舗シューズブランド『REGAL(リーガル)』から2015年にデビューしたプレミアムラインは、トラッドをベースにしたワンランク上のレディースシューズをラインナップ。フォルムはさまざまにありますが、なかでも今回ご紹介したいのはマニッシュなデザインの革靴。メンズシューズに使用されるグッドイヤーウエルト式製法を取り入れているのですが、工程に手間がかかるため、国内生産でこの製法を取り入れるレディースシューズは珍しいそう。 スカートにも合わせやすい、やわらかなラインレースアップシューズ¥36,000/REGAL シンプルなデザインのブラウンの革靴は「プレーントウ」、甲革はうっとりするほど艶やかです。内側には、肉厚な裏革を使用することで高い吸湿性と履き心地の良さを実現。やわらかいラインはふわりとしたフェミニンなスカートにもフィットしてくれます。 印象的なカラーで足元を主役に。ウィングチップシューズ¥36,000/REGAL クラシカルな「ウィングチップ」には、新色グリーンが仲間入り。着こなしのフックになるモダンなカラーは、個性的でありながら知的さも感じさせます。全国各地にある対応店舗でリペアをすることができるので、購入したシューズと長く付き合うことが可能に。履くほどに履き心地の良さ、味わいが増すレザーシューズの醍醐味を楽しんでください。 リーガルコーポレーション お客様相談室www.regal.jp047-304-7265 photograph:kimyongduckstyling:Rina Taruyamatext:Momoko Yokomizo
2019年03月20日2016年9月開催の「第1回ミス美しい20代コンテスト」で4万18通の中から審査員特別賞を受賞した宮本茉由(23)。同年から女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルを務め、2018年はテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の秘書役で女優デビューを果たした。オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」が昨年12月4日、東京・明治記念館で行われ、宮本はその年の活躍を象徴するように初めて参加。イベント終了後、『リーガルV』で共演した小日向文世との共演エピソードを明かした。○ワインを胸に入れられるシーンで「まさか」――初めての晴れ着撮影会、おめでとうございます。ありがとうございます。オスカープロモーションに所属すると、晴れ着撮影会に出るのが夢だったりするんですよ。限られた方しか出られないので。私も入ってからずっと「出たい」と思っていたので、すごくうれしいです。スケジュールに入ってて、最初は仮なのかなと思ったくらいです(笑)。――仮のはずがありません(笑)。2018年はどのような年でしたか?勉強になる年でした。ドラマの現場はモデルと違った緊張感があって、それを実感できたのは貴重な経験でした。『リーガルV』では、小日向文世さんとご一緒する機会が一番多かったです。小日向さんはお父さんみたいな存在というか。そういう優しさと温もりがあって、現場を温かくしてくれる方。ワインをかけるシーンまではすごく優しいんです(笑)。――小日向さん演じる弁護士で元検事・天馬壮一郎の秘書役でしたね。天馬からワインを掛けられるシーンがネットでも話題になっていました。小日向さんは、そのシーンに入るとめちゃくちゃ怖くて。そのギャップの迫力で、自然と恐怖の演技ができたんだと思います。本当に小日向さんのおかげです。白衣装の時は、1回しか撮れなくて。6話ではボトルワインで胸の中にかけられたんですけど、まさかの水を弾く衣装で(笑)。何回か撮り直しました。○大切に保管するメモ――どちらも衝撃的なシーンですね(笑)。事務所の先輩で、主演の米倉涼子さんとお話する機会は?クランクアップの時には、米倉涼子さんとお話する機会がありました。小日向さんにワインを掛け返すシーンがあってどうやって掛けるべきか悩んでいました。それを米倉さんにおたずねしたところ、「同じように頭から掛けちゃえば?」と(笑)。どうしてもお申し訳ないという気持ちがあったのですが、掛けるの失敗して何回も掛けるほうが申し訳ないと思って、思いっきり掛けたらビシャっと掛かって。すごくいいシーンになりました。――『CanCam』のプロフィールページで、「愛LOVE◯◯」のテーマで「家族!本当に家族が大好きだからです!」と答えていましたね。すごく印象的でした。どんなことがあっても嫌いになれない存在。弟とケンカすることもあるんですけど、帰りが遅いと心配になります。普通のことなんですけど、ふっと思い出すのが家族の顔。「何が一番大切ですか」と言われれば、迷わず「家族」と答えます。弟は私の前では全然仕事の話はしません。でも、優しいんです。親に演技の練習相手になってもらうこともあるんですが、弟がルーズリーフに「こういう風にやった方がいい」みたいに1つずつ書き出してあって、それぞれ「でも茉由っぽくないかもしれない」のような感じでメリットとデメリットまで。ちょっとウルッと来てしまって(笑)。今でも大切に保管しています。ワインをかけるシーンでもすごく悩んでいた頃なので、すごく励みになりました。■プロフィール宮本茉由1995年5月9日生まれ。2016年9月、第1回ミス美しい20代コンテストにて審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。同年12月から『CanCam』専属モデルに抜てきされ、2018年10月期のテレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』でドラマデビューを果たした。
2019年01月04日米倉涼子主演の連続テレビドラマ『リーガルV』(テレビ朝日系)が12月13日、ついに最終回を迎えた。前回の視聴率13.4%(ドラマリサーチ調べ)から4.2ポイントアップ。17.6%と高い視聴率で締めくくった。米倉涼子演じる小鳥遊翔子は、ある事件によって弁護士資格を剥奪されていた。全話に渡って伏線を敷き、最終話ですべて回収される。その全貌がいよいよ明らかに!守屋至(寛一郎)はNPO法人「貧困を救う会」幹部職員である市瀬徹(夙川アトム)を殺害したとして、懲役9年の実刑判決を受けていた。しかし守屋は「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)に脅され、殺人という罪を犯した。またこの事件で守屋を弁護していた小鳥遊は、暴力団幹部花田尊に金銭授与したところをスクープされ弁護士資格を失った。だが実際は小鳥遊を消したい何者かによって、罠にはめられたのだった。市瀬徹殺害事件の真相解明をすべく、小鳥遊は大峰と深い関係にある「Felix&Temma 法律事務所」の代表である天馬壮一郎(小日向文世)に対して“弁護士資格剥奪に関する損害賠償訴訟”を起こすこととなった。切り札は、守屋から預かった市瀬が遺した“謎の鍵”のみ。「京極法律事務所」のメンバーは、必死になって調査する。鍵は都内のスポーツジムのロッカーの鍵だとわかり、しらみつぶしに探しやっと見つけたある資料。それは、救う会の募金の一部がペーパーカンパニーを経由して海外の大峰代表の個人口座に送金しているという裏帳簿だった。原告側の証人は、受刑者である守屋や暴力団幹部花田など有利になる人物がそろった。だが被告人である天馬の弁護士・海崎勇人(向井理)は証人に対して「証言に信憑性がない」と徹底して否定をする作戦。これに、原告側は苦戦を強いられる。天馬の策略通りにことが進むように見えたが、ここで海崎が思ってもみない裏切りに出た!天馬側に不利な映像を証拠として提出し、小鳥遊は勝訴することとなったのだ。裁判後にお礼を言いに来た小鳥遊に、海崎は「自分の野心のため」と言う。だが小鳥遊が去った後で白鳥美奈子(菜々緒)が「まだ好きなんですね」と聞くと、海崎は「まさか」と言いながらも満面の笑みを浮かべていた――。京極法律事務所は、宿敵である天馬がいなくなったことによって平和が訪れた。そして小鳥遊は事務所を去ることに。放物線を描くように後半の盛り上がりを見せ、全9話の『リーガルV』は幕を閉じた。最終話が面白かったのは、小鳥遊が傍聴席ではなく法廷で最大の敵である天馬や海崎と真っ向勝負をしたからだろう。壮絶なバトルには、かなり興奮させられた。特に脚本は、最後にきっちりとまとめ上げてきたといえる。そして雪辱を果たした後は、一仕事終わったかのように事務所を去っていく小鳥遊。なんとも清々しい結末だと感じさせられた。大門未知子の影がつきまとう米倉涼子はこれまで“完璧なまでのヒーロー”というイメージだった。しかし小鳥遊翔子というキャラクターは優秀ではあるものの、1人だけで何でもできるわけではない。事務所メンバーに支えられることで、困難に立ち向かってきた。またかつて交際していたとみられる海崎とのやりとりにも、小鳥遊の弱い部分を垣間見ることができた。そうした人間味は、彼女にとっての新たな魅力となったのではないだろうか。続編も期待されるが、思うこともある。勝訴後、小鳥遊は弁護士資格の再取得の手続きをしなかった。仮にシーズン2の続編があるとすれば、資格なしというスタンスでいく必要がある。傍聴席で法廷の様子をうかがうだけの小鳥遊に、視聴者は満足するのだろうか。とはいえ今後、『リーガルV』の続編を期待する視聴者は多いだろう。シリーズものになる可能性も高い気がする。「だって私、弁護士資格ないんだもん」の設定でやっていくには少々ハードルが高い気もするが、また小鳥遊翔子を待ち望むのは私だけではないだろう。
2018年12月14日12月6日、都内の複合施設で米倉涼子(43)主演ドラマ「リーガルV」(テレビ朝日系)の打ち上げが行われていた。ドラマは第2話で最高視聴率18.1%を記録し、そのまま今期NO.1に!「ドクターX」に続いて“視聴率女王”の貫禄をまざまざと見せつける結果。それだけに宴も大盛り上がりだった。歓談の時間となると、米倉は白ワイン片手に各テーブルへ挨拶まわり。スタッフと肩を組むなどフランクに語り合っていたという。さらに、ビンゴ大会もかなりの豪華景品が!「小日向文世さん(64)は叙々苑の焼肉券15万円分を提供。高橋英樹さん(74)は商品券30万円分。向井理さん(36)は15万円の商品券に加えて、その場で財布から5万を用意していました」そして向井が「さあ、最後は我らがヒロインの登場です!」とつなげると、米倉が登場。作品への思いをこう語ったという。「6年間群れなかった私が、今回は仲間の大切さを教えられました。チームとしてみんなでズッコケたりするシーンも楽しかったです」「ドクターX」では孤高の敏腕ドクターを演じてきた米倉だが、今回は一丸となって戦う元弁護士を演じた。そんな“チームの絆”を振り返る女王の目には、涙が滲んでいた――。だが驚きは、これだけで終わらなかった。「トリをつとめた米倉さんは、なんと商品券25万円分を2セットも提供したんです!さらにスタッフジャンパーを120着も贈呈していました。これも50万円ほどかかったようです。つまり100万円は使ったことに。よほど感謝の想いが強かったのでしょう」(別のテレビ局関係者)
2018年12月10日これまでの平均視聴率15.71%(ビデオリサーチ調べ)と絶好調の朝日テレビ系『リーガルV』。ついに最終章、第8話が12月6日木曜よる9時に放送された。小鳥遊翔子(米倉涼子)の弁護士資格を剥奪された理由が明らかに!小鳥遊率いる「京極法律事務所」は集団訴訟で勝訴したことがきっかけとなり、押すな押すなの大盛況。そんななか第6話から時折登場していた小鳥遊が以前弁護していたという青年、守屋至(寛一郎)の存在が。彼はNPO法人「貧困を救う会」の幹部職員・市瀬徹(夙川アトム)を殺害したとされ、9年の実刑判決を受けて受刑中。この事件こそ、小鳥遊が弁護士資格を失うきっかけとなったものだ。青島圭太(林遣都)が小鳥遊に頼まれて何度か彼のもとへ足を運んでいたが、なかなか心を許さなかった。迎えた第8話では、ようやく面会を承諾してくれた守屋受刑者のもとへ小鳥遊が行くことに!小鳥遊は事件当時から守屋の発言に不自然さを感じ、“隠された何か”を感じていた。事件の情報を手に入れようとして、暴力団幹部の花田尊に接触。弁護士が反社会勢力に接触するのは危険だと天馬壮一郎(小日向文世)に咎められたものの、彼女は止めなかった。そして情報提供のため賄賂を渡していたところ、週刊誌に撮られ弁護士資格剥奪となった。それでも彼女は事務所メンバーの協力によって、事件の背景を洗い直そうとする。調べていくうちに、「貧困を救う会」の代表・大峰聡(速水もこみち)は暴力団である花田と接点があったと発覚する。守屋に殺害された市瀬はNPOを渡り歩いて募金着服する悪質なゴロであり、貧困を救う会の秘密を握っていた。大峰は市瀬を消すため、貧困を救う会でボランティアをしていた守屋に、妹を盾に取って脅す。そして、殺害を強要した。妹を守るため罪を犯した守屋だったが、実は加害者であり被害者でもあった。大峰は殺人罪の共謀共同正犯だったのだ。また、新たな事実も判明した。大峰の母親が天馬と同じ大学のゼミの後輩であり、大峰は天馬と深い関係があったのだ。事実を知った小鳥遊は、天馬を民事訴訟で訴えることになった――。初めて法廷シーンのない回だったが、見ごたえは十分にあった。事務所メンバー全員が小鳥遊を心から信じ、結束がよりいっそう固くなったと感じられた。『リーガルV』は1話完結型ドラマで気楽に見られる面白さがあるものの、肩透かしを食らう部分もあった。展開の速さとリズムがあり、心にささるセリフや笑いを誘うシーンなども数多くある。ただ登場人物が多いと、一人一人にスポットが当たらない。1話ごとの脚本は、「完成度が低い」と感じることもあった。しかし回を重ねるごとに、キャラクターの個性が確立してきた。“ポチ回”などがよい例だ。アイドルグループが個々に活動し、また集まってパワーアップしたグループになるといったイメージだ。このように1クールが終わるころにやっとスタート地点に立つ脚本というのは、シリーズ化しやすいはず。さすが『相棒』や『科捜研の女』など“シリーズもの”に強いテレビ朝日!最終話を迎える次回、視聴者は必ず「小鳥遊翔子、カムバック!」と叫んでいるに違いない。シーズン2の可能性が出てきたのではないだろうか。
2018年12月07日米倉涼子主演のテレビ朝日系木9ドラマ『リーガルV』第7話が11月29日に放送された。1話完結型ドラマで第5話まで放送されていたが、第6話は次回へ結末を引っぱる形で終わっていた。そんななかで始まった第7話。婚活詐欺を繰り返す大手高級婚活事務所「ローズブライダル」に、小鳥遊翔子率いる京極法律事務所が対決。被害者である塩見一郎(矢部太郎)を弁護して戦うものの、敗訴してしまう。しかし小鳥遊は、ローズブライダルへ集団訴訟するという次の手を考えていた。ローズブライダルの代表である相田栞(東ちづる)は裁判に関しても強気。海崎勇人(向井理)に対し高圧的な態度を見せるのは、背後に国内最大のコンピューター企業「ミカド通信」会長・我妻憲史郎(国広富之)がいるからだった。しかもミカド通信は、Felix&Temma法律事務所にとって最大のクライアントでもあった。集団訴訟のため原告団を結成すべく、ローズブライダルの被害者に接触するも皆弱腰。あの手この手で嫌がらせをするFelix&Temma法律事務所によって、原告団は解散寸前に追い込まれる。法廷での原告側証人尋問や反対尋問は始まったが、海崎勇人(向井理)の巧みな口頭でやり込められる。もはや策がないと思われた。だが傍聴席にいた同じく被害者で人気コメンテーターでもある社会学者・高市哲也(野間口徹)が声を上げたことで、多くの被害者が集結。ローズブライダルが“サクラ”の教育をするために作った詐欺マニュアルの存在を立証すべく、事務所メンバーと原告団は一丸となって情報収集をする。しかし、決定打となるものがない。そんななかでローズブライダル創設メンバーである元副代表の協力を得ることに成功。小鳥遊は裁判ではなく好条件での和解交渉に持ち込もうとするが、これも失敗してしまう。しかし、ここでパラリーガルの馬場雄一(荒川良々)が動く。相田栞とミカド通信の会長との密会現場の動画をネタに、Felix&Temma法律事務所と和解交渉することに成功したのだった。第6話の平均視聴率は14.4%と過去最低だったが、続く第7話の視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ)。結局、真っ向からの対立で勝訴に導いたのではなく、“スキャンダルをネタにゆする”といった形で幕を閉じた。Felix&Temma法律事務所や海崎をやり込めたわけではなく、すっきりとした爽快感は味わえなかった。とはいえ安達祐実の法廷での名演技や、米倉と菜々緒の掛け合いなど視聴者を楽しませる要素はたくさんあった。“ポチ”こと青島圭太(林遣都)の「僕は勝つために戦っています」と海崎に対して叫ぶシーンなど、ファンにはたまらなかったはずだ。SNS上では「向井理愛すぎて尊死」「可愛い向井理」など、海崎先生の違う一面も見ることができた回でもあった。第8話は、小鳥遊が弁護士資格を剥奪された原因であろう事件の関係者と接触するというが。真相が明らかになるのか!?
2018年11月30日テレビドラマでヒットする職業モノというと刑事ドラマと医療ドラマが定番。だが、近年新たに勢いを増してきているのが、弁護士や検事を主人公にしたリーガルドラマだ。今クールは米倉涼子(43)主演の『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)や織田裕二(50)主演の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)が放送中。来クールには常盤貴子(46)主演の『グッドワイフ』(TBSテレビ)、竹内結子(38)主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系)、坂口健太郎(27)主演の「イノセンス冤罪弁護士」(日本テレビ系)と3作ものリーガルドラマが予定されている。それ以外にも企業内のハラスメントを調査するコンプライアンス室を舞台にした『ハラスメントゲーム』(テレビ東京系)や、特許侵害をめぐる裁判が登場する『下町ロケット』(TBS系)もリーガルドラマの要素を取り入れたドラマだと言えるだろう。これらの作品を見ていると、弁護士や検事といった存在が医者や警察と同じくらい身近になってきていると感じる。もともと、リーガルドラマ自体は昔から多かった。80年代には『赤かぶ検事奮闘記』(テレビ朝日系)、90年には『都会の森』(TBS系)などがあったが、大人向けの難しいドラマという印象で敷居が高かった。転機となったのは1995年の『正義は勝つ』(フジテレビ系)だろう。織田裕二が裁判に勝つためなら手段を選ばない若手弁護士を演じた本作。これ以降、大人向けで敷居が高かったリーガルドラマがポップな娯楽作品として成立するようになっていった。また、時を同じくして『ER緊急救命室』等のリアルな海外ドラマが日本で話題となっていた。海外ドラマの影響を受ける形で、刑事ドラマも医療ドラマも現実社会に根ざしたリアルなものへと変わっていった。裁判を題材にしたドラマもたくさん入ってきた。日本でリメイクされた『SUITS/スーツ』のように、今でもリーガルドラマは海外ドラマの花形。アメリカでリーガルドラマが流行る背景にあるのは、権利意識が高く、弁護士や裁判が身近な存在だからだろう。では日本はどうか?昔と比較して、日本でもたしかに裁判や訴訟は身近になった。セクハラやパワハラ、プライバシーに対する意識も強くなっている。SNSや匿名掲示板(や、そのまとめサイト)での誹謗中傷に対し、個人や企業が名誉毀損で訴えることは当たり前となりつつある。しかし、それでも日本は他国に較べると裁判の件数は少ないという。まず、訴訟費用の高さや裁判にかかる時間が長いことが大きな理由だろう。また、世間体に対する意識が高い日本においては訴訟を起こす行為それ自体が「揉め事を起こす面倒な人だ」と思われてしまう現実もがある。このように現実の裁判制度が複雑怪奇だからこそ、法律に精通している検事や弁護士がヒーローに見えるのだ。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のタイトルが「日本の刑事事件に置ける裁判有罪率」から来ているのは有名な話。つまり一度起訴されると有罪となってしまうため、刑事裁判になった時点で、結果が決まってしまうのだ。『99.9』はそんな現実を逆手にとって、ドラマならではの逆転劇を描いた。また、型破りの検事が主人公の『HERO』(フジテレビ系)では起訴をするかどうかを判断するため、期限ギリギリまで事件を調査。それがミステリーとしての面白さにつながっていた。法廷を舞台に原告側と被告側にそれぞれの弁護士が立ち言葉を武器に対決するその姿は、さながら言葉のチャンバラで、娯楽作品として見応えがある。そう、リーガルドラマは、いわば現代を舞台にした時代劇なのだ。また資格と実力さえあれば名誉と多額の報酬を受け取ることができる弁護士には、フリーランスの夢もある。だからこそ『リーガルハイ』(フジテレビ系)の古美門研介(堺雅人)のような、型破りのヒーローが活躍できるのだ。もっとも、現実の弁護士は、事務所や顧客のしがらみも強く、巨悪を討つといったストーリーは滅多にないようだ。しかし、それ故にドラマに夢が託されているのだろう。せめてフィクションの世界では、弱者を救うヒーローが見たい。そんな期待がある限り、リーガルドラマは増え続けるはずだ。(ドラマ評論家・成馬零一)
2018年11月30日米倉涼子主演『リーガルV』(テレビ朝日系木9ドラマ)の平均視聴率は、5話までで16.2%(ビデオリサーチ調べ)。今クールドラマの視聴率レースにおいて、首位を独走している。前回の第5話はポチこと青島圭太(林遣都)の魅力が満載で、小鳥遊の隠された哀しい過去も明らかになった。後半戦に向けて、ハイテンポな展開を見せてくれるのだろう。そんな期待のなか、11月22日に第6話が放送された。不動産トラブルを抱えた男性・塩見一郎(矢部太郎)が「京極法律事務所」にやってきた。婚約者である藤原夏純(逢沢りな)に勧められた3,000万円の土地を一括購入したのは良かったが、蓋を開けてみるとひどい条件の土地だったという。引き渡し後であるため、契約解除は不可。しかも、名義人である婚約者の香純は行方知れず。まさかの結婚詐欺だったというのだ。塩見は高級婚活相談所ローズブライダルで香純を紹介されたという。そこで相談所に彼女の情報開示を求めたが、個人情報の提供を拒否されてしまう。パラリーガルの伊藤理恵(安達祐実)が婚活中という設定で潜入捜査を試みたが、これもあえなく失敗。だが同じくパラリーガルの馬場雄一(荒川良々)の尾行により、彼女が六本木のキャバクラ嬢だったと判明した。香純を京極法律事務所に呼び、和解交渉を開始。だが彼女は悪びれることなく、男性との会話を録音するなど妙に手馴れていた。不審に思った小鳥遊たちは調査を続行。その結果、ローズブライダルが詐欺グループであると判明。香純はその“サクラ”だったのだ。損害賠償の民事訴訟を起こすこととなった小鳥遊たち。しかし被告代理人は、あのエリート弁護士・海崎勇人(向井理)。一筋縄ではいかず、証拠不十分で敗訴してしまった……。折り返し地点となった第6話は、脇役である伊藤や馬場に焦点が当てられた回だった。それぞれのユニークなキャラクターによって、視聴者を楽しませてくれた。とくに安達祐実演じる伊藤は仕事も丁寧で早く、好き勝手に発言する事務所メンバーにも的確な指摘をする。しかし惚れた男には貢ぐという情深い一面も。ローズブライダルに潜入捜査の際には可愛らしく着飾ってはしゃぐ。そんな安達の名演は、さすがの一言だった。さらに注目は、海崎と小鳥遊との関係。今回もかなり深い関係だったとうかがえる展開。視聴者は胸が高鳴ったのではないだろうか。何かと妨害してくるFelix & Temma法律事務所の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)。そこにいよいよ、小鳥遊が乗り込んでいく。だが海崎はローズブライダルに関わらないほうがよいと告げる。「これは君と仲間のためだ。これ以上関わるな」と。海崎にはまだ小鳥遊に対する想いが残っているのではないか。単なる忠告には聞こえない。いっぽう、小鳥遊は「そんな言いつけ守れる女だと思う?法廷で会いましょう」と答える。そして「ところでどっちが新しい彼女なの?女弁護士?それとも秘書?」と笑顔で尋ね、去っていく。“言いつけ”や“女”という言葉、そして最後の質問と笑顔。こちらも何やら、意味深だった。たしかに面白い。だが、いっぽうで思うこともある。米倉特有の“姉御感”が薄いということだ。小鳥遊は先頭を切って勝利に導く役どころではなく、どちらかといえばチーム一丸となって解決へとむかっていくタイプ。ただこの場合、どうしても影が薄まってしまう。つまり小鳥遊の役柄が、米倉涼子の“絶対的な存在”としての魅力を削いでしまっているのかもしれない。思えば、同じく米倉の代表作といわれる『ドクターX』(テレビ朝日系)は平均視聴率20.0%超えという驚異的数字を叩き出していた。『リーガルV』も好調だが、この記録には届いていない。これから熱い展開になるとすれば、小鳥遊が弁護士資格を再取得して大逆転……といったところだろう。その可能性はあるのだろうか。第7話は、引き続きローズブライダルを相手取って集団訴訟で勝負を挑むことになる。巻き返しを図る小鳥遊たちが、マスコミを利用。それによって世論を動かそうとするという。胸アツな展開を期待したい。
2018年11月23日米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系木9ドラマ『リーガルV』の第5話が14日に放送された。待望の“ポチ回”である。だが前回の視聴率は16.4%だったのに対し、第5話は15.4%だった(ビデオリサーチ調べ)。初回で小鳥遊翔子(米倉涼子)が“ポチ”こと青島圭太(林遣都)のもとへスカウトしに行った場面を覚えているだろうか。青島は“ある男”に追い返されていた。真相は明らかにされることなく、ドラマは回を重ねていったが……。「勝つまで戦うの」と小鳥遊に背中を押され、青島は以前から抱えていた案件の控訴審に向けて立ち上がる。人気学生ベンチャー企業「トゥモロー」の代表である町村誠(瀬戸利樹)が、暴行により重傷を負う傷害事件があった。前出の“ある男”とは、容疑がかかった町村の幼馴染・武藤正洋(戸塚純貴)の父親だったのだ。無罪を主張していた武藤だったが、凶器から指紋が検出される。町村本人も「武藤から暴行を受けた」と証言したことによって、実刑判決を受けることとなった。息子の無実を証明しようとしていた母は、ネットの誹謗中傷に耐えかねて自殺してしまった。青島は京極事務所のメンバーに協力を依頼。結果、「トゥモロー」のバックに暴力団が絡んでいたことが判明。町村は代表を辞め、解散をすることを望んでいた。だが町村をカモにしていた暴力団員が、解散を阻止しようと暴挙に出た。脅しに屈した町村は、武藤を傷害事件の犯人に仕立てた。しかし法廷で青島の心に訴えかける尋問により、町村は虚偽の証言をしたことを認める。そして、武藤の容疑は晴れたのだった。先週からSNS上では、青島圭太がメインになる“ポチ回”だと盛り上がりを見せていた。それでも第5話の視聴率が下落してしまったが、今回も構成はよかった。とくに印象的なセリフが多くみられた。青島の控訴審に協力すると京極メンバーが声を上げたとき、「今回はみんなの思いが一致したね」と小鳥遊も賛同。大鷲の「あんたはただの金目当てだろうが」に対しては、「終着駅は一緒でしょ」と小鳥遊。メンバーが結束を固めた瞬間で、見ていて爽快だった。また小鳥遊の内面が少しずつ明らかになってきた。小鳥遊の父親が投資詐欺で騙され、全財産を失って失踪していたことが判明。彼女は母子2人で別の街へ引っ越し、肩身の狭い思いをした過去があったのだ。小鳥遊と青島2人きりのシーンでは、そんな彼女の本音が垣間見れた。ポチの純朴で温かいところに共鳴するところがあったのかもしれない。小鳥遊が青島に弁護士になった理由を尋ねたところ、「弱い人の味方をしてあげられたら」と答えた。そして小鳥遊自身も、「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」という思いから弁護士になったようだ。今回の傷害事件の勝因1つには「人を信じるのも弁護士ですよね」という青島の信念、それに共感する小鳥遊の思いがあったのかもしれない。後半戦に突入する注目の第6話は、結婚詐欺事件に初の潜入捜査。天馬と直接対決など盛りだくさん。次週の展開に期待したい!
2018年11月16日米倉涼子主演の木曜9時ドラマ『リーガルV』(テレビ朝日系)第4話が、11月8日に放送された。注目の視聴率は、前回の15.9%(ビデオリサーチ調べ)から0.6ポイントアップして16.5%(ビデオリサーチ調べ)と勢いを増している。今クールのドラマ勢、同じ局であるシリーズドラマ『相棒』や『科捜研の女』ともに絶好調だ。第4話は、竜雷太(78)演じる「峰島興業」の会長・峰島恭介が遺した莫大な財産をめぐる遺産分割事件。峰島は妻と離婚しており、遺言書もなし。1人息子の社長・峰島正太郎(袴田吉彦)が、全財産を相続するはずだった。しかし恭介の妻と名乗る・峰島玲奈(島崎遥香)が突如として斎場に現れ、相続権を主張。昼間は看護師、夜は銀座の高級クラブのホステスをしているという彼女。恭介が亡くなる4時間前に婚姻届を出したという。正太郎は婚姻の無効と相続権の不存在を主張し、玲奈を訴える。玲奈を弁護することになったのは、小鳥遊翔子率いる京極法律事務所のペーパー弁護士・京極雅彦(高橋英樹)。原告側は、大手法律事務所「Felix&Temma法律事務所」の白鳥美奈子(菜々緒)だ。裁判が始まり、なかったはずの遺言書が存在すると知り慌てた正太郎は遺言書を偽装。「有印私文書偽造罪」に問われ、さらには相続欠格者となり相続権を失ってしまう。このまま玲奈に勝負がつくかと思われたが、エリート弁護士・海崎勇人(向井理)の登場によって一変。海崎は被告人の尋問とともに、恭介の担当医師を証人として迎えた。玲奈は婚姻届を出した後に恭介が亡くなったことにするため、担当医師に虚偽の死亡診断書を書かせていたのだ。彼女もまた「虚偽診断書作成罪の共同正犯」として処罰され、婚姻は不成立。相続権もなくなってしまった。だが、最終的に小鳥遊が本物の遺言書を発見。そこには恭介が“ある牧場”に全財産を寄付したいと書かれてあった。そこは、恭介が10年前に廃業に追い込んだ牧場。実は、玲奈が幼少期を過ごした場所で、牧場長だった祖父は失意のうちに自殺。その大切な場所を取り戻すため、彼女は恭介に近づいたのだった――。全体の構成は単純ながらも、緊張感などメリハリが効いていた。とくにエリート弁護士・海崎勇人の登場で、場面が一転。満を持しての登場に、海崎の存在感をアピールできたといえる。そして注目は、裁判後に交わされた小鳥遊と海崎の会話。元恋人だった2人だが、互いに未練があるのでは?と思わせる雰囲気。小鳥遊の事務所メンバーには見せない顔……。急接近する2人にドキドキさせられる展開。今後の絡みが気になる!さらには京極の「法律的な正義」など1つ覚えの決まり文句に傍聴席の小鳥遊の表情、青島と大鷲コンビのオーバーリアクションのツッコミなどもスパイスになっていた。京極のボケは、このドラマの演者を引き立たせるものになってきそうだ。ちなみに来週の第5話は、林遣都演じる“ポチ”こと青島圭太が傷害事件に立ち向かう。SNS上では“ポチ”人気がすごく、「ポチすごく可愛い」「ポチに会える」「ポチ」と、絶賛の嵐。「来週はポチ回」と盛り上がりをみせている。「ポチ 一世一代の賭け!」という予告からしても、ポチファンにとって大興奮の回になるにちがいない。ますます期待が高まる。
2018年11月09日テレビ朝日は今月1日、プロ野球・日本シリーズ「ソフトバンク―広島」の第5戦の生中継を延長。米倉涼子(43)主演の連続ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」第4話の放送を休止した。スコアが4―4で7回の攻防を終えた午後9時45分、同ドラマの休止を伝えるテロップを表示。第4話は、翌週の8日に放送されことになった。「放送を待ち望んでいたファンは怒り心頭。ネット上でたちまち“野球バッシング”が巻き起こりました。もともと日本シリーズはシーズン中の試合よりも時間がかかることが多く、午後9時からドラマがスタートするのは厳しい状況。局への抗議殺到も予想されるなか、テレ朝として悩みに悩んでの決断だったそうです」(テレビ局関係者)同ドラマは米倉が天才外科医を演じた大ヒット作「ドクターX~外科医・大門未知子~」と同じ木曜午後9時枠。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は初回から15.0%、18.1%、15.9%と好調に推移。そんな状況から、放送中止は「テレ朝の絶妙な戦略」という見方もあるようだ。「日本シリーズの放送延長後に放送されたTBS系の『中学聖日記』や日本テレビ系『獣になれない私たち』などは、いずれも前週より視聴率がダウンしています。『リーガルV』も放送していれば、大幅に視聴率がダウンする可能性もありました。テレ朝が放送しなかったのは、“高視聴率ドラマ”の肩書きを維持したいという思惑もあったのではないでしょうか」(芸能記者)同ドラマのファンが待ち望んでの放送となる第4話。その視聴率が大いに注目される。
2018年11月03日