サンワサプライは9日、A4用紙の約半分のサイズながら、キーピッチを19mm確保し、iPhoneやiPadでの使用に便利なiOS向けショートカットキーを搭載したコンパクトなBluetoothキーボード「400-SKB045」を発表した。価格は税込1,980円。販売は、同社が運営する直販サイト「サンワダイレクト」の本店ほか、楽天市場店・Yahoo! ショッピング店、DeNAショッピング店、auショッピングモール店、ポンパレモール店、Amazonマーケットプレイス店にて販売開始している。400-SKB045は、コンパクトサイズで重量わずか約300gのBluetoothキーボード。キー数は78で、フルキーボード並みの19mmキーピッチを確保。アイソレーションタイプになっており、約8度の傾斜角とともに快適なタイピング感を得られるという。輝度調整や音楽の再生/停止など、iOSの操作に対応したショートカットキーを搭載しているが、キーボード自体はAndroid機器での使用も可能。未使用時は10分で自動的にスリープモードに入るため、持ち運びなどの際に細かく電源を確認する必要がないのも特長。バッテリの連続使用時間は約36時間。対応機種は、iPhoneシリーズ、iPadシリーズ、iPad miniシリーズ、第1、第2世代を除くiPad touchシリーズ、Android 3.0以降の製品。インタフェースはBluetooth 3.0。プロファイルはHID。サイズはW285×D119×H18mmで、重量は約300g。
2015年01月09日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは12月22日、ワイヤレステストセット「E7515A UXM」を使用した3コンポーネントキャリア(3CC)エンドツーエンドIPデータスループットの検証に成功したと発表した。「E7515A UXM」は、2014年2月に発売されたLTE-Advanced以降の機能試験とRFの試験が可能な一体型のシグナリング試験セットである。現在、「E7515A UXM」では、マルチセル、キャリアアグリゲーション、最大4x2 MIMO、内蔵フェージングをサポートしており、高い信頼性でデザインの完成度を評価することができる。今回、同社では、20MHzコンポーネントキャリア×3波(総帯域幅60MHz)でのキャリアアグリゲーション状態において、LTE Category9に対応した下り450Mbps、上り50MbpsのIPデータレートの実証に成功したという。
2014年12月25日ダイヤテックは11日、同社製キーボード「Majestouch」シリーズ用のキーキャップ5種類を発表した。同社の直販キーボードショップ「FILCOキーボード工房」で販売開始する。発売日は18日で、11日より予約受付開始。価格はいずれも税込2,980円。今回発売するのは、日本語108キー用となる「日本語108・無刻印」「日本語108・かなあり」「日本語108・かななし」、英語104キー用となる「英語104・無刻印」「英語104・US ASCII」のキーキャップ5種類。対象キーボードは同社のフルキーボード「FILCO Majestouch」シリーズ、テンキーレス「Majestouch Tenkeyless」シリーズ。製品にはキー引抜工具「FILCO KeyPuller」、スタビライザー使用キー用パーツが付属する。
2014年12月11日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは11月27日、EDAソフトウェア「EEsof」の第5世代(5G)ベースバンド解析ライブラリ「W1906BEL」を発表した。同ライブラリは、リファレンス信号処理IPを備えており、システムおよびベースバンド物理層(PHY)設計の生産性を飛躍的に向上することができる。具体的には、5Gの候補技術となるAdvanced MIMOやビームフォーミング信号処理を含む直交/非直交マルチキャリア通信システムのさまざまな波形をサポートしている他、トランスミッタ/リファレンスレシーバのモデリング例が提供され、それらを簡単に再デザインして、候補となる各規格を比較するための最適な性能を備えている。さらに、ソースコード、モデル、サブ回路、シミュレーション例、インフラコンポーネントから構成されており、エレクトロニックシステムレベルシミュレーションプラットフォーム「SystemVue」を使用した高度なデジタル変復調の迅速な開発・検証に対応している。このソースコードにより、アルゴリズムに関する信頼性が確保されるという。そして、システム設計、アルゴリズム開発、ベースバンドハードウェアのデザインでは、最終製品に合わせてブロックやサブシステムをすばやく置換/変更可能な独立した文書化機能を備えたリファレンスライブラリとして使用できる。加えて、「SystemVue」の統合シミュレーション環境を使用すると、通信のPHY信号処理デザインを動的なリンクレベルのシナリオを使って調査、実装、検証することができる。なお、同社の「W1465BP SystemVue System Architect」に、「W1906BEL」を追加すると、5G候補波形技術用の高度なデジタル信号処理ブロック、エンドツーエンド物理層送受信シミュレーションモデル、および空間多重化、空間-時間コード化、複数の検出方式などのMIMOチャネル用シグナリング方式、さらにRF回路デザインを確認するための基準波形生成といった機能が得られるとしている。
2014年11月28日ユニットコムは27日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、リモコン操作で音を鳴らせるキーファインダー「E205 Key Finde」を販売開始した。税別価格は1,980円。カード型リモコンで、鍵や財布などに取り付けたキーホルダーのアラームを鳴らせるキーファインダー。カード型リモコンに4色のアラーム付きキーホルダーを同梱し、1台のリモコンで4台をまとめて設定・操作できる。電源はリモコンがコイン型リチウム電池CR-2025 3V×2、キーファインダーは同CR2032 3V×1。カード型レシーバーのサイズと重量はH80×W50×D5mmと19g、キーチェーンはH43×W28×D10mmと9g(チェーン部除く)。キーチェーンのカラーはブラック、レッド、ピンク、オレンジ。
2014年11月27日アスクは18日、キーボードの交換用キーキャップ「METALCAPS GOLD SP」シリーズを発表した。発売は28日。ラインナップは3種類で、価格はオープン。「TSUKUMO」ブランドを展開するProject Whiteと、Thermaltake「Tt eSPORTS」ブランドのコラボレーション製品。キーキャップは合金製のゴールドメタリックで、金属特有の感触を感触を楽しめ、Cherry MXキースイッチやTt eSPORTS認証キースイッチに準拠した設計のキーボードに対応する。ラインナップは3種類。[W][A][S][D]+[Esc]の5キーを揃える「Tt eSPORTS METALCAPS GOLD SP 5 keys WASD+ESC」、Arrowキー+[Esc]の5キーを揃える「Tt eSPORTS METALCAPS GLOD SP 5 keys Arrow+ESC」、38キーを揃える「Tt eSPORTS METALCAPS GOLD SP 37 keys+ESC」となる。どの製品にもBattle Dragonをあしらった[Esc]キーが同梱される。
2014年11月18日あの頃も今も、コンピュータは楽しい機械です。仕事でも趣味でも、コンピュータとともに過ごしてきた読者諸氏は多いことでしょう。コンピュータ史に名を刻んできたマシンたちを、「あの日あの時」と一緒に振り返っていきませんか?○日本語プログラムでゲームを作れたんです1982年(昭和57年)8月25日、トミー(現・タカラトミー)は、16ビットグラフィックコンピュータ「ぴゅう太」(TP1000)を発売しました。米TI製のCPUを搭載し、メモリに16KBのRAMと20KBのROM、そのほか16色表示、擬音4種類、3和音、独自専用カートリッジ型のスロットを採用しながら、本体価格は59,800円を実現します。カートリッジは当初、6種類のゲーム(モンスターイン、ターピン、ザウルスランド、フロッガー、ボンブマン、スクランブル)が、各4,800円で用意されます。もちろん、ぴゅう太はゲーム専用機ではありません。本体上部にはJIS配列の日本語キーボードを搭載しており、日本語G-BASICが大きな特徴でした。背景を描き、アニメを加え、さらに音やタイマーをセットするなどといった、プログラミングができる本格派コンピュータだったのです。ぴゅう太のマーケティングメッセージは、「パソコンをここまで身近にしたのは『ぴゅう太』だ。」でした。1982年末のパソコン雑誌に掲載していた広告では、16ビットグラフィック機能をアピールします。女の子がぴゅう太を使い、「いちばん好きな人をコンピュータで絵にしました。」と、ジェームス・ディーン似の人物を描いた"テレビ"を映します。ぴゅう太のグラフィックは、いわゆるドロータイプではなく、独特なプログラミングを必要としましたが、当時としては16色の綺麗な描画が可能でした。日本語G-BASICの採用は、子供をターゲットにしている玩具メーカー「トミー」ならではの画期的なチャレンジ。例えば、BASICのGOTO文は「ニイケ」(~に行け)で、具体的には「40 ニイケ」のように記述します。IF文と組み合わせた場合、「モシ A=0 ナラバ 100 ニイケ」のような書き方です。慣れれば決して難しくはないのですが、プログラムリストの理解には、ちょっとしたコツが必要でした。さて、筆者とぴゅう太の出会いは、1982年末、新宿のデパートでした。発売されたばかりのPC-9801を触りに秋葉原や新宿に通ったものですが、立ち寄ったデパートの玩具コーナーにゲーム機として鎮座していた、ぴゅう太に出会いました。母親ぐらいの年齢の店員さんにハードやG-BASICについて質問しましたが、「コレ、まったく分からないんです」と困惑していました。私は、マイコンオタクの嫌な子供だったのでしょう。○1982年8月~1983年前半、あの日あの時ぴゅう太が発売された1982年8月は、「ゲームセンターあらし」のアニメがテレビ放映されていました(放映開始は1982年4月)。主人公の石野あらしが使った技、ジョイスティックを超高速で操作させる秘儀「炎のコマ」、静電気で電子回路を操作する「エレクトリック・サンダー」などが流行ったものです。もちろん現実には不可能な"動き"でしたが、ゲームセンターで「炎のコマ」と叫びながら、インベーダーゲームをプレイした方も多いのではないでしょうか。他にも、実際のインベーダーゲームにあった技法、いわゆる「名古屋打ち」なども登場し、拡散に一役買ったと記憶しています。また、防犯などの理由から、筆者の通っていた学校では、ゲームセンターの出入りが禁止となりました。この流れは社会現象でしたので、意図せず家庭用ゲーム機が普及する下地が形成されていったのかもしれません。(1982年下半期は、本コラム第1回のPC-9801で振り返りましたので、ぴゅう太が拡販された1983年上半期を振り返ってみます。)翌年の1983年4月15日、「東京ディズニーランド」が開園します。オープンからわずか1カ月で入場者100万人を記録するなど、その人気は爆発的なものでした。トミーは、東京ディズニーランドの開園当初から公式スポンサーであり、園内のショップでぴゅう太を販売しました(現在のタカラトミーも、東京ディズニーランドでウェスタンリバー鉄道のスポンサーとなっています)。ぴゅう太用のソフト「ミッキー・アスレチックランド」も4,800円で発売され、ミッキーマウスが5つのステージを駆け抜けていくその様は、キャラクターゲームの先駆け的な存在で、とても斬新でした。夢の国でぴゅう太を買われた方は、幸せだったことでしょう。――――――――――「あの日あの時あのコンピュータ」では、読者の皆さんからのご意見を募集します。記事で取り上げるコンピュータや思い入れのある名機のリクエスト、ご自身のエピソードなどをお待ちしています。また、コンピュータ本体や周辺機器の写真、カタログデータといった資料のご提供も大歓迎です。マイナビニュースの「ご意見・ご感想」からお寄せください。
2014年11月18日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは11月12日、PXIベースの16チャネル、シングルスロットユニポーラダイナミックD/Aコンバータ(DAC)「M9188A」を発表した。現在、自動車には多くの電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、機能試験に必要なアナログ疑似信号の作成・出力にDACが使用されている。しかし、既存のDACの最大出力は10V~20Vだったため、車載ECU機器に必要な電圧に合わせて、電圧を上昇させるために信号調整回路などの外付け基盤の設計・開発が必要だった。これに対し、同製品では、最大出力30Vを実現し、+30V以下のアプリケーションにおいてテスト環境の開発時間を大幅に短縮できる。また、+20mAまでのDC、パルス波形などの可変電流源としても使用可能なため、電流源信号が必要なアプリケーションテストでも、電流トランスやソース/メジャメントユニットを追加する必要がない。その結果、設備投資を抑えることが可能になる。さらに、チャネルごとに出力切断スイッチがあるため、外部信号源からの意図しない信号による測定対象物の損傷を防いだり、使用時間を伸ばしたりすることができる。そして、1チャネルあたり1MBのメモリがあり、サンプリング周期は2μs~512μs、更新速度は最大500kSa/sで波形を出力できるため、一般的な任意波形発生器と同様に利用できる。この他、同社のPXIファンクションテストシステム「TS-8989」をはじめとする自動車エレクトロニクスファンクションテストシステムやPXIテストソリューション、一般的なPXIシャーシに組み込み使用できる。また、車載用デバイスのエレクトロニクステスト、メカトロニクステスト、アイソレートされたバイアスチャネルが必要な機能試験装置といった機能試験に最適となっている。なお、価格は43万3084円(税抜き)から。すでに販売を開始している。
2014年11月13日キーサイト・テクノロジーは、台湾の国立台湾大学(NTU) High-Speed Radio Frequency and mmWave CenterのB4G MIMO Labへ支援を行っていくこと、ならびにBeyond 4G(B4G)/5G Technology Forumへの加盟を発表した。B4G MIMO Labは、第4世代以降(B4G)と第5世代(5G)の移動体通信システムで使用する主要なコンポーネントを開発目標としているプロジェクトの1つで、同社ではCMOSベースMMIC、LTCCベースSiP、スマート・アンテナ、PAフロントエンド・モジュールなど、次世代通信システムの開発に使用する4x4 MIMO測定システムを同センターに提供したという。なお、台湾ではすでに複数企業が、5Gの技術開発と商業化に合意しているという。
2014年11月11日キーサイト・テクノロジーは10月30日、シグナル・アナライザならびに信号発生器の最上位機種「N9040B UXA シグナル・アナライザ」ならびに「N5193A UXG アジャイル信号発生器」を発表した。いずれも無線を用いたセンサ技術の高度化に対応することを目的に開発された製品で、N5193Aは従来の最上位機であったPSGシリーズと同程度の位相雑音を実現しつつ、1000倍程度早い信号スイッチング時間を実現。これにより、既存の信号源では機能不足であった分野がカバーできるようになったという。具体的には14ビットのDirect Digital Synthesizer(DDS) D/Aコンバータ(DAC)を新たに開発。これにより高速制御を実現し、波形のリニアリティをより綺麗にすることで、位相雑音を抑えることを可能としたほか、スプリアスの低減も実現しており、-136dBc/Hzの位相雑音(中心1GHz、10kHz離調時)、-80dBcのスプリアスレベル(10GHz発振時)を実現できるため、従来のDDS発振器ならびにPLLベースの信号発生器と比べても純度の高い信号を生成することを可能とした。さらにnanoFETと呼ぶMMICも新たに開発。DACと組み合わせることで50n以下の周波数、振幅、位相の切り替えを実現しており、これにより立ち上がり/立下り時間は1ns、オン/オフ比が80dBの場合、5ns幅の高速パルスの出力が可能になるという。これらの技術により、信号源を複数台並べても完全にコヒーレントな信号源を構築することが可能になったほか、瞬間ごとに別々の電波をきれいに出し続けることが可能になったとのことで、レーダーのドップラーシフトの模擬や電子スピンのマイクロ信号源など、これまで信号源が入れなかった分野でも活用が可能になったという。一方のN9040B UXAも同社のXシリーズ・シグナル・アナライザの最上位版の位置付けで、従来のPXAシリーズに比べ位相雑音特性を向上させつつ、510MHzの広帯域にわたる高いダイナミックレンジのリアルタイム解析能力を実現している。具体的にはN5193Aで開発したDACをよりスプリアスが少ない方向に改良したDACと、新たに開発した14ビット、2.4GspsのA/Dコンバータ(ADC)を組み合わせることで、全帯域で80dB(typ)のSFDRを510MHzの帯域で実現することが可能となった。また、14.1型のマルチタッチ対応ディスプレイを搭載。フロントのハードキーを減らし、ほとんどの操作をタッチスクリーンで実現できるようにしており、所望の機能を行うまでには基本的に2タッチまでで済むようにGUIの設計がなされているほか、波形はタブで表示されており、タブをタッチすることで波形の切り替えが可能になっている。なお価格はN5193A 20GHz周波数オプション付きで962万2618円(税別)から、N5193A 40GHz周波数オプション付き で1427万4568円(同)から、N9040Bが884万9175円(同)からとなっており、いずれも出荷は2015年1月からを予定している。
2014年11月04日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月23日、DCパワーレール(DC電源レール)のパワーインテグリティ測定に使用する広帯域幅、小ノイズ性能を有するオシロスコープ用シングルエンドプローブ「Keysight N7020A」を発表した。同製品は、減衰比が1:1のため、オシロスコープに表示されるパワーレールのS/N比を最大化することができる。一般的なオシロスコープパワーインテグリティ測定ソリューションと比較して、プローブ自体のノイズを90%以下まで抑えているため、DCパワーレールのリップル/ノイズをより正確に表示することができる。また、オフセットレンジが±24Vと、従来のパワーインテグリティ測定ソリューションと比較して、最大で15倍を有する。この大きなオフセットレンジにより、DCパワーレールの微細な電圧波形をオシロスコープ画面の中心に置いて拡大表示するなど、解析が容易になっている。さらに、一般的なオシロスコープパワーインテグリティ測定ソリューションの多くは、DC入力インピーダンスが50Ωしかなく、被測定物から電流を引き込んでしまうなど、被測定物の動作に悪影響を及ぼす可能性がある。これに対し、「N7020A」は、従来の測定ソリューションと比較して約1000倍となる50kΩのDC入力インピーダンスを備えているため、プローブ接続時にパワーレールへのDC負荷を最小限に抑えることができる。この他、同社のパワーレールプローブの帯域幅は2GHzを備えており、従来のパワーインテグリティ測定ソリューションの周波数帯域の最大4倍を実現している。これにより、従来では測定できなかった500MHz~2GHzの周波数成分を持つ高速なトランジェントを測定できるため、クロック/データに大きな影響を及ぼすDCパワーレールの挙動や原因を容易に特定できるようになる。なお、価格は30万7887円(税抜き)から。すでに販売を開始している。
2014年10月24日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月22日、RFパワーアンプ(PA)特性評価/テスト用PXIリファレンスソリューションを発表した。同リファレンスソリューションは、PXI方式の筐体を採用すると同時に、Sパラメータ、高調波歪み、パワー、復調測定機能を備えている。そのため、設置面積が小さいだけでなく、PA+デュプレクサ(PAD)など、次世代PAモジュールの特性評価を短時間で実行でき、高いスループットと測定確度を実現できるように最適化されている。加えて、フィルタやデュプレクサなどパワーアンプ周辺のパッシブデバイスのデザイン検証と製品の量産用特性評価テストにも対応している。また、同ソリューションのデジタルプリディストーション(DPD)アルゴリズムは、長年にわたるユーザーとの連携と同社のSystemVueシミュレーションソフトウェア、N7614B Signal Studio for Power Amplifier Testソフトウェアアプリケーションの要素技術を基に作られている。このDPDアルゴリズムにより、次世代PAモジュールに対してシミュレーションから製造まで一貫性のある測定が可能なソリューションを構築できたという。そして、実証済みのDPDアルゴリズムとルックアップテーブル(LUT)、メモリ多項式機能がリファレンスソリューションのエンベロープトラッキング(ET)テスト機能を補完する。この他、同ソリューションにはETテストに重要な高速波形ダウンロード、正確な同期、自動校正の機能も備わっている。なお、同ソリューションは、SignadyneのSD AOU-H3353や高速PXIe任意波形発生器(AWG)などにも対応しており、業界で最速クラスのエンベロープ波形作成と機器の設置面積の削減を同時に実現するとしている。
2014年10月23日福岡の百貨店・岩田屋は、今年で創業260周年を迎える。同店ではこれを記念し、フォトグラファーのレスリー・キー(Leslie Kee)を起用したキャンペーンを10月1日から実施している。「福岡の家族」がテーマとなる当キャンペーンは、シニア世代から孫世代まで様々な年代の家族が登場し、世代を超えて繋がっていく“岩田屋と福岡の人々の縁(えにし)”を表現し、同店の地元への愛情や誇りを色濃く打ち出している。広告のキャッチコピーは「いい日。」。福岡で暮らす5組の家族のポートレートをレスリー・キーが撮影し、ポスターと特設サイトを公開している。このビジュアルに登場する家族は、すべて福岡で生活する人々で、それぞれのファミリーヒストリーや生活の背景を添えることでビジュアルに説得力を持たせ、地元だから出せる表現にこだわりを見せる。これまでにはない“新しい家族”のポートレートを見せることで、新しい時代の家族像やファッション性を打ち出し、同店のアイデンティティーでもある「進取の気性」を表現した。レスリー・キーは、1971年シンガポール生まれのフォトグラファー。東京を拠点に、ファッション、アート、広告写真の第一線で活躍している。世界のモード誌でのシューティングやCDジャケット撮影の他、国内外の著名人のポートレートを数多く手掛ける。過去には、「APA(日本広告写真家協会)アワード2012経済産業大臣賞」「APAアワード2014美しい日本賞」を受賞している。
2014年10月21日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月9日、DDRバスシミュレータを発表した。同ツールは、JEDECのDDRメモリバス仕様に準拠しており、正確なビットエラーレート(BER)等高線が作成可能なソフトウェアである。Keysight EEsof EDAのAdvanced Design System(ADS)2014.11のアドオンとして提供され、メモリインタフェースのDQ/DQSに対するアイ確率密度分布とBER等高線をすばやく正確に計算することができる。これまでは、SPICEや畳み込み積分によるチャネルシミュレーションから得られる有限数のビットパターンから、dual-Diracモデルを用いてアイダイアグラムを算出していた。これに対し、DDRバスシミュレータでは、トランスミッタ、チャネル、レシーバのインパルス応答と理論上は繰り返しがない無限長のビットパターンから、アイダイアグラムを作成する。さらに、JEDECで仕様化されている1E-16等高線を含め、極低BERレベルまでの厳格なDQ/DQSアイ計算を行える。そして、クロストークおよび立ち上がり時間と立ち下がり時間との非対称性を考慮し、等高線やDDR4の受信マスク試験などの表示により、タイミングや電圧のマージンを把握できるようになる。また、DDRバスシミュレータは、内蔵モデル、IBISモデル、回路モデルの3種類のICモデルに対応しており、どのモデルも回路図で柔軟に組み合わせることができる。内蔵のドライバとレシーバにはそれぞれ、ディエンファシス機能と連続時間リニアイコライゼーション機能が装備されている。
2014年10月09日キーサイト・テクノロジーは10月7日、パワー・センサでは業界最大クラスとなるダイナミック・レンジを備え、広範囲のパワー・レベルで正確かつ再現性のある測定ができ、生産性の向上とテスト・コストの削減が可能なワイド・ダイナミック・レンジ・パワー・センサ「U2040 Xシリーズ」を発表した。同シリーズは、無線/レーダ・アプリケーション向けUSBモデルと衛星テスト向けLANモデルを用意。-70dBm~+26dBmまでの96dBダイナミック・レンジにより、微小信号のパワー測定を正確に行うことが可能だという。また、高速/バッファ・モードで最大1万回/秒の測定速度を備えているため、10kHzまでのパルス繰り返し周波数(PRF)において測定の空白時間を作ることなく、連続パルスをすべて測定することが可能となっている。さらに、LTE、100MHz帯域幅のLTE-Advanced、80/160MHzのWLAN 802.11acなど、一般的な無線信号フォーマットのほか、レーダおよび無線アプリケーション用のプリセットによりテストのセットアップ時間が短縮することが可能だという。なお販売開始は11月1日を予定しており、価格は約40万円(税別)から、としている。
2014年10月07日キーサイト・テクノロジーは10月3日、品質保証や量産現場における計測機器を省スペースで活用したいというニーズに対応することを目的にPXIe規格準拠のベクトル・ネットワーク・アナライザ(ネトアナ)「M9730Aシリーズ」および掃引型スペクトラム・シグナル・アナライザ(スペアナ)「M9290A CXA-m」の提供、ならびにAXIe規格準拠の12ビット高速デジタイザ「M9703A」の機能を拡張したと発表した。これまでRFやマイクロ波といった分野においてモジュラー式計測器の選択肢はほとんどなく、あっても用途が限定されていたり、といった問題があったという。また、第5世代移動体通信システム(5G)をはじめとする次世代無線通信では、広帯域、マルチチャネルの測定ニーズがあり、そうした計測を省スペースで実現したいという要求もあったとのことで、そうしたニーズに対応することを目指し、計測の鍵となるスペアナとネトアナのPXIeモジュールの提供を行うことを決定したという。M9370Aは最大周波数26.5GHzをPXI 1スロットで対応可能な2ポートネトアナ。9GHzで116dB以上のダイナミックレンジ、測定バラつき0.001dB以下、掃引時間16ms(401点、300k to 9GHz)を実現しながら、同社のボックス型ネトアナであるPNAシリーズやENAシリーズと同じ校正や補正演算を搭載しているため、ボックス型と同じ測定値を得ることが可能となっている。また、最大32ポート構成を実現可能で、そうした多ポートを一度に校正することも可能だという。一方のM9290A CXA-mは同社のボックス型スペアナ「CXAシリーズ」の性能をそのままにモジュラー型にしたもの。1台で4スロットを使用するが、最大で26.5GHzに対応し、GUIやファームウェアもCXAのものを流用できるため、従来のCXAと同じ使い方が可能だという。またソフトウェアとしてもCXAのハードウェアボタンなどをエミュレートしており、測定アルゴリズムも同じものを利用できるという。さらに重要なのは、PXIスペアナながら掃引型を実現したこと。これまではPXIベースではFFT方式しか提供されていなかったが、これにより掃引型アーキテクチャを元にした電波法や規格試験などに対応することが可能となった。掃引型を実現するためには、見えていない周波数が外来から入ってくる可能性があるので、前段にフィルタ(プリセレクタ)を入れて、特定周波数を掃引する必要があった。従来、同社は独自技術のフィルタ技術としてYTFを用いていたがサイズが大きくモジュラー型への適用は困難であった。そこで、新たにオンボード化技術を開発し、YTFと同等に近い性能を実現。これにより、外来ノイズ環境でも測定できるようになったほか、広帯域信号や未知の信号の測定も可能となったとする。そして「M9703A AXIe 12ビット高速デジタイザ」の機能拡張は5Gを中心とした次世代通信ニーズに対応することを目指したファームウェアのアップデートとなっている。具体的にはインターリーブ時で最大1.25GHzの広帯域測定に対応したほか、13枚搭載可能なラックを活用することで最大104chの位相コヒーレント受信機を構築することが可能となり、多チャンネル×多チャンネルによるMassive MIMO測定にも対応することができるようになったとしている。なお、すでに新しいファームウェアは無償で提供を開始しているほか、M9370Aシリーズ、M9290A CXA-mも受注を開始しているという。
2014年10月07日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは10月1日、小型セル基地局製造用のワンボックステスタ「E6650A EXFワイヤレス・テスト・セット」を発表した。同製品は、フェムトセルなどの小型セルの量産の立ち上げとテストコストの削減に必要な速度、性能、拡張性を備えており、最新の携帯電話、無線LANチップセットの検証における立ち上げ時間を短縮できる。また、ベクトルシグナルアナライザとベクトル信号発生器(VSA/VSG)の機能を備えた送受信モジュールを最大4個まで搭載することができる。各送受信モジュールは4つのRFポートを備えているため、「EXF」1台で最大16ポートのマルチポートテストステーションが構築でき、複数の測定対象物をテストすることができる。そして、高度なシーケンス設定機能やシングル収集マルチ測定(SAMM)などによって、テストの実行時間をより短縮できるという。さらに、マルチフォーマットデザインのテストニーズに応えることができ、送受信ともに、最大周波数レンジ6GHz、最大帯域幅160MHzに対応している。携帯電話では2G、3G、LTE FDD、LTE TDDやLTE-Advanced、無線LANでは802.11a/b/g/n/acなどの通信方式をサポートしている。また、要件が変わった時には、周波数レンジ、チャネル数などの機能をアップグレードできるため、新技術への対応が容易で、投資の無駄を抑えることができる。加えて、すでに主要な携帯電話や無線LANチップセットの実証を終えているため、新製品の量産への移行をスムーズに行える他、「EXF」に標準付属しているSCPIコマンドとリファレンスドライバを用いて、容易にテストを自動化できる。この他、研究開発で一般的に使用されているシグナルアナライザ「Keysight Xシリーズ」および信号発生器と互換性があるため、テストの移行にかかる時間が短縮できると同時に、同じ「X」シリーズの測定アプリケーションを使用しているため、再現性がある結果が得られ、製造へのシームレスな移行を実現できるとしている。なお、価格は送受信1モジュール、4ポートの構成で634万3499円(税抜き)から。
2014年10月01日東プレは10日、同社製キーボード「REALFORCE」シリーズ新製品として、英語87配列キーボード「REALFORCE87U」に、押下特性(キー荷重)が全キー55gの「REALFORCE87U-55」「REALFORCE87UB-55」を日本国内で販売すると発表した。20日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は21,800円前後。「REALFORCE87U-55」と「REALFORCE87UB-55」は、もともと海外で販売していたモデルだが、ユーザーから多くのリクエストが寄せられたため、国内販売が決定したという。REALFORCEシリーズは、キースイッチに静電容量無接点方式を採用したキーボード。2013年7月より日本国内で販売中のテンキーレスの英語英語キーボード「REALFORCE87U」シリーズでは、キーによってキー荷重が異なる変荷重を採用するが、「REALFORCE87U-55」「REALFORCE87UB-55」の2モデルでは、すべてのキーでキー荷重が55g±15gとなる。キー配列は英語87キー、キーストロークは4mm、インタフェースはUSB。本体サイズはW366×D169×H39mm、重量は1.2kg。
2014年09月10日現在、「dビデオ」にて好評配信中の韓国の大人気バラエティ「ヒチョル(SUPER JUNIOR)&キー(SHINee)の私たち結婚しました」が、本日9月5日(金)、ついに最終話を配信。明日9月6日(土)には、さいたまスーパーアリーナにて開催される「東京ガールズコレクション」で、“仮想夫婦”を演じているキーとモデルの八木アリサの共演が発表されていることもあり、高い注目を集めている。本作は、アジアのトップスターたちが仮想夫婦として新婚生活を繰り広げる、韓国の人気バラエティ番組「私たち結婚しました」の最新作。2組のカップルが国境や言葉の壁を乗り越え、国際結婚した本当の夫婦さながらに新婚生活を送る模様を描いており、過去の配信では、日中韓で大人気の「EXO」を始め、「INFINITE」、「BEAST」、「f(x)」、「A pink」など、いまをときめくスターグループのメンバーたちも出演し話題を博している。今回「SUPER JUNIOR」のヒチョルは、台湾のアイドルグループ「Dream Girls」のパフ・クオと仮想夫婦に。夫婦生活の最終日、パフに自分を探させるヒチョル。彼女が天文台にたどり着くと、そこには2人で過ごした思い出の写真がぎっしり。その1枚1枚に書かれたヒチョルからのメッセージに心を打たれるパフ・クオ。一緒に居ることが当たり前になっていた2人に、別れの時間が迫っていく…。一方、初めて出会ったカフェで最後の時間を過ごすキーと八木さん。タイムリミットの0時になり、去っていってしまうキーを見て、思わず我慢していた涙が溢れ出す八木さんだったが、キーは最後のイベントを決行し、感動のフィナーレを迎えることに。2組の切なくも“胸キュン”必至の結婚生活の行方を、あなたも見届けてみて。「ヒチョル(SUPER JUNIOR)&キー(SHINee)の私たち結婚しました」は「dビデオ」にて配信中。(text:cinemacafe.net)
2014年09月05日西武鉄道は18日、鉄道グッズの新商品「西武鉄道6000系電車型キーライト」「西武鉄道Bigキーホルダー」を発売する。「西武鉄道6000系電車型キーライト」は、池袋線・西武有楽町線と東急東横線・みなとみらい線との相互直通運転開始1周年を記念して制作された。相互直通運転に使用する6000系をモチーフにした外観で、スイッチを入れると光の中に同車両のイラストが浮かび上がる。大きさは長さ7.6cm、幅1.7cm、高さ2.1cmで、1個900円。駅ナカコンビニ「TOMONY」各店舗(池袋駅A2号店、高田馬場駅ホーム店、所沢駅改札内店は除く)で販売する。「西武鉄道Bigキーホルダー」は、たて約6.4cm、横約4.5cmの大きなキーホルダー。新2000系、4000系、6000系、20000系、30000系の各車両をイメージした5種類のデザインで、各550円。「TOMONY」の池袋駅A店(1階改札内)、西武新宿駅店(正面口)、所沢駅店(改札外)にて販売する。なお、両商品とも販売時に1人5個までの購入制限を設ける。西武鉄道グッズ販売ページでも18日10時から販売開始される。
2014年02月10日あの頃も今も、コンピュータは楽しい機械です。仕事でも趣味でも、コンピュータとともに過ごしてきた読者諸氏は多いことでしょう。コンピュータ史に名を刻んできたマシンたちを、「あの日あの時」と一緒に振り返っていきませんか?○FMシリーズの誕生1981年(昭和56年)5月20日に富士通は、8ビットパーソナルコンピュータ「FUJITSU MICRO 8」(以下、FM-8)を発表しました。のちに日本製コンピュータの代名詞の1つともなった「FMシリーズ」の誕生です。その設計思想は斬新で、8ビットCPU「MBL6809」(モトローラ「MC6809」コンパチブル)をメイン用とサブ用に2個搭載していました。さらに、同社の大型コンピュータ「FACOM Mシリーズ」に採用したばかりの64KbitダイナミックRAMを8個も、4層の基盤上に搭載。合計64KBという大容量の主記憶領域(メインメモリ)を誇りながら、218,000円と戦略的価格を実現したのです。発表当初のマーケティングメッセージは「CPUを2個搭載して、アドレス空間は128Kバイト、高分解ディスプレイ、日本語表示、豊富な補助記憶装置を採用したパフォーマンスモデル」。スペックでたたみかける、ビジネスユースを意識したものでした。翌1982年11月には、バブルカセット(現在でいうリムーバブル記憶装置)などを廃止した廉価版の後継機種「FM-7」が128,000円で発表され、大ヒットを飛ばします。FM-7については、別の機会に譲りましょう。FM-7の登場に合わせて、FM-8のカタログ表記も「FM-8」の略称へと変更され、「ハイクオリティ・ユースのパーソナルコンピュータ」としてメッセージを強化しながら販売が継続されます。82年ミスマガジングランプリの伊藤麻衣子(現、いとうまいこ)さんをイメージキャラクターに起用し、親しみやすさ、パーソナル感を演出していました。○FM-8との出会い1981年5月の発表は、NECのPC-6001(1981年9月発表)、PC-8801(同12月発表)の前であり、FM-8のスペックや価格には圧倒的なインパクトがありました。640×200ドット/8色表示のカラフルなデモ画面や、RS-232Cポート、アナログポートに標準でジョイスティックを付けられるなど、憧れて秋葉原のショップに通ったものです。半透明なバブルカセットのふたを開けると、電源スイッチがあり、それだけで大型機のような雰囲気でワクワクしました。電源をONにすると、標準実装されていたF-BASICの起動画面「FUJITSU MICRO 8 BASIC Version 1.0Copyright(C)1981 By FUJITSU/MICROSOFT 30358 Bytes Free Ready」カーソルが点灯し、大容量にしびれます。キータッチは重厚感があり、シューティングゲームでのBREAKキー連射にも十分対応できました。また、コンピュータ雑誌の影響は大きく、通称YAMAUCHIコマンド、拡張Kコンパイラなど、雑誌に取り上げられた情報もFM-8の人気を支えたと思います。コンピュータ雑誌といえば、何ページものダンプ(プログラム)リストが掲載されていて、それを自分の手で打ち込んで使うことが当たり前でした。FM-8ではオプションの漢字キャラクタROMもボードではなく、チップをソケットにさすタイプでしたので、パソコンをソフト、ハードウェアとも自ら作っている感覚があったのです。○1981年5月、あの日あの時1981年は世界的にみれば、IBM Personal Computer 5150が8月12日に発売されるなど、のちのコンピュータ業界の流れを左右するテクノロジーが生まれた年です。アメリカでは、初のスペースシャトル打ち上げが行われました。日本では、神戸ポートアイランド博覧会(ポートピア’81)が3月20日~9月15日に開催されます。三宮とポートアイランドを結ぶ、世界初の無人運転システムだったポートライナーは、未来を感じさせてくれました。会場では、テレビ電話や3D画像といった21世紀の技術が紹介されます。日本IBMは遣唐使船の復元船をパビリオンで展示し、漢字が使えるコンピュータを「漢字反対語ゲーム」でアピールしました。当時、漢字が使えるコンピュータは画期的だったのです。漢字の入出力といえば、ワープロ専用機が主流でした。富士通初のワープロ専用機「富士通オアシス 100」(OASYS = Office Automation SYStem)が、1980年5月に270万円で発表され、1年間に1500台を超える受注があったそうです。1981年8月に小型化(本体重量は約32kg)された後継機、「富士通オアシス 100J」が159万円で発表されます。同100シリーズと合わせて1年間で1万台、3年間で10万台という販売目標を掲げ、群馬県館林新工場の建設計画を発表し、OA部門強化を打ち出します。富士通オアシスでは、独自の親指シフトキーボードも見逃せません。「かな」で入力して「親指キー」で漢字に変換する「ひと打ちひらがな、2打ち漢字」というメッセージで、自然で負担の少ないかな文字入力が可能でした。他国の文化を取り入れて、そこに日本独自発想の技術を加えて、さらに発展させるような風土がありました。なお現在でも、親指シフトキーボードは富士通コンポーネントが生産中です(Windows対応)。1981年は、OA化を意識したビジネス向けプロモーションが盛んでしたが、特に下半期より個人・パーソナル志向を意識した製品が展開されました。低価格化とともに、マーケティング戦略や販売経路が変化していった、始まりの時期と思えます。――――――――――「あの日あの時あのコンピュータ」では、読者の皆さんからのご意見を募集します。記事で取り上げるコンピュータや思い入れのある名機のリクエスト、ご自身のエピソードなどをお待ちしています。また、コンピュータ本体や周辺機器の写真、カタログデータといった資料のご提供も大歓迎です。マイナビニュースの「ご意見・ご感想」からお寄せください。
2014年01月22日「びっくりドンキー」は、木皿にハンバーグとライス、サラダを盛り合わせた”ディッシュメニュー”や、鉄板ステーキ皿の上にハンバーグや付け合わせのポテトなどをのせた”ステーキ・メニュー”などを提供する、全国展開のファミリーレストランチェーン。多彩なメニューが用意されているので、注文時にどれが良いのか迷ってしまう人も多いだろう。そこで、マイナビニュース会員の男女500名に一番好きなハンバーグメニューを尋ね、その理由も聞いてみたので、次に来店する時の参考にしてほしい。Q.びっくりドンキーで一番好きなハンバーグメニューを教えてください。1位 チーズバーグディッシュ 19.8%2位 レギュラーバーグディッシュ 19.0%3位 おろしそバーグディッシュ 12.2%4位 エッグバーグディッシュ 3.0%5位 チーズパケットディッシュ 2.8%■チーズバーグディッシュ・「トロトロのチーズとジューシーなハンバーグとの相性が抜群」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「チーズが好きなので…とろりと溶けたチーズが濃厚でおいしい」(29歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「濃厚なチーズが肉汁と一緒にあふれて来るところが好きです」(41歳男性/その他/事務系専門職)■レギュラーバーグディッシュ・「安くてボリュームがあり、これ一品で満足できるから」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)・「定番であるが、安定しておいしいから」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「オーソドックスで飽きないから」(32歳女性/医療・福祉/専門職)■おろしそバーグディッシュ・「しそと大根おろしであっさり食べられるから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「さっぱりヘルシーだから…大根おろしが胃もたれを防いでくれそう」(29歳女性/医療・福祉/事務系専門職)・「サッパリと食べられるから」(25歳男性/機械・精密機器/技術職)■エッグバーグディッシュ・「卵とハンバーグの味がほどよく合うから」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)・「卵とお肉の相性がいい」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「ハンバーグには目玉焼きが合うから」(27歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■チーズパケットディッシュ・「中から溶けたチーズがたっぷり出てきて、とてもおいしいから」(30歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「チーズときのこが好きだから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「安いのにボリュームがあっておいしいから」(28歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■総評1位は、独自開発の特製ブレンドチーズをハンバーグにのせた「チーズバーグディッシュ」。「チーズのとろけ具合がいい」「チーズが濃厚でおいしい」「チーズとハンバーグの相性が一番いい」という意見が大半で、こだわりのハンバーグと特製チーズの組み合わせが好評のようだ。2位の「レギュラーバーグディッシュ」は、和風ベースのハンバーグソースを使った創業時からのロングセラー。「定番だから」「飽きない味」という声が多かった。3位は、大根おろしと青じその葉をハンバーグにトッピングした「おろしそバーグディッシュ」。「さっぱりして食べやすい」「和風が好きだから」という、あっさり風味が好きな人に受けている。4位の「エッグバーグディッシュ」は、ハンバーグに半熟の目玉焼きをトッピングしたメニュー。「卵が好きだから」という人から票を集めた。5位は、ハンバーグの中にチーズとしめじを包んで焼き上げた「チーズパケットディッシュ」。「ハンバーグの中からとろけ出るチーズが良い」という意見が多かった。トップ5のすべてがディッシュメニューという結果となり、その他のメニューの最高位は「ハンバーグ&ビーフシチュー」の6位(2.6%)であった。「びっくりドンキー」へ足を運んだのなら、ライス&サラダが一緒に木皿に盛られたディッシュメニューを食べたい、という人が多いのだろう。「びっくりドンキー」へ行ってメニューの多さに悩んだら、このトップ5のディッシュメニューを試してみてはいかがだろうか。調査時期: 2013年4月11日~2013年4月12日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性226名 女性274名合計500名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月30日あの人気海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」に続く主演作となる「TOUCH/タッチ」を携えて来日中のキーファー・サザーランドが9月4日(火)、東京・渋谷のTOHOシネマズ 渋谷で行われた本作のプレミア上映会の舞台挨拶に登壇。日本のファンへの熱い思いを明かした。アメリカ同時多発テロで妻を失い、シングルファザーとして暮らすマーティンだが、一人息子のジェイクが無言症で父親の自分とすらコミュニケーションを取れないことに思い悩む。だがある日、ジェイクが落書きのように綴っていた無数の数字が持つ意味に気づき始め…。アメリカ人の父と息子の物語を中心に据えつつも、世界中が舞台となっているのが本作の大きな見どころ。この日の上映が行われた渋谷は第1話で登場する。スクランブル交差点が映し出され、大型ビジョンの映像が演出上で大きな意味を持つとか。キーファーは日本のファンを前に「来日は3度目だけど、日本のファンのみなさんはいつも温かいです」と笑顔で劇場を満員にした約240名ものファンの歓声に応えた。実はキーファーの日本への強い思いは「24」以来のもの。「実は全米では『24』は人気が定着するまでに少し時間がかかったんだけど、日本のみなさんは早くからずっとサポートしてくれた。おかげでシリーズの継続が決定したというのもあったんです。だからいま僕がこうして俳優としてここにいられるのは、日本のみなさんの応援のおかげなんです」と感謝の思いを語った。「24」という大ヒット作品に続く主演ドラマとなる本作だが、「父と息子の姿を描いた物語だからこそ、本作への出演を決めました。この話に登場する息子は無言症で話も、他人に触られることも拒否するという状況です。僕も2人の子の父として、もしも自分が同じ状況だったら?と考えて心が砕けるような思いに駆られました。必死でコミュニケーションを取ろうとする彼の姿に共感してもらえたら嬉しいです」と作品に込めた熱い思いを語った。この日は「24」シリーズ、そしてキーファーの大ファンである俳優の勝村政信が来場し、キーファーに花束をプレゼント。勝村さんは「人生で一番の当たり役と言える『24』の次の役を選ぶのは本当に難しいことだと思う。それなのに、これこそが本当の当たり役なのでは?と思えるような素晴らしい演技を見せていてビックリです。僕が芝居を始めた頃、キーファーさんはすでにスターで『どうしてハリウッドの俳優はこんな演技ができるんだ?』と思って、そこに追いつけという気持ちでやってました。さらにこの年でこんな素晴らしい演技を見せられたらお手上げです」とキーファーへの思いを語った。ちなみに勝村さんは49歳で、キーファーは45歳。勝村さんの方が年上だと知らされたキーファーは「本当!?あり得ないな(笑)」と驚愕。勝村さんからシーズン2の魅力を尋ねられると「シーズン1が父と子の物語に焦点が当てられていましたが、シーズン2では息子の持つ“力”を巡って父が息子を守る姿が描かれます。アクションもありますよ」と思わせぶりに微笑んでいた。なお本作の放送開始を前に9月22日(土・祝)勝村さんがナビゲーターを務める「キーファー・サザーランド主演最新ドラマ『TOUCH/タッチ』SP ~数字をめぐるミステリー~」がWOWOWプライムにて放送。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日(金)より放送。(※第1話は無料放送)「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月04日キーファー・サザーランドが脚本に惚れ込み、あの『24 -TWENTY FOUR-』に続く出演作として主演を決めた『TOUCH/タッチ』が日本上陸! サザーランドが緊急来日を果たし、3日に都内で行われた記者会見に出席した。その他の写真9.11のテロで妻を失い、無言症の息子ジェイクと暮らすマーティン。ジェイクとうまくコミュニケーションをとることができずに思い悩むが、ある日、ジェイクが書き綴っていた膨大な数字に特別な意味があることに気付く。時代を超えた世界中の人々をつなげる数字の“奇跡”を信じ、マーティンは世界中の人々を救うべく奔走する。すでに本作はシーズン2の放送が決定しており、その撮影の合間を縫っての来日となったが、サザーランドは「日本に来るためならどんな口実も作るよ」と日本への愛着を明かす。『24』に続いてのドラマ出演となったが「当初はこんなに早くドラマの世界に戻ってくるとは思ってなかったけど、脚本を読んで美しく繊細な内容に心を奪われたんだ。これを引き受けないと後悔するってね」と本作に感じた特別な思いを口にした。特に今回演じたマーティンについて「息子のジェイクの行動が読めず、それを知ろうと必死になる」と説明し『24』のジャック・バウアーと似ているところが多いとも。「演じながら楽しい旅ができたよ」とうなずいた。本作には東日本大震災にまつわるエピソードも登場する。震災後、アメリカ西海岸に流れ着く様々な遺留品を集める男の物語だが、これについてサザーランドは「ニュースで西海岸に多くのものが流れ着いていると報じられたけど、次第に民家からのものが増えていると聞いて心を痛めたし、被災した方々への思いは一層強いものになった。このドラマを作れたことを誇りに思うし、より多くの人に観てほしい」と訴えた。この日は、特別ゲストとして俳優の濱田龍臣が登場し、サザーランドに花束をプレゼントした。濱田は劇中の息子・ジェイクと同い年。サザーランドは「そういえばちょっと似てるね」と微笑んだ。「将来、ハリウッドで活躍する俳優になりたい」という濱田にサザーランドは「言葉や文化の壁を超えるのが演技。僕が積んできた経験と、きみがいましている経験は何ら変わるものではないし、この先、共演できる可能性は大いにあると思う。そうなったら光栄に思うよ」と貫禄たっぷりの笑みを浮かべ、濱田と固い握手を交わした。『TOUCH/タッチ』WOWOWプライムにて、10月5日(金)夜11時から第1話放送開始
2012年09月03日「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアーことキーファー・サザーランドが「24」に続く連続ドラマ出演作となる「TOUCH/タッチ」を引っさげて緊急来日を果たし、9月3日(月)に都内で行われた記者会見に出席。作品の魅力を存分にアピールした。主人公・マーティンは9.11の同時多発テロで妻を失い、息子のジェイクも無言症となってしまい交流ができずに思い悩む。だがジェイクが落書きのように綴っていた数字が現代と過去、そして未来の人々を繋ぐ数字であることに気づき状況は一変。マーティンは奇跡を信じて世界中の人々を救うために立ち上がる。キーファーの来日は2010年11月の「24 TWENTY FOUR」のプロモーション以来。「日本のファンに会うためならどんな口実だって作るさ(笑)」とユーモアたっぷりに日本への愛着を明かす。本作では強面のジャック・バウアー(「24」)とはまた違った一面を見せているが、キーファー自身は「ジャックとマーティンで共通するところはいっぱいあったよ。ジャックは予想外の状況から脱出するために戦うけど、マーティンの方は息子の行動や考えが読めずに、それを知るために必死で戦うんだ」と解説。「そこには善意やモラルといった要素が感じられるし、演じながら旅を楽しんだよ」と充実した表情を見せた。本作では日本人のキャラクターも登場するほか、東日本大震災について触れたエピソードもある。震災後にアメリカの西海岸に流れ着いた遺留品を拾い集める男とジェイクと同じ境遇の娘を持つ母親の物語が描かれるが、キーファーは「ニュースで遺留品が流れ着いていると報じられていたけど、民家からのものが多くあると聞いて胸を痛めたし、被災されたみなさんへの思いはより一層強いものになったよ。このドラマに参加できたことを誇りに思うし、多くの人に見てほしい」と胸の内を語った。この日はゲストとして俳優の濱田龍臣も登場し、キーファーに花束を手渡した。ドラマ「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」の放送を控える濱田くんは「僕も家族を失う役を演じたので、ジェイクに共感しました。キーファーさんがカッコよかったです!」と感想を伝えた。さらに濱田くんからの「将来、ハリウッドで活躍するにはどうすればいいか?」という質問に、キーファーは「文化や言葉の壁を超えられるのが演技というもの。いまきみがここでしている経験と僕が積んできた経験は何ら変わるものではないと思います。いつか共演できる可能性は大いにあると思うし、その日が来たら光栄に思うよ」と優しく微笑み、2人は熱い握手を交わしていた。海外ドラマ「TOUCH/タッチ」はWOWOWプライムにて10月5日より放送。第1話のみ無料放送。「TOUCH/タッチ」公式サイト■関連作品:TOUCH/タッチ [海外TVドラマ]© 2012 Fox and its related entities. All rights reserved.24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]
2012年09月03日夏休みの超大作、ファミリー向け映画が盛況の中、4日に公開初日を迎えたドイツ映画『あの日 あの時 愛の記憶』が大人の観客を中心に好調な動員を記録し、平日でも満席の興行を展開している。その他の写真本作は、1944年のポーランドと1976年のニューヨークを舞台に、アウシュヴィッツ収容所から脱走して生き別れになってしまった男女の運命をドラマチックに描き出したラブ・ストーリー。実話を基にした本作は、劇中で描かれる切ない恋愛劇と、深い人間ドラマが特徴の作品だ。メイン館の銀座テアトルシネマでは公開初日の初回から満席が続き、平日でも満席の回が続出。客席はシニア層、夫婦を中心にしながら、日を追うごとに若い観客の比率が増加しているという。本作の配給を手がけるクレストインターナショナルは、オリヴィエ・アサイヤス監督の『夏時間の庭』や、上映を希望する署名活動まで起こった『海洋天堂』など、大人の観客から支持される良質な作品を多く配給しており、本作もこれまでの作品同様、ロングラン興行が期待されている。夏休みは、学生や子どもたちをターゲットにした作品が多く公開されるが、その反面、大人がじっくりと観たい作品が少なくなる傾向にあり、本作は大人の観客を中心に着実に動員を伸ばすことが予想される。なお、本作は東京に続いて、大阪で公開を開始し、兵庫や名古屋など全国各地での公開が決定している。『あの日 あの時 愛の記憶』公開中
2012年08月17日『24-TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドが主演する海外ドラマ『TOUCH/タッチ』が10月よりWOWOWで日本初放送されることが決定した。WOWOWは、本作をこの秋イチオシの新作ドラマとして位置づけプッシュしていくという。本作は、『24…』主演のサザーランドと、『HEROES/ヒーローズ』製作総指揮のティム・クリングがタッグを組み、今年3月からアメリカの全米FOXネットワークで放送が開始された注目のドラマ。アメリカではすでに第2シーズンへの継続が決定しており、今夏より撮影開始予定だ。サザーランドは、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で妻を失い、職を転々としながら無言症の幼い息子を育てるマーティン役を演じる。マーティンは、息子ジェイクが自分や他人と交流できないことに悩むが、息子が落書きのように綴る数字に特別な意味があると気づき、無言症の専門家のアドバイスを請いながら、その数字の意味を解読しようと奔走する。一方でソーシャルワーカーに父親の資格を問われるという難局にも直面し、『24…』のジャック・バウアーさながら、家族を大切に思いながらも苦悩し奮闘する。主人公マーティンの日本語吹替えは、『24…』のジャック・バウアー役と同じく小山力也が担当。サザーランドの吹替えとして、あのおなじみの‘声’が帰ってくるのは、海外ドラマファンならずとも期待が高まることだろう。なお、WOWOWでは本作の放送を記念して、9月から毎月1シーズンずつ、8カ月にわたって『24…』全シーズンを完全放送する予定。『TOUCH/タッチ』WOWOWにて10月より日本初放送
2012年07月19日秩父アニメツーリズム実行委員会はこのほど、「アニメ『あの花』 in 秩父夏キャンペーン2012」を開始した。秩父市が舞台設定のモデルになったアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以下『あの花』)の世界を感じ、秩父の魅力に触れることを目的としたキャンペーンで、秩父市、秩父商工会議所、西武鉄道、秩父鉄道の共催で9月2日まで行う。キャンペーンの第1弾は、ファンの願い事やメッセージを『あの花』オリジナル短冊に記入してもらい、秩父地方の七夕(8月7日)に合わせて秩父市内各地に掲出する「みんな集まれ! 『超平和バスターズ』の七夕まつり!」。オリジナル短冊は、ほっとすぽっと秩父館、秩父ふるさと館、秩父観光情報館の『あの花』コーナーにて配布。記入した短冊は7月31日まで、ほっとすぽっと秩父館にて回収する。8月1日からはキャンペーン第2弾として、「あの花”夏”ラリー」を実施予定。街中に隠されたヒントを探しながら、”聖地”と呼ばれる『あの花』のロケ地を巡るクイズラリー。ゴールした人の中から先着5,000名に『あの花』オリジナルグッズをプレゼントする。これに合わせて、本町知々夫ブランド館とほっとすぽっと秩父館にて、「『あの花』街なかギャラリー」を設置。キャラクター設定、名場面シーン、「あの花 × 秩父」ポスター、「ANOHANA FES.」台本、声優サイン巨大絵馬など、『あの花』の世界観を堪能できる展示を行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月19日決して忘れることのできない“あの日”が近づいてきた。1年経っても先の見えない生活を送っている人々がいること、そして震災が教えてくれた数々の教訓を、改めて心に刻みたい3月11日。私たちは何を思うのだろうか。間もなく発売となる「前を向くカレンダー」は、その翌日、3月12日に始まる3日めくりのカレンダー。各ページには、困難に遭遇しながらも前を向いて歩いていこうとする人々の、強い想いが込められた言葉が並ぶ。1冊購入すると1冊が被災地に届けられるという、想いを共有するカレンダーだ。まずはページをめくってみよう。「この日を区切りに 被災者から 復興者になっぺ」(岩手県大船渡市 32歳 建築現場監督員)、「3月14日。お腹に命が宿っているのがわかった。命は巡るのだ。」(マコトかぁちゃん 茨城県 32歳 主婦)、「いってまいりまぁす。今日も一日がんばるぞ!オー!」(葛岡有 宮崎県東松島市 9歳 小4)……。強い意志がこもった言葉、運命のようなエピソード、何気ない日常の言葉。それぞれの人がそれぞれに感じ、発した、飾り気のない言葉は、どれも力強い光を放っている。「前を向くカレンダー」は、震災直後に立ち上がった「kizuna311」というプロジェクトから生まれた。俳優・渡辺謙と放送作家・小山薫堂が呼びかけ人となり、国内外の著名人による被災地への応援メッセージを動画で発信し続けるウェブサイトは、今も大きな反響を呼んでいる。カレンダーの構想が立ち上がったのは昨年10月。ウェブサイトで「あなたの言葉」を募集したところ、小学生から90代まで、被災地の方もそれ以外の地域の方も含め、1000を超える言葉の応募があったという。その一つひとつに「kizuna311」のスタッフ全員が目を通し、122の言葉を厳選。これが、カレンダーとなって全国のみなさんに届けられることとなった。残念ながら採用されなかった言葉も、全て「kizuna311」のウェブサイトで公開されているので、ぜひ目を通してみてほしい。1冊は自分で、もう1冊は被災地で1年の時を刻む「前を向くカレンダー」。価格は2冊分になるが、その価値を決めるのは、あなた自身。全国の書店、オンライン書店などで1月31日(火)に発売となる。 「前を向くカレンダー」 kizuna311 編発売:2012年1月30日全国書店・大型雑貨店にて販売予価:2,100円(本体2,000円)取材/池田美砂子
2012年01月27日キーファー・サザーランドが11月16日(火)、東京・六本木の東京ミッドタウン内ホールで行われた、主人公ジャック・バウアーを演じる米ドラマシリーズ最新作「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンの記者会見に出席した。来日は、2005年11月に同作シーズン4のPRで来日して以来、5年ぶり2度目。「昨日着いたばかり。前回と違うこの辺りのホテルに泊まっている。実は夕べ、1人で歩いて店に入ったんだ。アメリカから持ってこなかった髭剃りクリームと剃刀を調達しようと思って。日本語を話せないでいたら、僕だと知らない人が助けてくれて調達できた。また日本の人の心の優しさに触れた気がした。1人で買い物ができる外国はほかにいないんじゃないかな?」とジャックの“ピンチ談”を吐露。会場の笑いを誘った。同シーズンは、シーズン7から1年半後、娘のキム夫婦と孫との平穏な暮らしを楽しみ始めていたジャックが、再び国家規模のテロに巻き込まれていく物語で、撮影は今年4月に終了した。クランクアップの瞬間の気持ちを尋ねる質問に、キーファーは「長い答えになってしまう」とまず苦笑い。「1〜8まで同じクルーでやってきて、その間、16組のカップルが結婚し、30人の子供が生まれ、その全ての瞬間に立ち会ってきた。家族以上の家族です。最後にみんなの前で何か言わないと、と思って話していたら、クルーの1人と目が合い、その瞬間涙が出て、下を向いて隠した」とふり返った。ドラマシリーズは終了したが、映画化が決定済み。「いま、作る方向で動いている。2時間ものになるから、リアルタイム進行ではなくなるので脚本家がホッとしていると思うよ。例えばいままでならアメリカから日本に行く、なんて不可能だったけど、いろいろできる。ドラマとは違った面白さが出てくると思う。でも同じなのはみなさんの期待通り、ジャックがひどい状況に追い込まれるってこと。楽しみにしていてください」と現状を明かした。また、ジャックの魅力について改めて「やりたいことができないグレーな部分がある。例えば仕事と家庭の板挟みになる。大統領を守ろうとして妻を死なせてしまう、とか。その姿はどんな文化、言葉の国の人も、共感するんじゃないかな。僕もそこが魅力だと思って演じてきました」と話した。「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンはレンタルリリース中。12月23日(木・祝)よりコレクターズBOX発売開始。(photo/text:Yoko Saito)「24-TENTY FOUR-ファイナル・シーズン」<レンタル>vol.1〜vol.8レンタル中vol.9〜vol.1212月3日(金)レンタル開始「24-TWENTY FOUR-ファイナル・シーズン」DVDコレクターズBOX価格:20,160円(税込)発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン発売日:12月23日(木・祝)■関連作品:24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]■関連記事:ジャック・バウアー“極秘”来日も成田は一時騒然!シネマカフェ的海外ドラマvol.174恋人にしたい?おじさまヒーロー 第1回【ハリウッドより愛をこめて】「24」、ギャラ高すぎでシーズン7をもって終了!?キーファー、暴行事件の被害者デザイナーと和解へ美術館主催のガラにセレブが集合深夜のパーティでキーファーが暴れる!
2010年11月16日