■これまでのあらすじ彼氏と別れて泣いてばかりの雪子。以前元カレの涼からお婆ちゃんのクッキー型をもらったのですが、返すことにしました。涼の家から見知らぬ女性と涼が揉めながら出てきて、もう次の恋人ができたのかと雪子は落ち込みます。しかしその人は実は涼が疎遠にしていた母親で、涼が家を売って祖母を施設に入れたことを「冷たい」と責めていました。雪子は涼は逆に優しいのだと反論します。雪子が知る涼と祖母の関係とは…。お婆ちゃんが施設に入ったいきさつは…意外な反応?お婆ちゃんが自ら施設に入ることを言い出したこと、涼は会社を辞めてまでお婆ちゃんの面倒を見ようとしたこと…涼を近くで見てきた雪子ならでは知っていたことでした。無邪気に施設生活をエンジョイしているお婆ちゃんに会いに行ってと勧める雪子に、涼は「この人はそんなことできないよ」と言います。いったいどうしてそんなことを言うのでしょうか…。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月18日■これまでのあらすじ涼と破局し落ち込んで泣いてばかりの雪子。以前涼からもらったクッキーの型があるものの、もう使えないと思い返しに行くことに。涼の家に着くと、中から涼が年上の女性と喧嘩しながら出てきました。まさか次の彼女かと思っていると、なんと女性の正体は母親だと涼は言うのでした。涼は雪子に失礼なことを言う母を怒鳴りつけ、「カネ目当てで帰ってきたんだろ」と責めます。すると涼の母は、あろうことか雪子に泣きついてきたのでした。言い争いの原因は彼は冷たい?ふたりが揉めていたのは、お婆ちゃんの家の売却費用についてでした。お婆ちゃんの家を売却して施設に入れようとする涼は、彼の母が言うように冷たいのでしょうか…?冷たいとは「真逆」と言った雪子の真意は…?次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月17日■これまでのあらすじ結婚したいと思っていたのに、4年付き合った彼氏の涼と別れた雪子。しかも別れた理由が、まだ結婚は考えられないという、納得のいかないもの。涼の祖母にもらったクッキーの型を返しに涼の家に行った雪子は、涼が年上の女性と言い争っているのを見てしまいます。もう次の人がいるのかと落ち込む雪子でしたが、涼は年上女性の正体は「母親」だと明かしたのでした。そんな雪子に涼の母は「鏡みてから付き合う男考えて」と失礼なことを言います。失礼すぎる母に、涼が…?涼の意外な一面雪子に失礼なことを言う母に、「いい加減にしろ」と声を荒げた涼。4年も付き合ったのに、はじめて涼のそんな一面を見た雪子は、まだまだ涼のことを知らなかったことに驚きます。母親に対して「金目当てで帰ってきた」と言う涼と、「たった1人の母親に対してひどすぎる」とあろうことか雪子に泣きついてくる母親。この話し合いの行方は…?次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月16日■これまでのあらすじ結婚はまだ考えられないから…と4年付き合った彼氏・涼と別れることになってしまった雪子。別れの理由が不明瞭すぎて、友人のありさは涼には他に恋人がいるのではないかと疑います。涼にもらったクッキーの型を返すため涼の家を訪れると、見知らぬ女性が涼と喧嘩しながら出てきました。涼を呼び捨てにし、雪子に「付き纏うのはやめなさい」などと言ってくる年上女性の正体はいったい!? やっぱりありさの言っていた通りだったの!?彼にはもう次の女がいる…失礼すぎる元カレの母なんと、女性の正体は次の彼女ではなく、涼の母親だったのです! 若すぎてわかりませんでした。涼の見た目も良いですが、お母さんも美魔女なんですね。しかしこの美魔女、なんだか口が悪い! 「鏡見てから付き合う男考えて」だなんて、失礼にもほどがあります!次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月15日■これまでのあらすじ4年付き合った恋人からよくわからない理由で別れを言い出された雪子。別れた彼氏の涼は、父と母は別れていて、あまり会わないと話していたことを思いだしました。涼は祖母のことはよく話していたのですが…ふと、涼の祖母からもらったクッキーの型があったことを思いだした雪子は、別れの真実について確認するためにも涼の家に行きます。しかしチャイムを押す前に、家から涼と何やら言い争いながら出てきたのは見知らぬ女性で…?この女性はいったい何者?元カレを呼び捨てにしてる…!?涼よりも年上に見える謎の女性。涼を呼び捨てにするなど、やけに親しそうな様子です。雪子だって「涼くん」と呼んでいたのに。「元彼女」と言われただけでちょっとショックだったのに、雪子は真実に耐えられるのでしょうか!?次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月14日■これまでのあらすじ4年付き合ったのに、「まだ結婚したくないから、お互いのために」というあいまいな理由でふられた雪子。自分で作ったニョッキを食べながら、元カレが両親は離婚していて料理は祖母が作っていると話していたことを思いだします。そういえば、元カレが祖母のクッキーの型をくれたのですが、彼を思い出してしまうしもう使うことはできません。返そう、そして別れた本当の理由を聞こう、そう思い雪子は元カレの家へとやってきたのでした。チャイムを押そうとすると…今日は出直すべき?チャイムを押そうとしたら玄関の前で言い争う元カレ・涼の姿が。一緒にいるのは、見慣れぬ女性…。まさか、ありさの言っていた通りのことが!?いつも穏やかだった涼が声を荒げるのを見たのも初めてだった雪子は困惑します。次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月13日■これまでのあらすじ交際4年で破局した雪子は、傷ついた心を抱えながら、こんな時こそ食べなくてはとニョッキを作ります。出来上がったフワフワのニョッキを食べながら思い出すのは元カレのこと。彼はご飯を作ってくれていたというお婆ちゃんの話はよくしていましたが、父親と母親のことになると言葉を濁していたような気がします。そんな時、雪子は元カレがお婆ちゃんからと言ってくれたクッキーの型のことを思いだしました。使うのはつらいし捨てるのも忍びないし…。別れたのに家まで来てしまったやっぱり知りたいクッキーの型を返すために元カレの家までやってきてしまった雪子。クッキーの型を返したいし…何より、なぜ別れたのか、本当のことを知りたいのです。もしかしたら傷つく結果になるかもしれないけれど、前に進むため、当たって砕ける覚悟で玄関へと向かいます。別れたはずの雪子が家に現れたら、彼は何と言うのでしょうか…。次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月12日■これまでのあらすじ彼氏と別れて傷心の雪子。ひとり涙を流すのですが、そんな時でもお腹はすくもの。ジャガイモ1個を取り出すとパパっとニョッキを作ります。今日はジャガイモのポタージュとチーズをかけて。そういえば、元カレはニョッキが家庭で作れることに驚いていました。彼の家は祖母が料理をしていて、ニョッキが出たことはないと言います。彼は祖母の話は良くしていたけれど、両親のことはあまり話したくなさそうだったことを思いだしました。もっと踏み込むべきだったの?棚から取り出したのは…あまり両親のことを話したくなさそうだった元カレ。でももっと踏み込んで聞くべきだったのでしょうか…。気づくとまた後悔している雪子でした。そんなことを考えていると、思い出したのは元カレの祖母からもらったクッキーの型。見るたびに彼を思い出して悲しくなってしまうし、かといって捨てるなんてもったいないことはできないし…。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月11日■これまでのあらすじ長年付き合った彼と別れたばかりの雪子。ひとしきりお風呂で泣いた後空腹を覚え、実家から送ってもらったお芋でニョッキを作ることに。レンチンしたお芋をフォークで潰して小麦粉とまぜ、捏ねてから形を整えて浮いてくるまで茹でる。残り物のお芋のポタージュとチーズと合わせたらふわふわの食感に思わず笑顔になります。ニョッキを食べながらも、雪子は「ニョッキって作れるんだ」と驚いていた元カレを思い出してしまうのでした。元カレの家ではお婆ちゃんがご飯を作っていた両親の話はあまり聞いたことがない…また元カレの涼のことを思い出してしまった雪子。そういえばニョッキを食べながら彼は、「ニョッキって作れるんだ」と驚いていました。彼の家は祖母がご飯を作っていて、ニョッキは出たことがないそうです。涼からは祖母の話はよく聞いたものの、両親のことはあまり話したくはないようでした。雪子もあまり踏み込んだことは聞けなかったのです。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月10日■これまでのあらすじ4年付き合った彼氏に結婚の話を持ち出したら別れを告げられてしまった雪子。結婚を考えていただけに傷は深く、友だちの前では笑って話したものの、一人になると涙が止まらなくなってしまうのでした。泣き腫らしたあとお腹を空かせた雪子は、「こういう時こそ食べなければ」とジャガイモを取り出しニョッキを作り始めます。レンジでチンしたジャガイモを潰し、小麦粉と合わせて捏ねると、生地の温かさに一瞬だけ癒されるのでした。ニョッキのソースは…ジャガイモとチーズの組み合わせは間違いない!茹でたニョッキが浮き上がってきたら完成!ソースはコーンスープとケチャップ・チーズもいいけれど、今日はジャガイモのポタージュが残っているのでそちらを使うことに。やっぱりジャガイモと相性ピッタリのチーズは欠かせません。ジャガイモのニョッキにジャガイモのポタージュで、ジャガイモだらけのニョッキ完成。黒コショウがピリッと効いているのがまたいい。ふわふわの食感に思わず笑顔になった雪子。でもまた思い出すのは元カレのことなのでした…。次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月09日■これまでのあらすじ彼氏に結婚の話をしたとたん別れることになってしまった雪子。話を聞いた友人たちは、ジャガイモのポタージュを飲みながら衝撃を受けます。元カレも雪子が結婚したがっていることは知っていると思ったのに。ふたりが帰りひとりになった雪子は思わず涙。ひとりになると元カレのことばかり思い出してしまうのです。ひとしきり泣いた後、もちもちフワフワしたものが食べたくなった雪子は、実家から送られたジャガイモでニョッキを作ることに。レンジでパッとジャガイモのニョッキあたたかな生地を捏ねる行程がたまらんジャガイモをスライスしてレンジでチン。塩と小麦粉を加えてまな板に取り出し捏ねます。生地を棒状に伸ばして均等に切ったら形を整えて茹でるだけ!簡単にできる「ジャガイモのニョッキ」。傷ついた雪子の心をも癒してくれる…?次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月05日■これまでのあらすじ4年付き合った彼氏に結婚の話をしたとたん別れることになってしまった雪子。久しぶりに雪子の家に遊びに来て話を聞いた友人のありさときぬは、お芋のポタージュを飲みながら唖然。雪子の結婚願望の強さは有名な話。涼だって知らないはずはなかったのに。ふたりの前では元気を装っていた雪子でしたが、ひとりになると涙が出てしまいます。結婚のことを言わなければ別れずに済んだのだろうか…そんなことばかり考えてしまうのでした。こんな時でもお腹は減るこんな時に食べたいもちもちフワフワお風呂でひとり涙し、鏡を見るとすっかり腫れてしまった目。失恋の痛みはまだ少しも癒えていないのでした。こんなに沈んだ気持ちの時でも、お腹だけは減るもの。優しく包み込んでくれるようなもちもちフワフワした何かが食べたくなった雪子。実家から送られてきたジャガイモを手に取り、ニョッキを作り始めます。次回に続く(全27話) 「傷心ご飯」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月04日■これまでのあらすじ付き合って4年になる涼に結婚の話を持ち出した雪子。しかし涼はまだ結婚は考えられず、別れることになってしまいます。久々に雪子の家に遊びに来たありさときぬは話を聞いてびっくり。涼は雪子が早く結婚して育児したがっていることを知っていたはずなのに…。ありさは涼の浮気を疑いますが、きぬはいい思い出のまま別れられてよかったと慰めます。友だちの前では気丈にふるまった雪子でしたが、ひとりになると涙がこぼれてしまうのでした。ふいに涙が出てしまうあの日からずっと…きぬには「元気」と言ったけれど、本当は全然元気じゃない。別れたあの日から、ずっと心が痛いのです。何をしても元カレを思い出してしまう。もし、結婚の話を持ち出さなければ。あと数年先に言っていれば。こんな思いはしなくて済んだの…?次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月03日■これまでのあらすじ就職して2年、そろそろ結婚したいと考えた雪子。しかし彼氏の涼はまだ「結婚は考えられない」と言い、「お互いのために」ふたりは別れを選択します。友人のありさときぬは雪子の話を聞いてドン引き。涼は雪子の結婚願望が強いことを知ってて付き合っていたはずなのに、4年も付き合ったあげく別れるなんて…。納得のいかない様子のありさと、「キレイな思い出のまま別れられてよかった」と慰めるきぬ。ふたりの前では元気にふるまう雪子の気持ちは…?「キレイに別れる」なんてありえるの?2人が帰って…ふたりが帰ったとたんこぼれる涙。やっぱり久しぶりに会った友だちを気遣って無理して笑っていたんですね。「男と女が別れるのにキレイとかありえない」…ありさの言葉が胸に残ります。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月02日■これまでのあらすじこたつとお芋のポタージュで温まりながら、友人たちに彼と別てしまったいきさつを話す雪子。社会人になって2年、そろそろ結婚したいと考えた雪子がだったのですが、彼はまだ結婚は考えられないので「お互いのために別れよう」と言われたのです。普段から早く結婚して子育てしたいと話していた雪子なので、結婚願望が強いのは知ってて交際していたはずなのですが…。雪子と彼氏の間には特別な空気があって結婚すると思っていた友人たちは動揺を隠せません。「お互いのために別れよう」と男が言うときは…4年も付き合ったのに確かに、結婚願望が強いのを知ってて4年も付き合ったあげく、「お互いのために別れよう」だなんて納得いきませんね…。調査するまではいかなくてもモヤっとした気持ちにはなります。このまま「キレイな思い出」としてそっとしておくのがいいのでしょうか?次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2024年01月01日■これまでのあらすじこたつを囲みながら、友人たちに彼氏と別れた話をする雪子。もう社会人になって2年経つのでそろそろと考えた雪子が結婚の話を持ち出すと、彼はまだ結婚は考えられないからと、「お互いのために」別れることになったと言うのです。学校でも早く結婚して子育てしたいとよく話していた雪子の結婚願望の強さは有名で、相手も雪子が結婚したいのを承知で付き合っていたはずなのですが…。友人たちの空気を察して…特別な空気のあるふたりだったのに「まだ夢は諦めていない」と笑う雪子。この笑顔はカラ元気でしょうか。雪子は彼はそんなに自分のこと好きじゃなかったと思っているようですが、友人から見て雪子と彼の間には特別な空気があったようです。それにしても、お芋のポタージュおいしそうですね。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2023年12月31日4年も付き合ったのに。結婚したがってること、知ってたはずなのに。4年付き合って結婚してくれなかった彼氏と別れました。別れてもなお、元カレのことばかり考えてしまう傷心の雪子。そんな彼女を癒してくれるごはんは?手を握り合うふたり…でも実は結婚の話をしたら別れることに!?結婚の話をしたら、別れることになった!? 元カレの涼だって、雪子の結婚願望が強いことは知っていたはずなのに…友人たちは唖然状態ですが…。次回に続く(全27話) 「傷心ごはん」は20時更新!▶︎ 「傷心ごはん」一覧はこちら>>
2023年12月30日梅サトさんによるコミック『人生最大の噓ついた』をご紹介します。アートとは?才能とは?嘘から始まる、30代の自分探し。タイトルで心がざわつくが、冒頭数ページでその内容が明かされると、間抜けで笑える半面、他人事ではないという思いも芽生えてくる。主人公の前田と同様、美術大学出身で油絵を描いていた著者の梅サトさんは、前田のついた嘘をこう説明する。「テレビなどで、例えば小学生と有名アーティストの作品を並べて、どちらが“アート”か当てる企画がありますよね。美術を学んだ側からすると、美術史や鑑賞ルールを知らなかったら、判断が難しいのはしょうがないと思うのです。だけど美術の世界にいる張本人が、勘違いで評価されたものを否定せず、『これはアートです』と言ってしまうのは、ユーモラスに描いているものの、結構罪深いことだと私自身は思っていて。だからこそ前田は悩み、罪悪感に押しつぶされそうになるんです」前田は30代半ばになっても画家として成功できないことに焦り、単身ニューヨークへ。相変わらず底辺でもがいていたが、とある行動が著名クリエイターの目に留まり、天才芸術家として一躍注目されるように。帰国後、母校で非常勤講師の職を得るが、メッキが剥がれる不安に襲われてしまう。そして彼の前に現れる、学食で働く同い年の津崎さんは、嘘で傷つけられた過去を持っていた。「津崎さんは正直な人で、身の丈に合わない嘘をついた前田に、爽快な風を吹き込んでくれる女性というイメージです。前田の作品やその変化に対しても、新鮮な反応をしてくれる鑑賞者の役割も担っています」手のひらを返すように変わった、前田への評価を通して思うのは、才能のある・なしは誰がどう決めるのかということ。直接は描かれていないが、誰もがバズることのできるSNS社会の功罪も透けて見える。「才能っていうのは自分に向ける言葉ではなく、他者が使う言葉だと私は思っています。これまで『才能がある』と言われてこなかった前田が才能を追い求めるときは、自信を追い求めるときでもあるんですよね」美大を舞台にした作品は、それこそ若き才能と情熱がほとばしるようなものが多いが、本作は30代半ばの惑いを描いているのも興味深い。「それなりの選択をしてきた20代があるぶん、後悔したり焦ったり、でも何かを悟ってしまうにはまだ早い年齢ですよね。私としても、美術は今だから向き合えるテーマ。そういう意味でも前田と伴走できることが嬉しいですし、この人のあがきをちゃんと伝えなきゃと思っています」『人生最大の噓ついた』1世界中に天才芸術家だと勘違いされる前田。嘘が嫌いな津崎さん、真のアーティスト・泉など、激変した人生を同世代の存在が揺さぶる、自分探しラブコメ。小学館715円©梅サト/小学館うめ・さとマンガ家。2013年『増刊flowers』掲載の「竜巻の日」でデビュー。主な作品は、『緑の罪代』『お兄ちゃんは今日も少し浮いてる』など。※『anan』2023年12月6日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年12月04日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで社長に優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。はじめは納得がいかなかったのですが、その後後輩が早朝に出社してデザインの勉強をしたり、取引先をよく観察したりしていたことを知ります。そして社長が後輩の努力を見ていたことも。自分が見えていないものがたくさんあったことに気付いた主人公はふたりに謝ったのでした。そんな向上心の塊の主人公を社長は評価します。そして主人公は自分も社長のようにあたたかさを人に渡せるようになりたいと思うのでした。■前回のあらすじ主人公へのフォローも忘れない社長。適当だけどあたたかい社長を見習いたいと主人公は思うのでした。すぐには変われないまじめだけが取り柄だから…すぐには変われないけれど、焦らず諦めず変わっていこう…そう思うのでした。いつか後輩とカレー屋に行ける日は来るのでしょうか。最後までお読みくださり、ありがとうございました!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月28日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで社長に優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。はじめは納得がいかなかったのですが、その後後輩が早朝に出社してデザインの勉強をしたり、取引先をよく観察したりしていたことを知ります。そして社長が後輩の努力を見ていたことも。自分が見えていないものがたくさんあったことに気付いた主人公はふたりに謝ったのでした。そんな向上心の塊の主人公を社長は評価します。■前回のあらすじ謝罪した主人公に「そうでなくちゃ」と言う社長。実は社長は後輩の案が選ばれるとは思っていなかったのだと明かします。社長は適当な人ですが、今はその適当さがありがたいと主人公は感じたのでした。社長は適当なようでいて…どうせ努力するならどうせ努力するなら、自分も社長のように温かいものを人に渡せるようになりたい。でもその前に…次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月27日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。はじめは納得がいかなかったのですが、その後後輩が早朝に出社してデザインの勉強をしたり、取引先をよく観察したりしていたことを知ります。そして社長が後輩の努力を見ていたことも。自分が見えていないものがたくさんあったことに気付いた主人公はふたりに謝ったのでした。■前回のあらすじ社長と後輩に謝り、「初心に戻って仕事するから気になることがあったら言って」と後輩に伝えたのでした。やっぱりそうでなきゃ!社長は本当にテキトーな人だ実は社長も後輩の案が通るなんて思っていなかったんですね…。社長の適当さにびっくりです。でも、適当なだけじゃないのが社長のいいところ。次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月26日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。よく聞くと後輩は朝早く出社してデザインの勉強をしていたのです。自分には見えていないものがたくさんあることに気付かされたのです。■前回のあらすじデザインが上手くなるよう主人公に相談していたと言う後輩。主人公から渡された本を見て勉強していたところ、社長がデザイン案をコンペに出してみるよう提案したのだそうです。社長もすべて知っていたことに気付いた主人公は恥ずかしさで顔を覆います。心からの言葉先輩として恥ずかしい自分の非を認め、後輩に「気になること言って」と伝えた主人公。その勇気のある行動に社長と後輩の反応は?次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月25日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。いっぽう、イライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女。まじめな彼女はこれまでコツコツ努力してきたのに、後輩が社長とイチャイチャして優遇されていることに腹を立てていました。しかし、実は後輩はよく取引先を観察していたり、朝早く出社して勉強したりしていることを知ることになるのです。■前回のあらすじ実は後輩は朝早く出社して勉強したり、仕事したりしていたのでした。早く帰ってしまうと思っていた彼女は、実は家の都合で残業ができなかったと言います。「先輩の足を引っ張っちゃいますから」と言われケンカを売られていると感じた主人公は思わず「上手くなりたいなら私に相談してくれればよかったのに」と言ってしまうのですが…後輩は自分に相談していた?社長は知っていた…社長も後輩が早朝に来て勉強したり仕事したり、努力していることを知っていたのでした。ただ可愛いから優遇しているのだと思っていたのに…。自分が見えていなかったことが次々と見えてきて動揺が隠せない主人公です。その時遅れてやってきた社長が…次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月24日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。納得いかなかったのですが、よくよく聞くと、後輩は何も考えずに仕事をしていたわけではなかったようです。自分には見えてない物がたくさんあったことに気付かされたのでした。■前回のあらすじ早朝、重たい気持ちを抱えながら会社に行くと、会社には明かりがついていました。もう社長がいるのかと慌てて会社に入ると、そこには後輩の姿が。後輩が朝早く出社していた理由これってケンカ売ってるよね?努力してて見直した、バカにして申し訳ない。そんな気持ちはあるものの、売られたケンカに思わず意地悪な言葉を返してしまいました。これはさらに、事態が泥沼化してしまうのでは…!?次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月23日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。不まじめな後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。聞いてみると、不まじめだと見下していた後輩は実は訪問先をよく観察し考えながら仕事していたことがわかったのです。今まで自分はまじめで善良な人間だと思っていたのに、見えていない物がたくさんあったことに気付きます。■前回のあらすじこんな時でもお腹は減る…とりあえずカップ麺で腹ごしらえをしようとすると社長からメールが届きました。明日1時間早く出社して話をしようと言う社長。話とはコンペのことでしょうか…。憂鬱な出社早朝の会社で見たものは社長に何を言われるのか考えながら沈んだ気持ちで会社に着くと、そこにいたのはなんと後輩でした。いったいこんな早い時間に会社で何を?次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月22日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。不まじめな後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。聞いてみると、不まじめだと見下していた後輩は実は訪問先をよく観察し考えながら仕事していたことがわかったのです。■前回のあらすじ家に帰るとひとしきりベッドを叩いてうっ憤を晴らしました。でも考えてみれば、どこかでバカにしていた後輩のことをよく見ていなかったし、カレー屋でも突き飛ばされた男性が泣いていたことに気づきませんでした。主人公は、自分には見えていない物が多いということに気付いたのです。こういう時でもお腹は減る社長からメール? 珍しい…珍しく社長からメールが。明日1時間早く出社するようにとのお達しです。やっぱりコンペの結果について何か言われるのでしょうか。憂鬱すぎます…。次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月21日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。納得いかなかったのですが、よくよく聞くと、後輩は何も考えずに仕事をしていたわけではなかったことがわかったのです。これまで後輩の話をろくに聞いてこなかった主人公はひとり家に戻ると荒れるのでした。■前回のあらすじひとり家に帰宅しベッドに倒れ込んだ主人公。ベッドを殴りながらうっ憤を晴らします。自分はまじめで善良な人間だと思ってたはじめて気付いた自分のこと「私って見えてないもの多いんだな」はじめて気付いた自分の至らない部分。認めるのはつらいことですが、主人公は真正面から受け止めたのです。次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月20日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。不まじめな後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。納得いかなかったのですが、よくよく聞くと、後輩は何も考えずに仕事をしていたわけではなかったようで…■前回のあらすじ後輩はN社で気づいたことを伝えようとしていたのに、「まずはちゃんとデザインできるようになりなさい」と一蹴されたと言うのです。その夜早めに帰宅した主人公…会社の空気がいつもと違う…何かあった?ほんと最悪どう見たっていいデザインとは言えないのに、なんで…。でも、本当に怒っているのは、後輩のデザイン案が採用されたことに対してではないのです。次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月19日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女。しかしコンペでまさかの後輩案が採用されてしまいました。納得いかなかったのですが、よく聞くと、後輩は何も考えずに仕事をしていたわけではなかったようなのです。しかも、気づいたことを主人公に伝えようとしたのに、主人公は「そういうことを考えるのはまだ早い」と一蹴していたと言うのです。■前回のあらすじ後輩はN社の担当の待ち受けが変わったことなどにも気づいており、そこからデザイン案を導き出したと言うのです。しかしなぜ教えてくれなかったのかと聞くと、彼女は「言いましたよ?」と、N社の様子を話そうとして主人公に「そういうのはまだ早い」と言われたことを話したのでした。見下してた後輩の案が採用されて夜になり…ろくなデザインもできず、まじめに仕事もしていないと思い込んでいた後輩からしっぺ返しを食らってさすがに青ざめた主人公。その夜は珍しく早めに帰宅したのでした…。次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月18日様々な人が訪れるランチタイムのカレー屋さん。ある日カレー屋で起きた男性同士のケンカで、その場にいた人たちの人生が動き出します。もやもやを吹き飛ばそうと辛口のマサラカリーを食べていたOLは、突き飛ばされた男性に声をかけて、カレー屋の他のお客さんから賞賛されました。その結果勇気を持てるように。そしてイライラを大盛りバターチキンで包み込もうとしていたできる女は、一部始終を見て、まじめな人が報われたことに喜びを感じていました。後輩が可愛げで優遇されるのが許せない彼女でしたが、コンペに採用されたのはまさかの後輩案だったのです。納得のいかなかった彼女ですが、よくよく聞くと、後輩は何も考えずに仕事をしていたわけではなかったようで…■前回のあらすじ自分の案が採用されてうれしそうな後輩。「勘が当たった」と言うので話を聞いてみると、後輩はN社を訪問した時に地域コミュニティやソーシャルデザインの本が並んでいたことに気付いていたと言うのです。そんなこと考えてたの!?気づいたことを教えてくれなかったのはナゼ?後輩はちゃんと言っていたんですね。そんな後輩を見下してちゃんと話聞かなかったのは、自分の方だったなんて…次回に続く(全35話)次回に続く 「スパイスドラマ」(全35話)は20時更新!▶︎ 「スパイスドラマ」一覧はこちら>>
2023年11月17日