ケリー・ライカート監督作『ファースト・カウ』より新たに場面写真が解禁。さらに監督がキャスティングについて語ったコメントも到着した。西部開拓時代のオレゴン州を舞台に、料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーが、ドーナツ作りを通して少しずつ友情を育んでいく姿を描く本作。この度解禁されたのは、未開の地で繰り広げられる、2人の男たちの旅路を映し出した場面写真11点。本作の物語の核となるのは、料理人のクッキー(ジョン・マガロ)と中国人移民のキング・ルー(オリオン・リー)の友情だ。森の中で毛皮猟師の一団と一緒に逃げ回るクッキーが、とある事情で追われる身となったキング・ルーと出会い、彼をかくまうところから物語は始まる。広大な自然の中で偶然引き合わされ、のちに熱い友情を築きあげていくこととなる2人だが、彼らをキャスティングした経緯をライカート監督は、「ジョン・マガロのことは『キャロル』(15)でよく知っていて、初めて彼とスカイプしたとき、彼自身にクッキーの要素が多いと思いました。彼が引き受けてくれるか、はっきりしなかったので、決まったときはものすごく嬉しかったです」とふり返る。そして、『キング・ルー役は、キャスティング・ディレクターのゲイル・ケラーが必死に探してくれ、私たちは何百人もの役者をみました。オリオンには3、4回朗読をやってもらったのですが、どれもかなり面白かった記憶があります」と明かしてくれた。さらに、2人の行方を大きく左右する長官を、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)や『ネバーランド』(04)など、名作に多数出演するイギリスを代表するトビー・ジョーンズが演じ、物語に彩りを添える。奇跡のように美しい瞬間が映し出される場面写真では、クッキーとキング・ルーが温かい光に包まれながらたたずむ様子や、オレゴンの地に初めて牛が降り立つ場面、緑が生い茂る大自然の中で2人が出会うシーンや、トビー・ジョーンズ演じる長官の姿も見られる。本作の魅力の一つでもある、まさにアメリカの原風景といえる、広大な未開拓の地の美しい自然の景色が垣間見える場面写真となっている。『ファースト・カウ』は12月22日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月08日エルメス(HERMÈS)は、「ケリー」ウォッチの新作腕時計を2023年11月1日(水)より発売する。「ケリー」バッグの“錠前”をモチーフにした腕時計1975年に誕生した「ケリー」ウォッチは、エルメスを象徴するハンドバッグ「ケリー」の錠前をモチーフにしたデザインの腕時計。すっきりと洗練されたフォルムや表情豊かな佇まいが魅力だ。2023年秋冬の新作「ケリー」ウォッチは、新たなケースのラインと、ピンクゴールドもしくはステンレススティールの新ブレスレットをまとって登場する。錠前を象った文字盤は、付属されているレザークロシェットに組み合わせるとロングネックレスとして使うことも可能。「ケリー」の自由な精神を反映した、遊び心あふれるデザインで展開される。ステンレススティール&ピンクゴールドの全5種類ラインナップはピンクゴールド・モデル、ステンレススティール・モデル合わせて全5種類を用意する。ステンレススティール・モデルには、スパークリングホワイトラッカー仕上げの文字盤を組み合わせてスタイリッシュに。文字盤・ケースにダイヤモンドを装飾したモデルや、ブレスレット部分にもダイヤモンドを配したモデル、シンプルにオールメタルで仕上げたモデルが揃う。一方、ナチュラルホワイトのマザー・オブ・パールを採用した文字盤にピンクゴールドケースを合わせたモデルは、華やかなきらめきがアイキャッチ。艶やかなピンクゴールドブレスレットとダイヤモンドのコントラストを効かせたモデルと、全体にダイヤモンドを散りばめたリュクスなウォッチが登場する。【詳細】エルメス「ケリー」ウォッチ新作発売日:2023年11月1日(水)価格帯:553,300~11,429,000円アイテム例:・ステンレススティールケース(オールメタル) 553,300円・ステンレススティールケース(ダイヤモンド43個、約0.196ct) 1,980,000円・ピンクゴールドケース(ダイヤモンド43個、約0.196ct) 5,434,000円■共通仕様ケース:反射防止加工のサファイアクリスタル およびケースバック、3気圧防水ムーブメント:スイス製クォーツ機能:時 、分表示
2023年09月10日SXSWほか多くの映画祭で高評価を受けた『セイント・フランシス』より、主演と脚本をつとめたケリー・オサリヴァンから日本の観客へ向けたメッセージ動画が到着。また併せて本編映像も解禁された。タブーとされていた「女性あるある」をユーモアと見事なバランスで取り入れながら30代の女性と少女の交流を描き「グレタ・ガーウィグに続く才能」とも絶賛された本作。社会が決めた見えないルールに振り回されて居心地の悪い思いをしたり、自分の生き方に自信を持てなかったり…そんな不安だらけの毎日を生きる全ての人々に優しいエールを贈る作品だ。この度解禁された映像の冒頭では、本作の脚本と主演を担当したケリー・オサリヴァンからのコメントが。「面白くて温かく、人と語り合いたくなる映画です」「恋人同士やお母さんとだって楽しんでもらえるはず。笑いがあるし、時には涙も出るかもしれません」とこれから映画を観る日本の観客へ向けたメッセージを送っている。続く本編映像は、ブリジットと彼女がナニー(子守り)を務めるフランシスが、大人と子どもという垣根を越え、対等に会話することで、少しずつ心が近づいていくシーン。「ジョーン・ジェットって何?」と、フランシスが通うギター教室からの帰り道、あるきっかけから、女性ロッカーの先駆けである彼女について質問されたブリジット。「最高のロックスターよ」「派手なメイクでいつも怒ってる」「家父長制に反対してるのよ」と答える。家父長制を「男が女を従えるってこと」と世間への皮肉も込めつつ説明すると、フランシスは「ギター教室も家父長制だね」と、教室の先生が男性であることに対し、鋭くも素直な視点で返答する。少し距離が近づいた2人はその後、ジョーン・ジェットを真似た派手なメイクとパフォーマンスでふざけ合うが、そこへ両親が帰宅。ブリジットは、フランシスにメイクを施したことに対して「マスカラを使った?」「この子は週末に結膜炎にかかったのよ」と少し釘をさされてしまうのだった…。どこか大人になりきれない、だけど愛すべきブリジットのキャラクターが垣間見える本編映像となっている。『セイント・フランシス』は8月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:セイント・フランシス 2022年8月19日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国にて公開© 2019 SAINT FRANCES LLC ALL RIGHTS RESERVED
2022年08月18日クリス・エヴァンスが、映画でジーン・ケリーを演じることになりそうだ。エヴァンス自身が考え出したアイデアで、タイトルは未定。舞台は1952年のMGMスタジオ。主人公は12歳の子役の男の子で、憧れのスター、ジーン・ケリーと共演する自分を想像する、という物語らしい。脚本を執筆するのは、『グラディエーター』『アビエイター』のジョン・ローガン。エヴァンスのほかに、『ナイヴス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』でエヴァンスが組んだライアン・ジョンソンもプロデューサーに名を連ねる。スタジオは決まっていない。エヴァンスの次回作は、『The Gray Man』。共演はアナ・デ・アルマス、ライアン・ゴズリング、ビリー・ボブ・ソーントン。Netflixが配信する。文=猿渡由紀
2022年01月06日クリス・エヴァンスのアイディアをベースとした映画の製作が開発中で、クリスはジーン・ケリー役で出演交渉中であることが明らかになった。「Deadline」が報じた。脚本はジョン・ローガン(『グラディエーター』『007 スペクター』)。ローガンはマーク・カッセン(『パンクチュア 合衆国の陰謀』)、クリスとともにプロデューサーを務める。またクリスと『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』で組んだライアン・ジョンソン&ラム・バーグマンも、製作会社「T-Street Productions」を通じて製作を行う。映画の内容は、「1952年、MGMの撮影所で働く12歳の少年が、伝説的な映画スターのジーン・ケリーと想像上の友情を築き始める」というもの。1952年といえば、ジーンが主演し、スタンリー・ドーネンと共同で監督を務めた『雨に唄えば』が作られた年だ。ダンサー、俳優、歌手、監督、振付師とマルチな才能にあふれるジーンを演じるのは、俳優にとって大きな挑戦となるが、クリスも「エレンの部屋」で一瞬ではあるもののタップダンスを披露しており、2014年に『Before We Go』(原題)で監督デビュー済み。偶然にも最近、クリスと“マーベル・ヒーロー仲間”のトム・ホランドが、ジーンとともにMGMの二枚看板として活躍したフレッド・アステアを演じる(本作とは別の作品)と報道された。(Hiromi Kaku)
2022年01月05日『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイが主演、ニコラス・ホルト、ラッセル・クロウ、チャーリー・ハナムら豪華共演の『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』から予告編が解禁された。19世紀、オーストラリア。腐敗した権力に屈することを拒否し、兄弟や仲間たちと“ケリー・ギャング”を結成、国中にその名を轟かす反逆者となったネッド・ケリーを描く本作。これまで英雄としてのみ語られていたネッド・ケリーを、悲惨な境遇から抜け出そうと苦悩し、怒り、闘う、ひとりの若者として描き出したピーター・ケアリーのブッカー賞受賞同名原作を映画化した。この度、公開された予告編は、19世紀の荒廃したオーストラリアの大地で、ジョージ演じる、貧しいアイルランド移民の子ネッド・ケリーが銃の撃鉄を起こし何かへと向かう姿から始まる。生活のため、山賊(ラッセル・クロウ)に売り飛ばされた幼きネッドはやがて成長し、無実の罪で反逆者へと仕立てられていく。横暴な警官(チャーリー・ハナムやニコラス・ホルト)たちからは「君たちが苦しむのを見たい」「逮捕するしかない」と脅され、母まで投獄された末、やがてネッド率いる四角い鉄兜をかぶった反逆者集団「ケリー・ギャング」が誕生する。打ちのめされるような苛烈なシーンと、それでも悲惨な境遇を打ち破ろうとする若者たちの様子が次々と展開。後半に流れるのは、なんとジョージはじめ、ケリー・ギャングを演じる4人の役者たちで映画の役作りのためだけに結成されたパンクバンド「FLESHLIGHT」の楽曲。パンクロックのミュージックビデオさながらの、独創的な世界観を生み出している。また、パンク精神を感じさせるネッド・ケリーを熱演するジョージや、ニック・ケイヴを父に持つアール・ケイヴらの追加場面写真も解禁されている。『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』は6月18日(金)より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング 2021年6月18日より渋谷ホワイトシネクイント、新宿シネマカリテほか全国にて公開© PUNK SPIRIT HOLDINGS PTY LTD, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, ASIA FILM INVESTMENT GROUP LTD AND SCREEN AUSTRALIA 2019
2021年04月22日ジョン・トラボルタが、妻のケリー・プレストンが亡くなったことをSNSで発表した。乳がんを患い、2年間闘病していたという。享年57。ジョンは「母親を亡くした子どもたちと一緒に過ごすため、しばらく連絡できないかもしれない」と断りを入れ、「でも、みなさんのあふれんばかりの愛を感じていることは、知っておいてください。数週間、数か月先には私たちの心は癒されるでしょう」とつづっている。80年代から女優業を始め、『バトルフィールド・アース』と『ギャング・イン・ニューヨーク』ではジョンと夫婦共演を果たしたケリー。エンタメ業界の多くの仲間から追悼メッセージが寄せられている。ラッセル・クロウは「ケリー・プレストン。初めて会った場所は覚えていないが、あれは92年後半のことだったね。本当に愛らしい人だった。1995年には『ターニング・ラブ』のオーディションを受けたけど、サルマ・ハエックに決まった。なかなか会う機会はなかったけど、会うとキラキラ目を輝かせて宝石のようだった。ご家族に愛を。安らかに眠ってください」とツイート。マライア・キャリーはジョンの投稿に返信する形で「つらい時を送っているあなたとご家族に、たくさんの愛を送ります」とメッセージを送り、マリア・シュライヴァー、ジョシュ・ギャッド、ケリーと同じく乳がんと闘っているオリヴィア・ニュートン=ジョンら多数セレブが追悼した。(Hiromi Kaku)
2020年07月14日現在製作中の「007」最新作『Bond 25(仮題)』で、ラシャーナ・リンチがジェームズ・ボンドのコードネーム「007」を引き継いだスパイになるという。「Sunday Mail」紙が報じた。関係者によれば、ジェームズ・ボンドを演じているのはこれまで通りダニエル・クレイグだが、映画の冒頭で「007、お入りください」と呼びかけられて登場するのはラシャーナであるという、重要なシーンがあるそうだ。「ポップコーンを落としちゃいそうになる瞬間ですよ。ボンドはボンドのままですが、007はすばらしい女性に引き継がれるんですから」。『Bond 25』では、女性が「007」を引き継ぐ以外に、時代に合わせたこんな変化も。「ボンドガール」という呼び名が「ボンドウィメン」になった。脚本家のひとりに起用されたフィービー・ウォーラー=ブリッジが宣言していた通り、「女性をきちんと扱う」ことを重視した模様。現在31歳、イギリス出身のラシャーナは、2011年に映画『Fast Girls』(原題)でデビュー。最近では『キャプテン・マーベル』でブリー・ラーソン演じるキャロル/キャプテン・マーベルのパイロット仲間マリアを演じたことでお馴染みだ。『ブラックパンサー』、『スパイダーマン:ホームカミング』とマーベル映画のオーディションを受けたという過去がある。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開
2019年07月16日展覧会「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展が、2019年4月19日(金)から6月23日(日)までの期間、表参道のGYRE GALLERYにて開催される。デヴィッド・リンチ(David Lynch)は、アメリカ・モンタナ州出身の映画監督。また、脚本家やプロデューサー、画家としても活動する。2018年には、デヴィッド・リンチの謎を紐解くドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が公開され、話題を呼んだ。「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展で紹介される作品は、タイトルにある“精神的辺境の帝国”をコンセプトに選定。リンチの初期の実験映画『イレーザーヘッド』と、その映画ロケ地で、自身が様々なインスピレーションを得た場所でもあるフィラデルフィア工業地帯を振り返りながら、リンチの創作の原点に迫る。会場には、ペインティング7点に加え、ドローイング3点、工業地帯の写真22点、水彩画12点を展示。なお、作品は、本展のキュレーターを務める飯田高誉が、デヴィッド・リンチ本人と何度も話し合いながら厳選した。また、開催場所である「GYRE GALLERY」は、2019年4月19日(金)にリニューアルオープン。本展は、リニューアルを記念した第1弾の展覧会となる。【詳細】「デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国」展会期:2019年4月19日(金)~6月23日(日)開場時間:11:00~20:00会場:GYRE GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1
2019年04月13日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Window Shopping』Kelly Beemanアメリカ・ニューヨークとロサンゼルスを拠点とするアーティスト、ファッションイラストレーターであるケリー・ビーマン(Kelly Beeman)の作品集。エキゾチックな庭、洒落たプールサイド、ピクニック、カントリーハウス、カクテルパーティー、家のソファーで親密にしているシーンやガールフレンドとのティータイム......作者の描く人物は手足が長くどこかエレガントであり、夢のような衣服に身を包んで暮らしている。だが、その人物がもつ美しさは、決して著名なファッションデザイナーの最新コレクションのためにだけ存在するわけではない。描かれた者たちは、作者がオクラホマで過ごした幼少期の思い出で溢れる幻想的な世界観の主役たちであり、そしてインテリアデザインや建築、音楽、文学に向けた非常に繊細な共鳴と賛辞の意である。そのインスピレーション源はルックブックやキャットウォークを歩くシーンであり、意匠を凝らした刺繍のブルゾンや、ストライプのベルボトム、レースのエンパイアドレス、若々しいバイカージャケット、遊び心に満ちたシルバーのイヤリング、そんな形がビーマンに刺激を与える。だからと言って単なるファッションイラストレーションの域に留まる訳ではなく、ファッションシーンの領域を遥かに越えた意義ある世界観をも作り出す。独学ではあるが、幼い頃より情熱に任せ絵を描きながらピアノを弾いて過ごした作者は、大人になって描くイメージの中にも豊かに楽譜やピアノの細やかな描写を取り入れている。ニューヨーク市立大学ハンター校で社会学を学んだのち、ボリビアやアルゼンチンで数年間働いており、そのような背景が作品への考え方を反映し、例えば文化とファッションとの間に生じる関係性、あらゆる社会における根本的な側面といったようなことが見えてくる。作者のテーマ「Dressing」(=直訳すると服を着ること、仕上げなどを意味する)は、人物像、物語、文化的背景を作り出す一つの方法であり、自己顕示の世界におけるそのような要素の意義を追求する。作者は社会評論家としてではなく、アーティスト、ファッションイラストレーターとして自身を見つめている。その創造性を刺激するのは新即物主義、とりわけクリスチャン・シャド(Christian Schad)やオットー・ディクス(Otto Dix)、また古典芸術、ビザンチン芸術だけでなくウィーン分離派のグラフィック作品なのである。【書籍情報】『Window Shopping』作家:Kelly Beeman出版社:EDITION PATRICK FREY言語:英語ハードカバー/72ページ/320×240mm発刊:2018年価格:5,500円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Window Shopping』を購入する
2019年02月16日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Nudes』デヴィッド・リンチ(David Lynch)デヴィッド・リンチの写真と絵画作品のベールを剥がした「Air Is on Fire」展から10年、パリのカルティエ現代美術財団は120点以上の女性ヌード写真を収録したデヴィッド・リンチの新しい写真集を発表した。これらの写真は抽象的なものに近く、女性の多面的な見方を提示する。それらはリンチの映画作品を連想させつつ、彼の人体の無限の多様性に対する強い興味を明らかにする。カラー及び白黒。【書籍情報】『Nudes』写真:David Lynch出版社:Thames & Hudsonハードカバー/240ページ/340×250mm言語:英語発刊:2017年価格:9,630円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『Nudes』購入ページ
2018年02月17日『デヴィッド・リンチ:アートライフ』と、都内飲食店とのコラボレーションが実施。2018年1月27日(土)の公開に先駆け、2018年1月18日(木)より、各店でデヴィッド・リンチとのコラボレーションメニューの提供が順次開始される。CAFE:MONOCHROME渋谷の「CAFE:MONOCHROME」の「アート・ライフ WITH ダギーズチョコレートケーキセット」では『ツイン・ピークス The Return』の登場人物"ダギー"が食べているチョコレートケーキと、『デヴィッド・リンチ:アートライフ』のメインビジュアルをプリントしたクッキーがセット。さらにコーヒーには、リンチ自らのブランドによるオーガニックコーヒー豆「DAVID LYNCH COFFEE」が使用され、リンチの世界を存分に味わうことが出来る。Bar 十誡店内の壁一面に連なる書架の中にはリンチの書籍も並ぶ「Bar 十誡」。こちらで登場するコラボレーションカクテル「Melancholic」はリンチの脳内をイメージしたエスプレッソマティーニだ。オレンジビターズを一滴加えることでビターでダークな味わいに仕上げた。Tabela『デヴィット・リンチ:アートライフ』公開劇場「アップリンク渋谷」に併設するカフェ「Tabela」では、リンチ監督作品『ブルーベルベッド』をイメージしたカクテルが登場。ラムをベースにオレンジの果皮を使って香りづけをしたブルーキュラソーと、グレナデンシロップによるグラデーションの層は見た目も楽しい。飲み進めるごとにリキュールとシロップが混ざり合い豊かな風味になるのも特徴だ。【詳細】『デヴィッド・リンチ:アートライフ』コラボレーションメニュー■CAFE:MONOCHROME提供開始日:2018年1月20日(土)住所:東京都渋谷区宇田川町4-10 渡辺ビル 201メニュー:・アート・ライフ WITH ダギーズチョコレートケーキセット 1,500円・デヴィッド・リンチ:アートクッキー 3枚セット 1,200円■Bar 十誡提供開始日時:2018年1月18日(木) 18:00~住所:東京都中央区5-1-8 銀座MSビル地下2階メニュー:Melancholic(天上の憂鬱) 1,700円■Tabela提供開始日:2018年1月27日(土)住所:東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階メニュー:ブルーベルベッド 700円【問い合わせ先】CAFE:CHROMETEL:03-6452-5735Bar 十誡TEL:03-6264-5775TabelaTEl:03-6825-5501
2018年01月19日東京・渋谷「渋谷ヒカリエ8階」にある「8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery」にて、「デヴィッド・リンチ 版画展」が1月18日(木)~2月12日(月・祝)の期間開催される。デヴィッド・リンチは1946年アメリカ、モンタナ州生まれの映画監督。『イレイザーヘッド』『ブルーベルベット』『マルホランド・ドライブ』など数々の傑作を世に残してきたリンチだが、その才能は映画のみならず、絵画や写真、アニメーションや立体作品など、様々な方法で表現をし続けている。本展では、 新作を含む版画作品を展示。映画と同様、夢と幻が描かれたダークな作品制作をし続けるリンチの近作を間近に感じられる貴重な機会となっている。またリンチに迫ったドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』も1月27日(土)より公開。併せてチェックしたい。■「デヴィッド・リンチ 版画展」場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery(「渋谷ヒカリエ」8階)期間:1月18日 (木)~2月12日(月・祝)開廊時間:11:00~20:00※会期中無休料金:入場無料オープニングレセプション:1月18日18:00~20:00※作家の在廊は無し『デヴィッド・リンチ:アートライフ』1月27日(土)より新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほか全国にて順次公開(text:cinemacafe.net)
2018年01月18日デヴィッド・リンチ 版画展が、8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて開催。会期は2018年1月18日(木)から2月12日(月)まで。アカデミー賞8部門ノミネート作品『エレファント・マン』や、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した『マルホランド・ドライブ』など、数々の名作映画で知られるデヴィッド・リンチ。アート作品でも高い評価を得ており、2007年のパリのカルティエ現代美術財団での大回顧展は、大成功を収めるなど、映画のみならず絵画や写真、アニメーションや立体作品など、様々な方法で表現をし続けている。今回の版画展では、新作を含む版画作品を展示。夢と幻が描かれたダークな作品が鑑賞できる。【詳細】デヴィッド・リンチ版画展会期:2018年1月18日(木)~2月12日(月)場所:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階開廊時間:11:00~20:00 ※展覧会期中無休料金:入場無料【問い合わせ先】TEL:03-6434-1493
2018年01月12日特集上映「デヴィッド・リンチの映画」が、2018年1月13日(土)より立川シネマシティ、2月17日(土)よりアップリンク渋谷にて開催される。ハリウッドの異端児にして、カルトの帝王。映画監督からプロデューサー、アーティスト、俳優と縦横無尽にその才能を発揮し続ける奇才デヴィッド・リンチ。今回はそんな彼に迫ったドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』の公開、そしてデビュー50周年を記念して、リンチ監督の過去作を一挙に上映する。上映作品は、長編デビュー作となる『イレイザーヘッド』、テレビドラマシリーズの前日譚として映画化された『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』の4Kデジタル復元版、見世物小屋に立たされていた青年の半生を描いた『エレファント・マン』、衝撃的なサイコ・スリラー『ロスト・ハイウェイ』、夢と現実が交差する難解ミステリー『マルホランド・ドライブ』のデジタル復元版、そしてリンチが長期間かけて即興的に撮影を進めた『インランド・エンパイア』の全6本。また、「デヴィッド・リンチの映画」特集上映と、映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』の連動スタンプラリーも実施。アップリンク渋谷および立川シネマシティにて配布されるスタンプラリーカードに、映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』含む4つのスタンプを集めると、非売品のオリジナルTシャツがプレゼントされる。【開催概要】特集上映「デヴィッド・リンチの映画」開催期間:・アップリンク渋谷2018年2月17日(土)~3月2日(金)・立川シネマシティ2018年1月13日(土)~1月26日(金) ※極上音響上映<上映作品>『イレイザーヘッド』4Kデジタル復元版『ロスト・ハイウェイ』デジタル復元版『エレファント・マン』デジタル復元版『マルホランド・ドライブ』デジタル復元版『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』4Kデジタル復元版『インランド・エンパイア』※上映作品は劇場によって異なる。<スタンプラリー>内容:『デヴィッド・リンチ:アートライフ』鑑賞でスタンプ1個押印、「デヴィッド・リンチの映画」特集上映作品の中から3作品鑑賞でそれぞれ1個押印。スタンプを4つ埋めると、オリジナルTシャツ(非売品)をプレゼントプレゼント引き換え期間:・アップリンク渋谷2018年1月27日(土)~3月30日(金)・立川シネマシティ映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』上映期間中プレゼント引き換え方法:押印されたスタンプカードをアップリンク渋谷、立川シネマシティの劇場窓口に提示
2017年12月31日アニエスベー(agnès b.)から、デヴィッド・リンチ監督のスケッチをプリントしたTシャツが登場。70周年を迎えるカンヌ国際映画祭では、TVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』25年ぶりの新作2エピソードがプレミア上映されるなど、再び世界を騒がせているデヴィッド・リンチ。2018年には、自身のドキュメンタリー映画『David Lynch: The Art Life(原題)』の日本公開も予定している。アニエスベーは、注目を集めるデヴィッド・リンチが描いたスケッチに着目。それらをプリントしたTシャツを発売する。スケッチは、デヴィッド・リンチ監督が好きなアメリカ人歌手リッチー・ヴァレンスが歌う50年代の歌『Donna』をモチーフに描かれたものだ。ブラックやホワイトの下地に映えるイラストは、シンプルで都会的な印象だ。また、デヴィッド・リンチ監督・ニコラス・ケイジ主演で、1990年のカンヌ映画祭パルムドール受賞した『Wild at heart』をモチーフにしたTシャツもメンズ・ウィメンズで発売される。なお、アニエスベーはこのTシャツの他にも、カンヌ国際映画祭を記念して、カンヌ映画祭名誉会長のジル・ジャコブへのオマージュとしてのタキシードをはじめ、スタンダード、ショート丈、ロングテイルなど、様々なタキシードを発表し、アニエスベー青山店と銀座Rue du Jour店にて提案している。【アイテム詳細】アニエスベー×カンヌ国際映画祭■デヴィッド・リンチ監督Tシャツ・『Donna』モチーフ 全2色 各9,200円+税※ウィメンズのみ・『Wild at heart』モチーフ メンズ 11,000円+税、ウィメンズ 9,200円+税※『Wild at heart』モチーフは2017年6月より発売予定。取扱店舗:アニエスベー青山店、銀座ルーデュ ジュール店、公式オンラインストア【問い合わせ先】アニエスベーTEL:03-6229-5800
2017年05月22日デヴィッド・リンチ(David Lynch)の謎を紐解くドキュメンタリー映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が、2018年1月27日(土)以降、順次全国で公開される。映像作品のみならず、絵画、立体、写真、音楽など、様々な方法で表現活動を続けているデヴィッド・リンチ。『デヴィッド・リンチ:アートライフ』は、美術学生時代の「退屈」と「憂鬱」、悪夢のような街フィラデルフィアの暮らしから、長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを語るもの。リンチ自身がプライベート映像と共に、幼少期の家族との思い出や、同居人であったJ・ガイルズ・バンドのピーター・ウルフ、後に『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めるジャック・フィスクとの出会い、そしてフィラデルフィアでの暮らしや妻ペギーの出産、愛娘の存在を感じながら創作する姿なども映画かれるようだ。第70回カンヌ国際映画祭の70周年記念イベントでは、デヴィッド・リンチ監督による伝説的TVドラマシリーズ『ツイン・ピークス』25年ぶりの新作2エピソードがプレミア上映されるなど、今再び世界を騒がせているデヴィッド・リンチ。「絵を描いたり何かするたびに、新しいアイデアが浮かんでくる。だが、しばしば過去がアイデアを生み出し、色付けをする。だから新しいアイデアであっても、過去が関わってくるんだ」と語るリンチの“創造"はどこから生まれてくるのか?映画界で最も得体の知れない監督に迫るドキュメンタリーが、ついに日本でも公開へ。【作品情報】映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』原題:David Lynch: The Art Life日本公開:2018年1月27日(土)※新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開決定監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネール・ガード=ホルム出演:デヴィッド・リンチ音楽:ジョナサン・ベンタ(c)Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016
2017年05月12日5月17日から始まる第70回カンヌ国際映画祭。その70周年記念イベントでは、デヴィッド・リンチ監督の伝説的TVドラマシリーズ「ツイン・ピークス」の25年ぶりの新作が2エピソード、お披露目されるという。そんなリンチ監督自身に迫ったドキュメンタリー『David Lynch: The Art Life』(原題)が2018年、日本公開されることが決定した。TVシリーズの最終回で、ローラ(シェリル・リー)がクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げたように、25年後の世界が描かれるという「ツイン・ピークス」新シリーズ。YouTubeの公式チャンネルでは、25年後のオリジナルキャストが登場する予告編が解禁され、世界中のファンが放送を待ちわびている。カンヌでのお披露目の後、全米では5月21日より、日本では7月よりWOWOWにて放送予定だ。本作は、いま再び世界を騒がせている、映画界で“最も得体の知れない監督”といわれるデヴィッド・リンチの発想の謎を紐解いていくドキュメンタリー映画。映像作品のみならず、絵画、立体、写真、音楽など、さまざまな方法で表現活動を続けているリンチ氏。本作では、プライベート映像と共に、幼少期の家族との思い出や、同居人であった「J・ガイルズ・バンド」のピーター・ウルフ、後に『ストレイト・ストーリー』『マルホランド・ドライブ』の美術監督を務めるジャック・フィスクとの出会い、そしてフィラデルフィアでの暮らしや、妻ペギーの出産を経て、長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを、リンチ氏自らが語る。その言葉の数々から、彼の作品には過去の恐怖や苦悶の記憶が大きく反映されていることが映し出されていく。「絵を描いたり何かするたびに、新しいアイデアが浮かんでくる。だが、しばしば過去がアイデアを生み出し、色付けをする。だから新しいアイデアであっても、過去が関わってくるんだ」と語るリンチ氏。リンチが紡ぐ“悪夢”はどこから生まれるのか?本作の上陸を楽しみに待っていて。『David Lynch: The Art Life』(原題)は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日CHICCAの人気プレストパウダー『 ラディアントヌード プレストパウダー』に、この夏、界を渡り歩く人気イラストトレーターである「ケリー・ヘス」とコラボレーションした限定デザインが登場。プレストパウダーとデザインについて、一足先にご紹介します。Kerrie Hess(ケリー・ヘス)オーストラリア生まれのケリー・ヘスは、ロンドン、香港、メルボルン、バリ、ブリスベン・・・と世界を渡り歩く人気イラストレーター。20歳でアメリカの有名百貨店のショーウインドウを飾り、以降数々の有名ブランドや、ファッション誌へ作品を提供しています。2012年にはカンヌ・デザイン・フェスティバルでAirtist Awardを受賞するなど、今最も旬なアーティストの1人です。CHICCA『ラディアントヌード プレストパウダー』“透明な輝きで、肌に上質感を与える印象派のためのおしろい。”まるで肌からにじみでたような繊細なラメが、肌を上質に魅せながら立体感を与えるプレストタイプのルーセントパウダーです。粉感や白さのない自然な仕上がりで、肌をさりげないきらめきで包みます。フェイスブラシに適量を取り、肌表面をさっとなでるようにつけてみて。すると、ファンデーションの美しい艶の質感はそのままに、べたつき感だけを抑えて、美しい仕上がりを保つ役目をしてくれます。※皮脂吸着パウダー配合。キッカ ラディアントヌード プレストパウダー CHICCA × Kerrie Hessラディアントヌード プレストパウダー 01 リフィル&ケース全1種6,000円(税抜)ブラシ別売り2,000円(税抜)2017年6月14日数量限定発売世界を渡り歩く人気イラストトレーターKerrie Hessとの初コラボで、夏コレクションをイメージした限定デザインが登場。美しいイラストの世界感とキッカのラメおしろいの美しさがマッチした、素敵なデザインにうっとりしてしまいます。2017年6月14日より、限定発売
2017年04月22日華麗なるグレース・ケリーの人生を紹介する展覧会オスカー女優として人気・実力ともに絶頂だった頃に、女優からモナコ公妃へと華麗なる転身を遂げた、20世紀を代表する絶世の美女、グレース・ケリー。その強く美しい人生を紹介する『グレース・ケリー展』が、2017年3月31日(金)~4月9日(日)までの間、「岡山天満屋」で開催される。同展覧会は日本とモナコの友好10周年記念して開催され、モナコ大公宮殿の全面的な協力により、グレース・ケリーが実際に着用したアイテムを数多く展示し、その華麗な装いを通してグレース・ケリーの人生を紹介するイベントだ。日本初公開のウエディングドレスなど、服飾品約140点を公開展示される服飾品は約140点に及び、グレース・ケリーがハリウッド女優時代に手にしたオスカー像から、クリスチャン・ディオールやシャネル、グッチなどの一流ブランドのドレス・アイテムなどが、貴重な写真や映像とともに公開される。さらに、日本初公開となるウエディングドレスや、世界に3つしかない“グレース本人の顔がプリントされたエルメスのケリーバッグ”も展示される。会場は「岡山天満屋」6階の葦川会館で、入場料は一般1,000円/中高生 500円/小学生以下無料(天満屋カード会員は100円割引)。3月30日(木)までは、チケットセンターなどで前売り券(一般のみ販売:800円)の購入が可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※グレース・ケリー展実行委員会プレスリリース(@Press)
2017年03月10日1990~91年に全米ABCネットワークで、日本でもWOWOWにて放送された、奇才デヴィッド・リンチが手掛けた海外ドラマの原点にして頂点「ツイン・ピークス」。この度新作「ツイン・ピークス」が、今夏WOWOWにて放送されることが決定した。『エレファント・マン』『ブルーベルベット』のリンチ監督がプロデューサーとして初めて手掛けたTVドラマとして話題になり、その人気は社会現象にまで発展した「ツイン・ピークス」。日本でも放送され、“ピーカー”と呼ばれる熱心なファンが出現し、“カルト”“ハマる”などの言葉が普及。海外ドラマブームの火付け役とも言われる伝説のテレビシリーズと称された。前作のTVシリーズ最終回で、ローラがクーパー捜査官(カイル・マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げた通り、25年後の世界が描かれる新作。前作同様、リンチ監督が手掛ける新作は、今年5月に米SHOWTIME局で放送が決定しており、カイル・マクラクラン、アマンダ・セイフライド、アシュレイ・ジャッドらキャスト217人が発表されるものの未だ内容は謎のままとなっている。リンチ監督は、「『ツイン・ピークス』が世界中でこれほどまでに成功をおさめたことは嬉しい驚きだった。WOWOWの存在は知っており、日本の皆さんが『ツイン・ピークス』の世界への新たな旅を楽しんでもらいたいと心から願っているよ」とメッセージを寄せている。新作「ツイン・ピークス」は2017年夏、WOWOWプライムにて独占放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ツイン・ピークス [海外TVドラマ]
2017年02月13日サンスマイルより、日本・モナコ友好10周年記念「グレース・ケリー展」開催における記念商品が、全国発売されました。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへアカデミー主演女優賞を獲得するなど人気絶頂の中、女優業を引退し、モナコ公妃となったグレース・ケリー。彼女は永遠のファッションアイコンとして、現在でも世界中の女性たちの憧れの存在。彼女の美容法のひとつとして有名なのがハンドケアなんです。そんな彼女をイメージした3種類のハンドクリームが、展覧会に合わせて全国で発売になりました。持っているだけで特別な気持ちになる、洗練されたデザイン。肌に馴染みやすく、高い保湿力を持つシアバター配合で、しっとりとうるおうのにベタつかず、さらりとした塗り心地。デザインはもちろんのこと、使い心地にもこだわったハンドクリーム。優雅な3つの香りとなっています。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへ。■ガーデンの香り【ワサビノキ葉エキス配合】肌を整え、すこやかに保ちます。造園も手掛けたと言われるグレース・ケリー。フレッシュなグリーンをイメージした香りは爽やかで豊かな女性を演出します。みずみずしいクリームでリッチなうるおいをあなたへ。■オーシャンの香り【海水配合】肌にうるおいを与え、整えます。モナコを象徴するといっても過言ではない、グレース・ケリーが愛した海。エレガントなオーシャンをイメージした香りは開放的で芯のある女性を演出します。透明感のある美しい手をあなたへ。■ローズの香り【センチフォリアバラ花エキス配合】肌をやわらげ、すこやかに保ちます。グレース・ケリーが愛した花のひとつであるローズの高貴な香りは気品がある女性を演出します。しっとりうるおった手をあなたへ。■商品名:グレース・ケリーハンドクリーム■種類:3SKU■価格:1,000円+税■発売予定日:2016年10月17日■内容量:60gグレース・ケリー展日本・モナコ友好10周年を記念し、女優時代の写真や映像、アカデミー賞受賞時のオスカー像、忠実に再現された世紀のウェディングドレス、公務やプライベートで愛用洋服やファッションアイテムの数々、また彼女の手による押し花作品など、貴重なロイヤルコレクション170点を展示しています。女優からプリンセスというシンデレラストーリーを歩んだグレース・ケリー。永遠のエレガンスを体現した彼女の生涯をご紹介します。今回ご紹介したハンドクリームはこちらの展覧会でも発売しています。
2016年10月25日1688年創業の西陣織の老舗細尾と、カルト的人気誇る映画監督デヴィット・リンチのコラボレーション展「DAVID LYNCH meets HOSOO」が、10月7日から11月13日まで東京・表参道のEYE OF GYREにて開催される。世界で一番複雑な構造をもつテキスタイルとされる西陣織の中でも、非常に多層的なレイヤーを織りなし、今なお進化を続ける細尾の西陣織。ヴェネツィア国際映画祭で栄誉金獅子賞を受賞するなど、映画監督として国際的な評価受ける他、画家としても活躍するデヴィット・リンチ。この両者のコラボレーションによる同エキシビションでは、今なお進化を遂げる日本の伝統と最先端のクリエイティビティが融合し、人間の深層心理がテキスタイルで描き出される。同プロジェクトは、螺旋模様を描いたデヴィット・リンチの絵画作品「SPIRAL」からインスピレーションを得て始動した。リンチは同作品に関して、「螺旋は上昇・下降を繰り返す円環である。この螺旋は、私にとって進化を表象する円環なのである」と語っている。リンチの絵画作品のイメージと世界観を、細尾が独自の西陣織の技術によって解析し、空間インスタレーションを構築することで、「重層的世界と多層的世界が融合したSPIRAL」へと立体的に進化させた。【イベント情報】「DAVID LYNCH meets HOSOO」会場:EYE OF GYRE住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3階会期:10月7日から11月13日時間:11:00~20:00 入場無料
2016年09月10日「グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」が、東京・松屋銀座にて、2016年9月8日(木)から26日(月)まで開催される。オスカー女優からプリンセスへと変身を遂げたグレース・ケリー。女優として注目をあびるなか、そのキャリアを捨て、モナコのレニエ3世公と結婚し、公妃としての道を選んだ。本展では、ドレスやジュエリー、バッグなど、華やかな宝飾品と洋服を一堂に展示し、多くの人々を魅了した彼女の人生を探る。エルメスの‟ケリー”バッググレース・ケリーの代名詞といえば、エルメスの‟ケリー”バッグ。発売当初は異なる名前がついていたが、彼女が愛用している写真が発表されたことから人気に火がつき、世界的に‟ケリー”と呼ばれるようになったというエピソードもある。会場には、この‟ケリー”バッグをはじめ、グレースが愛用したファッションアイテムを紹介。ジュエリーや約50点にも及ぶドレス、キャリアを象徴するオスカー像までを揃え、女優時代を振り返る。日本初公開のウェディング・ドレスプリンセスへの道を象徴する、何百ものパールをあしらったウェディング・ドレス。アンティークレースが用いられ、繊細ながらも趣深い一着だ。この高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、214個ものダイヤモンドを配したティアラも同時に披露。公妃のクローゼットプリンセスとなったグレースは、シャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)といったメゾンブランドを愛した。当時の流行を押さえつつ、上品さを兼ね備えた装いは、公妃にふさわしい品がある。会場には、それらメゾンのウェアをはじめ、グッチ(GUCCI)のアクセサリーやカルティエ(Cartier)のバッグ、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のジュエリーなどが並ぶ。ミュベールやアヤメによる限定グッズ会場には、グレースやモナコに関するアイテムはもちろん、ミュベール(MUVEIL)やアヤメ アイウェア デザイン(ayame i wear design)とのコラボレーショングッズも限定発売。ここでしか手に入らないアイテムは、来場記念にオススメだ。【イベント詳細】「日本×モナコ 友好10周年記念 グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」開催期間:2016年9月8日(木)~26日(月)時間:10:00~20:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1入場料: 一般 1,000円(700円)、高大生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円※()内は前売料金。ローソンチケット、セブン-イレブン、チケットぴあにて7月上旬より販売予定。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2016年09月04日オスカー女優からプリンセスへと華麗なる変身を遂げたグレース・ケリーを紹介する「グレース・ケリー展」が、9月8日から26日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。モナコのレニエ3世公との結婚を理由にキャリアの絶頂で女優を引退し、公妃としての人生を選んだグレース・ケリー。その気品にあふれた美貌から、20世紀を代表するクールビューティとして今も人々を魅了し続けている。同展では「モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス」と題し、公室秘蔵の品々を貴重な写真や映像とともに一堂に展示。ハリウッド女優時代に手にしたオスカー像の他、実際に彼女が着用していたディオールやシャネル、バレンシアガ、イヴ・サンローランなどのドレス、グッチのアクセサリー、カルティエのバッグ、ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーなど、ファッション好きなら見逃せないアイテムの数々が展示される。さらに、グレース・ケリーの代名詞ともいえる「ケリー」バッグも登場する。中でも見どころは、繊細なアンティークレースに何百ものパールがあしらわれたウェディングドレス。イギリスのキャサリン妃をはじめとした世界のファッションアイコンに支持される高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、公妃の威厳を示す、214個ものダイヤモンドがあしらわれたティアラも世界初公開される。展覧会に加えて、人気ブランドやクリエイターとのコラボレーションアイテムも販売。ミュベールからは人気の「グランマ」チャームシリーズよりグレース・ケリーが女優時代に着ていた服をまとった新作モデルが登場する他、MARIANNE BATTLEやKELLY ROUGE、AYAME、BOTTLE BY BUFFETTなどとのコラボレーション商品も展開される予定だ。【イベント情報】「グレース・ケリー展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:9月8日~26日時間:10:00~20:00(9月26日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円33337777777
2016年09月03日レオナルド・ディカプリオ(41)が、ケリー・ローバック(25)と破局したと報じられている。昨年の夏ごろからデートを重ねていた2人であったが、お互いの多忙な仕事のスケジュールのため数カ月前には破局を迎えていたという。ある関係者はピープル誌に対し、「2人は別れてもう数カ月がたちますよ。でも2人は友人関係をうまく築いています」、「2人はお互いにとても忙しいのです。ディカプリオは大きな映画の仕事がありますし、ケリーは世界的なスーパーモデルです。第三者の影があったからというわけではありません」と語る。ディカプリオは最新作『レヴェナント:蘇りし者』ですでにさまざまな映画賞にノミネートされているほか、アカデミー賞ノミネートもささやかれており、授賞式シーズンにはケリー同伴で登場すると見られていたのだが、2016年の年越し前には破局を迎えていたようだ。ディカプリオがサン・バルテルミー島で豪華な年越しパーティーを開催していた一方で、ケリーは家族と共に過ごしたと言われている。別の関係者は「レオは長年の友人ルーカス・ハースら男友達や、女の子たちとパーティーを楽しんでいましたよ」と語っており、その豪華なパーティーではジャスティン・ビーバーがパフォーマンスを行ったそうだ。(C)BANG Media International
2016年01月06日人気ドラマ「glee/グリー」の意地悪教師“スー先生”の役で有名な女優ジェーン・リンチが、配偶者で心理学博士のララ・エンブリーとの離婚を発表したのは去年の6月のことだった。ジェーンは離婚を発表した時に「お互いのことを思いやっている」との声明を出し、友好的な別れであることを明言していた。離婚も成立し晴れて自由の身かと思いきや、お金の問題がまだ残っているのだという。離婚における資産分配は同性婚も異性婚と変わらず、一家の稼ぎ手がもう一方に資産の半分を渡すのがルールであるようだ。二人の場合は人気俳優であるジェーンが主な稼ぎ手であるのは疑いようもないだろう。「TMZ」が報じたところによると、ララはなんと120万ドル(約1.2億円)を2年間に渡りジェーンから受け取るのだという。しかもそれだけではなく、分配には、複数の銀行預金口座の資産の半分、401K(年金制度のこと)の半分、「glee」で得た全ての出演料の半分、税の払い戻しの半分、LAヨットクラブのメンバーシップが含まれるようだ。有名人の離婚が金銭を巡って泥沼化するのは古今東西よくある話だ。ジェーンの場合はドラマ「glee/グリー」で一躍有名になり、多額のお金を稼いだことも裏目に出てしまったのかもしれない。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日『ジャンゴ繋がれざる者』『Ray/レイ』のケリー・ワシントンが、大物政治家やセレブ、そしてホワイトハウスまでも顧客に持つ凄腕フィクサー(危機管理コンサルタント)を演じる、全米で話題沸騰のTVドラマシリーズ「スキャンダル」。知的でエレガント、しかも超仕事ができる主人公オリヴィア・ポープを演じるケリーが、現代のファッション・アイコンとしても注目を集めている本作から、シーズン1の見どころを4分間にギュギュッと凝縮したダイジェスト映像が到着した。本作は、実在の人物をモデルに「グレイズ・アナトミー」のプロデューサー、ションダ・ライムズが製作総指揮を務めた大人気TVシリーズ。ヒロインのオリヴィア・ポープは、大物政治家、セレブなどの著名人や、世界的大企業、そしてホワイトハウスまでも顧客にする、ワシントンDCでは知らない人がいない超大物“女性フィクサー”。そんな彼女が、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に、顧客が抱える“明るみになってはならない”あらゆる難問を解決していく。ダイジェスト映像は、どこかで見たような大統領のスキャンダル封じから始まり、幾重にも重なる事件やワケありな人間関係、そしてオリヴィア自身と大統領が抱える、この物語最大のスキャンダルをも暴露。まるでジェットコースターのような予想を超える展開とスリルが散りばめられている。知らない間に引き込まれる、現実と交錯するかのような小気味よいテンポのストーリーと驚きの連続に、全米では年間ドラマ視聴率ランキング2位を記録。シーズンが進むたびに視聴者数もうなぎのぼりとなり、ケリーの出産後となる、待望のシーズン4の放送も今秋に控えている。ケリーは、あのミシェル・オバマ大統領夫人もファンを公言するほど、いま最も話題を集める女優のひとり。米ピープル誌の2013年度「世界で最も美しい女性」では2位に、同「ベストドレッサー」にも選出され、タイム誌の2014年版「世界で最も影響力のある100人」にはビヨンセらと共に選ばれており、本作でエミー賞にもノミネート。彼女が劇中で使用した「プラダ(PRADA)」のバッグは、“オリヴィア・バッグ”と称され、「アルマーニ(ARMANI)」のジャケットや、「エスカーダ(ESCADA)」のトレンチ、「モバード(Movado)」の腕時計など、彼女が劇中で身につけたアイテムは放送のたびに大反響に。ケリー自らがアドバイザーを務めたオリジナルのアパレルライン「オリヴィアルック」も登場したほどだ。美しくもタフで、知的でエレガント。女性が憧れるすべてを兼ね備えた彼女は、まさに全米を代表するファッション・アイコン。彼女を一気にスターダムにのし上げた「スキャンダル」に、あなたもハマってしまうはず。「スキャンダル」シーズン1&2DVDは12月3日(水)より順次レンタル&発売開始(※オンデマンド同日配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は、26歳の若さで引退を発表し、モナコの公妃となったオスカー女優のグレース・ケリーのお話。フィラデルフィアで生まれ、20歳のときにモデルの仕事を始め、ブロードウェイデビュー、映画デビュー、次々と活躍の場を広げ、25歳のときには映画『喝采』でアカデミー主演女優賞受賞。世界中から愛された大女優です。女優人生だけでもドラマティックであるのに、さらにカンヌ映画祭に出席したときにモナコ大公レーニエ3世と出会い、恋に落ち、翌年に結婚。ドラマティックのさらに上をいくドラマティックな人生を歩み、伝説の女優として歴史にその名を刻んでいるのはあまりにも有名です。モナコ大公と大女優の“世紀の結婚”は、傍から見たら映画のような夢物語のようですが、実際は──モナコ宮殿のしきたりを始め、住む国が変わるということはものすごく大きな人生の旅でもあり、結婚後に浮上するグレース・ケリーの苦悩、信じていた人の裏切り、そして追い打ちをかけるかのようにモナコがフランス領になるかもしれないという公国の危機…。煌びやかなシンデラレストリーの背景に隠されていた物語が描かれます。そんなことがあったのか!?という驚きがあり、また、公国の存亡をかけた“切り札”として、愛する人や国を守ろうとする彼女の生き方からは、女の覚悟、女の強さ、女の優しさ…さまざまな女の生きるヒントも。女性の生き方に刺激を受けつつ、目の前に広がる美しいモナコの風景にも心奪われます。映画の撮影は実際にモナコでも行われましたが、現在のモナコは当時とかなり違うこともあり、フランスのマントンとイタリアでも撮影されたそうです。そして、改めてモナコについて調べてみると、まずその国の大きさに驚きます。地中海に面したモナコ公国の国土面積は2.02平方キロメートル。日本の皇居の約2倍、バチカンに次ぐ世界第2位の小国です。モナコに空港はなく、最寄りはニースのコート・ダジュール空港で、空港からモナコへはバス、タクシー、ヘリコプターを使って入国します。移動手段としてのヘリコプターは少々高めですが、映画のなかに登場するあの美しい景色を空から眺められるのなら、ちょっぴり贅沢な旅もきっと記念になるはず。グレース・ケリーが暮らしたモナコを旅しながら女の人生について考えてみたくなる、“女性の生き方”スイッチを押してくれる映画でもあります。(text:Rie Shintani)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月18日オスカー女優のニコール・キッドマンが、人気絶頂のなかハリウッドを去りモナコ公妃となったグレース・ケリーに扮する『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。世紀の結婚から6年後、ハリウッド復帰を画策していたはずの彼女が、一転してモナコ公国最大の危機に挑む姿を描いた本作では、その知られざる秘話だけでなく、煌びやかでエレガンスな60年代ファッションが見事に再現されていることに注目。衣装デザイナーを務めたジジ・ルパージュが、劇中のニコール演じる“伝説の女優”のファッションを語ってくれた。主演を務めたニコールも、「衣装にここまでの努力が費やされる映画に出たのは、『ムーラン・ルージュ』以来」と語るほど、美貌と気品を兼ね備え、“クール・ビューティ”と言われたグレースを蘇らせた本作の衣装は実に見事なもの。デザイナーのジジ・ルパージュは、グレースの実際のスタイルを参考に60年代ファッションを徹底して再現することに尽力。ニコールにとっても、それは役作りへの大きな手助けになったという。“世紀の結婚式”のドレスは、グレースが実際に1956年に着た「ランバン(LANVIN)」のドレスを元に、一から作り上げた。ティアラと3連ネックレス、また婚約指輪も含めて、実際にレーニエ公がグレースに贈ったものを「カルティエ(Cartier)」がこの映画のために精巧に復元している。舞踏会のシーンでは、「お伽噺のようなマジカルなドレス」にこだわったというルパージュ。60年代のフランスデザイナーの「ジャン・デセス(Jean Desses)」のドレスやイブニングドレスにインスパイアされたものだそう。「あのシーンにはクリスタルドレスがいいと思った。スワロフスキーのクリスタルが単純に大好きで、あれがあるとマジカルなオーラが出て光の反射が素晴らしい効果をもたらす。クリスタルはパリの『Atelier Valentin』が施してくれて、100時間以上かけ1,000以上のクリスタルを飾ったの」というだけに、さすが本作のクライマックスを飾るにふさわしい絢爛なドレスとなっている。また、グレースの大ファンだったという当時のデザイナー、マルク・ボアンが彼女のためにデザインしたオリジナルドレスが、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の協力のもと、2着も再現されていることも奇跡的だ。60年代らしいアイテムとしては、エレガンスな帽子の数々にも注目。1961年の「ジャンパトゥ(Jean Patou)」のスケッチをもとに再現したグリーンのドレスに合う帽子は、「ALEXANDRE BARTHET」が本作のためにデザイン。彼の父は実際にグレースの全ての帽子を担当していたという。さらに、ゴールドのラメドレスで登場するシーンについては「ラメドレスを着ているグレースの写真があって、私が若いころ、母が金のラメドレスを着ているのが好きだった」ことからチョイス。「彼女のキャラクターに力を与え、ブロンドの髪ともマッチする」と語る。ちなみに腕を美しく見せるグローブは、パリの老舗専門店「メゾン・ファーブル(Maison Fabre)」のもの。一方、カジュアルなシーンでのツーピースは、特別なブランドではないものの「ニコールのブロンド、ブルーの瞳、白い陶器肌にあう色彩を選んだ。また当時の流行色ももちろん頭に入れてて、特に淡い黄色はグレースのお気に入りの色でもあった」とコメント。「60年代の典型的な夏の装いを想像した」というマリンルックも、ニコールによく似合っている。そのほか、スカーフ、バッグは「エルメス(HERMES)」のアーカイブから、靴は「サルバドーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、「ジミーチュウ(Jimmy Choo)」が提供しているという本作。実際にグレースが愛し、そしてグレースにも愛された往年のデザイナーや有名ブランドが惜しみなく協力してくれたファッションの数々は、スクリーン上でもいっそうの輝きを放つことだろう。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月10日