浅野忠信(45)が7月11日にTwitterを更新。11月22日から開催される「東京コミコン2019」のアンバサダーに就任したことを報告した。同イベントは映画やアニメ、コミックなどのポップ・カルチャーとテクノロジーを融合させた世界最大級のイベント。日本では2016年から開催され、マーベル・コミック界の“巨匠”スタン・リー(享年95)も来日した。さらに今年は「アベンジャーズ」のセバスチャン・スタン(36)やオーランド・ブルーム(42)も来日予定だ。浅野といえば、2011年に公開された「マイティ・ソー」でハリウッドデビューを果たした。同作はマーベル・コミックの作品を実写化したもので、浅野は主人公に忠誠を誓う戦士「ホーガン」を演じた。さらにその後もシリーズ作「マイティ・ソー ダーク・ワールド」(2013年)、「マイティ・ソー バトルロイヤル」(2017年)で同役を続演した。そんな浅野の報告に、ファンからは歓喜の声が続々とあがった。《浅野さんにピッタリですね!コミコン》《ホーガンがキターーー!》《浅野さんが来るなんてサイコーです》さらに浅野は、ドローイングも活発に行っている。描いた作品を“日課”のように、Twitterやインスタグラムで披露している。そんな浅野がドローイングを始めたきっかけは、2013年の映画撮影中でストレスを解消するためだったという。ハイペースな創作活動の成果もあり、昨年12月には「TADANOBU ASANO 3634 浅野忠信展」を開催。そこで700点もの作品を紹介した。また、幼いころからアメコミに強い影響を受けたという浅野。作品の中でも、アメコミ風に描かれた「DIGMAN」はファンからも注目を集めている。同イベントは、ハリウッドスターとの撮影会やコスプレコンテストも行われるという。いまや日本の“アメコミヒーロー”である浅野。そんな彼に《写真撮影会激しく希望します!!!》《ホーガンとの撮影会もしてくだしぁぁあい》《ホーガンコス、期待してます》と「ホーガン」再来を願う声もあがっている。
2019年07月13日「東京コミックコンベンション2019」(東京コミコン2019)の概要発表会見が7月11日、都内で行われ、アンバサダーに就任した俳優の浅野忠信、広報部長を務めるフリーアナウンサーの宇垣美里が出席。また、オーランド・ブルームら豪華来日ゲストが発表された。キャップの相棒“バッキー”ついに東京コミコンに参戦テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、国内での注目度は年々増している「東京コミコン」。4回目となる今年は、11月22日(金)~24日(日)の3日間、幕張メッセにて開催される。この日は来日ゲスト“第1弾”として、オーランド・ブルームをはじめ、セバスチャン・スタン、ルパート・グリントの東京コミコン初参加が明らかになった(オーランドは土日2日間のみ)。『アベンジャーズ』シリーズのバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役で知られるスタンは、昨年の東京コミコンに出席する予定だったが、新作映画の撮影スケジュールの都合で、急きょ来日が中止に。それだけに今回は念願の来日で、本人からは「こんにちは皆さん、やっと留置所(映画撮影のセット)から出られました。今年は皆さんに会えるのを楽しみにしています。もう少しなので、待っていてください」とメッセージが到着した。浅野さん「主人公になって、お祭りを楽しんで」来日ゲストの発表に、浅野さんは「すごい3人ですね!この3人ですごい映画が撮れそう」と大興奮。自身も『マイティ・ソー』シリーズをはじめ、数々のハリウッド映画に出演しており、「現場ではみんな、コミコンの話をしているし、『面白いから行ったほうがいい』と勧められたことも」。それだけにアンバサダー就任に「僕自身が一番楽しみ。ぜひ皆さん1人1人が主人公になって、お祭りを楽しんでもらえれば」とアピールした。宇垣さんも「あまりに豪華すぎて、『本当?』と思うほど。(会場の)磁場が狂いそうですね」と大喜び。また、最近では自身のコスプレ披露も話題を集めており「当日、コスプレをするかどうかはわかりませんが、何かファンの皆さんに気づいてもらえるワンポイントを身に着けられたら」と話していた。さらなる来日ゲストも?「まだまだ交渉している」第1回目の2016年は3万人を動員し、翌年の2回目はマッツ・ミケルセン、スタン・リーらが来日し、4万人以上を動員。さらに昨年の3回目には、トム・ヒドルストン、エズラ・ミラーらが来日、撮影会やサイン会に加えてステージイベントにも登場し、3日間の来場者数は63,146人と過去最高を記録した。会見には、胸組光明氏(東京コミックコンベンション実行委員会 実行委員長)が出席し、「当初から動員10万人を目標しているが、オリンピックの関係もあり、(より大きな)会場確保が難しい。今年は7~8万人を目指したい」と抱負。また、追加の来日ゲストについては「まだまだ交渉しているので、期待していただければ」と語った。「東京コミックコンベンション2019」は11月22日(金)~24日(日)の3日間、幕張メッセにて開催。(text:cinemacafe.net)
2019年07月11日「東京コミックコンベンション」(略称:東京コミコン)が、今年も開催決定。4回目となる今年は、11月22日(金)~24日(日)の3日間、幕張メッセにて行われる。「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。全世代を通じて楽しめる知的好奇心を刺激するイベントとなっている。第1回目の2016年は3万人を動員し、翌年の2回目はマッツ・ミケルセン、スタン・リーらが来日し、4万人以上を動員。さらに昨年の3回目には、トム・ヒドルストン、エズラ・ミラーらが来日、撮影会やサイン会に加えてステージイベントにも登場し、3日間の来場者数は63,146人と過去最高を記録した。そして今年も、ハリウッドスターたちとの撮影会&サイン会が企画されているほか、最新技術を使った様々なゲームや体験、コミックや映画の最新情報、ライブパフォーマンス、さらには昨年までなかったイベントも予定しているという。なお、イベントのオフィシャルサイトもリスタート。最新情報は随時追加されていくので要チェックだ。「東京コミックコンベンション2019」は11月22日(金)~24日(日)の3日間、幕張メッセにて開催。(cinemacafe.net)
2019年04月08日来日中のエズラ・ミラーが12月2日(日)、千葉・幕張メッセで開催されている「東京コミックコンベンション2018」(通称:東京コミコン2018)のコスプレイベントに参加。「ここにいるみんなが僕の家族だ!」と会場に集まった“オタク”たちに激アツメッセージを送った。■エズラの喜び爆発「みんなが僕の家族だ!」エズラが参加したのは、東京コミコン2018のメイン・ステージで開催された「DC COSPLAYERS LEAGUE 2018Presented by ビオレ ピュアスキンクレンズ」。DCコミックといえば、エズラはヒーロー大集合映画『ジャスティス・リーグ』でフラッシュ/バリー・アレンを演じ、超高速の能力はもちろん、コミカルな役どころと軽妙な演技で世界的な人気を獲得した。バットマン、ジョーカー、来年2月に単独作品が公開される『アクアマン』からアクアマンといったDCコミックのヒーローたちをテーマに、渾身の衣装に身を包んだコスプレイヤーたちが一堂に会すなか、エズラは開口一番、日本語で「みんな調子はどお?」とフレンドリーに挨拶。ステージ上で繰り広げられる“大好きな世界”に感激しきりで「君たちはもはやファンじゃない。ここにいるみんなが僕の家族だ!」と喜びを爆発させた。■会場をひとつにしたエズラの“叫び”さらに「僕たちオタクは世間に言わせれば、underdog(負け犬)かもしれない。コミックばかり読むな、ゲームばかりするな、宿題をしろってうるさく言われるけど…、そんなのウンザリだよね!本当『はい、はい』って感じ。こうしてみんなが集まる姿を見て思うのは、『おれたちを見くびるなよ』ってこと。そうだろ?」。同じモノを愛するもの同士だからこそ、分かち合える“叫び”に会場全体がひとつになった。エズラが東京コミコンに参加するのは初めてで、期間中は精力的に写真撮影会およびサイン会をこなしている。「日本はお気に入りの場所。すばらしいファンの歓迎を受けて、愛情を分かち合える場所だからね」(エズラ)■ハガレン、キノピコ…エズラの“コスプレ遍歴”日本のマンガやアニメ、ゲームなどもこよなく愛するエズラ。コスプレ愛好家としても広く知られており、本場サンディエゴの米コミコンに初体験した2016年は『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフの扮装に“フラッシュ”の赤いキャップで登場。翌年は自身も大好きだという「鋼の錬金術師」の主人公エドのコスプレで参加し、ファンを喜ばせた。そして、最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のPRで参加した米コミコンでは、「スーパーマリオ」シリーズに登場するキノピコのコスプレで世界中を驚かせた。それだけに、東京コミコン初参加が決定した際には、「どんな格好で日本に来てくれるのか楽しみ」とザワつくファンたちが続出。残念ながら、コスプレ披露はなかったが、「来年も来たい」の発言も飛び出し、ファンの期待は膨らむばかりだ。「東京コミックコンベンション2018(略称:東京コミコン2018)」は11月30日(金)~12月2日(日)まで幕張メッセホール9-11にて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年12月02日来日中のトム・ヒドルストンが12月1日、千葉・幕張メッセで開催されている「東京コミックコンベンション2018」(通称:東京コミコン2018)の主催者ステージにサプライズ登場した。■「最高の週末を過ごしているよ!」とご機嫌大歓声を浴びながら、ステージに姿を現したトムは「みんなのおかげで最高の週末を過ごしているよ!」とご機嫌。「日本のファンは本当にアメイジングだね。もちろん、こうしてステージに立てるのは、皆さんのおかげ」と感謝を示した。その上で11月12日(現地時間)に亡くなったコミック原作者スタン・リーさんの言葉を借り、「彼はマーベル・ユニバースを創造した際、inclusion(包括・包含)を意識したそうなんだ。作品間のクロスオーバーはもちろんだけど、ファンのみんなひとりひとりが世界の一員になれるってこと。つまり、君たちが作り上げてくれた世界なんだ」とファンにメッセージを送った。■トム熱弁!「ロキはもう悪役ではない」トムといえば、大ブレイクのきっかけとなった『アベンジャーズ』シリーズのロキ役!その魅力について「残虐さと同時に、弱い一面をもっている。それにイタズラ心もね」と分析し、「原作コミックが生まれた当時、ロキは単なる悪役だった。でも、(実写化し)演じる上では、なぜ人は間違った道を歩んでしまうのかという考察が必要だった。その理由こそ、“弱さ”なんだ」と熱弁した。そんなロキは今年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、兄のソーをかばい、この世を去った(と思われる)。「そう、兄を救ったから、ロキはもう悪役ではないんだ」とトムが語ると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。■ロキのスピンオフドラマ始動!「いま言えることは…」一方、ロキを主人公にしたオリジナルドラマの制作が決定し、トムが続投することに。この決定を受けて、トム本人も11月10日(現地時間)、「ロキ。さらなる物語、新たなイタズラの数々。本番はこれからさ」と自身の公式Twitterにコメントを掲載したばかり。この件を司会者からツッコまれると「何が起こるかは知っている。でも、いまは話せないんだ」と当然と言えば当然の返答。それでも、司会者が「ってことは、いまは言えなくても、何か言えることがあるんですね!」と追い込むと、慎重な口調で「まあ、とにかくワクワクしているよ!」と期待をあおった。「東京コミックコンベンション2018(略称:東京コミコン2018)」は11月30日(金)~12月2日(日)まで幕張メッセホール9-11にて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年12月01日現在開催中の世界最大級のポップカルチャーイベント「東京コミコン2018」に、「トランスフォーマー」シリーズを象徴する“オプティマス・プライム”の声を務めて34年のレジェンド声優・玄田哲章が満を持して初参戦!最新作『バンブルビー』日本語吹き替え版でのオプティマス・プライム役の続投を発表し、会場が熱狂の渦に包まれた。先日公開された予告編では、可愛さ全開のバンブルビーの魅力に注目が集まり、バンブルビーとヘイリー・スタインフェルド演じる主人公チャーリーとの間に芽生える友情に萌える人が続出。そして本日12月1日(土)、開催2日目となり前日にも増して熱気に満ち溢れた「東京コミコン」のステージに、日本発祥であるトランスフォーマー・シリーズの全てを知る男・玄田さんが登場!主演のヘイリーとトラヴィス・ナイト監督が本作に込めた想いや撮影中のメイキング風景がたっぷりと映し出される特別映像、さらにヘイリーが日本のためだけに寄せた超キュートな特別コメント映像を緊急上映。ステージの応援には、この東京コミコンで初お披露目となり、SNSで早くも話題の愛くるしいバンブルビーの着ぐるみも駆け付けた。■ファンの「オプティマスは玄田じゃないと」の声に押されたバンブルビーを模した黄色い服に身を包んだファンや、ハイクオリティなコンボイのコスプレのファンなど、シリーズファンも多数詰め掛け、立ち見者続出の中、イベントはスタート。冒頭、超満員のメインステージに「トランスフォーーーム!!」と力強い声が響き渡り玄田さんが姿を現すと、待ちわびていた観客から大声援で迎えられた。ベテラン声優としてレジェンドとも呼べる経歴を持つ玄田さんだが、今回がコミコン初参加となり、ついに実現した光景に会場のファンからは喜びの声があがった。玄田さんは本場アメリカ・サンディエゴのコミコン限定だったバンブルビーのTシャツを着ており、「今日はバンブルビーを応援に来ました!このイベントが本当に楽しみです!」と興奮が抑えきれない様子で挨拶した。アニメ版から34年に渡って「トランスフォーマー」シリーズに携わってきた玄田さんは、2007年公開の第1作目『トランスフォーマー』について「実写版なんて考えられなかったのについに実現すると聞いて、(オプティマスを)誰がやるのかな、自分もやりたいなと思っている中でオーディションに参加しました。日本のファンの皆さんが『オプティマスは玄田じゃないと見に行かない!』と応援してくれたこともあり、無事に決まったので、本当に皆さんのおかげです!」とふり返った。さらに、その声を知ったハリウッドからオファーが届いたそうで「アメリカに来ないか、あなたの声と仕事がしたい、とお話をもらいました。でも、玄田は英語できるのか?と言われて…(笑)。何事にもチャレンジだとは思いながらも最終的にはお断りしました」と驚きのエピソードを披露した。■『バンブルビー』に「出番しっかりあります!」ここでMCから「玄田さんがこのステージに来ているということは…?」と振られると、「どこまで言っちゃっていいのかな?吹替版に声を入れてきました!(オプティマスの)出番しっかりあります!」と『バンブルビー』の吹替版制作、さらにオプティマス・プライム役への玄田さん続投決定が発表されると会場のボルテージがMAXに!続けて、メイキングを含む特別映像、さらに予告編も披露されると、玄田さんも「ワクワクするね!絶対に劇場で見たいね!」と目を輝かせ、「バンブルビーと少女チャーリーの2人の物語で、愛らしくてお茶目なバンブルビーは金属生命体じゃないかのように人間に近い存在になっていた。撮影も大変だったと思うけど、本当に話しているかのよう。いつもカマロだったのが今回はフォルクスワーゲンになってカッコいいし、トランスフォームもたっぷりやるし、可愛くて思わず笑っちゃう。2人のドラマも楽しめて間違いなく感動すると思います」と熱を込めてアピール。さらに、玄田さんを応援すべくバンブルビーが駆け付け、会場から「かわいいー!」と歓声があがる中、玄田さんも「相変わらずかわいいな!なんか喋れよ(笑)!やっぱり黄色が似合うよね。はじめて会えたから嬉しい」と歓喜。すると、「ところでオプティマス・プライム、今回のバンブルビーって話せるの?」とまさかのビーの声が!玄田さんも思わず「あ!いま喋ったよね!?喋れたのビー!?」と身を乗り出すものの、すぐいつもの機械音に戻ってしまい、今作のバンブルビーが喋るかどうかの真相は劇場への持ち越しに…。■「こんなトランスフォーマー、いままであったかな」新次元の物語を絶賛その後、ヘイリーから日本のためだけに届いた特別メッセージも上映。玄田さんもすっかり魅了されているようで「ほんとにかわいいね~!画面にいるとすごく目を引く。これからが楽しみな女優さんですね」と絶賛コメント。さらに東京コミコン会場限定の特典付きムビチケカードや、さらに“オプティマス兄貴の励ましボイスメッセージ”が特典としてついてくるオンラインムビチケが紹介されると、玄田さんは「『私はオプティマス・プライム。これから皆に勇気を上げよう』こんな感じでいろんなパターンあります!」と励ましボイスを生披露し、会場を沸かせた。最後には「本作から変わった監督の目の付けどころもあって、切なくなったり楽しくなったり、こんなトランスフォーマー、いままであったかな!?と思うような作品です」とナイト監督の手腕に称賛を贈る玄田さん。「バンブルビーがなぜ声を失ったのか、その謎も明かされるのでファンの皆さんはたまらないはず。3月、劇場にお集まりいただき、大いに楽しんでほしいです!たのむよ!!トランスフォーーーーム!!!」と“オプティマス兄貴”らしい激アツエールで華々しいイベントを締めくくっていた。『バンブルビー』は2019年3月22日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンブルビー 2019年3月22日より全国にて公開© 2018 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro. © 2018 Hasbro. All Rights Reserved.
2018年12月01日千葉県・幕張メッセで開幕したポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2018」(略称:東京コミコン2018)のオープニングセレモニーが11月30日(金)に行われ、豪華来日ゲストが駆けつけた。■まさに尊い!エズラ&トムヒのそろい踏み今年の目玉といえば、世界中で旋風を巻き起こしている『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のエズラ・ミラー、そして『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で人気爆発のトム・ヒドルストン。もちろん、オープニングセレモニーが行われたメインステージには、2人のファンが多数駆けつけた。毎回、公の場に出る際に、個性あふれるファッションでファンを楽しませるエズラはこの日、赤と白を基調とした“サンタカラー”の王子様風ファッションで登場。大歓声を浴びながら、放った一言は日本語で「ヤバイ!」だった。一方、カジュアルな姿で現れたトムは、やはり日本語で「日本に来られて、幸せです!」と挨拶してくれた。エズラ&トムヒのそろい踏みは、まさに“尊い”瞬間だった。■東京コミコンの“恩人”スタン・リーを追悼オープニングセレモニーにはエズラ&トムヒに加えて、来日しているダニエル・ローガン(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』)、ラーナー・ダッグバーティ(『バーフバリ』シリーズ)、オリバー&ジェームズのフェルプス兄弟(『ハリー・ポッター』シリーズ)、ピーター・ウェラー(『ロボコップ』)、アンバサダーの中川翔子らが出席した。今月12日に死去したマーベル作品の生みの親にして、アメコミ界の重鎮であるスタン・リーは、東京コミコンの名誉親善大使も務めており、生前2016年、2017年と2年連続で参加していた。胸組光明氏(東京コミックコンベンション実行委員会 実行委員長)は「スタン・リーさんは東京コミコンの恩人。今年も来てくださると思っていたが、残念ながら叶わなかった。でも、その精神はここに残っています」と追悼のコメントを発表。壇上のスクリーンに、スタン・リーの名言である「エクセルシオール(Excelsior)!!」が映し出されると、大きな拍手が巻き起こった。■東京コミコンとは?“東京コミコン”は、アメリカのサンディエゴで毎年7月上旬に開催され、海外コミック、アニメ、ゲーム、映画などを網羅するテクノロジーとポップカルチャーの一大イベントの日本版。昨年は、42,793人のファンが来場した。関係者によると今年は5万人(3日間)の来場者を見込んでおり、ウォルト・ディズニー、ワーナーブラザースジャパンをはじめ、130を超える企業の出展が予定されている。「東京コミックコンベンション2018(略称:東京コミコン2018)」は11月30日(金)~12月2日(日)まで幕張メッセホール9-11にて開催。(text:cinemacafe.net)
2018年11月30日世界最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミコン2018」(11月30日~12月2日)が30日、千葉・幕張メッセで開幕。オープニングイベントに、トム・ヒドルストン、エズラ・ミラーら来日ゲストが集結した。登場したのは、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストン、『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ役で知られるエズラ・ミラー、『スター・ウォーズ』シリーズでボバ・フェット役を演じたダニエル・ローガン、『ハリー・ポッター』シリーズでウィーズリー家の双子、フレッドとジョージを演じたジェームズとオリバー・フェルプス、『ロボコップ』のピーター・ウェラー、『バーフバリ』シリーズで“暴君”バラーラデーヴァ役を演じたラーナー・ダッグバーティ。豪華ゲストの登場に大歓声が沸き起こる中、トム・ヒドルストンは「こんにちは! 日本に来られて幸せです」と日本語であいさつし、エズラ・ミラーも「ヤバーイ!」と日本語で叫んで会場を沸かせた。「東京コミコン2018」アンバサダーを務める中川翔子は「地球で一番尊い場所」「オーマイガー!」と大興奮。また、司会としてアメコミリーグの川谷修士(2丁拳銃)、なだぎ武、竹若元博(バッファロー吾郎)、おもしろ佐藤(御茶ノ水男子)も登場し、さらに『銀河鉄道999』などで知られる漫画家・松本零士氏、東京コミックコンベンション実行委員会名誉会長を務める山東昭子参議院議員、東京コミックコンベンション実行委員会 実行委員長の胸組光明氏も出席した。
2018年11月30日『アベンジャーズ』や『ミッション:インポッシブル』シリーズに出演するジェレミー・レナーがの来日が決定!11月30日(金)から始まる「東京コミコン2018」に来場し、写真撮影会やサイン会なども予定されている。ジェレミーは、2002年の映画『ジェフリー・ダーマー』で タイトルロールを演じ、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞にノミネートされ話題に。また『マイティ・ソー』ではホークアイとしてマーベル映画作品に初登場、翌年の『アベンジャーズ』では劇中でヒーローの一員として大活躍し、以降もシリーズに参戦。さらに、『ミッション:インポッシブル』シリーズではトム・クルーズ演じるイーサン・ハントのチームメンバーであるウィリアム・ブラントを好演。近年も『ボーン・レガシー』『アメリカ・ハッスル』『エヴァの告白』『メッセージ』などの話題作に続々出演している。第1回目の東京コミコンでも来日しているジェレミーは、今回が2度目の参加。期間中は、12月1日(土)と2日(日)に来場予定となっている。また、すでに発表されている来日ゲストのフェルプス兄弟、ピーター・ウェラー、エズラ・ミラーとの写真撮影会やサイン会に参加できる“セレブチケット”は現在発売中。ジェレミーのセレブチケットは11月25日(日)正午より発売予定だ。(※トム・ヒドルストンのセレブチケットは完売)なお、11月30日(金)~12月2日(日)の期間に参加がアナウンスされていたキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の相棒“ファルコン”役を演じているアンソニー・マッキーが、新作映画の撮影スケジュールの都合により、残念ながら来日および東京コミコンへの参加が急遽中止になった。「東京コミコン2018」は11月30日(金)~12月2日(日)まで3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催。(cinemacafe.net)
2018年11月22日11月30日(金)から12月2日(日)までの3日間、幕張メッセにて開催される『東京コミコン2018』のCMが完成。本日より全国の屋外ビジョンにて公開される。映像では昨年までの様子を振り返りながら、東京コミコンの見どころである映画に登場したさまざまな小道具や衣装などの展示や、数々の映画のキャラクターになりきったコスプレイヤーの様子、華やかなステージイベントなどが紹介されていく。そしてイベントの目玉である来日ゲストについては、昨年参加したマッツ・ミケルセンやマイケル・ルーカーらによるステージイベントの様子や写真撮影会での模様が。なお今年は、アンソニー・マッキー、フェルプス兄弟、ジョン・キューザック、ピーター・ウェラーが現在までに発表されている。本CMは、本日より全国3都市、5カ所の屋外ビジョンにて一斉公開されることが決定しており、東京都内ではSHIBUYA109前交差点、池袋GU前、新橋SL広場前の屋外ビジョンで見ることができる。また、これまでに発表された来日ゲストのフェルプス兄弟、キューザック、ウェラーとの写真撮影会やサイン会に参加できる“セレブチケット”が現在発売中。購入方法などの詳細情報に関しては、オフィシャルサイトに掲載中東京コミックコンベンション2018 (略称:東京コミコン2018)11月30日(金)12:00~19:0012月1日(土)10:00~19:002日(日)10:00~18:00幕張メッセ 国際展示場9・10・11ホール(千葉市美浜区中瀬2-1)
2018年10月30日『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーことマーク・ハミルが、先週末サンディエゴで開催されたコミコンに“お忍び”で訪れていた(?)ことがわかった。マークは連日『スター・ウォーズ』のコスプレで会場入りし、コミコンを「思いっきり楽しんだ」とSNSで喜びを爆発させた。マークがどんなコスプレをしていたのかというと、例えばコミコンの3日目には「ストームトルーパー」に変装。この日のマークの「やりたいことリスト」に挙げられていたのは、まずは「ストームトルーパー」に扮しているのが自分だとばれないこと。「ストームトルーパー」のコスチュームを着るには少し身長が足りず、気にしていたようだ。『スター・ウォーズ』の「ウルトラレアな」コミック本を手に入れたいとも。さらに息子でイラストレーターのネイサン・ハミルのサインをもらうこともリストに入っており、最後は絶品ナチョスを見つけること。そのほか、マークがファンだとみられる海外ドラマ「ブルックリン・ナイン-ナイン」のキャストになりきったり、『スター・ウォーズ』で演じたルークのマスクをつけたりと、いろんな変装を楽しんだマーク。しかし、何といっても最も注目を浴びたのは最終日に見せた「オレンジ・ベイダー」のコスプレだった。マークは日頃から「アンチ・トランプ」を公言しており、トランプ大統領に似せたブロンドヘアのカツラにオレンジ色の「ダース・ベイダー」のマスクで登場。「ライトセーバー」に見立てたゴルフクラブを振り回したというが…。しかしその後、「全てジョーク、ファンにおふざけでマインド・トリックを仕掛けただけだよ」とコメントしたようだ。(Hiromi Kaku)
2018年07月24日11月30日(金)・12月1日(土)・2 日(日)の3日間、千葉・幕張メッセで開催される「東京コミコン2018」。国内外のポップカルチャーが集結する同イベントの記者会見が行われ、アンバサダーを務めるタレントの中川翔子らが登壇した。今年で 3 回目となる東京コミコン。例年、最新技術を使った様々なゲームや展示、ハリウッドスターたちとの撮影会&サイン会が行われ、1 回目の 2016 年は 3 万人を動員。2 回目となる昨年はハリウッド俳優のマッツ・ミケルセンをはじめ、アメコミ界の重鎮であり“レジェンド”とも呼ばれるスタン・リーなども来日し、4 万人以上を動員した。会見で、アンバサダーとしての抱負を聞かれた中川は「やりたいことはすでに妄想の中ではいっぱい考えています。アメコミも映画も大好きなので、とにかく、たぎっております!皆さんと同じファンとして、このイベントを楽しみたいと思います!」とコメント。また、この日の会見のスペシャルゲストとして、昨年の東京コミコン 2017 にも参加し、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのヨンドゥ役や「ウォーキング・デッド」のメルル役でおなじみのマイケル・ルーカーが登場。キャンディをプレゼントされた中川は「『ウォーキング・デッド』が大好きなんですけど、役柄のイメージと違ってめちゃめちゃいい人ですね!」と大喜び。マイケルは「とても愛に満ち溢れたイベントで、昨年はアメコミファンをはじめとして多くの方が来てくれました。昨年以上にもっと盛り上がることを期待しています」と話した。会見の最後で、マイケルが「ドウモアリガトウ!もう1回私もコミコンに参加した方がいいかな?ならば是非参加しましょう!」とコメントを寄せると、胸組実行委員長が「ひとり目のゲストが決まりました(笑)今日だけでも最高の盛り上がりでしたが、皆さん是非遊びに来てください」と語り、盛況のうちに会見は終了した。
2018年06月21日待望のシリーズ最新作にして、現在完成に向けた仕上げ作業まっただ中にある『パシフィック・リム:アップライジング』の世界初解禁映像が12月3日(日)、「東京コミコン2017」開催中の千葉県・幕張メッセホールで上映され、駆け付けたファンを熱狂させた。ギレルモ・デル・トロも認める後継者が初来日!全世界が注目する“初出し”映像解禁の場には、本作のメガホンをとり、シリーズの生みの親であるギレルモ・デル・トロ監督も後継者と認める俊英、スティーヴン・S・デナイト監督が登場!今回が初来日で「モシモシ、トーキョー!ここに居られるのが光栄だし、何より『パシフィック・リム』の新作と一緒に日本に来られて、最高の気分だよ」と“日本愛”を爆発させた。新作で「東京は壊滅すると思う」と不気味な予言前作から約10年後を舞台に、人類存亡の戦いを再び描く『パシフィック・リム:アップライジング』。上映された映像には、進化を遂げたKAIJUが東京を含めた世界の大都市をギッタギタに破壊するシーンが含まれており、デナイト監督も「きっと東京は壊滅すると思う」と不気味な予言。もともと「ウルトラマン」「マグマ大使」「ジャイアントロボ」、さらに『ゴジラ』シリーズといった日本のアニメ、特撮の大ファンだといい「だからこそ、東京の破壊は欠かせない要素なんだ。東京に暮らす人々にとっては、悪夢だろうけどね」とニヤリ。映像に対するファンのリアクションも上々で「撮影中は1秒1秒、夢を実現させている気分だった。来年、完成した作品を携えて、必ず日本に戻って来る。約束するよ!」と誓った。森マコ役で続投する菊地凛子「新たな成長を見せられるように」この日は、前作で人類のために決死の戦いに挑んだ森マコを演じ、本作にも続投する女優の菊地凛子も登場し、一緒に映像を鑑賞。「私も今日初めて観ました。前作ファンが好きな要素すべてを盛り込み、さらにKAIJUもメカも進化している。いちファンとして楽しみ」と期待を寄せ、役柄ついては「前作から10年後という設定なので、新たな成長を見せられるように意識した」と語った。主演はSW新3部作のジョン・ボイエガ!新田真剣佑も参戦平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とす!そんな待望のシリーズ新作には、『スター・ウォーズ』新3部作への大抜擢で一躍スターダムを駆け上ったジョン・ボイエガを主演に迎え、菊地さんやKAIJUオタクのニュートン博士を演じるチャーリー・デイらが続投。新キャストとしてスコット・イーストウッド、新田真剣佑らも名を連ねている。『パシフィック・リム:アップライジング』は2018年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月03日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が2日、千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーイベント・東京コミコン2017で行われた、映画『鋼の錬金術師』(12月1日公開)のコスプレコンテストに、本田翼、アニメ版声優の朴ロ美(ロは王編に路)、衣装デザインの西原梨恵、曽利文彦監督とともに登場した。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。事前に書類審査を行い、勝ち残った12組のファイナリストが登場。ゲストの4人が審査を行った。優秀賞である「ハガレン賞」に輝いたのは、マスタング大佐に扮した少年で、朴から賞金と原作のイラスト集が贈られた。また、アルの鎧をリアルに再現した参加者がグランプリに選ばれ、そのクオリティには本田も「触っていいですか?」とおねだりするほど。LEDで目を光らせているという工夫に、本田が「電池なんだ」と納得すると、朴が「電池とか言わない!!」とつっこんでいた。さらにプレゼンターとしてサプライズで山田が登場すると、会場からは歓声が上がる。山田はコスプレのクオリティに「すげえ!!」と感嘆し、賞金と荒川のサイン入り色紙を贈呈した。グランプリに輝いた参加者は「老後のために貯金します」と地道な計画を明かした。山田は「みなさんのクオリティが高すぎて、ほんと、どうやって作ってるんだろうなって。売ってるものを着てるわけじゃないですもんね」と驚いた様子。幼児のエドとアルの兄弟を見て「どうやって作ったの、このお面?」と話しかけながら、「本当にみなさん素晴らしいコスプレですよね」と感心していた。
2017年12月02日今年12月に千葉県の幕張メッセで開催されることが発表されている“東京コミックコンベンション 2016(東京コミコン)”の概要を説明する記者会見が8月30日(火)に都内で開催され、実行委員会の名誉会長を務める山東昭子参議院議員らが来場した。その他の画像コミックコンベンション(コミコン)と言えば、カリフォルニア州サンディエゴで毎年開催され、現在では15万人以上を動員するほどの規模を誇る“コミコン・インターナショナル”などが有名。漫画やアニメ、ポップカルチャーのファンが集い、ハリウッドのスターの登壇や多くの企業の出展などで注目を集める一大カルチャーイベントとなっている。今回の東京コミコンは、今年3月にシリコンバレーで開催されたイベントの姉妹イベントとして開催される。オリジナルのシリコンバレーのイベントは「テクノロジーとポップカルチャーの融合」を掲げ、マーベルコミックの原作者スタン・リー、アップル共同創始者として知られるスティーヴ・ウォズニアックがプロデュースする形で6万人を動員した。東京コミコンは、上記のテクノロジー、ポップカルチャーにさらに日本独自の“クール”な要素として、日本の漫画やアニメ、食文化なども融合させたイベントとして行なわれる予定。12月2日(金)から4日(日)の3日間で、3万人の来場、参加企業は約100社、ブース数は約200を見込んでいるという。山東議員は、海外のコミコンでも当たり前の光景となっている来場者によるコスプレにも言及し「大きな見どころにしたい!」と期待を口にし、経産省、農水省、内閣府など各分野の担当省庁に「できる限りのバックアップをしていただく」と語った。また、開催地の千葉県の森田健作知事とも既に意見交換をしていると明かした。『バイオハザード:ザ・ファイナル』の衣裳や小道具の展示が予定されており、この日の会見では、主演のミラ・ジョヴォヴィッチのビデオメッセージも上映された。『バイオハザード』をはじめとする映画の展示が予定されているほか、ハリウッドスターの来日も含めたゲストによるトーク、一般来場者参加型のコスプレのイベントなどが企画されている。この日は、スペシャルゲストとして、先日まで都内で開催されていた“ハリウッド・コレクターズ・コンベンション”のために来日していた、『ロード・オブ・ザ・リング』の冥王サウロン役で知られるサラ・ベイカーも来場し、東京コミコンへの期待を口にし、エールを送った。『東京コミックコンベンション2016』12月2日(金)から4日(日)まで幕張メッセにて開催『バイオハザード:ザ・ファイナル』12月23日(金) 世界最速公開
2016年08月30日毎年、コミコン会場で日本発のコンテンツで何が注目されているかもチェックポイントのひとつだ。その他の画像セーラームーンは相変わらず人気で大きなブース展開をしていた。またツムツムのブースも賑わっていた。ここはゲームというより、ぬいぐるみやグッズ販売で長蛇の列になっており、特に『スター・ウォーズ』やマーベルがツムツム化したことで、コミコンに来るファンにとってもぐっと身近なコンテンツになった。他にも日本発でアメリカで“加工”され人気となった『パワーレンジャー』、『トランスフォーマー』、『ボルトロン』(日本のアニメ百獣の王ゴライオン)。『パワーレンジャー』は来年新たに映画化、『トランスフォーマー』も新作映画が公開、『ボルトロン』はNetflixでの新作が決まり盛り上がっていた。『ボルトロン』は映画『デッドプール』でもネタにされており、『デッドプール』も好きな日本が誇るコンテンツ、キティちゃんも会場のいたるところで目にした。しかし今年1番目立っているのはポケモンの感がある。日本発のコンテンツと言えば、2014年にハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が封切られた年は、ゴジラのTシャツやグッズを見つけたファンを多数見かけた。またゲームで言えば、2011年の『ストリートファイターII』20周年のときは、“ストII”キャラのコスプレイヤーがいっぱいだったが、今年はポケモン関係のコスプレ、コーディネートおよび雑貨(ピカチュウのぬいぐるみやモンスターボール)を身につけたファンが多い!ポケモンが20周年という記念すべき年でもあるのだ。そして新作リリースのタイミングでもあり、そして『ポケモンGO!』を楽しんでいる!なんと『ポケモンGO!』のパネルが急きょホールHで行われることになったのだ!!当初、7月22日(現地時間)に480人ほどのキャパの部屋でパネルが行われるハズだったが、あまりの人気に24日(現地時間)、13時45分からホールHで行われることになった。ゲームのパネルがホールHで行われることは史上初だという。プレゼンテーターはこのソフトを任天堂とともに開発したNianticの創設者ジョン・ハンク。これは突然の決定だったので、コミコンの印刷されたガイドブックには載っていない。今回のSDCCでは映画『ノースデン』のパネルでオリバー・ストーンがこの現象についての持論を語ったことでも話題になっているが、今年のSDCCはある意味『ポケモンGO!』で始まり『ポケモンGO!』で終わったといったも過言ではない。とにかく会場の中・外でピカチュウを見ないことはほとんどない。面白いのはポケモンの世界を自分なりにアレンジしてみな楽しんでいるということ。筆者はこの“デッドプール×ピカチュウ”、“キャプテン・アメリカ×ピカチュウ”に吹き出し、そしてポケモンのキャラをこれだけセクシーなキャラにアレンジしたこの2人組に脱帽した。取材・写真 BY 杉山すぴ豊
2016年07月26日今年もまた世界最大級のポップカルチャーイベント“サンディエゴ・コミコン(SDCC)”が7月20日(現地時間)のプレビューナイト(前夜祭)で幕を開けた。昨年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』まわりの発表が話題を呼んだが、今年はホールHと呼ばれる大会場でのパネル(発表会)イベントにマーベルが戻ってくることが注目される。その他の写真昨年、マーベルは、ホールHはスキップしただけに期待大。メインの発表は『ドクター・ストレンジ』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2(原題)』になるが、ソニーピクチャーズとコラボする『スパイダーマン/ホームカミング(原題)』についてもここで何らかの発表があるのでは? と噂されている。一方DCは、もうすぐ『スーサイド・スクワッド』の公開もあり、さらに『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で幕を開けたDC映画路線を定着させたい狙いもあり、ブース展開も派手。まず会場外に『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』に登場した巨大なスーパーマンの彫像とバットモービルの実物大を展示。さらに会場内ではDCのブースに『スーサイド・スクワッド』そして来夏公開の『ワンダーウーマン』の衣装をドーンと展示し圧倒的な迫力! 特にワンダーウーマンは75周年ということもあり、一推しでフィーチャーされている。レゴのブースでもレゴで組み立てたワンダーウーマンが人気だ。またDCは、『アロー』を起点にTVドラマにも力を入れているが、TV『アロー』『フラッシュ』『スーパーガール』の展示がワーナーのブースに展示されており、コミック、映画、TV、グッズで“DCユニバース”を多面的にPRしている。今回は土曜日にホールHで午前中にDC、夜にマーベルのパネルがあり、そこで何が発表されるか期待。その他感じたのは、日本の“戦隊もの”を加工してアメリカで人気の『パワーレンジャー』の新作が作られること。『スタートレック』が放送開始50周年であり、もうすぐ新作『スター・トレック BEYOND』が封切られること。また、『ポケモンGO!』が好調でゲームの新作も出ることから、ポケモンがまた注目されていることもあり、パワーレンジャー、スタートレック、ポケモン色も強まっている。これがらみのグッズが多く売られていたり、コスプレやそれらのTシャツを着ている人が多かった。コミコン20167月20日(水) 前夜祭7月21日(木)から24日(日)まで※いずれも現地時間取材・写真 BY 杉山すぴ豊
2016年07月22日テクノロジーとエンターテインメントを融合させた、アメリカン・スタイルの大型ファンイベント「Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016」のキックオフ会見が12月4日に、都内で行われ、イベントの生みの親であるスティーブ・ウォズニアック氏をはじめ、『スター・ウォーズ』シリーズで、パルパティーン皇帝/ダース・シディアスを演じたイアン・マクダーミド、ダース・モール役のレイ・パークが出席した。映画、TV、ゲーム、最新テクノロジーといったポップカルチャーを軸に、新たなビジネスの創造を目指す「Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016」。2016年12月3日~4日、千葉・幕張メッセで開催され、期間中は世界的に活躍するセレブリティを数多く招致し、サイン会、撮影会、トークイベント、コレクターズアイテムの販売、最新テクノロジーの展示など多岐にわたるコンテンツが一同に会する予定だ。アップル共同創業者にして、“Apple I”を生んだことでも知られるウォズニアック氏は、「携帯電話、ロボット・アシスト、自動運転車といったテクノロジーは、今や世界の人々によって喜びをもたらすポップカルチャーになっている。日本は人を感激させるテクノロジー、オリジナリティに富んだ創造性、そして人として最も重要な優しさを持ち合わせている国。そこでセレブリティとファンが直接交流できる機会を作るコミコンを開催できることに、とても興奮している」と成功への意気込みと自信を語った。また、 マクダーミドは「以前、ロンドンで蜷川幸雄さんの舞台を見て、役者たちの発声法が強く印象に残った。ダース・シディアスの役作りにも影響を与えてくれたよ」、パークは「ダース・モールを演じる上で、日本の忍者アクションを参考にしたんだ」とともに日本文化からの影響に言及し、日本でのコミコン開催に、歓喜していた。会見には、かつてジョージ・ルーカスからオビ=ワン・ケノービ役をオファーされた経験をもつ故・三船敏郎さんの娘でタレントの三船美佳、女性コスプレイヤーの御伽ねこむが駆けつけた。Tokyo Comic Con(東京コミコン)2016年12月3日~4日、千葉・幕張メッセで開催
2015年12月04日今年も7月8日の前夜祭から12(日)までサンディエゴ・コミコンが開催されている。今年はマーベルの大きなパネル(プレゼンテーション)がない代わりに、木曜日のディズニー/ルーカス・フィルム(『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)、金曜日のワーナー/DC(『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』)、20世紀フォックス(『ファンタスティック・フォー』、『X-Men:アポカリプス(原題)』、『デッドプール(原題)』)の期待が高まっている。コミコン2015/その他の写真そのせいか全体的に、これらに関連したコスプレイヤーが多くみられる。特にワーナー/DC映画で、期待の『スーサイド・スクワッド(原題)』というバットマン系の悪役ばかり登場する映画にちなみ、本作でマーゴット・ロビーが演じる女ジョーカーことハーレイ・クインのコスプレをした女性は多い。DCのブースでは、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(日本は2016年3月公開)に登場するスーパーマン、バットマン、ワンダー・ウーマンの展示がなされ、写真を撮る人でいっぱい。また毎年、レゴで再現した映画キャラの展示が話題のレゴ・ブースでは、日本でも絶賛公開中の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や、8月5日(水)より公開される『ジュラシック・ワールド』、そして『スター・ウォーズ…』(日本は12月18日公開)のトゥルーパーが飾られていた。『コミコン2015』7月8日 前夜祭7月9日~12日(日)取材・文・写真:杉山すぴ豊
2015年07月11日世界のオタクの祭典Comic-Con2015(以下コミコン)が米サンディエゴで開幕。8日の前夜祭から始まり、12日(日)までの5日間開催される。その他の写真コミコンとは、毎年7月または8月の5日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催される漫画や映画などポップカルチャーの世界最大級のお祭り。ハリウッド大作映画の初出し映像の公開や、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ウォーキング・デッド』など世界的ヒットしている人気ドラマのプレゼンテーションやサイン会のほか、カプコンやスクウェア・エニックス、任天堂といったゲームメーカーも大きなブースを展開しており、年を追うごとにジャンルを超え、拡大しているイベントだ。近年、より会場の大きいアナハイムやロサンゼルスへの移転話が出ていたものの、2018年まではサンディエゴで開催するとの決定が先日発表されたばかりで、今年は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』や、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』をはじめとしたDCコミック、ジョー・ライト監督ヒュー・ジャックマン出演の『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』、クエンティン・タランティーノ監督の最新作『The Hateful Eight(原題)』などのパネルディスカッションが予定されている。『スター・ウォーズ…』の新情報発表は、8月のディズニー社のイベント“D23”が中心になることが予想されるが、10 日(金)に行われるルーカス・フィルムのパネルディスカッションにJ.J.エイブラムスの来場が予定されており、サプライズが得意なJ.J.だけに、あっと言わせるプレゼンテーションも期待される。約6000人を収容するホールHで行われるパネルディスカッションに入場するため、待ちきれないファンたちは既に長蛇の列に。先頭の女性Jamie Turkさん(写真)は、「8日の20時半から並んでいるわ」と野宿の過酷さも感じさせない笑顔で応えてくれた。ホールHで行われる主なラインナップは以下のとおり9日(木)『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』、『ドクター・フー』10日(金)『ウォーキング・デッド』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、ルーカスフィルム『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』11日(土)ワーナー・ブラザーズ『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』『PAN~ネバーランド、夢のはじまり』『コードネームU.N.C.L.E』、クエンティン・タランティーノ監督『The Hateful Eight(原題)』、レジェンダリー・ピクチャーズ『Warcraft (原題)』『Crimson Peak(原題)』12日(日)ギレルモ・デル・トロによるドラマ『ストレイン 沈黙のエクリプス』、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』、『スーパーナチュラル』『Heroes』「コミコン2015」7月8日(水)前夜祭7月9日(木)~12日(日)
2015年07月10日コミコンが、2018年まで現状どおりサンディエゴで開催されることに決まった。その他の情報コミコンが始まったのは、1970年。当初のビジター数は13万人程度だったが、年々ふくれあがり、会場が手狭になっていた。サンディエゴ・コンベンション・センターとの契約が来年で切れることもあり、コミコンの主催者は、サンディエゴより大きいロサンゼルスかアナハイムのコンベンション・センターに会場を移すことを検討していたが、サンディエゴ市長をはじめ、サンディエゴの関係者は、とどまってもらうよう、熱心に説得を続けていた。近辺のホテルも、値段をつり上げないことで合意しているという。今年のコミコンは、9日から12日まで開催される。文:猿渡由紀
2015年07月03日“コミコンの帝王”と称されるケヴィン・スミス監督の最新作であり、“衝撃の現在”写真が話題を呼んだハーレイ・ジョエル・オスメントも出演する映画『Tusk』が、『Mr.タスク』として7月18日(土)より日本公開されることが決定。併せて、かわいい(?)セイウチが登場するティザービジュアルが解禁となった。ポッドキャストを運営するウォレス・ブライトン(ジャスティン・ロング)は視聴率を伸ばすため、取材でカナダを訪れる。とあるバーで航海の話を聞いてほしいという老人ハワード・ハウ(マイケル・パークス)がいることを知り、彼の家を訪ねることに。そこで手厚いおもてなしを受けたウォレスはハワードが体験した壮絶な航海の話を聞きながら、紅茶に手を伸ばすが、それには睡眠薬が混ぜられていて…。目が覚めると足の感覚がないウォレスに、「これから君はセイウチになるんだ。“Mr.タスク(キバさん)”」と告げるハワード。ウォレスの友人テディ(ハーレイ・ジョエル・オスメント)と恋人のアリー(ジェネシス・ロドリゲス)は、連絡がとれなくなった彼の捜索を始めるが…!?本作は、かつてないほど斬新な“人間コラボ”映画。人間と生き物が掛け合わされる“人間コラボ”映画は、1986年、デヴィッド・クローネンバーグ監督『ザ・フライ』の人間とハエが融合という“コラボ”で衝撃と恐怖が日本を席巻。さらに、衝撃的でまさかのシリーズ化を果たした『ムカデ人間』。そして、人間と武器を融合させた『武器人間』に続き、本作では人間と“セイウチ”の融合という何とも斬新なコラボが誕生した。監督を務めたのは、コミック作家として、アメリカ・サンディエゴで毎年行われているコミコン・インターナショナル(通称:コミコン)で彼を知らない者はいないほどの人気を博すケヴィン・スミス。映画監督としても『チェイシング・エイミー』『ドグマ』『レッド・ステイト』などで知られ、ハリウッド第一線で活躍するあのマット・デイモンやベン・アフレックにいち早く目を付け、彼らを幾度もキャスティング。さらには役者として『ダイ・ハード4.0』などにも出演する多才さも発揮している。“セイウチ人間”と変貌してしまう主人公・ウォレスには、『そんな彼なら捨てちゃえば?』『スペル』のジャステイン・ロング。老人・ハワードには、クエンティン・タランティーノ組のマイケル・パークス。オタクの友人・テディを演じるのは、かつて子役として『シックス・センス』『A.I.』に出演し一世を風靡した面影はもうない(?)ハーレイ・ジョエル・オスメントだ。公開決定と同時に解禁されたティザービジュアルには、「人間とセイウチの新しいカンケイ」というポップなコピーに、1滴の血液が恐怖を感じさせつつも、どこかカワイイ、セイウチのアイコンと諦め顔のジャスティン・ロングがちょっと微笑ましくもある。果たして、新たな“人間コラボ”映画である“セイウチ人間”はどのような姿なのか?想像を膨らませつつ続報を待とう。『Mr.タスク』は7月18日(土)より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月27日7月24日から27日まで行われたサンディエゴ・コミコン(SDCC)。SDCCの名物と言えば、コスプレ。歩くフォトスポットと呼んでもいいくらい、写真のネタになってくれる人たちがいっぱいだった! また、その年に話題になった(話題になるであろう)キャラクターに扮する人も多いので、コスプレイヤーの動向からキャラクターの人気を知ることができる。その他の写真まず今年は『ミュータント・タートルズ』の公開を間近に控えていたので(日本は12月19日公開)タートルのTシャツを着た人やコスプレイヤーが多く見受けられた。中にはセクシーなタートルも。こういうアレンジはSDCCのコスプレイヤーならではと言える。来年公開のマーベル映画『アントマン』を先取りしたプレイヤーも見られた。また今年は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の成功で、多くの“ウィンター・ソルジャー”たちが出没。毎年“キャプテン・アメリカ”に扮する女性は多く、キャプテンとウィンター・ソルジャーを演じている女性ペアも。『マイティ・ソー』は、最近のコミックで“女性”になってしまったこともあり、早くもその“女ソー”を演じている人も。女性と言えば、ディズニー・プリンセスも定番。今年は“アナ雪”たちも多かった。一方、このディズニー・プリンセスと同じくらい人気なのが“セーラームーン”。『セーラームーン』の新作は、アメリカでも注目を集めていて、人気が再燃かのように思われた。日本発のキャラクターと言えば、来年『スーパーマリオ・ブラザーズ』が30周年と言うこともあり、マリオとルイージのコスプレイヤーも目立っていた。“デッドプールというマーベルのキャラが、マリオとルイージになっている”というオリジナル解釈(?)のスーパーマリオも登場。さて今年、僕がもっとも感心したのは、“スチームパンク・アレンジのアイアンマン”。そのアイデアとこれを作り上げた技量もすばらしかった。コスプレは、もちろん市販の仮装用コスチュームを着た人もいるが、この“アイアンマン”のように、ただキャラクターを再現するだけでなく、凝りに凝ってアレンジを加えて自分で作った姿で勝負してくる人も多い。また自身のコスプレだけなく、“ゴーストーバスタ-ズ車”まで、コスプレしちゃう強者もいるのだ。こうしたコスプイヤーたちは、SDCC会場だけではなく、街の中やカフェ、バーにもこのかっこうで現れる。ジュース・スタンドでひと息ついているバットマン(今年のSDCCは、バットマン75周年をフィーチャーしていたので、バットマンも多い)や、くつろぐスーパーヒーロー・カップルたち。こうして、SDCC開催中は、街そのものが、コミコン会場になっているのである。取材・文・写真:杉山すぴ豊
2014年08月01日『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』のパネルに参加すべく、コミコン開催の数日前から列に並んでいた女性が、会場外で車にはねられ、死亡した。女性は一度列を離れ、列に戻ろうと道路を横切った際に、走ってきた車にはねられたらしい。その他の写真毎年夏、カリフォルニア州サンディエゴで開かれ、今年は12日から15日(日)まで開催されているコミック・コンベンション(通称コミコン)は、コミックファンやSFオタクでごったがえす大人気イベント。ハリウッドスタジオにとっても、新作映画の宣伝をする良い機会でもある。イベントの出席者は男性が中心だが、女性に強く支持されている『トワイライト』シリーズは、これまでもコミコンに参加しており、今回もシリーズ最終章にあたる最新作『ブレイキング・ドーン Part2』の宣伝で主要キャストが訪れることになっていた。被害にあった女性は53歳。コミコンは12日にスタートするにも関わらず、女性は8日から並んでいたという。事故を受けて、『トワイライト』を製作配給するライオンズ・ゲートは、「ライオンズ・ゲート、サミット、そして『トワイライト』のファンは、彼女の死を非常に悲しく感じています」と声明を発表した。コミコンでは、毎年、熱狂的なファンが何日も前から列をなし、席を争って騒動が起きることが問題になっている。主催者側は参加者に行列をしないようにと語りかけているが、有効な手段が取られていないことに、批判の声も上がっている。文:猿渡由紀
2012年07月13日カリフォルニア州サンディエゴで23日から25日まで開催されていたコミコン。23日に行われたディズニーの3Dプレゼンテーションのパネル・ディスカッションに、製作中の新作『アリス・イン・ワンダーランド』のフッテージを携えてティム・バートン監督が登場したが、終了間際にサプライズゲストとして、同作でマッド・ハッターを演じるジョニー・デップが登壇した。そろそろお開き、という流れになった頃、バートンが「僕には想像上の友だちがいるんだ」と言うや、ステージにジョニーが姿を現わした。集まっていた約6,500人の観客は大興奮!歓声に包まれたジョニーは「ここに来られてうれしいよ」と一言あいさつすると、すぐに引っ込んでしまったのだが、観客たちはそれでも大満足。「twitter」を通して、ジョニーに一目会えた喜びを発信する人が続出した。ジョニー登場前のディスカッションではバートン監督が新作についてたっぷり語った。原作はもちろん、誰もが知る「不思議の国のアリス」なのだが、「原作のいろいろな要素をランダムに取り込み、そこから独自のストーリーを作ることを目指している」そう。マッド・ハッターのキャラクターにはジョニーのアイディアも生かされているという。「これまで映画化されたものでは単調なキャラだったけれど、ジョニーはマッド・ハッターに人間味をもたらしてくれた」と語るバートン。来年春の完成が楽しみだ。(text:Yuki Tominaga)© Reuters/AFLO■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:ジョニー・デップの強烈“帽子屋”初公開!映画版「不思議の国のアリス」で鍵握る【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2009年07月27日アメリカ・サンディエゴにて開催中の世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」。次々と話題作や人気俳優が登場し、賑わいを見せているが、7月23日(現地時間)、手塚治虫の傑作をフルCGで映像化した『ATOM』の英語版の声優を務めるフレディ・ハイモアとクリステン・ベルが本作のパネルディスカッションに登壇した。アトム人気は日本国内にとどまらない。全米では日本製の白黒アニメ「鉄腕アトム」の英語吹き替え版が1960年代〜70年代に、80年代にはカラー版も放送され、人気を博した。今回のフルCGアニメ版『ATOM』でアトムの生みの親であるテンマ博士の声(英語版)を務めるニコラス・ケイジもその頃からの熱狂的ファンの一人だとか。この「コミコン」にも「鉄腕アトム」を始めとする手塚治虫作品の熱狂的ファンが数多く訪れており、パネルディスカッションは大きな盛り上がりを見せた。昨年、日本でも公開された『スパイダーウィックの謎』の頃と比べても、かなり大人っぽくなったフレディ。今回演じたアトムという役について「日本ではミッキー・マウスのような存在なんだよ」とアメリカのファンに説明。「僕らはみんな、彼に共感するはずだよ。特に、みんなとは違う自分を家族や周りに認めてもらおうと必死になる姿にね。それに、アクション場面ばかりでなく、笑えるシーンもあれば、とても深いことを語り、悲しくなる場面もある。子供から大人まで楽しめる作品なんだ」と熱くアピールしてくれた。映画のオリジナル・キャラクターで、アトムと仲良くなるお転婆な少女・コーラの声を演じたクリステンは「この映画のテーマは、普遍的よ」と語り、こう続ける。「劇中、みんなが住んでいるのは、メトロ・シティという街なんだけど、宙に浮いている街なの。というのも、地表は廃品置き場になっていて、公害がひどくなったために、人類はメトロ・シティで暮らし、地表にはロボットを送りこんで働かせている。そう、ロボットは2等市民みたいな位置づけで扱われているんだけど、そんなところに、繊細な感情を持つロボット・アトムが登場するワケ。そして、人々は“違い”を受け入れる試練を味わうの」。またフレディは、この役を演じるに当たって旧作を予習したか?という質問を受け「新しいバージョンのアトムが必要だと思ったから、あえて既存のものにこだわらないようにしたんだ。およそ50年前にアトムが生まれたとき、彼はまさに斬新な存在だった。今回もそうした斬新さを踏襲しようって考えで、みんな一致したんだ」と明かした。さらにクリステンは、コーラという少女の役割について「コーラは、アトムの感情面を語るのに大切な存在よ。彼女もアトムものけ者扱いされてきたので、それで意気投合するの」と説明し「彼女は一見、とてもきつい感じだけど、本当はものすごく優しい心を持っている。彼女がなぜそうなったのかは、映画を観れば分かるわ」と完成を待ちわびるファンの期待を煽った。果たして、アメリカのファンはどのように受け止めるのか?『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:アトムの声に元気ハツラツ上戸彩!テンマ博士の役所広司とフルCGアニメで父子にフルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月25日