第92回アカデミー賞で作品賞を含む10部門にノミネートされているサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』。この度、英国の名優コリン・ファースの姿を捉えた本編映像が解禁、驚異の“ワンカット撮影”に感銘を受けたと語った。若き兵士たちが困難なミッションに立ち向かう姿を臨場感たっぷりに、かつ観る者たちを物語への究極の没入感へと導き、登場人物たちの行動や心情を体感してもらうために、“ワンカット映像”という画期的な撮影方法が全編に採用された本作。第77回ゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞し、アカデミー賞には10部門にノミネート。総計で45の賞、152部門で受賞&ノミネートを記録している。そんな本作でコリン・ファースが演じるのは、若き兵士2人に過酷な司令を課すエリンモア将軍。撤退したと思われたドイツ軍への総攻撃を中止させるのが目的だが、2人の若者に1,600人もの仲間の命を託すミッションを突きつける。自身が演じたエリンモア将軍について「分かっているのは、彼が策士だということだ」とコリンは語る。さらに、「彼は非常に短い時間で伝令を課す候補者をチェックし、個人的な事情により全身全霊で任務を遂行しようとするであろう人物を意図的に選抜した。ブレイクの兄は第2大隊にいるから、必死で命を救おうとするはずだと考えたんだ。残酷な戦略だが、あの戦況では他に選択肢がなかった」と役柄を分析する。今回解禁されたのは、まさにエリンモア将軍がジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンが演じる若きイギリス兵に、自ら伝令の内容を説明し、決して失敗が許されない任務であることを伝える重要なシーンとなっており、コリンは「自ら出向き直接ミッションを伝えることで、事態の緊急性と彼の実用主義な性格を表現している」と撮影をふり返っている。「俳優にとっては舞台作品の初日を迎える気分」“屋外ロケでワンカット撮影”という驚くべき方法によって撮影された本作。もちろん、コリンもこの手法で撮影に挑んでおり、何度もリハーサルを行ったとか。この撮影手法に対し、「すべての部門が事前に入念な準備を行う必要がある。俳優にとっては舞台作品の初日を迎える気分だ。ミスをカバーできるものはない。もちろん1つのシーンを数回撮影するが、何度も繰り返すわけじゃないし、最初から最後までどの角度から見ても完璧なカットに仕上げる必要がある。編集できないから、些細なミスでユニット全体が最初からリセットしてやり直すことを余儀なくされる」とその難しさを説明、並々ならぬ緊張感で撮影に挑んだことが伺える。さらに、「製作チームの高い技術と創意あふれるアイデアには敬意を表すよ。すべてのチームが完璧に準備をしていることに圧倒された」とも明かしており、メンデス監督と彼のチームの技術面における精密さに感銘を受けたようだ。入念な準備を経て、見事にワンカット撮影に挑んだ名優コリン・ファース。そして、彼から伝令を受け取った新進気鋭の若手俳優ジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンの2人には、一体どんな運命が待ち受けるのか…スクリーンで確かめてみてほしい。『1917 命をかけた伝令』は2月14日(金)より公開にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:1917 命をかけた伝令 2020年2月14日より全国にて公開©2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
2020年01月27日ナイキ(NIKE)から、アメリカン フットボール選手のコリン・キャパニックとのコラボレーションスニーカーが、2019年12月24日(火)より一部のナイキ販売店、NIKE.COM、SNKRSにて発売される。コラボレーションスニーカーは、ナイキのアイコニックなシューズ「ナイキ エア フォース1」に、コリン・キャパニックにちなんだデザインを施した1足。かかとのタブには、キャパニックの顔のグラフィックを、シュータンにはキャパニックのロゴを施した。また、シューズには、キャパニックの背番号である“7”のタグが付属する。アッパーには、つやのある上質な黒のレザーを採用。黒から白へのグラデーションが美しいナイキのスウッシュは、リフレクティブ素材で表現した。サイズは、アダルトサイズに加え、2種類のキッズサイズも展開する。【詳細】ナイキ エア フォース 1 x コリン・キャパニック発売日:2019年12月24日(火)販売店舗:一部のナイキ販売店、NIKE.COM、SNKRS価格:13,200円(税込)【問い合わせ先】ナイキ カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2019年12月26日マット・リーヴス監督でリブートされる『バットマン』に、コリン・ファレルが出演交渉をしているようだ。彼が演じるのは、悪役ザ・ペンギン。今作の悪役にはすでにポール・ダノのザ・リドラーとゾーイ・クラヴェッツのキャットウーマンが決まっており、ファレルは3人目となる。主役のバットマンを演じるのは、ロバート・パティンソン。ほかにジェフリー・ライトがゴードン役で決定している。北米公開予定は2021年6月。文=猿渡由紀
2019年11月07日マット・リーヴス監督作、ロバート・パティンソン主演の新『バットマン』のキャスティングが進んでいる。スーパーヴィランのペンギン役候補にコリン・ファレルの名前が挙がっており、出演交渉中だという。「The Wrap」が報じた。ペンギン役については最初に出演が報じられたのは、ジョナ・ヒルだった。次第にペンギン役ではなくリドラー役で交渉が進められているとも報じられたが、最終的にジョナは『バットマン』から完全に離れてしまった。リドラー役はポール・ダノが演じることになった。ジョナの次に候補とみられていたのはセス・ローゲンだったが、現在はコリンが有力のようだ。『バットマン』映画に欠かせない人気キャラクター、執事のアルフレッド・ペニーワース役も『ロード・オブ・ザ・リング』や『猿の惑星』シリーズのアンディ・サーキスとの出演交渉が進んでいるという。アンディとリーヴス監督は『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』でタッグを組んだ仲。これまでにアルフレッド役を演じた俳優は、マイケル・ガフ、マイケル・ケイン、ジェレミー・アイアンズなどがいる。今年は若きアルフレッドを描いたテレビドラマ「ペニーワース」(原題)がアメリカで放送され、シーズン2に更新されることが決定した。同ドラマではジャック・バノンがアルフレッドを演じている。(Hiromi Kaku)
2019年11月06日女優のスカーレット・ヨハンソン(34)が、コメディ俳優のコリン・ジョスト(36)と婚約した。2017年に交際を開始した2人が結婚へ向けて一歩前進したことを、スカーレットの広報担当がエンターテイメント・ウィークリー誌に明かした。今年2月には、2人がすでに同棲しており、すでにウェディングプランについても話し合っていると報じられていた。関係者は当時、「スカーレットもコリンのことを愛していますし、長い付き合いをしていくつもりです。結婚の話もしていますし、お互いのことだけしか考えていません。コリンは彼女のことを溺愛していて、外出時には見せびらかすのが大好きみたいです」と語り、スカーレットの元夫ロマン・ドリアックとの娘ローズちゃんについては、「コリンはスカーレットの娘とも仲が良いんです。家族全員でも頻繁に出かけています」と続けた。一方で、2008年から2011年にかけてライアン・レイノルズと結婚していたスカーレットは2017年のインタビューで、「結婚っていう考えはロマンチックだと思うわ。美しいアイデアよ。そしてそれを実行することも美しいことだと思うわ」と発言していたものの、「一夫一婦制に囚われるのは自然じゃないと思うの」と自身の考えを明かしていた。(C)BANG Media International
2019年05月21日スカーレット・ヨハンソンが交際歴2年のコメディ俳優、コリン・ジョストと婚約した。パブリシストが「People」誌などに認めたという。「彼女は新たな誓いをする準備ができたようです。どちらも仕事に対して意欲と才能があり、お互いに尊敬しあっています。お似合いの2人です」と関係者は語っている。交際直後からすでにコリンはスカーレットとの結婚を意識していたようで、2017年12月、「Us Weekly」誌にコリンの友人が「彼はいろんな友達にスカーレットと結婚したいと言っています。彼女を連れ歩き、みんなに見てもらうのがうれしいみたいです」と語っていた。これまで2人が交際について細かく語ることはなかったものの、一緒にイベントに出席することもたびたびあり、直近では先月『アベンジャーズ/エンドゲーム』のプレミアで笑顔を見せた。スカーレットはライアン・レイノルズ、フランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックとの結婚・離婚歴があり、ロマンとは現在4歳になる娘ローズちゃんをもうけている。一方、コリンは初婚である。結婚式の日取りなどは決まっていない。(Hiromi Kaku)
2019年05月21日女優のスカーレット・ヨハンソン(34)が、人気番組『サタデー・ナイト・ライヴ(以下SNL)』の脚本を手がけ、キャストとして出演もしているコリン・ジョスト(36)と婚約した。代理人がAP通信の取材に対し事実と認めたという。2017年、ヨハンソンがSNLにゲスト出演した際に2人は出会い、その後間もなく交際に発展。ニューヨークでデートする様子が頻繁にキャッチされていた。ヨハンソンは2008年に俳優のライアン・レイノルズと結婚後、2011年に離婚。2014年にはフランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと結婚し、長女ドロシーを出産するも、2017年1月に破局。同年9月に離婚が成立している。その2カ月後には、ジョストと初めて公の場に登場し、交際を公表した。「スカーレットとコリンは互いに愛し合っていて、同じ趣味、同じユーモアセンスをシェアできる素晴らしい関係。スカーレットは本当に幸せそうですよ」と関係者はPEOPLE誌に語っている。現在4歳になる長女ローズちゃんとジョストの関係も良好だという。日取りや場所など、式の詳細は明かされていない。ヨハンソンにとっては三度目の結婚となる。
2019年05月20日ディズニー・アニメーションのクラシカルな傑作を、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』の鬼才、ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』(公開中)に注目が集まっている。先日、バートン監督とともに来日した演技派コリン・ファレルにインタビュー。サーカス団の元スターで戦争帰還兵のホルトを静かな演技で好演したファレルに、『ダンボ』の魅力、そして、バートンとのタッグについて話を聞いた。――観る前はティム・バートン色は薄そうと思っていましたが、フタを開けてみるとハミ出しものを受け入れリスペクトする、バートン色全開の映画でしたね。まったくの同意見だよ。子どものころから『ピーウィーの大冒険』『ビートルジュース』から『シザーハンズ』まで、抽象的な人物像にアウトサイダー的な人間性を感じられるからすごく好きだったし、彼の作品のテーマだと思う。アウトサイダー的というものは、自分がどこにも属していないと感じていたり、その世界であなたは外の人だからと感じているキャラクターたちで、まさにダンボこそが体現している。肉体的にユニークなところがあって、僕が演じるホルトも2人の子どもたちも、ダニー・デビートが演じている団長でさえ、ある意味アウトサイダーなんだよね。ティム・バートンの素晴らしいところは、素晴らしいイマジネーションで緻密な世界を作り上げることができるけれども、ちゃんとハートを持ったキャラクターを掘り下げることができることだよ。――その天才ティムバートンとの仕事の中で、ハッとするような瞬間はありましたか?毎日彼と仕事できることは喜びで、すべての映画作りのプロセスに関わっている感じがした。すごく遊び心があって、エネルギーに満ちていて、本当にものを作っている感じがして、そこに自分もいられる感じがあった。もちろん、見た目は彼のイマジネーションから来ているけれども、モニターの前で彼自身も資料を観ながら演じてしまう。そういうことも含めて、かわいらしくもあり、しっかりと向き合っている様子を毎日観ること、そして一緒に仕事ができることは美しい体験だったよ。――ホルトは複雑なキャラクターですが、共感も呼びそうですよね。演じることで自分を見つめ直すことはありましたか?どういう役柄を演じていても、自分の視点で客観的なところから入っていくので、自分を見つめる瞬間はその過程で発生する。自分の体験は、どの役柄の時も少し想いを馳せているもので、今回はシングルファーザーであることにとても共感したし、彼は戦争で2年も子どもたちの元を離れていて、僕も仕事で離れていることが多いので、そういう心情面でもわかる気がした。もちろん、戦争とは比べものにならないけれどね。やわらかいタッチで心動かされるキャラクターだと今回すごく思っていて、ティム・バートンのキャラクターはいつも全部そうだよね。感情を爆発させるキャラクターはあまりいなくて、だからこそより多くの観客に届くのではないかなと思っている。――日本でもディズニー作品は大人気ですが、オリジナルの『ダンボ』も含めて、ディズニー作品に思い入れはありますか?子どもの頃に『ダンボ』は観ていなくてね。今回の映画はイギリスで撮影したけれど、3カ月前に撮影に行く飛行機の中で初めて観た。『ジャングルブック』や『わんわん物語』、『101匹わんちゃん』などは子どもの頃に観ていたけれど、テーマとして共通しているアウトサイダー的な普遍的な要素が響いたと思うし、きっと誰もが自分の人生のステージで自分が属する場所がないのではと感じているものだと思う。外側から見た場合、本当に社会にハマッていて、自分の立ち位置を持っていると思っていても、実は中身はそうでなかったりもする。それは普遍的な感じがするよね。――社会にコミットしていなかったような瞬間は、経験がありますか?もちろんさ。いまだってそうだよ(笑)。ただ、社会にどういうことを言われようが、自分がどう思うかの感情のほうが大きいものでね。上手く属している、属していないと言われたところで、自分がどう思っているかが大切なわけで、人間だからこそつねに葛藤する問いなのではないかと思う。もちろん生きるという命は贈りものではあるけども、同時に痛みを伴うもので、そういうバランスと葛藤し続けるものではないかな。――そういう役柄を演じていたいものでしょうか?どうだろうね(笑)。でも、いつも僕は、葛藤し続けているキャラクターを演じ続けているよね。喪失や痛みであったり、別離を経験しているとか、親として子育てを悩んでいるとか、いろいろな状況下で悩んでいる。そういうキャラクターを演じているから、それが人生であり、ホルトもまたそうだ。とても複雑で戦争に2年間行って、奥さんがなくなり、その悲しみとも葛藤しながら、同時にふたりの子どもを育てられるのかという不安とも格闘しているわけだからね。――また、マイケル・キートンですが、立ち位置的にはヴィランズに相当するのかも知れないですが、ステレオタイプな存在とは違い、彼は外圧でしかなく、ダンボの問題はダンボ自身なんですよね。ダンボ次第で羽ばたけもするし、そうならないかもしれないという。そのとおりで、ダンボ自身はこの物語で終始変わっていない、ピュアでイノセンスな存在として、中心にずっとあり続けるものだ。変わるのはダンボへの見方という、まわりの視点なんです。社会が奇妙だの、変わっているだの、人と違うだの、ちょっと下に観ているけれども、周りにいる人間たちがそれを受け入れ、成長していく物語だと僕は思う。――今回のホルトのような魅力的なキャラクターを演じることが多いですが、今後演じてみたいディズニー作品のキャラクターはありますか?特にないよ(笑)。これだけ演じれば十分だというくらい、『ウォルト・ディズニーの約外』と『ダンボ』でディズニーのキャラクターを演じさせてもらっているからね。特に前者は脚本を最初に読んだ時に、本当に心がハッとするくらい打たれたものがあった。十分すぎるくらいだよ。■プロフィールコリン・ファレル1976年5月31日生まれ。アイルランド出身。ジョエル・シュマッカー監督の『タイガーランド』(00)の演技で高く評価され、トム・クルーズと共演した『マイノリティ・リポート』(02)や、『フォーン・ブース』(02)、『リクルート』(03)、そして『マイアミ・バイス』(06)などが商業的に大成功を収め、大スターとしての地位を確固たるものにした。以後も『Dr.パルナサスの鏡』(09)、『トータル・リコール』(12)、『ウォルト・ディズニーの約束』(13)、『ロブスター』(15)など立て続けに話題作に出演している。近年では超人気シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)が、新たな代表作になった。(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年04月03日ディズニーアニメの名作を実写映画化した『ダンボ』のジャパンプレミアが3月14日(木)、都内で行われ、ティム・バートン監督と出演者のコリン・ファレルが出席した。■親日家のバートン監督、「来日するたび、元気をもらっている」『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』などで知られ、親日家としても知られるバートン監督が、プロモーション来日するのは2年1か月ぶり。会場には、バートン監督の作品にちなんだコスプレのファンも多数来場し、「日本は本当にアーティスティックな国だね。来日するたび、皆さんから元気とエネルギーをもらっているよ」と感謝の気持ちを伝えた。もともと『ダンボ』の大ファンでもあり、「空を飛ぶゾウという存在が、多くのことを語りかけてくれるんだ。奇妙で周りから浮いている存在だけど、そんな“違い”こそが強さであり、特別な意味合いを持っている。複雑な時代だからこそ、ダンボを通して、シンプルで純粋な感情を伝えたいと思った」と映画にこめた思いを語った。■コリン・ファレルが14年ぶりの来日!温かな歓迎に感謝一方、ダンボを助け、その運命を握るキーマンとなるサーカス団の元看板スター、ホルト役で出演しているコリンは、なんと今回14年1か月ぶりの来日。ファンの大声援を受けて「温かく歓迎してくれて、本当に感謝しているよ」とにっこりし、その発言を日本語に訳す通訳に、「僕ってそんなにたくさんしゃべったかな?」とツッコミを入れるお茶目な一面も見せた。ホルトは最初こそ、ダンボの存在に否定的だったが、大きな耳を笑われながらも健気に前に進もうとする姿に心を打たれるという役どころ。「ダンボの中心には、美しいハートがある。他人との違いこそが、自分を特別な存在にしてくれるし、映画はそれを祝福してくれるんだ」と話していた。■西島秀俊が“バートン愛”を熱弁「テーマ性に勇気づけられた」ジャパンプレミアには、日本語吹き替え版でホルトを演じ、ハリウッド声優に初挑戦した西島秀俊が駆けつけ「バートン監督の大ファンなので、非常に光栄。どの作品も登場人物が個性的ですが、その個性が周りを幸せにするというテーマ性に、『自分らしく生きていこう』と勇気づけられた」と“バートン愛”を熱弁。ホルト役のコリンと対面し、「体と心を通して、コリンさんの繊細な演技を体感できて、すばらしい経験だった」と称えていた。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月14日ティム・バートン監督が実写映画化した『ダンボ』のワールドプレミアが現地時間の3月11日にロサンゼルスにて行われ、バートン監督をはじめコリン・ファレル、マイケル・キートン、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンら豪華キャストが集結、華やかに執り行われた。ハリウッドにあるエル・キャピタン・シアターで行われた今回のワールドプレミア。会場は本作で描かれる大都会ニューヨークの巨大テーマパーク“ドリームランド”の煌びやかなサーカスの世界観が再現されていた。そんな会場に、次々にキャスト&スタッフが登場。まず、今回ディズニー・アニメーション『ダンボ』をベースに、オリジナル脚本で実写化したバートン監督は、「個人的に『ダンボ』は大好きだし、“空飛ぶゾウ”というシンボル的なイメージや、様々な感情や思いを呼び起こすところに、特別な愛情とつながりを感じるのさ」とダンボ愛を語り、「本作品で取り上げられる個性の違いを強みに変えた時、人間の強さや美しさに姿を変えるというメッセージが込められているんだよ」と本作について明かした。また、元看板スターでダンボの世話をすることになるホルト役を演じたコリンは、以前「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートン監督と『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」と今回のオファーを即決していた。「ティムが、アウトサイダーを取り上げた作品は傑出ばかりだよね」と語るコリンは、「強い個性によって受け入れてもらえないという『ダンボ』の映画もその例外ではないのさ。単に違いを受け入れるのではなく、お互いにその異なる部分を称賛し合うことが大切だという作品に込められたメッセージが込められているんだ」とコメントした。さらに、近年のバートン監督作品に欠かせない俳優のひとり、エヴァは演じるドリームランドの看板スター・コレットを彷彿とさせる煌びやかな衣装で登場。「たくさんのハートが込められたとても美しいストーリーよ」と本作について説明したエヴァは、「新しい解釈を取り入れた本作品は、感動的であり続けながら、そこにティム・バートンのカラーが加わっていて、とても特別なの」と語っていた。また本イベントには、『マレフィセント』の続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)の公開を控えるアンジェリーナ・ジョリーや大女優ヘレン・ミレンも祝福に駆け付けより一層華やかなプレミアとなっていた。『シザーハンズ』や『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』など、これまで強い個性を持つキャラクターたちの成長を描いてきたバートン監督。バートン色が加わった新たなダンボの物語は、一体どんな胸を高鳴らせる体験が待っているのか、公開が待ち遠しい。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月13日実写映画『ダンボ』の公開に先駆け、監督のティム・バートンとホルト役のコリン・ファレルが来日することが分かった。ディズニー・アニメーションの名作『ダンボ』をベースに、オリジナル脚本で新たなダンボの物語を描いた本作。「(『ダンボ』が)お気に入りのディズニー・アニメーション」と語るバートン監督は、映画のPRとしては今回2年1か月ぶりの来日。親日家としても知られるバートン監督は「3月にコリンと一緒に大好きな日本へ行くことになったんだ。マッテテネ!」とメッセージを寄せている。一方、ダンボを助け、その運命を握るキーマンとなるサーカス団の元看板スター、ホルト役で出演しているコリンは、なんと今回14年1か月ぶりの来日。今回、「稀代のビジュアルアーティストのティム・バートンと『ダンボ』という題材ほど、幸せな組み合わせはない!」と出演を即決したというコリンは、「ティムとの仕事はとても楽しいんだ」「ティムのエネルギーを感じて、ダニー(・デビート)たちと一緒に撮影する。おまけにセットが素晴らしい。毎日が本当に最高だったよ」と、とても充実した撮影だったと明かしている。なお、今回来日する2人は、3月14日(木)に実施される作品の世界観をイメージしたジャパン・プレミアへの登壇も予定している。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年02月27日英国俳優コリン・ファースが『博士と彼女のセオリー』のジェームズ・マーシュ監督とともに贈る最新作『喜望峰の風に乗せて』が、2019年1月11日(金)より公開。日本でも絶大な人気を誇るコリンが、本作にかけた思いを語った。■ストーリー1968年、アメリカとロシアが宇宙を目指していたころ、イギリスは海洋冒険ブームに沸いていた。そんな中、単独で海に出て一度も港に寄らず、世界一周を果たすという過酷なヨットレースが開催される。華々しい経歴のセーラーたちが参加する中、ビジネスマンのドナルド・クローハースト(コリン・ファース)が名乗りを上げた。アマチュアの果敢な挑戦にスポンサーも現れ、ドナルドは家族の愛を胸に出発。だが、彼を待っていたのは、厳しい自然と耐え難い孤独、そして予想もしなかった自身の行動だったーー。ヒーローを待望するメディアの狂騒、町の人々の期待、彼らに翻弄されながら夢にかける男の葛藤、夫を信じて待ち続ける妻ーー。それぞれの真実に心を震わされる実話がこの冬、日本に上陸する。■英国男優総選挙、驚異の3連覇達成!その人気の秘密とは?映画雑誌「SCREEN」の人気企画“英国男優総選挙”で本年度も第1位に輝き、見事3連覇を成し遂げたコリン。いまや最も英国を代表する俳優といっても過言ではない圧倒的な知名度と人気は底知れず。女性のみならず男性からも熱い支持を受けている。そんなコリンが映画デビュー作『アナザー・カントリー』(94)を経て、一般的に知られるようになったのはBBCのTVシリーズ「高慢と偏見」(95)のダーシー役。上流階級の高慢でハンサムな“ツンデレ”青年を魅力たっぷりに演じて世の女性を虜にしたが、当時35歳。意外にも“遅咲き”のブレイク俳優だった。以降、現代版ダーシーの『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズや、『ラブ・アクチュアリー』(03)、『マンマ・ミーア !』など2000年代に立て続けにヒット作に出演し、日本でも広く人気を獲得。そして、世界的ファッションデザイナーであるトム・フォードの初監督作『シングルマン』(09)では恋人を失ったゲイの大学教授を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、翌年の『英国王のスピーチ』(10)では吃音に悩むジョージ6世を演じ同賞をついに獲得、名実ともにその評価を確固たるものに。その後、新星タロン・エガートン扮する若くてやんちゃな青年エグジーに英国紳士のたしなみ&一流のスパイの技術を徹底的に教育する、気品溢れる英国紳士ハリー役を演じた『キングスマン』(14)、続く『キングスマン:ゴールデン・サークル』(17)は世界中で大ヒットを記録。かつてないほどの若い世代からも支持を集め、英国俳優のトップをひた走る存在としてその名をほしいままにしている。『キングスマン』シリーズはつい先日、最新作である前日譚の続報が出され、世界中から期待が寄せられている。■『喜望峰の風に乗せて』は新たな挑戦「彼の中に自分自身を見た」数々のブレイクの波を起こしてきたコリンが、新たな挑戦として選んだのは、『喜望峰の風に乗せて』で世界一周単独ヨットレースに参加したアマチュアセーラーで実在の人物ドナルド・クロ―ハースト役だった。「彼の中に自分自身を見た」と映画化を熱望し、製作段階の初期から参加。人間の心の弱さや深淵を見つめた新境地に挑んでいる。コリンは本作への出演について「海に出たことがなくても、船乗りでなくても、探検家でなくても、人は皆、自分の能力以上のところに到達したいと思ったことがあるはず。危険と分かっていても大きな望みを持ち、何かとりとめのないことを計画したいという気持ちに強く共感したんだ。誰もがクロ―ハーストの挑戦する気持ちに共感できるはずなのに、こういった物語を映画化しようとする人は少ない。この物語を読んだとき、多くの人々の心に響くものがあると感じたから僕も挑戦してみることにしたんだよ」と、本作に惹かれた理由を語っている。周りから無謀だと言われながらも海へと飛び出すクローハースト。それはコリンの上品でスマートな英国紳士イメージを根底から覆すことにもなる。ひとり海に出て現実を目の当たりにし、無精ひげにヨレヨレのシャツ姿になってからがクローハーストの真の旅の始まり。魅力的な男が一転、海の上で命をかけて格闘し、迫真の演技をみせるコリンから目が離せない。『喜望峰の風に乗せて』は2019年1月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:喜望峰の風に乗せて 2019年1月11日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© STUDIOCANAL S.A.S 2017
2018年12月14日ニコール・キッドマンとコリン・ファレル、ハリウッドを代表する俳優の2人が共演する『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』と、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』が続けて公開!■ソフィア・コッポラ作品史上最も豪華なキャストが集結!『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』アメリカ南部の世間から隔絶された女子寄宿学園に暮らす美しき女性7人。ある日、負傷した北部の敵兵に遭遇し屋敷へと運び手当をする。女性に対し紳士的でかつ美しい男性と触れ合う中で、誰もが彼に心を奪われていく。しかし、次第に彼女たちは情欲と危険な嫉妬に支配されてしまう。秩序を守るか、欲望を取るか、彼女たちが最後に下した決断とは――。本作は、トーマス・カリナンの小説「The Beguiled」を女性目線で実写化したソフィア・コッポラ監督初のスリラー作品。南北戦争時代の女子寄宿学園を舞台に、学園に住む7人の女性と匿われた負傷兵との愛憎劇を描いた。またキャストには、キルスティン・ダンスト、エル・ファニング、ニコール、コリンらが出演している。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)公開■ニコール×コリンが夫婦役! 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』心臓外科医スティーブンは、美しい妻と健康な2人の子どもに恵まれ郊外の豪邸に暮らしていた。しかし、彼らの特権的な生活は、ある少年を家に招き入れたときから奇妙なことが起こり始める。子どもたちは突然歩けなくなり、目から赤い血を流す。そしてスティーブンはついに容赦ない選択を迫られることになる…。本作は、『ロブスター』のヨルゴス・ランティモス監督最新作。『ロブスター』では結婚できずメタボで冴えない中年男を演じたコリンが、本作ではあることをきっかけに少年に追い詰められる心臓外科医スティーブン役で出演。また彼の美しい妻役にニコール、謎の少年役を、『ダンケルク』で注目を集めた期待の新星バリー・コーガンが演じている。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)公開コリン、立て続け共演に「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」『The Beguiled』『聖なる鹿殺し』両作品共に、2017年カンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞、脚本賞を受賞した力作だが、コッポラ監督がコリンに『The Beguiled』への出演の打診をしたとき、彼は『聖なる鹿殺し』でニコールとの共演を終えたばかりだったそうで、コリンは「ニコールと僕しか俳優のいない小規模劇団みたいなもの」と皮肉ったのだとか。『The Beguiled』では、女学園の園長とそこに現れる負傷兵を演じる2人。ベッドで寝ているコリン演じる兵士の身体を、ニコール演じる園長が濡れた布巾で拭っていくシーンをはじめ、魅力的な兵士を前に男子禁制の園に生きる園長は次第に兵士に魅了されていくのだが…。ニコールは「女性たちが集まって、コリン・ファレルを窮地に追い込むっていうのは面白いわねって思ったの」とオファーを受けた当時から楽しみにしていたようだ。一方、コリンはニコールとの共演について「ニコールとの共演は喜びだよ。彼女がセットに現れると俳優から電気技師までみんなちょっとずつ良くなるのさ!」とコメント。この2作品の公開はもちろん、今後の再びの共演も期待したい。『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』は2月23日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督が、『スター・ウォーズ エピソード9』(原題)から降板したことが明らかになった。ディズニーとルーカスフィルムが「StarWars.com」で正式に発表した。トレヴォロウ監督と「別々の道を行く」ことになったルーカスフィルムは、「企画段階を通して、コリンは素晴らしいコラボレーターでした。しかし、このプロジェクトに対し、私たちはお互いが異なるビジョンを持っているという結論に達したのです。コリンの幸運を祈ります。また、本作における情報を近々お届けします」とコメントしている。「Digital Spy」によると、トレヴォロウ監督がメガホンをとることが決定したのは2015年8月。当初から多くの『スター・ウォーズ』ファンはその人選を不安視していたという。さらに、今年6月にアメリカで公開されたトレヴォロウ監督の最新作『The Book of Henry』(原題)が酷評の嵐を受け、ファンはますます不安に。それでもトレヴォロウ監督は自分が『スター・ウォーズ』を監督するのにふさわしく、みんなに喜んでもらえる映画を作る必要があると意欲に燃えていたのだが…。『スター・ウォーズ エピソード9』は2019年5月24日(現地時間)に公開予定。(Hiromi Kaku)
2017年09月06日コリン・ファース&タロン・エガ―トンがコンビを組み、全世界4億ドル超えの大ヒットを記録した『キングスマン』の続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』。この度、過酷な雪山アクションを控えたコリン、タロン、そして本作から参戦するペドロ・パスカルの3ショットが公開された。今回公開されたのは、主人公・エグジーに扮するタロンと本作から登場する新たな同盟スパイ機関“ステイツマン”のエージェント・ウィスキーに扮するペドロ、前作で死んだと思われたものの驚きの復活を遂げることが明かされているハリーに扮するコリンの3人が何やら神妙な面持ちでカメラを見つめる超貴重なオフショット。タロンとペドロは頑丈そうなウェアを着こんで、スキー板とストックを小脇に抱え重装備でスタンバイ。しかしコリンだけコートとビシっと決めたスーツという雪山に向かうにはあまりも軽装…。一緒に雪山に突入していくつもりなのか、はたまた2人とは違う行動を企てているのだろうか。前作に引き続き監督を務めるマシュー・ヴォーンは新たに参戦するスパイ機関“ステイツマン”について、「素晴らしいキャラクターたちだよ。彼らは巨大ジェット機を持つとんでもない億万長者で、基地がケンタッキー州の巨大な蒸留所にあるから全員アルコール関連のニックネームがついているんだ。この奇妙なアメリカ人たちとイギリス人(キングスマン)を組ませることにしたんだ」と明かしている。この3人が演じる英米スパイが起こす化学反応に期待が高まるばかりだ。『キングスマン:ゴールデン・サークル』は2018年1月5日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月21日最新実写版『ダンボ』に、コリン・ファレル、ダニー・デヴィート、エヴァ・グリーン、マイケル・キートンが出演することが決定した。ディズニーの公式ファンクラブD23のイベント「D23エキスポ」で公開された短編ビデオに登場したティム・バートン監督は、同実写版の制作開始を発表し、ニコ・パーカーとフィンリー・ホビンズも含めたキャスト陣を明かした。同作の公式のあらすじによると、コリン演じるサーカス団のスターだったホルト・ファリエが戦争から帰還し、ダニー演じるサーカス団のオーナーによって耳の大きい象の子どもの面倒役に配属されたことで、人生が大きく変わっていく様を描いているという。サーカス団は困難を迎えているものの、ニコとフィンリー演じるホルトの子どもたちが、その子象が飛べることを発見したことで、起業家V.A.ヴァンディヴァー(マイケル)と空中曲芸師コレット(エヴァ)が手を組み、子象をスターにのし上げるべく乗り出す。実写をベースにアニメの要素も組み込む同作は、イギリスで撮影されることになっており、現在のところ2019年3月29日に全米公開となる予定。アーレン・クルーガーが、脚本を執筆しているほかジャスティン・スプリンガーと共にプロデュースも担当している。オリジナル版『ダンボ』は、耳が大きいことで周りからいじめられていた一人ぼっちの子象が、自分の力を証明しようと奮闘する姿が描かれている。(C)BANG Media International
2017年07月18日エミリー・ブラントとリン=マヌエル・ミランダが出演する『メリー・ポピンズ』の新作『Mary Poppins Returns』(原題)にコリン・ファースが出演するようだ。「Variety」誌によると、現在、出演を交渉中のコリンは、フィデリティ信託銀行の社長ウィリアム・ウェザオール役を打診されているという。今年コリンは『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』(現在日本公開中)、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』(10月29日(土)日本公開)と精力的に出演しており、『Mary Poppins Returns』公開までも待機作を多く控えている。オリジナル版の『メリー・ポピンズ』から20年後のロンドンを舞台に描く今作には、魔法使いでナニーのメリーのことが大好きだったバンクス家のジェーンとマイケルも登場。それぞれエミリー・モーティマーとベン・ウィショーが演じる。名女優メリル・ストリープもメリーのいとこ役としての出演が決定している。監督は『シカゴ』や『NINE』、『イントゥ・ザ・ウッズ』などミュージカル映画を得意とするロブ・マーシャル、音楽は『アダムス・ファミリー』や『ヘアスプレー』のマーク・シャイマンとパートナーのスコット・ウィットマンが手掛けるということだから、期待を裏切らないミュージカルになるだろう。(Hiromi Kaku)
2016年10月20日『シングルマン』でヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞に初ノミネート、『英国王のスピーチ』で見事アカデミー賞を受賞した英国俳優コリン・ファース。大ヒットした『キングスマン』で見せたキレキレアクションと凛々しいスーツ姿にはメロメロになってしまう女性も続出し、日本では“コリン旋風”が巻き起こった。このほど、9月10日に56歳(!)の誕生日を迎えることを記念して、コリンがこの秋、相次いで出演する『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』と『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』を徹底比較、2作品から初出し画像も解禁となった。◆やっぱりスーツ姿はかっこいい!レトロなスーツvsモダンなスーツ、どちらも楽しめる『英国王のスピーチ』や『キングスマン』などで、そのスーツ姿が印象的なコリン。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』では、1920年代のニューヨークが舞台であるため、主人公のマックスウェル・パーキンズとしてクラシカルなスーツスタイルを披露している。当時の古着をリメイクして作られたこだわりの衣装で、特徴的な中折れ帽は、カリスマ編集者という“できる男”を象徴しているかのよう。一方、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では、人権派弁護士であり、保守的な性格のマーク・ダーシーらしい、3ピースのスーツをスマートに着こなす姿が収められている。シリーズ1作目では、90年代後半に流行したサイズが大きめのスーツを着用しているのに対し、今回は多くのセレブが愛用する「トム フォード(TOM FORD)」と英国王室御用達「ギ―ヴス&ホークス(Gieves&Hawkes)」による、シルエットがシャープなものに変化。シリーズ1作目から15年の時を経て、よりスタイリッシュに、現代風になったマークにご注目を。◆映画の舞台は誰もが憧れるオシャレな街!ニューヨークとロンドンで活躍するコリンに注目『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の舞台は、1920年代のニューヨーク。現存する出版社スクリブナーズ社のおしゃれなビルと街並。劇中にも登場する「華麗なるギャツビー」の作家フィッツジェラルドが名付けたジャズ・エイジと呼ばれた時代の華やかなファッションとインテリア、そして何よりもたくさんの書物がアメリカ文学黄金期のニューヨークを魅力的に伝える。『ブリジット・ジョーンズ』シリーズの舞台といえば、現代のロンドン。劇中では、現代的な街並だけでなく、古くからの美しい石畳や歴史的建造物が多く残るロンドンを背景に、ブリジット(レニー・ゼルウィガー)とマークとジャック(パトリック・デンプシー)のドタバタな恋愛模様が描かれる。また、今回は敏腕弁護士として働くマークが、法服とかつら姿で弁護をするシーンも!撮影場所は1882年に開設された王立裁判所(Royal Court of Justice)で、こちらも英国らしい歴史的建造物。恋愛模様だけでなく、弁護士として活躍するコリンも堪能することができるはず。◆今年の秋は周囲の人に振り回されるコリンが見られる!?『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』で、カリスマ編集者パーキンズと、天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)は名コンビぶりを発揮しており、家族や恋人を嫉妬させてしまうほど。大作の執筆に向けて創作の世界にのめりこんでいく姿には、編集者と作家という枠を超えた、熱い絆を感じずにはいられない。また、『ブリジット・ジョーンズの日記』ではアラフォーになってもブリジットのドタバタ振りは健在。サプライズな出来事が巻き起こり、ハンサムでリッチなIT企業の社長ジャックとコリンが演じる元カレ・マークの間で揺れ動くことに。今回もブリジットに振り回されっぱなしのマークだが、不器用ながらも誰よりもブリジットのことを理解し、献身的に尽くしていく。なお、コリンの誕生日9月10日(土)には、東京・新文芸坐にてオールナイト上映会「紳士はこうして創られた!?コリン・ファースと一夜を共に」として、『シングルマン』『裏切りのサーカス』『キングスマン』という贅沢すぎる一挙上映も予定されている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は10月29日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月10日『英国王のスピーチ』でアカデミー賞を受賞、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』では久々にマーク・ダーシーを演じることでも話題のコリン・ファース。そして、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『Spy/スパイ』などで活躍、小栗旬のペプシ新CMでは“鬼”に扮しているジュード・ロウ。この日本でも圧倒的人気を誇る2人の英国俳優が初共演を果たした『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』から、待望の予告編映像が到着した。1920年代のニューヨーク。ヘミングウェイの「老人と海」、フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」などの傑作を世に送り出した編集者マックス・パーキンズ。ある日、パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに際限なく文章を生み出すウルフを支え、名作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、さらなる大作に取りかかる2人は昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンは2人の関係に嫉妬。やがて第2作も完成し、またも大ヒットとなるが、その一方で、ウルフはパーキンズなしでは作品を書けないという悪評に怒り、2人の関係に暗雲が立ち込める…。高い実力と人気を誇る2人の英国名優がそれぞれ、数々の世界的有名作家を見いだしたカリスマ編集者とわずか37歳で生涯を閉じた天才小説家を演じ、2人の出会いと成功、そして激しくも熱い、傷だらけの友情を描く本作。トニー賞受賞のイギリス演劇界の鬼才マイケル・グランデージが、初メガホンを取り、アメリカ文学黄金期を魅力的に再現した。届いた予告編では、カリスマ編集者パーキンズ(コリン)と、そんな彼が惚れ込み、献身的に支えたトマス・ウルフ(ジュード)との出会いから、2人で紡いだベストセラーが生まれるまでの過程を見せていく。鋭敏な感性が命ずるままに筆を進めるトマスの原稿に、ことごとく“赤”を入れ、削除していく編集者パーキンズは「これで君の文体が際立つ」と言う。やがて完成した作品に、「愛してるぞマックス・パーキンズ」と喜びを爆発させるウルフの姿が印象的だ。しかし、ウルフを溺愛し、彼とパーキンズとの絆に嫉妬する愛人アリーン(ニコール・キッドマン)や周囲の声に、「1人で書けると証明したい」と言い始めるウルフ。一方、家庭を顧みないパーキンズも妻ルイーズ(ローラ・リニー)に責められるが、「彼にはその価値がある」と反論を見せる――。彼らの圧倒的な演技を堪能できる予告編、さらに併せて解禁となった「傷ひとつ残らないなら、真の友情とは言えない」と記されたポスタービジュアルに、ますます期待が高まる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月15日数々の名作家を生み出した伝説の編集者と天才小説家の友情を実話を基に描いた映画『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の予告編が公開になった。オスカー俳優コリン・ファースをはじめ、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアースら豪華キャストが出演する。その他の画像本作の主人公マックスウェル・パーキンズ(コリン・ファース)は実在の編集者で、ヘミングウェイやフィッツジェラルドなど世界的作家を数多く見出してきた。映画は彼が無名の天才作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)と出会うところから始まる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、ウルフを支え、ふたりはベストセラーを世に送り出すが、ふたりは創作に没頭するあまり、周囲の人々とあつれきを起こし、さらにふたりの関係にも暗雲が立ち込める。作家と編集者であり、小説を愛するふたりの友情と情熱を描いた感動作だ。A・スコット・バーグの書籍『名編集者パーキンス』を、『グラディエーター』『007スカイフォール』のジョン・ローガンが脚色。トニー賞にも輝いた英国演劇界の鬼才マイケル・グランデージが監督を務めている。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』10月7日(金) TOHOシネマズ シャンテ先行公開
2016年08月12日『英国王のスピーチ』『キングスマン』のオスカー俳優コリン・ファースと、『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウが初共演を果たす映画「Genius」(原題)が、『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』の邦題で10月、日本でも公開されることが明らかとなった。1920年代ニューヨーク、「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日彼の元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そしてさらなる大作に取りかかるふたりは昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンはふたりの関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第2作が完成。ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへ旅立ってしまう――。本作は、ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の世界的有名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた物語。また本作は、本年度「ベルリン国際映画祭」コンペティション部門にも正式出品され、話題を集めた。寡黙な編集者パーキンズをコリン、自由奔放な作家トマス・ウルフをジュードが演じ、父と息子のように惹かれ合う、運命の絆で結ばれた2人の男を熱演する。また、ウルフを支える愛人、アリーンにオスカー女優のニコール・キッドマン、「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドを『アイアンマン3』のガイ・ピアース。そのほか、『ラブ・アクチュアリー』『イカとクジラ』のローラ・リニー、「アフェア ~情事の行方~」『マネーモンスター』のドミニク・ウェストらがキャスティングされている。脚本は『グラディエーター』『007 スカイフォール』のジョン・ローガンが手掛け、監督には「トニー賞」を受賞した演出家、マイケル・グランデージが初監督に挑んでいる。『ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ』は10月中旬、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月26日映画『ロブスター』で冴えない独身オジサン・デヴィッドを演じているコリン・ファレルが、2か月で20キロ増やした衝撃的な方法を明かした。「ET online」のインタビューに共演者のジョン・C・ライリーと答えたコリン。ジョンも「短期間でどんどん太っていく彼に『一体どうやって?』と思わず聞いてしまったよ」と言うくらいみるみるうちに肥えていったコリンの脂肪の源は、ハーゲンダッツなどのアイスクリーム。ただし、アイスを大量に食べるのは「身体が冷えるし頭が痛くなる」ということで、電子レンジでチンして飲んでいたそう。「俺って“食べる派”じゃなくて“飲む派”なんだもん」そう語るコリンの言葉からはお酒を“飲ん”で大暴れしていた過去が少々チラついて見える。毎日4,000キロカロリー以上をアイスドリンクで摂取し、運動をまったくしないだけでなく生活の中でも動かないように気を付けていたという。コリンのパーソナルアシスタントでもあるお姉さんから、撮影現場だったゴージャスな邸宅を「見学しよう」と誘われても、「イヤだ!おんぶして歩いてくれるならいいよ」と言うほど動かなかったと笑う。そんな努力が実り、見事役作りに成功したコリンだったがいまはすっかり元通りの体形に。「腹を空かせて運動をするだけであっという間に体重が落ちていったよ」と太ることよりも痩せる方が簡単だった様子をうかがわせた。(Hiromi Kaku)
2016年05月12日コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、レア・セドゥ、ベン・ウィショーら豪華キャスト出演の『ロブスター』の日本版ポスターがこのほど解禁となった。“独身者”は、身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。そんな時代、独り身になったデヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに送られ、パートナーを探すことになる。しかしそこには狂気の日常が潜んでいた。しばらくするとデヴィッドは“独身者”が暮らす森へと逃げ出す。そこで彼は恋に落ちるが、それは“独身者”たちのルールに反することだった――。第68回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した本作。このほど解禁された日本版オリジナルポスターは、6人の主要キャストの面々の顔が映し出され、本作の個性的な作風が窺えるビジュアルに仕上がっている。主演のコリンは、これまでのイケメンのイメージからは想像できない極太眉とヒゲで太ったさえない中年男性としての姿を披露。顔が隠れるほどの大きなサングラスをかけるレイチェルや、“独身者たちのリーダー”を演じるレアの厳しい表情も意味深だ。さらに、プールにつかり水をしたたらせながら何故か鼻血を流しているベンや、森の中にたたずむジョン、ホテルのメイド姿のアリアーヌ・ラベド、そして目に付く「ここでは、45日以内にパートナーを見つけなければ、あなたは動物に変えられます――。」というコピー…。なんともミステリアスなビジュアルが内容への興味をかき立てる。また、特別鑑賞券の特典のクリアファイルに使われている海外版のオリジナルポスターのビジュアルにおいては、シルエットのみで記された何かをを抱きしめるコリンとレイチェルの姿が。コリン曰く「いまだに『ロブスター』のすべてを理解できているわけではないが、ヨルゴス(監督)は一つの価値観を観客に押し付ける監督ではないんだ」とのこと。かなり個性的な作品であることが窺える本作、今後の続報を楽しみに待ちたい。『ロブスター』は、3月5日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日『ジュラシック・ワールド』を大ヒットに導いたコリン・トレボロウが、『スター・ウォーズ/エピソード9』を監督すると発表された。『エピソード9』の公開は2019年。今年12月公開の『エピソード7』に始まる新しい3部作の最終章となる。その他の情報『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(『エピソード7』)の監督はJ.J.エイブラムス、『エピソード8』の監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。ほかに、若き日のハン・ソロに焦点を当てるスピンオフをフィル・ロードとクリストファー・ミラーが、また別のスピンオフ『Rogue One』をギャレス・エドワーズが監督する。トレボロウは、まもなくナオミ・ワッツ主演の『Book of Henry』の撮影に入る予定。ほかに『ジュラシック・ワールド』続編の脚本とプロデューサーも務めることが決まっている。文:猿渡由紀
2015年08月17日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督の次回作に、ナオミ・ワッツが主演することになりそうだ。その他の情報タイトルは『Book of Henry』で、小説家グレッグ・ハーウィッツが書き下ろしたオリジナルの脚本ということだが、内容はわかっていない。撮影は9月からニューヨークでスタートする。『ジュラシック・ワールド』は、全世界で15億ドル以上を売り上げ、歴代3位の大ヒットとなった。続編の準備も進められているが、トレボロウは続編を監督することには消極的な姿勢を見せており、エクゼクティブ・プロデューサー兼脚本家としてたずさわる。ワッツの次回作は、9月のトロント映画祭でオープニング作品として上映される『Demolition』。共演はジェイク・ギレンホール。『ジュラシック・ワールド』公開中文:猿渡由紀
2015年08月14日●前3作とスピルバーグへのリスペクトスティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作『ジュラシック・パーク』シリーズが帰ってきた。4作目となる『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の舞台は、イスラ・ヌブラル島で起こった衝撃の事件から22年後。ついにオープンした恐竜のテーマパークで繰り広げられる新たな冒険を描く。全世界オープニング歴代興収1位の大ヒットスタートを切り、公開7週目には『アバター』、『タイタニック』に次ぐ全世界歴代興収ランキング第3位に躍り出た本作でメガホンをとったのは、シリーズの生みの親・スピルバーグに後継者として抜擢された新人のコリン・トレボロウ監督。自身もオリジナルシリーズ、そしてスピルバーグのファンというトレボロウ監督は、そのリスペクトの思いを胸に最高の作品を目指したという。――映画界に残る名シリーズの新たな物語を任された時の気持ちを教えてください。非常に喜ばしいことだと受け止めましたが、自分にプレッシャーをかけて最高のものを作ろうと思ったので、ほかの人からのプレッシャーはいらないよという気持ちでした。フランチャイズに対するリスペクトもありますが、スピルバーグに対する敬意がすごくあったので、非常に質の高いものを作ろうと思ったんです。そして、誇りに思える作品ができました。――スピルバーグさんとのお仕事はいかがでしたか?内心は「サインちょうだい」っていう自分がいるにも関わらず、仕事ですからその気持ちは抑えて、特別な関係が築けました。この作品は、スピルバーグと一緒になって作ったという感じがしていて、ある意味"2世代のハイブリッド"だと思います。――作品のクレジットを見ると、監督を含み5人の方がストーリーに関わっています。それだけストーリーを大切にしていたということでしょうか?やはり、ストーリーが一番大事でした。スピルバーグが一番重要なアイデアを出して、そのアイデアに基づいてわれわれがストーリーを書きました。私と共同脚本家が一緒になって、なんとかいいストーリーを見つけることができたと思います。――スピルバーグさんからもらったアイデアとは?3つの大きな点がありました。1つは、パークが開園していて機能している、2つ目は、ラプトルを調教する人物がいてコミュニケーションをとっている、そして3つ目は、開発した新しい恐竜が外に出て人々を襲うということ。その3つに加え、子供は絶対入れてくれ、非常に近くで恐竜を見られる要素も入れてくれ、という話がありました。――スピルバーグさんから新しい恐竜を作るという課題を与えられてから、新種のインドミナス・レックスができあがるまでの苦労をお聞かせください。私たちが参加した時には、中国で新しい種の恐竜が見つかったというシチュエーションができあがっていたのですが、これだと本当の生物学に基づいたものではなくリアルなものではないということで、新しくハイブリッドを作ったらどうかと提案しました。実際に地球上でいろんな動物のハイブリッドができていますから。また、インドミナスが持つカモフラージュといった特性などは、地球上の本物の生物に基づいたもので、単なるSFの怪獣ではありません。――前3作を見ていた時の印象や、本作に引き継がなければいけないと感じたシリーズの魅力を教えください。3作とも全部すごさがあり、引き継ぎたいものはたくさんありましたが、最初の作品の持っていた、すばらしい世界に行ってから死を告げられるという展開が方向性としてよかった。そして、科学や生物学に対するリスペクト…本物の生物として扱うということ、生きていることに対する敬意が大事だと感じました。――前3作やスピルバーグさんの精神を受け継いだうえで、ご自身の強みとしてこだわった点を教えてください。今回一番重要なことは、ヒロインのクレアの変化。最初は企業の一員として利益追求型で倫理観も無視し、恐竜を単なるアトラクションとか資産としてしか見ていませんが、冒険を通じて、生きている動物だと敬意を払うようになり、最終的にそれを理解した上で英雄になっていく。こういうキャラクターはこれまでにはなかったもので、観客はキャラクターを通じて作品のテーマを近くに感じることができるのだと思います。ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment●映像技術の進化と、フィルムへのこだわり――『ジュラシック・パーク』シリーズ14年ぶりの新作となる本作。技術の進歩が大きかったと思うのですが、VFXやカメラなどでこだわったこと、驚いたことはありますか?まるで本物の恐竜がいるんじゃないかと思うくらい。例えば4匹のラプトルがインドミナスと話しているところは、どうやったのか私も理解できないくらい洗練された技術です。そして、本作はフィルムで撮っているんです。僕はできる限りフィルムを使いたいと思っていて。――フィルムにこだわる理由は?例えば、1カ所非常に明るいのに、ジャングルの暗さも撮らなければならないといったコントラストが強い時に、フィルムの方が幅がある。『ジュラシック・パーク』はもともとフィルムで撮られているので、統一感という意味でもいいと思うのですが、デジタルは非常に美しく撮れるけれど、美しすぎるということもある。私はフィルムの持っている欠点の部分も好きだし、光の捉え方も好き。また、フィルムだと4Kに直せるのに、デジタルは2Kを4Kにすることはできないので、技術がもっと進まないとフィルム以外は使わないつもりです。――実際の撮影の中で、一番難しかったシーンは?ジャイロスフィアという球体の乗り物のシーンがものすごく大変でした。乗り物は実際に作ったんです。少年2人が乗ってジャングルに入っているので、恐竜たちを見ているというシーンだけでも、ジャイロスフィアにカメラを取り付けるなどいろんな作業があって複雑でした。少年2人(グレイ役タイ・シンプキンスとザック役ニック・ロビンソン)は、オーウェン役クリス・プラットとクレア役ブライス・ダラス・ハワードよりも、このシーンのために一番撮影日数が長かったんです。――ジャイロスフィアは2人乗りでしたが、4人乗りというアイデアはなかったのですか?いずれユニバーサル・スタジオにできるかもしれないと思っているのですが、その際は、2人乗りではなくもっと大勢乗れるようにしないといけないかもしれませんね。――本作には、個性豊かなさまざまなキャラクターが登場します。監督は、登場人物の中でだれに一番近いと思いますか?ジェイク・ジョンソンが演じたオタクキャラのロウリー。女の子をくどこうとしたら失敗するし、オリジナルの『ジュラシック・パーク』のファンでリスペクトを持っているのも同じ。コントロールルームで一生懸命制御しようと思っているけどうまくいかない…制御しようとしているっていうのが僕の仕事ですし。ちょうど撮影日にオタク系のメディアが来ていた時があって、ジェイクを呼んで「君が演じるのはこういうオタクだよ」って伝えたら、彼は「なるほど」って理解していました(笑)。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin EntertainmentUniversal Pictures and Amblin Entertainment
2015年08月05日英国紳士の代名詞コリン・ファースがブリティッシュ・スーツに身を包み、次々と華麗で過激なアクションを繰り広げる、全く新しいスパイアクション『キングスマン』。すでに全世界4億ドル超えの大ヒットを記録し、続編の製作の話も早々に浮上している本作に、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーこと俳優マーク・ハミルが出演していることが判明。その理由が明らかにされた。ロンドンの高級テーラー「キングスマン」。しかし、その実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー(コリン・ファース)は、そのエリートスパイ。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の指令で、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに新人をスカウトすることになったハリーは、街の若者エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し、候補生に抜擢する。一方で、頻発する科学者失踪事件の首謀者でIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。調査を開始した「キングスマン」にも、ヴァレンタインの魔の手が迫る――。本作は、『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で映画ファンを虜にしたマシュー・ヴォーン監督による、全編キレッキレのノンストップ・スパイアクション。これまでにないクールなカッコよさで華麗なアクションを披露する名優コリン・ファースほか、本作が映画初出演の大抜擢となるタロン・エガートンもフレッシュな魅力全開で、21世紀の新たなスパイ・ヒーローに扮している。原作は、『キック・アス』マーク・ミラー&『ウォッチメン』デイブ・ギボンズ。7月29日(水)には、その映画原作コミック「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」が発売となる。企画立ち上げの段階ですでに映画化を視野に製作された本コミック。映画とは異なる設定がいくつか存在するが、中でも注目すべきエピソードについてマーク・ミラー自身がこう語っている。「コミックの大きなストーリー展開の一つは、(映画で)サミュエル・L・ジャクソン演じるキャラクターに大勢のセレブが誘拐されることだ。(映画の)オープニング・シークエンスでは、マーク・ハミル演じるアーノルド教授が誘拐されるが、コミックではマーク・ハミル自身だ」。『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役でおなじみ、最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演するハミルは、「マーク・ミラーの書くストーリー、デイヴ・ギボンズのアートワークの大ファンだった」と語り、本作について「原作がコミックブックでなかったら、私は出演しなかっただろう。マーク・ミラーから連絡がきたので、本作に出演した。彼はコミックブックで、マーク・ハミルとして私の画を使いたいと言ってきた」と言う。「それから彼は、『ところで、映画化を予定していますが、決まったときには、ご自身の役を演じていただけますか?』と、だから『もちろんだ』と答えた。でも、(映画は)脚本の内容が変わって、私は誘拐される人物を演じることになった。科学者の役でね(笑)」と語り、コミックがあったからこそ出演が決まった秘密を明かしている。ちなみに、共同原案として名を連ねるヴォーン監督により、二度も映画化され、もはやアメコミ史に残る大ヒットシリーズとなった「キック・アス」シリーズの完結版コミック「キック・アス3」の中で言及される“頻発するセレブ誘拐事件”とは、本作での出来事を指しているという。ロンドンのサヴィル・ロウで仕立てるスーツや、数々のスパイガジェットなど『007』シリーズへのオマージュが数多く見受けられ、アメコミには珍しい“イギリスらしさ”を前面に出した原作本「キングスマン:ザ・シークレット・サービス」。映画を観る前に、ぜひこちらも楽しんでみては?『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングスマン 2015年9月11日より全国にて公開(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation
2015年07月29日世界中で恐竜サイズのメガヒットを記録している『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が7月13日(月)、都内で行われ、コリン・トレボロウ監督、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席。本作を熱烈PRした。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切り、公開13日目にして10億ドルを超える一大旋風を巻き起こす本作。その世界最後の公開国となる日本でのプロモーションとあって、監督&キャストも意気込みは十分!シリース生みの親であるスティーブン・スピルバーグの指名で、大役を担ったトレボロウ監督は「模倣ではない、いまの時代に作られるべき新作が誕生した。だから、若い世代に支持されて、とてもうれしいんだ」と誇らしげ。「スマホやタブレットではなく、ぜひ映画館でこの“体験”を共有して」と熱弁した。悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」が、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走を機に、再びパニックに陥る。施設の最高責任者クレア役で、約6年ぶりの来日を果たしたブライスも、「私が第1作『ジュラシック・パーク』を見た12歳の頃のように、いまの若者が夢中になってくれていると聞き、ワクワクしている。スピルバーグ、そして原作者のマイケル・クライトンが残したレガシー(遺産)を受け継ぐことができた」。さらに当時11歳で、父のロン・ハワード監督とともに来日した思い出を語り、「日本の皆さんが映画に注ぐ深い愛情に触れて、感動したのが昨日のことのよう。本当に来日を楽しみにしていた」と感極まっていた。ジュラシック・ワールドを訪れるイケメン兄弟役を演じるニックとタイは、初来日。「これほど多くの人々に愛されるシリーズ、そして本作の一部になれて本当に光栄でうれしい。この作品は、次なる進化のステップになるはず」(ニック)、「このシリーズも恐竜も大好き。だから出演できて、夢がかなった気分。一番大変だったのは恐竜のシーンではなく、滝に飛びこむシーン。高所恐怖症なんだ…」(タイ)と語っていた。会見には日本語吹替えキャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が駆けつけ、来日メンバーと対面。主人公・オーウェン(クリス・プラット)を演じる玉木さんは、「日本にも公開を楽しみにしている人がたくさんいるので、いい結果が出るのは間違いない」と太鼓判。木村さんは、「ブライスさんにも3歳になる娘さんがいるそうなので、うちの3歳の長女と一緒にお台場に遊びに行きたい」と滞在中の案内役を買って出た。また、タイ演じる少年役の松岡さんが、「アフレコ中はずっとタイくんの口元を見つめていたので、今日は初恋の相手に会ったみたい」と話すと、隣に座るタイは「そう言われると、不思議な気持ち」と照れ笑いを浮かべていた。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月13日世界中で旋風を巻き起こす『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が7月13日に都内で行われ、メガホンをとったコリン・トレボロウ監督が出席。「スマホやタブレットなど映画の見方が多様化しているが、やはり映画は劇場で共有するものだと思う。ぜひ家族そろって笑い、泣き、叫ぶ体験を味わってほしい」とアピールした。その他の写真第1作『ジュラシック・パーク』公開から22年を経て、生みの親であるスティーブン・スピルバーグ監督から直々にオファーを受けたというトレボロウ監督。「彼自身、常に続編を作りたいという思いがあった。ただ、それは『作って意味があるもの』でなければいけなかった。過去作の模倣ではなく、まったく新しい、特に現代の若者に向けた作品にしたかった」。公開13日目にして全世界興行収入10億ドルを超える超大ヒットを受けて、「22年前の夢が、実現できた」と誇らしげだった。舞台は、かつて不慮の事故によって計画が頓挫したが、現在は多くの観光客が押し寄せる人気スポットとなった“ジュラシック・ワールド”。誰もが安全に恐竜と触れ合える場所のはずだったが、遺伝子操作された新種の恐竜“インドミナス・レックス”が暴走したことで、園内はパニックになる。会見にはトレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席。施設の責任者を演じるハワードは、「ちょうど私が12歳のとき、『ジュラシック・パーク』を見て大興奮したように、今のティーンがこの作品に夢中だと知り、とてもワクワクしている」と本作の大ヒットに感激した様子。パークを訪問する兄弟を演じたロビンソンとシンプキンスも、「これほど多くの人々に愛されるシリーズに参加できて光栄だし、すばらしい体験。この作品が、次なる進化のステップになるはず」(ロビンソン)、「僕も大好きなシリーズだから、夢がかなった気分。どうしてヒットしたかって? 僕もみんなも恐竜が大好きだからじゃないかな」(シンプキンス)と胸を張った。会見には日本語吹替えキャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が駆けつけた。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年07月13日『キック・アス』を手掛けたマシュー・ヴォーン監督がオスカー俳優コリン・ファースを主演に迎えたスパイアクション『キングスマン』。このほど、コリンがキレッキレなアクションを披露する予告編とポスタービジュアルが公開となった。高級テーラー「キングスマン」。その裏の顔は世界最強のスパイ機関である。ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなすハリー(コリン・ファース)は、そのエリートスパイ。組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)の指令で、何者かに惨殺されたエージェントの代わりに新人をスカウトすることに。ハリーは街の若者エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し、「キングスマン」の候補生に抜擢。実はハリーは、死んだエグジーの父と旧知の仲で、ある約束を果たそうとしていたのだった。一方で、頻発する科学者失踪事件の首謀者でIT富豪のヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)が、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。調査を開始した「キングスマン」にも、ヴァレンタインの魔の手が迫る。果たして、エグジーはキングスマンの一員となれるのか?そして、「キングスマン」はテロを阻止できるのか…?本作は、『キック・アス』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で世界中の映画ファンを虜にしたヴォーン監督の最新作。常識を覆す誰も見たことのない全編キレッキレの超過激スパイアクションの本作は、既に全世界で4億ドルのメガヒットを記録している。今回公開されたのは、早速超絶アクション満載の予告編。コリンを始め、タロン・エガートン、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソンなど、主要キャストの姿を確認できる。映像の冒頭から、名優コリンが、スタイリッシュなブリティッシュ・スーツに身を包み、紳士についての手ほどきをはじめるかと思いきや、突然のアクションを展開!コリン演じる高級テイラーに勤める一人の紳士の裏の顔である、“キングスマン”の一員としてのハリーの姿が映し出されている。続いて“キングスマン”本部と思われる豪華な屋敷や、ジェット機、数々のガジェットなど、スパイ映画ならではワクワクさせるような映像が続き、“キングスマン”のボス・アーサー(マイケル・ケイン)や、マーリン(マーク・ストロング)が登場。そして、若者エグジー(タロン・エガートン)が新人として“キングスマン“に迎え入れられる様子が描かれている。さらに、サミュエル・L・ジャクソン演じる悪役、IT富豪・ヴァレンタインが大量虐殺へのカウントダウンを開始!『アベンジャーズ』シリーズでは地球を守る側の彼が、ノリノリで悪役を演じる姿は必見だ。続く映像では、華麗かつ過激な“キングスマン”の超絶アクションが展開!ヴァレンタインの側近にして最凶の敵ガゼル(ソフィア・ブテラ)も登場し、誰も観たことのないアクションに目が離せない。また、同時公開となったポスターは、それぞれのコスチュームに身を包んだメインキャストと一匹の犬、そして背景に描かれた色鮮やかな花火など、スパイ映画新時代の幕開けを感じさせるビジュアルとなっている。『キングスマン』は9月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月01日