ワールドグループの株式会社アルカスインターナショナルが展開するレディースのファッションブランド「grove(グローブ)」は、絶妙なサイジングと多機能性が特徴の「やわらかドライタッチニット」を全国店舗ならびに公式オンラインストアにて販売いたします。全国のショッピングセンターを中心に、オフィスシーンからデイリーまで活躍するフェミニンカジュアルを展開するブランド「grove(グローブ)」は、幅広い女性に支持される着回し力の高いトレンドアイテムを多数ご提案しております。昨年よりご好評の「やわらかドライタッチニット」は、 『マシンウォッシャブル』『接触冷感』『UVケア』『毛玉になりにくい』4つの機能性を兼ね備えたデイリーユースに活躍する優秀アイテムです。また、総針仕立てでしっかりとした肉感がありつつ、ひんやりとした肌ざわりで着心地のよいところも人気のポイントです。この春、シリーズ累計約55,000枚を販売するやわらかドライタッチニットに、シンプルなデザインのパフ袖に加え、トレンドのフレア袖デザインの新型が登場。トレンドのフレア袖は二の腕もカバーしてくれる嬉しいデザイン。シンプルながら華やかさと体型カバーも叶う、マストハブな一枚です。【 「やわらかドライタッチニット」商品詳細】◆やわらかドライタッチニット パフ袖・価格:¥3,848(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:オフホワイト/ブラック/グリーン/ピンク/ブルー/オフ×ブラックインでもアウトでも決まる着丈なのでボトムとのバランスがとりやすく、開きすぎずつまり過ぎていない衿元でスッキリときれいに着ていただけます。注目の新作! ◆やわらかドライタッチニット フレア袖・価格:4,398(税込)・サイズ展開:S~3L※LL、3LサイズはWEBでの展開となります。・カラー展開:ブラック/グリーン/キャメル/オフホワイト配色/ブラック配色両脇にスリットが入れ前後差をつけている為、横からの姿もニュアンス感があり、二の腕をカバーするゆったりしたフレア袖でトレンドコーデを楽しんでいただけます。3月24日(金)~ 4月2日(日)の期間中、ワールド オンラインストア( )にて、やわらかドライタッチニット商品をお買い上げのお客様対象で、ワールド プレミアムクラブポイント10倍キャンペーンを実施いたします。お好きなデザインが選べ、お仕事やお出かけなど様々なシーンでお楽しみいただける「やわらかドライタッチニット」を、ぜひチェックしてください。“やわらかドライタッチニット” アイテムの詳しい商品詳細はこちらまで! : 【 商品のお取り扱い 】■ オンラインストア: ■ 全国店舗: 【 “grove” Social Media 】■ Instagram @grove_jp■ Twitter @grove_jp<会社概要>・名称:株式会社アルカスインターナショナル(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:内山 誠一・所在地:〒650-8585 神戸市中央区港島中町6-8-1〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10ワールド 企業サイト: ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月20日グローブ・トロッターから、 アメリカを代表する旅行先であるパームスプリングスのカラーパレットにインスパイアされた個性的なカプセルコレクション「PALM SPRINGS」が発売されます。有名なミッドセンチュリーモダンデザインの美学を活かし、 この地へのオマージュとして、人気のラゲッジとアクセサリーのアイテムが出来上がりました。グローブ・トロッターは、著名写真家アーロン・フィーバーと共にグレーターパームスプリングスを訪れ、ドン・ボス設計の The Ware Estateで撮影を行いました。この家は7つのネガティブエッジプール、ガラス壁、ネイティブガーデン、そして素晴らしい景観がある事で知られています。The Ware Estateは、パームスプリングスのミッドセンチュリー建築を象徴する邸宅で、グレーターパームスプリングスのライフスタイルを垣間見ることができ、グローブ・トロッターのラゲッジを片手に次の旅先へのインスピレーションを得ることができることでしょう。ラー ジチェックイン、キャリーオン、スモールアタッシェの 3つのラゲッジ、スモールとラージの 2つのラゲッジタグ、ラゲッジ用の「 Palm Springs」レザートラベルステッカーで構成され、 3月16日に発売を開始します。【商品詳細】30" Large Check-In – 4 Wheels39万6,000円52 x 76 x 26 (W x H x D) cm5.9kg20" Carry-On – 4 Wheels29万1,500円42 x 56 x 21 (W x H x D) cm4.2kg14" Small Attaché19万2,500円35 x 29 x 11 (W x H x D) cm1.5kgLarge Luggage Tag2万2,000円Small Luggage Tag1万6,500円Leather Travel Sticker1万1,000円グローブ・トロッターについてグローブ・トロッター(1897年創業)は、英国デザインの代名詞であり、ハンドクラフトのラゲッジやレザーコレクションを製造する高級トラベルライフスタイルブランドです。グローブ・トロッターのスーツケースやトラベルアクセサリーはすべて、イギリスのハートフォードシャーで、ヴィクトリア時代に遡るオリジナルの製造方法と機械を使って、高い技術を持った職人によって手作りされています。グローブ・トロッターは時代を超えて様々な一流著名人に愛されてきました。そのクライアントリストにはロバート・ファルコン・スコット 大 佐 、ウィンストン・チャーチル 卿 やエリザベス 二 世 から、ダニエル・クレイグ、エディ・レッドメイン、ケイト・モスまでもが含まれます。#GlobeTrotter1897#MyGlobeTrotter
2023年03月12日「第46回日本アカデミー賞授賞式」が3月10日(金)に開催され、『ある男』が最優秀作品賞を受賞した。今回、12部門13賞を受賞していた最多の『ある男』だが、結果、作品賞に加え、監督賞、主演男優賞ほか計8部門において最優秀賞を受賞し、本年度の日本映画の“顔”なった。『ある男』は、『愚行録』や『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が同名小説を映画化。亡き夫(窪田正孝)の名が別人のものだったと知った妻(安藤サクラ)が、知り合いの弁護士(妻夫木聡)に身元調査を依頼し、次第に夫の壮絶な過去が明らかになっていく物語。出自や家庭環境をめぐる差別やレッテルも容赦なく映しながら、アイデンティティを問う人間ドラマであり、ミステリー作品だ。檀上に妻夫木さんらキャストやスタッフとともに立った石川監督。最優秀監督賞を受賞の際には、「今日、本当にたまたまいただきましたが、バトンなんだなって感じがすごくしています。本当に先輩方が作った日本映画という大河があって、僕らがつめていくというバトンだと受け止めています」と語っていた。写真提供: 東京写真記者協会そんな石川監督の姿を笑顔で見つめていた妻夫木さんだが、マイクを握るととたんに目には涙が浮かんだ。「うれしいです。監督とはデビュー作から一緒で…」と話し、横にいる窪田さんがそっと妻夫木さんを支えた。妻夫木さんは「一番、僕は彼の才能というものを間近で見ていた自負があるので、認めてくださったのが本当にうれしいです」と喜びで声を震わせた。窪田さんも「本当におめでとうございます。この作品に関われて一員になれて、心からうれしいです。これからの財産になるし縁を少しずつ広げて映画をみんなで盛り上げていきたいです」と言い、安藤さんも「おめでとうございます!これ以上のものはないなって、おめでとうございます!」と笑顔を見せた。清野菜名も「本当におめでとうございます。こんな素敵な作品に参加できてラッキーだなと思います、私も頑張っていきます」と最後は涙声になっていた。そのほか、最優秀アニメーション作品賞は『THE FIRST SLAM DUNK』が受賞。企画から13年かけて制作された本作は、アニメ版でも映像化していない原作内の最終試合を新たな視点で描き、新旧ファンを興奮させ感動を呼んだ。そして現在も公開中、興行収入も100億円を超えて数字を伸ばし続けている。(cinamacafe.net)■関連作品:THE FIRST SLAM DUNK 2022年12月3日より全国にて公開© I.T.PLANNING,INC. © 2022 SLAM DUNK Film Partnersある男 2022年11月18日より全国にて公開©2022「ある男」製作委員会
2023年03月10日テンダラー浜本のYouTubeチャンネルから誕生したアパレルブランド「VINTAGE CAR LIFE」より、人気で完売アイテムしておりましたニットグローブが新デザインで復活!3月3日より新デザインで復活!大人気の「ニットグローブ」ニットグローブニットグローブニットグローブ金額:¥1,650 (税込)漫才師 テンダラー浜本が愛車「スカイライン ケンメリ」と過ごす日常を紹介する「VINTAGE CAR LIFE」から、ドライビンググローブが登場。手のひら側にも滑り止めとして、YouTubeチャンネルを締めくくる一言「ゆる~く」を配置した遊び心感じる仕上がり。商品ページはこちらから : VINTAGE CAR LIFE(ビンテージカーライフ)とは漫才師テンダラー浜本が愛車「スカイライン ケンメリ」と過ごす日常を紹介する「VINTAGE CAR LIFE」。チャンネル登録者数8万人を超える、多くの旧車ファンに愛されたYoutubeチャンネルから誕生したアパレルブランド。旧車と過ごす至福の時間を、よりゆる~くお洒落に彩ります。VINTAGE CAR LIFE YouTubeはこちら : VINTAGE CAR LIFE SHOPはこちらから : お問い合わせ【株式会社エヴァー・グリーン】代表:代表取締役 岩﨑 充弘所在地:〒531-0074 大阪府大阪市北区本庄東1-9-17MIビル3階URL: 本件に関するお問い合わせ担当者:伊藤TEL:06-6371-3777メールアドレス: info@evergreen-style.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月03日第80回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞、助演男優賞に輝いたのをはじめ、本年度の映画賞を席巻している映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がついに明日3日(金)から公開になる。本作は、マルチバース(多元宇宙)を舞台にした壮大なドラマが描かれるため、すでに映画を観た人の中には“複雑”や“カオス”といったフレーズを挙げる人もいるようだ。しかし、本作の主軸に据えられているのは、誠実で、シンプルで、まっすぐな人間ドラマだ。本作を手がけたふたりの監督は「自分たちの経験を基に地に足のついた物語にしたかった」と語る。大丈夫。本作は複雑でもカオスでもない。別の言い方をすれば、私たちの日常と同じぐらい複雑でカオスだ。ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートのコンビ“ダニエルズ”は、これまでに数々のミュージックビデオやCMなどを手がけてきた。2016年製作の『スイス・アーミー・マン』は無人島に流れ着いた男が、そこで発見した死体を“スイスアーミーナイフ”のように駆使して危機を乗り切ろうとする物語で、驚愕のアイデア、巧みな物語運び、強烈な映像が観客から好評を集めた。そんなふたりは次回作で何に挑む? 前作よりも“攻めた”アイデアはあるのか? しかし、ふたりは意外にも「この作品をつくりはじめた時から、自分たちの経験を基に地に足のついた物語にしたかった」と語る。「だから最初は主人公の一家がアジア系だとは想定していませんでした。ただある時、ダニエル(・クワン)がDJスネイク&リル・ジョンの『Turn Down For What』のミュージックビデオに出演して好評だったことを思い出しました。そこで僕らはアジアというプラットフォームを持っているのに、これまでちゃんと描いてこなかったことに気づいたんです。だとすると、アクションの要素のある物語にしたくて、アジア系のキャストで……となると主演はミシェル・ヨーにお願いしたいな、とか、家族や移民やジェネレーションギャップの話をしたいな、とか自然に題材やテーマが浮かび上がってきたんです」(シャイナート)「脚本を書いているときにプロデューサーのジョナサン・ワンのお父さんが亡くなりました。彼は中国の人で、僕たちもお葬式に伺ったので、そこで中国系の方の話をたくさん聞きました。そんな流れの中で自然とこの映画はアジア系の家族の話になっていったんです」(クワン)ふたりの願いが叶い、本作は名女優ミシェル・ヨーが主演を務めることになった。彼女が演じるエヴリンは、家族でコインランドリーを経営している女性だ。しかし、彼女の人生は難題だらけ。商売では税金問題に頭を悩ませ、夫は優しいけど頼りなく、娘は反抗期で、父の介護もしなければならない。店に来る客もややこしくて、さらに娘が紹介したい人がいると言い出す……難題だ。難題しかない。そんなある日、彼女は税金の督促を受けて、説明に向かった先で“別の次元にいる夫”に出会う。あの頼りない夫とは同じ姿だが、似ても似つかぬキャラクターの彼は、エヴリンに全宇宙の命運を託す。さっきまで税金の書類の山に埋もれ、嫌味な客の相手をしていたエヴリンはなぜか強大な悪に立ち向かうことになる。本作はマルチバースを行き来しながら物語が進んでいくため、主人公エヴリンは反抗期の娘を抱える母かと思えば、次の瞬間にはカンフーの達人になっていたりする。さらに頼りないと思っていた夫は別の宇宙ではまったくの別人として存在するのだ。エヴリンは世界なんか救いたくない。税金の問題を解決して、家族のトラブルをうまくおさめたいだけだ。しかし、彼女は強制的に別の宇宙に運ばれ、屈強な男たちとカンフー対決することになる。一見すると複雑に思えるが、すべては我々が日々、生活している中で味わう感情や体験がベースになっているのが本作のポイントだ。「映画の冒頭では私たちの現実と地続きの世界で、エヴリンをはじめとする家族がうまくコミュケーションをとれずにいる状況が描かれます。なぜなら、“私たちが暮らす現実世界もマルチバースなんだ”ということを言いたかったからです。エヴリンが良い例ですが、彼女は夫、娘、父、そして店に来る客に対して違った接し方をしていて、まったく違った顔を見せます。他のキャラクターも、まるで“自分が主演の作品”のように振る舞っているんですが、そこに家族や他人の要望だったり干渉が入って邪魔されてしまう。そういうことって現実に普通に起きているんですよ」(シャイナート)「マルチバースについて考える時には、いろんな分野・視点から考えることができると思います。たとえば数学の世界におけるマルチバースもあるでしょうし、物理、SF、哲学、宗教的な解釈……さまざまなアプローチができます。そういえば昔、キリスト教関連の本を読んでいたら“信徒が自分とは違う道徳的宇宙を持っていることに気分を害した哲学者”の話が載っていました。これは言ってしまえば“モラル上のマルチバース”が起こっている(笑)。面白いですよね。それに私たちはみな、誰しもが生きていく上で、何かしらパフォーマンス(演技)している部分があると思うんです。対する人が違えば見せる顔も違いますし、ふれあい方も違います。一般的にはひとりの人間のパーソナリティはひとつだと思いがちですけど、ひとりの人間の中にはもっといろんなものが詰まっているんです」(クワン)本作が目指す“ゴール”とは?そこで彼らは本作で、ひとりの人間の中に詰まっている“いろんなもの”をマルチバースの設定を援用して丸ごとエンターテイメントにしてしまうことに挑んだ。クワンは「作りはじめた時から“大きくてグチャグチャしたもの”を作りたいと思っていましたが、その材料が何なのかは最初はわからなかったんです」と笑い、シャイナートは「シチューをつくりたいんだけど、メインの食材がわからない感じです。だからメインの食材が決まるまでは、まるで科学の実験でもするみたいに何度も書いてはやり直し……を繰り返しました」と振り返る。結果として本作には家族ドラマ、移民の物語、哲学的な語り、SF的なアイテム、カンフー、クラシカルなショットで見せるロマンス劇の要素、頭がよろしいとは言いがたいギャグ、観ていてせつなくなる描写……などがシチューのようにグツグツと煮込まれた映画になった。結果として“複雑”や“カオス”のフレーズが頭に浮かんだ人もいるかもしれないが、本作のメインの食材はちゃんとある。シャイナートは「映画を作っていく中で、ゴールになる“北極星”のようなものは常にちゃんとあったし、そこからはズレないようにしていた」と振り返る。「昔、スタンリー・キューブリックが『2001年宇宙の旅』について語った言葉で大好きなものがあるんです。“宇宙というものが怖いのは、我々に対する敵だからではなく、宇宙が我々人間に対して無関心だったからだ。もし、そのこととを我々が受け入れることができるのであれば、混沌としている中でも人生を意義深いものにすることができる。この広大な闇の中で我々は自分の光を自分で照らさなければならない”これこそがまさに映画の冒頭でエヴリンが置かれている状態だと思うのです。彼女は映画のはじまりでは世界が自分に対して“敵”のように振る舞っていると思っています。でも彼女はやがて、世界は敵なのではなく自分に対して“無関心”なんだということを知るんです。その上で彼女はこの真実を受け入れて、自分自身のストーリーを自ら書き直していく。この映画が描くストーリーはそのようなものだと思っています。だから、この部分については、どれだけ新しいアイデアが出ても、どれだけ脚本を書き直しても、絶対にブレないようにしましたし、これこそがこの映画のガイド/北極星だと思っていました」クワンは「映画の中に哲学的なメッセージを全面的に出すつもりはなかった」と言うが、同時に「観ている方に誤解されたくもなかった」と語る。「だから、自分たちの言いたいことはハッキリと誤解されることのないように入れて、他の要素とのバランスを見つけていく作業になりました」映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、次から次へと予想外の展開が飛び出す、アクション満載の一大エンターテインメント作品だ。同時に本作は、我々の暮らす世界の、我々の物語でもある。この世界はそもそもがマルチバースだ。我々の日常はいつも複雑でカオスだ。大きなスクリーンに向き合って、 “広大な闇の中に灯った光”を見つけだしてほしい。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』3月3日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー(C)2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年03月02日Netflixのストップモーションアニメ『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が高い評価を受けているギレルモ・デル・トロ監督。同作はゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞のアニメ映画賞を受賞し、現在アカデミー賞にもノミネートされており、結果が気になるところだ。そんなデル・トロ監督が、今度はNetflixでカズオ・イシグロの小説「忘れられた巨人」をストップモーションアニメ映画化するという。デル・トロは監督、製作を務め、さらにデニス・ケリー(『マチルダ・ザ・ミュージカル』)と脚本を共同執筆する。また、『ピノッキオ』を製作したストップモーションアニメスタジオ「ShadowMachine」と再タッグを組む。「忘れられた巨人」は2015年に出版されたファンタジー小説。舞台はアーサー王が実在していたものの亡くなっているという設定のイングランド。そこに住む人々は長期的な記憶を保つことができないのだという。主人公はわずかな記憶をもとに、息子に会うために住み慣れた村を離れて旅に出る老夫婦。デル・トロ監督は「カズオ・イシグロの深みがあり想像力に富む小説をデニス・ケリーと私が脚本化し、その作品を監督することは、私にとって大変光栄なことであり、大きな責任を伴うことでもあります」とコメントしている。(賀来比呂美)■関連作品:ギレルモ・デル・トロのピノッキオ 2022年11月25日より全国にて公開、12月9日よりNetflixにて配信
2023年02月24日日本公開から半年以上、全国各地の映画館でロングラン上映を続けている『PLAN75』。この度、第65回ブルーリボン賞にて主演女優賞(倍賞千恵子)&監督賞(早川千絵)を受賞したことを記念して、公開時のメイン館である新宿ピカデリーにて3月10日(金)より再々上映が決定した。6月の公開週にはメイン館の新宿ピカデリーの週末動員数で、『トップガン マーヴェリック』の動員を抑え1位を記録。シネスイッチ銀座では、金曜日の初回からチケットを求めて観客が長蛇の列をなし、土日も満席の回が続出。30代以降の映画ファンを中心に女性のグループ、夫婦・カップルなど複数での鑑賞が多く、幅広い客層に支えられてロングラン上映、現在、興行収入は3.4億円に迫っている。SNSを中心に「震えるほど感動」「頭から離れない」「“生きる”という命題を観る者に突きつける大傑作」など絶賛の声が多く寄せられたほか、“75歳以上に生死の選択権を与える<プラン75>の制度”に対して、賛否両論を巻き起こした本作。作品への口コミの高さに加え、キャスト陣の演技も高く評価され、第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞、優秀脚本賞や第65回ブルーリボン賞 主演女優賞、監督賞をはじめとした国内の主要映画賞を獲得している。また、第47回トロント国際映画祭のコンテンポラリー・ワールド・シネマ部門や国際映画祭への出品も相次ぎ、フランス、シンガポール、タイ、台湾など30か国以上の国と地域で配給されるなど、世界各国でも評価を受けている。この度、3度目の新宿ピカデリーでの上映決定を受け、倍賞さんは「監督をはじめ、キャスト、スタッフの皆さんと同じ方向を向いて一生懸命に作り上げた作品を多くの方にご覧いただけて嬉しいです」とコメント。なお、早川監督は次回作に向け、脚本を執筆し始めているという。『PLAN 75』は3月10日(金)より新宿ピカデリーにて再々上映、全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:PLAN75 2022年6月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2022『PLAN75』製作委員会 / Urban Factory / Fusee
2023年02月24日第35回(2011年)より開催し、今年で11年目を迎える日本アカデミー賞新人俳優賞受賞者の撮りおろし企画「NEW CINEMA FACE」。今回も同賞に選ばれた小野花梨、菊池日菜子、生見愛瑠、福本莉子、有岡大貴、番家一路、松村北斗、目黒蓮の新たな装いと表情によるビジュアルがRAYARD MIYASHITA PARKに登場する。日本アカデミー賞の歴史の中で、第5回から設けられた新人俳優賞。受賞者はその後も「主演」「助演」で 再び日本アカデミー賞を受賞するなど各方面で活躍を続けている。日本アカデミー賞協会会員約4,000人の投票により決定し、原則として映画初出演でなくとも、主演・助演クラスの大役を演じ、印象を与えた俳優を対象とされる。そんな次世代の映画界を担う新人俳優賞受賞者たちが一堂に会する「NEW CINEMA FACE」は毎年、期間限定で掲出されると多くの人々が現地を訪れ、映画ファンのフォトスポットとして話題に。日本アカデミー賞授賞式の前のもう1つの企画として盛り上がりを見せている。なお、受賞者からは、自分にとって「映画」とは?10年後20年後の自分像は?という問いについてのコメントも到着している(五十音順)。小野花梨『ハケンアニメ!』私にとって映画は敵であり味方ですね。自分を生かしているという意味では大きな味方だけど、その中で私は戦っていかなければならないですし、長くこのお仕事をしたいのなら評価され続けなければいけないというシビアさもある。どこかで誰かに求められていなくては出来ないお仕事ですから。10年後20年後も誰かに求めていただけるような存在でいられたらなと思います。菊池日菜子『月の満ち欠け』知らない世界を教えてくれるのが映画だと思います。自分のコミュニティの中だけで得られる知識や考えは、どうしても偏ってしまう部分があって、そういった部分を壊してくれるのが映画だと思っています。今後は感情を放出すること、演じること、表現することを楽しみながら俳優として生きていけたらいいなと。それを叶えるためにも今、もっともっと頑張ろうと思います。生見愛瑠『モエカレはオレンジ色』どれだけ眠くても夜更かししてしまうほど映画を見る時間は贅沢だなって思っています。普段生きていたら感じない感情に引きずられたり、自分にない価値観を知ることが出来て、すごく勉強になるし面白いです。10年後20年後、その時やりたいことが何かはわからないですけど、物を作ることがすごく好きなので、たくさん経験を積んで何かを作っていたらいいなって思っています。福本莉子『今夜、世界からこの恋が消えても』日常では体験できないことをスクリーンを通して体験できるところが映画の魅力だと思っています。行き詰まっている時に背中を押してもらったり、生きる上でのヒントが凄く詰まっている。将来的にもこのお仕事は続けられたらいいですね。この賞をきっかけに、いろんな作品、役、自分に出会って、お仕事じゃないところでもいろんなものを学んで、発見して、人として成長していけたらなと思います。有岡大貴『シン・ウルトラマン』いろんなことの源みたいな感じです。普段はグループで活動させてもらっていて、ライブもそうですが、日々インプットが必要だと感じていて。そんなときに劇場で映画を観ることでインスピレーションや刺激を受けて、本当に助けられています。この先も変わらず映画に触れていたいですし、もし俳優として呼んでいただけることがあるのならば、この賞に恥じないお芝居ができたらと思います。番家一路『サバカンSABAKAN』映画に出ている人はすごいなと思っていたので『サバカンSABAKAN』に出て、自分が映画の中にいるんだって考えたら不思議な気持ちになりました。また是非やりたいです。10年後20年後も俳優業を続けているか他の道に進むかはわからないけど、楽しんでいてほしいと思います。ほかの道は...お金持ちになりたいというか、楽しく生きていきたいので社長とか!? になりたいです。松村北斗『ホリックxxxHOLiC』映画は見に行こうと思わないと見られないけど、そういう意味で価値のある物を作って、受け取ってもらおうとする熱量みたいなものを感じます。僕を選んでくれた方に「やっぱりあの時、俺、私、間違ってなかったな。先見の明があったな」と思ってもらえるような10年後20年後でありたいし、映画に憧れみたいなものがあるのでお芝居は「頼むからやめてくれ」って言われるまで挑戦したいですね。目黒 蓮『月の満ち欠け』映画は、明日も頑張ろうと思えるような、その先の人生になにか影響するような、不思議なパワーのあるエンターテインメントだと思っています。自分が出た作品も誰かを励ますことが出来たら嬉しいです。一回きりの人生なので、10年先も、20年先も悔いのない、少しでも楽しい時間が増えるような生き方ができていたらいいなと思います。「NEW CINEMA FACE 2023」は2月23日(木・祝)~3月16日(木)までRAYARD MIYASHITA PARK【South】2F入口横、渋谷駅方面エレベーター・2F歩道橋付近・3Fフードホール、【North】2Fエレベーター付近にて掲出。第46回 日本アカデミー賞授賞式は3月10日(金)にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催。(text:cinemacafe.net)
2023年02月15日毎年、映画の祭典『アカデミー賞』の時期を迎えると話題になる、『ゴールデンラズベリー賞(通称:ラジー賞)』が、2023年、物議をかもしています。ラジー賞とは、アカデミー賞授賞式の前夜に、最低な映画を表彰するという、ノミネートされることそのものが不名誉な賞。その内容から、問題視されるのは今回が初めてのことではありませんが、2023年は、ラジー賞の最低女優賞に、12歳の俳優がノミネートされたことで、世間から批判の声が相次ぐ事態となりました。ラジー賞、12歳の俳優をノミネートし炎上今回、ノミネートされたのは、映画『炎の少女チャーリー』で主演を務めた、ライアン・キーラ・アームストロング。過去には、人気俳優のサンドラ・ブロックが最低女優賞にノミネートされたものの、表彰式の場を逆に作品の宣伝に変える対応が話題になったこともありました。しかし、それができたのは、ブロックが地位を確立した俳優であり、ラジー賞に対して皮肉で返すだけの経験もキャリアもあったからでしょう。12歳という若さの俳優に『最低女優賞』というレッテルを貼ることで、「彼女の将来をつぶしかねないのではないか」「いじめを助長する」と危惧する声も多く、後にラジー賞共同創設者のジョン・ウィルソンはアームストロングへの謝罪の声明とともに、候補から外したことも発表しました。また、18歳以上を対象にノミネートするガイドラインを設けたことも明かしたものの、その決定にもまた、多くのコメントが寄せられています。・もはやラジー賞を構成するすべての要素が時代遅れ。・そろそろラジー賞の開催そのものを止める時が来たのでは。・遅すぎるレベル。ガイドラインを設けたところで、不名誉な賞をもらうのは、年齢に関係なく嫌だろう。ラジー賞をエンタメととらえ、ユーモアに変える風潮を評価する声があるのも事実。しかし、時代が変われば社会の風潮も変わります。ラジー賞側が今回の騒動を受け、さらなる変革を加えるのかにも注目したいところ。なお、アームストロングが主演を務めた『炎の少女チャーリー』は、スティーヴン・キングの小説『ファイアスターター』を原作にしたホラー映画で、日本では2022年6月17日に公開されています。[文・構成/grape編集部]
2023年01月26日第80回ゴールデングローブ賞作曲賞受賞、デイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』より特別映像が解禁された。ゴールデンエイジと呼ばれた1920年代ハリウッドを舞台に、富と名声、野心に彩られた映画業界で夢を叶えようとする男女の運命を描く本作で、大スターブラッド・ピット、話題作に引っ張りだこのマーゴット・ロビーほか豪華キャストたちと化学反応を起こしているのが、ハリウッド映画初出演の新鋭ディエゴ・カルバだ。ディエゴ・カルバが演じるのは、経験0、知識0、お金も0の何もない状況から映画製作の夢を追いかけてハリウッドにやってきたメキシコ出身の青年マニー・トレス。少しでも夢に近づくため、ハリウッドの権力者たちから無茶な御用聞きをして、何とか夢を叶えるための道を模索している。ある晩、とある無茶振りに応えるために向かった映画業界の豪華なパーティ会場で、大スターを夢見る新人女優ネリー・ラロイ(マーゴット・ロビー)と運命的な出会いを果たし、心を通わせる。恐れ知らずで奔放なネリーは、特別な輝きで周囲を魅了し、スターへの道を駆け上がり、マニーもまた、サイレント映画の大スター、ジャック(ブラッド・ピット)の助手として映画界での一歩を踏み出すことになる。この度解禁されたのは、そんなマニーのキャラクターについて、監督やキャストたちが語る特別映像。映画業界の右も左も分からず、何でもアリなハリウッド黄金期の怒涛の現場を目の当たりに悪戦苦闘しながらも、次第に自分の居場所を見出していくマニー。その姿は、当時のハリウッドの空気そのものを観客に疑似体験させるかのような役割を果たし、劇中、錚々たる大スターたちを差し置いて抜群の存在感を放つ。チャゼル監督も解禁された映像内でマニーというキャラクターについて「マニーは物語の案内役だ。ハリウッドにいるような体験をさせてくれる」と語っており、ディエゴ演じるマニー役は、観客と映画をつなぐ最も重要な役どころを担っていると言えるだろう。そんなディエゴは本作が初めてのアメリカ映画出演。チャゼル監督自らが、1年半以上もの歳月をかけてようやく見つけ出した新鋭だ。「ヘッドショットを何枚も見ていたら、詩人のような顔をしたディエゴと遭遇した。彼の目には詩的なものがある。彼が持つ夢想家のようなものがね」とチャゼル監督は運命的な出会いをふり返る。妻であり、本作にプロデューサーとしても俳優としても携わっているオリヴィア・ハミルトンとともに、自宅の裏庭を仮設の映画スタジオと見立てて一つ一つのシーンのリハーサルを重ねてじっくりと才能を見出したそうで、「僕はディエゴがすべてのシーンの準備に満足できるようにiPhoneで撮影をした。すべての撮影が終わったとき、それらのリハーサル映像をつなぎ合わせたものとジャスティンの音楽デモを合わせて、iPhoneで撮影した裏庭バージョンの映画を仕上げることができた」と幻の裏庭版映画「バビロン」の存在を明かし、マニー役大抜擢の裏話も明らかとなっている。マニーと心を通わせ、ともに映画界をのし上がっていくネリー役を演じたマーゴットは「ディエゴは素晴らしい俳優。この映画が公開されたら、彼は世界を熱狂の渦に巻き込むことになる」と絶賛。キャスティングはコロナ禍で行われたためZoomでの初めての本読みでも、「Zoom上でケミストリーを測ることは本当に難しい。でもそうなったらやるしかない。それから実際に会うことができて、顔を合わせると、はっきりと分かった。彼はマニーで、私はネリー。もちろん、彼らはお互いを見つけることができるはず」と当時をふり返っている。映像内では「彼は変化を予感してるんだ。だから関わりたかった。邪魔する者は誰もいない」とディエゴ自身が明かす通り、時はハリウッド激動の時代。映画界の革命は、大きな波となり、それぞれの運命を巻き込んでいくことになる。ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、トビー・マグワイアらの大スターたちにも引けを取らず、本作でその存在感を世界に知らしめた新鋭ディエゴ・カルバ。劇中のマニーさながら、リアルに映画界を駆け上がりシンデレラ・ストーリーを実現させたその堂々たる演技にも注目だ。『バビロン』は2月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バビロン(2022) 2023年2月10日、全国にて公開© 2022 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2023年01月26日毎年、「最低」映画賞を表彰しているゴールデンラズベリー賞(通称ラジー賞)が、23日にノミネーションを発表した。最低主演女優賞に12歳の子役ライアン・キーラ・アームストロング(『炎の少女チャーリー』)をノミネートしたことから、批判が殺到。11歳の子役ジュリアン・ヒリアード(「ワンダヴィジョン」)は「ラジー賞はそもそも意地悪く低俗なものだが、子どもをノミネートするのはひどく不快だし間違っている」とSNSに投稿。ジョー・ルッソ監督は「11歳の女の子を候補に挙げたことで、ラジー賞はまたしても評判を下げた。私はあの子の演技を高く評価したよ。人々のがんばりをけなし続ける(するべきではないが)のであれば、ターゲットは大人であるべきだ」などと映画人も怒りの声を上げ、同賞創設者のジョン・ウィルソンがライアンの候補入りを取り消して謝罪する騒動となった。多くの批判を受け、「自分たちがどれだけ無神経であったか」を気づかされたというウィルソンは、ライアンへの謝罪声明を発表。今後、18歳未満の俳優や映画製作者を選考対象外とすることも約束した。ラジー賞は、これまでにも『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のジェイク・ロイドやマコーレー・カルキンなど、10代前半の子役をノミネートしていた。(賀来比呂美)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2023年01月26日「第46回日本アカデミー賞」の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞が1月23日(月)に発表された。なお、司会は羽鳥慎一と有村架純が務める。優秀作品賞を受賞したのは、『ある男』、『シン・ウルトラマン』、『月の満ち欠け』、『ハケンアニメ!』、『流浪の月』の5本となった。島谷能成会長は、「2022年は観客動員数が(前年と比べて)約30%増、お客さんが映画館に戻ってくれている1年でした。興行収入100億円を超える作品が5本も出て、そんなのは初めて。豊作の1年だった」とふり返った。なお、第46回日本アカデミー賞は、2022年1月1日~12月31日までに東京地区において有料で初公開された、40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品、ならびに劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上、映画館のみで連続して上映された作品が対象になっている。今回で連続4回目の司会となった羽鳥さんは、「毎年緊張してやっております」と話す。「今回は、(コロナ禍以降)初めてお客さんが100%入るということで、楽しみたいと思いつつまた緊張感が上がるなと。けど、通常に戻ってきたうれしさもあります」と声を弾ませた。同じく司会を行うのは、第45回同賞で『花束みたいな恋をした』にて最優秀主演女優賞を受賞した有村さん。有村さんは、「まさかこのような日がくるとは思っておらず、大きな式典の司会を務めるなんてと感慨深く思います。会場にいらっしゃる登壇者の方々、お客様の皆さんと一緒に、素敵な夜を過ごせるよう自分自身も楽しみながらまっとうできればと思います」と心を込めた。アカデミー賞授賞式の場について、有村さんは「どの作品においても、自分が参加していない作品でも、同じ志を持った方たち、戦友のような・仲間のような方たちが集まって、ひとおもいに心を込めてご自身の言葉でスピーチされる時間を共有できることが、私はとてもこの空間において幸せだなと感じました。当日、皆さんにとっても、そのような思いのあふれる1日になれたらいいなと思います」と語っていた。授賞式は3月10日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinamacafe.net)
2023年01月23日アカデミー賞最有力候補作品として注目が集まるマーティン・マクドナー監督最新作『イニシェリン島の精霊』より特別映像が解禁された。第80回ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)(コリン・ファレル)、脚本賞(マーティン・マクドナー)と最多3部門受賞で、ますます期待が高まる本作。この度、『ヒットマンズ・レクイエム』より14年ぶりに再集結となった、マーティン・マクドナー監督、コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソンが撮影をふり返る特別映像が到着。「『ヒットマンズ』チームが再集結した。やるからには前作と超えようと、題材もガラッと変えた」というマーティン・マクドナー監督の語りからスタートする本映像。マクドナー監督とメインキャストのコリン・ファレル、ブレンダン・グリーソンはベルギーを舞台に展開した『ヒットマンズ・レクイエム』(08)以来、14年ぶりに本作で再タッグを果たした。『ヒットマンズ・レクイエム』が殺し屋たちの物語でアクションも取り入れられた派手な作品であったことに対し、本作では美しくも、恐ろしくなるほど静寂、そして平凡なアイルランドの架空の離島・イニシェリン島を舞台に親友である2人が仲違いしていく様を描いていく。前作とは大きくテイストを変えた題材に挑戦したマクドナー監督を、コルムを演じたブレンダンは「監督は心の闇に踏み込む。同情力と共感力で“武装”しながらね」、パードリックを演じたコリンは「マーティンは自分の限界に挑み、作品に身を捧げる」とそれぞれ評価する。『イニシェリン島の精霊』メイキングまた前作でベテラン殺し屋と新米殺し屋という師弟関係を演じた2人は今作では親友同士を演じる。コリンのことをプライベートでも親友と断言しているブレンダンは「コリンを心から尊敬している。彼のことが人間として好きなんだ。撮影の間、私たちは常に互いを信頼していた。息の合った演技ができたのは深い信頼関係があったからだ」と明かしており、一方のコリンも「前回の共演以前からブレンダンのファンだった。また共演できるなんて夢みたいだ。一緒のシーンが少なくて残念だけどね」と喜びをあらわにしながらコメント。マーティン・マクドナー監督マクドナー監督も完璧なコンビネーションで繋がった2人に絶大な信頼を寄せていたようで「この脚本は“当て書き”だ。彼らはコメディーを分かってる。面白おかしく演じないんだ。笑いのポイントを押さえつつ、悲哀も表現する」と称賛する。最後に映像は「マーティンは天才さ。美しい心と深い思いやりを持ってる。彼だから撮れた映画だ。明るくてユーモラスな男だからこそ、風変わりな設定から共感を呼べる物語を作れた」と自信を持って語るコリンのメッセージで締めくくられる。『イニシェリン島の精霊』メイキング映像には14年越しの再会を喜ぶかのように笑顔で撮影に挑むコリンやブレンダン、マクドナー監督の姿も映し出されており、互いを称え合い、尊敬しながら3人が本作を作り上げたことがうかがえる。『イニシェリン島の精霊』は1月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年01月21日“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞のノミネートが、日本時間1月18日深夜に発表。湯浅政明監督の『犬王』が長編インディペンデント作品賞と脚本賞(野木亜紀子)にノミネートされた。本作は、「平家物語 犬王の巻」(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界を鮮烈な視点で描いた作品。湯浅監督×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)らクリエイター陣にくわえ、犬王役には、「女王蜂」として音楽活動をはじめ止まらない躍進を遂げるアヴちゃん。友魚役は、カテゴリーに縛られない表現者として卓越した演技力・歌唱力を持つ森山未來が演じている。2022年5月28日に全国121館で封切られ、観客動員数24万人、興行収入3.5億を突破。公開から7か月を超えるいまもロングラン上映を続けている。また、アニー賞は1972年、国際アニメーションフィルム協会(International Animated Film Association)によって設立。年に一度、世界中の優れたアニメーション作品・スタッフ・キャストに贈られる賞で、“アニメーション界のアカデミー賞”とも呼ばれる。湯浅監督作品が同・長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。「アドベンチャー・タイム」でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙に。脚本賞は宮崎駿監督/スタジオジブリ『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来のノミネート。長編インディペンデント作品賞には、A24が北米配給したストップモーションアニメ『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)やNetflixアニメ映画『エルマーのぼうけん』などがノミネートされている。受賞作品は日本時間2月26日(日)、現地時間2月25日(土)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表。主なノミネートは以下の通り。『私ときどきレッサーパンダ』第50回アニー賞主要ノミネート作品賞『私ときどきレッサーパンダ』『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』『長ぐつをはいたネコと9つの命』『ジェイコブと海の怪物』『ウェンデルとワイルド』長編インディペンデント作品賞『Charlotte』(原題)『犬王』『Little Nicholas, Happy As Can Be』(原題)『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)『エルマーのぼうけん』監督賞(長編)ドミー・シー『私ときどきレッサーパンダ』ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』ディーン・フライシャー・キャンプ他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)ノラ・トゥーミー『エルマーのぼうけん』ヘンリー・セリック『ウェンデルとワイルド』脚本賞(長編)ドミー・シー、ジュリア・チョー『私ときどきレッサーパンダ』ジェイソン・ロフタス『ETERNAL SPRING(長春)』野木亜紀子『犬王』ディーン・フライシャー・キャンプ、ジョニー・スレイト他『Marcel the Shell with Shoes On』(原題)(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners私ときどきレッサーパンダ 3月11日よりディズニープラスにて見放題で独占配信開始©2021 Disney/Pixar. All Rights Reserved.長ぐつをはいたネコと9つの命 2023年3月17日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月18日日本時間1月11日に開催された第80回ゴールデン・グローブ賞で、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーが主演賞を受賞した。ミシェルの名前が読み上げられたとき、感動のあまり両手で顔を覆ったミシェルと、両手を上げて大喜びする共演者のジェイミー・リー・カーティスの姿がバイラルに。数日後、その瞬間を収めた画像と「FRIENDS SUPPORTING FRIENDS」(友だちは友だちをサポートする)という文言がプリントされたTシャツをジェイミーとミシェルがSNSに投稿し再び話題になっている。この画像はジェイミーもお気に入りのようで、授賞式当日に「かつてチアリーダーでした。いつだってチアリーダーです。私の大好きな人がゴールデン・グローブ賞を受賞しました。初ノミネーションで初受賞」とインスタグラムに掲載していた。「自然な熱狂と喜びの瞬間が、女性がほかの女性をサポートする象徴のようなものになったことに、いまだ驚いています」とつづったジェイミー。このTシャツを起業家のエリン・ギャラガーが作ってくれたことや、Tシャツが自宅の外にたくさんのベーグル(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の仲間から!)と一緒に届けられたことを明かした。ジェイミーはゴールデン・グローブ授賞式に出席後、新型コロナウイルスに感染していることが分かり、自宅療養している。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年01月16日先日のゴールデン・グローブ賞助演女優賞にキャリー・マリガンがノミネートされ、女性映画批評家協会賞では作品賞を受賞し注目を集める『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』。この度、記者役を演じたキャリーとゾーイ・カザン、そして実際のサバイバーであり本人役で本作に出演した女優アシュレイ・ジャッドら、キャスト・監督・原作者たちが作品に込めたメッセージと調査報道の裏側を明かす特別映像が到着した。「ハーヴェイ・ワインスタインが数十年にわたりセクハラ告発者を買収」とのタイトルで報じられた、世界中に衝撃を走らせた調査報道の裏側にあった記者と証言者たちの知られざる闘いを描く本作。報道以降、アメリカに止まらず世界中の人々を立ち上がらせ、#Me TooやTime’s Up運動に代表されるような世界的なムーブメントに発展し現在も影響を与え続けている。後にピューリッツァー賞を受賞し歴史を動かしたこの記事の内容と、世の中に与えた影響については全世界の誰もが知るところとなったが、その調査報道の舞台裏、つまりは2人の記者と証言者たちが記事掲載にたどり着くまでの過程はほとんど報道されることがなかったという。口を閉ざす被害者と関係者、立ちはだかる秘密保持契約書、いくつもの困難が道を塞いだ上に、ワインスタイン側からの妨害と工作が彼女たちの私生活までも恐怖に陥れた。恐怖に直面する記者たちが映し出された本編映像の後に「失敗の許されない取材だった」そう切り出すのは記者の1人、ジョディ・カンター本人。「私もワインスタインが怖かったし、もちろん、被害者たちも彼を恐れてた」と語り、強い信念を感じさせる眼差しでカメラを見据える。もし、記事を公表できなければ被害者は増えていく一方になるという恐怖と使命感のもと、「この恐怖こそ私たちの執筆の原動力だった」と語るのは、もう1人の記者ミーガン・トゥーイー。その恐怖をエネルギーにして、気の遠くなる問題の数々に決意を持って立ち向かった彼女たちの仕事が被害者である女性たちに勇気をもたらし、彼女たちはやがて証言者となり、世界を変えていった。そのミーガン・トゥーイーを演じたキャリーは、「今まで語られなかった側面から2人の記者の偉業をたたえている」と敬意を表し、「2人の働く母親が緻密な取材を行い、ニューヨーク・タイムズを動かした」とジョディ・カンターを演じたゾーイもその功績を称えている。また、映像の中には調査報道の第一報で証言者となり、本作にも本人役で出演しているアシュレイ・ジャッドの姿も。彼女は「この報道は私たち1人ずつの意識を変えさせてくれた。女性たちに声を与え立ち上がらせてくれた」と語り、真実の調査報道に感謝を伝えている。ノンフィクション原作の実写化にあたっては、原作者と製作者側のそれぞれの意図に乖離が生まれ、原作者の意に反する作品になってしまうことは珍しくない。だが、2人の記者の功績に敬意を表し綿密な打ち合わせを重ねて製作された本作についてミーガンは「希望に溢れる作品だと思う」とコメント、本作は彼女たちが報じた記事に匹敵するほど、世界中の女性たちを勇気づける作品となることを示唆した。『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHE SAID/シー・セッド その名を暴け 2023年1月13日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2023年01月13日アカデミー賞の前哨戦とも言われる『第80回ゴールデングローブ賞』の授賞式が現地時間1月10日(火) にアメリカ・ロサンゼルスで開催。アニメ映画賞にノミネートされた『犬王』の湯浅政明監督と後藤幸浩(琵琶監修)が出席し、惜しくも受賞を逃したが、翌11日(水) には本編上映とQ&A、琵琶演奏のイベントが実施された。『犬王』は、『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王(女王蜂・アヴちゃん)と、そのバディである琵琶法師・友魚(森山未來)との強烈な友情と《能楽》の世界を鮮烈な視点で描いた作品。昨年5月28日に全国121館で封切られ、観客動員数は24万人、興行収入は3.5億円を突破。公開から7カ月を超える今もロングラン上映を続けている。イベントでは、本作において琵琶監修のみならず、劇中曲の演奏、作譜、さらには友魚の師匠・谷一の声優まで多岐にわたる活躍を見せる後藤が薩摩琵琶で、谷一と友魚が壇ノ浦で出会うシーンから千人琵琶に連なる楽曲を新しいアレンジで演奏。全米から詰めかけた満席の観客・メディアが熱狂した。またQ&Aで湯浅監督は「歴史から消えてしまったものをやることに意味があると思ったんです」と話し、歴史的な時代背景と現代のロックオペラの融合については「琵琶の後ろ弾きに関しては、1600年前の中国の壁画にも琵琶の後ろ弾きが描かれていたと知って“ギターや琵琶を持つと必ず後ろ弾きする人が現れるんだ”と思いました(笑)」と明かし、会場の笑いを誘った。音楽だけでなく世界中の様々なスタイルのダンスについても称賛を受け、「世界中で、犬王たちのように色んなことにチャレンジしてきた人がいることを表現したかった」と全米に向けて熱い想いを語り、大きな歓声と拍手の中、イベントは幕を閉じた。<作品情報>『犬王』公開中『犬王』ポスタービジュアル (C)2021 “INU-OH” Film Partners原作:『平家物語 犬王の巻』古川日出男著/河出文庫刊声の出演:アヴちゃん(女王蜂)森山未來/柄本佑津田健次郎松重豊監督:湯浅政明脚本:野木亜紀子キャラクター原案:松本大洋音楽:大友良英関連リンク公式サイト:公式Twitter:
2023年01月13日2023年1月10日にザ ビバリー ヒルトンで開催された「第80回ゴールデングローブ賞」授賞式に、女優のリリー・ジェームズがハリー・ウィンストンのジュエリーを着用し登場しました。Lily James(Photo by Daniele Venturelli/WireImage)ドラマ部門の女優賞にノミネートされたリリー・ジェームズは、ハリー・ウィンストンの「サンフラワー・コレクション」より、ネックレス、イヤリング、リングを着用。手元には「スパークリングクラスター・コレクション」のリングを組み合わせ、燦然と煌めくダイヤモンドでレッドカーペットに華やぎを添えました。自然が生み出す崇高かつ均整のとれた造形美を表現したハリー・ウィンストンの「サンフラワー・コレクション」。1950年代にはじめて描かれたひまわりのモチーフをインスピレーション源とするこのコレクションは、自然の美しさと最高級のダイヤモンドを融合させるというハリー・ウィンストンのデザイン美学を体現しています。リリー・ジェームズが纏った「サンフラワー・ネックレス」には総計約25.31カラットのダイヤモンドが、そして耳元で揺れる「サンフラワー・ワイヤーイヤリング」にはセンターの約1カラットのラウンド・ダイヤモンドを取り囲むように、計18個のラウンド・ダイヤモンドがあしらわれ、情熱的な輝きを放ちました。Sunflower Rings【ハリー・ウィンストンとは】1932年に米国ニューヨークで創業したハリー・ウィンストンは、高級ジュエリーやハイエンドの腕時計製造の分野において先駆者的な存在です。創始者ハリー・ウィンストンは、ヨンカーやホープ・ダイヤモンドなど世界有数の宝石を収集することで「キング・オブ・ダイヤモンド」と称されました。また、1944年に初めてレッドカーペットでハリウッド女優にダイヤモンド・ジュエリーを貸し出したことから、「スターたちのジュエラー」という名声も手に入れます。現在はニューヨーク五番街に本店を置き、ビバリーヒルズ、ロンドン、パリ、東京、香港、上海をはじめとする世界中の主要都市で直営サロンを運営しています。【読者お問い合わせ先】ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーションTEL:0120-346-376 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月13日2023年1月10日にアメリカで開催された第80回ゴールデングローブ賞において、数々のセレブリティがヴァレンティノ(Valentino)を着用した姿を披露しました。歌手、女優として活躍するセレーナ・ゴメスは、2022-23年秋冬オートクチュールコレクション「ヴァレンティノ ザ ビギニング」のドレスを着まといイベントに出席しました。セレーナ・ゴメス (Photo Valentino GettyImages)俳優のエディ・レッドメインは、ヴァレンティノのクリエイティブ ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリがエディのためにデザインしたタキシードを着用した姿を披露しました。エディ・レッドメイン (Photo Valentino GettyImages)エディ・レッドメインとともにイベントに参加したハンナ・バグショーは、2023年春夏コレクション「アンボクシング ヴァレンティノ」のドレスを着用しました。ハンナ・バグショーとエディ・レッドメイン (Photo Valentino GettyImages)女優のジェイミー・リー・カーティスは、2022年フォールコレクション「ヴァレンティノ プロムナード」のドレスをまといイベントに出席しました。ジェイミー・リー・カーティス (Photo Valentino GettyImages)カナダの映画監督、脚本家のサラ・ポーリーは、2022年フォールコレクション「ヴァレンティノ プロムナード」のドレスとケープを着用しました。サラ・ポーリー (Photo Valentino GettyImages)
2023年01月12日エミー賞史上最多受賞を記録したTVシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚を描いた『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』が、現地時間1月10日に行われた第80回ゴールデングローブ賞(2023年)でテレビ部門作品賞(ドラマ)を受賞した。本作は、大人気シリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の200年前を舞台に、骨肉の王位継承争いを描くスペクタクル超大作。ウェスタロス大陸を300年にわたりドラゴンの力で統治した〈ターガリエン家〉が、王位の象徴“鉄の玉座”を巡り、熾烈な後継者争いを繰り広げる。総製作費280 億円の圧倒的スケール感と映像美、これまで謎に包まれたターガリエン家の疑念と憎悪に満ちた血縁バトルを描いた巧妙なストーリーとクオリティが高く評価され、今回の受賞につながった。果たしてターガリエン家で初の女王が誕生するのか? ドラゴンライダーである王の弟がその座に座るのか、あるいは親友が生んだ息子にその座を奪われるのか?今後のストーリーに目が離せない。『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』予告編『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』3月15日(水) 4K ULTRA HD 、ブルーレイ、DVD コンプリート・ボックス発売開始DVD(全5巻)レンタル開始、ダウンロード販売中■【初回限定生産】『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス スチールブック仕様(4枚組)17,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』4K ULTRA HDコンプリート・ボックス(4枚組)15,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』ブルーレイコンプリート・ボックス(4枚組)13,000円(税込み)■『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン〈シーズン1〉』DVDコンプリート・ボックス(5枚組)11,000円(税込み)■DVDレンタル Vol.1~Vol.5【特典映像収録内容】ウェスタロスへようこそ/新たな治世/ウェスタロスへの帰還|メイキング映像&インタビュー/“「双竜の舞踏」前日譚”~原作:ジョージ・R・R・マーティンによる解説/王国の最盛期/2つの名家/赤の王城(レッド・キープ)を巡って/再び七王国の世界を創る/キャラクター紹介発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント 販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント※レーティング R-15:本作には、一部に15 歳未満の鑑賞には不適切な表現が含まれています。House of the Dragon © 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc. © 2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年01月12日マーベル・シネマティック・ユニバース初、ラモンダ女王役のアンジェラ・バセットがゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞した『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が2月1日(水)よりディズニープラスにて見放題独占配信されることになった。アンジェラ・バセットがMCU初の快挙となった本作は、ヒーロー映画としては“初”となるアカデミー賞作品賞ノミネートを果たし、ヒーロー映画の枠を超え社会現象を巻き起こしてエンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』(2018)からつながる物語。2020年、国王ティ・チャラ=ブラックパンサーを演じ、多くの人々に愛されたチャドウィック・ボーズマンが病で他界し、世界中を深い悲しみに包んだが、チャドウィックの想いを受け継ぐという決意を胸に、スタッフ・キャストが一丸となって完成させた特別な作品だ。国内では前作『ブラックパンサー』の138%の興行収入を記録し、洋画No.1の大ヒットスタートを切ったことも記憶に新しいが、1月9日時点では全世界興行収入8億3,122万ドル(約1,095億/1ドル131.74円換算・1月9日時点、※Box Office Mojo調べ)を超える数字と上位ランキングをキープし続けている。国王ティ・チャラを失った妹のシュリ、国王親衛隊を率いる戦士オコエ、そしてティ・チャラの母・ラモンダの前に新たな脅威が立ちはだかる。誰もが道標にしてきた王を失った時、残された者たちはどのようにして“希望”を見つけ出すのか。去った王が残した意思や想いをどのように引き継ぐのか。前作以上にハードで新たな趣向をこらしたアクションシーンは、その舞台を空と海にも拡大。ワカンダの科学技術から生み出された武器、ガジェットもそれぞれ進化を遂げ、一級のスパイ・アクションのような緊迫感と爽快感のあるアクションが繰り広げられる。さらに、海の帝国を率いる王ネイモア、天才発明家にして物語の重要なカギを握るとされる少女リリ・ウィリアムズ=アイアンハートなど新キャラクターも登場し、一瞬も気を抜けない先の読めないストーリー展開が観客を魅了。SNS上では「こんなヒーロー映画観たことない!」「ラスト5分で泣き崩れた」「感情のジェットコースター」「2022年を締めくくるのに最も適した作品!」といった声が続出。ブラックパンサーの母ラモンダ役として、悲しみや困惑、様々な感情が入り混じった複雑な心境を見事に演じたアンジェラは、『TINA ティナ』(1993)でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞以来の受賞となった。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は2月1日(水)よりディズニープラスにて見放題独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2023年01月12日飼い主にとって、ペットの寝顔は癒されるもの。ゴールデンレトリバーのGくんと暮らす飼い主(@oneonelove4)さんは、愛犬の寝顔を見て、思わず動画を撮ってしまったようです。なんでも、Gくんの寝顔が「あまりにも幸せそう」なのだとか!早速、こちらをご覧ください。寝てても笑うのですよ #違うそうじゃない pic.twitter.com/pugMncD9h3 — おらG君だ! (@oneonelove4) January 9, 2023 なんと、Gくんは寝ながら笑っていたのです!何か楽しい夢でも見ているのでしょうか…。飼い主さんは「おいしいものをたくさん食べている夢かも」とコメントしていました。ニコッと口角を上げて、寝息を立てている姿がとても癒されますね!動画には、さまざまなコメントが寄せられていました。・どんな夢を見ているんだろう!かわいすぎます。・これは天使ですか…。・見ているだけで幸せになりました!幸せそうに眠る、Gくんの動画。飼い主さんだけでなく、たくさんの人が癒されたことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年01月12日主催団体の体制を問題視され、昨年は授賞式のTV中継が行われなかったゴールデン・グローブ賞だが、第80回を迎えた今年は通常通りの開催となった。数年前と変わらない華やかさを取り戻したレッドカーペットを賑わせたファッションをふり返ってみよう。色もスタイルも、それぞれの個性を引き立たせる装いが揃った。ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でコメディ・ミュージカル部門の女優賞を受賞したミシェル・ヨーは「アルマーニ・プリヴェ(Armani Privé)」のミッドナイトブルーのシークインのドレスはストラップレスの胸元やウエストからペプラムの裾にかけてクリスタルをあしらうデザインだ。アンジェラ・バセット『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』で助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットは「パメラ・ローランド(Pamella Roland)」の2023プレフォール・コレクションからシルバーのシークインのホルターネックをチョイス。ジュエリーは「ショパール(Chopard)」だ。アニャ・テイラー=ジョイ『ザ・メニュー』でコメディ/ミュージカル部門女優賞候補だったアニャ・テイラー=ジョイは「ディオール(Dior)」の明るいイエローのドレス。デコルテやウエストを大胆に見せ、首元はゴールドのネックレス。アナ・デ・アルマスコメディ/ミュージカル部門男優賞のプレゼンターを務めたアナ・デ・アルマスは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」のカスタムドレス。黒地の前面に精緻な刺繍がほどこしてある。マーゴット・ロビー『バビロン』で女優賞候補のマーゴット・ロビーはピンクのホルターネック。「シャネル(Chanel)」のカスタムドレスだ。ステファニー・スー映画と配信シリーズ、それぞれで注目を集めた新進の2人も華やかにレッドカーペットに登場。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のステファニー・スーは「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」のオートクチュール。ジェナ・オルテガNetflix「ウェンズデー」でTVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補のジェナ・オルテガはウエストの部分が大胆に露出したデザインの「グッチ(Gucci)」の2023春夏コレクションのドレスに「ティファニー&Co,(Tiffany&Co.)」のジュエリーを合わせた。レティーシャ・ライト『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』のレティーシャ・ライトはオレンジとアイボリーに染め分けた「プラダ(Prada)」のドレス。ジェシカ・チャステインジェシカ・チャステインは「オスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)」の蜘蛛の巣を模したドレス。同じデザインのマスクも用意されていた。リリー・ジェームズリリー・ジェームズは「ヴェルサーチ(Versace)」の赤のドレス。ウエストからスカートのボリュームあるデザインに「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」のナチュラルダイヤモンドのアクセサリーを合わせた。ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』で助演女優賞候補だったミシェル・ウィリアムズと「オザークへようこそ」でTVのミュージカル/コメディ部門の助演女優賞受賞のジュリア・ガーナーはどちらも「グッチ(Gucci)」のフリルたっぷりのドレスをチョイス。ジュリア・ガーナーミシェルはオフホワイト、ジュリアはピンクに「デビアス(De Beers)」のジュエリーを合わせた。セレーナ・ゴメスTVのミュージカル/コメディ部門女優賞候補だったセレーナ・ゴメス(「マーダーズ・イン・ビルディング」)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の濃い紫のベルベットのドレス。エリザベス・デビッキ同部門助演女優賞候補だったエリザベス・デビッキ(「ザ・クラウン」)は「ディオール(Dior)」のピンクのストラップレス。同色のリボンでハイウエストをマークしたデザインで、ネックレスも「ディオール(Dior)」のホワイトゴールドとダイヤモンド。大人世代の女性のクールな装いも目を引いた。ドラマ部門主演女優賞候補だったヴィオラ・デイヴィス(『The Woman King』原題)はロイヤルブルーのドレスに「ショパール(Chopard)」のジュエリー。助演女優賞候補だったジェイミー・リー・カーティス(『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』)は「ヴァレンティノ(Valentino)」の黒のドレスに同色レースのケープが印象的。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のシガニー・ウィーバーの「サンローラン(Saint Laurent)」の黒のドレスもシックだ。TV部門で女優賞候補だったエマ・ダーシー(「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」)の「Acne Studios」のオーバーサイズのタキシード・スタイルは強烈な印象を残した。ビリー・ポーターキャロル・バーネット賞のプレゼンターを務めたビリー・ポーターは新たなタキシード・スタイルのドレスを披露。濃いピンクがいつもに増して鮮やかに映えた。ローレン・ミラー&セス・ローゲンスーツもシャツもサーモンピンクで揃えたのは、TVのリミテッドシリーズ/TV映画部門助演男優賞候補だったセス・ローゲン(「パム&トミー」)。オースティン・バトラー『エルヴィス』でドラマ部門男優賞を受賞したオースティン・バトラーは「グッチ(Gucci)」のタキシードをスタイリッシュに着こなした。注目を集めたのはTVのミュージカル/コメディ部門で男優賞候補だったドナルド・グローヴァー(「アトランタ」)。「サンローラン(Saint Laurent)」の白のカシュクールとパンツのセットアップに黒のタキシード・ジャケットという装いだ。ハンナ・バグショー&エディ・レッドメインほかにも、現在第1子を妊娠中のヒラリー・スワンクが着た、両肩に黒いリボンでアクセントをつけた「プラダ(Prada)」深緑のノースリーブ、共にブラウンの装いで色のペアルックで披露したエディ・レッドメイン夫妻も目を引いた。(冨永由紀)
2023年01月11日日本時間1月11日(現地時間1月10日夜)、アカデミー賞の前哨戦とされる第80回ゴールデン・グローブ賞の授賞式がロサンゼルスのビバリー・ヒルトンにて3年ぶりにリアル開催。A24作品の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァンの俳優賞受賞で2冠、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で女王ラモンダを演じ、助演女優賞を受賞したアンジェラ・バセットのスピーチなどで会場が沸いた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』アニメ映画賞にノミネートされていた湯浅政明監督の『犬王』は受賞を逃し、『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』が選ばれた。スティーヴン・スピルバーグ監督は自身3度目の監督賞を受賞した自伝的作品『フェイブルマンズ』が作品賞(ドラマ部門)に。『フェイブルマンズ』最多ノミネートだった『イニシェリン島の精霊』は、マーティン・マクドナー監督の脚本賞、作品賞・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)の最多受賞となった。『イニシェリン島の精霊』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』からは主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にミシェル・ヨーが選ばれたほか、キー・ホイ・クァンが助演男優賞を受賞。ミシェル・ヨーは先日も米の番組で、ハリウッドでは年齢を重ねることで役を得る機会が減ってしまうことを語ったばかりだが、アジア系女優として自身の闘いをふり返りながら40年立ってきたこの舞台に立ち続けることを力強く語っていた。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』キー・ホイ・クァンは『グーニーズ』でキャリアのきっかけをくれたスピルバーグ監督や、本作のダニエルズ監督、共演者らに壇上から感謝を述べ、会場の涙を誘った。また、インド映画『RRR』から高速シンクロダンスが話題となった「Naatu Naatu」が歌曲賞に。インド映画としても、アジア映画としても初受賞となった。「オスカー候補にも選ばれて会場で踊ってほしい」という声もSNSには上がっている。『RRR』一方、テレビ部門は、黒人の女性教師を主人公にした「アボット エレメンタリー」が作品賞・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演男優賞の3冠。作品賞(ドラマ部門)は「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」が選ばれた。「ハリウッド外国人記者協会(HFPA)」は変革を印象づけるように努めてはいたが、司会のコメディアン、ジェロッド・カーマイケルからは「私がここにいるのは、私が黒人だからです」と辛辣なジョークが式冒頭から飛び出していた。第80回ゴールデン・グローブ賞受賞結果映画部門作品賞<ドラマ部門>『フェイブルマンズ』作品賞<ミュージカル・コメディ部門>『イニシェリン島の精霊』<ドラマ部門>主演男優賞オースティン・バトラー『エルヴィス』主演女優賞ケイト・ブランシェット『TÁR』<ミュージカル・コメディ部門>主演男優賞コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』主演女優賞ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』<共通部門>助演男優賞キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』助演女優賞アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』監督賞スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ』脚本賞マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』アニメ映画賞『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』非英語映画賞『アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~』(アルゼンチン)作曲賞ジャスティン・ハーウィッツ『バビロン』歌曲賞「Naatu Naatu」『RRR』テレビ部門作品賞<ドラマ部門>「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」作品賞<ミュージカル・コメディ部門>「アボット エレメンタリー」<ドラマ部門>主演男優賞ケヴィン・コスナー「イエローストーン」主演女優賞ゼンデイヤ「EUPHORIA/ユーフォリア」<ミュージカル・コメディ部門>主演男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」主演女優賞キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」<共通部門>助演男優賞テイラー・ジェームズ・ウィリアムズ「アボット エレメンタリー」助演女優賞ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」<ミニシリーズ・テレビ映画部門>作品賞「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」主演男優賞エヴァン・ピータース「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」主演女優賞アマンダ・セイフライド「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」助演男優賞ポール・ウォルター・ハウザー「ブラック・バード」助演女優賞ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」キャロル・バーネット賞ライアン・マーフィーセシル・B・デミル賞エディ・マーフィ(text:cinemacafe.net)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedRRR 2022年10月21日より全国にて公開警官の血 2022年10月28日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2022 ACEMAKER MOVIEWORKS & LEEYANG FILM. All Rights Reserved.イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.TAR/ター 2023年5月、全国にて公開© 2022 FOCUS FEATURES LLC.ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022ギレルモ・デル・トロのピノッキオ 2022年11月25日より全国にて公開、12月9日よりNetflixにて配信エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年01月11日『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞し、絶好調のキー・ホイ・クァン。かつて子役として『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『グーニーズ』に出演しブレイクするも、その後の出演作はヒットせず。数年前に「ただ、仕事がほしい」と願っていたところ、つかみ取った『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のウェイモンド・ワン役で再ブレイクした。いま勢いに乗っている彼が、ジョシュ・ホロウィッツのPodcast「Happy Sad Confused」に出演。『インディ・ジョーンズ』シリーズに再出演する気はないかと聞かれると、次のように答えた。「(『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で演じた)ショート・ラウンドは大好きだよ。おもしろくて勇気があり、インディを助けるからね」「もしディズニーかルーカスフィルムがぼくのところに来て『ショート・ラウンドのスピンオフを作りたいんだけど』と言ってくれたら、『準備万端だよ!』と言うよ。あのキャラクターが大好きだし、何年も経ってから再び演じるのはただただ最高に違いない」とアピールした。38年経ったショート・ラウンドの現在はどうなっているのか。キーは「彼がどこにいるかなんて、見当も付かないな」と前置きし、「インディのお世話をよくしていたから、考古学者になっていても驚かないね」と想像した。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年01月11日昨年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が大ヒットし、数々の賞を受賞&ゴールデングローブ賞でも主演女優賞に候補入りしているミシェル・ヨー。60歳にして主演を務め、飛躍し続けるミシェルが、CBS局の「Sunday Morning」でセス・ドエインからインタビューを受けた。以前からミシェルが明かしているように、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の主人公は本来男性であり、最初にジャッキー・チェンにオファーされた役だった。しかし、最終的にはミシェルが役をゲットし、同作が高い評価を得ることになった。特にエンタメ業界では「年を取れば取るほど、能力よりも年齢で見られてしまう」と痛感しているというミシェルだが、自分を信じてくれた監督のダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート(ダニエルズ)にとても感謝しているようだ。「『彼女ならできる。この業界でアクションができて、おもしろくて、ドラマティックで、誠実な人と言えば彼女なんだ!』ってね。どれだけうれしかったことか」とダニエルズが自分を推してくれたことをふり返り、涙をにじませた。セスに「感動したんですね?」と聞かれると、「そうですね。自分の能力を発揮する機会を与えてくれたようなものだから」と頷いた。「ある年齢に達したからといって、キャリアが低迷したり終わってしまうなんて、イヤですよね。主人公やヒーローが50代、60代…もっと年上の脚本だってあるんです。娘と一緒に冒険を繰り広げる話とかね。『頼むからチャンスをくれ!』って感じです。だって、私はまだいろんなことをできると感じていますから」と心境を語った。(賀来比呂美)■関連作品:エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 2023年3月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
2023年01月10日第47回報知映画賞の表彰式が22日に都内で行われ、各賞の受賞者が登場した。映画『流浪の月』で助演男優賞を受賞した横浜流星。会場には来られなかったもののVTRメッセージを寄せ「悩みもがきながらも監督を信じて必死に生きようとして来ました。監督、広瀬(すず)さん、松坂(桃李)さん、そしてその他のキャストの皆様、スタッフの皆様がいたから、人間らしくもがいている亮が出来上がったと思います。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を伝える。さらに「これからも『流浪の月』で得たものを次の作品、次の作品に活かして、ひとつひとつ積み重ねて皆さんに心に響く作品をお届けできるよう精進します」と意気込んだ。李相日監督は「横浜くん、ゆくゆくはトム・クルーズのように……はならないと思いますけれど、ストイックさは引けをとっていない」と表す。「横浜くんは空手をずっとやっておりまして、極めて厳しいストイックな性格。今回演じた亮という男は強くあらねばならないという生き方をしてきたと思うんですけど、女性に暴力をふるってしまうような非常に繊細で心の弱い男の内面なので、自分と違う生き方をしてきた男をどう掴むか、撮影中も撮影以外も常に悩んでストイックに探している姿が印象的でした」と振り返る。さらに李監督は横浜に対し「努力の賜物であると思うんですけど、戦友である広瀬すずとの関わりが非常に大きかったと思いますし、我々スタッフも全員で彼を支えて来た成果として受け止めて、非常に嬉しく思っております」と祝福。「賞をいただくということは、非常にこの先厳しく、なかなか褒めてもらえないゾーンに入ると思うので、より高みに向かってストイックに続けてくれる姿を見守っていきたいと思います」とエールを送った。○第47回報知映画賞 受賞・登壇者一覧作品賞・邦画部門:『ある男』石川慶監督作品賞・海外部門:『トップガンマーヴェリック』東宝東和 代表取締役社長 山崎敏アニメ作品賞:『劇場版四畳半タイムマシンブルース』夏目真悟監督主演男優賞:福山雅治『沈黙のパレード』主演女優賞:有村架純『前科者』助演男優賞:横浜流星 『流浪の月』助演女優賞:尾野真千子 『20歳のソウル』『千夜、一夜』『サバカンSABAKAN』監督賞:片山慎三『さがす』新人賞:嵐莉菜 『マイスモールランド』新人賞:白鳥晴都『ぜんぶ、ボクのせい』
2022年12月22日第80回ゴールデングローブ賞で主要部門を含む、最多7部門8ノミネートし賞レースを席巻するマーティン・マクドナー監督最新作『イニシェリン島の精霊』よりキャスト、スタッフのコメントが到着。さらに本ポスタービジュアルが解禁された。本作は、2017年の映画賞を総なめにした傑作『スリー・ビルボード』から5年、マーティン・マクドナー監督の全世界待望の最新作。ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル/コメディ部門)をはじめ主要を含む最多ノミネートされるなど、アカデミー賞最有力候補作品として期待が高まっている話題作だ。『ロブスター』(15)以来、3度目のゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートとなったコリン・ファレルは「バンシーズ(精霊)に命を吹き込むことができたのは、チームワークの賜物であり大変な喜びです。こうして仲間一丸となって祝うことができ、家で見ているスタッフ全員を代表して祝福できるなんて、この上ない喜びです!ブレンダンと同じく“ハッピー・デイズ”。そしてゴールデングローブ賞に感謝します!」と想いを明かした。マクドナー監督が製作総指揮でもあった『ザ・ガード 西部の相棒』(11)以来3度目のノミネートとなったブレンダン・グリーソンは「正にセンセーショナルです!感謝と共にとても興奮しております。ゴールデングローブ賞ありがとうございます。マーティン(x2部門)、コリン、ケリー、バリー、カーター、そして『イニシェリン島の精霊』に関わったすべての人と、この素晴らしいニュースを分かちあえることを嬉しく思います。更に愛する息子ドーナルとも、このニュースを共有することができて2倍の幸せです。ハッピー・デイズ!」と喜びを爆発。助演女優賞で今回が初のノミネートとなったケリー・コンドンは「夢のような瞬間です。まさに夢が叶った瞬間です。ハリウッド外国人映画記者協会の皆様、本当にありがとうございます。この旅で最高の時を過ごしています」と噛み締め、マクドナー監督の『スリー・ビルボード』(17)以来、4度目のノミネートの音楽のカーター・バーウェルは「マーティン、コリン、ブレンダン、ケリー、バリーと共に、この類稀なる作品でノミネートされたことを大変光栄に思います。あらゆる意味で心強い限りです」と語っている。併せて新たにメインビジュアルが解禁。コリン演じるパードリック、ブレンダン演じるコルムの2人の親友の横顔が捉えられている。突然の絶縁をコルムから言い渡されて動揺するパードリックに対して、断固として理由を明かそうとしないコルムの険しげな表情の先に隠されたものとは一体…?見つめ合っているようにも、すれ違っているようにも受け取れる、2人の友情の行方が気になるビジュアルとなっている。才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスに震撼する、まさに“マクドナー印”の最新作。2023年1月10日(現地時間)に発表となるゴールデングローブ賞、今後の賞レースとともに引き続き注目したい。『イニシェリン島の精霊』は2023年1月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イニシェリン島の精霊 2023年1月27日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年12月22日『glee/グリー』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズなどの人気ドラマを手掛けてきたライアン・マーフィーが、第79回ゴールデングローブ賞でキャロル・バーネット賞を受賞する。キャロル・バーネット賞は2019年に創設。最初の受賞者であるキャロル・バーネットに敬意を表して名付けられた。ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会が、「画面上または画面外でのテレビへの優れた貢献」をした人を表彰する。2019年にキャロル、2020年にエレン・デジェネレス、2021年にノーマン・リアが受賞し、ライアンは4人目の受賞者となる。(2022年は映画会社や多数の俳優のボイコットにより受賞者の選出なし)。ファンから「まさに受賞にふさわしい人。キャリアがすごく長いというわけではないが、テレビ界の歴史に与えたインパクトはあまりにも大きい」「レジェンド!」「おめでとう!」と祝福メッセージが寄せられている。ライアンは来年のゴールデングローブ賞で自身のキャロル・バーネット賞受賞のほか、製作総指揮を務めたNetflixドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」で男優賞(エヴァン・ピーターズ)、助演女優賞(ニーシー・ナッシュ)、助演男優賞(リチャード・ジェンキンス)、作品賞にノミネートされている。(賀来比呂美)
2022年12月16日グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)のエキシビション「グローブ・トロッターの125年」展が、グローブ・トロッター銀座店にて、2022年12月18日(日)まで開催される。グローブ・トロッター、125年の軌跡を紹介19世紀末に誕生したグローブ・トロッターは、革新的な軽量スーツケースを生み出し、多くの人々に愛されるクラシックデザインへと進化を遂げてきた。製造方法は現在にも受け継がれており、創業当時に使用特許を得たバルカナイズドファイバーボード、通称ヴァルカン・ファイバー素材を使用して現在もスーツケースを製作している。レザーのコーナーパーツで仕上げたスーツケースは、丈夫で耐久性がありながら、軽量かつ機能的なメイド・イン・イングランドのアイテムとして高名だ。「グローブ・トロッターの125年」展では、1897年の設立から今日に至るまでの進化の過程を振り返りながら、いかに当時の製造方法が今なお引き継がれ、進化し続けているかを紹介する。エルメスやティファニーなど多様なコラボコレクションを展示また、初期の主要アイテムはもちろん、21世紀に生み出された多様なブランドとのコラボレーションも展示。エルメス(HERMÈS)、ティファニー(Tiffany & Co.)、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)などとのパートナーシップを含む幅広いコレクションを鑑賞することができる。【詳細】「グローブ・トロッターの125年」展会期:2022年12月7日(水)~12月18日(日)会場:グローブ・トロッター 銀座店住所:東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座時間:12:00~18:00
2022年12月15日