くらし情報『【第46回日本アカデミー賞】『ある男』最多8部門で最優秀賞を受賞!最優秀アニメーション作品賞には『THE FIRST SLAM DUNK』』

2023年3月10日 22:52

【第46回日本アカデミー賞】『ある男』最多8部門で最優秀賞を受賞!最優秀アニメーション作品賞には『THE FIRST SLAM DUNK』

Photo by cinemacafe.net


「第46回日本アカデミー賞授賞式」が3月10日(金)に開催され、『ある男』が最優秀作品賞を受賞した。今回、12部門13賞を受賞していた最多の『ある男』だが、結果、作品賞に加え、監督賞、主演男優賞ほか計8部門において最優秀賞を受賞し、本年度の日本映画の“顔”なった。

『ある男』は、『愚行録』や『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が同名小説を映画化。亡き夫(窪田正孝)の名が別人のものだったと知った妻(安藤サクラ)が、知り合いの弁護士(妻夫木聡)に身元調査を依頼し、次第に夫の壮絶な過去が明らかになっていく物語。出自や家庭環境をめぐる差別やレッテルも容赦なく映しながら、アイデンティティを問う人間ドラマであり、ミステリー作品だ。

檀上に妻夫木さんらキャストやスタッフとともに立った石川監督。最優秀監督賞を受賞の際には、「今日、本当にたまたまいただきましたが、バトンなんだなって感じがすごくしています。本当に先輩方が作った日本映画という大河があって、僕らがつめていくというバトンだと受け止めています」と語っていた。


【第46回日本アカデミー賞】『ある男』最多8部門で最優秀賞を受賞!最優秀アニメーション作品賞には『THE FIRST SLAM DUNK』
写真提供: 東京写真記者協会
そんな石川監督の姿を笑顔で見つめていた妻夫木さんだが、マイクを握るととたんに目には涙が浮かんだ。

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