フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第129回目はオリエンタルショートヘアのロキ(Loki)さまとサイベリアンのモジョ(Mojo)さま。素敵な別名がある猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.129猫さまの話をもっと聞かせて!ロキさまは8歳、モジョさまは4歳でともに男性猫さまです。左:モジョさま、右:ロキさま。ロキさまとモジョさまが語ります。僕たちは110平米のアパートに住んでいます。この家は僕たちに合わせて改装されました。キャットツリー、爪とぎ柱、たくさんの寝る場所、そしていたるところにおもちゃがあります。飼い主がテレワークの日は、7時30分頃にモジョが飼い主を起こしにベッドに行き、1日が始まります。その頃、ロキはキャットツリーでまだ寝ています。8時30分頃、窓のシャッターが開けられます。その間、僕たちはあちこち走り回っています。飼い主はしまってあるボールを出さなければなりません。10時30分頃、ロキは飼い主がコンピューターの前にいることに腹を立て、玄関の外でニャーと鳴き始めます。すると、飼い主は遊ぶためのトレイを引っぱり出します。午後は飼い主が仕事に集中できるよう、羽ばたきを出してもらって疲れ果てるまで遊びます。それから5時まで静かにしていて、また遊びが再開します。実際、僕らの行動はテレワークになる前のスケジュールのままです。夕方にはハグの時間と、必要に応じてモジョのブラシストロークがあります。週末は、飼い主と一緒に静かに楽しむ時間が増えました。僕らが共通して好きな食べ物は乾燥した肉です。そして僕らには、ロキがコウモリ、モジョはテディベアという別名があります。飼い主から見たロキさまとモジョさまとは。実は私、猫アレルギーなんです!ロキは私にとって初めての猫で、彼と接触するのが心配で、パートナーと一緒に野良猫よりもアレルゲンの少ない純血種の猫を引き取ろうと考えていました。当時、私たちは学生で、猫を経済的に支援することはできましたが、子猫を引き取る予算はありませんでした。それで、私たちは保護すべき純血種の猫や子猫を探すことにしました。数週間後、ロキの里親募集がありました。彼の飼い主は重病で、6匹の猫と別れなければならず、世話をする新しい家族を探していました。私たちは彼に会いに行き、その日の夜に私たちの家族となりました。私はアレルギーがありましたが、彼との接触で少し落ち着きました。3年間一緒に暮らし、ロキにとって毎日の生活が満足いくものではなく、退屈していることがわかってきました。数か月前から別の猫を引き取ることを考えてはいましたが、ロキの行動を考慮して、ついに新しい猫を探し始めました。アレルギーのため、呼吸器専門医から推奨された低アレルギー性サイベリアン種のブリーダーに相談に行きました。私たちは、ロキの強いキャラクターに合った女性猫を探していました。ブリーダーを訪ね、他の子猫よりも活発で、機知に富んだ子猫、モジョに会いました。モジョは人間に対して恥ずかしがり屋でしたが、兄弟に対してはケンカを挑み、自分の欲求を通す大物でした!3か月半後、モジョは私たちの家族に加わり、その2日後、ロキはモジョを受け入れました。今日では彼らはお互いを崇拝し、すべての行動を共にしています。寝る、遊ぶ、食べる…彼らはとてもかわいいです!彼らは新しい味、新しい食感を発見するのが大好きなので、彼らに新製品のごはんをあげて、反応を見るのは楽しいです。モジョを家に迎え、ロキがモジョを見つけて優しくなり、美しい関係を築いたのはとても素敵なことです。モジョは消化器系の問題を抱えているため、医療用のパテを、ロキは小さい粒のカリカリを食べます。ロキはとてもダイナミックで、おしゃべりで、抱きしめたくなる猫です。 彼は遊ぶのが大好きで、私たちにたくさん質問してくれます! 彼は私たちとたくさんのコミュニケーションを取り、ニャーと鳴いてその日のことを話し、私たちが話しかけると反応します。そして彼は、私たちにいつもハグを求めます!止まらないダイナミックな愛撫、面白すぎる!モジョはテディ猫です。みんな「なんて可愛いんだろう」と言います。まさにかわいい猫ですし、実際はそれ以上です。彼は非常に率直で、とてもいい猫です。でも引っ掻くクセがあります。ハグしたいときは頭突きをしに来ますし、遊びたいときはおもちゃを持ってきてくれます。ロキは繊細で、家の雰囲気や変化を察知し、適応します。彼は学ぶことも大好きで、多くの動作(座る、登る、降りる、前足を動かす、美しいことをする…)ができて、スケートボードの乗り方も知っています。モジョは、前のアパートに住んでいたとき、トイレのドアを開けたままにしておくと、トイレットペーパーを取り出して思いっきり遊んでいました。ロキのチャームポイントは、おしゃべりで、私たちとたくさんコミュニケーションを取っていることです。 私たちが彼に話しかけると、彼は鳴き声を上げて私たちに答えます。それは愛らしい姿です!そしてモジョのチャームポイントはルックス。素朴な子猫のようで、とてもかわいいです!モジョは私の配偶者によく似ています。モジョは、私がいつも彼を構いに来て迷惑だと思っているに違いありません。でも、それは彼がとてもかわいいからです!私は彼に食事ををあげるので、彼も私が好きだと思います。彼は私にハグを求めに来て、キスもしてくれます。ロキはいつも私と同じ部屋にいて、2 メートル以内の距離にいるので、彼は私を慕っているような気がします。彼はどこでも私についてきて、私の居場所を探し、ハグを求めます。彼も私によく話しかけてくれます。私たちの猫は、家の中心です。彼らがいなければ家は空っぽです。――飼い主は猫さまの話をすると止まらなくなります。猫さまの様子は2人のホームページでも発信しています。猫さま好きでアレルギーのかたも多いですが、飼い主の努力によって新しい人生を見つけられたのは、猫さまがもつ抗えない魅力のためなのではないかと思います。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年04月29日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!記念すべき第100回目の登場は、サイベリアンのスカイ-ウィ(Sky-whi)さま。大人に憧れる猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.100猫さまの話をもっと聞かせて!スカイ-ウィさまは1歳の男性猫さまです。僕は、ブルゴーニュのディジョン市のアパートに住んでいます。平日、寝室で目覚まし時計が鳴っているのを聞くと、すぐにベッドで喉を鳴らします。一度起きたら、まずはカリカリ、そして1日おきに『ロイヤルカナン』または『リアルネイチャー』のパテの小袋をいただく権利があります。そろそろ大人用も食べてみたいなぁ!特別な食事も、時にはあります。それは、サーモンの小片か新鮮な鶏の胸肉。お陰で毛並みが良くなりそうです。飼い主達が仕事に行くと、キャットツリーに登って落ち着き、飼い主が戻ってくるまで1日中眠っています。週末や飼い主達が家にいるとき、僕はどこまでも(シャワーを浴びているときは浴槽の中でも)飼い主たちを追いかけたり、隣に座って寝たり、僕と遊ぶように頼んだりします。ほぼ毎日、ヘアブラッシングセッションを受けています(それがあまり好きではない時もありますが)。お気に入りのおもちゃはティッシュ入れについているプラスチックのボタンです!派手なおもちゃは必要ありませんよ。孤独な性格と言われていますが、抱っこを求めるときもあります!とても遊び心があり、なんでも自分でやり遂げることができます。飼い主は医大生なのですが、オンラインでの授業中、パソコンのキーボードのすぐ前に横になり、クラス全体に響き渡りそうな音でお腹と喉を鳴らします。飼い主からみたスカイ-ウィさま私は猫アレルギーなのですが、彼氏と一緒に猫を養子にしたいとずっと思っていました。そこで私たちは徹底的に調べて、低アレルギー性であることが知られているこのサイベリアンの品種にたどり着きました。インターネットとFacebookを検索したら「Ice Flowers」というブリーダーが見つかり、その子猫達に出合いました。ブリーダー(仕事に情熱を注ぐ並外れた人物)との気持ちはとてもよく合い、私たちは子猫を迎え入れることができました。私には、スカイ-ウィは小さなアライグマのように見えます(ネヴァマスカレードの色のため)。彼の虎のようなひげも!スカイ-ウィは本当に私の精神を高揚させてくれます。私の心理的サポーターです。医学の研究は、特に心理的なレベルで、私にとって非常に大変なのですが、スカイ-ウィは私がそれを全て乗り越えるのを手伝ってくれます。スカイ-ウィは私の人生に本当の幸せを与えてくれます。人生は楽しく、生きる価値があり、もっともっと幸せになれることを実感させてくれます。いつかは彼が私のもとを去る日が来るでしょう。私はスカイ-ウィのために、できるだけ苦しみが少ない良い状態で、できる限りそれがうまくいくことを望んでいます。とにかく、今はスカイ-ウィを愛し続けます。それは永遠に私の心に刻まれる事でしょう。ーーこの取材を続けていると、たくさんの猫アレルギーの方々から話を聞くことができます。アレルギーの心配が少ないと言われている猫が数種類いるそうですが、サイベリアンは皆さん安心して一緒に生活ができると言います。勉強に励む飼い主のパートナーとしてスカイ-ウィは重要な役目を果たしていますね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2023年01月22日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第91回目はサイベリアン種のブリオッシュ(Brioche)さま。カンガルーと呼ばれる猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.91猫さまの話をもっと聞かせて!ブリオッシュさまは11月1日で生後6か月になった女性猫さまです。毎朝、私は飼い主を起こしにいきます。朝に何度かベッドの毛布の上でゴロゴロ喉を鳴らし、お腹が空いたとアピールします。午後は光に悩まされたくないので、ベッドの下に隠れて昼寝をします。何かを要求するときはニャーと鳴いて、遊びたいときにおもちゃを持って飼い主のところに行きます。1日に10回ほどでしょうか!きれい好きなので、掃除をしたばかりのトイレにすかさず直行します。そして、寝る時間になると、遊びのセッションの後は家の中をうろつき、抱きしめてほしい夜には1~2回飼い主を起こします。食事はカリカリが大好きで、ロイヤルカナン社のブリティッシュショートヘア(子猫用)を食べます。他は鶏肉が好きで、飼い主の食事の時間になると盗みに行きます。得意は高跳びで、どこでもジャンプし、そしてよく転がります。飼い主と似ているところも多いです。本物のプリンセスのように… 食べ物にうるさく、世話をするのが好きで、怠け者で、貪欲だけど過剰すぎなくて、好奇心旺盛で、とてもリラックスしていると同時に、大らかな性格です。結構似たもの同士なんです。飼い主から見たブリオッシュさまとは?私は小さい猫を飼っていました。彼女の名前はアリアでした。彼女は非常に小さく白い猫で、水が大好きでした!彼女は私のお風呂で飛び跳ねていて、一度浴槽に落ちたことさえありました。残念ながら、私は非常に強い猫アレルギーであることがわかったため、里親を見つける必要がありました。それ以来、世界で一番好きな動物なのに飼うことができず、とても悲しかったのです。それから私は「低刺激性」であるサイベリアン種を発見し、希望を取り戻し始めました。アレルギーテストを行ったところ、ほとんど反応がないことがわかりました(私に!)。それ以来、ブリオッシュとは休暇も一緒にポルトガルとスペインを訪れましたし、毎週末、家族に会うためノルマンディーに連れていきます。こんなに若いのに彼女はよく旅をしています!ブリオッシュはパリ郊外のサイベリアンのブリーダーからやってきました。本当はシェルターから引き取りたいと思っていましたが、猫アレルギーのためのサイベリアンを見つけることが難しかったのです。とにかく私の夢を叶えることができました。ブリオッシュのお気に入りの場所はおそらくベッドです。ブリオッシュはとても遊び心があり、羽根のついたおもちゃを一日中追いかけています。でも頑固で、押し付けがましい!彼女はとても面白くて、どこにでもジャンプします。私たちはよく彼女をカンガルーと呼んでいます。彼女はみんなを虜にする魔法をかけることができます。彼女は、私にたくさんの良いものをもたらしてくれます。私は精神的にとても不安定でしたが、ブリオッシュが来てからすごく良くなりました。猫の存在がいるのはとても素敵で、彼女が私とハグすることを選んだときはとろけてしまいます!――大の猫さま好きな飼い主はブリオッシュさまがやってきてからは人生が変わったと言います。ブリオッシュさまも飼い主が大好きでたまらないようで、いい関係を築いている様子でした。寒くなる冬はますますベッドで甘える時間が多くなりそうですね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年12月25日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第90回目はサイベリアンのフィリベール(Philibert)さま。名前の由来に誇りをもつ猫さまの物語【フレンチ猫さま】vol.90猫さまの話をもっと聞かせて!フィリベールさまは4歳になる男性猫さまです。私の名前はフィリベールです。飼い主は私の名前にこだわりました。飼い主がとても好きな、サン・フィリベールという壮大で千年の歴史がある修道院にちなんでいます。幼い頃から何度もこの修道院を訪れましたが、新しい場所を発見したり、人里離れた道を歩いたり、丘を上ったり、ブドウ園の真ん中に行ったりするなど、冒険を味わうことができました。これこそ私の好きな日曜日の散歩です。リードをつけて冒険者として歩く方法もあるのです。このようにして、冒険の範囲を広げることができました。自然の中を散歩するのが大好きで、リードをつけていろいろなところを歩きます。もちろん飼い主との旅行も大好きです。森に行ったり、川や海はもちろん、農家に牛を見にいったり。雪の日の散歩も悪くありません。もちろん、家の中も大好きです。ソファでくつろいだり、窓越しに鳥を眺めたり…。人からは親切でハンサムと言われます。私は幸せな猫で、飼い主に甘やかされていて幸運です。4本足の同胞全員に、私と同じ幸運を祈っています。だから、私にとって、動物保護について発言し、支援することは重要なことなのです。私のコートがシルクのように美しいのは、バランスの取れた食事のおかげです。私は自分のニーズに合った高品質の製品を食べています。飼い主は私のお皿の中身にとても気を配ってくれています。私は、新しいテクノロジーを高く評価する現代の猫ですが、まだスマートフォンを持っていません。でも、道に迷ったときに見つけてもらったり、飼い主が仕事で遅く帰宅するときに何か食べものを用意する新しいツールを試すのが好きです。最後に、私は何よりも「メイド・イン・フランス」を好みます。それはいつも私のお気に入りの選択肢であり続けます。飼い主から見たフィリベールさまとは?私たちはブルゴーニュの一軒家に住んでいます。私は美容師なので、フィリベールのロン毛をいつも天然素材でできたブラシでブラッシングしています。毎日が素晴らしい瞬間ですが、本当に素晴らしい思い出は、彼と一緒に休暇の旅行に行ったことです。そこではいつも私はとても幸せでした。少し前に、弟分のルーファスが幸せを広げるために我が家にやって来ました。クリーム色のマンチカンであるルーファスは、小さくて足が短いという特徴があります。彼はいつもいたずらです!私たちは、猫の兄弟の素晴らしいデュオを発見しました。リードをつないで歩くのが本当は好きではなくても、フィリベールについてきます。幸いなことに、彼はバックパックが大好きです!これからはみんなで行く新たな冒険が待っています。――旅好きなフィリベールさまの様子が伝わってきます。次の行き先はどこでしょう。たくさん冒険できるフィリベールさまは飼い主と息がピッタリで、今日も散歩を楽しんでいるのでしょうね。取材、文・松永学取材、文・Manabu Matsunaga
2022年12月24日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第34回目はサイベリアンのシンバ(Simba)さま。お話好きの猫さまが登場!【フレンチ猫さま】vol. 34猫さまの話をもっと聞かせて!1歳になった男性シンバさまの話を聞きました。飼い主はSNS上の広告で偶然僕を見つけました。養子縁組して引き取りに行くのに往復8時間かかったらしいです。飼い主にとって僕が最初の猫と聞きました。朝は飼い主と同時に起きて一緒に朝食をとり、それから正午頃に昼寝をして夕方に起きて晩ごはん。サーモンのカリカリやいろんなフレーバーのパテをいただきます。特に午後8時の食事は何が出てくるのか待ち遠しいです。これ以上のパテが許可されないのはなぜ? どうして食器棚はいつも閉じているの?寝る場所はいろいろあって決まっていません。床、ソファ、キャットツリーなど気分に合わせています。寝るときにぬいぐるみのサイは手放せません、もうボロボロになってしまいましたがこれだけは誰にも渡せません。貪欲で遊び心があるので、時々注意を受けます。なぜ僕はプリンターのケーブルを噛んじゃいけないんですか?飼い主とたくさんお話しをします。飼い主はこんなにお腹の毛の多い猫を見たのは初めて!と言ったり、世界で最も美しい猫と言ったり、絶賛してくれます。そのたびに返事は欠かせません。時期になると花粉アレルギーがあってくしゃみが出ます。最近毎日が眠くて、飼い主の前だから安心してお腹丸出しで寝てしまいます。眠り猫コンクールがあったら優勝するはずです!得意技は高貴な獣のあくび!月曜日が嫌いなのは、僕の飼い主が仕事に戻ることを意味するから。寂しく落ち込む週の始まりです。ーー飼い主は広告でシンバを気に入り、片道4時間かけて養子縁組しに行きました。家に帰ってからあまりに寝る猫で驚いたそうです。初めて猫を飼うので心配になったそうですが、シンバは健康そのもの。いちばんの思い出は初めてリードをつけて散歩に行った時。正直、怖かったそうです。 最初、シンバは数歩歩いて横になってしまいました。通りすがりの車や、子どもたちがボールで遊ぶのを怖がったからです。静かな場所を探しましたが、あまり変わりませんでした。 そして、あきらめようとしたとき、シンバは大人のように歩き始め、ついに家に戻りたくなくなってしまいました!でもすぐにリードが絡まってしまって、シンバはその先に行くことができないことを理解したのでした。これからも散歩して冒険するシンバの行く末が楽しみです。取材、文・Manabu Matsunaga取材、文・Manabu Matsunaga
2022年05月28日フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介!第24回目はサイベリアンのペリー(Perlie)さまとポペット(Popette)さま。お母さんが違う姉妹猫さまが登場!【フレンチ猫さま】vol.24猫さまの話をもっと聞かせて!腹違いの猫さま。アルプス山脈の麓、グルノーブルで生活中の女性猫さま、ペリー(黒っぽい方)さまと2週間早く生まれたポペット(白っぽい方)さまは、南仏アヴィニヨンのブリーダーのところからやってきました。私たちはグルノーブル市内のアパートに住んでいます。私たちはお母さんが違う姉妹です。飼い主がやってきた時はポペットが最初に出迎えました。後ろに隠れていたペリーがその後をついてきました。飼い主が選ぶというより私たちが飼い主を選んだのです。飼い主は最初の猫を失った後、仲良く一緒に遊ぶことができるようにふたり一緒に引き取りたいと申し出て、私たち姉妹が一緒に生活できることになりました。ふたりの日課は、朝バルコニーに出て、近所の人や周辺を観察すること。ペリーはみんなの話をチェックしています。この地区を通過する人々には注意が必要です。「ペリーがあなたを見張っていますよ!」お昼には魚の切り身のランチ、午後にはシエスタが続きます。時には森の中を散歩して、猫さまワンダフルライフを送っています!私たちは食べものの好みにも共通点があって、魚が好きで特にサーモンが大好き。特別な日には白身魚にキウイの付け合わせをいただきます。お腹を撫でられるのが大好きで、私たちにとっては最も嬉しいことです。でも実際には私たちは猫ではなく猫犬と呼ばれたりします。ポペットは首の下をなでられるのが大好き。首周りがたまらないようです。ぺリーは花が大好きです。ヒョウの棒や段ボール箱はふたりの大好きなオモチャです。ポペットは穏やかな性質です。ちょっと冷血だけど、どんな状況にあっても、ストレスを感じません。ポペットは恐ろしい猫に受け入れられたり、猫の友達をすぐに作ったりすることができます。そして悲しんでいたり病気の人々を見つけると、迅速に対応します。丸いメガネとそばかすのある小さな女の子のようで、とても素敵で、いつも元気に振るまいたいと思っています。家では良い生徒のようですが、スポーツやセンセーショナルな活動は好きではありません。ペリーは冒険的で、活気があり、とても遊び心があります。甘えん坊で飼い主の粘着剤とも呼ばれています。そしておさげ髪が似合う少女のようです。飛び回ってじっとしていることができまず、散歩も大好き。人も好きですが、時々気まぐれです。穏やかな時間だけでなく、狂気の瞬間も好きです。時々飼い主は、私たちが何をしているのか不思議に思っているようです。私たちは飼い主のおうちにいるとはいえ、このアパルトマンは私たちのアジトだと思っています!ーー猫さまと過ごす日常生活は、「一日も同じ日はないです!」と飼い主は言います。自宅でテレワークなのでいつも一緒にいて、2名の猫さまとの時間を共有しています。悲しいことがあった時には飼い主を慰め、人生、恐れ、議論、また喜びの時間も共有しているのです。最初の猫を失った後、はじめは保護猫を探していたらしいですが、そこでは望んでいたような猫さまに出会いませんでした。そこで、代わりに長い間検索した後、サイベリアン種に出くわしました。ロシアから直送された先祖の品種です。ブリーダーに会い、そこでたっぷり話し合いをして、ペリーとポペットの母親に会ったそうです。彼女ら姉妹が飼い主を選んだと聞いて、離れたくない姉妹愛が今の飼い主を選んだのかもしれないと感じました。取材、文・Manabu Matsunaga取材、文・Manabu Matsunaga
2022年04月26日モフモフとした毛並みが特徴の種類である、猫の『サイベリアン』。見るからに柔らかそうな毛並みは、思わず顔をうずめたくなるほどです。また、時にサイベリアンの特徴でもある毛並みが、思わぬ見間違いを引き起こすことも…。飼い主「おにぎりかな…」サイベリアンの勘吉ちゃんの飼い主である、もも(@KUwdn)さん。壁によりかかりくつろぐ勘吉ちゃんが、おにぎりに見えてしまったといいます!おにぎりと見間違えられる猫なんて、聞いたことがありません。しかし、実際の勘吉ちゃんの姿を見れば、ももさんの見間違いにも納得してしまうことでしょう…。おにぎりかな #サイベリアン #猫のいる暮らし #CatsOfTwitter pic.twitter.com/pa5m9FdV89 — もも(勘吉のママ) (@KUwdn) March 16, 2022 見事な三角形…!前脚、胴体、後ろ脚にかけて豊かな毛が横に広がり、おにぎりのような三角形を作り出しています。かわいい『おにぎり猫』は多くの人の注目を集め、「お腹にダイブしたい」「王の風格」とさまざまなコメントが寄せられました。・お腹の白い部分がちょうど海苔に見えて、おにぎり感が増している。・このおにぎりは、どこで買えますか!・猫の神様かな。ネット上で多くの反響を呼んでいる、勘吉ちゃん…もとい『おにぎり猫』。しかし当の勘吉ちゃんは、自分が話題の的になっていることも知らず、気持ちよさそうに寝ているのでした…。[文・構成/grape編集部]
2022年03月17日