ママ友とのお付き合いは、楽しい反面、疲れると感じることも多くはないですか? しかし、仲良くしていきたいから、なかなか誘いを断るのも難しい…。そう感じているママのために、波風立てずにうまくママ友の誘いを断るコツをご紹介しましょう。■ママ友の誘い、断れない3つの理由子どもが幼稚園に通っていると、その送り迎えでママ友と毎日顔を合わせ、「お茶しましょう」「うちで遊んでいきませんか?」のお誘いは日常茶飯事ですね。さらに、仲の良いママ友が、「家でお教室を開く」サロンママ、通称サロネーゼになってしまったら、そこにも顔を出さないわけにはいきません。でも、いくら仲良しのママ友でも、お付き合いが毎日のようにあると気疲れしてしまうし、家事もうまく回らなくなっていくでしょう。実際、幼稚園の送り迎え時には、必ず栄養ドリンクを飲んでから行くというママもいるそうです。それだけ、ママ友とのお付き合いは、場合によって疲れるものなのでしょう。ママ友からのお誘いは、どうして断りにくいのでしょうか? その理由は、主に以下の3つでしょう。・ママ友のことは好きだから嫌われたくない。・断ることで仲間はずれになるのではないかと心配。・子ども同士が仲良くて断りにくい。もともと仲が良いママ友ほど、誘われると断りにくいですよね。断ることでママ友に嫌われるのではないか、子ども同士の関係にも悪影響があるのではないかと心配でしょう。次では、ママ友との関係を良好に保ちながら、誘いをうまくかわす方法をご紹介しましょう。■ママ友と気まずくならない「上手な断り方」ママ友からの誘いを断る際、相手に誤解や疑念を抱かせないために、一番伝えなければいけないのは次の気持ちです。「あなたの誘いに参加はできないけれど、あなたのことは大好きで、あなたの活動自体も認めている」例えば、仲良しのママが自宅でパン教室を始めたとしましょう。「ぜひ、参加して」と誘われたら断れませんよね。そんな時は、まず最初の1回は参加してみるのです。そこで楽しかったら続ければいいですし、ずっと参加するのはちょっと…と感じたら、正直にその気持ちを話してみましょう。「実はこういうのは私、あまり得意じゃないの」と早い段階で言ってしまう。すると、相手は自分が嫌われているから参加しないのではなく、パン教室自体が苦手なんだと理解できます。実際、私自身は料理や家事が苦手なので、常日頃からママ友に「自分は料理や家事が苦手」ということを話していました。そのため、ママ友がパン教室やテーブルコーディネート教室を始めた時、1回はお祝いを兼ねて参加しますが、「いつも言っているけど、私ほんとこういうことが苦手で」とか「家族がダイエットしていて習っても家で作れない」などと伝えていたら誘われなくなりました(笑)が、今も仲良くお付き合いしています。この言い方はうまく誘いを断るのに有効かもしれません。また、子どもの習い事の送迎が忙しく時間が取れないなど、定期的に入っている用事とかち合って物理的に行けないなどの理由を伝えるのもいいでしょう。NGなのは、家の用事や子どもを理由に、その場限りの言い訳で断ること。教室は毎週のことなので、お誘いも毎週となるでしょう。その度適当な理由をつけて断り続けていると、相手は「私のこと嫌いなのかな。私の活動自体も応援してくれないのね」と感じてしまうでしょう。そういった誤解を招かないために、日頃から「すごい」「忙しいのに頑張っているね」「どういったことを教えているの?」とママ友の活動に理解や興味を持っていることを伝えつつ、「でも、私は正直、苦手なの。参加できなくてごめんなさい」と偽りのない気持ちを伝えればいいのです。そうすると、相手は「私のことを認めてくれている」と感じるので、もし参加しなくてもあなたに悪印象は持ちません。■ママ友から仲間はずれ?「3回に1回は参加」が嫌われない法則ママ友の誘いを断ることで、仲間はずれになるのではないかと心配するママも多いでしょう。そのグループやイベントには興味がないけれど、自分がそこにいないことでほかのママから何か言われているんじゃないか、仲間はずれになるんじゃないかという恐怖は感じますよね。例えば、幼稚園の送り迎えで毎日のように一緒になると、ママだけでお茶したり、帰りは公園や誰かの家で遊ぶということも多いでしょう。それが慣習のようになってしまうと、なかなか断りづらいですし、不在時にどんな話がされているのか不安も感じます。そういった場合は、「3回に1回」参加の法則を使ってみてはいかがでしょう。毎回や2回に1回の参加だと自分がしんどくて、4回に1回だと周囲には「参加していない」印象が強くなります。そこで、3回に1回のペースで参加するようにしてはいかがでしょうか。毎日のようにママだけでお茶をしている場合、3回に1回参加としたら、週に1回ないし2回となります。 1 週間で最大2回と思えば、無理ない範囲で乗り切れるのではないでしょうか。「毎回ではないけれど参加している」という印象を周囲が持てば、あなたのうわさ話をしたり、理由もなく仲間はずれにしたりという気持ちにはなりにくいでしょう。また、週1回のお教室であれば、3回に1回の参加なら月に1回、多くて2回。そうすると「ほかの日は用事で行けないけど、この日は大丈夫かな」と相手に予定を伝えやすいですよね。「この日とこの日はダメだけど、この日なら行ける」という表現をすると、相手は「この人は参加しようとしてくれているんだ」と感じますから悪印象は残りません。もし、子ども同士は仲が良いけれど、ママ同士はそれほど…という場合は、ママ抜きで遊ぶ約束をするというのも一つの手です。子どもだけ預けて遊んでもらう、もしくは相手の子どもだけを家に招いて遊ばせるのはどうでしょうか。ママ友とは最初と最後だけ顔を合わせればすむので気が楽ですよね。もしかしたら、相手も同じように感じているかもしれません。そのほか、送り迎えの時間をずらす、ママ友とは2人きりにならないようにする常に集団でいるようにするなどの方法も有効でしょう。■1回きりのイベント「興味がない…」断るタイミングは?発表会、展示会など1回きりのことであれば、「行く予定で調整するね」と、まずは前向きに検討すると回答しましょう。「行けそうにないなら、なるべく早く断ったほうが相手に迷惑がかからないのでは?」と思いがちですが、イベントなどのお誘いは大抵、1カ月以上前ですね。それなのにすぐ断ると、「え? そんな先まで予定が入ってるもの?」と相手は疑問に思うでしょう。早すぎるのも相手の心象を悪くします。だから、あなたのやっていることは認めていますと意思表示をするために「行く方向で調整する」とまずは伝えることが肝心なのです。そして「行きたくない、行けそうにない」なら、ママ友の負担や迷惑にならないタイミングで、親や家族、仕事などの予定を理由に「うまく調整できなかった」と断る方が波風は立たないでしょう。相手は否定されたと感じることもなく、余計な疑念を抱くこともありません。そのイベントに興味がないだけで、ママ友とは付き合っていきたいのですから、その後「ごめんね」と謝れば変わりなくお付き合いが続けられるでしょう。子どもが年中、年長になった頃から、自宅をお教室として開放するサロネーゼが増えてきます。子どももある程度手が離れ、何か始めたい。家での教室なら、わざわざ子どもを預ける必要がない…という理由からでしょう。そして、生徒を集めるとなると、最初に声をかけるのがお友だち関係です。そういったお付き合いがつらくなる前に、程良く切り抜ける方法を身につけておくと、気持ちよくママ友とお付き合いできますね。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2019年11月18日“サロネーゼ”という言葉を耳にしたことがありますか?これは、自宅をサロンにして、自分の知識やスキルを生かした教室などを開く女性のこと。時間や生活に比較的余裕がある専業主婦たちを中心に、楽しくできるお小遣い稼ぎとして広まっています。しかし、このサロネーゼという働き方はママ友のあいだで非常に嫌われがち です。クオリティが低いわりに講習費が高額であることや、集客方法がママ友関係頼みであることなどが原因。中には、「サロネーゼは素人ママたちの先生ごっこ 」と言い切る辛辣な声まであります。今回は、実際にサロネーゼママの被害にあったことがあるという女性たちからの被害報告を紹介していきましょう。●(1)顔を合わせるたびに勧誘! 断りきれずに膨大な額の代金を支払うことになった『ママ友が自宅でやっている“ネイルサロン”。正直なところそれほど上手ではなかったけれど、1回につき3,000円という良心的な価格設定に釣られて、うっかり行ってしまったのが運の尽き。その日から会うたび毎回、「新しいストーン試してみない?」だの「リペアの時期よね?今から来て!」だの声をかけられるようになってしまったんです。断りきれず、多いときには週に2回呼ばれることも 。子どもの幼稚園が同じ上に、住んでいるマンションも同じなので避けるわけにもいかず、ズルズルと半年くらい通い続けました。総額いくら払ったかは、怖くて計算できていません』(30代女性/専業主婦)チリも積もれば山となる。1回ごとの価格がおトクだったとしても、何回も通わなければならないとしたら……結局のところ高くついてしまいますね。もしそこを狙い、敢えて気弱で断れないママを誘い取り込んでいるのなら、本当に恐ろしいことです。●(2)ほとんど詐欺同然!? 終了後に突然「今日のケーキ会は有料です」続いては、非常に悪質なサロネーゼの被害にあったというママさんの体験談です。『「ケーキと紅茶の会やるよ〜。食べに来て!」とママ友からのLINE。喜んで行ったら私以外にも複数のママさんが。不審に思いながらも待っていると、ママ友がご高説をたれながら自作ケーキとともに登場しました。これは○○という特別な粉を使って焼いただの、こっちは○○っていうとても珍しい茶葉の紅茶だの。しかし全て、素人に毛が生えたような出来栄え 。しかも集められた参加者たちはお互い顔見知りでもないため、場は一切盛り上がりません。ポツリポツリと苦し紛れな会話をしながらうつむいて食べるだけ。超苦痛な時間でした。で、最後に「こんなケーキ作ってみたくなったでしょ〜?来週から破格でお教室やることにしたからぜひ参加してね!あ、今日はお試しで食べるだけだったから、ひとり2,500円でいいわ 」だって。何それってみんなドン引きでしたね』(20代女性/パート勤務)会の終了後に突然費用を徴収するなんて、詐欺ともいえる行為ですね。ちなみに、こちらのサロネーゼママは予告通りその翌週からケーキ教室を開催しました。1回3,000円という価格で微妙な自作レシピを伝授するようになり、多くのママが巻き込まれていったそうです。●(3)こんなところでもマウンティング! 壮絶なる“手土産合戦”『隣りに住むママは自称ハンドクラフト作家。趣味が高じてついに他人に教えるまでになりました。サロネーゼさんどうしで勝手に行き来してる分にはいいんですけど、しつこく誘ってくるので迷惑でしたね。一度根負けして顔を出したら、みんな着飾って手土産抱えて、下の子預けてまで参加してるんです。お互い「センセイ〜」なんて呼び合ってバカみたい。しかも壮絶な手土産マウンティングがあるんですよね 。ほかのママよりもっと上品で、上質で、だれも知らないような素敵なスイーツを持って行かないとあとで陰口を言われるんです。私ですか?もちろん手ぶらで行ったので、フルボッコでしたよ(笑)』(40代女性/専業主婦)自宅サロンに訪問する以上、手ぶらで行くのはNG。サロネーゼ間にはこんな暗黙の了解があるんですね。講習代金だけでも高額になりがちな中、手土産の代金までかかるのなら、後腐れなくプロに習ってしまったほうが気が楽といえそうです。●「微笑みながら」「夫をダシにして」……ママたちの“サロネーゼ回避法”ママ友という関係を介しているだけに、非常に面倒な存在である“サロネーゼ”。もしも身近にいた場合、どのようにその誘いをかわせばいいのでしょうか?『微笑みながら「暇な時間は、ひとりでのんびりするのが好きなの。せっかくのお誘いなのにごめんなさいね〜」でソフトにゴリ押し』(40代女性/自営業)『私は夫をダシにしてます。「私としてはとても興味があるんだけど……高いお金を出して習うなら、資格が取れないものはダメと主人に言われてて」って感じですね。サロネーゼたちも夫の存在には弱いみたい 』(20代女性/専業主婦)『困ったときの“アレルギー”ですよ。「ごめんね、アレルギー体質で」って言えば万事OK。それ以上突っ込まれたことないです』(30代女性/パート勤務)みなさん、さまざまな口実を付けて断っているようですね。その後のお付き合いのことを考え、できるだけ笑顔でやんわりとかわすという人が多くみられました。----------いかがでしたか?今回取材をしてみて、サロネーゼ被害にあったことがあるというママが予想以上に多かったことに驚きました。女性が夢を追いかけている姿はキラキラしていて美しいものですが、ママ友つながりに頼ってばかりいてはいつか破綻してしまうはず。ビジネスとママ友関係を両立するのは、至難の業といえそうですね。●文/パピマミ編集部
2016年08月16日専業主婦も、子育てしながらでも開業できる「サロネーゼ」自宅の一室を美容サロンとして活用して開業する、自宅サロンが増えていることをご存知ですか?自分のスキルを活かし、自宅で開業する女性は「サロネーゼ」と呼ばれ、注目を集めているのです。通常、開業にあたっては店舗の契約料や内装工事費、設備費など高額な初期費用がかかるためハードルが高いものですが、自宅の一室を使うことで初期費用を安く済ませられるために、開業しやすいのが特徴です。とくに、結婚・出産する前には仕事をもってフルタイムで勤務していた女性が、ライフステージの変化とともに仕事を続けられなくなり、主婦業だけでは時間を持て余すことも。自宅サロンは、そんな女性たちがフラワーアレンジメントやアロマセラピストなどの資格をもとに始められるのも魅力といえるでしょう。自宅でサロンを開きたい――。開業したい女性がこんなにヒューマンアカデミー株式会社が2014年3月に行った、インターネット調査によると、専業主婦の開業への意欲は、「興味や関心がある」「近い将来開業したい」などを含めると半数が店舗の開業に意欲を持っていることがわかりました。■あなたの「店舗の開業」に対する気持ちとして当てはまるものは何ですか。さらに、店舗の開業に興味をもった理由として「家計や生活費を稼ぎたい」「お小遣い稼ぎをしたい」「時間の調整ができ、子供のそばに居てあげられるから」といった声が多く集まりました。逆に、店舗を開業できない理由として多かったのが資金やスキル、場所などの声でした。■あなたが店舗を開業していない(できない)理由は何ですか。金銭面だけでなく、スキルや資格などの問題、場所や開業にあたっての支援の不足などが、開業の妨げとなっていることがわかります。開業サポートで自宅サロンの夢が現実になるこうした様々な事情で自宅サロンをもつ夢を断念している人や、これから始めてみたいという人に朗報が。『おうちネイルサロン』は、ネイルの自宅サロンを開業するため、ネイリストの技術を得られるだけでなく、開業や集客のノウハウをセミナーで学べる開業支援サービスです。ネイル講座を受講し、修了した人には、同講座の卒業生のなかから実際におうちサロンを開かれている人を紹介し、どのようにして開業して軌道にのせたかといった詳しいお話をヒアリングできるので、技術面だけでなくサポート体勢もバッチリです。現在、自宅でサロンオーナーとして開業されている平井真理子さんは、結婚後に育児と家事で多忙を極めていたひとり。子育て中でも自分の時間を作って輝きたいという思いから自宅サロンをオープンしました。将来的には子連れのお客さんでも通えるようなサロンにするのが夢なのだとか。女性は結婚を機に、働き方が大きく変わる人も少なくありません。それまでの仕事を続けるのもひとつの選択ですが、いつか自分のお店をオープンしたいと思っているのなら、結婚する前からこうした講座を受講するのも人生設計のひとつの方法といえますね。<参考>ヒューマンアカデミー株式会社「おうちネイルサロン」
2014年03月25日