ヘルシー志向の女性たちの間で、ブームとなっている日本酒。米と麹が育む澄んだ水のような酒は、なんともいえない芳醇さ。そんな酒蔵を見学できるツアーがあるのをご存知ですか? 原料となる米から栽培する “栽培酒造蔵”、 泉橋酒造の酒蔵見学ツアーをご紹介しましょう。米作りも自前。無農薬栽培の田んぼへ東京都内から電車とバスを乗り継ぎ約1時間半、神奈川県・海老名にある泉橋酒造は、1857年創業という歴史ある酒蔵です。かつてこの海老名周辺は、 “海老名耕地” と呼ばれ、丹沢山系のミネラル豊富な地下水に恵まれていることから穀倉地帯として発展してきた歴史がありました。今では耕作放棄地も多くなってしまいましたが、泉橋酒造では20年前から米作りを開始。酒米のなかでも人気の高い、山田錦などを自家栽培し旨い酒にこだわっています。「酒を知ることは、米を知ること。そんなこだわりもあって、うちの蔵では酒造りを行う蔵人たちも、稲作に励んでいます。自分たちで育てた米で酒造りを行っているんです」とは泉橋酒造の副杜氏である寺田昌登さん。ツアーの案内役でもあります。案内役の副杜氏、寺田昌登さんそんな酒造りの想いを聞きながら、まず案内されたのは酒蔵の裏手に広がる田んぼ。そこには東京ドーム8.5個分もの面積を持つ、広大な田んぼがありました。無農薬、減農薬栽培を行う田んぼには、トンボの幼虫であるヤゴも育ち、秋にはトンボが飛び交います。そんな自然と調和した米作りのシンボルとして、泉橋酒造のお酒には、トンボラベルの生酒もあります。「昔から秋津島という日本の古い呼び名がありますが、秋津というのはトンボのこと。トンボが飛ぶ田んぼは、日本の昔ながらの風景なんです」 田んぼには山田錦のほか、古代米として知られる亀の尾も栽培されています。ちなみに多くの酒造メーカーでは、米はよそから買い付けるのが一般的です。しかし米作りから手がけることで、働く人たちが心から米と酒を愛するようになり、それが技の向上につながるということ。そして米の均質化がはかれるという、さまざまな利点が生まれてきました。麹が息づく、酒蔵へ次はいよいよ、酒造りの現場へ。巨大な精米機があるかと思えば、一方では米を手洗いするためのざるがあったり。洗米については、機械化が進んだ今も手洗いで行われています。「洗米は、米と会話する大事な作業です。ざるを使って手洗いするほうが、肌で感覚をつかむことができ、水分調整がうまくいくんです」 左)洗米用のざる 右)洗ったあとの、水分を含んだお米米は蒸した後に麹菌を振り、製麹室にて育成されます。その際に使われるのが、杉材による麹蓋と呼ばれるもの。泉橋酒造では、今も昔ながらの製麹法が行われています。30〜35度に保たれた製麹室で麹はどんどん活性化します。杉材による麹蓋見学ツアーでは、製麹室の外から一瞬、発酵を待つ杉の麹蓋をのぞくことができます。神聖なるその空間で、目に見えぬ麹菌が頑張っているんだと思うとわくわくする瞬間でもあります。 また酒を発酵させるもろみタンクも、離れた場所から眺めることができます。1本につき6000リットルも貯蔵するタンクは、毎日、蔵人によって厳しく管理されています。 酒蔵見学のあとは、利き酒のお楽しみも一通り見学し終えたあとは、テイスティング。冬の季節ならではの生酒をはじめ、4種類のお酒を、解説を聞きながら試飲することができます。解説に合わせて順番に嗜んでいくと、風味の違い、香りの違いがいっそう楽しく感じられます。同席の酒好きの参加者たちと、意見交換するのもエキサイティング。気に入ったお酒は、直売所で購入することもできます。この日はじめて酒蔵見学に参加したという女性。一期一会の酒談義も弾みます。地域の歴史、蔵の歴史から、米とお酒と人との関係まで、まさに五感で感じ取ることができる、泉橋酒造の酒蔵見学ツアー。ぜひ、気軽に参加してみては。泉橋酒造 酒蔵見学ツアー2016年3月24日まで ※ 開催日はHPにてご確認ください。URL: 冬の酒蔵見学(有料)/ 時間:14:30から約75分定員:各回 24名参加費:¥1,500(試飲4種類、軽いおつまみ付き)問い合わせ:tel.046-231-1338 (月曜日~土曜日10:00〜18:00)
2016年03月15日横浜市は、同市の地域ブランド「texi(テクシ)」のショールームを、期間限定で開設する。期間は2月22日~26日。開場時間は時間:10:00~12:00、 13:00~18:00(※最終日は17:00まで)。場所はco-lab西麻布/KREI SALON内「マテリアルガーデン」。「texi」は、中小企業が持つ技術力(technique)とクリエイターのアイディア(idea)をかけあわせ、新規プロダクトを生み出す地域ブランド。クリエイティビティ溢れる新たなプロダクトを生み出すことで、 ビジネスに新しい付加価値を持たせる仕組みを構築するプロジェクトとなっている。 今回の期間限定ショールームでは、2月14日までドイツのアンビエンテ国際見本市に出展していた商品モックアップを展示する。このほか、オープン初日の2月22日には、 トークセッション「~量産型からアートピースまで~ クリエイターと生産工場のマッチングの最適解とは?」(予定)を開催。元カッシーナジャパン/Hiro & Associe代表の大塚哲弘氏、元無印良品デザイン部部長/DESIGNITO代表・伊東祥次氏が登壇する。なお、開催時間は18:30~21:30、参加費は無料(軽食あり/事前予約不要)。
2016年02月19日2/13(土)の見学予約開始株式会社ラッシュジャパンは、同社が展開するハンドメイドコスメブランドLUSH(ラッシュ)にて開催している工場(キッチン)見学ツアーの2016年2月13日(土)分の予約を開始した。同ブランドでは、こだわりの素材を使用したバス・スキンケアアイテムの製造過程を見る機会として、神奈川県愛甲郡愛川町の工場(キッチン)の見学ツアー「LUSH Kitchen Tour(ラッシュキッチン ツアー)」を月に1回定期開催している。ラッシュ製品の手作り体験やこだわりの素材でランチもツアーでは、製造過程の見学やワークショップの他、実際にラッシュ製品を作る体験や、ラッシュ製品に使用されている素材を使ったランチを食べることもできる。参加費は無料応募期間は2016年1月5日(火)10:00~2016年1月11日(月・祝)23:59まで。当日は午前と午後の2回で、各回12組24名が募集される。参加費は無料。家族と、友達と、パートナーと手作りコスメ体験に募集してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・LUSH Kitchen Tour 応募サイト・株式会社ラッシュジャパン プレスリリース/PR TIMES
2016年01月06日コスメブランドの「LUSH(ラッシュ)」は1月5日より、工場見学ツアー「LUSH Kitchen Tour(ラッシュキッチンツアー)」2月開催分の参加者募集を開始した。「LUSH Kitchen Tour」は、同ブランドが月1回開催している工場見学イベント。神奈川県愛甲郡の工場(キッチン)を見学しながら、同ブランドの商品の製造過程や原材料へのこだわりを体感できる内容となっているという。参加者は、店舗での販売を行わず、オンライン向けに毎日限定生産を行っている「LUSH KITCHNE」にも入室。参加者の目の前で「LUSH KITCHNE」限定商品の製造が行われるほか、参加者自身の手で「LUSH」の商品を作る体験もできる。また、製造現場での体験だけでなく、原材料を使ったランチの試食や、さまざまなワークショップも実施。実施日は2月13日で、午前の部(8:45~14:15頃)と午後の部(13:30~19:00頃)の2回行う。集合・解散場所は小田急線「本厚木」駅改札前。募集人数は各回12組24人で、参加費は無料。公式サイトにて1月11日23:59まで応募を受け付けている。
2016年01月06日普段口にしているものは、どうやって作られているのだろう? そんな疑問を持つのは子どもだけではありません。完成されたものしか目にする機会がなくても、工場見学に行けば「どんなもので、どう作られているか」が実際に体験できます。今回は、都内からも利用しやすい神奈川県内の工場見学スポットについて紹介しましょう!おやつに食べていた、あのお菓子に感動!「森永」の見学会鶴見にある森永の工場では、見学会に参加することができます。ここでは、最初に20分ほどの映像案内があり、その後チョコレートなどの包装工程を、窓越しで見学することができます。私が息子と見学した時には、作業している機械などを窓越しに見ながら、1人ずつに工場で作られたお菓子が配られました。食べながら見学することで「今食べているこのお菓子が、こうやってできているんだ」と製造工程と結びつき、より深くお菓子を知ることができました。見学は無料ですが、日程や時間の予定がすでに組まれているので、事前にインターネットや電話からの申し込みが必要となります。・ 工場案内 | 森永製菓株式会社 味のうまみを体感できる「味の素」の工場見学川崎市鈴木町にある「味の素」の工場見学は、「ほんだし」の製造工程、かつお節のけずり体験などが楽しめる「ほんだし」と発酵タンクや製造工程のジオラマ・歴史などを学ぶ「味の素」の2種類のコースがあります。所要時間はどちらも90分ですが、「味の素」コースは小学生以上が対象となっているようです。どちらのコースもマスコットキャラクターの像と記念撮影ができるほか、ショップでオリジナルグッズの購入ができるので、工場見学の記念にお土産を選ぶのもいいですね。・ 川崎工場 | 知る・楽しむ | 味の素株式会社 販売当時のパッケージも復元! シウマイの「崎陽軒」工場見学新横浜にある「シウマイ」でおなじみの「崎陽軒 横浜工場」は2003年に工場見学をスタートしています。これまでの歴史や昭和30年代の駅販売風景の再現、駅弁パッケージの復元展示、生産工程などを見学して、最後にはできたてのシウマイや横濱月餅を試食することができます。見学は午前と午後の1回ずつ実施されていますが、すでに予約がいっぱいで申し込みは至難のわざ! 気になる人は、予約ページをこまめにチェックしておきましょう。・ 崎陽軒の工場見学 想像とまったく違っていたり、思わぬ製法で作られていたり、工場見学では思わぬ発見や感動があるかもしれません。ぜひ、親子で楽しんでみてくださいね!(すだあゆみ)
2015年11月23日●finalのブランドストリーS’NEXTは11月7日に、神奈川県川崎市にfinalブランドのショールームをオープンする。10月28日・29日に開催されたプレス向け内覧会では、finalのブランドヒストリーや今度の展開について、代表取締役社長の細尾満氏が語ってくれた。ショールームの所在地は神奈川県川崎市幸区北加瀬3-12-7。東急東横線の元住吉駅から徒歩20分の場所にある。正直かなり奥まったところにあり、筆者は住宅街をさまよいながら探し当てたのだが……中に通されてびっくり。そこには洗練されたアンティークな空間が広がっていた。○finalからfinal audio design、そしてまたfinalに内覧会では、細尾氏の口からブランドヒストリーについて説明があった。finalは、1974年に当時ソニーのサウンドアドバイザーだった高井金盛氏が創設。ソニー在籍中に開発したアナログレコードカートリッジを比較的安価に販売するため、自社ブランドを立ち上げたのが始まりだった。その後は、アナログレコードカートリッジからスピーカーまで、フルセットで提供する業態に拡大。転機となったのは2007年で、大手コネクタメーカー・日本モレックスの子会社としてS’NEXT社を創設。OEM事業などを手がけはじめた。そして2009年にイヤホン・ヘッドホン事業に参入。イヤホン・ヘッドホンのブランド名は創業当初の社名「final」を採用する流れだったが、創業当初と事業内容が異なることを考慮し「final audio design」とした。2015年現在は日本モレックスから独立し、本社を東京都品川区から神奈川県川崎市に移転。オフィスのほかハイエンド製品やドライバーの生産拠点を一体化した。また、今後はイヤホン・ヘッドホンに留まらない幅広い製品を手がけたいという思いから、ブランド名を創業時のfinalに改めている。●「SONOROUS」シリーズ新作ヘッドホンを公開○ヘッドホンは「アンティーク」になれる細尾氏の発言の中には時折、時計メーカーのブランド力や開発体制を意識したものがあった。細尾氏いわく、一般的に高く評価されている時計は、ムーブメントを自社で設計・開発しているものが多いとのこと。「ムーブメントを自社開発している時計メーカーが評価されているように、ドライバーを自社開発しているオーディオメーカーは強い」と話していた。finalは振動板のフィルターをつくる機械から自社で製造しており、細かい組立作業は自社のエンジニアが手作業で行っている。細尾氏の発言からは自社開発技術への自信がうかがえた。また細尾氏はイヤホンやヘッドホンについて、アンティーク時計のように長く使ってもらう製品にしたいと考えている。そのため、自社製品にも修理が可能な素材や設計を採用しているという。ショールームに形となって現れたアンティーク空間は、finalのブランドコンセプトと一致しているのだ。○「SONOROUS」シリーズ新作ヘッドホンを公開内覧会では、開発中の新作ヘッドホン「SONOROUS III」も紹介。10月30日発売の高級ヘッドホン「SONOROUS X」「SONOROUS VIII」の技術を採用したエントリーモデルで、発売は2016年2月を予定している。価格は35,000円前後になる見込みだ。実際にSONOROUS IIIを試聴したが、エントリーモデルの枠を超える音場の広さに驚かされた。SONOROUS Xのピュアな音質と比較すると、多少ボーカルが主張している印象はあるが、スピード感や音のメリハリはロックやポップスに非常にマッチする。音響性能に関しては現在も調整中で、今後も改良を続けていくとのこと。○finalの今後アナログレコードカートリッジから始まり、これまで様々な事業ににチャレンジしてきた同社。今後もその姿勢は変わらないようで、細尾氏からはインイヤモニターの製品化、専用アンプで駆動する3ウェイスピーカーの開発、イヤーピースの使い分け講座……など、次々とアイデアが湧き出していた。このショールームはあらゆる新事業を実現させる拠点となる「夢の第一歩」なのだと細尾氏は語る。実際に、1日がかりのイヤホン組み立て教室や専門家を招いたオーディオ勉強会、finalの工場見学会などをショールームで行う予定だという。今後の展開が実に楽しみだ。
2015年10月30日認可外保育所の見学時に見るべきポイントは前回お伝えした通りですが、実は「見る」だけでなく「見られる」ことにも注意してもらいたい点があります。保育園を見学に行く立場としては限られた時間の中で色々と確かめたいこともあり、見ることばかり意識してしまいがち。でも、実は保育園側も見学にくる親御さんの様子を見ています。○入園者決定の裁量を持つ認可外保育所認可保育所は保護者の就労状況などを指数に落し込んで選考する自治体が多いのですが、認可外保育所の場合は、基本的に園側が自由な方法で入園者を決めることができます。都市部では先着順で選考する園が多くみられますが、親子で面談したり、中には認可園のように勤務時間などから保育ニーズを点数化して選考している園もあります。このように選考方法は各園それぞれでも、結果的に園側が入園者を決める裁量を持っている点では同じです。そうなってくると、園側としても「できれば良いご家庭に入園してもらいたい」と考えるのはある意味当然のことかもしれません。ここでいう良い家庭とは、経済的な豊かさやお家柄云々とは全く別の視点によるもので、「園の保育理念や方針に合っていて、一緒によりよい子育てを目指して頑張っていけそうだ」と思える家庭かどうかです。保育理念や方針に合った人以外は入園させない! という認可外保育所が一般的とは思えませんが、よりよい保育を提供するためにも、見学に訪れた親御さんの様子を意識して見ている園は多いでしょう。入園希望者との接点はそう多くありません。見学に来た際や問い合わせ、申し込みに関するやりとりなど、非常に限られた場面でしか直接コミュニケーションを取る事はできないので、そこでどんな印象を与えるかが重要といえるでしょう。とはいえ、良い印象を与えようと意識するあまり、聞くべき事を聞かなかったり、言うべき事を言わないのはダメです。疑問に思う事、詳しく説明を聞いて判断すべき事についてはしっかりと質問し、子どもを預けるために伝えておくべきことはしっかり言う。逆にこういった姿勢がなければ、園側も親として信頼することが難しくなります。認可外保育所を見学に行く際には、「この親御さん達の子育てに伴走したい」と思ってもらえるようなコニュミケ―ションを心掛けたいですね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月30日認可外保育所への保活も、保育園リストができたら次は見学へと進みます。わりとサクサクと見学できていた認可保育所とは違って、認可外は見学するプロセスに最も時間と労力を要するかも知れません。というのも、各園に予約をとった上で見学に行く流れは、認可も認可外も変わりませんが、認可外の場合は連絡を入れてから実際に見学できるまでの期間が長くなる場合があるからです。特に都心部などの申し込みが集中しやすいエリアでは、「7月に見学を申し込んだけど、予約が取れた見学日は9月だった」なんてことも珍しくありません。○認可外の現状を理解しようというのも、認可外の多くは(認可と比較すると)限られた人員とスペースで日々の保育運営をしなければならないため、見学者を頻繁に受け入れるだけのリソースを確保しづらい現状があると思います。見学者を受け入れるとなると、通常は保育にあたっているスタッフが応対することになり、その分の保育者を補わなければいけません。また、資料を見ながら説明するとなると、子どもたちが活動しているスペース以外の場所が必要になります。こういった状況の中で、可能な日を見つけて見学者を受け入れているので、おのずと回数が少なくなってしまいます。また、申し込みが殺到している認可外では、既に申し込み(キャンセル待ち)している人が多すぎて、新たな見学を受け入れていない園もあるようです。新たに見学に来てもらっても入園できる可能性はほとんど無いと園側が判断した際などに、こういった対応も取られているようです。このように、認可外保育所の保活では、見学を申し入れてもすぐには見学できないことがあるので注意が必要です。認可外に申し込む人が多いエリア(都市部など)では、作成したリスト内の園を全て見学し終えるまでには、かなり期間を要するものと考えておいた方がよいでしょう。初動を起こしてから完了するまでに時間がかかると、単純なアクションでも結構ストレスがかかってしまいます。「認可外の見学には時間がかかるもの」と心づもりしておき、落ち着いて保活を進めましょう。リスト内の園に電話を入れて見学日が決まったら、うっかり忘れなどのミスを防ぐためにもきちんとスケジュール管理してくださいね。※画像は本文と関係ありません。○著者プロフィール株式会社ここるく 代表取締役 山下真実「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起業家。投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立てた理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。全プラン託児付き! 新しい子連れランチ・おでかけスタイル「ここるく」
2015年09月09日9月4日、虎ノ門ヒルズの向かいに「BMW i(アイ)」の世界観を具現化したショールーム「BMW i Megacity Studio(BMW i メガシティ・ステュディオ)」がオープンする。「BMW i」とは、BMWグループの中核ブランドであるBMWのプレミアム・ブランド。同ブランドの製品やサービスは、専用の設計・開発・企画などによって持続可能な次世代モビリティを提供する革新的な手法を採用しているのが特徴だ。これまでに、“電気のみ”を動力源とする「BMW i3」(499万円、レンジ・エクステンダー装備車は546万円)、そしてプラグイン・ハイブリッド・システム搭載のプレミアム・スポーツ・カー「BMW i8」(1,996万円)が共に14年より販売を開始している。ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長:ペーター・クロンシュナーブル)によると、今回、ここ数年の都市開発によって注目度が高まっている虎ノ門エリアにショールームをオープンした理由は、「BMW iのさらなる啓蒙」を行っていくため。より多くの人に「BMW i」の魅力を体感してもらうべく、「BMW i3」の試乗やカーシェアリング・サービスなどを用意する。また「BMW i Megacity Studio」そのものにも、「BMW i」が提唱するモビリティの未来、先進性、サスティナビリティを反映させている。例えば、建物の屋根に設置した太陽光パネルは、「BMW i」の充電だけでなく、施設の電源をまかなうことにも使われている。さらに、「BMW i Megacity Studio」の設計から使用する素材の一つひとつにまで「BMW i」ならではのデザイン思想が落とし込まれているのもポイントだ。建物入口や周囲にはユーカリやオリーブの木が植えられているが、事実、「BMW i3」は通常廃棄されるオリーブの葉から抽出したオイルでなめし加工したレザーを使用している。9月1日には、「BMW i Megacity Studio」のオープンを記念したレセプションパーティーが開催され、招待客らがその乗り心地を体験すべく、「BMW i3」「BMW i8」に乗り込む姿も見られた。イベントには渋谷慶一郎と高木康行もDJとして参加。「BMW i」の世界観を彷彿とさせる先進的な音で、会場を煌びやかに彩った。「BMW i Megacity Studio」の営業時間は10時から20時、月曜日は定休日。試乗、カー・シェアリングのサービス提供は10月スタートを予定している。
2015年09月02日中小企業が入居するビルが並ぶ永代通りの一本裏手、茅場町駅からほど近い場所に、リグナのショールーム「リグナテラス東京」がある。事務所街という言葉の似合う素っ気ない通りに、不似合いなほどスタイリッシュなインテリアショップやカフェ。派手なことは何一つしていないのに、人目を引いている。EC市場の規模拡大を背景に、オンライン店舗と実店舗の競合が語られた時期もあったが、現在はO2O(Online to Offline)による集客や、実店舗をショールーム代わりにする「逆O2O」といった関係が生まれている。だが、5,700を超えるデザイナーズ家具を取り扱うリグナの施策にはもっと多くの意味があるという。同社代表取締役社長 小澤良介氏にお話をうかがった。○顧客の声に応え、オンラインから実店舗へリグナは2004年、オンラインのみのインテリアショップとして誕生。学生時代から起業の準備をしていたという小澤氏が、「ネットで家具を買おうと思って探したところ、カッコいい店が見つからなかった」という経験から、ならば自分で作ろうと考えたことがきっかけだった。卒業したばかりなのでもちろん実務の経験はない。だが、逆にそれが既存のやり方に囚われないスタイルを自力で切り開く原動力となった。「展示する店と倉庫を構え、在庫を持って取引する、という従来の常識が僕にはありませんでした。知らなかったからこそ、どうするかを自分で考え、思い切ったことができた。無知が可能性だったんです」(小澤氏)家具を卸してくれる取引先もない状態からのスタート。気に入った家具を販売している店舗をしらみつぶしに当たり、取引先を教えて欲しいと懇願した。1件だけ対応してくれた店舗の紹介で、ある商社との取引開始にこぎつけたという。Webサイトの制作は学生時代の友人を頼り、システムは入れずに安価で、しかしデザインにはこだわったショップに仕上げた。「初めて携帯にメールフォームからの注文が飛んできた時はびっくりしました。4~5万の一人がけソファが売れて。それで面白くなっちゃって (笑)。最初の1年くらいで安定的に売れるような流れができていきました」(小澤氏)ネットで商品が売れ始めると、顧客から「見てから買いたい」という声が届くようになった。ならば見せる場所を作るしかないと、顧客の声に応える形でネット専業からリアルの場へ乗り出した。最初は恵比寿にあるアートギャラリーを間借りし、展示スペースの一部に家具を置いてもらった。次いで、品川港南で100平米クラスのマンション最上階の部屋を借りて移転。予約制のショールームにした。「どこで見られるのかとお問い合わせを頂くということは、そこへ行って見てもらえるということ。その時点で、路面店でなくても、都内の一等地でなくてもいいという認識になったんです」(小澤氏)この経験がさらに、ビル一棟を独自のコンセプトでリノベーションしたショールーム作りへとつながっていく。○戦略的出店と、オンラインとの相互効果2014年末、リグナは現在のショールームがある茅場町へ移転した。ここでもあえて商業エリアではなく、しかも大通りから1本入った通りを選んだ。「偶然立ち寄るお客様が多いことは、宣伝にはなりますが、それがすぐに売り上げに結びつくタイプの商品を扱っているわけではありません。検索やソーシャルがこれだけ広がった時代です。多くの人を呼び込むよりも買いたい人だけが来る場所を選ぶことで、家賃やコストをおさえつつ、来店された方には丁寧に接客をすることができます」(小澤氏)商業エリアでないとはいえ、ショールームの場所は東京駅からタクシーでワンメーターという好アクセス。似たタイプのインテリアショップが少ない東京の東側であり、人口純増数が都内1位の中央区であることも、この場所を選んだ理由だ。さらに、一般的にインテリアショップは平日は人が少なく休日は混雑するが、ここはオフィス街だけに平日に行き交う人が多く、昼時は併設のカフェにも行列ができる。店舗の稼働状況が偏らないのも、このエリアならではの利点となる。また、ショールームの役割はオンラインの顧客のための現物確認だけではない。ショールームで品物を見た来店客が、後からネットで注文するケースも少なくない。ネットと店舗を何度も往復し、さんざん悩んでから買う人もいる。O2O・逆O2Oという流れに限定せず、お互いに送客する循環効果を生んでいると言えるだろう。「人によってモノの買い方はさまざまですよね。だから、ある程度お客様にとって自由度のある"遊び"の部分が必要だと思っています。リグナテラスはカフェもあるし、グリーンショップもあるし、小物もあるし、ここを離れてもネットの店舗やFacebookがあります。お客様の回遊性を高める自由度の高さが、両方あることの強みかもしれませんね」(小澤氏)来客効果だけでなく、ネットショップのPVやお気に入りの数などを参考に人気のある商品をある程度絞り込み店舗のディスプレイに反映させたり、逆に来店客から寄せられた生の声をネットショップの品揃えやページ作りに活かすなど、マーケティングの面でもそれぞれの特長が役立っているという。○オンラインから始めたからこそ活かせる、双方の価値オンライン・オフラインを自由に行き来できる動線をつくり、目的来店客に絞り、マッチングを図った品物を揃える。これらの施策の基盤には、ネットから起業した小澤氏ならではの視点がある。「ネットで事業を始めたことが良かったのだと思います。最初にまとまった資金が必要になっていたら経営は厳しかったと思いますし、家具店はとかくオーナーの趣味に偏りがちです。コストを抑えながら効果的な実店舗づくりや、お客様の情報・好みをチェックして活かせるのは、ネットで始めたゆえの気付きでした」(小澤氏)現在同社では、家具の販売に留まらず、設計・デザイン事業や企業のブランディングなども手掛けている。注文された品をただ納品する業者の立場ではなく、自ら物事を決められる立場になることでビジネスチャンスが広がるのだと、小澤氏は言う。「クリエイターとして確固たる立場を構築することが、ある意味ビジネスをしていく上でも有利になります。家具は好きだし軸になっていますが、家具屋さんであり続けるのではなく、今はもっと広げていきたいと思っています」(小澤氏)企業の強さは、売り上げ規模よりも影響力と知名度だと語る小澤氏。厳しい環境の中で影響力ある存在になるには、戦略的なブランディングが必要だ。オンライン・オフラインをシームレスに活用するヒントは、その広いビジョンにあるのかもしれない。
2015年08月27日東京周辺で体験できる食の工場見学として、お土産付きの工場見学や試食付きのお菓子&アイスの工場見学を紹介してきたが、お得で楽しい食の工場&スポットはまだまだある。今回は日本の伝統食品や調味料に着目した工場&スポットを紹介しよう。○世界中で食べられているカップ麺の定番!日本だけでなく、世界中をとりこにしたカップヌードル。海外のスーパーで見かけたことがある人も多いのではないだろうか。そのカップ麺を様々な角度から体験できるのが「カップヌードルミュージアム」(神奈川県横浜市)だ。ここは、インスタントラーメンに関する展示やアトラクション、ショップ、そして各国の麺のバザールまで楽しめる"ラーメンパラダイス"になっている。「ヒストリーキューブ」には、世界で初めて開発されたインスタントラーメン「チキンラーメン」から始まるラーメンのパッケージ3,000点以上が一面に並べられている。開発者・安藤百福氏の研究小屋のレプリカ、そして、CGアニメーションのシアターも必見だ。入館料は500円。そのほか各300円で小麦粉をこねるところから作るチキンラーメンや、好みの具を合わせた自分だけのオリジナルカップラーメンを作ることができる。ミュージアムショップには著名デザイナーがデザインしたグッズもあってオシャレ度も高い。いわゆる"記念"以上のものを見つけられるに違いない。ぜひ立ち寄ってみよう。アクセスはみなとみらい線「みなとみらい駅」または「馬車道駅」より徒歩8分。もしくはJR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩12分となる。○かまぼこの全てが詰まった"里"同じく神奈川県にはもうひとつ訪れてみたいスポットがある。日本を代表する加工食品・かまぼこ一色に染まった「鈴廣 かまぼこの里」(神奈川県小田原市)である。ここでは50種類以上のかまぼこが販売されているほか、職人がかまぼこを作る様子の見学や、かまぼこ製作体験、かまぼこバイキング、かまぼこバーでの食べ比べ、そして、かまぼこのお食事処などがある。かまぼこ博物館ではかまぼこの不思議を学んでみよう。「かまぼこばっかり……」と思うなかれ! 実はかまぼこの里にはもうひとつの魅力がある。敷地内にはビールの醸造所があり、箱根百年水を利用した地ビールが作られているのだ。「箱根ビールshop」ではできたてを味わえるため、暑い季節にはこのプラスαでより楽しいかまぼこホリデーとなるはずだ。アクセスはJR東海道新幹線・小田急線「小田原駅」よりタクシーで約10分、もしくは箱根登山鉄道「風祭駅」直結となっている。○足湯も楽しめるこんにゃくパーク同じく日本の伝統食・こんにゃくの工場兼テーマパークが群馬県にある。その名も「こんにゃくパーク」(群馬県甘楽町)。ここでは工場の見学、手作り体験、そしてこんにゃく詰め放題などを楽しめる。手作り体験(要予約)とこんにゃく詰め放題は有料だが、バイキングゾーンでの多彩なこんにゃく料理やこんにゃくデザートは無料で食べられる。ヘルシーで有名なこんにゃくを思う存分堪能できるだろう。さらに、屋外に設置されている「エメラルド100人風呂」「アジアンストーン風呂」など4種類の足湯を無料で利用できる。当り前だが、浴槽に入っているのはこんにゃくではない。心置きなくリラックスしよう。こんにゃくパークからは世界遺産「富岡製糸場」まで車で15分ほどのため、立ち寄ってみてもいいだろう。アクセスは上信電鉄「上州福島駅」もしくは「上州富岡駅」よりタクシーで10~15分。JR「上野駅」からはそれぞれ新幹線などで約1時間30分となっている。○あのソースを満喫できるイベントソースと言えば思い浮かぶのが、しかめ面のブルドッグではないだろうか。「ブルドックソース館林工場」(群馬県館林市)では定期的に「ふれあい会」という工場見学を開催している。その内容は多彩で、工場見学というよりもイベントと言った方がしっくりとするかもしれない。2014年のふれあい会では、工場見学やソース作り体験のほか、飲食コーナーやフリーマーケットなども開催されたそうだ。筆者は個人的に「草刈機バギー体験」などという企画に参加してみたいと思っている。2014年は群馬県の館林工場のほか、埼玉県の鳩ヶ谷工場でも行われた。それぞれ、イベントの内容には多少の違いがあるようなので好みのものに参加したい。11月7日はソースの日とのことで、ふれあい会は10~11月ころに開催している。ちなみに、11月7日の意味は日本ソース工業会誕生の日であり、ウスターソースの100gあたりのカロリーが117(イイナ)kcalのため、それにも掛けているそうだ。2015年の開催情報はまだ発表されていないため、興味のある方はブルドックソースのホームページを時折チェックしていただきたい。館林工場へのアクセスは東武伊勢崎線「館林駅」からタクシーで約10分。「上野駅」から館林駅までは東京メトロや特急などで約1時間となる。鳩ヶ谷工場へは埼玉高速鉄道線南北線「鳩ヶ谷駅」から徒歩約17分。上野駅から鳩ヶ谷駅まではJRや東京メトロなどで約30分となる。見慣れた食品の製造過程を目の当たりにしたり、実際に作ってみたりするとこれまで知らなかった面白みを見つけられるかもしれない。ビールのオマケでもよし、世界遺産のついででもよし、一歩足を伸ばして訪れてみてはいかがだろうか。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年08月20日8月7日、東京都・世田谷区の二子玉川に、フォステクスのショールームがオープンした。フォステクスは、フォスター電機が展開する老舗オーディオブランド。オーディオクラフト向けのパーツや、スタジオ用、DTM用機材、スピーカー、ヘッドホンなどを中心に手がけている。フォステクスの設立は1973年で、すでに40年以上の歴史を持つが、意外なことにショールームの開設は今回が始めて。ショールーム所長の荒谷氏によると、フォステクスブランドは、一部のコアな層には浸透しているが、一般への認知度はまだ低い。そのあたりを掘り起こそうというのが、このショールームの狙いだ。二子玉川という場所を選んだ理由については、「秋葉原などにショールームを設置すると、既にフォステクスを知っている人のみを相手にすることになる。フォスター電機が会社としてやるべきことは、音や音楽の楽しみを世の中に広げていくことなので、フォステクスを知らない人が多い二子玉川を、あえてチョイスした」(荒谷氏)とのことだ。○ショールームの展示内容はショールームの入り口付近は、「KOTORI」ブランドをはじめとするヘッドホンの展示スペースとなっている。KOTORIはパーツをカスタマイズできるヘッドホンで、他人とはちょっと違ったモノを持ちたいという人から人気の高いブランドだ。また、独自の平面振動板「RP振動板」を採用するリファレンスモニターヘッドホン「T50RPmk3n」も展示。5月15日に発表されたT50RPmk3nは、先代モデルから実に15年以上も経過してからのリニューアルとなった。そのほかにも「THシリーズ」や「TEシリーズ」など、豊富なラインナップを展示。展示エリアにはミラーが配置されており、ヘッドホンを装着したときにどのように見えるのか、"試着"できるようにもなっている。入り口の左側はカウンタースペースだ。ヘッドホンアンプがセッティングされ、展示してあるヘッドホンを落ち着いて視聴できる。ショールームの中心部分は、メインの試聴スペース。Gシリーズ、GXシリーズなどのフロア型スピーカーも試せる。ヘッドホンの展示スペースの先は、アクティブスピーカーとヘッドホンアンプのコーナーだ。小型アクティブスピーカーの「PMシリーズ」とサブウーファー「PM-SUBシリーズ」の組み合わせなども体験可能だ。ショールームのには、スピーカークラフト用ユニットの展示スペースだ。DEシリーズをはじめとする定番のユニット以外に、ツイーターなども展示されている。ショールームでは、こうした機器の試聴だけでなく、販売やサポートも行う。○8月8日には新製品の発表会も8月8日の土曜日には、このショールームで、真空管ヘッドホンアンプ「HP-V8」の発表会が開催される。取材に訪れた8月7日(金)の時点では発表前だが、既にHP-V8を展示していた。HP-V8は、出力段に300B、電源にKT-88を使用するという贅沢な構成を採用したフルサイズのヘッドホンアンプ。入力はアンバランス(RCA)1系統のみだ。出力は、4ピンバランスとアンバランスのヘッドホン出力を各1系統ずつ装備する。
2015年08月07日工場見学での大きな楽しみと言えば、普段見ることのできない製造工程の見学と、できたてを味わう試食や試飲だろう。それに加えてお土産まで付いているとしたら、楽しみは倍増するに違いない。今回は、見学無料なうえにお土産ももらえる工場見学4選を紹介しよう。○きき醤油に醤油アイスも!日本の調味料と言えば醤油は欠かせない。ならば、「キッコーマンもの知りしょうゆ館」(千葉県野田市)を訪れてみよう。ここでは映像や展示で醤油を知り、製造工程を見学できる。日によっては醤油の卓上びんに絵を描くなどのイベントも開催しているため、併せて参加してもいいだろう。わくわく醤油体験コーナー「まめカフェ」では無料で3種類の醤油の"きき味"にトライしたい。加えて、有料の醤油アイスクリームや生醤油うどん、せんべい焼き体験なども試してみてはいかがだろう。売店「むらさき屋」では、醤油を使用したようかんやカステラなどを販売している。お土産にすれば、帰ってからも醤油づくしが楽しめそうだ。見学は無料で、2人より予約可能となっている。プレゼントとして生醤油をもらえるのがうれしい。工場の敷地内には、宮内庁御用達の醤油工場「御用蔵」もある。昭和14年(1939)に建設され、近年になってこの場所に移築・補修したもので、館内には当時の道具や装置などが展示されている。昔ながらの雰囲気が漂う建物は一見の価値あり。見学は自由なため、訪れたら立ち寄ってみたい。ただし、御用蔵は平日のみの開館なので注意しよう。アクセスは東武野田線「野田市駅」より徒歩3分。JR東京駅から野田市駅までは、JR上野東京ラインなどで1時間ほどとなる。○工場できたてのシウマイを試食醤油ときたら、付けて食べたいものとして「シウマイ」の工場見学はいかがだろう。「崎陽軒横浜工場」(神奈川県横浜市)では、製造工程の解説付きVTRを見た後、実際にシウマイが作られていく様子を見学する。見学後にはできたてのシウマイのほか、月餅などの試食ができるという特典付き。しかも、付属されている崎陽軒の公式キャラクター「ひょうちゃん」の醤油入れはお土産として持ち帰ることができる。見学は無料で、実施予定日は毎週水、木、金、土曜日。予約は3カ月前の1日から可能だが、かなり人気が高いため早めに手配しよう。しかし、たとえ予約が取れなくてもご安心を。館内のプチミュージアムショップは予約なしで入場が可能なのだ。電車型の店内には電車の窓をモチーフにしたタッチパネルのディスプレイが設置されている。自由に操作して崎陽軒の製造行程や歴史などを見てみよう。ここでは有料で「工場できたてアツアツメニュー」も食べられる。アクセスはJR・横浜市市営地下鉄「新横浜駅」よりバスを利用しよう。○お馴染みの調味料の工場を見学同じく神奈川県の「味の素KK川崎工場」(神奈川県川崎市)も楽しみが満載の工場だ。大正3年(1914)より続いているというこの工場、広さはなんと東京ドーム8個分。その中を白地に赤のパンダ型マスコットの名前が付いた「アジパンダ」バス(もしくはアジパンダの妹の「アジパンナ」バス)に乗って移動する。見学は「ほんだしコース」と「味の素コース」の2種類で、どちらも所要時間は90分。それぞれ、かつおぶしを削ってみる体験や味の素の封入の体験、そして360度をスクリーンに囲まれたシアターでの映像などを楽しめる。ほんだし入りのおにぎりの試食や、味の素のうま味を実感する試飲もできる。お楽しみのお土産は味の素の製品だ。館内のアジパンダショップでは味の素製品のほか、オリジナルグッズも販売している。工場見学の記念に立ち寄ってみてもいいだろう。見学は無料で、3カ月前より予約を行っている。アクセスは京浜急行大師線「鈴木町駅」より徒歩1分ほどとなる。○アロマに肌測定も!飲み物のイメージが強い「ヤクルト」。実は化粧品も製造していることをご存知だろうか。「ヤクルト湘南化粧品工場」(神奈川県藤沢市)では「『五感』で感じる体感ツアー」という大人の女性を対象とした工場見学を行っている。ツアー客が訪れるエリアにはアロマの香りが漂う。リラックスモードで楽しめるという、ひと味違った工場見学なのが面白い。その行程には工場ラインの見学はもちろん、サロンでの肌測定や化粧品の体感などのほか、飲み物のサービスも盛り込まれている。飲み物はもちろんヤクルトだ。見学の終わりにはプレゼントとして化粧品サンプルなどが用意されている。見学は無料で、月~金曜日に開催している。見学希望日の1週間前までに予約が必要だ。アクセスは各線「藤沢駅」よりバスを利用しよう。どの工場も、消費者に商品を知ってもらい、さらには楽しい思い出にしてもうための工夫に余念がない。「ちょっと得した気分になりに、工場見学へ」。休日を過ごす、ひとつの方法にしてみてはいかがだろうか。※写真はイメージで本文とは関係ありません○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年08月06日フォステクスは7月8日、東京都世田谷区玉川にショールームをオープンさせると発表した。オープン日は8月7日。ショールームでは「フォステクス」「KOTORI」ブランドのスピーカーシステム、スピーカーユニット、DAC、ヘッドホンアンプ、ヘッドホンを試用可能。その際、他社製品と組み合わせての試し聴きもできる。そのほか、発売前の製品の先行展示、新製品発表会、少人数制のプレミアム視聴会などを実施していく。営業時間は11時から19時30分まで。定休日は水曜日。
2015年07月13日COMITAS(旧FASH international)は22日、東京都渋谷区に、「DREAM ORDERショールーム」をオープンした。○気に入った商品はその場で発注も「DREAM ORDER」は、クラウドファンディングを用いて、各ブランドの市場に出回っていないアイテムを販売するショッピングサイト。WEB上でユーザーがオーダー(発注)し、一定数を越えると生産される完全受注システム。市場に出回っていない商品を定価の1~2割引の価格で購入することが可能になるという。同店は、同サイトで取り扱う各ブランドの商品を展示。実際に見て触れて試着できる。気に入った商品はその場でオーダーすることも可能。サイト上で受注受付中の商品に加え、今後発売予定の商品や過去の販売商品も展示されており、過去の販売商品を気に入った場合はサイト上で再販リクエストを受け付け、注文が多ければ再生産の可能性がある。取り扱いブランドはjunhashimoto、M、roar、kiryuyrik、SEVESKIG、CARRYNEST、Nemesis、TIME GALLERY、BELIEVEINMIRACLE、liberator-ops。営業時間は10時~19時。不定休。
2015年06月25日○ゲーミングデバイスを自由に触り、ゲームとともに試せる場を提供ドスパラとサードウェーブデジノスは、秋葉原に設置しているショールーム「GALLERIA Lounge」(B1フロア)にて、各社のゲーミングデバイスを実際のゲームで試用できる「ゲーミングデバイストライアル」を5月29日から開始する。また、Razer社のデバイスを集めた記念パッケージも発売した。5月28日に行われたメディア向けの説明会では、サードウェーブデジノスの升淳氏が「GALLERIA Loungeの開設から3カ月が経過し、ゲームメーカーや周辺機器ベンダーの協力もあり、順調に推移している」と説明。一方で、ユーザーからはゲーミングPCだけでなく、ゲーム環境全般に関する問い合わせや要望もあるという。そこでゲームシーンの提案を企画し、デバイスメーカーの協力も得て、「ゲーミングデバイストライアル」を一般公開することとなった。これによって、「店頭に触れるデバイスがない」「展示デバイスがあってもPCと未接続で試せない」といったユーザーの不満を解決。また、ユーザーによって異なる理想のゲーミング環境を探索できるとした。今回は100種類を超えるデバイスを用意したが、今後もメーカーとの協力を進めたり利用者の声を聞いたりして、増強を予定しているという。発売中の製品だけでなく、日本では未発売の製品展示は先行販売も予定する。その第一弾として、ASUSから5月30日(土)に発売されるゲーミングヘッドセット「STRIX 7.1」をいち早く展示していた。○当日はプロゲーマーのふ~ど氏と倉持由香さんが登場当日はゲストとして、Term Razerに所属するプロゲーマーのふ~ど氏と、ゲームに強くRazer Girlに起用されることもあるグラビアアイドルの倉持由香さんが登場。トークセッションが行われた。デバイスへのこだわりという点に関して、Razer Atrox(アーケードスティック)を使用しているふ~ど氏は「Atroxはボタン一つでカパっと開けることができるので、大会に出かけた先でもメンテナンスしやすい。強度が高いことは、デバイスを選ぶときの優先事項」と語る。倉持さんは「女性としては、デザインが良いだけでなくカラーリングも重要。 Razer Kraken Pro(ゲーミングヘッドセット)のカラーには、Razerで定番の緑以外に白もあるのがうれしい」と発言。GALLERIA Lounge「ゲーミングデバイストライアル」スペースへの期待に関して、ふ~ど氏は「ゲーマーにとってゲーミングデバイスは『武器』。うまくなるために必要なもので、勝率を上げることもできる。いいものを使ってほしい」、倉持さんは「お気に入りのゲーミングデバイスを使うとゲームをもっと楽しめると思うので、自分にとってしっくりくる『運命のデバイス』を見つけてほしい」とコメントしていた。○開設記念デバイスパッケージを3種類用意。先着30パッケージはグッズ詰め合わせも最後に升さんが「GALLERIA×Razer」のコラボ企画として、ゲームデバイスパッケージを発売することをアナウンスした。エントリー向け、FPS向け、MMO向けと3種類が用意されている。注文はすでにドスパラのWebサイトと店舗で開始されており、先着30パッケージに限り、Razerグッズの詰め合わせも含まれている。○エントリーパック22,651円(税別)・キーボードBlackWidow Tournament Edition 2014-JP (RZ03-00811500-R3J1)・マウス/マウスパッドAbyssus & Goliathus Bundle・ヘッドセットKraken USB (RZ04-01200100-R3M1)・マウスコードホルダーMouse Bungee(RZ30-00610100-R3M1)○FPSセット28,833円(税別)・キーボードBlackWidow Tournament Edition 2014-JP (RZ03-00811500-R3J1)・マウスDeathAdder 2015 Chroma (RZ01-01210100-R3J1)・ヘッドセットKraken Pro - Green (RZ04-00870100-R3M1)・マウスパッドGoliathus 2013 M-SPEED(RZ02-01070200-R3M1)・マウスコードホルダーMouse Bungee(RZ30-00610100-R3M1)○MMORPGセット35,731円(税別)・キーボードBlackwidow Ult2014-JP (RZ03-00384700-R3J1)・マウスNaga 2014(RZ01-01040100-R3A1 8200dpi 4G)・ヘッドセットKraken Pro - Green (RZ04-00870100-R3M1)・マウスパッドGoliathus 2013 S-CTRL(RZ02-01070500-R3M1)・マウスコードホルダーMouse Bungee(RZ30-00610100-R3M1)
2015年05月29日トヨタ自動車は13日、燃料電池自動車(FCV)やFCVの燃料である水素についての情報発信施設「TOYOTA MIRAI ショールーム」を、17日に東京都港区にオープンすると発表した。「TOYOTA MIRAI ショールーム」は、将来の水素社会の実現に向けて、FCVや水素を身近なものと感じてもらうことを目的に、岩谷産業が運営する「イワタニ水素ステーション芝公園」に併設する水素ステーション内併設型のFCVのショールーム。同ショールームでは、FCV「MIRAI(ミライ)」展示や試乗車両を用意するほか、映像などを使って車両や水素の特長などを紹介する。
2015年04月13日カリモク家具は24日に、東京都・青海に「お台場ショールーム」をオープンする。○快適な暮らしづくりを提案同社は、木製にこだわる国産家具メーカー。愛知県と岐阜県の国内自社工場で生産し、資材管理からアフターサービス・修理まで、一貫した品質管理が特徴としている。同社のショールームは全国に展開。同ショールームで23カ所目となる。同ショールームの特徴は、「体感型ショールーム」をコンセプトに、ソファからベッド、デスクにいたるまで、暮らしをトータルで提案。部屋の雰囲気で家具を見ることができる。ウォールナット材・メープル材・ブラックチェリー材・オーク材からなる4樹種の床材を用意。家具を設置したときの床とのコーディネートを確認することができる。また、床と家具の色を合わせたり、色に差をつけたりするコーディネートを提案。同社の特徴は、人間工学に基づき、日本人の体を徹底的に分析し開発した「座り心地研究椅子」としている。その最高峰にあたるプレミアムチェア「THE FIRST(ザ・ファースト)」では、従来の人体測定に脈波や脳波解析を加えた。同ショールームでは、その座り心地を体感することができる。同社の「チューニングベッド」は、マットレス下にあるウッドクッション(板バネ)の腰部や肩位置の硬さを変えることにより、体型に合わせた寝姿勢が調整できる。同ショールームでは、ベッドを体感しながら寝姿勢の調整をすることができる。同ショールームでは、顧客の収納の悩みを聞き、システムバリエーションから、使いやすい収納計画を提案。また、ボックス型ユニット家具「ピオグランデ」は、完成イメージをすることができるように、パソコン上で組合せのシミュレーションを提案する。リビングダイニングでもワークルームでも使える大人向けシンプル&コンパクトデスクを展開。また、学習デスクも、ライフステージ別にフィットする学習環境やリビング学習アイテムを提案する。○地震への備えを啓発同ショールームでは、1983年にデビューした「ドマーニブランド」から、厳選されたコレクション「エクセルライフ」を展開する。また、耐震研究、試験を通じて得られたデータをもとに、効果的な家具の耐震対策についての紹介コーナーを設置。地震への備えを啓発する。所在地は、東京都江東区青海1-1-20 ダイバーシティ東京オフィスタワー5階。展示面積は425坪。開館時間は10時から18時で、休館日は水曜日(祝日は営業)。入館無料となる。同ショールームでは直接小売は行わない。家具レイアウト相談サービス、同社家具の修理受付、商品説明、コーディネート相談などのコンサルティングは予約が必要となる。
2015年04月01日フレッシュハンドメイドコスメ「ラッシュ(LUSH)」が4月29日より、体験型工場見学「ラッシュキッチンツアー」を毎月1回のペースで定期開催する。このイベントでは神奈川県にあるスキンケアやバスアイテムの製造工場を一般公開。オーガニックな野菜や果物をベースに、アイテムをハンドメイドする工程を見ることが出来る。今回公開されるのは、その中でも“ラッシュキッチン”と呼ばれる、日替りで特別な製品を販売するオンライン限定サービスの製造現場。当日は、職人が説明を交えながら、スキンケアやバスアイテムなどを目の前で作ってくれる。見学中には一部の工程での製造体験も予定。更に、ラッシュの製品で原材料に使用している野菜や果物を味わえる軽食も用意する他、ブランドの理念に基づくエシカルアクティビティのワークショップも開催する。所要時間は約5時間となり、参加費は無料。第2回の開催は5月30日を予定している。応募は第1回が3月23日から31日まで、第2回が4月18日から30日までで、申し込みは公式サイトから行う。
2015年03月06日ドスパラは27日、同社が取り扱うゲーミングPC「GALLERIA」シリーズの常設ショールームとして、東京・秋葉原に開設した「GALLERIA Lounge」のオープンを記念したセールの開催を発表した。セールでは、オープン記念モデルとしてハイエンド仕様の「GALLERIA XG-E SLI」を特別価格で用意。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5930K (3.5GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがPC4-17000 32GB、ストレージが250GB SSD(Crucial BX100) + 2TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX980 4GB×2、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ。OSがWindows 8.1 Pro Update 64bit。本構成を通常価格429,980円のところ、50,000円引きの379,980円で提供する(いずれも税別)。また、対象のデスクトップPCやノートPCで、SSDのカスタマイズが通常よりもお得な価格で追加できる企画も実施する。このほか、セールの詳細については特設サイトを参照してほしい。
2015年02月27日既報の通り、サードウェーブデジノスとドスパラは、東京・秋葉原にゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを展示する常設ショールーム「GALLERIALounge」を開設すると発表した。27日のオープンに先立ち、報道陣向けに内覧会が行われたので、その様子をお届けしたい。「GALLERIALounge」は、ベルサール秋葉原の向かい、2月2日に一時閉店となった「ドスパラモバイル館」があったスペースを改装してオープンする。販売店舗ではなく、ショールームとのことからか、白と黒を基調としたシックな外観に加え、ゆとりのある展示スペースを備える。フロアは1階と地下1階で、1階は現在販売しているすべてのデスクトップPCの筐体とノートPCを展示、また地下1階では各ゲームタイトルの推奨PCを使って、ゲームを試遊可能なほか、プロジェクタや映像配信用の機材を備え、イベントスペースとしての利用も視野にいれており、ゲームメーカーなどとのコラボイベントを積極的に開催していきたいという。○ライトユーザーにBTOをアピール内覧会ではまず、サードウェーブデジノス マーケティング本部 本部長 升淳氏が、「GALLERIALounge」を開設した背景について解説した。同社が実施した調査によると、日本国内のPC購入者のうち、ゲームを目的にPCを購入したのは8.9%、中でもBTO PCを購入したのは全体1.5%程度であったという。つまり、ゲームが目的というユーザーでもかなりの割合が大手メーカー製PCを選んでいることになる。BTO PCが選ばれなかった理由としては、「BTO PCの存在を知らなかった」というケースが多かったとしている。そのため、サードウェーブデジノスでは、主にライトユーザーに向けて、BTO PCの認知率向上に向けて、広告やイベントといったPR活動を展開している。同社が秋葉原で開催した「秋葉原PCゲームフェスタ」では、過去6回の開催で延べ12万人を動員したが、「これではまだまだ取り組みが足りないということで、常設のショールーム開設することを決めた」(升氏)という。「GALLERIALounge」も、PCゲーム初心者やゲーミングPCを使わずにPCゲームをプレイするライトユーザーをターゲットとして、「GALLERIA」シリーズをアピールしていく予定だという。○声優の野水伊織さんがゲストで登場内覧会にはゲストとして声優の野水伊織さんが登場し、トークショーを行った。普段はコンシューマー機やスマートフォンでのゲームが中心で、PCゲームはあまりプレイしないとのことだが、展示されたPCのゲーム画面を見て「グラフィックスがすごくきれい」と驚いていたようだった。また「GALLERIALounge」に関しては、「黒い外観というのを事前に伺っていたが、実際来てみるとそこだけ別空間で、中は宝石を扱うお店のみたい」と話した。「GALLERIALounge」には、PCに詳しくない人でも相談できる相談窓口が設けられているとのことで、野水さんも「本格的にPCゲームがやりたくなったら相談にきたいと思います」とした。
2015年02月26日サードウェーブデジノスとドスパラは26日、東京・秋葉原にゲーミングPC「GALLERIA」シリーズを展示する常設ショールーム「GALLERIALounge」を開設すると発表した。27日11時よりオープンする。「GALLERIALounge」は、2月2日に一時閉店した「ドスパラモバイル館」を改装し、オープンする。PCゲーム初心者やゲーミングPCを使わずにPCゲームをプレイするライトユーザーをターゲットに、「GALLERIA」シリーズをアピールする。店舗内は1階と地下1階で構成され、1階の展示スペースでは現在販売しているすべてのデスクトップ筐体とノートPCを展示、地下1階のフロアでは各ゲームタイトルの推奨PCによる、ゲームの試遊が可能となっている。また、地下のフロアはショールームだけでなく、イベントの開催も視野に入れた設計で、ゲームメーカーなどとのコラボイベントも実施していきたいとしている。
2015年02月26日島津製作所は12月9日、京都市の本社工場内の研修センター2階にある分析計測機器ショールームをリニューアルし、「Science Plaza」を開設したと発表した。同ショールームでは「ライフサイエンス」「環境・新エネルギー」「食の安心安全」のような分野ごとに製品を展示しており、同社の分析計測機器や技術が社会の中でどのように活用されているかを紹介している。また、分析計測機器のほか、航空機器、産業機器、油圧機器、光学デバイス関連の事業や製品も展示しており、研修センター1階の医用機器ショールーム「メディカルセンター」と合わせて、同社の事業概要を知ることができる。同社は「Science Plaza」の開設にあたり、床面積を約2.5倍の800m2に拡張。オープニングエリアには、島津製作所の装置や技術を用いて得た最新の映像や、京都の風景映像が流れる複数のディスプレイが配置される。さらに、共同研究に関する取り組みや、2015年3月31日に創業140周年を迎える同社の歴史にも触れることができる。
2014年12月09日「トーヨーキッチンスタイル」は11月22日、ショールーム「ザ・ハウス(THE HOUSE)」を名古屋にグランドオープンする。ザ・ハウスは広さ約2645平方メートルという、世界最大級のキッチンインテリア空間を備えたショールーム。キッチンを中心としたLDK空間が展開され、同ブランドが提案する“住むをエンターテインメントに”というコンセプトを体感出来る。デザインはインテリアデザイナー・橋本夕紀夫が担当。ビルのファサードとの調和を考えたという建物は、浮遊感や透明感に溢れ、“天空のショールーム”と名付けられた。ビル内に完備されたV.I.P.専用ラウンジバー「ザ・ルーム(THE ROOM)」も、ビルと同様に橋本夕紀夫が手掛けている。一面をベネツィアンモザイクで埋め尽くされた空間には、海外から招聘したデザイナーによる家具を設置。フレデリック・モレルの「動物に囲まれるソファ」、ボジェック・シーペックのクリスタルベンチが、天空のショールームにふさわしい空間を構築している。
2014年11月11日「ぴちょんくん」は、ダイキン工業のルームエアコン「うるるとさらら」のキャラクター。東京都・新宿にあるダイキン工業のショールーム「フーハ東京」で筆者が出会った「ぴちょんくん」(とその仲間たち)をご紹介します。(サムネイルをクリックすると、拡大表示とスライドショーが可能)ちなみに、筆者のお気に入りは南部鉄器製の「ぴちょんくん」。南部鉄器と「ぴちょんくん」というミスマッチ感と、アタマのとんがりが気に入りました。みなさんはいかがでしょうか?誰でも「ぴちょんくん」に会える「フーハ東京」の開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。休館日は毎週水曜日、年末年始、夏期休業、そのほか入居ビルの休館日。入館料は無料です。筆者は訪れていませんが、大阪にも同様のショールーム「フーハ大阪」があります。そちらの開館時間は10:00~19:00。休館日は第4水曜日と年末年始。こちらも入館料は無料です。(C) 2014 DAIKIN INDUSTRIES, ltd. All Rights Reserved.
2014年10月09日JR東日本盛岡支社は12日、「鉄道の日」イベントの一環で、「SL銀河」客車の車両展示会を開催する。普段は乗車しないと見られない客車内を見学できるチャンスとなる。展示会は10時から12時まで、釜石駅1番ホームで実施(見学受付は9時30分から11時45分まで)。客車公開に加え、「SL銀河」に使用される蒸気機関車C58形239号機復元の様子をまとめたパネル展示も行う。入場無料で、参加者全員に「SL銀河」パンフレットと参加証を配布する。先着200名に「SL銀河」で使用している石炭もプレゼントする。翌13日には、釜石駅にて一日駅長による「SL銀河」出発式と紅白餅配布(なくなり次第終了)も実施。11~17日まではSL写真展も開催する。盛岡支社ではその他にも、「鉄道の日」記念イベントを各駅で開催。10月11日には気仙沼駅でポケモントレインの出迎えイベントや同車両の公開などを実施し、10月18日には北上駅にて北上市長による「Kenji」出発合図や鉄道に関する懐かしい写真の展示などを行う。他の各駅でも大小さまざまなイベントが企画されている。
2014年10月03日ビックカメラは8日、小中学生向けのイベント「ビックカメラ・エコツアー」の概要を発表した。8月9日にビックカメラの家電リサイクル工場の見学などを行う。参加は無料だ。ビックカメラ・エコツアーは、小中学生向けに同社が2011年度から開催しているイベント。ビックカメラグループの家電リサイクル工場であるフューチャー・エコロジーにて、使用済みのエアコンやテレビの解体現場を見学する。また、日本航空の機長が高度1万メートルから見た地球環境の変化について説明する「そらエコ教室」も開催する。対象は保護者の同伴が可能な小中学生で、申し込みは同社のWebページにて行う。抽選で当選した10グループ(1グループ4人まで)が参加できる。応募受付期間は7月8日から7月25日18時までとなっている。「そらエコ教室」は小学校3年生以上を対象とした内容だが、小学校1・2年生も参加は可能だ。
2014年07月09日三栄コーポレーションはこのほど、デンマークの子供家具ブランド「FLEXA」のショップとショールームを、五反田TOCビル(東京都品川区)にオープンした。実際の子供部屋のような店内を早速取材してきた。○変化に対応できるインテリア同ブランドは「子どもたちに夢のある部屋を」をコンセプトにしている。店内には、5台のベッドがシーン別に展示されている。同ブランドでは、「プリンセス」「ナイト」「ジャングル」「ガーリー」「パイレーツ」「ロボット」などのテーマを展開しており、実際の使用例を間近に見ることができる。同ブランドの製品は、一台のシングルベッドを中心に、フレームオプションをプラスすることで、アレンジを加えながら長く使えるのが特徴。ベッドにレッグをつけて高さを変えたり、ハシゴをつけて上り下りしたりできるようになっている。また、すべり台をつけることや、各テーマにあわせたクッションやベッドポケットをつけて雰囲気を変えることも可能。ベッドの下にプレイカーテンを引いて、秘密基地のような遊び場にしてもいいだろう。成長してからは、ベッド下にデスクとチェアなどを置いて勉強スペースにすることも。「ライフスタイルの変化」に対応できるインテリアを提案している。○北欧のパイン材を使用一般のシングルベッドは横幅が95cm~100cmなのに対し、同ブランドのベッドは90cmで作っているため、限られた空間を有効に活用することができる。木材には、北欧のパイン材を使用。同ブランドがエストニアに持つ「FLEXA フォレスト」にて栽培した木材が使われている。同ブランドは、2012年10月~2013年5月に「リビングデザインセンターOZONE」(東京都新宿区)にて期間限定の展示をしていた。商品をゆったり見せられる場が欲しいという理由で、今回のショールームオープンに至ったという。展示は、2~3カ月に1回変える予定。同店店内では、同じく北欧をベースにした子供家具のブランド「Formio(フォルミオ)」の展示もしている。
2014年02月15日廃墟巡りが好き!無許可で見学しているけど…好きな旅行先のひとつが、プロモーションビデオの撮影場所にもなった廃墟です。毎回その地を訪れるたびに立寄っていますが、廃墟に入る行為は違法ではないですよね?許可が必要なのですか?そういえば、少し前に、巨大な製鉄所や役目を終えた水力発電所などといった「廃虚」が新たな観光地として、若者を中心に「廃墟ブーム」になっているというニュースを見たことがあります。廃墟には、「栄枯盛衰」を感じたりと、何か不思議な魅力があるのでしょうね。さて、法律では、「人の住居や人の看取する邸宅、建造物等」に正当な理由なく侵入すること、つまり、他人の建物に勝手に入る行為ついて、「住居等侵入罪」という罪が成立するとしています。そのため、たとえ廃墟であっても、事実上管理されている建物であれば、勝手に入ると住居等侵入罪となります。もっとも、誰も管理していない建物であれば、住居等侵入罪は成立しません。また、あまりなじみのない法律ではありますが、「軽犯罪法」という法律があります。この法律では、「人が住んでおらず、且つ、看守していない邸宅、建物又は船舶の内に正当な理由がなくてひそんでいた者」は、拘留又は科料に処するとしています。そのため、廃墟などであっても、正当な理由なく「ひそんだ」場合には、軽犯罪法違反となり犯罪が成立します。また、軽犯罪法では、「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入った者」も拘留又は科料に処するとしています。ですので、入ることを禁じた場所に正当な理由がなくて入った場合も罰せられます。実際の裁判でも、ある廃墟に入った行為について、住居等侵入罪と軽犯罪法違反が成立するかが争われたケースがありました。その裁判では、その廃墟は、雨露をしのぐ効用さえ有しておらず建造物には当たらないとして、住居等侵入罪は成立しないとしましたが、その廃墟が、無断立ち入りを禁止していることから、「入ることを禁じた場所に正当な理由なく入った」として軽犯罪法違反となると判断されました。このように、無断で廃墟に入った場合、何かしらの法律違反になる可能性が高いといえます。確かに廃墟には何ともいえない魅力があり、その魅力に惹かれ入りたい気持ちや夏の場合には肝試しで入りたいという気持ちもあると思います。しかし、廃墟に入った後、さらに警察に入るということになってしまう可能性があるため、無用なトラブルを避けるためにも許可はとった方が良いでしょうね。アディーレ法律事務所佐藤大和弁護士(東京弁護士会所属)債務整理、交通事故被害、離婚問題、刑事事件など幅広い案件を扱うアディーレ法律事務所に所属。子どもの将来を守るための法教育に注力する一方で、弁護士を身近にするべくテレビ・雑誌などに多数出演。静岡英和学院大学短期大学部の非常勤講師として民法を学生にわかりやすく教える(2012年)。●アディーレ法律事務所HP
2014年02月13日レイメイ藤井は、福岡本社の1階に3Dプリンタを設置したショールーム「PRODUCTION LAB(プロダクション ラボ)」を開設したと発表した。広さは約100m2(約30坪)。ショールームには、Stratasys製の3Dプリンタ「Objer30pro」「Connex260」「Mojo」の3機種が展示されており、利用者は実際に3Dプリントを体験できる。そのほか、カラー複合機のCanon iR C9280 Pro、カラープリンタのRISO ORPHIS EX9050、製本・封入のRISO OR、UVプリンタのMimaki UJF-3042 HG、カッティングマシンのMimaki CF2-0912RC-Sをそれぞれ設置している。
2014年01月23日