モデルのトニ・ガーン(Toni Garrn)が10月9日(現地時間)、ニューヨークで「国際ガールズ・デー」を記念して行われた、エンパイア・ステート・ビルの点灯式に出席した。世界中の恵まれない環境にある少女たちを教育面などから支援するNGO団体「Plan International」が世界的に展開しているキャンペーンの一環として行われた今回のイベント。トニは「Plan International USA」のドロタ・ケヴェリアン(Dorota Keverian)と一緒に、エンパイア・ステート・ビルをピンク色にライトアップさせるためのスイッチを入れた。トニはInstagramに、ビルの103階で撮ったセルフィーをアップ。「ちょっとシリアスな日。素敵だった。こんなに素晴らしい場所で、『国際ガールズ・デー』の週末の始まりに参加させてくれたプラン・インターナショナルに感謝します」とコメントと共に、イベントでのスピーチを収めた短い動画もアップした。
2015年10月13日サムライインキュベートは、読売新聞グループ本社と連携し、読売新聞と協業したいスタートアップの募集を11月2日より開始する。これにより、読売新聞が展開する多様なサービス・コンテンツに、スタートアップの技術やアイディアを組み合わせ、新しい価値を世の中に提供したい考えだ。具体的な募集内容としては、「YC(読売新聞販売店)の支援につながる協業アイディア」や「読売新聞本紙やYOLL(ヨミウリ・オンライン)などの既存媒体を活用した新しいビジネスモデルの開発」「過去の記事データベースを活用した新ビジネスの開発」「イベント来場者・ファンの増加施策」「その他、主にヘルスケア・ライフスタイル・シニア分野での新規事業提案」などを求めているという。選出されると、読売新聞本紙やYOなどのWeb媒体、読売巨人軍(関連イベント等)、記事データベース、資金(共同事業実施に必要な費用の出資)といった読売新聞の豊富なリソースを活用できるだけでなく、読売ジャイアンツをはじめ、グループの各種サービスとの協業も可能となる。また、一次通過企業は、サムライインキュベートに在籍するインキュベーターや会計士から、事業計画のブラッシュアップを受けることができるほか、日本マイクロソフトのサポートとしてエンジニアによる技術面の個別相談を受けることも可能だ。なお、オリエンテーションへの参加は、イベントページより登録する必要がある。
2015年10月06日ルネサス エレクトロニクスは9月26日、Makersやスタートアップを支援するためのものづくりスペース「GADGET LAB」を開設したと発表した。また同日、同スペースの開設を記念して、同社のBLE基板「GR-CARRY」を用いたメイカソンも実施された。同スペースは、同社本社オフィスのある東京・豊洲に開設され、無料で使用可能(要・事前予約)。設備として3Dプリンタが2台のほか、ボール盤、はんだ付け、オシロスコープ、センサなどの電子工作部材が取り揃えられており、同社の担当者のサポートを受けることも可能だ。同社としては、「ここで開発されたモノが、商品として今後、世に出ることを期待したい」としており、サポート体制の強化なども含めて、ここを活用する人たちの支援を行っていきたいとしている。また、同日開催されたメイカソン「メイカソンwith GR-CARRY」には、23名11チームが参加。上位5チームに優秀賞が、1チームに審査員特別賞がそれぞれ授与された。なお、今回を機に同社はこれまで「がじぇっとるねさす」と日本語表記で提供してきた小型電子工作ボード群(GR-CARRYなど)の名称を英語表記の「GADGET RENESAS」としており、日本国内にとどまらず、グローバルで周知活動を積極的に行い、使いやすいマイコンプラットフォームやチャレンジプログラムなどを提供して、広く一般から自由な発想・アイデアを募り、作品開発や起業しやすいよう敷居を下げていきたいとしているほか、今回開設されたのGADGET LABをIoTに向けたインキュベーションの拠点に育てていければとしている。
2015年09月28日日本IBMはこのほど、2014年9月の開始から1年を迎えた国内のスタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub(ブルーハブ)」に、新たな外部有識者となる3社を迎え、計6社とのパートナー体制を強化すると発表した。外部有識者として加わった3社とは、IMJ Investment Partners Pte.Ltd.とトーマツ ベンチャーサポート、スカイランドベンチャーズ。IBM BlueHubでは、IMJ Investment Partners(IMJIP)と協力して、IBM BlueHubの選考をへてプログラムに参加するスタートアップへの出資検討と東南アジアでの事業化のメンタリングを通じて支援する。IMJIPは同プログラム初のインベストメント・パートナーであり、この連携により、スタートアップ企業の事業拡大を目的とする包括的な経営支援が可能になったという。トーマツ ベンチャーサポートは、トーマツ ベンチャーサポートが行っている地方スタートアップ企業へのオンライン・メンタリングに、IBMからアナリティクスやIoTのスペシャリストを講師として派遣して地方スタートアップ企業の支援を行う。アライアンス・パートナーとなるスカイランドベンチャーズは、テクノロジー・スタートアップ企業の創出を運営コンセプトとするコワーキングスペース「#HiveShibuya(ハイブシブヤ)」を通じて、エンジニアリング・デザインのミートアップやワークショップなどの活動を行い、海外進出を目指すスタートアップ企業を支援していくとしている。
2015年09月17日日本IBMは9月11日、国内のスタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラムである「IBM BlueHub(ブルーハブ)」の選考を経て、第2期プログラムにおいて支援するスタートアップ企業5社を発表した。取り組みの詳細は、2016年上半期に発表する予定。同プログラムは、政府や民間企業が推進する起業家支援と同様に、日本の長期的な成長と競争力に貢献するスタートアップ企業の事業化を支援するため、同社がパートナー企業と協力して2014年9月から開始したもの。ビッグデータ領域をテーマにした第1期の参加企業5社に続き、第2期では様々な機器がインターネットに接続するIoT(モノのインターネット)領域などで起業を目指すスタートアップ企業計51社から5社を選定したという。選定した第2期の支援企業と領域は以下の通り。TRi-Meal: オートモーティブとIoTResidence: VISA代行申請とアナリティクステクニコル: メンタルヘルスとIoTFictbox: 仮想現実とビッグデータ笑農和: 農業とIoT
2015年09月14日日本IBMは9月10日、2014年9月の開始から1年を迎えた国内のスタートアップ企業を支援するインキュベーション・プログラム「IBM BlueHub(ブルーハブ)」に、新たな外部有識者となる3社を迎え、計6社とのパートナー体制を強化すると発表した。今回の提携により、同プログラムでは、IMJ Investment Partners(IMJIP)と協力し、同プログラムの選考を経て参加するスタートアップへの出資検討と東南アジアでの事業化のメンタリングを通じて、支援するという。IMJIPは同プログラム初のインベストメント・パートナーとなる。トーマツ ベンチャーサポートは、同社が行っている地方スタートアップ企業へのオンライン・メンタリングに、IBMのアナリティクスやIoTのスペシャリストを講師として派遣することによって、地方スタートアップ企業を支援。アライアンス・パートナーとなるスカイランドベンチャーズは、テクノロジー・スタートアップ企業の創出を運営コンセプトとするコワーキングスペース「#HiveShibuya(ハイブシブヤ)」を通じて、エンジニアリング・デザインのミートアップやワークショップなどの活動を行い、海外進出を目指すスタートアップ企業を支援。IBM BlueHubは開始以来、参画するパートナーが拡大してきた。今回のIMJIPとの連携により、同プログラムでは、スタートアップ企業の事業拡大を目的とする、包括的な経営支援も可能になったとしている。同プログラムは、パートナー各社と協力しながら、大学など教育機関との連携を視野に展開する予定としており、開発者向けに提供するクラウド・プラットフォーム「IBM Bluemix(ブルーミックス)」やクラウドサービス「SoftLayer(ソフトレイヤー)」などの、IBMのテクノロジーの提供とIBMの人材を通じて、起業を支援していく構えだ。
2015年09月11日ファッションとテクノロジーが出合う場として2012年に設立されたDecoded Fashion。同サミットでは、スタートアップ・コンペティションと称して、ファッションとリテール界に新風を吹き込む、世界のスタートアップ企業を発掘する場を設けている。先月開催されたアジア初のDecoded Fashion Tokyoでは、三越伊勢丹がパートナーを務め、スタートアップ・コンペティション「ISETAN CHALLENGE」が開催された。■一次審査に残ったユニークなスタートアップ企業5社コンペティションでは、審査員と観客を前にピッチと質疑応答が行われ、ファイナリストが決まるというストーリーだ。コンペティションでは、三越伊勢丹が抱える次の3つの課題に対して、それに対してのソリューションを提案するというもの。参加者への課題は以下の3つ。・未来のカスタマーに向けたインストア・エクスペリエンスの構築と、エンゲージメントを高めるアイデアとは?・カスタマーに、より豊かなインストア・エクスペリエンスを提供するためのデータ活用法とは?・革新的で先駆的なテクノロジーを用いた、インストアでのカスタマイゼーション、あるいは商品開発のアイデアとは?この課題に対してのソリューションを提案する国内外約40の応募から選ばれた海外3組、国内2組のファイナリスト。会場では、審査員と観客を前にピッチと質疑応答が行われ、ファイナリストが決まるというストーリーだ。審査員は、三越伊勢丹ホールディングス代表取締役大西洋氏、同社秘書室付特命担当北川竜也氏、コンデナストジャパン社長の北田淳、『GQ JAPAN』編集長鈴木正文氏、ハートキャッチ共同創設者兼CEO西村真里子氏の5人。最初に登場したのは、「ブルーフォックスターゲット(BLUEFOX TARGET)」。彼らは、携帯電話から発するWiFiの電波を検知して、店舗に訪れた顧客に情報発信するサービスを提供している。そのデータをリアルタイム分析することが可能で、ブラウザの検索履歴などのデータをリアルタイム解析しながら、それぞれの顧客に応じたクーポンを発行したり、デジタルサイネージで適切な広告を表示したりすることができるという。同社によれば、アメリカのレストランでは、顧客に応じてメニュー表示を変えるといった試みを行い、好評だったとのこと。また、この機能を使いショップの販売スタッフがどの程度、接客したかなどのデータを取得したり、ショーウインドウに立ち止まる人のデータなどからそのウィンドウの効果測定を行うことも可能だという。次に登場したのは「エレクトロルーム(ELECTROLOOM)」。同社が開発した3Dプリンター「ELECTROLOOM」は、入力されたデザインデータから、3Dプリンティングによりその場で服を作るという機器。この製造方法が実現すれば、紡績や撚糸、織りも不要なテキスタイルや、服の製造過程を根本から変えるユニークなアイデア。オンデマンドで完成品ができるため、在庫リスクもなくなる。まだまだ実験段階だという同社は、パターンのシンプルなスカーフ、ソックスといった小物から始め、将来は、洋服のカスタムデザインも可能にしたい、と語った。日本から参加した「アベジャ(ABEJA)」のプレゼンテーションは、リアルタイムで店舗内の行動データを取得し、販売促進につなげるソリューション。現状の小売店の課題としてスタッフの適切な配置が挙げられる。そこで同社では、店舗内での顧客行動を映像解析やヒートマップのテックを用いて、年齢、性別を推定する。結果、多くの顧客が手に取った商品を把握するなどして、販売スタッフが介入する最適なタイミングを提示し、販促につなげるサービスを提案する。また、POSデータ、CRMデータなどと組み合わせ、顔認証技術で顧客を認識し、決済をするなど、これまでにないサービスの可能性も模索している。「インセクトマイクロエイジェンシー(INSECT MICRO AGENCY)」インセクトマイクロエイジェンシーが提案したのは、デジタルサイネージを使って、インストアショッピングにいっそうのエンターテインメント要素を付加するソリューション。店舗に来ることを旅行になぞらえ、例えば新宿店に設置した高解像度のスクリーンでパリの店舗の様子がのぞけるといった体験を提供する。イメージは、日本人ならおなじみのドラえもんの「どこでもドア」。デジタルのコミュニケーションだけでなく売場と顧客をつなぐ試みも視野に入れる。最後に登場したのは「メモミ(MemoMi)」。メモミは世界初のバーチャルフィッティングプラットフォームを提供するサービス。顧客が、鏡のような大型スクリーンの前で一回転すると、その姿を360度から撮影できる。そのデータを使い、実際に着替えることなく、他の色やデザインのファッションを試すことができるというもの。また試着した画像を友人、家族などとSNSでシェアすることもできる。店舗側にとっては、店内では、どんなアイテムを試着する顧客が多いかなど、顧客動向に関するデータを収集することができる。またクラウドベースなので、例えば東京で試着したアイテムをもう一度、京都で見ることもできる。現在、アメリカではニーマン・マーカスの複数の店舗でも導入されている。当初は、この5社から1社を選ぶ予定だったのだが、どれも興味深い提案で、1社に絞り込めなかったと、審査員からうれしい悲鳴が上がり、結局3社が三越伊勢丹で発表の場を得ることとなった。1位には、お題である「インストアにおけるカスタマーエクスペリエンス」という点で、もっとも革新的だったと評価され、メモミが選ばれた。この受賞にあたってDecoded Fashionの創設者であるリズ・バセラーは「アメリカでは、店舗やショッピングモールはどうすれば顧客が店頭に足を運んでくれるのか模索しています。でも、日本の店舗はわくわくするような美しい場所で、顧客は店舗に行くことを楽しんでいますね。メモミは、テクノロジーを通じて、より一層店舗の魅力を引き出してくれるはずです」とコメントしている。2位にはエレクトロルーム。3Dプリンティングを使ったまったく新しい服作りへのアプローチが評価され、想像力を刺激されると審査員。3位のアベジャの受賞理由は、すでにどこにでも設置されているカメラが、百貨店という場所を間違いなく改革するということ。インストアにおける魅力を高めていくことは、リテールの関心事の一つ。そのためにテクノロジーがどのようなソリューション、そしてイノベーションを与えてくれるのが楽しみである。ことさら、リテールテックにまさにこれから向き合おうとするファッションストアが、今回のコンペティションのパートナーであることも興味深い。そして上記の3社には、8月26日から伊勢丹新宿店で開催される「彩り祭」で展示、発表の場が提供される。どの受賞者のソリューションをとっても、一歩踏み込んだ新しいショッピング体験を期待させるもの。このテクノロジーを9月1日まで伊勢丹新宿店でプレゼンテーションを行う。ぜひ店頭に足を運んで、その風を肌で感じたい。
2015年08月26日●「アクセント」と「遊び心」を詰め込んだ製品群コンセプトは『生活に「アクセント」と「遊び心」を。』――スタートアップ家電メーカのUPQは6日、生活家電7ジャンル17種類24製品を発表。同日より販売(一部予約)を開始した。CEOの中澤優子氏はカシオ計算機で5年間勤務したのち秋葉原でカフェを開いたが、たまたまカフェの近くで開催されたハッカソンでIoT弁当箱「Xben」を企画。これが経産省フロンティアメイカーズ育成事業に採択され、米国の音楽・映画を中心とした大規模イベント「SXSW」(South by Southwest)にも出展した。この流れから生まれたのが「ほぼ一人家電メーカー」をうたう、UPQ(アップ・キュー)となる。○「アクセント」と「遊び心」を詰め込んだ製品世の中にあふれる製品群をユーザーが購入するとき、「スペック」×「価格」×「デザイン」のバランスで選ぶため、新製品ではなく(安い)型落ちモデルを選択する場合がある。一方、メーカーの観点ではシーズンごとに新製品を発表するため、型落ちが都度発生。開発サイクルを考える必要があるという。結果として、ユーザーもメーカーも新製品を使いたい・使って欲しいにもかかわらず、型落ちが買われやすい状況にあるといえる。そこでUPQは、遊び心を詰め込んだ家具・家電を作ることで、「型落ち」をなくし、スペック以外でも選んでもらえることをコンセプトにした。アクセントカラーをキーポイントとし、第一弾は夏向けの「blue x green(ブルー・バイ・グリーン:ブルーとグリーンの中間色)」を採用。第二弾以降は同じ商品の色違いを出すなどシーズンごとにテーマカラーを反映させる予定だという。○実質2カ月で24製品を製品化!6日に開催された製品発表会では、「UPQ Phone」、「UPQ Bag」、「Q-gadget」、「Q-camera」、「Q-home」、「Q-music」、「Q-display」の7つのカテゴリから17種類24製品が発表。全24製品と発表価格の一覧を下記にまとめてみた。●LTE対応、デュアルSIMの4.5インチAndroidスマホ○LTE対応、デュアルSIMの4.5インチAndroidスマホUPQ Phoneのカテゴリからは、4G LTE対応の4.5インチAndroidスマートフォン「A01」(\14,500:以下価格はすべてオンラインショップの税別価格)が登場。これだけ3色構成となっている。発売は28日。○バッテリ内蔵キャリーバッグ - 容量は12,000mAh/8,000mAhUPQ Bagのカテゴリからは、モバイルバッテリー搭載のキャリーバッグが3製品登場。容量12,000mAhの「TR01」(\29,000)、容量8,000mAhの「TR02」(\26,000)、バッテリーを搭載しない「TR03」(\19000)の3製品だ。「TR01」と「TR02」には、オリジナルのキャスターバッグで空港に到着してすぐに使えるようなモバイルバッテリーが入っている。本体カラーは「blue x green」となっている一方、ジッパー部分はブルーとピンクの2種類用意されている。発売は「TR01」「TR02」が18日、「TR03」が20日を予定している。○ガラス製のデザインキーボードと防水防塵LEDライトQ-gadgetのカテゴリは2製品あり、ひとつがガラス製のデザインキーボード「KB01」(\17,500)で、タッチパッドにも変わるものだ。これは6日より発売開始される。また、IP68対応の防水ライト「LT01」(\7,000)も用意されている。こちらは18日発売予定。○アダプタ全部入りのアクションカメラQ-cameraのカテゴリでは、アクションカメラ「ACX1」(\15,500)と、3軸電動スタビライザー「ES02」(\33,200)、「ES03」(\37,500)を発表。アクションカメラは、他社ではオプションとなるアダプタ類全部入りでコストパフォーマンスを追求。「ES02」「ES03」は単なる自撮棒ではなくビデオにも対応する、コンシューマー用では珍しい製品となる(「ES02」は4.7インチスマホまで。「ES03」はGoProや5.5インチスマホに対応する)。「ACX1」「ES03」は18日、「ES03」は28日発売予定。○すっぽり入れる、たまご形の大型チェアQ-homeのジャンルでは、たまご形の大型チェア「ISU2」(\83,000)と、Bluetooth制御のスマート電球「BB01」(\4,800)を発表。スマート電球は他社でもあるが、PSEマーク(電気用品安全法)認定の取れたものとしては安価だそうだ。「ISU2」は9月10日、「BB01」は28日発売予定。●デザイナーズBluetoothスピーカーや50型4Kディスプレイ○デザイナーズBluetoothスピーカーやカナル型イヤホンQ-musicのカテゴリでは、デザイナーズBluetoothスピーカー「BS01M」「BS01R」(\22,500)、ハイブリッドドライバー3基を採用したカナル型イヤホン「QE80」(\246,00)、2基の「QE50」(\9,580)と、このクラスでリケーブル対応のカナル型イヤホン「QE10」(\5,500:ケーブル白/黒モデルあり)、aptX対応Bluetoothイヤホン「QBE10」(\6,500)を発表。「QE80」「QE50」が18日、「QE10」「BS01M」「BS01R」が28日、「QBE10」は9月10日発売予定だ。○120Hz駆動の50インチ4KディスプレイQ-displayのカテゴリでは、4K/60p、120Hz駆動でHDCP2.2対応50インチ4Kディスプレイ「4K50」(\75,000)を発表。65型も後日追加する予定があるという。テレビと言ってもチューナーは含まれておらず、HDMI×4+コンポーネント入力のみのモニターディスプレイに近い製品。9月30日発売予定となっている。なお、いずれもまずはオンラインショップでの販売となる。6日現在でオンラインショップを確認した限りでは、ショップの販売価格には消費税のほか、送料相当額が加算されている様子だ。今後登場する予定の第2弾では、単に新商品だけではなく、今回の製品のテーマカラー違いというカラバリを考えているとのこと。○Cerevoとの縁での起業。製品化に対してのフォローも当日はCerevo代表取締役の岩佐琢磨氏も登壇。元々経産省のフロンティアプロジェクトのメンター側を行っていて、IoT弁当箱「Xben」のメンターという形で関わりが始まり、UPQに関してはODMの紹介や品質管理、製品サポートやテクニカルな部分をCerevoがフォローする形で協力しているという。
2015年08月07日ダッソー・システムズ(ダッソー)は8月5日、航空機設計・開発のスタートアップ企業である仏Elixir Aircraftが、ダッソーの航空宇宙業界向けソリューション「エンジニアド・トゥー・フライ」を採用したと発表した。「エンジニアド・トゥー・フライ」は、3Dエクスペリエンスプラットフォームを基盤とするソリューション。社員だけでなく取引先も、セキュリティの確保されたソーシャルな環境内で協業できるため、サイクルタイムの短縮やプロセスの手戻りを抑制することができる。また、同ソリューションには標準仕様でプロジェクトのテンプレートや、ITサポートも含まれているため、最低限のIT投資で、より迅速にプロジェクトを推進することができるとしている。Elixir Aircraftは同ソリューションの導入を決めた理由を「当社のような新しい会社でも、クラウドによるITの迅速な実装、使い勝手の良さ、データ・セキュリティ、万全のテクニカルサポート、といった各種のメリットを享受できる点にあります。このようなメリットを得られることで、当社は、設計やエンジニアリングといった本来の業務に集中できます。」と説明。今後、「エンジニアド・トゥー・フライ」を利用し、独自の翼構造を備えた2人乗り航空機の設計およびエンジニアリングを、クラウド上で行っていく。なお、同社の航空機は2016年中頃の初飛行を予定している。
2015年08月05日米Amazon.comは7月28日(現地時間)、スタートアップを支援するプログラム「Amazon Launchpad」を発表し、スタートアップの製品を集めたLaunchpadストアを開設した。KickstarterやIndiegogoなどクラウドファウンディングサービスによってスタートアップのユニークな製品が話題になることが増えている。それに伴って、Y Combinatorなどベンチャーキャピタルがハードウエアスタートアップへの投資を強化している。Amazonはベンチャーキャピタルやスタートアップアクセラレータ、クラウドファウンディングプラットフォームと協力してLaunchpadプログラムを開発した。Launchpadストアはマーケティングに費用をかけられないスタートアップが効果的に消費者に製品を紹介し、販売できる場になる。スタートアップが希望すれば、グローバル展開することも可能だ。28日時点で米AmazonのLauchpadストアでは230以上の商品が販売されている。「Sphero 2.0」「PowerUp 3.0 Smartphone Controlled Paper Airplane」「FiftyThree Pencil Digital Stylus」のようなすでに多くの利用者を獲得している商品があれば、「eero Home Wi-Fi System」(12月一般発売予定)や「Pavlok」(10月一般発売予定)のように予約を受け付けている段階の商品も多い。
2015年07月29日「E-girls」の石井杏奈初主演作『ガールズ・ステップ』の予告編が、このほど解禁となった。幼いころにいじめられたトラウマから、誰に対しても調子よく接してしまう高校2年生のあずさ(石井杏奈)は、ある日ひょんな事から、ダンス部を結成する羽目に。集められたメンバーは、根暗の愛海(小芝風花)に勘違い女の葉月(小野花梨)、それからガリ勉の環(秋月三佳)にヤンキーの美香(上原実矩)。通称“ジミーズ”と呼ばれる面々だった。更に、コーチとしてやってきたケニー(塚本高史)は、とにかくチャラいしなんか胡散臭い…!!元々友達のいない“ジミーズ”だが、失敗を重ねながらもひたむきに挑む彼女たちに、まさかの友情が芽生えはじめ…!?グループも個性もバラバラな5人の地味で浮いた高校生「ジミーズ」が、ダンスを通してみんなで一つの目標に向かうことの楽しさや、友情の大切さなどに気づき、それぞれが成長していく姿を等身大に描く本作。初主演を果たす石井杏奈をはじめ、ネクストブレイクが期待されるフレッシュなキャストが「ジミーズ」の面々を個性豊かに演じている。このほど公開となった予告編では、小学生の頃にいじめられたトラウマから、誰にでもいい顔をしてクラスの中心メンバーのパシリも嫌な顔一つせずこなす主人公・あずさが、ひょんなことからスクールカーストもキャラクターもバラバラの仲間たちとダンス部を結成する過程が映し出されている。ダンス部の仲間たちや、見た目や言動は一見チャらそうに見えるコーチ・ケニー長尾らと本音でぶつかりあううちに、戸惑いながらも本当の「仲間」と呼べる存在を見つけていくことで成長するあずさ。さらに、あずさの幼馴染で学校一の人気者・保との淡い恋の予感も…!?そして、ジミーズ5人がクライマックスで披露するダンスシーンもこのたび公開に!あずさを演じた「E-girls」の石井さん以外、本格的なダンスには初挑戦となる「ジミーズ」の躍動感溢れるダンスに注目だ。尚、本予告編は本日25日(土)より全国劇場での上映が開始。「いっちょ、はじけますかっ★」とキラキラ輝くキャストたちを、まずはこの予告編から覗いてみて。『ガールズ・ステップ』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガールズ・ステップ 2015年秋公開予定(C) 2015「ガールズ・ステップ」製作委員会
2015年07月25日「E-girls」の石井杏奈が初主演果たす青春映画『ガールズ・ステップ』。9月12日(土)に公開を迎える本作のポスタービジュアルが、このほど公開となった。必修科目であるダンスのテストを欠席した5人の高校生、あずさ(石井杏奈)、愛海(小芝風花)、葉月(小野花梨)、環(秋月三佳)、美香(上原実矩)は、陰で「ジミーズ」と呼ばれる地味で浮いた面々。単位を落とせば進級ができない崖っぷちの「ジミーズ」5人に課されたのは、2週間後に行われる地元のフェスティバルでストリートダンスを踊ることだった…!完成したポスターは、ピンクを背景に青春の瞬きが表現されたシャボンの中で、まさに青春がハジけた瞬間を切り取ったようなポップでキュートなデザインに仕上がっている。「いっちょ、ハジけますかっ」というキャッチコピーの通り、クラスでも地味で浮いていた「ジミーズ」が、ダンスを通して自分の殻を破り、成長した5人のナチュラルな表情が印象的だ。今年5月に実施されたポスターの撮影では、昨年11月に撮影を終えて以来久しぶりの集合となる「ジミーズ」が再会を楽しむ女子トークを繰り広げ、賑やかな雰囲気の中行われたそう。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が歌う主題歌「ALL FOR YOU」が流れるとリズムに合わせて5人が楽しそうに踊りだす場面もあり、撮影以後は踊っていないにも関わらず全員がほぼ完ぺきなダンスを披露する5人にスタッフがビックリする場面も!女子高生限定150名で実施したモニター試写で、92%と非常に高い満足度を獲得した本作。6月末より開始したマスコミ試写会では、子供を持つ世代からも「中高生に見てほしい映画」「ジミーズを応援したくなる」「感動して泣いた!」など自分の青春時代と重ね合わせての感想や子供に見せたいという絶賛の声が相次いでいるという。さらに追加キャストとして柳ゆり菜、松浦雅などのキャストに加え、宝塚歌劇団の卒業生・音月桂の出演も明らかになった本作。ポスターは、7月11日(土)より全国劇場にて順次掲出されるという。『ガールズ・ステップ』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガールズ・ステップ 2015年秋公開予定(C) 2015「ガールズ・ステップ」製作委員会
2015年07月10日「E-girls」石井杏奈が初主演を務める『ガールズ・ステップ』。この度、元一流ダンサー役に塚本高史が決定。併せて、特報映像が公開された。必修科目であるダンスのテストを欠席した5人の高校生、あずさ(石井杏奈)、愛海(小芝風花)、葉月(小野花梨)、環(秋月三佳)、美香(上原実矩)は、陰で「ジミーズ」と呼ばれる地味で浮いた面々。単位を落とせば進級ができない崖っぷちのあずさたちに課されたのは、2週間後に行われる地元のフェスティバルでストリートダンスを踊ること。見るからにチャラい、怪しい男“ケニー長尾”(塚本高史)をコーチに、大勢の観客からの拍手と声援の中、何とかダンスを成功させる。そして、いつしか自分たちがダンスを好きになっていることに気づき、なんと「高校生ダンス選手権」への出場を目標にダンス部を作ってしまったのだった…。根暗にガり勉、勘違い女とヤンキー、そして誰にでもいい顔をする八方美人。彼女たちに“本当の友情”は芽生えるのか?本作は、『L・DK』や『海月姫』を手がけた川村泰祐監督の最新作。主演の石井さんを始め、『魔女の宅急便』で第57回ブルーリボン賞の新人賞を獲得した小芝風花、さらに、小野花梨、秋月三佳、上原実矩ら次世代ブレイク女優たちが集結している。今回、塚本さんが演じる“ケニー長尾”は、ニューヨークで元一流ダンサーとして活躍した過去を持ちながらも、仲間を顧みない態度から孤立し、日本に戻って細々と社交ダンススクールを経営。ひょんなことから、石井杏奈演じる・あずさを含む、地味で冴えない女子高生5人組“ジミーズ”にダンスを教えることになるのだ。劇中では、元一流ダンサーとしてキレのあるダンスや、コーチとして軽やかなステップを披露している塚本さん。撮影については「とても楽しい現場でした」と語る。「ダンスの経験が無い地味な女子高生たちにダンスを教えていくうちに仲間との友情や絆を見せつけられ、忘れかけていた昔の自分や夢と向き合い気持ちが動いていくケニーの様子を注目して欲しいです。また今回ケニー自身もダンスのシーンがあるのでそこも是非観て頂ければ嬉しいです」とアピールした。先日、約200名の女子中高生限定でおこなわれた最速・モニター試写で聞いた「印象に残っているキャラクター」には、90%の女子中高生が、ケニー長尾を大絶賛。何でもケニー長尾が発する「JK」(女子高生の略)が特徴的なよう。「自由にやればいいんだよ」「失敗してもいいじゃん。楽しめればいいんだよ」といったセリフに背中を押された女子が多く見受けられた。また本作には、黒木瞳主演の連続ドラマW「スケープゴード」に出演する磯村勇斗や、大東駿介、山本裕典も出演している。『ガールズ・ステップ』は9月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ガールズ・ステップ 2015年秋公開予定(C) 2015「ガールズ・ステップ」製作委員会
2015年06月13日2015年11月12日に公開が予定されているアニメーション映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』の特報が公開され、多数の新キャラクターやキャストが明らかになった。新たに公開された特報では、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」に乗せた意味深な映像で、詳細不明のキャラクターも多数登場。これらの新キャラクターは、随時発表されていくという。また、PVなどで名前とビジュアルが公開されていた、知波単学園の隊長・西絹代を、声優の瀬戸麻沙美が演じることも発表された。また、現在「音泉」ほかにて放送中のWebラジオ『うさぎさんチーム訓練中!』の初の公開録音を2015年7月11日に大洗町で実施。竹内仁美、中里望、多田このみ、山岡ゆり、秋奈の「うさぎさんチーム」のキャスト5名に加え、さらなるゲストを加えた豪華出演陣の公開録音を予定しているという。本ラジオは7月4日より茨城放送で放送され、それに伴い隔週から毎週更新に変更。TVだけでなく、茨城県ではラジオも地上波進出となる。そして、2015年11月3日には神奈川県・よこすか芸術劇場にて「ガールズ&パンツァー オーケストラ・コンサート」を初開催。音楽的にも高い評価を受けている『ガールズ&パンツァー』だが、2012年12月に発売された『オリジナルサウンドトラック』の累計出荷枚数が4万枚を突破し、この快挙を記念したコンサートとなる。管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団が担当。チケットの詳細は後日発表される。『ガールズ&パンツァー 劇場版』の前売券は、6月6日より第1弾の発売がスタート。全国共通特別鑑賞券(1,500円/税込)、ムビチケカード(1,500円/税込)の2種類が発売されており、特典として全13種類からなる描き下ろしクリアファイルが一枚プレゼントされる。前売券第2弾、第3弾の情報も合わせて公開され、第2弾は、描き下ろしの「大洗女子学園」の戦車道メンバーが、自分の所属するチームのパジャマを着用したかわいらしいイラストを使用。第3弾は、劇場版で脚本を担当する吉田玲子氏書きおろしの小説を、キャラクターデザインの杉本功氏描き下ろしイラスト付で販売する。『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、2015年11月12日より全国公開される。(c)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年06月08日●地方の活性化はスタートアップから?安倍晋三首相による経済政策「アベノミクス」だが、その重要課題の1つに「地方創世」がある。東京一極集中、三大都市圏に物や人が集中して地方の疲弊が叫ばれるなかで、地方を再び活性化させ、日本経済の起爆剤としていこうという試みだ。もちろん、「言うは易し行うは難し」で、一朝一夕で物事が進むわけではない。だからこそ、地道な取り組みこそが地方活性化の最短ルートとも言えるはずだ。こうした政府の動きに呼応して、地方自治体や民間企業の動きも活性化しつつある。今回、そうした活動の1つである「Osaka Innovation Hub(OIH)」の取り組みについて、取材する機会を得た。○OIHとは?OIHは、大阪市が2013年4月に設立した「世界につながる、イノベーション・エコシステムのハブ」。大阪市経済戦略局で理事を務める吉川 正晃氏は、このプラットフォームを「リアルに取引する場所」と表現する。市場や飛行場が"ハブ"、つまり結節点となって、モノの仲介地点として機能しているが、ネット全盛の世の中であっても「目と目を合わせて取引することが重要」(吉川氏)だとして、イノベーションの結節点になるべく、立ち上げられたわけだ。「アメリカでは大企業とベンチャーの交流が盛んだ。日本でも同様に交流できる場を持ちたいと思い、私たちの運営方針を理解している人たちに使っていただいている。私が好きな言葉に『Give first』という言葉がある。最初に、相手にGive(あげる)することが重要で、何事においてもTake(得る)する前に何かをしてあげる気持ちが重要だ。この考え方に確信を持ったのは、Teckstarのドン・バートン氏というコロラド州でベンチャー支援コミュニティのマネージャーが持ち続けている哲学を聞いた時。彼の哲学は『Give before you get』で、手に入れる前にGiveしなければならないというものだった。ここから、『Give and Give』という考えも持ったし、その精神に満ちあふれた場所にしたいとOIHの立ち上げの時に考えた。行政は主役ではなく、つまり、我々はあくまで黒子。登壇するこれからのスタートアップが主役であるという思想を持っている」(吉川氏)●KDDI∞Laboで地方を盛り上げる理由今回OIHで行われたピッチイベントは、KDDI∞Laboとのコラボレーションで行われたもの。KDDIは、インキュベーションプログラムが8期を迎えているが、地方のスタートアップ支援団体との連携を発表しており、今回の取り組みがその第1弾だ。このピッチイベントで優秀賞に選ばれたチームは、∞ラボの8期デモデイに登壇する権利を得られ、KDDIと共にスタートアップの支援を行うパートナー連合プログラム参加企業とのビジネスマッチングも受けられる。ラボ長を務める江幡氏は、今回の地方連携について「地方のスタートアップをサポートできるように、もっと表舞台に出てこられる場を、地方連携を通して作っていきたい」とその目標を語る。足かけ4年近くインキュベーションプログラムを続けている江幡氏らだが、これまでの経験から地方に眠る才能との交流をもっと進めていきたいという思いがあったのだという。実際に動き出したのは今年の頭からだが、夏のデモデイに向けて今回のピッチイベント実現にこぎつけた。「熱い想いを持つOIHの人と一緒にやることで、何か新しいことをしたいと考えた」(江幡氏)江幡氏がたびたび強調した点は「大阪を地方とは思っていない」ということ。この後、優秀賞を獲得したチームを紹介するが、いずれも明確な理念と目標、どのようにスケールしていくかという起業家らしいマインドセットを持ちあわせており、東京で行われている各種ベンチャー向けイベントの登壇者に引けをとらない雰囲気を持っていた。大阪一、日本一を目指すだけでなく、世界を土壌とする戦いを見据えている彼らは、地方の課題解決ではなく、都市圏の生活者が「世の中を変えたい」と思い抱いている点で、地方とは異なっているというわけだ。このように書くと地方軽視にも見えるかもしれないが、地方連携には多様な目的が含まれている。先にも江幡氏のコメントで触れた「地方のスタートアップを表舞台に」という点でもわかるように、地方から世界を目指せるマンパワーが潜んでいると思うからこそ、地方連携という取り組みを行っている。その上で、江幡氏は「地場の課題、ちょっとした課題に焦点を合わせたアイデアが地方にはまだまだあると思う」と話している。つまり、少子高齢化や都市圏への人口集中から"疲弊している"とされる地方の再興につながるような"ちょっとしたアイデア"を掘り起こすことで、その地域だけでなく、日本国中の地方の活性化につなげたい。そんな意図が江幡氏のコメントから読み取れる。「例えば地方では福岡県などがスタートアップで湧いていますが、ほかにも地方で努力している場所は多数存在する。でも、地方だけでは支援者の数が圧倒的に足りない。その一方で、東京には支援者がいるけど、東京では思い浮かばないようなアイデアが地方にはある。いくつかこの地方連携を進めていこうという話になっている。ラボでも8期で養蜂へのIoT導入を行うチームが広島から飛び出しているし、地元で話題になっていると聞く。こうした金銭と人員サポートを東京から行い、地方の地場にいい形で還元したいんです」(江幡氏)○さくらインターネットの田中氏が起業家に送る言葉とは?ピッチイベントには大阪市に本社を置く、さくらインターネットの代表取締役社長 田中 邦裕氏らが審査員として参加。田中氏は1996年に学生起業で同社を設立したことで有名だが、今回のピッチイベントでも自分の後輩となる企業を目指す強者達を前に先輩から熱いアドバイスを送った。「ビジネスプランを美しく語るのではなく、熱量を見せてほしい。情報は地方でも手に入れると言われているが、こうしたイベントで得られるものは"熱量"だ。大阪でこうしたイベントが行われることで、全体の"熱量"が高まればいいと思うし、ほかの地方でも同じような場がどんどんできるようにするのが私の仕事だと思っている。大事なことは、『熱量を与えられるように頑張る』ということ。だらっと競争していてはダメだ。熱量を与えて、さらに多くの熱量をもらって帰れるようにしてほしい」(田中氏)●優秀チームは?全13チームが参加したピッチイベント。優秀チームに選ばれたのは以下の4チームだった。なお、聴講者が"良いスピーチ"に贈るオーディエンス賞には、「ベルシオン風車を活用し、無料Wi-Fiの電源基地局を設置します」というコンセプトを発表したGold Green Japan 代表取締役の佐々 寿一氏とCofameの野口氏が選ばれた。○非侵襲指先毛細血管観察による健康指標「VITAL BAROMETER」指先の毛細血管の状態を把握することで、健康状態を把握しようというもの。現在は専用の機器が必要だが、ビジネスマッチングや資金調達などで臨床試験、技術開発を進め、スマートフォンなどにアタッチメントを取り付けるだけで毛細血管を撮影できるようにしたいと武野氏は意気込んでいた。○パーソナル香り空間を制御するWearable Aroma Shooter情報通信研究機構(NICT)の研究員でもあった金氏は、在籍中から微細な香り成分を噴霧できる機器「Micro Aroma Shooter」を開発。現在、特定企業とともに、同デバイスをさらに進化させるための研究開発を行っているという。"パーソナル香り空間を制御"という言葉どおり、香り成分を一定空間に留めることで、香りのHMDのような、限定された空間での香りの再現を狙う。これにより、視覚や聴覚に続くさまざまな環境の香りを再現し、さらなる没入感を目指すのだという。○デーティングアプリであるTinderライクの物々交換アプリ「Bater」Baterは、説明にもあるとおり、デーティングアプリ「Tinder」から着想を得て開発したもの。Tinderは、好みの外見の異性を「好き」「嫌い」で左右にフリックすることで、相手も自分と同様に「好き」を選んだ場合にマッチングしてくれるというもの。これと同様に、自分がいいと思ったモノと、他人が自分のモノに「いい」と評価してもらった場合に、物々交換をするという仕組みだ。○ベルシオン風車を活用し、無料Wi-Fiの電源基地局を設置オーディエンス賞に選ばれた佐々 寿一氏の発表。風があまり吹いていない状況でも回る回転効率、発電効率の良いベルシオン風車を利用し、無料Wi-Fiを提供するというもの。電気料金などを気にする必要がないため、Wi-Fiスポットを提供しつつ、広告などに活用できるとしていた。○ハイクオリティなコンタクトデータであなたのビジネスを補強するアプリ Cofame唯一、優秀賞とオーディエンス賞の両賞を獲得したCofameの野口氏。実際に、プレゼンの運びが優秀なだけでなく、米国進出準備も始めているなど、すでに大阪という枠を超えて世界を見据えていた。内容としては、さまざまなWebサービスのアカウント情報を集約し、コンタクト情報の共有がしやすくなるコンセプトで、CRMやMA、データ市場など、多彩なソリューション連携を検討している。
2015年06月05日博報堂、NTT西日本、スカパーJSAT、ニフティは、大手企業の新規事業推進部門とスタートアップ企業の共同事業開発を行うことを目的とする「一般社団法人コトの共創ラボ」に参画し、4月17日より活動をスタートすると発表した。4社は「コトの共創ラボ」を設立することにより、大企業とスタートアップ企業とのオープンイノベーション活動をより一層加速させ、両社の課題を解消し、長所を最大化する「共創型事業開発」実現をめざすとしている。4社はコトの共創ラボに参画する背景を次のように説明する。「新規事業の開発において、大企業ではこれまで、企業にイノベーションをもたらす斬新なアイデアの開発が課題とされてきました。他方でスタートアップ企業は、事業環境の制約から新しい事業に企業の資金や人材のリソースを割けないため、スケールの大きなビジネスの創出が困難とされています。しかし、大手企業が持つ【ネットワーク・資金・人材】などのリソースと、スタートアップ企業が持つ【アイデア・スピード・行動力】を組み合わせることで、ビジネスの規模と成長のスピードを両立させた事業創造が可能になります」コトの共創ラボでは、(1)新規事業開発、オープンイノベーションに関するイベント、セミナーの開催(2)エフェクチュエーションの研究、啓蒙(3)2カ月に1回の分科会活動(4)その他本会の目的を達成するために付随的に実施する収益事業を含む必要な事業を行っていく。
2015年04月17日今年のGTCではスタートアップの会社の展示コーナーが設けられ、20社程度が出展していた。その中で興味深かった展示を紹介する。○In Silico Medicine Inc同社は、遺伝子、がんや加齢による細胞の変化のデータベースを持ち、薬が与えられると、それがどのように細胞に影響を与えるかをシミュレートする「Pathway Cloud」を構築している。これで、個々の患者に複数の薬を与えたときに、それらがどの細胞にどういう風に働くかをシミュレートできるという。既存の薬でも、複数の薬を与えた時の振舞いは独立ではなく、詳細にシミュレートすることは意味があるという。CEOのZhavoronkov博士によると、がんの投薬に関してのシミュレーション結果を主治医に示した結果、2/3のケースで主治医が治療法を再考したという。○Vuno IncVuno IncはCTやMRI、X線画像などをDeep Learningで処理して診断を行う「VUNOnet」を提供している。医者や病院での画像診断をより短時間で、より正確に行うことができるという。このような診断では人間の医師でも経験を積まないと画像を読むのは難しいと言われるが、Deep Learningで正常な部分と病変のある部分を区別し、病変のある部分は見やすいようにその種類で色を変えて塗り分けている。また、この画像認識技術を使い、写真の中から文字列を抽出して、そのテキストを使って情報を得るというサービスも提供している。同社によるとGoogleのWord Lensより文字の抜き出しの精度が高いという。○HumanicsHunanicsは外科医の手術のトレーニングを行う、「Virtual Open Surgery」というソフトウェアを作っている。メスを使った外科手術をクラウドのサーバでシミュレートして、その画像をリアルタイムで送るので、タブレットやPCがあれば、どこでも使えるという。また、一般的な人体モデルではなく、特定の患者のモデルを使って手術法の検討に使うこともできるという。ただし、実際のメスを使うわけではなく、タブレット上で切る箇所を指でなぞるという操作なので、手術の感覚までシミュレートできる訳ではない。○Loop AI LabsLoop AI Labsはマシンが人間の世界を理解するのを助けるというキャッチフレーズで、以下の図では小さくて見えにくいが、右の図の一番上のY字は、upscale、elegant、classyという単語が近い関係にあるということを示している。中央のネットワークは上のenvironment、settingから下のmood lighting、pressed tinまでの13の単語の近さを表すグラフである。このようなグラフをDeep Learningで作っていく。次の例は、Moshi Moshiという日本食レストラン(サンフランシスコに実在する)に関する429件のインターネット上の書き込みを集め、その文章の中から、料理やサービスの評価に関する記述を抜き出し、スコアを表示している。400件あまりの書き込みを人間が見て情報を抜き出すとなると手間がかかるが、自動でできるとなると、グルメサイトの全レストランの評価を作ることもできるし、企業の製品に関する評判を纏めるなどのサービスができそうである。VUNO IncやLoop AI Labsのように、Deep Learningを使って人工知能でより高次の情報を提供するというビジネスが出現しつつあるのが興味深い。ただし、Googleの画像サーチなどの無料のサービスなら、多少の誤りがあっても問題ないが、有料のサービスとなると精度に対する要求は厳しくなる。特に、医療画像の解析などではがんなどを見逃しては大変である。このような困難を乗り越えて、これらの会社が伸びて行くことを祈りたい。
2015年04月17日人気アニメ『ガールズ&パンツァー』シリーズの最新作となる『ガールズ&パンツァー 劇場版』の公開日が2015年11月12日に决定し、合わせて新ビジュアル、場面カット、予習プロモーション映像が公開された。TVアニメ『ガールズ&パンツァー』は、美少女×戦車をテーマに、戦車を使った武道"戦車道"が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界を舞台とした作品で、戦車道を通じて少女たちが絆を深めていく姿を描いた物語。主人公たちの通う学校が「大洗女子学園」という設定で、本作と茨城県・大洗町はさまざまなコラボレーションを幾度となく実施し、アニメファンとミリタリーファンを巻き込んで人気を博している。TVアニメの放送終了後も人気は衰えず、2014年7月にはOVA『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』が公開された。新ビジュアル、場面カット、予習プロモーション映像の公開とともに、主題歌アーティストも発表され、TVシリーズのオープニングを務めたChouChoが担当。さらに劇場版の公開を記念して、巻数によっては現在入手困難となっているTVシリーズのBlu-ray初回限定版と同仕様の特別限定版もリリースも決定し、7月24日に全6巻が一挙に発売される。さらに、国内外の自動車レースに積極的に参戦を続けている「PACIFIC RACING TEAM」とタイアップを行い、人気ドリフトレース「D1 GRANDPRIX」への参戦も决定。今後「あんこうチーム」のメンバー5人が同チームレースクイーン(PACIFIC D1 GIRL)の衣装に身を包んだ、オリジナルの描き下ろしイラストも後日公開予定。このオリジナル描き下ろしイラストを使用した特典が封入される個人スポンサーコースについては、4月10日よりオフィシャルコラボサイトにて募集がスタートするという。そのほか、槌居が描く、みほの小学生時代を描いたスピンオフコミック『リトルアーミー』の続編が4月27日発売の漫画雑誌『月刊コミックアライブ』(KADOKAWA/メディアファクトリー)にて連載開始。TVシリーズが4月2日より毎週木曜23:30よりとちぎテレビで放送され、『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』のDVDが9月25日よりレンタル開始になるなど、さまざまな新情報も公開されている。(c)GIRLS und PANZER Film Projekt
2015年03月16日前回は高速スタートアップについて述べたが、必ずしもメリットばかりではない。例えばBIOSやUEFIの設定画面などは、起動が速すぎるゆえに呼び出しにくくなった。今回は、高速スタートアップ機能にまつわる設定やTipsを紹介しよう。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○高速スタートアップで発生するデメリットとはWindows 8.1の高速スタートアップは、休止状態で用いるハイバネーションファイルを利用しているため、通常の起動やシャットダウン実行時も透過的に高速スタートアップを実行する。つまり、ストレージや物理メモリーの増設などPCのハードウェア構成を変更する場合、ハイバネーションファイルに含まれる情報と実際の状況に食い違いが発生してしまうのだ。また、PCの電源を入れた直後にBIOSやUEFIを呼び出す場合、特定のタイミングで「F2」キーや「Del」キーなどを押すが、高速スタートアップ有効時はあっという間にWindowsの起動が始まってしまう。高速スタートアップで得られるメリットの裏側には、こうしたデメリットもある。○高速スタートアップを無効にする高速スタートアップを無効にするには、「電源ボタンの動作の変更」から「高速スタートアップを有効にする」のチェックボックスを外し、PCを再起動すればよい。なお、休止状態を使用しない場合はハイバネーションファイルも不要になる。その際は管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「powercfg /h off」と実行してハイバネーションファイルの削除と休止状態を無効に切り替えるといいだろう。高速スタートアップを有効にする手順は前回の記事を参照して欲しい。○BIOS/UEFIの呼び出し方前述のようにWindows 8以降、BIOS/UEFIの設定画面は呼び出しにくくなっている。BIOS搭載PCの場合、PCをシャットダウンせずに再起動を実行し、画面が消えた瞬間に呼び出しキーを連打するのが簡単だ。UEFI搭載PCの場合、設定チャームの「電源」ボタンに並ぶ「再起動」を「Shift」キーを押しながらクリックすれば、オプションの選択から呼び出せる。このモードは「PC設定」の「保守と管理」→「回復」の「今すぐ再起動する」ボタンや、管理者権限でコマンドプロンプトを起動してから「shutdown /r /o」を実行してもよい。オプションの選択モードに切り替わったら、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」→「再起動」とアイコン/ボタンをクリック/タップする。これでお使いのPCによって構成は異なるものの、UEFI設定画面が現れる仕組みだ。高速スタートアップに関するTipsはもう少しあるので、この続きは次回お送りする。阿久津良和(Cactus)
2015年03月07日Windows 8から加わった「高速スタートアップ」。ハイブリッドブートやハイブリッドシャットダウンとも呼ばれ、OS起動時に行う初期化などのプロセスを簡略化することで、起動時間を短縮する機能だ。最近はホストドライブにSSDを用いることが多いため、その恩恵や機能自体に意識が向かないことがありかもしれない。そこで今回は改めて、高速スタートアップの概要や機能の有無について紹介する。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○高速スタートアップとは昔話から始めると、Windows 9xの時代はPCの「電源」ボタンを押してから、インスタントコーヒーを用意して口に含んでもOSの起動が終わらない環境は珍しくなかった。これには、PC全体としての性能、ストレージ性能、ユーザープロフィールの肥大化など多様な原因が考えられる。それだけに格好のチューニング材料として、デフラグやレジストリダイエット、起動サービスの取捨選択など多彩な方法が用いられてきたものだ。バージョンを重ねたWindows 7は、デバイスドライバー初期化の並行処理やサービスを一定条件下で開始するトリガー開始サービスなどの改善を加え、OSの起動時間は大幅に短くなった。それでもまだ、ユーザーニーズを完全に満たしてはいない。Windows 8では、起動プロセスの一部を休止状態に用いるハイバネーションファイルから読み取ることで、起動時間をさらに短縮している。これが「高速スタートアップ」機能だ。上図はMicrosoftの公式ブログから抜粋したものである。これをご覧頂ければ、通常の起動(コールドブート)と高速起動の違いは一目瞭然だろう。高速スタートアップ有効時は、ユーザーセッション終了後に簡易的な休止状態へと移行し、セッション0(システムセッション)の内容をファイルへ待避。次回起動時は、同ファイルを読み込むことで、起動に必要な必要最小限のドライバー読み込みやレジストリ情報の展開といった一部の処理をバイパスしている。○高速スタートアップが使えるのに無効?このような仕組みでWindows 8以降は高速スタートアップを実装しているが、同機能が使えるPCにもかかわらず、「電源ボタンの動作の変更」から高速スタートアップの有無を選択できない場合がある。お使いのPCで高速スタートアップ機能が使えるか否かは、コマンドプロンプト上で「powercfg /a」を実行すれば分かる。「以下のスリープ状態がこのシステムで利用可能です」というメッセージとともに、「高速スタートアップ」が並ぶはずだ。古いPCをお使いの場合、「休止状態は使用できません」と示される。○休止状態を有効にする高速スタートアップ機能は、休止状態で用いるハイバネーションファイル(hiberfil.sys)を使用する。つまり、「使えるのに無効?」という状態は、休止状態を無効にしている可能性が高いのだ。休止状態を有効にするには管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、「powercfg /h on」と実行すればよい。すると「powercfg /a」と実行したときの結果が変化するはずだ。ただし、この状態ではまだ「電源オプション」から操作できない。一度、OSがハイバネーションファイルの存在を認識しなければならないからだ。単純にPCを再起動してもよいが、コマンドプロンプトを起動した状態であれば、「shutdown /r /t 0」と実行して再起動すると簡単である。PC再起動後に「電源ボタンの動作の変更」に「高速スタートアップを有効にする」が加わり、自動的に有効になるはずだ。今回いくつかのPCで検証したところ、本操作で有効にならないケースも散見するが、お使いのPCも同様の結果が出た場合は、休止状態に対応しているか(ACPI S4をサポートしているか)確認してほしい。阿久津良和(Cactus)
2015年03月06日富士通マーケティング(FJM)は、中堅中小企業向けマーケットプレイス「azmarche(アズマルシェ)」において、新たに「スタートアップ企業応援プラン」の提供を開始した。同プランは、起業を予定する人や創業から3年以内の法人を対象に、創業に必要なサービスを集約したもの。各種業務システムなどの「業務アプリケーション」や、情報共有やグループウエアなどの「コミュニケーション」、ファイルサーバやセキュリティなどの「ICTインフラ」といった各分野のサービスを用意する。また、「ICT投資はしたいが、費用は最低限にしたい」というニーズに応え、初期費用が無料で初年月額費が特別割引価格となるほか、電話サポートの付くプラン「応援価格」を設ける。なお、同社は今後、日本中小企業情報化支援振興協会(JASISA)やクラウドサービス推進機構(CSPA)、商工会議所、ITコーディネータ協会などと連携し、情報セキュリティのリテラシー向上やICTの利便性の理解促進などの啓蒙活動を実施し、中堅中小企業のICT基盤構築とそれらを活用した効率的な生産活動につながる情報提供を行う考えだ。
2014年12月08日元「スパイス・ガールズ」の“スケアリー・スパイス”として知られ、現在はオーディション番組の審査員など幅広く活動の場を広げているメル・Bが過去に女性と交際していたことを告白した。英「Guardian」紙のインタビューによると、メルは自身の長女・フェニックスと同じ学校に通っていた生徒の母親と長い間交際していたのだという。メルは「女性と4年間付き合っていたことがあるわ」と語りながら、「でも私は7年間、ペニスと幸せな結婚生活を送っているわよ。ハハ!最高の男よ」と7年間連れ添っている映画プロデューサーの旦那スティーブン・ベラフォンテへのフォローも忘れなかった。自分の恋愛生活については、「私はシャイでも控えめでもないの」「何かを試してみたかったら、やるのよ。彼女がいたわ。だから何?」といかにもメル・Bらしい強気なコメントをした。メルは夫と固い信頼で結ばれているものの、ほかの女性の美しさにはどうしても目がいってしまうという。「私の方が先に女性を褒めるの。“まあ、あの足を見てよ”“彼女って素敵じゃない?”って夫に言うわ」「女性はゴージャス。クレイジーだけど、ゴージャスよ」。また、女性の中でも「スパイス・ガールズ」のメンバーについては特別な思い入れがあるようだ。「ようやく自分にぴったりくる人々を見つけられたと思ったわ。人を批判したり、『何でそんなことするの?』とか言わない人々よ」「私たちはお互いを褒め合っていたわ。ようやく自分の居場所を見つけられたのよ」と、「スパイス・ガールズ」との出会いを感慨深げに語っている。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日今年で18回目を迎える茨城県・大洗町の恒例のお祭り「大洗あんこう祭」が11月16日に開催され、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』が3年連続で参加を果たし、声優を務めるキャストたちによるトークショーが行われた。「大洗あんこう祭」は、11月から旬の時期を迎える地元の名産あんこうの吊るし切りが披露され、あんこう汁やあんこう鍋を楽しむイベントで、大洗町が舞台のTVアニメ『ガールズ&パンツァー』は2012年から本イベントに参加。作品舞台とのコラボレーションの先がけとなっている。大洗マリンタワー特設ステージでは「あんこう祭」開会のオープニングイベントが行われ、大洗町・小谷町長をはじめ多くの大洗町関係者から『ガルパン』という単語が聞かれ、町への浸透度を伺わせた。開会式には、『ガールズ&パンツァー』の杉山潔プロデューサーと西住みほ役の渕上舞が参加。杉山プロデューサーから感謝の気持ちなどが述べられた後、渕上による開会宣言が行われた。その後、同ステージには渕上をはじめ、武部沙織役の茅野愛衣、五十鈴華役の尾崎真実、秋山優花里役の中上育実、冷泉麻子役の井口裕香らメインキャスト5名が登壇するトークショーが開催。彼女たちがこのステージに立つのは今回で3回目となり、多くのファンが大洗マリンタワーに集結した。今回キャストたちが身にまとっていたのはお馴染みの「パンツァージャケット」ではなく、背中にあんこうマークが入ったオリジナルの「モッズコート」を着用。なお、このコートの男性用の販売がステージでアナウンスされると、一週間あまりで予約完売になったという。トークショーには、2013年のステージでお披露目された大洗町のゆるキャラ「アライッペ」も登場し、出演キャストたちから1周年を祝福する場面も。そして、杉山プロデューサーがステージに登壇し、2014年公開予定の劇場版が2015年夏に変更されたことをお詫びとともに告知した。それに併せて、大洗女子学園の戦車道チームが全員集合し、大洗マリンタワー前広場にて撮影された告知ビジュアルも初公開となった。劇場公開まで少し時間が空くため、「もしスピンオフのお話を作るとしたらどんな話が見たいか」という質問に、キャストたちからは「キャラクターそれぞれの子供時代の話が見たい!」「もし大洗女子学園のメンバーが戦車道と出会っていなかったら……」といった意見が寄せられていた。また、トークショーでは、プレイヤーが好きなキャラクターと戦車でチーム編成し、フラッグ戦や殲滅戦ルールで試合を行う、スマホ専用の戦略シミュレーションゲーム『ガールズ&パンツァー戦車道大作戦!』が新春から「Google Play」と「App Store」で配信されることも明らかに。また、『ガールズ&パンツァー』のラッピングバスを2台運行している茨城交通の任田社長から、ラッピングバス3号車の運行開始が発表され、ラッピングバス3号車の実物がファンたちにお披露目された。この3号車は高速バスで、すでに宇都宮-水戸間や、羽田空港・東京便も運航しているという。バスは内装まで作品の装飾が施されており、ステージ終了後には、キャストたちが直にサインやコメントを描き込んでいた。そして、2015年1月から関西のABCテレビにてTVシリーズが再放送されることが発表。2015年は劇場版公開を控えた年となるため、今までに放送のなかった局での再放送も検討されているという。トークショーも最後を迎え、キャストたちからファンへ向けたメッセージが送られた。井口は「劇場版公開までの時間に、今日公開されたスマホゲームで楽しんでみたり、再放送をご覧頂いたり、ほかにも色々なことがあると思いますので、引き続き『ガルパン』を愛していただけたらと思います」とアピール。中上は「今年であんこう祭は3回目となりましたが、当初はこんなに続いていくとは思っていなかった」と感慨深げに語り、永く愛される作品に関われたことを感謝し、「劇場版の公開が来年の夏ということで目標もできましたので、それまでの間にもっともっとファンの方が増えたら良いなと思います」と宣言。尾崎は「あんこう祭のステージは良い意味でいつも緊張することなく、こんなにも緊張しないホッとした気持ちになるイベントは珍しいです(笑)」とアットホームな雰囲気のイベントに喜び、「今年で3年目でしたが、皆さんと一緒に楽しいお祭りに参加できて本当に幸せだなと思います」とファンに伝えた。茅野は「毎年本当に温かいイベントだなと感じ、ファンの方を見ているだけでほっこりとしてしまいます」と語り、「来年の夏に公開した時には、またこうやって大洗で皆さんとお会いできたらと思います!」とファンとの再会を約束した。そして渕上は「3年連続でこの場に立たせていただいて、こうして多くのファンの方が長い間応援して下さっている姿を見て、本当に素晴らしい作品に携わらせていただいていることをうれしく思います」と感謝の気持ちを述べ、「これからも『ガールズ&パンツァー』という素敵な作品がずっとずっと続いていけば良いなと思います!」とトークショーを締めくくった。ステージを終えたキャストたちは、その足で劇中にも登場した大洗磯前神社に向かい、劇場版のヒット祈願。同神社にキャストたちが参拝するのは2度目となるが、各々緊張した面持ちの中、無事に祈願は終了し、キャストたちが描いた絵馬も神社に奉納された。ほかにも、商店街にはラッピングバスや大洗町で作られた戦車が展示され、まいわい市場でも関連商品が販売・展示されるなど、『ガルパン』に関するさまざまなイベントが催されている。メインステージでは、大洗高校マーチングバンド部「BLUE-HAWKS」による作品楽曲の演奏なども行われ、大洗あんこう祭は大盛況のうちに終了した。後日、主催者から、昨年同様10万人が大洗町に訪れたことが発表された。(C)GIRLS und PANZER Projekt
2014年12月02日日本IBMは11月25日、国内における新たな事業の創造を目的に創意工夫するスタートアップ企業の支援の一環として、同社がスタートアップ企業を支援するプログラム「IBM Global Entrepreneur Program for Cloud Startups」の開始を発表した。同プログラムは、創業から2年以内、年間の売上が1億円未満のスタートアップ企業を対象に、「IBM Bluemix」をはじめとするIBMのクラウドサービス「IBM Cloud」を1年間で最大1200万円分を無償で提供するもの。既存のソフトウェアと無償提供のプログラムを組み合わせることで、スタートアップ企業が事業化を進める際に必要な統合的なITインフラとIBMの豊富な人材による技術支援を行う。加えて、他のスタートアップ企業やビジネス・パートナーなど、IBMのネットワークと連携することで、モノのインターネット(Internet of Things:IoT)やビッグデータ分析などの先進的なテクノロジーを活用してビジネス・アイデアの具体化を支援する。同プログラムへの応募はWebサイトから行え、厳正なる審査により、支援するスタートアップ企業が選出される。
2014年11月25日●ものづくりの「聖地」目指すDMM.comは10月31日、総額約5億円の費用を投じ、ハードウェア・スタートアップの新拠点「DMM.make AKIBA」を東京都・秋葉原に開設すると発表した。運営開始の11月11日に先立ち、同日、記者向けに施設の一部が先行公開された。コンセプトは、「モノを作りたい人が必要とする、全てを」。最新の業務用3Dプリンタや3D CAD、各種計測機器、試験機器など、量産に必要な約150点の機材を設置。設計から小ロット生産までに必要な設備を1拠点に集約し、ハードウェア・スタートアップを総合的に支援する、ものづくりの「聖地」を目指す。「DMM.make AKIBA」は、富士ソフト秋葉原ビルの10階~12階を改修して開設。ハードウェアの開発、環境試験、量産試作、小ロット量産までが行える「DMM.make AKIBA Studio」、ハードウェア開発のコンサルティングを行う「DMM.make AKIBA Hub」、シェアオフィスやイベントスペースを備える「DMM.make AKIBA Base」の3機能で構成され、それぞれ同ビルの10階、11階、12階に分かれている。富士ソフト秋葉原ビルは、東京都千代田区神田練塀町3に所在。運営はDMM.comが担当する。施設を見学できるオープン前ツアーへの申し込みも同日より開始する。○DMM.make AKIBA Studio「DMM.make AKIBA Studio」は、ハードウェアの開発に必要な最新機材が揃う、実際の"ものづくり"が行えるワークスペース。全体の広さは624.57平方メートル。電子工作や量産試作の開発に必要な基板実装や業務用3Dプリンタなどの大型機械に加え、熱衝撃や恒温恒湿、荷重破壊、水圧試験、技適基準適合、HDMIやUSBなどの試験機などを揃える。専属スタッフが常駐し、操作に一定の知識や技術が必要な設備にはサポートが入るほか、操作に関する講習を受講し合格すれば、利用者自身で機材を操作することも可能だ。○DMM.make AKIBA Hub「DMM.make AKIBA Hub」は、ハードウェア開発、販売に関するコンサルティング窓口。「DMM.make AKIBA Studio」およびDMMの3Dプリント設備を使った造形の相談、部品や工場選定など製造の相談、試作製造や起業資金調達の相談などを受け付ける。広さは354.15平方メートル。○DMM.make AKIBA Base「DMM.make AKIBA Base」はオフィススペース、イベントスペース用のフロア。「TeamRoom」と呼ばれる25の個室エリアは各部屋にテーブルとイスが用意され、3名以上で利用できる。「FreeAddress」と呼ばれるイベントスペースは、バーカウンターも設置され、カフェのような印象。約60名が着席できるスペースにプロジェクタを用意し、セミナーや新製品発表会の場としても利用できる。今後は飲食サービスの提供も予定する。TeamRoomでは会社登記や所在表記、郵便受取などの法人業務が可能で、FreeAddressでもオプション契約で上記業務に対応する。なお、TeamRoomの利用には面接が必要。全体で1,134平方メートルの広さとなる。●「DMM.make AKIBA」を利用するには?施設を利用するには、同施設の会員登録と、初期費用、月額料金が必要。対象利用者は、20歳以上のハードウェア開発志望者や起業志望者で、10月31日より利用者の募集を受け付けている。利用期間は最短2カ月間から。基本料金は、オフィススペース「DMM.make AKIBA Base」のFreeAddress自由席が初期費用40,000円、月額料金20,000円。TeamRoom3(利用可能人数3名)が初期費用240,000円、月額料金120,000円。TeamRoom6(利用可能人数6名)が初期費用480,000円、月額料金240,000円。ワークスペース「DMM.make AKIBA Studio」の利用は初期費用30,000円、月額料金15,000円。「DMM.make AKIBA Base」と「DMM.make AKIBA Studio」の両方を利用する場合(Studio+Baseプラン)は、初期費用60,000円、月額料金30,000円。なお、TeamRoom契約者は「DMM.make AKIBA Studio」も利用できる。なお、FreeAddressおよび「DMM.make AKIBA Studio」、Studio+Baseについては、11月10日までに利用申し込みを行うと、初期費用および2015年1月まで約3カ月の月額料金が無料となる。△:Lockerオプション契約者は利用可能。▲:事前購入資材のみ一時預かり可○あとは『モノを作りたい』気持ちだけ(DMM.com 吉田氏)「DMM.make AKIBA」には、ネット接続型の家電製造メーカーCerevo、IoT関連のスタートアップ向けに投資を行うABBALabが、10月31日付で移転。施設運営や造形設備はDMM.comが担当するが、Cerevoは同施設に導入する設備監修を行っており、開設後も電子機器設備の運営やノウハウ提供を担当する。また、「DMM.make AKIBA」の設備を使用した製品開発も行う。設備の監修はCerevo代表取締役の岩佐琢磨氏が行った。2007年に設立したCerevoは、当時から小ロット生産によるハードウェアを開発してきた。「DMM.make AKIBA」では、Cerevo設立当時に、スタートアップが利用できるこのような施設があれば、という思いも踏まえ、導入設備などを考えたという。企画検討から回路設計、3D設計、試作試験など、ハードウェア製品はプロダクトを量産化させるまでに多くの設備が必要だが、「DMM.make AKIBA」では、ベア基板製造や金型作成、量産立ち上げラインを除く全工程が行える。「DMM.make AKIBAは道場に似ている。黒帯の人もいれば、気軽な気持ちでとりあえずやってみようと門を叩く人もいると思う。利用者だけでは難しい部分はサポートもする。『作りたい』という気持ちが大事」(岩佐氏)。ABBALabは、IoTハードウェア分野のスタートアップ企業やエンジニア向け投資プログラム「ABBALab Farm プログラム」を提供する。プログラムの対象となった企業やエンジニアには、製品の試作や生産モデルの開発など、段階に応じて必要な資金提供やスキル教育の支援を行う。資金提供プログラムは、同社が主体となる予算型と、利用者が法人化し主体となる投資型を用意。プロトタイプ作成後、クラウドファンディングなどでの少量生産、審査などを経て、適量生産モデル化した際にリターンを回収する。デモイベントの運営や、メジャーメーカーとのアライアンスもサポート予定だ。企業・エンジニア向け投資プログラムを担当するABBALab代表取締役の小笠原治氏は、ものづくりをトータルでサポートする同施設の利用者は「作らない言い訳はできない」と語る。「せっかくの技術を職場の企画書だけで終わらせず、実現して欲しい。お金の言い訳をする方もいる。電子工作なら数千円、数万円程度だが、製品化となると数十万円、数百万円が必要。でも数百万円で悩んでいるのであれば、ここへ来て手を動かして欲しい」(小笠原氏)。実際の運営に携わるDMM.comの3Dプリント事業部企画営業プロデューサーの吉田賢造氏は、ものづくりに必要な機材全てを集約した「拠点」を強調。「恒温恒湿試験機や水深30mの耐水試験が行える耐水試験機、目玉となる半田自動印刷機や自動実装機、全てが揃っている。あとは『モノを作りたい』という利用者の気持ちだけ。それだけあればモノが作れる設備を揃えた」と話す。DMM.comがDMM.make AKIBAを開設した背景は、クラウドファンディングなどに代表されるように、ものづくりのブームが到来していると説明。支援策として3Dプリントサービス「DMM 3D プリント」やハードウェア開発情報コミュニティ「DMM.make」を展開してきたが、世界に通用するものづくり支援プラットフォームとして、今回「DMM.make AKIBA」を開設した。しかし、施設開設に投じた約5億円という金額に対し、利用料金は低額に設定されている。これに関し吉田氏は「設備投資の回収という意味では正直厳しい。しかし、今後、ハードウェア開発に成功した企業へDMM.comの流通サービスの利用提案などは予定している。この施設からヒット商品を生む企業が2つ、3つと出てきてくれれば」と希望を語った。
2014年11月01日2014年7月5日よりイベント上映がスタートするOVA作品『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』の新キャストとBlu-rayの劇場限定版のジャケット画像が公開された。新キャストは、5月3日~5日の3日間にわたって、徳島市で開催されたアニメイベント「マチ★アソビvol.12」の中で行われた本作のトークショーにて、アンツィオ高校統帥・アンチョビ役の吉岡麻耶から発表され、新キャラクター・カルパッチョ役を早見沙織、ペパロニ役を大地葉が担当。先日アフレコ収録が終了したという本作は、TVアニメでは描かれなかったエピソードとなり、隊長のアンチョビ、副隊長のカルパッチョとペパロニ率いるアンツィオ高校との迫力ある戦車戦が描かれる。また、カルパッチョとペパロニは6月25日発売のドラマCD『もうすぐアンツィオ戦です!』にも登場するという。そして、『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』のBlu-ray劇場限定版のジャケット画像も公開。劇場限定版の特典には「ドゥーチェの胸像」(アンチョビの胸像フィギュア)が用意され、公開日の7月5日より全国上映12劇場にて先行販売される。価格は8,700円。なお、現在本作のグッズ付き前売り券(戦車コースター8枚セット/1,500円)が全国の上映劇場にて、観戦しおり付先行前売り券(1,524円)がアニメイト、ゲーマーズ、書泉ブックタワー・ブックマート各店にて販売されている。(C)GIRLS und PANZER Projekt
2014年05月07日“スポーティー・スパイス”の愛称で親しまれている「スパイス・ガールズ」のメラニー・Cが出演していることで話題となったロック・オペラをスクリーンで蘇らせた『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』。このほど、彼女の美声がたっぷりと堪能できる劇中のパフォーマンス映像が到着した。聖書をもとにイエス・キリスト最後の7日間を描き、1971年10月のブロードウェイ初公演以来40年もの間、世界中で愛され続けている大人気ミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」。本作では、ウェスト・エンド初演40周年を記念して今年9月よりスタートした、特別公演UKツアーの舞台を収めた本作。今回、公開されたのは、「スパイス・ガールズ」の中でも随一の歌声を持つと言われるメラニー・Cの美声が響き渡るパフォーマンス映像だ。メラニー・C演じるマリー・マグダレン(マグダラのマリア)が、力強い美声を披露する最大の見せ場の一つ「私はイエスがわからない」を歌い上げる貴重な映像がたっぷり2分間も収められている。メラニー・Cは自身が演じた役柄について、「マリー・マグダレンを気に入ってるのは、彼女がとてもタフだからよ。生きていくためには、嫌なことでもやらざるを得なかったの。本当はとても傷つきやすくて、キリストは彼女がそういった面をさらけ出すことに寛容だったし、たくさんの女性が彼女に共感すると思う。それに、キリストは彼女を有頂天にもさせるんだけど、女なら誰でもそんな気持ちを味わったことはあるはずよ」と語っている。さらに、本作に収められているイギリスでのアリーナ・ツアーに関しては「いままでにやったことの中でも最高の経験のひとつよ!」と思い出すだけで大興奮といった様子。メラニー・Cも大絶賛の世界最高峰の舞台を、ぜひ劇場で体感してみて?『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』は2012年12月15日(土)より12月20日(木)までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開 。※こちらのパフォーマンス映像は『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』YouTube「東宝東和公式チャンネル」にてご覧いただけます。公式サイト:■関連作品:ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012 2012年12月15日より12月20日までTOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開
2012年12月17日結成21年目を迎えるガールズ・バンド、noodlesが、9月5日(水)にニュー・アルバム『Funtime』をリリース、10月から同作を携えた全国ツアーも決定した。【公演情報はこちら】noodlesは、とびきりキャッチーで切なさを漂わせたオルタナティブ・ポップを奏でるYOKO(vo・g)、IKUNO(b)、AYUMI(ds)の3人組で、日本のみならず海外でも精力的にライブ活動を展開している。昨年、20周年を記念して行われた公演の模様を収めた初のライブDVDがこの6月にリリースされたばかり。そして新作『Funtime』は、アメリカ・サンフランシスコのHyperRajeStudiosでレコーディングされ、マスタリングまですべて現地で行われた。2曲目に収録された「BeautifulDreamer」にはキーボードでTOMOVSKYがゲスト参加している。思わず口ずさみたくなるキュートなメロディ・ライン、シンプルながら細部に彼女たちのこだわりが垣間見れるバンド・アレンジなど、長いキャリアに裏打ちされた唯一無比の存在感を放つ全10曲だ。そして10月13日(土)の仙台を皮切りに全国ツアーもスタート。いち早く新曲もたくさん聴かせてくれそう。ぜひとも生で体感して欲しい。■noodlesFuntimeTour10月13日(土)仙台LIVE HOUSE enn3rd10月14日(日)札幌SPIRITUAL LOUNGE10月26日(金)名古屋APOLLO THEATER10月27日(土)大阪心斎橋FANJ11月 3日(土) 福岡SPIRAL FACTORY11月24日(土)東京下北沢 GARDEN■noodles出演ライブイベント8月27日(月) 新宿 red cloth『BOKUNATSU 2012』8月31日(金) 仙台 LIVE HOUSE enn 3rd『BOKUNATSU in SENDAI 2012』9月12日(水) 下北沢 THREE『FUNANA presents「トリップ岬の彼方vol.2」』
2012年08月23日「Wannabe」などのヒット曲で世界中を席巻した女性アイドルグループ「スパイス・ガールズ」が再結成ワールドツアーを計画しているようだ。今月12日(現地時間)に行われたロンドン・オリンピック閉会式で再結成パフォーマンスを披露したばかりのヴィクトリア・ベッカム、メルC、メルB、ジェリ・ハリウェル、エマ・バントンの5人組は、閉会式でのパフォーマンスの成功に興奮しており、ヴィクトリア以外のメンバーの大半はワールドツアーで再度「スパイス・ガールズ」としてのコンサートを行うことに意欲的とのこと。ある関係者は「閉会式でのパフォーマンスが大成功したので、メルBが先頭に立ってほかのメンバーに再結成ツアーの話を持ちかけているようです。ヴィクトリアはいま、自身のファッションブランドや4人の子供の子育て、ベッカム夫人としての日常でとても忙しく手一杯なので、今回の再結成ツアーには参加したくないようですね。でもほかのメンバーは、ヴィクトリアがいようといまいとツアーに出るつもりでいるようです」と明かしている。
2012年08月16日「スパイス・ガールズ」が、ロンドン五輪の閉会式でパフォーマンスすることが“95%決定”したようだ。ヴィクトリア・ベッカム、メルB、エマ・バントン、メルC、ジェリ・ハリウェルらメンバー5人は自分たちのヒットシングル満載のミュージカル「Viva Forever」のプロモーションのため、先月末にもロンドンに集結している。関係者は「The Mirror」紙に「スパイス・ガールズは2年前からオリンピックでのパフォーマンスのオファーを受けていました。95%決定といったところでしょう。常にその可能性はあったんです。しかし、ヴィクトリアの多忙なスケジュールや彼女とメルBがアメリカ在住だということが、これまでの問題となっていました」と語っている。元々はヴィクトリアが再び同グループでパフォーマンスすることに抵抗を見せていたようだが、現在では、五輪閉会式への出演は英オーディション番組「Superstar」で審査員で、さらに長年のパートナーであったトーマス・スターとの破局を引きずっているメルCがパフォーマンスできるかどうかにかかっているようだ。先の関係者は「ヴィクトリアはオリンピックが終わるまではロンドンにいますし、デヴィッド(・ベッカム)が五輪代表チームから外れたため、ヴィクトリアはスパイス・ガールズ再結成に費やす時間があるはずです」と続けた。一方、今回のオリンピック閉会式でのパフォーマンスが期待されるのはスパイス・ガールズだけでなく、元オアシスのリアム・ギャラガーも閉会式でオアシス時代のヒット曲「ワンダーウォール」のアレンジ・バージョンを歌うことになりそうだ。関係者が「The Sun」紙に語ったところによれば、2、3か月前にオリンピックのプロダクションチームがリアムの兄、ノエル・ギャラガーに出演の話を持ちかけたもの、そのオファーを蹴ったために弟・リアムの出番となったようだ。
2012年07月23日