2015年9月28日 17:30
ルネサス、Makersやスタートアップの支援に向けたものづくりスペースを開設
ルネサス エレクトロニクスは9月26日、Makersやスタートアップを支援するためのものづくりスペース「GADGET LAB」を開設したと発表した。また同日、同スペースの開設を記念して、同社のBLE基板「GR-CARRY」を用いたメイカソンも実施された。
同スペースは、同社本社オフィスのある東京・豊洲に開設され、無料で使用可能(要・事前予約)。設備として3Dプリンタが2台のほか、ボール盤、はんだ付け、オシロスコープ、センサなどの電子工作部材が取り揃えられており、同社の担当者のサポートを受けることも可能だ。
同社としては、「ここで開発されたモノが、商品として今後、世に出ることを期待したい」としており、サポート体制の強化なども含めて、ここを活用する人たちの支援を行っていきたいとしている。
また、同日開催されたメイカソン「メイカソンwith GR-CARRY」には、23名11チームが参加。上位5チームに優秀賞が、1チームに審査員特別賞がそれぞれ授与された。
なお、今回を機に同社はこれまで「がじぇっとるねさす」と日本語表記で提供してきた小型電子工作ボード群(GR-CARRYなど)の名称を英語表記の「GADGET RENESAS」