株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:飯窪成幸)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『ビリー・サマーズ 上・下』の刊行を4月8日に予定しています。凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!?――今年、作家デビュー50周年を迎えた巨匠による、企みに満ちたクライム・ノベルです。同作の刊行に先立ち、本日より、電子書籍『デビュー50周年!たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』を無料配信いたします。*訳者・白石朗氏と担当編集者による読みどころ解説*本編2章ぶんの試し読み*文藝春秋より刊行しているスティーヴン・キングの作品紹介以上の内容を収録した、大作『ビリー・サマーズ』への、格好の入門コンテンツとなっています。76歳にして衰えを知らない「モダン・ホラーの帝王」スティーヴン・キングの創作活動。『ビリー・サマーズ』は、1月刊の文庫版『アウトサイダー 上・下』に続き、今年2作目の邦訳作品刊行となりますが、今後も、夏……文庫オリジナル長篇『レイター(仮)』秋……新作+レア作品の日本独自中篇集『エレヴェイション/コロラド・キッド/ライディング・ザ・ブレット(仮)』冬……全米100万部、コロナ禍でキングがもっとも書きたかったファンタジー超大作『フェアリーテイル(仮)』の3作を続々刊行予定です。50周年を飾るにふさわしいラインナップに、どうぞご期待ください。■書誌情報書名:『S・キング50周年たっぷり試し読み 「ビリー・サマーズ」ガイドブック』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:3月25日(月)(※『ビリー・サマーズ 上・下』紙書籍版ならびに電子書籍版は、4月8日発売予定です。)配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋 スティーヴン・キング作家50周年特設サイト 文藝春秋 電子書籍編集部公式X 文藝春秋 翻訳出版部公式X 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月25日「スティーヴン・キング大全」が河出書房新社より2月27日に発売された。1974年、「キャリー」で衝撃的なデビューを飾ったホラーの帝王スティーヴン・キング。その後も作家生活50年の間、数々の驚異的な世界的ベストセラー作品を生み出し続けている。本書「スティーヴン・キング大全」は、2022年9月21日のスティーヴン・キング生誕75周年に合わせクアルト社から刊行された「The Stephen King Ultimate Companion: A Complete Exploration of His Work, Life, and Influences」の日本語翻訳版。キングのデビューから時系列に沿って、キング自身と、作品ごとの執筆の背景、周囲の影響などの解説を豊富な図版とともに掲載した、決定版コンプリートガイドだ。キング自身のコレクションから、個人的および仕事上の書簡、手書き原稿、本の表紙、映画のスチール写真、未公開の詩の抜粋などをたっぷりと掲載。数十年にわたるキングのインタビューも随所に引用されている。キングの小説や映画がどのように生まれたかの裏話や、小説の着想のきっかけ、全作品のレビューも収録。巻末には、キングの全著作、中短編、映像化作品の一覧もついている。◎「キャリー」「シャイニング」「クージョ」「ペット・セマタリー」「IT」「ミザリー」…。数々の名作が誕生したきっかけとは?◎キングが「クリスティーン」を「シャイニング」以来の真正ホラーとみなしている理由とは?◎なぜキングはアイデアノートをつけないのか?◎「IT」でペニーワイズが登場するあの名場面を思いついた瞬間とは?◎映画「スタンド・バイ・ミー」の公開時、原作者のキングの名が伏せられた理由とは?◎「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「スタンド・バイ・ミー」……、あの名作映画の原作はどのように書かれたのか?など、キングに関する数々の疑問に対する答えも。著者はキングとの共著も刊行しているベヴ・ヴィンセント。翻訳は「スティーヴン・キング論集成」や「ホラー小説大全」などの著書があり、日本推理作家協会賞を受賞している風間賢二が務める。「スティーヴン・キング大全」は河出書房新社より発売中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月03日予測不可能な衝撃的ラストが待ち受ける傑作SFスリラー『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2024」にて2月2日(金)より公開。予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁となった。本作は、町の子どもたちが殺人鬼へと変貌する恐怖を描いたSFスリラー。アメリカ・ネブラスカ州の町、ライルストーン。かつてはトウモロコシの栽培で栄えたが、いまはすっかり寂れている。農業関連企業に勧められた除草剤と遺伝子組み換え栽培が原因だった。トウモロコシ畑のそばには孤児院があり、イーデンをはじめとする子どもたちが暮らしていた。イーデンはトウモロコシ畑に棲むという異形の存在を信奉していた。ある日、ボイドという少年が職員を次々と惨殺する。保安官と農夫たちはボイドを制圧しようと家畜用の麻酔ガスを送り込むが、イーデン以外の子どもたちが巻き添えになり命を落としてしまう。それは、血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった――。監督は『リベリオン』『ウルトラヴァイオレット』のカート・ウィマー。製作は全米No.1のタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』シリーズのジョン・バルデッチ。スティーヴン・キング原作「Children of the Corn」を大幅アレンジした本作は、キングから「小説版よりも良く出来ている」と絶賛されている。前代未聞の設定と予測不可能な展開、そして衝撃のラストが待ち受ける。『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』は2月2日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて開催「未体験ゾーンの映画たち」にて公開。シネ・リーブル梅田でも近日公開予定。動画配信サービス「U-NEXT」にて2月9日(金)~3月8日(金)の期間、オンライン上映も実施。(シネマカフェ編集部)
2024年02月01日マーベルの『Thunderbolts(原題)』から、出演予定だったスティーヴン・ユァンが降板したことが分かった。本人が「Variety」誌に認めた。スティーヴンが演じる予定だったのは、セントリーというキャラクター。いまも「マーベル映画に出たい」というスティーヴンは、「辞退せざるを得なくなったことをどれほど残念に思っているかを伝えるのに、メールを何度も書き直しました」と製作側に詫びたことを明かしている。将来的に、どんなマーベル映画に出演したいかと尋ねられると「それを言うにはちょっと早すぎるかなと思います。きっとたくさんの人をがっかりさせたことでしょうし。だから、いま言えるのは『私を起用してくれてありがとう』ということですね」と語った。出てみたい作品はあるが、「よく、言ってしまうと叶わなくなると言われるので、心の中にしまっておきます」とも。降板を決めるきっかけとなったのは、昨年WGA(全米脚本家組合)とSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)のダブルストライキにより同作の撮影が中断され、スケジュール調整がつかなくなったことのようだ。「私が思うに、時が過ぎ、物事が変わっていく中で、なんだか身を引くことになったという感じです」と話している。「でも(監督の)ジェイク(・シュライアー)は素晴らしい作品を作ってくれると思いますよ」とシュライアー監督にエールを送った。(賀来比呂美)
2024年01月05日スティーヴン・ユァンがマーベルの『Thunderbolts』を降板した。昨年の脚本家組合、映画俳優組合のダブルストライキのせいで製作スケジュールが大幅に押したことが原因のようだ。ストライキ前、この映画の公開予定日は2024年7月だったが、新たに設定された公開日は2025年7月。撮影はまだ始まっておらず、ユァンのスケジュールが合わなくなったようである。『Thunderbolts』はマーベルのアンチヒーローを集めた映画で、デビッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセルらが出演する。監督はジェイク・シュライアー。シュライアーとユァンはNetflixのシリーズ『BEEF/ビーフ〜逆上〜』でも組んでいる。ユァンの次回作は、ポン・ジュノ監督の『Mickey 17』。共演はロバート・パティンソン。文=猿渡由紀
2024年01月04日『フェイブルマンズ』をはじめ、アカデミー賞の常連のスティーヴン・スピルバーグ監督が初めてシリアスな作品に挑戦した『カラーパープル』が、ミュージカルとして映画化。公開日が2024年2月9日(金)に決定し、予告編映像とともに場面写真も解禁となった。製作総指揮に、スピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズを迎え、新鋭ブリッツ・バザウレが監督を務めた本作。スティーヴン・スピルバーグ原作はピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説で、受賞40周年にリメイクが実現した。オプラ・ウィンフリーこの度解禁された予告編は、姉妹が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まる。妹役は、『リトル・マーメイド』でも見事な歌声を披露していたハリー・ベイリー。そして、グラミー賞受賞のファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの魂を振りしぼるような歌声が響く。続く映像では、アカデミー賞とグラミー賞受賞のH.E.R.をはじめ、未来を信じて何度でも立ち上がる女性たちの姿が映し出される。その合間に挿入される力強いミュージカルシーンと、華やかな夢のシーンは、女性たちの不屈の魂とどんな逆境にも負けない強さを感じさせ、魂を揺さぶる映像に仕上がっている。本作は、父から性的虐待を受け10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語。型にははまらない生き方をする女性たちとの出会いと絆によって、女性たちは自分の価値に目覚め、自らが輝く場所を見つけていく。逆境にあっても未来を信じる彼女たちの姿、その絆と歌声が魂を揺さぶるミュージカル映画に注目だ。『カラーパープル』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日ステージ上手にはピアノ、下手にはソファー。ロレンツ・ハート(林翔太)の家で、彼はリチャード・ロジャース(寺西拓人)のメロディーに歌詞をつけ歌い出す。のちに大ヒットする「Manhattan」が生まれた瞬間だ。ふたりがブロードウェイで、ラジオで、ハリウッドで、数々のヒット曲を生み出す様子が小気味よいテンポで描かれていく。ロジャースはドロシー(壮一帆)に、ハートはペギー(凰稀かなめ)に、想いを寄せる。しかし、ふたりの恋は明暗が分かれる。ロジャースはドロシーと結ばれ、ハートの想いはペギーに拒まれたのだ。その切なさは、第一幕ラストの「My Romance」、第二幕ラストの「Blue Moon」で、ふたりのハーモニーとなって観る者の胸を打つ。2018年の初演から、大幅にブラッシュアップされた今回の公演。前回ロジャースを演じた林が今回はハートを、前回は4役を演じた寺西拓人がロジャースを演じ、これまで彼らが共演を重ねてきたなかで培ったコンビネーションで、魅力的なロジャース&ハートとなっていた。林はいたずらっ子な少年のような笑顔で、天才肌のハートを表現。その一方、「Why Can’t I?」で報われない恋の苦しさも十二分に表現してみせた。寺西も伸びやかな歌声で、まっすぐなロジャースの心情を届ける。ふたりがブロードウェイに戻ることを決めて歌う「I Gotta Get Back To New York」などで、彼らの歌声の魅力が存分に伝わってきた。ふたりを取り巻く人々は、上演台本・訳詞・演出を手がける玉野和紀はじめ、凰稀かなめ、壮一帆、藤岡正明、中河内雅貴らが複数の役柄を演じ分ける。藤岡のパワフルな歌声、中河内の艶やかな歌とダンス、そしてパフォーマンスはもちろん美しさも目を惹きつける凰稀・壮と、ゲネプロ終了後の取材会で「ミュージカル・モンスター」と林・寺西が称えた魅力が満載。非常に充実したステージだ。中でも、ラジオ番組でのドタバタとした展開、ハリウッドでのせわしない撮影所の模様と、コミカルさもロマンチックさもあるステージングは、キャストの歌とダンスの魅力が十二分に発揮されたシーンだったように感じる。ロジャース&ハートのコンビの終わりと共に幕は下りるが、とても温かなものが心に残る素敵なエンディングだった。東京公演は有楽町よみうりホールにて、10月18日(水)まで。取材・文:金井まゆみ
2023年10月10日1920~40年代のブロードウェイとハリウッドで活躍し、数々のスタンダードナンバーを世に送り出したソングライターコンビ、リチャード・ロジャース(作曲家)&ロレンツ・ハート(作詞家)。その半生を彼ら自身の名曲によって綴るマイアミ発のミュージカル・レビューで、2018年に玉野和紀の上演台本・訳詞・演出・振付によって日本初演された『ロジャース/ハート』が、本日9月30日(土)に東京・有楽町よみうりホールで再演の幕を開ける。始まりは1918年。生真面目なロジャース16歳と、奔放なハート23歳は出会い、互いの才能を欲するように意気投合する。輝かしいキャリアに向かって第一歩を踏み出し、ブロードウェイやラジオの世界で人気を博していくふたり。やがてハリウッドからも声が掛かると、仕事仲間や想いを寄せる女性をブロードウェイに残し、さらなるステップを駆け上がろうとするのだが――?タイトルロールに扮するのは、初演にはそれぞれ別の役で出演していたふたり。前回ロジャース役だった林翔太がハート役に、人気歌手エディー・フォンティーンなど4役を務めていた寺西拓人がロジャース役に挑む。初演から5年の間に、林は『ソーホー・シンダーズ』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『イン・ザ・ハイツ』など、寺西は『マイ・フェア・レディ』『四月は君の嘘』『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』など多数の舞台に主要な役で出演したほか、ふたりで10役を演じるミュージカル『ダブル・トラブル』も経験。俳優として着実にキャリアを重ね、実力と輝きを増してきた林と寺西の新たなチャレンジは、この再演の大きな見どころとなることだろう。ほかに出演は、鳳稀かなめ、藤岡正明、中河内雅貴、荘一帆、そして玉野和紀ら。《マンハッタン》《マイ・ファニー・ヴァレンタイン》《ブルー・ムーン》《ザ・レイディ・イズ・ア・トランプ》……偉大なソングライターコンビの生み出した40曲近い名曲の数々を、12名の精鋭パフォーマーたちが華やかに、粋に歌い踊る!文:熊田音子<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』上演台本・訳詞・演出・振付:玉野和紀音楽監督:宮﨑誠出演:林 翔太寺西拓人凰稀かなめ藤岡正明中河内雅貴音波みのり音くり寿吉田莉々加鯨井未呼斗MAOTO壮 一帆玉野和紀ピアノ:宮﨑 誠ドラムス&パーカッション:萱谷亮【東京公演】2023年9月30日(土)~10月18日(水)会場:有楽町よみうりホール【金沢公演】2023年10月24日(火)・25日(水)会場:北國新聞 赤羽ホール【大阪公演】2023年10月28日(土) 12:00 / 17:00会場:松下IMPホールチケット情報:公式サイト:
2023年09月30日『マンハッタン』『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』『ブルー・ムーン』など、1920~1940年代に多くのヒット曲を生んだ作曲家リチャード・ロジャースと作詞家ロレンツ・ハート。彼らの出会いと活躍を彼ら自身の楽曲で綴ったミュージカルが、この『ロジャース/ハート』だ。好評を博した2018年の日本初演から5年、待望の再演を迎える。奔放なハートを演じるのは、林翔太。初演ではロジャースを演じ、「ミュージカルの右も左も分からないような状態」だったと話すが、この5年でさまざまな舞台に出演。いろいろな意味で難易度の高い作品を乗り越えてきて、今回の挑戦も「不安はない」とどっしり受け止めている。今回生真面目なロジャースを演じる寺西拓人は、初演ではウェイターなどさまざまな役を演じ分けた。しかし今回は配役が変わり、かつて林が演じたロジャースに。初演を思い返すとロジャースは「林くんの声で再生される」そうだが、自分のロジャースはどのようなものになるのか楽しみだと話す。今回は台本も書き直され、新たな曲が加わり、キャストも6人から12人へ、と単なる再演ではなく半分新作のようなもの。その分キャストも大変なのでは……と思いきや、「ボリュームは増えたけど、人数も増えたので、それほど負担が増えるわけじゃない。それより、“ミュージカル・モンスター”が揃っているのが楽しみ」とふたりは笑う。確かに、上演台本・訳詞・演出・振付と共に出演も果たす玉野和紀のほか、凰稀かなめ、藤岡正明、中河内雅貴、壮一帆など、強者ぞろい。彼らの競演は必見だ。事務所の先輩・後輩として、共演者として、互いを俳優として「なんでもできるし、歌もうまい」と認め合っているふたり。あえて「これは負けない」という自分の強みを聞くと、林は「セリフ覚えの早さ。大竹しのぶさんと『女の一生』(2020年)で共演した時、どれだけセリフ量が多くても台本を持たずに稽古している姿を見て、自分もそうなりたいと思って稽古前に絶対覚えていくようになった」と明かす。一方、寺西は「玉野さんの現場でもほかの現場でも、僕が一番いじられるんですよ。でもそれで共演者やスタッフさんと仲良くなれることも確か。そういうコミュニケーション力は武器にしていこうかな」と笑う。それぞれの持ち味を活かしながら臨む公演は、9月30日(土)~10月18日(水)有楽町よみうりホールにて。その後、金沢・大阪公演あり。取材・文:金井まゆみヘアメイク:国府田雅子(b.sun)スタイリスト:嶋岡 隆(Office Shimarl)衣裳協力:EYCK / guernika / UNFILO
2023年08月30日「モダン・ホラー」の帝王として君臨する巨匠、スティーヴン・キング。1974年のデビューから『呪われた町』『シャイニング』『IT』といったホラー小説を次々に執筆してきたスティーヴン・キングが、間もなく作家生活50周年を迎えます。本日発売の『異能機関』は、超能力少年少女と謎の組織〈研究所〉の対決を描く、SFエンターテインメント作品。電子書籍編集部では本作の発売を記念し、電子書籍の主要ストアにて既刊作品がお得に購入できる〈スティーヴン・キングの世界フェア〉を開催します。さらに、〈スティーヴン・キングの世界フェア〉の告知ツイートをフォロー&リツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、「キング50周年記念ステッカー」をプレゼントします!■ 1)電子書籍フェア「スティーヴン・キングの世界フェア」開催!『シャイニング』や『ミザリー』などスティーヴン・キングの名作が、期間中30%ポイントバックでご購入いただけます。【開催概要】概要:対象作品30%ポイントバック(一部ストアでは、クーポンでの実施となります)期間:2023年6月26日(月)から7月9日(日)まで対象作品:『シャイニング』『ミザリー』『アウトサイダー』『ペット・セマタリー』など、キングの既刊作品50コンテンツ以上【実施電子書店】Kindleストア、楽天Kobo、honto、Reader Store、BOOK☆WALKER、DMMブックス、紀伊國屋書店Kinoppy、COCORO BOOKS、yodobashi.com※詳細は、各電子書店のページをご確認ください。■ 2)フォロー&リツイートで、オリジナルステッカープレゼント作家生活50周年の日本第1作『異能機関』の発売を記念して、文藝春秋電子書籍編集部ツイッター @bun_den をフォローして、当該ツイートをリツイートしていただいた方の中から抽選で50名様に、キングの似顔絵入り50周年特製ステッカーをプレゼントいたします。応募期間:2023年6月26日(月)12:00~7月9日(日)12:00賞品:キング50周年オリジナルステッカー当選人数:50名詳細は、スティーヴン・キング特設サイト( )をご覧ください。書名:『異能機関』上・下著者:スティーヴン・キング 白石朗[訳]価格:2,800円(税込) ※電子書店によって異なる場合があります配信開始日:2023年6月26日(月)主要販売電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、Apple Books、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、ブックライブ、honto他、電子書籍を販売している主要書店商品URL:『異能機関』上巻 『異能機関』下巻 ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月26日スティーヴン・キングの原作を人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」製作陣が映画化した『ブギーマン』が、8月18日(金)より全国公開されることが決定した。母の突然の死から立ち直れずにいる高校生の姉セイディと幼い妹ソーヤー。セラピストである父親もまた、妻を失った悲しみに打ちひしがれ、娘たちと向き合うことができずにいた。そんな心に闇を抱えたバラバラの家族を得体の知れない“ナニか”が狙う。暗闇からしのび寄る、恐ろしいものの正体とは…?“ブギーマン”とは欧米で古くから根付く昔話に出てくる、特定の姿形を持たない恐怖の存在で、その言い伝えを基に書き上げたスティーヴン・キングの短編小説を映画化した本作。6月2日に公開されたアメリカでは並み居る超大作と肩を並べる全米3位のスマッシュヒットを記録している。(※Box Office Mojo 6月2日~4日ランキングより)スティーヴン・キング Photo by Scott Eisen/Getty Images for Warner Bros.姉セイディにはディズニープラスで独占配信中の「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」で改造ギャングドラッシュを演じたソフィー・サッチャー、妹ソーヤーには同じくディズニープラスで独占配信中の「オビ=ワン・ケノービ」で若きレイアを演じ、ユアン・マクレガーをはじめスタッフ・キャストから惜しみない賛辞を受ける天才子役ヴィヴィアン・ライラ・ブレア。そして、父親ウィルは『AIR/エア』、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』などに出演したクリス・メッシーナ、謎の患者レスターは『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のデヴィッド・ダストマルチャンが演じる。監督は、ロックダウン中の物語を描いたホラー映画『ズーム/見えない参加者』でブレイクし、次世代のホラー映画界を担うと期待されるロブ・サヴェッジが務める。解禁された予告編では、得体のしれない“恐怖”に怯える妹ソーヤーと、その言葉に不信感を募らせる姉セイディに、少しずつその“恐怖”が忍び寄る様子が描かれる。怪しく点滅する赤いライトを見つめていると、部屋の隅に存在しない“ナニか”を目撃してしまうソーヤー。ソーヤーは“ナニか”の存在を訴えるも、セイディは一向に取り合おうとしなかった。一方、セラピストである父親ウィルは、彼の元を訪れた男レスターから怪しげなメモを渡され「闇にまぎれてヤツは来る」と聞かされる。2人の娘の異変に気づいたウィルは娘たちを救うべく動き出すが、そんな彼の元にも“ナニか”が迫っていた。「ただの妄想だ、モンスターなんていない!」とソーヤーの必死の訴えを否定するセイディに、そして「心配ない」と娘たちを守ろうとするウィルに襲い掛かる“ナニか”の正体とは?さらに、併せて解禁されたポスターは、消えかけたいくつものロウソクが置かれた部屋の奥に光る2つの目を背景に“恐怖”を見つめる「妹ソーヤー版」と、同じく光る2つの目を背景に暗闇を照らすジッポライターを手に“恐怖”の正体を見定めようと「姉セイディ版」の2種類が用意された。<暗い顔してると、来るよ。>というコピー通り、心の闇に棲みつく“ナニか”が迫りくる恐怖を感じるビジュアルとなっている。『ブギーマン』は8月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月14日9月から10月にかけて東京、金沢、大阪にて、ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』が上演されることが決定した。本作は、『王様と私』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの名作を手掛けた作曲家リチャード・ロジャースと、かつてロジャースがコンビを組んでいた作詞家ロレンツ・ハートとの物語。彼らの半生を描き、97年にマイアミの劇場で初演された本作は、ロジャース&ハートを愛するオールドファンのみならず洒落た旋律と歌詞が若い観客の心をも捉え、以来現在までアメリカ各地で上演されている。2018年、その名作を日本で上演するにあたり、上演台本・訳詞・演出・振付を手掛けさらには出演までこなしたのが、オリジナルミュージカルの作・演出・振付を多く手掛け、日本を代表するタップダンサーでもある玉野和紀。オリジナルは55曲のナンバー、3時間越えのボリュームであった本作を32曲のナンバーに凝縮し、タップはもちろん、様々なジャンルのダンスを盛り込み、新たな『ロジャース/ハート』を創り上げた。再演となる今回も、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の5役を務める。キャストは、初演ではロジャース役で初主演を務め、その後数々のミュージカルや舞台で俳優としての実力を発揮し続けている林翔太が、自由奔放で天才的な作詞家ロレンツ・ハート役を、そして初演時は人気歌手のエディー・フォンティーン他4役で出演した寺西拓人が、20世紀のアメリカの作曲家の中でも有名な1人に数えられる生真面目な作曲家リチャード・ロジャース役を務める。共演には、元宝塚宙組トップスターで退団後は舞台のみならず映画・ドラマと活躍の場を広げている凰稀かなめ、グランドミュージカルに数多く出演しアーティスト活動も精力的に行う藤岡正明、様々な舞台に出演し存在感を放つ中河内雅貴。また、元宝塚雪組トップスターで退団後は様々なジャンルの舞台に挑戦し、ライブ活動も積極的に行う壮一帆が出演する。さらに、音波みのり、音くり寿、吉田莉々加らが脇を固める。<キャスト コメント>■玉野和紀ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』、上演台本・訳詞・演出・振付・出演の玉野和紀です。2018年に日本で初演を迎えまして、5年後の今年再演ということで嬉しく思っております。当時出演してくれた林翔太くん、寺西拓人くんとまた一緒にやれることもすごく嬉しいですし、2人とも5年の間にも多くのミュージカルに出演をされていて、たぶん腕をあげていると思いますので、期待しています。当時は6人での上演でしたが、今回は人数を倍にして12人でお届けします。新たに曲も加え、台本もダイナミックに書き直しました。ロジャース&ハートの素敵な楽曲に乗せてショーアップして皆様にお届けしたいと思いますので、皆様ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしております。■林翔太ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、林翔太です。この作品は、僕が本格的に舞台に出させてもらうようになった最初の作品で、すべてのきっかけでもあり、そこに選んでくださった玉野さんは、僕にとっては父親のような、育ての親のような存在です。初めてミュージカルに挑戦したのもこの『ロジャース/ハート』。あれから約5年たち、ようやく再演ということで、ファンの方にもこの作品が好きな方がたくさんいらっしゃるので、喜んでくださると思いますし、僕も再演できることを嬉しく思っております。初演の時と同様、寺西も一緒に出ますが役が前回と変わったりもして、新たな挑戦がたくさんあると思うんです。玉野さんの胸を借りながら、豪華なキャストの方々がたくさんいらっしゃいますので、大船に乗った気分で頑張っていきたいと思います。劇場へ足を運んでくださったら嬉しいです。■寺西拓人ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』に出演します、寺西拓人です。今回再演ということで、約5年の時を経て、また『ロジャース/ハート』という作品を上演できること、大変嬉しく思います。出演者が前回6人だったのが今回は12人に増えるということで、パワーアップした『ロジャース/ハート』を魅せられるんじゃないかなと思います。僕は前回の役とは違う役での出演となりますので、個人的にもパワーアップした自分を魅せられたらいいなと思っています。自分でハードルを上げるのもなんですが、上質なミュージカルが見られます(笑)!皆様ぜひ劇場へお越しください。<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『ロジャース/ハート』上演台本・訳詞・演出・振付:玉野和紀音楽監督:宮﨑誠【キャスト】林翔太、寺西拓人/凰稀かなめ/藤岡正明、中河内雅貴/音波みのり、音くり寿、吉田莉々加/鯨井未呼斗、MAOTO/壮一帆/玉野和紀ピアノ:宮﨑誠ドラムス&パーカッション:萓谷亮一【東京公演】9月30日(土)~10月18日(水)会場:有楽町よみうりホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【金沢公演】10月24日(火)・25日(水)会場:北國新聞 赤羽ホール■チケット料金S席:11,000円A席:7,500円※全席指定・税込※未就学児入場不可一般発売:7月23日(日)【大阪公演】10月28日(土) 12:00 / 17:00会場:松下IMPホール■チケット料金全席指定:11,500円(税込)※未就学児入場不可一般発売:9月30日(土)チケットはこちら:公式サイト:
2023年06月05日株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区、社長:中部嘉人)は、米国を代表する作家、スティーヴン・キングの小説『異能機関 上・下』の刊行を6月26日に予定しています。超能力少年少女を拉致する謎の〈研究所〉。天才少年ルークはこの秘密機関から逃れられるのか――? “恐怖の帝王”キング、王道のSFホラー巨弾です。来年にはデビュー50年を迎えるスティーヴン・キング。そこで、新作刊行と50周年を記念し、無料の電子書籍『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』を、本日6月2日より配信いたします。同書に収録されるのは、まず、短編「ローリー」。本邦初訳となる、ここでしか読めない作品です。短編とはいえ単行本換算で40ページ超と、読み応えは十分。また、『異能機関』の試し読み版として、1章「夜まわり番(ナイトノッカー)」の抜粋もたっぷり収録しています。『異能機関』の翻訳者、白石朗さんも登場。同書の担当編集者を相手に、新作の魅力を通して「いま」のキングの楽しみ方を語っていただきました。そして「キング代表作マトリックス」。縦軸に「リアル―幻想と怪奇」、横軸に「怖い―エモい」を取り、キングの代表作をそれぞれ位置づけ、解説を付しました。キングを読んでみたいが、その膨大な作品群からどれを選べば……と悩んでいる人にとって、格好のガイドになっています。キングファン、ホラーファン、そしてキング初心者、いずれの方々にもご満足いただける無料電子書籍です。■『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本』目次より◎訳者×担当編集者対談 作家生活五十年、キングの「いま」を楽しめ!◎完全オリジナル短編「ローリー」◎新作長編試し読み(『異能機関』1章抜粋)「夜まわり番(ナイトノッカー)」◎初心者にも安心! 一目でわかる、キング代表作マトリックス◎文藝春秋のスティーヴン・キングの本■書誌情報書名:『デビュー50周年記念! スティーヴン・キングを50倍愉しむ本 』編者:文藝春秋電子書籍編集部価格:無料配信開始日:6月2日(金)より配信電子書店:Kindleストア、Apple Books、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店商品URL: ■スティーヴン・キングについて1947年、米国メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆を続け、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりといわれる。■関連URL文藝春秋電子書籍編集部公式Twitter 文藝春秋翻訳出版部公式Twitter 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月02日カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは現地時間2月24日、アベンジャーズのミュージカル「ロジャース:ザ・ミュージカル」を、この夏限定で公演することを発表した。「ロジャース:ザ・ミュージカル」は、ディズニープラスのオリジナルドラマシリーズ『ホークアイ』に初登場した劇中劇で、初代キャプテン・アメリカであるスティーヴ・ロジャースの生涯を称えた架空のミュージカル。発表となったティザー予告ではスティーヴの恋人、ペギー・カーターと思われる女性が、会場となるディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パーク内のハイペリオン・シアターに向かう姿が描かれている。具体的な日程などの詳細は今後発表になるが、この「ロジャース:ザ・ミュージカル」も、ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年のセレブレーション「ディズニー100セレブレーション」開催中のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートを盛り上げていくことになりそうだ。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney (C) 2023 MARVEL※カリフォルニア ディズニーランド・リゾートのテーマパークへの入園には、3歳以上のすべてのゲストにおいて有効なパークチケットのほか、事前のパーク入園予約が必要です。※掲載の施設やアクティビティー内容は、実際の体験と異なる場合があります。カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでの最新の衛生・安全対策についてはオフィシャルサイトにてご確認ください。As to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney (C) 2023 MARVEL(text:cinemacafe.net)■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2023年02月27日「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」(ハリコン23)にスティーヴン・ユァンがゲスト登場することが分かった。2012年より約10年に渡り開催されてきた「ハリコン」は、ハリウッド俳優とファンとの交流イベント。これまで、クリストファー・ロイドやノーマン・リーダス、トム・フェルトンらが参加した。2020年からはオンラインでの開催となっていたが、今回ついに3年ぶりのリアル開催が決定。今回来日が発表されたスティーヴンは、大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」にてグレン・リーを演じ、世界中で一躍人気者に。アカデミー賞作品賞にノミネートされた『ミナリ』では主演を務め、ジョーダン・ピール監督最新映画『NOPE/ノープ』では、リッキー・“ジュープ”・パーク役で出演。過去に開催されたハリコンでも4回来日しており、今回が5回目の参加。当日、会場においてファンとの写真撮影会およびサイン会のほか、ファンとの交流パーティーも予定されている。なお、スティーヴンのサイン会をはじめとする各種チケットは、明日12月10日(土)よりチケットぴあでも発売開始となる(※ハリコンサイトでは発売中)。「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション NO.23」は12月29日(木)10時~東京プリンスホテルにて開催。(cinemacafe.net)
2022年12月09日巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的映画『The Fabelmans』(原題)が邦題『フェイブルマンズ』として2023年3月3日(金)より全国公開されることが決定し、併せて場面写真が解禁された。『ジョーズ』『E.T.』『ジュラシック・パーク』など、50年にわたるキャリアの中で変幻自在なフィルモグラフィを世界に送り出してきた巨匠スティーヴン・スピルバーグが、“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いた最新作。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年が両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める物語。先日行われたアカデミー賞の前哨戦といわれる第47回トロント国際映画祭では最高賞である観客賞を見事受賞。同映画祭にて観客賞を受賞した作品はアカデミー賞を獲得することが多く、過去10年の受賞作品はもれなくアカデミー賞作品賞にノミネートされているなど、本年度の最有力候補として大きな注目を集めている。本作でサミー・フェイブルマン少年を演じるのは、『ザ・プレデター』「アメリカン・ジゴロ」シリーズのガブリエル・ラベル。サミーの母親役には『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。父親役は『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のポール・ダノと豪華実力派俳優が集結した。そしてこの度、場面写真4点が解禁。まさに“夢”の始まりとも言える両親と一緒に映画館へ遊びに行きサミーが映画の魅力に心奪われるシーンや、6人全員が別の方向を向き、どこか浮かない表情ですれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む印象的なシーンなどが切り取られている。スピルバーグ監督自身が「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とまでコメントするなど、熱い想いが込められた渾身の最新作に期待が高まる。『フェイブルマンズ』は2023年3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:The Fabelmans(原題) 2023年、全国にて公開フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年11月30日2023年2月16日から26日まで開催される第73回ベルリン国際映画祭で、スティーヴン・スピルバーグ監督が金熊名誉賞を受賞することが決定した。「素晴らしいキャリアを持つスティーヴン・スピルバーグ監督は、世界中の何世代もの観客を魅了してきただけでなく、夢の工場としての『シネマ』に新しい意味を与えました。ティーンエイジャーのいつまでも変わらぬ魔法の世界の中でも、歴史が永遠に刻んだ現実の中でも、彼の映画は私たちの感情を満たしてくれる面となり、別の次元へと連れ出します」と同映画祭のディレクターコンビが公式HPで声明を発表した。また、プレスリリース内でスピルバーグ監督について「キャリアを通じて計19回アカデミー賞にノミネートされ、現在までに3度オスカー像を手にしている。史上最も成功した映画監督」と説明。金熊名誉賞は1982年に創設されたベルリン国際映画祭の名誉賞で、映画界に大きな貢献をした業界人に贈られる。これまでの受賞者にはジェームズ・スチュワート、アレック・ギネス、オリヴァー・ストーン、ウィレム・デフォー、ヘレン・ミレン、イザベル・ユペールらがいる。授賞式にてスピルバーグ監督の最新作『The Fabelmans』(原題)が上映されるという。(賀来比呂美)
2022年11月24日スティーヴン・スピルバーグ監督の幼少から青年期のエピソードを基に描いた『The Fabelmans』(原題)が、トロント国際映画祭で初上映を迎えた。続いて、予告編も解禁された。今作はスピルバーグ監督がメガホンを取り、同監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』の脚本を手掛けたトニー・クシュナーと共同で脚本を執筆。主人公のサミー・フェイベルマンの幼少期を新人のマテオ・ゾリオン・フランシス=デフォード、青年期をガブリエル・ラベル(『ザ・プレデター』)が演じ、サミーの母ミッツィをミシェル・ウィリアムズ、父バートをポール・ダノが演じる。予告編は、サミーが「映画は、決して忘れることのできない夢だ」と説くミッツィからカメラを渡されるシーンからスタート。サミーは小さな頃から映画作りに没頭するようになる。ピアニストのミッツィ、コンピューターエンジニアのバートを親に持つサミー。ミッツィは「うちは科学者対芸術家の家。サミーは私のチーム。私にそっくりだ」と誇らしげだ。一方、バートは…?ミッツィはバートに、「サミーの創造性をサポートしていない。サミーがやっていることを、ただの遊びで想像にふけっているだけのことだと思っている。もう少し余裕を持って励ましてあげたら?」と批判する。それでもサミーの映画製作への愛を「趣味」とみているバートは、サミーに「趣味って言うのをやめて」と言われてしまう。どうやらフェイベルマン家には溝がありそうだ。それでもサミーはカメラを回し続ける。映画ファンの予告編への感想は、「ついにミシェルがオスカーを手にする時が来た!」「スピルバーグ監督の2本目のオスカー作品賞に!」とオスカーを期待する声や、「予告編から泣けた」と感動の声が寄せられている。(賀来比呂美)
2022年09月12日スリラー映画『炎の少女チャーリー』が、2022年6月17日(金)より公開される。スティーヴン・キングの傑作をブラムハウスが新解釈スリラー映画『炎の少女チャーリー』は、『透明人間』『アス』『ゲット・アウト』など人気作を次々に生み出しているハリウッドの製作会社ブラムハウス・プロダクションズによる最新作。1984年にも映画化された、スリラーの巨匠スティーヴン・キングの傑作小説『ファイアスターター』を原作に、最新技術を駆使してリメイクした。超能力少女映画の“原点”をリメイク当時の天才子役ドリュー・バリモアがチャーリー役を演じた1984年公開のオリジナル版は、超能力少女映画(パイロキネシス)の“原点”とも言える作品。公開から現代にいたるまで、Netflix作品『ストレンジャー・シングス』やアーティストのミュージック・ビデオなど、様々な作品に影響を与えている。時代を超えてオマージュされる名作に、ブラムハウス・プロダクションズがどのような“新解釈”を加えたのか、注目だ。<映画『炎の少女チャーリー』あらすじ>アンディとヴィッキーには、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリーという娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎えるころには、感情の揺らぎに呼応するようになりチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づき、軍事利用しようとスパイを差し向ける。逃亡する親子と追跡する工作員。かくしてチャーリーの特殊能力と秘密組織の壮大なバトルが繰り広げられるのだった―。彼女の持つ能力は果たして神か悪魔か…?キャスト■チャーリー...ライアン・キーラ・アームストロング生まれながらに不思議な能力を持ち、戸惑いつつも次第に覚醒していく少女チャーリー。『ブラック・ウィドウ』や『トゥモロー・ウォー』といった大作で、子役として活躍するライアン・キーラ・アームストロングが抜擢された。■アンディ...ザック・エフロンチャーリーの父親。成長と共に自分の力を制御できなくなっていく娘を懸命に守る。『グレイテスト・ショーマン』や『テッド・バンディ』など、幅広い作品に出演するザック・エフロンが担当。監督は『ザ・ヴィジル~夜伽~』の新鋭キース・トーマス。脚本は『ハロウィン KILLS』のスコット・ティームズが務める。【詳細】映画『炎の少女チャーリー』公開日:2022年6月17日(金)原題:Firestarter監督:キース・トーマス出演:ザック・エフロン、ライアン・キーラ・アームストロング、シドニー・レモン、カートウッド・スミス、ジョン・ビーズリー、マイケル・グレイアイズ、グロリア・ルーベン原作:スティーヴン・キング「ファイアスターター」音楽:ジョン・カーペンター、コディー・カーペンター、ダニエル・デイヴィス製作:ジェイソン・ブラム、アキバ・ゴールズマン製作総指揮:ライアン・テュレック、グレゴリー・レッサンズ、スコット・ティームズ、マーサ・デ・ラウレンティス、J.D.リフシッツ、ラファエル・マーグレス提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和
2022年05月05日株式会社ロジャース(本社:岡山県岡山市、代表取締役:中田 有治)は、スタイリッシュなペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH カサス】を3月29日11:00より応援購入サービス「Makuake」のみで限定販売をスタートいたしました。ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH】■ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH カサス】の特徴1. 無駄を省いたシンプルデザイン。錆びに強く丈夫な上、蚊取り線香の残量が一目で分かります。KASATH(カサス)は、従来のホルダーと違い、残量が一目瞭然。遠目からでも残量を把握できるので、せっかくの虫よけ対策を無駄にしません。また、ペグ型にすることで地面に挿すことができ、足元からしっかり虫よけが可能。シンプル構造だから、どんなサイズの蚊取り線香にも対応できます。工具箱にポンッと入れておいても違和感なく、スマートに持ち運びできます。ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH】2. 材質は高性能なステンレス、SUS304を使用。錆びに強く丈夫です。KASATH(カサス)は、材料として水回り製品に多く使われる高性能なステンレス(SUS304)を使用。錆びに強く丈夫です。ステンレスだから、ワンシーズンを屋外で過ごしても問題ありません。粉やヤニなどで汚れてもサッと水洗いやアルコールの拭き上げが可能。いつでも清潔・衛生的です。3. 挿せなくても安心。KASATH(カサス)は地面に挿せてスマートにご利用いただくためのアイテムですが、万が一挿せない場所でも大活躍です。吊り下げ穴完備なので、カラビナやフック・マグネットや紐など、素材はもちろん場所もご自身のご都合に合わせてお使いいただけます。シンプルながら、機能面もしっかりカバーしています。安心の国内生産で、ひとつひとつ丁寧に製作しております。■製品概要製品名:ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH カサス】サイズ:300mm材質 :ステンレス(SUS304)重量 :約113g製造国:日本価格 :3,828円(税込み)(Makuake限定割引あり)■プロジェクト概要ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH カサス】を、2022年3月29日(火)~5月9日(月)に応援購入サービス「Makuake」だけの限定販売。応援金額によって様々なリターンをご用意しております。プラットフォーム : Makuake(マクアケ)プロジェクトページ: 期間 : 2022年3月29日(火)11:00~5月9日(月)18:00ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH】ペグ型蚊取り線香ホルダー【KASATH】■株式会社ロジャースについて私たち株式会社ロジャースは今までありそうでなかった物や、昔からあったけど使い方・見せ方・コンセプトなどを工夫し、新たな新商品として世に送り出しているスタートアップメーカーです。日本国内の伝統ある技術とアイデアを形にして、時代にあった継承を今後も目指して行きます。その他製品では岡山の郷土品の備前焼を使った雑貨アイテム【備前玉】など全国へ送り出しております!【お客様からのお問い合わせ先】株式会社ロジャースTEL : 086-728-5471(受付時間10時~17時※土・日・祝日・年末年始を除く)Mail: product@rodgers.co.jp リリース元:株式会社ロジャース 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月07日オスカー俳優エイドリアン・ブロディ主演&製作総指揮、スティーヴン・キング原作の小説に基づいたドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で、12月1日(水)より独占配信される。それに合わせて特別番組『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』(全4回)が配信されることが決定した。『チャペルウェイト 呪われた系譜』はスティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年出版の短編集『深夜勤務』に収録された短編小説『呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>』に基づいて、新たなキャラクター設定と脚色でドラマ化したゴシックホラーである。放送が決定した特別番組には、こがけん(お笑い芸人)や風間賢二(翻訳家)、丸屋九兵衛(万物評論家)、伊藤さとり(映画パーソナリティ)、森瀬繚(ライター、翻訳家)が出演。スティーヴン・キングやクトゥルフ神話の話等を交えながら作品の魅力がたっぷり語られる。第1回は本作を観る前の方向け、2回目は1話を観た方、3回目は5話まで観た方、4回目は全話観た方向けとなっており、作品を観ながら合間合間に楽しめる内容となるはずだ。また、約2分30秒のロングバージョンの予告映像も公開。エイドリアン・ブロディ演じるチャールズ・ブーンの幼い頃の記憶、大人になって自身の家族を連れて住み始める屋敷“チャペルウェイト”と、町に住む人々からブーン家が疎まれる様子が伺える。「この家は病の源と思われています」や「不幸に取り巻かれている」という不穏な言葉と、チャールズの息子、テインが「ここは安全?」と不安げに聞く様子に謎が深まるばかり。これまでのスティーヴン・キング作品にも共通する不穏さにホラーファンの期待を誘う予告映像だ。■配信情報『ホラー好き大注目!海外ドラマ「チャペルウェイト 呪われた系譜」徹底ガイド』12月1日(水)よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で第1話配信12月24日(金)より全話配信12月14日(火)~BS10スターチャンネルで放送『チャペルウェイト 呪われた系譜』(全10話)12月1日(水)より、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて第1話配信12月24日(金)より全話配信<BS10 スターチャンネル>※12月19日(日)17:00~字幕版 第1話 先行無料放送【STAR1 字幕版】12月21日(火)より 毎週火曜23:00 ほか【STAR3 吹替版】12月24日(金)より 毎週金曜22:00 ほか特設サイト:
2021年11月16日スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社「アンブリン・パートナーズ」がNetflixと提携し、複数の映画製作を行うことが明らかになった。Netflixのツイッターが「伝説的なフィルムメーカーの会社が、Netflixに各年複数の新作映画を製作することになりました。とてもワクワクしています」と発表した。Netflixの共同CEOテッド・サランドスは「スティーヴンは、クリエイティヴで明確なビジョンを持ったリーダーです。世界中の多くの人にとってそうであるよう、私も彼が作り出した思い出深いキャラクターや物語を見て育ちました。刺激的で気付きを与えてくれる、不朽の作品です。『アンブリン』のチームと一緒に働くのが待ちきれません。スティーヴンの映画の歴史において、この章では私たちがその一部になれる。光栄で心が躍ります」とコメント。スピルバーグ監督といえば2019年、Netflix作品はオスカーではなく、エミー賞で選考されるべきだと発言して話題となった。同年のオスカーで、アルフォンソ・キュアロンが監督したNetflix映画『ROMA/ローマ』が監督賞、外国語映画賞、撮影賞を受賞したことがきっかけだった。スピルバーグ監督は、映画芸術科学アカデミーの役員会で、「Netflix作品には出品資格がない」というルールを設けるよう提案もしていた。そのため、一部のファンは「Netflixのことが嫌いなんだと思っていた」「お金の力ってすごい…」と辛らつなコメントを寄せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年06月22日先日、『ミナリ』の演技が評価され、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴン・ユァンが、同作を製作したA24と今度はテレビドラマでタッグを組むことが決定した。「Deadline」などが報じた。スティーヴンはコメディアンのアリ・ウォンとともに主演&製作総指揮を務める。現時点でのタイトルは未定だが、1話30分、全10話のコメディドラマになるという。スティーヴンがドラマにレギュラー出演するのは、「ウォーキング・デッド」以来となる。クリエイター・ショーランナー・脚本を務めるのは、スティーヴン&アリが声優で共演したNetflixのアニメドラマ「トゥカ&バーティー」で脚本を執筆したイ・ソンジン。最近のA24は、映画だけでなく「ラミー 自分探しの旅」や「ユーフォリア/EUPHORIA」など、ドラマ作品でも高い評価を受けている。映画に関しては『ミナリ』がアカデミー賞で作品賞を含む6部門でノミネート。スティーヴンはアジア系アメリカ人として初めて主演男優賞にノミネートされた。史上最高齢でのノミネートとなったアンソニー・ホプキンス、故チャドウィック・ボーズマン、リズ・アーメッド、ゲイリー・オールドマンと競い、アジア系アメリカ人初の主演男優賞獲得となるかに注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年03月18日「ウォーキング・デッド」のグレン役で人気を博し、映画『バーニング 劇場版』では物語のカギを握る謎の男を怪演したスティーヴン・ユァンが主演し、映画賞レースを席巻中の『ミナリ』。この度、スティーヴンが演じた、アメリカンドリームを夢見る父親・ジェイコブの場面写真をいち早く入手した。1980年代、農業で成功することを夢見て、アメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描く本作。今回解禁となった場面写真には、ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)がアーカンソーの荒れた土地を前に少年のように目を輝かせている表情や、農作業へ打ち込む姿などが写し出されている。タイトルの『ミナリ』とは、韓国語で香味野菜のセリ(芹)のこと。たくましく地に根を張り、2度目の旬が最もおいしいと言われていることから、次なる子ども世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。優しい眼差しで息子を見つめる写真からは、「子どもたちに成功する姿を見せてやりたい」と願うジェイコブの熱い想いが溢れ出すかのようだ。スティーヴンは本作でも確かな演技力を発揮、強引なやり方に反対する妻(ハン・イェリ)との衝突や予期しない困難が降り注ぐ中、農園を作る夢の実現のために揺るぎない意志をみせるジェイコブを、泥臭くも人間味たっぷりに演じている。サンダンス映画祭でのグランプリ・観客賞受賞を皮切りに、ナショナルボード・オブ・レビューで作品トップ10に選出、助演女優賞(ユン・ヨジョン)とオリジナル脚本賞受賞など、各国の映画祭、映画賞にて早くも138ノミネート、50受賞(※TOP10選出含む/2月1日現在)を記録。現地時間2月3日(水)に発表となるゴールデン・グローブ賞では作品賞の対象外となったことに疑問の声が多く上がるほど、数多くの人の共感を呼んでおり、「『パラサイト 半地下の家族』に続きアカデミー賞で波乱を起こす作品」と注目を集めている。『ミナリ』は3月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミナリ 2021年3月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24
2021年02月03日映画芸術科学アカデミーが、第93回アカデミー賞授賞式のプロデューサーを発表した。ジェシー・コリンズ、ステイシー・シェール、スティーヴン・ソダーバーグの3人。コリンズはここ数年連続でグラミー賞、BETアワードなどの制作を担当。そのほかにも数々の授賞式やテレビ番組のプロデューサーを務め、エミー賞にノミネート経験もある。ツイッターで「このような素晴らしい機会をありがとうございます!」とアカデミーに感謝を伝えている。シェールは『エリン・ブロコビッチ』『ジャンゴ 繋がれざる者』で2度アカデミー賞作品賞にノミネートされたほか、『パルプ・フィクション』『コンテイジョン』などの多数の有名作品でプロデューサーまたは製作総指揮を務めてきた。ソダーバーグは『トラフィック』でアカデミー賞監督賞を受賞。メガホンを取った『エリン・ブロコビッチ』では、シェールとともに仕事をした。アカデミーの会長デヴィッド・ルービンとCEOのドーン・ハドソンは連名で「来るオスカーは、授賞式の可能性を再構築、そして刷新するのに素晴らしい機会です。いまの時代に直接反応を見せてくれる、夢のようなチームを結成しました」と3人を紹介している。第93回アカデミー賞授賞式は、2021年4月25日に、バーチャル開催ではなく通常通りのスタイルで開催予定。(Hiromi Kaku)
2020年12月09日スティーヴン・スピルバーグ&ケイト・キャプショーの末娘デストリー・アリーン(23)が、インスタグラムで婚約したことを発表した。「親友と共に人生を歩めることに、すごくワクワクする! 最高の日! 大好き!」と絵文字で飾ったキャプションと婚約者のゲンク・レグランドのツーショットを掲載。ゲンクの首に手を回し、頬にキスしているデストリーの左手薬指にはダイヤモンドの指輪が光っている。2枚目の写真には2人が繋いでいる手が写っており、指輪もよりクローズアップされている。コメント欄にはエル・ファニングが「あああ!! おめでとう、美しいカップル」と祝福メッセージを寄せ、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァーらも祝いの言葉を贈った。交際開始時期は不明だが、2人のインスタグラムには、2017年10月頃からツーショットが掲載されるようになっている。両親同様、数年前から映画業界で女優、監督、プロデューサーとして活動しているデストリー。お相手のゲンクはスイス出身の俳優で、キャリアを求めてロサンゼルスに移住。リー・ストラスバーグ・シアターで2年間の演技コースを修了したという。(Hiromi Kaku)
2020年07月06日平日の午後に名作の数々をオンエアするテレビ東京「午後のロードショー」では、4月23日(木)本日、スティーヴン・セガール主演のアクション巨編『沈黙の傭兵』を放送する。セガールが湾岸戦争の英雄に扮し、戦友の仇を討つ!幼少期から格闘技に触れ、17歳の時に来日。禅や合気道、剣道、柔道はもちろん太極拳などの日本武道や中国武術を学び、『刑事ニコ/法の死角』で映画デビューすると1992年公開の『沈黙の戦艦』が大ヒット。その後同作は続編『暴走特急』が製作されこちらも大ヒットするが、日本ではその後の主演作に『沈黙の~』という邦題をつけることが増え、昨年公開された『沈黙の終焉』に至るまで多数の“沈黙シリーズ”で知られるように。一方、現実世界でも2012年から保安官を務めるようになり、その姿を追ったドキュメンタリーが製作されるなど、ほかのアクションスターとは一線を画すストイックなキャリアを重ね続けるセガール。本作は2006年に公開された“沈黙シリーズ”の1作となる。南アフリカの小国ガンモラル。この国の国民たちを独裁政府から救おうとシーガー(スティーヴン・セガール)ら傭兵たちは戦いを繰り広げていた。しかしこの戦いはCIAの汚職捜査官ドレシャム(ルーク・ゴス)と、闇のフィクサーであるチャペル(ロジャー・グーンヴァー・スミス)が画策した金がらみのミッションだった。その事実を知らないシーガーたちはフランス軍の介入を受け、絶体絶命の状況に追い込まれる。シーガーの戦友ジョーンズが敵の銃弾に倒れ、妻と息子を守ってくれとシーガーに言い残し息絶えた。ドレシャムらの裏切りを知ったシーガーは、なんとか自力で戦場からの脱出に成功する。1週間後、シーガーはジョーンズの妻エディと息子ションドラの元を訪れ、必ず彼の遺体を国に連れ帰り手厚く葬ると約束するのだった。しかし家から出てきたシーガーをドレシャムの送り込んだ殺し屋が襲う。殺し屋たちを倒すシーガーだが、同じくシーガーを追っていたクルーガーを筆頭とする傭兵たちに拉致され、チャペルの元へと連れて行かれる…というストーリー。セガール扮するシーガーは戦友の妻子を救い、その仇を討てるのか? 『沈黙の傭兵』は4月23日(木)13時35分~テレビ東京「午後のロードショー」枠で放送。(笠緒)
2020年04月23日アメリカでは2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ未発売のスティーヴン・キングの犯罪ホラー小説を「HBO(R)」がドラマ化した「アウトサイダー」。この度、キング自身や主人公のベン・メンデルソーン、シンシア・エリヴォらが本作について語る特別動画が、いち早くシネマカフェに到着した。同じく「HBO」の「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」でエミー賞にノミネートされたリチャード・プライスの脚本で映像化した本作。キングは「信じられないようなことを信じさせる怖い話を書いた。『トワイライト・ゾーン』でスタッフから学んだが、人は現実世界の試金石があるから信じるんだ」と語る。「ここ(第1話でジェイソン・ベイトマン演じるテリーが11歳の少年を殺害した容疑で逮捕されるシーン)から超自然現象が始まる。同じ人間が同時刻に異なる所にいる、そんな着想があった。そこで思いついたのは事件に個人的関与がある主人公だ」と、制作にあたっての着想を明かす。主人公であり、物語の軸となる事件を担当するベテラン刑事のラルフ・アンダーソン役を演じたのは、『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン。「小説でも映画でもスティーヴンはこのジャンルの第一人者だ。真面目な人柄のアンダーソン刑事が自身の許容範囲を超えた状況に直面する」と、自身が演じるラルフが向き合うことになる問題について回想しながら語った。また、「ミスター・メルセデス」シリーズにも登場するキャラクターである天才私立探偵ホリー・ギブニーについて、キングは「ホリーは過去に書いたことのない面白い役柄だ」と語り、本作でホリー役を演じる『ハリエット』のアカデミー賞ノミネート女優シンシア・エリヴォは、「私立探偵だけれど少し変わっている」と、ひと癖あるホリーの役柄について匂わせた。続けてキングは「世の中には奇妙なことやこの物語のようなことがある。人は信じられないような出来事に対しどう対応する?」と本作で起こる不可思議な超自然現象に直面した人々の選択について、問いを投げかけている。なお、本日4月1日(水)より「アウトサイダー」の配信に先駆け、キングの作品を豪華スタッフ&キャストでドラマ化した「ミスター・メルセデス」シーズン1~3をAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX」にて全シーズン一挙配信されることも決定している。(text:cinemacafe.net)
2020年04月01日スティーヴン・キング原作のベストセラー・クライムホラーを「HBO」が初めてドラマ化した「アウトサイダー」。この度、Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて4月23日(木)より独占配信、映画専門サービス「BS10 スターチャンネル」にて4月23日(木)23時より独占日本初放送されることが決定した。「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」や「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞を受賞するなど、クライムドラマでもハイクオリティな作品を制作してきたHBOがキング作品をドラマ化するのは本作が初めて。アメリカで2018年に出版されベストセラーになり、日本語訳版はまだ発売されていないキングの犯罪ホラー小説「THE OUTSIDER」を「ナイト・オブ・キリング失われた記憶」でエミー賞、『ハスラー2』でアカデミー賞にノミネート経験のあるリチャード・プライスの脚本で映像化。『レディ・プレイヤー1』『キャプテン・マーベル』のベン・メンデルソーン、「オザークヘようこそ」『モンスター上司』のジェイソン・ベイトマンら実力派キャストのほか、『ハリエット』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた期待の新星シンシア・エリヴォが、謎を追う天才私立探偵役で出演する。序盤から繰り広げられる衝撃の展開!アメリカの片田舎の静かな住宅街を舞台にすることが多いキング作品。本作も例のごとく、ジョージア州の小さな町で11歳の少年の惨殺死体が見つかったところから物語が始まる。さらに少女が見る幻覚、現場に姿をちらつかせる不気味な男...など、続きが気になる仕掛けが溢れ、ハマってしまうこと間違いなし。また、シンシア演じる天才私立探偵ホリー・ギブニーは、同じくキング作品の「ミスター・メルセデス」シリーズに登場するキャラクターであり、さらに真犯人を「IT」と呼ぶセリフが出てきたりと、キングファンを楽しませる要素も随所に散りばめられている。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」批評サイトで高評価!1月12日に第1話、第2話をまとめて放送した米国では、「IMDb」スコア9.1、「Rotten Tomatoes」では96%(audience)の高い評価を獲得。「スティーヴン・キングと『X-ファイル』の融合」「ドラマ化されたキング作品の中で久しぶりの傑作」などの評価の声が上がっている。「HBO」の第1話視聴者数は約72万4,000人(初回放送分のみ)と、2019年10月に放送が始まった「ウォッチメン」の初回(約79万9,000人)に次ぐ好調な数字で、視聴者の期待度の高さが伺えるものとなっている。(text:cinemacafe.net)
2020年02月28日スティーヴン・キング作「キャリー」が、再び映像化されることになったという。「Collider」などが伝えた。「キャリー」は1976年にブライアン・デ・パルマ監督&シシー・スペイセク主演で初めて映画化された。キャストのシシーとパイパー・ローリーが、それぞれアカデミー賞主演女優賞、助演女優賞にノミネート。1999年には映画の続編として『キャリー2』が製作された。テレビ映画やブロードウェイミュージカルのテーマとなったこともある。さらに2013年、キンバリー・ピアース監督&クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクもされている。今回は米テレビ局の「FX」と製作スタジオ「MGMテレビジョン」が、リミテッドシリーズのドラマとして制作する。いまのところは企画のごく初期段階だといい、脚本家などは決まっていないとのこと。この2社がタッグを組んで制作したドラマには、最近では「FARGO/ファーゴ」がある。キングの作品のドラマ化が報じられたのは、ここ1週間で2度目。米テレビ局「Epix」がキングの短編の「Jerusalem’s Lot」(原題)をエイドリアン・ブロディ主演で制作し、2020年秋に放送予定だとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャリー 1977年3月より公開キャリー(2013) 2013年11月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2019年12月24日