カラダのデータを一括管理 株式会社エムティーアイは2015年11月20日より3つのスマートフォン向けアプリのサービスを提供開始。今回サービスが始まったアプリは「CARADA」「CARADA 健康手帳」「CARADA お薬手帳」の3つだ。このCARADAシリーズは健康管理に携わる様々な機器と連携しており、投薬データや検診データの記録から食生活のアドバイスまでカラダに関する様々なデータをスマートフォンで一括して管理することが出来る。世の中では健康志向が高まっているものの、健康的な生活を送るためには何から始めたらいいのかわからない人も多い。CARADAシリーズはそんな人におすすめのアプリだ。11月21日から始まるKAT-TUNを起用したTVCMにも注目だ。来年デビュー10周年を迎えるKAT-TUNは大人の魅力が醸し出されてきているが、自身の健康も気になる年齢に。そんな彼らがコミカルなCMで健康管理の大切さをアピールする。CARADAシリーズ今回提供開始になった「CARADA」「CARADA 健康手帳」「CARADA お薬手帳」では、記録や管理が面倒だったカラダに関するデータを常に持ち歩くスマートフォンで一括管理することが出来る。これを使えば病院に行ったけれどお薬手帳を忘れたという事態が避けられるようになるのだ。「CARADA」には有料オプションで栄養指導サービスがあり、日々の食事を写真に撮って送信するだけで専属の栄養士が食生活のアドバイスをしてくれる。記録されたカラダのデータを栄養士と共有し、効率的なダイエットや生活習慣の改善が可能になる。(画像はニュースリリースより)【参考】・株式会社エムティーアイニュースリリース
2015年11月23日住信SBIネット銀行はこのたび、12月4日よりインターネットバンキングによる不正送金被害防止を強化するため、スマートフォンを用いたセキュリティサービス「スマート認証」に、新機能「ログインロック」の追加を予定していると発表した。○新機能ログインロックの概要新機能「ログインロック」は、手元のスマートフォンで、住信SBIネット銀行のインターネットバンキングサービスへのログインを制御できる機能。普段はインターネットバンキングサービスに鍵(ロック)をかけておき、第三者の不正なログインを防止する。自身が使いたいときだけ、手元のスマートフォンで一時的に鍵(ロック)を解除する。アプリバージョンアップの提供時期は12月4日を予定。住信SBIネット銀行によると、「第三者からの不正なログインを防止できるので、セキュリティ面で大幅にアップする。利用者の方にはご安心して使っていただきたい」としている。現在「スマート認証」アプリを登録の顧客が、ログインロック機能を利用するためには、「スマート認証」アプリのバージョンアップが必要。スマート認証を登録している人の振込時などにおける認証を、「スマート認証」に一本化するという。これまでは、取引承認が「スマート認証」と「認証番号表」の2つが併用可能だったが、より安全に利用してもらうため、機能の強化を行うとしている。住信SBIネット銀行は、顧客に常に利用してもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。
2015年11月20日日立製作所は11月17日、多言語音声翻訳サービスの実現に向け、スマートデバイスに対応した音声処理技術を開発したことを発表した。今回、音声信号のタイミングのずれの影響を受けにくい音量比を用いて認識対象の音声と雑音とを簡易的に分離し、さらに分離後の音声を比較しながら音声信号のタイミングのずれによる時間差の変化を補正することにより、専用デバイスと同様に、汎用的なスマートデバイスでも時間差を使った高精度な雑音除去を適用することを実現した。ユーザー音声以外の雑音を除去することで、街頭の騒音レベルに匹敵する70dBの雑音環境でも音声認識が可能となる。また、今回開発した音声処理技術により、雑音が少なくなり、ユーザー音声が強調されるため、発話と発話の区切りを明確に自動認識することができるようになった。これにより、ボタン押下で発話区間を知らせることが不要となったことに加え、発話と発話の区切りが明確になったことで、1回の音声入力時間が短縮し、チャットのように会話の区切りごとに随時翻訳を可能とする連続文入力に対応することが可能になった。同技術はクラウド上で音声処理および翻訳処理を行うため、既存のスマートデバイスに専用アプリケーションをダウンロードするだけで、使用することができる。
2015年11月18日セブン銀行は16日、セブン銀行口座のインターネットバンキングサービスをより安心して利用してもらうため、「スマートフォン認証」(2経路認証)を導入した。○第三者のなりすましなどによる不正振込みのリスクを極小化「スマートフォン認証」とは、顧客がパソコンまたはスマートフォンからインターネットバンキングで「対象となるお取引」をする際に、スマートフォンの専用アプリから承認操作をする認証方法のこと。インターネットバンキング(第1経路)で取引きの登録を行い、スマートフォンの専用アプリ(第2経路)で承認することで、第三者のなりすましなどによって顧客の預金が他の口座へ不正に振込みされるリスクを極小化できるという。セブン銀行によると、「2経路認証にしたことでセキュリティが強化された。ただ、セキュリティを強化すると、暗証番号の入力が必要になったりなどお客様の手続きが増えてしまう傾向にあるが、スマートフォンの専用アプリによる承認は、ボタンをワンプッシュするだけの操作のため、手間がかからない」としている。○「スマートフォン認証」サービスの概要対象となる取引:(1)新しい振込先への振込、(2)自動振込の新規設定、(3)自動振込条件の変更(再開)、(4)ネット決済サービスサービス使用料:無料専用アプリ:「VIP Access」提供元はシマンテックセブン銀行口座を持っている顧客で、スマートフォン認証の登録手続きをした人が利用できる。振込みの流れ登録方法セブン銀行は、これからも顧客に便利で安心して利用してもらえるサービスを提供していくとしている。
2015年11月17日ブラザー販売は11月13日、パソコン内に保存された写真をスマートフォンから閲覧できるサービス「Scene Connect for Brother Online」を開始した。ブラザーの会員プログラム「Brother Online」への登録(無料)が必要だ。Scene Connect for Brother Onlineは、写真データを保存したパソコン内のフォルダを同期させることによって、クラウド経由でスマートフォン用アプリ「Scene(シーン)」(リプレックスが開発・提供)から写真を閲覧できるようにするサービス。専用ソフトウェアをパソコンへインストールしてフォルダを同期すれば、写真をスマートフォンから閲覧できるようになる。Sceneアプリの対応OSはiOS 8.1以上、Android 4.0以上。写真データを同期する際、スマートフォン向けに画像サイズを最適化するため、同期にかかる時間を短縮。そのほか、パソコンに保存していた写真とスマートフォン内の写真をSceneアプリ上で同じ日付ごとにまとめて整理整頓する機能も持つ。写真データは無料で3,000枚までアップロード可能。月額359円からのSceneプレミアムに登録すると無制限でアップロードできる。
2015年11月13日ブラザー販売は13日、PCに保存してある写真をスマートフォンで閲覧できるサービス「Scene Connect for Brother Online」を発表した。利用にはブラザーの会員プログラム「Brother Online」への登録(無料)が必要。また、写真整理アプリ「Scene(シーン)」を開発・提供するリプレックスとのタイアップサービスとなる。「Scene Connect for Brother Online」は、写真を保存したPCのフォルダをクラウドやスマートフォンと同期させることで、スマートフォンから閲覧できるようにするサービス。リプレックス製の写真整理アプリ「Scene」を使って画像を閲覧する。SceneアプリはiOS版とAndroid版が用意されている。データを同期する際に、スマートフォン用に画像サイズを最適化することで、同期にかかる時間を短縮。写真サイズが大きくてもスマートフォンで快適に閲覧できるようになっている。また、PCから同期した画像と、スマートフォン内の画像を「Scene」上で同じ日付ごとにまとめるなど、写真の整理にも役立つ。
2015年11月13日DMM.comは2日、同社提供の「いろいろレンタルサービス」にて、Samsung Electronicsのスマートフォン「Galaxy S6」および「Galaxy S6 edge」に対応するVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR Innovator Edition for S6」のレンタルサービスを提供開始した。レンタル料金は3日で5,000円。Gear VR Innovator Edition for S6と一緒にGalaxy S6も貸し出されるが、レンタル申し込みページでは「VRを楽しむためだけに利用し、スマホとして使用しないでください」と記されている。現在、送料無料のキャンペーンを実施中だ(終了日未定)。同社によれば、男性向けの未公開4K動画4本(各3分)をプリインストールした状態で貸し出すとのこと。決済はクレジットカードで行うことで、同時に年齢も確認されるので、18歳未満の希望者の貸し出しには応じない。
2015年11月02日スマートフォンで定額制音楽配信サービスを利用しているユーザーは、iOSで6.3%、Androidで8.7%だった。MMD研究所とコロプラの「スマートアンサー」が、スマートフォンを所有する20歳から59歳の男女2,245人(iOSユーザー1,027人、Androidユーザー1,218人)を対象に共同実施した「2015年10月スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」による。普段よく利用する音楽再生機器を尋ねると、スマートフォンが72.0%で最多であり、以下PC(35.3%)、デジタル・オーディオ・プレーヤー(27.2%)の順だった(複数回答)。なお、スマートフォンのみを選択した人は22.0%だった。会社員・主婦・学生といった属性別に見ると、会社員はスマートフォン、PC、カーステレオ・ラジオ、主婦はスマートフォン、カーステレオ・ラジオ、PC、学生はスマートフォン、PC、デジタル・オーディオ・プレーヤーの順となった。スマートフォンで音楽を再生すると回答したiOSユーザー(808人)及びAndroidユーザー(808人)にスマートフォンで音楽を聴く頻度について尋ねたところ(複数回答)、「ほぼ毎日」と回答した人はiOSで35.6%、Androidで29.7%だった。これを2015年2月にMMD研究所が行った「スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」と比較すると、iOSでは2.7ポイント、Androidでは9.5ポイント増加している。さらに、どのような方法で音楽を聴くのかを尋ねると、iOSユーザー・Androidユーザー共に「YouTubeなどの動画サイト」が最多で50%を超え、「定額制音楽配信サービス(Apple Music、AWA、LINE Musicなど)」はiOSで6.3%、Androidで8.7%に留まった。会社員・主婦・学生の属性別に見ると、主婦の63.0%がYouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いており、学生および会社員は「YouTubeなどの動画サイト」(学生59.6%、会社員52.1%)の次に「購入したCDからスマートフォンに取り込んでいる」(学生44.9%、会社員38.9%)が多かった。定額制音楽配信サービスで音楽を聴くと回答した人(iOSユーザー・Androidユーザーの計121人)に利用しているサービスを問うと、「AWA Music」が最多で42.1%、以下「LINE Music」(24.8%)、「Apple Music」(23.1%)の順だった(複数回答)。スマートフォンを所有する2,245人を対象にハイレゾ音源の購入経験を尋ねると、「購入したことがある」「試聴などで聴いたことはあるが購入はしていない」「名前だけ知っている」を合わせて認知度は50.2%であり、2015年2月の「スマートフォンでの音楽視聴に関する調査」と比較して認知度が3.5ポイント増加していた。
2015年11月02日米AT&Tが複数のデバイスで1つの電話番号を共有できる「NumberSync」サービスを発表して話題になっている。例えばスマートフォンで使っているメインの電話番号を同サービスの対象とした場合、それ以外のタブレットやウェアラブルデバイスでも同番号への音声発着信やSMS送受信が利用可能になり、デバイスごとに異なる番号を用意する必要がないというメリットがある。米大手携帯キャリアではAT&Tのほか、SprintやT-Mobileもサービス導入に意欲を見せており、メジャーなサービスの1つとなりそうだ。NumberSyncについての詳細はAT&TのBlogで紹介されている。それによれば、メインとなる電話番号があり、NumberSyncに対応したデバイス(この場合はタブレットやウェアラブル)の紐付けを行うことで、スマートフォンが手元で動作していなかったり、あるいはBluetoothペアリングが解除された状態であっても、紐付けたデバイスが手元にさえあれば、音声発着信やSMS送受信など電話番号を必要とするサービスをそのままメインの電話番号で利用可能になるというものだ。紐付けそのものはAT&Tのバックエンドシステム上で行われているため、デバイス間の特別な接続や設定は必要ない。実質的に1つの電話番号を複数の所持デバイスで共有可能となっている。これにより、例えばスマートウォッチのみを身に付けて外出していても、ペアリングなしの状態で、本来はスマートフォンで利用している音声通話やSMS送受信がそのまま利用可能になる。対応デバイスは今月末までに発表されるほか、今後も対応デバイスを順次拡充していく方針だという。なお、NumberSync自体はAT&Tの基本サービスとして提供されるようで、対応デバイスさえ手元にあれば無料で利用可能なようだ。この説明だけだといろいろ疑問符が沸いてくる内容だが、The Vergeの報道を眺めるとそのからくりが少し見えてくる。NumberSyncはAT&TのVoLTEインフラを利用したサービスで、この仕組みをそのまま流用することで実現しているという。VoLTE (Voice over LTE)は、LTEのIPインフラを使って音声通話を可能にする仕組みで、従来の回線交換とは異なるインターネット的なIPインフラとなっている。おそらくは、1つの電話番号に対して複数のデバイス固有のIDを結びつけることで、"AT&Tの"LTEネットワークに存在するデバイス同士であれば、NumberSyncの仕組みを用いて1つの電話番号を共有できるようになっているとみられる。そのため、利用条件としては「LTE接続が可能なデバイス」「少なくともAT&Tから認識できる形で存在していること」の2つが挙げられると考えられる。LTE以外のAT&T Wi-Fiホットスポットや、ローミング時の動作については、今後の追加情報が必要だ。なお、Re/codeのIna Fried氏によれば、T-Mobile USAのCOOであるMike Sievert氏が、AT&TのNumberSyncよりも優れたサービスを用意すると表明したという。このほか、Sprintも同様のサービス提供を示唆しており、実装としてはAT&T固有のものではなく、LTEネットワークを展開する各社であれば十分実現可能な仕組みであると考えられる。AT&Tからの続報を待ちつつ、日本を含む海外の携帯キャリアの動向に注目したい。
2015年10月19日三井住友カードは15日、NTTデータと共同で、スマートフォン(スマホ)のアプリを用いたワンタイムパスワードサービス「One Time Pass(ワンタイムパス)」アプリを新たに開発し、三井住友カード会員を対象に、2015年11月16日から提供を開始すると発表した。クレジットカード決済における、スマホアプリを用いたワンタイムパスワードの導入は、国内で初めてという。三井住友カードによると、インターネット取引によるクレジットカードの不正使用は、ID・パスワードの漏洩や使い回しに起因する「なりすまし被害」を中心に年々増加傾向にあり、現在では、全体の約半数を占めているという(※1)。(※1) 出典:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」三井住友カードでは今回、Visa・MasterCardが提供するネットショッピング認証サービス(※2)のパスワードに、60秒ごとに変わる一度きりの使い捨てパスワード(ワンタイムパスワード)を導入する。「ワンタイムパスワードを導入することで、『なりすまし被害』を防止することができ、高い安全性を確保できる」(三井住友カード)。(※2)Visaが提供する「VISA認証サービス(Verified by Visa)」と、MasterCardが提供する「MasterCard SecureCord」が対象。ネットショッピング認証サービスとは、インターネットショッピング利用の際に、パスワードによる本人確認を行うサービス。ネットショッピング認証サービスに参加している店舗で利用すると、自動的にパスワードの入力画面が立ち上がり、金額やハンドルネームなどを確認後、予め設定してあるパスワードを入力し本人認証を行う。パスワードの入力画面はカード会社が表示しているため、ショッピングサイトにはパスワードが残らないので、安心して利用できる。ワンタイムパスワードは、NTTデータと共同で開発したスマホアプリ「One Time Pass」で提供。クレジットカード決済の分野で初めて、安全性が高く、専用デバイスの持ち運びの必要がない、スマホアプリを用いた「ソフトトークン」型を採用した。ネットショッピングでのカード決済の際、ネットショッピング認証サービスのパスワード入力画面で、「One Time Pass」アプリを立ち上げ、表示されたパスワードをコピーし、認証画面に貼り付けるか直接入力することで本人認証が完了するため、「簡単・便利に利用できる」(同社)としている。同サービスは、三井住友カード会員で、インターネットサービス「Vpass」に登録している人であれば無料で利用できる(※3)。(※3)利用するには「Vpass」からの申し込み手続きが必要三井住友カードとNTTデータは、ネットショッピングにおける新たな本人認証の手段として、ワンタイムパスワードを業界に先駆け導入し、より安心・安全なクレジットカード決済環境の実現を目指していくとしている。
2015年10月15日ソフトバンクとヤフーは8日、ソフトバンクのスマートフォンからヤフーが運営するすべてのWebサービスを、会員情報やIDなどの入力を省略して利用できる「スマートログイン」の提供を開始した。「スマートログイン」は、ソフトバンクのスマートフォン・タブレットから、ヤフーのすべてのWebサービスに自動でログインできるサービス。端末からYahoo! JAPANのトップページにアクセスすることで、各Webサービスが利用できるようになるため、会員情報やID、パスワードといった情報の入力が必要ない。初回利用時は、端末とYahoo! IDを紐付けるため、Wi-Fiではなくソフトバンク回線を利用して接続する必要がある。また、本人確認と利用規約への同意も求められる。今後は、Webサービスだけでなく、各サービスのアプリでも対応していく予定だとしている。
2015年10月09日ソフトバンクとヤフーは10月8日、「Yahoo!ショッピング」などすべてのサービスを対象に、SoftBankのスマートフォンから会員情報やIDなどの面倒な入力を省略し、簡単・便利に利用できる「スマートログイン」の提供を開始した。同サービスは、スマートフォンでのネットショッピングを身近なものにするモバイルeコマース革命の実現を図るための機能の一つ。SoftBankのスマホからYahoo! JAPANのすべてのWebサービスに自動でログインできるほか、Yahoo!ショッピングでは、利用代金を携帯電話料金とまとめて支払える決済方法を選択することが可能となる。また、スマートログインに加え、ヤフーは、年配の方でも見やすく簡単操作でYahoo!ショッピングを楽しめる「らくらく通販アプリ」を11月下旬以降に提供開始する予定。グループ企業のソフトバンクロボティクスも、2016年3月以降を目処に「Pepper」を通じて、新しいショッピング体験が楽しめるサービスを提供するという。
2015年10月08日ソフトバンクは、病院の診察料を携帯電話料金とまとめて支払える「スマート病院会計」を12月以降に開始する。サービス開始当初は、130以上の医療機関が対応、2016年12月に1000以上の医療機関に拡大させる。スマート病院会計や、医療費を銀行口座からの引き落としで後払いできるエムイーエックステクノロジーズの「医療費あと払いサービス」の仕組みを利用したサービス。同サービスを利用することで、診察料は携帯電話料金とまとめて支払うことになるため、受診後に会計をせずに帰宅し、会計の待ち時間を省くことができる。通院先や診察料などの受診履歴もスマートフォンで一括管理できるという。利用料金は未定で、対応機種は、iPhone、iPad、SoftBankスマートフォン/タブレット。サービス開始当初の主な対応医療機関は、会津中央病院(福島県)、イムス太田中央総合病院(群馬県)、東京ベイ・浦安市川医療センター(千葉県)、順天堂大学医学部附属順天堂医院(東京都)、順天堂大学医学部附属練馬病院(東京都)、総合病院厚生中央病院(東京都)、東京医科歯科大学医学部附属病院(東京都)、名古屋共立病院(愛知県)、六地蔵総合病院(愛知県)、佐田病院(福岡県)。
2015年10月08日インターコムは、スマートデバイスを活用したワークスタイルの変革をテーマとするサービスコンテンツを提供する新開発のクラウドサービス 「デリバリーセンター」を、10月16日より提供開始すると発表した。「デリバリーセンター」では、タブレットやノートPCの活用によってリアルタイムで場所を選ばない業務スタイルを確立し、生産性の向上を促進を目指す。「フィールドボード」「ビジネスメッセンジャー」「給与明細配信」「ドキュメント管理」「ネットディスク」「一斉連絡」という6つのサービスコンテンツをクラウドサービスとしてご提供する。フィールドボードは、現場作業員と本部の円滑な情報共有を実現する専用レポートフォーム作成・管理機能で、ビジネスメッセンジャーは社員同士のリアルタイムなコミュニケ―ションを実現するビジネスチャット。給与明細配信は、給与明細書の電子化機能で、ドキュメント管理は、取引先に応じた営業資料をタブレットに呼び出して活用するドキュメント一括管理機能。ネットディスクは取引先や出張中の社員などへ大容量のデータを共有するネットディスクで、一斉連絡は、災害時の安否確認など、緊急時の連絡・回答要求に活用する一斉連絡・応答機能。同社ではこれらの機能を活用することで、建設現場の作業報告や機器メンテナンスの作業報告、あるいはルート営業の日報などの作成、チャット機能による本部から現場への作業指示など業務案件ごとにリアルタイムなコミュニケーションなどが実現できるとしている。サービス利用料は、月額35,000円(税別、50ユーザー、エコノミープラン)から。
2015年10月08日ネットドリーマーズは9月29日、スマートフォンアプリ「SMART会員証」サービスを開始したと発表した。同サービスは、企業が展開するさまざまな販促施策や顧客会員向けサービスを、スマートフォンアプリを通じオールインワインで提供する仕組みで、顧客データベースの構築や既存の基幹システムとの連携により、顧客属性や行動分析に基づき個々の顧客の趣向にマッチしたアプローチができるため、オリジナルの本格的なモバイルサービスプラットフォームとして、企業と顧客を強固につなぐ最適なマーケティングサイクルの構築に貢献することが期待されている。紙やプラスチックの会員証、スタンプカードをそのままモバイル化できるため、従来、顧客が申込書へ記入したり、店舗やパンチ業者が入力していた従来の事務手続き業務や印刷、発送業務などの手間と時間を要する作業が不要となる。また、紙やプラスチックカードの会員証がアプリに集約されるため、持ち運びや管理の不便さから解放される。また、顧客データベースに基づいた来店施策として、顧客の年代、性別、居住地域などの属性情報はもちろん、来店履歴、購入履歴、アプリ利用状況などの行動情報と組み合わせた効果的なプロモーションが行える。プッシュ通信でセール情報やモバイル限定クーポンを配信して店舗へ誘導し、来店ポイントやスタンプカードで来店頻度の向上を促進させると共に、プロモーションの効果もリアルタイムで分析できる。
2015年09月30日エスキュービズム・テクノロジーは9月15日、タブレットPOSシステム「EC-Orange POS」において、楽天のスマホ決済サービス「楽天スマートペイ」との連携を開始した。「EC-Orange POS」は、iPadやWindows 8タブレットなどのスマートデバイスで、POSレジ業務を行うことのできるもので、飲食店や小売店・チェーン店を中心に日本全国4,500店舗以上の顧客が導入している。飲食店でのオーダーや、小売店でのレジ・会計はもちろん、接客対応や在庫管理のほか、ECサイトと店舗間で在庫・売上情報を連携することでO2O・オムニチャネル戦略にも活用可能だ。今回の提携により、「EC-Orange POS」を利用している店舗は、EC-Orange POSでのクレジット会計金額が「楽天スマートペイ」のアプリへ自動表示され、クレジット金額の都度の入力が不要になり、運用負担の軽減や金額の誤入力防止を実現する。同連携は、「EC-Orange POS」のスマートデバイス決済の中でも重要な位置づけとなっており、「キャッシュレス決済」を実現することで、商取引のさらなる活性化や新たなビジネスの創出を促進させたい狙いだ。
2015年09月17日GeekDeskは、可動デスク「スマートデスク」の日本国内における発売を開始した。価格は10万6,380円。「スマートデスク」は、「長時間イスに座っていても腰が痛くならない環境がほしい」という思いから開発された、高さを自動調整できる可動デスク。2010年よりアメリカで発売し、同国内での実績をもとに、このほど日本での発売を開始したとのことだ。同製品は、デスクの高さをボタンひとつで58cm~124cmまで自由に変えられる。そのため、座った状態で自分に合った高さに調節するだけでなく、立った状態でもデスクを使うことが可能。同社は、この製品について、「特に長時間イスに座っているクリエイターやITエンジニアなどが仕事で使用する際、高い生産性を実現いたします」とコメントしている。なお、同製品の天板はカラーは1色(ライトブラウン)、サイズは幅120cm×奥行き80cm。
2015年09月14日Web動画制作を行うモバーシャルと、スマートフォンアプリとWebサービスを展開するlivepass、Web特化型動画マーケティングを支援するMOVAAAの3社は9月9日、パーソナライズド動画制作サービスの提供を開始した。パーソナライズド動画とは、個人属性や購買履歴などの情報を元に個別に生成された動画を指し、本来の画一的な動画と比較すると、最後まで再生される割合(完視聴率)が高い特徴があるという。3社によるとこれまで、企業が既存の顧客情報を活用し、一人ひとりに合う動画配信を検討していたものの、個人ごとに最適化した動画を制作するノウハウがなく、実現には至らないことが多かった。こうした現状を踏まえ、3社は、今回のパーソナライズド動画制作サービスの提供を開始するに至った。同サービスでは、パーソナライズド動画を用いたキャンペーンの企画立案から、企画に適した動画制作・編集、その後の配信システムの整備や中間・最終報告レポートまでをワンストップで実施する。
2015年09月11日ディー・エヌ・エーは9日、オートモーティブ領域の新事業として、個人間カーシェアサービス「Anyca」の提供を開始した。専用のスマートフォンアプリを介して利用できる。「Anyca」は、自動車を使わない間は使いたい人にシェアしたい「オーナー」と、必要なときに好みの自動車を使いたい「ドライバー」をマッチングする個人間カーシェアサービス。ドライバー登録の際には運転免許証、電話番号、クレジットカードなどで個人認証を行う。“乗ってみたいに出会えるカーシェアアプリ”をコンセプトとしており、国内外の乗用車をはじめ、旧車やスポーツカー、外装にアニメなどのキャラクターやロゴで装飾した痛車など200台以上が利用可能な車両として登録されている。同サービスでは、自動車保険への加入がワンストップで行える仕組みを備える。ドライバーは車両補償がついた1日単位の自動車保険に加入した上で利用するため、事故が起きた際にも専任のスタッフによる24時間365日のサポートを受けられる。決済は、登録したクレジットカードで行い、「Anyca」からオーナーの銀行口座へ振り込まれる仕組み。そのため、現金をユーザー間で直接受け渡す必要がない。そのほか、リピート時など車両の引き渡しをより簡易化するため、スマートフォンでドアの解錠・施錠ができる「スマートキー」を開発中だという。10月頃からユーザーへトライアルとして無料レンタルする予定。アプリの対応OSは、iOS 8.0以降、Android 4.2以降。アプリのダウンロードや会員登録は無料だが、サービスの利用には共同使用料や保険料など各種料金が必要となる。
2015年09月09日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回はニフティが提供する、月額900円(以下、価格はすべて税抜)から利用できるMVNOサービス「NifMo」について紹介していきたい。○独自の割り引きサービス「NifMo バリュープログラム」とは?NifMoは、ニフティが提供するMVNOサービス。月額900円から利用でき、周辺サービスと連携した割り引き施策なども特長となっている。NifMoでは、音声通話対応SIMカード、SMS対応SIMカード、データ通信専用カード、スマートフォンとのセットを提供。データ通信プランは3GBが月額900円、5GBが月額1,600円、10GBが月額2,800円となっており、SMS対応なら+150円/月、音声通話対応なら+700円/月となっている。スマホとのセットプランには「ASUS ZenFone 2 Laser」(ASUS製)、「HUAWEI P8lite」(ファーウェイ製)、「富士通 ARROWS M01」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を用意。一括払いのほか、24回の分割払いも選べる。代金引換一括払いでASUS ZenFone 2 Laser、HUAWEI P8liteを購入した場合は31,112円、富士通 ARROWS M01なら37,778円。24回払いを選んだ場合、最大24カ月間データ通信プラン料から200円が割り引かれる「機器セット割」が適用できる。NifMoでは、周辺サービスを利用することで料金を割り引く「NifMo バリュープログラム」を用意している。同プログラムでは、提携ショップで買い物をしたり、特定のアプリをダウンロードしたりすることで割り引きを実施する。ショッピング以外にも旅行やグルメなど、日常生活でよく利用するサービスが対応している。ニフティによれば、NifMo バリュープログラムにより2015年7月度に発生した還元額は、一人あたり平均1,041円だったという。3GBのデータ通信プランが月額900円なので、周辺サービスをよく利用するユーザーであればお得に利用できることが分かるだろう。また、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せる仕様。例えば3GBで契約しているユーザーが当月に2GBしか利用しなかった場合、翌月は1GB+3GB=4GBが利用できる。ちなみに翌月に繰り越せるデータ容量の上限は、契約プランの上限と同量となる。○3つの特徴的なサービス長くISP事業(@nifty、アット・ニフティ)を運営してきた同社だが、格安SIMサービス市場ではどのような展開を考えているのだろうか。ニフティの担当者に話を聞いた。「NifMoは、MVNOとしては後発となります。そのため他社さんにはない切り口で、妥協のないサービスをお届けしたいと思っています。”興味はあるけど踏み出せなかった”というお客さんに使っていただけるようなサービスを常に考えながら開発に取り組んでいます」(担当者)。そんなNifMoで特徴的なのが、次の3つのサービスだ。「NifMo プリント」(月額380円)は、写真をプリントし放題になるサービス。専用アプリで撮影した写真をワンタップしてクラウドにアップするだけで、印刷された写真が自宅まで届く。「NifMo あんしん保証」(月額380円)は、故障・破損・水濡れなどのトラブル時に電話1本で交換機が手元に届くサービス。届け先が本州・四国の場合は翌日に、北海道・九州・沖縄の場合は2日以内に届く。「NifMo 訪問レクチャー」(月額480円)は、スマートフォンの設定、基本操作の説明などのレクチャーを受けられるサービス。初回訪問レクチャーが24カ月以内であれば無料で利用できる。NifMo 訪問レクチャーの契約期間中であれば、再訪問レクチャーを何度でも優待価格で利用できる。ちなみに9月1日から9月30日までのキャンペーン期間内に「NifMo プリント」を申し込めば、NifMoの利用料金から月額380円を割り引くキャンペーンを実施する。NifMoのメインユーザー層は30~50代の男性だが、最近では若い世代の利用者も増えてきたという。最も多く選ばれているのは、音声通話対応の3GBのプラン。その理由について、担当者は「3GBで月額900円というのは、市場の最安水準。音声通話対応のスマホとのセットプランを選んでも、月々3000円程度で利用できる。競争力のある価格帯になっていると思う」と話した。このほかNifMoでは、電話がかけ放題になるIP電話ベースの「NifMo でんわ」も10月にサービスインさせる予定。生活に密着したサービスと連携できる点が、NifMoの魅力と言えそうだ。担当者は「日常生活の中で手放せなくなるような、そんな便利な付加サービスを今後とも追求していきたい」と意欲的に話していた。
2015年09月03日東北電力は8月28日、スマートメーターを利用する電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)を発表した。対象はHEMS機器を使用中の利用者、受付開始は9月1日、提供開始は10月1日。新サービスは、30分ごとの指示数(電気の使用量)などスマートメーターで計測したデータを、利用者のHEMS機器に発信するもの。これにより、利用者の電気使用量の可視化や対応する家電機器の自動制御が可能になるなど、効率的な電気の使用に繋がるものと考えているという。同サービスを利用するにはスマートメーターの設置が必要になるが、スマートメーターを設置していない利用者については、同サービスへの申込みに合わせて同社がスマートメーターへの取替えを行うとのこと。なお同社は、一般家庭など低圧で電気を使用している一部契約メニューの利用者を対象に2015年1月から、現在設置しているメーターの検定有効期間満了時期に合わせて順次スマートメーターへの取替えを進めているという。加えて10月1日以降は、取替えの対象を深夜電力および融雪用電力を除く全ての契約メニューに拡大すると共に、新築による電気使用の新規申込みなどに対してもスマートメーターを取り付けるなど、設置対象を拡大する。なお同社は、2023年度末までに自社サービスエリア内の全利用者へのスマートメーター設置を目指している。同社は、引き続き利用者が電気を効率的に使用できるよう、今後もスマートメーターの機能を利用するサービスの提供などに努めていくという。
2015年08月29日KDDIは8月27日、スマートフォン(スマホ)を使うことで、自宅に居ながら健康チェックを行えるセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」の全国一斉受付を開始した。同サービスは、専用の在宅検査キットとWebサービスを組み合わせることで、健康診断を受診する時間がなかなか取れない人が気軽に素早く健康チェックを行なうことを可能とするもの。すでに2015年4月より、全国15自治体ならびに3つの企業の健康保険組合との実証事業を通じた提供が行われていたが、同実証事業において、日頃から自身の健康への不安を感じている人のサービス利用が多い傾向にあること、ならびに参画自治体・企業より、疾病リスクの早期発見や医療機関への受診促進に有効であるとの声があがっていたという。今回開始した全国一斉受付は、実証事業実施状況を受けて実施されるもので、auユーザ以外でもサービスサイトから、1検査につき4980円(税別)で申込むことが可能だ。また、同サービスを導入済みの自治体に住んでいる人は、期間限定ならびに利用条件付きながら、無料で申し込むことが可能だ(2015年8月27日時点で、無料利用が可能な自治体は、北海道石狩市、茨城県坂東市、東京都足立区、神奈川県綾瀬市、神奈川県鎌倉市、広島県尾道市、広島県大竹市、宮崎県宮崎市)。なお、各自治体により無料利用期間は異なるほか、順次、同サービスWebサイト上で利用可能自治体は更新される予定とのことである。サービスの利用方法としては、申込の後、郵送されてくる専用の検査キットで採血(0.065ml)をし、キットを返送することで、約1~2週間後に登録したスマートフォンやパソコンの「マイページ」上で総タンパク、アルブミン、AST(GOT)、ALT (GPT)、γ-GT(γ-GTP)、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、血糖、HbA1c、中性脂肪、総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールといった14項目の検査結果の確認や、近隣の病院検索が行えるようになるというもの。また、メドレーとの連携によって追加された「気になる病名検索」機能を活用することで、検査結果に応じて、一般的にリスクのある病気が表示され、200名以上の医師が編纂した、病気に関する正しい情報を確認することもできるという。なお、対象としては20歳以上を推奨としており、日本に在住の人であればauユーザ以外でも利用可能だという。
2015年08月27日ヴェルトは24日、スマートフォンと連携するアナログフェイスのスマートウオッチ「VELDT SERENDIPITY」(ヴェルト セレンディピティ)シリーズの新モデルとして、プレミアモデルとなる「Vesper」(ヴェスパー)を発表した。ホワイト、オレンジ、ネイビーの3モデルをラインナップし、いずれもユニセックスデザインとなっている。発売は8月26日、価格は168,000円(税別)だ。VELDT SERENDIPITYは、アナログ文字盤上のLEDライトと小型ディスプレイによって、iOS端末からの情報を受け取って表示、確認できる日本発のスマートウオッチ。新モデルのVesperは、ローズゴールドカラーのケースとインデックスを「宵の明星(Vesper)」に見立て、午後(ホワイト)・夕方(オレンジ)・宵(ネイビー)という時間の推移をイメージした3モデルで構成。磨き仕上げと組み立てを日本の職人が手作業で行っており、ベルトには美しい発色のイタリア製アリゲーター革ベルトを採用した。スマートウオッチとしての機能では、通知情報をアプリ・送信者・タイトル・冒頭部に絞り、小型ディスプレイに短文で表示する。また、活動量の確認、事前登録地点へのタクシー配車(東京地区のみ)など、ワンボタンで使える機能を持たせた。スマートフォン連動機能はmicroUSB充電の内蔵バッテリーで動作し、内蔵バッテリーの持続時間は待機時で約1週間。内蔵バッテリーが切れても、別電池となっているクオーツ腕時計は動き続ける。本体の素材はステンレススチール(IPローズゴールド)および抗菌仕様の樹脂、風防はサファイアガラス、防水性能はIPX7(生活防水レベル)、ケースサイズは外形48×厚さ15.6mm、重量は76g。対応OSはiOS 7.0以降で、対応言語は日本語と英語、無線通信はBluetooth 4.0 Low Energyとなっている。
2015年08月25日8月22日~23日に千葉県・幕張メッセで開催された「C3×HOBBY キャラホビ2015」で、バンプレストのスマートフォン用新サービス「とるキャラマイド」の期間・場所限定絵柄の「とるキャラマイド とるシカ キャラホビ2015に来ました。」と「とるキャラマイド アイドリッシュセブン~DEBUT!~」が配信され、同ブースではマスコットの「とるシカ」がサービスを紹介するパネル展示が行われた。現在バンプレストは、全国のセブン‐イレブン店頭のマルチコピー機でキャラクターブロマイドが購入できる「一番くじシリーズ プリントキャラマイド」を展開中。プリントキャラマイド特設サイトで選んだキャラクターブロマイドの予約番号を入力すると、その絵柄をプリントアウトできるオンデマンドプリントサービスとして人気を博している。ブースでは「プリントキャラマイド」のサービス例として『妖怪ウォッチ』『鬼灯の冷徹』『七つの大罪』が紹介されていたが、『妖怪ウォッチ』は妖怪新聞、『七つの大罪』はコミックス新刊に合わせたブックカバーをダウンロードできる。そんな「プリントキャラマイド」をさらに活用するためのスマートフォン用新サービスが「とるキャラマイド」。「とるキャラマイド」のアプリは、App StoreやGoogle Playから無料でダウンロードが可能。絵柄は1枚200円で購入することができ、写真撮影のフレームに使用したり手持ちの写真データと合成、スタンプや文字でデコレーションすることができる。「とるキャラマイド」ならではと言えるのが、キャラホビ当日の8月22日にスタートした「場所・時間」限定絵柄配信。今回のキャラホビでは「とるキャラマイド とるシカ キャラホビ2015に来ました。」と「とるキャラマイド アイドリッシュセブン~DEBUT!~」を限定配信。幕張メッセ国際展示場周辺に8月29日~30日にチェックインし、それぞれの絵柄を購入すれば、セブン‐イレブン店頭のマルチコピー機からプリントアウトすることができる。さらに「とるキャラマイド」の購入ごとにもらえるバンプレIDを入力すると、「モバイルチャンス」で「プリントキャラマイドコレクションブック」などがプレゼントされることが紹介されていた。今後の場所・時間限定配信としては、8月29日~30日に北海道・登別温泉で開催される"「鬼灯の冷徹」×登別温泉 地獄コラボ"で「とるキャラマイド 登別×鬼灯の冷徹2015」を配信、8月30日にパシフィコ横浜で開催される「ハイキュー!!祭り!」で「とるキャラマイド 一番くじ ハイキュー!!祭り!~forプリントキャラマイド~」の配信を予定している。イベントの思い出や、聖地巡礼の一貫としての今後の展開にも注目が集まる。
2015年08月24日●ビットレートとは今年前半の話題としてはApple Music開始に代表される音楽の定額配信サービスの登場が挙げられるが、スマートフォンでは動画配信サービスも大人気だ。大物動画配信サービスの上陸も目前だが、はたしてモバイル回線は、これらのサービスを支えることはできるのだろうか?○動画でもビットレートが重要音楽配信サービスの影響で、ビットレートという言葉はかなり市民権を得てきたように思われる。ビットとは、データを構成する最小単位のことだ。コンピュータは「ある(=1)」「ない(=0)」という2値の組み合わせで全てのデータを管理しており、データはこのビットに分解されて送信されている。ビットレートとは「1秒あたりのビット数」を表す言葉で、「bit per second」の頭文字をとって「bps」という単位で表す。たとえばLTEの「150Mbps」という単位は「1秒間に150メガビット(8ビット=1バイトなので、18.75メガバイト)転送できる」という意味だ。データを転送する通信技術がビットレートで表されるように、時間に比例して大きくなる音楽やビデオといったデータそのものもビットレートで表すことができる。たとえば128kbpsのMP3ファイルであれば「1秒あたり128キロビット(=16キロバイト)のサイズになる」という意味だ。ビットレートが高いデータほど、画面のサイズを大きくしたり、圧縮率を下げて圧縮ノイズの目立たない高画質な音声/映像を楽しめる。ちなみに市販のDVDビデオの場合、音声と映像を合わせて約9.8Mbps以内に、Blu-ray Videoの場合は約40Mbps以内に収まるように作られている。●動画のビットレートは?○動画配信のビットレートはどのくらい?肝心の動画配信サービスだが、実は完全に定まったビットレートというものは存在しない。インターネットは回線速度が保証されていないサービスなので、配信環境に合わせて最適なビットレートになるよう、サーバー側で調整してデータを送っているのだ。Youtubeの場合、アップロードされた動画はサーバー側で再度エンコードされ直すため、どんなに高画質なデータをアップロードしていても、配信時は必ずそれよりも小さいビットレートのデータになる。たとえばフルHD(1080p)の動画の場合、アップロード時のビットレートは8Mbpsが推奨されているため、受信時は8Mbps未満になっていると考えればいい。動画の内容等にもよるが、音声と合わせておおむね5~6Mbps程度になっているようだ。ニコニコ動画の場合、ビットレートは1Mbpsが推奨されているが、実際は動画全体のサイズが100MBになるように調整されているようだ。Huluの場合、最大で3.2Mbps。そして、全米トップの動画配信サービスとして今秋にも日本に上陸する「Netflix」では、2~3.5Mbps程度で配信しているという。画質的には国内サービスと同程度ということになりそうだ。以前はモバイル端末向けには低解像度のデータを送っていれば良かったが、最近はフルHDを超える超高解像度のスマートフォンも増えており、回線も100Mbpsを超えるLTEが利用できる。そんなわけで、大半のサービスでは1080pのデータを送信している可能性がある。●映画は2本から3本か○何時間で7GBを食いつぶすか?ビットレートがわかれば、あとは容量をビットレートで割ることで、その容量を転送するのに必要なバイト数がわかる。ここでは月間7GBのパケット容量のコースで契約していると仮定して、早速計算してみよう。まずはYoutubeだが、1080pの動画が5Mbpsとすると、7GB/5Mbps=約186分、およそ3時間6分となる。映画にして大体2本見れるか見れないかってところだ。ニコニコ動画の場合は動画が100MBいっぱいまで作っていると仮定するとおよそ70本。アニメの配信や生放送の場合はこの容量制限の限りではないと思われるが、といってもそんなに長時間見られそうにはない。Huluの場合は7GB/3.2Mbps=約291分、4時間51分だ。映画2から3本分、あるいは連続ドラマ5本分といったところだろう。NetflixもおおむねHuluと同程度になるはずだ。ここで計算したのはあくまで純粋にコンテンツの転送のみであって、制御信号や番組選択時のサムネイルなど付随するデータは含まれていない。実際には配信サービスだけに絞っても、あと5~10分くらいは短くなってしまうのではないだろうか。ここで挙げた例はあくまで理論値であり、実際には回線状況などによってサーバー側でビットレートを下げたデータを送ることも多いと思われる。だが、多く見積もってもこの予想の2倍を超えることはないはずだ。となると、5~10時間程度も再生すれば確実にパケットを消費しきってしまうのは確実。正直なところ、モバイル回線で動画配信を見るのはかなり無理がある行為と言わざるを得ない。再生解像度を下げるなど延命措置はあるにせよ、基本的に動画はWi-Fi環境で再生し、どうしても外で見たい場合はストリーミングではなく、ローカルにダウンロード(キャッシュ)保存できるサービスを選ぶのがいいだろう。
2015年08月23日富士通システムズ・ウエストは8月19日、個人が所有するスマートフォンの位置情報とプッシュ配信技術を活用して病院をとりまく各種サービスを提供できる「FUJITSU ヘルスケアソリューション eMe delivery (エミデリバリ)」の提供を開始した。同ソリューションは、外来・入院患者やその家族、院内スタッフ・医療関係者が病院でのさまざまな時間を有効に、かつ快適に過ごせるよう、スマートフォンを活用して満足度向上を実現するもの。提供に先立ち、愛知県厚生連安城更生病院で3週間にわたって実証実験を行ったところ、「eMe delivery」の院内機能である診察順番表示やメール通知が外来患者にとって有効であること、医師・医療関係者コミュニケーション機能が医師へのアポイントメントや医療関係者の来院情報の把握が、医師にとって有益であることを確認できたという。スムーズな来院を支援する機能として、スマートフォンのGPS機能を用いて、病院までの行き先案内(バス時刻表やルート地図、経路)を確認できるほか、病院のWebサイトや患者へのお知らせをアプリケーション上からいつでも閲覧できる。また、患者のスマートフォンから診察待ち情報の確認ができるほか(病院内、病院外問わず)、診察時間が近づくとお知らせメールが自動配信される。病院内では位置情報を検知するビーコン技術の活用により、病院や受診診療科からのコンテンツを必要な場所で適切なタイミングで通知することができる。そのほか、院内スタッフと医療関係者のコミュニケーションツールとしても活用でき、例えば、スマートデバイスを携帯したMRが来院した際に、自動的に来院情報を通知するといった使い方が可能。実証実験の評価を踏まえ、入院患者向けに1日のスケジュール参照機能、医師や看護師をはじめとする院内スタッフとのコミュニケーション機能、周辺薬局への処方箋の事前送信機能、ジェネリック変更通知機能などの機能拡張を実施していくという。
2015年08月20日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回は、シンプルでおトクな料金プランを提供している「Y!mobile」について紹介していきたい。○無料通話が強みの「Y!mobile」Y!mobileは、ソフトバンクモバイルがワイモバイルブランドで展開する通信サービス。シンプルな料金プラン、大手通信キャリアに比べて格安な利用料金、Yahoo! JAPANやソフトバンクとの連携サービスなどが主な特長となっている。Y!mobileでは、3つのパケット定額サービスを提供。「スマホプランS」は月額2,980円(以下、価格はすべて税抜)で月1GBまで、「スマホプランM」は月額3,980円で月3GBまで、「スマホプランL」は月額5,980円で月7GBまで高速データ通信が可能(スマホプラン割引適用時)。通信規制時の最大速度は128kbpsで、500MBごとに500円の加算で制限を解除できる。音声通話に関しては、1回10分以内の国内通話をY!mobileでかけられる(各プランとも共通)。このプランは通話相手を選ばず、他社ケータイや固定電話であっても適用される。10分超過の通話に関しては、20円/ 30秒。条件は付くが、"音声通話が無料"というのは競合するMVNOにはない特長だ。かつてウィルコムで提供していた「だれとでも定額」のDNAを引き継ぐサービスと言えるだろう。市場の相場は20円/ 30秒なので、他社サービスでは1日1分、30日で30分話すと想定しても月に1,200円の通話料が発生する。それを加味すれば、Y!mobileが提供するプランのコストパフォーマンスの良さがうかがえる。○マイルが貯まればさらにお得になる「パケットマイレージ」Y!mobileでは、Yahoo! JAPANの提供サービスを使えば使うほどマイルが貯まり、貯まったマイルのランクに応じて高速で使えるデータ容量の追加料金が無料になる「パケットマイレージ」を提供している。貯まったマイルに応じて翌月のランクが決定し、各ランクに応じた高速データ通信容量を無料で追加できる仕様。80~199マイルなら+0.5GB、200~399マイルなら+1GB、400~599マイルなら+5GB、600マイル以上なら無制限となっている。このほか、Y!mobileでは光ブロードバンドサービス「SoftBank 光」と連携した「光おトク割」を提供している点も特徴。同サービスは「SoftBank 光」とY!mobileのスマートフォンをセットで利用することで、毎月のスマホ利用料金から最大で月々5,200円割り引くサービスだ。○モバイル端末とのセットサービスも充実Y!mobileは、モバイル端末とのセットサービスも充実している。通信事業者としては唯一の取り扱いとなる約6インチの「Nexus 6」、約5.5インチのクリスタルディスプレイが特長の「AQUOS CRYSTAL Y 402SH」などのAndroidスマートフォンに加え、Windowsタブレットの「Surface 3(4G LTE)」、Androidタブレットの「Media Pad m1 8.0」なども取り扱っている。○サービス内容だけでなく、ネットワークの品質も特徴ソフトバンクのネットワークが思う存分に利用できる点もY!mobileの強みだ。MVNO(仮想移動体通信事業者)は、通信会社との契約で設定された回線の中でサービスを展開している。これにより、多くのユーザーを限られた帯域幅の中に詰め込んでしまう可能性があり、みんながデータ通信を利用したい時間帯に、速度が出ないなどのデメリットの発生も考えられる。一方、Y!mobileでは「ソフトバンクで出ている通りの通信速度が出る。だから、安心して使っていただける」(同社担当者)という。またY!mobileでは利用者が1人でスマホ、タブレット、ウェアラブル端末など複数の通信機器を所持する「マルチデバイス時代」の到来を見据えている。担当者は「各デバイスひとつひとつに3,000円の通信料を支払うとなると家計的に厳しい。でも、例えばスマホプランLなら無料で最大3枚のSIMが使える。データ通信容量をシェアできるので、気兼ねなく利用できる」とアピールした。最近では50代、60代の利用者も急激に増えているのだとか。その理由について尋ねると、担当者は次のように解説する。「昔からパソコンを使われている利用者の中には、まだガラケーをお使いの方も多い。スマホに乗り換えるにあたって、皆さんどこの会社にしようかと迷われる。そんな際に、ポータルサイトで昔から馴染みのあるYahoo!と協業するY!mobileなら安心できる、ということで選んでいただけているのではないかと思う。街中に実店舗があるのも大きなメリット。使いこなせるか不安、といった理由で迷っている方は、誰かに背中を押してもらうことが必要なので」。無料の音声通話と、質の高いデータ通信を提供するY!mobileのサービス。担当者は「格安SIMサービスというよりは、キャリアグレードのサービスを安く提供させていただいている、という方が近い」と話していた。ちなみにY!mobileでは現在、1周年記念キャンペーンを展開中。高速データ通信容量が2年間2倍になるなどの特典が用意されている。気になった方は、同社キャンペーンサイトで確認してほしい。
2015年08月17日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ち、様々な部品や技術が搭載されています。そんなスマートフォンのカタログを見たときに、専門用語 のオンパレード……と思ったことはないでしょうか。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「インカメラ」についてです。***現行モデルのスマートフォンは、その多くが2台のカメラを搭載しています。1台は背面に、もう1台は液晶パネル側に搭載することで、自分が見る景色と手前方向の両方をスマートフォンの向きを変えることなく撮影できます。そのうち手前方向を撮影するカメラが「インカメラ」で、ビデオ通話や自撮り(セルフィー)が主な目的です。基本的には、それなりの水準で撮影できればいいという扱いのカメラであり、風景や人物を美しく撮ることが求められる背面側のカメラ(アウトカメラ)と比較すると、スペック的には劣後したものが採用されてきました。具体的には、アウトカメラのほうが解像度が高く、レンズのF値も少ない(少ないほど明るい)傾向にあります。アウトカメラにはほぼ確実に用意されているフラッシュも、インカメラでは見かけません。鏡が取り付けられたセルフィー用の棒(自撮り棒)が販売されていますが、これは画質に優れるアウトカメラでセルフィーするための仕掛けです。しかし、セルフィーの需要が高まるにつれ、インカメラの性能/画質が重視されるようになりました。日本より早くセルフィー人気が定着した海外ではその傾向が顕著で、アウトカメラ並の画素数を持つインカメラを備えたAndroid端末が多数発売されています。日本におけるセルフィー需要は高まりつつあり、国内メーカーも動き出しました。ソニーモバイルが8月に発表したXperiaの新モデル「Xperia C5 Ultra」(国内発売未定)は、イン/アウトとも画素数が同じ1300万画素の「Exmor RS for Mobile」センサーを採用、そのうえインカメラ側にもオートフォーカス機能とフラッシュを装備しています。インカメラの画質に不満を感じている消費者が多いという調査報告も出ていますから、今後インカメラの性能を重視した新製品が増える可能性は高いといえそうです。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年08月14日KDDI、沖縄セルラーは10日、固定通信サービスとのセット契約で、スマートフォンなどの利用料金が毎月最大934円~2,000円割引となる「auスマートバリュー」が8月9日に1000万契約に達したと発表した。auスマートバリューは2012年3月1日に開始した割引サービス。対象の固定通信と、auスマホ、auケータイ(指定の料金プランあり)とのセットでの契約で毎月の利用料金が割り引かれる。1000万契約を達成するまでに、同社は対象のインターネットサービスとサービス対象者を拡大させてきた。対象のCATV事業者は現在、140社234局、FTTH事業者は7社となり、auケータイ利用者、モバイルルータとの組み合わせも対象にするなど、サービスの適用拡大を図ってきた。
2015年08月10日スマートフォンの運用コストを節約できる"格安スマホ"(格安SIMサービス)が注目を集めている。現在、様々なMVNO(仮想移動体通信事業者)が業界に参入し、それぞれ特徴のあるサービスを打ち出している。そこで本企画では、個別の格安SIMサービスを紹介していく。今回は、OCNが提供するMVNO通信サービス「OCN モバイル ONE」について紹介したい。○プラン変更も自由なユニークな料金プランを用意、gooのスマホなどのセット端末も提供OCNは、NTTコミュニケーションズが運営するインターネットサービスプロバイダ。OCN モバイル ONEは、NTTドコモのネットワークを利用した格安SIMサービスとなる。OCN モバイル ONEでは、月額料金タイプの「音声通話対応」「データ通信専用」「SMS対応」「050 plus付き」のほか、利用期間やデータ容量が限定されるプリペイドタイプも展開している。月額料金タイプでは、日次コース、月次コースというユニークな料金プランを提供。110MB/日、170MB/日、3GB/月、5GB/月、15GB/月(500kbps)から選択できる(詳細は後述)。データ通信専用SIMなら月額900円から、音声通話対応SIMなら月額1,600円から利用できる。プランの申し込みは同社オンラインのほか、一部の家電量販店などでも行える。他キャリアからOCN モバイル ONEの音声機能付きプランにMNPする場合、即日受渡しカウンターを利用すれば、その場ですぐに070/ 080/ 090の電話番号で音声通話が可能な状態の音声SIMカードを受け取れる。端末とセットのプランも提供されているのもOCN モバイル ONEの特徴だ。初期費用10,800円(税込)で始められる「gooのスマホ」のほか、「ZenFone 2」(ASUS製)、「AQUOS SH-M01」(シャープ製)、「Huawei P8 lite」(ファーウェイ製)などのスマートフォン端末、「YOGA Tablet 2」(レノボ製)などのタブレット端末、「Aterm MR04LN」(NECプラットフォーム)などのWi-Fiルータとのセットを用意している。また、オプションとしてIP電話アプリ「050 plus」、電話サポート「マイポケット プラス」、セキュリティ対策アプリ「マイセキュア for スマートフォン」なども利用できる。電話を頻繁にかける人にとって、固定電話に8円/3分で、携帯電話に16円/1分でかけられる050 plusは心強い味方になることだろう。○OCN モバイル ONEの料金プランの特徴とは?それではOCNモバイルONEの料金プランについて、もう少し詳しく紹介していこう。例えば日次の110MBコースの場合、毎日110MBまでLTEによる高速通信が行える。制限容量を使い切ると速度が200kbpsに落ちるが、この200kbpsという通信速度について担当者は「YouTubeなどの動画を視聴するには遅いが、SNSやLINEでのやりとり、Webサイトの閲覧など通常の用途なら問題のない速度」と説明している。ちなみに、110MB/ 日の日次コースが利用者の一番人気だという。さらに余った通信容量は、翌日(月次コースなら翌月)に繰り越せる仕様だ。例えば110MB/ 日の日次コースを契約中で、通信をまったく行わない日があったとする。その場合、翌日は220MBまで高速通信が利用できる。繰り越せる期間は日次コースなら翌日まで、月次コースなら翌月末まで。なお毎月1回まで契約コースの変更が可能で、オンラインまたはアプリから簡単に手続きが行える。その時々の利用状況に応じて、最適なコースを選択できるのが大きなメリットだ。SIM業界シェアNo.1を誇るOCNモバイルONE(2015年3月、MM総研調べ)。利用者の支持を集めている要因はどこにあるのだろうか。担当者は「OCNブランドの信頼感、コールセンターの規模の大きさ、充実したサポート体制などにあるのではないか」と分析している。OCNはNTTのグループ企業であり、ネットワークが安定しているのが特長。大手プロバイダとして長年の実績があり、サポートセンターの規模も大きい。”格安SIMサービス”という多少の不安がつきまとうサービスを利用するにあたり、利用者は大手ブランドに安心感を求めているのかも知れない。担当者は、今後の展開について「売り場面積を増やし、即日受渡カウンターも増設していく。お店で相談して頂くことで、利用者の不安を払拭できれば」と話している。利用者層については「1年前は、高リテラシー層が中心だった。しかし最近はSIMロック解除の義務化、テレビCMの影響などでその流れが変わってきた。一般のスマートフォン利用者にも、『大手キャリア以外にも選択肢があるんだ』と、興味が広がりつつあるのを感じる」と話していた。
2015年08月04日