アクティブコアは4月13日、クラウド上でビッグデータ分析を活かした事業支援を行うコアエンジン「activecore marketing cloud」に、クラスタ分析とアクションを同一画面で行える機能が搭載された製品を、5月7日より提供開始すると発表した。activecore marketing cloudは、ERPやCRM、DWH、コールセンターやWebサイトにおける企業内データおよびその他の外部データに対し、データの統合・収集・蓄積・抽出とともにデータ分析(データマイニング)を行い、企業の事業活動支援に直結するアクションを導くためのソリューション。データマイニング、レコメンド機能をコアエンジンとして搭載し、Web/CRM/リード管理/レコメンドなどの業務アプリケーションをクラウドで提供する。新たに提供される製品では、統合されたデータから顧客を分類してアクションを行うといった、クラスタ分析とアクションに至る機能強化を行ったことにより、B to CおよびB to Bのそれぞれの担当者が、管理画面を通じてクラスタ単位のデータ分析を行いながら、クラスタ化されたデータをもとにしたレコメンド・ターゲティングを同一管理画面でできるようになった。統計の専門家でないマーケティング担当者やWeb担当者、企画者でも、分析からアクションへと繋げることができるという。
2015年04月13日情報通信研究機構(NICT)は、住友電気工業、横浜国立大学、オプトクエストと共同で、1本の光ファイバのコア数36で、かつ、すべてのコアがマルチモード伝搬の新型光ファイバを開発し、光信号の送受信実験に成功したと発表した。光ファイバ1本当たりの伝送容量を拡大する次世代技術として、マルチコアファイバやマルチモードファイバ伝送が世界的に研究されている。しかし、マルチモード伝搬にするためにコア径を広くするとコアから漏れた光信号の干渉が大きくなる問題や、既存の光ファイバとの接続方式が複雑で、難しい技術が必要であるなどの問題があり、12コアで3モードの光ファイバしか実現していなかった。今回、NICTは、36コアすべてがマルチ伝搬モードの新型光ファイバと、既存の光ファイバとを空間結合装置を介して接続し、「36コア×3モード=108」の空間チャネルで通信波長帯の光信号の送受信実験に成功した。同実験では、横浜国大と住友電工が共同で「36コアマルチモードファイバ」を設計し、住友電工が製造。また、「既存の光ファイバと接続する空間結合装置」は、NICTとオプトクエストが設計し、オプトクエストが製造した。これまで、NICT発表のマルチコアファイバのコア数は、シングルモードで19が最大で、限界と考えられていた。今回、19コアを大幅に超える36コアを実現し、さらにマルチモード伝搬も成功した。空間結合装置については、これまでマルチコアシングルモードファイバ用に開発していたものに伝搬モードの異なる光信号を合波する機能を追加し、1台でマルチコアとマルチモードに対応することができた。同実験結果の108空間チャネルすべてに最先端光変復調技術やデジタル信号処理技術を利用すると、1本の光ファイバで毎秒10ペタビット級の超大容量伝送の可能性が拓き、今後、より安価で大容量のネットワークサービスの実現が期待できるという。なお、同実験の結果は、米国ロサンゼルスで3月22日~26日開催された光ファイバ通信関係最大の国際会議の一つである光ファイバ通信国際会議(OFC2015)でポストデッドライン論文として採択され、発表された。
2015年03月30日『異邦人』などで知られるノーベル文学賞作家アルベール・カミュの短編集を、俳優ヴィゴ・モーテンセン主演で映画化した『涙するまで、生きる』が、今年の初夏に公開されることが20日、明らかになり、劇中写真とポスタービジュアルが公開された。同作は、累計40万部を超えるノーベル賞作家アルベール・カミュの短編集『転落・追放と王国』の一編を、気鋭のフランス人監督、ダヴィッド・オールホッフェンが脚色して映像化したもの。『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役などで知られるヴィゴ・モーテンセンが主演を務める。舞台は、フランスからの独立運動が高まる1954年のアルジェリア。人里離れて暮らしていた元軍人の教師・ダリュのもとに、殺人容疑をかけられたアラブ人・モハメドが連行されてくる。この2人が、争いに巻き込まれながら険しい旅路で心を通わせていくヒューマンストーリーで、人間が分かりあうことの困難さや尊さを問いかける内容だ。昨年のベネチア国際映画祭でコンペティション部門、トロント国際映画祭でSPECIAL PRESENTATIONS部門に出品。ストーリーに加え、2人の祖国の板挟みとなった主人公の葛藤を、フランス語とアラビア語を見事に操って表現し、人間味豊かな役を熱演したヴィゴ・モーテンセンが高い評価を受けている。(C)2014 ONE WORLD FILMS (C)Michael Crotto
2015年03月20日『ロード・オブ・ザ・リング』で多くの賞に輝いた世界的俳優ヴィゴ・モーテンセンが主演・製作を務め、2014年度カンヌ国際映画祭批評家連盟賞を受賞した映画『JAUJA』(原題)が邦題を『約束の地』と改め、日本で公開されることがこのほど明らかになった。本作の舞台となるのはアルゼンチンとチリにまたがる南米大陸の南端、パタゴニア。3つの世界遺産と約30の国立公園がある希少な生態系の宝庫だ。1882年、そのパタゴニアを訪れたひと組の父娘の物語は、誰も辿り着いたことのない「豊穣と幸福の理想郷」という意味合いを持つ伝説の地“ハウハ”についてのテロップから幕を開ける。アルゼンチン政府軍による先住民の掃討作戦に参加しているデンマーク人エンジニア、ディネセン大尉の美しきひとり娘・インゲボルグが、海辺の野営地から忽然と姿を眩ました。愛娘を必死に捜索するディネセンだったが、思わぬ障害や険しい地形に行く手を阻まれる。馬を失い、広大な荒野に一人きりになった彼の前に現れた一匹の犬。導かれるままにさまよい込んだのは、摩訶不思議な世界だった…。ストーリーからも想像できる神秘的な絶景を背景に、消えた娘を捜索する父親を演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』のヴィゴ・モーテンセン。主演、製作、音楽まで担当し「これまでに関わった仕事の中で、最も満足のいく経験のひとつになった」と自信の程を語った。監督は、ヴィゴが少年時代を過ごし“第二の故郷”と例えたアルゼンチンが生んだ鬼才リサンドロ・アロンソ。過去4作品で未開の大自然のまっただ中にカメラを持ち込み、ヴィゴも惚れ込ませる程、通常の商業映画とはかけ離れたようなアーティスティックな作品を作り続けている。監督自身、長編第5作目となる本作にも現れる自然の鮮烈な色彩美を表現したのは、アキ・カウリスマキ監督の『ル・アーヴルの靴みがき』『浮き雲』といった諸作品を手がけてきた撮影監督のティモ・サルミネン。35mmフィルムによる四隅が丸みを帯びた変形スタンダード・サイズの映像を創出した。独創的な世界観を持つ彼らのタッグは想像力を刺激し、陶酔感を呼び起こすロードムービーを創り出した。カンヌで多くのジャーナリストを唸らせ、国際映画批評家連盟賞を受賞した作品をまずは公開された画像で楽しんでみて。『約束の地』は6月13日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日ヴィゴ・モーテンセンが主演を務める映画『約束の地』が6月13日(土)に日本公開されることが決定した。カンヌ映画祭で批評家連盟賞を受賞したロードムービーだ。その他の画像本作は、1882年にアルゼンチンとチリにまたがる南米大陸の南端に位置するパタゴニアを訪れた父と娘が、まだ誰もたどりついたことがない伝説の地“ハウハ”を目指す孤高の旅と、父が娘に対して愛を貫こうとする姿を描いた壮大な作品。アルゼンチン人監督リサンドロ・アロンソの才能にほれ込み、モーテンセンが父親役を熱演している。また、アキ・カウリスマキ監督ともタッグを組んでいる撮影監督ティモ・サルミネンが撮影を手がけ、35ミリフィルムで四隅が丸みを帯びた変形スタンダード・サイズで幻想的な映像世界を描出。独特の色彩と長まわしを用いて、唯一無比の映像を描き出し、高い評価を集めている。『約束の地』6月13日(土) ユーロスペースほか全国順次公開
2015年03月20日コアネットインタナショナルは3月3日、ウォッチガード・テクノロジー・ジャパンと協業し、同社のUTM/NGFWを活用した「入口・出口対策ソリューション」の販売を開始した。標的型攻撃では、入口対策やエンドポイント対策を行っていても、情報漏えいの可能性があるため、トラフィックが外部へ流れる"出口"も抑えることが有効とされている。コアでは、UTM/NGFWで提供のあるウォッチガードの「APTBlocker」を活用してサービスを提供。運用・監視を含めたソリューションとして提供していくという。ウォッチガードのUTM/NGFWは、APTBlocker以外にも、高いスループットやセキュリティデータを可視化する「WatchGuard Dimension」を特徴としており、パフォーマンスだけではなく、可視化による問題の特定やセキュリティポリシーの改善を図れる。
2015年03月06日MediaTekは、ARM Cortex-A72を搭載したAndroidタブレット向け4コアSoC「MT8173」を発表した。同製品は、Cortex-A72が2コアとCortex-A53が2コアを組み合わせたbig.LITTLEアーキテクチャーで設計された64ビットマルチコア製品。最大2.4GHzで駆動するほか、GPUとしてImagination TechnologiesのPowerVR GX6250を採用。350Mtri/sと2.8Gpix/sの性能により、60fpsでWQXGAディスプレイの表示を可能としている。なお、同製品はすでに提供を開始しており、2015年前半にはAndroidタブレットに実際に搭載される予定だという。
2015年03月04日2015年2月20日に大阪で開催されたPCクラスタコンソーシアムの「PCクラスタワークショップin大阪2015」において、AMDの林淳二氏が「AMDコアのイノベーション "Ambidextrous Computing" ロードマップとその後」と題する講演を行った。2014年10月にLisa Su氏がCEO兼社長になり、AMDは生まれ変わりつつあるという。具体的には、従来のPCビジネスの維持、デスクトップなどのグラフィックス分野に加えて、高密度型サーバ、超低消費電力型クライアント、企業向けグラフィックス、組込み型ビジネス(PS4やXboxなどのゲーム機用プロセサ)、セミカスタムといった成長マーケットを攻める。AMDは従来のx86コアに加えて、ARMコアを使う「Seattle」を開発し、"Ambidextrous Computing"と称する戦略を取ってきた。Ambidextrousとは「右利き」とかでなく「両手が使える」という意味で、日本語では、二刀流と訳している。2014年は、x86コアを使う「Kaveri APU」やサーバ用の「Berlin」とARMコアのサーバ用 CPUであるSeattleを提供し、ユーザが選べるというレベルであったが、2015年にはそれを進めて、x86 CPUとARM CPUをソケット互換にする。エンドユーザがx86からARM、あるいはその逆にCPUチップを差し替えることは、あまり無いと思われるが、マザーボードやサーバを作っている会社にとっては、同じマザーボードで、CPUの差し替えとBIOS ROMの変更程度で、x86とARMの2種類の製品が作れることはメリットであろうと思われる。この2015年の世代では、x86は「Puma+コア」、ARMは低電力の「Cortex-A57コア」を搭載するが、AMDのGCNグラフィックスを搭載し完全なHSAサポートなどコア以外の部分は共通設計にして行く。ARMコアに関しては、2014年はARMのCortex-A57をSeattleに組み込んだが、2015年には、x86コアとARMコア以外の部分の共通化を行う設計メソドロジーを確立し、低電力のA57コアを開発する。そして、2016年にはAMDの独自設計のK12というARMアーキテクチャのコアを開発する。このコアはA57と比較すると、何倍もの性能を持つという。このK12コアの時代には、x86コアのチップもK12コアのARMチップもメニーコア、メニースレッドを並列実行するチップになるとのことであった。現在、HP Moonshotサーバのm700カートリッジに採用されているX2150 APUは4コアのKabiniであるが、将来の高密度サーバにはこのチップを使うのであろう。グラフィックス分野では、2012年に「Tahiti」、2014年に「Hawaii」を開発してきたが、今後も2年置きに新しいグラフィックスチップ(dGPU:discrete GPU)を開発して行く。そして、その次の奇数年にそれをAPUに組み込むというサイクルを続けて行く。その結果、2019年のAPUは数TFlopsの演算性能を持つことになるという。例えばHawaiiの最上位GPUは44GCNコア(CU)を搭載しているが、APUであるKaveriは8GCNコアしか搭載できていない。これは消費電力やチップ面積の制約があるからであるが、サーバ用チップのCPUコア部分とハイエンドGPUのグラフィックス部分を容易に合体できるようにして、ハイエンドのHPC向けのAPUを作る計画である。消費電力は200-300Wと大きくなるが、性能は高く、スパコンなどではメリットがあると見ている。AMDのGPUは、NVIDIAのGPUと比較して、単精度の演算で17%、倍精度の演算では77%性能が高い。そして消費電力は同じ235Wであるので、性能/Wも高い。加えて、1ドルあたりの演算性能も2倍以上高く、メモリ量、メモリバンド幅でもK40を凌駕している。AMDは、今後も、この優位を維持して行く計画であるという。Omni Pathをパッケージレベルで集積するというIntelの講演の直後の発表であり、出席者から、Sea MicroのFreedom Fabricインタコネクトを集積するという話が以前にあったが、どうなっているのかという質問が出た。それに対しては、現在ではPCI Expressで汎用のネットワークインタフェースを付けるという方向で、Freedom Fabricを集積するという話は進んでいないという回答であった。
2015年03月04日アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「ベン&ジェリーズ(BEN&JERRY’S)」から、アイスクリームのコア(芯)にアツアツのホットなソースが入った新商品「コアサンデー」が国内全4店舗にて発売中だ。「ベン&ジェリーズ」のアイスクリームは、原料生産者にも公正な価格のフェアトレード原料を使うことや、環境にも牛にもやさしい、持続可能な酪農方法でミルクをつくることなど、創業以来の変わらぬポリシーを貫いて製造されている。今回の新商品「コアサンデー」は、好きなフレーバー2種を選び、コアのソースはチョコレートファッジとキャラメルの2種類からコアのソースを選ぶ。最後にフレッシュな生クリームとお好みのトッピングを乗せて完成。自分好みのフレーバーを組み合わせれば、幾通りもの味わいを発見できる。冷たいアイスクリームとあつあつのソースを混ぜて食べればクセになる美味しさ。この冬、ぜひトライしてみて。(text:Miwa Ogata)
2015年03月03日マウスコンピューターは24日、CPUに4コアのIntel Celeron N2940を搭載した14型ノートPC「LuvBook B」を発表した。即日販売を開始し、エントリーモデルの価格は税別37,800円から。エントリーモデル「LB-B400EN-BG」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2940(4コア/1.83GHz)、メモリがPC3-10600 2GB、ストレージが500GB HD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがオプション、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)、OSがWindows 8.1 with Bing。本構成で価格は税別37,800円から。上位モデル「LB-B400BN」では上記構成から、メモリをPC3-10600(4GB、OSをWindows 8.1 Update 64bitに変更し、価格は税別45,800円から。さらにストレージを128GB SSDに変更した「LB-B400SN-SSD」は税別47,800円から。最上位モデル「LB-B400XN-SSD」では、CPUがIntel Celeron N2940(4コア/1.83GHz)、メモリがPC3-10600 8GB、ストレージが256GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブがオプション、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)、OSがWindows 8.1 Update 64bitという構成で価格は税別57,800円から。インタフェースは共通で、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1、D-sub×1、10Base-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN、Bluetooth V4.0 + LE、Webカメラ、マルチカードリーダー、オーディオポートなど。バッテリ駆動時間は約7.2時間(JEITA v2.0)。本体サイズはW340×D241×H12×24.7mm、重量は約1.7kg。
2015年02月24日アメリカ生まれのプレミアムアイスクリーム「BEN&JERRY’S(ベン&ジェリーズ)」はこのほど、国内4店舗にて「コアサンデー」を発売した。同商品は、コア(芯)に温かいソースが入ったアイスクリーム。アイスクリームのフレーバーは、2種類選ぶことができ、コアのソースも、チョコレートファッジとキャラメルの2種類から選択できる。仕上げに生クリームと好みのトッピングをのせて提供する。冷たいアイスクリームとホットなソースを混ぜながら食べると、"クセになるおいしさ"だという。価格は650円(税込)。国内全4店舗(BEN&JERRY’S 表参道ヒルズ店/BEN&JERRY’S コピス吉祥寺店/BEN&JERRY’S ららぽーと豊洲店/BEN&JERRY’S 舞浜イクスピアリ店)で販売している。
2015年02月12日東芝は2月6日、ARM Cortex-M0コアを搭載したマイコン「TX00シリーズ」の新製品として、複合機やプリンタなどのアプリケーション向けマイコンに14mm角、0.5mmピッチのLQFP100パッケージを採用した「TMPM036FWFG」を発表した。複合機やプリンタなどのアプリケーションでは、主制御デバイスや周辺デバイスとの通信機能、ステッピングモータやDCモータを制御するためのパルス出力が可能なタイマ機能、およびこれらの機能の多チャネル化が求められている。同製品は、LQFP64パッケージを採用した従来製品の「TMPM037FWUG」に比べて、通信機能とタイマ機能のチャネル数を増やし、通信インタフェースが8チャネル、およびタイマ機能が14チャネルの16ビットタイマを採用している。同製品によるラインアップの拡充で、パッケージやチャネル数の異なる2つのマイコンを、システム規模や用途に応じて選択することが可能となる。さらに、同社の「TX03/TX04」シリーズと同じARM Cortex-Mコアを搭載したことにより開発ツールを共通化でき、システム開発のコスト低減と効率化が図れるとしている。なお、サンプル価格は400円。3月よりサンプル出荷を開始する。
2015年02月10日太陽誘電は1月22日、メタルコアSMDパワーインダクタ「MCOI MDシリーズ」に4.0mm×4.0mm×2.0mmサイズの「MDWK4040」を追加したと発表した。IoTの進展やビッグデータと呼ばれる大規模なデータ処理のため、情報関連機器は絶えず高機能化、高性能化が求められている。特に、サーバは処理能力の向上に伴いCPUの低電圧、大電流化が進むことで電源回路にも大電流化への対応が強く求められている。そこで今回、「MCOIL MDシリーズ」に高さ最大2.0mmとなる同製品を追加した。独自の金属系磁性材料を使用し、メタルコアの形状を最適化することで業界トップクラスの直流重畳特性を実現している。また、内部構造などを最適化することでインダクタンス値も0.20μHから10μHまで、11アイテムをラインナップしている。なお、サンプル価格は50円。1月より、中之条工場(群馬県吾妻郡中之条町)にて、4mm角品の「MCOIL MDシリーズ」全体で月産1000万個の量産体制を構築するという。
2015年01月23日富士通研究所は12月5日、さまざまなウェアラブル機器を意識することなく利用可能な環境の実現に向け、センシングミドルウェアを開発し、省電力なアプリケーションを簡単に提供できるフレームワークを構築したと発表した。携帯電話やスマートフォンには、さまざまなセンサが搭載され、近隣の店舗検索や健康管理など新しい情報サービスに利用されてきた。近年は、多様なウェアラブル機器が登場しており、身に着けた人の場所や動きといった情報をより多く捉え、さらにきめ細かいサービスの実現が期待されている。こういった、人の状況に合わせてタイムリーに情報提供するには、機器の操作有無に関わらず、常に人の情報を採取し判断し続ける必要がある。しかし、スマートフォンやウェアラブル機器はバッテリの電力で常時稼働しているため、動作するアプリケーションや対応するサービスの開発には、センサを上手に使いこなしながら消費電力を抑える工夫が必要だった。例えば、スマート端末では、センサ用APIを通じてセンシングを使うさまざまなアプリケーションを容易に開発できるが、稼働させるセンサを必要最小限に絞り、こまめにそれぞれを電源制御するような省電力化は開発工数とノウハウが必要で、専用に作り込む必要がある。また、センシング処理を低消費電力のマイコンに任せてスマート端末本体の消費電力を抑える方法もあるが、処理内容自体は専用のファームウェアとして開発する必要がある。そこで今回、低消費電力なセンシングアプリケーションを簡単に開発できるフレームワークを開発した。このうち、センシングミドルウェアは、アプリケーションからのセンシング要求に対して、消費電力を抑えるように自動でウェアラブル機器へセンシングの処理を振り分けるものである。振り分けの手順は、まずミドルウェアは、ウェアラブル機器の接続状況を監視し、利用できるセンサの情報を収集する。次に、アプリケーションからの要求を受けたら、その要求内容とセンサの情報を照らし合わせ、個々のセンサの消費電力や通信の発生頻度などから、センシング処理を最も少ない消費電力で実行できるように稼働させるセンサの組み合わせを決定する。さらに、稼働させるセンサの組み合わせに基づいて各ウェアラブル機器に常時センシング処理を指示する。指示を出した後は、基本的にウェアラブル機器がセンシング処理を続けるため、ウェアラブル機器から通知が届くまでスマートフォン本体は低消費電力の待機状態になる。このように、アプリケーションからの要求に基づいて自動的に省電力なセンシング方法を選択して実行する。また、ウェアラブル機器側のファームウェアモジュールであるセンシングノードでは、センシングミドルウェアから送り込まれる指示に従って常時センシング処理を行う。これにより、ウェアラブル機器が備えたセンサと低消費電力のプロセッサを用いて、センサデータの取得、加工、条件判定を低消費電力で長時間継続できる。そして、ミドルウェアから新たな指示が届くことで、ノードでの処理内容が変わるため、アプリケーションに合わせてさまざまなセンシングを行うことができる。これらの技術を活用することで、常時センシングするアプリケーションを、センシングや省電力制御のノウハウがなくても簡単に開発できるようになり、センシングを活用したソリューション構築に要する開発工数を従来の約1/10に短縮すると同時に、消費電力を1/3以下に低減できる。さらに、利用するウェアラブル機器が類似の他の機器に変わっても、対応ファームウェアを備えたセンシングノードであれば、アプリケーションを作り直すことなく使うことができる。これまでは、ウェアラブル機器の省電力化をソリューションごとに行う必要があったが、同技術によってウェアラブル機器側のカスタマイズ開発を大幅に削減できるため、開発期間やコストを抑えることができ、ウェアラブル機器をさまざまなソリューションに導入して活用することが可能になる。なお、富士通研究所では、同技術の2015年度中の実用化を目指す。また、ウェアラブル機器を同技術に対応させるためのインタフェース仕様は、機器メーカーなどに公開し、対応機器の開発を促進する予定。
2014年12月05日エプソンは、同社が保有する独創的なコア技術と、その技術開発に挑む姿を紹介するアニメーションシリーズをYouTubeの公式チャンネルや同社の特設Webサイト上で公開した。同アニメーションシリーズは、同社の長期ビジョン「SE15」で掲げる4つの領域(「生活の質向上-センシング技術」、「プリンティング-マイクロピエゾ技術」、「ビジュアルコミュニケーション-マイクロディスプレイ技術」、「ものづくり革新-ロボティクス」)におけるコア技術に向けた同社の取り組みを、実際の社員をモデルにした人物たちのやり取りを通して紹介していくシリーズ作品で、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースのナレーションなどで知られる大川透氏やONE PIECEのナミ役などで知られる岡村明美氏、SLAM DUNKの安西先生役や魔神英雄伝ワタルの剣部シバラク役などで知られる西村知道氏といった人気声優陣を起用したことでも話題になっている。第1弾となるコアテクノロジー・アニメーション「センシング三本の矢」篇(2分39秒)は、同社が保有するセンシング技術を、センシングシステム事業部長 森山佳行と若手技術者が、その核となる"三本の矢"と、そうした技術を活用することで見えてくる未来の姿を思い描くという作品で、11月18日に公開されて以降、公開2週間で再生回数は約22万回を記録している。ちなみに同社が今回、センシング技術の"三本の矢"としているのが、わずかな傾きや振動を察知することを可能とする「モーションセンシング」、GPSなどの測位衛星を用いて目標の居場所を高精度かつ低消費電力で特定する「ポジションセンシング」、そして腕の血流にLEDの光を照射し、脈拍を高精度に計測する「バイタルセンシング」だ。いずれも高性能かつ長寿命な腕時計を実現するために活用されてきた水晶デバイスや半導体デバイス技術を発展させたもので、今後、本格的な普及期を迎えるIoT社会の実現に必要不可欠なものとなっており、特にタイミング分野などでシリコン以上の性能を実現できる素材である水晶とMEMS技術を組み合わせた独自技術「QMEMS」は、高精度・高性能センサとして様々な分野に採用されている。エプソンでは、今回のシリーズの開始にあたり、「世の中・お客様の要望に耳を傾けて、必要となる事業領域を見"究め"、その事業の核となる技術を"極め"続けるという、エプソンの基本行動を貫くことで、より良い未来を描いていきたい」という意思を込めた「究め極めた技術の先に、未来が見える」というコミュニケーションワードを設定したという。また、今回、アニメーション中に登場する森山氏は、「エプソンと言えばプリンタを思い描く方が大半かと思いますが、プロジェクターやスマートグラス、ロボット、そして先日発売した脈拍計測活動量計など様々な商品・サービスを世界中にお届けしています。私が担当しているセンシングシステム事業は、エプソンが長年培ってきた各種センサー技術をとことん研ぎ澄ませ、人々の暮らしをもっと便利に快適にする"なくてはならない製品・サービス"を実現するために日々挑戦しています。実際に担当している技術者は今回登場しているような熱い思いを持つ者ばかりです。この動画については個人的にもどう仕上がるのか興味津々でした。私を表現しているキャラクターは実際より大分美化されていますし、こんなに良い声ではない(CVは西村氏が担当)ので少し恥ずかしい気もしますが、エプソンの新しい一面を表現できているので、みなさまにもぜひご覧いただきたいと思います」とコメントしている。なお、同アニメシリーズは2015年3月までに新たに3編が公開される予定となっており、YouTubeや特設Webサイト、公式Facebookなどで視聴することが可能。同社では、自社で保有するコア技術の詳細や、技術開発にかける想いなどを様々な視点から紹介するコンテンツを掲載した技術情報Webサイトも有しているので、今回のアニメーションを見て、同社の技術が気になった人は一度、訪問してみると良いだろう。特設Webサイト技術情報WebサイトYouTubeエプソン公式チャンネルFacebookエプソン公式ページ
2014年12月05日この冬こそ「かっさ」デビューしようボディ専門のかっさプレート『ノコア ONかっさ ロングプレート』が、12月1日から株式会社フューチャーゲートより発売された。価格は3,480円(税込)で、18.5cmのロングサイズは背中や腰のマッサージも可能にした。かっさは中国で行われてきた民間療法をもとにされており、滞った「気」と「血」の原因である経路を専用の板で刺激することで、詰まりを流れやすくするという。美しくハリのある肌を持っていたと言われる西太后も使っていたとの記録もある。最近ではテレビや雑誌でも大きく取り上げられ話題となっている。痛いところに手が届くロングサイズノコアでは、浄化セラピストの竹下康代監修のもと、女性がもっとも辛さを感じる首・肩・背中をケアしやすいロングサイズを取り入れた。また、痛気持ち良い刺激が伝わる波型カーブや、ツボ押しもできる持ち手部分など、細かな工夫があるのもうれしい。素材は水晶の一種で、古くから空間浄化や邪気払いにも使われていたという天然素材のホワイトクォーツを使用している。温活で女性の悩み解消へむくみやセルライトにも高い効果があるとされる「かっさ」。簡単にできるセルフマッサージで体をコアから温め、疲れやすい、肩こり、眠りが浅い、むくみやすいなど、女性特有の悩みを解消に導いてくれそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】ノコア販売ショップmowmowプレスリリース/美容PRESS
2014年12月03日自然派高級リゾートブランドの先駆者として知られ、タイ、ベトナム、モルディブ、中東にリゾートを有する「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ(Six Senses Hotels Resorts Spas)」が、2015年以降に中国、セイシェル、ポルトガルと、次々と新リゾートをオープンすることを発表した。「シックスセンシズ ホテル リゾート スパ」は、1995年にインド洋モルディブに最初のリゾートをオープンし、いまではアジア中東地域に9つのリゾートと、アジア、中東、ヨーロッパ、カリブ海に28のスパを展開。国立公園として保護されてきたコンダオ諸島に初の5ツ星リゾートとしてオープンの 「シックスセンシズ コンダオ」など、フラッグシップブランドとなる「シックスセンシズリゾート」のほか、よりカジュアルに滞在できる「エバソンリゾート」、世界中の一流ホテルや高級会員制施設で提供する「シックスセンシズスパ」を展開している。タイ、ベトナム、モルディブ、オマーンなどの既存のリゾートでは、それぞれのリゾートの地域性を活かした斬新かつ独創的な体験を提供する。たとえば、著名なウェルネススペシャリストによるスパトリートメントや世界的に話題のシェフによる地域の素材を活かしたサステイナブルな料理、満天の星空を望む天体観測、海洋学者とのシュノーケリング、夜明けを待ちながらのウミガメの産卵ツアー、風と一体になるパラグライディングなど、高級リゾートならではの、ここでしかできないスペシャルな体験が用意されている。一方、同リゾートでは「自然環境そして地域社会との共生」を理念に掲げており、土に還る素材を極力使うこと、輸送による燃料消費も低減するため敷地内に自家菜園を併設するなど、環境・地域活動を積極的に展開し、企業の社会的責任を実行するという徹底したスタンスから、自然派高級リゾートの先駆者として名を馳せ、感度の高い各国のセレブリティが多く訪れているという。新たに来年以降にオープンすると発表されたのは、中国の世界遺産「青城山」に位置するアーバンリゾート「シックスセンシズ 青城山」と、115の島から成る“インドの真珠”セイシェル諸島のドラマティックなプライベートアイランドの「シックスセンシズ ジンパシヨン」、そしてヨーロッパ初となるポルトガルのポートワインの産地「ドウロバレー」にできる「シックスセンシズ ドウロバレー」の3リゾートだ。いまハネムーンや特別な記念旅行を企画しているなら、来年の新リゾートオープンを待って、いち早く最新リゾートを訪れてみるのもいいかもしれない。(text:Miwa Ogata)
2014年11月21日ノベルは11月21日、「SUSE Linux Enterprise Server 12」において対応可能な論理コア数の上限を8,192コアまで拡大すると発表した。最大メモリ容量は1PBとなる。「SUSE Linux Enterprise Server 12」は64ビットのメインフレームシステムプラットフォームに対応したオペレーティングシステム。大規模システムでの動作を想定して設計および開発が実施されており、大規模メモリやメニーコアにおいて性能が発揮できるようになっている。また、ネットワークパフォーマンスの向上やリソースコントロール機能なども強化されており、システムパフォーマンスが期待できる。現行製品はシングルイメージシステムとしてはSGIのSGI UVシリーズが4096論理コアに対応している。これに対し、SUSE Linux Enterprise Server 12はSGI UVシリーズで動作するオペレーティングシステムとして広く採用されており、今後発表されることになる8192論理コアのSGI UVへの対応を発表することで、同社はSGI製品を利用するユーザーについてもシェアを拡大していく狙いがあると考えられる。
2014年11月21日アルティマは11月17日、Altera製FPGA向けにルネサス エレクトロニクスの「H8S C200」と互換性を有するIPコアを開発したと発表した。これにより、Alteraが提供しているARMベースのSoC FPGA、「Nios II」プロセッサと合わせ、より広範囲にFPGAベースの組み込みプロセッサに対応することが可能になるという。「H8S C200」は、ルネサスが開発したCISCベースの16ビットマイコンである。組み込み市場では幅広く採用されており、さまざまな機能を内蔵した多岐な製品をシリーズ展開している。「H8S C200」のCPU命令は、ルネサスの標準製品である「H8S」ファミリと互換性がある。また、周辺機能のタイマやシリアルインタフェースは、「H8S」マイコンと同等の機能を持っている。さらに、CPUが管理するメモリは、最大256KBまで内蔵されており、IoTのセンサネットワークなど、比較的小規模のシステム制御に適しているという。今回発表されたIPコアは、周辺モジュールに、バスコントローラ(BSC)、割り込みコントローラ(INTC)、16ビットフリーランニングタイマ(FRT)、8ビットタイマ(TMR)、ウォッチドッグタイマ(WDT)、PWMタイマ(PWM)、シリアル(SCI)、オンチップデバック機能を有する。命令セットはH8S/2600またはH8S/2000を有している。そして、システム統合ツール「Qsys」によるインターコネクトファブリック「Avalon」に対応しているため、同IPを使用することにより迅速にユーザー論理と接続することが可能になり、FPGAでユーザーオリジナルの「H8S C200」マイコン搭載システムチップの実現が可能になる。なお、同IPは、今年発表されたAlteraのFPGA「MAX 10」への組み込みを予定している。今後、アルティマは「MAX 10」限定の評価用IP、ドライバと「MAX10」ボードをバンドルした評価パッケージを販売していく予定。
2014年11月18日10月7日から5日間、幕張メッセで「CEATEC JAPAN 2014」が開催されている。連日、多くの来場者が訪れているオムロンの展示ブースでは、コア技術であるセンシング&コントロールに基づき、急激に変化するビジネス環境において、顧客のニーズを先取りし、新たな価値を創出するための革新的な「automate」技術が数多く紹介されている。○体温計だけじゃないオムロンオムロンといえば、体温計や体脂肪計、歩数計などのホームヘルスケア製品や健康医療機器/サービスが思い浮かぶのではないだろうか。しかしそれ以外にも、制御機器・FAシステム、電子部品、車載電装部品、社会システム、無停電電源装置・組込みシステム、環境関連機器・ソリューションと幅広い事業を展開している。事業展開のコンセプトは「automate(オートメート)」である。オートメートとは、「自動化」や「効率化」はもちろん、新しい"オートメーション"による価値の創造を意味する。機械にできることは機械にまかせ、人が本来持っている可能性や豊かな想像力を解放することで、人々をより幸せにすることを目指している。たとえば私達は、部屋で過ごす際に、気分にあった照明や音楽、あるいは香りなどで、自分好みの環境を作りだすことができる。しかし、カメラ付きのセンサを利用して、時々の顔色や表情などを瞬時に判断すれば、体や心の状態に合った環境を自然にもたらすことができる。その一環となる「automate」技術が、「Human Vision Components - Consumer model(HVC-C)」である。HVC-Cは、人の状態を認識する顔画像センシング技術「OKAO Vision」とカメラモジュールを一体化させた手の平サイズのコンポーネント。顔検出、人体検出、性別推定、年齢推定、視線推定、顔向き推定、顔認証、表情推定(満足、不満足のほか、真顔、喜び、驚き、怒り、悲しみの5つの表情を推定)、手検出、目つむり推定の10種類をセンシングできる。センシングの結果は、BluetoothやWi-Fiを介してスマートフォンやタブレット端末などに送信し、アプリケーションで操作が可能。玄関に設置して家族の帰宅を知らせたり、部屋に設置して離れた家族や子どもの見守りをしたり、リビングに設置して好みの空調、好みの明るさに設定するなど、明るく、楽しい、豊かな生活を実現できる。HVC-Cは、まずはBluetooth対応版が2014年12月より発売される。価格は未定。Wi-Fi対応版は2015年3月の発売を予定している。オムロンでは、HVC-Cのアプリケーション開発情報や開発キットをウェブサイトなどで公開する予定。またハッカソンやアイデアソンなどの開発イベントにHVC-Cを提供することで、新たな価値の創出を支援していく。○ほかにもたくさん!「automate」技術「高速運搬時の振動抑制技術」は、揺らさず高速にものを運ぶ「automate」技術である。脳にあたるコントローラから、手足にあたるサーボモータへの指令をコントロールすることで、揺れを抑制するオムロンの独自開発技術だ。たとえばベルトコンベアーで液体を運ぶときの振動を制御することで、液体をこぼすことなく運ぶことができる。最大の特長は、新たに機器を追加することなく、プログラム部品(ファンクションブロック)を制御プログラムに貼り付けるだけで振動の抑制を実現できること。もの作りの時間短縮や生産性向上、小型化・軽量化、省エネなどに貢献できる。製造ラインや介護用ベッド、高齢者用モービル、電車などへの実装が期待されている。また「2重倒立振子のビジュアルフィードバック制御」は、状態フィードバック制御により、倒立状態を安定・維持させる「automate」技術である。高性能画像センサにより、2本の振子の微小な傾きを検出し、コントローラへ高速にフィードバック。台車を水平移動させることで、2本の振子の倒立状態を維持させる高度な制御を実現している。仮想化環境上のシミュレーションにより、動作を確認した制御アルゴリズムを、自動的にコード生成し、容易にコントローラに取り込むことが可能。2足歩行ロボットや未来のスクーターである電動立ち乗り二輪車、自動車製造ラインにおける高度な作業の自動化などへの適応が期待されている。このほかにもオムロンの展示ブースでは、さまざまな基礎技術が紹介されているが、その集大成と言えるのが「卓球ロボット」である。卓球ロボットは2種類の画像センサで、人の位置、ラケットの位置、3次元空間における球の位置と速度を即座に計測し、球の軌道と速度を予測。相手と同様の速度で、打ち返しやすい場所に返球することができる。今後も、「automate」技術をより一層発展させていくことにより、「人と機械が最適に調和した豊かな社会」の実現に取り組んでいく、オムロン独自の事業展開に注目したい。
2014年10月10日バッファローは1日、デュアルコア1GHzのCPUを内蔵したハイエンド無線LANルータ「WXR-1900DHP」を発表した。発売は10月中旬。同社直販サイト「バッファローダイレクト」での価格は税込25,704円。11acの無線LAN規格に準拠し、内部処理を高速化させるデュアルコアCPUの採用や、高速化を図る変調方式「256QAM」のデュアルバンド対応など、同社無線LAN親機の最上位に位置づけられる製品。3×3の送受信アンテナを内蔵し、通信速度は5GHzで理論値最大1,300Mbps、2.4GHzで理論値最大600Mbps。従来モデルから引き続きUSBデバイスサーバ機能を備え、例えばハイレゾ対応のUSB-DACを接続しPCと離れた場所にオーディオを設置するなどの利用が可能。また、同一LAN上にある機器の録画番組を別の部屋で再生するといったDLNA通信機能や、遠隔から電源をオンにする「WOL(Wake On LAN)」が可能な「中継機能プラス」、iPhone 6やMacbook Airなど特定端末との通信を安定・高速化する「ビームフォーミング」「ビームフォーミングEX」も搭載する。ペアレンタルコントロール機能としては、時間管理機能やWebフィルタリング機能を搭載。フィルタリングはシマンテックのフィルタリングシステム「Norton Connect Safe」を採用し、複数台の接続機器を設定できる。また、256bit暗号化キーによるIPSec機能も搭載し、外出先からスマートフォン・タブレットを使い、セキュアに自宅PCなどにアクセスできる。主な仕様は、対応無線規格がIEEE802.11a/b/g/n/ac、有線LANインタフェースがWAN×1、LAN×4で、いずれも10BASE-Te/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応。USBポートはUSB 3.0×1。セキュリティはWPA2(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIP/AES mixed)、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセスフィルタリング(最大登録許可台数64台)など。本体サイズはW185×D41×H185mm(アンテナ、突起部除く)、重量は約549g。最大消費電力は27.8W。使用している無線LANルータの設定を手軽に移せる「エアステーション引っ越し」機能も搭載する。
2014年10月01日Freescale Semiconductorは、ARMの最新コアとなる「Cortex-M7コア」を、今後リリース予定の組み込みSoCに採用していく方針であることを明らかにした。具体的にはCortex-Mコアベースのマイコンである「Kinetis」のラインアップにCortex-M7搭載ファミリが追加される予定だという。なお、Cortex-M7は、Cortex-M4ソリューションの2倍の演算能力を実現可能で、同社はすでにARMから同コアのライセンスを取得しているという。
2014年09月26日富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は7月15日、グループワークを体系的に支援する商品群「Webコア Innovation Suite」を年内に販売開始すると発表した。Webコア Innovation Suiteは、企業におけるイノベーションや共創、学校における各種授業スタイルなどの体系的支援を目的としたICTツール群。実績のあるメソッドを体系的に組込み、共創/学習の進行をナビゲーションする「プロセステンプレート群」や、アナログツールとシームレスに連携することで共創/学習の進行をサポートする「ICTツール群」、共創/学習の記録や再現、分析を可能とする「共創基盤」といった3つの機能で構成される。サービスの適応分野は、企業におけるワークスタイル改革や新規ビジネス/新商品の創出、既存ビジネス/既存商品の改善などで、教育現場の場合には、アクティブラーニングの支援やグループ活動を中心とした協調学習の支援となる。同社は、Webコア Innovation Suiteの提供決定に関して、企業による「イノベーションや共創を目的としたグループワークを効率的かつ体系的に支援するICT活用」や教育現場での「教育メソッドをベースに授業を体系的に支援するICT活用」が行われていない現状にふれつつ、「先端技術を有する大学との産学共同開発や多くの知見を有する企業と連携することで、企業や教育現場において新しい価値を生みだす商品」を提供するとしている。
2014年07月15日NECは5月27日、NTTドコモと仮想化モバイルコアネットワークソリューション(vEPC:Virtualized Evolved Packet Core)を用いて通信の繋がりやすさを向上させ、今後の新たな通信サービスを迅速に提供可能とする共同実証実験に成功したと発表した。本実証実験において、仮想化プラットフォームがNFV(Network Functions Virtualization)で求められる機能を有していることを確認。これによりNFVで実現するvEPCは、シンプルかつフレキシブルなネットワークの構築が可能となる。また、実験においては、LTEのデータ通信機能を担うEPCのソフトウェアに仮想化技術を適用し、EPCの基本的な動作を確認。加えて、EPCを管理するシステムからの制御により、顧客が利用するデータ通信量に応じて処理能力を増やす機能や、ハードウェアが故障した際に自動的かつ短時間で別のハードウェアを用いて予備構成を再構成し、データ通信を安定的に継続する機能の動作確認を行った。NECは、NFVに取り組む企業や団体と共同研究や実験などに積極的に協力し、2013年にはvEPCソリューションの商用出荷を開始。今後も引き続き柔軟、迅速かつサービスに最適なネットワークを実現するグローバルソリューションを展開していく。
2014年05月28日AMDは、同社のサーバ向けCPU「AMD Opteron 6300シリーズ」(開発コードネーム:Warsaw)として12コア品「AMD Opteron 6338P」および16コア品「AMD Opteron 6370P」をラインアップとして追加したことを発表した。いずれもPiledriverコア・アーキテクチャを採用し、既存のOpteron 6300シリーズとソケットおよびソフトウェアの完全互換性を実現している。また、消費電力およびコスト効率は、同社のオープン・コンピュート・プラットフォーム「AMD Open 3.0」に最適化されたものとなっており、いずれもTDPは99Wで、動作周波数は6338Pが2.3GHz(AMD Turbo COREテクノロジー:2.8GHz)、6370Pが2.0GHz(AMD Turbo CORE テクノロジー:2.5GHz)となっている。主な仕様は以下のとおり。なお、同サーバ向けプロセッサはSugonとSupermicroに採用され、システム・インテグレーターであるPenguin ComputingとAvnet Electronics Marketingを通じて提供される。価格は6338Pが377ドルから、6370Pが598ドルからとなっている。
2014年01月23日*画像はニュースリリースより肌の“根本細胞”に着目した新発想のコア美容液資生堂は、「クレ・ド・ポー ボーテ」より、肌の“根本細胞”である角層のうるおいケアに着目した新発想のコア美容液「クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム」(医薬部外品)を、資生堂インターナショナルより、9月21日に発売する。輝きとうるおいに満ちた、いきいきとした印象の肌に「クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム」は、「クレ・ド・ポー ボーテ」のキー成分である「イルミネイティングコンプレックス」配合に加え、ダーマルモチベーター(高保湿)設計の美容液。洗顔後の肌に使用し、肌の“根本細胞”に美容成分を届けることで、美しさへの無限の才能を目覚めさせ、肌本来の美しさを目指す。豊かなとろみのあるテクスチャーが、心地よく、なめらかに広がり、素早くなじみ、しっかりとした密度と適度な厚みを感じさせ、輝きとうるおいに満ちた、いきいきとした印象の肌に導くという。いきいきと輝いた印象の肌を実現する美容液にふさわしい、天然のローズや希少なランなどを調香した、清々しく華やかな香り。【参考リンク】▼資生堂ニュースリリース元の記事を読む
2013年08月14日整体師の大山奏です。ぜい肉をつけないためには基礎代謝を増やし、間食を減らすのが一番の近道。基礎代謝を増やしたければ、身体の内部にあるコアの筋肉を鍛えるのが効果的です。食事の量を変えずに引き締まった身体を作るために体幹(コア)トレーニングは欠かせません。そこで今回は、腹筋と腹斜筋・おなか部分のコアを鍛える筋トレを紹介します。まず、あお向けに寝て、両脚を床と水平に上げた姿勢になります。そして、おなか周りに力を入れて右手で左足、左手で右足にタッチを繰り返します。膝を曲げないのが最大のポイントです。かかとを上に突き出すことも重要。脚が十分に上がっておらず、膝が曲がってしまった状態では効果がありません。脚が上がりきっていない状態だと、十分におなか部分へ力を入れることができません。初めは低回数でもいいので、正しい形になるように気をつけてください。この筋トレは、体幹+腹斜筋を鍛えられるというメリットがあります。手でつま先をタッチする際に上半身を大きくクロスすると、力が入る部分が増えます。テンポは速めでもOKですが、1回1回の動作が崩れるようならテンポを落としてください。常に脚の伸び、使っている筋肉を意識できていれば効果はアップします。身体が固い人にとっては、足を垂直に上げること自体が辛いかもしれません。ストレッチで少しずつ理想型を取れるようにしてみてください。タッチができなければ、クロスの状態を作るところから始めましょう。まずは左右交互で20回を目安にしてみてください。楽になってきたら回数とセット数を増やし、30回×3セットを目指しましょう。あまり負荷を感じないようなら、ちゃんとかかとを突き出して行えているかをチェックしてみましょう。正しいフォームができていないようなら、回数を増やしても意味がありません。負荷を強くしたければ、1回1回の動作をゆっくりにしてみてください。タッチした部分で3秒ずつ停止するのも有効です。体幹トレーニングは表面の筋肉を鍛えるよりも、身体への負荷が大きいものです。目には見えなくても筋肉痛が少し長く続けば、筋肉が成長していると実感できるはず。見た目も大事ですが、見えない部分の筋肉もしっかり鍛えるようにしましょう!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年07月30日婦人靴専門店レディースオーダーシューズ「KiBERA(キビラ)」が銀座コアに2013年6月28日(金)グランドオープンする。キビラ銀座コア店は、店舗面積100平方メートルに、最先端の店舗デザインを施し、シュージュエリスト(店舗スタッフ)をおいた店舗としてオープンする。同ブランドの提供するレディースオーダーシューズとは、先進の3D測定器で足を測定し、正確な数値から一人ひとりの足にフィットした靴を提案するほか、シューズアクセサリーも充実しており、その人の個性を自由にプラスできるのも楽しみのひとつ。オーダーシューズは全て「Made in Japan」ハイクオリティの商品で、手に届きやすい価格で提供しているのが特徴だ。【新店舗概要】店舗名: KiBERA 銀座コア店オープン日: 2013年6月28日(金)所在地: 〒104-0061東京都中央区銀座5丁目8番20号銀座コア2階東京メトロ(銀座線・丸の内線・日比谷線)銀座駅A-3出口徒歩すぐ電話番号: 03-5537-3477(※6月28日開通予定)営業時間: 11:00~20:00元の記事を読む
2013年06月26日イギリスのポスト・ハードコアバンドTangled Hairが10月、ジャパンツアーを開催する。Tangled Hairはイギリスで結成された3人組。元々はColourというバンドを解散したギター・ボーカルのAlanが歌やメロディを追求するために始めたソロプロジェクトだった。その後ドラマーのTroodとベースのAlexが加わり、今の形態に。今年の3月7日にはイギリスでリリースされていたシングル2枚を収録した日本限定のミニアルバムをリリース。美しいメロディと目くるめく楽曲展開は日本のポスト・ハードコアファンにも大きく受け入れられた。今回のジャパンツアーは10月8日(月・祝)の東京・Shibuya O-nest での公演を皮切りに、4都市で全5公演。チケットの一般発売は8月4日(土)より。■Tangled Hair Japan Tour 201210月8日(月・祝)Shibuya O-nest(東京都) open 16:30 / start 17:0010月9日(火)京都 METRO(京都府) open 18:30 / start 19:0010月10日(水)大阪 CONPASS(大阪府) open 18:30 / start 19:0010月12日(金)club Lizard YOKOHAMA(神奈川県) open 18:30 / start 19:3010月13日(土)Shibuya O-WEST (東京都)open 18:00 / start 19:00料金: 前売り 3,500円 (税込・1D別)
2012年08月03日ジョージジェンセンジャパンはこのほど、iPhone向けの無料ウォッチアプリをリリースした。デンマークを代表するブランドであるジョージジェンセンの伝統やデザイナー情報、メンズ・レディースのウォッチコレクションを美しい写真と3Dアニメで紹介する。好きなアイテムがあれば、FacebookやTwitterへ簡単に投稿できる。アプリはApp Storeよりダウンロードできる。なお同社ではこれを記念して、ジョージジェンセンを代表するKOPPEL(コッペル)ウォッチのストラッププレゼントキャンペーンを15日より7月31日まで実施する。期間中にジョージジェンセンの東京本店/丸の内店/梅田店のいずれかでKOPPELウォッチコレクションのケースサイズ41mmのモデルを購入した人に、レッドとブラックのストライプが凛々しい付け替え用NATOスタイルストラップをもれなくプレゼントする。キャンペーン期間中でも景品がなくなり次第終了する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日