タイのブランド「ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)」が再びランウェイショーを東京で開催。2019年3月に続き、2019年10月18日(金)に2020年春夏コレクションを発表した。12人のタイの職人とコラボテーマは、社会というフレームの中でも、個人の自由な発想に対して皆が尊敬していける世界と表現する「Post-Wore Delicacies」。また、タイの伝統や文化を発信したいとの思いから、テキスタイルは12人のタイの職人とコラボレーションして仕上げたものだ。内8割は一から作り上げたオリジナルのファブリックだという。シルクの名産地タイ・スリン県の光沢感のあるシルクや、上糸・下糸で色を変えて織った高級なコットン、ろうけつ染めで作られたパテック、木の彫刻とロウを使って染め上げるインディゴ地など、クラフトマンシップを感じられるこだわりの素材が並ぶ。印象的に差し込まれた菊の花やシダ植物の柄を落とし込んだファブリックは、女性職人がハンドペイントで仕上げたものだ。黒や白、灰、茶など落ち着きのあるカラーを選んで、ラグジュアリーなムードを纏わせた。ベーシックを追求「美しいテキスタイルが出来上がったので、その美しさを全面に出したい」と願って作り出したのは、ベーシックなスタイル。男性は、ジャケットとスラックスを基本スタイルとし、女性は1枚布で仕上げたドレスが主流だ。メンズのジャケットはボクシーなシルエットに整えられ、身幅は広く、肩周りも大きい。ビッグサイズに仕上げることでテキスタイルの色柄は、より印象的に観客のもとへ届けられる。シングルジャケット、ダブルジャケットといったスタンダードなデザインとならんで、ボディを途中で断ち切ったようなクロップド丈や、コートのように羽織れるロング丈、くるみボタンやフラップポケットでデザインアクセントを効かせたものもある。ボトムスはショートパンツやレギンス、前にスリットを入れたスラックスなど、遊びを効かせたものが多く選ばれた。ウィメンズは男性と比較すると、自由で開放感のあるスタイルだ。背中を大きくV字にカットしたロングドレスや、タイトなIラインドレス、またミニ丈のベアドレスやキャミソールドレスなど、様々なシルエットでドレスが展開された。対峙させた個性豊かなアクセサリースタイルに個性をもたらしたのは、個性豊かな小物たちだ。顔を覆うようにつばの伸びたボンネットや、たすき掛けしたビーズアクセサリー、布地で仕上げたスリッパシューズなどがコーディネートされている。
2019年10月21日日本初のタイティー専門店Piyanee(ピヤニ)が2019年10月3日(木)に、2号店を恵比寿にオープンしました。日本では珍しい、チャイが楽しめるお店です。日本初めてのタイティー専門店「日本にタイの上質なお茶を紹介したい」と誕生した、タイティー専門店Piyanee(ピヤニ)。日本では珍しいチャイが楽しめるお店です。1号店を渋谷に構え、待望の2号店を恵比寿にオープンしました。生タピオカ特有なぷるんぷるんの触感と一緒に相性抜群の紅茶を楽しんで。【黄金の象】ピヤニのタイティピヤニのタイティーは実際に現地まで足を運び、厳選された茶葉、シャントンchangthong(黄金の象)ブランドを数種ブレンドして作られています。さらに茶葉を丁寧に2回焙煎し、濃い赤色と、独特の香りが楽しめます。新登場!フルーツティーピヤニからフルーツがたっぷり使われたフルーツティーが登場します。第1弾は、タイの定番フルーツのマンゴーを使ったフルーツティーです。マンゴーとジャスミンティーが合わさった、贅沢なフルーツティーを楽しんで。ピヤニでしか味わえない紅茶を楽しんで2号店である、恵比寿店のオープンを記念して先着300名様に、ピヤニオリジナルのマイボトルがプレゼントされます。ピヤニ店舗にマイボトルと持っていくと表示価格から50円引きで紅茶が楽しめます。ピヤニだけの厳選されて作られた紅茶を楽しんでみては。
2019年10月06日タイ屋台レストラン「タイ屋台999(カオカオカオ)」が、関西1号店となる「タイ屋台999梅田店」を2019年9月28日(土)にオープンします。4店舗となる「タイ屋台999」東京都内に3店舗を構えるタイ料理屋「タイ屋台999」。一般的に平均坪月商が30万円を超えると繁盛店と言われる中、「タイ屋台999」では坪月商が120万円を超える超人気店です。本格的なタイ料理はもちろん、居心地がいいよう工夫された店内も人気の秘密。2019年9月に関西初上陸となり注目を集めています。焼肉×鍋×薬膳のハイブリッド鍋「ムーガタ」が新登場「ムーガタ」とは、鍋の凸の部分で焼肉を、凹の部分で鍋を楽しめる鍋のこと。タイではナイトマーケットの定番料理として親しまれており、タイ現地と同じバイキングスタイルで思う存分ムーガタを堪能できます。更に「タイ屋台999」のムーガタでは、日本人好みになるよう、鍋部分にさまざまなスパイスを使ったコラーゲン薬膳スープを使用。焼肉のお肉には高級銘柄豚「和豚もちぶた」を使用しており、おいしく栄養価も高い贅沢な一品となっています。ムーガタの食べ方具体的なムーガタの食べ方はこちらの動画をご参考ください。基本的なムーガタの食べ方は以下の工程になります。①具材を選ぶ②鍋の凸部に脂を塗り肉を焼く③鍋の凹部分のスープで野菜などの具材を煮る一人で気兼ねなく食べるのもよし、仲間とワイワイ楽しむのもよし。野菜もお肉もたっぷり食べることができます。本場のタイスタイルで異国気分を味わって関西初上陸となる人気タイ料理店の新感覚鍋「ムーガタ」。本格的な味わいでタイを訪れたような気分にさせてくれます。本場タイの新感覚薬膳料理、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:タイ屋台999(カオカオカオ)梅田店住所:大阪府大阪市北区曽根崎2-9-17電話番号:06-7220-9082
2019年09月20日タイの伝統文化や、日本との友好関係について幅広く紹介する「タイ フェスティバル」が代々木公園で開催される。毎年30万人が来場する人気イベントで、タイ料理やフルーツ、タイ関連のさまざまなサービスを提供する約180のブースが出店する。2019年は20回目を迎え、「Innovation&Sustainability」をテーマとして、タイの新しい側面を日本の人たちに紹介。ステージでは、ムエタイや伝統舞踊、タイ人歌手のコンサートなどが行われるほか、タイ往復航空券があたる抽選会もあり。※内容は予定。<開催期間・場所・料金>・2019年5月11日~12日10:00~20:00※雨天決行・代々木公園イベント広場およびケヤキ並木東京都渋谷区代々木神園町2-1・入場無料<イベント詳細>・【公式サイト】 「タイ フェスティバル」()<アクセス>JR山手線「原宿駅」・地下鉄千代田線「代々木公園駅」から徒歩3分、または小田急「代々木八幡駅」から徒歩6分
2019年05月11日2018年12月、国立劇場にて、舞踊家 有馬和歌子(坂東寛十胤)が代表をつとめる「子供舞踊塾」の企画公演『アーヤ物語』が開催された。同公演は満席の観客を迎え、業界内外から大きな反響を得て注目を集めた。「子供舞踊塾」は、3歳~12歳までの子どもたちを中心にした舞踊教室で、"子供たちへ、日本の美と技術を"をコンセプトに、日本の伝統文化を子どもたちへ伝え、一生を通じて美しさを見る目を養う教育的アプローチを目的として運営されている。プログラムには日本舞踊業界に留まらず、企業や個人作家・アーティスト(過去実績:老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」、友禅作家 鈴木三千絵、「パレスホテル東京」の協力)などの異業種、異業界とのコラボレーションを展開するなど、斬新な取り組みも展開している。今秋、10月22日(火・祝)に待望の第二回目の企画公演が決定し、日本橋公会堂にて昼夜2回公演を開催する予定だ。有馬和歌子(坂東寛十胤)の父で日本舞踊家の坂東寛二郎による「七福神」に始まり、子供舞踊塾生らが口上(こうじょう)に挑戦する他、古典舞踊をメドレー形式で披露し、有馬和歌子(坂東寛十胤)の「新鹿の子」などの演目を構成する。現在、3歳~12歳までの子どもを対象に、定員30名の出演者を募集中だ。日本舞踊というと敷居が高いイメージがあるが、事前知識も経験も問わない。同塾の子どもたちの大半が日本舞踊に初挑戦だ。約半年間の稽古の成果を本格的な舞台で観客に披露する経験は、同塾ならではのプログラムの醍醐味だ。また、本公演には日本舞踊業界以外の企業からも注目されており、子供舞踊塾との取り組みに共感する他業界からの協賛企業も続出。今後の同塾とのコラボレーションの展開にも期待が寄せられている。(text:Miwa Ogata)
2019年04月22日春休みを利用して、タイのクラビにある「SAINAI」というリゾートホテルに家族で宿泊しました。その時の感想とビュッフェで子どもがびっくりしていた青色のハーブ「バタフライピー」についてご紹介します。■ 「SAINAI」ゆったりとくつろぎたい方にオススメのホテル!「SAINAI」は、ダイナミックな景観が広がる山沿いに静かに佇むコテージ。水辺を眺めながら頂く朝食のメニューは、新鮮な野菜中心で構成され、とてもヘルシー。ゆったりとくつろぎたい方にオススメのホテルです。ビュッフェスタイルなので、家族それぞれ好きな飲み物や食べ物をお皿に盛り付け、席に戻ると……。私のお皿を見て娘がびっくりしています。「ママ!なにその青いジュース!グリーンのパン⁉︎」青いドリンクの正体は「バタフライピー・ティー」。タイで愛飲されているハーブ・ティーです。抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富に含まれているためアンチエイジング効果が期待できると言われており、ここ数年、タイだけでなく日本でも美容に興味がある女性の間で人気のお茶です。エメラルド・グリーンのパンは、同じくバタフライピーの色素が練りこまれたもの。タイのビーチの色と同じです。これが天然色素だなんて!思わず心がときめきます。■ タイ産のハーブ「バタフライピー」で子どもが実験開始!「バタフライピー」の花は、タイが原産国のハーブです。主に熱帯気候地域で栽培されています。「バタフライピー」はタイ語で「アンチャン」、日本では「蝶豆」と呼ばれています。この花は、目が覚めるようなロイヤル・ブルーの色素を持ち、お茶やスイーツ、料理を華やかにするべく用いられます。様々な美容効果があるだけでなく、眼精疲労回復や、コレステロールを減らすといった健康効果も期待できるのだとか。見た目が美しいだけでなく、健康も増進してくれる心強いお茶なのです。kokano / PIXTA(ピクスタ)娘に「この青いお茶はね、飲むとお肌や髪がツルツルになったり、目が疲れたときにも効果があるんだって」と言うと「そうなんだ。ママはいっぱい飲んだ方がいいね」と、ナイスなコメントが……。そして、大事なことを思い出しました。このお茶は、レモンやライムを絞ると、変色するという特徴があることを。バタフライピーに含まれるアントシアニン色素が、レモンやライムに含まれるクエン酸に反応して化学反応が起き、青から紫に変色するのです。そこで、子どもにその化学反応を見せたいと思いつき、レストランの方にライムをお願いしました。「ライムを絞ってごらん。色が変わるよ!」早速試してみます。「あ!! 変わった!!」娘は大興奮です。いつか、理科の授業の時に今日のことを思い出してくれるでしょうか。実験、大成功!リゾート地で思いがけず見ることができた、小さな色彩ショーでした。今回のことをきっかけに、これからもバタフライピーは、食卓に取り入れたいなと思いました。「ねえ、青いソーダを飲んでみたい」。そう娘にせがまれるたびに「着色料は体に悪いからダメ」と、断っていたのですが、これからは青色のソーダも、紫色のソーダも作ってあげようと思います。そして内心では、「私もこのお茶で綺麗になっておこう!」とも決意しました(笑)。
2019年04月07日アイドルグループ・KAT-TUNの上田竜也が6日、舞台『ポリティカル・マザーザ・コリオグラファーズ・カット』のフォトコールに登場し、中村達也、TOKIE、舞踊家ホフェッシュ・シェクターとともに取材に応じた。同作は、現在舞台界で最も注目を浴びる舞踊家ホフェッシュ・シェクターが振付・音楽を担当して世界各国で絶賛されている。41名のアーティストが出演し、轟音と静寂、光と影が交錯し、圧倒的エネルギーとフルスピードの疾走感に溢れた75分の公演を行う。シェクターは同作について「とにかくたくさんのエネルギーに溢れてます。政治的に抑圧されたような背景もあるんですけど、そういった人たちはおそらくヘヴィ・メタルだったり音楽、あるいは支配者を見つけて従う、あるいは政治に完全につぶされてしまうということがあると思うんですが、基本的にはこの作品のエネルギーを感じていただけたらと思います」と語る。3人のアーティストについても「すぐに大好きになった」と明かし、「上田さんはすごくカリスマ性がありますし、トータルとしてのすばらしいパフォーマーだと思います。とてもパワフルなエネルギッシュなパフォーマンスを見せてもらっています」と称賛。「中村さんは、とてもグループのあるサウンドで、これだけの方がこの作品のためにものすごく時間を費やして貢献してくれました。TOKIEさんも素晴らしい音ですし、素晴らしいグルーブのある方です」と印象を表した。主人公を演じる上田は、初演を前に「とにかくわくわくしてます。いかにお客さんが入ってステージ上で暴れられるかが楽しみで、早く(公演時間の)9時にならないかなと思ってます」と意欲十分。一方中村は「緊張しちゃって」と苦笑する。TOKIEが「ここ一週間ちょっとリハーサルも自分なりにがんばって、あとは楽しむだけなので、私も上田くんと同じく、早く9時にならないかなと思ってます」と意気込むと、中村は「(楽しみにできて)いいなあ~」と羨ましがっていた。「自分が演説するシーンがある」という上田だが、演出としては「好きにやっていいという要望だった」と振り返る。「強いていうなら、いかに政治家らしく胸をはって、脚を揃えて、姿勢正しくやるというのは、教えていただきました」と語り、「本能のままに感じていただき、おとなしく見るというわけじゃなく、音で体で感じて、正直に表現を出してくれれば僕たちも嬉しいですし、この舞台の楽しめるとこかなと思う」と見どころをアピールした。公演はBunkamura オーチャードホールにて4月6日~11日。
2019年04月06日ウィシャラウィッシュ(WISHARAWISH)の2019年秋冬コレクションが、2019年3月22日(金)に渋谷ヒカリエにて発表された。タイの伝統工芸をモダンなファッションにウィシャラウィッシュは、タイのあらゆる地方の様々な伝統工芸を、現代的なデザインに昇華し発信するブランド。デザイナーのウィシャラウィシュ アカラサンティスックは、2008年に東京新人デザイナーファッション大賞を受賞、2012年にはMango Fashion Awardsでグランプリを受賞している。2019年秋冬シーズンは、「Complex SimpliCity」をテーマに、タイの多様性を尊重し、その多くの個性を喜び合うコレクション。デザイナー自身がタイを巡り、各地で出会った伝統的なハンドメイド素材を集めて製作した。最も目を惹いた鮮やかなボタニカルなモチーフは、「バティック デ ナラ」というもの。ムスリムの女性職人がハンドペイントで仕上げるテキスタイルには、キクの花やシダ科植物の柄が入り乱れるように配されている。透き通るように薄い素材は、スリット入りのロングワンピース、メンズシャツやボトムスに採用されている。また、タイダイ染めシルクなどの名産地でもあるタイ東北部のコーケン県の「マイ テーム ミー」は、大胆な色合いが主張する鮮やかな色味が魅力だ。今回はメンズスーツや、ウィメンズのクロップドトップとサブリナパンツの組み合わせに用いた。クラシックなチェック柄は、現地でターバンや腰布に使われる「パーカオマー」という素材。まるで水彩画のように色が滲んで見えるテキスタイルも同じ技法によるもの。ウィメンズでは、裾でフリルが遊ぶボリューミーなワンピースやチュニックで、モダンに昇華した。一方メンズでは、一見ブリティッシュ調のシャツとショートパンツの組み合わせ、2ピースのスーツスタイルにも採用している。
2019年03月25日最年少棋士の藤井プロや、小学生の天才囲碁少女により将棋・囲碁ブームとなっています。大人だけではなく子どもが通える教室も人気が高まっていたり授業に取り入れられたりと、将棋や囲碁の学ぶ力が注目されていることが伺えます。将棋も囲碁も両方とも長い歴史のあるものですが、簡単なルールは知っていてもどんな点でメリットがあるかということまでは意外と知らないかもしれません。今まで興味のなかった方もどんな面でプラス効果があるのかを知ることで興味がわくかもしれません。大人も子ども楽しめる将棋・囲碁について調べました。将棋も囲碁も長い歴史のある伝統文化将棋の起源は古代インドと考えられており、日本に伝わったのは中国を経由して6世紀頃と言われています。が、諸説ありはっきりとしたことは分かっていません。しかし最古の駒として平安時代のものが発掘されており、日本でも長い歴史があることは確かなようです。盤上は9×9マスで8種類の駒を操り、王将を取られたら負けとなります。日本の将棋人口は1,200万人以上と言われています。一方囲碁は、約4千年前に中国が発祥と言われています。日本には奈良時代に伝わったと言われていますが、平安時代になると貴族の遊びとして親しまれました。一般的な基盤は、縦横に19本ずつ線が引かれた「19路盤」と呼ばれるものです。黒と白の二色の石を、盤上の縦線と横線が交差した場所に交互に置いていきます。場所を取ったり相手の石を取ったりして、最終的に相手より多くの陣地を作った方が勝ちとなります。将棋・囲碁に共通するメリットとは将棋や囲碁を学ぶことで得られる力・メリットとはどんなものでしょうか。(1) 先読み力例えば将棋において「何手先を読めるか?」ということが言われます。プロ棋士などは、文字通り数百・千も先の手を読みながら対局しています。しかしそれだけではなく、先を読む力の神髄は「有力なアイデアを読む力」「それに対する相手の差し手を推測する力」なのです。先を読むことで、アイデア力・推測力が向上します。(2) 負けて成長できる勝負事なので、負ける対局に当たることも出てきます。その時なぜ負けてしまったのか、次はどうすれば負けないのかを振り返り勉強することで成長できます。負けを知ることは、負けた側の気持ちも理解できるようになるので、相手を思いやる優しい心を育てます。(3) 集中力静かに真剣に対局に取り組むことは集中力を養うのに効果的です。さらに対局中の戦略を練ることや、教室での講義を聞く時間などの繰り返しは集中力を向上させます。(4) コミュニケーション力将棋や囲碁は世界中で競技されていることから、国際的なコミュニケーションの手助けとなります。言葉が通じなくてもコミュニケーションが取れる点は、スポーツとも似ています。年代も幅広い為、普段話す機会のない年配の人などと話すことが人間的成長につながります。また、対局中に相手の意図を読む必要があるため、人の気持ちを考えられるようになることが期待されます。(5) 礼儀将棋や囲碁の教室の多くが、挨拶や敬語を大切にしており礼儀作法を重視しています。礼に始まり礼で終わる習慣により、礼儀が身につくことが期待できます。将棋か囲碁か似ているように感じる将棋と囲碁ですが、伸ばせる力は若干異なります。(1) 将棋は負けず嫌いな子に向いている?まず将棋は王を取り合うゲームです。様々な戦法があるため、どの戦法で戦うかという駆け引きを楽しみながら論理的思考を司る脳の部位や働きを活性化させます。王を取られたら終わりなので、負けず嫌いな子に向いています。駒には種類がありそれぞれが特徴的な動きをするので、動き方で試合を大きく変えることができるのが魅力です。1手が大きく状況を変えることもあるため、いきなり逆転できるという可能性があります。途中であきらめなければ逆転勝利をつかむことが出来る可能性のあるゲームであり、諦めない心を育むことが出来ます。(2) 囲碁は美的感覚が鋭い人に向いている?一方、囲碁は盤面全体を使った陣取りゲームです。広い盤面で自由に打ち合うので新たな発想を見出す創造力が刺激されます。対局中は常に盤面全体を見渡すことで空間認知能力が養われ、最終的な盤面がどうなるかを想像することで判断力が身につきます。何もない盤面に石を置いていく囲碁は、美的感覚が鋭い人に向いておりそういった力を伸ばす面もあります。「将棋にはまったけど囲碁ははまらなかった」またはその逆、という人も多くいます。より子どもの能力を伸ばせる方を選ぶと良いでしょう。しかし前述したように、両方に共通するメリットもたくさんあります。教室などに通う前に、まずは自宅で遊びとして両方覚えることがオススメです。その上で子どもが興味を持ったら、教室に通うなどを検討してもいいでしょう。筆者の小1の息子は、友人が将棋を指すことから少し興味を持ち、将棋が出来るゲームボードを欲しがりました。学童でも定期的に近所の高齢者を迎えた将棋塾が開催され、まだ参加したことはありませんが将棋と触れ合う機会があります。私自身将棋のルールは分かりますが囲碁は関わったことがありません。しかし購入したゲームボードは囲碁など数多くのゲームが遊べるタイプのものなので、これを機会に親子で囲碁にも触れてみたいと感じています。ブームになっているから、ということではありませんが、こういう時期だからこそ触れ合う機会も増えるかもしれません。今までやったことのないという方も、是非親子で楽しんで取り組んでみてはいかがでしょうか?
2019年03月08日0歳から活躍モダンに、でもきちんと伝統行事を伝えたい小黒三郎作のおひな様年を重ねたからなのか、子を授かったからなのか。昔より、日本の伝統行事や文化への想いが強くなった気がします。伝統行事のひとつといえば、おひな様!女の子ママにとっては、一大イベントですよね。でも、時代とともに住居環境も変わり、昔ながらのおひな様を飾るのは難しいといった現実問題も。そこで、組み木デザイナー小黒三郎作のモダンなおひな様をご紹介。納品まで1年待ちともいわれる人気の品ですが、待つ価値ありです!お雛様だけでなく五月人形もあるので、男の子ママもチェックしてみてください。《 紹介者 》主婦なつこさん4歳の女の子と9カ月の男の子のママ。趣味の洋裁で作った子どもたちの服や幼稚園グッズ、子どもたちとの日々の瞬間を切り取ったインスタ(@_____sn.ii)をアップ。洋裁歴2年とは思えないセンスのいい素敵な作品たちを見ることができます。そのモダンさにひとめ惚れ!長女がまだお腹にいるときから、「ひな人形どうしよう?」と、祖父母も交えて家族みんなで盛り上がっていました。時間があれば、ネット検索をしたり。ただ、昔ながらのひな人形に少し抵抗が……。私自身が小さい頃、和室に飾られたひな人形を見て怖いなと感じた記憶が残っていて。親として、日本の古き良き伝統行事を娘に伝えたいという思いはあるけれど、ピンとくるものに出会えずにいました。そんなとき、たまたまインスタで目にしたのが組み木デザイナーの小黒三郎さんのひな人形でした。かわいい見た目に娘も愛着たっぷり▼公式サイト 遊プラン私の思いが見事にハマったのか、かわいい見た目のおひな様を娘はとても気に入ってくれました。4歳になった今年は、ひとりで飾り付けも楽しんでいました。積み木感覚で飾って、パズル感覚でお片づけをして。その一連の過程を親子で楽しめるのがとても魅力的です。そのおかげか、娘のひな人形への愛着もひとしおで!片づける際は、いつも名残惜しそうにしています。最初、親世代には少しビックリされましたが、今となっては毎年おひな様を待ち遠しそうにしている娘の姿に、このひな人形を選んで良かったねと話しています。マンション住まいの人におすすめデザインに加えコンパクトな点も、このひな人形を選んだ理由のひとつです。マンション住まいで大きなひな壇を飾るスペースがないので、このコンパクトさは本当にいいですね。しかも、ナチュラルなインテリアにも、自然と馴染む柔らかな色合いで。昔ながらのひな人形も色鮮やかでキレイですが、我が家のスタイルにはこの小黒三郎さんのひな人形がぴったりです。娘のときも注文から半年ほど待ったのですが、いまはさらに人気のようです。息子のために、同じシリーズの五月人形を注文した際は、納品まで1年以上かかりました。でも、そこまで待ってでも欲しいと思わせる魅力が、小黒三郎さんの作品にはあると思います。Text:Kyoko Isobe
2019年03月03日タイ山岳民族やタイ北部に根付くストーリー、カルチャーをモダンに伝える タイ北部の黄金三角地帯に住む、モン族、アカ族、カレン族、ラフ族といった山岳民族。そんな彼らによる美しいヴィンテージのシルバージュエリーや、ハンドメイドで丁寧に編み込まれた刺繍テキスタイル、タイ北部の職人が一つひとつ手作りで仕上げる動物モチーフの可愛らしいニッケルアクセサリーなど、彼らの美しい生活様式を感じられるアイテムが集まります。 北タイ職人によるヴィンテージ・テキスタイルをアレンジしたバッグや、買い付けたニッケルキーホルダーにアレンジを加えた、ここでしか手に入らない「333」オリジナルのチャームなどにもご注目。 ヴィンテージシルバーアクセサリーリング各¥8,000(税抜き)〜、バングル各¥8,000(税抜き)〜 ヴィンテージ・テキスタイルをアレンジしたバッグ 各¥8,000(税抜き)〜¥15,000(税抜き) モン族キーホルダー各 ¥1,200(税抜き)〜、モン族ヘアゴム¥800(税抜き) 北タイの職人によるニッケルバレッタ、ピアス 各¥1,200(税抜き)〜 北タイの職人によるニッケルキーホルダーに、モン族のポンポンをつけた333オリジナルアイテム各¥800(税抜き)〜 ヤオ族のベルト(※パーツ1点ずつ販売)各¥3,000 見応えたっぷりなラインナップに心躍ること請け合いです。その土地の文化や温もりを感じられる味わい深いデザインは、大量生産の既製品では見つけられないものばかり。今のファッションにも馴染みやすく、普段使いしやすいので、気負わずに取り入れてみてください。 なおこれらの商品は、店頭はもちろん、オンラインショップでも購入可能です。 【SHOP DATA】333東京都目黒区鷹番 3-18-3TEL:03-6412-8866営業時間:(平日)12:00〜20:00 /(土日祝)11:00〜20:00無休(※併設の「スタンドバインミー」は火曜定休)
2019年01月19日ディオール メゾン(Dior MAISON)より、2019年クルーズコレクションでマリア・グラツィア・キウリによって再解釈された“トワル ドゥ ジュイ”にフィーチャーしたカプセルコレクションが発表された。ノートブック 大(125x180mm 7,000円)、小(100x125mm 5,600円)トワル ドゥ ジュイとは、フランスを代表する伝統的なテキスタイル。1946年、クリスチャン・ディオールは室内装飾家のヴィクトール・グランピエールにモンテーニュ通り30番地のディオール第一号店の内装を依頼。ディオールの親友でもある画家のクリスチャン・べラールのアドバイスを得て、“小間物屋”を意味する「コリフィシェ(Colifichets)」と名付けられたこのブティックの壁を18世紀のモチーフであるトワル ドゥ ジュイで飾った。これを始まりとして、現在に至るまで数々のアーティスティック ディレクターがトワル ドゥ ジュイを再解釈し、独自のモダンな視点を吹き込んでいる。プレート 直径21cm(1万2,500円)マリア・グラツィア・キウリによる今回のコレクションでは、タイムレスで伝統的なテキスタイルに野生動物のライオンやサル、ヘビといったモチーフがプレートやテーブルクロス、ノートブック等に描かれ、ブルーやレッドの“トワル ドゥ ジュイ”が家の中を明るく彩る。取り扱い店舗は、銀座のハウス オブ ディオール ギンザとなっている。
2019年01月09日タイメックス(TIMEX)とビームス(BEAMS)のコラボレーションによる、ミッキーマウス生誕90周年限定ウォッチが登場。ベースとなったのはタイメックスの名作"オリジナルキャンパー"を改良した人気のアルミニウムケースモデル「MK1」だ。ベルトには、トラッドな配色の定番ナイロンベルトを採用している。文字盤には1930年代のミッキーマウスをイメージし、レトロでクラシックな瞳“パイカットアイ”を模したキャラクターデザインを起用。ミッキーマウスの両腕が長針・短針として時を刻む。ミッキーマウスの手足の細さや体のフォルムは、10年前の生誕80周年の際に発売したタイメックス×ビームスのモデルをリデザインした。クラシカルなムードと遊び心を兼ね備えた腕時計は、ギフトにもぴったりの1品だ。【詳細】タイメックス×ビームス アナログウォッチ※発売中価格:10,000円+税カラー展開:ホワイト、ブラックケースサイズ:幅36mm、厚さ10mm、ラグ幅18mm【問い合わせ先】ビームス 原宿TEL:03-3470-3947
2018年12月24日タイの屋台のような雰囲気でシェフとおしゃべり福岡・天神にあるタイ屋台居酒屋「ガムランディー」は、木をベースとしたノスタルジックな雰囲気を感じられる外観。窓に描かれたキャラクターがかわいい笑顔で迎えてくれます。店内は、おしゃれな内装で落ち着いた雰囲気。カウンター席も用意されているので、女性一人でも気兼ねなく料理を楽しむことができます。ところどころに展示された雑貨は、本当のタイに訪れたよう。カウンター席で、タイ人のシェフとのおしゃべりを楽しみながら食事をするのもおすすめです。どんなシチュエーションでも丁度よく楽しめる!創業以来、19年以上人々に愛されているタイ屋台居酒屋。店名にもなっている「ガムランディー」とは、丁度いいという意味です。飲み会利用でも、お一人様でも、名前の通り「丁度いい」感じに楽しむことができます。一人でも食事を楽しめるカウンター席の他に、テーブル席や隠れ家気分を味わえる半個室などもあり女子会やデートにもおすすめ。タイの屋台を再現したような賑やかなテーブル席や30名収容可能な座敷席などもあり、どんなシチュエーションでも楽しめます。エスニックな酸味が癖になる「プラー・ヌン・マナオ」。糸島の船越漁港で水揚げされた、新鮮な白身魚をレモン蒸しにしました。甘酸っぱく、タイ料理らしい辛さも感じられる自慢の一品です。「プラー・ヌン・マナオ」の上にのったパクチーをはじめ、お店で使用する野菜やハーブは糸島で自家栽培するこだわりよう。無・低農薬で安心して食べることができます。食事だけじゃない! 他にもあるお店のこだわりお店では、この他にもその季節に合ったシーズンメニューや日替わりメニューも用意。もちろん、どのメニューも食材にはとことんこだわっています。タイならではの食材やおしゃれな雑貨の販売もあり、お昼にはお店の手作りのお弁当をテイクアウトしてゆっくりと楽しむことも可能です。食事だけでなく、ドリンクにもこだわりを持っており、タイ産のビールやワインなども取り揃えています。タイ・セレクト認定店としての誇りを持ったお店タイ政府商務省が認定したレストランのみが与えられる「タイ・セレクト」認定店。「ガムランディー」は、さまざまな厳しい条件をクリアした本物のタイ料理専門店です。タイ料理の経験豊富なシェフがおり、本格的なタイ調味料を使用していることなどのほか、サービスや雰囲気なども大切にしているお店のみが与えられる称号です。食材も新鮮で安全な物を使い、食べに来た人が本格的なタイ料理を気持ちよくいただけることをコンセプトとしています。タイ料理専門店「ガムランディー」は、福岡市地下鉄空港線、または西鉄福岡「天神駅」南口より徒歩10分。タイ国政府公認のタイ料理専門店で、食材にこだわったおいしいタイ料理を味わってみませんか。スポット情報スポット名:ガムランディー住所:福岡県福岡市中央区大名1-1-20南風ビル地下1F電話番号:092-716-5554
2018年11月26日写真提供:タイ国政府観光庁毎年陰暦の12月、満月の夜にタイ各地で行われる灯篭流しのお祭り「ロイクラトン」。ろうそくや花で飾られた灯篭が、川に流され、月の光と水面に反射する光景は、美しく幻想的。このお祭り発祥の地、スコータイで開催される最大級のロイクラトン「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル 2018」は、2018年11月18日~11月22日に開催。 ロイクラトン発祥の地スコータイ写真提供:タイ国政府観光庁「ロイクラトン」は、13世紀スコータイ王朝時代に王妃がバナナの葉で蓮の花をかたどったクラトン(灯篭)を川に流し、川から受ける恩恵に対して日頃の感謝を表したのが始まりと言われる。写真提供:タイ国政府観光庁バンコクから北に440メートル、美しい遺跡を残す古都スコータイは、このお祭りの発祥の地。「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」は、タイ各地で行われるロイクラトンの中でも最大級の規模を誇る盛大なフェスティバルだ。尚、タイの文化芸術の礎になったと言われるスコータイの数々の遺跡は、東南アジアで最も価値のある史跡の一つとしてユネスコ世界遺産にも登録されている。 息をのむほど幻想的で美しいお祭り写真提供:タイ国政府観光庁「スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル」は、美しい遺跡を有する「スコータイ歴史公園」にて執り行われる。お祭りの始まりは早朝から。厳かな托鉢の儀式を終えると、パレードやコンテスト、パフォーマンスなどが賑やかに行われる。日も暮れ、満月が輝くと、月の光と灯篭の灯りが水面に煌めく幻想的な世界が。スコータイ王朝の歴史を描く光と音の歴史劇も見逃せない。写真提供:タイ国政府観光庁写真提供:タイ国政府観光庁スコータイへは、スワンナプーム国際空港から直行便で1時間20分。世界中から注目される美しいお祭りにぜひ参加してみては?[thumbnail_link id="68867"][thumbnail_link id="43754"]
2018年11月06日舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」が9月5日(水)に開幕する。ヒロインを演じる柏木ひなた (私立恵比寿中学)に話を聞いた。舞台「タイヨウのうた~Midnight Sun~」チケット情報2006年に公開された映画『タイヨウのうた』の初めての舞台化。上演台本はモトイキシゲキ、演出は佐藤幹夫が手掛ける。映画と同年にドラマ版が放送されたほか、今年5月にはハリウッド版映画『ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた』も公開された人気作。主人公・藤代孝治をふぉ~ゆ~の辰巳雄大が演じ、柏木は太陽の光にあたることができない色素性乾皮症を抱えるヒロイン・雨音薫を演じる。昨年は朗読劇で舞台に立ち、ストレートプレイでのヒロイン役は初めての経験となる柏木。「稽古初日はガッチガチに固まっていたのですが、顔合わせのときからいい雰囲気で、楽しい感じで始まれたのでよかったです。初めてだからこそいろんな経験を楽しめたらいいなと思います」と笑顔を見せる。自身が演じる雨宮薫は、病気を抱え昼間は外に出られないが、ギターと歌が大好きな女性。夜に公園で歌っているときに辰巳演じる孝治と出会い恋をする。「恋愛ものですが、ほかにも家族だったり友人だったり、人の大切さというのがすごくわかる作品だなと思っています。舞台ではドラマや映画とも違う部分もあったりするので、自分にしかできない雨音薫ができれば一番いいかなと思います」。相手役の辰巳の印象は「年齢的には10歳以上違うのですが、『困ったときは何でも聞いてね』と言ってくれて。お兄ちゃんのようなやさしい方です!」自身の役柄について「薫ちゃんはいつ自分が死んじゃうかもわからないから、この生きられる時間を楽しもうとしていて。きっと心折れそうなときもあったけど、逆に病気があったからこそたくさん強くなれてるんだろうなということをすごく感じました」。そこに共感できるかを尋ねると、2015年に突発性難聴が発症したときのことを振り返り「そのときに感じた気持ちと重なる部分はあります。私も病気になって強くなれた気がしているので」歌のシーンでは5曲ほど歌う予定。「薫ちゃんは太陽の光を浴びられない病気の子で、孝治さんから太陽を感じることや、夜の切ない感じ、悲しさも歌で表現していると思います」。その歌唱については「歌が好きなのですごく嬉しいです。でも、物語のなかで歌うことは、やっぱりいつもとは違っていて。私はエビ中では太い声で声を張っていることが多いので、発声の仕方からまったく違います。今、稽古で新しい自分が見えて、自分でもおもしろいなと思っています」公演は9月5日(水)から9日(日)まで東京・なかのZERO 大ホール、10月13(土)・14日(日)に大阪・NHK大阪ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年08月21日チョークアートが壁一面に描かれたおしゃれな店内東京・三軒茶屋にある「タイ料理バル puan(プアン)」は、本格的なタイ料理と、まだ日本では珍しいタイワインやタイのお酒を楽しめるお店。象が3匹仲良く空を見上げているようなかわいい絵が描かれた扉を開けて階段を登り2Fに上がると、精巧な木彫りのレリーフがお出迎え。築60年の古民家を改装した店内はモダンでおしゃれな雰囲気。オーナーのこだわりで、タイの民芸品の手彫りの彫刻やアンティークインテリアを店内に取り入れ、黒板にはタイのさまざまな料理文化が記載されています。女性1人でも立ち寄りやすい雰囲気です。プアンでの楽しいひとときが、友情を深める開業は2015年。店名の「puan」とは、タイ語で友人・仲間という意味。遠くから訪れた古き友人を温かくもてなすような、笑顔あふれるお店にしたいというオーナーの思いが込められています。パクチーサラダ・パクチーモヒートなど、パクチー好きにはたまらないパクチー押しメニューも豊富です。辛い食べ物やパクチーが苦手な人には調整してもらえるので、友人との食事会も気軽に開けます。食物繊維やビタミンなど美容成分たっぷり「ソムタム」「ソムタム」はスパイシーな青パパイヤのサラダ。クロックというすり鉢とサークという木の棒で青パパイヤと調味料を叩いて作る、タイ人女性に人気のスパイシーでヘルシーなタイ屋台料理。食物繊維やビタミンA・Cが豊富です。タイ料理の味覚の4大要素である、甘い・酸っぱい・辛い・しょっぱいが調和した状態で味わえます。定番タイ屋台料理、タイ風焼きそば 「パッタイ」女性に大人気のタイ風焼きそば「パッタイ」。米粉で作った麺(センレック)を鶏肉・海老・厚揚げ・もやしなどの具材と共に炒め、ナンプラー・砂糖・タマリンド果汁等で味付けした、酸味と甘みが絡み合う一品。熱々のうちに、レモンを絞っていただきます。プリプリの海老とシャキシャキもやし、カリカリのピーナッツが絶妙です。気軽に本格タイ料理とタイのお酒を楽しめるお店種類豊富な本格タイ料理をランチタイムであれば1,000円程度で味わえ、日本人好みの味に仕上げてくれる、嬉しいお店。カニのふわふわ卵とじカレー炒め「プーニムパッポンカリー」も人気です。夜は、タイワインやタイビール、パクチーカクテルなどの豊富なお酒で、パーティーや宴会が盛り上がること、間違いなし! 宅配や持ち帰りにも対応しています。「タイ料理バル プアン」は東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩6分の距離にあります。北口Aを出て右へ。茶沢通り沿いの右側、サンクスの隣です。1Fに入口があり、階段を登って2Fのお店に上がります。「タイ料理バル プアン」で大切な方と、タイ気分を味わってみませんか?スポット情報スポット名:本格タイ料理バル プアン住所:東京都世田谷区太子堂2-23-5電話番号:03-6453-4607
2018年07月26日京都の木屋町にある「タイ料理 佛沙羅館(ブッサラカン)」。築90年の趣あふれる京町家の店内では、タイの国立機関が認めた本場の宮廷料理(トムヤムクン、ポーピアなど)を堪能できます。夏になると川床の席も設けられ、穏やかな風を感じながら絶品料理をいただけます。のんびりとした時間に身を任せてみてはいかがでしょうか。京都で本格タイ料理を堪能「タイ料理 佛沙羅館」京都・木屋町にお店を構える「タイ料理 佛沙羅館」。タイの魅力に惹かれた店主が1990年にオープンしました。店名はタイ語の“ブッサラカム”に由来しており、“イエローサファイヤ”という意味だそう。店内には黄色のモチーフや仏像が配されています。まろやかな味わいの宮廷料理を提供しており、エスニックだけれど京都らしい雰囲気に訪れる人が絶えない人気店です。「タイ料理 佛沙羅館」のおすすめメニュー「トムヤムクン」タイから直輸入したスパイスをつかったこだわりの「トムヤムクン」。生のハーブもたっぷり使い、大きなエビがのっかります。まるでタイに旅行に来ているかのような気分を味わえる本格料理です。「ポーピア」野菜の食感を楽しめる生春巻き「ポーピア」は、甘酸っぱいソースをつけていただいてください。女性に嬉しいヘルシー料理は、カロリーが気になる人も安心して食べられます。「レッドカレーの炒めもの」タイの人気料理レッドカレーとココナッツを絡めて炒めた料理は、ほんのりスパイシーです。素材の旨みを損なわないピリッとした辛さは、お酒との相性もぴったり。ぜひタイビールと一緒に味わってみてください。京都でであうタイ「タイ料理 佛沙羅館」「タイ料理 沸沙羅館」の建物は昭和初期に建てられた京町家で、昔はお茶屋さんだったそう。京らしい趣のある雰囲気に包まれます。夏になると“川床”の席が設けられ、おだやかな風を感じながらのんびりとした時を過ごせます。和とタイのエスニックが見事にマッチした空間を楽しんではいかがでしょうか?「タイ料理 佛沙羅館」はタイの国立機関が認めたお店タイの国立食品研究所である「NFI(National Food Institute)」により、2009年「The Pride of Thailand」を受賞しました。本場のタイ料理を味わえるレストランに贈られる称号を受け取った「タイ料理 佛沙羅館」は、自他ともに認める本格的なタイ料理を体験できます。「タイ料理 佛沙羅館」を訪れるなら特典をチェックルトロン会員限定で利用できる嬉しい特典があります。ランチでは“タイのアイスティー”、ディナーでは“チューハイまたはカクテルを1杯”をいただけます。公開から1か月間だけなので、この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?「タイ料理 佛沙羅館」で京旅行とタイ旅行を楽しんで地元の方が京都以外の方を誘ったり、京都らしいお店へ行きたい方に人気の「タイ料理 佛沙羅館」。京旅行とタイ旅行、両方の国を訪れているような不思議な体験ができることでしょう。「タイ料理 佛沙羅館」でしか過ごせない時間を満喫してくださいね。スポット情報スポット名:タイ料理 佛沙羅館住所:京都府京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町173-1電話番号:075-361-4535
2018年07月06日伝統を感じる京町家をスタイリッシュに改装京都・下京区にある「ロビンソン鳥丸」お店の外観は、伝統的な京町家。そのドアをくぐると、和の雰囲気を残しつつ、シャンデリアなどの洋風エッセンスが加えられた、斬新でおしゃれな空間が広がっています。ダークトーンのインテリアからはノスタルジックな雰囲気も感じられ、どこかホッとする雰囲気も感じるお店です。この独特の空間で、ランチからディナーまでを楽しめます。京町屋で本格イタリアンを楽しもう!築120年という長い歴史を持った京町家を改装し、誕生したお店。オリジナリティあふれるおしゃれな空間でいただけるのは、本格イタリアン。自慢のパンやパスタなど、存分にイタリアンが楽しめます。ランチメニューやコースメニューなど、シーンに合わせた多彩なメニューもこの店の大きな特徴。広々した空間なので、パーティーなどでも利用できます。イチ押しメニューは「鮮魚と彩り野菜のカルパッチョ」カラフルに盛りつけられた「鮮魚と彩り野菜のカルパッチョ」は、その日に獲れた魚の中で、一番いいものを厳選して仕入れているため、日によって内容が違うこだわりの一皿。シンプルな料理だからこそ、素材選びにもこだわっています。新鮮な食感と味わいを堪能できるイチ押しメニューで、訪れるたびに注文しても飽きのこない逸品。彩りも豊かなので、女子会にもおすすめです。こだわりの人気メニューは「本日のおすすめパスタ」こちらもカルパッチョ同様、日ごとに内容が変わる「本日のおすすめパスタ」。パン職人が焼き上げたこだわりの焼き立てパンとマッチングするように作られています。パスタの豊潤な香りを楽しみながら、焼き立てパンとのコラボレーションも楽しめる一品です。2種のパスタから好きな方をチョイスできるプランもあるので、気分に合わせて選んでみてください。大人女子必見! 和と洋を感じる「ロビンソン鳥丸」和の雰囲気と洋風の雰囲気を併せ持ったオリジナルの雰囲気は、特に大人の女子の心をくすぐります。そんなおしゃれな空間でいただけるのは、こだわりの素材で作ったイタリアン料理。メニューの種類も豊富で、女子会におすすめのコースや、お得に楽しめるランチなどがあります。おしゃれな空間とおいしい料理が楽しめる、贅沢なお店です。OsakaMetro烏丸線「四条駅」を下車後、6番出口から徒歩2分ほどの場所にあります。広々したおしゃれ空間でイタリアンを堪能したくなったら、ぜひ「ロビンソン鳥丸」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:ロビンソン 烏丸住所:京都府京都市下京区仏光寺通烏丸西入ル釘隠町238-240電話番号:075-353-9707
2018年05月31日道頓堀川沿いにある本場の香りと空気感が漂うお店大阪・なんば「クンテープ 道頓堀本店」は、異国情緒漂う入り口が目印。扉と置物がタイらしい雰囲気のお店です。「クンテープ タイ料理とタイスキのお店」の看板が目立ちます。60名ほど入る広い店内はテーブル席や半個室などに分かれ、タイの雰囲気を大切にしたエキゾチックな空間。4月~10月まではテラス席も登場します。タイ食材の販売コーナーもあるので、食材を買って帰ることもでき、エスニック好きにはたまりません。大阪で愛されている老舗のタイ料理レストラン1992年にオープンしたこの店は、大阪のタイ料理レストランでも老舗の存在。店名の「クンテープ」は、タイの首都であるバンコクを意味しています。タイ料理は辛いと思っている人が多いかもしれませんが、実はタイ料理の半分は辛くないそう。タイ料理は苦手というイメージを持つ人もなじみやすい味のメニューを豊富に取り揃えています。タイの国民食!タイ式焼きそば「パッドタイ」タイ式焼きそば「パッドタイ」は、米粉ヌードルを使った焼きそばで、タイで親しまれている国民食のひとつ。クセがない味は、日本人にも好まれる味わいです。エビやもやしなどのさまざまな具材と一緒に焼き上げ、レモンを絞っていただきます。食感のアクセントにもなっているピーナッツの香ばしさが広がり、レモンの酸味が味を引き立てる逸品です。青いパパイヤのサラダ「ソムタム」は女性に人気女性に人気のメニュー、青いパパイヤのサラダ「ソムタム」。タイを代表する料理としても親しまれ、タイ人も大好きなサラダです。ソムは「酸っぱい」、タムは「突く」という意味で、千切りのパパイヤを鉢に入れて棒で叩く仕上げの工程からきています。豊富な栄養を持つ青パパイヤとプチトマトの色合いも美しい一皿。さわやかな酸味とほどよい甘みがやみつきになり、箸も進みます。タイ料理のイメージが変わる! 一度食べたらハマる味タイ人シェフが調理する本格タイ料理が人気のお店です。タイ国政府認定レストランとして、メディアでも多く取り上げられています。お昼は約20種類の本格タイ料理が食べ放題のランチバイキングにも注目。タイの定番料理から、珍しい現地料理まで豊富なメニューを提供しています。「タイ料理は辛い」とのイメージを覆し、一度食べたらハマり、再び恋しくなる味わいが楽しめます。「クンテープ」は、OsakaMetro各線「なんば駅」の14番出口から道頓堀筋に入り徒歩約3分とアクセスが良い場所にあります。ハワイアンカフェのとなりに見えてくる看板が目印です。タイ国政府認定の本格タイ料理レストランで本場の味に舌鼓を打ってみませんか?スポット情報スポット名:クンテープ 道頓堀本店住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-14 平松扇屋ビルB1電話番号:06-4708-0088
2018年05月28日色々な種類の席でゆったりとタイ料理を楽しめるお店通りに面した場所にあり、ウッディなテイストを基調とした落ち着いた外観のお店が「SOI MARUYAMA(ソイ マルヤマ)」です。内装も外観と同じく、木の温もりを大切にした雰囲気のこのお店。カウンターやテーブル席の他に個室も用意されているので、落ち着いた空間の中ゆったりと自慢のタイ料理を楽しむことができます。また、テラス席もあるので、気候の良い時期には外を眺めながら過ごすことも可能。北海道の豊かな食材で作られる本格的タイ料理店名にあるソイとは、タイ語で「小道」を意味する言葉。脇道にあるような、寄り道をしてもらえるお店を作りたい、そんなシェフの想いが店名に込められています。本格的なタイ料理を北海道の豊かな食材で提供したいということでスタートしました。この店ならではのタイ料理を思う存分楽しむことができるお店となっています。「SOI MARUYAMA」自慢のメニューの数々パクチー好きも納得の味「白身魚のカルパッチョ」は、旬の北海道産魚を季節に合わせて厳選しています。たっぷりのパクチーと共に提供されるため、パクチー好きにはたまらない一品。「トムヤムクン」ももちろん、お店の人気メニュー。甘い、辛い、すっぱいの独特なハーモニーが、一度食べたら病みつきになります。締めに食べたいタイ料理の代表「ガイパットガパオ」タイ料理の代表格と言えば「ガイパットガパオ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ガパオとひき肉、そして半熟卵を豪快に混ぜていただきます。お腹がいっぱい、そんな時にも最後の締めのメニューとして食べたくなってしまいます。「SOI MARUYAMA」ではワインや焼酎などのドリンクメニューも充実しているのも嬉しいポイントです。本格的タイ料理と美味しいお酒を思う存分堪能してください。辛いのが苦手な人でも! 辛さ調節や好き嫌いにも対応タイ料理は辛い、そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。「SOI MARUYAMA」では、メニューの辛さ調節やパクチーの有無など、お客さんの好き嫌いにも気軽に対応してくれます。野菜たっぷりでデトックス効果もあるタイ料理は、アンチエイジングや美容など、嬉しい効果が期待できるのも嬉しいポイントです。ぜひ本格的タイ料理を味わってみてください。「SOI MARUYAMA」は、地下鉄東北線「円山公園駅」から歩いて3分の場所にあります。北海道ならではの本格的タイ料理は旅行のグルメのひとつとしてもおすすめです。ぜひ足を運んではいかがでしょうか。スポット情報スポット名:Hokkaido Thai Cuisine SOI MARUYAMA住所:北海道札幌市中央区南2条西24-2-1 裏参道24ビル 1F電話番号:011-213-8889
2018年05月04日タイ政府認定「タイ・セレクト」が保証する確かな味心斎橋駅からほど近い場所にある「TAWAN・THAI(タワン・タイ)」は、こぢんまりとしたレストランタイ料理レストラン。タイ商務省が認定した「タイ・セレクト」を看板に掲げ、本場の味をしっかりと再現して提供しています。この「タイ・セレクト」は、タイ本国の食材や調味料を使い、味もサービスも忠実に現地らしさを保持している店にしか与えられないもの。とはいえ、「TAWAN・THAI(タワン・タイ)」ではタイ料理初心者にも気軽に利用してもらえるよう、全メニューに写真と説明を加えています。これなら、初挑戦の料理にも食指が動きそうです。辛いだけではない、味の奥深さを堪能してほしい「タイ料理は辛い!」というイメージが先行しがちですが、本来の姿はもっと奥深いもの。「タワン・タイ」では、絶妙な辛さに絡み合う甘さ・酸味・ハーブの風味を大切にしています。最も人気のメニュー上位3品は、「パッタイ(タイ式焼きビーフン)(税抜 1,000円)」、「トムヤムクン(海老のスープ)(税抜 980円)」、「ヤムウンセン(春雨サラダ)(税抜 1,080円)」と、やはりスタンダードなもの。いずれもタイ人シェフがコクやうま味、手作りの調味料などにこだわり、「現地よりももっと美味しい味」を目指して作っています。最小限の具でシンプル勝負!お約束の焼きビーフン辛さのハードルも低く、日本でもおなじみのタイ料理として定着してきている「パッタイ(タイ式焼きビーフン)」。主役のビーフンを引き立てるかのように、最小限の具でごくシンプルに仕上げています。味への自信のほどが伺えますが、その秘密は、自家製ソースにあるそうです。甘すぎないほどよい味つけで、開店以来の人気メニューとなっています。ビールが進む!ハーブと肉の脂がコラボする田舎サラダタイ料理の基本をおさえたら、少し珍しい田舎料理にもトライしてみてはいかがですか?「コームーヤーンナムトック(豚肉イサーンサラダ)」は、豚のあぶり焼きと生野菜の辛いサラダです。これはタイ東北部・イサーン地方の有名料理。辛く、甘酸っぱく、ハーブの香りがドーンと鼻腔を刺激して、奥深い味わいになっています。口の中でハーブとグリルした肉の脂が絡んで、ビールがどんどん進むことでしょう。珍しいタイ産ワインを、食事のお供にいかが?お酒にピッタリなメニューが多数の「タワン・タイ」。珍しいタイ産のワインは6種類、その他のワインも8種類取り揃えています。日本ではなかなかお目にかかれないので、ぜひ、タイ料理とのマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか?OsakaMetro長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」または「長堀橋駅」より徒歩7~8分です。本場の味を知りたいタイ料理初心者も、さらに奥深い世界を開拓したいタイ料理ファンも、きっと満足のいく一皿に出逢えることでしょう。スポット情報スポット名:TAWAN・THAI住所:大阪府大阪市中央区南船場2-6-21 グラン・ビルド心斎橋1F電話番号:06-6263-9900
2018年05月02日個性的なタイテイストと国産食材へのこだわり存在感たっぷりのタイ雑貨が飾られたアジアンテイストな玄関口が「マニータイ」の目印。店内も、まるで本当にタイにいるかのような独特の世界観を感じることができます。2000年の創業以来、本場と同じタイ料理を札幌の人々に楽しんでもらいたいという想いで続けてきた「マニータイ」。タイ直伝のレシピはもちろん、使用する食材にも店主のこだわりが詰まっています。本場の味を追及するだけではなく、日本の四季折々の新鮮食材を使用することにもこだわったメニューの数々。リピーターも多いお店ですが、来るたびに違った感動が味わえると人気のお店。シャキシャキ食感がクセになる「空心菜の辛み炒め」シャキシャキとした食感と、おいしそうな見た目が人気の「空心菜の辛み炒め」。北海道産の新鮮な空心菜にこだわった、定番メニューです。噛めば噛むほど口の中に広がる辛さが、やみつきになる一品。酒の肴として、タイのシンハービールやチャンビールと一緒に頼むのもおすすめ! 辛すぎるのが心配な人は、辛さも調節してもらえます。ハーブと唐辛子が効いた本格的な「ガパオライス」タイ料理として日本でもよく知られている「ガパオライス」も、このお店で頼めば本場のおいしさを堪能できます。タイ産の唐辛子からくる辛さは、タイの料理店で提供されている本物の辛さ。炒める際に加えるハーブも爽やか。辛さを和らげたいときは、ライスの上にのせられたトロトロの半熟卵と一緒に。ビビンバの具として混ぜてもおいしい人気メニューです。辛味が苦手でも食べられるタイ風焼きそば「パッタイ」たっぷりのもやしと大きな海老、平たいタイ米麺を使用したタイ風焼きそばです。比較的辛さを抑えた味で、辛すぎるタイ料理は苦手という人でも安心して頼めます。香ばしいナッツの香りや、タイでは定番のフルーツ、タマリンドの爽やかな酸味もいいアクセント。多すぎない量も女性には食べやすくちょうど良いボリューム。全国各地の新鮮食材がタイの味に生まれ変わるタイ出身のシェフによる本格的なタイのレシピに、日本の大地で育まれた食材を使うことにこだわったマニータイの料理。地元北海道から沖縄まで全国各地の契約農家から直送された新鮮食材で作りだされるメニューは、どれも格別なおいしさです。店の前のボードに記載された季節限定、数量限定のメニューも、来店した人に驚きと感動を与えてくれます。辛さが苦手な人にとって、タイ料理はためらわれるジャンルともいえますが、お店のメニューには辛さの表示があるため、辛い料理が苦手でも安心。地下鉄南北線すすきの駅から徒歩3分、札幌市電狸小路駅からは約190メートルの距離になります。ビルの地下1階にあるお店のため、お見逃しなく。札幌にいることを忘れてしまいそうな、「マニータイ」の本場の味と雰囲気をぜひ味わってみてください!スポット情報スポット名:タイ国料理 マニータイ住所:北海道札幌市中央区南三条西5-14 三条美松ビル B1F電話番号:011-232-5665
2018年05月01日タイ料理をカジュアルにいただく「マンゴツリーカフェ 新宿」は本格タイ料理の味がカジュアルに楽しめるカフェレストランです。66席ある店内は、スタイリッシュで清潔感ある空間です。開放感があり、おひとり様でもデートでも、ちょっとした集まりでも利用できます。タイ本場の味を伝える姉妹店としてオープン1994年に創業した「マンゴツリー」。タイ・バンコクの中心街であるスリウォン通りの裏手に位置しており、約100年前に建てられた歴史を感じるタイの邸宅をリフォームしてオープンしました。「マンゴツリーカフェ」は、2006年に東京・新宿で「マンゴツリー」の姉妹店として日本に進出。お客様が、カジュアルにタイ料理を楽しめられるお店がコンセプトです。王道タイ料理&イサーン地方の伝統の味「空芯菜のタオチオ炒め」は、大豆を原料とした調味料であるタオチオが効いた逸品。タイ料理の定番である野菜炒めです。キッチンには日本人シェフとタイ人スタッフがおり、日本の食材とタイ伝統の調理法を融合させ、本格的なタイ料理を提供。ガパオやパッタイ、トムヤムクンなどの王道タイ料理のほかに、タイの東北部であるイサーン地方の伝統的なタイ料理にも力を入れています。味がはっきりしたタイ料理はヘルシーで女性におすすめ「グリーンパパイヤのサラダ」は、シャキシャキ触感のパパイヤと、甘味の後からくるスパイシーさがやみつきになる一品です。イサーン地方の料理は、甘い・辛い・酸っぱいがはっきりしていることが特徴。唐辛子やライム、ココナッツシュガーなどを使用した独特の風味が、クセになります。また、ハーブや生野菜もたっぷりと味わえるので、女性の方にぴったりの料理です。辛い料理と相性バツグン! タイならではドリンクタイの本格的な味を伝える「マンゴツリーカフェ」。マニア必見の激辛料理や、野菜たっぷりのヘルシーな料理もそろえています。また辛味の強い料理と相性の良いドリンクも豊富にラインナップ。タイビールなど、あまり他では味わえない、タイならではのドリンクを提供しています。15:00~18:00の時間帯は、比較的空いているので、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。新宿駅南口直結「ルミネ新宿 LUMINE1」7Fに位置しています。駅からのアクセスの良さや、眺望がいいロケーションも嬉しいポイントです。肩肘張らずに楽しめるレストランの「マンゴツリーカフェ」。本場の味をあなたも味わってみませんか?スポット情報スポット名:マンゴツリーカフェ新宿住所:東京都新宿区西新宿 1-1-5電話番号:03-6380-2535
2018年05月01日身も心もエキゾチックな気分に浸れるこだわりのお店東京・麻布十番にあるタイ料理屋「サムロータイレストラン本店」は、一目で異国の料理屋だとわかるエキゾチックな外観です。外観はもちろん、店内も朱色に塗られた壁がぱっと目を引きます。タイの暑さと料理にかける情熱を表しているというこの壁とエキゾチックな装飾の数々が、訪れる人をタイの独特の雰囲気に誘います。「サムロー」(三輪車)で気分はタイ旅行!東京・麻布十番の「サムロータイレストラン本店」は2002年8月12日にオープンしました。サムローとはタイ語で三輪車のこと。サムローはタイの人々の昔ながらの移動手段のひとつであり、タイの古都の風物詩。「サムロータイレストラン」はその名の通り、訪れた人をタイに旅行に来たかのような雰囲気と本格タイ料理でもてなしてくれます。やはり外せない! 生春巻き「ポッピアソッド」数ある料理の中でもおすすめしたいのが「ポッピアソッド」です。「ポッピアソッド」とは生春巻きのこと。エビや紫蘇をはじめ、たくさんの具材が詰め込まれた色鮮やかな生春巻きは、2種のソースで供されます。好きなソースをかけたら、やはりここは一口でパクリといただきたいところ。ひとつ頬張れば口いっぱいにさわやかなうまみが広がります。辛いものが苦手な人も食べてほしい「カオパッドプー」タイ料理は辛くて苦手、という人に食べていただきたいのが「カオパッドプー」。辛いものが苦手な人にもおすすめできるかにの炒飯です。食材を鍋に入れて強火で一気に炒められた「カオパッドプー」は、なじみのある中国の炒飯とはまた違ったおいしさがあります。本格的だけど食べやすい、シェフ自慢の一品。タイを全身で楽しむ店「サムロータイレストラン本店」東京・麻布十番の道中に突然現れたタイ。そういった表現がぴったりのお店「サムロータイレストラン本店」。訪れた人みんなをタイ好きにしてしまうような温かさのあるお店です。ランチでもディナーでも、いつでもタイの古民家のような雰囲気のあるお店と本格的なタイ料理がみんなを迎えてくれます。南北線麻布十番駅1番出口から徒歩2分、あるいは大江戸線麻布十番駅7番出口から徒歩5分とアクセス抜群です。タイの雰囲気と本格料理を味わいに足を運んでみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:サムロータイレストラン本店住所:東京都港区麻布十番2-12-9電話番号:03-5484-3388
2018年04月27日タイ東北部・イサーン地方の食文化を代々木で本格タイ料理店「ソムタムダー」は、カジュアルな雰囲気ながらミシュラン一つ星のおいしさを提供する日本初上陸店。 食材そのものの味とピリリと辛さの効いた調味料の数々が絶妙なバランスで絡み合い、香りを嗅いだだけでも食欲をそそられます。タイ東北部・イサーン地方の食文化を代々木で堪能できます!看板メニューは、店名にもなっているイサーン地方の定番サラダ「ソムタム」。食感が小気味いい青パパイヤを唐辛子と酸味がくせになるライムで辛く、そして酸っぱく仕上げています。ほかにも、ハーブが香るエスニックサラダ「ラープ・ナムトック」や、タイ料理の鉄板「トムヤクムン」「ガパオライス」など、豊富なラインナップでお出迎え。スパイシーな調味料が多重構造で旨みを奏でる逸品ばかりを味わえます。一度にタイを味わえるセットメニューランチ限定の「イサーンスペシャルセット」は、イサーン料理を初めて食べる人におすすめ!大人気のイサーン料理「ソムタムタイ」、「サポークガイトートダー」、豚挽き肉のスパイシーハーブサラダ「ラープ」の3品が一度に楽しめる贅沢なランチセットです。タイカレーも食べたい!というカレー好きな方には「ミニソムタムセット」がぴったり!「イサーンスペシャルセット」よりボリュームも控えめなので、女性でもぺろりと完食できます。内容は、スパイシーなグリーンカレーやトムヤムクンといった中部の料理と、看板メニューのソムタム。 タイ料理のメジャーからニッチまで体験できます!文/萩原かおりスポット情報スポット名:ソムタムダー住所:東京都渋谷区代々木1-58-10 松井ビル 1F電話番号:03-3379-5379
2018年03月26日KAAT神奈川芸術劇場の若手舞踊公演「SUGATA」の最終公演が行われる。『二人三番叟』『雙生隅田川』チケット情報中村鷹之資、中村玉太郎ら若手歌舞伎俳優の研鑽の場として、衣裳も化粧もなしの“素踊り”での新作舞踊劇を上演してきたこの企画も、今回が最終回。『二人三番叟』と、勘十郎作・演出・振付『雙生隅田川(ふたごすみだがわ)』を上演する。公演を前に、記者懇親会が開かれ、勘十郎、鷹之資、玉太郎、種之助が出席した。勘十郎は、「今回は“卒業公演”として、新たな課題に取り組んでもらいます。舞踊で『二人三番叟』が踊れるのは一人前の証拠。今後の課題をみつけるためにもしっかりと踊ってもらいます。『雙生隅田川』は三代目市川猿之助さん、今の猿翁さんが復活上演なさった演目で、今回は舞踊劇として上演します。どこの劇場でみたものよりも面白かった、と言われるような舞台を目指したい」と語る。鷹之資は「この3年間、色々な踊りや立ち回り、押し戻し等を経験させていただき、『新説西遊記』シリーズの猪八戒ではお客様に笑っていただく難しさも学びました。資料や先輩方の舞台を拝見して勉強するのとは違い、実際に舞台に出て演じてみないとわからないことは多いので、貴重な経験となりました。三番叟は大変難しい曲ですし、『雙生隅田川』では、今回は初めて早替りにも挑戦させていただきます。瞬時に主従の役柄を演じ分けるという大きな課題に全力で向き合いたいと思います」玉太郎は「『新説西遊記』シリーズでは沙悟浄としてお客様の笑いも誘うという、普段経験できないことをさせていただきました。そして今回は三番叟という大役と、吉田少将行房の家来である小布施主税役。(後者は)侍なので、品もあるようにしたいです。義太夫のところも演技力が問われるので、力を入れて取り組みたいです。このSUGATAのシリーズで、お芝居のことを自発的に考えるようになりました。3年間で学んだことを、いつか本興行で活かせる日がくるとよいなと思います」初参加の種之助は、「大人になる前の時期に出演させていただいたのが、ご宗家演出の『趣向の華』という公演。長い立ち回りや、ちょうど先月やった切腹も、最初に経験させていただいたのがその公演でした。おこがましいようですがその恩返しの気持ちもあり、また僕自身としては、女方にも挑戦させていただくので一緒に勉強する気持ちで臨みます。鯉魚の精は宗家の演出に出来る限り応えたいと思います。お客様に、この公演を観たことを誇りに思ってもらえるような舞台にしたいです」研鑽の場とは言いながら、純粋に楽しめるスペクタクルが展開するのも「SUGATA」の魅力。勘十郎や尾上菊之丞ら名手の踊りも観られるほか、口上や早替り、宙乗りも。白熱の舞台に期待しよう。公演は3月24(土)から27日(火)までKAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオにて。取材・文:高橋彩子
2018年03月14日「日本には、何百年も続いていると思われている伝統がたくさんありますが、それらの多くは、けっこう由緒の“あやしい”ものだったりするんですよ……」 こう教えてくれたのは、『「日本の伝統」の正体』(柏書房)の著者である、放送作家の藤井青銅さん。たしかにここ最近のニュースを振り返ってみても、日本には伝統がたくさんあることがわかる。 たとえば、昨年から連日のようにワイドショーをにぎわせてきた、元横綱・日馬富士の暴行に端を発する一連の騒動。多くのメディアで、“国技”としての相撲の在り方がクローズアップされた。 年明け早々には、100人以上もの新成人が“成人式”に振り袖を着られない事態が発生。さらについ先日には、“恵方巻”の大量廃棄も大きな問題となり、もはや日本では「伝統にあらずばニュースにあらず」といった風情である。 「こうした“伝統”にまつわる事件やトラブルというのは、それが大昔からつづく由緒正しいものだと、多くの人たちが信じているからこそ起きるんです。古くからつづいているものだからいいものに違いない、という思い込みに振り回されてしまうんです」(藤井さん・以下同) 藤井さんによれば、伝統だと思われている行事や習慣の多くは、実は明治期以降に新しく“発明”されたものだという。それでは、こうした日本の伝統はいつ、どのようにつくられ、どのように受け入れられてきたのだろう。藤井さんが解説してくれた。 ■「お歳暮」は単なる「お中元」の便乗商法 百貨店の商魂が生み出した伝統が“お歳暮”。夏の“お中元”は、道教で罪を許す日とされる「中元」の日に、仏教の祖先を供養する「お盆」がくっついたもので、祖先への供物が転じて贈り物の習慣となったそうだが、暮れの“お歳暮”は……。 「お世話になった人へ贈り物をするようになったのは、江戸時代からですが、お歳暮については全然根拠がない。道教にも『歳暮』なんて言葉はなく、単に“年の暮れ”という意味なのですが、なぜかお中元とセットで広がります。“お歳暮”が一般的になったのは、日本で最初の百貨店である三越ができた明治30年代に入ってからですから、その起源は推して知るべしですよね」 ■セブン-イレブンが広めた新顔の伝統「恵方巻」 節分にその年の恵方を向き、巻きずしを丸かぶりするという関西ローカルな風習だった恵方巻が、これだけ全国的に認知されたのは、平成に入ってから。平成元年に、セブン-イレブンの一部店舗で「関西ではこういうことをやっています」と売り出したら、これがウケたという。 「そもそもの由来は大阪・船場の旦那衆の花街遊びだといわれていますが、始まった時期や由来、根拠も諸説バラバラの非常にアバウトな習慣なんです」 そもそも、日本人はミーハーで、新し物好きだと藤井さんは言う。 「それなのに、『その新しいものには実は古い伝統がある』となると、安心してしまうんです(笑)。伝統というのは、正統性を裏付けてくれる便利な言葉。伝統があるというだけで、権威があって、価値があるように感じられるから不思議ですよね」 たしかにお歳暮にせよ、恵方巻にせよ、伝統をうまく活用したビジネスは爆発的な広がりを見せた。 「伝統に従うも従わないも、信じるも信じないも、尊敬するも笑い飛ばすも個人の自由です。季節のイベントとして楽しんだり、和の心を体験することで日本人としてのアイデンティティを再確認するのも悪くはないでしょう。たくさんの伝統があるということは、それだけ日々の生活に彩りが加わり、豊かになることでもあるといえます」 ただし、伝統はひとたび権力と組み合わされると危険な存在にもなりかねない。伝統という言葉を安易にうのみにしていると、「伝統だから従わねばならない」という思考停止に陥る可能性もあると藤井さんは指摘する。 「伝統というだけで『由緒正しい』と妄信するのは危険です。情報過多の時代だからこそ、正しい情報に基づいた『伝統リテラシー』を身につけることが必要でしょう」
2018年03月10日先日、アカデミー賞2部門を受賞した陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に大冒険を描くディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。この度、本作にはメキシコの伝統工芸品“アレブリヘ”からインスパイアされたキャラクターたちがたくさん登場していることが分かった。主人公の少年ミゲルが迷い込んだ死者の国は、ミゲルのご先祖ガイコツたちが楽しく暮らしているほか、独創的な姿をした“アレブリヘ”という不思議な動物たちも住んでいる。大きすぎる耳を持つキツネのような動物や、羽が生えた恐竜のような生物、角が生えたトラみたいな動物など、同じデザインは一匹として存在しない。さらに彼らには不思議な特殊能力があり、芸術家フリーダ・カーロのアレブリヘの猿は、自由に体の色を変え火を吹くことができる。そして特に活躍を見せるのが、雄ヒツジの角、トカゲのような尻尾に鷲の翼と爪、さらに頭と腕はトラという不思議な姿のペピータ。“亡くなった人の魂を死者の国に導く存在”として登場する重要なキャラクターで、ミゲルのひいひいおばあちゃんイメルダに忠実に仕えている勇敢な性格だ。メキシコの伝統工芸品の一種であるこのアレブリヘ。リー・アンクリッチ監督がリサーチのためにメキシコに訪れた際に取り入れたいと思ったそう。キャラクター制作に携わったアロンソ・マルチネスは「アレブリヘはペドロ・リナレスという人物が、熱にうなされたときに見た夢がきっかけだった。彼は夢の中で森の中にいて、翼を持ったロバとか鳥の頭を持った鷲とか、不思議な動物と出会ったんだ。その動物たちが『アレブリヘ!アレブリヘ!』と唱え始めたそうで、目が覚めた彼はその動物たちを紙張子で作り、いまではメキシコの最も有名な民芸品の一つになったんだ」と誕生した歴史を明かしている。またアレブリヘは宗教や神話に出てくる動物ではないため、色々なアーティストたちが自分なりの独創的な個性を取り入れ、ピクサーも世界に一つだけの独特なキャラクターを誕生させた。さらに、エイドリアン・モリーナ共同監督が来日した際、「日本の凧の博物館に興味があるよ。日本の博物館や美術館を見て回りたい。もしかしたら次のアイデアが思いつくかもしれないね」と明かしており、凧やこけし、赤べこなど、日本の伝統工芸品がピクサーのキャラクターになる日がもしかしたら来るのかもしれない。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月10日「日本には、何百年も続いていると思われている伝統がたくさんありますが、それらの多くは、けっこう由緒の“あやしい”ものだったりするんですよ……」 そう教えてくれたのは、『「日本の伝統」の正体』(柏書房)の著者である、放送作家の藤井青銅さん。たしかにここ最近のニュースを振り返ってみても、日本には伝統がたくさんあることがわかる。 たとえば、昨年から連日のようにワイドショーをにぎわせてきた、元横綱・日馬富士の暴行に端を発する一連の騒動。多くのメディアで、“国技”としての相撲の在り方がクローズアップされた。 年明け早々には、100人以上もの新成人が“成人式”に振り袖を着られない事態が発生。さらについ先日には、“恵方巻”の大量廃棄も大きな問題となり、もはや日本では「伝統にあらずばニュースにあらず」といった風情である。 「こうした“伝統”にまつわる事件やトラブルというのは、それが大昔からつづく由緒正しいものだと、多くの人たちが信じているからこそ起きるんです。古くからつづいているものだからいいものに違いない、という思い込みに振り回されてしまうんです」(藤井さん・以下同) 藤井さんによれば、伝統だと思われている行事や習慣の多くは、実は明治期以降に新しく“発明”されたものだという。それでは、こうした日本の伝統はいつ、どのようにつくられ、どのように受け入れられてきたのだろう。藤井さんが解説してくれた。 ■相撲が「国技」なのは、建物が「国技館」だから!? まずは先にも触れた話題の“国技”相撲だが、そもそも日本には法令で「国技」と定められたものはない。 「相撲そのものが太古の昔から存在していることは事実で、『日本書紀』にはすでに『相撲』の文字があります(720年)。しかし、相撲=国技の始まりは、明治42年と、ずいぶん最近のこと。しかも、屋根のある相撲の常設館を建設した際に、その建物を両国“国技館”と命名したことによるんです。つまり、“国技”のための施設だから国技館と呼ぶのではなく、国技館という建物でやっているから“国技”になったわけです」 ■関連する各業界に御利益をもたらした「初詣で」の風習 旧暦でも新暦でも「一年のはじめ」は必ずあり、神社仏閣も古くからある。とすれば、“初詣で”も大昔からあったと思うのは当然だが、現在のように好きな日に好きな寺社にふらっとお参りするスタイルが定着したのは120年ほど前からだという。 「明治時代に入り鉄道の敷設が始まると、気軽に地方の寺社参詣ができるようになりました。そこで、当時の新産業である鉄道会社が考案したのがいまの初詣で。そして、こちらも当時の新産業であった新聞社に『初詣では◯◯へ』と広告を掲載。寺社、鉄道会社、新聞社すべてに商売上のメリットがあり、初詣での習慣が定着していったんですね」 ■「重箱にお節料理を詰める」のは百貨店の販売戦略 節会(祝いの日)の料理としての「お節料理」は奈良時代からあった。いっぽう重箱は室町時代からあったが、一般庶民に広く使われるようになったのは江戸時代から。 「正月のお節料理を重箱に詰めるようになったのは、幕末からですが、完全に定着したのは明治時代になってからのことで、百貨店による販売戦略がきっかけなんですよ。料理をそれっぽくお重に詰めるとなれば、自然と豪華なものになってきますからね。ですから『一の重には口取り、二の重には焼き物……』といったしきたりも、基本的には『売らんかな』のたまものだといえます(笑)」
2018年03月10日