女性の多くが悩まされている、生理やPMSなどによる心身の不調。「若いうちは大丈夫」なんてことはなく、株式会社ツムラが2023年3月に公表した『生理やPMSに関する大学生の不調実態調査』では、不調の自覚症状がある女子大学生1,000人うち、85.7%が生理やPMSの不調を「我慢」していることが明らかになっている。そんな心身の不調を我慢してしまう大学生が、我慢に代わる選択肢を選べる環境づくりをサポートしようと立ち上がったのが、株式会社ツムラ。大学と連携してスタートした「Carellege Action」について、詳しく紹介する。大学生の健やかな毎日をサポート!「Carellege Action」3月16日(木)、同社は「Carellege Action」の取り組みについての説明とトークショーを開催。ゲストに俳優の井桁弘恵さんが登壇し、自身の経験やプロジェクトへの思いを語った。「Carellege Action」は、 CareとCollegeを組み合わせた造語。同社が2021年より取り組んでいる「#OneMoreChoice プロジェクト(※1)」から大学生に向けて、2023年4月よりスタート予定だ。名前の由来について、「『学生にとって身近な大学がいつでも頼れる場所になるように』という思いを込めて付けました」と話すのは、イベントに登壇したツムラ コーポレート・コミュニケーション室 室長の犬飼律子氏。「心身の不調や悩み、健康について気軽に無料で専門家に相談できる仕組みや、自分や周りの人をケアするための知識や情報に触れる機会と場を提供していきたい」と同プロジェクとの意義について語った。「私の学生時代に欲しかった!」井桁さんも取り組みに期待トークセッションでは、「Carellege Action」に対する思いを述べた井桁さん。自身の学生時代を振り返り、「大学1,2年の時は寮にいて、同世代の同性の友人が身近にいたので相談をしていた方だと思います。一歩踏み込んだ話や、病院に行って相談するなどはできていなかったと思います」とコメント。前述の調査結果同様に、学生時代に心身の不調を相談できる場所がなかったことを話した。そのうえで、4月からスタートする「Carellege Action」についてはこのような感想を。「本当に画期的というか、今までなんでなかったの?と思うような素敵な企画だと思います。大学生は体や環境など人生の中で変化の多い時期なので、気軽に質問できる場があるのはありがたいですね。私の大学時代にあったら良かったのに、と思いました」と、今回の取り組みへの共感を示した。「Carellege Action」の具体的な活動内容主な活動内容は大きくわけて2つ予定している。[1]「ヘルスサポート」を提供大学校内など、大学生がアクセスしやすい場所に設置し、医師などの専門家に気軽に心身の不調や体の悩みを相談可能。費用や保険証は不要とハードルが低く、またプライバシーに配慮しているため安心して相談できる。[2]大学生向け #OneMoreChoice 研修を実施隠れ我慢を(※2)なくすための企業や団体向けに開発した研修を、新たに大学生向けにアレンジ。「自分の隠れ我慢タイプ」と「我慢に代わる選択肢」について専門家から学べるのが特徴だ。ライフステージにわたる健康管理と合わせた、自分のライフ・キャリアプランの考え方を学ぶきっかけにしてほしいという狙いがある。創業から100年以上、さまざまな不調に寄り添ってきたツムラ。発足から3年目を迎えた「#OneMoreChoice プロジェクト(※1)」から生まれた「Carellege Action」は大学生の「隠れ我慢」を無くし、学生の段階からヘルスリテラシーを向上させることにつながるだろう。今後の予定や活動報告などは、「#OneMoreChoice プロジェクト(※1)」サイト内の「Carellege Action」ページからチェックしよう!----(※1)ツムラによる持続可能な社会に向けた取り組みのひとつ。「誰もが不調を無理に我慢することなく、心地よく生きられる健やかな社会」を目指して、中長期で取り組むことを宣言している(※2)心身の不調を我慢していつも通りに仕事や家事を行うこと。ツムラが定義【参考】※ツムラ「Carellege Action」
2023年04月07日株式会社ツムラは、大学生が生理やPMSなどの心身の不調を隠れ我慢しない環境づくりを目指す「Carellege Action」(ケアレッジアクション)を4月からスタートすることを発表しました。発表会には俳優の井桁弘恵さんもトークセッションに登壇。自身の大学生時代を振り返り、心身の不調について我慢をしてしまった経験なども語られました。ツムラの「#OneMoreChoice プロジェクト」より誕生ツムラはかねてより、不調を無理に我慢することなく、誰もがいつでも心地よく生きられる社会を目指して「#OneMoreChoice プロジェクト」に取り組んでいます。このなかで生理やPMSの不調がある女子大学生1,000人を対象に調査を行ったところ、女子大学生の85.7%は、生理・PMSの不調を日常的に我慢していることが明らかになりました。さらに、女子大学生の61.8%は、生理やPMSの不調を「誰かに相談したい」と考え、無料で専門的なアドバイスを受けられることを望んでいるそうです。そこで、心身の不調を我慢してしまう大学生が、我慢に代わる選択肢を選べる環境づくりをサポートすることを目標とし、この4月から賛同大学と連携した「Carellege Action(ケアレッジアクション)」をスタートすることにしたそう。Carellege Action(ケアレッジアクション)」とはCarellege Actionは「Care(ケア)」と「College(カレッジ)」を掛け合わせた造語。学生が気軽に専門家に相談できる仕組みや、自分や周りの人をケアするための知識や情報に触れる機会を提供し、学生達自身が健康管理やライフ・キャリアプランについて考え、心身の不調や悩みに対して、我慢に代わる選択肢を取れるよう、大学と連携して環境づくりをサポートしていく取り組みです。「Carellege Actionの取り組みが、広がっていくことを切に願っています。そして、隠れ我慢のない社会に向けて、この取り組みを続けてまいります」と、株式会社ツムラ コーポレート・コミュニケーション室長 犬飼 律子さんがコメントしていました。井桁さんから新生活を始める大学生へ井桁さんも大学入学と共に上京し、寮生活を行ってきた経験があるそう。実態調査と同じように、心身の不調があった際に相談する相手に困った経験がある一人で、「大学生は体や環境など人生の中で変化の多い時期なので、気軽に質問できる場があるのはありがたい」とコメントしていました。また、この春から新生活を始める大学生へは、「大学生活はワクワクする分、自分の心のもろさも感じ取った時期だった。一人でも周囲に頼れる方を見つけて、頼って、ポジティブで楽しく新生活を送ってほしい」と、アドバイスを送っていました。【参考】※ツムラCarellege Action※ツムラ#OneMoreChoice プロジェクト
2023年03月30日株式会社ツムラは、2021年12月、20代~40代の男女1,800人を対象に「第2回なんとなく不調に関する実態調査」を実施。不調を抱えながらも医療機関への受診を躊躇する、現代女性たちの実情が明らかになりました。20代女性の4人に3人が不調を自覚調査の結果、心身の不調を感じる人は約6割、中でも20代女性で不調を自覚する人が増加しており、約4人に3人(74.3%)が不調を自覚していることが分かりました。また、女性の83.3%が心身の調子がなんとなく悪い「なんとなく不調」を実感していると回答しました。一方で、なんとなく不調があっても医師に相談したり病院へは行かないという人が7割以上という結果も出ています。テレワークも出社も自由に選択できるのがベストコロナ禍以降増えたテレワークの働き方について、テレワークで働いた経験がある769人を対象に調査したところ、出勤かテレワークのどちらかを好むかは、ほぼ同率という結果に。職場や立場によって、テレワークも出社も自由に選択できる働き方が望まれることが明らかになりました。さらに、体調不良の日の働き方については、以前のような出社や出勤をした場合、苦労しそうとの回答がテレワーク中の女性で56.8%と高く、体調不良を感じやすい人はテレワークを望む傾向があることも分かりました。婦人科医が指南「我慢しないで受診して!」これらの調査結果を踏まえて、霞が関ビル診療所婦人科の丸山綾先生は、「女性はもともと環境変化の影響を受けやすいので注意が必要」と指摘します。多くの女性はなんとなく不調を抱えながらも、自己判断で医師や病院への相談を躊躇ってしまう傾向があります。丸山先生は、睡眠・食生活・運動習慣など生活習慣や生活リズムを整えることが前提としつつも、自分だけではコントロールできない場合は、医療機関への相談が大切だと言います。医療機関を受診することで、隠れた病気がないかを確認することができるので、原因を見つけやすくなることもメリットだそう。なんとなく不調のような病名がつかない症状であっても、対症療法や漢方薬などで症状を改善できる可能性があるので、医療機関への相談を選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。
2022年01月27日株式会社ツムラは、2020年7月10日(金)からホームページ上に「漢方・生薬を学ぶ・知る・楽しむ」をコンセプトにしたスペシャルサイト「Hello! TSUMURA バーチャル漢方記念館」を公開。2008年のリニューアルオープン以来、主に医療関係者を対象に公開していたが、このたび自宅にいながら疑似体験できるバーチャル漢方記念館として一般に公開する運びとなった。「Hello! TSUMURA バーチャル漢方記念館」「Hello! TSUMURA バーチャル漢方記念館」では、ミニチュアにしたツムラ漢方記念館を舞台にツムラや漢方の歴史、漢方製剤ができるまでの工程など、さまざまな情報を動画やアニメーションも活用しながら発信。漢方に興味のある方はもちろん、今まで漢方に触れる機会の少なかった方など、誰でも楽しみながらコンテンツを体験できる。スマホ、PC、タブレットなどさまざまなデバイスから、好きな場所、好きな時間に「Hello!TSUMURA バーチャル漢方記念館」に来館が可能だ。「Hello! TSUMURA バーチャル漢方記念館」3つの見どころ①箱庭型のweb空間箱庭型のミニチュアでツムラ漢方記念館を表現。Webの世界だからこそ体験できる「学ぶ・知る・楽しむ」コンテンツが用意されている。②動画で分かるわかりづらい印象の漢方。〝漢方製剤がどうやってできるか“〝漢方はどう日本で発展したのか”などを、アニメーションで簡単に楽しく知ることが可能だ。③映像で空間を疑似体験実際に来館した人しか感じることのできない、建造物の美しさや展示物の素晴らしさをダイジェスト映像で見ることができる。ツムラ漢方記念館「漢方を学ぶ・知る・楽しむ」をコンセプトに創業115周年メモリアル事業として2008年にリニューアルオープンし、その年のグッドデザイン賞(分類:公共施設・建物)を受賞。漢方・生薬に関する歴史的に貴重な書物等から100種類を超える原料生薬の展示、漢方製剤の製造工程や品質管理までを専門スタッフが案内している。(⚫現在は COVID-19 感染症拡大に伴い見学を中止。見学の再開は未定)(⚫医薬品製造工場敷地内に立地するため、見学再開後も、主に医療関係者への限定公開)普段何気なく飲んでいるツムラの漢方薬。長い歴史や発展を知る貴重な機会となるだろう。【参考】※株式会社ツムラ 公式サイト※Hello! TSUMURA バーチャル漢方記念館
2020年07月21日