オール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』が2020年1月20日(月)に開幕する。その稽古場にて歌唱披露と囲み取材が行われ、取材には夜神月役の村井良大と甲斐翔真(Wキャスト)、エル役の高橋颯が出席した。【チケット情報はこちら】本作は、「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描いた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)を原作に、<音楽フランク・ワイルドホーン×音楽監督ジェイソン・ハウランド×演出 栗山民也>という世界的コラボで2015年に初演された作品。これまでにない役柄となった村井の月、初ミュージカルで大抜擢の甲斐による月、同じく初ミュージカルのミュージシャン高橋によるエル、舞台ではミュージカル『ピーターパン』のピーターパン役以外を初めて演じる吉柳さくらの弥海砂、韓国版で同役を演じた歌姫パク・ヘナが日本語で演じるレムなど、“未知”という言葉がピッタリの今作。この日歌われたのは、教室で月が教師に正義を問うオープニングのナンバー『正義はどこに』(甲斐、川口竜也ら)、月とエルが疑念を抱き合いながら歌う『死のゲーム』(村井・甲斐、高橋、吉柳ら)、死神レムが愛を知り自らの命を捨てても人間を助けると決意し歌う『愚かな愛』(パク・ヘナら)、エルがキラを見つけ出して逮捕することを誓う『ゲームのはじまり』(高橋)、キラとして崇拝される月が自らの正義を貫くと決める一幕ラストの大ナンバー『正義はどこにリプライズ』(村井、高橋ら)の5曲。甲斐による『正義はどこに』の月はまっすぐすぎる瞳が印象的で、村井による『正義はどこにリプライズ』の月は自信に満ちた表情にゾクッとさせられる、高橋のエルはまばたきひとつなくあの独特な雰囲気を纏い、吉柳による海砂は凛とした透明感が吉柳ならでは、パクによるレムは愛や戸惑いが届く深い歌声が圧倒的。そんなキャスト陣の歌唱に加え、こちらも一新されたアンサンブルキャストによるコーラスも迫力があり、早く劇場で観たいと思わされる歌唱となった。その後の囲み取材で村井は「新生『デスノート』。さあ、どうなんだい?というものをすごく感じています。それに負けないように僕らの新しい『デスノート』を見せていきたい」、甲斐は「世界中のクリエイターが集結していて、自分が新人であることを抜きにしても200%、300%でいかないともったいない作品」、高橋は「本当に大きな作品。大切に稽古して本番を迎えたい」とコメント。そんな意気込みでつくられる本作、期待して本番を待ちたい。公演は2020年1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演後、静岡、大阪、福岡を巡演。取材・文:中川實穂※高橋颯の「高」ははしごだか
2019年12月25日韓国、台湾でも記録的ヒットを飛ばした日本発のミュージカル『デスノート』がオール新キャストで上演される。主演の夜神月(やがみライト)役は村井良大と甲斐翔真のダブルキャスト。丁寧な語り口と柔らかな物腰に、隠しきれない人の良さがにじむ村井に、狂気をはらむライト役への意気込みを訊いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報デスノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ――。成績優秀な高校生・夜神月は死神リュークが落としたデスノートを拾ったことから、「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神(=キラ)”だ」と確信、犯罪者の粛清を始める。ネット上でキラへの称賛が高まる中、警察は謎の名探偵L(エル)と秘密裏に捜査を開始する。その頃、アイドルの弥海砂(ミサミサ)もまた、新たなデスノートを手にしていた…。「最近、自分が思う自分と周りが思う自分が変わってきている」と村井。「ライト役ももっとカッコいい人がやる印象があったので、正直驚きました。自分の市場価値はどうなっているんだ、と(笑)。ざわざわした輪郭がどんな風にまとまるんだろうかとか。役者としての幅を広げる意味では、予想外の役をいただけるのはうれしいこと。できると選んでいただけたことも勲章ですし、その気持ちにお応えしたい」。ミュージカル版のライトは「普通の青年であること」がポイントと見る。「演出の栗山民也さんはお芝居というものを非常に生っぽく作られる方という印象で、ライトにも身近な雰囲気があるからこそ、最後はちょっと痛い感情になるというか。栗山さんの『いやいや、普通の人間ですから』というのが強く現れている気がして面白いなと。正直ライトに共感する部分はありますね。彼の言動は間違っていない。ただ、正解でもないのが良くないんだけど。強大な力を持った人間がどう変わっていくのか、丁寧に演じたいと思います」。作品を彩る楽曲は、「その曲を聞けば役柄の人間性が分かる」ほどドラマチックで雄弁だ。「ライトで言えば彼の中の弱さや神のような傲慢さ、うごめく感情が楽曲に現れている。同時にエルの世界観もミサミサの気持ちも分かるから、いろんな人に共感できる。その“答えのなさ”がこの物語の魅力だと思います」。原作ファンには、舞台ならではの魅力もアピールする。「ミュージカルってどこか現実を飛び越えるようなぶっ飛んだ瞬間がある。漫画や映画もいいけど『これもありだな!』と思ってもらえるものを作りたい。舞台の楽しさに気付かせてくれる作品だと思います」。公演は1月20日(月)から2月9日(日)まで東京・東京建物Brillia HALL、2月29日(土)から3月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。他、静岡、福岡公演あり。取材・文:石橋法子
2019年12月17日2020年1~2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。本作でヒロイン・弥 海砂(アマネ ミサ)を演じる吉柳咲良に話を聞いた。「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語が描かれた漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。そのミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションで2015年に初演された。それから再演、海外公演と大ヒットし、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。【チケット情報はこちら】注目の新生『デスノートTHE MUSICAL』に出演することについて吉柳は「正直なところ、不安もプレッシャーもあります」と明かす。「今までに演じたことのないような役ですし、難しい役だと思っています。いろんな意味で“自分以上”のものをこの役を通して感じとっていかなければいけない気がしていて。それを自分がどこまで表現できるか、弥海砂という独特なキャラクターを自分なりにどう表現するのか追求していきたいです。そして、初演・再演でこの役を演じられた唯月ふうかさんは『ピーターパン』でも先輩ですし、とても尊敬している女優さんです。また違った海砂になるかと思いますが、変わらずみなさんに愛されるミサミサをお見せできるようにがんばります」海砂という役については「真っ白なイメージがあります。何事にもまっすぐだからこそ考え方も極端なんだと思います。信念がすごいんですよ。それは夜神月への気持ちもそうだし、死神レムへの熱い信頼、親を殺した犯人への恨みもそう。あらゆる方向にまっすぐだから、いろんな場面で急に顔が変わる。アイドルとしてのミサミサと、月を守りたい海砂では、まったく違う顔を見せるんです。そこは演じるうえでも、ひとつひとつをちゃんと見せないと海砂の良さが出ない、重要な部分だと思っています」。アイドル・ミサミサとして歌って踊るシーンもあるが「個人的にアイドルがすごく好きなので、今回アイドルとして舞台に立つことが出来るのはとても嬉しいです。舞台上でこんなに歌って踊るのも初めてですし、不安もありつつですが、すごく楽しみにしています」と笑顔を見せた。原作について「読んでいて、正義も悪にも“正解”がないなと思いました。個人的には、デスノートを人間界に落とした死神リュークがこの物語にとっての悪なんじゃないかと思ったりもしますが・・“本当の悪は誰だ”と聞かれると、わからないんですよ。白黒でわけられない“グレー”が多いからこそ、お芝居で表すのが難しいなと思いますが、そこはがんばっていきたいです」と語る。最後に「ひるんだら海砂はできない。だから毎回100%出し切りたいです」と意気込んだ吉柳。新たな弥海砂の姿に期待したい!取材・文:中川實穂
2019年11月12日2020年1月から2月に『デスノートTHE MUSICAL』がオール新キャストで上演される。死神リュークを演じる横田栄司に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「名前を書かれた人間は死ぬ」という“死のノート”を巡る物語を描き、世界中で読まれる漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ・漫画:小畑健)。このミュージカル版は、音楽をフランク・ワイルドホーン、音楽監督をジェイソン・ハウランド、そして演出を栗山民也という世界的コラボレーションによって2015年に初演された。それから再演、海外公演を経て、今回は3年ぶり、オール新キャストでの上演となる。名だたる演出家の作品に出演し、その中でも特に蜷川幸雄演出作品、シェイクスピア作品に多く出演してきた横田だが、本作に向けて「とてつもなく大きな不安と、それを超えるほどの楽しみと燃える気持ち、それがせめぎ合っているところです」と笑顔で語る。不安とは「ミュージカルに不慣れだということ」、楽しみとは「新しい時代に、新しい人たちと、新しい『デスノート THE MUSICAL』をつくること」だと言い、「これまでを超えるというよりは、これまでとはまた別のいいものにしたい。きっと栗山さんも前作をなぞるようなことはしないでしょうしね」と意気込んだ。物語については「まずやっぱり“名前を書くと人が死ぬ”というルールは衝撃的でした。それによって正義というものがわからなくなり、誰がヒーローなのか悪なのかもわからなくなる。そういう曖昧さが面白かったし、新しい怖さになっていた」と話し、「面白い構造だと思うんです。原作漫画は作者…つまり“人間”が描いているわけで。要は、“死神”も人間がつくりだしたものですよね。でも、この作品に描かれている“人間”の、秘めた暴力性、他者への接し方、距離感…そういうもののほうが悪魔(死神)的に感じる。逆に“死神”のほうはどこか人間的で。むしろ大きな力や既得権益に捉われない、自由で理想的な姿に見える。そこが薄気味悪い」と横田ならではの読み。そんな物語の中で、自身が演じる死神リュークは「退屈しのぎで人間を使って遊んでいる。シェイクスピア作品に出てくる貴族たちに似ているなと思いました。金持ちで、暇で、やることがない。それで誰かをいじめて楽しむ悪趣味な貴族。だけど僕は、リュークに対して“わかるよ”という気持ちがあるんですよ。自分はこんなふうには絶対になれない。だからそのぶん痛快にも感じる。“もっとやれ!”という気持ちになるときもあります(笑)。でも、お客さんにもそう思ってもらえたら嬉しい」。「これまでのリュークを汚したくない、だけど超えたい欲もある」と明かした横田の死神リューク、そして『デスノートTHE MUSICAL』を楽しみに待ちたい。『デスノートTHE MUSICAL』は1月20日(月)から2月9日(日)まで、東京・東京建物ブリリアホールにて。その後、静岡、大阪を巡演。取材・文:中川實穂
2019年11月06日死神リュークが退屈しのぎに人間界へ落とした「死のノート」。それを偶然手にした高校生・夜神月は「新世界の神」となるべく、「キラ」と名乗り、自身の正義を暴走させていく。映画、アニメ、ドラマなど、さまざまなメディア展開もされた、誰もが知る大ヒットコミック『デスノート』の物語をミュージカルで大胆に更新した『デスノート THE MUSICAL』。ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン、音楽監督は、グラミー賞受賞のジェイソン・ハウランド、そして演出家・栗山民也の作り上げた本作は、2015年の初演以降、日本だけでなく海外でも熱狂的なファンを生み出した。そんな伝説のミュージカルが、キャストを一新し、2020年に再び上演されることとなった。今回の『デスノート THE MUSICAL』の主人公・夜神月は、村井良大と甲斐翔真のダブルキャスト。彼と敵対する名探偵・Lには高橋颯、キラを崇拝する少女・弥海砂には弱冠15歳の吉柳咲良、夜神月の相棒・死神リュークには横田栄司、もうひとりの死神であるレムにはパク・ヘナと錚々たるキャストが名前を連ねている。村井は、当初自分が夜神月役ということに戸惑いがあったという。「最初お話をいただいたときは、正直びっくりしました。もちろん『デスノート THE MUSICAL』を再演することは知っていましたが、“僕ではないだろうな”と思っていました。それは単純に、僕はそういうキャラクターではないと、自分自身で思っていたので。自己像というか、自分の考えるキャラクター性と、他人が見るキャラクター性は違うんだなと。リュークじゃないですけど、“人間って面白!”ですよね(笑)」村井といえば、2.5次元ミュージカルや特撮ドラマから、本格ミュージカルまで幅広くこなす印象がある、実力派俳優だ。本人としては自分自身を見つめ直して思うところがあったとか。「最近、役者としての自分を見つめ直してみたんですけど、“あんまり特徴がねえな”って思ったんです(笑)。“あまり色がないな”というか。でもそれは、“何色にも染まることができる”とプラスに捉えることもできるのかもしれない。だからこそ、何色にも染まってみたいと思ったんです。役者をする上で、そこが1番楽しいですよね。今回の夜神月役の抜擢も正直驚いたんですけど、その役をふってくださるということも、嬉しい話ですし、それだけ僕に期待してくださるのもありがたい。その期待値を超えないといけないプレッシャーもありつつ、“やってやるぞ”という心持ちになりました」そんな彼だが、夜神月にはどんなイメージを持っているのだろうか?「頭がよく、策略家。けれど、ねじ曲がった正義感を持ってしまった可哀そうな人。それだけデスノートには魅力があるんだと思います。もちろんフィクション上の道具ですけど、名前を書いただけで人を殺せる大いなる力を持ってしまったゆえに、悲しいことになってしまった。この物語って、仮に100年前でも、100年後に存在したとしても、面白いはずなんです。ある意味シンプルなストーリーですけど、だからこそ普遍性があるというか、いつか本当に古典になるんじゃないかな」“新しい古典になる”と断言する、彼の生み出す新しい夜神月を見ることができそうだ。「まだあまり固まってはいないですね。漫画では天才がデスノートを手に入れて、巧みに目的を遂行していくけれど、ミュージカル版では、ある意味等身大というか、ひとりの男の子がデスノートをを手に入れたらどうなるか……という話に変わっているので。そこに、僕自身が持っている夜神月のイメージもあるので、そこも踏襲していきたい。そこはもう、さじ加減ですよね。ダブルキャストなので、そこも変わってくると思うんです。とにかく、自分らしい夜神月を演じたいし、彼の精神の葛藤や戦いを大事にしながらやっていきたい。月が一歩踏み出す瞬間も、本人は正義を行っているけれど、本当はかわいそうな状況だという、そんなズレていく快感も描いていけたらと思います」近年、ミュージカル仕事も増えている村井。役者のキャリアの中で、2015年と2017年に上演された『RENT』の存在は大きかったと語る。「ここ数年、ミュージカルをたくさんやらせていただけるようになって。ミュージカルは崇高な、敷居の高いイメージもあったんです。だから最初「自分は畑違い」と思っていた部分もありました。『RENT』のミュージカルに出演して、そこで自分の価値観がガラッと変わったんです。さまざまなミュージカルでご活躍されている方々の歌を聴いて、“こんなに表現の幅が広がるんだ”と感銘を受けたんです。ミュージカルって、ストレートプレイとは違った、新たな世界に連れてってくれるエンタテインメントなんですよね」当初はジレンマもあったものの、どんどんミュージカルの世界にハマっていったという。そこにはどんな魅力があったのだろうか。「歌でしか伝えられない感情って、存在すると思うんです。くだけた言い方をすると「ミュージカルって便利だな」って(笑)。最近、ストレートプレイをしているときも、“歌にしたらいいのに”って思ったりして。逆に、ミュージカルをやっている時に、“これを芝居にしたらどうなるんだろう”なんて(笑)。この数年、ミュージカルの経験が増えて、歌で表現できる幅が広がっているのが、自分でも面白いと思うし」ワイルドホーンによる楽曲も、この作品に鮮烈な印象を与えているという。「よい音楽のある作品って、皆の心に残っていると思うんです。映画でもそうじゃないですか。『STAR WARS』であの曲じゃないなんて想像つかないですし。今回の『デスノート』の音楽もすごいんです。僕としては聴いたことのないジャンルだと感じていて、ロックテイストだけど崇高で、ヒリヒリとした、なんともいえない尖った部分のある楽曲ばかり。それでいて正統派というか、昔からあるような耳馴染みのよい楽曲が多いんです。なんというか、“この作品をスタンダードにするぞ”という力があるんです。それぞれのキャラクターの曲も書き下ろしてもらっているので、その人の1番表現できるものが入っている。これが役者としても、本当に楽しみなんです。初めてのミュージカルとしてもオススメできます」最後に、嬉しそうに『デスノート THE MUSICAL』の魅力を語ってくれた。「『デスノート THE MUSICAL』は、共演者に年下が多いんですよね。フレッシュな20代前半、10代です。この若さで栗山さんたちと一緒にミュージカルをやるなんて、すごく贅沢な経験じゃないですか。本当に将来が楽しみです。そういう意味で、未来のスターが揃い、つまりこの作品を観れば、『未来のスターを、あのとき観たよ』ということも言えます(笑)。もちろん僕の夜神月だけじゃなく、甲斐くんの月も観てほしいです。ダブルキャストの面白さってそこだと思うんですよ」さらなる進化を遂げる『デスノート THE MUSICAL』、チケット情報はこちら。【関連リンク】 『デスノート THE MUSICAL』()撮影:奥田耕平、取材・文:藤谷千明
2019年09月25日『ジキル&ハイド』をはじめ数々のヒットミュージカルの音楽を手掛けるフランク・ワイルドホーン。世界の第一線で活躍する一方で、宝塚歌劇団での新作や『デスノート THE MUSICAL』など日本オリジナル作品にも意欲的、日本でも人気の高い作曲家だ。その彼が作った名曲たちを豪華スターが歌うミュージカルショー「FRANK WILDHORN&FRIENDS」が10月に開催される。メインアクトレスとして出演する元宝塚歌劇団星組トップスター柚希礼音に話を聞いた。チケット情報はこちら柚希はワイルドホーン作品には過去2作出演経験がある。最初は2008年の宝塚星組公演『スカーレット・ピンパーネル』。当時二番手男役だった彼女は主人公の敵役ショーヴランを演じた。「来日して歌稽古をしてくださったのですが、その時に初めてお会いしました。ショーヴランには『君はどこに』というナンバーがあるのですが、音取りをしている段階では「これ、一体どういう曲なんだろう…」と思っていたのに、ワイルドホーンさんが弾いてくださったら一気に切ない感情が入って「なんて素敵な曲なんだ!」となったのを覚えています。緩急やテンポのつけ方がドラマチックなんですよ。今回のコンサートはワイルドホーンさんが演奏してくださるので、あの感動がまた味わえるのかと楽しみにしているんです」と話す。そして宝塚退団後の2018年に『マタ・ハリ』のタイトルロールでふたたびワイルドホーン作品に出演。「今度は女性の役だということもあり、ショーヴランの時とはまったく違う音楽でした。ただ豊かな低音から力強さを保ったまま高音までいくのが素敵で、やっぱりワイルドホーンさんの曲は最高だなと思いました。難しさはあるのですが、好きだから歌いこなしたい、挑戦したいと思う曲ばかりなんです。『スカーレット・ピンパーネル』と『マタ・ハリ』は自分にとって思い入れのある作品。今回のコンサートでもここは重きを置いて欲しいな」とリクエスト。現時点で披露楽曲は未定だが、柚希が何を歌うのかも楽しみだ。なお今年芸能活動20周年を迎えている柚希だが、複数の出演者で贈る“ミュージカルコンサート”は初体験。「20年目の初挑戦ですね、あえて避けていたわけではないのですが(笑)。コンサートで“1曲だけ切り取って披露する”のはちょっとプレッシャーを感じますが、ワイルドホーンさんの曲は1曲の中に起承転結があって盛り上がるので、こういうコンサートに似合うと思います。でもマタ・ハリの歌だったらやはりマタ・ハリの意識にならないと歌えないところもありますので、特に演じたことのあるものは、その曲の背景や心境をリンクさせて歌いたいです。とはいえ役を通して歌うのとも違いますので「楽しんでやろう」という意識でいきたいですね、あまり緊張しすぎないように(笑)」。公演は東京・日本青年館ホールにて。柚希の出演は10月12日(土)・13日(日)。チケットは9月14日(土)に一般発売を開始する。(取材・文:平野祥恵)
2019年09月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』に出演する、甲斐翔真・高橋颯の歌唱映像が16日、公開された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月(村井良大・甲斐翔真)が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。今回公開されたのは、月役の甲斐(Wキャスト)とエル役の高橋が歌う「ヤツの中へ」ミュージックビデオ。原作にもある、月とエルがテニスをしながらお互いの腹の内を探り合うシー ンでのビックナンバーとなっている。楽曲を手掛けるフランク・ワイルドホーンは、日本でも長く愛され続けている名作ミュージカル『ジキル&ハイド』や、『ボニー&クライド』『シラノ』『笑う男』『マタ・ハリ』 など数々の作品を手掛け、これまでにはホイットニー・ヒューストンなど名立たるアーティストにも楽曲を提供する。2015年の日本初演以降、韓国・台湾でも大ヒットを記録している日本発のオリジナルミュージカルが、 新キャストとして生まれ変わった姿を見せた。公演は東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて2020年1月20日〜2月9日。ほか静岡、大阪、福岡公演を予定している。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年08月16日キャストを一新して来年1月に上演スタートする「デスノートTHE MUSICAL」より、ライトとエルのビジュアルが公開された。本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載された「DEATH NOTE」を、ブロードウェイの作曲家フランク・ワイルドホーンと日本を代表する演出家・栗山民也がタッグを組んでミュージカル化。2015年の世界初演以降、日本のみならず韓国や台湾でも上演された本作が、今回はキャストを一新。来夏グランドオープン予定のHareza池袋にて、今年11月に先行オープンする東京建物 Brillia HALLのこけら落としシリーズとして上演する。主演のライトとエルを演じるのは、『ドクムシ』や舞台「弱虫ペダル」の村井良大と、全国オーディションの末、2416人の中から選ばれた甲斐翔真が夜神月(ライト)役をWキャストで。そしてソロアーティストとして活動する高橋颯がエルを演じる。そんな3人が写るビジュアルが公開。オール新キャストとなる本作の上演にますます期待高まる。撮影してみて村井さんは「重厚な雰囲気のセットの中、初めて夜神月に扮して撮影しました。世界観に集中し、スタッフの皆さまが創り出してくれたデスノートの世界に入り込んで、良い撮影ができたと思います」とコメントし、甲斐さんも「ビジュアル撮影で初めて夜神月になった時、僕の中で暴れまわりたい何かの感情が沸々と湧いてくる感覚がありました」と感じるものがあった様子。また高橋さんは「めちゃくちゃカッコよく撮れたと思います!」と満足げ。「撮影に向けてヘアメイクなどの作り出す世界観に負けないような役作りを心がけていたので、素敵に仕上がって嬉しいです。これから始まる本格的な稽古も頑張ります!」と改めて意気込んでいる。あらすじ成績優秀な高校生・夜神月は、ある日「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」と書かれた一冊のノートを拾う。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に限界を感じていたライトは、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。そしてライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル)が事件を解決すべく、捜査を開始する…。「デスノートTHE MUSICAL」は2020年1月、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演。※ほか地方公演あり(cinemacafe.net)
2019年08月02日2020年にオール新キャストで上演される『デスノートTHE MUSICAL』。夜神月役はダブルキャストで、うち一名は全国オーディションで決定することになっており、先月末にはオーディション枠以外の新キャストが発表されていました。5月13日、ついにオーディションによって選ばれた夜神月役が決定。本人のコメントと共に、公演概要を詳しくご紹介します。オーディションで選ばれた新・夜神月役は「甲斐翔真」応募総数2416名の主役オーディションで、見事に夜神月役を射止めたのは「甲斐翔真(かいしょうま)」さん。2016年「仮面ライダーエグゼイド」でデビュー以降、話題のドラマや映画に立て続けに出演。オーディションでは、舞台未経験ながらも真っ直ぐでエネルギー溢れる歌声と演技を披露し高く評価され、今回の起用が決定しました。主な出演作・テレビドラマ『仮面ライダーエグゼイド』『ゼロ 一攫千金ゲーム』『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019』・映画『覚悟はいいかそこの女子。』『君は月夜に光り輝く』コメント “『デスノート THE MUSICAL』で初舞台を踏ませて頂きます。素晴らしいキャストの皆さんとご一緒させて頂けることを心より嬉しく、光栄に思うと同時に、この大きな舞台に立たせて頂く興奮と不安が、同時に押し寄せております。もともとミュージカルが大好きで、いつか自分も舞台に立ちたいと強く思っていたので、今作品のオーディションを絶対に決めたい!!と臨みました。プレッシャーもありますが、栗山さんのご指導のもと、とにかく公演に向けて日々鍛錬していきます。どうぞよろしくお願いいたします。”出典:『デスノートTHE MUSICAL』新キャスト発表!村井良大(夜神月役) ※ダブルキャスト「仮面ライダーディケイド」に出演し人気を博しブレイク。現在公演中の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』でも主演を務め、6月・10月にも主演作品が控える。今注目される若手実力派俳優の一人。髙橋颯 (エル役)2018年9月よりソロシンガーとして活躍。透明感と優しさを合わせ持つ歌声で、本作が初舞台・初ミュージカル。吉柳咲良(弥 海砂役)「第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンPURE GIRL2016」グランプリ受賞。2017年のミュージカル『ピーターパン』で、史上最年少タイの13歳で10代目ピーターパンを演じ、以後3年連続主役のピーターパンを務める。西田ひらり(夜神粧裕役)ダンス&ボーカルグループ「ONE CHANCE」で活躍し、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ。本作がミュージカル初出演となる。パク・ヘナ(死神 レム役)韓国ミュージカル界の歌姫と評され、映画「アナと雪の女王」では韓国版の劇中歌を担当。『デスノートTHE MUSICAL』の韓国版では初演、再演とレム役を演じている。横田栄司(死神 リューク役)舞台・映画・ドラマと幅広く活躍。蜷川幸雄演出のシェイクスピアシリーズに多数出演。演劇作品で欠かせないベテラン演技派俳優。主な出演作品に、舞台『ヘンリー五世』『ハムレット』『ヴェニスの商人』など。今井清隆(夜神総一郎役)劇団四季時代には『美女と野獣』の野獣役、『オペラ座の怪人』のファントム役などを演じる。退団後は数々の舞台に出演し、ミュージカル『レ・ミゼラブル』ではジャン・バルジャンを長年演じている。『デスノート THE MUSICAL』公演概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)キャスト村井良大甲斐翔真髙橋颯吉柳咲良西田ひらりパク・ヘナ横田栄司今井清隆川口竜也/小原悠輝/金子大介/鎌田誠樹/上條駿/長尾哲平/廣瀬真平/藤田宏樹/本多釈人/松谷嵐/渡辺崇人/石丸椎菜/大内唯/コリ伽路/華花/濵平奈津美/妃白ゆあ/町屋美咲/湊陽奈/森莉那クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年05月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の新キャストが25日、明らかになった。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年に世界初演を迎えた。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。2020年、オール新キャストで上演されることになった同作の、新・夜神月役(ダブルキャスト)には、若手実力派俳優の村井良大、新・エル役には、ソロシンガーとして活躍し、同作が初舞台・初ミュージカルとなる高橋颯が抜擢された。そのほか、弥海砂役には、ミュージカル『ピーターパン』で3年連続主役のピーターパンを演じる吉柳咲良、夜神粧裕役にダンス&ボーカルグループONE CHANCEで活躍、津軽民謡で全国大会への出演経験を持つ西田ひらり、レム役に韓国ミュージカル界の歌姫と評され、本作の韓国版で初演・再演とレム役を演じてきたパク・ヘナ、リューク役にシェイクスピア作品ほか数々の演劇作品で欠かせない存在の横田栄司、夜神総一郎役には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンを長年演じる他、幅広い役柄で観客を魅了する今井清隆が決定。ベテラン演技派から注目株のフレッシュな次世代若手俳優まで、全く新しいキャストが揃った。そして、夜神月役のダブルキャストのうち1名は、現在進行中の全国オーディションにて決定する。残る1名の夜神月は一体誰になるのか。世界が東京に注目する2020年、『デスノート THE MUSICAL』が更なる進化を遂げる。○村井良大 コメントデスノートは世界に伝わるストーリーで、自分自身も作品の大ファンなので、このような世界中で愛される作品に自分が参加できること、月(ライト)役を演じさせて頂けることをとても光栄に思います。このチャレンジに屈することなく、漫画ファンやこれまで本作を観てくださっているファンの方にも納得して頂けるような自分らしい夜神月を演じたいです。この新キャストで創る新たな『デスノート THE MUSICAL』を打ち出せるように頑張ります。○高橋颯 コメントデスノートは以前から映画やアニメを見て好きな作品で、その中でも自分に一番近い存在だと感じていたエルが特に好きだったので、この役に決まった時は本当に嬉しかったです。エルは数々の名優の方々が演じてきて、この舞台のキーになる役なので、その大きな存在に自分自身がなることは楽しみでもあり、不安でもあります。エルと言えば髙橋颯と思ってもらえるように、歌でも皆さんを魅了できるように稽古を積んでいきたいと思います。そして今回、初めて本格的に演技と向き合うので、共演させて頂く皆様、そして演出の栗山さんから多くを学び、お客様に素晴らしい作品をお届けできるようにしたいです。○吉柳咲良 コメント今回、日本だけでなく世界的に人気のある“デスノート”という作品に出演させて頂ける事になり、とても嬉しく思います。はアイドルとしての陽の部分と両親を亡くし孤独に生きている陰の部分、そして月(ライト)に恋する乙女な部分、と色々な側面を持つキャラクターだと思っています。演出の栗山さんや他のキャストの方々から多くの事を学び、私にしか出来ないミサミサを表現していきたいです。○西田ひらり コメント今回、2020年1月から上演される『デスノート THE MUSICAL』に夜神粧裕役で出演することになりました。ミュージカルは私にとって新たな試みで不安もありますが、今は楽しみという気持ちの方が大きいです!この大好きな作品で粧裕ちゃんを演じられることは、とても誇りに思っています。たくさんの方に私の歌、演技を見ていただきたいです! 皆さんの期待以上のものをお届けできるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。○パク・ヘナ コメントありがたい事にも韓国で『デスノート THE MUSICAL』の初演、再演全てに参加しましたが、多くの観客の方が“レム”を愛してくださり、本当に幸せで楽しく公演しました。愛する“デスノート”の“レム”で、こうして日本の観客の皆さんに直接お会いする機会ができて、とても光栄です。日本の俳優の方々と日本語で公演するだけに、準備も沢山しなければならないし、とても緊張しますが、またそれだけに、とてもワクワクしています。一生懸命準備して、良い公演をお見せできるよう、最善を尽くします。○横田栄司 コメントすでに最高の評価を受けている作品に参加できる喜びとともに、なんとも言い難い恐怖を感じております。が、怖がっていても前に進めないことは承知しておりますので、新しい出会いを喜びと信じ、挑戦し訓練し稽古をして、新たに最高の『デスノート THE MUSICAL』をお届けできるよう、新人のつもりで頑張ります。皆様のご来場を心よりお待ちしております○今井清隆 コメント幕開けからグイグイと観客の心を掴んで離さないストーリー展開、そして素晴らしい楽曲!!今回初めて出演させて頂く事になり幸せを感じています! 私の役、夜神総一郎は、主人公、夜神月の父親であり、この事件を担当する警視総監でもあり、人の親としての心情と職務を遂行する切れる男の両面の葛藤を表現して行く難しい役所なので大変だとは思いますが、悩みながら、楽しみながら、役作りして行こうと思っています!ご期待下さいませ!(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年04月25日4月15日(月)深夜の「映画天国」では東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、松坂桃李ら豪華キャストが共演した『デスノート Light up the NEW world』の特別版をオンエア。お馴染み「さらば青春の光」のコントは『キングダム』をテーマに披露される。2003年から連載され2006年には日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気コミックを原作に、2006年に藤原竜也、松山ケンイチらの共演で実写映画化された『デスノート』。その後スピンオフなども作られ、世界で根強い人気を保ってきた本シリーズが復活。前作から10年後を舞台に完全オリジナルストーリーが展開する本作。今回は劇場公開時の本編を再編集した特別版をオンエア。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発する。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出さん)、「L」の後継者・竜崎(池松さん)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。昨年は『寝ても覚めても』『ビブリア古書堂の事件手帖』などに出演、月9ドラマの映画版となる『コンフィデンスマンJP』の公開も控える東出さん。昨年はカンヌ国際映画祭最高賞受賞作の『万引き家族』に出演、今年も『町田くんの世界』や『宮本から君へ』などの公開が控える池松さん。先日まで放送されていた「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も話題沸騰、この夏には『アルキメデスの大戦』の公開が控える菅田さん。この3人を主軸に、死神ベポの声に春ドラマ「パーフェクトワールド」で主演を務める松坂さん、大河ドラマ「いだてん」など各所に引っ張りだこの川栄李奈、さらに藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、中村獅童らが前作から続投する。映画天国『デスノート Light up the NEW world 特別版』は4月15日(月)深夜25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)
2019年04月15日2020年1月に上演が決定した『デスノート THE MUSICAL』。過去上演のキャストや、最新情報などをご紹介します。新しいキャストで描かれる『デスノート THE MUSICAL』の上演に、いまから期待が高まりますね。2020年1月『デスノート THE MUSICAL』上演決定!2015年に世界的クリエイター陣のコラボレーションで実現したミュージカル『デスノート THE MUSICAL』。2020年1月に、オール新キャストでの上演と、主演を決めるオーディションの開催が決定しました。初演以来、熱狂的な作品ファンを生み出した、『デスノートTHE MUSICAL』通称“デスミュ”は、子どもから大人まで楽しめるエンターテインメント作品。2017年の再演では、日本国内を飛び出して海外公演(台中公演)でも大成功をおさめています。『デスノート』とは?「デスノート」は、2003年に集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された、大場つぐみ原作の人気少年漫画。日本累計発行部数3,000万部を超え、2006年には映画「デスノート」が公開。その人気は日本にとどまらず、海外にも広がっています。『デスノート』ストーリー死神「リューク」が地上に落とした「デスノート」を拾った主人公・夜神月(やがみライト)は、自由に人の命を奪えるそのノートを使って、新しい世界をつくろうと企みます。次々に起こる不可解な事件の捜査を依頼された名探偵「L(エル)」が、ライトとの頭脳戦を繰り広げていく物語です。過去の『デスノートTHE MUSICAL』2015年に初上演された『デスノートTHE MUSICAL』は、主演・夜神月役をミュージカル俳優・浦井健治さんと柿澤勇人さんが務め、小池徹平さん、濱田めぐみさん、吉田鋼太郎さんなど、錚々たるキャストが集結しました。2017年には、韓国にてオール韓国キャストの『デスノートTHE MUSICAL』が上演。主演・夜神月役をミュージカル俳優のホン・グァンホさんが務め、L役をJYJのジュンスさんが演じて話題となりました。オール新キャスト&主演・夜神月はオーディションで決定!2020年1月に上演される『デスノートTHE MUSICAL』では、キャストを一新。主演・夜神月役は、プロ・アマを問わないオーディションで決定されます。2020年公演の『デスノートTHE MUSICAL』でも海外公演が予定されているのだそう。世界が東京に注目する2020年、オール新キャストで上演する“デスミュ”から、世界へ羽ばたける次世代スターが誕生します。『デスノート THE MUSICAL』概要上演時期2020年1月※地方公演、海外公演あり(予定)会場豊島区立芸術文化劇場(新複合施設「Hareza (ハレザ) 池袋」2019年秋オープン)クリエイティブスタッフ音楽:フランク・ワイルドホーン演出:栗山民也歌詞:ジャック・マーフィー脚本:アイヴァン・メンチェル翻訳:徐賀世子訳詞:高橋亜子ほか詳細(C)大場つぐみ・小畑健/集英社
2019年01月15日「the 3rd Burger」秋限定メニュー続々登場都内に6店舗を構えるハンバーガーブランド「the 3rd Burger」では、秋の期間限定メニューを発売。新感覚のローカーボバーガーをはじめ、アンチエイジング効果の高いアーモンドスムージーや、”緑黄色野菜の王様”ケールスムージーなど、女性に嬉しいメニューが続々登場している。からだが喜ぶハンバーガーブランド「the 3rd Burger」のコンセプトは”からだが喜ぶハンバーガー”。毎朝店舗で焼き上げるバンズは、保存剤・防腐剤不使用。焼きたてならではの香り高いバンズに仕上がっている。その場でミンチにして形成・焼き上げまで行うビーフ100%パティや、こだわりの新鮮野菜も同ショップの売りだ。新感覚バーガー&美容スムージー期間限定で登場するのは、リンゴとクリームチーズを使ったソースにスモークダックを合わせた新感覚バーガー。バンズ無しのローカーボバーガーも用意されているので、糖質コントールも可能だ。また人気ドリンクメニューのスムージーには、アーモンドスムージーとケールスムージーが登場。ビタミン、食物繊維、カリウムなど、美容や健康に欠かせない栄養が濃縮されている。”からだが喜ぶ”新メニューをお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※「the 3rd Burger」
2018年09月24日「the 3rd Burger」の新ドリンク”体が喜ぶハンバーガー”がコンセプトに、焼きたてバンズと手作りパティで作るハンバーガーを販売する「the 3rd Burger」では、秋の新ドリンク「アーモンドスムージー」(税抜490円)が登場。都内を中心に展開する6店全店にて、販売を開始しました。アンチエイジング効果も期待大!「アーモンドスムージー」は、ミルクベースに香ばしいクラッシュアーモンドをたっぷり加えた一品。シナモン、リンゴ、バナナをブレンドすることで、ほろ苦いアーモンドにスッキリした甘みをプラスしています。アーモンドは言わずと知れた美容・健康食品。アンチエイジングのカギとなるビタミンEを豊富に含み、ホルモンバランスを正す効果があるとも言われています。美味しく飲めてキレイになれる新ドリンクは、同店自慢のハンバーガーとの相性も抜群です。期間限定の「アーモンドスムージー」をお見逃し無く。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユナイテッド&コレクティブ株式会社のプレスリリース※「the 3rd Burger」
2018年09月24日「the 3rd Burger」に話題のバターコーヒー登場ユナイテッド&コレクティブ株式会社が手掛けるハンバーガーショップ「the 3rd Burger」では、今話題の「グラスフェッドバターコーヒー」(税抜490円)の提供を開始しました。南青山、六本木、吉祥寺、新宿、広尾の都内5店舗にて、期間限定での販売です。良質なオイルを含むまろやかコーヒー「グラスフェッドバターコーヒー」とは、広大な自然の中牧草で飼育された乳牛のミルクから作ったグラスフェッドバターと、MCTオイルをコーヒーにブレンドしたもの。まろやかな口当たりで飲みやすく、また良質なMCTオイルは体内環境の改善に役立つと言われています。美容や健康に敏感な女性達の間で注目されているドリンクです。身体が喜ぶ「グラスフェッドバターコーヒー」を、ハンバーガーのお供にいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ユナイテッド&コレクティブ株式会社のプレスリリース
2018年06月24日世界最大級のオンラインストリーミングサービス・Netflixのオリジナル映画『Death Note/デスノート』が現在配信中だ。本作はご存じ、日本のマンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による少年ジャンプの大人気コミック『デスノート』の待望のハリウッド実写映画版で、あの『HEROS/ヒーローズ』の「ヤッター!」という決めゼリフでおなじみのマシ・オカがプロデューサーを務めていることでも注目の一作。そんな本作で主人公ライト・ターナー役を演じる若手俳優のナット・ウルフは、日本版『デスノート』(06)の藤原竜也の演技力も参考にしたという。――アメリカでも原作は超有名だそうですが、そもそも本作に関わる前に『デスノート』の存在そのものはご存知でしたか?いや、知らなかったよ。ただ、僕の若いいとこや大親友が『デスノート』の超ファンでね。アニメや漫画などを全部知っていたと思うけれど、僕は観ていなくてね。でも今回、脚本を手にしてすごくよかったし、何よりも監督のアダム・ウィンガードのファンだったから興味を持てたよ。作品に出る前にチェックしておかなくてはと思って、『デスノート』の漫画やアニメをチェックした。ところがチラ見くらいのつもりが、結果的にドハマリしてしまってね(笑)。おかげで猛烈にファンになってしまったよ。――どこがよかったのですか?観る者に道徳観を問うところかな。何が正義であるか。あとはライトとLの頭脳戦だよね。原作ではそこが一番面白いと思ったところで、今回の作品でもそうだったよ。――日本版『デスノート』(06)も観たそうですね。藤原竜也さんの演技がすごかったでしょう?藤原さんもだけれど、ほかの人も素晴らしかったと思う。マンガアニメキャラを実写で演じることはすごく難しいことだし、僕はそのまま丸呑みにするよりトーンを参考にしたよ。――おっしゃるように本作は頭脳戦が見ものではありますが、共演者と敵対するキャラクターを演じる際、日本の撮影現場では本番中相手との距離を置く方もいるそうで、L役のラキース・スタンフィールドさんとは、どう過ごしていましたか?俳優が演技のためにすることって時に「そこまで?」と思うこともあるけれど、今回は自然な感じで最初の1カ月くらいお互いに距離を置いていたよ。もともと同じシーンが少なくて、撮影現場で一緒になることが少なかったからね。ちょうどダイナーでの直接対決のシーンが、始まって1カ月後くらいにあってね。そこでふたりとも溜めに溜めていたテンションを解放して、演技をぶつけ合ったかな。そこからグッと距離が近づいたかな。――ところでライトの行動って、ある意味では共感はしますよね? とても良くないことではありますが、「行け! 行け!」みたいなことも思ってしまう。そのあたりの価値観については、どう考えますか?僕もそこが面白いなと思っていて、良いことなのか悪いことなのかは、観ている人が考えることだよね。「行け! 行け!」と思うけれども、行き過ぎだろう、とかね。ライトは白黒でしか世界を見ていないけれど、世界はグレーでもっと複雑なことを知っていく。その道程が面白いと僕は思ったよ。ただ、微妙なところで彼は終わってしまうけれども(笑)。――さて、初来日だそうですが、『デスノート』が生まれた国という意味で、感じるものは?いろいろな場所にプロモーションに出かけたけれど、監督をはじめ一番楽しみにしていた場所こそ日本だったよ。『デスノート』は独特な発想の物語で、それこそが日本ならではと感じたかな。映画の元になっている物語の核でもある面白い方法で人の願いを実現するというテーマは、日本的な感覚で掘り下げているものだと思う。何が正義か、とかね。――神や悪魔などという構図は、もともとアメリカっぽいものなので、デスノがそちら側で映画化されることのほうが、より自然ではあるとも個人的には思いました。確かにね。ただ、この道徳観を問う物語は、どこの国に置き換えても通じるものだとは思うけれどね。何が正義でそうでないかというテーマは、アニメでも漫画でも映画でも強い作品としていきていくよね。だからこそ、今回の作品を多くの人に観てほしいよ。■プロフィールナット・ウルフ1994年12月17日生まれ。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。2003年、オフ・ブロードウェイで子役として俳優デビューした後、2005年、母親のポリーが監督、脚本を務めた『The Naked Brothers Band: The Movie』で映画デビュー。以後、『ニューイヤーズ・イブ』(11)、『ハッピーエンドが書けるまで』(12)、『きっと、星のせいじゃない。』(14)などで着実にキャリアを積み、今後の活躍が嘱望される若手俳優のひとり。音楽活動も熱心で、弟のアレックス・ウルフと組み、ナット&アレックス・ウルフ名義で数々のシングルをリリース。現在はニューヨーク市に在住。
2017年12月01日11月17日(金)今夜オンエアされる日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で昨年公開され大ヒットした『デスノート Light up the NEW world』がテレビ初放送される。今回は劇場公開時の本編を再編集し「特別版」としてのオンエアとなる。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という“デスノート”を天才高校生・夜神月が拾ったことから、“キラ”を名乗り新世界の実現ため世界中の犯罪者たちの名をノートに書いて殺害していく月と、世界的名探偵の“L”の対決を描いた原作コミックは、2006年に藤原竜也が“キラ”こと夜神月を、松山ケンイチが“L”を演じて映画化、大ヒットした。その続編となる今作はそれから10年を経た2016年が舞台。“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創、Lの後継者・竜崎が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。さらに、そのノートの持ち主・死神ベポが口にしたのは、「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――という物語が展開する。「デスノート対策本部」のデスノートを追う男・三島創には「あなたのことはそれほど」『関ヶ原』などの東出昌大、Lの後継者・竜崎には『ラストサムライ』『ディストラクション・ベイビーズ』などの池松壮亮、デスノートを制する男・紫苑優輝役には『帝一の國』『銀魂』などの菅田将暉、ノートの持ち主・死神ベポの声を「視覚探偵 日暮旅人」『不能犯』などの松坂桃李と超人気俳優が共演。女優として大きな成長を遂げた川栄李奈がデスノート所有者の1人を怪演、前作と同じ弥海砂役で戸田恵梨香、死神の声で中村獅童も出演。藤原さん演じる夜神月と松山さん演じるLの登場にも注目。さらに人気声優の沢城みゆきが死神の声を務めるなど、多方面から集結した豪華キャストが作品を盛り上げる。前作から10年を経てさらなる進化を遂げた金曜ロードSHOW!『デスノート Light up the NEW world 特別版』は11月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年11月17日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉、戸田恵梨香、川栄李奈など、最旬の豪華キャストが集結し、昨年公開されたばかりの『デスノート Light up the NEW world』の特別版が、「金曜ロードSHOW!」でテレビ初放送されることになった。原作は、2003年から連載され、2006年に日本のメディア芸術100選マンガ部門に選ばれた大人気漫画。2006年の実写映画化は大きな反響を呼び、大ヒットを記録した。本作は、藤原竜也が“キラ”こと夜神月、松山ケンイチが世界的名探偵の“L”を演じた実写映画『デスノート』から10年後の世界を舞台に、完全オリジナルストーリーで製作された最新作。今回は、劇場公開時の本編を再編集した特別版として放送される。「そのノートに名前を書かれた人間は、死ぬ」という死神のノート“デスノート”が人間界に再び現れ、謎の心臓麻痺で犯罪者たちが次々と死ぬ10年前の“キラ事件”と同様の事態が勃発。警視庁デスノート対策本部の特別捜査官・三島創(東出昌大)、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が捜査に乗り出し、ある事件で1冊のデスノートを手に入れる。さらに、そのノートの持ち主・死神ベポ(声:松坂桃李)が口にしたのは、「人間界に6冊のノートが存在する」という驚愕の事実だった――。この映画のために書き下ろされた完全オリジナルストーリーは、誰もが予想しなかった衝撃のラストへと向かっていく。東出さん、池松さん、菅田さんら人気俳優が顔を揃え、現在引く手あまたの川栄さんがデスノート所有者の1人を怪演。さらに前作と同じ弥海砂役で戸田さんも出演したほか、藤原さん演じる夜神月と松山さん演じるLの登場にも要注目。死神の声は、前作から引き続き中村獅童、そして本作で新たに松坂桃李、沢城みゆきが務め、声の出演までも豪華キャストが集結した。今回のテレビ初放送に合わせ、三島役を演じた東出さんとメガホンをとった佐藤信介監督からコメントが到着。「ぼくが演じた三島創は、『デスノート』による無秩序な被害や悪を、警察官の立場から正義で封じ込めようとする熱血漢であり、お客さんの目線に一番近い存在だと思います」と東出さん。「完全オリジナル脚本なので、原作を好きな方も、一から知る物語になっていると思います。台本を初めて読んだとき、すべてが明らかになるクライマックスに興奮しました。今回のテレビ初放送で、多くの方に観てもらえることが、とても楽しみです」と喜びを表現する。佐藤監督は、本作を「さまざまなトライをした作品」とふり返り、「10年後の物語、登場人物たちの10年ぶりの集結、CGなど10年分の映像技術の飛躍…。10年の時を経て、再び息吹を吹き込まれた作品は、新しい解釈でデスノートの世界観を彩ったと思います」とコメント。「いまやデスノートは、アニメや映画や舞台、またアメリカでも実写化されるなど、様々な方面に世界を広げています。そうした中、テレビ初登場ということで、さらに劇場公開時のものから再編集された『デスノート Light up the NEW world』、また一味違った世界を楽しんでいただけると嬉しいです」。なお、月曜深夜放送の「映画天国」(関東ローカル)では11月14日(※13日深夜)に、藤原さん、松山さん、戸田さんら出演の『デスノート the Last name』(’06)が放送される。金曜ロードSHOW!『デスノート Light up the NEW world 特別版』は11月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。映画天国『デスノート the Last name』は11月14日(火)午前1時59分~(13日月曜深夜)は関東ローカルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日9月2日に東京公演が開幕した『デスノート THE MUSICAL』。初日に先駆け1日には最終舞台稽古が公開されると同時に、夜神月役の浦井健治と柿澤勇人(ダブルキャスト)、L役の小池徹平の囲み取材が行われた。ミュージカル『デスノート』チケット情報名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬという“死神のノート”を手に入れた青年が、正義の名の下社会の悪を粛清していく……という衝撃的な内容で世界的に大ヒットしたマンガ『DEATH NOTE』。このコミックを原作に2015年に日本で世界初演、その後2015年と2017年には韓国で現地キャストでも上演されたミュージカルの待望の再演である。今回のツアーは6月に富山で開幕し、7月に台湾、8月には大阪で上演。場数を踏んだカンパニーはすでにフルスロットル状態、公開舞台稽古も熱く研ぎ澄まされた演技と、大迫力の歌唱で、約3時間の上演時間を駆け抜けた。東京公演に向け、キャストは「いよいよ東京。成熟した状態でカンパニーが一丸となっている」(浦井)、「(舞台作品は東京が公演スタートの場合が多く)ツアーの最後が東京というのは初。初日なのに落ち着いた感じで、みんながドシンと構えている。積み重ねてきたいいものを東京公演にぶつけたい」(小池)と自信の表情。大阪公演では死神・リューク役の石井一孝が体調不良で休演したが、東京公演初日から復帰した。柿澤も「そういうアクシデントも経て、より団結した最高のカンパニーになりました」と話した。ちなみに公開舞台稽古での石井リュークは、石井らしい迫力のバズーカボイスとお茶目な芝居の中にも、背筋の凍るような冷たさも潜ませ、絶品の死神像。小池も「カズさんはどっしりしたお芝居されていたので、本当に安心。お客さまも(心配せず)楽しむことしか考えなくて大丈夫です」。日本発のオリジナルミュージカルとして大きく羽ばたきつつあるこの『デスノート THE MUSICAL』、囲み取材の場では早くも再々演の可能性についての話題も飛び出した。具体的な話は「まだ何も…」とのことだが、「自分たちが出演するかどうかは別として、多分ずっと続けていく、続いていく作品。再々演が必ずあると思う」(柿澤)、「(主催である)ホリプロの社長さんは、“ドーバー海峡を越えるという夢がある”と仰っていた。台湾でもあれだけの熱狂で迎え入れてもらったので、やっぱり日本オリジナルのミュージカルを(世界に)持って行って、認められたい。自分たちはその“橋渡し”。次の世代へ、どんどん進んでいって欲しい。そのために一公演一公演を大切に演じたい」(浦井)とそれぞれ話した。そんなカンパニーの熱い思いもこもった2017年版『デスノート THE MUSICAL』、お見逃しなく。公演は新国立劇場 中劇場にて、9月24日(日)まで上演。チケットは発売中。
2017年09月04日ハリウッド版「Death Note/デスノート」のNetflix全世界配信開始前日の8月24日(木)、ジャパンプレミアが開催!主演のナット・ウルフ、プロデューサーのマシ・オカら来日ゲストに加え、死神リュークに変身した「アンガールズ」田中卓志らが来場した。「週刊少年ジャンプ」で連載された人気マンガで、日本でも映画化、ドラマ化、舞台化されるなど、連載終了後のいまなお高い人気を誇る「デスノート」のハリウッド版。名前を書かれた人間に死をもたらす死神のデスノートを拾い、それを使って平和な世界を作るために粛清を始めたライトと、彼を追い詰めるLの戦いを描く。今回、来日したのはエル役のナット・ウルフ、L役のラキース・スタンフィールド、ヒロインのミア役のマーガレット・クアリー、アダム・ウィンガード監督、そして人気ドラマ「HEROS/ヒーローズ」でお馴染みで、今回はプロデューサーを務めるマシ・オカ。彼らがレッドカーペットに姿を見せると、観客は熱狂。歓声に煽られるようにラキースがカーペット上で飛んだり跳ねたりアクロバティックな動きを見せたかと思うと、ナットはミアをガッチリと抱擁。監督はスマホで撮影を始めるなど、やりたい放題!壇上でも、ラキースは“L”になりきって、しゃがんだまま挨拶し、なぜか突然、持参したおにぎりを食べ始め、ついにはラキースとナットがステージで格闘を始めるなど、奇抜な行動の連続で会場を笑いに包む。マシ・オカはプロデューサーとして、原作の「デスノート」を「日本の“宝”」と評し、ハリウッドでの映画化に当たり、脚本などは「全て、(原作者の)大場つぐみ先生に確認をとりました」と本作の生みの親である大場先生のお墨付きの作品になっていると強調する。ナットは「脚本を読んですぐに気に入ったし、アダムとの映画作り、ラキースやマーガレットとの共演も楽しみだったけど、さらに原作を読んで大ファンになったよ」と語る。ラキースは「Lが大好きになったし、ライトとのライバル関係を大切にした」とふり返り、日本のファンを前に改めて「この原作を生んでくれてありがとう!そして僕らにハリウッド版を作ることを許してくれてありがとう!」と感謝の思いを口にした。この日は、「デスノート」の大ファンだという「ベイビーレイズ JAPAN」がゲストで登場し、登壇陣に花束を贈呈。さらに、写真撮影を前に、衣装とメイクで死神リュークに完全になりきった「アンガールズ」の田中さんが乱入!日本のお笑い芸人のいきなりの登場に、来日キャストたちは、戸惑った様子だったが、田中さんは、自身のなりきり具合について「このクオリティを見てよ!次回作があったら出してほしい!ハリウッドデビューしたいんだよ!」とアピール。だが、監督は「きみのタイツ、セクシーだね」とスルー。劇中で、デスノートを使うマーガレットは、こんな死神が現れたら?との問いに「彼の名前をノートに書くわ」と即答し、会場は爆笑に包まれた。「Death Note/デスノート」はNetflixにて8月25日(金)より配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年08月24日「旦那と結婚が、私の人生の最大の汚点」「自分の生命保険で借金を返してほしい」ゾッとするような言葉が並ぶ「旦那デスノート」と言うサイトをご存知でしょうか? 日頃の夫への不満や「死んでほしい」と思うほどの苛立ちを吐き出すための場所として、話題になっています。このサイトで気持ちを吐き出してスッキリするという方法もありますが、実はこの方法は必ずプラスに働くとは限りません。■ストレスを吐き出してスッキリする人と倍増させる人まず、旦那デスノートなどを見ていると、スッキリする人もいれば、そうではない…むしろ憎悪が増しているのでは? と感じる人もいます。同じことをしているのに、なぜこんなに気持ちが違ってしまうのでしょうか。・愚痴と悪口をはき違えてしまう愚痴と悪口、どうしてもイコールで考えがちですが、スッキリ度合いからすれば、全く違ってくるのではないでしょうか。スッキリする人の多くは、愚痴を言っています。「夫が毎日帰ってくるのが遅いから片付けが遅くなる!」「夫が毎日帰ってくるのが遅い。仕事できない男だよね。しかも片付けもしないから生きてる価値があるのか」この場合、上が愚痴で下が悪口になります。このように、愚痴は現状に対する不満などをこぼすこと、悪口はその人を否定するような発言をすることかと思っています。そのため、悪口を言うとそれが耳に残り「ほら、使えない男」「やっぱりダメな男だ」と嫌悪感を膨らましていく結果になります。■上手に愚痴ろう!愚痴を吐き出すことは、とても大切です。気心知れた友人に話すと、当然気持ちもスッキリし他人の愚痴も聞ける心の余裕も手に入れられます。この時のポイントは「話してスッキリした!」と声に出して言うこと。ただひたすら愚痴をこぼし続けても、それが解消されるのは最終的に「自分自身」であるため「吐き出してスッキリしたよ、ありがとう」と笑顔で伝えることが大切です。また、愚痴を言った後こそ気分転換になる行動をとるようにしましょう。例えば、友人と食事中に愚痴を言い合った足でカラオケで発散するスポーツをする等、自分たちが口でスッキリしたあとに身体もスッキリさせると、心身ともにストレス発散の効果を発揮します。もちろん、これは一人でいるときも一緒で「書いてスッキリした!」と声に出して、好きなことをするようにしましょう。■ポジティブな気持ちをもつ対象を探す夫にイライラする人は、実はまだ気持ちがあるからこそなんです。相手への期待があるからこそ、その期待が裏切られた気持ちになりイライラしたり、過去の彼を思い出して「昔はこうじゃなかったのに」とイライラするのです。ハッキリ言えば、相手に何も求めず期待もしないことが一番手っ取り早いのですが、それでは下手をすれば仮面夫婦になる可能性も…。そうならないためにも、感情の矛先を別の人(物)に変えてみるのが一番です。ポイントは「子供」にならないことです。子供の場合、大きくなり自分を頼らなくなったときに苦しい思いをするため、できるだけ家族以外で探してください。ある友人は、最近になってあるアーティストのファンになりファンクラブに入りライブにも定期的に行くようになったそうです。そうなると、友人は「許される範囲なら、自分が楽しめるものを遠慮なく楽しむ」ようになり、細かい部分も気にならなくなっていったそうです。夫へのストレスを感じる妻の多くは、家族を大切にしすぎているのです。自分を犠牲にして、家族のためだけに自分の時間をささげているため、イライラした感情も敏感になりがちに。結婚していても、子供がいても自分の気持ちは自分のもの。もちろん、家族を傷つけるのはよくありませんが、家族もそして何よりも自分が笑っていられる環境を自分で見つけると、旦那デスノートに投稿するよりも楽しい毎日を送ることができるかもしれませんよ。
2017年08月19日日本のマンガ界が誇る、原作・大場つぐみと漫画・小畑健による大人気コミック「デスノート」を原作としたNetflixオリジナル映画 『Death Note/デスノート』。この度、原作者である2人から本作に対してコメントが到着。あわせて小畑氏が本作のために描き下ろしたイラストが公開された。藤原竜也×松山ケンイチによる実写映画を始め、窪田正孝主演のドラマや、東出昌大&池松壮亮&菅田将暉らで完全新作の続編映画が製作されている大人気漫画「デスノート」。物語は、ある男子高校生が“このノートに名前を書かれた人間は死ぬ”と書かれた1冊の「デスノート」を手に入れるところから物語が展開していく。今回のNetflixオリジナル映画では、『ザ・ゲスト』『サプライズ』で注目を浴びたアダム・ウィンガードが監督を務め、ナット・ウルフ(ライト・ターナー役)、キース・スタンフィールド(L役)、マーガレット・クアリー(ミア・サットン役)らが出演している。世界中から注目を集める本作だが、このほど原作者の2人から本作についてコメントが到着!「想像以上に面白かった」と話すのは大場氏。「隅々までクオリティーが高くとてもオシャレなこれぞハリウッドDEATH NOTEです」と絶賛し、「個人的な一番の感想はラストが気になる!続きは!?作って!?いい意味で原作を踏襲した部分と変えた部分があるのでファンはもちろん、幅広い人々に楽しんでもらえる作品だと思います」と生みの親である原作者の目にも新鮮で斬新な作品に映ったようだ。一方小畑氏は、「アダム・ウィンガード監督の映像美とスリリングな演出が見事でA級スリラー映画となっています。キャラクターたちが皆欲望に忠実で、こういうデスノートも描いてみたかったと思いました」と語り、「Netflixを通じて世界中で視聴できるとのことで、いままでデスノートを知らなかった海外の人にも楽しんでもらいたいです」とコメントしている。あわせて今回、小畑氏が本作のために新たに描き下ろしたイラストが、米サンディエゴで開催されたコミコンで解禁!イラストには「Don’t trust Ryurk. He is not your Pet. He is Not Your friend.(リュークを信じてはいけない。リュークは、ペットでも、ましてや友達ではない)」と衝撃のコピーが書かれ、死神リュークの大好物のリンゴを持った主人公ライト・ターナーに対して、デスノートを持ったリュークが怪しく忍び寄っている姿が描かれている。プロデューサーに名を連ねるマシ・オカは、「この映画は監督アダム・ウィンガード氏の構想のデスノートです。ご存知の日本版とは異なる所が多数ありますが、映像をご覧になって頂ければ監督さんのデスノートへの敬意と愛が感じられると思います」と自信を覗かせ、ウィンガード監督も「このストーリーは、クレイジーすぎてほとんどの製作会社は劇場作品として扱うことに二の足を踏んだだろうと思います。特に恐らく過激さを抑えようとしたでしょう。しかし、Netflixは僕たちに思う存分過激に撮らせてくれました」と妥協せず作り上げたことを明かしている。Netflixオリジナル映画 『Death Note/デスノート』は8月25日(金)よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング。(cinemacafe.net)
2017年08月10日Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』(8月25日全世界同時オンラインストリーミング開始)で、死神リュークのキービジュアルと予告編が30日、公開された。日本のマンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)による『少年ジャンプ』の人気コミック『デスノート』がハリウッドで実写映画化、この夏Netflixを通じて世界190カ国へ同時配信が開始される。『サプライズ』や『ザ・ゲスト』の気鋭アダム・ウィンガードが監督を務め、ハリウッド屈指のクリエイター陣による新たなドラマが展開される。また、主人公ライト・ターナー役を演じる主演ナット・ウルフをはじめ、L役のキース・スタンフィールド、マーガレット・クアリーらハリウッド期待の若手キャストに加え、死神リュークの声を名優ウィレム・デフォーが担当することも大きな話題となっている。物語は、ある日、偶然あるノートを手にした男子高校生ライト・ターナーが、そのノートに顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づき、神のような力の虜になった彼は、恐ろしい力を持つデスノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていく。このたび公開されたハリウッド版死神リュークのキービジュアルは、原作コミックでの姿を彷彿とさせ、トレードマークとも言えるお馴染みのリンゴを手にしている。また、併せて公開された最新の予告編では、主人公ライトがデスノートを手にして、徐々に殺人者キラ(KIRA)と化していく様子や、それを追うミステリアスな名探偵L(エル)との壮絶な追跡劇がダイナミックに描かれている。
2017年06月30日日本マンガ界が誇る大場つぐみ(原作・原案)×小畑健(作画)による人気コミックをNetflixが実写映画化する『Death Note/デスノート』。このほど、死神リュークのクールなキービジュアルとともに、最新予告がお披露目となった。ある日、偶然1冊のノートを手にした男子高校生ライト・ターナー。そのノートに、顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づいた彼は、やがて神のような力の虜となる。恐ろしい力を持つデスノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていき…。世界の映画祭を震撼させたシチュエーションスリラー『サプライズ』や、ダン・スティーヴンス主演『ザ・ゲスト』などを手がけ、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースによる「モンスターバース」の『ゴジラVSコング』(原題/2020年公開予定)でも、メガホンをとることが発表されている話題の気鋭アダム・ウィンガードが監督を務めた本作。ハリウッド屈指のクリエイター陣が集結し、日本でも映画、ドラマ、アニメ、舞台などで描かれてきた伝説的コミックを元に、新たな物語が展開する。主人公ライト・ターナー役を演じるのは、『きっと、星のせいじゃない。』『マイ・インターン』のナット・ウルフ。L役には、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、ミア役に『ナイスガイズ!』のマーガレット・クアリーら、ハリウッド期待の若手キャストが集結。そして、名優ウィレム・デフォーが死神リュークの声を担当することも大きな話題を呼んでいる中、このたび解禁されたハリウッド版死神リュークのキービジュアルは、原作コミックでの姿を彷彿とさせる超絶クールなもの。もちろん、トレードマークともいえるお馴染みのリンゴを手にしている。また併せて公開された最新予告編では、主人公ライトがデスノートを手にして、徐々に殺人者キラ(KIRA)と化していく様子がより詳細に描かれ、「まだ足りない 世界を変えよう」とライトをそそのかすかのような、マーガレット演じるミアの存在も気にかかる。それを追うミステリアスな名探偵L(エル)との壮絶な追跡劇と駆け引きもダイナミックに描かれ、さらに期待が高まる映像となっている。Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(text:cinemacafe.net)
2017年06月30日2015年に日本で世界初演の幕をあけ話題となった『デスノート THE MUSICAL』の待望の再演が、まもなく富山公演からスタートする。ブロードウェイで活躍するフランク・ワイルドホーンが音楽を手がけるなど世界トップレベルのクリエイターたちが制作、日本のほか韓国版も上演され、ワールドワイドな展開を見せているミュージカルだ。再演でも、主役の夜神月をWキャストで務める浦井健治と柿澤勇人、月を追い詰める探偵L役の小池徹平ら、当たり役だと好評を博したキャストたちが続投。初演を超える熱演に期待が高まる。6月中旬、その稽古場を取材した。『デスノート THE MUSICAL』チケット情報はこちら原作は言わずと知れた大ヒット漫画『DEATH NOTE』。名前を書かれた人間は40秒以内に死ぬ“死神のノート”を手に入れた高校生・夜神月が、正義の名の下、犯罪者たちを粛清していくという物語だ。この日は初の“通し稽古”(本番同様、冒頭から最後まで通して行う稽古)とのことで、稽古場にはピリッとした空気が流れている……かと思いきや、意外に和やかな雰囲気。些細な会話で俳優たちが笑い転げている。だが「はじめます」の声がかかるととたんに静かになり、熱を帯びたような空気になった。オープニングは、40秒からカウントダウンしていく時計の音と映像。この段階で映像が使われている稽古場というのも珍しいが、減っていく数字が不穏さを煽っていく。続いてシーンは月が通う高校の教室へ。現代日本の、ありふれた光景だ。月ら生徒たちと教師が、正義について議論している。ここで歌われる「正義はどこに」は作品を貫くテーマだ。「正義は社会の基準」という教師に対し、月は「正義は権力の道具でしかない」と反論する。のちに自らを正義と信じ暴走していく月の危うい信念が伝わると同時に、議論を尻目に携帯をいじっている同級生たちの姿なども興味深い。この日の月は浦井健治。落ち着いた声のトーンと余裕のある表情で月の頭脳明晰さが伝わってくるが、一方ですでに少し狂気をも感じる。そして物語が進むにつれ迫力は増していき、カッとした表情や焦り、怒りを隠した笑顔など、その細かい表現から目が離せない。L役の小池徹平も熱演だ。物を指先でつまむ独特の動作や前屈みの姿勢などが印象的な特異なキャラクターだが、こちらは抑えた演技の中で、確実にこの役柄を体現。死神レム役の濱田めぐみの情感のこもった歌、弥海砂を演じる唯月ふうかのアイドルっぷりなども相変わらずの安定感。そしてこの日の稽古場で何よりインパクトがあったのは、今回初参加で死神リュークを演じる石井一孝。うっすら死神メイクをしているとはいえ、その眼ヂカラ、大きな口、動きまで原作のイメージ通り! まるでCGのようだ。さらに迫力の歌声にも度肝を抜かれること間違いナシ。石井本人も楽しそうで、その姿がそのまま、月ら人間たちの行動を面白がるリュークそのものだった。カンパニー全体のまとまりやハーモニーもよく、総じて初演よりぐっと迫力が増している印象。公演は6月24日(土)に富山オーバード・ホールで開幕。台湾、大坂公演を経て、9月には東京・新国立劇場 中劇場で上演される。
2017年06月22日ゴジラとキングコングの戦いを描く映画『ゴジラVSコング』(2020年5月22日全米公開予定)の監督を、アメリカ版『デスノート』のアダム・ウィンガードが務めることが決定した。ザ・ハリウッド・レポーターが報じた。ウィンガード監督は、『サプライズ』や『ザ・ゲスト』などのスリラー映画を手掛け、最近では『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)のリブート版『ブレア・ウィッチ』(2016)を担当。また、Netflix製作の『デスノート』の制作が終了したばかりだ。レジェンダリー・エンターテイメントとワーナー・ブラザースが手掛ける同作の詳細は明らかになっていないものの、『GODZILLA ゴジラ』(2014)と『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017)を掛け合わせた作品になり、ゴジラとキングコングが最も強いモンスターを決める戦いを繰り広げるストーリーになると言われている。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの脚本を手掛けるテリー・ロッシオが、ほか6人の脚本家たちと共に同作品のストーリーを作り上げていくことになる。『GODZILLA ゴジラ』の続編となる『ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ』にはカイル・チャンドラー、ヴェラ・ファーミガ、チャールズ・ダンス、ミリー・ボビー・ブラウンらが出演することが決定しており、こちらも制作中。第1弾作品の監督を務めたギャレス・エドワードに引継ぎ、マイケル・ドゥハティが同作品の監督を務めることになっており、ドゥハティはザック・シールズとともに脚本も担当している。(C)BANG Media International
2017年06月02日2015年に日本でワールドプレミアとして上演された舞台『デスノート THE MUSICAL』が帰ってくる。2003年から連載漫画として人気を集め、その後、テレビアニメや映画でも大ヒット。ミュージカル版は演出を栗山民也、楽曲をブロードウェイの作曲家・フランク・ワイルドホーンが手掛けた意欲作だ。前回に引き続き出演する柿澤勇人、小池徹平に話を聞いた。「デスノート THE MUSICAL」チケット情報「最近、2.5次元の舞台がはやっていますが、この作品はそうではないと思っていて。時計の音の始まりは、デスノートを手にしたことで命が次々と消えていく緊迫感と生々しさがある。悲しくもあるけれど、心に突き刺さる舞台だと思います」と柿澤。彼が演じる大学生の夜神月(浦井健治とWキャスト)は、平凡な毎日を送っている。しかし、ノートに名前を書いた人間は死ぬ運命にある死神の「デスノート」を拾ったことから、退屈な毎日は消える。デスノートの効力を知り、月は、この世の悪を裁こうと犯罪者の名前を次々とノートに書き込んで殺していく。小池が扮するのは、殺人事件の捜査を始め、月を追い詰めていく名探偵L。「とにかく栗山さんの演出の仕方が面白い。キャストが皆、舞台上では同じ場所にいるのに、ちょっとした照明の変化で実は違う場所にいることが分かる。リアルタイムでいろんな物語が進行する。ワイルドホーンの美しい音楽とも相まってそのテンポやスピード感もすごいんです」と小池は話す。前回は、栗山から「現在の日本人を映す鏡であってほしい」と言われたそうだ。「渋谷のスクランブル交差点で皆、スマホを見ているシーンがある。物では満たされているけれど、心は満たされていない。月は頭もルックスもいいのに退屈していて、現代の若者の象徴なんです」と柿澤。一方、いつも猫背で椅子の上にしゃがみ込み、お菓子やコーヒーカップを数本の指でつまむ特異なキャラクターのL。「彼みたいに変な人は、僕は今まで見たことないです(笑)。常に何かを考えていて退屈さとも無縁の人。Lの人生を全うするつもりで演じていたので、現代の若者を意識したことはないですね。僕にも謎の人物です」と小池は笑う。「正義とは何か」というのも物語のテーマだ。「月は救世主キラとして世界の人々から支持を集め、凶悪犯を殺すことが正義だと信じていた。でもそれが本当の正義なのか、僕にも分からない。お客さんに持ち帰って考えてほしいですね」と柿澤。その言葉に小池も深くうなずき、「正義は自分の意思を貫いた月なのか、その月を倒そうとしたLなのか。お客さんはどっちに感情移入するんでしょうか。どちらの生き方が好きかとシンプルに考えるだけでも意味があると思います」と答えた。公演は、6月24日(土)・25日(日)富山・オーバード・ホールにて。その後、台湾・台中公演を経て、8月19日(土)から21日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、9月2日(土)から24日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。大阪公演のチケットは5月13日(土)より、東京公演のチケットは5月20日(土)より一般発売開始。取材・文:米満ゆうこ
2017年04月27日大人気漫画「デスノート」を原作としたNetflixオリジナル映画『デスノート』が、8月25日(金)より全世界同時配信されることがこのほど決定。併せて、新たなドラマ予感させる本作の予告編と場面写真が到着した。原作は、日本のみならず海外でも絶大な人気を誇る、言わずと知れた大場つぐみ(原作・原案)と小畑健(作画)によるコミック「デスノート」。偶然にもあるノートを手にした男子高校生が、そのノートに顔を思い浮かべながら名前を書いた人間を殺す力があることに気づき、神のような力の虜になった彼は、その恐ろしい力を持つノートを利用して、生きるに値しないと思う人々を殺し始めていくというストーリー。今回本作の監督を務めるのは、『サプライズ』『V/H/S』『ザ・ゲスト』などを手掛ける、いまハリウッドで大きな期待を集めている注目の若手サスペンス・ホラー監督アダム・ウィンガード。また、脚本にはチャーリー・パルラパニデス、ヴラス・パルラパニデス、ジェレミー・スレイターなど一流クリエイターが名を連ねている。そしてキャストには、『きっと、星のせいじゃない。』のナット・ウルフがライト・ターナー役(夜神月)を演じるほか、『ショート・ターム』のキース・スタンフィールド、モデルで女優のマーガレット・クアリーなど、ハリウッドで熱い視線を浴びる若手スターが集結している。このほど解禁された予告編では、主人公ライト・ターナーが空から落ちてきたデスノートを手にする姿からスタート。また、映像の最後には死神・リュークと思われる怪しい影と、「さて、始めよう」の不気味な声も収録されている。緊迫感ある雰囲気と共に、新たに巻き起こるスリリングなドラマを垣間見ることができる映像となっている。ウィンガード監督は、「今回、このような素晴らしい俳優陣と組むことができて光栄に思います。原作者である大場つぐみさんと小畑健さんのオリジナリティあふれるストーリーを、全世界に届けられることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。Netflixオリジナル映画『デスノート』は8月25日 (金) よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年03月23日2015年に上演され、話題になった『デスノート THE MUSICAL』がこの秋、2年ぶりに再演される。原作は社会現象にもなった大ヒットマンガ『DEATH NOTE』。これを豪華キャストと世界レベルのクリエイターの手で制作し、韓国でも上演された日本発信の大作ミュージカルだ。再演も楽しみな中、3月4日・5日には、夜神月(やがみ らいと)役の浦井健治・柿澤勇人(Wキャスト)、L役の小池徹平らメインキャストが集結し、東京・TBS赤坂ACTシアターにて『デスノート THE CONCERT』を開催した。『デスノート THE MUSICAL』チケット情報『デスノート THE MUSICAL』は、個性の強いキャラクターになりきった俳優たちのビジュアル再現度の高さに加え、『ジキル&ハイド』などを手がけたフランク・ワイルドホーンによる楽曲の素晴らしさも人気の要因。その音楽の良さを存分に堪能できるコンサートとあって、チケットは即日完売。劇場には大勢のファンが詰め掛けた。開幕前のステージ上にはスポットライトに照らされた真っ赤なリンゴ。『デスノート』のスリリングでスタイリッシュな世界観が早くも伝わってくる。コンサートは荘厳なエンディング曲『レクイエム』からスタート、続けてテーマ曲とも言えるナンバー『デスノート』を、浦井と柿澤、ふたりのライトが歌い継ぐ。ともにミュージカル界を代表する実力派俳優だが、2年の経験を得てふたりとも、歌声がいっそう力強くなったようだ。その後、弥海砂を演じる唯月ふうかが可愛らしいナンバーで会場を盛り上げ、小池も『ゲームの始まり』でLの決意を高らかに歌い上げる。実際の舞台の衣裳・メイクではないものの、前かがみの姿勢や上目遣いの視線に、好評だった小池のLが蘇った。死神レム役の濱田めぐみは相変わらずの圧巻の歌声。特に海砂を見守る深い愛を歌い上げる『愚かな愛』は、劇場を感動の渦に包み込む。そんな懐かしいメンバーに加え、再演で死神リュークとして参加する石井一孝も、その迫力の歌声とユーモア溢れる存在感でアピール。MCでも「自分はリュークと顔が似ているからこの役が来たのかな」と笑わせた。さらに韓国版のリューク、カン・ホンソクも参戦。鬼気迫るパフォーマンスの後、一転して人柄の良さがにじむにこやかなトークで作品への愛を語った。ワイルドホーンによるメロディアスな音楽を、日本ミュージカル界屈指の歌唱力を持つメンバーが思いいれたっぷりに歌い、さらに実際の舞台では叶わないふたりのライトが同じステージに立つ姿も観られた、豪華なコンサート。新キャストの高橋果鈴(夜神粧裕役)、別所哲也(夜神総一郎役)のビデオメッセージも流され、秋の本公演への期待も大いに高まった。さらには9月に新国立劇場 中劇場で行われる東京公演に先駆け、7月に台湾公演(台中ツアー)が決定したことも発表に。ワールドワイドに展開する日本発の舞台『デスノート THE MUSICAL』に、引き続き注目だ。
2017年03月13日ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』の楽曲によるスペシャルコンサート、『デスノート THE CONCERT』が4日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演された。原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画『DEATH NOTE』をミュージカル化した『デスノート THE MUSICAL』。フランク・ワイルドホーンが音楽、栗山民也が演出を担当し、2015年4月に日本、6月に韓国で上演された。9月に日本版が新国立劇場中劇場で再演される予定だ。高校生の夜神月が、書き込むと人が死ぬ「デスノート」を手にしたことから、物語が展開していく。9月の再演に先駆けて行われたのが、『デスノート THE CONCERT』。夜神月役でWキャストを務める浦井健治&柿澤勇人、L役の小池徹平、弥海砂役の唯月ふうか、死神レム役の濱田めぐみといった初演キャスト陣、そして新たに死神リューク役を演じる石井一孝が集結した。さらに、韓国版でリューク役を演じたカン・ホンソクをスペシャルゲストに迎え、コンサートバージョンの『デスノート』が幕を開けた。荘厳なミサ曲を想起させるオーバーチュアによって始まった同公演、まずは主役の浦井ライトと、柿澤ライトがシルエットから登場し、パワーボイスをぶつけ合う。Wキャストのため、本公演では観ることのできない2人のデュエットが披露された。端麗、鋭利な浦井と、直球の情熱の柿澤のハーモニーに加え、ミサ役の唯月が歌に寄り添っていく。さらに、作中のラフな衣装とは違って、髪をまとめタイを締めたフォーマルな姿のL役・小池が現れ、力強い歌声を響かせた。また、こちらも死神姿とはまったく違うドレス姿のレム役・濱田と、スタイリッシュなリューク・石井が掛け合いを披露した。トークは、浦井と柿澤のWライトが小池を挟む形で展開。初演時エピソードなどを繰り広げた。また途中で石井が呼び込まれ、原作ソックリの"リューク顔"を見せると会場は笑いに包まれた。さらにゲストのカン・ホンソクがリューク役らしく怪奇の笑いを響かせて登場し、エネルギッシュな歌声を披露。唯月と濱田による"女子トーク"のコーナーで再び呼ばれたカンは、今回の日本滞在で寿司を堪能した話を語り、会場を盛り上げた。本公演を再現した演出も交えてのコンサートは、約80分で終幕へ。カーテンコールでは、今夏の台湾公演決定のニュースが発表された。コンサートの東京公演は終了し、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで3月11日に行われる。また、『デスノート THE MUSICAL』は東京・新国立劇場 中劇場にて9月2日~24日に上演される。
2017年03月07日