デヴィッド・ボウイ作品に特化した写真展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」が、京都のGALLERY9.5で、2017年6月17日(土)から7月17日(月・祝)まで開催される。70年代初頭、デヴィッド・ボウイにとって最重要時期と言われるジギー・スターダスト時代に運命的な出会いを果たし、約1年半以上に渡ってデヴィッド・ボウイに同行して数々のアイコニックなイメージをフィルムに収めたミック・ロック。展覧会では、ボウイのグラマラスな姿と時代を写し出したミック・ロックによる『スペース・オディティ』のジャケット写真や、本展で世界初公開となった写真も多数含んだ約50作品が展示される。作品は全てミック・ロックの直筆サインとエディション・ナンバー入りで希望のサイズを指定で購入も可能だ。加えて、京都ならではの特別な企画として、ホテル アンテルーム 京都に“DAVID BOWIE by MICK ROCK”のイメージで装飾された客室(コンセプト・ルーム)も登場。宿泊予約は5月2日(火)より開始される。そのほか、連動イベントも実施される。巡回展に先駆け、5月31日(水)からジェイアール京都伊勢丹で「DAVID BOWIE by MICK ROCKデヴィッド・ボウイ写真展プレビュー」がスタート。2週間に渡り、ウィンドウディスプレイを始め、3階のステージ#3にて、「DAVID BOWIE by MICK ROCK」から選りすぐった作品を先行で展示販売。さらに6月7(水)から13日(火)の期間は、4月に終了したばかりのデヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」オフィシャルグッズのポップアップ・ショップもオープンする。回顧展に行けなかったデヴィッド・ボウイのファンには嬉しい知らせだ。また、期間限定ショップも2017年6月7日(水)よりジェイアール京都伊勢丹にオープン。ショップでは、ヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」の公式グッズがアンコール販売されるほか、写真展の展示写真のオーダー受注や、グッズの先行販売も行われる。【概要】デヴィッド・ボウイ・バイ・ミック・ロックDAVID BOWIE by MICK ROCK会期:2017年6月17日(土)〜7月17日(月祝) 開館時間:12:00~19:00(会期中無休) 会場:ホテル アンテルーム 京都 GALLERY9.5住所:京都府京都市南区東九条明田町7番電話:075-681-5656入場料:無料■デヴィッド・ボウイ・バイ・ミック・ロック コンセプト・ルーム※5月2日(火)より予約開始。内容:企画展「DAVID BOWIE by MICK ROCK」の開催期間中、アーティストの世界観に浸れるコンセプト・ルーム「デヴィッド・ボウイ・バイ・ミック・ロック コンセプトルーム」」を期間限定で用意。アンテルームで人気の朝食も楽める特別プラン。期間:2017年6月17日(土)~7月17日(月祝)■「DAVID BOWIE by MICK ROCKデヴィッド・ボウイ写真展プレビュー」 会期:2017年5月31日(水)〜6月13日(火) 10:00~20:00 会場:ジェイアール京都伊勢丹住所:京都府京都市下京区烏丸塩小路下ル東塩小路町入場料:無料内容:•「DAVID BOWIE by MICK ROCK」からよりすぐった作品を展示・販売•デヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」オフィシャルグッズのポップアップ・ショップ(6/7~13)•「DAVID BOWIE by MICK ROCK」のオフィシャルグッズの販売(6/7~13)•Fashion Cantata from KYOTO連動企画として、山本寛斎氏が制作し、デヴィッド・ボウイが着用した衣装「トーキョーポップ(KABUKI)」の展示(5/31~6/7)■期間限定ショップ開催期間:2017年6月7日(水)~13日(火)会場:ジェイアール京都伊勢丹3階=ザ・ステージ♯3時間:10:00〜20:00 (最終日 18:00)電話:075-352-1111※数量に限りのある商品もあり。※混雑状況により、 購入点数を制限する場合あり。
2017年05月01日(C)Corcoran Group 故デヴィッド・ボウイが、かつて住居としていたニューヨークのアパートメントが売りに出されている。 建物はセントラルパークを一望する一等地に位置し、ベッドルームが3部屋、トイレは3カ所、。書斎にはウォルナット天板の重厚なデスクが鎮座し、広々としたキッチンには「ミエル」社のオーブンと高級キッチンブランド「サブ-ゼロ」社の大型冷蔵庫がビルトインされている。非常にハイスペックな物件だが、その価値を爆発的に高めている調度品がある。ボウイが所有していたYAMAHAのグランドピアノだ。 ボウイは2002年に退去する際、このピアノを残していった。以後、数人のオーナーが入居したが、このピアノは大切に受け継がれてきたという。 気になる価格は649.5万ドル(約7億2,200万円)だ。
2017年03月29日英国最大の音楽賞「ブリット・アワード」の授賞式が行われた昨日(現地時間)、昨年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが「最優秀ブリティッシュ男性ソロアーティスト賞」と「最優秀ブリティッシュ年間アルバム賞」(「Blackstar」)を受賞した。前者は俳優のマイケル・C・ホール、後者は息子のダンカン・ジョーンズがボウイの代わりにトロフィーを受け取り、受賞スピーチを行った。ダンカンは「僕は昨年、父を亡くしたけど、僕自身も父親になったんだ」とスピーチを切り出した。7月10日に生まれた息子にステントン・デヴィッド・ジョーンズと名付け、ミドルネームに父親の名前をもらっている。「(父の死の)衝撃を乗り越えてからは、息子におじいちゃんがどんな人だったと知ってほしいかなと考えてばかりだったよ」と子育てが、前向きにさせてくれたことを明かしている。「そんなときに、思ったんだ。父は、ちょっと変わっていて、奇妙で、人と違う…そういった人たちを支えてきたし、寄り添っていた。ファンのみなさんも50年以上に渡って父のそんな部分を受け継いでいるでしょう。だから、この賞はすべての“Kooks(変人)”と、“変人”を生み出すような人々のための賞だと思うんだ」と締めくくった。“Kooks”とは、ボウイがダンカンが誕生した年に贈った、ダンカンにとって思い出の曲のタイトルであり、単語である。(Hiromi Kaku)
2017年02月23日歌手のアデルが、12日に開催された第59回グラミー賞で主要3部門受賞を含む5冠を達成。年間最優秀アルバム賞、年間最優秀レコード賞、年間最優秀楽曲賞の主要3部門をはじめ、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバムを獲得した。ロサンゼルスのステイプルズ・センターの壇上で。アデルは涙を流しながら「この賞を受け取ることはもしかしたらできないかもしれないです」と感激。また、「本当に光栄ですし、感謝していますが、私の生涯のアーティストはビヨンセであり、このアルバム、『レモネード』が私にとっては非常に大きなものなのです。あなたが私たちにいつも見せない部分をみせてくれ、それに感謝します。アーティスト全員があなたのことを敬愛しています」とビヨンセを絶賛し、観客席にいたビヨンセは目に涙を浮かべながらその言葉を受けていた。さらに、この受賞後にアデルは舞台裏で、「私の中の何かが死んだわ。今回はビヨンセが勝つ番だった気がするの。年間最優秀アルバム賞をとるために、彼女はいったい何をすればいいっていうの?」と話したという。また、生前グラミー賞受賞を一度も達成したことがなかったデヴィッド・ボウイは今回、ノミネートされた全部門受賞し、アデルと同様5冠を達成。最優秀ロック・ソング、最優秀ロック・パフォーマンス、最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム、最優秀レコーディング・パッケージ、最優秀エンジニアド・アルバム(ノン・クラシカル)を受賞した。ボウイの息子ダンカン・ジョーンズはツイッターで、「父さんを誇りに思う! 永遠に父さんを称えてくれることになるね。グラミー2017」と喜びを伝えた。そのほか、チャンス・ザ・ラッパーが最優秀新人賞、『カラリング・ブック』で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞し、ビヨンセは『レモネード』で最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞、『フォーメーション』で最優秀ミュージック・ビデオ賞を獲得し、2冠となった。第59回グラミー賞受賞リスト年間最優秀アルバム:『25』アデル年間最優秀レコード:『ハロー』アデル年間最優秀楽曲:『ハロー』アデル最優秀ラップ・アルバム:『カラリング・ブック』チャンス・ザ・ラッパー最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム:『レモネード』ビヨンセ最優秀ロック・ソング:『★』デヴィッド・ボウイ最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス:『ストレスド・アウト』トゥエンティ・ワン・パイロッツ最優秀新人賞:チャンス・ザ・ラッパー最優秀ポップ・ボーカル・アルバム:『25』アデル最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス:『ハロー』アデル最優秀R&Bパフォーマンス:『クレインズ・イン・ザ・スカイ』ソランジュ最優秀R&Bソング:『レイク・バイ・ザ・オーシャン』マックスウェル最優秀R&Bアルバム:『レイラ・ハサウェイ・ライブ』レイラ・ハサウェイ最優秀ラップ・ソング:『ホットライン・ブリング』ドレイク最優秀ダンス・レコーディング:『ドント・レット・ミー・ダウン』ザ・チェインスモーカーズ最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム:『フルーム』スキン最優秀ミュージック・ビデオ:『フォーメーション』ビヨンセ最優秀カントリー・ソング:『ハンブル・アンド・カインド』ティム・マグロウ(C)BANG Media International
2017年02月14日写真家の鋤田正義によるデヴィッド・ボウイ写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」が、1月29日まで東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOにて開催される。イギー・ポップやYMOなど、数々の著名人のポートレートや広告を手掛けてきた鋤田が、そのキャリアの中で最も多く撮影し、その名を世に広く知らしめるきっかけにもなったのが、昨年1月に逝去し、世界中に大きな衝撃と悲しみを与えたデヴィッド・ボウイ。鋤田は70年代からボウイを撮影し続けており、その写真は“デヴィッド・ボウイを象徴する姿“として、世界中で知れ渡っている。同展では、これまでに鋤田が撮影した、様々な時代のボウイの写真約40点を展示・販売。ボウイが来日した際に撮った写真など、あまり目にする機会のない貴重なカットも展示される。長きに渡って築きあげてきた鋤田とボウイの信頼関係があったからこその作品をたっぷりと楽しめる機会となっている。【イベント情報】「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」会場:GALLERY X BY PARCO住所:東京都渋谷区宇田川13-17会期:1月13日~29日時間:11:00~20:00入場無料
2017年01月15日写真家・鋤田正義によるデヴィッド・ボウイの写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」が、2017年1月13日(金)から1月29日(日)まで、パルコ・ギャラリーエックスバイパルコ(GALLERY X BY PARCO)にて開催される。大回顧展「DAVID BOWIE is」、写真展「“BOWIE : FACES”展」とイベントが続き、2017年よりファンの注目を集めているデヴィッド・ボウイ。「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」では、世界的写真家・鋤田正義の作品にフォーカスを当てる。イギー・ポップやYMOなど、数々の著名人のポートレートや広告を手掛け、ジャンル・国境を越えて今なお第一線で活躍し続ける鋤田。そのキャリアの中で最も多く撮影し、その名を世に広く知らしめるきっかけとなったのがデヴィッド・ボウイだ。70年代からボウイを撮影し続けた写真の数々は“デヴィッド・ボウイを象徴する姿”として世界中で知られている。今回は、鋤田の作品から約40点を厳選し展示。ボウイが来日した折に撮られた写真など、あまり目にする機会のない貴重なカットも並ぶので、ファンにはたまらない機会となる。【イベント詳細】鋤田正義デヴィッド・ボウイ写真展「SUKITA meets BOWIE “SPEED of LIFE”」開催期間:2017年1月13日(金)~1月29日(日)会場:ギャラリーエックスバイパルコ住所:東京都渋谷区宇田川町13-17入場料:無料■オープニングパーティー開催日時:1月13日(金) 19:00~21:00■写真販売・8x10インチ- 24,500円+税・16x20インチ- 187,500円+税・20x24インチ- 282,000円+税・30x40インチ- 375,000円+税※額装費、運搬費別途
2017年01月14日8日から始まるデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」の開催に先駆け、5日のメディア内覧会後に、日本展オフィシャルサポーターの女優・二階堂ふみによるトークイベントが行われた。現在23歳の彼女が、ボウイを知ったのは16歳のころ。たちまち魅了され、ボウイの音楽やファッション、映像作品から多くの影響を受けたという。この日メグミウラ(MEGMIURA)の衣装を纏った二階堂ふみがデヴィッド・ボウイへ寄せる想いと、「DAVID BOWIE is」の見どころについて語った。(Qはオフィシャル)――二階堂さんがデヴィッド・ボウイ知ったきっかけは何ですか?二階堂:最初に魅かれたのはビジュアルでした。鋤田正義さんが撮ったボウイの写真を見てかっこいいなと思ったんです。そこから楽曲を聴き始めて、さらに好きになりました。一番思い入れのあるのは『Changes』という曲です。16歳の時に自分が変化をすることに恐れていた時期があって、毎日聞いて、前に進む勇気をもらいました。今でもこの曲を聴くと“前を向いてシャンとしなきゃ”という気持ちになるので、すごい曲だと思います。人生をかけて聴いていきたい曲です。デヴィッド・ボウイの魅力は、引き出しがたくさんあって、知れば知るほど魅力があふれ出るところだと思うので、まだまだ掘っていきたいですね。――「DAVID BOWIE is」展を見た印象はいかがでしたか?二階堂:見終わってから、その日一日が終わるまで余韻が続くほど、すごく刺激を受けました。最初入ってすぐのところが、若いころのボウイが何に影響を受けたか垣間見える作りになっているので、どう学び、どのようにスターになっていったのかがわかりました。あとは、デヴィッド・ボウイが描いた絵や、詩、当時のテレビ映像などとても貴重なものがたくさんあり、そういうのを見ると、若い世代の方は自分と重なるところがあったりすると思うので、素敵だなと思いました。――今回は衣装の展示も充実していましたが、二階堂さんが気になった衣装はありましたか?二階堂:ボウイのバックコーラスをしていたクラウス・ノミの衣装ですね。肩が大きく広がったもので、ボウイの衣装からインスピレーションを受けたものだそうです。山本寛斎さんが作られた衣装も生で見られたので、この衣装を着て、ボウイがステージに立っていたんだなと思うとゾクゾクしました。ボウイが表現したかったことが衣装にも表れていると思いました。デヴィッド・ボウイが日本のことが大好きで、日本の深い文化を知ろうとリスペクトしてくださっていたのかなと思うと、日本人として嬉しいなぁって思いましたね。――この展覧会の見どころについて教えてください。長くボウイを追い続けた方も楽しめますし、これからの世代の方が、ボウイが作ってきたものや表現してきたものを繋いでいくような展覧会にもなっていると思うので、ぜひたくさんの方に見に来ていただけたらと思います。それと、鋤田正義さんの写真ですね。鋤田さんの写真には、ボウイの内側から出る想いや、ありのままのボウイが現れていて、自分が見て来たものよりたくさんの作品が飾られているので、改めて見るとすごいなと思いました。――「DAVID BOWIE is」の“is”の後に何か言葉を続けるとしたら、何を入れますか?二階堂:ずっと追い続けたい方、ですね。私も表現者として、ボウイのように変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けていきたいな、と思いました。2017年は、自分のやりたいことや、こうなりたいという自分を楽しく追及していきたいです。
2017年01月07日2016年1月に死去したデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の大回顧展「DAVID BOWIE is」が、1月8日から東京・品川の寺田倉庫G1ビルでスタートする。20世紀を代表するアーティストであるデヴィッド・ボウイの全貌に迫る本展は、7万5000点にも及ぶ膨大なアーカイブの所蔵品から300点を厳選して公開。さらに、入場者がヘッドフォンでボウイの音楽やインタビューを聴きながら鑑賞する体験型の展示が話題で、会場に一歩足を踏み入れると、まだ生きているかのようなデヴィッド・ボウイの息づかいが感じられ、圧倒的なスターの輝きに鳥肌が立つことだろう。展示の最後には、巨大モニターでボウイのライブ映像が見られる“ショウ・モーメント”も用意されている。本展はイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が13年にスタートした巡回展で、アメリカやヨーロッパなど9ヶ国を回り160万人を熱狂させ、いまだに記録を更新し続けている。その“奇跡の展覧会”が、アジアでは唯一となる日本についに上陸!ボウイが親日家だったこともあり、日本オリジナルの展示として「戦場のクリスマス」で共演した北野武と坂本龍一が、ボウイについて語る撮り下ろしのインタビュー映像を上映する。キュレーターを務めたヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュは、本展のハイライトとして、ボウイが1974年に発表したアルバム「ダイアモンドの犬」を映画化するために描いた絵コンテと、読書家であったボウイが愛読していた書籍100冊のリストをあげている。アートを愛し、自ら絵を描き、俳優として活躍するなどマルチな才能を発揮したボウイは、音楽制作の際も作曲のみならず、アルバムのコンセプトから身に付ける衣装、ステージのイメージ、アートワーク、ミュージックビデオに至るまで、すべてのプロセスに積極的に関わり、自らコントロールしていたという。膨大な展示品の一つひとつから、常に新しい表現を追求し続けたボウイの哲学が感じられ、見ごたえは充分。デヴィッド・ボウイのすべてが網羅された回顧展といえるだろう。また、アレキサンダー・マックイーンのユニオン・ジャックのコート、山本寛斎の「アラジン・セイン」の衣装、ジョルジオ・アルマーニやエディ・スリマンのエレガントなスーツなど、錚々たるデザイナーたちが手掛けた衣装も必見。どれも奇想天外で、性別をも超越したボウイにしか着こなせないものばかりで、デヴィッド・ボウイがさまざまなキャラクターを演じるたびにファッションの力を最大限に利用してきたことがわかる。1階のオフィシャルショップでは、日本限定のグッズを販売。会場限定の7インチ・アナログ盤を始め、完売していた公式図録「DAVID BOWIE is」の復刻版、スワロフスキーを施したアクセサリーの他、本展のビジュアルにもなっている「アラジン・セイン」のジャケット写真を使用したポスターやノート、トートバッグやマグカップなどがそろう。【展覧会情報】「DAVID BOWIE is」会場:寺田倉庫G1ビル住所:東京都品川区東品川2-6-10会期:1月8日~4月9日時間:火・水・木・日・祝 10:00~20:00(最終入場19:00)金 10:00~21:00(最終入場20:00)休館日:月曜(ただし1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は除く)料金:一般2,400円(2,200円)、中・高校生1,200円(1,000円)※()内は前売り料金
2017年01月06日女優の二階堂ふみが5日、東京・天王洲アイルの寺田倉庫で大回顧展『David Bowie is』のトークセッションを行った。1月8日から4月9日までの期間に寺田倉庫で開催される大回顧展『David Bowie is』。75,000点にも及ぶデビッド・ボウイのアーカイブから厳選された300点以上もの貴重な品々を展示されるほか、日本展の独自コーナーとして映画『戦場のメリークリスマス』でデビッド・ボウイと共演した北野武や坂本龍一が当時を振り返るインタビュー映像も上映する。そんな同展示会のオフィシャルサポーターに就任した二階堂ふみが、内覧会を終えてトークショー。内覧会で見た展示物などの感想として「見終わって余韻が残る大きい展覧会なので、たくさんの刺激をもらいました。最初に入ってから若かりし日のボウイがどういうものに影響を受けたかなどの垣間見るブースもあり、そこからスターになって色んなモノを生み出したところがたくさん見られるので、良い展覧会だと思いました」と絶賛。また、デビッド・ボウイの楽曲「チェンジス」を16歳の頃に聴いてから彼の大ファンになったといい、「16歳の時は変化することを恐れていた時期でもあり、この曲は前に進もうと思わせてくれる曲でした」と当時を振り返りながら、「ボウイは引き出しがたくさんある方。知れば知るほど溢れ出る魅力を持っているところが一番の魅力だと思います。ずっと追い続けたい方ですね」と語った。正月明けのイベントということで、今年1年の抱負を問われて「まだ早起きというところしか自分の中で設定できていないです(笑)。年末年始はニューヨークで過ごしていましたが、時差ボケもあって早起きできましたし、今日も早起きしたので明日も早起きしたいですね(笑)」と苦笑い。早起き以外の目標としては「今年23歳になるので、色んなことに前向きに挑戦できたらと思います。今年はとりあえず乗馬をしたいですね」と話していた。なお、同内覧会には栗原類、SUGIZO(LUNA SEA)、TAKURO(GLAY)、桃井かおり、椿鬼奴、野宮真貴(ピチカート・ファイヴ)、小林克也、山本寛斎らも出席した。
2017年01月05日女優の二階堂ふみが1月5日(木)、自身がオフィシャルサポーターを務めるデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」(品川区・寺田倉庫G1ビル)の内覧会に出席し、「表現者として、新しい自分を見せ、変化を恐れてはいけないと教えてくれた」と強い影響を語った。昨年1月、最新アルバムの発売直後にこの世を去ったデヴィッド・ボウイ。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」として音楽家の枠を超えて、芸術やファッション、カルチャー全般に多大な影響とインスピレーションを与え続ける表現者・ボウイの世界観を集大成した大回顧展だ。貴重な衣装や作品など300点以上の展示に加えて、ヘッドフォンで音楽やインタビューなどを聞きながらボウイの功績を“体験”することができる。2013年のロンドンを皮切りにこれまで、計9か国を巡回し、総動員数は160万人を記録。ボウイは親日家として広く知られており、10か国目の開催にしてアジア唯一となる日本上陸が実現した形だ。「David Bowie Meets Japan」と題した日本オリジナル展示もあり、映画『戦場のメリークリスマス』でボウイと共演した北野武、坂本龍一の撮り下ろしインタビュー映像が上映される。二階堂さんはボウイを「ずっと追いかけ続けたい憧れの男性」と語るほどの大ファンで、特に70年代初頭に発表された代表曲「CHANGES」に対して、「自分が変わってしまうことを恐れていた16歳の頃によく聞いていた。聞くと『前に進もう』と思わせてくれる。これからも長く人生をかけて聞いていきたい」と熱い思い入れ。ボウイの魅力は「引き出しがたくさんあるところ。知れば知るほど、魅力があふれ出る」と語った。それだけにボウイの精神性にまで深く潜り込む、多角的な展示を見終えて「ずっと余韻が続いていて、たくさんの刺激をもらいました」と感激しきり。「ボウイの挑戦や表現を、次の世代につないでくれたら。きっと若い世代こそ、自分と重なり合うはず」と大回顧展の意義を熱弁していた。大回顧展「DAVID BOWIE is」は1月8日(日)~4月9日(日)まで東京都品川区・寺田倉庫G1ビルにて開催。(text:cinemacafe.net)
2017年01月05日2016年1月に惜しまれつつこの世を去ったロック界の伝説的スター、デヴィッド・ボウイ。来年1月8日から満を持して東京・天王洲アイルでデヴィッド・ボウイの大回顧展〈 デヴィッド・ボウイ・イズ(DAVID BOWIE is)〉が開催されます。展覧会では、手書きの歌詞やオリジナル衣装、写真・映像、ライブのセットデザイン、アルバムワーク、そして過去50年に渡るライブ道具など300点にのぼるアイテムが一堂に会す初の機会として現在世界各国を巡回しています。各界の著名人がコメントを寄せている公式サイト内の #davidbowieis ページを見れば、その影響力の偉大さを感じることができるはず。1月7日よりドキュメンタリー映画〈 デヴィッド・ボウイ・イズ 〉が各地で公開加えて、来年1月7日(土)より、ドキュメンタリー映画〈 デヴィッド・ボウイ・イズ 〉の劇場公開という朗報が!劇中ではキュレーターが展覧会で見るべきポイントについて解説してくれるため、大回顧展へ行く予定の人は予習・復習として、そして大回顧展へ行く予定のない方々もこの映画で大回顧展の醍醐味を堪能してみてはいかが?公開日別 上映予定映画館- 1月7日(土)東京: 新宿ピカデリー札幌: 札幌シネマフロンティア宮城: MOVIX仙台埼玉: MOVIXさいたま大阪: なんばパークスシネマ名古屋: ミッドランドスクエア シネマ福岡: KBCシネマ愛媛: 西条市総合文化会館 小ホール- 1月10日(火)高知: 高知県立美術館ホール- 1月14日(土)京都: 立誠シネマ- 1月21日(土)東京: YEBISU GARDEN CINEMA- 3月公開予定群馬: シネマテークたかさき※ 新宿ピカデリー / 札幌シネマフロンティア / MOVIX系 / なんばパークスシマ / ミッドランドスクエア シネマでは、劇場HPにて2017年1月1日 元日にチケット発売を開始予定※ 福岡KBCシネマ: 当日券のみの販売※ 愛媛: 2016月11日18日より前売券発売中 / 問合せ先:西条市総合文化会館(0897-53-5500)※ 高知: 2016月11日18日より前売券発売中 / 問合せ先:シネマ四国(088-855-9481)【 作品情報 】- 原題: 『 DAVID BOWIE IS 』- 監督: ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)- 出演: ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ、デヴィッド・ボウイ、山本寛斎- 製作国:イギリス展覧会開催概要展覧会名: デヴィッド・ボウイ・イズ(DAVID BOWIE is)会期:2017年1月8日(日)〜 4月9日(日)時間:10:00 〜 20:00(最終入場 19:00)※金曜日のみ21時まで(最終入場 20:00)休館日: 毎週月曜日(1/9、3/20、3/27、4/3は除く)会場:寺田倉庫G1ビル(Google Mapsへ飛ぶ)チケット料金:〈一般〉前売 ¥2,200 / 当日 ¥2,400〈中学生・高校生〉前売 ¥1,000 / 当日 ¥1,200〈限定オリジナルグッズ付き〉 ¥5,000 ※前売りのみ〈ALL TIME〉 ¥3,000 ※前売りのみ公式サイト / Facebook / Twitter / Instagram【 一般発売 】( チケットぴあにて販売中 )主催: DAVID BOWIE is 日本展実行委員会企画: ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)音響協力: ゼンハイザー特別協賛: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント一般協賛: ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 / 寺田倉庫後援: 駐日英国大使館 / ブリティッシュ・カウンシル / 品川区 / TOKYO MX / テレビ神奈川 / WOWOW / J-WAVE / TOKYO FM / InterFM897 / 文化放送協力:日本貨物航空株式会社 / 日本航空株式会社/ ムービープラス / 東京臨海高速鉄道株式会社 / 東京モノレール株式会社※ 劇場公開記念キャンペーンのお知らせ松竹マルチプレックスシアターズ系上映館クイズキャンペーン映画上映を記念して、SMT上映館のキャンペーンページで出題されるクイズに答えて応募すると、デヴィッド・ボウイ関連アイテムが当たるキャンペーン実施が決定!A賞:公式図録「デヴィッド・ボウイ・イズ復刻版」(1名)B賞:書籍「デヴィッド・ボウイーー気高きアーティストの奇跡」(3名)C賞:劇場公開用ポスター(非売品)(3名)D賞:大回顧展「DAVID BOWIE is」公開記念ステッカー5枚セット(非売品)(10名)キャンペーン期間2016年12月23日(金)〜2017年1月13日(金)詳細は松竹マルチプレックスシアターズHPをチェック。All Pictures (c) Victoria and Albert Museum, London Culture-VIlle() Text. Midori Tokioka (@mdrtkk)
2016年12月22日17年1月8日から東京で開催する大規模個展「DAVID BOWIE is」に合わせて、日本を愛し続けたロックスター、デヴィッド・ボウイの本格的な人物評伝『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン)』(2,200円)が刊行される。デヴィッド・ボウイの突然とも思える訃報から1年。同書では、1990年代初頭より『レコード・コレクターズ』誌を始めとした数多くの媒体でデヴィッドについて執筆し、08年の『リアリティ・ツアー』から16年の最後の作品『ブラック・スター』までのオリジナルアルバムのライナーノートも担当していた吉村栄一が、本格的な人物評伝としてデヴィッドの生涯を振り返る。デヴィッド・ボウイは、なぜ京都の街を愛し、山本寛斎の衣装の身にまとい、大島渚監督の映画に出演したのか......。日本を愛し続けたデヴィッドと日本とのかかわりについて大きくページを割いた他、誕生から苦難のデビュー、異形のアーティストとしての活躍や9・11と心臓発作、復活と終焉までが400にも及ぶページ数に収められた。知る人ぞ知る、日本とデヴィッドの蜜月に触れられる作品となっている。【書籍情報】『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人(スターマン)』著者:吉村栄一出版社:DU BOOKS並製/400ページ/四六発刊:2017年1月価格:2,200円
2016年12月15日デヴィッド・ボウイの写真展「“BOWIE : FACES”展」が、2017年1月6日(金)から4月2日(日)まで、代官山 蔦屋書店、アクシスギャラリー・シンポジア、ブリッツ・ギャラリーの3会場でそれぞれ期間を分けて開催される。テリー・オニール、ブライアン・ダフィー、鋤田正義など、複数の有名写真家が手がけたデヴィッド・ボウイの珠玉のポートレート、各写真家とのコラボレート作品を紹介する本展。会場には、各写真家の代表作、本展用限定作などの写真作品30点前後が展示されるほか、プリント付限定本“BOWIE BY O’NEILL”や写真集、展覧会カタログ、作品のオリジナルプリントなども販売される。なお、ボウイの誕生日でもある2016年1月8日(日)からは、英国ヴィクトリア&アルバート美術館企画による「DAVID BOWIE is」の巡回展が東京・天王洲で開催されるので、本写真展と合わせて是非こちらにも足を運んでみてはいかがだろう。【開催概要】「“BOWIE : FACES”展」会場・開催期間:■代官山 蔦屋書店期間:2017年1月6日(金)〜2月7日(火)時間:7:00〜26:00住所:東京都渋谷区猿楽町 17-5※入場無料、会期中無休■アクシスギャラリー・シンポジア期間:2017年2月10日(金)〜11日(土)時間:11:00〜18:00住所:東京都港区六本木 5-17-1※入場無料、会期中無休■ブリッツ・ギャラリー期間:2017年2月17日(金)〜4月2日(日)時間:13:00〜18:00住所:東京都目黒区下目黒 6-20-29※入場無料、月・火曜休廊<展示予定写真家>ブライアン・ダフィー(Brian Duffy)、テリー・オニール(Terry O’Neill)、鋤田正義(Masayoshi Sukita)、ジュスタン・デ・ヴィルヌーヴ(Justin de Villeneuve)、ギスバート・ハイネコート(Gijsbert Hanekroot)、マーカス・クリンコ(Markus Klinko)ほか
2016年12月11日デビッド・ベッカムの3男クルーズ(11)が7日にデビューシングルをリリースした。元サッカー選手の父デビッドと元スパイス・ガールズのヴィクトリアを両親に持つクルーズは、英キャピタルFMの『ブレックファスト・ショー』でデビューシングルとなる「イフ・エブリ・デー・ワズ・クリスマス」を発表した。両親はそんな息子を誇らしげに思っているようで、デビッドは制服姿のクルーズが朝食の席でラジオから流れてくる自分の曲を恥ずかしげに聞いている様子を収めた動画を投稿し、「学校前のいつもの日常ではないね...この新しいクリスマスシングルと、この曲の収益でイギリス国内の子供たちを助けることになるうちの息子を誇りに思うよ」とコメントを付けている。一方で、ヴィクトリアもインスタグラムで、ジャスティン・ビーバーのマネージャーとして知られるスクーター・ブラウンをマネージャーに持つクルーズに称賛のメッセージを送っている。現在ストリーミングとダウンロード可能となっている「イフ・エブリ・デー・ワズ・クリスマス」の全収益は、イギリス国内にいる恵まれない子供たちを支援するチャリティ団体グローバルズ・メイク・サム・ノイズへと寄付されるという。(C)BANG Media International
2016年12月08日2016年1月10日にこの世を去った唯一無二の表現者にしてアーティスト、デヴィッド・ボウイ。ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても数々の作品に出演した彼が初主演を務めた映画『地球に落ちて来た男』が、2017年の誕生日(1月8日)と命日(1月10日)の週を中心に全国にて追悼上映されることが決まった。アメリカの作家ウォルター・テヴィスの同名SF小説を、『美しき冒険旅行』『赤い影』のニコラス・ローグ監督が映画化し、新天地を求めて地球に降り立った宇宙人トーマス・ジェローム・ニュートンをボウイが演じる本作。1月の訃報を受け、7月にリバイバル上映されたが、来たるボウイの70歳の誕生日と一周忌に再び全国で上映される。ある日、地球に宇宙船が落下する。砂漠に降り立った宇宙人は、あまりに美しい容姿を持っていた。その後、弁護士のもとを訪れた彼は、人知を超えた9つの特許を元に弁護士とともに巨大企業を作り上げていく。アメリカのかつての大富豪ハワード・ヒューズなどを思わせる、彼の奇妙な暮らしが始まり、彼は全米の注目の的に。いった彼は何をしようとしているのか?彼は何者なのか?もちろん、そんな彼の勢威を恐れる者たちも出てくる。彼の秘密の計画は思わぬ妨害を受け、彼の暮らしは一変。果たして彼は、故郷の星に戻ることができるのか…。本作の主人公は歳をとらない。実際には、地球人よりはるかに遅く歳をとるという設定なのだが、劇中のボウイもまた歳をとらない。人々やあらゆるものの変化を見ることはできるが、それを止めることはできない不老ゆえの憂鬱が、映画全体を覆っていく。その憂鬱は、現実のボウイに重ねられる。劇中で流れるロイ・オービソンの「ブルー・バイユー」、アーティ・ショウの「スターダスト」などの古い楽曲は、この映画のなかでは単に懐メロとしてではなく、不老のまま未来をも生き抜く誰かが聴いた懐メロのように、過去からではなく未来から聞こえてくるようかのよう。劇中には、現実のデヴィッド・ボウイの歌は一切使われていないが、しかし、それらはまるでボウイが彼らに作らせた曲のようにも聞こえてくる。また、本作への出演の後に発表した『ステイション・トゥ・ステイション』『ロウ』の2枚のアルバムジャケットをはじめ、2015年にはオフブロードウェイのミュージカル化を自らプロデュースするなど、本作の影響は色濃い。一周忌追悼上映にあたり、本作配給のboid主宰・映画評論家の樋口泰人氏は、「ここにきてまるでアメリカの『現在』そのもののようにも見えてくるこの映画のアメリカと現実のアメリカを、そのねじれた視線で幻視する、そんな力技が求められているのだと思う。これは過去に作られた映画かもしれないが、まさに未来に向けて、そして未来の視線によって、いつかくるだろうその日のために作られた映画でもある。わたしたちはそれが今であることを知っている。――第45代アメリカ大統領が選出された日に――」という序文を寄せている。ボウイがこの世を去った日から1年が経とうとしている。7月の本作の再上映、9月にはサントラが制作40年後にして初リリース。2017年1月8日のボウイ誕生日からは「DAVID BOWIE is デヴィッド・ボウイ大回顧展」が開催、そして二見書房から原作「地球に落ちて来た男」が1月10日に刊行予定、1月14日からは1973年のロンドン、ハマースミス・オデオンで行った歴史的ライヴを収録したドキュメンタリー『ジギー・スターダスト』の劇場公開も控えており、まだまだ話題が尽きない。デヴィッド・ボウイ一周忌追悼『地球に落ちて来た男』は2017年1月7日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月01日先日、女優の二階堂ふみがオフィシャルサポーターを務めることが発表されたデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」。このほど、本展の日本上陸を前に、英ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館での開催の模様が収録されたドキュメンタリー映画も限定公開されることが決まった。没後からおよそ1年、生誕70年となる2017年のデヴィッド・ボウイ誕生日1月8日より、いよいよ日本でも開催される「DAVID BOWIE is」。世界を巡回中の大回顧展は、先日動員数150万人を突破。この動員数は、企画した英ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の164年の歴史をふり返っても最高動員となる記録的な数字となっている。今回のドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』は、全世界で好評を得ている本展の模様を収めた作品で、V&Aでの開催最終日に収録され、セレモニーに登壇した山本寛斎氏らゲストがボウイとの思い出を語る貴重なシーンや、キュレーターを務めたヴィクトリア・ブロークスやジェフリー・マーシュによる展示物の解説などが盛り込まれ、実際の大回顧展をいっそう楽しむことができる作品となっている。すでに本作を鑑賞した方々からは「解説が面白く、本物の展覧会が見たくなった」などの声が寄せられ、海外で大回顧展を目にしてきた鑑賞者からは「実際の展覧会だけではわからなかったところが深く理解できて、見てよかった」、さらにボウイファンからは「ボウイのファンだけじゃなく、幅広い人に見てもらいたい普遍的なメッセージをもった作品」といった賞賛の声が寄せられている。ちなみに本作は、権利の問題により現時点ではテレビ放映やビデオ化される予定がなく、映画館でのみ堪能することができる。世界中の人が魅了されたデヴィッド・ボウイのスゴさを、改めてスクリーンでも体験してみては。『デヴィッド・ボウイ・イズ』は2017年1月7日(土)より新宿ピカデリーほか全国9カ所にて1週間限定公開。大回顧展「DAVID BOWIE is」は2017年1月8日(日)~4月9日(日)まで東京都品川区・寺田倉庫G1ビルにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年11月20日女優の二階堂ふみが、“世紀のカルチャーアイコン”にして、惜しくも今年1月にこの世を去ったデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」のオフィシャルサポーターに決定した。「HEROS」「Starman」「Space Oddity」など数え切れない名曲を送り出した「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」であり、唯一無二のカルチャーアイコンであるデヴィッド・ボウイの世界観やキャリアを総括した大回顧展が、来年1月についに日本上陸。オフィシャルサポーターを務めることになった二階堂さんは、本展公式サイトで公開中の“DAVID BOWIE is” 「あなたにとってデヴィッド・ボウイとは」に続く言葉に、「ずっと追いかけ続けたい憧れの男性」と語るほどの大ファン。さらに同サイトに好きなアルバム・楽曲とメッセージを寄せている。同サイトには、坂本龍一や山本寛斎をはじめ、そうそうたるミュージシャン、俳優、モデル、アーティストらが同様に、彼らにとってのデヴィッド・ボウイを語っている。さらに現在、一般の方が投稿するSNS企画「あなたにとってデヴィッド・ボウイとは?」を実施中。投稿した方の中から抽選で20名が、来年1月5日(金)に行われる特別内覧会に招待される。内覧会は、ボウイ展のキュレーションに直接関わったヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のキュレーターによる解説付きで実施される。二階堂さんは、今回のオフィシャルサポーター就任に、「音楽、ファッション、映画、写真、アート、全てにおいてスーパースターであったアーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展がいよいよ日本でも開催されます。私も時代を越えて彼に出会えることをとても楽しみにしています」と期待を込めてコメント。お披露目した画像の衣装も、「ボウイへの気持ちを取り入れた」ものとなっている。大回顧展「DAVID BOWIE is」は2017年1月8日(日)~4月9日(日)まで東京都品川区・寺田倉庫G1ビルにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日ブライアン・メイ(69)が、元サッカー選手のデビッド・ベッカムが鳥の狩猟をしているとして非難した。ブライアンは、ベッカムが先週、友人のガイ・リッチー監督と狩猟の準備をしている姿が浮上したことで、「野生動物を娯楽のために撃つなんて良い見た目じゃないよ。ボールだけにしておけばいいのに」「すごく悲しい気分にされたよ」「ベッカムはヒーローなのに」「こんな一番腰抜けな『スポーツ』と呼ばれるものに参加しているなんて...すごく残念だ」とツイッターに投稿した。一方で、以前にはベッカムとリッチーが飼い犬を週に2度、ブラジル風トリミングにリムジンで連れて行っているという話が報じられていた。イングリッシュ・コッカー・スパニエル種のオリーブという愛犬を持つベッカムは、尻尾の下の毛までカットするというトリミングの常連であると言われている。ある関係者は以前、「ばからしいですよ。ベッカムとガイは2人とも愛犬を溺愛していて、週に2度リムジンで美容院へ連れて行くのに大金を使っています」「2人はお互いの家を行き来して、一緒に遊ばせたり散歩させたりもしています。人から笑われるのは分かっていますが、気にしていないんです。2匹をパブにまで連れて行って見せびらかしていますからね」と話していた。(C)BANG Media International
2016年10月18日2016年1月に亡くなったアーティスト、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)の大回顧展「DAVID BOWIE is」が、2017年1月8日(日)から、東京・天王洲の「寺田倉庫G1ビル」で開催!2013年にイギリスからはじまった巡回展が、いよいよ日本にやってきます。「20世紀で最も影響力のあるアーティスト」といわれる、デヴィッド・ボウイの50年にわたるクリエイティビティの軌跡をたどりましょう。「DAVID BOWIE is」の見どころミュージシャン、アーティストとして活躍し、ファッションなどアートや文化にも多大な影響を与えたデヴィッド・ボウイ。「DAVID BOWIE is」では、そんなデヴィッド・ボウイの多岐にわたる活動を300点以上の展示品、音、映像を駆使して紹介しています。●『スターマン』「ポップ・ミュージックの流れを変えた」といわれるパフォーマンスが、1972年にイギリスBBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」でデヴィッド・ボウイが披露した『スターマン』。スターマンの衣装と「トップ・オブ・ザ・ポップス」の映像により、当時の衝撃を再体験することができます。●ファッションデヴィッド・ボウイは世界の一流デザイナーとコラボレーションして、斬新なファッションを生み出し続けました。山本寛斎、アレキサンダー・マックイーン、ジョルジオ・アルマーニ、エディ・スリマンらによる衣装展示は見逃せません。ミュージック・ビデオで見た、あの衣装が展示されているかも!?●JAPAN日本文化からインスピレーションを得、親日家としても知られていたデヴィッド・ボウイ。歌舞伎の化粧法や早変わりをライブ・パフォーマンスに取り入れていました。デヴィッド・ボウイを40年以上撮影してきた鋤田正義の写真、山本寛斎がデザインした漢字柄のマント、デヴィッド・ボウイが描いた三島由紀夫の肖像画など、日本とのつながりを感じる展示がおこなわれます。●音と映像で「音楽を展示」音と映像をフルに使ったマルチメディアにより、デヴィッド・ボウイの「音楽を展示」します。入場者1人ひとりにヘッドフォンが提供され、インタビュー音源を聞きながら展示を観賞。スクリーンでのライブ・パフォーマンス体験など、五感でデヴィッド・ボウイの世界へと没入することができますよ。日本だけのスペシャルコーナー!1983年に公開された映画「戦場のメリークリスマス」(監督・大島渚)の名場面が上映されます。さらに映画で共演した北野武氏、坂本龍一氏の撮り下ろしインタビュー映像も。「David Bowie Meets Japan」と題し、映画を通じてデヴィッド・ボウイの美学やクリエイティビティを感じられる構成になっています。また、会場では日本限定のグッズも販売される予定。貴重なグッズを手に入れましょう。大回顧展「DAVID BOWIE is」がスタートする2017年1月8日(日)は、存命ならばデヴィッド・ボウイ70歳の誕生日。比類なき表現者、デヴィッド・ボウイの世界にぜひ触れてください。チケットの先行発売は2016年10月3日(月)からはじまっています。亡くなったあとも人々をインスパイアし続けるデヴィッド・ボウイの大回顧展は、ファンならずとも必見です!■イベント概要名称:大回顧展「DAVID BOWIE is」開催期間:2017年1月8日(日)~4月9日(日)会場:寺田倉庫G1ビル所在地:東京都品川区東品川二丁目6番10号開館時間:10:00~20:00 (最終入場19:00)※金曜日のみ10:00~21:00 (最終入場20:00)休館日:毎週月曜日 ※1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は開館前売り料金:一般2,200円 (当日券2,400円)、中高校生1,000円(当日券1,200円)、 ※小学生以下は入場無料。限定オリジナルグッズ付きチケット5,000円 (当日券は扱いなし)公式サイト:
2016年10月10日今年の1月にこの世を去ったイギリスのアーティスト、デヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」が東京・寺田倉庫G1ビルで2017年1月8日(日)から4月9日(日)まで開催される。【チケット情報はこちら】同展では、彼のアーカイヴから集められた300点以上に及ぶ貴重な品々を、ファッション、音楽、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分類。音楽と映像による演出を用いて展示する。回顧展は2013年にボウイの母国イギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館よりスタート。その後世界8都市を巡回し、これまでに150万人以上を動員。アジアでは日本が唯一の開催国となる。チケットの一般発売に先がけて、1月8日(日)・9日(月)・10日(火)入場分を対象にしたオフィシャル最速先行(抽選)を実施。受付は10月3日(月)午前10時から16日(日)午後11時59分まで。■「DAVID BOWIE is」会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)<火・水・木・土・日・祝>10:00~20:00(最終入場19:00)<金>10:00~21:00(最終入場20:00)※休館日:毎週月曜日(但し1月9日、3月20日、3月27日、4月3日は除く)会場:寺田倉庫G1ビル(東京都品川区東品川二丁目6番10号)※詳細はオフィシャルサイトにてご確認ください。
2016年10月03日1月に69歳でがんのため死去したデヴィッド・ボウイの遺灰が、アメリカの野外フェスティバル「バーニングマン」で散骨された。ボウイのゴッドチャイルドが、ボウイの遺灰の一部を同フェスティバルに持ち込み、撒いたという。「バーニングマン」は、毎年ネバタ州に短期的に作られる街ブラックロックシティで1週間にわたって開催されるイベントで、「地域社会とアートの実験」と称されている。関係者の1人はE!ニュースに、「デヴィッドのゴッドチャイルドとデヴィッドはバーニングマンが何を意味するのかなどと長い話をしていました。デヴィッドはフェスの背景にあるメッセージ性がとても気に入っていました」と話す。イベント中に亡くなった友人や家族へ祈りをささげるために会場に設置された寺院にて、ボウイの妻イマンの許可のもと約70人が集まってボウイを追悼する小さな儀式が行われた。その参加者の1人は「自分たちのキャンプと寺院を車で行き来する間、デヴィッドの音楽を流しました。ほとんど全員がボウイ(おなじみの稲妻)のペイントを顔にしていました」とそのときの様子を語る。その寺院は同イベントの最後に燃やされている。そんな中、夫のみならず4月には母親のマリアン・アブドゥルマジドも亡くしているイマンは先週、ニューヨークコレクションのトム・フォード秋2016コレクションのショーに2人の死以来初めて公に姿を見せ、『グッドモーニング・アメリカ』にゆっくりと悲しみに折り合いをつけていると明らかにしていた。同番組に対し、イマンは「難しい年だけど、持ちこたえているわ」と発言。プレゼンターのジョー・ジーが「逆境に負けない人」だとたたえると、イマンは「あなたがそう思うほどではないわ」と控えめな反応を示していた。またイマンは、デザイナーのエディ・スリマンがボウイを追悼するために作ったネックレスがあることも明かしていた。「私はこれを死ぬまでつけるの。エディ・スリマンが私のために作ってくれたの。『デヴィッド』とだけ表現されているの」(C)BANG Media International
2016年09月13日今年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイの息子で映画監督のダンカン・ジョーンズに第1子の男児が誕生、ダンカンは父親にちなんでステントン・デヴィッドと名づけたことを発表した。ダンカンはツイッターに「ステントン・デヴィッド・ジョーンズ。彼の祖父がいなくなって、ちょうど半年後の7月10日に生まれました。2人とも愛しています」とつぶやいた。ツイートには赤ちゃんを抱えた男性が「この子は完ぺきじゃないかい?」と言い、その男性を抱えるもう1人の男性が「おまえは抱っこしてもらうには重すぎるぞ」と言っている絵が添えられている。ダンカンは妻のローニー・ロンクゥイロについても、「僕のすべての愛と尊敬を、素晴らしいローニー・ロンクゥイロに。彼女はお腹の中で人間を作りました。女戦士であり、日々、僕のヒーローです」とツイートし、称えている。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月01日美しき孤高のロック・スター、デヴィッド・ボウイの華々しいキャリアを振り返る書籍『ボウイ・トレジャーズ』が、2016年8月31日(水)より2,000部限定で発売される。各アルバムの解説などに加え、ボウイに関連するポスター、チケット、ツアーパンフレットなどの完全レプリカ約20点の特別付録を封入した本書。1965年4月15日にボウイの初期の芸名である“デイヴィー・ジョーンズ”の名で書かれたサインや、1983年に「シリアス・ムーンライト」のビデオカセット発売に合わせて制作されたポスターなど、複製ながらもファン垂涎の品々が揃っている。【書籍情報】『ボウイ・トレジャーズ』※2,000部限定発売日:2016年8月31日(水)定価:本体4800円+税体裁:26.3x3.5x29.7cm / 上製函入り豪華本 / 64頁ISBN:978-4907435-81-3発行:スペースシャワーネットワーク<封入アイテム>1:ポスター。1973年、ステージのジギー・スターダストの彩色写真をもとに。2:デヴィッド・ボウイのサイン、日付は1965年4月15日。‘デイヴィー・ジョーンズ’は彼の初期の芸名。3:1978年、デヴィッド・ボウイのモントリオール(カナダ)公演の複製コンサート・チケット。会場はフォーラム。4:イングランド南西部の町トーキーのコンサート情報フライヤー。数々の人気者の中には、1972年7月7日、レインボー・パヴィリオンに出演したデヴィッド・ボウイの名も。5:マーク・ボランのバンド、ティラノサウルス・レックスその他による1969年のショウのチケット。デヴィッド・ボウイもマイムで出演。6:1965年、‘デヴィッド・ボウイ&ザ・ローワー・サード’がマーキー・クラブに出演するにあたって交わされた契約書。7:デヴィッド・ボウイの1978年のツアー、「イソラー2」より新聞紙スタイルのプログラムの複製。8:「グラス・スパイダー」ツアー1987年8月30日公演のチケット。会場はモントリオールのオリンピック・スタジアム。9:1983年の「シリアス・ムーンライト」ツアー、5月6日フレジュス(フランス)公演の複製チケット。10:1978年5月3日、カナダでステージに立つデヴィッド・ボウイの未発表写真。11:プロモーション用ポストカード、1983年頃。12:「シリアス・ムーンライト」ツアー・プログラム(一部)の複製、1983年。13:「ジギー・スターダスト」ツアーのリヴァプール・スタジアム公演のフライヤー、1972年。14:「‘アワーズ...’」ツアーの1999年12月2日ロンドン、アストリア公演の複製チケット。15:本書のためにデザインされたデヴィッド・ボウイのポスター16:1983年、「シリアス・ムーンライト」ツアーのイェーテボリ(スウェーデン)公演宣伝ポスター。ボウイは6月11日・12日にここで演奏した。17:1983年、「シリアス・ムーンライト」のビデオカセット発売に合わせて制作されたポスター。
2016年07月30日故デヴィッド・ボウイのミュージカル『ラザルス』がロンドンで上演されることになった。昨年11月18日から今年の1月20日までニューヨーク・シアター・ワークショップで大ヒット上演された同作が、10月25日から来年1月22日までロンドンのキングス・クロス・シアターで上演されることが決まった。ウォルター・テヴィスの著作で1976年にはボウイ主演で同名映画化された『地球に落ちて来た男』の続編となるこの舞台作品は、ボウイとアイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによって共同執筆された。ボウイにとって最後のスタジオアルバムとなった『ブラックスター』にも同名曲が収録されている『ラザルス』は、地球に降り立った人間の姿をした異星人トーマス・ジェローム・ニュートンが死ぬこともできずに苦難する姿が描かれる。イヴォ・ヴァン・ホーヴェが監督を務める同作は、『デクスター 警察官は殺人鬼』でおなじみのマイケル・C・ホールを含めたニューヨーク公演のオリジナルキャストが出演することになっている。(C)BANG Media International
2016年07月27日故デヴィッド・ボウイが所有していた美術作品の数々が、オークションに出品されることになった。1月に死去したデヴィッドが収集していたダミアン・ハースト、スタンリー・スペンサー、パトリック・コールフィールド、マルセル・デュシャンら名だたるアーティストたちの作品約300点が、11月にロンドンにある美術品オークションハウスのサザビーズに出品されることになり、落札予想価格は全体で1,000万ポンド(約14億円)以上とも言われている。サザビーズはオークションに先駆けて一般展示も予定しており、サザビーズ・ヨーロッパのオリバー・バーカー会長は出品内容について「デヴィッド・ボウイのコレクションは、20世紀最高峰の創造的精神を持つ人物の世界が独自のかたちで反映されています」と表現している。落書きのような作風で知られるジャン=ミシェル・バスキアの作品「エア・パワー」は、ボウイがバスキアの指南役であったアンディ・ウォーホールのために演奏をした後に購入したもので、コレクションの中でも最高値の250万から350万ポンド(約3億5,500万から5億円)で落札されると見込まれている。267点の絵画に加え、120点以上の20世紀の家具、彫刻も含まれるコレクションの収益は、ボウイの家族が受け取ることになる。家族は出品理由を保管場所に困ったためとしている。そんなボウイは、「異常なほど夢中に」美術品を買っていることを生前に自ら認めており、アーティストの評判や投資価値を理由に作品を買い集めるのではなく、それぞれの作品に対する自身の感性を大事に作品を選んでいたといわれている。小説家のウィリアム・ボイドは、1994年にアート雑誌『モダン・ペインターズ』の編集に関わるほどアートに精通していたボウイのことを、ただの「セレブ」ではなく、「実際に何かを貢献している」人物だとして称賛していた。「デヴィッドは美術学校に実際に通っていたんです。アーティストや画家、テーマ、ムーブメントについてかなり真剣に話したがっていました」「ですから、あれは趣味や気まぐれではなく、本物の情熱でした」とボイド氏はBBCに話していた。(C)BANG Media International
2016年07月16日デヴィッド・ボウイ初主演映画『地球に落ちて来た男』の追悼上映が決定。彼の誕生日(1月8日)と命日(1月10日)を含む期間に、全国で上映される。2016年1月10日、この世を去ったデヴィッド・ボウイ。その2日前に69歳の誕生日を迎え、2年ぶりのアルバム『ブラックスター』を発表したばかりだった。美しき孤高のロック・スターは、俳優としてもスクリーンで異彩を放つ存在で、『地球に落ちて来た男』は彼の初主演作だ。ウォルター・テヴィスの同名SF小説を実写化した本作で、新天地を求めて地球に降り立った美しき宇宙人役を演じている。監督のニコラス・ローグも、初監督作品『パフォーマンス』(1970年)ではミック・ジャガーを、『地球に落ちて来た男』の次作『ジェラシー』(1979年)ではアート・ガーファンクルを主演に迎えるなど、ミュージシャンの身体を映画の中心に置いてきた異色の存在だ。当初、この映画のための曲も用意していたというボウイ。しかしあくまでも俳優としてのデヴィッド・ボウイを必要としていた監督のニコラス・ローグの意向もあり、演技に全力を注ぐことに。そのボウイの代わりに、ママス・アンド・パパスのリーダー的存在であったジョン・フィリップスが音楽を担当している。また、本作の劇中では、ルイ・アームストロング「ブルーベリー・ヒル」、ロイ・オービソン「ブルー・バイユー」、アーティ・ショウ「スターダスト」など、懐かしの名曲が印象的に挿入されている。今は亡き偉大なロックスターに思いを馳せながら、是非大スクリーンで本作を鑑賞してみてはいかがだろう。【上映情報】『地球に落ちて来た男』追悼上映出演:デヴィッド・ボウイ、リップ・トーン、キャンディ・クラーク、バック・ヘンリー、バーニー・ケイシーほか監督:ニコラス・ローグ脚本:ポール・メイヤーズバーグ原作:ウォルター・テヴィス音楽:ジョン・フィリップス、ツトム・ヤマシタ撮影:アンソニー・B・リッチモンド原題:The Man Who Fell To Earth1976 年/イギリス/カラー/139分/デジタル © 1976 Studiocanal Films Ltd. All rights reserved.■追悼上映 場所・日程東京 シネマート新宿 2017年1月7日(土)〜1月13日(金)水戸 CINEMA VOICE 1月9日(月)〜1月14(土)高崎 シネマテークたかさき 1月7日(土)〜1月13日(金)横浜 横浜シネマリン 1月7日(土)〜1月20日(金)新潟 シネ・ウインド 1月7日(土)〜1月13日(金)松本 松本 CINEMA セレクト上映会 1月8(日)〜1月10(火)浜松 CINEMA e_ra 1月7日(土)〜1月13日(金)金沢 シネモンド 1月7日(土)〜1月13日(金)名古屋 名古屋シネマテーク 1月10日(火)〜1月13日(金)京都 京都みなみ会館 1月7日(土)〜未定大阪 シネマート心斎橋 1月7日(土)〜1月13日(金)神戸 神戸アートビレッジセンター 1月予定豊岡 豊岡劇場 1月10日(火)〜1月15(日)広島 横川シネマ 1月8日(日)〜1月14(土)尾道 シネマ尾道 1月予定松山 シネマルナティック 1月7日(土)〜1月13日(金)佐賀 シアター・シエマ 1月予定大分 シネマ 5bis 1月10日(火)熊本 Denkikan 1月7日(土)〜1月13日(金)宮崎 宮崎キネマ館 1月10日(火)鹿児島 ガーデンズシネマ 1月7日(土)〜1月10日(火)沖縄 桜坂劇場 1月7日(土)〜未定
2016年06月21日デビッド・オイェロウォが、実話に基づく『Another Day In The Death Of America』に主演することがわかった。プロデューサーも兼任する。その他の情報原作は、今年秋、イギリスとアメリカで出版予定のノンフィクション本。著者は『ザ・ガーディアン』紙の記者、ギャリー・ヤング。2013年11月23日、アメリカ各地で、10人の子供が射殺された。一番下は9歳、上は19歳。だが、どれもニュースとして取り上げられることはなかった。アメリカでは、よく起こる事件だからだ。ヤングは、この日を無作為に選び、殺された子供の遺族を訪ねて取材をした。その結果、アメリカの銃犯罪の深刻な実情が見えてきたのだ。オイェロウォは、『グローリー/明日への行進』でインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた。現在は、『American Express』を撮影中。共演はシャーリーズ・セロン、アマンダ・セイフライド、ジョエル・エドガートンら。文:猿渡由紀
2016年04月15日デヴィッド・ボウイの50年間に渡る創作活動を振り返る大回顧展「DAVID BOWIE is」が、アジア唯一となる日本で開催される。会場は東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル、期間は、存命であれば70歳の誕生日となる2017年1月8日(日)から4月9日(日)までの約3か月間。展覧会「DAVID BOWIE is」とは「DAVID BOWIE is」は、アルバム「ザ・ネクスト・デイ」をリリースした2013年より、彼の母国であるイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館を皮切りに巡回展をスタート。手書きの歌詞、オリジナルコスチューム、ファッション、写真、映像、ミュージックビデオ、ボウイ所有の楽器など75,000点に及ぶ彼の所蔵品の中から厳選した300点以上の貴重な品々を展示。さらに体験型のユニークな展示を交えて彼の世界観を忠実に表現した。日本でもほぼ同様の展示となり、日本だけの作品も公開される。本展では、入場者ひとりひとりに手渡されるヘッドフォンを装着して鑑賞する。展示物の前に立つだけで、それぞれとシンクロした音楽やデヴィッド・ボウイ自身の語り、そして関係者インタビューが流れてくる。単なる音声ガイドには留まらないこの仕組みによって、展示を目と耳で体感し、デヴィッド・ボウイの世界に完全に没頭できる。本記事では「DAVID BOWIE is」の展示内容を紹介。混雑が予想されるので、是非足を運ぶ前に事前チェックを。はじまりは山本寛斎デザインの「アラジン・セイン」ツアー衣装彼が山本寛斎の作品を始めて目にしたのは1971年のロンドンコレクション。その頃はまだオリジナルには手が届かなかったので、友人のナターシャ・コルニロフやフレディ・バレッティに頼んで代表的なボディースーツを安く作ってもらっていたという。後に、5作目のアルバムである『ジギー・スターダスト』で成功を収め、1973年にアラジン・セインのツアー用にもっと派手な衣装を作るよう山本寛斎に懇願。日本の侍や歌舞伎にインスパイアされた衣装は、斬新かつ彫刻的な造形で大いに人目を引いた。本展の始まりにふさわしく、人々を引き込むように飾られている。彼がスターになるまでを追う彼が成功するまでを追う入口から入ってすぐの展示。当時はデイヴィ・ジョーンズとして知られていたデヴィッド・ボウイ。16歳で一度広告代理店に就職するが、1年後にはプロのミュージシャンを目指すために退職。ザ・ビートルズやローリング・ストーンズなどのバンドが音楽界に革命を巻き起こしていたころ、彼はバンドのサックスとボーカルを担当していたが、まだ成功を得られずにいた。このエリアでは、3Dのような空間で若いころの体験とキャリアについて語る姿が窺える。キャリア初期のセットのスケッチや衣装、一番最初のバンドのために作ったボスターのデザインやライブ映像が展示されている。その奥に展示されているのは、1972年にBBCの大人気音楽番組である『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演した際、スパイダーズ・フロム・マーズを従えて披露したスターマンのパフォーマンス映像。同番組は、ジギー・スターダストというキャラクターの誕生を知らせ、英国社会に大きな影響を与えた。これによってポップ・ミュージックの流れは大きく変化したと言われているほど。この歴史的パフォーマンスをヘッドフォンから聞こえる迫力のサウンドと映像で体感できる。また、『ジギー・スターダスト』のための初期の衣装も一緒に披露。キューブリック監督の映画『時計じかけのオレンジ』にインスパイアされたこの衣装は、映画内で出てきた白いジャンプスーツを再解釈したものだ。新しいものを探し求める彼のエネルギーを体感デヴィッド・ボウイの成功を特徴づけるもの。それは、新しいアイディアを追い求めるエネルギーとそれらを多用して自分が必要としているものを見極める手腕である。中でも彼は、日本文化に多くの影響を受けている。まず目に留まるのはウサギ模様のボディスーツ。これは初めてボウイが着用した山本寛斎によるオリジナルの衣装で「ジギー・スターダスト」ツアーで着用したものだ。彼はのちにこの衣装を「どうしようもないほど他愛ない“ウサギちゃん”の衣装」と冗談交じりに表現している。山本寛斎による衣装はこれだけではない。入口で見た「アラジン・セイン」ツアーの衣装もそうだが、そのほか「出火吐暴威」と漢字で書いてあるマントなども展示されている。アレキサンダー・マックイーンとの深い関係にも迫るデヴィッド・ボウイのスタイルは、世界中のファッション業界に大きな影響を与えていることは言うまでもなく明らか。彼は常に流行を先取りしてきた。ここでは、デヴィッド・ボウイが美術学校を卒業したての頃、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)と共同でデザインしたユニオンジャックのコートの現物を目にすることができる。デヴィッド・ボウイのトレードマークともいえる“稲妻”アレキサンダー・マックイーンなどの衣装の近くには、ブライアン・ダフィーの『アラジン・セイン』のジャケット写真撮影時のコンタクトシートが展示されている。“アラジン・セイン”は、日本に影響を受けた宇宙時代のジギー・スターダストの発展形であり、二重人格のキャラクター。このカバーを作るためにイメージとして採用したのが“稲妻”である。このデザインはレディー・ガガやケイト・モスなどのセレブ達も真似するなど、今に至るまであらゆる形で再現されている。彼の想像は絶えず進化し、衣装にも色濃く反映展示会場中盤には、多くの衣装が展示されている。中でも注目はナターシャ・コルニロフがデザインしたピエロの衣装。『スケアリー・モンスターズ』のアルバムジャケットと『アッシュズ・トゥ・アッシュズ』のミュージックビデオで着用したものだ。そして、もうひとつ注目したいのはアルバム『ステーション・トゥ・ステーション』で登場するキャラクター“シン・ホワイト・デューク”の衣装である。白いシャツ、黒いズボン、そしてオールバックの金髪にジタンのタバコ。シンプルでスタイリッシュな風貌が印象的である。本展では同時にオラ・ハドソンがデザインしたツアー衣装も展示している。ベルリンを舞台にした「ブラック・アンド・ホワイト」時代このエリアでは、ベルリンで生活を送っていた時代、彼の作品に影響を与えたダダイズムやドイツの表現主義、キャバレーについて、またその時代のハガキやチラシを飾る。彼にとってベルリンとは、ドラック依存を克服し、新しいエネルギーを見出して次なるアイディアを生むため、またスターとしてのプレッシャーから逃れるための逃避先であった。この土地で「ベルリン三部作」として知られる、先駆的なアルバム製作に取り組んだという。『Low』『Heroes』『Lodger』は、新たな電子音楽や即興、音響効果を取り入れた実験的な作品。展示にもある、デヴィッド・ボウイの自画像は『Heroes』のジャケットに起用されたポーズであり、彼を象徴するもののひとつ。是非ここで目にしておくことをお勧めする。北野武、坂本龍一のインタビューを放映展覧会の終盤に差し掛かるころ、日本のオリジナル展示「David Bowie Meets Japan」が登場する。ここでは、大島渚が監督した1983年の映画『戦場のメリークリスマス』を軸に、共演者・北野武、坂本龍一のインタビューを放映。デヴィッド・ボウイについて語る。全身で感じる「デヴィッド・ボウイ」の世界最後に待ち受けるのは、360度どこを見渡しても彼のライブ映像で囲まれる「ショウ・モーメント」。彼のライブ・パフォーマンスを体感できるこの空間はまるでコンサート会場だ。大迫力のスクリーン映像とサウンドはもちろん、ここにも過去の衣装が展示されている。アレキサンダー・マックイーンはさることながら、ここではエディ・スリマンによるブルーのスーツなども展示されている。少年時代に映画『地球に落ちてきた男』に感銘を受けた彼が、ディオール オム(DIOR HOMME)のデザイナーであった時期にこのスーツは製作されている。『デヴィッド・ボウイ・イズ』オフィシャルブック発売公式図録として書籍『デヴィッド・ボウイ・イズ復刻版』が発売される。レコード・ジャケットの原画や写真、ステージ衣装、出演映画のスチール、直筆歌詞ほか世界初公開のボウイの私物等が満載。執筆陣は『セックス、アート、アメリカンカルチャー』(1995年河出書房新社)のカミール・パーリア、『イギリス「族」物語』(1999 年毎日新聞社)のジョン・サヴェージなど、英国の一流ライターが寄稿している。書籍『デヴィッド・ボウイ・イズ 復刻版』発売日:2017年1月8日(日)発売価格:6,571円+税著者:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ訳者:野中モモ体裁:B4変型(310x240㎜)/上製/320ページ発行:スペースシャワーネットワーク第59回グラミー賞にて最多受賞を記録2017年2月12日のロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催された第59回グラミー賞授賞式では、デヴィッド・ボウイの昨年発売されたアルバム『★』(Blackstar)がノミネートされていた5部門全てを受賞。「最優秀ロック・ソング」(Best Rock Song)、「最優秀ロック・パフォーマンス」(Best Rock Performance)、「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム」(Best Alternative Music Album)、「最優秀レコーディング・パッケージ」(Best Recording Package)、「最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)」(Best Engineered Album, Non-Classical)の5部門で、最多受賞となる。伊勢丹新宿店メンズ館にて限定イベントを開催2017年3月15日(水)から28日(火)まで伊勢丹新宿店メンズ館にて開催の「British Week」内にて、限定イベント「DAVID BOWIE is IN FASHION」が行われる。展覧会会場のみで販売していたオフィシャルグッズを取扱うほか、新商品の先行販売や、ファッションブランドとコラボレーションしたアイテムの限定販売なども行う。ミハラ ヤスヒロ(MIHARA YASUHIRO)からは、デヴィッド・ボウイのフォトグラファーであるミック・ロックの写真をプリントしたダメージTシャツやスウェットウェアが登場。ダンヒル(dunhill)では、ボウイが着用しミック・ロックが撮影した有名なスーツ姿の写真からインスパイアされたカスタムメイドスーツの受注販売が行われる。伊勢丹メンズ館「DAVID BOWIE is IN FASHION」期間:2017年3月15日(水)~3月28日(火)場所:伊勢丹新宿店メンズ館住所:東京都新宿区新宿3丁目14−1TEL:03-3352-1111(大代表)・期間限定ショップ(伊勢丹新宿店メンズ館1階 )・ミハラ ヤスヒロ コラボ商品販売(伊勢丹新宿店メンズ館2階)・ダンヒル ビスポークスーツ受注販売(伊勢丹新宿店メンズ館1階プロモーション)さらに、本展の開幕に合わせ、本展覧会のキュレーターが衣装や資料、映像にまつわるストーリーを明かすドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が再上映される。展覧会をより深く楽しむために、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。展覧会概要「DAVID BOWIE is」会期:2017年1月8日(日)~4月9日(日)時間:<火~木・土・日・祝> 10:00~20:00(最終入場 19:00)<金> 10:00~21:00(最終入場 20:00)休館日:毎週月曜日※但し、1/9、3/20、3/27、4/3 は開館会場:寺田倉庫 G1 ビル住所:東京都品川区東品川2丁目6番10号チケット料金:・一般前売 2,200円 / 当日 2,400円・中学生・高校生前売 1,000円 / 当日 1,200円・限定オリジナルグッズ付き5,000円 ※前売りのみの取り扱い。・2月平日限定入場券2,600円※購入から24時間後に店頭発券可能。2月25日(土)以降はご購入後即時店頭発券可。※2月の平日どの時間帯でも入場が可能。※1月27日(金)10:00~2月27日(月)23:59までチケットぴあにて販売。数量限定。■一般発売(チケットぴあにて販売)・販売開始:2016年10月28日(金)10:00~対象入場日:2017年1月8日(日)~1月31日(火)・販売開始:12月2日(金)10:00~対象入場日:2017年2月1日(水)~2月28日(火)・販売開始:2017年1月13日(金)10:00~対象入場日:3月1日(水)~4月9日(日)※入場可能な日時が指定されたチケットとなる。※入場日時の枠は各日、①【10:00-12:00】②【12:00-14:00】③【14:00-16:00】④【16:00-18:00】⑤【18:00-19:00】の計5枠。(毎週金曜日の⑤は~20:00まで入場可/21:00 閉館))※手持ちのチケットの入場日時枠の中で、好きな時間に入場可能。※入れ替え制ではない。また入場後の館内滞在時間の制限なし。※小学生以下は無料。※各日前日の23:59まで前売料金で購入可能。※各日入場枠に残数がある場合は当日券を販売予定。詳しくはオフィシャルサイトにて案内。
2016年04月10日20世紀で最も影響力のあるアーティストのひとりとして知られるデヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」が、17年1月8日から4月9日まで東京・品川の寺田倉庫G1ビルにて開催される。ミュージシャンの枠を超えた類まれな表現者として、今なお音楽のみならず、アート、ファッション、文化、社会に影響を与え人々をインスパイアし続けているデヴィッド・ボウイ。その大回顧展となる「DAVID BOWIE is」では、今年1月に亡くなったばかりのデヴィッド・ボウイのアーカイブから集められた数多くの作品が展示される。同展は13年に母国であるイギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館よりスタートし、これまでに巡回展として、トロント、サンパウロ、ベルリン、シカゴ、パリ、メルボルンで開催されてきた。現在はオランダ・フローニンゲンで開催中となっており、これまでに世界各国で展覧会の動員記録を塗り替えるなど、累計140万人以上の人々が会場を訪れている。存命であれば70回目の誕生日となるはずだった17年1月8日には、アジアで唯一となる日本での展覧会を寺田倉庫にてスタート。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の監修により、親日家としても知られるデヴィッド・ボウイのアーカイブから集められた300点以上に及ぶ重要かつ貴重な品々が、音楽、デザイン、演劇、アート、フィルムのカテゴリーに分かれ展示される。【イベント情報】「DAVID BOWIE is」会場:寺田倉庫G1ビル住所:東京都品川区東品川2-6-10会期:17年1月8日~4月9日
2016年04月08日米ニューヨークのカーネギー・ホールで3月31日、デヴィッド・ボウイさんの追悼コンサートが開催され、デボラ・ハリー、シンディ・ローパー、マイケル・スタイプらミュージシャンがステージに立った。今年1月にボウイさんが他界する直前に発表されていたこのコンサートは、もともとボウイさんの活動を振り返ることを目的としたものだったが、ボウイさんの死を受けて追悼コンサートへとかたちへ変えるに至っていた。2日間にかけて行われる同イベントの初日でデボラは「スターマン」、マイケルはカレン・ネルソンと共に「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」、シンディは「サフラジェット・シティー」をそれぞれ披露したほか、ピクシーズが「カクタス」、ジェーンズ・アディクションのペリー・ファレルが「愛しき反抗」、故ジョン・レノンの息子ショーンがJ・マスシスと共に「クイックサンド」を、ジェイコブ・ディランが「ヒーローズ」をささげた。ラジオ・シティ・ミュージック・ホールで開催される2日目は、チャリティへ寄付することによりスカイプでライブ中継が閲覧できるように。この寄付金は恵まれない子供たちの音楽教育へと使われる。(C)BANG Media International
2016年04月02日