10月28日(金)に公開となる、デヴィッド・O・ラッセル監督の7年ぶりの新作『アムステルダム』のワールドプレミアが、現地時間9月18日、米ニューヨークにて行われた。本作は世界の歴史を変えた衝撃的な陰謀の裏側を描いた、ありえないけど“ほぼ実話”な物語。1930年代のニューヨークを舞台に、かつてアムステルダムで出会った看護師(マーゴット・ロビー)、医師(クリスチャン・ベール)、弁護士(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の3人の親友がある殺人事件の容疑者となり、思いがけず全世界に渦巻く巨大な陰謀へと巻き込まれていく模様が描かれる。ワールドプレミアの会場には、ポスタービジュアルでも印象的な太陽のシンボルをあしらったグリーンカーペットが設置。そこに“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”に巻き込まれる親友を演じたクリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンをはじめ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロらオスカー受賞歴を持つ豪華なキャスト・スタッフ陣が一堂に集結した。さらには本作のエンドソングとエグゼクティブ・プロデューサーを務めた「グラミー賞」受賞ラッパーのドレイクも登場し、会場は大盛況となる。白いレースのドレスに身を包んでカーペットに登場したマーゴット・ロビーは「素晴らしいキャストで、自分は幸運に恵まれていると思います。ずっと共演したいと思ってきた俳優さんたちを網羅したリストそのものの様で、それがこの映画でひとつの作品として実現したのは、あり得ないぐらい嬉しいことでした」と興奮ぎみ。ロビーの恋人役を演じたジョン・デヴィッド・ワシントンは「この映画のテーマは“愛”であり、“交友すること”、“友情を持つこと”。そしてそういったことがどの時代に生きても、とても大切なことなんだ、ということですね。人間同士のつながりはとても強力なものだということです」と深いテーマについて明かした。またラミ・マレックは「とても大変な仕事だったが、同時に、あんな素晴らしいスタッフと毎日を共にできるというのは神様からの贈り物のような時間でもあったね」と刺激的な撮影現場を振り返りつつ、「希望に満ちた映画だと思っています」とコメント。さらに『世界にひとつのプレイブック』から『ジョイ』まで、3作連続でラッセル監督作品に出演し、本作が4度目のタッグとなる名優のロバート・デ・ニーロは「ラッセル監督は特別で、彼が僕に出演してほしいと思う時は、可能ならいつだって彼の映画に出演したい思える監督なんだ。彼が監督する作品は、どれも特別なものになるからね」と深い友情を明かす。さらに「歴史は繰り返している。今、まさに世界はこの映画と同じ状況になっている」と現代へ繋がるメッセージが含まれていることを明かした。そしてラッセル監督は「この映画は、私とクリスチャン・ベールで5年の歳月をかけて作り上げてきました。そこにマーゴットやジョンなど素晴らしいキャストが加わってくれた。陰謀と殺人の物語ではありますが、その対極にある愛と友情、そしてロマンスの物語でもあります」と解説。これまで手掛けてきた過去作については「すべて“アウトサイダー”を描く映画、厳しい状況に立たされながらも瞳には煌めきを宿した人たちを描く映画になっている」と振り返りつつ「人生を愛している気持ちがあれば、人は友人を大切に思い、互いに忠実であり、様々な試練の中にも何かの素敵な“魔法”を見出すことが出来る」と想いを明かした。最後にラッセル監督は会場に集まった観客に向けて「この夢を現実にしてくれた、ひとりひとりに私は感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい映画ですから、ぜひこの映画を楽しんでください」と感謝を伝え、大盛況のうちにワールドプレミアは幕を閉じた。『アムステルダム』10月28日(金)公開
2022年09月20日「グッド・オーメンズ」や「ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!」のデヴィッド・テナントが主演する新作ドラマ「80日間世界一周」。早くもシーズン2への更新が決定した本作から、本予告映像と場面写真が解禁となった。本作は、ジュール・ヴェルヌの空想冒険小説「八十日間世界一周」を未だかつてない新解釈で大胆にアレンジ。主人公の裕福だが意気地なしの英国紳士と、フランス人従者、そして駆け出しジャーナリストの3人組がトラブルに巻き込まれ、喧嘩をしながらも、80日で世界一周を成し遂げるために、あらゆる手段を駆使して前に進む。製作費約66億円を投じ、各国でのロケ撮影、最新VFX映像でスケール豊かに、臨場感たっぷりに描かれる壮大で愉快な旅は、ハラハラドキドキの連続。音楽は『DUNE/デューン 砂の惑星』のハンス・ジマーが担当している。主演を務めるデヴィッド・テナントは、SFドラマ「ドクター・フー」でイギリスの国民的スターとなり、マーベルの「ジェシカ・ジョーンズ」のヴィラン役でも存在感を放ち、近年はニール・ゲイマン原作の「グッド・オーメンズ」に主演。この夏にも、同じくゲイマンのDCコミックスをドラマ化した「サンドマン」に声優としてゲスト出演するなど、世界的人気はうなぎのぼり。本作でも、あざといぐらいに愛らしいかと思えば、キメるとこはキメるデヴィッドの魅力満載のハマり役となっている。イギリスから一度も出たことがないフィリアス・フォッグ(デヴィッド・テナント)は80日間で世界一周をするという無謀な賭けをし、従者パスパルトゥー(イブラヒム・コーマ)とジャーナリストのフィックス(レオニー・ベネシュ)と共に旅立つ。今回解禁された本予告映像では、身分も性格も違う3人が様々なトラブルに巻き込まれながら、熱気球から蒸気機関車、汽船、馬車、人力車、そしてラクダまで、ありとあらゆる乗り物を駆使し冒険を繰り広げるシーンがハンス・ジマーのテーマ曲にのせて盛り込まれている。「80日間世界一周」(全8話)は9月16日(金)よりスターチャンネルEXにて配信開始。10月6日(木)より毎週木曜23時~ほかBS10スターチャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月08日映画『アムステルダム』が、2022年10月28日(金)より公開される。監督はデヴィッド・O・ラッセル。デヴィッド・O・ラッセル“7年ぶり”の最新作アカデミー賞の常連、デヴィッド・O・ラッセル監督の最新作『アムステルダム』の舞台は、1930年代のニューヨーク。第一次世界大戦時の戦地で出会い、アムステルダムの地でともに過ごした医師のバート、弁護士のハロルド、負けん気が強いヴァレリーの3人は、ある殺人事件の濡れ衣を着せられ、容疑者に。《何があっても守り合う》と誓っていた3人の親友は、事件に巻き込まれていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”の中心にいる事に気が付いてしまう─。世界の歴史を変える“衝撃的な陰謀”とは?デヴィッド・O・ラッセルと言えば、アカデミー賞 ノミネーション数が、『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』の3作品で25部門にも及ぶ名監督。7年ぶりの新作『アムステルダム』では、史実とフィクションを融合させた“ほぼ実話”の物語を軽快に描く。“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”とは、果たして何なのか?アカデミー賞常連の豪華キャストが集結映画『アムステルダム』のキャストには、豪華俳優陣が集結。クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、名優ロバート・デ・ニーロなど、アカデミー賞でお馴染みの面々が揃った。<物語の主軸となる3人>衝撃的な陰謀に巻き込まれ、世界の歴史を変えてしまう。・ヴァレリー役...マーゴット・ロビー生きる意味を込めた作品を生み出すミステリアスなアーティスト。負けん気の強い性格。かつて従軍看護士としてバートとハロルドの命を救う。「守り合う」という誓い通り、バートとハロルドの危機を救うべく奔走する。演じるのは、『スキャンダル』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビー。・バート役...クリスチャン・ベール楽観主義な医師。復員軍人の治療に献身的に携わる、楽観的な医師。戦争で受けた体と心の傷を、様々な薬とユーモアで癒している。『ザ・ファイター』『アメリカン・ハッスル』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)『バイス』のクリスチャン・ベールが演じる。・ハロルド役...ジョン・デヴィッド・ワシントンしっかり者の弁護士。バートの戦友で今でも唯一無二の友。困った人を見捨てられない正義感を持ち、バートと共にある陰謀に巻き込まれてしまう。『TENET テネット』にも出演した、デンゼル・ワシントンの長男ジョン・デヴィッド・ワシントンがハロルド役を演じる。<その他の登場人物>・ギル役…ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART II』『タクシードライバー』『ディア・ハンター』『レイジング・ブル』『レナードの朝』『ケープ・フィアー』『世界にひとつのプレイブック』)元軍人。退役軍人に大きな影響力を持ち、軍のカリスマ的存在。陰謀に巻き込まれた3人の運命を握る。・トム役…ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)資産家。弁護士のハロルドに“検死依頼人”を紹介した人物。何か重大な秘密を隠している様子も。・イルマ役…ゾーイ・サルダナ(『アバター』)バートと共に検死を行う有能な看護師。・ヘンリー役…マイケル・シャノン(『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)アメリカ政府の諜報員。バートらと並行して、“巨大な陰謀”とその裏で暗躍する組織を追っている。・ポール役…マイク・マイヤーズ(『シュレック』シリーズ)ヘンリーと共に事件の真相に迫っていく、ヘンリーの相棒。・リビー役…アニャ・テイラー=ジョイ(ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」)トムの妻。・クリス・ロック(第94回アカデミー賞授賞式で話題をさらったコメディアン)・ティモシー・オリファント(『ダイ・ハード 4.0』)・アンドレア・ライズボロー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)・テイラー・スウィフト(シンガーソングライター、『キャッツ』)・マティアス・スーナールツ(『リリーのすべて』)・アレッサンドロ・ニヴォラ(『ジュラシック・パーク III』)日本版声優に高橋広樹・三石琴乃・田村真ら日本語版の声優として、アニメーション作品やハリウッド大作、舞台などで活躍するベテラン声優陣が集結。クリスチャン・ベール演じるバート役は高橋広樹、マーゴット・ロビー演じるヴァレリー役は三石琴乃、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じるハロルド役は田村真がそれぞれ声の出演を果たす。〈日本語版声優キャスト〉バート役(クリスチャン・ベール)…高橋広樹ヴァレリー役(マーゴット・ロビー)…三石琴乃ハロルド役(ジョン・デヴィッド・ワシントン)…田村真ギル役(ロバート・デ・ニーロ)…佐々木勝彦トム役(ラミ・マレック)…三上哲リビー役(アニャ・テイラー=ジョイ)…豊崎愛生イルマ役(ゾーイ・サルダナ)…木村涼香ベアトリス役(アンドレア・ライズボロー)…加藤美佐ミルトン役(クリス・ロック)…細川祥央ヘンリー役(マイケル・シャノン)…谷昌樹ポール役(マイク・マイヤーズ)…多田野曜平ゲトワイラー刑事役(マティアス・スーナールツ)…斉藤次郎ヒルツ刑事役(アレッサンドロ・ニヴォラ)…赤坂柾之リズ役(テイラー・スウィフト)…岸本望デヴィッド・O・ラッセル7年ぶりの新作映画デヴィッド・O・ラッセルにとって7年ぶりの新作映画となる『アムステルダム』。ラッセルは作品について、「この作品は衝撃的で魅力的な歴史に基づいていますが、物語の中心には素晴らしい友情、つまり、人々が人生で本当に愛する友情が存在することを望んでいました。どんな状況でもお互いを気遣う友人たち、それが彼らの友情の原動力でした。そして、それぞれの登場人物の過去を具体的に描くことで、その時点までの人生を具体的に描いた人物にしました。どんな困難があっても、人生を愛し、生きる術を知っているキャラクターたちです。それが私にとってのヒーローなのです」と語っている。【詳細】映画『アムステルダム』公開日:2022年10月28日(金)監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル出演:クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ、ゾーイ・サルダナ、マイケル・シャノン、マイク・マイヤーズ、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ製作:アーノン・ミルチャン、クリスチャン・ベール 他撮影監督:エマニュエル・ルベツキ編集:ジェイ・キャシディ配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2022年09月05日豪華キャストが集結したデヴィッド・O・ラッセル監督最新作『アムステルダム』が10月28日(金)より全国公開されることが決定し、予告編が解禁となった。舞台は1930年代。オランダのアムステルダムで出会った3人はある殺人事件の濡れ衣を着せられ容疑者に。《何があっても守り合う》と誓っていた3人の親友は事件に巻き込まれていく中で、やがて“世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀”の中心にいることに気がついてしまう…。本作は、アカデミー賞へのノミネーション数が3作品で25部門にも及ぶ作品を手掛けるデヴィッド・O・ラッセル監督(『ザ・ファイター』(7部門)、『世界にひとつのプレイブック』(8部門)、『アメリカン・ハッスル』(10部門))が、満を持して贈る7年ぶりの新作。この度解禁となったのは、アカデミー賞常連監督・俳優が魅せる軽妙でありながらスリリングな予告編。さらに、衝撃的な陰謀に巻き込まれ、世界の歴史を変えてしまった看護師(マーゴット・ロビー)、医師(クリスチャン・ベイル)、弁護士(ジョン・デヴィッド・ワシントン)の3人のミステリアスな絆を感じさせるポスタービジュアルも併せて解禁となった。「テン・イヤーズ・アフター」の「I’d Love to Change the World」の音楽に乗せ、軽妙なテンポで展開する予告編には、クリスチャン・ベイル、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンの3名に加え、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ、『ボヘミアン・ラプソディ』の主演として話題となったラミ・マレック、そして名優ロバート・デ・ニーロが登場する。超豪華なアンサンブルで史実とフィクションを融合させたありえないけど“ほぼ実話”の物語が軽妙なテンポでつづられる。果たして、“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”とは何なのか?物語はどんな結末を迎えるのか…?全く予想のつかない“ほぼ実話”の物語の一端が垣間見える予告編となっている。『アムステルダム』は10月28日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アムステルダム 2022年10月28日より全国にて公開©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2022年09月02日伊坂幸太郎の大ベストセラー小説『マリアビートル』を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』。このたび、デヴィッド・リーチ監督とブラッド・ピットの2ショットインタビュー映像が公開された。世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと乗ってくる身に覚えのない殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても、降りられない。最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たち、10人を乗せたまま終着点・京都に向かうが…乗り合わせたはずの10人は、偶然ではなく、仕組まれた罠だった。やがて明らかになっていく、殺し屋たちの過去と因縁。そして終着点で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デスと対峙したとき、思いもよらぬ衝撃の展開が待ち受ける。公開されたのは、ブラッド・ピットが脚本を読んだ際「世界にはこれが必要だ」と思わず叫んだと明かす、運命のような出会いから始まったデヴィッド・リーチ監督とブラッド・ピットの2ショットインタビュー映像。『ファイト・クラブ』、『Mr. & Mrs. スミス』 、『トロイ』――過去、数々の作品でブラッド・ピットのスタントを務めていたという、デヴィッド・リーチ監督。まず、ふたりの関係性について質問を受けた彼らは「良い循環のような関係で…」とピットが言いかけると「運命だ」と素早くリーチ監督は反応。「そう、運命だ」とピットも同意し、「彼の仕事ぶりを遠くから見ていたんだけど、クールでエネルギッシュな独自のスタイルを確立した、それがとても印象的だった」「でも今の関係性といえば、彼が監督だからね。僕は仕える立場、つまり彼がボスさ」と笑顔で答えた。スタントマンのキャリアを経て、監督になったリーチ監督。その経緯について、スタントマンとして出演した大作映画『ファイト・クラブ』で主人公を演じたエドワード・ノートンとデヴィッド・フィンチャー監督の見事なコラボレーションを目の当たりにしたことが大きかったこと、加えて「ブラッドのスタントを世界各地で務めて、最高の役者のスタントはものすごく勉強になった」と言う。「映画製作に携わる者として多くを学んだ。それで火が付いて彼(ピット)には短編を撮るんだと報告してた」と明かし、そんな彼に対してピットは「頑張れよって感じ(笑)。監督になりたいヤツが、またひとり増えた」と、愛すべき茶々を入れる。本作の脚本を手にしたのは「ロックダウンに入って、4~5カ月ぐらい過ぎた頃だった」と言う。「みんな気がめいってきて世界中がうつ状態のようだった。そして本作の脚本を読んだ。この友人とは、つながっていたからね。脚本を読んで、大声で笑ってしまったよ」。そして「バッド・バニーのシーンまで読んでこう言った。“世界にはこれが必要だ”と」「そこからは話がとんとん拍子に進んだね」と、参加したきっかけを明かす。ほか、列車の車窓から見えるユニークな日本のイメージを実現するためにとった撮影手法や、登場人物たちそれぞれの「運命の旅として」表現するために撮った<フラッシュバック>についての想いも語られた、盛りだくさんのインタビュー映像となっている。『ブレット・トレイン』9月1日(木)より公開
2022年08月19日伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」のハリウッド実写映画化『ブレット・トレイン』より、主演のブラッド・ピットとデヴィッド・リーチ監督の2ショットインタビュー映像が解禁された。『ファイト・クラブ』(99)、『Mr.&Mrs.スミス』(05)、『トロイ』(04)など、過去、数々の作品でブラッド・ピットのスタントを務めていたという、デヴィッド・リーチ監督。解禁されたインタビュー映像では、まず2人の関係性について質問を受けている。まず「良い循環のような関係で…」とピットが言いかけると「運命だ」と素早くリーチ監督は反応。「そう、運命だ」とピットも同意し、「彼の仕事ぶりを遠くから見ていたんだけど、クールでエネルギッシュな独自のスタイルを確立した、それがとても印象的だった」「でも今の関係性といえば、彼が監督だからね。僕は仕える立場、つまり彼がボスさ」と笑顔で答える。デヴィッド・リーチ (C) Photo by Neilson Barnard/Getty Imagesスタントマンのキャリアを経て、監督になったリーチ監督は、その経緯について、スタントマンとして出演した『ファイト・クラブ』で主人公を演じたエドワード・ノートンとデヴィッド・フィンチャー監督の見事なコラボレーションを目の当たりにしたことが大きかったこと、加えて「ブラッドのスタントを世界各地で務めて、最高の役者のスタントはものすごく勉強になった」と語る。そして、「映画製作に携わる者として多くを学んだ。それで火が付いて彼(ピット)には短編を撮るんだと報告してた」と明かし、そんな彼に対してピットは「頑張れよって感じ笑 監督になりたいヤツが、また1人増えた」と茶目っ気たっぷりのコメント。ピットが本作の脚本を手にしたのは「ロックダウンに入って、4~5カ月ぐらい過ぎた頃だった」と言う。「みんな気がめいってきて世界中がうつ状態のようだった。そして本作の脚本を読んだ。この友人とは、つながっていたからね。脚本を読んで、大声で笑ってしまったよ」そして「バッド・バニーのシーンまで読んでこう言った “世界にはこれが必要だ”と」「そこからは話がとんとん拍子に進んだね」と参加したきっかけを明かす。そのほか、列車の車窓から見えるユニークな日本のイメージを実現するためにとった撮影手法や、登場人物たちそれぞれの「運命の旅として」表現するために撮った<フラッシュバック>について語るなど、盛りだくさんのインタビュー映像となっている。『ブレット・トレイン』は9月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレット・トレイン 2022年9月1日より全国にて公開
2022年08月19日「ステージド」「ドクター・フー」シリーズで知られるイギリスの人気俳優デヴィッド・テナント主演で、フランスの小説家ジュール・ヴェルヌが1872年に発表した空想冒険小説「八十日間世界一周」をドラマ化した「80日間世界一周」が、「スターチャンネルEX」にて9月16日(金)より独占配信されることになった。1956年に映画化されアカデミー賞で作品賞を含む5冠に輝いた「八十日間世界一周」。今回は製作費約66億円を投じ、各国でのロケ撮影、最新VFXを駆使して壮大な旅を描いた。音楽は『DUNE/デューン 砂の惑星』のハンス・ジマーが担当。個性豊かな3人組が世界を股にかけて繰り広げる大冒険は、BBCほか世界中で大ヒットとなった。今回解禁されたティザー映像では、ロンドンの資産家で世間知らずのフィリアス・フォッグ(デヴィッド・テナント)が、80日間で世界を一周するという賭けをし、従者パスパルトゥー(イブラヒム・コーマ)と、女性ジャーナリストのフィックス(レオニー・ベネシュ)という3人が体験する波乱万丈の旅の一端を見ることができる。アラビアの砂漠をラクダで進み、当時の最新技術であった熱気球や蒸気機関車が登場。そしてフォッグが見せるアクションも満載!ワクワクが止まらない冒険への期待が高まる映像となっている。ジュール・ヴェルヌ作の名作冒険小説を、150年の時を経て最新VFXと新たな脚色で映像化産業革命で様々な交通手段が飛躍的な発達を遂げ、“地球が小さくなった”といわれた19世紀。原作小説が世に出た1872年、たった80日間で世界を1周する大冒険の旅は、当時の感覚でも無謀な挑戦であると同時に、ひょっとしたら実現可能かもしれない、そんな半信半疑でワクワクする物語設定だったはず。そんな時代を超えた物語を、最新のVFX映像でスケール豊かに、臨場感たっぷりに蘇らせたのが本作の見どころ。また、キャラクター設定を一新し、幅広い視聴者の共感を誘う現代的な趣向が凝らされているところにも注目。デヴィッド・テナントが演じる新たな主人公像と、アップデートされたキャラクター設定主人公フィリアス・フォッグに扮するのは、人気俳優デヴィッド・テナント。本作ではフォッグのバックストーリーや内面的な部分を深掘りし、旅を通して変わっていくさまをユーモラスに好演する。また、実の息子タイ・テナントとの初共演も話題となった。フォッグに連れ添う従者ジャン・パスパルトゥーを『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』の新進フランス人俳優イブラヒム・コマ。原作では男性だったフィックス刑事は女性ジャーナリストへとアレンジされ、「THE SWARM」『白いリボン』のレオニー・ベネシュが男性社会で奮闘するアビゲイル・フィックスを熱演する。製作費66億円で再現された19世紀の世界と壮大なアドベンチャーコロナ禍のさなか、ロックダウンによる約8か月の中断を経て、南アフリカとルーマニアでのロケ撮影と最新VFXを駆使して製作された本作は、約4000万ポンド(約66億円)の製作費と、総勢約3,000人のスタッフの手によって完成された。同原作を映画化した『80デイズ』(2004)で美術監督を務めたプロダクション・デザイナーが、3人が旅する世界の国々を見事なセットで再現。ルーマニアに再現されたN.Y.のセットには建設に2か月を費やし、また、出演者たちが臨場感を感じられるよう、訪れる国々の香りまで用意したというこだわりぶり。また、ストーリーを盛り上げるのは映画音楽の巨匠ハンス・ジマーによるドラマティックな楽曲。原作小説を幼少期に読んで以来、大ファンだという彼は、本作の脚本を気に入り、プロデューサー陣と作品のテーマを話し合い、撮影が始まる前からテーマ曲の作曲を始めたという。「80日間世界一周」(全8話)は9月16日(金)よりスターチャンネルEXにて配信開始。10月6日(木)より毎週木曜23時~ほかBS10スターチャンネルにて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年08月16日海外ドラマ「グッド・オーメンズ」で名コンビぶりを発揮したデヴィッド・テナントとマイケル・シーンが本人役で出演したBBC製作の傑作コメディドラマ「ステージド俺たちの舞台、ステイホーム!」と、その続編「ステージド2俺たちの舞台、アメリカ上陸!?」。この度、その舞台“裏”を描いた特別編「ステージド俺たちの舞台“裏”!(原題:Staged the special)」を9月1日(木)より「スターチャンネルEX」にて独占日本初配信。特別編の本編冒頭映像が公開された。コロナ禍によりロックダウンしたロンドンで、延期された舞台劇のリハーサルをリモート会議ツールを使って進めようと四苦八苦する出演者たちの奮闘を、擬似ドキュメンタリー形式で描き、ジュディ・デンチやユアン・マクレガーらイギリスやハリウッドの大物俳優がゲスト出演したことでも話題となったドラマ「ステージド」シリーズ。本作は、未公開シーンやNGシーンの数々を交え、出演者たちの“悪ノリ”や、撮影中のユーモラスなやり取り、リモートならではのドタバタや、カメラの設定やカットの掛け声まで自身で行う俳優陣など、製作の裏側の一端を垣間見られる、ファン必見のスペシャル・エピソード。★「ステージド」スペシャル・エピソード本編冒頭映像が解禁★冒頭から、本編でカットされたエピソードについて語る2人だが、あまりのナチュラルさに本編との違いが分からなくなるほど。本作は「モキュメンタリー作品」であり、デヴィッド&マイケルが繰り広げる、演技ともアドリブともつかない(脚本は一応あるようだが)痴話喧嘩の数々は爆笑必至。凸凹コンビの繰り広げる悲喜こもごもの奮闘と笑いはそのままに、2人の自然体で撮影に挑むリラックスした姿を楽しむことができる。★「ステージド」コロナ禍で奮闘する演劇人の喜怒哀楽を描いて大ヒット★本作は、俳優デヴィッド・テナントとマイケル・シーンが完全オンラインでの収録に挑戦した、疑似ドキュメンタリー風のユニークでコミカルなドラマ。世界中の人々の日常生活を一変させた“コロナ禍”。シーズン1では、ロンドンのウエストエンドで上演予定だった舞台が延期になってしまい、演出家の指令でオンラインでリハーサルを続けようとして繰り広げられるドタバタ劇。シーズン2では、そんな2人がアメリカ進出を目指してさらなる奮闘を繰り広げることになる。劇中、仕方なくオンラインで連絡を取り始めたデヴィッドとマイケルは、ついには毎日話さないと精神が不安定になってしまい、彼らの精神状態を案じる家族や、コロナ禍の育児のストレス、ロックダウンが解除されたら何をしたいか語り合うシーンなど、自宅に缶詰状態になって落ち込んだり、イライラしたりするスターとその家族の等身大の姿をリアルに捉え、同じ悩みを抱えるイギリス人視聴者の共感を得て大ヒットした。(text:cinemacafe.net)
2022年08月15日●エルヴィス役のプレッシャー「想像以上のものだった」伝説的ロックスターのエルヴィス・プレスリーの物語を描く映画『エルヴィス』(公開中)。エルヴィス役に抜てきされた新星オースティン・バトラーが、エルヴィスの魂が乗り移ったかのような歌とダンス、そして彼の栄光と孤独までを見事に体現し、観客を熱狂させている。初来日したオースティンにインタビューすると、「エルヴィスを演じることには、ものすごいプレッシャーを感じた」と告白。シビれるようなパフォーマンスができるまでの過程や、エルヴィスを演じて起きた変化までを明かした。本作は、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』などのバズ・ラーマン監督が、若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーの真実の物語を、彼の代表曲に乗せて描いた物語。エルヴィス役に選ばれたオースティンは現在30歳。劇中ではほぼ全編にわたって吹き替えなしでエルヴィスの歌唱とダンスに挑戦し、ラーマン監督も「エルヴィスそのものだ」と言わしめる熱演を見せている。本作の演技で2023年のアカデミー賞候補と目されるなど、世界から熱い視線を注がれる存在となった。“キング・オブ・ロックンロール”とも呼ばれ、今なお人々に愛されているエルヴィス役に決まった時には、「実在の人物を演じるということは、ある程度はプレッシャーがあるものだと思う。でもエルヴィスとなると、それは想像以上のものだった」と告白したオースティン。「エルヴィスは、今でも大衆からいろいろな誤解をされていたり、真実でないようなことを信じられてしまっていたりもする人。そんな中で、彼の人生をきちんと表現するという責任を感じた」といい、「エルヴィス、そして彼の家族が経験したことに見合う作品をつくらなければいけないと思っていたけれど、果たして自分にそれができるのか。世界中に彼を愛しているファンがいて、さらに言えば、本作を通してエルヴィスと初めて出会う人もいるはず。その入り口となることにも責任感を感じた」と不安もあったと語る。オースティンは「可能な限り、彼の魂を見出していきたかった」と人間としてのエルヴィスを学ぶことに専念したそうで、「2年にわたってエルヴィスについてじっくり掘り下げていった。大きなプレッシャーもあったけれど、彼について学んでいくことは大きな喜びでもあった」と内面からエルヴィスを捉えていったという。○■圧巻のパフォーマンス「自分自身を超越している感覚があった」オースティンは、劇中でエルヴィスの生き様が感じられるような、熱い歌唱とダンスを披露している。「もともと僕はダンサーでもなければ歌手でもない」という彼だが、どのようにエルヴィスのパフォーマンスを作り上げていったのだろうか。「エルヴィスのダンスには、振り付けが一切なかったということを聞いて。つまり音楽によって魂が動かされ、あのダンスや歌唱につながっているんだと感じました。もちろん準備期間となった2年の間、エルヴィスの仕草など綿密に研究していたけれど、最終的に重要なのは、音楽によって自分自身が動かされるということ。そのためにも、彼の魂にたどり着く道のりが必要だった。実際に舞台に上がってパフォーマンスをした時には、まるでつながれていた鎖から放たれたように、自分を解放することができた感覚があった」と所作指導やボイストレーニングに打ち込みながらも、やはり重要だったのはエルヴィスの魂に近づくことだったそう。さらに「自分の魂とエルヴィスの魂が一つに混じり合う感覚があった」と打ち明けたオースティン。「ライブパフォーマンスの撮影のスタートとなったのは、黒のレザーを着てエルヴィスがパフォーマンスした、68年のカムバックスペシャルのシーンだったんです。ステージに上がることには、恐怖もありました。だって僕のキャリア、人生、そしてこの映画が成功するかどうかも、その瞬間にすべてがかかっているわけだから」と苦笑いを浮かべながら、「でも控え室にいる時に、『エルヴィスもまったく同じ恐怖を感じていたはずだ』と気がついた。“カムバック”と言われているように、そのライブまでには数年間、彼はパフォーマンスをしていなかったわけで。そこでは、『果たして、まだ自分はやることができるのか?』という自問もあったと思う。でもエルヴィスは、あれだけのパフォーマンスをすることができたんです」と熱弁。続けて「僕もエルヴィスと同じように、恐怖をエネルギーに変えていきました。いざステージに上がってみたら、観客役のキャストの皆さんも本物の感情をぶつけてくれて! 実際に顔を赤らめていたり、笑顔になっている女性がいたり、ノリノリになっている男性がいたり。その瞬間、幽体離脱じゃないけれど、なんだか自分自身を超越している感覚がありました。エルヴィスの視点から観客の顔を見ることは、ものすごく特別な体験だった」と興奮気味に振り返る。●エルヴィスと出会い「自分自身の人生や世界の見方も変わった」エルヴィスのパフォーマンスを身を持って体験し、彼の人生を演じ切ったことで、オースティンは「今回、映画を作ること以上に、自分を変えてくれるような作品になった」としみじみと語る。「エルヴィスはどんなことがあっても、自分が信じるものに忠実だった。そのことこそ、とても重要なことだと思っていて。人間って生きている上では、自分の魂や直感が『こうしたい』と言っていたとしても、なかなかそれにきちんと耳を傾けることって難しいこともありますよね。でもエルヴィスはそれができた人で、改めてそれって大事なことだなと思ったし、とても刺激を受けました。エルヴィスの人生には、良い選択、もしかしたら間違えてしまったような選択もあった。それをエルヴィスの視点から見ることができて、とても深淵な気持ちになったし、自分自身の人生や世界の見方も変わったように思います」。名作を世に送り続け、今回も胸躍る音楽映画を完成させたのは、バズ・ラーマン監督。オースティンは、「バズは心が広くて、すばらしいコラボレーター」とラーマン監督を尊敬しきり。「現場で、バズは誰に対しても『ノー』と言わないんです。『今、君が言ったことで、僕がすごく良いと思うのはね』と必ず、相手を認めてくれる。僕は、バズをジャズミュージシャンに近い人間かなと思っていて。音楽理論や楽器について理解して、準備万端にして現場にやって来て、あとはその瞬間に受けた刺激、反応を大事にするんです。本当に最高のリーダー」と話すように、生の反応を大切にするからこそ、ラーマン監督の映画の中には特別な熱気が宿っている。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などに出演してきたオースティンの知名度は、本作でグンと上昇。「役者として芽が出るまでは、家賃や車のガソリン代にも苦労するような生活をしていた。ここ数年、本当にすばらしい出会いがあって、今に至ります」と苦労もありながら、今やハリウッドの注目俳優の筆頭格にのしあがった。今後キャリアを築いていく上では、頼もしい先輩たちがお手本になると思いを巡らせる。「自分のヒーローと呼べるような方々と出会うことができました。デンゼル・ワシントンは、ものすごく親切な人で、バズに(売り込みの)電話をして僕のことを話してくれたそうなんです。レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、クエンティン・タランティーノ、そして今回共演することができたトム・ハンクス、そしてバズも、僕にとってすばらしいメンター」と目尻を下げ、「エンターテインメントの世界で、こうやって少しずつ注目されていく道のりを歩んでいくと、きっと大変なこともあるはず。そんな中で大切なことは、その道を通ったことのある人から学ぶこと。僕は学べるような人とすでに出会うことができているので、ものすごく運が良いし、恵まれているなと思っています」と出会いに感謝。インタビュー中も、相手の目をしっかりと見つめ、丁寧に、そして熱心に言葉を紡いでいたオースティン・バトラー。この誠実さのすべてが、エルヴィス役に注ぎ込まれている。■オースティン・バトラーディズニー・チャンネルのTVシリーズドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』(06)でデビュー。その後、トニー賞8部門にノミネートされた舞台『氷人来たる』(18)に出演し、デンゼル・ワシントンと共演。行き場を失った青年ドン・パリットを演じ、絶賛された。ジム・ジャームッシュ監督作『デッド・ドント・ダイ』(19)では、ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、アダム・ドライバー、セレーナ・ゴメスと共演。クエンティン・タランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)では、チャールズ・マンソン率いるヒッピー・グループの一員である、テックス役を演じ大きな注目を集めた。(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年07月06日7月1日(金)に公開となる今年の音楽映画の大本命といわれている『エルヴィス』。この度、主演のオースティン・バトラーと監督のバズ・ラーマンが来日し、日本のファンと待望の対面を果たした。大盛況のイベントの様子をレポートする。若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー。センセーショナルすぎるパフォーマンスから若者に熱狂的に愛された一方で、中傷の的になり警察の監視下に置かれた彼の真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督が、誰しも一度は耳にしたことのある数々の曲にのせて映画化した。日本公開を前に6月24日に世界52カ国で公開され、すでに世界中で熱狂を巻き起こしている。このイベントにはバトラーとラーマン監督のほか、スペシャルゲストの玉城ティナが登壇。さらに今世界が注目する4人組ダンスヴォーカルパフォーマンスユニット・新しい学校のリーダーズがオープニングアクトを務めた。史上最も売れた偉大なソロアーティスト・エルヴィスを見事に演じ切り、その素晴らしい演技とライブパフォーマンスが絶賛を浴びているバトラーは、今回が初来日。また、本作の監督を務めたラーマンは『華麗なるギャツビー』以来約9年ぶりの来日とあって、会場には今世界中で話題沸騰中のふたりを一目見ようと大勢のファンが集まった。まずはじめに会場にあらわれたのは、スペシャルゲストの玉城。続いて本作の応援アンバサダーを務める新しい学校のリーダーズが登場し、エルヴィスの代表曲「監獄ロック」に合わせて迫力満点のオープニングダンスを披露し、会場を大いに盛り上げると、バトラーとラーマン監督がステージ上に登場。会場に集まったファンは色とりどりに光るペンライトを振り、大きな拍手でふたりを迎えた。白いスーツを身にまとったバトラーと、真っ黒なスーツに「ELVIS」の文字が輝くベルトを身につけたラーマン監督は、写真撮影や会話に快く応じ、集まった日本のファンとの交流を楽しんでいた。バトラーは、ワールドツアーの最終目的地である日本へ到着した心境を「エルヴィスは生涯ずっと日本のファンに愛され、日本へ来てパフォーマンスすることを望んでいました。だから彼の物語を描いた映画のプロモーションという形で彼の夢を叶えることができて本当にうれしいです。そして今夜カラオケに行くのがとても楽しみなんだ」と語った。また、本作がアメリカで週末の興行収入No.1を記録するなど、大きな反響を受けていることについてラーマン監督は「1位になれたことはもちろんとても嬉しいけど、今週末アメリカでは本当にいろんな種類の映画を上映していたので、たくさんの人々がまた劇場に戻ってきてくれたことがとても嬉しいです。スマホで映画を観るのもいいけど、大きなスクリーンで知らない人たちと一緒に泣いたり笑ったりするのはとても大切な経験だと思います」と語り、「日本の皆さんもぜひ映画館でエルヴィスの生き様を観て、彼を『キング・オブ・シネマ』にしてください!」と、本作の公開を心待ちにする日本の人々へメッセージを送った。続いて、ライブシーンの演出のこだわりを聞かれたラーマン監督は、「ライブシーンはカット割りをせずオースティンがずっとパフォーマンスしていたんです。僕が30年以上一緒に仕事をしているスタッフが『僕はいろんな作品に携わってきたけど、こんな体験をするのは初めてだ!』と言うほどに、オースティンの仕事ぶりはすごかったのです。つまり僕は特に演出はしておらず、とにかくスタッフにカメラを回し続けるよう伝えただけなんです」と答え、エルヴィス役を演じることが決まってから24時間365日をエルヴィスの研究に費やし、長年の役作りに臨んだバトラーを絶賛した。さらにスペシャルゲストの玉城からエルヴィスの一番の魅力を尋ねられたバトラーは、「僕にとって一番の魅力は彼の人間性です。映画の撮影にあたって彼についてのたくさんの事実を知り、何が彼を駆り立てるのかということを学び、知れば知るほど愛に溢れた人だと思いました。彼のことが大好きです」と答え、大スターの内側に隠された人間性を知ることでさらに魅力的に見えることを語った。最後にオースティンとバズは、会場に駆け付けたファンと一緒に記念写真の撮影をし、イベントは大盛況の中幕を閉じた。『エルヴィス』7月1日(金)より公開
2022年06月29日映画『エルヴィス』(7月1日公開)のワールドツアーフィナーレイベントが28日に都内で行われ、エルヴィス役を演じる主演のオースティン・バトラーとバズ・ラーマン監督が出席した。本作は、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』などのバズ・ラーマン監督が、若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリーの真実の物語を、彼の代表曲に乗せて描いた物語。先日のカンヌ映画祭での上映を皮切りに、ワールドツアーで世界中を巡った俳優のオースティンとラーマン監督がいよいよツアーの最終地である日本に到着。劇中に登場するエルヴィスが着用したピンクスーツにちなみ、会場にはピンクカーペットが敷かれ、2人が日本のファンと対面を果たした。“キング・オブ・ロックンロール”とも呼ばれるエルヴィス・プレスリーを歌と踊りで見事に体現したオースティンは「日本は初めてです」と笑顔を浮かべ、「とても温かい歓迎を受けて、『ありがとう』と何回言ったことか。日本に来ることはエルヴィスの夢でした。でもそれは叶わなかった。それは彼の一番の悲劇の一つだったかもしれません。こうしてエルヴィスの夢を、僕が叶えることができた。そして彼のすばらしい物語を皆さんと分かち合える。本当にすごいことだと思っています」と日本がエルヴィスにとって特別な国だったことを明かし、「日本が僕らのプロモーションの最後の場所だということを、とても誇らしく思っています」と感激の面持ち。「今夜カラオケに行くこともとても楽しみにしています」と目尻を下げ、大きな拍手を浴びていた。またこの日はイベントのスペシャルゲストとして、玉城ティナが登壇。玉城は、オースティンが繊細にエルヴィスの内面を表現していたことに感動したそうで、役作りや「エルヴィスの一番の魅力はなんだと思いますか?」と質問した。オースティンは、「彼はとても貧しい、何も持たない家庭の出身だった。生涯を通して、心に穴がずっと空いたような人でもあった。演じる上では彼の魂を見つけることがとても大切だった。ステージでパフォーマンスをする、あのエルヴィスたらしめたものとは何なのか、何が彼を駆り立てていたのかということを学んでいった」と緻密な役作りを続け、「笑い声が素敵で、ユーモアのセンスもすばらしい。心が広く、物事を深く考えている。愛にあふれた人だからこそ、観客と繋がりを持つことができた。僕も知れば知るほどエルヴィスが好きになっていったし、心からエルヴィスが大好き」と魅力を熱弁していた。そしてエルヴィスの楽曲「監獄ロック」に乗せたダンスをSNSで発表し話題となった4人組ダンスヴォーカルパフォーマンスユニット「新しい学校のリーダーズ」がオープニングアクトとして“エルヴィスダンス”を生披露する場面も。日本の歓迎ぶりに大喜びしたラーマン監督は、「みんなが一堂に会して、一緒に泣いたり笑ったりするのは、とても大切なこと。ぜひ映画館で、大きなストーリーを、大きなスクリーンで楽しんでほしい」とアピールしていた。
2022年06月28日7月1日(金)に公開となる『エルヴィス』より、主演のオースティン・バトラーが、エルヴィスの楽曲を熱唱するリハーサル映像が公開となった。若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー。史上最も売れたソロアーティストであり、彼がいなければ、ビートルズも、 クイーンも存在しなかった。エルヴィスの<誰も知らなかった>真実の世界物語を、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督が映画化した。主演は『シャーペイのファビュラス・アドベンチャー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などで俳優として幅広く活躍してきたオースティン・バトラー。エルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカーを、2度のアカデミー賞を受賞した俳優トム・ハンクスが演じている。公開されたのは、バトラーが、エルヴィスの楽曲「ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス」を熱唱するリハーサル映像。劇中、ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる、圧倒的な歌唱力、そしてなにげない動作までもまるでエルヴィスのようなパフォーマンスを披露しているバトラーだが、録音スタジオでレコーディングするのは今回が初めての経験だったという。映像には、エルヴィスが240曲もの楽曲を録音したRCAスタジオで、スタッフ全員を目の前に「ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス」を披露することになったバトラーの姿が。「エルヴィス・プレスリーです!」とラーマン監督に紹介され、緊張した面持ちでマイクの前に立つバトラー。その表情は、初めてステージに立つ若き日のエルヴィスを想起させる。しかし、バトラーが歌唱を披露するやいなや空気は一変。ラーマン監督をはじめ、そこにいるスタッフ全員がバトラーの虜となり、ノリノリに。ビートに合わせた独特のダンスで熱唱し、その場を熱狂させたバトラーの姿は、まさにエルヴィスそのもの。全身でエルヴィスを体現しようとする、バトラーの迫真の演技に魅了される、貴重なリハーサル映像となっている。バトラーは当時を振り返り、「エルヴィスを演じていた間、自分から火の中に飛び込んでいかなくてはいけない瞬間が何度もありました。キャスティングされたばかりだったのに、バズに促されて RCA スタジオで働く多くの人たちの前で誰もが知る名曲を歌うことになったときは、恐ろしく緊張して全身が震えあがっていました。でも、そのような瞬間を経験することでだんだんと慣れないことに挑戦するときに感じていた恐怖が小さくなっていき、最初とは全く異なる体験になっていきました。そしてそれはエルヴィスが初めてステージに立ったときに感じたことなのだと感じるようになったんです」と語った。『エルヴィス』7月1日(金)より公開
2022年06月27日2022年、音楽映画の大本命である『エルヴィス』が7月1日(金)に公開される。このたび、主演のオースティン・バトラーと監督のバズ・ラーマンがの来日が決定。さらにバトラーが役作りの秘話について明かす特別映像が公開された。若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー。史上最も売れたソロアーティストであり、彼がいなければ、ビートルズも、 クイーンも存在しなかった。エルヴィスの<誰も知らなかった>真実の世界物語を、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督が映画化した。ほぼ全編に渡り吹き替えなしでエルヴィスになりきって歌唱とダンスを行うという難役・エルヴィスに大抜擢されたのは、バトラー。ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる、圧倒的な歌唱力、そしてなにげない動作までもまるでエルヴィスのようなパフォーマンスを披露している。エルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカー役は、二度のアカデミー賞受賞俳優トム・ハンクスが演じている。主演のバトラーとラーマン監督は、今月28日(火)、29日(水)に本作のプロモーションのため来日する。見事にエルヴィスを演じ切ったバトラーの来日はこれが初めて。ラーマン監督は、2013年の『華麗なるギャツビー』での来日以来8年ぶりとなる。ワーナー・ブラザース公式SNS及びHPでは、28日実施の来日イベントに招待する【オースティンに会えるキャンペーン】が本日16日より開始されている。あわせて公開された映像には、“監獄ロック”のノリノリな楽曲と共に、完全にエルヴィスになりきったオースティン・バトラーの姿が映し出されている。エルヴィスの珠玉の名曲と共に、腰を突き出す独特なダンスで自らのサウンドに身をゆだねるバトラー。会場の空気を掌握し、その場にいるものを熱狂の渦へと誘い込むそのパフォーマンスは、まさにエルヴィスそのもの。音楽の世界を超えたポップカルチャーのアイコンとして君臨した、エルヴィス・プレスリー役を演じることのプレッシャーは想像を絶するが、映像の中でバトラーは「見れるものはスポンジのように全てを吸収しました」と語り、まるで“探偵”のように役作りに没頭したことを明かしている。『エルヴィス』7月1日(金)より公開
2022年06月16日「ストレンジャー・シングス」でジム・ホッパー署長を演じているデヴィッド・ハーバー(47)が、自身のメンタルヘルスとについて「ビッグイシュー」誌に語った。「私にとって特に大きな問題(ビッグイシュー)になっているのは、社会がいわゆる『心の病』と呼ぶものです。私は26歳のとき、症状が現れて施設に入所したことをきっかけに双極性障害と診断されました」と病気について明かした。20年以上もの闘病を続けてきたデヴィッドは、「私の人生には、簡単に路上生活者になりうるような時期もありました。しかし、幸いにもそんな困難なときに支えてくれる家族がいました」と振り返る。「精神疾患には薬物療法が必要だという要素もありますが、社会的な要素もあるのではないでしょうか?」と問題提起。「精神的に参るというのは、貧困ゆえに起きる状態でもあります。(お金がなくて)ランチを買いに行ったり、お店で買い物をするという社会への参加ができない。おかしくもなりますよ」と持論を展開した。自身は40歳を過ぎても「まだお金がない、家賃をどうやって払おうと悩み、非常に動揺している状態だった」というデヴィッドだったが、2016年から出演しているドラマ「ストレンジャー・シングス」が大ヒット。『ヘルボーイ』では主演を務め、『ブラック・ウィドウ』にも出演。2020年には歌手のリリー・アレンと結婚し、公私ともに絶好調だ。(Hiromi Kaku)
2022年05月30日オースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリーを演じる『エルヴィス』が、25日(現地時間)、カンヌ国際映画祭で初公開された。今年のカンヌで現時点では最長の12分のスタンディングオベーションを受けたという。「Variety」誌が報じた。上映後、オースティンは観客に作品を温かく受け入れてもらったことに感動で涙を浮かべ、上映に駆け付けていたエルヴィスの元妻プリシラ・プレスリーと、ハグ。同じく感極まった様子のバズ・ラーマン監督も、キャストたちとハグを交わした。同作でエルヴィスになりきり、渾身の演技を見せているオースティン。プリシラ、エルヴィスの娘のリサ・マリー、孫ライリー・キーオもオースティンの演技を大絶賛する仕上がりに。しかし、オースティンの身体には大きな負担がかかっていたようだ。撮影終了日の翌日に、緊張の糸が切れたのか、大変な目に遭ったという。「朝4時に、しびれるような痛みで目が覚めて、病院に搬送されました。『エルヴィス』の撮影を終了した翌日、身体の機能が停止してしまったんです」と「GQ」誌に語っている。具体的には、「虫垂炎を模したウイルスによるもの」と診断され、「一週間、寝たきりで過ごして回復しました」とのこと。AUSTIN BUTLER as Elvis in Warner Bros. Pictures’ drama “ELVIS,” a Warner Bros. Pictures release.Photo by Hugh Stewart『エルヴィス』は7月1日(金)より全国にて公開。(Hiromi Kaku)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2022年05月26日デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮を務める「Netflix」の短編アニメシリーズ「ラブ、デス&ロボット」のシーズン3が、5月20日(金)より配信スタート。この度、本作のダークで奇妙な世界観が垣間見える予告編と新場面写真が公開された。独創的なアイディアと枠に捉われない自由な表現の“大人向けの新感覚アニメ”「ラブ、デス&ロボット」。これまでエミー賞で通算11部門で受賞を果たし、2019年と2021年にはアニメーション賞短編アニメーション部門を受賞、世界中から注目を集める。9つの新作エピソードから成るシーズン3。公開中の予告編では、そんな9つの新たなエピソードが次々に映し出され、ファンタジー、ホラー、SFなど、様々なジャンルの世界観を一挙に堪能することができる。謎の巨大生物、無数にひしめく奇妙な生物など、恐怖と美しさが融合したダークな世界に期待が高まる。今シーズンでは、フィンチャーがアニメーション監督としてデビュー。手掛けた「最悪な航海」は、帆船を襲う甲殻類のような謎の巨大生物と船員たちが対峙する物語となっており、不気味な生物たちの登場とともに、反乱、裏切りなどが描かれていく。ほかにも壮大なSFを思わせるような異星での旅や、ネズミやクマロボットとの戦い、シーズン1で人類が絶滅した後の世界をブラックユーモアたっぷりに描いた“ロボット・トリオ”の続編も登場する。Netflixシリーズ「ラブ、デス&ロボット」シーズン1~2は独占配信中、シーズン3は5月20日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年05月10日『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2に、『エルヴィス』のオースティン・バトラーと、『ミッドサマー』のフローレンス・ピューが、出演交渉中であることがわかった。「Variety」誌などが報じた。オースティンが演じる可能性があるのは、ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)の甥フェイド・ラウサ。ティモシー・シャラメ演じるポール・アトレイデスの宿敵という役どころ。1984年のデヴィッド・リンチ監督版『デューン/砂の惑星』では、スティングが演じた。「ニューヨーク・タイムズ」の記者カイル・ブキャナンは、「オースティンが出演交渉中」というニュース記事をリツイートして「ハリー・スタイルズとタイ・シェリダンも候補だったのを知っている」とつぶやき、注目を浴びている。フローレンスは、シャッダム4世の娘イルラーン姫で交渉中。フローレンスが出演することになれば、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で共演したティモシーと再び共演することになる。フローレンスは脚本のドラフト(草稿)が手元に届くのを待っている状態だという。また、マドンナの伝記映画の主演候補にも挙がっているため、スケジュール調整も課題だ。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2には前作から引き続き、ティモシー、ステラン、レベッカ・ファーガソン、ジョシュ・ブローリン、デイヴ・バウティスタ、ゼンデイヤ、ハビエル・バルデムの出演が決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年03月11日パコ ラバンヌ(paco rabanne)から、2021年クリスマスに向けたカプセルコレクションが登場。パコ ラバンヌ各取扱店にて販売される。“デヴィッド・ボウイ”着想のクリスマスパコ ラバンヌのクリスマスコレクションは、冬の煌めきやロックスターのデヴィッド・ボウイからインスピレーションを得たロマンティック×ロックな仕上がり。“夜空”や“星”のモチーフを落とし込んだ、煌びやかなバッグやアクセサリー、ウェアなどが揃う。ビジューが輝くゴールドバッグ複数のパーツを繋ぎ合わせた代表的なシリーズ「1969」からは、華やかなゴールドにビジューをあしらったミニバッグが登場。冬のシックな装いをゴージャスに格上げしてくれる。ゴールドチェーンのアクセサリーアクセサリーは、ダイナミックに華を添えてくれる大ぶりサイズで。チェーン状のネックレスやブレスレット、ピアスは、シンプルなデザインからパールやビジューをあしらった華やかなものまで、幅広くラインナップする。スターモチーフのウェアカーディガンやドレスなどのウェアは、神秘的な夜空を思わせる“星”モチーフで統一。シックなブラックをベースに、シャイニングなゴールドスターを配した。同柄の帽子やマフラーは、ギフトとしても喜ばれそう。ノルディック柄のニットジャンパーも、随所に星モチーフを。活気あるパープルカラーで、クリスマスの高揚感を表現した。【詳細】パコ ラバンヌ 2021年クリスマスカプセルコレクション※2021年11月中旬現在発売中。販売店舗:パコ ラバンヌ取扱店、公式オンラインストアアイテム例:・バッグ 125,900円・ネックレス 67,900円・カーディガン 83,500円・ニットジャンパー 97,650円【問い合わせ先】エドストローム オフィスTEL:03-6427-5901
2021年11月22日デヴィッド・ボウイのライブ映像を収めた映画『ジギー・スターダスト』が、2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開。名盤『ジギー・スターダスト』誕生50年&ボウイ生誕75年記念公開『ジギー・スターダスト』といえば、デヴィッド・ボウイをスーパースターに押し上げたロック史上に輝く名盤。5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」にデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバムだ。2022年は、そんな『ジギー・スターダスト』が発売されてから50年、デヴィド・ボウイ生誕75年というアニバーサリーイヤー。そんな記念すべき年に、『ジギー・スターダスト』ツアーの最終公演を収めたライブ映画『ジギー・スターダスト』の2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版を劇場で特別上映する。ボウイ生涯“最高のライブ”映像を収録映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年から1973年にかけてイギリス、アメリカ、日本で行った長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライブを映し出したドキュメンタリー。ボウイ自身も制作に関わっている。当時のステージ衣装には、ロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎(Kansai Yamamoto)が参加。監督はボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に名を残したアカデミー賞名誉賞受賞監督D.A.ペネベイカーだ。全曲の歌詞翻訳を含む字幕は、シュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎が務めている。名曲が聴ける予告編も予告編には、『気のふれた男優』『サフラジェット・シティ』『チェンジス』『スペース・オディティ』『君の意志のままに』『屈折する星くず』の演奏場面などを収録。中でも『チェンジス』を中心に据え、「変わるんだ 大人になっても変化しろ」というボウイのメッセージを強調した仕上がりとなっている。【詳細】映画『ジギー・スターダスト』≪2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版≫公開日:2022年1月7日(金)よりBunkamura ル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開監督:D.A.ペネベイカー出演:デヴィッド・ボウイ、ミック・ロンソン、トレヴァー・ボーダー、ウッディ-・ウッドマンジー字幕:寺尾次郎原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars1973年/イギリス/90分
2021年10月17日インペリアル・エンタープライズ株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役社長:原 良郎)は、「デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ」を、PREMICOオンラインショップで販売開始いたしました。永遠のスターマンに捧げる、時のモニュメント。常に変化し続ける斬新なスタイルと比類ない音楽性で地球を席巻した不世出のロックスター、デヴィッド・ボウイの生誕75周年を記念したオフィシャル・ウォッチが登場しました。アラジン・セインの稲妻アートを再現した斬新なフェイス。“右目”からのぞく内部のムーブメントや稲妻の秒針が、熱い想いをかきたてます。時を告げるインデックスは、最後のアルバム★のイメージ。12時位置の★に煌めくダイヤモンドが、デヴィッド・ボウイの輝かしい軌跡を称えます。デヴィッド・ボウイの生年にちなみ、限定1947点で販売。裏蓋にエディションナンバーが刻印されます。「スターマン」のメロディを奏でるオルゴール付きスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。2021年10月15日(金)より、PREMICOオンラインショップにて販売開始いたしました。商品特設ページ: デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ12時位置には★のマークとともにダイヤモンド1石をセット。アラジン・セインの稲妻をかたどった金色の秒針。4時から8時のインデックスは★のジャケットのモチーフをデザインしています。裏蓋にはジギー・スターダストのジャケットの裏写真と“Celebrating David Bowie’s 75th Birthday”の文字を印字。縁に限定1947点の証のエディションナンバーを刻印。バンドのバックルにも“DAVID BOWIE”の刻印が入ります。腕時計は天面に★のジャケットイメージをデザインしたスペシャル記念ボックスに収めてお届けします。スペシャル記念ボックスの内側にはデヴィッド・ボウイの往年のジャケットアートがセットされています。内蔵のオルゴールが不滅の名曲「スターマン」のメロディを奏でます。アラジン・セインのジャケット写真を使用した解説入り認定書を添えてお届けします。■商品情報商品名:デヴィッド・ボウイ 生誕75周年記念 オフィシャル・ウォッチ価格 :49,800円(税込54,780円)限定数:1947発売日:2021年10月15日(金)発売元:インペリアル・エンタープライズ株式会社 PREMICO(プレミコ)URL : (c)2021 The David Bowie Archive(R) Under license to Perryscope Productions, LLC/Epic Rights, LLC.■商品仕様【腕時計】材質 :ケース・バンド=ステンレス 裏蓋=ステンレス、ミネラルガラス 文字盤=真鍮、ダイヤモンド1石 風防=ミネラルガラスケースサイズ(約):直径39×厚さ11.5mm手首回り(約):S=15.5cm、M=17.5cm、L=19.5cmムーブメント:自動巻き(手巻きも可能)精度 :日差-25~+35秒駆動時間:最大巻き上げ時で約40時間防水性能:3気圧防水保証 :1年間品質保証生産国:日本【ボックス】材質 :木製(MDF)、平ガラス、レーヨン、ポリウレタン、鉄、真鍮サイズ(約):横15.8×縦11×高さ9.2cm曲名 :スターマン生産国:日本■PREMICO(プレミコ)についてPREMICO は、“プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム”をコンセプトに誕生したブランドです。アニメキャラクターやスポーツ選手などの公式アイテムを通じ、夢や感動といった目に見えない大切な宝物をお届け。ここでしか手に入らない商品を販売しています。PREMICO オンラインショップ: ■会社概要会社名:インペリアル・エンタープライズ株式会社所在地:東京都荒川区東日暮里5-7-18 コスモパークビル代表者:代表取締役社長 原 良郎設 立 :昭和57年(1982年)9月1日資本金:100,000千円URL: 事業内容:通信販売■お問い合わせ先<商品内容等> フリーダイヤル:0120-989-808(9:30~17:00/土日祝休)<ご注文専用番号> フリーコール:0120-247-417(6:00~21:00/無休)※本リリースに記載しております内容は、発表日現在の内容となります。予告なしに内容が変更される場合があります。予めご了承ください。※製品の仕様や外観は、改善のため予告なく変更することがあります。※限定数に達した場合、販売を終了させていただきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月15日ロック界のスーパースターにして、稀代のアーティストでもあったデヴィッド・ボウイ。この世を去ってから5年が経ついまなお、多くの人の心で生き続け、各方面でさまざまな影響を与えています。そんななか、新たに誕生した映画『スターダスト』で描かれているのは、若き日のボウイ。そこで、こちらの方々に本作の見どころについて、お話をうかがってきました。主演ジョニー・フリンさん & ガブリエル・レンジ監督『スターダスト』メイキングより【映画、ときどき私】 vol. 417劇中でデヴィッド・ボウイを演じた俳優でミュージシャンのジョニーさん(写真・中央)と、ドキュメンタリー作品やTV映画を数多く手がけて高く評価されているレンジ監督(左)。今回は、ボウイの熱狂的なファンでもあるというおふたりに、ボウイの魅力や日本に対する印象について語っていただきました。―まずは、デヴィッド・ボウイのファンになったきっかけから教えてください。監督10代の頃、多くの人たちと同じように彼の大ファンになり、そこからすべてのアルバムを聴くようになりました。最初は音楽から入りましたが、大人になってから興味を持ち始めたのは、ボウイの人間的な部分。特に、自分をつねに生まれ変わらせようとする姿には、心をつかまれましたね。なかでも驚いたのは、あれだけ有名な人物であるにもかかわらず、彼の人生の初期段階についてはあまり知られていないところ。兄との関係や精神的な病を持ちやすい家系であること、病気に対する恐れを持ち続けていたことなど、ファンでも知らない方は多いのではないでしょうか。本作では、ボウイがたどっていたかもしれない悲劇的な影として兄の存在を描いていますが、そういった部分には、引き込まれるものがありました。演じるうえで興味深かったのは、ボウイと家族との関係デヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリン―では、ジョニーさんがボウイに惹かれたのは、どのようなところですか?ジョニーさん監督が話したことと重なってしまうんですが、僕にとっても興味深かったのは、家族との関係。ボウイも70年代にはあまりそういったことは語っておらず、自らその話題に触れ始めたのは、90年代くらいからだったと思います。この映画のなかでも描かれているように、彼はメンタルヘルスに対する恐怖があまりにも強かったため、語ることすらできなかったのです。そういった彼の姿は、僕にとっては準備の段階で重要なカギのひとつでもありました。当時は心の病には汚名を着せられている部分がありましたが、段々と理解をしようとする気持ちが世の中で高まってきているので、そういう意味ではいまの時代だからこそ響く物語になっていると感じています。ボウイのことを神のように慕っている人は多いと思いますが、そういった人でもこれほどのもろさを持っていたというのを知れることは大事なことかなと。それが彼のモチベーションとなっていたからこそ、あれだけの美しい音楽やアートを作れたんでしょうし、だからこそ私たちの心を動かすんだと思います。―なるほど。デヴィッド・ボウイといえば、親日家としても知られています。劇中でも装飾や衣装に日本の要素が垣間見れましたが、ボウイと日本との関係をどうご覧になりましたか?ジョニーさんこの作品のために監督とニューヨークで会ったとき、ちょうどボウイの展示会が開催されていたので、観に行ったことがありました。そこで目にした衣装から感じたのは、ボウイのなかに日本の影響がいかに色濃くあるかということ。彼は日本に対して本当に鋭い視点を持っていたんだと思います。僕はまだ訪れたことがありませんが、日本は行きたい場所のナンバーワンです。映画にもボウイが受けた日本の影響は取り入れている『スターダスト』のガブリエル・レンジ監督―ありがとうございます!ちなみに、劇中では浴衣のようなものを羽織っていらっしゃいましたが、着てみていかがでしたか?ジョニーさんほかの衣装もすべて気に入っていましたが、なかでもあの衣装はすごく着心地がよくて解放感があったので大好きな1着でしたね。俳優という仕事がおもしろいと思うのは、服を着ることで他人の人生を経験することができるところ。今回も素晴らしいドレスから女性用のブラウス、ヒール、そして日本の衣装までいろいろな服を着ることができました。それらを身につけているだけで、その人物が何をどう感じていたのかが肉体を通して感覚的に理解することができますからね。そういう意味でも、今回の衣装はどれも着るのが楽しいものばかりでした。―監督は演出するうえで、意識していたことがあれば、教えてください。監督確かに、当時の彼は熱狂的に歌舞伎にハマっていたこともあるくらいですからね。日本からは大きな影響を受けていたと思います。それは今回の映画のなかにも、取り入れているので注目していただきたいです。決められた物差しで自分を測らないのが魅力―劇中で、記者が本人に「デヴィッド・ボウイとは何者か?」と聞くシーンが非常に印象的でした。では、おふたりにとってデヴィッド・ボウイとは何者ですか?ジョニーさんおそらくボウイ自身も、この質問の答えはわからなかったんじゃないかなと思います。それくらいつねに自分を再生し続けていましたからね。あれほどまでに自分を見つめ、好奇心と探求心を持ち続けたアーティストは、ほかにはいないんじゃないかなと感じるほど。でも、そのおかげで私たちは彼からたくさんのレガシーをもらうことができたのです。さらに、彼がすごいのは新しいものや自分をワクワクさせてくれるものにもつねに敏感であること。亡くなる直前まで、いろいろなタイプの音楽に挑戦していましたよね。そんなふうに、彼は決められた物差しで自分を測ることをしなかったので、「デヴィッド・ボウイとは何者か?」という質問に自分でも混乱してしまったんでしょうね。でも、そのあとに「変化し続けることこそが自分である」と気がついたんじゃないかなと考えているところです。僕にとってもこの質問に答えるのは不可能ではありますが、だからこそ素晴らしい質問であるとも言えると思います。監督ジョニーがしっかりと答えてくれたので言うことはないけれど、唯一付け加えるとしたら、いまの問いに対する“謎”が少し明かされている部分こそがこの映画の見どころではないかなと。正直、この問いの答えを難しくさせているのは、何度も自分を変えている彼の生きざまそのもの。実際、彼はアルバムごとに新しいバージョンのデヴィッド・ボウイを発表していました。この作品では彼の“分身たち”が登場する前のデヴィッド・ボウイを描いていますが、それこそが何よりもおもしろいところだったと思います。大スターの内面を多くの人に見てほしい―最後に、日本で映画の公開を楽しみにしているファンに向けてメッセージをお願いします。監督劇中で描いているのは、みなさんが知っている曲が世に出る前、つまりボウイが有名になって名声を手に入れる前ですが、それは彼のキャリアにおいては重要なターニングポイントのひとつでもありました。僕にとっても、彼の人生における大きな一章を描けたことは本当におもしろいことだったと思います。さまざまなマスクや人格を作り上げる前のボウイを見ることができる貴重なチャンスでもありますし、誰もが知る大スターの内面をとても親密に描いた映画に仕上がっているので、ぜひアイデンティティが確立する以前のボウイをみなさんにも見ていただきたいです。インタビューを終えてみて……。ひと言ひと言に、デヴィッド・ボウイに対する熱い思いが伝わってくるレンジ監督とジョニーさん。本作には、そんなおふたりの情熱も込められているのだと感じました。劇中では、ジョニーさんが自ら作った楽曲も披露されているので、こちらにも注目です。華やかな舞台裏の孤独と苦悩に心が動かされる!才能あふれる世界のトップスターとして、いまなお名をはせるデヴィッド・ボウイ。成功を手にするまでの苦悩や知られざる一面に触れることで、彼のアーティストとして、そして人間としての魅力をより深く感じることができるはずです。取材、文・志村昌美ストーリー1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッド・ボウイ。イギリスからアメリカヘ渡り、初の全米プロモーションツアーに挑もうとしていた。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやアンディ・ウォーホルとの刺激的な出会いがあるいっぽうで、つねに悩まされていたのは兄が抱える病。そして、いくつもの殻を破り、ついに彼は世界屈指のカルチャー・ アイコンとしての地位を確立する最初の一歩として、デヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間を迎えることに……。惹きつけられる予告編はこちら!作品情報『スターダスト』10月8日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開配給:リージェンツ©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED. WILD WONDERLAND FILMS LLCAutumn de Wilde
2021年10月06日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』より、本編映像が解禁された。この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを行うシーン。しかしイギリスから来た彼の知名度は乏しく、ボウイは観客に見向きもされず、彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンが困惑の表情を浮かべる姿が切り取られている。ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン自身が作曲した「Good Ol' Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイは「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、ジャック・ブレル、「クリーム」、「ザ・フー」、「ヤードバーズ」などのカバーを多く演奏していた。ガブリエル・レンジ監督は「当時のデヴィッドはルー・リードの大ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが見られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある」とコメント。そして「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨大なアメリカ文化を吸収していった。それをこの映画では描いている」と語っており、アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅力が詰まったライブシーンとなっている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月24日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』。本作でメガホンをとるガブリエル・レンジ監督のインタビューと、渡米したシーンの場面写真、メイキング写真が到着した。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイが、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日を描いた本作。ガブリエル・レンジ監督は、世界的スターであるデヴィッド・ボウイの物語を描いた経緯について、「私は子供のころから、デヴィッド・ボウイに魅了されていました。全てのレコードを買うほど音楽に夢中になり、そしてインタビューや自伝を全て読み、音楽だけでなく彼の人間性にも惹かれるようになりました」と、もともとボウイの大ファンであったことを告白する。続けて「もともとは、ボウイとイギー・ポップがベルリンで一緒に暮らしていた時代の伝記映画の脚本を書いていました。しかし音楽の権利の問題でそれが進まなくなってしまった。そうした時に、別のボウイの映画を撮ろうとしているプロデューサーを紹介されて、ボウイがアメリカをツアーで回る脚本を渡されました」と本作に出会った経緯を説明した。「私はその物語をとても気に入りました。そこに、ボウイの兄のこと、そして精神的な問題のことなど、ボウイの内面に迫る部分を加え、この作品が完成しました」とふり返った。過去に『大統領暗殺』(07)、『背徳の預言者 ウォレン・ジェフス』(14)と、いずれも実際の出来事を素材とした作品を製作してきたガブリエル監督。本作については、「この映画の場合、大事だったのはデヴィッド・ボウイにとっての真実を描くということでした。すべての事実の辻褄があっていることがその人にとっての真実だとも限らないと思います。その人物の内面の真実を表現できるかが重要です。デヴィッド・ボウイにとってそのような作品になっていれば嬉しく思います」と明かしている。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年09月13日音楽史にその名を刻む偉大なアイコン、デヴィッド・ボウイの若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生の物語を描いた『スターダスト』から場面写真が解禁。若き日のデヴィッド・ボウイを演じたジョニー・フリンからコメントも到着した。本作で描かれるのは、アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年、キャリアのターニングポイントにして、世界屈指のカルチャー・アイコンとなる直前の物語。デヴィッド・ボウイ役を演じるのはミュージシャンとしても活動し、アン・ハサウェイ主演『ブルックリンの恋人たち』、アニャ・テイラー=ジョイ主演『EMMA エマ』などに出演してきたジョニー・フリン。デヴィッド・ボウイの大ファンでもあるというフリンは、「後にその時代の象徴となる人物の駆け出しの時期を知ることにミュージシャンとして、俳優として、語り手としてとても興味がもてた」と言う。「多くの人に影響を与えた人物が、ブレイクする直前、彼はどこで何をしていたのか?この脚本は彼が渡米した数カ月間にフォーカスしているところが面白い。それは彼にとってとても大事な期間だった。そこで彼はジギー・スターダストの基となる材料を集めることとなり、結果アーティストとしてのブレイクへと繋がっていく」と脚本に惹かれた理由を語っている。併せて解禁となった場面写真では、”ジギー・スターダスト”となったデヴィット・ボウイの華やかなステージの写真のほか、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに回るブレイク前のボウイの姿を切り取ったもの。また、盟友ミック・ロンソンや妻アンジーの姿も見ることができる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スターダスト 2021年10月8日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
2021年08月11日リリー=ローズ・デップとオースティン・バトラーが、ロンドンの路上でキスしている姿が「Daily Mail」紙によって撮影された。リリーといえば、今年4月に、2020年4月に破局したティモシー・シャラメとの復縁が報じられていた。また、オースティンは2011年から交際していたヴァネッサ・ハジェンズと2019年の終わりに破局。その後はバズ・ラーマン監督作のエルヴィス・プレスリーの伝記映画(タイトル未定)で、自身が演じるエルヴィスの妻プリシラを演じたオリヴィア・デヨングとの交際が報じられていた。先週末、リリーとオースティンはロンドンのレストランで友人を交えてディナーを楽しんだ。友人を見送った後、お互いの腰に手を回して歩き、タクシー待ちをしている間に見つめ合いキス。リリーはオースティンの肩に手を回し、オースティンはリリーの腰を支えてハグしながら…という情熱的なキスだった。ツイッターでは「思いがけないところから飛び出してきたカップル」と接点のなさそうな2人が恋愛関係になったことに驚く声や、「リリーとオースティン、それぞれのことは大好き。でもリリー&ティモシー、オースティン&ヴァネッサのカップルが好きだったし、忘れられない…」と2人の前の恋愛に思いをはせるツイートが見られる。(Hiromi Kaku)
2021年08月10日人気海外ドラマ「グッド・オーメンズ」のデヴィッド・テナントとマイケル・シーンが本人役で完全オンライン収録に挑戦した「ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!」が、その続編の「ステージド2俺たちの舞台、アメリカ上陸!?」とともに日本初上陸。今回、彼らの奮闘ぶりが見えてくる日本版予告映像と日本版メインビジュアルが解禁となった。デヴィッドとマイケルの2人が本人役で登場するため、彼らのほとんど素の掛け合いが見られる、とイギリスでの放送時から日本のファンの間でも大きな話題となっていた本作。ビデオチャットの画面で物語が進行し、2人がコロナ禍に負けじと繰り広げる悲喜こもごもの奮闘をリアル&コミカルに描いてイギリス国内で空前の大ヒットを記録した海外ドラマシリーズ。日本語吹替版ではデヴィッド役を櫻井孝宏、マイケル役を飛田展男が演じる。日本版予告映像では、ロックダウンとなったロンドンで舞台が延期になったことをきっかけに、演出家のサイモンにオンラインでのリハーサルを提案され、戸惑いを隠せない2人の様子が収められている。ほかにも、肝心な話の時に限って相手の電波の調子が悪くなったり、会話中に家族の声が聞こえたり、世界共通の“オンラインあるある”、“自粛生活あるある”が詰め込まれており、思わず爆笑&共感してしまうこと間違いなし。さらに、イギリスが誇るジュディ・デンチも本人役で登場、完全オンライン収録でつくられた抱腹絶倒コメディドラマにますます期待が高まるものとなっている。シーズン1ではジュディと、驚きの超大御所俳優(秘密!)が出演。続くシーズン2ではユアン・マクレガー、クリストフ・ヴァルツ、サイモン・ペッグ、ウーピー・ゴールドバーグ、ヒュー・ボネヴィル、ケイト・ブランシェット、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マイケル・ペイリン、ニック・フロスト、ケン・チョンら、ビッグな面々がいずれも本人役で次々登場する。(text:cinemacafe.net)
2021年07月14日デヴィッド・ボウイの若き日の姿と彼の最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”の誕生を描いた映画『スターダスト』が10月8日(金)より公開されることが決定し、併せてメインカットが解禁された。1971年、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッドはイギリスからアメリカへ渡り、マーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンと共に初の全米プロモーションツアーに挑む。しかしこの旅で、自分が全く世間に知られていないこと、そして時代がまだ自分に追いついていないことを知るのだった。アメリカで、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、アンディ・ウォーホルとの出会いに刺激を受けたデヴィッドは、自身を悩ませる兄の病気やいくつもの殻を破り、やがて世界屈指のカルチャー・アイコンとしての地位を確立する最初の一歩を踏み出す。アルバム「ジギー・スターダスト」(1972)を発表する前年の若き日のデヴィッド・ボウイを描き、“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を紐解いていく。今回解禁されたメインカットは、スポットを浴びるデヴィッド・ボウイの後ろ姿をとらえた1枚。音楽史にその名を刻む偉大なアイコン《デヴィッド・ボウイ》の壮大なドラマを予感させる。『スターダスト』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年07月09日リリーブラウン(Lily Brown)は、デヴィッド・ボウイとのフィーチャリングコレクションを、2021年4月30日(金)よりリリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップにて発売する。今回のフィーチャリングコレクションでは、デヴィッド・ボウイのキャリアからインスピレーションを受けたデザインのTシャツやトートバッグが登場。音楽のみならず、ファッションやアートにも影響を与えた彼の世界観をアイテムに落とし込んだ。なお、トップスは全型、ブランド初となるメンズサイズも展開。ジェンダーレスに楽しむことができる。ヴィンテージ風フォトプリントTシャツシンプルな白地のハーフスリーブTシャツには、フロントやバックにデヴィッド・ボウイ自身のフォトプリントをオン。モノクロのプリントでヴィンテージライクに仕上げた。袖部分のさりげない“BOWIE”ロゴなど、ディティールにも注目だ。ブルー×グリッターの大胆ロゴでロックテイストにデヴィッド・ボウイの代表的なロゴデザインを大胆にあしらったTシャツも登場。鮮やかなブルーのグリッターロゴが思わず目を引く、インパクト大なデザインが魅力だ。これ1枚でロックなスタイルを楽しめる。ワールドツアーのアートワーク使用したロングスリーブ&トートもロングスリーブTシャツと巾着型のトートバッグには、2003・2004年に行われた大規模なワールドツアー「A Reality Tour」のアートワークを採用。一部“反転”したロゴデザインでアーティスティックな印象となっている。【詳細】リリーブラウン×デヴィッド・ボウイ発売日:2021年4月30日(金)販売店舗:リリーブラウン直営店およびウサギオンライン、公式オンラインショップ※一部店舗は臨時休業中の場合あり。事前確認を推奨。アイテム価格例:・フロントプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・バックプリントフォトTシャツ(ホワイト) 6,930円(税込)・グリッターロゴTシャツ(ダークグレー) 6,930円(税込)・オーバーサイズロゴロングTシャツ(ホワイト/ブラック) 7,920円(税込)・ロゴバッグ(ホワイト/ブラック) 4,620円(税込)※ウェアは全て0、1サイズ展開(サイズ1はメンズ着用可)
2021年05月01日デヴィッド・フィンチャーとティム・ミラーが製作総指揮を務める、愛と死がテーマの短編アニメーションNetflixオリジナルシリーズ「ラブ、デス&ロボット」のシーズン2より、予告編と場面写真が公開された。世界各国の才能溢れる監督が集結し各エピソードを手掛け、SF、ファンタジー、アドベンチャー、ホラー、コメディなど、あらゆるジャンルを横断して描かれる本作は、1話平均約10分、時間の枠に縛られることなく、愛や死をテーマに紡ぐ“大人向け新感覚アニメ”。シーズン1は、自由な発想から生まれた展開が世界中で話題となり、収録作の「目撃者」はエミー賞のアニメーション賞短編アニメーション部門を受賞。シーズン2では、フィンチャーとミラーはもちろん、『カンフー・パンダ2&3』の監督も務めたジェニファー・ユー・ネルソンが総監督として参加。前作を超えるスケールの多彩な物語を描くべく、指折りのクリエイターが世界中から集結している。ミラーは「シーズン1への反応は、これ以上にないほど嬉しいものでした。デヴィッド(・フィンチャー)と私が長年渇望し、でも実現することはないだろうと言われ続けてきた、ファンからの熱烈な支持を得ることができたんです」と前作の反響の大きさを語っている。そして到着した予告編では、各エピソードの映像が次々と映し出される。宇宙でのアクション、犬のフンを処理するために動く個性的なロボットの登場、未来感溢れる街並みなど、本作のジャンルの幅広さを存分に堪能できる。さらに早くも、2022年にシーズン3(全8エピソード)の配信も決定した。Netflixオリジナルシリーズ「ラブ、デス&ロボット」シーズン1は独占配信中、シーズン2は5月14日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2021年04月20日英国王立造幣局が「ミュージック・レジェンズ」(音楽の伝説)コレクションの第3弾として、故デヴィッド・ボウイの記念硬貨を発行した。第1弾はクイーン、第2弾はエルトン・ジョンだった。ボウイの記念硬貨の金額は素材や貨幣の金額により異なり、13ポンド(約1800円)から72915ポンド(約1000万円)。デザインはベルリンに住み録音を行っていた時代のボウイの横顔を中心に、背景には多数の星と「アラジン・セイン」時代の象徴である稲妻模様が描かれている。異星からやってきた架空のロックスター「ジギー・スターダスト」をテーマとした同名アルバム、「Space Oddity」「Starman」「Life On Mars?」などの宇宙との結びつきが強い作品を多数リリースしたボウイ。王立造幣局はそんな彼を称えるために、記念硬貨の1枚を気球に乗せて宇宙へと送り出した。硬貨はたった1枚で高度35656メートル、地球の大気圏に45分間“滞在”した後、無事にイギリスへと帰ってきた。この硬貨は王立造幣局のFacebookでボウイのファンにプレゼントされるという。王立造幣局によると、イギリスの硬貨が宇宙に飛び立ったのは今回が初めてで、その様子を収めた動画を公開している。ボウイは2016年1月、がんのため69歳で死去した。(Hiromi Kaku)
2020年12月08日