このほどマイナビニュースで「画像で学ぶ笑える猫検定」がスタートした。タイトルの通り、画像を楽しみながら猫に関する知識を得ることができる検定らしい。登場する猫たちは、全て我が家の猫たちであるが、設問と答えを見るのは初めてだ。ということで、下僕歴3年の私がどこまで点を取れるのか、実際に試してみることにした。○スタート!!スタート画面のTOPがこちらだ。左側にどーんと座っているのがうちの次男坊である。横の美猫に目をとられつつ、真ん中の赤いスタートボタンを押すと……。このように、左上に設問、右上に画像、そして選択肢が下に3つ並ぶ仕様だ。こちらの設問では獣医師の別名を聞かれた。白衣を着ていることが多いので、正解は3番だろうか……。なお、右上の写真は、我が家のケツドライヤー猫がまだ赤ちゃんだったころのものだ。元捨て猫で、体もボロボロだったので、保護されてからは結構な頻度で病院のお世話になっていたのだった。「画像で学ぶ」と題してあるだけあって、ほとんどが画像ありきの問題になっている。こちらの設問は、猫の耳の形状の名前を答えるもの。我が家では、怒った猫の耳のことを「イカミミ」と呼んでいるのだが……。どうやら違う俗称もあるらしい。なお、この画像は、座っている猫のお尻を5回ほど撫でたら怒ってしまった時のもの。ごめんなさい。○無事に合格!!設問が予想に反して30問もあったので、間違わないよう頭をフル回転させて臨んでみると……。検定結果は合格だ! 合格画面にはうちの猫の画像が。「バンザーイ!」と喜んでいるように見える。ということで、実際に猫検定に挑んでみた様子をレポートしてみた。意外と知らないことも多く、回答の選択肢も楽しいものが多いので、猫飼いの皆様、是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。「画像で学ぶ笑える猫検定」にチャレンジする場合は、こちらからどうぞ。○プロフィール<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年03月13日楽天の旅行予約サイト「楽天トラベル」はこのほど、全国の宿自慢「看板猫ランキング」の投票結果を発表した。現在、全国の猫好きの間で、猫流のおもてなしをする看板猫が話題となっている。そこで2月13日~17日にかけて、全国の宿からエントリーされた「看板猫」の人気投票を実施し、Facebookの「いいね!」数をもとにランキングを作成した。第1位となった看板猫は、大分県・湯布院温泉にある「オーベルゼ レ・ボー」の「チョビ」。同宿は1日2組限定の猫おもてなし宿で、チョビひげ模様がかわいい「チョビ」を含め5匹の猫がいる。チェックイン後は、部屋の扉を10センチ程度開けておくと、スタッフ猫が次々に訪れ、じゃれたり添い寝したりと、猫流のおもてなしをするという。2位は、北海道旭山動物園からも程近い「いちいの宿」の「ひぐま」がランクインした。自然に囲まれた宿は、「ひぐま」以外にも大小さまざまな猫がおり、天気の良い日は太陽の下で日向ぼっこする様子を見ることができる。3位は長野県「浅間温泉 錦の湯 地本屋」の「チョロ松」となった。「チョロ松」は、迷い猫だったところを、動物大好きな女将に助けられ、今では立派な看板猫に成長した。毎朝玄関では、社長の出勤を待っている姿から「支配人猫さん」と呼ばれており、欠かせない存在になっている。ランキングの詳細は、楽天トラベル特設サイトで案内している。
2015年03月08日猫には抱っこが好きな猫と抱っこを嫌う猫がいる。我が家の猫の場合、下の猫が抱っこ大好きな猫なのだ。休日筆者が家にいるときなどは、膝に乗ってきて抱っこをせがむ。とても可愛いのでもちろん抱っこはするのだが、お手洗いに行ったり少しだけ家事をするときなどは、猫に膝から降りてもらわなければならない。その度に猫が起きてしまうのでとても可愛そうだ。ということで、今回、赤ちゃんを抱っこするときなどに使用する抱っこ紐(ペット用)を使ってみることにした。○実際に猫を入れてみた商品名は、「抱っこ紐 バックスリング ペット」。価格は1,980円だ(2月23日時点での税込み価格)。これならば、このように肩からさげることができるので、猫を抱っこしたまま両手を使うことができる。少しだけ家事をする時など、非常に便利だ。また、このようにしっかり両手で抱っこ紐を持てば安定性が増すので、猫を起こすことなくお手洗いまで行くことができるだろう。かなりやわらかい布なので、手触りも非常に良い。猫が一番好む柔らかさだ。家事など作業が終わったら、またこのように膝の上に乗せて抱っこを再開することができる。今現在のお値段は二千円を切っているので、非常にお手ごろだ。猫を抱っこしていて、起こすのが可愛そうだと困っている飼い主の皆さん、是非一度試してみてはいかがだろうか。○おまけの猫画像なお、どうしてもどうしても猫を膝からおろさなければいけないという場合は、柔らかい毛布などで包んであげると猫からクレームがくる可能性が一段と低くなる。こちらは筆者が使っているお気に入りの毛布で猫を包んだ様子だ。顔だけ出して息ができるようにし、体はすっぽりと毛布で包んであげるようにする。抱っこを好む猫は、飼い主の膝の「温かさ」と「柔らかさ」を求めていることが多い。よって、この二つの条件を満たす毛布で優しく包んであげることで、擬似的に抱っこされているような感覚を猫に与えることができるのだ(多分)。○少し暑くなると自分でなお、少し暑くなってくると自分から上半身だけ出すので問題はない。かわいらしい肉球も堪能できるので、非常においしいポーズだ。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年02月24日今の時代だとペット用の衣装がたくさん販売されている。猫用のウェディングドレス、猫用のタキシード、猫用の袴など、その種類は実に様々だ。そしてついに見つけた。なんとペット用のチャイナ服が存在するのだった。アマゾンで偶然見つけたこちらの商品。残念ながら今は完売となっているが、滑り込みセーフでゲットできた。○早速着せてみたこちらは実際に着るタイプの衣装ではなく、首に巻くタイプのチャイナ服だ。真正面からみると、なんとなく顔が猫で体が人間の小人のように見える。少しカメラの角度を変えてみるとこのような感じだ。衣装自体は30グラム程度なので非常に軽い。○帽子もあるよ!さて、付属の帽子をつけてみた。誤って何かにひっかかると危ないので、当然のことながら装着時間はこの撮影をしている数分のみだ。少し大きめのブカっとした帽子なので、うちの3.5キロの小柄な猫の小さな頭にはすっぽりと入った。帽子をつけると、ますますチャイナ服っぷりが上がってくる。上から見るとこのような感じだ。天辺に丸い黒ポチがついている。お値段は2,000円程度だったが、お手ごろな値段の割りに非常に美しい刺繍がほどこされていた。生地自体もしっかりとしていて、高級感が漂う気に入った。○兄猫にも着ていただいたさて、今回の衣装は首からさげるだけの簡単なタイプなので兄猫にも着ていただくことにした。兄猫の毛柄には白い部分が多いのだが、これはこれで衣装の赤が美しく映えるので非常に似合っていた。○帽子もかぶっていただいたさて、ここで問題がひとつ発生した。帽子がはいらないのだ。兄猫の体重は5.5キロ。かなりデカイのだ。体が大きいということは顔だって同じく大きい。両方の耳を帽子に入れることは不可能だった。横から撮影するとこれはこれでかぶっているように見えなくも……ないので、これで装着できたことにする。細めた目が非常に美しく妙にチャイナ服とマッチしている兄猫なのだった。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年02月24日日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部は、猫ヨガを開催する。開催日は4月14日、4月25日、5月1日、5月5日だ。猫ヨガとは、猫カフェで開催されるヨガ教室のこと。猫カフェにいる猫たちと同じ空間で、癒やしのヨガを体験することができる。なお、マイナビニュース内では実際に猫ヨガを体験したレポート記事も掲載されている。猫ヨガの開催時間は全日10:15~12:00。場所は、里親募集型猫カフェ「猫式」(神奈川県川崎市高津区溝口1-20-10 東方ビル3F)。参加費は3,500円とのこと。参加費の一部は保護猫への支援として用いられる。当日は、ヨガマットあるいはマット代わりに使用できるバスタオルを持参のこと。猫ヨガを75分間行った後、終了後は猫カフェの猫たちとのふれあいタイムが設けられている。○申込み方法猫ヨガ参加を希望の場合は、メールで申し込む必要がある。詳細は公式ブログにて案内されている。
2015年02月23日猫の保護と譲渡を目的とした保護猫カフェを運営する東京キャットガーディアンは、2月21日・22日に「猫の日祭り」として、大塚シェルター(東京都豊島区)にて様々なイベントを開催する。○ネコサツ!写真展&LEON the CAT開催されるイベントの一つである「ネコサツ!写真展」は、昨年1年間に撮影した「ネコサツ!写真」を参加者と一緒に展示する写真展で、希望者は一人2枚まで展示することができる。「LEON the CAT」写真展は、東京キャットガーディアン卒業生レオン君の写真展。里親の写真家桐島ナオさんが、11歳の大人の猫との暮らし始めの様子を写真とテキストにて展示する。開催は2月2日~22日まで。入場時間は平日14~20時、土日祝13~20時。○羊毛フェルトで作るネコリョーシカ「羊毛フェルトで作るネコリョーシカ」は、フワフワの羊毛で猫のマトリョーシカ「ネコリョーシカ」を作るワークショップ。猫の模様やずきんの色は好きなようにアレンジできる。開催日時は2月22日の15:00~16:30。参加費は2,800円(材料費・キットレンタル料込み)。申し込みはメールで受け付けている。○月イチ猫撮影会"ネコサツ!"も開催写真家・桐島ナオさん主催の撮影会「月イチ猫撮影会"ネコサツ!"」は2月21日に開催。予約なしで参加できる。時間は14:00~17:00。参加費は1,000円(全額がシェルターへの寄付になる)。○ネコ活day「大ネコ活day(1日ボランティア会)&TCG勉強会」は、2月22日に開催。第一部・第二部に分かれており、第一部(15:30~17:00)は1日ボランティア会を開催する。「ネコのために何かしたい」「スポットなら参加できる」「ネコ友を見つけたい」など、誰でも気軽に参加できる。第二部(17:00~18:00)は、TCGの猫について同団体の代表・山本さんが話をする。「なぜ彼らがTCGに来ることになったのか?」など、猫の履歴書から保護活動について考える内容で、個別の質問も受け付ける。参加費は無料。申込みは公式サイトの「毎月22日は「ネコ活day(1日ボランティア会&説明会)!」まで。○開運講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」占い師の尚叡(しょうえい)さんによる猫と開運の講座「招き猫開運☆尚叡先生の妖しい猫集会」は2月21日に開催。時間は18:00~19:30。参加費は1,000円。申込みはメールで受け付けている。○猫付きマンション&シェアハウス勉強会「猫付きマンション&シェアハウス勉強会」は2月21日に開催。住まいを探している人や、物件を持っている人はもちろん、興味があって話を聞いてみたいだけの人でも参加できる。時間は17:00~19:00。参加費は無料。イベントの詳細は、東京キャットガーディアン公式サイトで確認できる。なお、開放型シェルター利用にあたっては、身分証の提示とともに、寄付をお願いしている。詳細は公式サイト「シェルター、保護猫カフェご案内ページ」で説明している。
2015年02月13日クロス・クローバー・ジャパン nekozuki(ねこずき)では、無添加・無着色・自然そのままの猫砂として「小さな村の猫砂(国産パインウッド無添加)2L」を販売している。○岩手県産の杉の間伐材を使用したエコな猫砂原材料には、岩手県産の間伐材を使用。固まる成分や香料・消臭物質などを添加していないため、飼い主にも愛猫ちゃんにもやさしい商品となっている。特におしっこの後に肉球まわりのお手入れをする猫ちゃんにも安心して利用可能だ。価格は518円(税込)。1Lづつ小分け包装をしたフレッシュバックでお届け。袋を開けるとほんのり自然のやさしい木の香りが広がる。別売りでnekozukiオリジナル専用ボックス(TBOX)も。木材のケースで複数のバックもすっきり収納できる。おしっこで汚れた部分だけが落ちるようになっているので、お掃除がしやすいというメリットも。また、埃が立ちにくく、交換の時に粉塵を吸い込まないよう配慮されたつくりとなっている。
2015年02月13日猫の毛柄、何パターン思いつくでしょうか。キジトラ、茶トラ、真っ白、真っ黒、キジ白、茶白、足だけ白、三毛、二毛など沢山ありますが、淡い色のカラーや、縞模様の違いを細かく分けると50種類以上にもなります。しかしもともとは1つの柄、キジトラの猫しかいなかったのです。○猫のミイラを調べたら全てキジトラだった古代エジプトでは猫を崇拝し、遺体をミイラとして保存していました。発見された猫のミイラを調べたところ、砂漠や草原など生息地域により、若干色のつき方に違いはありますが、全てはキジトラであることがわかりました。これは猫の祖先といわれるリビアヤマネコと同じ柄です。キジトラは英語でブラウンマッカレルタビーと呼び、黒と茶色からなり、額にM字の模様、頬にヨコシマ、体に緩やかなカーブを描くタテジマ、そして足や尻尾を囲うようにシマシマが入っています。○キジトラもサバトラもマッカレルタビーマッカレルは日本語で「サバ」を意味し、体の模様がサバに似ていることに由来します。ここでややこしいのがサバトラです。日本語のサバトラはシルバーマッカレルタビーのことで、こちらは白と黒のマッカレルタビーです。色が違いますが、キジトラもサバトラもマッカレルタビーなのです。○シマ柄じゃない猫が現れたのは2,000年前初めてシマ柄じゃない猫が現れたのは西暦になったころだと考えられています。絵として残っている最古の猫は白黒柄で、6世紀頃のギリシャで書かれたものがあります。シマ柄ではない猫は突然変異によって生まれました。キジトラの模様を作っている遺伝子をアグーチ遺伝子といい、この遺伝子は1本の毛を層状に染める働きがあります。突然変異により、アグーチ遺伝子が働かなくなり1本の毛が1色からなる、柄がない猫が生まれました。○それ以前にもいろいろな柄は誕生していたが……単色以外にも、オレンジ色のマッカレルタビーの茶トラや、銀色のサバトラ、白黒ぶちなども遺伝子の突然変異により生まれました。こういった突然変異は紀元前にも起こっていましたが、柄が違う猫は自然環境では目立ってしまいうまく生き残れなかったのではないかと考えられます。白猫はその最たる例で、自然環境で白い動物はほとんどみることができません。紀元後からいろいろな柄の猫が増えるのは、カモフラージュしやすい柄でなくても生き残っていけるようになった、つまりより人間と距離が近づき、目立った柄でも生きていけるようになったと考えられます。むしろ、珍しい柄の猫は人間を魅了し保護繁殖されることもあります。鼻と耳、四肢の先だけが黒くなるポインテッドという柄が特徴的なシャム猫はアユタヤ朝(1350~1767年)の王室で飼われていたという記録が「猫の詩」という文献に残されています。○長毛も突然変異柄ではありませんが長毛の猫も遺伝子の突然変異によるものです。暑い地域で長毛の猫が生まれても皮膚病や感染症が増え不利になり淘汰されますが、寒い地域では有利に働きます。ノルウェーのノルウェージャンフォレストキャットやロシアのサイベリアンなどは環境に適応することで遺伝子を残してきました。○まとめ多種多様な毛柄は突然変異によるものでした。現在では代表的な11個の遺伝子の組み合わせによって猫の柄は決定します。かつて目立つ柄の猫は、生活をする上で不利益が多く淘汰されてしまいました。しかし、現代ではむしろ人間を魅了する要因になったこと、カモフラージュする必要性が少なくなったこと、この2つが現代ではたくさんの柄の猫がいる理由と考えられています。■著者プロフィール山本宗伸獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。
2015年02月12日Y!mobileはこのほど、「なめ猫免許センター」を公開した。○誰でも簡単に、「なめ猫免許証」が作成できる本物の猫に暴走族風の衣装を着せ撮影した「なめ猫」は、"なめんなよ!"の決め台詞とともに1980年代初頭に日本で大流行。「なめ猫免許証」を始め、当時は多くの関連グッズが販売されていた。同サービスは、「なめ猫」の免許証が簡単に作成できるWebサービスとなる。サイトにアクセスし、名前と生年月日を記入するだけで、自分だけのオリジナル「なめ猫免許証」が完成する。利用料金は無料。作成した免許証は、FacebookやTwitter、Google+などでシェアすることができる。
2015年02月10日猫カフェ、猫動画、猫ストッキング……。見渡すと周りは猫だらけ。猫を愛し、猫に癒やされ、猫に翻弄(ほんろう)される。猫と人の付き合いは古いが、特に最近猫の愛され方が尋常ではない。そんな気がしてならない。東京都中野区鷺ノ宮、新青梅街道沿いの、およそ博物館には適しそうにないスポットに「招き猫」だけを取り扱う「招福民芸館」があるのをご存じだろうか。空前の猫ブームの今、東京23区の隠れたアツい猫スポットを紹介してみたいと思う。○住宅地に招き猫が突如出現20年前にオープンしたこの私営博物館は、「私営博物館は観光地にあり!」の常識を破る、まさかの東京都中野区の住宅地に鎮座する、極めて珍しい博物館。美食家が料理の前に器を楽しむように、まずはコチラの外観をお楽しみいただきたく。周囲には住宅街や小学校しかなく、疑いの目で見れば怪電波の発信局に見えなくもないこの"珍スポット"感。至って真面目な博物館であることを強調しておきたい。しかしこの付近の住民とおぼしき人々は、巨大な招き猫の前を何ら気にも留めない表情で通過して行く。招福民芸館がこの地にできて20年以上、もはやこの辺りでは見慣れた風景なのかもしれないが……。外観はさておき人間同様、肝心なのは中身。ここはためらうことなく中へ入ってみよう。○来館者は"月に10人"入館料は無料。靴を脱ぎ、一段上がった展示スペースに上がると、招き猫がこちらをジッと見ている。ここは、本民芸館の運営会社代表者でもある牛丸忠二館長が20年以上に渡り集めてきた招き猫の博物館であり、同時に同社が販売するオリジナル招き猫商品の販売店でもある。その牛丸館長であるが、多角的なビジネス(後述)で成功を収めた実業家でもあり、「めちゃくちゃ忙しいので……」という事で現在はほとんど当館に姿を現すことはないのだそう。したがってこの日は「雇われですもので……」とやたら腰の低い女性が店番。コーヒーまで出していただいた上、招福民芸館の今を「分かる範囲でいいなら……」ということで、聞かせていただいた。「月にどのくらいいらっしゃいます?」という質問には「うーーーーん」という長考の末、「月に10人来ればいいほうですねえ」という寂しいアンサー。会話が続かずコーヒーをすする。○招き猫にも地域差がかつてはかなり気合の入った2,500種もの品ぞろえで気軽にインした来場者を圧倒していたこの博物館も今はいくらか落ち着き、店番の女性いわく「いくつあるか分からない」との事だが、ザッとカウントして今はその半分程度、それでも推定1,000種程度の品ぞろえではなかろうか。全国各地に招き猫があり、特に焼き物の産地を目指すと、その地域特有の招き猫に出会えるそう。素材だけでなく、猫の表情も地域によりさまざまで面白い。早速展示されていた招き猫たちをいくつか見てみよう。これは東北の招き猫。「同じ猫でも東北の猫っていう感じがするでしょう……?」という女性の投げかけに「そうですね」と答えてもう一度ジッと眺めるも、答えが出る気配がしない。「アッ! これも東北ですね、東北っぽい!」というジャッジメントもむなしく、「こちらは京都のです……」。少し狐っぽい表情が京都風なのだそうで「あ、そう言われれば」と都合よく返すも、素人目には全く地方色がつかめないのが正直なところ……。奥が深い。これは福岡・博多の招き猫だそう。そういわれて見れば確かに全盛期の森口博子(博多出身)に似ている……ような。お、奥が深い。○変わり種も充実海外への輸出用に作られた招き猫は、やはり海外を意識したのかやや洋風な顔立ち。分かりやすいものではブーツに洋風の猫がインしているタイプもあった。こちらはレプリカだが、マイセン風招き猫。一口に招き猫と言っても、表情、種類、いろいろあるものである。しかし共通するのは、当然だが「招いている」こと。素材だって何も陶器だけではない。時代はシリコン! という事で開発されたのがシリコン製招き猫。素材はシリコンだがやはり招いている。開発の背景をお尋ねしたところ「まだ誰もやっていなかったので」とのこと。新素材の開発がまだまだ遅れている招き猫業界には、まだまだ多くの可能性が眠っている。そして、招き猫はただ置いておくだけのものではない。使って楽しむタイプだってあるのだ。「猫は人をだますもの」というコンセプトで顔の表情がいくつか変わる招き猫も多いのだそう。芸能人やその年話題になった人も招き猫になりやすい。こちらは恐らく知事になった当時量産されたとおぼしき某県元知事の招き猫。どげんかしたい余りこのような事になった模様。「"ヤワラちゃん"の招き猫は先日売れてしまいました」という情報から、逆に"あったのか"という事を知るのである。○展示は招き猫のみならず招福民芸館に展示されているものは、招き猫だけに限られていない。ここ最近、猫にまつわるアレコレなら何でもという様相で海外で集められた珍しい猫の置物や、招き猫を抱いた和服美人などなど、あちこちに無造作に置かれた猫たちからは牛丸館長の猫へのただならぬ愛情が感じ取れる。「一番珍しいものは何ですか」という質問に対し、指さされたのがこの招き猫を抱えた女性の人形。まさにここは猫天国。と、思いきや突然フクロウな一角を発見。実はこの民芸館に展示されていたのは当初フクロウだったのだそう。いつから招き猫になったか不明だが、「何かを集める」という一点でここまで突っ走るこの決め打ちコレクター癖には、シンパシーを感じざるを得ない。○原点は「ハトよけ」?最後に、この「招福民芸館」の牛丸館長の気になる多角的ビジネスについてお話しておこう。実は牛丸館長のコアビジネスは"木材販売"。なんと皇室向けにも木材を納める、皇室オフィシャルサプライアーであるというから驚きであるが、もっと驚くのは「ハトよけ」で財を成したという事実。街で見かけるあのトゲトゲの「ハトよけ」をいち早く世にリリースしたのが石丸館長なのだそう。そんなわけで手土産として皇室カレンダーをいただいてしまった。ハトよけの成功で建てられた猫の博物館。コーヒーをいただき、皇室カレンダーまでいただく結果となったが、このとてもゆったりした不思議な空間は新手の猫カフェと言っても良いだろう。※記事中の情報は2014年12月取材時のもの<著者プロフィール>zukkini1982年佐賀県生まれ。進学のため上京するも友達が全く出来ないことに絶望し、ネット上で日記を書き始めて15年。現在は残飯系情報サイト「ハイエナズクラブ」を主催し、「オモコロ」のライターとしても活動中。趣味は録画した「警察24時」を繰り返し観ること。
2015年02月10日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○物件詳細最寄り駅:京急本線「京急鶴見駅」徒歩6分場所:神奈川県横浜市鶴見区本町通1丁目礼金:1カ月敷金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)賃料:123,000円 共益費:5,000円詳細はしっぽ不動産のウェブサイトにて。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都目黒区のマンション、東京都中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2015年02月09日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○物件詳細最寄り駅:西武新宿線「上石神井駅」徒歩8分場所:東京都練馬区関町南2丁目礼金:なし(ペット飼育時+1カ月) 敷金:なし(ペット飼育時+1カ月)賃料:117,000円 管理費:7,000円詳細はしっぽ不動産のウェブサイトにて。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都目黒区のマンション、東京都中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2015年02月03日香川県高松市南新町のギャラリー、Box Gallery Make Merry!で、猫をテーマにしたグループ展「第2回グループ展 猫展~猫好きの猫好きによる猫好きの為の22日間~」が開催される。日時は2月1日~22日11時30分~18時まで。入場無料。○ミニ参加の作家も募集参加作家は、樹脂粘土アーティストのAZUSA takahasshiさん、猫好き作家のにゃくもっくさん、キャンドル作家のいろごころさん、Otocchamaさん、プラバンブローチの玄さん、ビーズ織り作家のtisserさん、がま口作家nekoponさんなど。各作家が猫をモチーフにしたさまざまな作品を展示するほか、メイン展示以外の「ミニ参加」も予定している。また、喫茶・とりちから「ネコ型クッキー」も出品されるとのこと。
2015年01月30日「ペットウェルカム物件」のポータルサイトであるしっぽ不動産は、猫付きマンションを紹介している。保護猫カフェから猫を預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○物件詳細最寄り駅:東急多摩川線「沼部駅」徒歩8分・「多摩川駅」徒歩10分場所:東京都大田区田園調布1丁目賃料:78,000円(管理費:2,000円)礼金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)敷金:1カ月(ペット飼育時+1カ月)詳細はしっぽ不動産のウェブサイトにて。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2014年12月26日今日はクリスマス。せっかくなので、うちの猫にサンタさんの衣装を着用していただいた。サンタさんならぬニャンタさんだ。Amazonでも、「猫用・犬用のサンタ衣装」はたくさん販売されているが、今回購入したのはこちら。商品名は「限定サンタさんコート」で、価格は1,980円(2014年12月24日時点、税込み)。○帽子をかぶるとこういう感じMサイズを購入したのだが、ジャストサイズだった。3.5キロの小柄な猫でピッタリなサイズなので、それ以上の体重の猫さんにはLサイズ以上をお勧めしたい。帽子をかぶるとこのような感じに仕上がる。猫耳が完全に隠れてしまうので、なんとなくカワウソのような印象も受ける。フードの周りにある白い装飾部分はかなりフワフワな生地なので、猫の顔にも優しい。○自前のクリスマスツリーせっかくクリスマスなので、毎年使っているクリスマスツリーも出して飾ってみた。ほとんど猫と同じ背丈で、小さめなサイズだがサンタさんの衣装に映えるので買っておいてよかったと安堵。胸元のボタンをとめて衣装を着るのだが、チャックではなく小さなボタンなので、毛をはさむ心配もなさそうだ。○ニャンタさんの上目づかい!愛猫・愛犬のためにサンタさんの衣装を購入した方には是非注意してほしい。サンタ衣装を着用した上での上目づかいは非常に攻撃力が高い。あまりの可愛らしさにノックアウトされないよう、ここが踏ん張りどころだ。○クリスマスツリーにいたずらをするサンタさんさてさて、猫がクリスマスツリーにいたずらをし始めた。プレゼントの飾りに興味があるのか、小さなお手手でツンツンとつつき始める。あまりオモチャに興味を示さないうちの猫。クリスマスツリーに興味があるとは驚きだった。ツリー本体には興味を持たなかったことから、おそらくは手の平サイズの小さな立方体に興味をそそられる……と推察される。うちの猫は今回サンタさんに扮装したわけだが、ニャンタさん本人に立方体型の猫用おもちゃを探して買ってきてあげようと誓った。○素敵なクリスマスを!<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年12月25日映画の中に登場する猫に注目して、作品の見どころや猫ポイントと共にご紹介するこのコラム。今回ご紹介するのは、ロシア映画『 こねこ 』(1996年)。大都会に迷い込んだキジトラの子猫チグラーシャと仲間たちを、自然体でフィルムに収めた、猫たちの大冒険の物語です。◆あらすじモスクワに住む裕福な音楽家一家の子供たちマーニャとサーニャが、一匹の子猫をもらってきます。チグラーシャと名付けられた愛らしい子猫は、ある日、窓辺からトラックの荷台へ転落! 家から遠く離れた通りまで運ばれてしまいます。一家は総出で子猫を探しますが、見つかりません。見知らぬ町をさまようチグラーシャは、町に住むたくさんの猫たちに助けられながら、飼い主の家を探すのですが…。◆猫と同じ高さの世界を体験映画は、チグラーシャが飼い主の元に戻るストーリーと、地上げ屋に立ち退きを迫られる猫好きの貧しい男性のピンチを猫たちが力を合わせて救うというサブ・ストーリーが融合。おとぎ話のような設定がある一方で、ロシアでも社会問題になっている格差や、人間と動物との関係性にも目配せした物語は、子どもたちはもちろん、大人も十分に楽しめる内容です。監督のイワン・ポポフは、ロシア最大の映画撮影スタジオ・モスフィルムの技術スタッフ出身というだけあって、猫と同じ高さでとらえたカメラワークがとてもリアル! 時に地面に近いほど低く、時には建物の屋根から。猫が見る世界を擬似体験できるので、猫たちの気持ちに寄り添うことができます。ただし、ハリウッドの動物映画やアニメによくあるような、言葉を話したり、擬人化したりという演出や、CGなどはいっさいありません。あくまでも猫の動きや表情をいかした、自然体の映像が魅力なのです。◆この映画の猫ポイントはここ!チグラーシャとは、ロシア語で子トラちゃんの意味。このコの可愛さには、もうメロメロです。でも、一家にもらわれてきたばかりの頃は、好奇心旺盛でいたずらばかり。カーテンは引き裂く、食器や花瓶は割る、フルート奏者のパパの楽器ケースにフンまで! 猫を飼った経験がある人なら、このやんちゃぶり、わかりますよね。この映画には、たくさんの猫が登場します。特に天涯孤独で多くの捨て猫の面倒を見ているフェージンという男性のもとに身を寄せている猫たちの名演技にはビックリ。シャム猫は飼い主の足を上手にくぐり抜け、白黒ブチ猫は2本足でジャンプ! 猫たちのリーダーでチグラーシャを助けるトラ猫ワーシャのりりしさには、惚れ惚れしました(笑)。自由できまぐれ、人間の言うことをきかず我が道をいく猫を、ここまで芸達者な“役者”にしたのは、世界一の猫遣いと言われるアンドレイ・クズネツォフ氏。実は、猫好きのフェージンを演じているのがこのクズネツォフさん自身なんです。哀愁漂う孤独な男性フェージンが、猫のサーカスを夢見るシークエンスは、幻想的な名場面でした。猫映画の決定版という宣伝文句も納得のこの映画、たしかに猫たちの可愛さは天下一品ですが、猫に無償の愛情を注ぐ、貧しくも心優しいフェージンこそが、物語の本当の主人公なのかもしれません。
2014年12月12日岐阜県岐阜市で活動するネコリパブリックはこのほど、「2015年猫助けカレンダー」を発売した。○あなたのお買い物で、猫たちが救われる同商品には、猫の写真と、保護猫からの心の響くキャッチコピー、保護猫に関する猫まめ知識が掲載。A4サイズ見開きで、カレンダーは、2カ月分が1ページに表示される。また、同団体からの保護猫に関する情報も、見開きで掲載される。同商品の売上から300円は「岐阜ねこを救う会」に寄付。そのほか、同団体の保護猫活動にも充当されるという。楽天市場に出店しているネコリパブリックのストア、同団体が運営するカフェで販売される。価格は1,080円(税込)。
2014年12月10日ペピイでは、猫グッズ通販「ペピイキャッツ」にて「なりきりにゃんボックス」を販売している。○猫ちゃんが大好きな段ボール「なりきりにゃんボックス」は猫専用のダンボールハウス。日本製で、ネームプレートも付いている。○猫じゃらしで遊べる「じゃらし穴」付き色柄はかわいらしい「お菓子の家」、鮮やかな「フラワーショップ」、かっこいい「消防車」の3種類。扉と窓は3か所ずつついており、中に入ることも、中から覗くこともできる。猫じゃらしで遊べる「じゃらし穴」付きで、猫も大喜びだ。価格は1,382円(税込)。販売は、ペピイの猫グッズ通販「ペピイキャッツ」にて。
2014年12月01日ペピイでは、猫グッズ通販「ペピイキャッツ」にて「猫くるりんバッグ」を販売している。○猫ちゃんが丸まって入れる「猫くるりんバッグ」は丸い形を見ると入りたくなる、猫の習性を活かしたバッグ。かわいい耳やシッポがついたユニークなデザインだ。○いろいろ使えるバッグバッグは肩掛け、手さげのどちらでも使える2WAYタイプだ。通院ネットも付いており、使わない時はたたんで収納できる。さらに、飛出し防止リードや洗えるマットも付いてくる。価格は5,670円(税込)。販売は、ペピイの猫グッズ通販「ペピイキャッツ」にて。
2014年12月01日映画の中に登場する猫に注目して、作品の見どころや猫ポイントと共にご紹介するこのコラム。今回ご紹介するのは、日本映画『 舟を編む 』(2013年)。辞書作りに情熱を注ぐ人々の姿をあたたかなタッチで描くヒューマン・ドラマです。◆あらすじ大手出版社、玄武書店に務める馬締(マジメ)光也は、言葉に対する並はずれた感性を買われて辞書編集部に配属されます。携わることになった「大渡海」は、略語や若者言葉も取り入れた、今を生きる人のための生きた辞書。ベテラン編集者や老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男など、個性派ぞろいの辞書編集部の面々と共に辞書作りに励むマジメでしたが、ある日、大家さんの孫娘で板前修業中の美女・香具矢(カグヤ)に出会い、ひと目惚れします。マジメは、言葉のプロでありながら、好きな人への言葉がみつからず悩むのですが…。◆一生の仕事と恋 主人公の成長に注目原作は本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの同名小説。辞書を舟に見立て、編集作業を編むと表現するセンスがステキです。言葉という大海原に舟を漕ぎ出すイメージが湧いてきませんか?主人公のマジメは、その名のとおり真面目人間で、かなりの変わり者。人と接することが苦手だった彼は、辞書作りという一生の仕事にめぐり合い、本物の恋に出会うことで、やがて、人ときちんと向き合える頼れる編集者になっていきます。映画はコミカルな成長物語になっていて、松田龍平さん演じる主人公の、不器用だけど一生懸命な生き方が魅力的です。辞書編さんは完成するまでになんと15年! 24万語収録の辞書を作り上げるという、気が遠くなるような作業は、途中で会社の方針が変わって辞書作りに暗雲が立ち込めたり、一緒に頑張ってきた仲間を失ったりと、さまざまなドラマが。辞書作りのノウハウの裏話が、これまた面白い! 何より「言葉は人をつなぐ」という大切なメッセージは、しっかりと心に残ることでしょう。静かな感動を呼ぶこの秀作は、第37回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞ほか、最多6部門を受賞しました。◆この映画の猫ポイントはここ!人付き合いが苦手な変人のマジメの親友は、学生時代からずっと住んでいる古いアパートに住み着く茶色のトラ猫。トラさんと呼ばれるこの猫は、飼われているのか、近所の猫なのか、はたまたノラなのかは不明です。でも、マジメが一目ぼれするカグヤとの出会いのきっかけがこのトラさんなんですから、かなりの重要キャラといえますね。マジメの部屋での、編集部の仲間が集まる飲み会でも、さりげなく仲間に入っていたりするトラさん。“もの言わぬ最高の友”というスタンスが、いかにも猫らしいじゃありませんか!その後、マジメとカグヤは結婚。12年後にトラさんによく似た子猫が現れた時、二人は「トラさんそっくりね」「トラさんの孫かも」という会話を交わし、その子猫を飼うことに。トラじろうと名付けました。マジメの成長と、長い長い辞書作りには、いつも茶トラ猫が静かに寄り添っています。不器用な親友をそっと応援しているかのようでした。===================「舟を編む」DVD&ブルーレイ発売中通常版DVD:3,800 円(税抜)/ブルーレイ:4,700 円(税抜)発売元:アスミック・エース/販売元:松竹 (c)2013「舟を編む」製作委員会
2014年11月30日保護猫カフェ「Neco Republic OSAKA shinsaibashi」では、12月14日に、子どもから猫へ絵本を読む「絵本読み聞かせ会」を行う。○子どもと猫が一緒に読書本イベントは、子どもと猫が主役。小学生と保護者を対象としており、子どもから猫へ、お気に入りの絵本を読み聞かせる。猫たちは、人間の声とぬくもりで幸せな気分になり、子どもは猫と触れ合うことで豊かな心を養えるという。当日は「ねこ型メッセージカード」の製作も予定されており、小学生の入場料もワンドリンク付きで500円と、通常より安く設定される(大人は1,700円)。4~6年生は、保護者の連絡先を持参すれば小学生だけの入場も可能。小学生の子どもを持つスタッフが対応するので安心だ。定員は保護者を含み15名程度。詳細は、「Neco Republic OSAKA shinsaibashi」にて。
2014年11月28日ハンドメイド、手作り作品の通販・販売サイトminne(ミンネ)では、クリエイターが作った雑貨「猫(ネコ)のブックマーク・白猫/黒猫セット」を販売している。○オブジェとして使うことも同サイトでは、ハンドメイド作家がユニークでオリジナリティある手作り作品を販売している。「猫(ネコ)のブックマーク・白猫/黒猫セット」は、クリエイターのkenkensさんが製作したブックマーク。素材には、強度があるファイバーペーパー(バルカナイズドファイバー)を使用した。ブックマーク以外にも、クリップとしても使うことができる。また、柔軟性ある素材で曲げることもできるため、しっぽを曲げて立たせれば、オブジェとして飾って楽しむこともできる。白いクリップには、マーカーで色付けも可能。オレンジや黒のマーカーでデザインすれば三毛猫に、しま模様でトラ猫に、などオリジナルのブックマークを作ることができる。サイズはタテ約34mm、ヨコ約34mm。白猫5匹、黒猫5匹の合計10匹入りで、価格は400円(税込)。
2014年11月27日冬と言えばコタツ。コタツと言えば猫。歌にもある通り、「猫はコタツで丸くなる」ものである。しかし、人間用のコタツはあるものの、猫用のコタツは(販売はされているが)中々数も少ないものである。ということで、今回猫用のコタツを手作りしてみた。去年も、100円ショップの材料を使って猫用コタツを作った。それと同じコタツを使い、今回はパワーアップバージョンを作ってみたいと思う。○土台の材料(税別)・すのこ100円・木でできた台×4400円・コタツ布団代わりの布1,980円・ミニマット(天板代わりに使う)100円去年と異なるのは、コタツ布団だ。去年は100円のものを使用したが、今回は温かさ重視のため少しお値段が高いものを用意した。○土台を作る土台の作り方はいたって簡単。マスキングテープを保管するための木の台を縦に置き、その上にすのこを乗せて木工接着剤でくっつける。○コタツ布団をかける去年は、コタツ布団も100円ショップで購入してきたものだった。水色の布で、かわいらしい柄ではあったが少々小さいのが難点。ということで、今回はコタツ布団をゴージャスにしてみた。こちらがコタツ布団として使う布。近所のデパートで買ってきた端切れだ。○天板代わりの100円のミニマットを乗せて完成そして、その上に100円のミニマットを乗せて完成だ。○実際に使ってもらったさて、さっそくうちの猫がやってきた。使ってくれるだろうか……。緊張の一瞬だ。……やはり、中をめくってあげないと、これが「中に入って温まるもの」であるとはわからないようだ。○兄猫もやってきたさて、オブジェとしてミカンを乗せようと思い1階までミカンを取りに行って戻ってくると、兄猫もやってきた。驚くほど頭の良い兄猫だが、やはり、まだ中に入った経験がないので自分からは入ろうとはしなかった。弟猫がミカンをお手手でチョイチョイといじって遊んでしまっている。○コタツ布団をめくって、中に誘導してみるということで、猫に使っていただくために、実際に人間がコタツ布団をめくって中に誘導してみることにする。さすがは猫。狭くて暗いところが大好きだ。すんなりと中に入ってくれた。下に私が普段個人的に使っている無印良品の毛布も敷いてあるので、さぞ温かいことだろう。○中をのぞいてみると……ウィンクするほどくつろいでくれていた。このあと数十分、うちの子はコタツの中でぐっすりと眠ってくれた。○2匹で入ってごらんと促すが……スペースもそこそこあるので、このコタツには2匹入れそうだった。ということで、静かにコタツ布団をめくって中に入るよう促してみるが……。警戒心の強い兄猫のほうは、入ってはくれなかった。もしかしたらただ中が狭いというだけかもしれないので、じっと辛抱強く弟猫が出てくるのを待つことにする。○外に出てきた!!待つこと一時間。布団がモコっと動いた。やっと弟猫が出てきてくれた。ベランダにやってきたスズメの鳴き声に反応したらしく、二人でしばらく外を眺めていた。○違う、そうじゃない無事に中も空いたことなので、今度は兄猫にコタツを楽しんでもらおうと思った矢先……。早速使い方を間違えていらっしゃった。思い切って猫に「あの……使い方間違えてますよ」と伝えてみると……。ウィンクして「まぁ良いではないか」という顔をされた。まぁ確かに猫様が喜んでくれればどんな使い方でもかまいはしないが……。とってもご満悦の様子だった。○兄猫がいなくなったので家中を捜索撮影が終わり休憩していたところ、あることに気づいた。さっきまでコタツの上に乗っていた兄猫がいない!! 家中のどこを探しても猫の姿は無く、ヒヤっとしたが……。玄関も開いておらず窓も閉まった状態でいなくなるわけがない。ということで、まだ探していない最後の場所に行ってみると……。いた。うちの猫だ。先ほど弟猫が中に入る様子を見て、使い方を学習したらしい。いつのまにか自力で中に入っていた。かわいらしいお尻がチラリと見える。この後兄猫もコタツの中でグッスリと眠ってくれた。○外に出てきた!さて、猫用コタツの醍醐味は、猫が外に出てくる瞬間にもあるもの。じっとそばで待機していると……。猫が出てきた!! 布団に耳が押されて、ネコミミがペコンと後ろにそっているところが非常に可愛らしいのだ。無事に外に出てきた兄猫。ふんわりとした猫用コタツを、しっかりと堪能してくれたようだった。100円の材料がほとんどではあるが、作ってよかったなぁと心から思った。下僕冥利につきる。外に出てきた兄猫。どこへ行くのだろうと見ていたら、一直線に私のひざの上に乗って抱っこをせがんだ。しばらくコタツの中で一人の時間を過ごした分、外に出たら誰かに甘えたくなったらしい。ガーゴンガーゴンと大きな音を出して喉を鳴らすうちの猫。今日も世界一可愛かった。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年11月25日湘南に保護猫カフェ「湘にゃ庵」がオープンした。○東日本大震災の保護猫がお出迎え保護猫カフェ「湘にゃ庵」で出迎えてくれる猫たちは、東日本大震災で飼い主とはぐれたり置き去りにされた「元飼い猫」や「地域猫」たち。店内には猫のケージや遊び道具があり、ドリンクはボトルで提供される。店内にいる猫のほとんどが里親募集中なので、猫たちとくつろぐだけでなく、運命の猫と出会えるかもしれない。里親を希望する場合は、トライアル期間を経て迎えることとなる。保護猫カフェ「湘にゃ庵」は、各線藤沢駅北口から徒歩1分。利用料金は30分ごとに500円。営業時間は11時~19時30分。火曜定休。その他詳細は、保護猫カフェ「湘にゃ庵」のホームページにて。
2014年11月25日ネット上にはさまざまな猫の"自撮り画像"が存在する。下から見上げるような形で撮影された猫の画像。たまらなく可愛いものだ。猫の自撮りアプリは数種類あったが、今回はiPhoneの猫用自撮りアプリを使って、うちの猫に自撮りをしてもらった。使用したアプリは「にゃんこ撮り!」というもの。100円の有料アプリだ。○まずはうちのチビ猫からアプリを起動すると、ネズミが画面上に現われる。猫はそれを狙って、iPhoneの画面を肉球でたたくというわけだ。猫がネズミにタッチすると、連続で撮影が行われる。なお、このアプリには「微音モード」も付いており、猫が驚かないようシャッター音を小さくすることも可能だ。連続で撮影をするので、シャッターが切られている最中に猫がよそ見をするとこうなってしまうが……。連写した十数枚の写真の中から、うまく撮影できたものもでてくる。○次は兄猫お次は兄猫に自撮りをしていただこう。早速上手に一枚撮れた。先ほどとは異なり、兄猫の場合はかなり動きが激しい。よそ見もするので、なかなか良い一枚が撮れない。!!! 良い一枚が撮れた! これぞ自撮り、といった感じのものを撮影することに成功した。iPhoneの画面を少しだけトントンと叩いてあげると、猫が反応し、ネズミに再注目してくれる。よそ見をした場合は、この方法が有効のようだ。猫の自撮りアプリを使うと、普段はあまり見ることのないアングルでの猫写真を撮影できる。猫自身も思い切り遊ぶことができ、一石二鳥だ。今回は有料のものを使ったが、もちろん無料のものも存在する。是非一度、遊んでみてほしい。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年11月21日ペット可物件を紹介するポータルサイト「しっぽ不動産」では、埼玉県羽生市の「猫付きマンション」を案内している。○猫付きマンションとは「しっぽ不動産」は、飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う「東京キャットガーディアン」がプロデュースする、ペット可物件を紹介するポータルサイト。同サイトでは、通常のペット可の物件のほか、「猫付きマンション」も案内している。「猫付きマンション」とは、保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるのが猫付きマンション。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。○猫のためのリノベーション今回、案内する猫付きマンションは、東武伊勢崎線「羽生駅」から歩いて7分。猫は2匹まで一緒に暮らすことができる。同物件は、猫のためにリノベーションを行った。室内には、爪とぎ・木登りタワーBOX、キャットウォーク、キャットBOX、猫用ドアと、猫にとって至れり尽くせりの仕様となっている。ダイニングテーブルや椅子が初めからセットされているのも嬉しい。キッチンのガスコンロは使いやすい3口タイプ。また、食洗機も付いている。賃料は月額9万円、管理費は賃料に含まれている。礼金はなし、敷金は2カ月。猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。物件詳細は、「しっぽ不動産」で案内している。○レポート記事実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。
2014年11月18日「猫カレンダープロジェクト」は、2015年のチャリティ猫カレンダーを発売した。○猫の毛色に特化したカレンダー2015年のカレンダーは、猫の毛色やカレンダーの形状などが異なる5種類。「黒猫カレンダー・プロジェクト2015」と「三毛猫カレンダー・プロジェクト2015」はプラスチックケース入りの卓上型。のら猫が主役の「待ち猫カレンダー2015」は壁掛けタイプだ。今年は新たに「黒猫カレンダー2015ベスト版」と「白猫カレンダー2015ベスト版」が登場。どちらも毛色に特化した壁掛けタイプとなっている。「HPからの購入」の他、全国の主要書店等でも販売中。価格は、卓上型が720円、壁掛けタイプが1,080円。いずれも税込。○売上の一部は「おおさかねこネット基金」に「猫カレンダープロジェクト」では、収益の一部を「おおさかねこネット基金」に寄付している。「おおさかねこネット基金」とは、のら猫の保護活動に対し、その保護費用の一助として不妊去勢手術費用を助成するもの。「猫カレンダープロジェクト」2014年版では16万円の寄付実績があったという。
2014年11月18日フェリシモ猫部は11月16日、神戸猫ネットと共同で「猫の里親譲渡会」を開催する。○50匹の猫が参加神戸猫ネットは、「不幸な猫を増やさない!今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、地域の猫問題解決のためTNR(捕獲・不妊手術・元に戻す)の推進と保護活動を行っている。譲渡会は、その活動にフェリシモ猫部が共感し、会場の提供という形で定期的に共同開催している。捨てられたり、殺処分される寸前の境遇から保護された猫たちを1匹でも多く家庭に戻し、幸せにしてあげたいとの願いを込め実施する。譲渡会では、捨てられた猫たち、飼い主のいない猫が産んだ猫たち約50匹(生後8週齢以上の子猫)が、会場もしくは写真にて参加。お気に入りの猫が見つかったら、猫の保護者や猫ネットスタッフとの面談を経て譲渡となる。なお、当日の猫の持ち込みは禁止。里親となる条件は、近畿圏のペット可の住宅の居住者。また、動物が不調の際にきちんと病院で受診でき(日ごろの健康管理とワクチン接種も必須)、適切な飼育管理ができることも重要だ。終生飼育、完全室内飼育と脱走防止策を取れる、譲渡の際に譲渡契約書に記入できる(身分証明書を提示できる)、飼い主になる際に費用の一部を負担できることも挙げている。○参加猫の中から5匹を紹介参加する猫たちを、一部紹介する。1歳1カ月のメス、おはぎちゃんは、ひとなつっこいアイドルタイプ。昨年のクリスマスの日に捨てられていたという。5カ月のオス、白茶ちゃんは、人に慣れてきて目薬を差すこともできるようになった。4カ月のメス、ハンナちゃんは、よく慣れており、おとなしくおっとりした性格だ。4カ月のオス、虹ちゃんは、長くてきれいなしっぽが自慢。4カ月のメス、繭ちゃんは、とっても甘えん坊。「猫の里親譲渡会」は、11月16日の12時30分~15時に、兵庫県神戸市のフェリシモ本社で開催する。最終入場は14時30分まで。入場料は無料。
2014年11月13日猫と一緒に暮らしている方のお家には、当然ながら猫用のおもちゃがたくさんあることだろう。筆者の家にも当然のことながら、おもちゃが大量にある。知人や友人から「猫ちゃんにあげて」とプレゼントされることもあり、かなり量もたまってきた。ということでうちの猫のために猫専用のおもちゃ箱を作ってみることにする。○木の箱を使うと言っても、特別なことはしない。自宅にあった、木の箱を使うことにする。木の箱の高さはあまりなく、猫が自由におもちゃを出し入れできるようになっている。まずは、うちの猫が普段愛用しているぬいぐるみを入れてみた。こちらのクマさんは、うちの猫が赤ちゃんだった頃に買ってあげたもの。よくこのクマさんと一緒に眠っていて、まるで親子のようだったが……。今ではこのクマの5倍ほどの大きさにまで成長した。こちらは同じメーカーのトカゲのぬいぐるみ。本来ならば犬用のおもちゃなのだが、結構うちの猫は気に入ってくれてる。これは去年、クリスマスプレゼントに買ってあげた黒猫のぬいぐるみ。猫がキックして遊べるようになっている。長いプラスチックのスプーンも入れる。100円ショップで買えるものだが、なぜかうちの猫はこちらのスプーンで遊ぶのが大好き。○猫がおもちゃを選んでいる様子早速うちの猫がやってきた。クンクンとにおいをかぎ、何が入っているのかをチェックしている。どうやら箱の底にあるボールをとりたいようだ。おもちゃ箱の前にじっと座り、「取ってくれ」とおねだりする。手をつっこんで、ピンクのボールを取ってあげた。瞬く間に猫パンチをされて、ボールをはじかれる。しばらくは、このボールで一人遊びをしてくれそうだ。○おまけ ネコバス発見おもちゃ箱を作る際、猫グッズをしまってある収納ケースをいくつか整理したのだが、その際久しぶりにネコバスの帽子を見つけたので、ここにオマケ画像として紹介したいと思う。ふんわりと猫にかぶせてみる。本人はなんだか「何かまたやってるよ……」といった感じの呆れ顔だが……。○弟猫にもつけていただいた体重6キロの兄猫に装着してもかなりブカブカだった。なのでこちらのチビ猫に装着してみると……。本当にユルユルの状態。あまりにネコバスが大きすぎてまるで本人がネコバスに食べられているかのように見えてしまう。以上、猫専用のおもちゃ箱と、おまけとしてネコバスのコスプレ画像をご紹介した。おもちゃが大量にたまっているという方は、是非ともかわいらしい猫用のおもちゃ箱を作ってみてはいかがだろうか。一箇所のに猫のおもちゃを集めておくと、猫がおもちゃ箱の場所を覚えてくれる。「おもちゃ持っておいで」と猫に伝えると、猫が好きなおもちゃを口にくわえて持ってきてくれるのだ。大好きな愛猫とのコミュニケーションもスムーズにとれるので、専用のおもちゃ箱を作るのは本当にオススメである。「一緒に遊ぼうか!好きなおもちゃ持っといでー」って猫にゆったら自分のおもちゃ箱の方に行ったきり2~3分戻ってこないからどうしたんだろうと思って見に行くとうちの猫がどのおもちゃで遊んでもらおうか死ぬほど悩んで硬直してた pic.twitter.com/mP0IuctQBj— うだま (@udama1212) 2014, 10月 13<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2014年11月12日犬に比べて、「気まぐれ」なんて言われることも多い猫。確かに猫は気まぐれですが……飼い主への愛情はちゃんと心に秘めているものです。猫を飼っている人たちを虜にしているが、「猫が大好きな人にしかしない、様々な仕草」です。いったいどんなものがあるのか、紹介します。■しっぽをピン猫は好きな相手に近づくとき、しっぽをピンと垂直に立てます。大好きな人に近づいて、「遊んでほしい」「甘えたい」「もっと一緒にいたい」と思っている証拠です。こんなときには、猫が足にすり寄ってくることも多いもの。猫の気持ちを理解して、思う存分かまってあげれば、猫の「好き」という感情は、より大きくなるでしょう。■ゴロンとしておなかを見せる多くの動物にとって、お腹は非常に大切な部位です。重要な臓器が集まっている場所を守ることは、命を守るために必要なこと。そう簡単に見せられるものではありません。それにも関わらず、もし身近な猫がゴロンとしてお腹を見せてくれたら、それはあなたに心を開いてくれている証拠です。中でも、「お腹を見せたまま眠ってしまう」という仕草は、最大限の信頼の証だと捉えられるでしょう。■グルーミングをしてくれる猫にとって、自分の身繕い、いわゆるグルーミングは日常的な習慣です。この仕草により猫は自らを清潔に保ち、また他の動物から狙われないよう、ニオイを消そうとしているとも言われています。時折猫は、身近な人間にもこのグルーミングをしてくれることがあります。これも、猫からの好意を示す仕草です。人間のことを「仲間」として認めていて、一生懸命にお世話をしてくれているのですね。■前足でもみもみする気まぐれな猫がひざの上にちょこんと乗ってくれたら、嬉しく思う人は多いはず。もちろんこれも猫からの好意の証なのですが、もしも猫がひざの上に乗ったまま胸やお腹をもみもみしてくれたら、さらなる愛情を持ってくれていると考えられます。この仕草は、子猫が母猫におっぱいをねだるときの仕草です。相手のことを、まるで母猫のように慕っているのでしょう。■顔をスリスリする時に猫は、身近な人間の体に、頭をスリスリしてきます。実は猫の顔の周辺には、ニオイを発する部位が密集しています。顔をスリスリする行動は、「このニオイを相手にもつけようとしている」と考えられます。いわゆる、マーキング行動の一つですね。猫が人にマーキングをするのは、もちろん相手のことが好きだから。「ここは私が安心して過ごせる場所」と、知らせようとしています。自分と同じニオイにすることで、より一体感を持ちたいと思っているのかもしれませんね。猫が大好きな人にしか見せない仕草は、どれも愛らしいものばかりです。こんな仕草を見たかったら、猫の気持ちを理解して距離を近づけていくのがおすすめ。見られるころには、きっとあなたも猫の魅力の虜になっているでしょう。(画像提供元:うだま)
2014年11月10日