公開中の3D大作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で新ヒロインを演じたロージー・ハンティントン=ホワイトリーがこのほど来日。英国誌で“世界で最も美しい女性”と称された彼女が、インタビューに応じた。ハリウッドを代表する映画監督マイケル・ベイは長年、米の人気ブランド“ヴィクトリアズ・シークレット”のCMを手がけている。2009年に製作されたCMはランジェリー姿の美女軍団が歩く姿をスローモーションで捉え、彼女たちの背後で何の理由もなく大爆発が起こる“マイケル・ベイ的”としかいいようのない内容だが、そこに登場しているモデルのひとりがロージー・ハンティントン=ホワイトリーだ。「わたしが演じるのはとってもマイナーな役、たぶんカメオ出演かと思っていた」という彼女がベイ監督のすすめでオーディションに挑み、その結果オファーされた役は新ヒロインで、主人公サムの新しい恋人、カーリー役。ロージーは当時の様子を「大役だってことがわかって、天地がひっくり返ったみたいな気分がした。すごく舞い上がって興奮してるけど、時々ひどい恐怖心にも襲われるっていう、ジェット・コースター状態」と振り返る。彼女は英国出身の人気モデルとして、ラルフ・ローレン、バーバリー、DKNYなど数々の人気ブランドで活躍してきたが、映画出演は初めて。それも次々と苛烈な爆発と破壊が繰り広げられるマイケル・ベイ監督の新作だ。「私にとっては最初の映画だから、1本の映画ですべてを体験できたことはとてもためになりました。この映画には人間ドラマもあれば、アクションもロマンスも特殊効果を使ったシーンもあり……本当にいろんな要素があるんです」。そんな彼女が撮影現場で最も驚いたのは“アクション映画の雄”として知られるベイ監督の「コメディのセンス」だという。「マイケル・ベイ監督は“面白さ”を映画の味付けとして入れるのが本当に上手い監督なんです。だからキャストたちと話し合いながら撮影中にコメディの要素を隠し味のように入れるのを見ているのは本当に勉強になりましたし、何より楽しかったですね」。コミカルな演技に興味津々なことからもわかる通り、ロージーは“世界で最も美しい女性”と称されるルックスからは想像もできないほど気さくで明るい女性。インタビューが始まるなり日本語で「はじめまして。ロージーです」とあいさつする彼女は、日本が大好きだそうで、「日本の女性のファッションはとっても大好き! 15歳の時に初めて日本に来たときから彼女たちの“個性の追求”にはずっと興味を惹かれてきました」と笑顔を見せる。今後はアクトレスとしての活動が増えるそうで、次に来日する時、彼女が女優として、スターとしてどこまでの成長を遂げているのか楽しみなところだ。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』公開中
2011年07月29日当代一のセクシー女優、ミーガン・フォックスをスターダムに押し上げた世界的大ヒット作『トランスフォーマー』シリーズ。その最新第3弾となる『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』でミーガンに代わってヒロイン――すなわちシャイア・ラブーフ演じる主人公・サムの恋人を演じているのが本作でスクリーンデビューを果たしたロージー・ハンティントン=ホワイトリーである。モデルから女優へ華麗なる“変身”を遂げ、その第1作目にして過激で壮絶なアクションまでも体験している。今後のさらなる活躍に期待がかかる24歳が映画の公開を前に来日!作品や自らの進むべき道について語ってくれた。オーディションで「まさかの」新ヒロインに大抜擢英国を代表するトップモデルであり、ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」と契約し、同ブランドの広告に出演する唯一の英国人でもあるロージー。本シリーズの監督を務めるマイケル・ベイとも、ベイが演出を手がけた同ブランドのCMへの出演で出会った。彼から、シリーズ最新作へのオーディション参加を勧められたというロージーだが、当初はそれがミーガンに代わる新ヒロインの役だとは思ってもいなかったとか。「私が演じるのはとってもマイナーな役で、たぶんカメオ出演だろうと思っていたの(笑)。全然把握していなかったのよ。それが新ヒロインなんていう大役だってことが分かって、天地がひっくり返ったみたいな気分がしたわ。すごく舞い上がって興奮してるけど、時々、ひどい恐怖心にも襲われるっていう、ジェット・コースター状態だったわ」。彼女が演じたカーリーは、やり手のキャリアウーマンで、英国大使館での仕事中にサムと出会う。監督から指示されたのは「英国訛りをなくさないこと」と「しっかりとした仕事を持つインテリ女性というラインを崩さないこと」。3Dや激しいアクションが強調されがちな本作だが、シリーズに確かな新風を吹き込んでいるこのキャラクターの内面を、彼女はどのように作り上げていったのか?「大使館でのサムとの出会いであったり、兄が戦争に従軍して戦死してしまっているので戦いに対して否定的であるといった細かい設定はすでに出来上がっていたから、キャラクターとしては理解しやすかったわ。もうひとつ、重要だったのがサムとの関係性。サムとどう付き合うのか?と考えたとき、彼女はサムにとって身近に感じられるタイプの女性であるべきだと思ったの。サムはああいうタイプの“男の子”だから(笑)、一緒にいるのは突き放した感じの女性というよりはスリルや面白いものを一緒に楽しめるタイプだろうって。そういう関係性を作っていくことであのカップルを『まさかありえない』じゃなくて『いそうだよね』という存在に持っていきたかったの」。虎視眈々とシリーズ4作目を狙う?「もっと手強い女になるわ」さらにロージーは、サムとその近辺の人々(とロボット)たちが巻き起こす非日常的な現実に触れる中でのカーリーの“成長”についても言及する。「もちろん“初体験”ということで、ロボットとかそういうものに関しては最初は否定的で『変なの』くらいに思っているわ。アクション映画に出てくる女の子ってそういう普通のタイプのコが多いわよね。最初はそういう雰囲気を残しつつ、監督はカーリーという女の子を、話が進むにつれてちょっと普通じゃない、一歩前に出ていくヒロインに変えていくの。それは最終局面の(敵将のロボットである)メガトロンと対峙するシーンでよく出てるわ。メガトロンにそっと近づいて行き、悪魔のようなささやきをするの(笑)。あの行動があったことで、もしも次の4作目があったとしたら、彼女はきっとさらに手強い女の子になって、毒を見せるようになるんじゃないかと思ってるわ。まあそれは、私自身が密かに願ってることなんだけど(笑)」。「モデルから女優への転身は、私にとって自然なことだった」と語るロージー。キャリアウーマンとしてバリバリ活躍するカーリー同様に、ロージーもまた野心的な女性と言えそうだ。「答えは確かにYESね。とはいえ、カーリーの存在が現実的な高さにあるのと同じように、私自身も5年も10年も先を見据えているわけではないわ。あまり遠い先のことを考えるよりも、目の前の人生を大切に生きたいの。まずは女優として与えられた仕事をしっかりとこなしていくことが当面の目標ね。できることなら、デザイナーとして服飾のブランドを持って仕事ができたらとも思っているわ。あとは、ごく普通の女の子が望むような幸せを夢見てるの。好きな人と一緒になって、幸せに暮らせる我が家を築いていきたいなって。だからそんな大きすぎる野心は持ってないわよ(笑)」。映画を観れば、彼女が単なる夢想を口にしているだけではないのが分かるだろう。スクリーンデビュー作にして「ホテルの20階の部屋から(撮影が行われたシカゴの)ミシガン通りが世界の終りのようにメチャクチャになっていて、朝食を食べながら、発砲して降下する人々やヘリが窓から見えた」というとんでもないスケールの大きい作品への参加となったが、体中に大きなあざを作りながら、高いヒールで瓦礫の山の間を走り回ったという彼女の女優としての“覚悟”は半端ではない。本シリーズのみならず、映画界全体にとっての新ヒロインのデビューを見逃すべからず!(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:マイケル・ベイ、次作では大阪の街を破壊?「市長の許可は取った!」『トランスフォーマー3』監督&キャストが来日関西弁で挨拶!海賊抜き去り開幕No.1『トランスフォーマー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントミーガン・フォックス、『トランスフォーマー』最新作降板はスピルバーグの指示だった『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性
2011年07月26日世界的大ヒットシリーズの第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の監督マイケル・ベイと主演のシャイア・ラブーフ、新ヒロインのロージー・ハンティントン=ホワイトリーが来日。7月16日(土)、大阪市内のホテルで記者会見に臨んだ。史上最速となる公開でわずか9日間で全世界で5億ドルを突破し、すでに7億ドル超を稼ぎ出している今回の最新作。トランスフォーマーたちの地球来襲の真実が明かされる。3月11日の東日本大震災発生以降、海外作品、特にハリウッド作品の監督や俳優陣の来日はほとんどなくなっていたが、今回、監督、主演、ヒロインが揃って来日とあって、多くの報道陣が詰めかけた。3人はこの日の深夜に到着したばかりだが、疲れた様子も見せずに笑顔で登場。ベイ監督は「日本には18年前から何度も訪れています。3月11日の震災の際にはニュースを見て心を痛めていました。ですが、日本のみなさんは勇敢で粘り強い方々です。いま福島で頑張ってらっしゃる人々こそが真の英雄です」と被災者、そして危険な作業に従事する作業員を気遣った。シャイアは「まいど!」と開口一番、大阪式の挨拶。本シリーズの世界中での大ヒットについて「(映画の基となった)おもちゃの成功がありますが、80年代生まれの僕らにとっては男モノのバービー人形みたいなものであり、『ジュラシックパーク』や『スターウォーズ』と同様に現実から逃避するのにもってこいの作品だからだと思います」と語った。また、日本の若者たちに向けた、成功をつかむためのアドバイスを求められるとシャイアはひと言「マイケル・ベイの作品に出演することだね」とユーモアたっぷりに回答し会場の笑いを誘っていた。ロージーは、劇中の役柄同様にセクシーな衣裳でナマ美脚を披露!プライベートも含めて2度目の日本となるが「15歳のとき、初めてイギリスを飛び出して訪れたのが日本でした。こうしてもう一度日本に来られて嬉しい」と笑顔で語った。この第3作からの参加となったが「この1年は素晴らしい経験を積めました。違う自分を経験することができ、自分の中でチャレンジ精神も生まれ、いろんな人に会って刺激を受けました」と充実した表情で語った。今回のシリーズ最新作についてシャイアは「現場で腕立てをしたりして、アドレナリンを高めて臨んだ」と作品に注ぎ込んだ並々ならぬ情熱を告白。ベイ監督も「今回はより“ハート”があり、ロボットたちのキャラクターも描かれている。批評家はマイケル・ベイを嫌うけど(笑)、ファンの反応や興行は批評家とは対極の反応を示してるだろう?僕にとってアイドルであるジェームズ・キャメロンが映画を観て『これはエピックだ』と言ってくれたときは本当に嬉しかったよ。批評家なんて…いや、批評家の存在も大事だ(笑)。とにかく、尊敬する人にそういう言葉をいただけて最高だった」と満足げな表情。会見場にそびえ立つ2体の巨大なロボット(バンブルビー&オプティマス プライム)の模型がたいそう気に入ったようで「会見が終わったらこれを買いたいな(笑)」とご機嫌だった。『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は7月29日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:海賊抜き去り開幕No.1『トランスフォーマー』劇場鑑賞券を5組10名様プレゼントミーガン・フォックス、『トランスフォーマー』最新作降板はスピルバーグの指示だった『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年07月16日7月29日(金)より日本公開の『トランスフォーマー』シリーズ第3作『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』で、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスが降板したのは、製作総指揮のスティーヴン・スピルバーグの指示だったと、監督のマイケル・ベイが明かした。マイケルはアメリカの男性誌「GQ」7月号のインタビューで、ミーガンが撮影現場で心ここにあらずの状態で携帯電話ばかりのぞいていたと話し、「それから、例のヒットラー発言だよ」と、ミーガンが雑誌インタビューでマイケルを「撮影現場の彼はまるでヒットラーみたい」とナチスドイツの独裁者に例えたことを挙げた。この発言がユダヤ人であるスピルバーグの耳に入り、「スティーヴンは『すぐに彼女を降ろせ』と言った」という。「僕は発言に傷つきはしなかった。ミーガンはそういう性格だから。人の気を引こうとして、間違った行動に出てしまうんだ」と言うベイは「悪かったよ、ミーガン。1日12時間も働かせたり、時間厳守をさせたりして。でも映画作りは甘いものじゃないんだ」と皮肉たっぷりに結んだ。シリーズ3作目の降板は自分の意思だと話していたミーガンは、この件に関してコメントを出していない。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『トランスフォーマー』のニューヒロインは世界で最もセクシーな女性『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年06月24日7月に全世界で公開予定の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の新ヒロイン、ロージー・ハンティントン=ホワイトリーが、米英の男性誌「MAXIM」が選ぶ“世界で最も美しい女性100人”と、男性誌「FHM」が選ぶ“世界で最もセクシーな女性100人”の第1位に選出され、ロサンゼルスのエデンで開かれた「MAXIM」主催のパーティに、マイケル・ベイ監督と共に出席した。ロージーは1987年イギリスのデヴォン生まれの今年24歳。ヴィクトリアズ・シークレット、ラルフ・ローレン、バーバリー、DKNYなどのトップブランドの広告で活躍してきたモデルだが、今回世界中から集まった500人の候補の中から、ミーガン・フォックスの後を継いで人気シリーズのヒロインに抜擢され、映画デビューを果たした。パーティ会場でロージーは「最も美しい女性のナンバー1に選ばれて光栄です」と喜びを語った。「MAXIM」誌ではキャメロン・ディアスやナタリー・ポートマン、アン・ハサウェイといった並み居る強豪を押しのけて見事1位に躍り出た彼女は、初出演の映画について「『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』への出演は貴重な体験だった。とても楽しかったし、シャイアや監督たちのようなすごい才能を持った人たちと仕事ができるなんて恵まれていたわ。公開が待ちきれないわ」とコメントしている。ベイ監督は新たなヒロインとしてロージーを起用したことを「大成功だった」と手応えを感じている様子。「自然体なところがいい。いままでにいないタイプの女優だよ。自信を持って彼女は素晴らしいと言える」と大絶賛。ロージーは先に北米映画配給会社と興行主向けの映画祭「シネマコン」で明日のスター賞女性部門に選ばれるなど、映画の公開前から大きな注目を集めている期待の新星だ。映画は7月29日(金)日本公開予定。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 2011年7月29日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© TR3■関連記事:『ハリー・ポッター』新画像が到着夏の3D戦争をノンストップのアクションで制す?ジョシュ・デュアメル、東日本大震災被災者救援のチャリティ・ランを企画
2011年05月17日『英国王のスピーチ』が作品賞をはじめとする4冠に輝き幕を閉じた第83回アカデミー賞。『英国王のスピーチ』と『ソーシャル・ネットワーク』の一騎打ちが注目を集めたが、終わってみれば主要部門での直接対決を制し、『英国王のスピーチ』が賞レース全体で見ても“横綱相撲”を見せた格好。昨年はキャサリン・ビグローが女性として初めて監督賞を受賞したことが話題となったが、今年の受賞者および候補作を眺めてみると、ハリウッドの新たな波が浮かびあがってくる?まずは主要各部門をふり返り!俳優部門では助演男優賞、女優賞をクリスチャン・ベイル&メリッサ・レオの『ザ・ファイター』の2人が獲得。ちなみに2人の実際の年齢差は13歳なのだが、劇中では2人は母と息子という間柄を演じており、見事“母子”受賞を果たした。『フローズン・リバー』で一昨年のオスカーで主演女優賞にノミネートされたメリッサにとっては、50歳にして念願のオスカー受賞。一方、激しい役作りで知られるクリスチャンだが、意外にもオスカーノミネートは今回が初めて。今後、主演男優賞も含め、オスカーの常連となりそうな予感が…。“鉄板レース”と言われた主演男優賞は、予想通りコリン・ファースに栄冠が。コリン同様2年連続ノミネートの昨年の覇者ジェフ・ブリッジスに3年前の助演男優賞受賞者ハビエル・バルデム、『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグに今年の司会も務めたジェームズ・フランコと例年にもれず実力者が顔を揃えたが、今年ばかりは文句なしでコリンが受賞。『英国王のスピーチ』では、コリン演じるジョージ6世と彼を献身的に支える妻(ヘレナ・ボナム=カーター)の姿が印象的だが、役柄そのままに壇上でさらりと愛する妻への感謝を口にするところはさすが!主演女優賞も大方の予想通り『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンの手に。ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門とミュージカル・コメディ部門とで女優賞を分け合った『キッズ・オールライト』のアネット・ベニングを推す声も根強くあったが、終始、賞レースを引っ張ったナタリーが初の戴冠。アネットは三度目の正直ならず。脚本部門は脚色賞を『ソーシャル・ネットワーク』、オリジナル脚本賞を『英国王のスピーチ』と二強が分け合った。残念だったのは『インセプション』のクリストファー・ノーラン。その緻密な世界観の構築に対し、監督賞として推す声も多かったが候補作に含まれず、オリジナル脚本賞でのノミネートとなった。この処置には一部のファンから怒りの声が上がっていたというが、結局、“最後の砦”であったオリジナル脚本賞でも受賞はならず。とはいえ、『インセプション』は視覚効果賞、音響編集賞、録音賞、そして撮影賞とスタッフ部門を中心に最多タイの4冠獲得は立派のひと言!改めてこの作品の質の高さを見せつけた。そして、作品賞および監督賞は『英国王のスピーチ』(トム・フーパー監督)が獲得。直前まで予想が割れたこちらの部門。作品賞に関しては、オスカー会員として投票権を持つプロデューサーや監督が選出する米プロデューサー組合賞や全米監督協会賞を受賞した『英国王のスピーチ』が獲得する流れを重視する声が多かったが、それでも監督賞だけでもデヴィッド・フィンチャー(『ソーシャル・ネットワーク』)が獲るのでは?という予想も多かった。そうなると第78回で作品賞を『クラッシュ』が、監督賞を『ブロークバック・マウンテン』のアン・リーが獲得して以来となる、別々の作品による作品賞と監督賞受賞だったが、ふたを開けてみれば両部門とも『英国王のスピーチ』に。『ソーシャル・ネットワーク』は先述の脚色賞に加え、編集賞、作曲賞とスタッフ部門では受賞したものの、作品、監督、主演男優という主要部門ではことごとく『英国王のスピーチ』との直接対決で苦杯をなめる結果に。賞レースの序盤を圧倒的な強さで牽引したが、やはり後半失速した感が否めない。「Facebook」の誕生の背景という物語の内容はもちろん、演出の部分でもフィンチャーの切れ味の鋭さが目立った本作だが、アカデミー会員を唸らせる、という意味では正攻法のドラマ『英国王のスピーチ』の後塵を拝した。ちなみに部門数では『英国王のスピーチ』と『インセプション』が最多タイの4部門、続いて『ソーシャル・ネットワーク』が3部門を獲得。『トイ・ストーリー3』、『アリス・イン・ワンダーランド』がそれぞれ2部門で受賞している。10部門ノミネートされたコーエン兄弟による西部劇『トゥルー・グリット』は無冠に終わった。また、今回の監督賞候補者の5組6名のうち、フィンチャーとダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』)の2人が40代で、トム・フーパーにいたっては、1972年生まれでいまだ30代!確実にハリウッドの世代交代は進んでいると言えそう。さて、来年はどんな新星が現れるのか?いやいや、ベテラン勢の逆襲にも期待!すでに今日この瞬間から来年に向けた過酷な賞レースは始まっているのだ。<第83回アカデミー賞受賞結果一覧>作品賞:『英国王のスピーチ』監督賞:トム・フーパー(『英国王のスピーチ』)主演男優賞:コリン・ファース(『英国王のスピーチ』)主演女優賞:ナタリー・ポートマン(『ブラック・スワン』)助演男優賞:クリスチャン・ベイル(『ザ・ファイター』)助演女優賞:メリッサ・レオ(『ザ・ファイター』)オリジナル脚本賞:『英国王のスピーチ』脚色賞:『ソーシャル・ネットワーク』長編アニメーション映画賞:『トイ・ストーリー3』短編アニメーション映画賞:『ザ・ロスト・シング』(原題)長編ドキュメンタリー映画賞:『インサイド・ジョブ』(原題)短編ドキュメンタリー映画賞:『ストレンジャーズ・ノー・モア』(原題)撮影賞:『インセプション』編集賞:『ソーシャル・ネットワーク』視覚効果賞:『インセプション』録音賞:『インセプション』音響編集賞:『インセプション』美術賞:『アリス・イン・ワンダーランド』メイクアップ賞:『ウルフマン』衣装デザイン賞:『アリス・イン・ワンダーランド』短編実写映画賞:『ゴッド・オブ・ラヴ』(原題)作曲賞:『ソーシャル・ネットワーク』歌曲賞:「僕らはひとつ」(『トイ・ストーリー3』)外国語映画賞:『イン・ア・ベター・ワールド』(原題/デンマーク)特集 2011アカデミー賞 Yada / © A.M.P.A.S.Rick Salyer / © A.M.P.A.S.■関連作品:トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.ウルフマン 2010年4月23日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2010 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.ブラック・スワン 2011年5月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す【アカデミー賞】『英国王のスピーチ』コリン・ファースが予想通りの主演男優賞!
2011年02月28日作品賞の前に発表となる監督賞。今年は『英国王のスピーチ』のトム・フーパーが見事、栄冠を手にした。作品賞の発表を残して『英国王のスピーチ』はこれで計2冠となった。プレゼンターを務めたのはヒラリー・スワンクと昨年のアカデミー賞で女性初の監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー。名前が読み上げられると、フーパー監督はステージへと上がり、「みなさんと一緒にノミネートされて嬉しいです」とコメントし、また、母親への感謝の言葉や受賞の喜びを語った。数々の賞レースにおいて賞を獲得してきた本作であるが、この勢いのまま作品賞も受賞となるか?現在、一番のライバルと言われている『ソーシャル・ネットワーク』はここまで3冠を獲得しているが、長く険しい賞レースの決着は?特集 2011アカデミー賞■関連作品:英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日オリジナル脚本賞は『英国王のスピーチ』が受賞。脚色賞の『ソーシャル・ネットワーク』と脚本部門では1冠ずつを分け合うことになった。オリジナル脚本賞の最大の注目は『インセプション』の受賞なるか否か。公開当時からノーラン監督が構築した緻密な作品の世界観が絶賛を浴びており、監督賞へのノミネートがならなかったこともあって、脚本賞での受賞に期待がかかったが、受賞は逃した。特集 2011アカデミー賞■関連作品:第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABCインセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日英国アカデミー(BAFTA)賞授賞式が13日、ロンドンのロイヤル・オペラハウスで開催され、『英国王のスピーチ』が作品賞、主役の英国王・ジョージ6世を演じたコリン・ファースの主演男優賞など計7部門を最多受賞。映画の舞台となったロンドンで圧勝ぶりを見せつけた。昨年の『シングルマン』に続き、主演男優賞を2年連続受賞のファースは「ここに来るのは大好きです」と受賞スピーチで語り、客席を湧かせた。『英国王のスピーチ』はほかにジョージ6世の言語療法士役のジェフリー・ラッシュが助演男優賞を、ジョージ6世の妻・を演じたヘレナ・ボナム=カーターが助演女優賞を受賞。同作は英国映画賞、脚本賞、音楽賞も受賞した。主演女優賞は、賞レースでやはり向かうところ敵なし状態のナタリー・ポートマンが受賞。だが、対象となった『ブラック・スワン』は12部門で候補に挙がりながら、これが唯一の受賞。再来週に迫った第83回アカデミー賞では10部門にノミネートされている『トゥルー・グリット』は、英国アカデミー賞では撮影賞のみの受賞となった。監督賞は『ソーシャル・ネットワーク』のデヴィッド・フィンチャー。同作は編集賞、脚本のアーロン・ソーキンが脚色賞を受賞した。英国人のクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』も美術賞、音響賞、特殊効果賞の3部門で受賞。同作でイームスを演じたトム・ハーディは、英国アカデミー賞のTV中継のスポンサーである携帯電話事業者「オレンジ」が主催のサービス「Orange Wednesday」が選ぶ新人賞を受賞した。「Orange Wednesday」はオレンジ社の携帯電話利用者対象で、毎週水曜は映画の入場料2枚が半額の1枚分で購入できるというもの。アニメーション映画賞は『トイ・ストーリー3』、外国語映画賞はスウェーデンの『ミレニアムドラゴン・タトゥーの女』。英国映画新人賞は『Four Lions』(原題)のクリス・モリスが受賞した。また、50〜60年代の『ドラキュラ』シリーズ、最近では『ロード・オブ・ザ・リング』のサルマン役や『チャーリーとチョコレート工場』のドクター・ウォンカ役でおなじみの御歳88歳のクリストファー・リーが生涯功労賞を受賞、長年の活躍を讚えられた。(text:Yuki Tominaga)写真は英国アカデミー賞で主演男優賞を獲得し喜ぶコリン・ファース。© AP/AFLO特集「働く女子の心得『英国王のスピーチ』」特集「2011年 第83回アカデミー賞」■関連作品:ブラック・スワン 2011年5月13日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 Twentieth Century Fox.ソーシャル・ネットワーク 2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.インセプション 2010年7月23日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedトイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXARミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 2010年1月16日よりシネマライズほか全国にて順次公開©Yellow Bird Millennium Rights AB, Nordisk Film, Sveriges Television AB, Film I Väst 2009 第83回アカデミー賞 [アワード]英国王のスピーチ 2011年2月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開© 2010 See-Saw Films. All rights reserved.■関連記事:働き女子の心得vol.2“働き女子”が共感!『英国王のスピーチ』座談会レポートナタリー効果?『ブラック・スワン』全米1億ドル超え確実!オスカー候補は軒並み好調シネマカフェ的海外ドラマvol.184オスカー直前!今こそ観たいドラマ 第1回サバンナ高橋激似?のフェイスブック創業者に「3月までに会いに行く」【シネマモード】2010年のオスカー、その後…
2011年02月14日アジア屈指のトップ女優、チャン・ツィイーが美しき猟奇犯に大変身!『アルマゲドン』や『トランスフォーマー』シリーズで知られるヒットメイカー、マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズが贈る、サディスティック・サスペンス・スリラー『ホースメン』がこの秋、日本で公開を迎える。いまだ見たことのない、凶器と化したツィイーが観る者を恐怖と謎の迷宮へと誘う本作。公開に先駆けて、本作のポスタービジュアルがこのたび解禁となった。物語は、一人の中年女性の殺人事件から幕を開ける。極太の釣り針で宙吊りにされた屍体、それを囲むように「COME AND SEE=来たれ」のメッセージが残された奇妙な猟奇殺人…。デニス・クエイド扮する担当の刑事・ブレスリンを挑発するかのように、事件は連続殺人事件へと発展していく。そこへ現れるのが、被害者の娘・クリスティン(チャン・ツィイー)。彼女の不気味な告白で、事態は迷宮入りする――。「俳優として、自分自身と全く異なるキャラクターを創り出す自由を与えられることは、本当に大きな幸せ」と並々ならぬ意欲をもって、新境地に取り組んだツィイー。『氷の微笑』のキャサリン・トラメル(シャロン・ストーン)を彷彿とさせる、妖艶な美貌を武器に捜査官を翻弄、薄幸の美少女が魔性の悪女へと変貌を遂げるさまを演じきった。果たして、『羊たちの沈黙』のレクター博士、はたまた『ソウ』シリーズのジグソウに次ぐ、新たな殺人鬼キャラクターの誕生となるのか?衝撃の結末まで先が読めない『ホースメン』は10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開。■関連作品:ホースメン 2009年10月、新宿バルト9、渋谷シアターTSUTAYAほか全国にて公開© 2008 Horsemen Productions, LLC All Rights Reserved.
2009年07月30日前作から2年――。様々なマシンが一瞬にして変身(=トランスフォーム)するという日本発のアイディアを基に映画化され、世界中を熱狂させた『トランスフォーマー』の続編『トランスフォーマー/リベンジ』がまもなく、全世界に先駆けてここ日本で公開を迎える。この最新作では、シャイア・ラブーフ扮する主人公のサムが、大学に入学するのだが、その新生活でのルームメイトおよび同級生がラモン・ロドリゲス演じるレオと、イザベル・ルーカス扮するアリスである。『トランスフォーマー』チームに新たに加わった2人に、映画の魅力について語ってもらった。ラモンが演じるレオは、何も知らないままサムとトランスフォーマーを巡る戦いに巻き込まれていくという、やや三枚目的な役柄。満面の笑みを浮かべてこう語った。「マイケル・ベイ(監督)から言われたのは、僕の役は、基本的に観客と同じ視点だということ。トランスフォーマーたちを見て、ごく普通の一般人ならどういった反応をするか?ということを常に考え、動揺を表現しました。特に後半は動揺しっ放しなんだけど(笑)、演じながら僕自身『やり過ぎじゃないのかな?これで大丈夫なの?』って思わなくもなかったけど、そんな迷いを乗り越えて演じきったよ。監督が求めていたのは、まさに“もろさ”だったんです」。一方のイザベル演じるアリスは、愛しのミカエラ(ミーガン・フォックス)と遠距離恋愛中のサムに執拗にアタックする謎めいた美女。「ネタバレしないようにと、きつくお達しを受けているの」と苦笑しつつ「サムにとって彼女は良い存在なのか、悪い存在なのか?どんな意図を持って彼に近づいていくのか?とにかく神秘的に演じてくれ、と監督には言われました。『猫のように』ってね」。物語の前半部分、シャイアを挟んで繰り広げられるコミカルなシーンは非常に印象的だが、どのように作られていったのだろうか?ラモンが監督、シャイアとのやり取りを明かしてくれた。「マイケル・ベイは、あんな大監督なのに、他人のアイディアや意見に対してすごくオープンなんです。キャンパスライフのシーンは、彼のオフィスで読み合わせすることから始めて、シャイアと僕でアドリブでセリフを作っていったんです。脚本家がその場でそのセリフを書きつけて、実際に採用されたりね。大切にしたのは、あくまでも大学でのやり取りでは、レオが主導権を握っているという空気を出すこと。それがないと、後半で主導権を奪われてあたふたするところとのコントラストが見せられないからね」。イザベルは、サムを誘惑するシーンの撮影について、少し恥ずかしそうにこうふり返る。「演じていると、監督が遠くから叫ぶのよ。『もっとセクシーに!もっと、もっと!』って(苦笑)。そういうことを言うところが、マイケル・ベイらしいなって思いました。自分でゆっくり話すように工夫したり、それから監督が『滑るように』って言うので、スムーズに動くことを意識しました。動き以外では、“何かが引っかかるような奇妙な感じ”というのを頭の中で常に考えていたわ」。これに対してラモンは、余裕の表情を浮かべつつ「イザベルは、全然男を誘惑するようなキャラじゃないんだけど、マイケルのすごいところは、そういう演技を引き出してしまうところだよね」と語っていたのだが、そういえば、レオはかなり、放送禁止用語に近い言葉を連発していたけど、あれもアドリブ?と水を向けると…。「あれは全部脚本家のアイディア。僕ら俳優の即興は一切ないよ(笑)!」とのこと。一体どんなセリフかは、映画館でお楽しみに!■関連作品:トランスフォーマー 2007年8月4日より全国にて公開©2006 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTSトランスフォーマー/リベンジ 2009年6月20日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開■関連記事:前作から“変身(=トランスフォーム)”?シャイア・ラブーフが明かす成長の軌跡『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?【ハリウッドより愛をこめて】クリス・ブラウン、女性保護団体からの脅迫にパニック?ミーガン・フォックス「私はジェニファー・アニストンじゃない!」『トランスフォーマー/リベンジ』特製USBハブを1名様にプレゼント
2009年06月18日