みなさんも、気になっている男子と遊びに行こうと思っても、「じゃあ今度行こう!」と、「今度」とか「いつか」の約束をするのがやっと、ということはありませんか?「今度」っていつくるんだろう・・・・・・?って苦しいし、でも、どうしたらいいのかわかりませんよね。だったら、ちょっと力技ではありますけど、「今度」を実現させちゃいましょうよ。一回でも会えば、「この子いいな」って思ってもらえるチャンスはあるけど、「今度」のままなら、それもできませんから。そこで今回は、20代女子20人と一緒に「『今度飲みに行こうね~』を実現させる方法」について聞いてみました。■1.「ここ行きたいの!」「私だったら、『ここのお店行きたい! 予約していい?』って強引に言っちゃうかな。それで断られたら、もうどうやっても無理かと(笑)」(大学生/21才)「今度ね」ってことは、正直自分と飲みに行きたいって本気では思ってないってこと。それは受け入れないといけません。そのくらいの気持ちなのに、向こうから積極的に誘ってくるのはかなり望み薄。だったら、あなたから攻めましょう。そのひとつとして、具体的にお店を提案するのは、かなりいいと思います。男子は「女子のために店選んでやるのめんどいな」って思ってる人も多いですからね。■2.4人で「あんまり乗り気じゃないってことは、私と2人きりだからだと思うの。だったら、いきなり2人きりは諦めて、ダブルデートみたいにするとかどう?」(美容師/25才)2人きりよりも、3、4人のほうが男子もプレッシャーが少なくて済みますし、「あいつ来るなら行きたいかも」ともなりやすいです。数の力ですね(笑)。■3.突然誘う「意外に、『今日の夜空いてる?』とか言う突然の誘いも有効だと思うよ」(営業/24才)たしかに、「この子で、週末の予定一日潰すのはもったいない」と思われてるから、「今度」なのかも。だったら、平日夜とかに突然誘うのはありかも。「今日夜、暇だわ」ってことはけっこうありますからね、人って。■4.誘い続ける「持久戦はどう? 何回もダメ元で誘い続けると、『そろそろ行ってあげないとまずいな・・・・・・』ってなって、来てくれるときあるよね」(薬局/26才)これもなかなか強引です。でも、男子の「悪いな」って気持ちをうまく利用して最終的にはデートにこぎつけられるいい方法ですね。■5.「◯日ヒマ?」「日付だけ言って、その日がヒマかどうか先に聞くの。正直、ルール違反に近い方法だけど、なにもせずに諦めるよりマシじゃない?」(営業/23才)たしかにこれは、かなりズルい方法。「ヒマだけど、なに?」と言ったあと、「2人で飲もう!」と言われて断るのはほぼ無理ですからね。でも、この子が言うように、諦めるよりは悪あがきです!■おわりにどうでしたか? 「今度行こうね~」はかなり微妙なライン。脈アリと脈ナシの瀬戸際です。でもだからこそ、あなたの頑張り次第とも言えますね。失敗をおそれず、チャレンジしてみましょう。それでダメなら、完全燃焼できますから。(遣水あかり/ライター)(平尾優美花/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年08月27日横浜高島屋が、遠藤湖舟の写真展「天空の美、地上の美。-見つめることで『美』は姿を現す-」を7月29日から8月10日まで開催する。同展では星々から身近なものに至るまでの「美」を見つめ、撮影した作品約130点を展示。大判アクリル作品(高さ1.8m/幅2.7m)や、大判プリント作品(高さ1.5m/幅2.2m)のほか、屏風や掛け軸、映像などの手法を使い作品を立体的に構成した体感型写真展となっている。また、風に揺れる水面を写した、遠藤氏の代表作である「ゆらぎ」シリーズも展示される。遠藤氏は同展の開催に合わせて、横浜みなとみらいで「ゆらぎ」新作を撮影。横浜ならではの大観覧車のイルミネーションを映した同作品は、横浜高島屋のみでの限定展示の予定だ。同展は15年3月より、日本橋高島屋、京都高島屋、大阪高島屋を巡回しており、横浜高島屋でファイナルを迎える。初日である29日の11時と14時からは遠藤氏によるギャラリートークが開催される。【イベント情報】遠藤湖舟写真展「天空の美、地上の美。-見つめることで「美」は姿を現す-」会場:横浜高島屋ギャラリー8階住所:横浜市西区南幸1-6-31会期:7月29日~8月10日時間:10:00~19:30※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般 800円、大学・高校生 600円、中学生以下は無料
2015年07月26日セガより2014年12月に発売されたPlayStation3向けRPGゲーム『シャイニング・レゾナンス』に登場する、「エクセラ・ノア・アウラ」がフィギュア化され、2015年11月にコトブキヤより発売されることが決定した。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中で、価格は12,960円(税込)。エクセラ・ノア・アウラは、主人公たちの前に立ちはだかるロンバルディア帝国の皇女で、七つ目の竜刃器・龍吼魔笛グラビネットを使う竜奏騎士(ドラグナー)。昨年冬に発売された『シャイニング・レゾナンス』から早くも商品化され、黒と白を基調とした巨大な鎧に身を包み、颯然と相手を見据えた姿のフィギュア化となる。実際のフィギュアでは、柔らかくなびく銀髪の軽やかさ、グラビネットの両端に設えられた鉱石の透明感と硬質感にクリア素材を使用し、それぞれの肌合いに適した塗装を施すことにより表現。竜の表皮を想起させる硬質的な装甲と、大きな柔らかいドレスフリルのコントラストが特徴的な鎧は、デジタル造形を採用して複雑なパーツ構造を再現しているという。デリケートなラインは手作業にて調整を繰り返し、シャープな中に女性らしさを含んだデザインに。また、設定上で材質の違う部分にはそれぞれの質感に相応する塗装を施すことにより、造形そのものの複雑なラインと共に、更なる圧倒的な存在感を醸し出している。商品価格は12,960円(税込)で、現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年11月を予定している。(C)SEGA
2015年06月17日トヨタ自動車は2日、7~8人乗りのミニバン「ノア」に特別仕様車「X"Delight Plus"」を設定して発売した。X"Delight Plus"は、ノアの「X」グレードをベースに、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア、リヤオートエアコン、スマートエントリーシステム、盗難防止システムを特別装備したほか、スーパーUVカットグリーンガラス(フロントドア)を採用するなど、快適性と利便性を向上させたうえで、買い得感のある価格設定とした特別仕様車。外板色にはスタイリッシュな印象を付与する特別設定色「アイスチタニウムマイカメタリック」を含む全4色を設定している。ノア特別仕様車X"Delight Plus"の価格は、2.0Lガソリンエンジン+Super CVT-i搭載車が255万8,058円~279万4,629円、リダクション機構付のTHS IIを採用したハイブリッド車が300万5,486円(いずれも税込)。
2015年04月02日デートは張り切るのに、同性の友達との約束は平気でドタキャンする人、いませんか?突然「ごめん!やっぱり明日の約束なしで!」なんて言われたら、頭にきますよね。こんな経験が筆者は何度もあるのですが、逆にドタキャンをしてしまう人は、一体どれくらいいるものなのでしょうか?気になって、アイブリッジ株式会社の『簡単アンケート』で調査してみました。30代の男女100人に質問したところ、なんと12人は「ドタキャン経験あり」と回答!やっぱり意外と経験者はいるんですね……。大体10人に1人とは多いですよね。そこで今回は、アンケート結果と一緒に、自分自身がそんなドタキャン野郎にならない方法についてご紹介したいと思います。■ドタキャンの理由は“体調不良と金欠”だった!100人中12人のドタキャン経験者にその時の台詞を聞いたところ、主に体調不良と金欠を理由に断っていました。「“頭痛がひどくて……。ごめんね、また今度遊ぼう”と言ってしまった」「“ごめん、何か体調悪い”の一言」「風邪ひいたふりと、ありもしない法事を理由に断った」「素直に“金欠だ”と伝えた」「パチンコで負けて貧乏になったから」「“お金がないから”と言いました」体調はまだしも、金欠ってひどいですよね!こんなことを続けていたら、友達をなくしそうです。独身であれば、将来きっと結婚式に呼ぶ人がいなくて困ることでしょう。■金欠で友達との約束を断らなくて済む方法5つそれでは、事前に預金残高を確認しておらず「明日の約束、やっぱり行けない!」とならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?筆者は、ファイナンシャルプランナーでも瀬戸内寂聴先生でもありません。下流社会の申し子ですが、質素倹約を心がけて生きてきた見地から、お金の使い方アドバイスをお送りしたいと思います。(1)基本的に肉は鶏肉にする鶏むね肉だと100gは48円。もも肉でも100gは80円くらいで買えます。牛とか豚とか忘れてください。節約の定番です。(2)物は買わない・置かない・貰わないようにする筆者にはコレクション癖があります。こいつと戦うのは厄介です。極力買わないことです。部屋が狭くなります。貰うのも危険です。貰った物を処分するのにも意外とお金がかかりますので……。物が少なければ、引っ越し時に業者を呼ばずに済みますよ。(3)転売グセ・差し上げグセをつける基本、読み終わった本はアマゾンへ出品。要らない物はヤフオクやリサイクルショップへ。欲しがる人に差し上げるのもいいでしょう。後者はもれなく信頼度が上がります。(4)家で呑んで、食べるようにする外食は禁物です。筆者、飲食業の経験もありますが原価計算したら、家で作った方がコスパがいいです。お店に行くのは友達と行く時くらいにしましょう。案外、おいしいものはクックパッド見れば簡単に作れてしまいます。(5)副業を一本やってみる筆者は副業オタクで、ネット転売、飲食店の覆面調査員、懸賞、NAVERでまとめ作り、株式投資、Webライターなど本業以外(むしろ本業がない/笑)で小銭を稼いでいます。本業以外の収入のおかげで地獄に仏なんてことはよくあります。おおよそ30年目に達する筆者ですが年収300万円を超えた事なんかありませんし、これからもそんなに変わらないでしょう。それなら今の生活水準を維持したままで、友達と遊べる時間があるほうが幸せと考えるほうがずっと建設的。人生を楽しむために、友人の存在も必要です。ぜひ上記の方法でドタキャンを防止してくださいね!(文/西山雄貴)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年12月15日(月)調査対象:全国30代の男女100名
2015年02月16日中華人民共和国は2014年11月21日、地球観測衛星「快舟二号」を搭載した「快舟」ロケットの打ち上げに成功した。快舟ロケットは昨年9月25日に、1号機が突如として打ち上げられ、以来その正体をめぐって、さまざまな憶測がなされてきた。衛星の快舟二号もまた同様に、昨年快舟ロケットの1号機で「快舟一号」が打ち上げられ、今回がその2機目となるが、やはり当初は謎に包まれていた。本稿は、公開されている情報などから、快舟ロケットと、快舟一号、二号の正体を推測したい。○彗星の如く現れた快舟ロケットと快舟一号快舟ロケットが初めて打ち上げられたのは、2013年9月25日のことだ。このとき、打ち上げ前はもちろん、打ち上げ後も、中国はその姿かたちや性能については、ほとんど明らかにしなかった。だが「謎のロケットが打ち上げられるようだ」という情報は、打ち上げの3日前である9月22日に、中国の宇宙開発ファンらによって知られてはいた。きっかけとなったのは「NOTAM」だった。NOTAM(ノータム)とは、通常、ロケットの打ち上げを行う際に発行される航空情報のことで、そのロケットが飛行する経路と時間などを通知し、その周辺を飛行する予定の航空機などに注意を呼びかけるものだ。NOTAMは中国に限らず、どこの国のロケットの打ち上げでもほぼ必ず発行され、また発行しなくてはならないと国際的に定められてもいる。この快舟ロケットの打ち上げも、中国当局によってNOTAMが発行されていた。だが、それを見つけた宇宙開発ファンは、あるおかしなことに気がついた。くだんのNOTAMが示していたのは、「9月25日の昼ごろ、ある2箇所の区域への進入を、高度を問わず制限する」ということであり、これは酒泉衛星発射センターから南の方角にロケットを打ち上げた場合に、ブースターや第1段、第2段、フェアリングなどの投棄物が落下する場所だと解釈することができる。しかし妙なことに、発射センターに一番近い落下区域が、センターからわずか170kmほどしか離れていなかった。酒泉衛星発射センターからは通常、「長征」というロケットが打ち上げられている。長征ロケットにはいくつか種類があり、その中で打ち上げ後にもっとも早く地上に落下するのは、長征二号Fロケットのブースターだ。だがそれでも、発射センターから300kmから400kmほど離れたところに落下する。つまりくだんのNOTAMは、長征ロケットではない、より小型の衛星打ち上げ機やミサイルの打ち上げのものであるということを示していた。実は、このようなNOTAMが発行されたのはこのときが初めてではなく、2012年3月16日にもよく似た内容のものが出されていた。このときは酒泉衛星発射センターから南に約130kmの区域に第1段か、もしくはブースターが落下すると見られ、そしてやはり「長征にしては落下地点が発射センターに近すぎる。小型ロケットの打ち上げではないか」と話題になった。しかし、打ち上げ予定日である17日を過ぎても何の発表もなく、また軌道上に新しい物体は確認されなかったことから、打ち上げが中止になったか、あるいは失敗したか、はたまた軌道には乗らない弾道飛行だったかと様々な見方が出されたが、当の中国自身は沈黙し続けたため、結局現在に至るまで謎のままである。だが、2013年9月のときは、NOTAMの通知通りロケットが打ち上げられ、衛星も軌道に投入された。中国政府や国営メディアは「小型ロケット『快舟』によって、災害観測を目的として人工衛星『快舟一号』の打ち上げに成功した。データは国家リモート・センシング・センターによって利用される」と短く発表したのみで、ロケットや衛星の写真や性能などは明らかにされず、より多くの謎を残すこととなった。○快舟一号快舟一号が打ち上げられたのは、北京時間2013年9月25日12時37分(日本時間2013年9月25日13時37分)のことで、つまりまさにくだんのNOTAMの告知通りの打ち上げであった。打ち上げ成功が発表されたのは、その約30分後のことだった。さらにその後、米戦略軍が運用する「宇宙監視ネットワーク(SSN:Space Surveillance Network)」は、軌道上に快舟一号と思われる物体を検知し、その日の夕方ごろにはCelesTrakやSpace TrackなどのWebサイトを通じて軌道要素が提供され始めた。それによれば快舟一号は近地点高度276km、遠地点高度293km、傾斜角96.65度の軌道を回っているとされた。この軌道は地球観測衛星としてはやや低く、放っておくと大気の抵抗で軌道が下がって大気圏に再突入してしまう。その後9月27日に、快舟一号は近地点高度299km、遠地点高度306kmの軌道へ乗り移ったことが確認され、快舟がスラスターを装備していること、そしておそらく今後も定期的に軌道を補正し、長期間に渡って運用し続ける意図があることが推定された。多くの専門家は、快舟一号は実態は軍事衛星であると疑い、その姿かたちが明らかにされないのと同様に、撮影された画像も出てくることはないだろうと見ていた。だが予想に反し、早くも10月には快舟一号が撮影した画像が一般に公開された。また2014年3月27日には、この月の8日に消息不明となったマレーシア航空370便の捜索のため、消息を絶ったと思われる海域を撮影した画像が公開されている。画像は電子光学センサ(デジタルカメラ)によって撮影されたもので、分解能は1mほどであった。この数値は、昨今の地球観測衛星の性能と比べると高いとはいえないが、災害観測の場合、ある特定の地域の詳細な画像を撮影するのであれば航空写真の方が手っ取り早く、逆に衛星は広範囲を撮影する方が適しているため、そもそもそれほど高い分解能は必要ない。画像が公開されたことで、中国の発表通り、災害観測を目的とした衛星であることが証明された。もちろん、だからといって軍事目的という側面を持っていることを否定するものではない。結局は衛星の画像をどう使うかという話であり、中国にとっては、むしろ軍事目的に使わない方が妙な話だ。快舟一号の開発はハルビン工業大学が担当したとされ、同大学のWebサイトでは、快舟一号の打ち上げ成功を祝う記事が大々的に掲載された。もっとも、衛星の写真や詳細なスペックは明かされていない。いわゆる「大学衛星」ではあるが、ハルビン工業大学は中国人民解放軍と距離が近く、軍事関連の研究開発を行っていることが知られており、その点でも快舟一号が軍事目的という側面を持っている可能性は大いにあろう。ハルビン工業大学は過去に試験一号と試験三号という、質量200kgほどの小型衛星の開発を手がけており、試験一号は2004年に、試験三号は2008年にそれぞれ打ち上げられている。特に試験一号は地球観測衛星であったとされ、その成果が快舟一号の開発に役立てられたことは想像に難くない。この間、快舟一号は定期的に軌道を上げており、2014年12月現在もまだ活動しているようだ。ただ、軌道の上がり方を見る限り、推力の大きな通常の化学スラスターを用いていると思われ、また快舟一号が比較的小型の衛星であることを考えると、おそらくそう遠くないうちに燃料がなくなり、運用を終えるものと思われる。(次回は12月20日に掲載する予定です)参考・・・・・
2014年12月19日映画の中に登場する猫に注目して、作品の見どころや猫ポイントと共にご紹介するこのコラム。今回ご紹介するのは、日本映画『 舟を編む 』(2013年)。辞書作りに情熱を注ぐ人々の姿をあたたかなタッチで描くヒューマン・ドラマです。◆あらすじ大手出版社、玄武書店に務める馬締(マジメ)光也は、言葉に対する並はずれた感性を買われて辞書編集部に配属されます。携わることになった「大渡海」は、略語や若者言葉も取り入れた、今を生きる人のための生きた辞書。ベテラン編集者や老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男など、個性派ぞろいの辞書編集部の面々と共に辞書作りに励むマジメでしたが、ある日、大家さんの孫娘で板前修業中の美女・香具矢(カグヤ)に出会い、ひと目惚れします。マジメは、言葉のプロでありながら、好きな人への言葉がみつからず悩むのですが…。◆一生の仕事と恋 主人公の成長に注目原作は本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの同名小説。辞書を舟に見立て、編集作業を編むと表現するセンスがステキです。言葉という大海原に舟を漕ぎ出すイメージが湧いてきませんか?主人公のマジメは、その名のとおり真面目人間で、かなりの変わり者。人と接することが苦手だった彼は、辞書作りという一生の仕事にめぐり合い、本物の恋に出会うことで、やがて、人ときちんと向き合える頼れる編集者になっていきます。映画はコミカルな成長物語になっていて、松田龍平さん演じる主人公の、不器用だけど一生懸命な生き方が魅力的です。辞書編さんは完成するまでになんと15年! 24万語収録の辞書を作り上げるという、気が遠くなるような作業は、途中で会社の方針が変わって辞書作りに暗雲が立ち込めたり、一緒に頑張ってきた仲間を失ったりと、さまざまなドラマが。辞書作りのノウハウの裏話が、これまた面白い! 何より「言葉は人をつなぐ」という大切なメッセージは、しっかりと心に残ることでしょう。静かな感動を呼ぶこの秀作は、第37回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞ほか、最多6部門を受賞しました。◆この映画の猫ポイントはここ!人付き合いが苦手な変人のマジメの親友は、学生時代からずっと住んでいる古いアパートに住み着く茶色のトラ猫。トラさんと呼ばれるこの猫は、飼われているのか、近所の猫なのか、はたまたノラなのかは不明です。でも、マジメが一目ぼれするカグヤとの出会いのきっかけがこのトラさんなんですから、かなりの重要キャラといえますね。マジメの部屋での、編集部の仲間が集まる飲み会でも、さりげなく仲間に入っていたりするトラさん。“もの言わぬ最高の友”というスタンスが、いかにも猫らしいじゃありませんか!その後、マジメとカグヤは結婚。12年後にトラさんによく似た子猫が現れた時、二人は「トラさんそっくりね」「トラさんの孫かも」という会話を交わし、その子猫を飼うことに。トラじろうと名付けました。マジメの成長と、長い長い辞書作りには、いつも茶トラ猫が静かに寄り添っています。不器用な親友をそっと応援しているかのようでした。===================「舟を編む」DVD&ブルーレイ発売中通常版DVD:3,800 円(税抜)/ブルーレイ:4,700 円(税抜)発売元:アスミック・エース/販売元:松竹 (c)2013「舟を編む」製作委員会
2014年11月30日前回 に引き続き、今回も約束の時間に間に合わないときに活用できる表現方法を紹介していきましょう!■1.あえて絵文字は使用しないいつも彼に送っているような絵文字やスタンプをたくさん使った内容だと、彼から「なんだ、余裕あるじゃん」と思われてしまうかもしれません。少しでも早く待ち合わせ場所に行こうとしているのを伝えたいなら、「もうすぐ着くから」「ごめん」などの、シンプルな内容の方が良いと思います。■2.「次は絶対遅刻しないから!」「今度のデートは絶対遅れないから」と、次のデートの予定を伝えることで、彼の怒りも収まってくるはず。特にこの内容が有効なのは、まだ交際はしていない彼。次回デートが可能なこと、自分のことに好意を抱いてくれていることが分かり、イライラが喜びに変わってくるでしょう。ただ、こう言ったからには、次のデートはなるべく早めに家を出て、彼よりも先に到着しておくことが大切。次回のデートも遅刻してしまうと、どんな理由があったとしても、あなたの信用は無くなってしまい、せっかくの関係が終了してしまう可能性があるでしょう。時間に余裕を持った行動が、好感度アップの秘訣です。■3.「昨日なかなか寝れなくて…」「今日のデートが楽しみすぎて」「オシャレしたくて服選びで困ってて」など、彼に対する愛情を持っていることを言い訳とするのも1つの手です。また、お昼ご飯を挟む時間帯のデートなら、お弁当を理由にするのも良いかも知れません。「実は内緒でお弁当作ってたんだけど…」と、手作り弁当の写メを送っておけば、それ以上怒りが積もることはありません。逆に「俺のために頑張ってくれたんだ」と感動し、あなたへの愛を再確認するきっかけになるはず。彼の好きな物を作ったり、男性の好きな定番料理の唐揚げや卵焼きなどを入れておけば、きっと会ってからも彼の心はウキウキしているでしょう。いかがでしたか? 長々と言い訳するよりも簡潔に、そして彼への愛情が伝わるような言い方をしたほうが、怒りの限度を最小限に抑えることができると思います。せっかくのデートがケンカに発展しないためにも、デートを楽しみにしていたこと、彼への気持ちは確かだということを、メールで事前に伝えておきましょう。やむを得ない理由で遅刻してしまうこともあるはず。そういうときにも有効なので、これらの表現方法を覚えておいてくださいね!
2014年09月12日公開中の映画『ノア 約束の舟』にエマ・ワトソンが出演している。彼女が演じた女性イラは映画の題材になった聖書には登場しないが、ワトソンは演じる上で「迷いはなかった」と振り返る。その他の写真本作は、堕落した人間を滅ぼすために地上からすべての生きものを消し去ることを決めた神の声を聞いたノアが主人公で、彼はすべてを飲み込む大洪水に備えて巨大な箱舟を作ろうとする。ワトソンが演じるイラは聖書には登場しない映画オリジナルのキャラクターだ。「彼女がどういう女性なのか、私にはまったく迷いはありませんでした。すぐに彼女を理解できました。いろいろな意味でイラはシンボルであり比喩なんです。この世には他人の長所が見える人と見えない人とがいます。イラはどんなときも希望を見出すし、他人や人間の良いところが見える人です。それがこのストーリーの重要な部分になっています。人間というものは本来邪悪なものなのか、あるいは欲深くならないことはできるのか、本当はもっと利他的なのだろうか、という問いかけの中で彼女が大きな部分を占めているんです」。イラはノアの養女として穏やかに成長するが、やがて“ある出来事”を巡ってノアと対峙する。ラッセル・クロウとワトソンの緊張感あふれるやりとりは本作でも大きな見どころのひとつだ。「ラッセルは、自分が完全に理解し信じているセリフ以外は口にしません。納得がいかないことを、それでよし、としてしまう人ではないんです。彼はとても細かいところまでこだわります。本気で取り組んでいるんです。適当に済ませてしまうなんてことはありません。とても尊敬すべき演技への取り組み方です。でもその一方で、ものすごく優しい面もあります。最初、私は彼に会うことにかなり気後れしていましたが、実際に会ったら、とても思いやりのある人でした」。撮影では聖書に記載されたサイズ通りに巨大な箱舟が建てられたが、特殊効果が追加され、編集されて完成した作品に彼女は「本当に驚いた」という。「どう説明していいのかわからないけれど、とにかく今まで見たこともない映画だとしか言いようがありません。前例のない作品なんです。“なぜ今、ノアなのか?”というと、物事には波があるからでしょう。どういう理由にしろ、今、人々が語りたい、あるいは聞きたい、と思っているのがこういう物語なんです。将来、映画史の研究家が今の時期を振り返ったら、私たちの文化がなぜこうした古い物語を求めたのか、子どもの頃に初めて聞いた物語にまた戻らなければいけなかったのか、という理由がきっとわかるんじゃないでしょうか」。『ノア 約束の舟』公開中
2014年06月18日『ハリー・ポッター』のハーマイオニー・グレンジャー役で知られる女優のエマ・ワトソンがこのほど、ラッセル・クロウ演じる主人公ノアの養女役で出演した『ノア 約束の舟』(6月13日公開)への思いや自身の役柄について語り、本作のラブシーン映像も公開された。ダーレン・アロノフスキー監督が「『ハリー・ポッター』での少女のイメージではなく、一人の女性として見せたかった」と話しているように、本作で大人の女性の一面を見せているエマ・ワトソン。自身の役柄について「ノアの一家が、廃墟となった難民収容所を通りかかった際に見つけた少女がイラです。戦争の被害者でひどいけがを負っていて、背負ってゆかねばならないのにも関わらず、ノアは彼女を助けることにします」と説明し、「ノアとイラの間には強い絆があり、お互いに相手のことを心から大切にしていることが伝わってきます」と加えた。また、本作の撮影は「今までの中でダントツの大変さでした」と告白。「テーマとしても、例えば、もうすぐ世界は終わると今聞かされたらどんな気持ちになるか、というようなものでしたし。どうしたらそれをちゃんと演じられるだろうという感じでした」と難しさを語った。続けて、「どんな演技をしても、スケールが足りないんじゃないかという感じでした」と振り返り、「『この演技はオーバーなんじゃないかな』と思うことがありましたが、あれだけのスケールに支えられていると、やり過ぎるということはないんです。とにかく全力でいちかばちかやってみるしかないんです」と全力で挑んだという。そして、「予告編が公開されないうちから、この作品に関しては論議が起きていました。というのも、分類するのがとても難しい映画だからです。ただの聖書を題材とした作品ではないし、ただのアクション映画でもない。一つのカテゴリーにきっちりおさまる作品ではないんです」ということにも触れ、「でもそこがエキサイティングなんです。すべてを包括しているから」と魅力を語った。さらに、「聖書を題材とした作品が作られたのは50年ぶりなので、ノアの物語を熟知し愛している、さまざまな宗教の人たちが『やっと誰かが作ってくれた。私たちの信仰に関わりのある物語を映画館で楽しむことができる』と思ってくれるはずです」と期待。「学校を卒業したばかりの若い人たちにも見てほしい。ジェームズ・キャメロンの『アバター』に心から共感し支持した若い人たちは、この作品を理解してくれるはずです」と若い世代にも呼びかけた。
2014年06月09日インペリアル・エンタープライズは、麦わらの一味が誇る剣豪ロロノア・ゾロのオフィシャルライセンスウォッチ<剣豪の記憶(けんごうのきおく)>の限定予約を、同社オンラインショップ「PREMICO(プレミコ)」ほかにて、2013年11月11日より開始。また、それにあわせ、11月11日が誕生日であるロロノア・ゾロを祝う「ハッピーバースデー! ゾロ!」を11月11日限定で実施する。本物志向のワンピースファンにおくる高級ライン「ワンピース・プレミアムコレクション」から、いよいよ剣豪ロロノア・ゾロの新作オフィシャルライセンスアイテムが登場。静かに闘志を燃やすゾロの心意気を、我がものと感じられる天下無双のこの本格派ウォッチは、しゃれた色づかいが印象的なメタリックグリーンの文字盤に、ゾロの海賊旗や、三本の愛刀の鍔を配したスタイリッシュなデザインで、盟友くいなとの誓いや、鷹の目ミホークとの激闘など、"和道一文字"を模した秒針が時を刻むたびに、不屈の信念に貫かれた男の生き様が、数々の名場面とともに心によみがえる!この「オフィシャルライセンスウォッチ<ロロノア・ゾロ 剣豪の記憶>」は、限定9,999点のみの発売で、価格は29,300円。クールな銀色のメタルバンドとシックな黒の革ベルトといった2つのバンドタイプが用意される。○ゾロの誕生日をみんなで祝おう11月11日はゾロの誕生日。ということで、「オフィシャルライセンスウォッチ<ロロノア・ゾロ 剣豪の記憶>」の発売を記念して、ゾロの誕生日を祝う「ハッピーバースデー! ゾロ!」が11月11日限定で実施される。本イベントは、Twitterで「@iei_premico」をフォローし、専用ハッシュタグ「#おめでとうゾロ」を入れて、誕生日を迎えたゾロへのお祝いコメントをツイートすると、抽選で15名にオンラインショップ「PREMICO」特製QUOカード(500円分)がプレゼントされる。ゾロの誕生日である11月11日限定なので、お見逃しなく。「オフィシャルライセンスウォッチ<ロロノア・ゾロ 剣豪の記憶>」ならびに「ハッピーバースデー! ゾロ!」に関する詳細は、特設ページをチェックしてほしい。(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
2013年11月11日付き合った当初は、男女ともにいろんな約束をしますよね。毎週日曜日は、ちゃんとデートしようねとか、週に1回はHしようねとか。でも、付き合いが長くなってくると、ある種の約束事は、男にとって「ウザイな・・・・・・ぼちぼち約束を破棄してほしいな」と感じるものに変わることもあります。取材をしているなかで、比較的多くの男性が「これNG」と述べていた「女性との約束」を5つご紹介しましょう。■1.「毎晩オヤスミメールしてね!」ウザイ以外のなにものでもなくなります。第1に、男はそこまでマメではない。第2に、男は毎日「オヤスミ(ハートマーク)」などと言わなくても、彼女のことを愛している。言葉で愛を確認したがる女性と、言わなくてもわかるだろ、という男の攻防戦になるということでしょう。■2.デートは毎回おしゃれスポットで男性のなかでも、雑誌やテレビで取り上げられているおしゃれスポットでデートしたがる人もいるかとは思いますが、わりと多くの男性は「べつにいつもの居酒屋デートでもいいし」と言っていました。「べつに居酒屋でいい」というよりも、いつもの居酒屋のほうが落ち着くのが男性心理ではないかと思います。雰囲気が落ち着くし、なにより予算の心配をしなくてすむからでしょう。■3.毎週の休日の外出デートお休みの日くらい、人ごみのなかに行かず、家でのんびりしたいんですよね。ゲームをするとか、ゴロゴロするとか。男は、原宿でパンケーキを食べたくもないし、渋谷で並んでまで映画を観たくないのでしょう。■4.「儲かったらアレ買って」付き合った当初、「儲かったらルイ・ヴィトンのカバンを買ってよ!」「うんいいよ!」なんて約束をしていても、ちっとも買ってくれない男性っていますよね。あれ、別に儲かっていないわけではないのです。儲かっていない男もいるかもしれませんが、そのうち「買わなくても愛していることを感じろ」という感覚に変わっていくのかもしれません。こういう男、生意気なんですかね?■5.「毎回ちゃんと満足させてよね」これはウザイと思う男性と、ベッドの上で女性を満足させることに無常のよろこびを感じる男性に二分されるかもしれません。Hに関して、男女どちらが体力があるかと言えば女性であることもありますよね。「体力(重たいものを持つなど)」は男性のほうがありますが、Hの体力に関しては、男性はある年齢をさかいに、衰えてくることもありますし、若い男性でも「タンクが空になれば、無用の長物(?)と化す」ということもありますよね。「何回もがんばったのに、まだがんばるの?・・・・・・オレもう無理・・・・・・だってもう朝の4時じゃん」こう思う男性もいるということです。■おわりにいかがでしたか?結婚前に、女性が満足するようなデートを重ね、会えない夜はおやすみメールを迫る。こういうところから、男性が疲弊してきて、結婚にたどり着かない・・・・・・というような残念な結果にならないためにも、多少、男性の意見を取り入れつつ、お付き合いしてみたらいいかもしれませんね。(ひとみしょう/ハウコレ)
2013年04月27日今年30歳を迎える松田龍平が石井裕也監督との初タッグで主演を務めた『舟を編む』が先週公開になった。本屋大賞を受賞した三浦しをんの人気同名小説を原作に、15年もの歳月を費やして辞書を編纂する人々のドラマを描き出す本作。『まほろ駅前多田便利軒』に続く三浦作品出演となった松田と初めて小説の映画化に挑戦した石井監督。ふたりに話を聞いた。その他の写真本作のオファーについて「すでに松田さんの主演は決まっていたので『ふたりでやってみろ』というお題を与えられたものだと解釈しました」と語る石井監督。その言葉通り、時に激論を交わしながら二人三脚で主人公の馬締(マジメ)を作り上げていった。これまで演じてきたどの役ともタイプが違う馬締という男について松田は「熱い思いを持っているけど伝え方が分からない。エンジンはかかっているのにアクセルの踏み方が分からなくて、下宿先のタケばあさんに背中を押してもらったら、今度は急発進したりする(笑)」と分析する。松田にとって同い年の監督との現場は初めて。「石井監督は本当は他の俳優さんに言いたいのに言えなくて、僕にダメ出しをしてくることもありました。『馬締のせいでやりづらかったですか?』とか言ったりして(笑)」と冗談交じりに語るが、ふたりで試行錯誤を重ねながらキャラクターを作り上げていく作業を楽しんだよう。石井監督は「誤解ですよ」と苦笑しつつも「もちろん、お友達ではないので仲が良いと言っても踏み入っちゃいけない距離感もある。でも一緒に戦うという気持ちと方向性は共有できてたし、それで十分だった」と手応えをうかがわせる。馬締たちが1冊の辞書作りに費やした時間は15年。松田がデビューしてからこれまでの時間よりもさらに長いことになる。松田は馬締らの生き方に「『これだ』と言い切る強さ、かっこよさを感じるけれど、自分にそれができるかと言われたら難しい。僕自身は“好きな言葉”や“映画ベスト3”でさえも選べないので(笑)」と憧憬をにじませる。だからこそ「辞書作りは人間が人間である希望だと思う」とも。「人と繋がりたい気持ちや他人を知りたいという気持ちからこれだけ多くの言葉が生まれたと思うと、人間は希望にあふれているなと感じる。YESかNO、好きか嫌いで済むはずなのに、そうではなくて『限りなく好きだけど少し嫌い』みたいな思いを伝えるためにまた新しい言葉が生まれる。そういうことを考えた現場でした」。デビューからこれまでの時間を「ここまでの十数年があったのでいま、ここにいるというのを改めて感じますね。これまで出会った人との繋がりというのを意識するようになりましたし、ひとりでは戦うことはできない。一緒に戦ってくれる人たちがいることの喜びを感じます」と振り返り、いまを見つめる。「小さい頃は30歳には悟りを開いていると思っていましたが、大して変わっていない(笑)。このまま行くのかな? と感じつつ、このまま行ってなるものかという思いで生きていきたい」と静かにうなずいた。『舟を編む』公開中
2013年04月16日三浦しをん氏のベストセラーを映画化した『舟を編む』が13日、全国で封切られ、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで主演の松田龍平をはじめ、共演する宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、伊佐山ひろ子、小林薫、メガホンを執った石井裕也監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真映画は松田演じる言葉への熱い思いを秘める主人公・馬締(まじめ)をはじめ、個性的な面々が15年もの歳月を費やして、新たな辞書「大渡海」の完成を目指す姿を描き出す。あいさつに立った松田は「初日に足を運んでいただき、感謝の“言葉”しかないです。すごくうれしいです」と感激した様子。「観れば観るほど、味が出る映画」だと本作をアピールした。言葉がテーマの本作にちなみ、松田は「楽しむ」を好きな言葉に挙げ、「僕は結構、緊張しがちな性格なので、何でも楽しくやりたいなと。今日は映画を観てくれた方との舞台あいさつなので、楽しいです」。一方、馬締が一目ぼれする板前・香具矢を演じた宮崎は「“おもてなし”という言葉が好きですね。やり過ぎるのもいけないし、バランスが難しいので、その分楽しいです」と板前という役柄にぴったりの言葉をチョイスしていた。また、オダギリは「今日はジャッキー・チェンさんの映画( 『ライジング・ドラゴン』)も公開されるというのに、こちらを選んでいただき、ありがとうございます」と冗談まじりにあいさつし、松田と宮崎も思わず苦笑。個性豊かなキャストがそろった現場を、石井監督は「皆さん個性的な役者さんで、言い方を変えれば“変わっている”。でも変わっているからこそ魅力的だし、瞬間的に皆さんの演技が同じ方向に向かう瞬間が、そばにいる監督として楽しかった」と振り返っていた。『舟を編む』公開中
2013年04月15日声優として参加した『おおかみこどもの雨と雪』に続き、今回の『舟を編む』でも共演した宮崎あおいは彼女のことを「真面目だけど毒がある」と評した。残念ながらこのインタビューで彼女がその内に秘めた(?)“毒”を吐き出すことはなかったが、“華(はる)”という名前そのままのどこかフワりと柔らかい空気の中から、時折、ほとばしるような芝居への熱い思いを覗かせる。二十歳のときに演劇界の天才・野田秀樹のワークショップに参加し、オーディションを経て舞台デビューしたのが3年前。続いて出演した野田作品では三人芝居で野田さんと中村勘三郎の娘役を射止め、一気に注目を浴びた。その後、映像の世界にも進出し、先ごろ放送が終了したNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演でお茶の間での認知度も一気に増した。まもなく公開となる映画『舟を編む』では、ファッション誌の担当から辞書編集部へと配属される編集者・みどりを演じている。松田龍平演じる主人公・馬締(まじめ)を中心に、たった1冊の辞書を編纂(へんさん)していく人々の15年におよぶドラマを描いた本作にあって、みどりが登場するのは辞書作りが佳境を迎えた終盤の数年のみ。しかも辞書作りの先輩として共演陣に名を連ねるのは松田さんを始め、小林薫、オダギリジョー、加藤剛ら錚々たる面々。「あの編集部に途中からどう入っていけばいいんだろう?という不安はありました…」と偽らざる本心を明かすが、その心配は杞憂に終わった。「みなさんが優しかったのもありますが、現場で強く感じたのは“個”として存在していて大丈夫な場所なんだなという空気。全体としてまとまっているんだけど、それはいい意味でみなさんが自分の時間を持っているから――。バラバラなのに何故かまとまっている不思議な現場で(笑)、スッとその空気に馴染んで楽に居られました」。花形のファッション誌から地味な辞書編集部に異動となり、当初は不満タラタラのみどりだったが、少しずつ辞書作りの面白さに惹かれ成長していく。残念ながら原作にあるみどりのエピソードの中には今回の映画ではカットされてしまった部分もあるが「変更されている部分は結構あるんですけど、テイストや方向性は変わらない。何より物語全体を通じて品を感じました」と物語の魅力を語る。「映画オリジナルの部分に関しても、原作を読んで笑ったのと同じ感覚で笑えるんです。あとはやっぱり登場するキャラクターが全員、魅力的ですね。個人的には馬締さんと香具矢(宮崎あおい)さんの関係を羨ましく思いました。馬締さんは見ていて面白いけど、コミュニケーションを取るのは大変そう(笑)。だからこそ、そんな彼をしっかりと理解できる香具矢さんてすごいなって憧れました」。“右”というたった一語をどう説明すべきかに、言葉のスペシャリストたちが頭を悩ませる。俳優にとっても言葉というのは大切な商売道具。“言葉の魔術師”とも言えるほど多彩な言葉を操る野田秀樹の薫陶を受けただけあって、以前からセリフの一つ一つの言葉に高い意識を持ってはいたが、本作で辞書の編纂に触れたことで、それをさらに高めることになったという。「野田さんは本当に言葉を大切にされる方で、意味はもちろんですが、どういう風に発せられるかまですごく重視します。今回のみどりは、そういうことをあまり考えてないので(笑)、平気で“ら”抜き言葉も使うんですが…。この作品以降、脚本を読むときにちゃんと辞書を引いてみるようになりましたね。この映画に出て、辞書というのがこんな途方もない作業でできていたのか?と驚きましたが、その言葉を使いこなすというのも果てしないことなんだなと感じてます」。まさにその言葉通り、こちらの質問に対しても一つ一つ、自分の中にある言葉を慎重に探しながら答えを紡いでいく。性格によるところも大きいのだろう。「そもそも人前で話をするのは苦手なんですが…(苦笑)」と、何とも申し訳なさそうに答える彼女がなぜ人前で演技することを生業に選んだのか?「人と何かをするというのが好きなんですね、きっと。高校で演劇をやっていた頃は、ただ漠然と好きでやっていたんです。大学を決めるときにどうしようかと考える時間があったんですが、そこで家族が『自分の好きなことをやればいいよ』と言ってくれたんです。それでお芝居を勉強するための大学に入ったんですが、そのときもまだ女優になれるなんてことは思ってなくて…。やっぱり大きかったのは野田さんのワークショップに行って、プロの現場を初めて見たことですね。どうやっていくのか?というのを漠然とではなくリアルに感じることができたので」。ごく近しい人間の目にも、役に入ったときの彼女は“豹変”しているように映るらしい。「よく言われます(笑)。初めて野田さんと勘三郎さんと一緒に記者会見に出たときも緊張して何も話せなかったんですが(苦笑)、不思議と役を通して何かを伝えたいっていうときはできるんです。自分の中ではスイッチを入れているような感覚はないんですが、見ている人からは『全然違うね』って。それはすごく嬉しいことで、自分ではない何かになって、それが誰かに伝わるってすごいことだなと感じてます」。本作の後には初めて主演を務めた『シャニダールの花』の公開も控えるなど、これからますます彼女を目にする機会が増えるのは間違いない。スクリーンや画面を通じて、ぜひとも宮崎さんが言った“毒”の部分も拝ませてもらいたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2013年04月12日2012年本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの同名小説を映画化する『舟を編む』のポスター画像が公開された。主人公を演じる松田龍平や宮崎あおいのほか、オダギリ ジョー、池脇千鶴、八千草薫、加藤剛ら豪華キャストが映し出された華やかなものとなっている。その他の画像本作は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”の製作に奮闘する編集者たちの姿を描いた人間ドラマ。辞書“大渡海”の見出し語は24万語、完成までに15年という歳月をかけて、編集者たちは言葉の海で、“辞書=舟”を“編集する=編む”という果てしない作業に取り組んでいく。このほど公開されたポスター画像には、言葉に対する天才的なセンスを見出され、編集部に異動してくる変わり者の主人公・馬締光也(まじめみつや)を演じた松田と、彼が出会う運命の女性、林香具矢(はやしかぐや)を演じた宮崎を中心に、主人公の名前にかけた「マジメって面白い」というキャッチコピーが書かれている。主人公の馬締は、不器用ながらも何事にもマジメに取り組んでいく人物で、「“真面目に頑張る”ことが“格好悪い”と捉えられがちな現代において、それこそが本作の魅力」と配給会社の担当者はコメントしている。なお、本ポスターと同じビジュアルの映画チラシは、現在、全国の上映予定劇場にて掲出・設置されている。『舟を編む』4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国公開
2013年01月23日秩父鉄道では2013年1月1日より、和船にコタツで暖まりながら長瀞(ながとろ)渓谷の冬景色が楽しめる、「こたつ舟」の運航を行う。こたつ舟は冬季限定の運行で、岩畳周辺を約20分周遊する。宝登山(ほどさん)神社への初もうでや宝登山ロウバイ園のお花見に最適とのこと。今冬は元旦から、3月3日まで運航する。営業時間は10時~15時まで(随時運航)。料金は大人850円、子ども(3歳以上)450円。荒川の渇水や強風などにより、営業を見合わせることもあり。また乗船には、救命胴衣(ライフジャケット)の着衣が必要となる。宝登山神社すぐそばの食事処「有隣倶楽部」では、お正月限定メニュー「お宝うどん」を販売する。福を招くという金箔入りの温かいうどんで、価格は750円。同店の営業時間は10時~16時。※長瀞ライン下りは2012年の営業を終了。2013年は3月上旬より営業開始予定【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月27日「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞を受賞し、いま最も人気のある作家のひとり、三浦しをんの同名小説を原作に映画化した『舟を編む』。主演の松田龍平を始め、宮崎あおいやオダギリジョーら豪華キャストが出演する本作の予告編がついに解禁となった。辞書「大渡海(だいとかい)」の変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやり取りを描き出す。言葉の海を渡るための舟(=辞書)を編む(=編集する)人々の、言葉と人への愛を謳う感動エンタテインメントとなる本作。原作は現在発行56万部を突破した三浦さんの小説が原作とあって、今回お披露目となった予告編でもゆる~い雰囲気ながらも、ふわりと切ない思いが浮かび上がる独特の仕上がりとなっている。さらに、松田さん演じる“真面目”な主人公・馬締(まじめ)の不器用ながらも苦悩し、力いっぱいにヒロイン・香具矢に告白するシーンは胸キュン必至!また、いつも奇抜なヘアスタイルでスクリーンに姿を現すオダギリさんが、西岡役で出演となった本作ではかなりノーマルなスタイルになっているのにも要注目だ。そのほかにも、先日出演が明らかとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹がチラリと登場したり、小林薫演じる疲れた雰囲気をまとう編集者っぷりがオジ専の心に刺さりそう!と、豪華で個性的なキャスト陣をしっかりと楽しめる映像となっている。まずはこちらの映像から、本作の愛すべき変わり者たちをとくとご覧あれ。『舟を編む』は、2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。© 2013「舟を編む」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2013「舟を編む」製作委員会
2012年12月26日56万部を突破した三浦しをん氏の同名小説を松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎えて映画化する『舟を編む』に、ピースの又吉直樹、麻生久美子らが出演することが発表された。その他の写真本作は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”の製作に奮闘する編集者たちの姿を描いた作品。又吉と麻生は、松田演じる変わり者の編集者・馬締光也を中心とした個性豊かな編集部のメンバーと関わる、辞書の装丁デザイナー上田役(又吉)と、『大渡海』をPRする役割を担う女優役(麻生)を演じる。さらに、編集部と共に辞書を作り上げていく登場人物として、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹の名前も発表された。読書家として知られ、執筆活動も行っている又吉は、「辞書を読むのは好きですね。家に国語辞典だけで4、5冊あります」と、広辞苑など多数の辞書を愛用する無類の本好きだという。「今のコンビ名“ピース”も、なかなか思い浮かばなかったので、カタカナ語辞典で適当に開いて指さした単語にしようと思ったら“スカベンジャー”って出て。でも意味を見たら“ウジ虫”って書いてあって、『絶対あかんやん』ってやめたんですけど」と明かす。「日常的に辞書は引いてきました」という又吉は、「辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごい面白いなと思いました。辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな、言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と語っていた。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年12月19日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。このたび本作に、無類の本好きとして知られる「ピース」の又吉直樹さんがデザイナー役で出演することが明らかになった。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から注目を集める石井裕也監督がメガホンを握る本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。松田龍平と宮﨑あおいを主演に迎え、オダギリ ジョー、黒木華、さらに渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草薫、小林薫、加藤剛などの豪華演技派キャストが集結している。今回、発表されたのは辞書「大渡海」に関わっていくことになる新たな6名のキャストたち。さらに「大渡海」のPRの一翼を担う女優を麻生久美子が演じることも決定。そして今回、辞書の装丁デザイナー・上田に抜擢されたのは、お笑い界随一の読書家として知られ、自身も執筆活動も行っているピースの又吉さん!「家に国語辞典だけで4、5冊あります。ほかに類語辞典、地名辞典とかカタカナ語辞典とか」という無類の本好きな又吉さんは、本編では「大渡海」のデザインを担当し、馬締と西岡と共同して辞書を創り上げていく役柄に挑戦している。辞書の命とも言われる紙を製作するあけぼの製紙の社員・宮本に宇野祥平、馬締たちが働く玄武書房社員の編集者に『探偵はBARにいる』などの個性的なキャラクターで人気を博している波岡一喜。「大渡海」の編纂作業でアルバイトたちの中心的役割を果たす江川、小林には、数々の映画祭に出品された『ニュータウンの青春』で脚本・監督を務めた森岡龍、そして新進気鋭の俳優・斎藤嘉樹が扮する。撮影を終えた又吉さんは「辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発で分かるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と、さらなる“本”への愛情が深まったよう。そしてテレビ東京では本作の公開を記念して、「来たれ!辞書部」の放送が決定。番組では映画と同様に辞書好きの又吉さんが出演し、ほかの共演者たちと世界に一つしかない辞書を製作していく。同番組の初回にはスペシャルゲストして松田さんも登場するのだとか。映画、テレビ放送共にそれぞれどのような辞書が完成するのか?公開が待ち遠しい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。「来たれ!辞書部」テレビ東京にて1月13日(日)より毎週日曜 深夜2:15~2:25にて放送※初回スペシャルは1月1日(火)深夜1:05~1:45に放送。■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年12月19日トヨタ自動車は25日、ミニバン「ノア」に特別仕様車「X ”G Edition”」を設定して発売した。価格は、乗車定員8名の2WD(FF)モデルが243万円、7名の2WD(FF)モデルが246万円、7名の4WDモデルが266万円。今回発売される特別仕様車は、「X」グレードをベースに”L Selection”の装備であるディスチャージヘッドランプやコンライトなどのほか、デュアルパワースライドドア(両側イージークローザー&挟み込み防止機能付)、スマートエントリー&スタートシステム、快適温熱シートおよび角度調整式アームレスト(運転席・助手席)、プラズマクラスター、リヤオートエアコンを特別装備。外板色には、特別設定色の「ボルドーマイカメタリック」を含む全5色を設定し、外装にはメッキアウトサイドドアハンドルを採用。内装は、本革巻き&黒木目調の4本スポークステアリングホイールやシフトノブをはじめ、高輝度シルバー塗装を施したドアスイッチベース&ドアハンドルベゼル(フロント・スライドドア)、ブラックのジャージ(ラグジュアリー)シート表皮を特別装備している。エンジンは2.0Lの3ZR-FAE(水冷直列4気筒DOHC)、トランスミッションはSuper CVT-i(7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付)を採用。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日2012年本屋大賞第1位に輝いた、三浦しをんのベストセラー小説を、松田龍平と宮崎あおいで映画化する『舟を編む』に、注目を集める若手女優、黒木華(くろきはる)が出演することが発表された。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、23万語におよぶ言葉の海で奮闘する編集者たちの姿を描いた物語。本作で黒木は、変わり者だが言葉を捉える才能に長けている馬締光也(松田)の部下として、辞書の編集に携わる岸辺みどりを演じる。黒木は、野田秀樹が手がける舞台で役者デビューし、2010年に上演されたNODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』では、オーディションで抜擢され、中村勘三郎と野田秀樹とともに舞台に立つなど、演劇界、映画界からの注目を集める実力派若手女優だ。最近では『おおかみこどもの雨と雪』で、少女期の雪の声を務めており、宮崎とは二度目の共演となる。本作のプロデューサーを務める孫家邦氏は「岸辺みどりは物語の中で“新しい時代の女性”を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました。黒木さんが出演した舞台でどんな人の心にもすっと寄りそってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とキャスティングの理由を語る。黒木は「岸辺みどりは自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性です。徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化をみていただけたら嬉しいです」とコメントを寄せており、黒木が本作でどのような女性像を演じるのか注目だ。『舟を編む』2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月06日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。先日、オダギリジョーが“チャラ男”役として出演することが明らかとなった本作に、いま注目を集めている新進女優・黒木華が出演することが決定した。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から一目置かれる石井裕也監督、主演に松田龍平と宮﨑あおいを迎えて映画化される本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。野田秀樹率いるNODA MAPの番外公演「表に出ろいっ!」で、中村勘三郎と野田秀樹との3人芝居で見事ヒロイン役に抜擢され、芸能界へと足を踏み入れた黒木さん。その後、『東京オアシス』でスクリーンデビューを飾り、現在公開中の『おおかみこどもの雨と雪』の雪(少女期)役で声優に初挑戦、10月1日(月)より放送開始となるNHKの連続テレビ小説「純と愛」への出演、さらには『BUNGO~ささやかな欲望~』の公開を控えるなど話題作への出演が続く、いまノリに乗っている女優のひとりである。そんな彼女が今回演じるのは、松田龍平演じる馬締の部下として辞書の編集に携わる岸辺みどり。女性誌の編集部から異動となり、部下として配属されるやいなや馬締のつけた言葉の語釈に意見する少し気の強い女性で、若い世代の視点から現代に適応した語釈作りに一役買うこととなる。自身の役を「自分の仕事にプライドをもっている、まっすぐな女性」と分析する黒木さんは「徐々に辞書作りに真剣に向き合っていくみどりの変化を見ていただけたら嬉しいです」と見どころを明かす。一方、「岸辺みどりは物語の中で新しい時代の女性を代表する役なので、新鮮さをもつ女優さんに演じてほしいと思っていました」と話すプロデューサーの孫家邦さんは、「黒木さんが出演した舞台を見てどんな人の心にもすっと寄り添ってこれるような演技を拝見して、大きな可能性を感じました」とその演技力にかなりの期待を寄せているようだ。松田さん、宮﨑さん、オダギリさんに続いてのキャスト発表。人気・実力共に兼ね備えた俳優陣の中で、彼女がどんな輝きを放ってくれるのか期待したい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会BUNGO~ささやかな欲望~ 2012年9月29日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 「BUNGO ささやかな欲望」製作委員会舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年09月06日第3回となる宮津ハッスルキャッスルダンボール舟レースが8月26日(日)に開催される。時間は09:00~15:00、雨天等の場合は9月2日(日)に順延の可能性がある。レースはジュニアの部、一般の部、二人乗りの部に分かれ、100mのタイムトライアルで競われる。主材料が水に弱いダンボールなので出場者はライフジャケットを着用し、レスキュー艇がスタンバイする中で実施される。使用されるダンボール舟はすべてオリジナルで製作される。材料はダンボールのほか、ガムテープ、接着剤、塗料のみで、動力はすべて人力という手作り感あふれるボートだ。前回は宇宙戦艦ヤマトや軍艦を模した舟、飛行艇型の舟やスレンダーなスタイルの舟、漁船のようなデザインの舟も出場し、レースに彩りを加えた。このイベントは宮津地域活性化プロジェクトの一環で、大手川下流域を活用して宮津市のにぎわいを創出する目的で実施される。同日、宮津市役所横のふれあい広場では「ふれあい祭り」も開催される。時間は10:00~16:00まで。「ふれあい祭り」では、宮津バーガーや、いわしずし、田原そば、親子丼、アイスクリーム等も販売され、宮津ならではのグルメも味わえる。そのほか、フリーマーケット、ゲームや当てもので遊べる「子供屋台」、木工アクセサリーやおもちゃ、こいのぼりの製作を体験できる「工作広場」など、ダンボールレース以外にもイベント盛りだくさんだ。宮津市は、日本三景の一つ、天橋立でも有名な場所だ。天橋立は8世紀成立の「丹後の国風土記」に記述があり、平安時代には百人一首でもうたわれ、室町時代には水墨画で有名な雪舟も描いているほど。さらに宮津市の由良は説経節、「山椒太夫」で有名な「安寿と厨子王の物語」の舞台としても知られている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月23日2012年度「本屋大賞」第1位を獲得し、現在発行部数50万部を突破している三浦しをんのベストセラー小説を映画化した『舟を編む』。現在、撮影真っ只中の本作にオダギリジョーが“チャラ男”役として出演することが明らかとなった。『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など国内外から注目を集める石井裕也監督、主演に松田龍平と宮﨑あおいを迎えて映画化されることが発表されたばかりの本作。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たち、そして馬締が下宿先の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとするもどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。本作でオダギリさんが演じるのは、松田さん演じる馬締の同僚で、共に辞書の編集に携わる西岡正志。変人・奇人揃いの編集部の中でも一際浮いている“チャラ男”だ。始めは辞書編集部に配属になったことに違和感を感じている西岡だが、「大渡海」(彼らの編む辞書)は俗語や若者言葉など新しい現代語も積極的に掲載する辞書とあって、「ダサい」などの現代語の“生きた”語釈で力を発揮しながら次第に辞書作りに愛情を持ち始めていく。オファーを受けてから台本を読み「“古き良き日本映画”の雰囲気を感じ、率直に良い本だなと感じました」と明かすオダギリさん。これまでも『メゾン・ド・ヒミコ』でのゲイ役を始め、ドラマ「時効警察」でのとぼけたキャラ、近年では『マイウェイ 12,000キロの真実』など、幅広いジャンルの役柄に挑戦してきたが、今回の役柄については「“かすかな笑い”、“静かな笑い”を担う役どころで、いろいろな演じ方ができる幅のある役だと思いますが、石井監督と相談しながら作っていってます」と新鮮さを楽しんでいるようだ。本作のプロデューサーからは「西岡は調子のいい男だが、キーになる役。オダギリさんは重みも軽さも持ち合わせた、最上級の俳優」とベタ褒めの言葉も。奇人変人の編集部の中で、オダギリさんはどんな男を編み上げるのか?早くも公開が待ち遠しい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会
2012年08月18日2004年の設立以来、1作を除きすべて映画化され、大ヒットを記録してきました「本屋大賞」。この度、2012年本屋大賞 第1位に輝く「舟を編む」の映画化が決まった。出演は、社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部の中心を担うことになる馬締光也に、『まほろ駅前多田便利軒』『探偵はBARにいる』の松田龍平。彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘・板前見習いの林香具矢に、『わが母の記』『天地明察』の宮﨑あおい。その他にも、一癖もふた癖もあるキャラクターたちが、言葉の海に乗り出していく。監督は、2010年『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を受賞、国内外から注目を集める若き俊英石井裕也がつとめる。今回、映画化に向けていただいたキャストコメントをお届けする。●松田龍平(馬締 光也 役)「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」●宮崎あおい(林 香具矢 役)「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」●三浦しをん(原作)「信頼のおけるスタッフ・キャストのかたに『舟を編む』を映画化していただけることになり、とてもうれしいです。辞書の世界がどう映像化されるのか、楽しみにしております」●石井裕也(監督)「十五年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間達の姿に感動しました。一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。素晴らしいキャストとベテランのスタッフの方々が集まり少し緊張していますが、同い年の松田龍平さんと共に闘えるのはとても心強く、また楽しみでもあります。登場人物達の静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」作品情報『舟を編む』 公式サイト 出演:松田龍平 宮崎あおい監督:石井裕也配給:松竹、アスミック・エース2013年4月13日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー(C)2013「舟を編む」製作委員会
2012年07月13日2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説『舟を編む』が松田龍平、宮崎あおい出演で映画化され、来年の4月13日(土)に公開されることが決定した。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社を舞台に、ベテラン編集者、老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男ら様々な人々が辞書の編集に励む姿を描いた物語。小説はすでに発行50万部を突破。『川の底からこんにちは』の石井裕也監督がメガホンを執り、このほど映画化される。社内では変人扱いされているが、人とは異なる視点で言葉を扱う才能をもつ編集部員・馬締光也を演じる松田は「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」と言い、馬締の下宿の大家さんの孫娘で、板前の卵として修行に励む女性・林香具矢を演じる宮崎は「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」と意気込みを語っている。また石井監督は「十五年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間達の姿に感動しました。一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています」とコメントしている。撮影は今月下旬から開始され、今年末に完成。来年4月13日(土)より松竹とアスミック・エースの配給で全国公開される。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月13日「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した三浦しをんの2012年本屋大賞第1位に輝いたベストセラー小説「舟を編む」(光文社刊)が、『川の底からこんにちは』、『ハラがコレなんで』など人々の悲喜こもごもをユーモラスに描く俊英、石井裕也監督指揮のもと実写映画化されることが決定!その主要キャストに松田龍平、宮﨑あおいの実力派コンビが抜擢されたことが明らかとなった。いま最も新刊が望まれる作家のひとり、三浦しをんのベストセラー小説を原作にもつ本作は、辞書という“舟”を編集する=“編む”ある出版社の編集部を題材にした物語。23万にもおよぶ言葉の海に奮闘する変人編集部員・馬締光也(まじめみつや)とその同僚たちの姿、そして馬締が下宿の孫娘・林香具矢(はやしかぐや)に初めて感じたある想いを何とか“言葉”にして伝えようとする、もどかしくも微笑ましいやりとりを描き出す。社内では“変人”として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える才能を買われ、辞書編集部を率いることになる主人公・馬締を演じるのは、『まほろ駅前多田便利軒』に続いての三浦しをん作品出演となる松田龍平。その彼が一目惚れしてしまう下宿の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢を宮﨑あおいが演じる。宮﨑さんは石井組初参加となるが、「とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることができるよう頑張ります!」と気合十分。松田さんも「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役がいまから楽しみです」とこれから始まる撮影に向けて期待に胸膨らませる。「15年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間たちの姿に感動しました」と語る石井監督は、主演の松田さんと同い年の若き俊英。「一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか?答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています。登場人物たちの静かなる情熱がスクリーンから滲み出るような、そんな映画を作りたいと思います」と作品への意気込みを口にしている。人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で使えるようにするもの――「辞書」。果たして本作で描かれる「辞書の世界」は、どのように映像化され、そしてどんな物語を“編む”のだろうか?さらなる続報を待ちたい。『舟を編む』は2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:川の底からこんにちは 2010年5月1日よりユーロスペースほか全国にて順次公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会まほろ駅前多田便利軒 2011年4月23日より新宿ピカデリー、有楽町スバル座、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開© 2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会ハラがコレなんで 2011年11月5日よりシネクイント渋谷にて全国公開© 2011『ハラがコレなんで』製作委員会
2012年07月13日