映画『グッバイ・クルエル・ワールド』が9月9日(金)に公開となる。この度、予告編が公開された。本作は大森立嗣監督が手掛けたクライム・エンタテインメント作品。主演に西島秀俊、共演には斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和と豪華俳優陣が集結する。世の中とチューニングの合わない登場人物たちを、ソウルシンガー・Bobby Womackらの胸躍るソウル&ファンクなリズムに合わせ、大森監督&脚本・高田亮が描く。予告編は、安西(西島)が銃を構え引き金を引き、銃声が鳴り響くシーンから始まる。覆面を被った安西、萩原(斎藤)、美流(玉城)、浜田(三浦)は、ヤバい裏仕事のために一夜限り集まった互いに素性を知らない4人。「銀行も企業も国もどんどんダメになってくんだから」、「ジジイ、黙れ」と強盗現場潜入の緊張が漂う中、覆面を被った浜田と萩原の軽妙な無駄話。無駄話が随所に登場するのも見どころとなっている。4人はヤクザ組織の資金洗浄の場から大金を強奪するという裏仕事に成功し、それぞれの日常に戻るはずだったが、ラブホテル従業員の矢野(宮沢)、刑事の蜂谷(大森)を巻き込み波乱の物語は動き出す。「バレたらどうなるか分かってねぇな。溶かされて終わりなんだよ」と萩原に、胸ぐらを掴まれる強盗団の一味・武藤(宮川)。またヤクザから足を洗い家族と人生をやり直したい安西が町内会の集まりに参加し笑顔を振りまいているところに、元舎弟の飯島(奥野)が現れ「この辺の人、安西さんが元ヤクザだって知ってます?自分だけ綺麗に抜けられると思ってんの?」と迫る。さらに「ようこそ、狂乱の世界へ」のキャッチコピーにMargie Josephの「Let’s Stay Together」が流れ、「クズはクズ同士、奪い合う」という刑事・蜂谷のセリフから、止まることを知らない波乱のシーンの連続。「行くとこなんか、どこにもねぇ」と声を絞り出す安西。「ぶっ殺してみろ」と組長・杉山(奥田)の怒号。「死ねば良いですか?」と冷めた矢野。「殺すんなら、殺せ」と叫ぶ萩原。「やめな〜い」と美流の覚醒。「てめぇのせいだろうが」と飯島に頭突きを喰らわす安西。全てのキャラクターが裏切り裏切られ、追い込まれていく。最後に笑うのは一体誰だ?『グッバイ・クルエル・ワールド』9月9日(金)公開
2022年07月27日ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』が、10月から11月にかけて神奈川・大阪・東京で上演されることが決定した。エルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て制作された本作は、ブロードウェイでロングランヒットを記録し、1961年にミュージカル作品賞をはじめとするトニー賞を受賞。1963年には映画化、2009年にはブロードウェイ再上陸を果たすなど長らく愛されているミュージカルとなっている。物語は1960年代のアメリカが舞台にした物語が描かれる。音楽会社でマネジメントをしている主人公・アルバートを演じるのは、本作がミュージカル単独初主演となる長野博。アルバートの恋人兼秘書のローズは、元宝塚歌劇団トップスターの霧矢大夢、そして世界中の女性を虜にしているスーパーロックスター・バーディーは、アーティストとしてライブのステージにも立つ松下優也が演じる。そのほか寺西拓人、日髙麻鈴、内海啓貴、敷村珠夕、田中利花、樹里咲穂、今井清隆といった実力派キャストが名を連ねた。また翻訳・訳詞は高橋亜子、演出・振付は、ダンサー・振付家として活躍するTETSUHARUが務める。■長野博 コメントこの度、主人公アルバート・ピーターソン役を演じることになりました長野博です。役柄としては、優しくて、どこか優柔不断なところもある人物ですが、仕事やプライベートでまき起こる問題を、ポップな音楽とダンスにのせながら駆け抜けるようにお届けするコメディ・ミュージカルです。“60年代のアメリカ”という印象の、華やかで派手でわかりやすいギャグなどもふんだんに使われていてどこかばかばかしく、それでいて心が豊かになるようなところもありながら、とても面白い作品です。以前、ミュージカル『MASK』に出演した際に劇中で使用されていた「Put on a Happy Face」という歌が、一回聞いたら耳に残るとてもいい曲だなと、記憶に残っていました。この作品に使用されていた曲だと知って、あ!あの曲だ!と、とても嬉しくなりました。その曲をこうして歌えることになり、とても楽しみです。まだまだ、大変な状況下ではありますが、この作品を観てミュージカルは楽しい、心を豊かにしてくれるものだ、と改めて感じて頂けたらと思います。劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです。<公演情報>ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』ブロードウェイ・ミュージカル『バイ・バイ・バーディー』ロゴ原作戯曲:マイケル・スチュワート音楽:チャールズ・ストラウス作詞:リー・アダムス翻訳・訳詞:高橋亜子演出・振付:TETSUHARU音楽監督:岩崎廉【出演】(50音順)長野 博 霧矢大夢 / 松下優也寺西拓人 / 日髙麻鈴 内海啓貴 敷村珠夕 / 田中利花 樹里咲穂 / 今井清隆大澤信児 加藤翔多郎 星川 光 東島 京 本田大河青山瑠里 石井千賀 七理ひなの 中村ひより 水野貴以 山木愛海 山本咲希【神奈川公演】日程:10月18日(火)~30日(日)会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>チケット料金:S席12,500円 / A席:10,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:9月11日(日)お問い合わせ:公演事務局(平日10:00〜18:00)E-mail: information2@pia.co.jp(mailto:information2@pia.co.jp)【大阪公演】日程:11月5日(土)~7日(月)会場:森ノ宮ピロティホールチケット料金:S席12,500円 / A席:11,500円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:10月10日(月・祝)お問い合わせ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00 ※日祝休業)【東京公演】日程:11月10日(木)会場:パルテノン多摩 大ホールチケット料金:S席12,500円 / A席:10,000円(全席指定・税込)※未就学児入場不可一般発売日:9月11日(日)お問い合わせ:公演事務局(平日10:00〜18:00)E-mail: information2@pia.co.jp(mailto:information2@pia.co.jp)関連リンクHP::
2022年07月22日20th Centuryの長野博が、ブロードウェイ・ミュージカル「バイ・バイ・バーディー」の主演を務めることが22日、明らかになった。同作はエルヴィス・プレスリーの徴兵エピソードからヒントを得て作られたミュージカル。音楽会社マネジメントのアルバートは、クライアントのスーパーロックスター・バーディーが、召集令状を受けたことから、入隊前最後の楽曲を売り出すべく、”バーディーのラストキスプレゼント“という目玉企画の実現に奔走する。1961年にミュージカル作品賞をはじめとするトニー賞を受賞するなど観客を沸かせ、その後、1963年には映画化、2009年にはブロードウェイ再上陸を果たすなど、長らく愛されている同作。今回は翻訳・訳詞高橋亜子が手がけ、演出・振付をTETSUHARUが務めるなど、スタイリッシュで躍動感あふれるステージングに彩られた、新たな『バイ・バイ・バーディー』となる。長野はミュージカル単独初主演で、音楽会社でマネジメントをしているアルバートを演じる。その恋人兼秘書のローズは、元宝塚歌劇団トップスターでミュージカルを中心に活躍している霧矢大夢が演じる。世界中の女性を虜にしているスーパーロックスター・バーディーに松下優也、キス企画に選ばれた少女・キムのステディであるヒューゴ・ピーボディに寺西拓人が決定。キム・マカフィーを日髙麻鈴、その弟であるランドルフ・マカフィ―を内海啓貴、近所の友達のアーシュラ・マークルを敷村珠夕、さらにアルバートの愛情深い母親 メイ・ピーターソンを田中利花、キムとランドルフの両親役としてドリス・マカフィ―を樹里咲穂、ハリー・マカフィ―を今井清隆が演じる。神奈川公演はKAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて10月18日〜30日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて11月5日〜7日、東京ファイナル公演はパルテノン多摩大ホールにて11月10日。○長野博 コメントこの度、主人公アルバート・ピーターソン役を演じることになりました長野博です。役柄としては、優しくて、どこか優柔不断なところもある人物ですが、仕事やプライベートでまき起こる問題を、ポップな音楽とダンスにのせながら駆け抜けるようにお届けするコメディ・ミュージカルです。“60年代のアメリカ“という印象の、華やかで派手でわかりやすいギャグなどもふんだんに使われていてどこかばかばかしく、それでいて心が豊かになるようなところもありながら、とても面白い作品です。以前、ミュージカル『MASK』に出演した際に劇中で使用されていた「Put on a Happy Face」という歌が、一回聞いたら耳に残るとてもいい曲だなと、記憶に残っていました。この作品に使用されていた曲だと知って、あ! あの曲だ! と、とても嬉しくなりました。その曲をこうして歌えることになり、とても楽しみです。まだまだ、大変な状況下ではありますが、この作品を観てミュージカルは楽しい、心を豊かにしてくれるものだ、と改めて感じて頂けたらと思います。劇場に足をお運びいただけたら嬉しいです。
2022年07月22日総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、2022年8月12日(金)に栃木県内のホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」にて開催されるスターパーティに協力します。フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮は、宇都宮市新里町にある道の駅「うつのみや ろまんちっく村」に隣接するホテルで、自然豊かな環境に囲まれています。8月12日(金)に行われるスターパーティでは、当日宿泊される方限定で、美しい新里町の星空のもと、夏の星座や、月、土星などをお楽しみいただけます。当日は、ビクセンスタッフによる星のおはなしと、天体望遠鏡や双眼鏡をご用意。また、8月中旬は、ペルセウス座流星群が活発な時期でもあるため、夜空を眺めていると、流れ星を見つけられるかもしれません。この夏、フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮で、特別な体験をしてみてはいかがでしょうか?予約・お問い合わせはこちらから(先着30名)フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮フロントデスク(電話: 028-688-8451 / メール: ff.ibrft.fo@marriott.com )スターパーティ詳細■日時:2022年8月12日(金)19:30~21:00■会場:フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮(栃木県宇都宮市) ■お申込み:フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮フロントデスク(電話: 028-688-8451 / メール: ff.ibrft.fo@marriott.com )※天候不良の場合、別会場にて、星のお話会やワークショップなどを開催いたします。※ビクセンでは当イベントへのお申し込み、お問い合わせ等にはおこたえできませんのでご了承ください。フェアフィールド・バイ・マリオット道の駅プロジェクトとの取り組みはこちら <Vixen WEBサイト>株式会社ビクセンが企画・協力・協賛しているイベントは、以下のページでお知らせします。株式会社ビクセン Facebookページ また、ビクセンでは星空観望会を始めとする「星を見せるイベント」各種のご依頼を随時承っております。 <株式会社ビクセン会社概要>代表取締役新妻和重創業1949年本社埼玉県所沢市天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、フィールドスコープ、ルーペなどの設計、製造を行う光学機器メーカー 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月21日大森立嗣監督作『グッバイ・クルエル・ワールド』より、本ポスターと新たな場面写真が解禁となった。また、ノベライズ本の発売も発表された。本作は、全員互いに素性を明かさない一夜限りの強盗団が大金強奪ののち、警察やヤクザ組織らとの攻防を繰り広げることになるクライム・エンターテインメント。この度解禁されたのは、豪華キャストが、全面に配された本ポスター。西島秀俊演じる元ヤクザ組長の安西は端正さとバイオレンスの香りが漂うギャップ溢れる表情。斎藤工演じる粗野で凶暴な闇金業者・萩原はクールな表情の奥に狂気を潜ませる。宮沢氷魚演じるラブホテルの従業員・矢野の銃を担ぐ姿は、常識外れな恐ろしさを感じさせる。玉城ティナ演じる強盗団の一員・美流は、不遇な環境から抜け出すため銃を手にし、その強い眼差しが印象的だ。宮川大輔演じる美流の魅力に取り憑かれた男・武藤は強盗団の一味、正面を見据えた強い表情が光る。大森南朋演じる刑事・蜂谷は、表社会と裏社会の間でしがらみにまみれながら強盗団を追い詰める。そして、三浦友和演じる金持ちたちの転落を画策する浜田は、どこか掴みどころのない表情が怪しげだ。これら豪華キャストと並び、背景のキャッチーな赤、劇中でも印象的に使われたフォード・サンダーバードの写真と、 “ようこそ、狂乱の世界へ。”のコピーが、作品世界へ誘うポスターとなっている。また併せて、新たな場面写真も解禁。家族との平穏な暮らしを望む安西と、安西の妻(片岡礼子)の子どもとの食事のシーンを切り取ったものや、安西と刑事・蜂谷の笑顔ながらも2人の間に銃が転がっている意味深なシーン、安西が浜田に銃口を突きつける不穏なシーン、矢野と美流が銃を向けるシーンなどその世界観や緊迫感が伝わる写真となっている。さらに、本作のノベライズ本(著者:黒住光(「ノベライズ 花束みたいな恋をした」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」など)の発売も決定。 映画原作ならではのスリルと疾走感にあふれ、読みごたえ抜群なエキサイティングなクライム・アクションとなっている。丁寧に書き上げられた登場人物それぞれの心理描写が物語に深みを与えている。『グッバイ・クルエル・ワールド』は9月9日(金)より全国にて公開。「グッバイ・クルエル・ワールド」ノベライズは 8月10日(水)全国にて発売(定価:本体1,500円+税/発行:リトルモア)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年9月9日より全国にて公開(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年07月20日ゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ(52 BY HIKARUMATSUMURA)から新作バッグシリーズ<LAB>の第一弾「フィグ(FIGUE)」が登場。2022年7月21日(木)より、直営店「52 D.L. STORE」ほかにて発売される。新シリーズ<LAB>の第一弾、“いちじく”型バッグゴジュウニ バイ ヒカルマツムラ 2022年秋冬コレクションで披露された新作バッグシリーズ<LAB>から、第一弾として「フィグ」がお目見え。フランス語で“いちじく”を意味するその名の通り、繊細なスリット×ドローストリング式のクロージャーが生み出す“コロン”と愛らしいシルエットが特徴だ。カラーは4色を用意。フレッシュな“ライムグリーン”や熟した外皮のような深みブラウンの果実を思わせるカラーのほか、ライトグレー、ブルーが揃う。メッシュ×スウェード素材の奥行きデザインまた、荷物を9kgまで入れられるという耐久性も魅力的なポイント。さらに、表面には再生素材であるエコスウェードを採用し、内側には出し入れ可能なメッシュ素材を重ねることで、奥行きのあるデザインと実用性を叶えた。【詳細】新バッグシリーズ<LAB>第一弾「フィグ」発売日:2022年7月21日(木)取扱店舗:直営店「52 D.L. STORE」、公式オンラインストア価格:24,200円サイズ:W220×H220×D180mmカラー:ライトグレー、ブルー、ブラウン、ライム
2022年07月17日「ザ チーズテリーヌ バイ ベイクチーズタルト(THE CHEESE TERRINE by BAKE CHEESE TART)」から、夏限定の新作商品「ベルガモット香る ライチとジャスミンのチーズテリーヌ」が登場。2022年7月20日(水)から8月13日(土)までの期間、ベイク チーズタルト(BAKE CHEESE TART)の一部限定店舗とベイク ザ ショップで発売される。ベルガモット香る夏限定のチーズテリーヌ焼きたてチーズタルト専門店「ベイク チーズタルト」のサブブランドとして誕生し、こだわりのチーズを主役にしたチーズテリーヌを専門に販売している「ザ チーズテリーヌ バイ ベイクチーズタルト」。今回は陽光降り注ぐ夏の季節に向けて、華やかで気品あるベルガモットが香る、夏らしい限定フレーバーがラインナップに加わる。みずみずしいライチ果肉を合わせて味わいの要となるアパレイユ(生地)に合わせたのは、爽やかな酸味を感じられるベルガモットピューレと、香りを楽しむためのベルガモットオイル。これにみずみずしいライチ果肉を合わせることで、暑い夏にもさっぱりと楽しめる味わいに仕上げた。また、「ベイクチーズタルト」にも使用されているタルトクッキーを砕いて敷き詰めた土台には、ベルガモットと好相性のジャスミンとバターを使用。香り高いベルガモットとジャスミン、コクのあるチーズとバターが織りなす、爽やかな夏のハーモニーが魅力の一品となっている。商品情報「ベルガモット香る ライチとジャスミンのチーズテリーヌ」販売期間:2022年7月20日(水)〜8月13日(土)価格:1本3,000円販売場所:ベイク チーズタルト 池袋店・EQUiA 北千住店・グランスタ丸の内店・CIAL 横浜店・仙台店・ジェイアール名古屋タカシマヤ店・ekie 広島店・天神地下街店、BAKE CHEESE TART plus RINGO ラゾーナ川崎店、ベイク ザ ショップ 自由が丘店・大丸心斎橋店・松坂屋静岡店、公式オンラインショップ「BAKE THE ONLINE」「ひとくちベルガモット香る ライチとジャスミンのチーズテリーヌ」販売期間:2022年7月20日(水)以降順次販売価格:1カット 399円販売場所:ベイク チーズタルト JR大宮店、ららぽーと海老名店、立川店、テラスモール湘南店、アトレ浦和店、 コトチカ京都店、阪急西宮ガーデンズ店
2022年07月16日いまや世界的な映画監督となった是枝裕和監督の最新作にして、カンヌ国際映画祭で2冠に輝いたことでも話題となった『ベイビー・ブローカー』。そこで、国内外の観客を魅了している本作について、こちらの方にお話をうかがってきました。イ・ジュヨンさん【映画、ときどき私】 vol. 497日本でも大ヒットを記録したドラマ『梨泰院クラス』でトランスジェンダーという難しい役どころを見事に演じ、新世代スターとして一躍注目を集めたイ・ジュヨンさん。劇中では、赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊をこっそりと連れ去る“ベイビー・ブローカー”を追跡するイ刑事を演じています。今回は、是枝監督の現場で感じたことや韓国が誇る名優たちから学んだこと、そしてこれからのビジョンについて語っていただきました。―是枝監督は、まっすぐでさわやかなイ刑事にぴったりだと思って声をかけられたそうですが、お話があったときのお気持ちからお聞かせください。イ・ジュヨンさんドラマの撮影中に是枝監督からお電話をいただいて、少しだけお話をしたのが最初でした。ただ、そのときは単なる打ち合わせをしたいのか、それとも監督の前でオーディションをするのか、よくわからなかったので、正直に言うと、まさか自分がこの作品に参加するとは思っていなかったんです(笑)。その後、監督が韓国で映画を作る準備をしていることを知り、会って話をしたいというご連絡をいただいてからはかなり緊張してしまいましたが……。でも、初めてお会いしたときの監督の印象がとてもよかったことと、私と一緒に映画を撮りたいとはっきり言ってくださったので、その言葉を聞いて気持ちが楽になったのを覚えています。―実際に是枝監督の現場に入られてみて、印象に残っていることや演出面で驚いたことなどもあったのでしょうか。イ・ジュヨンさん映画というのは、基本的にフィクションであることが前提ではありますが、そんななかでも「本物の感情とは何か?」とつねに考えていらっしゃるのが是枝監督。そういったこともあって、私が現場で居心地の悪さを感じていたり、自分の気持ちを装っていたりすると、監督がすぐに察知して、緊張をほぐすようなディレクションをしてくださいました。そのおかげで、現場は本当にいい雰囲気だったと思います。この作品はロードムービーのような性質がありますが、実際に旅行をしているような感覚で撮影をしていましたし、共演者の方なかには「現場が遊び場みたいだ」と言っていた人もいたほど(笑)。それくらい是枝監督というのは、俳優たちを楽しくさせ、自由に解放させてくれる監督だと感じました。たくさんの刺激とともに、学ぶことも多かった―劇中では同じく刑事役のペ・ドゥナさんとのシーンがほとんどでしたが、ご一緒されてみて印象に残っていることがあれば教えてください。イ・ジュヨンさんおそらくみなさんもすでにご存じだとは思いますが、ペ・ドゥナさんは本当に魅力的な方でした。今回の作品で私がペ・ドゥナさんから教わったのは、相手の俳優と呼吸を合わせることの大事さ。そういったことは演技をするうえで大切だと思ってはいましたが、ペ・ドゥナさんのおかげで改めて感じることができました。あと、誰も思いつかないようなアイディアを出されることも多かったのは印象的でしたね。しかも、それらは事前に考えて準備しているものではなく、現場でその役になりきった状態で私たちに投げかけてくださるので、たくさんの刺激を受けるとともに学ぶことが多かったです。―また、本作では主演のソン・ガンホさんが、韓国人俳優初となるカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞。是枝監督も役作りへのこだわりには驚いたそうですが、イ・ジュヨンさんも先輩のすごさを垣間見た瞬間などあったのでは?イ・ジュヨンさん残念ながら今回はソン・ガンホさんと一緒のシーンはありませんでしたが、ソン・ガンホさんは、ご自分の出番が終わったあとでも現場に残り、いつも私たちの撮影に付き合ってくださいました。逆に私もソン・ガンホさんが演技をされているところをモニター越しで見させていただいたことがあったのですが、驚いたのは屋上で洗濯物を干しているシーンを撮っていたときのこと。電話で話しているソン・ガンホさんが洗濯物の間から顔をのぞかせているようなアングルなのですが、立ち位置も含めて、すべてが巧妙でまさに映画的。その画がとにかく美しくて、さすがベテラン俳優だと感じました。作品のなかでは見逃してしまいそうなほど些細なシーンではありますが、そういうところだからこそ、俳優の存在が光るもの。改めてほかの俳優との違いを実感しました。日本との縁をもっと広げていきたいと考えている―日本についてもおうかがいしたいのですが、これまで日本にいらっしゃったことはありますか?イ・ジュヨンさん実は、5年ほど前にドラマの撮影期間中にもらった休暇で、友達と小樽を旅行したことが一度だけありました。というのも、私は大好きな岩井俊二監督の『Love Letter』のロケ地を巡りたかったので。おかげでそのときは、とても楽しい時間を過ごすことができました。―今回、久しぶりに来日されてみて日本の印象はいかがでしょうか。イ・ジュヨンさん普段、日本のファンからいろいろなメッセージを受け取ることはありますが、あまり実感する機会がなかったので、正直に言うと「日本の方は、本当に私のことを知ってくださっているのかな?」と不安に思ったことも。でも、空港でみなさんが歓迎してくださって、本当にうれしかったです。―『Love Letter』が大好きということですが、日本の映画やドラマはよくご覧になりますか?もし、いつか会ってみたい方や一緒にお仕事をしてみたい方がいれば教えてください。イ・ジュヨンさん私は菅田将暉さんの演技や雰囲気が大好きで、『コントが始まる』をはじめ、最近出演されたドラマや映画は全部観ています。いま、韓国でも大人気で非常にホットな俳優さんですからね。あと、先ほどお話した岩井俊二監督とは縁がありまして、『ラストレター』という作品が韓国で公開されたときのプロモーションで監督と手紙のやりとりをするという企画に参加したことがありました。コロナ禍で直接会うことではできませんでしたが、とても楽しい思い出です。機会があれば、ぜひ日本の監督や俳優さんとの縁をもっと広げていけたらいいなと思っています。内面を深めていきながら年を重ねていきたい―楽しみにしています!今年で俳優デビューから10年、さらに30歳という節目も迎えられました。ご自身でも、今後についてはいろいろと考えていらっしゃるのではないかなと。イ・ジュヨンさんこの仕事は次にどんな作品が来て、何をするのかがまったくわからないので、不安にもなりますが、それが楽しいところであり魅力でもあると感じています。これから先もどうなるかはわかりませんが、声をかけていただいたときに、そのときの私を最大限に引き出せる演技ができればいいなと。30歳になって自分の価値観や人生に対する考えが変わってきたところもありますが、いままでもそうやって仕事をしてきたので、これからもそうできればいいですね。あと、これは『ベイビー・ブローカー』の撮影を終えて感じたことですが、グローバルに活動することの意味も知ったので、今後はもう少し国際的な仕事にも携わっていきたいと思っています。―役によっても雰囲気が変わりますが、自然体なところにも魅力を感じている人は多いと思います。ご自身で何か意識されていることはありますか?イ・ジュヨンさんそういうふうに感じていただけることはありがたいですし、自分が演じた役で愛されることは本当に幸せな経験だと思っています。そのいっぽうで、私という人間の内面や私の趣味といったことにも関心を持ってくださる方がいることにも面白さを感じてるので、これからは私の人間性をもっと見せていけたらと。私自身の内面を深めていきながら年を重ねていきたいので、その様子をみなさんにも見守っていただきたいです。―それでは最後に、日本のファンに向けてメッセージをお願いします。イ・ジュヨンさんドラマ『梨泰院クラス』や映画『野球少女』といった私が参加した作品が日本で愛されていると知り、本当に私はラッキーだと思っています。是枝監督からは韓国のコンテンツが好きだと言っていただいていますが、私も日本のドラマや映画にとても関心を持っているので、これからも日本と韓国のコラボ作品が数多く作られたらいいなと。まもなく『梨泰院クラス』のリメイク版である『六本木クラス』の放送が始まるということなので、私も拝見できるのを楽しみにしています。これからも、みなさんに応援していただけたらうれしいです。インタビューを終えてみて……。飾らない優しい笑顔を見せながら、一つ一つの質問に丁寧に答えてくださったイ・ジュヨンさん。特に、日本のことについて話しているときの楽しそうな姿が印象的で、こちらまでうれしい気持ちになりました。今後も、日本に関わりのある作品への出演をぜひ楽しみにしたいと思います。ささやかな日常に生まれてきた喜びを感じる是枝監督ならでは世界観のなかで、命や生きること、そして家族とは何かにまっすぐと向き合っている本作。心に響く美しいストーリーとともに、最高のキャストによる繊細な演技が堪能できる必見作です。取材、文・志村昌美撮影・依田佳子ストーリーある土砂降りの雨の晩、若い女ソヨンは赤ん坊を〈赤ちゃんポスト〉に預けていた。その赤ん坊をこっそり連れ去ったのは、借金に追われながら古びたクリーニング店を営むサンヒョンと、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだったのだ。翌日、思い直して戻ってきたソヨンは、「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という2人の言い訳にあきれながらも、成り行きから一緒に養父母探しの旅に出ることに。そんな彼らを検挙するため、ずっと尾行していたのは、刑事のスジンと後輩のイ刑事。現行犯逮捕しようと、静かに後を追っていたのだが……。引き込まれる予告編はこちら!作品情報『ベイビー・ブローカー』全国公開中配給:ギャガ© 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月05日俳優のソン・ガンホが映画『ベイビー・ブローカー』の演技で、先ごろ開催されたカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した。これまでに数々の名作に出演し、世界的な映画作家たちと繰り返しコラボレーションしている彼は、本作でも、是枝監督の創作手法や視点を丁寧に見つめながら演技にあたったようだ。来日時に話を聞いた。ソン・ガンホは韓国映画界を代表するスター俳優のひとりだが、彼の出演作は興行的な成功だけでなく、高い評価を集めることが多い。ソン・ガンホは優れた脚本や監督、プロジェクトを選びだす才能も持ち合わせているのだ。そんな彼が選んだ新プロジェクトが、是枝裕和監督が韓国で撮影する『ベイビー・ブローカー』だ。「是枝監督の作品は初期のものから最新作までほぼすべて観ています。是枝監督の作品は劇的なものではありません。暗い現実からスタートして、最後はハッピーエンドで終わるというようなドラマティックさはなく、平凡な日常を描いています。しかし、そんな平凡な日常の中から、我々が置かれている現実のどうすることもできない”もどかしさ”や、日常に潜む恐ろしさが的確に描かれています。是枝監督の作品では、我々の姿が客観的な視点から描き出され、淡々と我々に突きつけられますから、それに触れた私たちは、人間本来の姿について考えさせられたり、人間の“あるべき姿”について考えることになるのではないかと思います」彼が演じたサンヒョンは、児童養護施設で育ったドンスと、何かしらの理由で赤ん坊を育てることができない親が子を預ける“赤ちゃんポスト”に届いた子どもを売る“ベイビー・ブローカー”をしている。ある日、ふたりは赤ん坊を手に入れ、売りに出そうとするが、思い直して戻ってきた赤ん坊の母ソヨンに見つかってしまい、サンヒョンは「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしている」と嘘をつき、彼らは赤ん坊の“新しい親”を探す旅に出る。本作は、ブローカーのふたりと赤ん坊、その母、児童養護施設の少年がひとつの車に乗り込んで旅をする展開が描かれており、サンヒョンは集団を時に率い、時に振り回される役割を担う。「確かに、いわゆる“ワントップの主人公”という役ではないですよね。今回のような役は、俳優としては単独の主人公よりは容易な部分もあるのですが、俳優たちのレベルの高いアンサンブルをつくりだす難しさもあるかと思います。ポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』も同じような役回りだと思うのですが、私はあの作品の出演を引き受けた瞬間、とても喜んだのです。なぜなら、出番があまり多くないから(笑)。ポン監督にも『今回の脚本はとても良いですね。僕は現場では楽できるかなぁ』なんて言ってたんですよ! でも、実際に演じてみると……まったく楽ではありませんでした(笑)。落とし穴のようなものだったんですね。その点は本作でも同じでした。このような役は、“見えている”のだけれど見えていないように、スクリーンでは“見えていない”のだけれど、観客が見えているように演じることが求められるわけです」広い意味での“社会”がこの映画で描かれている『ベイビー・ブローカー』彼が語る通り、劇中のサンヒョンは派手に動いたり、大きく立場が変化するわけではない。しかし、ソン・ガンホはどのシーンでもそこにいる俳優の動きや感情を的確にキャッチし、絶妙なタイミングとトーンでリアクションしている。本人は「私がリアクションすることで、相手の演技の邪魔にならないように演じています」と控えめだが、彼は自分の役やセリフだけでなく、相手の俳優がどういう状態で、何をしゃべるのか、そのシーンが映画全体の中でどのような役割を果たしているのかを精緻に把握している。「ときに映画は“監督の芸術”と呼ばれます。私が大事にしているのは、“映画は、俳優の肉体と言語で形成されている芸術でもある”という考えです。ですから私は俳優のクリエイティビティが映画にとって重要な位置を占めると考えています。パク・チャヌク監督やキム・ジウン監督など、自身のスタイルをしっかりと確立した監督は、一見すると自身のスタイルを重視しているように見えるかもしれません。しかし、撮影現場で彼らは俳優たちのクリエイティビティ、表現を誰よりも待ち望んでいるのです。監督たちのそんな姿を直近で見てきましたから、私も映画監督というのは俳優の表現力を必要としているのだと感じるようになりましたし、多くの優れた映画監督の共通点だと思うようになりました」だからこそ彼は本作でも、単に役を演じるだけでなく、是枝監督の視点や想いを丁寧に探っていった。中でも彼は本作が“社会の視点”を持っていること、ここで描かれている物語が絵空事ではなく、我々の社会につながる部分があることを重視したようだ。「それはとても重要なことだと思います。私は、是枝監督がこの映画で単に“赤ん坊を横流しをしている人の話”を描いているとは考えていません。このような人たちが現実に存在しているのか私にはわからないですし、それは重要なことではありません。私はこの映画では、社会にいる“見えない存在”や、現代の社会構造の中で疎外されてしまっている人たちが描かれ、さらには“人生において正しい道とは何か?”を問いかけている。つまり、広い意味での社会がこの映画で描かれていると考えています。是枝監督のこれまでの作品でもずっとそうであったように、非常に冷静沈着な眼差しをこの映画からも感じることができました。ですから、私も演技をする際にはそういう視点、そういう気持ちで臨みたいと思っていました」『ベイビー・ブローカー』公開中(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年07月01日今年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞とエキュメニカル審査員賞に輝いた是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』が公開されている。本作は、何かしらの理由で赤ん坊を育てることができない親が子を預ける“赤ちゃんポスト”をモチーフに、さまざまな境遇の大人たちの物語を描いているが、是枝監督は本作を「母親と赤ん坊をめぐる社会の話」としながらも、こうも語る「彼らもまた“誰かの子ども”である、というのは大事なことだと思う」。監督に話を聞いた。是枝監督は具体的に制作に取り掛かっている作品だけでなく、先々の作品のアイデアや構想を書き溜めているようだ。「今回の映画のプロットを最初に書いたのは2016年です。『そして父になる』をつくるためのリサーチで日本の養子縁組や里親制度を調べていく中で“赤ちゃんポスト”の存在を知って、自分で調べたり、当時、NHKの『クローズアップ現代』で赤ちゃんポストを取り上げた回にゲストで出たり……そんな流れの中で関心を持ったのが最初です」『ベイビー・ブローカー』本作は、ある雨の夜、若い女性ソヨンが“赤ちゃんポスト”に生まれたばかりの赤ん坊を預けるところから物語が始まる。しかし、赤ん坊を受け取ったのは、クリーニング店を営むサンヒョンと、児童養護施設で育ったドンスで、ふたりは赤ん坊を売る“ベイビー・ブローカー”だった。翌日、思い直して戻ってきたソヨンは赤ん坊がいないことから警察に通報しようとするが、サンヒョンとドンスは「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしている」と嘘をつき、3人と赤ん坊は“新しい親”を探す旅に出る。「最初に書いたプロットは完成した映画よりも少しシンプルなものでした」と是枝監督は振り返る。「赤ん坊を横流ししようとしているニセ神父と、それを手伝っている青年、ふたりと一緒に旅をする母親の話で、言ってみれば完成した映画の“表側”の話。つまり、3人が旅を通じて擬似家族になっていく話です」さらに是枝監督は創作の過程で、3人を追う刑事の物語を膨らませていった。完成した映画では彼らを検挙するためにふたりの女性刑事が彼らの旅に伴走する。赤ん坊を捨てることに怒りを感じている刑事スジンは、彼らを追う過程で変化を遂げていく。赤ん坊をポストに預けた女性ソヨン、そのことが許せない刑事スジン、ふたりの女性の変化が本作のもうひとつの物語になった。「書いていくうちに……こうなったんですよね。最初のプロットでは刑事は男性だったんですよ。でも、誰の目を借りてこの物語を語るのかを考えたときに、刑事を女性にした。そして彼女が最初につぶやくのが『捨てるなら産むなよ』ってひとことで、それは日本でも韓国でも赤ん坊を捨てる女性に対して一番多く投げられる言葉だと思う。そこからスタートしようと思ったんです。自分で母親になることを選ばなかった女性ふたりが旅をしながら、母親になっていく。脚本の第一稿でブローカーが家族になる話は出来ていたけど、書いていく中で、もうひとつの大事な物語、ふたりの女性が母親になる話が出てきた。それが同時に進んでいく話だと。その方法が見つかった段階でこの物語は大まかにはできたと思いましたし、それはいろいろとリサーチをしていく中で出てきた視点だと思います」『ベイビー・ブローカー』親と子をめぐる物語は“こうあるべき”という考えを持つ人も多い。赤ん坊をポストに預けた女性ソヨンは、新しい育ての親を探す旅に出るが、本作では“血縁が何よりも一番”という考えが、ドラマを通じて周到に排除されている。「周りはみんな『実の母親に育てられた方が幸せ』だと思ってる。でも、ソヨンはそれがゴールだとは思ってない。それがとても大事で、そこに“血縁だから”以上の理由がないと。虐待の連鎖の中で、捨てることが虐待だって意見もあるけど、子どもを手放すことで虐待の連鎖を絶っている、という考え方もある。虐待が連鎖している時にそこからどうやって赤ん坊を外へ出すか、というのは目線としてすごく大事だと思うんです。彼女をすごく責任感の強い人として描いたつもりはないけど、そのことを物語の中で言えるのはソヨン本人しかいない」赤ん坊に私たちが問い返される物語にしたかった『ベイビー・ブローカー』本作が扱う題材は、重要な問題である一方で、観客が“安全圏”から語りがちだ。子は実の親と一緒にいた方がいいに“決まっている”。すべての命は等しく大事なので守らなければ“ならない”。でも、この問題が語られているとき、あなたはどこにいるだろうか? この問題を考える当事者は誰だろうか?「この映画は、捨てる母親と赤ん坊をめぐる社会の話だから、大人の責任の問題だと思います。観ている人たちの価値観はいろいろで、赤ちゃんポストについても、あれは母親を甘やかしているだけだと言う人もいるし、そのおかげで命が救われたと言う人もいる。そんな中で、命というものをどう捉えていくのか? この世には生まれてこなかった方が良い命というものがあるのか? それが自分にとって最も究極の問いだと思いましたし、映画を観た人たちが自分の中でどの立場に立つのか問い返される、赤ん坊に私たちが問い返される物語にしたかったし、そういう映画にしなければと思いました」その一方で、本作では生まれてきたばかりの赤ん坊の命をどう扱うのか責任を持つ大人たちもまた、“誰かの子ども”であることが繰り返し描かれる。児童養護施設で育ち、去った母の帰りを待ち続けるブローカーのドンスも、自分みたいになってほしくないから子を手放そうとするソヨンもみな、責任ある社会の一員である大人であり、“誰かの子ども”だ。「それは初期の段階から考えていました。彼らは最初から家庭的な幸せから排除されている存在なわけで、その上で彼らの“生”を肯定できるのか? 要は彼らは“生まれてくれてありがとう”と言われずに育ったわけで、彼らもまた誰かの子どもである、というのはとても大事なことだと思う。それぞれが子供に戻って生を肯定される瞬間がないと、ちゃんとした大人になれないなって。みんな、ちゃんとした大人じゃないけど(笑)、そういう瞬間が持てない子どもたちにこの映画を通して触れたんです。自分の生を肯定できないまま大人になっていく。自分は生まれてきてよかったんだろうか?と問い続けながら生きていくことは、想像できないほどつらいことだと思うんです。その子たちが背負った重みを少しでも軽くしてあげようと思ってつくった映画ではないけれど、大人になってしまった側の人間として、彼らに言えることがあるとそれば、こういうことなんだろうなと思っています」『ベイビー・ブローカー』子どもはいつしか大人になり、それでも“誰かの子”であることに変わりなく、そしてまた次の世代にバトンが渡っていき、大きな川のような流れを作り出している。このイメージは是枝監督の『歩いても 歩いても』や『海街diary』『海よりもまだ深く』にも通底しているものだ。“誰かの子”であるあなたはこの物語をどう観るだろうか? あなたはここで描かれる命や生を肯定し、祝福できるだろうか? あなたはあなた自身の生を肯定できているだろうか? そのためには条件や資格や理由は必要なのだろうか? 起伏に富む物語があり、笑えるシーンもたくさんあり、確かな演技力をもつ俳優たちのやりとりに心をギュッと掴まれる本作は、終始、赤ん坊の目を通じて観客に問いが投げかけられる作品になっている。『ベイビー・ブローカー』公開中(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年06月27日積水ハウス株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:仲井 嘉浩)とフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクト(所在地:大阪市北区大淀中、プロジェクト統括部長:田口 雅博)は、2022年6月23日(木)、フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野(全78室)を開業いたしました。5月26日に開業したフェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわと北海道長沼マオイの丘公園に続いて北海道で3軒目、全国で18軒目となります。フェアフィード・バイ・マリオット・北海道南富良野(外観)フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野では、夏には、近くのかなやま湖や空知川でカヌー、ラフティング、釣りなどの自然に近いからこそ味わえる様々なアクティビティを楽しむことができます。冬は、スノーシュー、犬ぞり、バックカントリートレッキングなど、季節に応じた体験ができるスポットが満載です。地元の名物である鹿肉カレーや南富良野の名産品であるアイリッシュコブラー芋を使ったバターポテトなど、南富良野ならではのグルメも堪能することができます。隣接する道の駅「南ふらの」と今年新しくオープンしたモンベルストア(大阪本社)、レストランメープルなど周辺施設も充実しており、快適なホテルステイを楽しんでいただけます。オープニングセレモニーには、積水ハウス株式会社の田森 直紀 開発事業部長、自治体代表として、高橋 秀樹 南富良野町町長、阿部 修一 南富良野町議会副議長、曽慶 一介 商工会長らが登壇。プロジェクトやホテル開業の経緯や今後の展望などについて語り、最後にオープンを記念してテープカットを行いました。北海道は人気の観光地として常に上位にランキングしていますが、この度開業したフェアフィールド・バイ・マリオットの3軒は、そんな北海道の新たな一面を発見できる絶好の拠点となります。北海道のまだ知られていない魅力を発信し、多くのお客様に体験いただくことで、北海道観光のさらなる発展に貢献してまいります。開業に際して、オープニングキャンペーンを実施いたします。12月末日までにご宿泊いただいたお客様にオリジナルエコバッグを進呈。詳しくは、 をご覧ください。今後、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、熊本県、鹿児島県の7県11か所でも開業予定しており、2025年には26道府県にて約3,000室規模の拡大を目指します。フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅プロジェクトに関する詳細情報およびご予約に関する情報は、 をご覧ください。【フェアフィールド・バイ・マリオットについて】フェアフィールド・バイ・マリオットは、信頼のおけるサービスや温かみのある心地よい空間により、シームレスな滞在をお届けできるようデザインされています。フェアフィールドは、無料Wi-Fiや温かい朝食に加え、丹念にデザインされたゲストルームや、リビング、ワーキングスペース、寝室が分かれたスイートルームを提供しています。詳しい情報は、 をご覧ください。また、FacebookやTwitter(@FairfieldHotels)にて最新情報もご確認いただけます。世界各国に1,000軒以上のホテルを展開するフェアフィールドは、これまでのマリオット リワード、ザ・リッツ・カールトン・リワード、スターウッドプリファードゲスト(SPG)に代わり新たに誕生したマリオットの旅行プログラム、Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)に参加しています。Marriott Bonvoyは会員の皆さまに並外れたグローバルブランドポートフォリオやMarriott Bonvoy Momentsでの体験、そして無料ホテル宿泊に向けたポイントやエリートステータス昇格に向けた泊数獲得を含む、比類なき特典をお届けします。無料会員登録やプログラム詳細については、 MarriottBonvoy.marriott.com をご覧ください。TRIP BASE STYLE ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月23日短め丈トップスを取り入れると、スタイルアップができるのだとか。トレンドアイテムが揃うGUで、今季イチオシのトップスを発見しました。GUの短め丈トップスで、スタイルアップが叶うコーデを楽しんでくださいね!バイカラーが魅力のスキッパーポロ出典: GU「バイカラースキッパーポロ(半袖)(丈43.5cm~50cm)」は、ボディ部分と襟の配色が異なるバイカラーがポイント。商品のお値段は、990円(税込)です。カジュアルなムードがありますが、スッキリとしたスキッパーネックがコーデの魅力になりそう。カラー展開は、オフホワイトとブラック、グリーンがあります。短め丈トップスなので、スタイルアップが叶うかもしれませんね!ロゴがポイントになったミニT出典: GUこちらは、カレッジロゴがポイントの「グラフィックラグランスリーブミニT(半袖)(ロゴ)」です。カジュアルなコーデを楽しみたいときに、おすすめの1枚。ラグランスリーブに加え、配色デザインが印象的。ネイビー、ダークブラウン、グリーンの使いやすいカラーバリエーションです。商品価格は、790円(税込)となっています。肌見せできるリブカットアウトミニT出典: GUショルダー部分の肌見せが魅力的なミニT。リブ素材を使っており、シンプルなアイテムと合わせやすいです。シンプルでモードなデザインで、トレンドコーデを楽しめそう!「リブカットアウトミニT(半袖)YG+E(丈43.5cm~49cm)」は、お値段790円(税込)。GUイチオシ!コットンミニT出典: GUスタイルアップにつながる「コットンミニT(半袖)(丈短め43.5cm~50cm)」は、GUイチオシのアイテム。フィットシルエットに、クロップド丈デザインをプラスしたTシャツです。商品のお値段は、790円(税込)。コットン100%を使用し、トップスとしてはもちろん、インナーにもおすすめ。短め丈トップスでスタイルアップを出典: GUGUなら、今季イチオシのトレンドアイテムに出会えます!中でも、短め丈トップスが人気を集めているとのこと。短め丈トップスをコーデに取り入れ、手軽にスタイルアップを楽しんでくださいね。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年06月22日6月24日(金)より公開される映画『ベイビー・ブローカー』。このたび、主演のソン・ガンホをはじめとした出演者4名の緊急来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、特別映像も到着した。本作は是枝裕和監督の最新作にして、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った赤ん坊の母親、ベイビー・ブローカーの男たち、そして彼らを現行犯逮捕しようと静かに追いかける刑事――彼らが絡み合いながら繰り広げる一風変わった旅路を描く、衝撃と感動のヒューマンドラマ。本作は去る現地時間5月28日に閉幕した第75回カンヌ国際映画祭において、主演のソン・ガンホに韓国人初となる最優秀男優賞をもたらし、またキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる「エキュメニカル審査員賞」を受賞、合わせて2冠の快挙を成し遂げた。そしてこのたび、主演のソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンの来日と、6月26日(日)に日本で開催される舞台挨拶への登壇が決定。あわせて、このキャスト陣が演じた様々な境遇のキャラクターに迫る特別映像も到着した。カンヌ国際映画祭での快挙でも世界中から注目を集め、本作では赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しするブローカーのサンヒョンを演じたソン・ガンホは『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞作品賞受賞後に来日して以来、約2年ぶりとなり、サンヒョンのブローカー仲間で、自身も親に捨てられた過去を持つドンスを演じたカン・ドンウォンは、伊坂幸太郎原作の同名小説を韓国で実写映画化した『ゴールデンスランバー』以来、約3年ぶりの来日となる。そして赤ん坊を赤ちゃんポストに預ける母親ソヨンを演じ、IUという名で歌手としても活躍するイ・ジウン、さらにペ・ドゥナ演じる刑事スジンとともに、赤ん坊を売るブローカーたちを検挙しようと追いかけるイ刑事を演じ、ドラマ『梨泰院クラス』での活躍で日本でも広く知られるイ・ジュヨンの2人は、映画のプロモーションとしての来日は今回が初となる。韓国でのプロモーションで日本の訪問についてほのめかすなど来日を心待ちにしていたキャスト陣が是枝裕和監督とともに日本の観客の前でどのような想いを語ってくれるのか。公開を来週に控え、ますます熱気が高まる本作に目が離せない。そして緊急来日決定にあわせ、豪華キャスト陣がそれぞれの演じたキャラクターについて語る特別映像も到着。赤ん坊を横流しするブローカー、赤ん坊を手放した母親、正義感のために追いかける刑事……と、全く違った立場、そして境遇にいる複雑なキャラクターたちをキャスト陣が説明していく。社会を鋭い視点で見つめながらも、キャラクターたちの心情に優しく寄り添った是枝監督らしい演出とストーリーが展開する本作で、韓国のキャスト陣がみせる新鮮な表情も必見。是枝裕和監督と韓国キャスト陣が織りなす豪華コラボレーションに期待が高まる。『ベイビー・ブローカー』6月24日(金)より公開
2022年06月20日アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)から、タトゥーアーティストBizenとコラボレーションしたユニセックスシャツが登場。2022年6月23日(木)から6月27日(月)まで、東京・神宮前のBizen アート タトゥー スタジオにて受注販売される。人気シャツにタトゥーアートをオンBizenは、彫師の他にも、グラフィックデザイン、ウォールアート、壁画、似顔絵、アパレル販売などで幅広く活躍しているタトゥーアーティスト。今回のコラボレーションでは、アクオド バイ チャヌの人気定番アイテムである「ボタン シャツ(Button Shirts)」の背面に、Bizenによる描き下ろしイラストを落とし込む。“鬼や虎”など4種からセレクトBizenが描き下ろしたのは、タトゥーをイメージした4つのイラスト。「フドウ(FUDOU)」「ハンニャ(HANNYA)」「オニ(ONI)」「タイガー(TIGER)」といった和テイストの4種から好みのイラストをセレクトすることができる。なお、ビジュアルには、マルチタレントの明日花キララや櫻遊士を起用した。【詳細】Bizen art BLACK Shirts 88,000円販売日時:2022年6月23日(木)~6月27日(月)13:00~20:00(受注生産)納期:10月予定販売店舗 : Bizen アート タトゥー スタジオ住所:東京都渋谷区神宮前6-9-4 和秀ビル2F展開アイテム:FUDOU/HANNYA/ONI/TIGERサイズ:ワンサイズ(ユニセックス)【問い合わせ先】ACUOD オフィスTEL: 03-5776-3679
2022年06月20日夏目深雪さんの水先案内をもっと見る()伊藤さとりさん(映画パーソナリティ)「……より感情を揺さぶりつつ観客を笑顔にさせ、優しい涙を誘う傑作が誕生。」伊藤さとりさんの水先案内をもっと見る()堀晃和さん(ライター、編集者)「……人気スターたちが繊細な演技で台詞にない複雑な心情を浮かび上がらせる……」堀晃和さんの水先案内をもっと見る()(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年06月19日ベイク(BAKE)の新スイーツブランド「八 バイ プレスバターサンド(八 by PRESS BUTTER SAND)」が、2022年6月22日(水)から7月5日(火)までの期間限定で、福岡・博多阪急にオープンする。「八 バイ プレスバターサンド」福岡に初上陸「八 バイ プレスバターサンド」は、人気バターサンド専門店「プレスバターサンド」のスピンオフブランド。和素材を使ったバターサンドをはじめ、バターの美味しさと伝統的な和菓子をかけ合わせた、新カテゴリーのスイーツ“バター和菓子”を提案している。そんな「八 バイ プレスバターサンド」が、福岡市に初上陸。博多阪急の期間限定ショップには、看板メニューの「和バターサンド」をはじめ、中にバタークリームを忍ばせた大福「ばたふく」、バタークリームをどら焼き生地でサンドした「おりどら」など人気スイーツが勢揃いする。看板スイーツ「和バターサンド〈きな粉あずき〉」「和バターサンド〈きな粉あずき〉」は、国産のきな粉と米粉を練り込んだクッキー生地を特注プレス機ではさみ焼きし、北海道産大納言あずきの甘納豆入りバタークリームをサンドした“サクほろ”食感のバターサンド。ひと口食べるとコク深い黒豆きな粉と焙煎した京風きな粉の香ばしさがふわりと広がり、濃厚なバタークリームとのハーモニーを楽しめる。宇治抹茶×甘納豆の「和バターサンド〈抹茶あずき〉」米粉と抹茶を練り込んだ生地に、香り高い宇治抹茶のバタークリームをサンドした「和バターサンド〈抹茶あずき〉」にも注目。味わいの要となるバタークリームには、北海道産の大納言あずきを使った甘納豆をたっぷりと使用。抹茶の上品な甘みと香り、甘納豆特有の“しゃりっと感”を味わえる1品に仕上げている。“バタークリームが溢れ出す”大福「ばたふく」などそのほか、たっぷりの十勝あずきバタークリームを“ふんわりもっちり”のどら焼き生地で包んでワッフルのように二つ折りにした「おりどら」や、すべすべで柔らかな大福の中から、ミルキーなバタークリームが、とろりとあふれ出る「ばたふく」などを用意する。【詳細】「八 バイ プレスバターサンド」 博多阪急期間限定ショップオープン期間:2022年6月22日(水)~7月5日(火)場所:博多阪急 地階 プロモーションスペース 0住所:福岡市博多区博多駅中央街1番1号取扱商品:・和バターサンド〈きな粉あずき〉 4個入 1,188円、8個入 2,376円・和バターサンド〈抹茶あずき〉 4個入 1,296円、8個入 2,592円・おりどら 1個 270円・ばたふく 1個 270円・八・詰合せ 6個入 2,160円、10個入 3,240円、17個入 5,400円
2022年06月18日旬なアイテムを取り入れるだけで、コーデのトレンド感がアップします。GUは、そんなトレンド感漂う旬なアイテムに出会いやすいです。ぜひ、これから紹介するGUの新作アイテムをチェックし、旬なコーデを楽しんでください。旬にピッタリ!バイカラースキッパーポロ出典: GU「バイカラースキッパーポロ(半袖)(丈43.5cm~50cm)」は、バイカラーのアクセントが魅力の1枚。商品価格は、990円(税込)となっています。スッキリとしたスキッパーネックで、カジュアルになりすぎないのも嬉しいポイント。素材は、綿100%で作られています。カラー展開は、ブラックとオフホワイト、グリーンの3色。どれも旬なコーデに役立ちそうなカラーです。シルエットが魅力!オーバーサイズT出典: GUお値段1490円(税込)の「オーバーサイズT(5分袖)」は、ベーシックながらもこだわりが詰まったアイテム。カジュアルな雰囲気のオーバーシルエットが魅力。裾にはサイド前後にスリットがあるのも、おしゃれを楽しむポイントです。また、綿とポリエステルを使用し、シワになりにくい工夫がしてあります。サイズ展開が多く、カラーバリエーションも豊富なので、自分好みの1着を探してみて。ロゴがかわいいグラフィックミニT出典: GUこちらは、「グラフィックミニT(半袖)(ロゴ)」で、レトロ感が漂う一品。存在感のあるグラフィックで、コーデのアクセントにピッタリ。お値段は、990円(税込)です。ブラックとオレンジ、オフホワイトがありますが、どれも旬なアイテムで悩んでしまいそう。マルチボーダーが目を引くミニT出典: GUミニサイズのTシャツで、バランスがいいから、いろいろなボトムスと合わせやすいです。首元が程よく広がっているデザインで、顔まわりをスッキリみせる効果も期待できそう。スタイリングに取り入れるだけでグッとトレンド感が増す、旬なアイテムではないでしょうか。「マルチボーダーミニT(半袖)」は、商品価格990円(税込)です。GUのプチプラ新作Tシャツで旬を取り入れて出典: GUGUには、プチプラで購入できる新作Tシャツが多いです。しかも、旬なデザインが楽しめるアイテムが豊富だから、もっとおしゃれなコーデを楽しめます。GUのプチプラ新作Tシャツをチェックし、旬な雰囲気が漂うファッションを考えてみてくださいね。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年06月16日トレンド感の漂うおしゃれアイテムは、GUにおまかせ!今回は、GUからおすすめのアイテムを4つ厳選しました。夏のコーデを楽しみたいなら、要チェックですよ。トレンドライクな商品もあるので、ぜひ、お見逃しなく。カラバリ豊富なリブニットタンクトップ出典: GUおしゃれなだけじゃない「リブスクエアネックニットタンクトップ」は、抗菌防臭機能のあるアイテム。商品価格は、1490円(税込)です。生地の表面がきれいだから、上品なコーデが楽しめそう。マシンウォッシャブルタイプになっており、お手入れしやすいのも嬉しいポイント。カラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの色がみつかるかも!マーメイドロングスカートでスタイルアップ出典: GU「カットソーマーメイドロングスカート」は、高い伸縮性が期待できる生地を使用。カットソー素材のパワーで、リラックスして着用できそう。マーメイドシルエットが魅力で、裾に向かって広がりのあるデザイン。縦ラインを強調しているから、スタイルアップ効果が叶うかも。商品価格は、1990円(税込)。インナーバッグ付きクリアミニバッグ出典: GUこちらの「クリアミニバッグ」は、お値段1990円(税込み)。クリア素材のバッグだから、涼しげな印象作りにピッタリ!縁取りがバイカラーデザインで、おしゃれな一品。インナーバッグとして素材の違う巾着があるから、便利に使えそう。レザータッチ素材に加え、ナチュラルなムードの巾着が、コーデのアクセントに最適。脱シンプル!テーラードダブルベスト出典: GU「テーラードダブルベストZ(セットアップ可能)」は、以前完売した大人気アイテム。全体がシンプルになりすぎないので、夏コーデが楽しめる1枚です。商品価格は2990円(税込)で、カジュアルなトップスと相性がよさそう。Tシャツやタンクトップと、組み合わせてみてはいかがでしょうか。夏のコーデはGUのマストバイアイテムで!出典: GUトレンドを意識したアイテムが揃うGUなら、夏のコーデもおてのもの。しかも、一点投入するだけで、おしゃれ度に差がつくアイテムばかりです。マストバイ商品を、ぜひ、見逃さないでくださいね。記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年06月13日中村勘九郎主演の“スペクタクルリーディング”『バイオーム』が6月8日(水)、東京・池袋の東京建物Brillia HALLにて開幕する。本作は、宝塚歌劇団で多くの名作を生み出してきた上田久美子による書き下ろしの戯曲を、NHK『麒麟がくる』『精霊の守り人』を手がけた一色隆司が演出する“五感を揺さぶる”と銘打たれた朗読劇。物語の舞台はとある政治家一家の庭。一家の8才の長男・ルイは夜な夜な庭に抜け出し、家政婦の孫・ケイと共にクロマツの下でフクロウの声を聴きに来る。そんなふたり見守る庭の一重の薔薇と竜胆(りんどう)、クロマツ、セコイア、クロマツの芽はゆったりと会話する。しかし人間たちは……。息子の行動が理解できず心を病み、怪しげなセラピーに没頭する母親と家庭を顧みるいとまのない父親、政治家一族の家長としてルイを抑圧する祖父、花療法士、いわくありげな老家政婦とその息子の庭師。それぞれの思いが渦巻き悩み続ける。主演の中村勘九郎をはじめ、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れいという豪華キャスト全員が2役を担う本作。なかでも8歳の男の子と女の子を演じる勘九郎は、繊細で庭の植物やフクロウと対話し安らぎを求めるが、時に暴走してしまうルイと、天真爛漫だけれど冷静なケイの2役を見事に演じた。勘九郎以外のキャストはそれぞれ人間と植物の2役を演じるが、本音を押し殺し、様々な思惑を抱える人間たちは緊張感ある演技で表現、植物を演じる時は、勘九郎が製作発表時のインタビューで「植物同士の会話がとても楽しいんです」と語っていた通り、大らかな、そして時にコミカルな演技で観客の笑いを誘った。(参照: 「五感を揺さぶる朗読劇と銘打つ公演に、中村勘九郎が8歳の子どもになって登場。どんな驚きが待っているか!」() )舞台上に設えられた白いストリングカーテンには場面ごとに映像が映し出され、植物を演じる時のキャストの動き、音(またはハミング、歌)など、観客の想像力を掻き立てる演出は従来の朗読劇とはスケールも趣も異なる。まさに五感が刺激される朗読劇をぜひ劇場で体感してほしい。公演は6月12日(日)まで。【キャストコメント】「スペクタクルリーディング」を目の当たりにし、震えました。中村勘九郎(ルイ・ケイ役)最初は朗読劇として進めていたのですが、稽古を進めていくうちに作品がどんどん進化していき、ついていくのが大変でした(笑)。今でも難しく感じておりますが稽古中は皆様に助けていただきながら進められたので、短い期間で充実した稽古でした。本作は配信もございますので、映像ならではの美しさをおうちでも楽しんでいただけること間違いなしです。大変な状況下ではありますが、メッセージ性の強い作品になっておりますので、是非ご覧いただき、多くのものを感じ取っていただけたらと思います。花總まり(ルイの母親怜子・クロマツの芽役)スペクタクル・リーディングって?と頭にはてなが飛んだ当初から気がつけば2週間余りのお稽古期間はアッという間に過ぎて、初日は目の前。まだ迷いや不安との闘い中ですが、今までに経験したことのない2つの対照的な役に全力で立ち向かっております。素晴らしい共演者の方々と共に千穐楽まで全集中で駆け抜けたいと思っておりますので、ご覧になるお客様には濃密でセンシティブな舞台時間を共に味わっていただければと思っております。古川雄大(庭師野口・一重の薔薇役)稽古の一瞬一瞬がとても刺激的で、あっという間に過ぎていきました。それと同時に、上田さん一色さんという最高のタッグに、尊敬する先輩方と共に過ごす時間は濃密に感じました。そして、わずかな時間で着実に出来上がっていく「スペクタクルリーディング」を目の当たりにし、震えました。僕も野口・イングリッシュローズとしてこの世界に立てることを幸せに思いながら、これから千穐楽まで役を全う出来るように努めます。皆様、ご期待ください。野添義弘(ルイの祖父克人・クロマツの盆栽役)スペクタクルリーディングという言葉は、今回初めて目にしました。スペクタクル? どうなるのか? 全く予想がつかなかったのですが稽古に参加する度に、なるほど! なるほど!と思えるようになりました。まさにスペクタクルリーディングです。これがスペクタクルリーディングです。皆様同様、私も初めての体験です。ドキドキワクワクしながら演じたいと思います。皆様もスペクタクルリーディングの世界にドップリと浸かって下さい。安藤聖(花療法士ともえ・竜胆役)経験したことも目撃したこともない朗読劇に仕上がっています。タイトル通り、スペクタクルなリーディング劇です。なので稽古中は、これか? これか!!と、様々な課題に頭がフル回転していました、頭も身体も疲れ切っているはずなのに楽しんで稽古に参加できたのは、素晴らしい共演者の皆さま、スタッフの皆さまがいてくれてのことです。迎える本番では、ここまでのプロセスをしっかりお客さまに観ていただけるよう、そして作品を存分に楽しんでいただけるよう、思いを込めて舞台に立ちます。成河(ルイの父親学・セコイア役)試演としての朗読劇からは随分とはみ出して欲張ったものになっていると思います。3週間あるんだったら覚えませんか、などと焚き付けてしまった責任の一端も感じつつ、これは吉と出るか凶と出るか、ドキドキしております。ミクロな視点とマクロな視点を行き来する非常にダイナミックな戯曲です。この戯曲の持つスケールと繊細さを損なわないよう、細心の手付きと集中力で5日間、お客様と共に作品を育てて行ければと思います。よろしくお願いします。麻実れい(家政婦ふき・クロマツ役)頂いた本に初めて目を通した時、私にはとても難解な作品と感じましたが読み込んでいくうちに、ふきと植物たちを通して、生きていく強さと温かさが私の中に広がり始めました。この気持ちを最後まで育み、皆様にお渡しできたらと願っています。スペクタクルリーディング『バイオーム』2022年6月8日(水)~12日(日)◎6月11日(土)17:00公演は国内・海外ライブ配信あり※6月14日(火)までアーカイブあり会場:東京建物Brillia HALL作:上田久美子演出:一色隆司出演:中村勘九郎/花總まり古川雄大/野添義弘安藤聖/成河/麻実れい
2022年06月08日スペクタクルリーディング『バイオーム』の公開ゲネプロが7日に東京・東京建物 Brillia HALLで行われ、中村勘九郎、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れいが登場した。物語はとある屋敷の庭を舞台に繰り広げられ、主人公は8歳の男の子・ルイ(中村勘九郎)。政治家一家の婿養子である父(成河)は家族を顧みるいとまがなく、心のバランスを欠いた母(花總まり)は怪しげたセラピーに逃避と、さまざまな思惑が渦巻く家族の行く末を植物たちが取り巻く物語となっている。宝塚歌劇団を退団した上田久美子が脚本、ドラマ・舞台等多岐にわたるジャンルの作品を手掛ける一色隆司が演出を務め、キャストは全員が2役を演じている。公演は東京建物6月8日〜12日。6月11日17時公演の国内・海外ラィブ配信も決定した。○ルイ・ケイ役:中村勘九郎 コメント最初は朗読劇として稽古を進めていたのですが、稽古を進めていくうちに作品がどんどん進化していき、ついていくのが大変でした(笑) 今でも難しく感じておりますが稽古中は皆様に助けていただきながら進められたので、短い期間で充実した稽古でした。本作は配信もございますので、映像ならではの美しさをおうちでも楽しんでいただけること間違いなしです。大変な状況下ではありますが、メッセージ性の強い作品になっておりますので是非ご覧いただき、多くのものを感じ取っていただけたらと思います。○怜子・クロマツの芽役:花總まり コメントスペクタル・リーディングって? と頭にはてなが飛んだ当初から気がつけば2週間余りのお稽古期間はアッという間に過ぎて、初日は目の前。まだ迷いや不安との闘い中ですが、今までに経験したことのない2つの対照的な役に全力で立ち向かっております。素晴らしい共演者の方々と共に千穐楽まで全集中で駆け抜けたいと思っておりますので、ご覧になるお客様には濃密でセンシディブな舞台時間を共に味わっていただければと思っております。○野口・一重の薔薇役:古川雄大 コメント稽古の一瞬一瞬がとても刺激的で、あっという間に過ぎていきました。それと同時に、上田さんー色さんという最高のタッグに、尊敬する先輩方と共に過ごす時間は濃厚に感じました。そして、わずかな時間で着実に出来上がっていく「スペクタクルリーディング」を目の当たりにし、震えました。僕も野口・イングリッシュローズとしてこの世界に立てることを幸せに思いながら、これから千穐楽まで役を全うできるように努めます。皆様、ご期待下さい。○克人・クロマツの盆栽役:野添義弘 コメントスペクタクルリーディングという言葉は、今回初めて耳にしました。スペクタクル? どうなるのか? 全く予想がつかなかったのですが稽古に参加するたびになるほど! と思えるようになりました。たのですが稽古に参加する度になるほど!まさにスペクタクルリーディングです。これがスペクタクルリーディングです。皆様同様、私も初めての体験です。ドキドキワクワクしながら演じたいと思います。皆様もスペクタクルリーディングの世界にドップリと浸かって下さい。○ともえ・竜胆役:安藤聖 コメント経験したことも目撃したこともない朗読劇に仕上がっています。タイトル通り、スペクタクルなリーディング劇です。なので稽古中は、これか? これか!! と、様々な課題に頭がフル回転していました。頭も身体も疲れ切っているはずなのに楽しんで稽古に参加できたのは、素晴らしい共演者の皆さま、スタッフの皆さまがいてくれてのことです。迎える本番では、ここまでのプロセスをしっかりお客さまに観ていただけるよう、そして作品を存分に楽しんでいただけるよう、思いを込めて舞台に立ちます。○学・セコイア役:成河 コメント試演としての朝読劇からは随分とはみ出して欲張ったものになっていると思います。3週間あるんだったら覚えませんか、などと焚き付けてしまった責任の一端も感じつつ、これは吉と出るか凶と出るか、ドキドキしております。ミクロな視点とマクロな視点を行き来する非常にダイナミックな戯曲です。この戯曲の持つスケールと繊細さを損なわないよう、細心の手付きと集中力で5日間、お客様と共に作品を育てて行ければと思います。よろしくお願いします。○ふき・クロマツ役:麻実れい コメント頂いた本に初めて目を通した時、私にはとても難解な作品と感じましたが読み込んでいくうちに、ふきと植物たちを通して、生きていく強さと暖かさが私の中に広がり始めました。この気持ちを最後まで育み、皆様にお渡しできたらと願っています。
2022年06月07日ドクターマーチン(Dr. Martens)とヘブン バイ マーク ジェイコブス(Heaven by Marc Jacobs)のコラボレーションシューズ・サンダルが、2022年6月6日(月)よりドクターマーチン ショールーム TYO、ヘブン バイ マーク ジェイコブス展開ストア他にて発売される。ドクターマーチン×ヘブン バイ マーク ジェイコブス再コラボドクターマーチンとヘブン バイ マーク ジェイコブスが再びタッグを組み、メリージェーンシューズとサンダルの2型を新提案。ドクターマーチンのアイコニックなフットウェアに、ヘブン バイ マーク ジェイコブスならではの遊びを加えて、90年代を彷彿とさせる“どこか懐かしい”デザインを完成させている。「ダブルヘッドベア」のメリージェーンシューズメリージェーンシューズは、1.5インチ(約3.8cm)の厚底アウトソールを融合させて、プレイフルにアップデート。ブラッシュドシルバーのバックルには、ヘブン バイ マーク ジェイコブスのアイコン「ダブルヘッドベア」をあしらい、キュートなポイントをプラスした。ブラックレザーのアッパーには、ウェルトステッチを2重で施して、ドクターマーチンならではの反骨精神を反映。カラーソックスとの相性がよく、装いに合わせて様々なコーディネートが楽しめそうだ。「ダブルヘッドベア」の厚底レザーサンダル同時発売となる、ブラックレザーのサンダルは、1.9インチ(約4.8cm)のプラットフォームソールを合わせた厚底モデル。こちらも、ヒールストラップには「ダブルヘッドベア」を飾り、ポップに仕上げている。厚底サンダルでありながら軽量なのも嬉しいポイントだ。【詳細】ドクターマーチン×ヘブン バイ マーク ジェイコブス発売日:2022年6月6日(月)取り扱い店舗:ドクターマーチン ショールーム TYO、ヘブン バイ マーク ジェイコブス展開ストア、ドクターマーチン公式オンラインショップ、マークジェイコブス公式オンラインストア※ドクターマーチン公式オンラインショップは、6月6日(月)AM8:00~発売。・ADDINA DS BEX HMJ メリージェーンシューズ 28,600円・RICKI 2-STRAP HMJ サンダル 26,400円サイズ:UK3-6(約22~25cm)【問い合わせ先】ドクターマーチン・エアウエア ジャパンTEL:03-6746-4860
2022年06月05日現在開催中の第75回カンヌ国際映画祭 「コンペティション部門」に正式出品され、話題を呼んだ是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。このたび、その「コンペティション部門」の授賞式が行われ、主演ソン・ガンホが韓国人俳優として初めて最優秀男優賞を受賞した。また、本作はキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる独立賞・エキュメニカル審査員賞も受賞した。本作は、海外の才能たちと本格的なセッションに踏み出した『真実』に続き、韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した是枝監督初の韓国映画。カンヌ国際映画祭で是枝監督作品が「コンペティション部門」に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』から4年ぶり、6回目(カンヌ国際映画祭への出品自体は、8回目)となるが、今回は韓国映画としての出品となることにも世界的な注目が集まっていた。さらに、現地時間5月26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれた。授賞式では、審査員長のヴァンサン・ランドンをはじめ、アスガー・ファルハディ、ジェフ・ニコルズ、レベッカ・ホール、ディーピカー・パードゥコーン、ノオミ・ラパス、ジャスミン・トリンカ、ラジ・リ、ヨアキム・トリアー監督らが選ぶ、最優秀男優賞に、主演を務めたソン・ガンホが見事選出。隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ上がったガンホは「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチをした。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝監督作品が同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となった。また、是枝監督は、本作品でキリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる独立賞・エキュメニカル審査員賞も受賞。本作は最優秀男優賞と合わせて2冠の快挙を成し遂げた。『ベイビー・ブローカー』6月24日(金)より公開
2022年05月30日「第75回カンヌ国際映画祭」の授賞式が現地時間28日に行われ、是枝裕和監督最新作『ベイビー・ブローカー』の主演ソン・ガンホが最優秀男優賞を受賞した。現地時間26日に行われた公式上映では、今回の映画祭出品作史上最長の12分にわたるスタンディングオベーションがおこり、割れんばかりの拍手喝采で観客を魅了、会場全体が感動に包まれ、受賞への期待が高まっていた本作。授賞式で「最優秀男優賞」に選出されたソン・ガンホは、隣に着席していたカン・ドンウォン、是枝裕和監督らと熱い抱擁を交わした後、壇上へ。「本当に有難うございます。光栄です。偉大なる芸術家、是枝裕和監督に深く感謝申し上げます。一緒に頑張ってくれた役者のカン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん、イ・ジュヨンさん、ペ・ドゥナさんに深い感謝と、この光栄を分かち合いたいと思います。イ・ユジン代表、そしてCJの関係者の方にも本当に感謝しています。今、2階にいると思いますが、愛する家族と共に来ました。本当に大きなプレゼントになりました。とても嬉しいですし、このトロフィーの光栄と永遠なる愛を差し上げます。多くの映画ファンにこの栄光を差し上げます」と目を潤ませながら喜びのスピーチを行った。カンヌ国際映画祭において、韓国人俳優が最優秀男優賞を受賞するのは初となる快挙。さらに、是枝裕和監督作品がカンヌ国際映画祭で同賞を受賞するのは、2004年に『誰も知らない』で柳楽優弥が受賞して以来2度目となる。なお、是枝監督は、本作品で「エキュメニカル審査員賞」(カンヌ国際映画祭の独立賞で、キリスト教関連の団体から「人間の内面を豊かに描いた作品」に与えられる)を受賞しており、本賞と合わせて2冠の快挙となる。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月29日是枝裕和監督がソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンら韓国を代表する俳優たちと組み、作りあげた『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭にて昨日の公式上映に続き、是枝監督らはフォトコールと記者会見に参加。海外のプレスからは、『そして父になる』『万引き家族』に続く3部作となる可能性について、物語のきっかけとなる「赤ちゃんポスト」や、初の母親役を演じたイ・ジウン(IU)らの役へのアプローチなどに鋭い質問が飛び交った。公式上映の正装とはうって変わってカジュアルな装いでフォトコールに登場した是枝監督。白い爽やかなジャケットに身を包んだソン・ガンホと、涼しげで個性的なハーフパンツスーツでラフに決めたカン・ドンウォン、タイトな白いミニスカートのスーツ姿のイ・ジウン。さらにクールな白いパンツスーツのイ・ジュヨンも揃って、世界から集まったスチールカメラマンたちの前で笑顔で撮影に応じた。その後、会見場へ向かった5人。パルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり参加となる是枝監督と、2020年パルムドールに続いて米アカデミー賞作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホの主演ということもあり、場内には多くのメディアが詰めかけ、作品への注目度が伺える熱気に包まれた会見となった。なお、第75回カンヌ国際映画祭授賞式は、現地時間5月28日(土)20時30分ごろ、日本時間5月29日AM3時30分ごろから予定されている。是枝監督「“家族”というものを捉えなおしたい」Q:(監督へ)キャラクターたちはみな孤独です。それでいて親密なグループを形成する家族の話ですが、今回もまた自分たちが選んだ家族の物語を描いていますが、どうしてそういう作品にしたのですか?監督:今回、車に乗り込む者たちの疑似家族の旅を描こうとおもって書き始めたプロットで、そこに乗り合わせる人たちが、あらかじめ色々な形で、一般的に考えられる普通の家族、親子という者から排除されている、切り離されて生きてきたという人たちが、ほんの短い間同じ車に乗るという話にしたいなと思って書きました。そのことによって、わたしたちが考えている、考えて捉えている“家族”というものを捉えなおしたいという気持ちもありましたし、彼らが一瞬だけ手にすることで何かひとつだけいいことをする、すごく小さな悪人だったり、悪意をもって旅に同行した人たちが、ひとついいことをする、そんな物語を紡いでみたいと思って作った映画です。Q:(監督へ)ブローカーたちが犯していることは重罪ですが、視点はとてもヒューマニズムであったり、彼らに対する視線が優しい。だから少し混乱しました。どういう風にどうしてこういうキャラクターたちを生んだのでしょうか?監督:描かれるモチーフが深刻であればあるほど、ディティールの描写にはある種の軽やかさやおかしみのようなもの、コメディではないですが、人間が本来持っている存在のおかしみみたいなものを表現したいと思い、それを表現するにはソン・ガンホさんという役者さんは一番ピッタリだなと思いました。Q:(役者さんへ)4名とも素晴らしかったです。是枝監督と他の韓国監督たちとの一番大きな差はなんですか?教えてください。ソン・ガンホ:是枝監督と韓国の監督との違いは、是枝監督は食が大好きなところです。美食を好み、食べることが好きで韓国料理が好きです。他の韓国の監督との大きな違いでした。カン・ドンウォン:監督と仕事して、他の監督はわからないですが、現場では本当にそこに一緒にいてくれた。それは本当に素晴らしかったです。役者と共にいてくださる。そして感情をディティールにわたって捉えて下さる。イ・ジウン:私にとっては監督と違うのはまず同じ言語を話しません。なので努力をします。ちょっとしたディティールも見逃さないように。言語のバリアがあるから、より集中しました。他の参加した映画に比べて面白い体験でした。イ・ジュヨン:監督との仕事はすばらしいもので、もちろん通訳は入れましたけども、それ以外はそんなに大きな差は感じませんでした。国籍が違うというだけで、非常に監督はリラックスしてましたし、私たちといても、そして現場の雰囲気もリラックスしたものを作ってくださったので撮影も快適でした。Q:(監督へ)釜山は映画人にとってとても大切な場所だと思いますが、その釜山を舞台にした理由を教えてください。監督:釜山のロケーションについては、映画祭には度々参加しているのですが、いつも食べるのに一生けん命で、撮影を前提に街を見ていなかったというのもありまして、今回ロケハンで結構色んな場所を候補として回らせていただきました。その中でやはりあの町は坂道が多い。山が迫っている。その立地の高低差みたいなものを活かした場所を、撮影のホン・ギョンピョさんと一緒に探して、結果的にああいう場所を選んで撮影しました。とても魅力的な街で、ソウルとの違いもワンカットで出るという、とても面白い撮影でした。Q:(監督へ)最も難しかった撮影シーンは?それはなぜ?監督:基本的に撮影は、製作部、撮影部が本当に優秀で、スムーズに進みました。車のロケーションも合成を使わずに、基本的には全部実際の車を走らせて撮るというやり方をしたのですが、それにも関わらずとても順調だったんですけど…一番難しかったのは観覧車かな。観覧車が狭くてですね、僕自身は乗れないので、僕はさっきドンウォンさんがおっしゃってくださったように、なるべく役者の側でお芝居をみて、ジャッジをしたいと思っていたんですけれども、あのシーンに限っては僕は下で待っていて、観覧車が上に行くにつれて音が飛ばなくなるので、どんなやりとりがあったのかっていうのは戻ってこないと判断ができないというような状況もあったりして、そこが一番不安でしたし、撮れたものに一番感動したのもあのシーンでした。Q:(ソン・ガンホさんへ)監督はパルムドールを2018年に受賞して、フランスで、そして韓国で撮影されてこられてました。監督のチャレンジをどう思われますか?ソン・ガンホ:監督は素晴らしい作品を手掛けられてきた。例えば『真実』。フランス映画です。今もいろんな作品企画を手掛けられていることを知っています。監督は常に挑戦を受ける方で、そこに感銘をうけます。あるいは感服しています。この作品もそうです。最もワクワクさせる作品の一つです。日本と韓国では文化的な違いがある。そういうことがあっても私たちはそれを乗り越えて幸せに一緒に仕事をすることができましたし、そのことが逆にこの仕事を面白いものにしてくれました。ソン・ガンホ「出会うまでは幸福ではなかった」キャラクターたちへの思い明かすQ:(監督へ)監督はトリロジー三部作をこの作品で完成させているような感覚はありますか?『そして父になる』、『万引き家族』、この作品で終わらせている感覚はありますか?またフランスで映画を作りたいと思っていますか?監督:繋がりがあるといえばそうかもしれない。『そして父になる』を撮って、こういうインタビューに答えていると、女性は子どもを産むとみんな母親になれるけど、男性はなかなか実感が持てなくて、父親になるには何か階段をのぼっていかないとなれないんです、というような実感を話したときに、友人から批判をされまして。女性でも産んだ人たちがすぐに母になるわけではない。母性というものが生まれつき備わっているのだということ自体が、やはり男性からみた女性に対する偏見であるということを指摘されて、それはすごく反省しました。そのことから、『万引き家族』の安藤サクラさんが演じた産まないんだけど母親になろうとする女性と、今回イ・ジウンさんが演じた産んだんだけれども、色んな事情で母になることを諦める女性という、その2人の女性像というのが、自分なりにそこの反省から生まれた2人の女性像という形で。これは本当に姉妹として描いているんですね。だから僕の中でも直線的に『そして父になる』からこの『万引き家族』と『ベイビー・ブローカー』はつながっております。Q:(ソン・ガンホさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさんへ)素晴らしい演技でした。とても強烈なキャラを演じつつも、社会背景だったり、複雑な部分を理解させなければならなかったでしょうからどんな風に役に命を吹き込みましたか?カン・ドンウォン:ドンスは孤児です。でも彼は赤ちゃんを売っている仲介役です。なので、リサーチでそういう孤児院とか環境で育った方にお話を伺いました。その方々の内に痛みを感じ、それを映画のなかで表現しようとしました。ソヨン(イ・ジウン)と会うときに、彼の痛みは少し和らぎます。それを表現したいと思いました。イ・ジウン:私にとって初めての母親役。しかも未婚の母でした。なのでスクリーンで表現するのに自分が実際経験したことがほとんどなく緊張しました。またベイビー・ボックスについてはそれが何であるかを知るのに調べなければいけませんでした。シングルマザーという役は慣れ親しんだものではなく、シングルマザーに対しても知識がなかったのでお話をしたり、いろんなインタビューやドキュメンタリーを見たりして、ある程度理解することができました。彼女たちが強いこと、でも社会が彼女たちを見下しているということ。この経験で私の彼女たちを見る目がかわりました。ソン・ガンホ:同じですね。この映画のすべてのキャラクターはいままで人生で幸せを感じていない。幸福だった過去もないし、今も幸福ではない。出会うまでは幸福ではなかった。監督が描いたのは彼らの日常。それは普通の日常かもしれないが、同時にそこにある暴力性やその恐怖心、苦しみも描いている。それぞれの人生でそういったことが積み重なってきているわけです。そして客観的な距離のある形でこの世界がどんなに冷たいものか描きつつ、私たちの心を同時に溶かしてくる。僕らはみなキャラクターのアプローチは似たようなものがあったと思います。ベイビー・ブローカーを追う刑事の視点が映画の縦軸にQ:赤ちゃんとの撮影はどうでしたか?絆ははぐくめましたか?キャラクターが赤ちゃんに対して想いを描くことでどう変化していくか、そのあたりはどうでしたか?監督:母親役のイ・ジウンさんに似ているとか、そういうこととは一切関係なく、音に反応する子ということで選びました。それは正しかったんじゃないかと思っていますが、撮影の現場で、ソン・ガンホさんが動くと目で追ったり、目の前にいる養父母役の女性の顔に触ったりすることが、もちろん僕の演出ではなく起きていました。彼が電車の中でずっとカン・ドンウォンさんの手をずっと握っていたりして、そういうことが多分大人のお芝居にも活きてきているのではないかと思います。最後、ホテルで(赤ちゃんを)売りに行こうとするサンヒョン(ソン・ガンホ)に語り掛けるように赤ちゃんが大きな声を出してソン・ガンホさんの顔をみるとか、もう二度とできないと思いますが、本当にこういうことが起きるんだなって思う奇跡的な瞬間が、映画の中にはたくさんありました。ソン・ガンホ:今監督がおっしゃったように最後のシーンですよね。赤ちゃんが僕を見ていて、「ソンもういいんじゃない?テイク数、十分だと思うから撮影もうここでいいんじゃない?」、僕も撮影はここで良いと思ったからまるで赤ちゃんと会話しているような気がしておりました。カン・ドンウォン:ソン・ガンホさんとは僕は共演もしていて仲がいい。イ・ジウンさんのことはよく知らなかったんです。映画の中でも2人は仲がいいわけではなかったのですが、ロードムービーのような映画ですからすこしずつ仲良くなっていかなければいかない。その友情が映画と共に育まれていかなければない。そして加えて赤ちゃんの存在があった。赤ちゃんがアイスブレイカーになってくれた。赤ちゃんをきっかけにいろんな話をすることができたので赤ちゃんきっかけで仲良くなれました。イ・ジウン:赤ちゃんのリアクションが素晴らしくうまかったです。困ったことはなく、すごくかわいくて。劇中では母親としてふるまわなければいけなかったけど。本当にかわいくて何の問題もなく、役を演じるにあたり大きな助けになりました。Q、(イ・ジウンへ)自分の子どもを捨てるという役柄で一番の挑戦はなんでしたか?イ・ジウン:母親役は初めてのことでした。以前は、奇妙な話ですが、母親役をやったら面白んじゃないかと思っていたら、オファーが来たんです。すごい偶然でした。今回の母親役を演じるにあたって最善を尽くそうと思っていました。よくある母親ではなく複雑な過去をもち、すこし影がある。複雑な母親。母性もあるけど劇中ではその母性を持っていないかのようにふるまわなければいけない。赤ちゃんのことを愛に満ちた目で見つつ、その気持ちを隠さなければいけなかったり。Q、(監督へ)捨てられる赤ちゃんについてデリケートな形で語られた映画だと思いますか?ベイビー・ボックスはすばらしい発明だと思います。そういう状況の見方は変わりましたか?監督:日本でも韓国でも、この「ベイビー・ボックス」というものへの評価というのは定まっておらず、賛否色々とあると思います。多くは、この物語の冒頭でぺ・ドゥナさんが演じたスジンが発する「捨てるなら、産むなよ」というひと言のような、母親に対するバッシングが多分大半を占めるんじゃないかと思います。あえて、そのスジンのセリフから始めつつ、彼女の目線を通して、車の外から見ていたら単なる犯罪者の集まりである彼ら、そして売られていく赤ん坊を見る目線を、2時間の映画を通して色々なところから揺さぶっていきながら、スジンの中で彼女の言葉や、考え方、目線、母親に対する意見がどういう風に変わっていくのか、それが、映画の縦軸になるのだろうなと思いながらつくっていました。何か、僕が意見を表明するというよりは、映画をご覧になった皆さんがスジンと同じようにあの旅に同行しながら、スジンがそうしたように、それぞれの今までの価値観をちょっとだけ見終わった後にもう一度見つめ直していただけるような、そんな映画であれば良いなと思っています。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月28日『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組み、韓国の多彩な才能が共演した『ベイビー・ブローカー』。第75回カンヌ国際映画祭に是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンが登場、公式上映後には12分間におよぶスタンディング・オベーションを受けた。是枝監督の作品がカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、最高賞のパルムドールを受賞した2018年の『万引き家族』以来4年ぶり、6回目(同映画祭への出品自体は8回目)となる。ファンから「IU」コールも!レッドカーペットイベント現地時間5月26日(木)18時30分、日本時間で5月27日(金)AM1時30分すぎ、カンヌの澄み渡る空の下、大勢の取材陣や観客が注目する中、登場したのは「アルマーニ(ARMANI)」のタキシードにサングラスをかけた正装の是枝監督と、同じくタキシードにサングラスの出で立ちでひげをたくわえ、さすがの貫録を見せるソン・ガンホ率いる『ベイビー・ブローカー』チーム。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のスパンコールタキシードで長身を生かしたスタイルの良さが目を引くカン・ドンウォンが登場、胸元にポイントのおかれたオフショルダーのグレーのロングドレスにショーメのアクセサリーでエレガントに登場したイ・ジウン(歌手名:IU)、さらに胸元が大きく開いたシンプルな白いロングドレスに身を包んだイ・ジュヨンも横に並ぶ。イ・ジウンは丁寧にファンサービスにも応じ、アジア、そしてヨーロッパの観客からはIUコールも起こり、ひと目見ようと木に登ったり、中には泣きくずれるファンもおり世界的な人気ぶりがうかがえた。そして『ベイビー・ブローカー』の音楽を手掛けたチョン・ジェイルの美しいピアノの旋律にのせ、ゆっくりと階段をあがる監督とキャスト陣。パルムドールを受賞した『万引き家族』の是枝裕和監督と『パラサイト半地下の家族』のソン・ガンホがタッグを組んだ作品ということで、世界から集まったメディアや観客からの注目度は非常に高い。会場に向かう直前に心境を聞かれた是枝監督は、「毎回持ってくる作品も違いますし、チームも違うので、何度来てもいつも新鮮な思いで臨んでいます。今回は特に会場へ向けての出発場所となるホテルの壁に作品の垂れ幕がかかっているので、ちょっと背筋が伸びる思いです。でも、作品の出来上がりには自分的にとても満足しているので、そんなに何かが負担になったり、過剰な期待をしたり、それで落胆したりという、今回はそこは卒業できたのかなと思っています。あとはみんなと楽しみたいと思います」と語る。また、レッドカーペット上のインタビューでは、「言葉を越えてつながれたという印象がスタッフともキャストともあるので、自分でも納得ができる作品でまたここに帰ってこられて本当にうれしいです」とコメント。「ベイビー・ボックス自体は韓国だけでなく、日本にもあるのですが、今回はベイビー・ボックスがあるなしにかかわらず、生まれてきた命に対して大人たちがどう関われるのか、それを旅を通して描いてみたいなと思いました」と語り、さらに大好きなケン・ローチと同じようにもう一つパルムドールを獲ってしまうのでは?という質問に対しては「そんなことが起きたら、本当にうれしい」と謙遜しながらも素直な思いを伝えた。先に本編を鑑賞した海外のプレスからは、「彼(是枝監督)は、最高の作品を生み出した。新しい家族のかたちを考え出し、巧みに人生の物語を描き出す」「キャラクターが見事に描かれている。特に母親役がね」と、是枝監督が紡ぎ出した物語とキャラクターを称えるコメントが。「是枝監督は、感情の達人」と語った女性は、「彼はいつも、家族をテーマにした作品を作り出す。血のつながった家族、今ある家族、そして、自分で選ぶ家族を描く。どれが本当の家族なのかと私たちに語りかける」と語っていた。是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンらと喜びを分かち合うそして5月26日(木)19時、日本時間5月27日(金)AM2時すぎからはワールド・プレミアとなる公式上映へ。会場は、カンヌ国際映画祭のメイン会場となるPALAIS DES FESTIVALS。2,200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映がスタート。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には場内が沸いた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、是枝監督の社会に切り込む鋭い視線と韓国映画界最高峰の才能がぶつかり合い生み出された“一つの命を巡る物語”に、観客はすっかり魅了され、心揺さぶられた様子がうかがえた。上映終了後は、12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせて微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせ、本作がカンヌの観客から愛される作品になったことがひしひしと伝わる、ワールド・プレミアとなった。是枝監督「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」その後、日本用囲み取材に応じた是枝監督は、「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と語り、胸をなで下ろした様子。ソン・ガンホと上映中、「笑い声が起きたところでお互いに手を探り合った」と明かした。キャスト陣も完成版の映画を見たのは初めてだったそうで、「ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」とふり返った。また、韓国映画として韓国キャスト・スタッフたちとカンヌを迎えたことについては、「フランス映画を撮ったとか、韓国映画を撮ったとか、日本映画を撮ったという意識ではないので、自分の好きな役者さんとその国で映画を撮っているという感覚」と監督。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います」と語り、「今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と話した。「『万引き家族』の時にも彼は顔を出してくれてね。すごくそういう温かさのある人で」と語ったカン・ドンウォンについては、「レッドカーペットを一緒に歩けたのは、僕も感慨深かったです。カン・ドンウォンさんとは上映後見つめあっただけです。普段からそんなにしゃべらないタイプですが、この後しゃべります」と話した。韓国俳優の層の厚さを問われると、「演技の訓練を積んでますからね。その素養があるというのは大きな違いだと思います。それはフランスも同じ」と回答。「ただ、僕みたいに役者じゃない人をキャスティングしたり、演技経験のない子供で映画を撮ったりすることの面白さ、勿論難しさもありますが、その面白さで映画を作っていたりすると、必ずしも訓練を積んでいるから面白いというわけでもないんです。ただ、日本の中で訓練を積んでいないのは役者だけではないし、僕も含め、監督も訓練を積まないといけないと思う。海外の監督はきちんと技術を学んで監督になっています。僕自身含め、コミュニケーションをとる言葉だったり、技術だったりを身に着ける必要があるなと思います」と考えを明かす。さらに、「日本の役者さんも決して負けてはいないと思います。日本のトップの方たち、例えば役所広司さんとか安藤サクラさんとかは一緒にやって学ぶことが非常に多いですし。日本での企画もきちんと動かしています。海外で撮ったことをどう日本での映画作りにフィードバックして何を変え、何をそのままでいいのかを持ち帰りたいと思っています」と今後の構想も明かした。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日フランスで開催中の「第75回カンヌ国際映画祭」で現地時間26日、コンペティション部門に出品された是枝裕和監督作品『ベイビー・ブローカー』(6月24日公開)が公式上映され、12分にもおよびスタンディングオベーションが起こった。『ベイビー・ブローカー』チームは、是枝監督、ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、イ・ジウン(歌手名:IU)、イ・ジュヨンの5人がカンヌ入り。2200席の会場が満席となる中、大きな拍手に迎えられながら、レッドカーペットを終えた是枝裕和監督を先頭に、キャスト陣が続く形でにこやかに場内に入場し、上映が始まった。本編前に流れる歴代パルムドール受賞者の名前に是枝監督が出てきた際には、場内が沸き、本編への期待もさらに高まる様子が見られた。上映中は「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会ったブローカー、母親、刑事たちの一風変わった旅路に、中盤までは笑いがおこる場面も。さらに終盤にかけては、涙をすする音が聞こえてくるなど、一つの命を巡る物語に観客は魅了され感動した様子だった。上映終了後は、そんな感動を反映するかのように12分にも及ぶスタンディングオベーションが続き、是枝監督とソン・ガンホ、カン・ドンウォンは3人で肩を組みお互いを称えあう様子も。またイ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンも監督と目を合わせ微笑みあったり、場内を見上げて手を振り満面の笑みを見せるなど、割れんばかりの拍手喝さいを全身で受け止めていた。コメントを求められた監督は、「こんなに沢山の拍手で迎えてくれて本当に有難うございました。コロナの中で、すごくチャレンジングなチームだったと思うのですが、本当に一体感のある現場でスタッフ・キャストが一丸となって作り出した映画がここで皆さんのもとへ届けられたことをとても嬉しく思っています。有難うございました」とスピーチし、会場はさらなる盛り上がりをみせた。その後、取材に応じた是枝監督は「ちゃんと笑うところで笑い声が聞こえて、隣のソン・ガンホさんと手を握りあって最後まで僕自身上映を楽しめたので良かったのではないかなと思います」と振り返り、「かなり笑い声が起きていたので、どのくらい現場で感じていたことが字幕で伝わるかは不安だったのですが、大丈夫だったなと思いました」と安堵した様子。12分間のスタンディングオベーションについては「すごく良い反応をいただいたのですが、ちょっと長いなと思い、ティエリー(カンヌ映画祭総代表)にそろそろと手招きしたのですが、上の観客を見るようにと目で合図されて、上を見て手を振ってというのを3回くらい繰り返したので・・・でも、それも彼の演出なので。本当にあたたかい握手と笑顔に包まれたいい時間だったと思います」と話した。また、キャスト陣とのやりとりも「彼らも完成版を観るのは初めてだったので、ソン・ガンホさんは本当にいい映画になった、撮っている時にはこんなに感動的な映画になるとは思っていなかったと言ってくれました。編集を頑張ってよかったなと思えました。イ・ジウンさんとイ・ジュヨンさんは初めてのレッドカーペットでしたし、すごく緊張したと言っていました。でも上映中笑い声がおきてすごくホッとしたと言っていました。上映後は緊張がほぐれていい笑顔がみられました」と明かした。想定外だったことを聞かれると、「何かを想定していたわけではないので、どういう反応なのかなと探りながら座っていましたが、思っていた以上にちゃんと届いたのかなと思います」と手応えを口に。「ソン・ガンホさんを観ていると、あのお芝居は万国共通に、いろんなことが伝わるなとは思います。今回は本当に、ちょっと信じられないくらいトップレベルの俳優さんたちが集まってくれて、僕にとってもとても稀有な経験ですけれど、それが作品にとって大きな力になっているのではないかなと思っています」と語った。(C)2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月27日MCM(エムシーエム)と、アーティスト「サム・バイ・ペン」がコラボレーションしたフレグランス「MCM コレクターズ エディション オーデパルファム」が登場。2022年5月27日(金)より、数量限定で全国発売される。MCM×アーティスト「サム・バイ・ペン」のコラボレーションMCMのアイコンフレグランスと、ソウルを拠点に活動するアーティスト「サム・バイ・ペン」がタッグを組んだ「MCM コレクターズ エディション オーデパルファム」。ラグジュアリーなフレグランスに、グラフィティによるドイツ・ベルリンのストリートアートをイメージしたデザインを施し、ポップなエッセンスをプラスした。フレグランスボトルとパッケージには、MCMを象徴する“バックパック”デザインに、サム・バイ・ペンによるMCMの“グラフィティロゴ”を大胆にあしらった。後部にはオリジナルキャラクターを描き、プレイフルでユニークな雰囲気に仕上げている。魅惑的な"フローラル ウッディ"の香り香りは、甘くフルーティーなラズベリーや手摘みのジャスミンを組み合わせ、クリーンなウッドとシアーなアンブロックススーパーの香りで洗練させながら、伝統的香りと最新ブレンド技術を融合させたフローラル ウッディノートに仕上げている。【詳細】「MCM コレクターズ エディション オーデパルファム」50mL 10,890円発売日:2022年5月27日(金)【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEl:0120-000-599
2022年05月27日バター和菓子専門店の「八 バイ プレスバターサンド(八 by PRESS BUTTER SAND)」が京都と名古屋に出店。2022年5月18日(水)に大丸京都店、5月27日(金)に名古屋栄三越店がオープンする。バター和菓子専門店「八 バイ プレスバターサンド」「八 バイ プレスバターサンド」は、人気バターサンド専門店「プレスバターサンド」のスピンオフブランド。和素材を使ったバターサンドをはじめ、バターの美味しさと伝統的な和菓子をかけ合わせた、新カテゴリーのスイーツ“バター和菓子”を提案している。看板商品「和バターサンド〈きな粉あずき〉」看板商品は、国産のきな粉と米粉を練り込んだクッキー生地を特注プレス機ではさみ焼きし、北海道産大納言あずきの甘納豆入りバタークリームをサンドした「和バターサンド〈きな粉あずき〉」。コク深い黒豆きな粉と焙煎した京風きな粉の香ばしさがふわりと広がる“サクほろ”食感のクッキーと濃厚バタークリーム、その絶妙なハーモニーが楽しめる和風バターサンドだ。中にバタークリームを忍ばせた大福「ばたふく」も、八 バイ プレスバターサンドならではの一品。滋賀県産もち米に砂糖や水あめを加えた羽二重餅(はぶたえもち)は絹のようなきめ細かさが特徴で、北海道産あずきを炊き上げたあんことミルキーなバタークリームを優しく包み込む。風呂敷で包んだオープン記念限定セットまた、両店舗のオープンを記念した限定商品「つつみ 八×PRESS BUTTER SAND セット」が各日30セット限定で発売。「八 バイ プレスバターサンド」の「和バターサンド〈きな粉あずき〉」と「プレスバターサンド」の「バターサンド」、それぞれの看板商品を詰め合わせたボックスを、店舗毎に異なる限定デザインの風呂敷で包んだ特別なセットとなっている。店舗情報■八 バイ プレスバターサンド 大丸京都店オープン日:2022年5月18日(水)所在地:京都府京都市下京区四条通高倉西入立売町79 大丸京都 地下1階営業時間:10:00〜20:00■八 バイ プレスバターサンド 名古屋栄三越店オープン日:2022年5月27日(金)所在地:名古屋市中区栄 3-5-1 名古屋栄三越 B1F営業時間:10:00〜20:00<展開商品>■通年販売商品・「和バターサンド〈きな粉あずき〉」4個入 1,188円/8個入 2,376円・「おりどら」1個 270円・「ばたふく」1個 270円・「八・詰合せ」6個入 2,160円/10個入 3,240円/17個入 5,400円■オープン記念商品・「つつみ 八×PRESS BUTTER SAND セット」1,620円※オープン記念商品は各日30セット限定、無くなり次第終了。
2022年05月20日5月26日(現地時間)に第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にて世界初お披露目される、是枝裕和監督の最新作『ベイビー・ブローカー』。この度、主演のソン・ガンホをはじめ、カン・ドンウォン、ぺ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)、イ・ジュヨンが集結する本ポスターと、まるで家族のように仲睦まじいメイキングカット7点が解禁となった。本ポスターは、<赤ちゃんポスト>に預けられた赤ん坊を連れ去ったベイビー・ブローカーのサンヒョン(ソン・ガンホ)とその相棒ドンス(カン・ドンウォン)、2人の裏稼業を知ったことをきっかけに、彼らと共に養父母探しの旅に出ることになった赤ん坊の母親ソヨン(イ・ジウン)、そして彼らを現行犯逮捕しようと追いかける刑事スジン(ペ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)の5人の登場人物が一堂に会したビジュアル。全員が同じ方向を向きながらも、それぞれ異なった表情を見せており、5人の知られざる背景と感情が交差する旅の先に何が待ち受けているのか、期待の高まるデザインとなった。本作について是枝監督は「脚本を書きながら、韓国で様々な取材を行い、ベイビー・ボックス出身の子どもたちの声にも触れました。“自分は生まれてきてよかったのか”と葛藤する彼らの切実さと向き合った時、その問いに答えられる作品にしなければいけないという思いが膨らんでいきました」と決意を胸にしながら撮影に挑んでいたことを明かしており、繊密なリサーチとそこで感じた思いとともに作り上げた渾身のストーリーとなっている様子。さらに、撮影現場のキャストの姿を捉えたメイキングカット7点も到着。本作では、<赤ちゃんポスト>をきっかけに出会った5人が旅を重ねていく中で、それぞれに思惑を抱えながらも、どこか“家族”のような関係性を紡いでいくのも見どころ。撮影が順撮りで行われたということもあってか、キャスト陣はシーンを重ねていく中で家族のような親密さを育んでいったという。このメイキングカットでは、笑顔を見せる仲睦まじいキャストたちの姿を目にすることができる。『ベイビー・ブローカー』は6月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2022年05月20日西島秀俊を主演に、共演に斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、宮川大輔、大森南朋、三浦友和など豪華俳優陣を迎えた映画『グッバイ・クルエル・ワールド』。この度、初の映像素材となる特報が解禁となった。本作は、世の中とチューニングの合わない登場人物たちに、ソウルシンガー・Bobby Womackらの胸躍るソウル&ファンクなリズム、監督・大森立嗣×脚本・高田亮がオリジナルで描くエキサイティングでポップなクライム・エンターテインメント。西島さんと、斎藤さん、玉城さん、宮川さん、三浦さんが演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らはラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。その後、それぞれの生活に戻るメンバーだったが、ヤクザ組織に追われる日々が始まり、宮沢さん演じるラブホテル従業員、大森さん演じる刑事たちを巻き込み、大波乱の物語が幕を開ける。解禁となった30秒の特報映像は、銃声響くオープニング。フォード・サンダーバードを運転する西島さんの横顔から始まり、現金の束、覆面姿の強盗団、ワイルドな雰囲気の斎藤さん、派手髪となった宮沢さんや玉城さんほか、宮川さん、大森さん、三浦さんの豪華な顔ぶれが次々と並ぶ。やがて、銃声、罵声、ガソリンスタンドの爆発などが入り乱れ、ラストに突如「裏切り者は、誰だ?」の文字が躍る。Margie Josephの「Let’s Stay Together」の軽快な音楽に包み込まれ、高揚感と刺激、色気が香り立つ世界観に誘われる特報となっている。『グッバイ・クルエル・ワールド』今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッバイ・クルエル・ワールド 2022年秋、全国にて公開予定(C)2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会
2022年05月20日