映画『ワイルド7』の宣伝隊長に、おバカキャラで現在TVに引っ張りだこのモデル・鈴木奈々が就任。12月18日(日)に行われた本作の公開記念イベントに登場し、いつものおバカキャラ全開で作品をアピールした。望月三起也の人気漫画を映画化した本作。7人の元犯罪者たちによる超法規的組織“ワイルド7”が国家をも敵に回し、愛する者を守るべく戦いに挑む。巨大なアドトレーラーと共に、この日は撮影で実際に主演の瑛太や丸山隆平(関ジャニ∞)らが使用したバイクも登場。ギャル風にアレンジした真っ黒なバイクスーツでワイルドに決め、バイクの後ろに乗って登場した鈴木さんは「バイクの後ろに乗るのは初めてだったから緊張したけど楽しかったです」と満面の笑みを浮かべた。TVなどでたびたび話題に上るうわさの彼は「バイクが大好きでビッグスクーターに乗ってます」(鈴木さん)とのこと。これまで彼氏のビッグスクーターで2人乗りをしたことはなかったそうで「ヤキモチ焼いちゃうかもしれない」とも。ちなみに、映画の中で鈴木さんが一番かっこいいと思ったのは、椎名桔平演じるセカイ。「男らしくて感動しました!」と大絶賛だったが、そのうわさの彼氏は椎名さんとは「全然似てない。見た目、草食系ですもん。私は、見た目は草食系で中身は肉食の“ロールキャベツ男子”が好き!私の彼はまさにロールキャベツです」とのろけていた。さらに、“ワイルド7”を英語で書くと?とクイズを出題されると、期待通りに(?)「Yldo sev7」と珍解答を披露。「何となくニュアンス分かりますよね?読めますよね?」とへこたれることなく笑顔を浮かべていた。『ワイルド7』は12月21日(水)より全国にて公開。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:『ワイルド7』瑛太が語る“ワイルド”の定義「僕にできるかは…気分によります」ワイルドな男の条件は“守るものがある男”!『ワイルド7』カップル試写アンケート“アニキ”宇梶剛士、草食男子に「野菜炒めに徐々に肉を入れたら?」とアドバイス日本警察“最凶”の切り札『ワイルド7』試写会に30組60名様ご招待関ジャニ丸山、金色シャツのタキシードで登場映画初出演でワイルドな魅力を発揮?
2011年12月19日“役者バカ”なんて野暮ったい響きの言葉はクールでスタイリッシュなこの男にそぐわない気もするが、話を聞けば聞くほどそれがぴったりにも思えてくる。もしも、これまでに役作りのために増減した体重の量を競うコンテストがあったら、香川照之あたりと日本代表の座を争いそうだ。イランが誇る名匠アミール・ナデリ監督とタッグを組んだ本作『CUT』でもギリギリまで体脂肪を落とした。監督からの口説き文句は「お前はおれと一緒に映画を作る運命にある」。そう言われて西島秀俊が燃えないはずはなかった――。“俳優部”のひとりとして臨んだ撮影西島さんが演じたのは、兄が残した借金を返済するため、兄が死んだ場所でやくざを相手に殴られ屋となった映画監督の秀二。これまで数多くの映画やドラマに参加してきた西島さんだが、本作ではこれまでとは全く異なる作品へのアプローチ、いち俳優という存在を超えてこの作品に携わることを監督から求められたという。「僕はこれまで、どちらかというと“俳優部”のひとりとして現場にいて、映画が生まれてくる瞬間にみんなで立ち会うというスタンスでやってきたんですが、この作品に関してはナデリ監督から『限界まで体脂肪を落とせ。現場では誰とも挨拶を交わすな。そうやってお前が全身全霊をかけて役に関わる姿を示すことで、みんながこの映画に携わるというのが分かって一緒に進んで行くんだ』と“特別な存在”になるように言われました。周りにどう思われようが、狂ってると思われようが、そんなことはどうでもいい。とにかく良い演技をすることだけを考えろ、と。監督に『全てを出せ』と言われてストレートに出せたというのはすごく大きなことでした」。撮影中からこの作品が自身のキャリアの中でも特別なものになると西島さんは感じていたそうだが、映画の完成後に監督が漏らしたある言葉でその思いは決定的なものとなる。「釜山映画祭の会見で監督が『この映画は(映画監督のジョン・)カサヴェテスの映画なんだ』とおっしゃったんです。ナデリ監督は(カサヴェテスの最後の作品である)『ラヴ・ストリームス』の現場にスタッフとしていらしたそうで。『ずっと撮ろうとしていたけど、どうしても撮れなかった。西島と会って日本で撮ることを決めた』と。僕にとってカサヴェテスは、彼の映画を観て人生が始まったと思えるくらい大きな存在。その人自身を演じていたと撮影が終わった後で知って何だか妙に腑に落ちました。撮影のときから『この映画は自分にとって岐路になる映画だ』と感じていたので、やはりそうだったんだ、という思いですね」。「どんなに頑張っても撮れないようなカット。そこに近づきたい」秀二にとって“生きる”ということと“映画を作る”ということは同義。殴られるたびに敬愛する映画監督たちが作った作品を思い浮かべ、アート系の映画の発表の場がどんどん失われていくことを嘆き、商業主義第一の映画界の現状を舌鋒鋭く批判する。西島さん自身、秀二の生き方や思いに共感する部分は?「僕はドラマも大きなバジェットの映画もやるし、それこそ秀二が批判しているような作品にもたくさん出ます。ただ俳優である以前に、僕自身が最も大切にしているのはアート系のインディペンデント映画です。そういう作品に出ることが自分の目標であり、そのために生きてるというのはあります。実際、すごい作品というのは本当にすごくて、どうやって撮ってるのかが分からない。どんなに頑張っても撮れないと思えるようなカットを平然と――おそらく平然とではなく死ぬ思いで撮ってるんでしょうが――撮っている人たちがいる。自分もそこに近づきたいという思いがあります」。秀二も娯楽作品を全て否定しているわけではない。西島さんは「秀二は、エンターテイメント作品が悪いということではなく、アート映画の場がなくなることが問題だと言ってるわけで、それは僕も同じ思いです」と秀二の思いを代弁する。「僕自身、香港映画やエンタメ作品で好きな映画はたくさんあるし、おそらくナデリ監督にもあると思う。ただ、アート系のスクリーンが減っていくこと、オリジナル脚本の作品が少なくなっていくことには愕然としています」とも。自ら選ばない、流れに身を任せることここであえて、逆方向から質問してみた。現在もドラマ「僕とスターの99日」に出演中だが、西島さんにとってアート作品ではなく、こうしたエンターテイメント作品に出演することの楽しみ、やりがいは?「自分が昔、見ていたドラマ――もしかしたら僕がこの仕事を始める以前の作品かもしれないし、そういうのは映画監督が撮ってたりするんですが――『ドラマって面白いな』と思えた作品に近づきたい、そういう作品を作ってみたいっていう思いがあります」。ちなみに、驚くべきことだが西島さん自身はドラマであれ映画であれ、自ら出演作品の選定にタッチすることはほとんどないという。そこにも俳優・西島秀俊の生き方が見え隠れする。「そこは100%、マネージャーに任せてます。もちろん、マネージャーが『この台本どう思う?』って聞いてくることはあるし、僕が興味を持っているものについて話をすることはありますが、彼がやると言って僕が『NO』と言ったことは一度もないです。信頼もしてますし、そこで(マネージャーの意見と西島さんのやりたいことが)重ならなくてもいいと思っています。多分、僕がやりたいことだけをやってたらすぐに手詰まりになって終わります(笑)。マネージャーと俳優の視点というのは間違いなく違うもの。だからこそ、そこは合わなかったとしてもやります」。彼の言葉からも生き方からも計算というものが感じられない。冒頭に紹介したナデリ監督の言葉ではないが、運命や流れに身を任せ、自分で制御することのできない舟を楽しんでいるかのような…。『CUT』という岐路を経て、舟はどこに向かうのか――?(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:CUT 2011年12月17日、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて公開© CUT LLC2011■関連記事:西島秀俊が最新作『CUT』で受けた「人生で最大の衝撃」を告白ヴェネチア、モントリオールにトロント…世界の映画祭での邦画の奮闘に期待!常盤貴子&筒井道隆が急接近!?「圭史くんに言いつける」とベテラン女優が釘をさす?西島秀俊、主演作『CUT』監督との出会いの場で「本性見せろと言われた(笑)」西島秀俊、イランの巨匠作品主演!共演の常盤貴子は13年ぶりショートヘア
2011年12月14日「ビアード・パパの作りたて工房」創業者・廣田雄二氏が手がける、日本初のパンケーキのテイクアウト専門店「ラ・ポワル」が、2011年12月1日(木)に東京・池袋にオープンする。「ラ・ポワル」のパンケーキは、コクと深みのあたえるベイクドチーズケーキが練りこまれた生地と、女性に人気のフルーツをたっぷり使ったソースやトッピングがメイン。手作りの、やさしく甘さを控えた味わいがうれしい。気軽に食べ歩きできる「ウォーキングテイクアウト」スタイルのこのお店、オープン早々大旋風を巻き起こすことは確実だ。お問い合わせ: 公式サイト
2011年12月01日エキサイトでは、読み聞かせiPad/iPhoneアプリ「パパ、読んで!おやすみ前のおとえほん vol.2 ~読み聞かせ世界昔話~」を2011年11月4日(金)よりApp Storeにて配信を開始した。本アプリは、「iTunes Rewind 2010」の『物語の新種』や、「第1回ダ・ヴィンチ電子書籍アワード」の『読者賞』に選出された親子で楽しむ人気アプリシリーズの最新作。鶴田真由さんのやさしいナレーションで「さんびきの子ぶた」・「ヘンゼルとグレーテル」・「こびとのくつや」の三話を収録。「おとえほん」シリーズのプロデューサーである音楽家・守時タツミ氏が書き下ろした心地よい音楽と、イラストレーター・柿原さゆり氏による素敵なイラストを楽しみながら、世界で語り継がれてきた昔話を読み聞かせすることができる。また、11月10日までは発売記念で特別価格250円にてダウンロードできるのでお見逃しなく!パパ、読んで!おやすみ前のおとえほん vol.2~読み聞かせ世界昔話~収録物語:さんびきの子ぶた/ヘンゼルとグレーテル/こびとのくつや(各5分~6分/各約20ページ)配信開始日:2011年11月4日(金)定価:500円(税込)発売記念特別特価:250円(税込) *11月4日(金)~10日(木)対応端末:iPhone/ iPad / iPod touch 取材/おうちスタイル編集部
2011年11月06日イギリスのウェブサイト「MyCelebrityFashion」が19日の“父の日”にちなんで発表した「最もスタイリッシュなセレブ・パパ」の1位にオーランド・ブルームが選ばれた。父親でもあるセレブたちをファッションの観点から評価するもので、今年1月、妻でモデルのミランダ・カーとの間に長男・フリンくんが生まれたオーランドは全体の71パーセントの票を集め、2位のデヴィッド・ベッカム(65パーセント)を抜いて堂々トップの座に就いた。オーランドがファッションに気を使っているかはさておき、同サイトのマーケティング・ディレクターは「オーランドはいろいろなものを組み合わせるスタイルが一般に受けたようです。ベッカムのカジュアルな装いも人気が高いです」と解説。3位は歌手でTVパーソナリティを務めるピーター・アンドレ。以下、4位ジュード・ロウ、5位マシュー・マコノヒー、6位ヒュー・ジャックマン、7位ウィル・スミスと続く。独自のファッションセンスを持つジョニー・デップは29パーセントの得票で8位。9位はベン・アフレック、そして10位はブラッド・ピットが選ばれている。(text:Yuki Tominaga)© Tsuni/Gamma-USA/AFLO■関連作品:三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 2011年10月、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開© 2011 Constantin Film Produktion GmbH, NEF Productions, S.A.S. and New Legacy Film Ltd. All rights reserved.■関連記事:オーランド・ブルーム、愛息とのお風呂が何より楽しみなイクメンに変身ミランダ・カー、夫のオーランド・ブルームと2か月の愛息を伴って渡仏、モデル業再開
2011年06月15日セレブリティとパパラッチ。この切っても切り離せない敵対関係に、あえて興味を持ったひとりのセレブがいる。映画監督で、『プラダを着た悪魔』の恋人役、また人気TVドラマ「アントラージュ★オレたちのハリウッド」主演でも知られる俳優、エイドリアン・グレニアー。日々パパラッチに追われる身でありながら、パパラッチのリアルを撮ったドキュメンタリー『ティーンエイジ・パパラッチ』を引っさげ初来日を果たしたエイドリアンにモデル・堀内葉子がインタビューした。パパラッチはモンスター堀内:本作を撮ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?(映画の主人公)13歳のパパラッチ少年のオースティンくんと出会ってすぐに映画を撮ろうと思われたのですか?エイドリアン:幸運なことにいろいろなことが重なったのが撮影のきっかけなんだ。オースティンとの出会いはもちろんだけど、メディアと社会、特にメディアが若者にどういう影響を与えているのかを書いた本を読んだばかりで、興味がある題材だった。ちょうど映画を作りたいという気持ちもあって、この映画に繋がったわけなんだ。堀内:この映画を撮ったことにより、ご自身や周囲に変化はありましたか?エイドリアン:僕は大学に進学してないから、こうやって撮影を通じて、自分の興味のある題材を研究することが出来て、本当にたくさんのことを学んだ。ひとつ気付かされたのは、世界中の素晴らしい学者さんや物書きの方でも連絡しようと思えば連絡できるということ。さっきお話した本の著者にも「ぜひインタビューさせてください」といきなりメールを送ってみたら、快く応じてくれて映画にも出演してくれた。だから、“教育”というものは何か手の届かないイメージがあるかもしれないけど、実はそうじゃないんだと。学びたいのであれば、自分でイニシアティブを取ればいいんだ、ということをすごく学んだよ」。堀内:ではパパラッチとの間で1番困ったことは何ですか?エイドリアン:僕の場合はドラマや映画公開時期でない限り、そんなにパパラッチ攻撃はひどくないと思うよ(笑)。やっぱり女性の方がターゲットになりやすいんだ。そもそも僕はニューヨークに住んでいるので、L.A.と比べるとパパラッチの数が少ない。でも全く予期していないときにパパラッチが出てくると、まるでモンスターに襲われるような気分になるよ」。「有名=幸せ」ではない堀内:映画の中でも語られていますが、ある程度有名になると、パパラッチは困るけど、全くいないのも淋しい…。その気持ちも分かるような気がしますが、そのボーダーラインは難しいですよね?エイドリアン:やはり注目されるということにはとても誘惑的な要素があって、ある程度注目されるのではという予感がハズレたとき、例えば、思っていたよりカメラの数が少なかったりすると「もしかして自分に何か足りないんじゃないか?」と不安になってしまうかもしれない。けど、僕はそれは間違っていると思う。とはいえ、あるプレミアに参加したときのことだけど、ずっとカメラから隠れていた自分も後から考えればちょっと滑稽に思えて…。まるでゲームだね。だからとにかくあまり囚われずに、“もしカメラがあったらスマイル”、それくらいの気持ちでいればいいと思う。堀内:私自身仕事をしていて、メディアに振り回されないためには、自分への自信や、強いメンタルがないと難しいなと感じてしまうのですが…。アドバイスはありますか?エイドリアン:この映画の隠れたテーマのひとつは“本当の幸せを手に入れるためには?”。かつてはお金持ちになることが幸せとされ、いまは名声がそれにとって変わっている。でも僕が思う本当の幸せへの道というのは、意義のある仕事をしっかりとして、愛のある家庭を持つことだと思う。特にグローバリゼーションが進んで世界が小さくなってきたいま、世界にインパクトを与えるような大きなことをしたい!と思う人は多いと思うけど、小さなことでいいので、ひとつひとつやっていることにちゃんと充足感を得ることの方が大事だと思う。僕の場合は、例えば小さな役や、小規模作品でも、本当に作りたいものを作り、そこにしっかりと満足を感じることかな。堀内:最後に、今後は監督としてどのような作品を撮りたい、また俳優として出演したいと考えていますか?エイドリアン:演技をするということは、自分のエモーショナルな部分に浸るという作業だし、監督をするときにはより頭を使う。バランスをとるためには両方やっていきたいね。どんな作品…というのは、僕はいろんなことに興味があるから難しい質問だけど、現在、温めている企画が、ドキュメンタリー、フィクションを含めて複数ある。あとはプロデューサーとしての話も。ただし、俳優やプロデューサーとしては幅広い題材に挑戦していきたいけど、監督としては必ず個人的に何か響くテーマで撮っていきたいと思う。堀内:初来日だそうですが、東京で興味のあることは?エイドリアン:やりたいことがたくさんありすぎて!とにかく街を歩いて、写真を撮ったりしたいと思うよ。■関連作品:ティーンエイジ・パパラッチ 2011年2月5日より新宿バルト9ほかにて公開© 2009 RECKLESS PRODUCTIONS ALL RIGHTS RESERVED
2011年01月24日22年続いた人気映画シリーズの最終作『釣りバカ日誌20 ファイナル』の公開記念大感謝パーティが11月4日(水)、東京・ホテルニューオータニで行われ、主演コンビの西田敏行がシリーズに別れを告げ、三國連太郎は西田さんとの再タッグを願った。人気漫画を原作に、一流企業の万年ヒラ社員で釣りの名人、ハマちゃん(西田さん)と、同社会長でハマちゃんの釣り弟子、スーさん(三國さん)のコンビが、日本各地の釣りの名所で騒動を繰り広げる人情喜劇。昭和63年に『男はつらいよ』シリーズの併映作品としてスタートし、ほぼ1年に1本のペースで製作されてきた。最終作の名所ロケは6月に北海道の道東地方で行われた。約40人集まった歴代キャスト陣を前に、西田さんは「この旅で鉾というか、釣り竿を納めたいと思います」としみじみ。「寂しい感情もありますが、惜しまれながら終わるのがいいという美意識もある。この辺りかな、と思う」と感極まったような表情。この日がちょうど62回目の誕生日で、同シリーズのロケ地をイチゴで示した日本列島を描いた巨大ケーキで祝福されると「誕生日ではあるなーと薄々思っていたけどこんな形で祝ってくださるとは思いませんでした。今日はハマちゃんの22回目の誕生日と理解しています」と会場を和ませた。一方の三國さんは「つい最近こけたんです」と“転倒事故”を突如告白。左頬を指して「こことここにヒビが…」と言うと、西田さんは「86歳でランニングしてこけたんです。ダメでしょう?」と飄々とした調子で茶化す始末。関係者によると、三國さんは10月23日(金)、静岡県沼津市の別荘内で転倒。高齢のため大事をとって東京・慈恵医大へ3日間、検査入院したが骨折などはなく打ち身ですんだという。三國さんは挨拶で「成田反対闘争で初めて西田さんとお会いして…」。すかさず西田さんが「三國さんがおしゃっているのは、(初共演した)『襤褸の旗』という独立プロの映画の現場の話でして、(主演の)三國さんが田中正造で、私が農民の一人を演じました」と解説。三國さんは西田さんに「私の不用意な俳優生活で刺激になった俳優さんです。こんなにリズム感のいい人が、世の中にいるんだと感動しました。ただちょっとのんべいなのが気がかりですが、乗り越えて次世代を代表する俳優になると思っています」と太鼓判。スーさん役との別れについて聞かれても「成田からご一緒している俳優さんで、私が役者をしている間は永遠にご一緒したい」とラブコールを送り続けた。パーティには、ハマちゃんの愛妻・みち子さん役の浅田美代子らも出席。浅田さんは「私生活では結婚は必要ないと思うくらいハマちゃんに愛され、幸せでした」と笑顔を見せ、写真撮影の際、取材陣から求められ、何度も西田さんの頬にチュッとキス。ほかに本作キャストの吹石一恵、塚本高史、歴代マドンナ代表の名取裕子らが「心に残るシリーズ」と声を揃えていた。『釣りバカ日誌20ファイナル』は12月26日(土)より全国にて公開。■関連作品:釣りバカ日誌20 ファイナル 2009年12月26日より全国にて公開■関連記事:国民的シリーズ『釣りバカ日誌』が遂に終焉…ハマちゃん&スーさんの胸中は?
2009年11月04日