「谷川俊太郎」について知りたいことや今話題の「谷川俊太郎」についての記事をチェック! (1/5)
プロレスラーの長谷川美子が21日、自身のインスタグラムを更新。【画像】豪華賞品で大喜び!長谷川美子、白組勝利の祝福投稿が話題に試合入場時の写真を投稿し、「色々な角度での入場写真、素敵すぎる」とコメントを添えた。青を基調としたリング衣装で堂々と歩む姿が写され、力強さと優雅さを兼ね備えたショットが注目を集めている。リング外でも多くの支持を集める長谷川。投稿の最後に「今日も一日頑張ろう✨」と綴り、ファンに向けたポジティブなメッセージも忘れない。プロレス界の輝くスターとして、ますます活躍が期待されている。 この投稿をInstagramで見る 長谷川美子(@yoppy228)がシェアした投稿 投稿には「最高に素敵なback shot」「Wow, amazing and elegant!」など国内外のファンから絶賛の声が寄せられた。
2025年01月21日プロレスラーの長谷川美子が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】ファンとの絆を再確認!!長谷川美子、新年会の感謝を投稿!2024年12月29日の試合で白組が勝利を収め、スポンサーであるドットマネーから松阪牛と比内地鶏の豪華賞品を贈呈されたことを報告した。「みんな大喜び!!」とコメントし、喜びに満ちた様子が伝わる投稿を公開した。試合の興奮に加え、豪華賞品も手にした長谷川の投稿は大きな話題を呼んでいる。 この投稿をInstagramで見る 長谷川美子(@yoppy228)がシェアした投稿 この投稿には「松阪牛ですき焼きを」や「おめでとうございます」といった祝福の声が寄せられ、勝利の喜びを分かち合うファンの姿が見られた。
2025年01月20日俳優の横浜流星が主演を務める、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)の新たなキャストとして、土山宗次郎役・柳俊太郎の出演が決定した。放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。柳俊太郎が演じる土山宗次郎は、田沼意次(渡辺謙)の腹心の部下で、勘定組頭の旗本。意次が蝦夷地開発を積極的に推進する中で、その探査役として、大きく関わっていく。また吉原での豪遊も絶えず、大田南畝らのパトロンとして、贅沢の限りを尽くし、やがて大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)を1200両という莫大な金額で身請け。しかし、意次が失脚すると、悲運な人生を辿っていく。■コメントこの度、土山宗次郎役を演じさせていただきます柳俊太郎です。大河ドラマは『どうする家康』以来、2度目の出演となります。小さい頃から見ていた大河ドラマに自分が出るということはやはり感慨深いことであり、現場の独特の緊張感がまた味わえること、そして素敵な共演者の皆様とご一緒させていただくこと、とても嬉しく思います。気合を入れて頑張ります!
2025年01月11日4月25日(金) に公開される映画『#真相をお話しします』に、栁俊太郎が出演することが発表された。原作は、結城真一郎が2021年に発表し、第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した短編「#拡散希望」を含む5篇を収録した小説『#真相をお話しします』。ストーリーの中に、日常に潜む「何かがおかしい」を描いた“新感覚”のミステリーを、『怪奇大家族』『妖怪シェアハウス』シリーズで知られる豊島圭介監督が映像化した。キャストは、映画初出演にして初主演を務めるMrs. GREEN APPLEの大森元貴と、本作で映画初主演を飾るtimeleszの菊池風磨がダブル主演を務める。ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった警備員・桐山を菊池が、その横にいる謎の男・鈴木を大森が演じる。栁が演じるのは、主人公・桐山の親友役。仕切り屋で女たらしということ以外は謎に包まれているキャラクターとなっている。<作品情報>『#真相をお話しします』2025年4月25日(金) 公開公式サイト: 映画「#真相をお話しします」製作委員会
2025年01月08日藤田俊太郎が演出を手がけ、2025年5月より東京・愛知・岡山・兵庫で上演される舞台『Take Me Out』2025の全キャストとメインビジュアルが公開された。本作は、2002年に初演されたリチャード・グリーンバーグによる戯曲。メジャーリーグを舞台に同性愛者であることを告白した名選手とそのチームを描いた作品で、2003年に第57回トニー賞(演劇作品賞)を受賞した。2016年の日本初演では、第51回紀伊國屋演劇賞団体賞対象作品となり、2018年に再演。人種差別問題や性的マイノリティ、階級、スポーツにおける男らしさといったテーマを基に、メジャーリーグの華やかな選手たちの関係を捉えながら、そこに渦巻く閉鎖性によって浮き彫りになる社会的マイノリティに深く切り込み、日本初演・再演は合計60公演を重ねた。舞台『Take Me Out』2018年公演(撮影:神ノ川智早)舞台『Take Me Out』2018年公演(撮影:神ノ川智早)7年ぶりの再始動となる今回は、2018年の再演を支えたオリジナルメンバーに新メンバーを加えた経験豊かな「レジェンドチーム」、そして新たな試みとして、一般公募計330人の中からオーディションを勝ち抜いた11人の新メンバーのみで構成する「ルーキーチーム」の2チームで上演。野球経験の豊富なキャストや、今回が舞台初出演となるキャストなど多様な俳優が集まっており、ふたつのチームによる試合さながらの熱い公演が繰り広げられる。レジェンドチームは、物語の語り手となるメイソン・マーゼック役で玉置玲央が2018年に続いての登場となるほか、同じく物語を進めるキッピー・サンダーストーム役で三浦涼介が初めて参加する。劇中で同性愛者であることをカミングアウトするダレン・レミング役は、章平が初演・再演に続き出演。メジャーリーグに国境の壁を越え挑んでいる日本人チームメイトのタケシ・カワバタ役は、初参加となる原嘉孝が演じる。チームのムードメーカー、新入りキャッチャーのジェイソン・シェニエー役は初演・再演に続き小柳心、ダレンのカミングアウトに怪訝な態度を示すチームメイトのトッディ・クーヴィッツ役は、初参加となる渡辺大が挑戦。さらにドミニカ人のチームメイトであるマルティネス役は再演に続き陳内将で、ロドリゲス役で初参加の加藤良輔と息の合うコンビネーションを魅せる。ダレンの親友で他球団のデイビー・バトル役は辛源、抑えのピッチャー、シェーン・マンギット役は玲央バルトナーが共に初参加。そして、チームの監督スキッパー役は田中茂弘が初演・再演に続き出演し、チームを支える。一方のルーキーチームは、メイソン役の富岡晃一郎、キッピー役の八木将康、ダレン役の野村祐希、カワバタ役の坂井友秋、ジェイソン役の安楽信顕、トッディ役の近藤頌利、マルティネス役の島田隆誠、ロドリゲス役の岩崎MARK雄大、デイビー役の宮下涼太、シェーン役の小山うぃる、そしてスキッパー役のKENTAROの11名で、甲子園出場経験もある八木、坂井を筆頭に、平均身長180cm越えの体躯と実力を兼ね備えたキャスト陣が集結。オーディションを勝ち抜いてきた結束力と負けん気で、レジェンドチームとは違った『Take Me Out』を創り上げる。また、出演メンバー22名が勢ぞろいしたメインビジュアルも公開された。舞台『Take Me Out』2025 スタッフ&キャストコメント■演出:藤田俊太郎『Take Me Out』2025に寄せてこれまで2度演出を担い、その度にカンパニーの皆と全く新しい風景を見てきました。時を経て、この愛おしくてたまらない作品、熱望していた再挑戦をできることを誇りに思います。2016年、18年の上演を一緒に作った仲間たちに心から敬意を込めると共にプロデューサーの決断に深く感謝しています。上演する時代でこれほど受け取る印象が変わるせりふ劇、そして、私を含めカンパニー自身成長できる作品はないのではないかと感じてきました。ベースボールに例えると、シーズンごとにチームのカラーは全く変わり、その時に一緒に過ごすプレイヤー、関わる全ての戦士たちと最高に美しいシーズンを目指して戦っていく。2025年5月開幕の2チームを演出します。再び集った強者と演劇の名プレイヤーたちで構成する「レジェンドチーム」。劇的で興奮に満ちた時間、全キャストワークショップオーデョションを経てひとつになった「ルーキーチーム」。稽古が始まる前の段階の構想で、2チームそれぞれのチームカラーに合わせたアプローチを考えています。舞台となるアメリカ合衆国のメジャーリーグ、2003年。イラク戦争開戦の年です。リチャード・グリーンバーグさんがどんな希望を込めて劇作をしたのかを更に深く、とことん追い求めたいと考えています。ラストシーンのせりふで、「言葉にするのが難しいだけかな」という呟きがあります。価値観の違うもの同士の対話、友好関係、そして言葉と肉体を通して思いを伝え合うこと。野球の感動と演劇を交錯させ、言葉を尽くした上で、言葉にできない思い、もしくは言葉にしか託せない想いを役者の身体に宿したいと思っています。そして『Take Me Out』というタイトルに込められた“ここではないどこかへ連れ出してくれる存在”には、ルーツや今いる場所を大事にするというもうひとつのテーマが明確に描かれているのではとあらためて考え、新たな創作をしたいと思っています。21世紀の初頭から激動の時を過ごし、2025年を生きる私たちが、この四半世紀で何を損ない、何を守ることができたのか。この愛の物語を最愛のお客様と共に劇場で体感したいと思っております。真心を込め大切に紡ぐ2チームを是非ご覧になってください。【レジェンドチーム】舞台『Take Me Out』2025のレジェンドチーム■メイソン・マーゼック役:玉置玲央また必ずやろうと言って、言い続けて、ようやくの上演なので感無量です。個人的にはメイソンという役が自分の演劇人生に於いて重要な役になっているので、再び彼と歩むことが出来るのは非常にうれしいです。より一層、素敵なTMOをお届け出来るよう、見たことない景色をお届け出来るよう誠心誠意努めます。お楽しみに。■キッピー・サンダーストーム役:三浦涼介この作品は初演、再演、そして3回目の上演となり、私は初参加となります。演出の藤田さんや、スタッフ、役者の皆さんが歴史を作ってくれていて、長く皆様に愛されている作品に今回参加できることを凄くうれしく思います。差別や宗教観、様々な社会的マイノリティなどを題材としており、皆様のこころに何か届くよう、僕自身もひとりのキャストとして精一杯演じてまいります。2025年『Take Me Out』キャスト、スタッフの皆さんと、お客様の前に立てることを楽しみしております。■ダレン・レミング役:章平僕にとっては3度目のダレン・レミングです。兼ねてより、ダレンの実年齢に近い時に彼を演じることを夢見てまいりましたので、それが叶うことが何よりもうれしいです。現在、メジャーリーグというものは初演当時より日本人にとって近い存在になったのではないかと思います。そして、「多様な個性をどう受け取るか」について社会的に大きく変化してきました。僕たちの身体を通して、この作品のより深みまで到達できればと思います。■タケシ・カワバタ役:原嘉孝楽しみだけど不安でした。僕はこれまでほとんど野球に触れてこなかった人生なので、野球について勉強します。唯一球場に足を運んだのは小学生の頃、松坂大輔選手が西武ライオンズで活躍していた試合を父と観に行った、その一回だけです。遠い記憶。でも普段から筋トレしてて良かったなと思いました。メジャーリーガー役、楽しんで演じさせていただきます。■ジェイソン・シェニエー役:小柳心人生の数少ない試合時間を使い、同じ作品を3回もやる意味はあるのだろうか。それを考えに考え抜いた結果、「熱くてオモロそうだから」という結論に至りました。私の人生という試合において、この打席がどう関わるかさっぱりわかりませんが、熱くてオモロそうなので、3打席目も、全力でバットを振ります!■トッディ・クーヴィッツ役:渡辺大子どもの頃から大好きな野球の、しかもメジャーリーグの舞台に立てるなんて夢のようです。反面、アメリカ、メジャーの暗部に触れていく怖さもあります。稽古場できっちり向き合っていきたいと思います。2025年版の新たな演出も今から楽しみです。素敵な作品を届けられるよう頑張ります。■マルティネス役:陳内将再びこの作品にお呼びいただけること、藤田俊太郎さんをはじめとするあの頃の仲間に会えること、新たな出会い諸々、プレゼントをいただいたような感覚で心からうれしかったです。しかしながら人生も演劇も与えられてばかりでは罷り通らない世界なのかなとも思います。カンパニーの皆様や、お客様に、今作を通して少しでもプレゼントを届けられるような表現が出来るようにお稽古から努めたいと思います。■ロドリゲス役:加藤良輔演出の藤田さんと、数年ぶりにご一緒させていただけるということが、決まって第一にうれしかったです!初めてお世話になった時も、自分にとって大きな挑戦がありました。今回もまた新たな挑戦になると思うし、この作品の時代背景や人間模様をしっかりと伝えられるように、そして新しい『Take Me Out』2025をみなさんに届けられるように頑張ります。■デイビー・バトル役:辛源出演が決まった時は「筋トレしなきゃ」と思いました(笑)。また、「黒人を演じること」の意味について深く考えました。本作は「セクシャルアイデンティティと人種」というふたつのアメリカの社会問題の交錯地点を扱った作品ですが、これらの複合的テーマが当てはまる「日本人」も近年増えてきていると思います。敬意を込め、自分に存在するリアリズムからインスピレーションを引き出したいです。とても楽しみです。■シェーン・マンギット役:玲央バルトナー藤田俊太郎さんとの再会がまずとてもうれしかった。他にも久々に共演する玉置玲央さんや三浦涼介さんを始め、共作が楽しみな方ばかりで力が入ります。孤児院で育ち、混乱や憎悪を内に抱えたシェーン・マンギット。天才的なクローザーながら非白人や性的少数者への差別意識から大事件を引き起こしてしまう役どころです。一体どんな稽古になるのか、緊張と楽しみと半々くらいの心境です。メジャーリーガーの役なので身体作りからも説得力を出したいなと考えています。公演を重ねてきた作品ですが、皆さんが作ってきたものを受け継ぎつつ新しい空気も持ち込みたいです。■スキッパー役:田中茂弘前回からかなりの年月が経っているので、再演するとお聞きして正直びっくりしました。また呼んでいただいてありがたいことだと感謝しております。今回もまた新たなチャレンジ。頑張ります。【ルーキーチーム】舞台『Take Me Out』2025のルーキーチーム■メイソン・マーゼック役:富岡晃一郎「初演・再演の雰囲気と自分はだいぶ違うなあ」と思いながらオーディションを受けました。オーディションは、藤田さんのお人柄が伺えるとても充実した時間でした。出演のお知らせを聞いたときとても驚きました。レジェンドチームとは全く異なる作品になるような気がします。藤田さんをはじめ、共演者、スタッフのみなさんと一緒に丁寧に取り組んでいきたいと思います。「新しいレジェンド」が生まれたらうれしいです。■キッピー・サンダーストーム役:八木将康僕は小学校3年から高校3年まで9年間野球をやってきたので、野球には特別な気持ちがあります。今まで野球を題材にした映像作品は経験させていただきましたが、舞台は今回が初めてです。そして今回はオーディションから参加し、ワークショップで藤田さんの演出や作品に対する熱い想いに感銘を受け、是非僕もこの作品に参加させていただきたいと強く思いました。僕たちルーキーチームにしか出せない新しい『Take Me Out』となるように尽力したいと思います。■ダレン・レミング役:野村祐希今回オーディションを経てダレン役に選んでいただけたことはとてもうれしく、光栄に感じています。ダレンという役柄は、今までもこれからも、自分が経験することがないであろう人生を歩んでいる人物です。正直、演じる上で悩む部分もあるとは思いますが、その中でも共通点・共感できる部分を見つけ、強さと弱さを併せもちながら、愛に溢れた人間味のあるダレンをお届けできるよう精一杯やらせていただきます。そして、皆様の心にこの物語を響かせられるよう、チーム一丸となって稽古に励んで参ります。■タケシ・カワバタ役:坂井友秋僕が唯⼀続けてきたスポーツである野球を題材にした物語であり、藤田俊太郎さんが演出されるということで、絶対に受かりたいという想いでオーディションに挑みました。ですので、出演が決まったときは、思わず「ヨシッ!」と叫んでしまいました。これまでの公演で携わった多くの方々の想いが詰まった作品に出演させていただくこの機会に、観に来てくださるお客様の心に響くよう、大きな熱量を持って精一杯励みたいと思います。■ジェイソン・シェニエー役:安楽信顕出演決定の連絡を頂いた時は喜びと同時に、格好良く言えば“身の引き締まる思い”、正直に言えば“こりゃ大変なことになった……(震)”という気持ちも。。しかしせっかくいただいたこの機会。楽しまないと勿体無い!ふんどしをギュギュンと締め直して挑みたいと思います。初演・再演を支えてこられたレジェンドチームの皆さんの存在を心のお守りに、ルーキーチームの皆さんと新たな『Take Me Out』を作り上げていけることを心から楽しみにしています!■トッディ・クーヴィッツ役:近藤頌利僕は野球が大好きです。演劇と野球は似ていると思っていて、個人技としての部分はありますが、ワンチームです。だから、どうしても参加したくてオーディションを受けました。無事に出演できるようになったので、野球と演劇に真摯に向き合って野球と演劇の魅力を表現します!■マルティネス役:島田隆誠自分の合格を知った時は大変驚きました!今まで経験がなかったワークショップでのオーディションで同じグループだった俳優さんのレベルがとても高く、合格は厳しいかもと思っていました。と同時に演出の藤田さんがどんな構想されるのか、どんな俳優さんが出演されるのか、楽しみで合格したらと妄想にふけっていました(笑)。メジャーリーガーとして生きる選手たちの人間像を繊細に大切に演じたいと思います。とても楽しみです!■ロドリゲス役:岩崎MARK雄大米国在住時の幼少期から憧れていたメジャーリーグが舞台。当時から身近に感じていたアメリカの人種問題が扱われている作品で、演出は長年ご一緒したかった藤田さん、共演には一線で大活躍中のレジェンドキャストとハングリーな選抜キャスト、そして一流のスタッフチーム。贅沢な要素が揃った公演です。僕にとっては「身近」でもあり「憧れ」でもある本作。観客の皆様に、演劇ならではの体験を堪能していただけるよう全力を尽くします。■デイビー・バトル役:宮下涼太お電話をいただいたとき、ものすごく驚きました。電話を切って手元のメモを確認すると、そこには“デイビー・バトル”とだけ書いてありました。うれしい気持ちと本当に受かったのかなと少し不安な気持ちとで不思議な感覚でした。東京公演ではルーキーチームに、地方公演ではレジェンドチームに出演させていただきます。貴重な機会をいただき、ドキドキとワクワクが止まりません。デイビー・バトルとして、作品のために全力を尽くします。■シェーン・マンギット役:小山うぃる出演決定の知らせを受けた瞬間、とても光栄でうれしい気持ちとともに大きな責任を感じました。心に深く響く物語であり、自分の役を通してその世界観を届けられることを誇りに思います。舞台上で一瞬一瞬を大切にし、観客の皆様と特別な時間を共有できるよう全力で挑みます。ぜひ楽しみにしていてください!■スキッパー役:KENTARO演出家の藤田さんとは、ずっとご一緒したかったので、念願叶って本当にうれしいです!しかもなんとストレートプレイで!普段ミュージカルが多い自分にとって、こんなにうれしいことはありません!監督役として、皆さんのお力になれるよう精一杯努めさせていただきます!【あらすじ】男たちの魂と身体が燃え滾る、「ロッカールーム」。彼らにとってそこは、すべてをさらけ出せる楽園だった。ひとりのスター選手による、あの告白までは――。黒人の母と白人の父を持つメジャーリーグのスター選手、ダレン・レミングは、敵チームにいる親友デイビー・バトルの言葉に感化され、ある日突然「ゲイ」であることを告白。それは、150年に及ぶメジャーリーグの歴史を塗り替えるスキャンダルであった。ダレンのカミングアウトに対し、チームメイトのキッピーをはじめ、キャッチャーのジェイソンやダレンの理解者である会計士のメイソン、監督のスキッパーらは好意的であった。しかし、セカンドのトッディや、ドミニカ人選手のマルティネスとロドリゲスらは怪訝な態度を示す。そして、日本人選手のタケシ・カワバタは相変わらず何も語らなかった。ダレンが所属する「エンパイアーズ」内には軋轢が生じ、次第にチームは負けが込んでいく……。そんなときに現れたのが、天才的だがどこか影のある投手、シェーン・マンギット。圧倒的な強さを誇る彼の魔球は、暗雲立ち込めるエンパイアーズに希望の光をもたらしたのだが――。<公演情報>舞台『Take Me Out』2025作:リチャード・グリーンバーグ翻訳:小川絵梨子演出:藤田俊太郎【出演】レジェンドチーム:玉置玲央、三浦涼介、章平、原嘉孝、小柳心、渡辺大、陳内将、加藤良輔、辛源、玲央バルトナー、田中茂弘ルーキーチーム:富岡晃一郎、八木将康、野村祐希、坂井友秋、安楽信顕、近藤頌利、島田隆誠、岩崎MARK雄大、宮下涼太、小山うぃる、KENTAROベンチ入り(スウィング):本間健太(レジェンドチーム)、大平祐輝(ルーキーチーム)【東京公演】2025年5月17日(土)~6月8日(日)会場:有楽町よみうりホール※全30公演(レジェンドチーム20回、ルーキーチーム10回)【愛知(名古屋)公演】2025年6月14日(土)・15日(日)会場:Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール※全3公演(レジェンドチーム3回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)【岡山公演】2025年6月20日(金)・21日(土)会場:岡山芸術創造劇場ハレノワ 中劇場※全3公演(レジェンドチーム3回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)【兵庫公演】2025年6月27日(金)~29日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール※全4公演(レジェンドチーム4回、デイビー・バトル役は宮下涼太が出演)公式サイト:
2025年01月06日ソフトバンクの谷川原健太が1日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】ソフトバンク・三森大貴DeNAファンに挨拶トレードで移籍決定「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します12/31に新しい家族が増えました!」と綴り、投稿。新年の挨拶と共に、子どもが生まれたことを報告した。今オフにチームの正捕手、甲斐拓也が巨人に移籍。同じポジションの谷川原にとっては願ってもないチャンスが回ってきた。増えた家族を養うためにレギュラー奪取を狙う。 この投稿をInstagramで見る 谷川原健太(@tanigawara_kenta)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「おめでとうございます!」「ごんぞーぱぱの活躍を祈っています✨」とコメントが届いた。
2025年01月01日谷川俊太郎の詩を綴った『詩のホワイトチョコレート「谷川俊太郎」』が、2024年12月24日(火)より東京目黒区のチョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」にて販売。谷川俊太郎の“詩”を味わうホワイトチョコレート“文学を味わう”をコンセプトに作られた、アイコン ショップの人気スイーツ「詩のチョコレート」。今回は、2023年冬に発売され話題を集めた『詩のホワイトチョコレート「谷川俊太郎」』が、詩の内容を入れ替えてリニューアル登場する。小ぶりな円形のホワイトチョコレートには、谷川俊太郎の20の詩の一節をプリント。「あお」「生きる」「卒業」「春に」などが、青い文字で綴られる。ベースとなるチョコレートは、ボリビア産のカカオ豆から非加熱搾油されたカカオバター、砂糖、全粉乳のみで作られたビーン・トゥ・バーのホワイトチョコレートで、控えめな甘さとカカオ本来の奥深い香りを感じられるのが特徴だ。チョコレートは、20の詩のうち4種類をランダムで封入。店頭で、自分の好きな作品や、プチギフトとして贈りたい人のイメージに合うような作品を選べるのが嬉しい。【詳細】詩のホワイトチョコレート「谷川俊太郎」発売日:2024年12月24日(火)取扱店舗:アイコン ショップ、オンラインショップ住所:東京都目黒区八雲4-5-9(都立大学駅徒歩8歩 / パーシモンホール裏)営業時間:11:00~18:00(不定休)価格:1セット4枚入り 1,100円※20種よりランダム※文字部分にのみ着色料、乳化剤、香料を含む
2024年12月28日パリ五輪金メダリストの体操・谷川航が、25日放送のTBS系『SASUKE2024~第42回大会~』(後6:00)に出演。アクロバティックな動きで魅せるも、フィッシュボーンでバランスを崩し、着地王子が惜しくも“着水”となった。お笑い界からは、世界を笑いの渦に巻き込んだTT兄弟ことチョコレートプラネットの長田庄平&松尾駿が初参戦。また、『キングオブコント2024』王者のラブレターズ・塚本直毅をはじめ、やす子、野田クリスタル(マヂカルラブリー)などの人気芸人たちが『SASUKE』を盛り上げる。オリンピックイヤーの今年、スポーツ界からはパリ五輪金メダリストが3人集結。体操・谷川航、レスリング・文田健一郎、柔道・角田夏実。異なる競技の世界No.1アスリートたちの実力はいかに。さらに、ホームラン王・T-岡田&2度の盗塁王・金子侑司のプロ野球界キング2人も本気で参戦を果たす。そのほか、昨年に続きゴールデンボンバー・樽美酒研二、&TEAM・FUMAも登場。『SASUKE』に出ることが今年の目標だったというMAX・REINAや、パパになって初めて登場する超人気動画クリエイター・HIKAKINの挑戦も必見だ。過去9回出場してきた岩本照(Snow Man)が今年も参戦。前回大会とワールドカップではともに1stステージの「ツインダイヤ」でリタイアとなってしまった岩本、今回は並々ならぬ決意で挑む。さらに昨年に続き、濱田崇裕(※濱=異体字)(WEST.)、菅田琳寧(7 MEN 侍)らトップアイドルにして身体能力抜群の2人もクリアを目指す。また、俳優・原嘉孝が今回初挑戦を果たす。ケガで無念の不出場となった塚田僚一(A.B.C-Z)からのアドバイスで1stステージクリアを狙う。昨年に続き、1stステージに新エリア「スクリュードライバー」が登場。走力・腕力・跳躍力などあらゆる能力が試されるこの新エリアが、100人の挑戦者たちの前に大きく立ちはだかる。最初にクリアするのは一体誰なのか。
2024年12月25日パリ五輪体操団体で金メダルを獲得した谷川航が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】パリ五輪体操日本代表・谷川航 団体優勝を誓う!全力の演技で挑むその舞台へ【全日本体操団体選手権】「船橋市のオリンピック祝勝会ありがとうございました」と綴り写真をアップ。パリ五輪・体操日本代表選手として共に活躍し、金メダルを獲得した橋本大輝も参加。ライバルの中国を逆転して見事、2大会ぶりに金メダルを奪還し日本中を歓喜に包み込んだ。日本の世界レベルの体操演技をぜひこれからも披露し続けて体操界を盛り上げて行ってほしものだ! この投稿をInstagramで見る Wataru Tanigawa/谷川航(@watarugymnast)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年12月15日パリ五輪体操団体で金メダルを獲得した谷川航の弟、谷川翔が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】パリ五輪体操・金、岡慎之助が"報道写真展"に参加!「最高の結婚式でした みんなありがとう」と綴り複数枚の写真をアップ。兄の谷川航や、同セントラルスポーツ所属の萱和磨らが同席し結婚式の様子を公開。最後に「5次会に松屋に残ったのは谷川だけでした」と綴り投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 谷川翔 KakeruTanigawa(@kakerutanigawa)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「谷川家だけで5次会さいこうです爆笑 これからもずっと推しです!!!」「おめでとうございます」など祝福のコメントが寄せられている。
2024年12月15日体操・パリ五輪金メダリストの谷川航が1日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】パリ五輪体操日本代表・谷川航団体優勝を誓う!全力の演技で挑むその舞台へ【全日本体操団体選手権】「パレードありがとうございました」と綴り、写真をアップ。谷口は、パリオリンピックで金メダルを一緒に獲得した体操団体メンバーと行ったパレードの様子を公開。最後に「憧れてたことがまた一つできたよ」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Wataru Tanigawa/谷川航(@watarugymnast)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「都会の街並みに赤いジャケットに✨✨金メダルが、良く映えて素敵ですね~おめでとうございます✨✨~~~✌️」「今年は、忘れられない素晴らしい年でしたね️来年も活躍を楽しみにしています❣️」といったコメントが寄せられている。
2024年12月01日毎年、年末に放送される歌番組『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)。日本レコード大賞は、優秀作品賞に選ばれた中から、その年を代表した作品に贈られる賞です。そのほかにも、最優秀アルバム賞、最優秀歌唱賞など11部門の賞があります。2024年11月20日、レコード大賞の候補となる優秀作品賞などが発表されました。レコード大賞、優秀作品賞は?優秀作品賞に選ばれた作品は、こちらです。Da-iCE『I wonder』Omoinotake『幾億光年』山内惠介『紅の蝶』NewJeans『Supernatural』FRUITS ZIPPER『NEW KAWAII』Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』BE:FIRST『Masterplan』純烈『夢みた果実』Mrs. GREEN APPLE『ライラック』JO1『Love seeker』テレビドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系)の主題歌だった『I wonder』は、YouTube上のパフォーマンスビデオが同月21日時点で2751万回再生されており、多くの人が振り付けをマネして動画を投稿しました。また、『Bling-Bang-Bang-Born』は、子供たちの間でも人気となり、YouTubeに投稿されたテレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』(TOKYO MXなど)とコラボしたミュージックビデオは、同日時点で2.7億回再生されています。最優秀歌唱賞には、シンガーソングライターのmiletさん。新人賞には、5人組ガールズグループ『ILLIT』、梅谷心愛さん、こっちのけんとさん、小山雄大さん、11人組ガールズグループ『ME:I』の名前が挙がっています。社会的に世の中を賑わせ、注目された人、作品などに贈る特別賞には、以下のアーティストの名前が発表されました。Creepy NutsGLAYtuki.TOMORROW X TOGETHERNumber_i浜崎あゆみ作曲賞には、演歌歌手・新浜レオンさんの『全てあげよう』から、作詞作曲を担当したタレントの所ジョージさんが選ばれています。作詩賞には、TikTokなどをはじめとしたSNSで注目を集めた、6人組アイドルグループ『超ときめき♡宣伝部』の『最上級にかわいいの!』から、シンガーソングライターのコレサワさんが選ばれました。また、特別功労賞には、同年13日に亡くなった詩人の谷川俊太郎さんや、同年10月に亡くなった俳優の西田敏行さんの名前も連ねています。『第66回 輝く!日本レコード大賞』の放送は、同年12月30日です。1年を締めくくる、日本レコード大賞は、どのアーティストが受賞するのでしょうか。楽しみに待ちたいですね。[文・構成/grape編集部]
2024年11月21日女優の南果歩が20日に自身のアメブロを更新。13日に老衰のため亡くなった詩人・谷川俊太郎さんの訃報を受けコメントした。この日、南は「『谷川俊太郎さん』」というタイトルでブログを更新。谷川さんの訃報を受け「いま、この詩を読まずにはいられません」と谷川さんの代表作『生きる』について述べ「生きていることを噛み締めます」とつづった。続けて、自身について「被災地での読み聞かせボランティアで、絵本の他にも詩を朗読することもよくありました」と説明。「『生きる』は読む度に、私に新鮮な空気を送ってくれる詩です。ずっと読み続けていきたい詩です」と述べ「谷川さんありがとうございました」と感謝をつづった。
2024年11月20日はしご・脚立のパイオニアメーカー長谷川工業株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役社長:長谷川 泰正)は、2024年12月3日(火)に、自宅、店舗、イベントなどで使用可能な折りたたみ脚部伸縮ポータブルDJテーブル「DJH-100」を発売します。DJH-100_全体図DJH-100_銘板製品_機材近年DJ市場はアナログレコードの再流行、DJソフトの増加によって、初心者でもDJが始めやすい環境となっています。そのような中、PCを使用した「PCDJ」は、DJソフトに加えコントローラーも種類が豊富で、DJを始められる際の選択肢として選ばれるケースが増えています。また大小関わらず多くのイベントで、DJがブッキングされることが増えており、イベントを盛り上げるための人気コンテンツの1つとなっています。このような中、長谷川工業は今までプロの職人に愛されてきた足場台をベースに、これからDJを始める方や、イベント・音楽フェス等でのDJブース設営の助けとなる本製品を、名古屋を拠点とし全国のDJ、アーティストから絶大な支持を得ているアナログレコードとDJ機材専門店「OTAIRECORD」とコラボレーションし開発しました。■製品特長・4本のそれぞれ伸縮調整できる脚でグラつきが少なくDJプレイ時のストレス解消。・脚部一体型のため、脚を開いてロックレバーをかけるだけの簡単設置。・天板サイズ 幅100cm × 奥行き42cm と一般的なDJコントローラーとPCスタンド及びPCの設置が可能。・脚部が伸縮するため6mmピッチで65cm~96cmまで調整可能で段差がある場所にも設置ができる。使用イメージOTAIRECORD_LOGO【OTAIRECORDについて】名古屋を拠点として50年以上DJ機材、アナログレコードを販売。ホームページによる通信販売と店舗を中心に全国のDJ、アーティストから絶大な支持を得ている。またDJバトル、イベントの運営、サポートやDJスクールなど幅広く事業を展開しながらアナログレコード、DJというツールを通じて音楽の楽しみを深く追求しております。HP : Instagram: YouTube : また今回YouTuber兼アーティスト「Osamu Sugiyama a.k.a Staris」によるPR動画も同時公開。DJHの魅力と使用イメージを確認できる動画となっています。動画URL: ■製品概要品番 :DJH-100天板高さ :65~96cm天板寸法 :100×42cm質量 :8.0kg最大使用質量 :100kg ※天板に乗ることはできません。本体価格(税込):28,600円発売日 :OTAIRECORD先行予約 11月20日(水)(製品特設サイト: )一般発売 12月3日(火)販売店 :OTAIRECORD、順次全国の楽器、音楽機材販売店にて販売予定最新情報は長谷川工業のアウトドア事業[HASEGAWA CAMP]アカウントで発信。Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年11月20日2024年11月19日、詩人の谷川俊太郎さんが亡くなっていたことが分かりました。92歳でした。産経新聞によると、谷川さんは老衰のため、同月13日に息を引き取ったといいます。10代で詩作を始め、1952年に詩集『二十億光年の孤独』を発表した、谷川さん。生きている人類の孤独の姿を、みずみずしい感性でうたい、デビュー作ながら大きな注目を集めました。1962年には、作詞を手がけた童謡『月火水木金土日のうた』で『第4回日本レコード大賞』作詞賞を受賞。1967年には、初の訳書となる『あしながおじさん』を出版しました。そのほか、教科書にも掲載されている『スイミー』や、犬のキャラクター・スヌーピーで知られる『ピーナッツ』など、数多くの翻訳作品を手がけています。詩人としてだけではなく、翻訳家や絵本作家など、多彩な才能を発揮し、活躍してきた、谷川さん。突然の訃報に、ネット上では悲しみの声などが寄せられています。・谷川さんといえば、国語の教科書に載っていた『朝のリレー』。いまだに覚えているので、よっぽど印象が深かったんだろうな。・『生きる』の言葉たちを、僕は何度でも思い出すのだと思います。・『天才バカボン』で谷川さんが書いたバカボンの言葉にどれほど救われたか…。・『夜のミッキー・マウス』が好きでした。この世にたくさんの詩を残してくれて本当にありがとう。親しみやすい言葉で、魅力的な世界観を生み出してきた、谷川さん。谷川さんの作品は、これから先も多くの人に読み継がれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2024年11月19日八村倫太郎(WATWING)と柳俊太郎がW主演、韓国発の人気WEBコミックを原作に緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化した『他人は地獄だ』。11月15日(金)からの公開に先がけ、2人が“悪魔のシェアハウス”で出会う6分もの本編映像が特別公開された。八村、柳ほか、岡田結実、三浦健人、青木さやか、大倉空人、萩原聖人など話題のキャストが出演する本作。映画『口裂け女0』、ドラマ「ヒトコワ」「妖怪人間ベラ」などホラー・サスペンス作品を中心に数多くの原案・脚本・演出を手掛ける児玉和土が脚本・監督を務め、人間の闇をあぶり出す「ひとコワ」サスペンスホラー映画が誕生した。この度、本作の公開1週間前、作品キャッチコピーの「悪夢のシェアハウスへようこそ」に合わせ、八村が演じるユウがシェアハウス「方舟」で不気味な入居者たち、そして…柳が演じるもっとも謎めいた人物・キリシマと出会うまでの6分を超える本編映像が特別公開。上京してきたユウがシェアハウス「方舟」に訪れるシーンから始まり、受付には殺人事件を報じるテレビのニュースを真剣な表情で見ているよし子(青木さやか)。ユウの訪問に気づくと、豹変するように異様に愛想の良い態度で迎える。そのとき、入居者のヤクザ風の男に恫喝されるユウ。格安に惹かれてこのシェアハウスを訪れたが、その男との出会いによりユウは入居することを躊躇するが、よし子の熱意に押し切られてとりあえず一泊することに…。部屋に向かう途中に入居者と思われると男とすれ違うが、挨拶も交わそうとしない態度に気が滅入ってしまう。さらにシェアハウスの食堂で先ほどのヤクザ風の男と再会すると、「ここはクズのはきだめだ。やめておけ」と忠告をされ、これからのシェアハウスでの生活に不安を覚えるユウ。その夜、廊下から怒鳴り声を耳にしたユウが部屋から廊下に出ると、先ほどのヤクザ風の男と異様な笑みを浮かべている男が言い争っていた。2人の仲裁に入るユウであったが、騒ぎは収まらない。そのとき、「騒がしいな」という言葉と共に廊下の奥から謎の人物・キリシマが現れ、異様な緊張感が張り詰め、その場にいる男たちは動きが止まる。この出会いにより、その後のユウの運命が大きく狂い始めることに…。今回の映像中にもユウが迎える凄惨な出来事への伏線が描かれているという。『他人は地獄だ』は11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:他人は地獄だ 2024年11月15日よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほか全国にて公開©︎ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会
2024年11月09日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』のメインビジュアルおよび公演詳細が発表された。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回は2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。そのほか優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也といった面々が名を連ねた。公開されたメインビジュアルでは、spi演じる兄の武島剛志が服役中に過ごすこととなるコンクリート塀の中で、それぞれのキャラクターたちがさまざまな表情を浮かべながら佇む姿が表現されている。『ミュージカル「手紙」2025』は、2025年3月7日(金) から23日(日) に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演後、3月29日(土) から31日(月) に大阪・SkyシアターMBS、4月5日(土)・6日(日) に岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場で上演される。また、脚本・作詞の高橋知伽江、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子、そして出演者全員からのコメントが到着した。『ミュージカル「手紙」2025』スタッフ&出演者によるコメント■高橋知伽江(脚本・作詞)『ミュージカル「手紙」』は上演するたびに加筆して、進化と深化を目指しています。今回も演出家の発案で思い切った挑戦をした結果、いくつもあるテーマの中から〈家族〉という要素がくっきりと浮かび上がり、主人公の決断の重さが一層胸を打つようになりました。ラストの涙腺崩壊率はおそらく過去最高です。舞台はお客様の拍手によって育ちます。妥協を知らない『手紙』の成長を、ぜひ劇場で見守ってくださいますようお願いいたします。■深沢桂子(作曲・音楽監督・作詞)2016年産声を上げた『ミュージカル「手紙」』今回で4回目、公演を重ねるごとに進化し成長する。音楽も編成を変えたり曲を増やしたり減らしたり、オリジナルミュージカルだからこそ味わえる醍醐味だ。今回は物語の中で心情を歌う曲の歌詞はそのままにメロディーを演じる俳優の個性に合わせて変えてみた。試みは大成功!回数を重ねる毎に、演じる俳優たちの歌う歌が同じ曲なのに変化する。音楽を通して、俳優たちの生きてきた月日の分だけ深みが増し同時に曲達も成長する。そんな変化を今回も目撃できる。最高の瞬間だ!2025年春、新たな『ミュージカル「手紙」』が誕生する。楽しみでたまらない。■村井良大(武島直貴[弟]役)再び武島直貴を演じさせていただきます村井良大です。この作品で描かれる加害者家族に対する世間の対応を丁寧に表現し、また演じられることを光栄に思います。今回は新しい演出も加わり、より一層力強くお客様の心に響くと思います。前回同様兄の剛志役にspiさん、そして素晴らしいキャストの方々と演じることができ、大変心強いです。新たに加わりましたキャストの皆様と共に、2025年の『手紙』をお届けしたいと思います。ご期待ください。■spi(武島剛志[兄]役)『手紙』、再演と言うことでまた剛志をやらせていただきます。この素晴らしいメイド・イン・ジャパン・ミュージカル、強烈なテーマと愛、繋がり、生と死。この全てに全身全霊ぶつけていきたいと思います。我々が生きているこの社会や、人間関係というのは、いつも絶妙なバランスで保たれ崩れ再構築されますが、そこにはいつも愛と縁があるなという気がしてます。この作品で皆様の人生における、愛と縁とは?なんて偉そうに投げかけてみようなんて思ってます。ぜひ劇場にお越しください!■優河(由実子役)4年ぶりにミュージカルに出演させていただきます。『ミュージカル「手紙」』は2022年版を観させていただき、物語が進むにつれ身につまされる想いで傷つき、そして三浦透子さん演じる由実子に救われました。この物語において由実子が重要な"光"の役割を担っていると思います。他人事だと思っていたことが、ある日突然、自分のことになる。誰も知ることのできない運命がそこにあるからこそ、私たちは日々何を感じ、考え、誰とどう生きていくかが大切なのだと思います。由実子の瞳に映る光に導いてもらいながら、この作品の旅に出たいと思います。■鈴木悠仁(祐輔役)今回の『ミュージカル「手紙」』では祐輔役を演じます!鈴木悠仁です。先輩も出演していたこの『手紙』という舞台に出演できること、凄く嬉しいです!この役は、芯の通ったかっこいい人間です。メジャーバンドになることを夢見て活動する祐輔の姿は自分と似ているところがあります。バンドマンの役なのでボイストレーニングや楽器のレッスンなど色々と準備をしています!皆さんに最高の舞台を届けられるように頑張ります!是非見に来てください!■青木滉平(コータ役)今回初めてミュージカルの出演が決まり、とても嬉しいです。また自分の特技でもある楽器を活かしてステージに立つことができるのも楽しみです。悠仁、稲葉と3人で披露する劇中歌では、初めてドラムにも挑戦するので、毎日歌の練習とあわせてドラムの練習もしています。僕にとって初挑戦だらけの『ミュージカル「手紙」』、心強いメンバーのふたりと協力して頑張ります!是非楽しみにしていてください!■稲葉通陽(アツシ役)この度、アツシ役を演じます。少年忍者の稲葉通陽です。今回、僕は初めてのミュージカル作品への出演となりました。今までずっとミュージカルに出演したいと願っていたので、それが叶いとても嬉しいです。アツシはスペシウムというバンドの一員でベースを担当しているので、ベースを演奏する姿にも注目して見ていただきたいです!お芝居も歌もベースも沢山稽古を重ねて、皆さんの心に響く素敵な作品になるよう精一杯頑張ります!■青野紗穂(朝美役)この度『ミュージカル「手紙」2025』に出演させていただけることに感謝しています。前回の朝美は、とにかく自分が崩れない様にしている、子どもから大人になる過程で生まれる葛藤や、世間の反応を反映した様な役作りをさせていただきました。今回はこれに加え朝美の存在意義や、細かな思考の変化に着目して作り上げていけたらと思っています。前回キャストに加え新キャスト、そして新たな台本に力を借り、もっと深く、残酷に現実を投影できればと思っております!今まで手紙を愛してくださった方々にも、これから『手紙』に出逢う方々にも、何年も心に残る作品になる様頑張ります!!■染谷洸太(忠夫役)2017、2022年と出演し、今回3度目の挑戦になります。回を重ねるごとに見える世界も変わってきました。加害者家族として生きることについて色濃く描かれていますが、被害者家族として生きる上でどう決着をつけていくのか、そしてどうしたら次の一歩を踏み出せるのか、おそらく今回もまた違う感じ方をするんだろうと思います。この世界に生きる人間として今の自分が感じることを大切に丁寧に演じて生きたいと思います。■遠藤瑠美子(担任役)先日、一回り以上年下の知人が「私この小説大好きなんです!」とこの作品について話をしてくれました。改めて、この作品が持つ普遍的なメッセージの強さや色褪せない魅力を感じ、演劇作品として届ける一員となれることを光栄に思います。また、今回はまた新たな演出や初めて登場する役もあるとのことで、私自身進化した『ミュージカル「手紙」』に出会えるのがとても楽しみです。どうぞよろしくお願いします!■五十嵐可絵(緒方敏江役)『手紙』4度目の挑戦へ初演から数えて9年。4度目の挑戦が出来る機会を頂けたこと、光栄で、とても興奮しています。そして、新しい仲間、感触、感覚に出会える!そして、『手紙』初の岡山公演!!今からワクワク、ゾクゾクしています。じっくりと、また豊かに、全身全霊で向かい合います。きっと桜が咲き始める頃ですね。劇場でお会いしましょう。■川口竜也(平野役)自分にとって大切な『手紙』に、また出演させていただきます。2016年の初演のオーディションの時に、何か人を殺す道具を持ってきて下さいと言われて、何が一番残酷かを考え、思い、娘が使っていた縄跳びを持って行ったことが思い出されます。またあのヒリヒリとした稽古場に戻れると思うと俳優として、すごく楽しみです。よろしくお願いします。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)■アフタートーク3月11日(火) 13:00 藤田俊太郎×村井良大×優河3月13日(木) 13:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽3月18日(火) 13:00 藤田俊太郎×spi【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS■アフタートーク3月29日(土) 17:00 藤田俊太郎×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場■アフタートーク4月5日(土) 14:00 深沢桂子×鈴木悠仁×青木滉平×稲葉通陽×川口竜也公式サイト:
2024年10月10日パリ五輪金メダリスト男子体操・着地王子こと谷川航が、7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】パリ五輪金メダリストの谷川航が24時間テレビダーツの旅に出演!「GENERATIONSさんのライブツアーにお邪魔しちゃいましたカッコよくて楽しくてサイコーでした」と綴り、4枚の写真をアップ。谷川は、GENERATIONSのライブツアーに体操日本代表の萱、橋本とともに出演した際のショットを公開した。続けて「髪型ちゃれぇー!」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Wataru Tanigawa/谷川航(@watarugymnast)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「髪型めっちゃ良き⭐️」「髪型変えるだけで雰囲気が全然違ったカッコ良さです」といったコメントが寄せられている。
2024年10月08日神奈川・KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』が、9月16日(月・祝) に開幕し、舞台写真と演出の藤田俊太郎、出演の木場勝己、伊原剛志から初日コメントが到着した。『リア王』には、クォート版『リア王の物語』とフォーリオ版(シェイクスピアによる改訂版)『リア王の悲劇』があり、この折衷版が『リア王』として上演され続けてきたが、今回はこれまでの『リア王』とは異なる河合祥一郎による新訳のフォーリオ版が、日本で初めて舞台化される。演出は、今回初めてシェイクスピア作品に挑む藤田俊太郎が手がける。今回の上演では、時代をキリスト教が入ってくる前の3世紀から5世紀のブリテンに設定。人間としての在り方や尊厳を見つめ直し、特に女性の登場人物たちに新たな視点や解釈を施しながら、リアの生き様を通して人間の本質に迫る。■藤田俊太郎(演出)『リア王の悲劇』開幕に寄せて。数年にわたる準備期間、そしておよそ2カ月の稽古期間、一歩一歩着実に、充実のリハーサルを重ねてきました。キャスト、プランナー、スタッフ、関係者一同、誠実に取り組みました。カンパニーの総力を合わせ、作品のテーマを追い求めました。融和や希望、未来へ向けた真実の言葉、多様性の時代に相応しい新しいシェイクスピア劇の誕生です。演劇を愛する方にも初めて舞台をご覧になる方にも、この作品を観劇していただけたらと思っております。是非、劇場に足を運んでいただき、豊かな気持ちで大いに笑って、大いに泣いていただけたら。KAAT神奈川芸術劇場ホール内特設会場にて、心を込め、親愛なる観客の皆様をお待ちしております。■木場勝己(出演)9月16日、『リア王の悲劇』初日の幕が開きました。私にとっては61年間の念願が叶ってリア王役をやらせていただくことになりました。10月3日まで公演は続きます。75歳を目前にしての大暴れ、是非ご覧ください!■伊原剛志(出演)充分に稽古する時間がありましたので、やっと初日が開けて、やっとお客様に観ていただける喜びがあります。稽古場で最初に通し稽古をした時に自分自身が面白さを感じたので、お客様にもその面白さを体験していただきたいです。是非劇場でお待ちしております。<公演情報>KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『リア王の悲劇』作:W.シェイクスピア翻訳:河合祥一郎演出:藤田俊太郎出演:木場勝己水夏希 森尾舞 土井ケイト 石母田史朗 章平 原田真絢新川將人 二反田雅澄 塚本幸男伊原剛志稲岡良純 入手杏奈 加茂智里 河野顕斗 宮川安利 柳本璃音 山口ルツコ 渡辺翔会場:神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<ホール内特設会場>日程:2024年2024年9月16日(月・祝)~2024年10月3日(木)公式サイト:
2024年09月17日韓国発の大ヒットWEBコミックを原作に、2019年にはイム・シワン、イ・ドンウクという2大スターで連続ドラマ化された「他人は地獄だ」が、八村倫太郎と柳俊太郎をW主演に迎え、緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化。11月15日(金)より公開される。原作のWEBコミックは、日本ではLINEマンガで2018年8月から連載が始まり、国内累計閲覧数7,000万views(8月時点)を越える人気作品(作者:ヨンキ)。世界8か国語で配信され、全世界で累計閲覧数9.8億views(6月時点)を記録。さらに、韓国ドラマ化はその年の話題作となる。そんな作品を日本における設定で完全ローカライズしながらも原作のエッセンスは純度の高い形で抽出し、映画化。キリシマをはじめ不気味な入居者たちが暮らすシェアハウス「方舟」に地方から上京してきたユウが入居したことにきっかけに、不可解な出来事が発生してゆくサスペンスホラー映画となっている。地方より上京してシェアハウスに入居して不可解な出来事に直面する青年・ユウ役には2月には日本武道館で公演を果たした大人気ダンス&ボーカルグループ「WATWING」のメンバーで、2022年放送のドラマ「君の花になる」では劇中に登場する7人組ボーイズグループ「8LOOM」のメンバー・一之瀬栄治を演じ話題を博した八村倫太郎。本作が映画初主演となる。八村倫太郎シェアハウス「方舟」のリーダー的存在で、どこか得体のしれない雰囲気を醸し出すキリシマ役には映画 『ゴールデンカムイ』をはじめ、『カラダ探し』『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100 のこと~』など話題作への出演が続く柳俊太郎。2人がW主演を務める。柳俊太郎また、ヒロインでユウの恋人・メグミ役には幼少期よりタレント、モデルとして活躍し、近年ではドラマ、映画で俳優として活躍の場を広げる岡田結実。岡田結実脇を固めるキャスト陣には、映画、ドラマで活躍し、2024年には「エランドール賞」にてアクターズセミナー賞を受賞した三浦健人、三浦健人お笑い芸人としてブレイクし、その後、ドラマ、映画、舞台で俳優として活躍する青木さやか、青木さやかダンスボーカルグループ「原因は自分にある。」のメンバーであり、映画・ドラマで俳優として活躍する大倉空人、大倉空人数々のドラマ、映画、 舞台、ナレーションなど幅広く活躍している萩原聖人などが出演する。萩原聖人キャストコメント到着八村倫太郎原作を元々数年前に愛読していて、強く印象に残る作品だったため、お話が来た時はとてもびっくりしましたし、自分で務まるのかと不安な気持ちもありまし た。しかしいざ臨むと、個性豊かで経験豊富なキャスト陣、スタッフのみなさんと現場にいれることが嬉しく幸せで、集中して励むことができました。初映画主演でしたが、最高のチームに支えられ乗り越えられました。恐怖の人間スリラーを是非劇場で体感してみてください。柳俊太郎この度キリシマ役を演じさせて頂きました、柳俊太郎です。 原作を読みキリシマを演じるうえで、静けさのある狂気をどう演じるか意識しました。今回の役はリアルとファンタジーの境目が難しく、試行錯誤しながら自分なり のキリシマを作り上げていきました。皆さんにスリルと恐怖を感じてもらえたら嬉しいです。ぜひ劇場にお越しください。岡田結実出演させていただくと決まった時は嬉しかったのですが、台本を読み終わる頃には、背中からゾクゾクして、振り返ってしまうような、見ていたものが現実かどうか確かめたくなってしまうほど、衝撃と驚きがありました。そして、他のキャストさんとは最初の本読みでお会いした後、一緒になるシーンがあまり無くて、他がどうなっているのか私自身もとても楽しみです!!本当に怖いものは、他人なのか自分自身なのか?と皆さんにも考えながら劇場で観ていただけたら嬉しいです。映画ストーリー地元での生活に閉塞感を覚えていた青年ユウ(八村倫太郎)は、上京して恋人のメグミ(岡田結実)を訪ねる。ユウは同棲したいことを伝えるが、突然の訪問に困惑した態度をとるメグミとは結局ケンカになってしまい、行く当てを失くしてしまう。そして、ユウは格安シェアハウス「方舟」に流れ着く......。そこにはヤクザ風の粗暴な山口、いつも卑屈な笑顔を浮かべているマル、妙に愛想がいい管理人のよし子、挑発的な言葉を投げかけるゴロー、そして言葉遣いは丁寧だが得体のしれないキリシマ(柳俊太郎)など、ひとクセのある入居者と出会う。入居した夜、山口とマルの口論を目撃したユウ。その翌朝には「方舟」から突然、山口の姿は消えていた。まだ半年はここにいると山口から聞いていたユウは言い知れぬ不安を覚える。やがて入居者たちの不気味な行動や会話からある疑惑が思い浮かぶ。はたして入居者たちの正体とは?ユウはこの地獄のような場所から無事抜け出すことはできるのだろうか。『他人は地獄だ』は11月15日(金)よりグランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマほか全国にて公開。※柳俊太郎の「柳」、正しくは異体字(シネマカフェ編集部)
2024年08月30日東野圭吾原作、藤田俊太郎演出による『ミュージカル「手紙」2025』が、2025年3月から4月に東京、大阪、岡山で上演される。本作は、これまで映画・ドラマとして映像化されてきた東野の同名小説を、日本発のオリジナルミュージカルとして作り上げ、2016年、2017年、2022年に上演。4度目となる今回の演出も過去3回と同様、2024年2月に「第31回読売演劇大賞」の大賞・最優秀演出家賞を受賞した藤田俊太郎が担当する。出演は、物語の主軸となる兄弟役として『ミュージカル「手紙」2022』で主演を務めた村井良大、spiが続投。弟の直貴に思いを寄せ、彼の人生に大きな影響を与える女性・由実子は、シンガーソングライターとしての活動に加えて、2020年にミュージカル『VIOLET』のオーディションで主役のヴァイオレット役に選ばれた優河が、自身2作目となるミュージカルに挑む。また、直貴と同じバンドを組む3人は、グループ活動はもちろん個人でも舞台やミュージカルなどで活躍の幅を広げる少年忍者の鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽が演じる。さらに、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也という実力派5名が、『ミュージカル「手紙」2022』に続いて出演する。今回は、2022年度版から一部シーンの変更や新たな演出を予定しており、これまでとは異なる上演となる。公演決定にあたり、演出の藤田からコメントが到着した。■演出:藤田俊太郎 コメント『ミュージカル「手紙」2025』上演決定に寄せてオリジナルミュージカル『手紙』はいつも私の心の大切な場所に寄り添い続けている作品です。また、演出家としてこれからも時間をかけて創り続けていきたいと決意している演劇作品でもあります。この素晴らしい演目を再び演出するチャンスをいただけたことに大きな幸せを感じています。今回の上演は、特にオープニングとエンディングに2025年版独自の演出を考えました。これまでなかった役も舞台上に登場します。上演台本は変化と、進化を続けています。新たに参加するメンバーが与えてくれた影響を元に、新曲、曲の新しいアレンジが加わりました。2025年のこのメンバーでしか創れない鮮烈な『手紙』を上演したいと思っています。2016年の初演から9年が経ちました。たくさんの方の想いと愛がつまったミュージカルです。2016年、2017年、2022年それぞれの上演を共に創った仲間たちに心からの敬意と感謝を込め、思いを胸にしっかりと刻み、一歩一歩大事に進んでいきたいと思います。創作にあたっては、東野圭吾さんが原作に込めたメッセージに座組一丸となって向き合っていきたいと考えています。舞台は1990年代から2010年代までの日本、とある兄弟を中心とした物語です。日常、そして音楽が大きなテーマです。話は冒頭、兄が犯した強盗と、兄が人を殺めてしまう罪が描かる場面から始まります。兄弟の姿を通して、人は誰しも被害者、加害者、被害者家族、加害者家族になり得るのだということ。日常はいつも突然変わる可能性を秘めているということ。そして、私たちの日々は、もっとこうすればよかった、もう少し他の行動ができたはずだという、在り得たかもしれない現在を願う後悔の連続ではないかと作品が教えてくれます。兄も弟も全てを失い、他の登場人物も一人ひとりが必死にもがき生活する中、音楽が寄り添い、今を照らす、かすかな希望の光になります。たったひとりだけの肉親である兄による犯罪。音楽という夢を一度は諦めた弟。劇中、胸が締め付けられる多くの出来事を経て、兄、弟、そして他の人物たちは、経験も、立場も、状況も違う中で、自分の人生の在り方を考えます。そして“帰るべき場所”、ホームはどこにあるのかと問い、生きていきます。帰るべき場所を見つけた弟と、帰るべき場所が今はない兄の別れ。ラストシーンでは、深く豊かな家族の愛の姿を、観客席に手渡したいと強く願っております。最後になりますが、上演の継続を決めたプロデューサー、製作の皆さま、作品の礎を作った、脚本・作詞の高橋知伽江さん、作曲・音楽監督・作詞の深沢桂子さんをはじめとする全カンパニーメンバーと素敵な仕事をしたいと思っています。言葉の強さと音楽の楽しさや温もりを大切に紡ぎ、最愛のお客さまにお届けしたいと思っております。全国の劇場にて、お待ちしております。【あらすじ】この世界に たったふたりだけの兄弟 どんな時も ふたりで生きてきた弟の進学費用のために空き巣に入り、強盗殺人を犯してしまった兄・武島剛志。高校生の弟・直貴は唯一の肉親である兄が刑務所に15年間服役することになり、突然孤独になってしまう。兄が殺人を犯した事実はすぐに広まり、加害者家族となった直貴に向けられる周囲の目は一変した。高校卒業を控えたある日、直貴の元に服役中の兄から1通の手紙が届いた。それから月に一度、欠かさず手紙が届くようになる。兄からの手紙には獄中での穏やかな生活が書かれている一方、直貴は「強盗殺人犯の弟」という肩書により、バンド・恋愛・就職と次々に夢を奪われ苦しみ続けていた。年月が経ち家族を持った直貴は、ある出来事をきっかけに、ついに大きな決断をするのだった。<公演情報>ミュージカル『手紙』2025原作:東野圭吾『手紙』(文春文庫刊)脚本・作詞:高橋知伽江作曲・音楽監督・作詞:深沢桂子演出:藤田俊太郎【出演】村井良大、spi、優河、鈴木悠仁、青木滉平、稲葉通陽、青野紗穂、染谷洸太、遠藤瑠美子、五十嵐可絵、川口竜也【東京公演】日程:2025年3月7日(金)~3月23日(日)会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)【大阪公演】日程:2025年3月29日(土)~3月31日(月)会場:SkyシアターMBS【岡山公演】日程:2025年4月5日(土)・6日(日)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ大劇場公式サイト:
2024年08月09日詩人・谷川俊太郎の展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」が、2024 年7月20日(土)から9月16日(月・祝)まで、香川県の高松市美術館にて開催。東京・立川のプレイ ミュージアム(PLAY! MUSEUM)でも開催された巡回展となる。谷川俊太郎の「絵本」に焦点を当てた展覧会谷川俊太郎は、楽しいことばあそびから、生きることの大変さや尊さ、死や戦争まで、多彩なをテーマをことばで表現する詩人。詩作のほか、エッセイや翻訳、脚本など幅広いジャンルで活躍を遂げており、展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、そんな谷川がさまざまな絵描きや写真家と共に手掛けた“絵本”にフォーカスした内容となっている。約20冊の絵本から原画やインスタレーションを展示会場では、谷川が原作や詩を担当した約20冊の絵本を紹介。画家や絵本作家として活動するタイガー立石との絵本『ままです すきです すてきです』をはじめとする計8作品では、貴重な原画も展示される。「谷川俊太郎 絵本★百貨展」は、谷川の絵本の世界を多彩なクリエイターたちが表現した作品展示も見どころのひとつだ。たとえば、アートディレクター/デザイナーのミンナ(minna)が手掛けた『おならうた』のドームでは、原画を鑑賞していると、くすっと笑ってしまうおならの音が鳴るなど、ユニークな仕掛けを施している。また、アートディレクターの柿木原政広がデザインした『ことばあそびうた』では、体を動かしながら言葉遊びを体感することが可能。このほかにも、映像作家や建築家らが手掛けた様々なコンテンツを“百貨店”のように見せた展示空間で楽しむことができる。さらに、代表作『もこ もこもこ』では、谷川の名朗読とともに、「もこもこ」「ぎらぎら」「ふんわふんわ」という言葉のリズムと愉快な絵の動きが呼応する映像インスタレーション作品を展示。谷川のことばに絵や写真が邂逅を果たした、絵本の世界観を堪能することができる。展覧会概要「谷川俊太郎 絵本★百貨展」会期:2024 年7月20日(土)~9月16日(月・祝)会場:高松市美術館 2階展示室住所:香川県高松市紺屋町10-4休館日:月曜日、8月13日(火) ※8月12日(月・振休)、9月16日(月・祝)は開館。開館時間:9:30~17:00(入室は閉館30分前まで)※金曜日・土曜日は19:00閉館。入館料:一般 1,200(960)円、大学生 600(480)円、高校生以下 無料※( )内は前売、20名以上の団体料金。※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料。※前売券は、高松市美術館 1 階受付、高松市役所生協、ゆめタウン高松サービスカウンター、宮脇書店本店及び南本店にて7月19日(金)まで販売。【問い合わせ先】高松市美術館TEL:087-823-1711
2024年07月05日俳優の柳俊太郎(※柳は旧字体)が、2日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の特別前夜祭に川西拓実(JO1)、桜田ひより、井之脇海、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■柳俊太郎、学生時代に複雑骨折で失神「着地した瞬間に左のすねを……」同作にちなみ「人生を変えた○○との出会いは?」というトークが展開されると、柳は「骨折」と回答し、会場の興味を誘う。「出会いというか事故なんですけど(笑) バレーボール部だったんですけど、部活中に着地した瞬間に左のすねを複雑骨折して、ショックで失神しちゃって……」と驚かせる。しかし、この骨折が転機になったそうで「部活ができないから暇で。家で寝ているときに映画を観たり、音楽と新しく出会ったり……それがきっかけで『メンズノンノ』という雑誌のモデルになれた。だからすげぇ骨折に感謝していて、折ってよかった(笑)」と芸能界に入るきっかけを明かした。続けて「ケガとかって次につながるチャンスだなと。ケガなんて怖くないぜ! 1回折ってみたら人生変わるかも」と話し、これを聞いた川西が「この後やってみようかな……(笑)」と乗っかり、笑いを誘っていた。
2024年05月02日92歳になった今でも、精力的に創作活動を続ける谷川俊太郎。アート名言集『生きてるってどういうこと?』の発売にあたり、「ずっと自分自身に問いかけてきたことをみなさんと分かち合っていきたいと思って」と語った。――ウクライナの戦争やコロナウイルスなどで混沌とした状況が続く中、生きるということについて改めて考えるようになった人たちが増えています。僕の場合は、小さいときから戦争が始まっていて、小学生から中学生にかけて東京が空襲されて焼け野原になったりしているのを目の当たりにしてきたんですよ。戦争のリアリティというのを割と小さい頃から知っていたんですね。だから、いま、ウクライナとロシアが戦争しているということも、当たり前のことのようにして見ちゃうんです。やっぱり戦争は嫌なんだけれど、これはもう、人間の運命というか、宿命みたいなもので、いくら未来になっても戦争は終わらないだろうという感じを持っていますね。一種の諦めのようなものなのだけれど、そこにあるリアルな感じというのを持っていたほうがいいのではないかと思います。人間はやっぱり争うからね。勝負事が結構好きでしょう?だから、割と、いろんな事件が起こっても、もう平気になっちゃいましたね、年取ったら。――40~50代には、日々の生活に追われながらも自分の生き方に迷いを抱いている人が多くいます。そんな人たちに何かアドバイスをいただけますか。もうそんな生意気なことできないね、年寄りだから。年寄りは、若い人と違って、全然発想が変わるんですよ。だから、諦めてもいいとか、絶望してもいいとか、そういうマイナスの価値が自分でもありのままに認められるようになったというところがありますよね。言ってみればすごく自由になっていて、自分が感じることは全部リアリティがあるんだと思うようになって、あんまり、こういうふうに感じちゃいけないとか、こんなことを思っちゃいけないとか、というふうにはなってなくて、「何でもありだ」という感じになってますね、今や。――今回発売した本は、谷川さんの詩と宮内ヨシオさんの絵を組み合わせた合作ですね。僕は若い頃から、来る仕事で、自分ができそうな仕事は全部受けていたんです。何しろ、大学にも行ってないし、手に職もないし、とにかく食っていかなきゃいけなかったから。そういうわけで、例えば歌詞を書くとか、誰かのイラストに言葉を書くとか、自分とは違うジャンルの仕事っていうのをいっぱいやってきているわけ。それが結構、自分のエネルギーになっていたんですね。一人でやるのではなく、いろんな人とやるということが。それは本当に、自分じゃなくて、他の人のおかげで今までやってきたという気持ちはすごくありますね。だから結構、合作のほうが力を得るというか、エネルギーが湧くことが多かったりするんですよ。自分にないものが出てくると、自分の中からまた何か出てくるんですよね、一人でやるよりも。ほかのジャンルの作品を見せてもらって、そこから自分の中の何かが湧いてくるということがありますからね。――創作活動において、何か影響を与えているものはありますか。僕は子供のころから自然に触れて生きてきて、それが詩にも大きな影響を与えていると感じています。自然というのは自分の創作の原動力になっているんですよね。言葉の世界というのは一種人工的でしょう。どうしても、その言葉の世界のもとにある芸術というのに触れたくなるんですが、それが究極的には自然なんですよね。だから、やはり、東京にいるだけじゃなくて、ときどき自然の中に出たくなったりしましたね。――今後、どんな創作活動をしていきたいですか?僕は、これからあと何年やるか分かんないですけど、今まで経験したことのない何かが感じられるといいなというのは思います。だから、もう九十歳を超えていればほとんど時間はないわけだけど、やっぱり、前からの経験じゃなくて、何か新しい、九十歳を超えたからこそ感じるものがあるだろうと思うのね。それをなんらかの形で言葉にしたり表現したいとは思うんだけど、これも結構難しいんですよ。何か自然に降りてくるとか、湧いてくるとか、やっぱり自然とのつながりって、年を取れば取るほど強くなりますね。谷川俊太郎92歳、今も変わらず好奇心旺盛で意欲的に創作活動を続けている。
2024年04月17日JO1の川西拓実が、15日に都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日公開)の完成披露試写会に桜田ひより、井之脇海、栁俊太郎(※「柳」の正式表記は旧漢字)、円井わん、風間太樹監督とともに登壇した。同作は、むつき潤氏による同名コミックの実写化作。マンションの住み込み管理人をしながら、「音楽を奏でること」だけを生きがいにしている清澄(川西)は、人と関わることを必要とせずシンプルな生活を送っていたが、ある日上の部屋に住む女性・潮(桜田)から、毎日音漏れしていた清澄の音楽を楽しみに聞いていたと打ち明けられる。そして潮が投稿した何気ない演奏動画によって、自分の音楽を誰かに聴かせようなどと思ってもいなかった清澄の世界が大きく変わっていく。監督はドラマ『silent』を手掛けた風間太樹氏が務める。○■JO1 川西拓実、自身に欠かせないものは“音楽”「いつもそばにある」イベントでは同作の主人公・清澄がミニマリストということにちなみ、「○○さえあれば他に何もいらない」をテーマにトークするコーナーを実施。川西は「音楽」と回答し、「僕は昔から音楽を聴くことも大好きで、歌うことも大好き」と話す。続けて「いまJO1になって、もちろん歌も歌いますし、弾きますし、作るし……僕も清澄と同じように家に帰ったら作曲の練習をしたり、曲を作る毎日なので、僕にとっていつもそばにある音楽というものは大切だなと心から思っています」と愛を語った。また、川西は撮影現場で栁ら共演者にJO1の“Go to the TOPポーズ”を布教していたそうで「皆さんに教えて流行らせてもらえないかなと……(笑)」と話し、笑いを誘う。柳も「わざと(ポーズを)間違えてやって、(川西が)『なんでやねん!』『ちゃうねん!』と(ツッコんでいた)」と撮影現場での仲の良さを感じさせるエピソードを披露していた。フォトセッションでは、報道陣からキャスト陣・監督に“Go to the TOPポーズ”のリクエストが。桜田と柳がわざと間違え、川西がツッコむ姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気でイベントは終了した。
2024年04月15日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する映画『バジーノイズ』より、桜田さん演じる潮、井之脇海演じる航太郎、柳俊太郎演じる陸の場面写真がシネマカフェに到着した。マンションの管理人をする清澄(川西さん)と、他人の“いいね”だけを追いかけて生きてきた潮が出会うことによって、巻き込まれていく潮の幼なじみで、レコード会社勤務の航太郎、彼が担当する「マザーズデイ」のベーシスト・陸。清澄と、彼の音楽に惹かれた陸は、「AZUR」としてバンドを組むこととなり、潮や航太郎も個人的に手伝うことになる。今回シネマカフェには、清澄によって運命が変わっていく潮、航太郎、陸が並んで夜の街を歩く姿や、航太郎とベースを背負った陸の場面、そして陸の演奏シーンが到着。航太郎役の井之脇さんは、監督・風間太樹が監督補を務めた『帝一の國』で出会い、いつか一緒にと思っていたそう。井之脇さんが演じる等身大の登場人物は、観客の共感を呼ぶことだろう。また、陸役の柳さんは、陸の圧倒的な存在感を演じられる俳優ということで名前が挙がったそう。様々な経験を感じさせる空気感を纏い、深みのある演技に説得力がある柳さん。ベースはほぼ弾けない状態だったが、自ら練習量を増やしたことで、プロが見ても納得できる仕上がりになったという。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月13日藤田俊太郎演出による舞台『「Take Me Out」2025』が、2025年5月から6月に上演されることが決定した。『Take Me Out』は、メジャーリーグの華やかな選手たちの関係を捉えながら、そこに渦巻く閉鎖性によって浮き彫りになる人種問題や社会的マイノリティに深く切り込んだ作品となっている。舞台『Take Me Out』2018年公演より(撮影:神ノ川智早)3度目の上演となる今回は、2016年・18年の上演を支えたキャストを含むレジェンドチームと、新メンバーで構成するルーキーチームの2チームを結成。ルーキーチームは演技経験不問の一般公募によるオーディションで全キャストが選抜される。レジェンドチームの詳細など、詳しい公演情報は追って発表となる。■演出:藤田俊太郎 コメント『Take Me Out』2025年公演のスタートに寄せて。『Take Me Out』は読む度にいつも新しい価値観が見つかり、そして演出する度にいつも私に新鮮な演劇の美しさを与えてくれる戯曲です。これまで2度演出を担ってきましたが、また挑戦したいと常々願っていたこのせりふ劇に向き合える機会をいただけたことを心から嬉しく思っています。しかも、今回のシーズンは2016年、18年の公演を共に創った仲間たちを中心とするレジェンドチームと全キャストオーディションにてご一緒する新チームの2チームで創作するというプロジェクトが始まり、2025年の上演に向けて今からとても興奮しています。オーディションは演技経験不問の一般公募。たくさんの演技者、表現者に出会うチャンスを与えてくださったシーエイティプロデュースの皆様には感謝しかありません。オーディションに関しては、映像による一次審査は参加してくださる全員、責任を持って全て観させていただきます。その後二次審査は、具体的に演出プランを伝えて、稽古初旬のようにその場にいる参加者全員でシーン構築していくワークショップ形式でのオーディションを実施致します。これまでこの作品を通して出会った全ての方、キャスト、プランナー、スタッフ、カンパニーに心からのリスペクトを込めて、2025年の公演ではこれまで培った演出の核となるものを大事にしながら、真っ新な気持ちで臨みたいと強く思っています。全体の規模感も公演する劇場も演出のアプローチも一新します。キャストお一人お一人の個性を大事に、対話を積み重ねて、それぞれの魅力が溢れる2チームを創り上げたいと思っています。今思うと、初めてこの本に出会った時になんと魅力的な言葉の力を持った物語なのだろうと感動しました。舞台は2000年代初頭と思われるアメリカニューヨーク、メジャーリーグのベースボールチーム。ロッカールームやシャワールーム、グラウンドでの登場人物のやり取り、様々な会話によって立ち上がる主題は多岐に渡ります。異なる人種間の理解と不寛容。人と人の心の融和と、受け入れ合うことができない差別。マイノリティとマジョリティ。既成概念と革新的な考え方。勝つことと負けること。正しいことと正しくないこと。裕福と貧しさ。連れ出すこと、もしくは追い出すこと。身を守ることと攻撃すること。台本の中で’楽園‘という言葉で表現される野球を通したアメリカの現代社会を描きながら、作品全体が喜劇的であり悲劇的です。生きる喜びと、日々何かを損なうという、失う悲しみをも描いています。劇中に「言葉にするのが難しいだけかな」というせりふがありますが、言葉を尽くしてそれでもまだ語り尽くせない野球の感動が演劇と交錯することで、新しい感情の表現を生み出しています。会計士である「メイソン」がこのチームを外側からの観た語り部となり、スポーツの魅力を清々しい言葉に宿して響かせ、その中心にいるファイブツールプレイヤーと称される大スター選手、黒人と白人のミックスである「ダレン」と愛を交歓します。もう一人の語り部である「キッピー」が選手代表としてチームを内側から語る視点を持つことでこの作品が独自の魅力を持つことになります。白人の「トッディ」が実に人間らしくこの状況に反応し堂々と自己主張し、アメリカ南部出身の天才投手「シェーン」の言動が仲間たちに修復することができないひびを入れ、ムードメーカーであるキャッチャーの「ジェイソン」がチームの不和を正そうとする役割を持ちます。中南米出身の「マルティネス」の佇まいと強烈な個性が場に開放感や彩りをもたらし、「ロドリゲス」の持つ陽気さ、アメリカ出身ではない者の事象への対峙が舞台に深みをもたらします。日本人メジャーリーガーのパイオニアのような存在の「カワバタ」の苦悩がリアリティを持ち、監督の「スキッパー」が全ての騒動を見守り、発言には大きな影響力があります。ライバルチームで黒人の実力選手である「デイビー」の死、かつてのダレンとの深い友情を想い、観客は胸を痛めることになります。劇は、「ここではないどこかへ連れ出してくれる存在」を支柱としながら、終幕に向かいます。幕切れは、様々な解釈をすることができます。私は、「人は互いを称えあい生きている」という人間讃歌を描いているのではないかと感じ、演出家としての愛をラストシーンに込めたいと思っています。アメリカにおける2025年の“今”を鑑みながら、この作品を通してどのような演劇を創ることができるのか、カンパニー一丸となって挑戦し、追い求めていきたいと思っています。『Take Me Out』2025年シーズンに向けての全キャストオーディション、たくさんの方の応募を心からお待ちしております。<公演情報>舞台『Take Me Out』20252025年5月~6月に上演演出:藤田俊太郎※詳細は後日発表オーディションの詳細はこちら:
2024年03月28日谷川俊太郎の詩を綴った「『朝のリレー』チョコレート / バイリンガル」が登場。2024年3月14日(木)より、東京目黒区のチョコレートショップ「アイコン ショップ(EYECON SHOP)」ほかにて販売される。谷川俊太郎の“詩”を味わうチョコレートに新作“文学を味わう”をコンセプトに作られた、アイコン ショップの人気スイーツ「詩のチョコレート」。今回は、谷川俊太郎の代表作「朝のリレー」のバイリンガル版がラインナップする。書籍をモチーフにしたパッケージを開くと、金色に輝くアルミに包まれた、東京・深沢に店舗を構える「ショコル」によるチョコレートが登場。アルミとチョコレート両方に活版印刷の「朝のリレー」が綴られている。また、パッケージにも「朝のリレー」を綴っているのがポイントだ。これまで、日本語と英語バージョンで別々に展開されていたが、バイリンガルでの販売を希望する声のもと、別々だった2つの製品が混ざり合い、今回の製品化に至った。和文と英文を行き来しながら詩を楽しめる、バイリンガル版に仕上げている。なお翻訳は、谷川俊太郎の作品の多くの翻訳を手掛けているウィリアム・I・エリオットが担当した。【詳細】谷川俊太郎「朝のリレー」チョコレート / バイリンガル取扱い店舗:アイコンショップ店頭およびオンラインショップ住所:東京都目黒区八雲4-5-9 1F(都立大学駅徒歩8歩 / パーシモンホール裏)営業時間:11:00~18:00(不定休)価格:2,400円(1個、おおよそ33g)
2024年03月15日●『ゴールデンカムイ』で一人二役を怪演2009年に「第24回MEN’S NON-NOモデルグランプリ」を受賞し、モデルとしてデビュー。芸能生活15周年を迎えた柳俊太郎(32 / ※「柳」の正式表記は旧漢字)。2021年には雑誌『MEN’S NON-NO』の専属モデルを卒業し、2012年からスタートさせていた俳優業へと活動の場を移した。現在、放送中のテレビ東京系ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(毎週火曜24:30~)で演じる夫役も話題を集めている。そしてスクリーンでは、壮大な原作漫画を実写映画化した『ゴールデンカムイ』にキャストとして名を連ねている。“不死身の杉元”こと、元陸軍兵の杉元佐一役の山崎賢人(「崎」はたつさき)を主演に、日露戦争終結直後の北海道を舞台とし、アイヌの莫大な埋蔵金を巡る争奪戦を描くサバイバルアクションの『ゴールデンカムイ』。2月4日までの公開17日間で、観客動員数111万人、興行収入16.3億円を突破するなど大ヒットを記録している。柳が演じるのは、大日本帝国陸軍第七師団一等卒の双子の軍人、二階堂浩平と洋平。インパクト大の一人二役の重責を見事に果たした。これまでにも柳は、『るろうに剣心 最終章 The Final』の乙和瓢湖、『ヒル(WOWOW)』の金髪のヨビ、主演映画『僕の名前はルシアン』の美しきサイコパスなど、さまざまな作品で印象を残してきている。そんな柳が、「役者としてのモチベーションになった」作品のほか、“その存在は大きい”という、公私ともに縁が深い山崎賢人について語った。さらには、ミステリアスに見える柳の「ものすごい緊張しいなんです」との意外な素顔も。○二階堂兄弟の一人二役は「かなり繊細な作業」――野田サトルさんの原作コミック『ゴールデンカムイ』は、もともと読まれていたと聞きました。出演が決まったときは。めちゃくちゃ嬉しかったです。まさか一員になれるとは。しかもいただいた役が、二階堂という非常にインパクトのある役だったので、作品のいいスパイスになれればと思いました。ただ、そのためにはいろいろ作っていくべきものがあるなと。決まってからは嬉しいというより、演じるにあたって「戦わなきゃ」という気持ちになりました。――原作を大切にしているのが伝わる映画化で、原作ファンからの支持も厚く大ヒットを記録しています。自分が演じるからこそといった部分は、どこを意識されましたか?原作というモデルがあるので、そこに沿った役作りはします。ただ今回に関していえば、たとえば最後のアクション部分は原作を膨らませたオリジナルのシーンで、より二階堂の人柄が見えると感じましたし、モデルに沿ったなかで自分なりのアクションや動きを作っていく必要がありました。楽しかったですが大変でした。ただでさえインパクトのある役なので、オリジナルの部分でがっかりさせるわけにはいきませんから。――双子の役です。どのように撮影していったのでしょうか。自分も双子役は初めてでした。今回は、最初に浩平をやって、その後に洋平をやっていきました。ただ、段取りでは2人必要になるんです。当然、僕の体は1つですから、同時にはできません。それでボディダブルの方にやっていただくんです。そのために、事前に自分の頭の中で全体をイメージして、その方に「僕は浩平としてこういう動きをするので、洋平としてこう動いてほしい」と伝えていきます。でもどうしても自分ではないので、差が生まれますよね。それに対応していく必要があったりするので、かなり繊細な作業でした。――そうした作業を経て、実際に画面で自分が2人いるのを観たときは。面白かったです。出来上がるとこうなるんだと。ただ、自分に関してはなかなか評価しがたいです。作品全体に対しては、みんなの原作へのリスペクトや熱、愛をスクリーンで感じることができましたし、この壮大な世界観をよくここまで生のものとして作り上げたなと感動しました。でも、どうしても自分自身への反省点はいっぱいあります。作品が素晴らしいので、自分もスパイスになれているのかなとは思っていますが。――浩平と洋平、印象に残っています。柳さんは、これまでにも多くの作品で、印象的な役柄を演じてきました。そうしたキャラクターの濃い役に関しては、自分でやりたいからなのか、それとも求められることが多いのでしょうか。出るからには印象を残したいとは思っています。狂気的な部分だけではなく、自分にしかできないだろうというところを見せたいという気持ちはあります。もちろん原作ものの場合、そこから外れないようには気を配りますが、その中でも何か自分にしかできないようなものを出せればとは思っています。あと原作にはない生っぽさを、自分が演じたときに、どれだけ観ている人に感じてもらえるだろうかということは考えています。○山崎賢人はプライベートでもよく会う仲――柳さんはモデルデビューから15年。役者としても10年以上キャリアを積まれてきました。振り返って、ターニングポイントになったような作品、時期を教えてください。一つひとつの作品がすべてそうなんですけど……。それこそ『ゴールデンカムイ』で主演を務めている山崎賢人の存在は大きいです。プライベートでもよく会う仲なのですが、最初はドラマの『弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(14・日本テレビ系)、そこから『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『今際の国のアリス』(20)、またドラマ『アトムの童』(22・TBS系)で、この『ゴールデンカムイ』と。――5作目ですね。共演シーンは少ないんですけど、何度も同じ作品に出て来てるんです。仕事場で会うと、彼のスケールがどんどん大きくなっていくのを感じて、すごくいい刺激を受けます。いま挙げた中の『今際の国のアリス』は自分自身にもいい影響がありました。人生的にいろいろ悩んでいる時期だったのですが、あの作品に出会って「楽しい」と思えたんです。ちょうどNetflixでの配信ものが広まり始めた時期で。●「緊張していないような顔」の奥にある“ネガティブ力”――確かに『今際の国のアリス』を観たときは、日本でもこの規模でできるんだと驚きでした。そうなんです。なんだか世界が広がったというか、モチベーションに繋がったというか。もちろん作品は規模の大小だとは思っていません。それでも、日本でもこういうものが作れるんだという衝撃はありましたし、役者としてのモチベーションになったのは事実です。そのときも賢人の「でっかい舞台でこれだけ頑張っている」姿を近くで見たのも刺激になりました。――いろいろ悩んでいたというのは。コロナ禍に入ったときだったんですよね。――そうでした。社会全体に暗いムードがありましたね。時期的なこともあって、余計に『今際の国のアリス』冒頭の渋谷のシーンには度肝を抜かれました。そして柳さんの演じた“ラスボス”はすごい存在感でした。コロナでよくないニュースがたくさんあって、どうやって生きていくんだろうと考えたり、撮影もずっとストップしていた時期もあったりして。ずっと家にいた中で、あのでっかい規模の作品がドーンと配信されて、気持ち的に変わったところがありました。ああいう中でもできるんだと。それに、ただでさえ人と人との繋がりがなくなっていた時期に、世界中の人からインスタにメッセージがきたんです。繋がりがなくなっているはずなのに、地球の反対側のブラジルの人からもメッセージが来て。――それは感動しますね。「すげえ! こんなことがあるんだ!」って。間違いなくモチベーションのひとつになりました。これだけの人を喜ばせられるんだと実感できて。しかも日本人だけじゃなく、外国人の方もこんなに喜んでくれるんだと。それを感じられた作品でした。○緊張しすぎて力を発揮できなかった過去――性格的にはご自身は変化してきていますか? 現場での居方とか。自分は反省の繰り返しで、仕事に対してはめちゃくちゃネガティブなんです。それにものすごい緊張しいで。緊張しすぎて力を発揮できなかったみたいなことが、それこそ子供の頃のサッカーの試合とか、ほかのスポーツの試合のときでも毎回だったんです。あれが大人になってもまだ続くのかと。――でも学生時代は、サッカーでもバレーでも活躍されてますよね?(高校バレーの宮城県大会で準優勝)いや、「もっとできたのに」という気持ちがあります。――お芝居でも「緊張しなくなったらおしまいだ」と、みなさんよく言いますが。それでも緊張したくないです。「緊張しないほうがもっとできるんじゃないか」と自分は思ってしまうんですよね。本当に小さな頃から緊張しいで。たとえばクラスの授業中に「この問題分かる人!」と先生が言っても誰も手をあげなかったりして、「じゃあ、柳」と指されたりすると、もう顔が真っ赤になって何も答えられなくなってました。○大人になって緊張が顔に出ないタイプに――そうなんですね。なにか緊張が解けるおまじないとか、ゲン担ぎを試したりは。それこそ調べたりするのは好きですよ。たとえば肉を食べると気持ちが強くなるとか。土を食べると何かの菌が腸に作用して緊張しなくなるとか聞いたときには、土食べようかと思いましたもん。いや、食べないですけどね、土。でもいろいろ調べるのは好きです。――経験を重ねたことで、本番では切り替えられるようになったとか。後輩も出て来て変わったといったことはないのでしょうか。今でもずっと緊張してます。ただ昔は緊張が顔にまで出るタイプだったのが、大人になるにつれて、緊張していないような顔をできるようにはなりました。だから、「緊張してる」と言っても「全然緊張しているように見えない」と言われます。めっちゃ緊張してるんですけど。だから後輩がいたとしても、緊張がバレてないと思います。――そこは術を。後輩の前ではかっこつけてるのかもしれません。バレてたら恥ずかしいですけど(笑)。――最後に、現在キャリア15年ですが、たとえば30年後にはどのようになっていたいですか?いま32歳なので、30年後というと還暦すぎですよね。そのとき自分は芝居、やってるのかな。正直、そこまで執着はしてないんです。ただ、もしやっていたとしたら、芝居をずっと好きなんだということなので、それっていいなと思います。あとはとにかく健康で。計画とかはできないタイプなので、目の前のことをしっかりやっていけたらと思います。■柳俊太郎1991年5月16日生まれ、宮城県出身。雑誌『MEN’S NON-NO』専属モデルを軸としたモデル活動を経て、俳優デビュー。『東京喰種トーキョーグール』シリーズ、『るろうに剣心 最終章 The Final』などの話題作に出演。Netflixドラマ『今際の国のアリス』のラスボス役で強烈なインパクトと高い身体能力を見せつけた。主な出演作に映画『東京プレイボーイクラブ』(12)、『弱虫ペダル』(20)、主演映画『僕の名前はルシアン』(23)、Netflix映画『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(23)、『ゴールデンカムイ』(24)、ドラマ『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(14)、『ヒル(WOWOW)』(22)、『けむたい姉とずるい妹』(23)、大河ドラマ『どうする家康』(23)、『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(24)など。待機作に、2024年5月公開の『バジーノイズ』がある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2024年02月11日「お芝居では、自分とかけ離れた役を演じることが多い」という、俳優・栁俊太郎。映画『ゴールデンカムイ』で彼が演じたのは、少々クレイジーな言動が目立つ双子の軍人・二階堂浩平 / 洋平だ。本作では、以前に日曜劇場『アトムの童』(2022)でも共演した山﨑賢人と、敵対し合う役を演じている。自身と似ても似つかない二階堂兄弟を演じ分けたことにくわえ、主演・山﨑賢人との再共演に、どんな思いで向き合ったのか。大人気原作の実写化に対し「プレッシャーも含め、楽しめた」アイヌの莫大な埋蔵金をめぐる壮大な物語『ゴールデンカムイ』は、累計発行部数2700万部を超える大人気コミック。ファンの多い作品の実写化に対し、栁は「正直、プレッシャーもありました」と振り返る。「原作でもインパクトの強い二階堂兄弟を演じるということで、やっぱり、プレッシャーが強くて。でも、僕自身『ゴールデンカムイ』や二階堂兄弟というキャラクターが大好きなので、その思いをモチベーションに頑張りました。プレッシャーも含め、演じることを楽しめたと思います」大ファンの作品が実写化するにあたり、自身もお気に入りのキャラクターである二階堂兄弟のオファーは、栁にとっても嬉しいものだった。しかし、好きであるがゆえに試行錯誤する時間も長かったという。「実写としてどう演じれば、原作の二階堂兄弟のイメージを壊さずに、スクリーン上に存在させられるのか。それをずっと考えていました。双子といえども、浩平と洋平を別の人間として、きっちり区別したほうがいいのか。それとも、双子として存在感を出したほうがいいのか」二階堂兄弟を演じるにあたり、心を配った点はほかにもある。そっくりな双子を同時に演じる性質上、「ボディダブル」と呼ばれるスタッフと交互に浩平 / 洋平を演じる必要があった。「もうひとりの自分の動きに合わせて、完璧なタイミングで動かなければならない点が、いちばん苦労しました。少しでもズレてしまうと、その瞬間からどうしても噛み合わなくなってしまって……。やっぱり、目の前の相手の言動をしっかり見聞きすることが大事なんだと、再認識できました」愛嬌とクレイジーさが二階堂兄弟の魅力12月20日におこなわれた『ゴールデンカムイ』完成報告会において、栁は「二階堂兄弟を演じられることを幸せに思う」と口にしている。「彼らは奇妙な動きをしますし、言うこともクレイジーで、正直ぶっ飛んでると思います。でも、実はとても愛嬌があるし、どこか憎めない人間性を持っているんです。彼らにしかないクレイジーさと愛嬌、両者のバランスをとても意識しました」一度見たら忘れられないような印象的なビジュアルも相まって、栁が演じる二階堂兄弟の存在感は極まっている。山﨑賢人演じる杉元佐一、山田杏奈演じるアシㇼパ、玉木宏演じる鶴見中尉など、本作には独特の居住まいをみせるキャラクターが勢揃いしているが、栁が演じる二階堂兄弟のインパクトも負けてはいない。「見てくださる方が、一瞬でも目が離せないようなスピード感のあるアクションを、途切れず一連で続けられるように工夫しています。アクション部のスタッフさんが用意してくださった型を、自分なりの動きで表現することにくわえ、賢人が演じる杉元への憎悪を忘れずに動き続けることも意識しました」思い入れのあるアクションシーンについて聞いてみると「落ちそうになったのに、二階堂らしい奇妙な動きで起き上がってくるところ」だそう。二階堂兄弟らしさを突き詰めるため、アクションの細部までこだわっているのが伝わる。自身とは似つかないキャラクターを、どうすればリアルに表現しきれるか。考え抜かれた結果は、スクリーンに表れている。「賢人に、笑われました」本作の主人公・杉元佐一を演じた山﨑賢人とは、2022年放送の日曜劇場『アトムの童』でも共演。当時は、ともに同じ夢を志した友人同士を演じていた。『アトムの童』撮影後も、山﨑とはプライベートで親交を深めていたという。「前作とは違い、今回はお互いの役柄も関係性もまったく違うので、同じ共演でも多少の心境の変化があったと思います。でも、賢人は常にフラットなんですよね。そこは前回も今回も変わらずで、あらためて賢人の素敵なところだなと感じました」二階堂兄弟を演じるにあたり、杉元と激しいアクションシーンもあった。「お互いに良い距離感でアクションに集中できるよう、しっかり話し合いました。変に遠慮せずに取り組めたと思います」と栁は振り返る。「とはいえ、二階堂のちょっと人間離れした見た目やキャラクターは、目の前にすると笑ってしまうと思うんです。気持ち悪くて怖いんだけど、どこか可愛らしさもあって、おもしろい。実際、賢人にも笑われちゃいました」ほかのキャストやスタッフ陣も含め、撮影期間中には何度か食事にいく場面もあったのだとか。「具体的にどんな話をしたかは、あまり覚えてないんですけど……とにかく皆さんでお酒を酌み交わすのが本当に楽しくて、ついつい飲みすぎちゃいました」と語る栁の様子から、和やかな撮影現場だったことが伝わってくる。俳優・栁俊太郎を救うものそっくりな双子の役を演じられたことにちなみ、目の前に自分そっくりの人間があらわれたら? と聞いてみた。栁の返答は「一応、話しかけます」。「自分の頭がおかしくなったんじゃないか、といったん疑うとは思うんですけど。そっくりなのは外見だけなのか、それとも中身まで僕自身なのか、質問攻めにするでしょうね」突然あらわれた自分そっくりの人間を、質問攻めにする。その探究心は、役者という仕事や「演じる」ことそのものに、どんな影響を与えているのか。「自分とは違う人間になりたいとは、普段の生活では思わない」という栁。「ただ、自分ではない人間を演じるにおいて、理解できる部分とそうじゃない部分を把握しなければいけない瞬間があります。今回の二階堂兄弟もそうですが、自分とはかけ離れた役柄を演じることが、僕は多いので。その役の思考や性格を、常に理解したい。そう思いながら演じています」「自分」と「役」。圧倒的に交わらない両者を、理解し、近づけ、一つになる瞬間をつくる。果てしなく思える時間を前に、自分と他者を比べてしまうことはないのだろうか。栁の答えは「僕は小心者なので、こっそり比べてしまっていると思います」「比べないほうが楽だって、わかってるんですけどね。どうしても比べて、落ち込んでしまうとき、自分を救ってくれるのはいろいろな映画や音楽、あとはスポーツでしょうか。たくさんのポジティブな感情をくれるものに触れるのは、大切なことだと思います。それは、娯楽じゃなくてもいい。少しでも自分を想ってくれる人が身近にいれば、自分を見失わずにいられるんじゃないでしょうか」あとは、忘れる時間をつくることも大事ですね、と話す栁にとって、無心になれる時間は「睡眠」「水泳」「料理」だという。ときには大きなプレッシャーのもとで、多くの視線に晒され続ける役者という仕事。自分とは何か、役とは何か、他者とは何か。突き詰め、考え続ける俳優・栁俊太郎の目は、どこまでも穏やかだ。取材・文=北村有<プロフィール>栁 俊太郎|SHUNTARO YANAGI1991年5月16日生まれ、宮城県出身。Netflixシリーズ『今際の国のアリス』、TBSドラマ『アトムの童』、NHK大河ドラマ 『どうする家康』、Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』などに出演。現在、テレビ東京ドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法 Season2』(毎週火曜24:30〜)に出演中。また、5月公開の映画『バジーノイズ』にも出演する。<作品情報>『ゴールデンカムイ』公開中公式サイト:野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2024年01月25日