『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』で語られたストーリーを締めくくる集大成にして、若きX-MENと最古最強のミュータントとの決戦を描く『X-MEN:アポカリプス』。このほど、マイケル・ファスベンダーがこの3部作を通じて演じ、絶大な人気を誇るマグニートーの、涙ながらの本編シーンがシネマカフェに到着。また、ファスベンダーが次回作に向けての野望(?)も明かしてくれた。本作は、プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が率いる若きX-MENたちと、“世界を浄化”しようとするアポカリプス(オスカー・アイザック)とマグニートーら“黙示録の四騎士”とのシリーズ最大級の戦いを描き出す。今回到着した本編シーンでは、マグニートーが地球滅亡を目論むアポカリプスに加担した理由が明らかにされている。本作での彼は、ミュータントとしての自分を隠しながら、ポーランドの田舎町で妻と幼い娘と共に静かに暮らしていたが、あることがきっかけで周囲に正体がバレてしまい、大切な家族を奪われてしまうことになる。映像では、愛する家族を失ったマグニートーが、涙ながらに自ら正体を明かし、まさにその力を使おうとする姿が映し出される。人類に失望した彼が、人類との共存を目指すX-MENの信念と訣別する決定的な場面であり、本シリーズで描かれてきた人間ドラマを象徴するシーンともなっている。マグニートーといえば、磁力を操り金属を思いのままに動かせるという能力を持つ。少年時代には、ホロコーストによって捕らわれ、その力の覚醒と引き換えに、愛する母親を失ってしまったという悲しい過去がある。彼の力は、激しい怒りや深い悲しみがきっかけとなり、より強力に引き出されたのだ。本作で、再び愛する者を奪われ、その怒りと復讐の念にかられる彼を、X-MENの最強の敵アポカリプスは“黙示録の四騎士”として配下に置き、ともに人類滅亡へと導いていく。そんな悲劇的なマグニートーを熱演するのが、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からこの役を演じているファスベンダーだ。彼は長年演じた思い入れあるマグニートーに対し、“もし彼が普通の人として生活するようになったら”と妄想しながら、「言語能力を生かして、国連の通訳とかになれたらいいな。それをこの次のストーリーにしよう!」と、衝撃的な願望を明かす。実はこのマグニートー、これまでのシリーズでは英語、フランス語、ドイツ語と、さまざまな語学を巧みに操ってきたキャラクター。本作では新たにポーランド語も披露しており、ファスベンダーは何ページにもおよぶポーランド語のセリフを1週間で習得したという。そのことについて彼は、「『一週間でこれをやるのは無理だ』と思ったけど、私はできるだけ頑張った。最善を尽くしたから、批評にはいつでも耳を貸すよ!」と自信も覗かせている。マグニートーが見せる家族愛をはじめ、壮大なアクションの裏で描かれる本作の人間ドラマにも注目してみて。『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月21日8月11日(木・祝)より公開されている『X-MEN:アポカリプス』。この度、本作の公開を記念して、『X-MEN』シリーズの原点である『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を8月21日(日)の日曜洋画劇場にて放送されることが分かった。『X-MEN』シリーズは、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』、そしてストーリーを締めくくる完結編として今回放たれた『X-MEN:アポカリプス』の3部作。今回放送が決定した2011年公開のシリーズ第1弾『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は、シリーズで敵対してきたプロフェッサーXとマグニートーという2人のミュータントの若き日にスポットを当て、X-MEN誕生にまつわる知られざる物語を描いている。そして現在公開中のシリーズ完結編『X-MEN: アポカリプス』は、古代エジプトから甦った人類初のミュータント、アポカリプス。現代人によって堕落した文明を正すため、すべてを崩壊させ、新たに自らが支配しようと強大な力を発揮。マグニートーら一部のミュータントはアポカリプスとともに行動。その一方でプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアら、のちにX-MENとなるミュータントたちは人類を守るためにアポカリプスに戦いを挑む。X-MEN史上最強と言われるアポカリプスに、『ファースト・ジェネレーション』にも登場した“正義の”ミュータントたちの戦いは? プロフェッサーXとマグニートーが互いに友情を感じながらも敵対していく運命とは? 『ファースト・ジェネレーション』から幕を明けた、壮大な『X-MEN』サーガのひとつの区切りとなるアクション巨編となっている。また、『X-MEN: アポカリプス』の日本語版でアポカリプスの声を担当しているのが、俳優・松平健。今回その松平さんから、「日曜洋画劇場」での放送のためにスペシャルメッセージが! 自らが吹き替えたアポカリプスというキャラクターをアピールしつつ、『ファースト・ジェネレーション』の魅力を、持ち前の重厚感たっぷりの語り口で披露。松平さんのメッセージは本編開始より少し前、20時58分より放送予定となっている。日曜洋画劇場『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は8月21日(日)21時~テレビ朝日にて放送。※松平健の登場は20時58分~『X-MEN:アポカリプス』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:X-MEN :ファースト・ジェネレーション 2011年6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & (C) 2011 Marvel Characters,Inc.All rights reserved. / TM and (C) 2011 Twentieth Century Fox Film Corporation.All rights reserved.
2016年08月17日『マン・オブ・スティール』の続編が製作されることになった。今年3月に公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が酷評を受けたものの、ワーナー・ブラザースはヘンリー・カヴィルがスーパーマンを演じる『マン・オブ・スティール』続編の製作に向けて動き出したと、関係者らがザ・ラップに明かしている。2014年にワーナー・ブラザースのケヴィン・ツジハラCEOが今後のDCコミックキャラクターが登場する9つの映画について発表した時には、ザ・フラッシュ、アクアマン、ワンダーウーマンらの単独映画が含まれていたもののスーパーマンの単体映画が含まれていなかったため、このニュースはDCコミックファンたちにとって良い知らせとなっているだろう。『ワンダーウーマン』が2017年6月2日、ヘンリーとバットマン演じるベン・アフレックが出演する『ジャスティスリーグPart 1』が2017年11月17日の公開を予定しているのに続き、現在のところ2018年7月27日に『アクアマン』が公開予定となっている。そして、関係者の1人はバットマンの単独映画がスーパーマン単体映画続編の前に公開される可能性が高いとしている。現在ワーナーブラザースは、2018年10月5日と2019年11月1日に新作を公開するとしているが、どの作品が公開されるかについては明らかになっていない。(C)BANG Media International
2016年08月11日こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。前回の【ダンナのトリセツ】では『ダンナ好みの妻になる』ことについてお話いたしました。みなさんの内面と外面の魅力を引き出し、生涯のパートナーとしてご主人と、お互いに心地よい関係を築き上げるために、“ダンナ好みの妻”になる。そして、結果的に妻としてだけではなく、母として女性としても人生を楽しめるようになる。“自分のため”にもなるのです。では、そうやって心身ともに輝いている “妻” をみてご主人はどう感じると思われますか?■妻が変わることで、ダンナに与える影響妻であるみなさんが、女性の感情論で騒がなくなったり、ご主人が誰と連絡を取り合っているのかを気にしなくなったりしたとき。また、気持ちが安定してくると心も安定し、そして、その内面の穏かさが外面に影響を与えて “ダンナ好みの妻” になったとき。ご主人の中で、喜びとともに “小さな不安感” も芽生えます。『うちの奥さん最近、キレイになった』『モテそうで少し心配。。。』そうなると、ご主人はどうされると思われますか?『自分も努力しないと置いていかれそう』『一緒に何かを楽しみたい』プラスマイナスの感情が交差し、様々な葛藤が生じる可能性があります。■男性本能をノンバーバーバルコミュニケーションでくすぐるコミュニケーションにおいて、言葉で伝えることも大切ですが、視覚情報で訴えることの効果もあります。バーバルコミュニケーション ・・・ 言語的コミュニケーションノンバーバルコミュニケーション ・・・ 非言語的コミュニケーションノンバーバルコミュニケーションは言葉以外のメッセージを示し、声、表情、振る舞い、服装、スキンシップなどを意味します。言葉で語らなくても、ご主人の視覚に働きかけ、今までただただ共同生活を送っていただけの関係に、ちょっとした“ソワソワ”感を与えてみては? 【ダンナのトリセツVol.1】でお伝えした男性の支配欲、名誉欲をノンバーバルコミュニケーションでくすぐってみましょう。自尊心が高まり、輝きが増し、いつも笑顔で毎日を楽しんでいる奥さまを見て、ご主人にも何か変化が訪れるかもしれません。 ■やり過ぎのバランスには注意が必要長期戦ではありますが、奥さまが変わることで、ご主人の思考癖や価値観に刺激を与えることは可能です。他人は自分の思いとおりに変えることはできませんが、自分自身が変わることで人の心に影響を与えることはできるのです。ただし、やり過ぎのバランスには注意が必要です。あまり、やきもちを焼かせるようなことをしてしまうと本末転倒なことになります。支配欲の強さから束縛心が強くなってしまったり、寂しい気持ちにご主人がなってしまわないように、バーバルコミュニケーションも勿論取り入れ、言葉として愛のあるメッセージを発しながらもじわりじわりと、ノンバーバルコミュニケーションで歩み寄ってみてくださいね。 ・第1回 ダンナの力量は妻が決める ・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること ・連載『ダンナのトリセツ』
2016年07月25日『X-MEN』シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』(8月11日公開)に登場する最強のミュータント・アポカリプス。X-MENたちの前に立ちはだかるこの強敵は一体何者なのか? その能力や超人ぶりを紹介する。本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(14)のストーリーを締めくくる完結編。アポカリプスが登場するほか、X-MEN結成の秘話も明かされる。アポカリプスは、人類がミュータントの存在に気付く以前から世界に君臨し、古代エジプトでは"神"として人を支配していたキャラ。前作では、バイオメカニカル・ロボット"センチネル"が敵となり、X-MENと死闘を展開したが、アポカリプスは、そのセンチネルがかすんで見えてしまうほどの強すぎる敵として出現。アメコミファンの間では"X-MENシリーズのみならず、マーベル・コミック史上最強のヴィラン(=悪役)の一人"とも称されている。その能力は、"相手のエネルギーを吸収して自分のパワーを増強させる"というもの。また、分子構造を操作し自身の身体を自在に変化させることもできる。加えて、テレパシー、不老不死の肉体、瞬間移動など、それぞれのミュータントたちが持つ特殊能力のほぼ全てを持ち合わせているという超人ぶり。そんなアポカリプスとの戦いを強いられた、X-MENの面々だが、ネット上では「どうやってアポカリプスに勝つのか気になる」、「ウルヴァリン参戦で勝機あるかも」といった期待や推測のコメントが上がっている。この最強キャラクターを演じるのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック。彼は「以前から"X-MEN"コミックの大ファンだった! だから本作が作られると知った時、このキャラクターがどういう扱い方をされるのかとても興味があった」と明かしている。さらに、「アポカリプスはミュータントの本当の可能性を明らかにし、彼らを説得するパワーを持っている。そんな精神的な考えが面白く、彼には共感できたんだ」と底深い心理を持つアポカリプスに共感を示した。アイザックも話す通り、アポカリプスは"堕落した文明を自分の支配によって正す"という正義感を持った悪役。世界を滅亡させようとしているのも「核兵器開発を進める人類を"浄化"させることが目的」という信念からだ。劇中では、そんなアポカリプスとプロフェッサーX、ミスティーク率いる若いX-MENが激突していく。(C)2016 MARVEL (C)2016 Twentieth Century Fox
2016年07月16日オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)によるバルマン オム(BALMAIN HOMME)は、旧ポトキ伯爵邸、現パリ商工会議所を会場に6月25日、17SSコレクションのショーを開催。会場にはリッキー・マーティン(Ricky Martin)をはじめ、多くのセレブリティーが最前列を埋めた。今シーズンは、70年代のアメリカは西海岸にイメージを求め、時空を超えてインカ帝国やマヤ文明の要素も加えるというハイブリッドなコレクションとなった。レースアップシャツを合わせた、リラックスした雰囲気のシンプルなデニムシリーズでスタート。それも束の間、チェーンを刺繍したデニムブルゾンや、南米柄に刺繍したGジャンなど、バルマン(BALMAIN)らしいゴージャスなアイテムが矢継ぎ早に登場。バックスキンのバイカージャケットには、同色系のバックスキンの細身のパンツを、同じくバックスキンのコートにはゆったりしたキモノ身頃のオールインワンをコーディネート。全面ラインストーンのブルゾンにはサルエル風パンツを、バックスキンのキモノスリーブコートには、ピッタリしたジャージーのライダースパンツを合わせてコントラストを出す。色はオレンジ、パープル、ターコイズ、イエロー、レッド、ブルーと、70年代の色濃いモードを思わせると同時に、南米の鮮やかなカラーパレットも想起させ、絶妙なリンクを見せる。マルチカラーのレザーコードを編みこんだジャケットや、コード刺繍を施したミリタリー風のジャケット、マラカイトとターコイズを刺繍した全面刺繍のポンチョ風チュニックトップスなど、クチュールメゾンらしいアイテムは健在で、改めてその技巧の高さを強く印象付けた。
2016年07月11日ミシェル・ウィリアムズが『The Greatest Showman On Earth』への出演を交渉している。ヒュー・ジャックマンがプロデューサーと主演を兼任するミュージカル映画で、彼が2009年から企画してきた情熱のプロジェクトだ。その他の情報リングリング・ブラザース&バーナム・アンド・ベイリー・サーカスの創業者の物語を語るものだ。ほかにザック・エフロンも出演交渉をしている。監督はマイケル・グレーシー。ジャックマンは現在、『ウルヴァリン』3作目を撮影中。監督はジェームズ・マンゴールド。北米公開は来年3月3日。ウィリアムズの次回作は、今年1月のサンダンス映画祭で上映された『Manchester by the Sea』。ウィリアムズの演技は絶賛されており、オスカー候補入りの可能性もささやかれている。北米公開は11月。エフロンの最新作は、今週末北米公開されるコメディ『Mike and Dave Need Wedding Dates』。文:猿渡由紀
2016年07月07日いまもなお子どもたちに絶大な人気を誇る「アンパンマン」。いよいよ劇場版「アンパンマン」シリーズ第28弾となる『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』が公開されるが、この度、本作からやなせたかしのメッセージを胸に、監督がこだわって制作した初出しカットが公開された。今回のヒロインは、おもちゃの星からやってきたゼンマイ仕掛けのお姫様・ルンダ。“みんなが自分のために何かをしてくれる事が当たり前”と思っているわがままな性格。そんなルンダは体は大きいけど不器用なおもちゃのロボット・ナンダといつも一緒。ある日、いろんな物をおもちゃに変える事が出来る大切な“おもちゃスティック”をアンパンマンワールドに落としてしまう――。やなせ氏の残した楽曲「勇気のルンダ」がモチーフになっている本作。この曲は全国のアンパンマンこどもミュージアムのミュージカルショーでも使用されている、ファンにはお馴染みの名曲。“自分の為ではなく、誰かの為にがんばるような勇気を持とう!”そんなやなせ氏のメッセージが込められているのだ。また声優には、ヒロイン・ルンダ役を女優の波瑠、ナンダ役とヌラ役を「中川家」の礼二、剛が担当することでも話題となっている。今回公開されたカットにもあるように、本作には、前作よりパワーアップした迫力あるアンパンチや、立体的でダイナミックなシーンが盛りだくさん! 監督を務めた川越淳は、この大スペクタクル場面を演出するにあたり、「CGを使う方法もあったのですが、作品の世界観的に不自然に見えてしまう可能性があるため、あえて手描きにこだわって製作しています」と話し、「TVシリーズでは設定が日常であることが多いのに対して、音楽シーンやロボットが登場するなどファンタジックな要素が強い本作で、楽しくも印象的なビジュアルを追求したアクションシーンです」と熱く語っている。さらに本作では、例年に比べて“明るい画面”にすることを特に意識したという。観客は小さな子どもたちが多いため、暗い画面になった時に怖がらないよう、敢えて明るい色を多く使い、急に劇場が暗くなったと感じないように心がけていることも明かしている。『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月30日バルマン(BALMAIN)のクリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・ルスタンと、ナイキラボ(NikeLab)がコラボレートしたコレクションが登場。2016年6月2日(木)より、一部のNikeLab販売店及びNIKE.COM/NikeLabで発売される。Summer of Sport(スポーツの夏)シリーズ第2弾となる本コラボレーション。ナイキのイノベーションと、オリヴィエの創造性がブレンドされたデザインが特徴だ。フットボールのアイコン的スタイルを用いてスポーツスタイルの製品を作ったと語るオリヴィエ。フットボールの美しさをこれまで以上の新しさで表現し、モダンなシルエットと王者を象徴するゴールドをアクセントに使うなど、贅沢な仕上げを施している。クラシックな「N98 ジャケット」を元にしたアイテムは、オフピッチでの着用をイメージしたもの。メンズ・ウィメンズそれぞれのバージョンに、金のフレームがあしらった。他にも靴下のようなフィット感のフライニット アッパーと、柔らかく快適なナイキ フリーのアウトソールを用いた「フリー マーキュリアル フライニット」や、フットボールブーツをストリート向けに再解釈した「フリー ハイパーヴェノム」などを展開。細部の仕上げまでこだわり抜かれた、本コレクションに是非注目してみて。【詳細】ナイキラボ × オリヴィエ・ルスタン:フットボール ヌーボー コレクション発売日:2016年6月2日(木)販売店舗:一部のNikeLab販売店、NIKE.COM/NikeLabアイテム情報:・NikeLab N98 ジャケット × OR 39,960円(税込)・NikeLab トップ × OR 17,280円(税込)・NikeLab フットスケープ マジスタ × OR 27,000円(税込)・NikeLab フリー マーキュリアル フライニット × OR 27,000円(税込)・NikeLab ローシ ティエンポ VI × OR 19,440円(税込)・NikeLab フリー ハイパーヴェノム 2 × OR 19,440円(税込)【問い合わせ先】NIKE カスタマーサービスTEL:0120-6453-77
2016年05月28日『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる完結編『X-MAN:アポカリプス』。8月の日本公開に向けて、この度、本作の日本語吹き替え声優として松平健が大抜擢されたことが分かった。文明の登場以前からミュータントの力を使い、「神」として世界を支配していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ました。人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと考え、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)ら強力なミュータント“アポカリプスの四騎士”を従え、世界の破滅を計画。だが、その恐ろしい目論みを阻止すべく、プロフェッサーX、ミスティークが率いるジーン・グレイ、サイクロップス、クイックシルバーら若き「X-MEN」たちが立ち上がる!彼らは強大な力を持つアポカリプスを倒し、世界を滅亡の危機から救うことができるのか!?これまで誰も見たことのない規模で描かれる、最強の敵アポカリプスと、最強チーム「X-MEN」による戦いの火蓋が切って落とされた――!本作は、世界的ヒットを続けてきた『X-MEN』シリーズの最新作で、ストーリーを締めくくる集大成となっており、シリーズ生みの親、ブライアン・シンガーが監督を務めている。「X-MEN」結成の秘話が明かされ、ミュータントの始祖にして最強のアポカリプスが登場する本作は、本年度のアカデミー賞主演女優賞/主演男優賞にノミネートされた、ミスティーク役のジェニファー・ローレンスや、マグニートー役のマイケル・ファスベンダーら豪華出演陣も見納めとなる。そして今回本作の日本語吹き替えに抜擢された松平さんが担当するのは、「X-MEN」たちの前に立ちはだかる史上最強の敵・“神”アポカリプス。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザックが務めているアポカリプスは、文明の登場以前からミュータントの力を使い、“神”として世界を支配してきたキャラクター。人間の文明が堕落したときにはそれを浄化し、新しい文明を築いてきた。そのアポカリプスが、数千年の眠りから目を覚まし、現在の文明が間違った方向に発展したと考え、新たな秩序をもたらそうと世界の破滅を目論むのだ。松平さんが洋画の吹き替え声優にチャレンジするのは、今回が初! 「全力で努めたい」と意気込む松平さんは、悪役の担当にもかかわらず、「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」とやる気たっぷり。また「人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見どころですね」と本作をアピールした。絶対的な存在として古代から世界に君臨する“神”アポカリプスというキャラクターと、芸能界で長きに渡り活躍しする俳優・松平さんの存在感が合致し、実現した今回のキャスティング。かの有名な「暴れん坊将軍」での“将軍”・徳川吉宗役でおなじみの松平さんだが、本作では“神”へと変貌を遂げることで、どんな一面を見せてくれるのだろうか。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年05月27日ニコール・キッドマンが、オフ・ブロードウェイ作品のヴァンパイアドラマ『カドルズ』を映画化することが決定した。ニコールの製作会社ブロッサム・フィルムズは同作品の版権を買い取り、舞台脚本家ジョセフ・ワイルドが手掛けたストーリーを映画作品へと仕上げていくことになる。ニコールは若手英国脚本家のジョセフについて「ジョセフの視点は美しく破壊的なのよ。彼こそがまさにブロッサム・フィルムズがサポートしたい若手脚本家ね」と語る。ザ・ハリウッドレポーターによると『カドルズ』は「風変わりで困難の多い愛」を描くと同時に、どのようにしてモンスターとして生き延びていくかを語るストーリーになっているという。外の世界を一度も見たことのない10代のヴァンパイア、イブが知っていることと言えば人間の姉タビーが教えてくれたこと、そしてハリー・ポッターなどの架空の人物が登場するファンタジー小説で読んだことのみであった。イブはタビーの生き血を飲んで生き延びていたが、次第にタビーがそのことを嫌がるようになりイブの生活は変わっていってしまう。この演劇作品は最初ロンドンで公演が行われており、その後ニューヨークで公演が行われていた際にニコールの目に留まったのだという。同作品はニコールとブロッサムのパートナーであるパー・サーリがプロデューサーを務める。(C)BANG Media International
2016年05月27日虎ノ門エリアで6月6日から8日まで、約50店舗のレストランが集結する「第2回 虎ノ門 街バル」が開催される。昨年11月の初開催では約1,200名が集結した「虎ノ門 街バル」。2回目となる今回は、アンダーズ 東京のBEBUを含む虎ノ門ヒルズの19店舗をはじめとした約50店舗の飲食・レストランが、開催期間中しか味わえない限定オリジナルメニューを多数展開する。ラインアップは、虎ノ門ヒルズ 森タワー4階の串あげもの 旬sによる「アスパラガス・天使の海老・豚ヒレの串揚げ 3本セット」、同じく森タワー4階にあるフレンチ カフェ&ワイン 虎ノ門バールによる「フランス産フォアグラのポワレ ソースマデール」、西新橋の鯨の胃袋による「刺身3点盛」など。1ドリンク、1フードのセットが1,000円で楽しめるチケット3枚綴りを購入することで、普段なかなか敷居が高く縁遠かったお店なども気軽にリーズナブルに楽しめる機会となっている。なお、期間内にチケットがすべて使用できなかった場合でも、6月9日から12日までに限り、対象店舗で1枚1,000円分の金券として利用することも可能。価格はwebでの購入が税込3,000円、当日購入が税込3,500円となっている。
2016年05月22日バルマン(BALMAIN)の期間限定ストアが、2016年5月4日(水)から10日(火)まで、阪急うめだ本店3階プロモーションスペース31にオープンする。関西初となる本期間限定ストアには、ロックなエッジを効かせつつ、今の時代にフィットするカジュアルかつグラマラスな世界観の最新コレクションがラインナップ。中でもブランドの定番であるバイカーデニムや、人気のノースリーブロゴTシャツ、そしてスモールレザーグッズは注目のアイテムだ。ノースリーブロゴTシャツは限定カラーのピンクが販売されるので、他の新作と合わせて是非チェックして。【店舗情報】#SPEAK BALMAIN POP UP STORE in OSAKAオープン期間:2016年5月4日(水)〜10日(火)場所:阪急うめだ本店 3階 プロモーションスペース31住所:大阪府大阪市北区角田町8-7【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン(ファッション事業本部)TEL:03-5413-1050
2016年05月05日イヴ・サンローラン (Yves Saint Laurent)のクリエティブ兼イメージ・ディレクターを務めるエディ・スリマン(Hedi Slimane)が退任することが、同ブランドを傘下に持つケリング(Kering)から4月1日に発表された。エディ・スリマンは、2012年3月よりサンローランのクリエティブディレクターに就任して以来、サンローラン氏のオリジナル・ヴィジョンを蘇らせながら、メゾンの大々的な改革を行い、究極のモダニティとファッションの威信としてのポジションを確立。 今回の退任について、ケリングの会長兼 CEO であるフランソワ・アンリ・ピノーは、「過去 4年間にイヴ・サンローランがが成し遂げたことは、 その歴史の中で特別なチャプターとなった。ブランドの伝説を継続させる道を示してくれたエディ・スリマンと全てのイヴ・サンローラン チームに感謝します」とコメントを出している。 尚、後任は2016年4月1日時点では発表されていない。
2016年04月02日代名詞とも言える精緻きわまる丁寧な音楽づくりに、自由でエモーションナルな歌ごころも加わり、鬼に金棒の風格が漂ってきたエリアフ・インバル。3月は桂冠指揮者を務める東京都交響楽団のふたつの定期演奏会を振る。東京都交響楽団 チケット情報3月24日(木)はバーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》。徴兵されてイスラエルの軍のオーケストラでヴァイオリンを弾いていた 若きインバルを見い出し、アメリカ=イスラエル文化財団に推薦して 欧州留学のきっかけを作ったのがバーンスタインだった。「カディッシュ」は本来ユダヤ教の死者への祈り。エルサレム生まれのインバルにとっても身近な素材だ。ある時インバルは作曲者自身の《カディッシュ》のリハーサルに立ち会う機会があり、直接意見を交わすことができたという。「この作品には、彼の人間性、信仰、平和へのねがいが息づいています」(インバル)ヘブライ語による合唱とソプラノ独唱、そしてバーンスタイン自身が書き下ろした英語の語りを伴う大規模で劇的な作品だが、今回の語りの台本はオリジナルと異なる。ナチ収容所の生存者であるユダヤ系ポーランド人サミュエル・ピサールによるテキストで、バーンスタインの依頼により、しかし作曲家の死後、2003年に完成、初演された。「これは私のパーソナルなカディッシュである」と始まるこの新たな台本による上演を、バーンスタイン財団はピサール自身が朗読する場合のみ許可してきたという。しかし昨夏にピサールが逝去し、今回は急遽、彼の遺志を受け継いだ妻ジュディスと娘リアが朗読する、新たな形での上演となる。3月29日(火)は、ショスタコーヴィチの交響曲第15番。1990年代初めにウィーン交響楽団と録音した交響曲全集が現代のショスタコーヴィチ受容の金字塔であるように、インバルのショスタコーヴィチ解釈には定評がある。都響とも継続的に取り上げており、2012年にリリースされた交響曲第4番のライヴCDが同年のレコード・アカデミー賞を受賞するなど注目度も高い。第15番はショスタコーヴィチ最後の交響曲。《ウィリアム・テル》序曲などいくつかの他人の作品が引用されているが、その理由が明らかではない、いわば謎の交響曲だ。今年2月に満80歳になった。9月定期では都響デビュー25周年記念も兼ねた祝賀公演も予定されている。日本流に言えば傘寿を迎えた現代の巨匠に、さらに注目だ。取材・文:宮本明
2016年03月20日代名詞とも言える精緻きわまる丁寧な音楽づくりに、自由でエモーションナルな歌ごころも加わり、鬼に金棒の風格が漂ってきたエリアフ・インバル。3月は桂冠指揮者を務める東京都交響楽団のふたつの定期演奏会を振る。東京都交響楽団 チケット情報3月24日(木)はバーンスタインの交響曲第3番《カディッシュ》。徴兵されてイスラエルの軍のオーケストラでヴァイオリンを弾いていた 若きインバルを見い出し、アメリカ=イスラエル文化財団に推薦して 欧州留学のきっかけを作ったのがバーンスタインだった。「カディッシュ」は本来ユダヤ教の死者への祈り。エルサレム生まれのインバルにとっても身近な素材だ。ある時インバルは作曲者自身の《カディッシュ》のリハーサルに立ち会う機会があり、直接意見を交わすことができたという。「この作品には、彼の人間性、信仰、平和へのねがいが息づいています」(インバル)ヘブライ語による合唱とソプラノ独唱、そしてバーンスタイン自身が書き下ろした英語の語りを伴う大規模で劇的な作品だが、今回の語りの台本はオリジナルと異なる。ナチ収容所の生存者であるユダヤ系ポーランド人サミュエル・ピサールによるテキストで、バーンスタインの依頼により、しかし作曲家の死後、2003年に完成、初演された。「これは私のパーソナルなカディッシュである」と始まるこの新たな台本による上演を、バーンスタイン財団はピサール自身が朗読する場合のみ許可してきたという。しかし昨夏にピサールが逝去し、今回は急遽、彼の遺志を受け継いだ妻ジュディスと娘リアが朗読する、新たな形での上演となる。3月29日(火)は、ショスタコーヴィチの交響曲第15番。1990年代初めにウィーン交響楽団と録音した交響曲全集が現代のショスタコーヴィチ受容の金字塔であるように、インバルのショスタコーヴィチ解釈には定評がある。都響とも継続的に取り上げており、2012年にリリースされた交響曲第4番のライヴCDが同年のレコード・アカデミー賞を受賞するなど注目度も高い。第15番はショスタコーヴィチ最後の交響曲。《ウィリアム・テル》序曲などいくつかの他人の作品が引用されているが、その理由が明らかではない、いわば謎の交響曲だ。今年2月に満80歳になった。9月定期では都響デビュー25周年記念も兼ねた祝賀公演も予定されている。日本流に言えば傘寿を迎えた現代の巨匠に、さらに注目だ。取材・文:宮本明
2016年03月20日1974年に放送されたTVアニメ『チャージマン研!』がLINEスタンプとなって販売されている。価格は120円(税込)。『チャージマン研!』は、1974年に「ナック」(現在は「ICHI」)が制作したTVアニメ。放送当時はあまり注目されなかったが、低予算や短い制作スケジュールという制約から生まれた荒削りな演出や強引なストーリー展開、短編アニメなのに余る尺など、俗にいう「トンデモ」な要素がニコニコ動画を中心にブレイクした。実際のLINEスタンプでは、主人公・研の「お許しください!」や、魔王様の「気にするな!」など作中での名言がそのまま登場。また、「投下されるボルガ博士」や「尺余り」といった迷シーンも忠実に再現されている。(C)TEKKYU SUZUKAWA / ICHI
2016年03月20日バルマン(BALMAIN)が3月18日、表参道ヒルズ本館1階にショップインショップ形態では国内初となるメンズ、ウィメンズを一同に取りそろえたショップをオープンした。同ショップでは、店内にアンティークの面材を採用しており、ホワイトを基調に、ゴールドをアクセントにしたラックやアンティークを思わせるファーニチャーなどを配置。パリの貴賓あるホテルのようなイメージの空間に仕上げられた。床はベージュの石にブラックのポイントが入れられ、そこから始まる格子状のフローリングが店内を温かく包み込むラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。また、オープン限定アイテムとしてウィメンズのロゴタンクトップ(3万5,000円)が発売される。
2016年03月18日『ヒート〈1995年〉』『インサイダー』のマイケル・マン監督が、マイケル・マン・ブックスをスタートさせることになった。ほかのライターたちとフィクション、あるいはノンフィクションの小説を本のために執筆しつつ、同時に映画化またはテレビ化の企画も進めるというものだ。その他の情報すでにある企画のひとつに、『ヒート〈1995年〉』のプレクェル(前日譚)もあるという。これまでマンは何度も、すでに存在する原作本を映画化してきたが、これは逆の試みとなる。マンの最新作は、クリス・ヘムズワースが主演した『ブラックハット』。次はフェラーリの創業者の自伝映画『Enzo Ferrari』を手がける予定だ。主演にはクリスチャン・ベールが決まっていたが、ベールは役のために太ることで健康を害することを危惧し、降板した。新しい主演俳優はまだ決まっていない。文:猿渡由紀
2016年03月17日元ザ・ローリング・ストーンズのビル・ワイマン(79)が、前立腺がんと診断されたようだ。ビルの代理人は「ザ・ローリング・ストーンズの元メンバーであるビル・ワイマンは、前立腺がんと診断されました」とコメント。「ビルは治療を受けており、早期発見だったこともあり完治が見込まれています」と説明している。先週末には、ミック・ジャガーの元妻ジェリー・ホールとメディア王ロバート・マードックの結婚式に妻スザンヌ・アコスタ、ボブ・ゲドルフとジェーン・マリン夫妻と一緒に写った健康的な姿をビルは見せていただけに、今回のニュースを驚きをもって捉えられている。ビルは、ザ・ローリング・ストーンズにベーシストとして1962年に加入し、31歳の時にソロ活動をするために脱退し、1996年には自身のバンド、ビル・ウェインズ・リズム・キングスを結成した。2012年にはザ・ローリング・ストーンズ結成50周年を記念した一連のコンサートに再参加していたが、「もっとよりよいことがある」という理由から、完全な再加入とまではならなかった。昨年リリースした33年ぶりとなるソロアルバム『バック・トゥ・ベイシックス』では、これまでのデモテープの中に眠っていた未発表の66曲を披露した。ビルの好奇心は音楽だけにとどまることなく、独自の金属探知機を発明したり、ロンドンでスティッキー・フィンガーズという名のビストロレストランの経営するなどの幅広い分野で活動している。(C)BANG Media International
2016年03月10日●富士フイルムが本当に作りたいカメラまさしく「満を持して」という言葉がふさわしいタイミングで、富士フイルム「Xシリーズ」の最新フラッグシップ「X-Pro2」が3月3日に発売された。1月の発表会場では、海外メディアから拍手と歓声がわき起こったという。待ちわびたファンの反響も凄まじく、メーカーが供給体制強化のために発売を延期したほどだ。○富士フイルムが本当に作りたいカメラ正直な話、筆者はX-Pro2の発売に懐疑的だった。一眼スタイルの「X-T1」がユーザーからも好評だったし、丁寧なファームアップも繰り返された。ファームアップするごとに(X-T1が)「次第に別のカメラへと進化していく」さまは、他メーカーの製品では見られない驚きだ。富士フイルムによるフラッグシップ機への強い思い入れとプライドに違いない。引き替え、第2世代Xシリーズの売りでもある「クラシッククローム」が搭載されない「X-Pro1」は、やはり歴史の1ページだったということだ。OVF(光学ファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)をレバーひとつで切り替えられる「ハイブリッドマルチビューファインダー」も、やがてはEVFのみに取って代わられるのだろう……と思っていた。しかし、それは大きな誤り。富士フイルムさん、ごめんなさい! やはり富士フイルムが本当に作りたいカメラ、Xシリーズのアイデンティティとも呼べるカメラは、このスタイルなのだ。X-Pro2を使うたび、そう実感させられる。その理由を外観とともに見ていこう。X-Pro1を引き継ぐ外観の印象は、大きく変わらない。が、UI(ユーザーインタフェース)は緻密に再計算され、進化・改善されている。まず、手に持って感じるのはホールド感の向上だ。グリップの山が大きくなり、中指と薬指の腹が心地よく引っかかるおかげで、余計な力を入れることなくカメラを保持できる。続いてファインダーを覗き込んでみれば、ハイブリッドマルチビューファインダーが非常に使いやすくなり、存在意義が大きく高まったことに気付く。●ファインダーの進化を見るたとえば、オフセットされているがゆえに気になるパララックス(視差)。X-Pro2のように、レンズが見ている風景とOVFから見える風景が一致しないカメラで、特に近距離撮影時に起こる構図のズレを指す。X-Pro2は、この視差を計算したAFフレームをOVF上に表示する機構を持つ。「X100T」でも採用された「リアルタイム・パララックス補正機構」だ。この補正精度がかなり高く、X-Pro1ではEVFで使うことが多かったファインダーが、現実的に使える装備になった。その上、レスポンスの良い電子水準器や分割数が選べる分割フレームなど、表示情報のカスタマイズ内容も豊富で便利。同じくX100Tに採用された、MF(マニュアルフォーカス)モード時、OVFの端に「デジタルスプリットイメージ」を表示できる「電子式レンジファインダー」と合わせて、覗いて撮る楽しみをより魅力的なものにしている。ファインダーに視度調整ダイヤルが付いたのも嬉しいポイントだ(X-Pro1は視度補正レンズでの対応だった)。次回の後編では、実写を交えながら機能面を見ていく。機材撮影:青木明子
2016年03月09日ロックバンド・MAN WITH A MISSIONがイメージソング「Give it Away」を手がけているアクションサスペンス映画『X-ミッション』(2月20日公開)の同曲を使用したスペシャルPVが12日、公開された。本作は、世界のトップアスリートがノーCGリアルアクションに挑み、世界4大陸11カ国の秘境・絶景で繰り広げられるサスペンス映画。若きFBI捜査官ユタが、エクストリーム・スポーツを駆使する謎の犯罪集団に潜入捜査するという極秘ミッションを描く。サーフィンや、スノーボード、フリー・ロッククライミングなどに、実力派俳優たちに加え、トップアスリートが挑戦し、映画史上初のノーCG撮影で実現。超人的な身体能力を生かした生身のアクションシーンが見どころとなっている。ありとあらゆる極秘任務を難なく遂行する能力を持った"究極の生命体"というバンドのコンセプトと、本作の生身のアクションで任務をこなす男たちがもつ情熱の親和性、さらに、映画のタイトルとバンド名の"ミッション"が同じということもあり実現したMAN WITH A MISSIONの楽曲提供。公開されたスペシャルPVは、疾走感に満ちた「Give it Away」のメロディに乗って、俳優やアスリートらが巨大な波にサーフィンで挑んだり、極寒の雪山でスノーボードに飛び乗ったりする開放感のあふれるシーンや銃撃戦のような緊張感のある場面が、次々と映しだされている。アメリカのワーナー・ブラザース本社にも同映像を絶賛され、ボーカル(ラップ)・ギターのジャン・ケン・ジョニーは「恐縮デゴザイマス」と腰を低くして見せながら、「ハリウッドノ映画会社ノ方ハ、自分タチノイメージノ中デ、第一線級デ働イテイルクリエイター陣ノ方々ナノデ、遠イ島国ニイル僕タチガ提供シタ曲ヲソレダケ気ニ入ッテクレタノハ嬉シイ」と歓喜。さらに、「僕タチガバンドヲ始メタ理由ノ一ツモ世界中デ自分タチノ音楽ヲ鳴ラシタイッテユウノハ結成当初カラアッタ」と明かしながら、再度「嬉シイ限リデス」と感激を伝えた。(C) 2015 Warner Bros. Ent. (C)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2016年02月12日東芝ライフスタイルは、4K表示に対応した液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の「J20X」シリーズと「G20X」シリーズにおいて、バージョンアップ用のソフトウェアを2月18日から提供する。今回のバージョンアップによって、HDR信号の入力に対応。これまで再現が難しかった映像の微妙な輝度の差を表現できるようになる。加えて、著作権保護技術の「SeeQVault」機能を拡張。全番組録画の「タイムシフトマシン」機能で保存した番組を、SeeQVault形式で直接USB HDDへ保存可能となる。SeeQVault形式に変換した録画番組は、同じくSeeQVaultに対応した別のUSB HDDやSDメモリーカードにムーブしたり、REGZAブルーレイを用いて「レグザリンク・ダビング」でブルーレイディスクにダビングしたりといったことも可能だ。対応製品はJ20Xシリーズの「55J20X」「49J20X」「43J20X」、G20Xシリーズの「55G20X」「49G20X」「43G20X」。アップデート用ソフトウェアの提供日時は、サーバーダウンロード形式が2月18日、放送波ダウンロード形式がBSデジタルで2月22日、地上デジタルで2月29日となる。
2016年02月04日最新作が劇場公開される大ヒットTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」や、『ホビット』3部作でおなじみのマーティン・フリーマンが主演する『The Eichmann Show』(原題)が、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』として4月23日(土)より全国公開されることが決定。併せて、本作のポスタービジュアルが解禁となった。1961年、元ナチス親衛隊(SS)将校アドルフ・アイヒマンの裁判が開廷された。ナチス戦犯を前に、生存者たちが語る証言はホロコーストの実態を明らかにするまたとない機会だった。“ナチスが、ユダヤ人に何をしたのか”…。TVプロデューサーのミルトン・フルックマンとドキュメンタリー監督のレオ・フルヴィッツは、この真実を全世界に知らせるため、“世紀の裁判”を撮影し、その映像を世界へ届けるという一大プロジェクトを計画。さまざまな困難が立ちはだかる中、撮影の準備は進められ、ついに裁判の日を迎えるが…。本作は、ナチスドイツの戦犯アドルフ・アイヒマンを裁く“世紀の裁判”を撮影し、史上初めてTV放送することで全世界に“ホロコーストの真実”を伝えようと奔走した、名もなきTVマンたちの実話を映画化。主演を務めるのは、「SHERLOCK/シャーロック」でベネディクト・カンバーバッチ演じるシャーロックの相棒ジョン・ワトソン役として知られ、いまだ役名が不明なものの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも出演するといわれるマーティン・フリーマン。革新的で野心家の若手TVプロデューサー、ミルトン・フルックマンに扮し、これまでにない新しい一面を見せている。監督を務めるのは、『アンコール!!』のポール・アンドリュー・ウィリアムズだ。今回解禁されたポスタービジュアルでは、実際のナチス戦犯アイヒマンが、さまざまな角度からまるでモニター画面に映し出されているように配置されており、マーティン演じる野心家TVプロデューサーのフルックマンと、名優アンソニー・ラパリア演じる撮影監督レオ・フルヴィッツが力強い眼差しをこちらに向けている。身の危険をも顧みず、真実を全世界に伝えようとするマスメディアとしての覚悟と、初めての裁判放送の実現に挑もうとする力強い使命感を感じさせるビジュアルだ。ホロコーストの恐怖とナチスの大罪を伝え続けることの意味を問う、これまで一度も語られることのなかった熱き男たちのヒューマンドラマに注目してみて。『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』は4月23日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日2016年公開の注目作、『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:アポカリプス』。『X-メン』(2000年)、『X-MEN2』(2003年)、そして、前作『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014年)で返り咲いたブライアン・シンガー監督が、本作でも引き続きメガホンをとる。今回描かれるのは、不死に近いパワーを持つ最古のミュータント、アポカリプスとの死闘。いまだ謎に包まれたままの本作の概要や撮影秘話を、ブライアン・シンガー監督に聞いた。――はじめに、『X-MEN:アポカリプス』の舞台を教えてください。アメリカのニューヨークとエジプトのカイロが主な舞台ですが、世界中を回ります。世界が破壊されてしまうので。時代のメインとなるのは1983年です。――アポカリプスは、原作のコミックにも登場しますが、原作に忠実に描かれるのでしょうか?いいえ、まったくのオリジナルです。デザインやイメージはそのままとりましたが、ストーリーは新しいものになっています。――今回、アポカリプスを悪役にした映画にしようと思った理由は?名前がいい! アポカリプス! そして、世界の黙示録ですから。彼は、ほかのX-MENなんかに興味はなく、これまで問題になってきた人間とミュータントの戦いも関係ない。彼にとって一番大事なのは、自分が全世界の秩序を正して、自分が神としてあがめられること。世界で一番すばらしいのは「俺だ!」ということを証明したいわけなんです。――アポカリプスへの興味から、彼を復活させるストーリーにしようと思われたんですね。そうなんです。彼は人間に裏切られ、エジプトに4500年もの間眠らされ、その間ずっと活躍できなかった。そして、目覚めてみたら世の中はまったく変わってしまっていて、彼は秩序たる世界に戻さないといけないと思うのです。それこそが自分の責任だと信じ、人間とミュータントに対して戦いを挑み、昔の栄光を取り戻そうとする。――2015年夏に開催された「コミコン・インターナショナル」にて上映されたフッテージ映像で、アポカリプス側にマグニートーがいましたが、アポカリプスが配下に置く"フォー・ホースメン(黙示録の四騎士)"の一人ということですか?その通りです。黙示録の四騎士の一人を、どうしてもマイケル・ファスベンダーにやってもらくて、彼をくどいたんです。――そうだったんですね! 実際に撮影されていかがでしたか?ファスベンダーは、映画『スティーブ・ジョブズ』でジョブズ役に抜てきされるほどすごい役者ですが、アポカリプスに「俺の方に来い」と言われて行くシーンは、本当にすばらしい演技で涙が出るほどでした。森の中で撮影したんですが、「あぁ~いいなぁ」と感動したら、自分がやらないといけないことをすっかり忘れてしまって、「悪い悪い、すごいよかった」って抱き合ったあとに、「申し訳ない! もう一度撮らせて!」って(笑)。それくらい、ファスベンダーは最高の演技をしています。――そのシーンは特に必見ですね。監督にとって大きな挑戦だったことはありますか?超人的なスピードで動き回るクイックシルバーのシーン! ものすごく高性能なカメラを使って、2分間を1.5カ月かけて撮影しました。楽しかったけど、大変だった。でも、すごいかっこいいシーンになったと思います。――ミスティーク役のジェニファー・ローレンスさんが本作を最後にシリーズを卒業すると言われており、その点も注目されています。今回彼女は、助けないといけない人や苦労しているミュータントがまだまだたくさんいるという現実に、自分自身で立ち向かうという役どころです。最後になるというのも、青色になるのは嫌だと言っていたけど、一緒に仕事はしたいと言っていたので、どうなるかわかりませんよ! 青にはならずに登場するかもしれません。――ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンさんも、本作と、2017年公開のスピンオフ『ウルヴァリン』新作で、同役を務めるのは最後になると示唆するコメントをされています。そんなウルヴァリンですが、フッテージ映像には姿がありませんでした。なぜですか?この映画にウルヴァリンが登場するのか、また、次回作に登場するのかどうかも知りません!――えっ! 本作には登場しますよね?登場するとは言ってませんよ! でも、2月にも再撮影がありますし、世の中何が起こるかわかりませんからね(笑)――今後の展開に期待します(笑)。最後に、楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。ものすごい映像になっていると思います。そして、先ほど話したマイケル・ファスベンダーやジェニファー・ローレンスだけでなく、アポカリプス役のオスカー・アイザックの演技がものすごくいい!楽しみにしていてください。■プロフィールブライアン・シンガー1965年9月17日、アメリカ・ニューヨーク出身。1995年の映画『ユージュアル・サスペクツ』で注目を集め、『X-メン』(00)の監督に抜てき。その後、『X-MEN』シリーズは、『X-MEN2』(03)で監督、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(11)で製作を務め、『X-MEN: フューチャー&パスト』(14)で再び監督。続く『X-MEN:アポカリプス』(16)もメガホンをとる。そのほかの監督作に、『スーパーマン リターンズ』(06)や『ワルキューレ』(08)など
2016年01月17日スウェーデン出身の写真家、ヨーガン・アクセルバルが16年1月29日まで、スウェーデン大使館で写真展「OIDE」を開催している。新宿にあるギャラリー・matchbacoがキュレーションを行った同展のタイトルである「OIDE(=おいで)」には、作品を見る人が写真に近づき細部に注目することで、作中にある秘密を見つけてほしいという意図が込められた。写真はすべてポラロイドフィルムカメラで撮影されており、色調補正やデジタル処理を行わず、元のポロライドに忠実なものとなっている。同シリーズは長い期間の間に撮影された、多様なテーマをもった新しいイメージと古いイメージを含むが、アクセルバルの対象物への向き合い方により統一感が生まれたシリーズとなっている。ヨーガン・アクセルバルは、自国を離れニューヨークに15年間滞在した後、11年から拠点を東京に移し写真家活動を行っている。13年には、アメリカ版『VOGUE』とボッテガ・ヴェネタが開催した「NEW EXPOSURE 賞」のインターナショナル・ウィナーに選出。14年11月、自身が7年間掛けて撮影したアートプロジェクト『I was looking for Park Hyatt Tokyo』の写真展をその被写体であるパークハイアット東京で開催し、同作品は、第18回文化庁メディア芸術祭において審査委員会推薦作品に選出された。【イベント情報】「ヨーガン・アクセルバル写真展 OIDE」会場:スウェーデン大使館住所:東京都港区六本木1-10-3-100会期:12月1日~16年1月29日休館日:土曜日、日曜日時間:9:00~17:00(ランチ・クローズ 12:30~13:30)料金:無料
2015年12月24日リンクバルは16日から18日まで、COME ON!虎ノ門製作委員会と森ビルの協力の元、東京都港区で「虎ノ門街バル」を開催する。○"はしご"しながら虎ノ門エリアを散策同イベントには、虎ノ門ヒルズを核として、周辺の愛宕グリーンヒルズや虎ノ門36ビル森ビルの各店舗をはじめとした、約50店舗が参加。老舗店や、地元の人しか知らない隠れ家店までさまざまな店舗が参加し、虎ノ門エリアの夜を盛り上げるという。参加には、1ドリンクと1フードのセットを1,000円で楽しめる3枚つづりのチケットが必要。期間内にチケットが全て使用できなかった場合でも、19日から23日の期間に限り、参加店舗で1枚1,000円の金券として利用することが可能となる。虎ノ門ヒルズの主な店舗が提供する同企画限定メニューは以下の通り。森タワー2階の「アバーヴ グリル&バー」では、通常価格1,740円(税込)の「フィッシュ&チップス above style+サントリープレミアムモルツ」を提供。抹茶のタルタルとピーナッツ味噌の2色のソースを用意する。森タワー4階の「フレンチ カフェ&ワイン 虎ノ門バール」は、通常1,650円から2,000円で提供している「フランス産フォアグラのポワレ ソースマデール+1ドリンク」を用意している。森タワー3階の「虎ノ門ホップ」は、通常1,350円(税込)の「おつまみビアセット」を提供。好きなビールと4種のつまみから選べる限定セットとなる。開催時間は、参加店舗により異なるが、おおむね17時から23時まで。3枚つづりのチケット価格は、WEBが3,000円(税込)、当日は3,500円(税込)となる。
2015年11月10日●黒ひげの役作りとリーヴァイ・ミラーとの共演『X-MEN』シリーズのウルヴァリンのように善人役のイメージの強いヒュー・ジャックマンが、スキンヘッドに自前のひげという強烈な姿で悪役に挑んだ。ピーターパンの過去を描いた映画『PAN』(10月31日公開)で彼が演じたのは、ネバーランドを牛耳る海賊で、時空を超えて子供を拉致する極悪人。鋭い眼光で狂気を感じさせるヒューの悪役姿は、見る側としても新鮮だが、演じた本人もとても楽しんだという。10月上旬に行われた本作のジャパンプレミアで、日本のファンを歓喜の渦に巻き込んだヒュー。来日中にインタビューし、悪役・黒ひげの役作りや、少年ピーター役に大抜擢されたリーヴァイ・ミラーとの共演について、また親日家で知られるヒューから見た日本の魅力などを語ってもらった。――悪役を演じるのは楽しかったとのことですが、どの点が楽しかったですか?この物語は、11歳の子供の目からみた話。子供は何を見てもアドベンチャーやマジックに見える。そこに悪人がいるんだ。悪人というのは大人のことで、子供にとっては怖いけれども、バカにも見えるという両方を持ちあわせている。大人の何が怖いかというと、予知できないということ。一瞬いい人だと思うと怖くなったり、その予知できないところが子供にとっては不安なんです。そうやって怖さを出しました。――原作では黒ひげの印象がないのですが、どのようにこのキャラクターを固めていったのでしょうか。原作にひとこと文章があるんです。フックの第2ボス、船長の下に黒ひげがいると。そこから広げていきました。また、見た目のビジュアルについては、監督が写真を見せてくれたんです。僕の写真を加工して、ルイ14世の衣装を着せて、マリー・アントワネットのかつらをかぶったものを。このビジュアルは、監督のアイデアなんです。――鋭い目がとても印象的で恐怖を感じました。演じる上で、どのようなところにこだわって演じましたか?目だけ考えているわけではないですけど、目は心の窓と言いますし、重要ですよね。そして、黒ひげは黒ひげであることを非常に楽しんでいる。けれども、その後ろには、自分が勢力を失うんじゃないかっていう恐怖もあるし、愛がないから悲しさもあり、そういうものも秘めているんです。そのあたりを思いながら演技をし、それが自然に表情となって出ているのだと思います。――黒ひげとピーターの掛け合いも本作の見どころですが、ピーターを演じたリーヴァイ・ミラーとの共演はいかがでしたか?すごいですね、あの子は。礼儀正しい! オーストラリアの子なんですが、礼儀正しくて敬意があって、日本の子みたい(笑)。そして、カメラの前で全然緊張しないんです。遊び場にいる子供みたいなんです。また、監督が『ここで泣いたらいいかな』って言うと、パッと涙が出るんです。本番中なのに、思わず仲の良いカメラマンに「信じられるか?」って言ってしまったくらい。演技というのは、芝居してはいけないんです。自然にいるのが本当の演技なんです。でも、リハーサルをしても本番で簡単そうに見せるのは難しい。カメラが前にあって、300人もの人に見られていたら、緊張するものなんです。それでも彼は全然平気なんです。ただ楽しんでいるという感じ。同じオーストラリア人であることにとても誇りに思っています。画面通りの少年ですよ。好きになるよね、あの少年は(笑)。●あふれる日本愛と大切にしているモットー――いつも日本のことを褒めてくださいますが、親日家になられたきっかけを教えてください。最初に日本に来た時です。18歳の時に10人の仲良しグループで、「40歳になったらみんなで日本に行こう」って誓いを立てて、本当に来たんです。7、8年前に。そして、息子を連れて富士山に登ったり、北海道から日本中を回りました。最初から日本に憧れを持っていて、今まで12回来ているけれど、本当に日本が大好き。人がすばらしい、場所もすばらしい。世界で一番ユニークな国だと思います。また、人は胃袋で楽しさを感じるといいますが、日本食は世界で一番好きです!――今、日本でやりたいことは?温泉、スキー、釣り……京都も行きたい! 博物館、美術館に行って、また、ショッピングはあまり好きではなくてほかの場所ではやらないけど、日本だけショッピングをするんです。日本は違うものがあるから。日本人はとてもきれいなアーティスティックなものをつくりますよね。そして、食べ物がとにかくおいしい! 寿司も食べるし、立ち食いそばもおいしい。炉端焼きもいいですね!――常にポジティブなオーラを感じますが、ポジティブに生きる秘けつや大切にしているモットーなどがあったら教えてください。24時間ポジティブなわけではないですよ! でも、自分の好きな仕事ができるということが大きいのだと思います。嫌な仕事をする人もいるけど、自分の好きなことができるとポジティブになります。そして、自分がいかにラッキーかっていうことを忘れないこと。これだけ好きなことができるということは、ラッキーだと自分に言い聞かせる。世界中に旅ができて、いいスタッフに囲まれて仕事ができるということはラッキーだって思い起こすんです。また、寝る、食べる、瞑想(めいそう)する、家族と過ごすなど、シンプルなものに価値を見いだすんです。そのバランスが大事です。――モットーがあるとすると、"シンプルに生きる"ということでしょうか。"今を生きる"ということだと思います。人はどうしても未来を考えたり、過去のことを思い悩んだり、ぐちゃぐちゃ考えてしまう。それがいけないわけで、今を大切に生きるということが大事なんだと思います。■プロフィールヒュー・ジャックマン1968年生まれ、オーストラリア出身。『X-MEN』シリーズ1作目『X-メン』(00)でウルヴァリンを演じ、アメリカの大作映画初登場。同シリーズで大ブレイクし、2016年公開の最新作『X-Men:Apocalypse』でもウルヴァリンを演じる。また、ウルヴァリンが主人公の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(09)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(13)も大ヒット。『レ・ミゼラブル』(12)で初めて米アカデミー賞最優秀主演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル映画部門最優秀男優賞を受賞した。
2015年10月30日H&Mとバルマン(Balmain)によるコラボレーションコレクション「Balmain × H&M」のショーが、ニューヨークのウォール街で開催された。フューチャリスティックな地下鉄をテーマにした会場で行われた同ランウェイショーでは、モデルで女優のケンダル・ジェンナーを起用したキャンペーンミュージックビデオを先行公開。ダンスクルーによって観客が盛り上がる中、ランウェイショーがスタートした。ランウェイには、ジジ&ベラ・ハディッド姉妹やジョーダン・ダンを始め、アレッサンドラ・アンブロジオ、カーリー・クロス、ジェシカ・スタム、ジョアン・スモールなどのモデルが出演した。さらに、ファッションショーの後には、バックストリート・ボーイズがサプライズで登場。エクスクルーシブなライブパフォーマンスを披露した。アレクサ・チャンやカイリー・ジェンナー、ダイアン・クルーガー、ロージー・ハンティントンなどを始めとした招待客は、90年代の雰囲気に包まれ会場で、夜が更けるまでコレクションの発売を祝った。なお、同コレクションは世界各地の250店舗で展開。日本では11月5日より、H&M銀座、原宿、渋谷、新宿、名古屋松坂屋、新橋の6店舗限定で発売される。
2015年10月23日本田技研工業(ホンダ)は22日、外観を一新して各部の熟成を図った「NC750X」と「400X」を、東京ビックサイトで10月30日から開催される『第44回東京モーターショー2015』にワールドプレミアとして出品すると発表した。NC750Xと400Xは、オンロードとオフロードの異なる価値を高次元で融合した「クロスオーバーコンセプト」の開発思想に基づいたスポーツモデル。今回は、両車種ともに外観の一新に伴ってヘッドライトとテールランプにLEDを新たに採用。さらに、ウインドプロテクション効果に優れたウインドスクリーンを採用することで、よりスタイリッシュで快適な走行を可能としている。NC750Xは、LEDのヘッドライトとテールランプ、従来モデルに比べて上方に70mm高くすることで高速走行時の疲労を軽減するウインドスクリーンを採用。新形状の異型断面マフラーにより、小型・軽量化や運動性能の向上、鼓動感にあふれたエキゾーストサウンドを実現している。そのほか、Sモードで3段階のレベルを選択できる「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」などを採用した。400Xは、LEDのヘッドライトとテールランプ、従来モデルに比べ約100mm上方に延長したウインドスクリーンを採用。また、新設計のフューエルタンクに利便性の良いヒンジタイプのフューエルキャップ、フロントサスペンションにプリロードアジャスター、ブレーキレバー調整機構を採用し、ギアチェンジシフト機構の改良によって操作フィーリングの向上も図られている。
2015年10月22日