イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年3月1日(金)に発表された。理想の形を叶える素材「DOUGH DOUGH」がウール地に昨シーズン登場した新素材DOUGH DOUGH 。規律的に並んだプリーツ素材に反して、自由にかたちを遊べるのが特徴だ。ねじる、丸める、折るなど様々な動きを自由にし、パンをこねるように好みの形を作り出せる。イッセイミヤケの仲間に加わったニューカマーが、今季はバージョンアップして登場する。選ばれたのは秋冬らしいウール素材だ。暖かみのあるウールのDOUGH DOUGHを使ってコートやジャケットを作る。自由自在に変形できる特徴を生かして、襟を折り曲げ、裾をめくり理想の形を作りだす。そこには時間が止まったかのような儚い美しさが存在するのだ。万華鏡のように移ろいゆく新素材BLINKデビューまた、新素材BLINKもデビュー。樹脂プリントで仕上げたこの素材は、万華鏡のように光の角度によってコロコロと表情を変えるのが特徴。布全体に八角形のモチーフが隙間なく並んでいて、動きによって、そのモチーフが浮かび上がったり消えたりする。BLINKには、イエローやグリーン、オレンジなど、見ているだけで元気をくれる鮮やかな色彩をのせた。コートやジャケット、ドレスの上にランダムに配置されたカラーは、自分の意思をもって自由気ままに動き回っているようにみえるほど、エネルギッシュに映る。
2019年03月05日クレージュ(courrèges)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月27日(水)に発表された。会場はプラネタリウム風の神秘的な空間アーティスティックディレクターヨランダ・ツォーベルのセカンドシーズンとなる今季は、パリのアイコニックなスポットEspace Niemeyer。プラネタリウムのような球体状の開放的な天井が特徴で、神秘的な雰囲気が広がってきた。フューチャリスティックなウェアコレクションピースは、このフューチャリスティックな空間とシンクロ。ホワイトやシルバーで固められたセットアップスタイルやセカンドスキンと称されたシースルー素材のトップスをはじめ、長靴のように太いブーツ、額まで広がったビッグサイズのアイウェア、顔全体を覆うロゴ入りニット棒などのアクセサリーもまた不思議な光を放ち、未来的な空気を作り出している。“浮遊感のある”ディテールまた、浮遊感のあるディテールも、フューチャリスティックな世界観を盛り上げている。コートやジャケットなどにアタッチされたボアパッチは、洋服の上で浮かび上がっているよう。ドレスは2枚布になっていて、外側のテキスタイルをくり抜くことで立体感のあるデザインが完成している。アーティストコラボのモチーフは「人の身体」をイメージ!?印象的に差し込まれたのは、エロティックで遊び心溢れる作品を描く、アーティストVava Duduのデッサンからインスピレーションを得たモチーフ。長く伸びたネイルや華奢な手、唇など、人間の身体の一部を想起させるモチーフは、プリントや立体刺繍となって、パンツやドレスの上に配置された。70年代初頭のスケッチが着想源特徴的なデザインが多く提案されているが、ベースにあるのは、クレージュの長き歴史。フューチャリスティックなコレクションではあるが、クリエーションの起点は、70年代初頭のクレージュのカラフルなスケッチだという。
2019年03月04日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2019年3月1日(金)に発表された。ノワールの世界からスタート男女の恋模様を描いた沢田研二の「時の過ぎ行くままに」のサウンドから幕を開けたショー。情緒あふれる歌詞に反して静かな始まりだった。使用するのは黒一色、レングスはロング。2つのキーワードをもってたくさんのデザインが生まれる。生地の立体感と動きを生むプリーツ、テキスタイルの柔らかさを象徴するドレープ、プレイフルな印象を作る別布のアタッチ。ロング丈・黒一色の掟を守っていながらも一つひとつ表情が異なるコート、ドレスが続いた。躍動感あふれる色彩が黒の世界に投じられると…渋みのある重低音が響くと、黒一色の世界が変わる。アシンメトリーなワンショルダーのワンピースには白シャツがプラスさら、その上には赤、黄、青などの鮮やかなカラーで描いたペイントが施された。「手」がキーワードにカラフルな色彩が顔を出するとここからは一転、「手」が一つのキーワードに。ブラックのドレスやコートには立体的な「手」のモチーフを肩やウエスト、バックスタイルにオン。指がおり曲がったり、ピンと張ったり、何かのマークを作ったり。まるですぐ先ほどまでそこに手があったかのようなリアリティがある。「手」仕事を感じられるピース続くのは「手」仕事で作られた繊細なウェア。白い糸が背中からたくさん伸びたドレスや立体的で丸みのあるバックスタイルを持つドレス、先よりもより鮮やかに描かれたペイント、円形や四角形のパッチワーク。ブラックドレスの上で様々な手仕事が生まれ、消え去り繰り返される。しかし、これらのピースを纏うモデルたちの手はポケットに入っていたり、真っ黒に塗られたり、レザーグローブで覆われていたり、隠れていたのが興味深かった。フィナーレは、フードやストール調のもので顔を隠したモデル5名がゆっくりと行進。片目だけ見えているものもいるが、その姿が定かではない。と思うと同時に、一人がパッとフーディを取り、真っ赤なリップと白い肌が見えると、にやっと笑みを浮かべ、立ち去っていった。
2019年03月03日アンリアレイジ(ANREALAGE)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月26日(火)に発表された。「服」をテーマに新章幕開けこれまで「光」を追い続けてきたアンリアレイジだが、昨シーズンの東京開催でのショーを「光」の集大成とし、今季より新たなテーマに挑む。新章のテーマは「服」。洋服ブランドが掲げるテーマとしては潔くてシンプルな印象だ。ショー前にインスタグラムで洋服を公開!?新ステージの幕開けと共に、トライしたのは、ショーの前に全ての洋服を公式インスタグラムで公開するという斬新な試み。並んだクローズアップショットからは、ニットの網目、アウターのボタンやトグルなどの装飾、ブレザーのエンブレムなど細かなディテールがしっかりと確認できる。ここにはー“服でしか表現できないテーマ、服でしかみつけられない発見、普段見慣れている定番的な服の中にこそ、非日常への入り口があると信じ進みます。”と、デザイナー森永邦彦の大きなメッセージが込められていた。画面で見た服とは「全く異なる」サプライズショーに登場する洋服は、インスタグラムで得た第一印象とは大きな差異があった。本来洋服の一部である袖口やポケット、襟は大きくデフォルメされ、一つの洋服として登場している。ディテールが服に変わる白シャツの手首を通すはずの“穴”からはボディ全体が飛び出ていて、ワンピースに変身。トレンチコートのポケット“だったはずのもの”は、物を入れる代わりに身体を通すことで、ケープジャケットに変わっている。デニムジャケットの襟も拡大され、頭だけを通すはずの穴から身体が通り、ポンチョコートとして新しい命が宿されているのだ。ブランド名やサイズ表記の目的であるネームタグも、身体全体を包み込めるほどビッグサイズになり、ブランケットやマフラーに変身。手袋は、指を通す穴から顔・両腕が出ていてニットワンピースに様変わりしている。現代に発信するメッセージ画面上では想像することのできないビッグサイズに洋服を変更することで、伝えたのは現代に向けたメッセージ。「画面の上では伝えられない服を。画面の上ではわからない服を。」ネットを介して新しいものに触れることの多い現代に、本物に触れないとわかならいこともある…という力強いメッセージを吹き込んでいる。
2019年03月02日ディオール(DIOR)の2019-20年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2019年2月26日(火)に発表された。50’s英国「テディ・ガール」が現代に蘇ると…今季のキーワードは「テディ・ガール」。細身のパンツにラバーソールシューズを合わせ、リーゼントヘアで決めた1950年代ロンドンの“不良少年”テディ・ボーイ。その横にいたガールフレンド「テディ・ガール」をアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリの解釈のもと、現代へ甦らせる。英チェックでスポーツミックス特徴的なのは、レッド×ブラックまたはグリーン×ネイビーのチェック模様。「テディ・ガール」が生きた英国・ロンドンを象徴するモチーフが、マリア・グラツィア・キウリの描く詩的な世界と交わり、ドレスやバッグになって登場している。また、プルオーバータイプのフーディアウターを始め、スポーツテイストとチェック模様を融合。スポーツミックスという現代的なアプローチの中に伝統的なパターンを起用することで、過去と現代を遊び心たっぷりに引き合わせた。「バー」ジャケットを男性的にアレンジ「テディ・ガール」が流行した1950年代といえば、クリスチャン・ディオールの“ニュールック”が生まれたディオールにとって特別な時代。そんなメゾンへの敬意を示して、アイコンピースを今季も起用。メゾンの代表ピースである「バー」ジャケットは、カッティング、素材、カラーを見直しアップデート。メンズライクなポップなスタイルで登場している。ロマンティックピースをテクニカル素材で更新また、マリア・グラツィアがシーズンを越えて提案しているプリーツスカートやドレスも更新。太いベルトでウエストマークする着こなしはそのままに、メッシュなどのテクニカル素材で表現することで軽やかに仕上げている。南国モチーフのトワル ドゥ ジュイ?!マリア・グラツィアが好んで取り入れているトワル ドゥ ジュイは、今季、ヤシの木をモチーフにした陽気なデザインで提案。サンサンと降り注ぐ太陽、穏やかな波音。そんな心温まるシーンを想起させてくれる温もりある雰囲気で、レッドカラーのジャケットや半袖シャツ、デニムジャケットなどに描かれている。
2019年02月28日ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)の2019-20年秋冬コレクションが1月19日、パリで発表された。今シーズンのテーマは「ミューテーション」。さまざまな要素を組み合わせ、ファブリックやディテールのコンビネーションを変えることで新しいプロダクトを産み出すことを目的とした。当日の土曜日はデモとストライキの影響で、予定されていたブランドスケジュールの変更などが相次ぎ、同ブランドも当初の予定よりスタート時間が30分早まった。「舞台裏は壮絶だった」とデザイナーの相澤陽介は明かすが、ほぼ予定通りに開場され、フロントローには話題のハイテクスニーカーがずらり並んだ。最新のスポーツアイテム、アウトドアギアを身に付けたゲストのグローバルさには、通常のアスレジャーマーケットとは違う同ブランドのポジションを感じさせられる。アンプラグドとエレクトリックを“ミューテーション”させたシンプルなロックのフレーズに乗せ、ショーがスタート。ブランドの基本コンセプトであるアウトドアウエアからの機能性を生かしたタウンウエアというアプローチは不動ながら、多層なアイテムのレイヤードが未来的なイメージを形作っていく。チェックのパッチワークのショップコート、モザイクジャカードのアノラック、ネイティブ柄のジャカードニット、フォトコラージュのカモフラ柄などお得意の細かなパターンのミックスも健在だ。パーツで柄や素材を変えたサルエルパンツや、チェックの柄や素材でセットアップさせたエプロンスカート、ポケットの位置を変えることで表情を出したカーゴパンツなど、ボトムの表現は多彩。素材もゴアテックスの新素材を既存の素材と巧みに組み合わせることで生地の分量感を変え、カラビナやバックルなど付属のパーツでアイテムに新鮮味を与えている。特に今シーズンの目玉となったフランスの登山ブランド、ミレー(MILLET)とのコラボは、90年代風ロゴ使いでキャッチーなアイテムに仕上がった。アップリケをフロントに配置したダウンブルゾンやダウンベスト、バックパック、Mのロゴを大きくフィーチャーしたビッグフーディなどグラフィカルなアイテムは人気を集めそうだ。他にもコラボシリーズはアディダス オリジナルス(adidas Originals)やアグ(UGG®)、ダナー(Danner)、ポーター(PORTER)、イーストパック(EASTPAK)とも継続して行われている。フィナーレには山と波の写真をコラージュしたモノトーンのロングシャツを着たモデルたちが次々に登場。毎回、テーマに合わせてオリジナルで制作するという音楽とともに、ブランドのアティチュードを明快に示した。Text by Tatsuya Noda
2019年02月21日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)のバレンタインコレクション「Saint-Valentin 2019」が、2019年2月14日(木)までピエール・エルメ・パリ 青山、直営ブティック、各百貨店催事場、オンラインブティックにて限定発売される。マカロンピエール・エルメ・パリの代名詞とも言えるマカロン。バレンタインに合わせて、ショコラにフォーカスし様々なフレーバーを用意した。「ショコラ アメール」は、ブラウンカラーのマカロンコックでガナッシュショコラをサンド。「アンフィニマン ピスターシュ」は、ホワイトチョコレートガナッシュにピスタチオの風味を加え、ピスタチオカラーのマカロンコックと合わせた。マカロンは、バレンタインギフトにも最適なボックスでも登場。3個、6個、12個それぞれのボックスには、マカロンをイメージしたグラフィックがあしらわれている。ボンボン ショコラピエール・エルメ・パリのボンボン ショコラは、ピエール・エルメの才能が詰まった“宝石のような”スイーツ。バレンタインに向けて登場する「ウーヴルトワ」は、カカオとゴマという意外性のある組み合わせで作られた。ゴマ入りのプラリネとゴマ入りのヌガティーヌをショコラオレでコーティング。香り高いゴマによって、プラリネとヌガティーヌの新たな魅力引き出されている。また、ローズとライチが香る「イスパハン」、パッションフルーツ風味の「モガドール」など、マカロン、ケーキの人気フレーバーもボンボン ショコラに。スイーツのイラストを配したキュートなデザインとなっている。これらのボンボン ショコラは、ボックスに入れて詰め合わせでも販売。24個の詰合わせは、色とりどりのボンボン ショコラが一つになって“本命チョコ”にぴったりだ。マスク型チョコレートピエール・エルメ・パリが度々提案しているマスク型チョコレート。新作は、コートジボワール、ネパール、ボルネオ島など、世界各国の仮面にインスパイアされたもの。迫力満点なマスク型のチョコレートは、人の顔の大きさほどあるビックサイズとなっている。パティスリーパティスリーはハート形に変身。赤いハート型の「クールルージュ」には、赤い果実・フリュイルージュのコンポートを使用した。レモン風味のビスキュイに、ハイビスカスで香り付けしたバニラクリームとコンポートをサンド。フルーツの酸味、甘みが感じられる贅沢なスイーツとなっている。【詳細】ピエール・エルメ・パリ「Saint-Valentin 2019」販売期間:2019年1月16日(水)~2月14日(木)※一部催事会場などにより異なる取り扱い店舗:ピエール・エルメ・パリ 青山、直営ブティック、各百貨店催事場、オンラインブティック<アイテム例>・マカロン3個詰合わせ 1,620円、6個詰合わせ 2,700円、12個詰合わせ 4,536円・ボンボン ショコラ 5個詰合わせ 2,268円、8個詰合わせ 3,402円、14個詰合わせ 5,670円・チョコレート アート プルミエマスクダン 9,720円、マスクド ダンス マガール 9,720円、マスクケンヤ カヤン 9,720円・クールルージュ 3,456円※価格はすべて税込み。※販売期間・場所・価格等変更になる場合あり。【問い合わせ先】ピエール・エルメ・パリ 青山TEL:03-5485-7766
2019年02月17日1月はオートクチュールブランド3つの招待状の宛名書きを合計1500通を担当しました。2019年の春夏コレクション! 招待状はブランドごとデザインが違い、工夫されています。毎回のことですが、コレクションお披露目の3週間くらい前にご依頼をいただくので本当に急いで仕上げないといけません。今回は全部の招待者リストを書き終えるまで毎日9時間くらい書き続けました。パリコレのショーは大体5つ星ホテルのサロンで行われます。3つのブランドのショーに私も招待されましたが、多忙のあまり中々足を運ぶことができず、ようやく行けたのはホテル クリヨンのサロンで行われた発表会です。 コートをクロークに預け、まばゆいドレスたちが見えるサロンへ…招待された方々はドレスだったりカジュアルな恰好だったり様々です。サロンの端にはDJの方が音楽を担当されていました。サロンに面する大きな窓からは広場とエッフェル塔が光っているのが見渡せます。シャンパンとおつまみが運ばれてくるので、いただきながらドレスを鑑賞します。 ひとつのドレスに大量のスパンコールとビーズが使われるオートクチュール刺繍。クロッシェというかぎ針で薄い生地の裏から糸と一緒にスパンコールやビーズを刺繍していく技法です。私もシャネルのアトリエで働いている日本人の方にこの刺繍を習ったことがありますが、これはテクニックが必要でものすごく難しいものでした。肩も腰も凝るし過酷な作業です。1着のオートクチュールドレスに縫い付ける作業は数百時間にものぼります。 ドレスを纏ったモデルさんたちもいらっしゃって、カメラを向けるとポーズをとってくれます。 ウェディングドレスは珍しい蓮の花のデザイン。 ひとつひとつのドレスが宝石のようで、美しい夜を堪能しました。
2019年02月13日ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)より、イースターに向けたショコラコレクション「パック(PÂQUES)」が登場。2019年3月20日(水)から4月23日(火)までの期間、ピエール・エルメ・パリ 直営ブティックとオンラインにて販売される。英語では「イースター」、フランス語で「パック」と呼ばれるキリスト教最大のお祭り「復活祭」。ピエール・エルメ・パリでは、そんな「復活祭」のモチーフであるウサギや卵の形のショコラを用意する。「ウフ」は、生命の源を表現する“卵”を模ったショコラ。日本限定で発売される「ウフ ショコラ ブロン」は、滑らかで濃厚なキャラメルの様な味わいが特徴だ。また、周りにオレンジピールやレーズンといったドライフルーツとヘーゼルナッツなどのナッツ類を散りばめた「マンディヤン」、繊細なレースで卵を模った「ダンテル」もラインナップ。「マンディヤン」と「ダンテル」は、それぞれ14cmと20cmの2つのサイズで展開される。生命の躍動を表現した“ウサギ”や卵を産む“ニワトリ”をモチーフにしたショコラも登場。約27センチの大きなウサギのショコラ「グラン ラパン レ」は、入園や入学のお祝いとしてもぴったり。その他、「ラパン ア ラ ブルーエット ノワール」「プール ドゥ パック ノワール」といった4種類のショコラがラインナップ。それぞれショコラ ノワール、ショコラ オ レの2種類の味を用意する。【詳細】パック 2019販売期間:2019年3月20日(水)~4月23日(火)販売店舗:ピエール・エルメ・パリ 直営ブティック、オンラインブティック価格例:・ウフ ショコラ ブロン 4,860円(税込)・ウフ ダンテル ノワール(Sサイズ)3,456円(税込)、レ(Mサイズ)4,320円(税込)・ウフ マンディヤン ノワール(Mサイズ)6,480円(税込)、レ(Sサイズ)4,320円(税込)・プティ ウフ(12個入) 1,620円(税込)・グラン ラパン レ 6,480円(税込)・ラパン ア ラ ブルーエット ノワール / レ 3,024円(税込)・ラパン ア ラ オット ノワール / レ 4,320円(税込)・プール ドゥ パック ノワール / レ 2,700円(税込)
2019年02月07日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)は、2019-20年秋冬メンズコレクションを、フランス・パリにて発表した。様々な反骨的表現今シーズンのイメージソースになったのは、様々な時代に沸き起こったカウンターカルチャー。ヒッピーやボヘミアンなど、時代ごとに異なる反骨的な表現をミックスしている。ノイジーなイメージや、思わず目を留めるようなスペクタクルなテキスタイルパターン、ダイナミックな素材使いがコレクションの随所に見て取れる。コンテンポラリーで洗練された空気感ただ、モチーフそのものは喧騒の中にあるような、大胆でアイキャッチなものであっても、アクネ ストゥディオズのフィルターを通すことで、1歩俯瞰したようなコンテンポラリーなミニマリズムが漂う。たとえば、極端に長く設定された、ニットやストールのフリンジは、ともすればルーズな印象になるものだが、優しく印象的な色彩感覚によって洗練された空気感を放っている。起毛感のあるアニマル柄のレザーコートやパンツ、抽象的な模様をプリントしたツヤ感のあるセットアップも同じく、モチーフだけ切り取ってみるとアグレッシブだが、着用感や全体にまとう雰囲気は、クリーンでアーティスティックだ。それは、服を形作る仕立てやディテール、素材の発色、質感全てを鑑みたバランスが絶妙に計算された上で成り立っているからだろう。色や柄のミックスまた、円の上にグラフィカルな転写を重ねたプリントや、ラメで彩られた幾何学模様、波形のようにも木目のようにも見えるサイケデリックなカットソーなど、色や柄を織り交ぜた表現も散見された。ピンク、ライムグリーン、ブラウン、イエローなど様々な糸で波打つように編まれたニットには、上からオーガンザをかぶせて幻想的に。ふわりとしたニットの質感は、組み合わせた無骨なレザーパンツやハードなブーツによってより一層際立っている。オーバーシルエットのアウターアウターは、肩を大きくとったりドロップさせたりと、前を開けてラフに羽織れるようなオーバーシルエットがメイン。ブラウンベースのガンクラブチェックを施したステンカラーコートは、丸みを帯びた肩のフォルムや襟の造形、大き目のボタンが相互に作用して穏やかな雰囲気を描き出す。胸元には、貼り付けるようにして花を装飾。自然体ながらも凛とした、独自のスタイルを見せる。
2019年01月31日バリから電車で5時間45分、5日間のバカンスにニースに行ってきました。 着いた日は気温16℃、夏のような太陽の日差しで泳いでいる人もちらほら。 南仏は1年で300日くらい晴れというのを聞いたことがあります。冬のパリの天気とは大違いです。 海辺に行き、波が小石をさらう音を聞きながらお散歩したり、きれいな石を集めたり、デッサンしたり...南仏は魅力的な村が本当に沢山あるので、1日、旦那さんがバイクをレンタルしてエズ、モナコ、サンジャンカップフェラに行くことに急遽決めました。 海沿いの景色が本当に素晴らしいんです。 15年前に一人旅をしたときはナビがなかったので地図を買い、何回も迷子になりながらレンタカーを運転したのはいい思い出。 エズ村は地中海を一望できる眺め、ミシュラン星付きのレストランもいくつかあるのでとても人気の村です。 今回一番行きたかった場所が、サンジャンカップフェラにあるロスチャイルド邸。 今までフランスとイタリアで沢山の庭園を見てきましたが、こちらも負けず劣らず素晴らしかったです。 趣向を凝らした庭園は手入れが行き届いていて楽しめました。大きなサボテンなどのトロピカルガーデン、石庭のある日本庭園もありました。 ローズガーデンは薔薇の咲く季節に来れたら最高だと思います! この近くには最初のベルギー王が住んでいたヴィラもあります。 ロスチャイルドの娘エフルッシとベルギー王2人とも土地が欲しかったため喧嘩になったそうですが、最終的にはエフルッシが広い土地を買い占めたそうです。 でも毎日パーティを開いていたエフルッシは長生きせず、このヴィラにも長く住むことはできなかったようです。 南仏の空の表情は毎日違い、毎日がスペクタクルでした。
2019年01月31日ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)によるヴァレンティノ(VALENTINO)が、パリで2019年春夏オートクチュールコレクションショーを開催した。
2019年01月26日サルバム(sulvam)は、2019-20年秋冬コレクションを、2019年1月17日(木)に、フランス・パリのパレ・ド・トーキョーにて発表した。イメージや色彩の抽象性抽象的でアーティスティックなプリント柄は、絵の具で色を乗せたように優しくドリーミーな発色が魅力。コーチジャケットやフード付きコードには、柄に同化するようにパールが並べられており、みずみずしい神秘性を高めている。また、ボンデージパンツにも同じプリントを採用。意外性のあるアイテムに落とし込まれることで、プリントのイメージが錯綜し、意味合いが変化する。穏やかな色彩また、ソフトな起毛感の素材に乗せた色彩も、穏やかな表情を見せている。縁取るようにテープのラインを施し、メタルのボタンをあしらったパープルのジャケットや、青みが強いネイビーのウール地で仕立てたオーバーシルエットのコートは、柔和な色味が上品さを演出するとともに、ほのかなダークさも感じさせる。前衛的な造形その一方で、造形はアヴァンギャルド。脇に切れ込みを入れ、ショルダーをなだらかにドロップさせたジャケットや、ボタンを斜めに配し、アシンメトリーなドレープと垂れ下がるような袖が特徴的なニット、袖と肩を覆うパーツを繋ぎ合わせたファー素材のケープといったウェアは、その構築的なフォルムがユニークな存在感を放つ。金属の装飾を施したファーのレギンスは、地下足袋のような仕様になっており、身体に同化するように服地が寄り添っている。断ち切りの裾また、散見されたディテールは、“断ち切り”。ジャケットやロングスカート、ブラウスの裾から、糸がほつれているのが見える。あえて歪に裁断された布地の端からは、服作りの痕跡を実感させる無骨なクラフト感が感じられる。
2019年01月25日ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)が、1月17日に、パリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月23日シャネル(CHANEL)が1月22日、2019年春夏 オートクチュール コレクションをパリのグラン パレで発表した。
2019年01月23日三原康裕によるメゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)が1月18日、パリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月22日ユン(YOON)とバーバル(VERBAL)によるアンブッシュ®(AMBUSH®)が2019-20年秋冬コレクションをパリで発表。
2019年01月21日イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)がパリで2019-20年秋冬コレクションを発表。
2019年01月20日ルーク・メイヤー(Luke Meier)によるオーエーエムシー(OAMC)がパリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月20日アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)がパリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月20日ヘロン プレストン(HERON PRESTON) 2019年秋冬コレクションがパリで発表された。空港の“セキュリティゲート”をイメージした会場を舞台に倹約探知犬を従えた警備員に囲まれ、厳戒態勢で開催された今季のヘロン プレストン。しかしこれは全て演出なのだ。メンズ・ウィメンズの合同ショーとなる今季、ショー会場は空港のセキュリティゲートをイメージ。会場に設置された監視カメラを映す画面には、会場の観客の様子の他に、アニメーションのようなユニークな映像も時折映し出されている。そんな会場を舞台とするコレクションは、アメリカ合衆国運輸保安庁(TSA)やセキュリティガードなどへの憧れを形にしたもの。国の安全のために働く彼らのユニフォームをベースにしたワードローブが展開される。ワークジャケットを主役に散見されたワークジャケットは、ブランドロゴやブランドカラーのオレンジをアクセントにしたミニマルなデザイン。セットアップで取り入れられたジャケットは、膝下よりも丈を長く設定したビッグサイズが特徴。首元にはチェーンのネックレス、ジャケットの下にはドクロをモチーフにしたグラフィックシャツを取り入れた、ストリートスタイルを完成させている。女性らしさを強調したウィメンズライン今季本格展開となるウィメンズコレクションは、メンズと連動したデザインながらも、女性らしいエッセンスを詰めこんだ。セキュリティガードのユニフォームを基にしたであろうベストは、へそ上まで大胆に丈をカット。グレーのワークシャツに合わせたボトムスは、ぴったりとしたミニスカートで、女性らしいフォルムを強調している。ユニークなグラフィックで彩りを“輸入禁止グッズ”や“立入禁止区域”を現わすマークをモチーフにした、グラフィックTシャツも登場。“ペットとしての孔雀の持ち込みに関して”について、注意喚起を行うユニークなグラフィックは、ミニマルなデザインが特徴の今季のワードローブで、ひと際存在感を放っていた。UGGと初のコラボレーション!UGG(アグ)と初のコラボレーションを遂げた今季、ジップフロントのブーツとローカットスリップオンが登場。また厚いソールで、足に吸い付くような履き心地が特徴のナイキ(NIKE)の人気モデル・ハラチは、蛍光イエローのカラーに彩られ、モデルたちの足元を飾る。モデル達が去った後、ランウェイに現れたのは、ブランドデザイナーのヘロン・プレストン。メンズモデルが纏っていたクリーム色のワークシャツを着用した彼は、観客の大喝采の中、ショーが成功した歓喜を身体全体で味わうかのように、両手を掲げて会場を駆け巡る。空気を孕んだシャツは、ふわりと宙を舞うほど軽やかで、再び観客の視線がワードローブへと注がれる。機能的美学を追求した、彼の拘りを最後まで感じられるショーとなった。
2019年01月19日ヴァレンティノ(VALENTINO)2019-20年秋冬メンズコレクションが、日本時間2019年1月17日(木)午前01:30よりフランス・パリで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。昨シーズンの2019年春夏コレクションでは、ストリートなスタイルを提案したヴァレンティノ。バケットハットやワイドデニム、パジャマルックなどで構成されたカジュアルな着こなしに、メゾンの歴史を感じさせるロゴや、まるでオートクチュールのように精緻な刺繍などを取り入れ、ラグジュアリーなストリートルックを展開した。【詳細】ヴァレンティノ 2019-20年秋冬メンズコレクション日本時間:2019年1月17日(木)午前01:30パリ現地時間:2019年1月16日(水)17:30
2019年01月19日落合宏理によるファセッタズム(FACETASM)がパリで、2019-20年秋冬メンズ&ウィメンズコレクションを発表。
2019年01月19日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)の2019-20年秋冬メンズコレクションが、日本時間2019年1月18日(金)午前 1:30よりフランス・パリで発表される。ファッションプレスは、その模様をライブ配信。昨シーズンの2019年春夏コレクションでは、ミュージシャンのMIYAVIがランウェイに登場。漆黒の服が続く中。鮮やかな色彩で描かれた女性たちのグラフィックがプリントされ、「迷惑ですか 生きてるだけで」など、刺激的なメッセージが込められた。【詳細】ヨウジヤマモト 2019-20年秋冬メンズコレクション ライブ配信日本時間:2019年1月18日(金)午前 1:30パリ現地時間:1月17日(木)17:30※リアルタイム配信に際し、会場の状況により、配信スタートが遅れる場合有り。※現地でのランウェイショウスタートそのものの遅延により、配信が開始されてからランウェイショウのスタートまで30分以上時間がかかる場合あり。【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2019年01月19日宮下貴裕によるタカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.)がパリで2019-20年秋冬メンズコレクションを発表。
2019年01月19日アミ アレクサンドル マテュッシ(ami alexandre mattiussi)の2019-20年秋冬コレクションが1月17日、パリのシャイヨー宮で発表された。前シーズンにオフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™が使用したこの場所を「僕ならこう使う」と言わんばかりの演出。カーテンで仕切れたオートクチュール風の会場をモデルがウォーキングし、フィナーレにそのカーテンが開くと、ゲストの前にはエッフェル塔が広がるという仕掛け。当然ゲストは全員エッフェル塔の方向を向いている。海外からのブランドやデザイナーがパリで作品を発表し、ダイバーシティーがテーマの中、パリで育ったアレクサンドルらしい返答。フィナーレは大きな拍手に包まれた。今シーズンは、オーセンティックなクラシカルなコートを基本にパリ男のカラーのバランスを見せた。全身ホワイトの縮重ウールのコーディネートがファーストルック。ウィメンズを挟みつつスタートしたコレクションは黒、ベージュを基本にネイビー、ブラウン、カーキに、サックスのシャツ、ミントグリーンのウールコート、千鳥格子のジャケット、ヘリンボーンのツイードコート、チェックのタイロッケンなど、コンテンツは控えめにシンプルに力強いアイテムを中心にフレンチスタイルを提案。多様化の流れの中でルーツの明確化は今シーズンのメンズファッションの大きなテーマ。その背景のなかでパリをホームにするブランドであることを明確に示した同ブランドを代表するコレクションとなった。Text: Tatsuya Noda
2019年01月19日フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)は、2019-20年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションを、フランス・パリで2019年1月15日(火)に発表した。服と身体の境目、服と服の境目目を引いたのは、服と身体の境目、服と服の境目を曖昧にするようなフォルム。黒やグレー、ベージュといったベーシックな色彩に彩られたダッフルコートは、未来的なシェルターを思わせる、身体を丸ごと包み込むようなシルエットを描く。立体的なパターンメイキングと、ハリのある素材で、服と身体の間に空間を創出。ミニマルな美しさを見せる。エレガントな分量感のワイドパンツワイドパンツは、布の分量をたっぷりと使った幾重にも折り重なるドレープが印象的。ボリュームがありながらも、流れるように美しいフォルムを描き、洗練された雰囲気を纏っているのは、端正なカッティングあってこそのものだろう。しなやかなデニムで形づくられたサルエルパンツも、品のある雰囲気を放っている。相反する身体と服地の流れ身体のラインをあえて無視することで生まれる曲線のエレガンスは、前を閉めることで布地が引っ張られ、波打つようなギャザー、ドレープが刻まれるプルオーバーや、アシンメトリーのブルゾンに見て取れる。ウール地のショールジャケットは、ピンを留める位置によって表情を変える偶然的な造形。都度変わる襟元の開き具合や布地の流れは、身体を無視しているようで、逆説的に身体の存在を浮き彫りにする。服と服の繋ぎ目を曖昧に変わった形のストールかと思えば、服が無造作に首に巻き付けられたもので、顔をホールドするフードかと思えば、何かの袖をぐるりと被ったもの。ニットカーディガンのポケットから伸びるストールや、ブラウスの前後に平面的なジャケットを取り付けたような遊び心のあるデザインは、服と服の繋ぎ目を不明瞭にする。和服のようなシルエットキルティングのケープには袖を通す穴が施されており、下に重ねた同素材のジャケットの袖が見える。Aラインシルエットのケープは裾に向けて広がり、まるで羽織りのよう。一見ロングスカートのようにも見える縦長のシルエットのワイドパンツに組み合わせると、より一層日本的なシルエットを描き出す。スイコックとのコラボシューズまた、シューズはスイコック(SUICOKE)とのコラボレーション。ランニングシューズとデザートブーツをハイブリッドさせたようなデザインに仕立てられている。アクティブなソールが特徴的だ。
2019年01月19日ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)がパリで2019-20年秋冬コレクションを発表。
2019年01月18日