2019年3月4日 16:45
クレージュ 2019-20年秋冬コレクション - “浮遊感のある”デザインで未来の世界へ誘う
クレージュ(courrèges)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで2019年2月27日(水)に発表された。
会場はプラネタリウム風の神秘的な空間
アーティスティックディレクターヨランダ・ツォーベルのセカンドシーズンとなる今季は、パリのアイコニックなスポットEspace Niemeyer。プラネタリウムのような球体状の開放的な天井が特徴で、神秘的な雰囲気が広がってきた。
フューチャリスティックなウェア
コレクションピースは、このフューチャリスティックな空間とシンクロ。ホワイトやシルバーで固められたセットアップスタイルやセカンドスキンと称されたシースルー素材のトップスをはじめ、長靴のように太いブーツ、額まで広がったビッグサイズのアイウェア、顔全体を覆うロゴ入りニット棒などのアクセサリーもまた不思議な光を放ち、未来的な空気を作り出している。
“浮遊感のある”ディテール
また、浮遊感のあるディテールも、フューチャリスティックな世界観を盛り上げている。コートやジャケットなどにアタッチされたボアパッチは、洋服の上で浮かび上がっているよう。ドレスは2枚布になっていて、外側のテキスタイルをくり抜くことで立体感のあるデザインが完成している。