読売日本交響楽団コンサートマスター小森谷巧(ヴァイオリン)と、クラリネットの名手中ヒデヒトがタッグを組んだ素敵なコンサートが開催される。ふたりの企画に賛同して集合した仲間たちは、山本楓(オーボエ)、去川聖奈(ヴァイオリン)、中 恵菜(ヴィオラ)、玉川 克(チェロ)の腕利き4人組。この6人のアンサンブルとなればこれは楽しみだ。プログラムには、ブラームスの「クラリネット五重奏曲」と、モーツァルトの「オーボエ四重奏曲ヘ長調」という魅力的な作品が用意され、この顔合わせならではの絶妙なハーモニーが披露される。ブラームスの「クラリネット五重奏曲」の歴史を紐解いてみると、当代一のクラリネットの名手ミュールフェルトの演奏に感激したブラームスが、避暑地に滞在中に書き上げて、盟友にしてヴァイオリンの名手ヨーゼフ・ヨアヒムと、マイニンゲン宮廷管弦楽団のメンバーによって初演されている(1891年初演)。一方モーツァルトの「オーボエ四重奏曲」においては、ミュンヘン滞在中のモーツァルトが、オーボエの名手フリードリヒ・ラムの演奏に感激し、彼のために書き上げた名曲だ(1781年作曲)。名曲誕生の背景には出会いあり。まさに今回のコンサート「小森谷巧&中ヒデヒトの素敵な仲間たち」のプログラムにピッタリの選曲だ。気心の知れた仲間たちによる素敵な饗宴を楽しみたい。「小森谷巧&中ヒデヒトの素敵な仲間たち」10月20日(金) 19:00開演Hakuju Hall●小森谷巧Takumi Komoriya(ヴァイオリン)両親にヴァイオリンの手ほどきを受け、桐朋学園音楽科ディプロマコースを経て、ウィーン国立音大へ留学。その後英国へ渡る。徳永二男、ヨゼフ・スーク、イフラ・ニーマンらに師事。リピツァヴァイオリンコンクール、フムル国際コンクール等で、特別賞、シェリング賞などを受賞。英国を中心に欧州で活躍。「The STRAD」で好評を得る。英国王立音大の演奏ディプロマを首席で獲得し、帰国。1987年、東京交響楽団に入団、首席コンサートマスターとして活躍。93年よりストリングス アンサンブル「ヴェガ」のディレクター。94、96年には東京交響楽団ヨーロッパ公演のソリストとして、ウィーン、ミュンヘン、リスボン、バレンシアの各地で好評を博す。91年、第1回出光音楽賞受賞。99年より読売日本交響楽団のコンサートマスター。ソリストとしては、東京を中心に定期的にリサイタルを行い、常に高い評価を得、読売日本交響楽団、東京交響楽団、ロイヤルチェンバーオーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団などとも協演をしている。室内楽奏者として、各地のさまざまな音楽祭で活躍しているほか、2006年から、ルートヴィヒ弦楽四重奏団、08年から、ザ・グランド・トリオを結成し活動している。またこれまでに、ギュンター・ピヒラー、ネルソン・フレイレ、ジャン・ワン、などとも共演している。近年は指揮者としても古典派の作品を中心に演奏活動をしている。07年には、クラシカ・ハヤマのスパークリングオペラ《ラ・ボエーム》を指揮し、好評を博した。現在、昭和音楽大学にてヴァイオリン実技、オーケストラの指導を行っている。アンサンブル葉山リーダー。サイトウ・キネン・オーケストラ、読売日本交響楽団コンサートマスター。●中ヒデヒトNaka Hidehito(クラリネット)東京藝術大学卒業後、渡仏、パリ地方国立音楽院にて学ぶ。2009年よりサイトウキネンオーケストラ及び水戸室内管弦楽団に参加している。作曲、編曲家として音楽制作に取り組み、近年ではクラシックバレエ、日本舞踊、パフォーマーと舞台を創作している。2018年より都内のギャラリーにて自身のプロデュースによるコンセプチュアルなサロンコンサート「日曜日の音楽会」を開催中。毎回テーマやゲストを変えて「室内楽」に取り組んでいる。またスタジオプレイヤーとしては日本を代表する作曲家達の指名を受けTVドラマ、CM、映画、アーティストのCD等年間250本を超えるプログラムに参加。クラシックに留まらずジャズ、ワールドミュージック、ポップスなど現在メディアから毎日自身の演奏が流れている。アーティストのサポートとしてライブやTV収録にも参加。ナカオンガク企画主催。
2023年09月28日■前回のあらすじフミヤから事件の真相を聞き、戦うと誓った母親。彼女は戦うための証拠を得るため、フミヤの同級生の母親にモリオとフミヤの関係についてたずねることに決めるのでした。■そのときヒデの母親は…■事件について触れると…クラスメイトのヒデの母親に電話をすると、もうすでに知られていた鉛筆事件。そして事件の様子が少しずつわかってきたのでした。次回に続く「僕は加害者で被害者です」(全71話)は17時更新!
2023年04月18日2020年6月7日、お笑いコンビ『ペナルティ』でボケを担当しているワッキーさんが中咽頭(ちゅういんとう)がんであることをTwitterで明かしました。投稿によるとがんはステージ1であり、治療のために同月8日から2か月ほど入院をすることになったといいます。『ペナルティ』ワッキー、がんを告白突然の入院に「応援してます」「頑張って」『ヒゲグリア』や『芝刈り機』、『半分マン』などのネタで多くの人を笑わせてきたワッキーさんの告白に、多くの人が驚かされました。ペナルティ・ワッキーのがん告白に、相方のヒデがコメント同月8日、相方であるヒデさんがInstagramを更新。ファンから寄せられた温かい言葉に感謝し、ワッキーさんの入院についてこのようにコメントしました。多くの皆様からの温かいお言葉、心より感謝申し上げます。彼は尋常じゃない生命力の持ち主なので、ご安心下さい(笑)。ですから、皆様もお身体どうぞご自愛下さい。相方が安心して戻れる日まで、彼の帰る居場所を守り続けるのみです。相方の分まで頑張りますので、引き続きご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。『いつか、あいかたと』 ペナルティヒデpenaruteihideーより引用 この投稿をInstagramで見る ペナルティヒデ(@penaruteihide)がシェアした投稿 - 2020年 6月月7日午後6時25分PDT自著である『いつか、あなたと』の写真を投稿し、ヒデさんについて「いつか、あいかたと」という言葉で締めたヒデさん。「彼は尋常じゃない生命力の持ち主なのでご安心ください」という言葉からは、ワッキーさんへの信頼感が伝わってきます。長年一緒にコンビで頑張ってきたヒデさんだからこそ、ワッキーさんがいつか必ず回復することを信じられるのでしょう。ファンを安心させてくれるヒデさんの投稿に対し、「ヒデさんもお身体ご自愛くださいね」「安心できました。応援してます」といった声が寄せられています。「いつか、あいかたと」という言葉の通り、また元気にコントを披露してくれる日が来るでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年06月08日お笑いコンビ・ペナルティのヒデが7日、自身のツイッターを更新。中咽頭がんの治療のため一時休養することを公表した相方のワッキーについて言及した。ヒデはワッキーとの2ショット写真を投稿し、「ファンの皆様、関係者の皆様、ご心配をおかけしております。本人も前向きに治療に専念致しますので温かく見守って頂けたら幸いです」とメッセージ。「ワッキーの元気な姿と復帰後のギャグを楽しみに待っていて下さい。何卒宜しくお願い申し上げます」と呼びかけた。ワッキーは同日、自身のツイッターで「世間様が大変な時期に自分の事ですいません。先月、自分の喉に癌がみつかり、中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました。そして明日6月8日から治療のため約2ヵ月間入院することになりました」と報告。「また皆さまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます!」とつづった。所属する吉本興業によると、ワッキーは4月上旬、首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で何度か検査を繰り返した結果、初期の中咽頭がん(ステージ1)が判明。担当医師と相談した結果、外科手術はせず、放射線化学療法で治療することが決まった。現在のところ、6月8日から7月下旬まで入院、治療に専念し、8月末まで休養する予定とのこと。
2020年06月07日「超特急」のカイこと小笠原海が、窪田正孝主演映画『東京喰種トーキョーグール2』(仮)に出演することが決定。前作に引き続き、“ヒデ役”での続投となる。“ニシキ”役の白石隼也の続投発表に続き、今回新たに出演が発表された小笠原さんは、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のメンバーであり、「アンナチュラル」「深夜のダメ恋図鑑」への出演など、俳優としても注目度上昇中。そんな前作に引き続き演じるのは、窪田さん演じるカネキの親友・永近英良。ヒデはカネキとは正反対の明るい性格で、原作でも人気の高いキャラクターだ。元々、大の原作ファンだという小笠原さんは「再びヒデとして東京喰種の世界に帰ってくることができて原作の大ファンとして心から幸せな時間でした!あの現場の熱量を毎回楽しみにしており、今でも恋しく思います」とコメント。出番がない日も現場に行き、いちファンとして存分にその空気を楽しんだという。また今作から登場する“新たな強敵”月山との熾烈な闘いが繰り広げられるとあって、ヒデはカネキが唯一心を許せる貴重な存在。「ヒデという人物が親友カネキにとっての柱、そしてそっと寄り添える光であれるように、という気持ちで演じさせていただきました」と語る小笠原さんは、「今作では勝手にカネキと月山さんとで三角関係だと思っていました…(笑)前作よりもクレッシェンドしている喰種の世界を皆様に堪能してもらえることを楽しみにしています」と話している。『東京喰種トーキョーグール2』(仮)は2019年夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:東京喰種トーキョーグール2(仮) 2019年夏、全国にて公開予定©石田スイ/集英社©「東京喰種」製作委員会
2018年12月06日「ヒデは、最初はみね子のことを先輩後輩の関係で見ていたけれど、徐々に女性として意識し始め、好きだという感情が出てきました」 そう語るのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』ですずふり亭の見習いコックとして日々修行に励むヒデを演じる、磯村勇斗(24)。ヒデは、その真面目な働きぶりと性格で人気急上昇。気になるのはヒロイン・みね子(有村架純)との関係だが……。 「ただヒデは、ものすごく不器用ですから(笑)。ストレートに好きだとアプローチできなくて、ひたすらジャブを打ち続けているんです。僕も心の中ではもどかしい気持ちを持ちながら演じています。行けよ、ヒデ!って思うこともあります」 磯村自身にも、性格や恋愛観においてはヒデとの共通点が多いという。 「恋愛に関して奥手なところは同じですね。自分から積極的にアプローチするのは得意じゃなくて。だから、ヒデの気持ちもわかるといえばわかるのですが……」 終盤のキーマンになりそうなヒデ。これからの見せ場は? 「みね子を助ける、とても男らしい一面を見せるシーンがあります。そこからヒデとみね子の距離感が変わってくるので、楽しみにしていてください」
2017年09月11日町田慎吾主演の戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』が8月5日に開幕。それにさきがけ、公開ゲネプロが行われた。戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』チケット情報本作は、2016年に上演された「『ソロリ』~妖刀村正の巻~」に続く「戦国御伽絵巻」シリーズ第2弾。戦によってつくられた「表」の歴史ではなく、その「裏」で生きた市井の人々の物語を描くために始まったシリーズで、今回も心情やドラマにこだわったオリジナル脚本で上演される。演出は大岩美智子(劇団ジュークスペース)、脚本は佐々木充郭(バジリコ・F・バジオ)。今作の主人公となるのは、町田慎吾演じる木下秀吉(ヒデヨシ)。前作にも登場した彼は、「人を殺したくない」という強い信念を持ち、刀ではなく“ホラ”を武器に戦っていく人物。信長の天下統一の先に平和な世があると信じ、軍師・竹中半兵衛(藤原祐規)と共に戦を起こさずに物事を解決に導いていくヒデヨシが、「戦の天才」と呼ばれる明智光秀(平野良)と対立しながらも、自らの信念を貫こうと奮闘する姿を描く。物語のベースとなるのは、織田信長と豊臣秀吉と明智光秀…この3人が巻き起こす、教科書でもおなじみの「表」の歴史。史実とシンクロしながら、その裏で、なぜヒデヨシはそのキャラクターとは無縁にも思える“天下”を目指すことにしたのか、なぜ明智は「本能寺の変」を起こしたのか、市井の人々はそのとき何を思ったのかなどを、徳川家康(鍛治本大樹)やオリジナルキャラクター・シャチ(佐藤永典)らも交えた独自のストーリーで展開する。“殺陣中心ではなく物語中心”にこだわり、個性豊かな俳優陣がこの作品ならではの人物像をつくりあげた本作。だからこそ刀の存在が印象的な舞台となっているように思う。幼いときからどう育てられてきたのかを太刀捌きに滲ませた光秀、躊躇なく人を殺める太刀筋の美しさが悲しさを引き立たせるシャチ、そして腰に差した刀を抜こうとしないヒデヨシと、その側でヒデヨシの想いを尊重する半兵衛……。時代劇には必須ともいえる殺陣で、これほどまでに斬られる痛みや斬る重みを感じさせられることは少ないはずだ。物語の始まりでは「この状況からどうやって“本能寺の変”に辿り着くのか」と思うはず。そんな中で、やさしいヒデヨシがなぜ天下を求めたのか、果たして刀は抜かれるのか、野心も陰謀も渦巻く戦乱の世で平和を愛した男の物語をぜひ劇場で目撃してほしい。戦国御伽絵巻『ヒデヨシ』は、8月13日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。取材・文:中川實穗
2017年08月08日AKB48兼NGT48の柏木由紀(25)が、同事務所の先輩でタレントの中山秀征(49)と「ヒデ&ゆきりん」名義でデュエットすることが28日、発表された。レコーディングでは、中山が「はかない声で昭和っぽさも出ていて、色っぽい」と感心するほどの歌声だったという。中山は7月31日で50歳の節目を迎えることを記念して、昭和歌謡の名曲を集めたカバーアルバム『50(フィフティ)』を8月2日にリリース。2人の初デュエットは、その収録曲「別れても好きな人」(原曲:ロス・インディオス&シルヴィア)で実現した。柏木にとっては生まれる12年前、1979年の大ヒット曲。事務所の先輩とのコラボを「光栄です」と喜び、「中山さんの歌っている姿を見たことがなかったので、とても新鮮でした! 大人の男性の色気があって、とてもかっこよかったです!」と興奮。「隣同士で歌っていることを意識しながら歌ったので、2人の距離感を歌から感じ取ってもらいたいです」と同曲に込めた思いを語る。一方の中山は、フジテレビ系『クイズ ドレミファドン!』で共に司会を務めて意気投合したことを振り返りながら、「自分が支えられた昭和歌謡を平成生まれの若い世代にも知って欲しいという気持ちもありました。そこで、若くてとても可愛らしく、曲と曲に対する想いにゆきりんはピッタリだと思い、オファーをさせていただきました」と経緯を説明。「親子くらいに年齢は離れていますが、世代を超えた『別れても好きな人』に御期待ください」と呼び掛けている。
2017年06月28日