トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』を皮切りに、この夏秋は、英国が生んだアカデミー賞受賞の名優ジェレミー・アイアンズの出演作が目白押し。DCコミックの映画『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』では、バットマンことブルース・ウェイン(ベン・アフレック)の執事アルフレッドを演じ、映画ファンに強烈なインパクトを与えたばかり。2016年、怒涛の公開ラッシュを迎える“ジェレミー・アイアンズ祭り”に迫った。「SHERLOCK/シャーロック」で世界的スーパースターに躍り出たベネディクト・カンバーバッチをはじめ、いまだ英国俳優ブームは真っ盛り。日に日に新たな新星も登場する中、長年、世代を越えて支持を集めるアイアンズ。1984年に「リアル・シング」でトニ―賞、1990年に『運命の逆転』でアカデミー賞、2005年に「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」でエミー賞を受賞し、難関といわれる舞台、映画、TVの3冠を果たした名優中の名優。さらに、科学的に“最も理想的で心地よい声”と証明されたイギリスの研究結果もあるという、独特なバリトンの声も大きな魅力となっている。そんなジェレミーは、8月から10月にかけ、出演作がなんと一挙4本も連続で公開される。まず、巨匠J・G・バラードの名作SF小説をトム・ヒドルストン主演で完全映画化した『ハイ・ライズ』(公開中)で演じるのは、物語の舞台であるセレブ向け高層マンション“ハイ・ライズ”を設計し、最上階で庭園や動物たちに囲まれて優雅に暮らす高名な建築家ロイヤル。この仕事を通じて、さまざまな人が集い暮らす、“変化のるつぼ”を作りたいという壮大なビジョンを持つ図らずも支配者となる男を、ミステリアスかつ威厳たっぷりに演じている。また、ヒトラー政権下のベルリンオリンピックに挑んだ実在の4冠メダリストとコーチの知られざる絆を描く『栄光のランナー/1936ベルリン』(8月11日公開)では、政治的状況を理由にボイコットの声が挙がる中、スポーツマンシップに重きを置き、アメリカのベルリンオリンピック出場を訴える人物、ブランデージを演じる。後にIOC(国際オリンピック委員会)会長となる彼は、政治とスポーツの分離を唱える一方で、ナチス側とドイツ大使館建設の裏取引にからむなど、どこかきな臭いところもある男。リオオリンピック開催中のいま、実にタイムリーな1本だ。さらに、イタリアの巨匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督作『ある天文学者の恋文』(9月22日公開)で演じるのは、著名な天文学者エド。彼は突然命を落とすが、教え子であった恋人の元には、その後もエドからの優しさとユーモアにあふれた手紙やメールや贈り物が届き続けるという愛にあふれたミステリーとなっている。アカデミー賞作曲家のエンニオ・モリコーネの心の琴線に触れる優美な旋律にのせ、究極の愛が描かれていく。そして、英国、米国でミニシアター規模ながらスマッシュヒットを記録、その後もヨーロッパ、アジアと世界中で涙と喝采の輪を広げ続けている『奇蹟がくれた数式』(10月22日公開)も控えている。ケンブリッジ大学の英国人数学者と、インドの名もなき事務員、生まれも境遇も全く違う2人の天才が出会い、世界を変える奇蹟を起こした実話を描く本作。インドの事務員ラマヌジャンから届いた手紙でその天賦の素質を見抜き、遠く英国まで呼び寄せる著名な数学者G・H・ハーディを演じている。ハーディは、アインシュタインと並ぶ無限の天才といわれるラマヌジャンを見出し、共同研究に人生を懸けながら、彼との交流を通じてその心の氷を溶かしていく英国紳士で、エレガントさと優しさを持ち合わせた人物だ。4作ともジャンルや時代背景、役柄はそれぞれだが、どのキャラクターも説得力をもって演じ分けているジェレミー。これらの作品で、彼の渋い魅力に触れてみては!『奇蹟がくれた数式』は10月22日(土)より角川シネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマ、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月09日トム・ヒドルストンをはじめ世界的人気を誇る英国俳優たちが集結した、映画『ハイ・ライズ』。まるで理想郷のような新築タワーマンションを舞台に人間の堕落をミステリアスに映し出す本作で、セレブたちの危険なパーティに参加しながら、マンション内の“異常事態”を暴くTVディレクター、ワイルダーを演じているのが、ルーク・エヴァンスだ。本作での怪演が早くも話題を呼んでいる、エヴァンスのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。これまで、「太陽の帝国」(スティーヴン・スピルバーグ監督)、「クラッシュ」(デヴィッド・クローネンバーグ監督)が映画化されてきたJ・G・バラードのSF小説を、新進の鬼才ベン・ウィートリー監督が完全映画化した本作。舞台となる40階建ての高層マンションは、上階に行くにつれ住民が富裕層になっていき、最上階にはマンションの設計者で高名な建築家のロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)が居を構えている。上層階に住むセレブたちは、贅沢なパーティ三昧の毎日。中層の25階に引っ越してきた主人公の医師ラング(ヒドルストン)も、その日々を謳歌していた。このマンションの低層階に、身重の妻と2人の子どもたちと住むリチャード・ワイルダーは、ろくに仕事もせず、ほかの住人と同様、快楽に浸っていたが、上層階の人間による露骨な階級差別に不満を募らせ、やがて仲間を扇動。ある不可解な事件をきっかけに、この “異常事態”を暴くべく、カメラにマンション内の実態を収めようとする。実はこのワイルダーは、階級闘争とは一線を画し、つかみどころのない主人公ラングに対して、物語の牽引する“もう1人の主人公”ともいえる重要人物。演じるエヴァンスといえば、『ホビット』シリーズや『ドラキュラ ZERO』などで知られているが、本作では役名(Wilder)そのままに、野性味あふれる破天荒な熱血漢として、観る者に強い印象を与えている。先日も米サイト「We Got This Covered」で本年上半期ベスト演技第3位に選ばれるなど、その演技は高く評価されており、彼の新たな代表作と呼ぶにふさわしい熱演を披露する。映像で、「役者にとってワイルダーは演じていておもしろい」と語るエヴァンスは、扇動家で好戦的、大酒飲み、女性好き、といったさまざまな表情を持つ役柄を演じるにあたり、似た人物として真っ先に英国人俳優のオリヴァー・リードを思い浮かべたという。1973年の『三銃士』などで活躍し、野性味あふれる風貌とキャラクターで知られたリードは、リドリー・スコット監督の『グラディエーター』撮影中に急死してしまった英国では異端ともいえる武骨な俳優だ。エヴァンスは、彼のことを調べ尽くし、インタビュー映像を見るなど研究して、切り取られたその人生の欠片をワイルダーの人格に溶け込ませていったという。また、ラングとの関係については、「2人には共通点はあまりなく、社会的な階級、仕事、性格もかなり違う。だけど、なぜかお互いを尊敬してる。何かを決断して始めようとするとき、全く違う2人のようで実は似てることがわかる」と分析、演じるヒドルストンについても「かなり異なる個性の持ち主がセットでぶつかり合うところが面白かった」とふり返っている。そんな彼が最も気に入っている場面として挙げるのは、クライマックス前のワイルダーが常軌を逸した行動をとるシーン。「俺の名前はリチャード・ワイルダー」とカセットテープに吹き込む場面を撮るために6分間繰り返し言い続けたそうで、ウィートリー監督から「動物のようにイカれた人になれ」と衝撃の指示を受けたことを明かす。エヴァンスは途中で“自分のなかではもう十分だ”と思い、カットがかかるのを待ち始めたが、いっこうにカットはかからず、その後、記憶がなくなってしまったとか…。「自分でも衝撃的な体験で、興味深い感覚だった」とふり返る、この場面のワイルダーのもはや知性も理性もない“獣”のような姿は、もはや演技の粋を超えた必見のシーン!マンション崩壊の鍵を握るこの人物にも要注目だ。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月07日『クラッシュ』『コンクリート・アイランド』のJ・G・バラードの小説を映画化した『ハイ・ライズ』が今週末から公開になる。本作のプロデューサーを務めたのは英国人ジェレミー・トーマスで、1975年に原作小説が出たときから映画化を模索し続けてきたという。その他の画像ジェレミー・トーマスは、ケン・ローチ監督のスタッフとして映画界に入り、『戦場のメリー・クリスマス』『ラスト・エンペラー』『裸のランチ』など数多くの名作を手がけてきた映画製作者で、バラードの小説『ハイ・ライズ』が出版された段階から映画化を希望していたという。「本が出た当時は、別の人間が映画化権を持っていました。しかし、長い時間をかけて、10年ほど前に映画化権を得ることができました」本作の舞台は、美しい外観の高層マンション(ハイ・ライズ)で、理想のライフスタイルを求める人々が集い、毎晩のようにパーティを開いては新生活を楽しんでいたが、ささいな事件をきっかけに住人の問題が顕在化し、マンションは内部から崩壊していく。現在社会の実像を鋭くえぐる題材で、トーマスは「『クラッシュ』同様、この小説は映画化するのは難しい題材で、脚色には長い時間をかけましたが、なかなかうまくはいきませんでした」と振り返る。プロジェクトに転機が訪れたのは「エージェントをしている息子から電話がかかってきた時でした」とトーマスは語る。「息子がベン・ウィートリーという監督がこの企画をやりたいという内容でした。私はすでにベンの映画を観ていましたから、ベンとバラードの世界は完璧な組み合わせだと思ったのです。私は生前のバラードさんと交流がありました。彼は『クラッシュ』の完成前に亡くなってしまいましたが、映画化に対して熱心に取り組んでくれましたし、完成前ですが映画を気に入ってくれていました。もし、彼が生きていたら『ハイ・ライズ』の映画もきっと気に入ってくれたと確信しています」これまでに数々の名作を手がけてきたトーマスは「いつも“真にオリジナルな映画”を作りたい」という。「J・G・バラードはいつも、私たちのために、私たちが考えられないようなことを考えてくれていました。いつだって芸術は人生を模倣しますから、映画製作時にはそんなことを考えてもいなかったのですが、結果的にこの映画は英国がEUを脱退することのメタファーになりました。この映画はエンターテイメントではありますが、緊張感にあふれた映画です。最近の大作映画はパジャマのままで観に行けるような映画ばかりですが、この映画は靴を履いて、緊張感をもって楽しんでほしいです」『ハイ・ライズ』8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
2016年08月04日トム・ヒドルストン主演で巨匠J・G・バラードのSF小説を完全映画化する『ハイ・ライズ』。このほど、ヒドルストンや共演のシエナ・ミラー、ルーク・エヴァンスら世界的人気を誇る英国俳優たちや、メガホンをとったベン・ウィートリー監督が本作について語る、興味深い特別映像が解禁となった。本作の舞台となるのは、新築タワーマンション(=ハイ・ライズ)。ラグジュアリーな内装や抜群の眺望のみならず、ありとあらゆる設備が整い、人々の生活の夢を具現化したかのような理想の住居空間。上階に行くにつれ住民が富裕層になっていく40階建ての高層マンションでパーティ三昧の贅沢な毎日を過ごしていたセレブたちは、やがて堕落し、秩序がじわじわと崩壊していく――。今回解禁となったのは、原作そのままの70年代を舞台にした本作で描かれる現代への風刺を、ヒドルストンほか豪華出演者やスタッフによる言葉で紡いでいくスタイリッシュな映像。ラグジュアリーな高級タワーマンションという、一見、誰もがうらやむ“理想郷”で、次第に過激になっていくカオスな階級闘争を通じて描かれるのは、人間の排他性や理性の崩壊、ひとつの概念の終わりなど、ブラックユーモアとも取れる現代社会への痛烈な皮肉だ。「クラッシュ」に続いてバラード作品を映画化したのは、『戦場のメリークリスマス』などの名プロデューサーであるジェレミー・トーマス。彼が原作映像化の権利を持ち、監督を探していたところに自分から名乗りを上げたのが、『キル・リスト』『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~』で注目を集めた鬼才ベン・ウィートリー。彼はトーマスが想定していた現代的な設定への置き換えでなく、原作そのままに1975年を舞台に描くことに強いこだわりを持っていたという。監督は「映画化するにはいまが絶好の時期だと思った」と語り、「小説というより新聞を読むように毎日のように何かが起きる物語だ。バラードはかなり正確に未来の状況を予測していた」と説明する。また、25階に住む主人公の医師ラングを演じ、出演オファーよりも前に原作を読んでおり、とても気に入っていたことが出演のきっかけになったというヒドルストンは「脚本は明快でおもしろくて陰気で真実で感銘を受けた」と映画の魅力を説明。このマンションの設計士で最上階に住むロイヤルを演じ、『栄光のランナー 1936ベルリン』や『奇蹟がくれた数式』など今後、日本公開作が相次ぐジェレミー・アイアンズは「脚本の階級制度のとらえ方が、とても現代的だと思えた。人間の行動に関しても同じだ」と語る。低層階に住みマンションで起こる階級闘争の鍵を握るTVディレクターのワイルダーを演じ、先日も米サイト「We Got This Covered」で本年上半期ベスト演技第3位に選ばれるなど、本作の演技が高く評価されているエヴァンスは「抑制されたものが解放され、人々に潜む獣性が明らかになる作品」と語っている。ラングの上階に住み、彼と濃密な関係を持つことになるパーティ狂の美女・シャーロットを演じるミラーは、本作が象徴するものとして、「秩序が崩壊した時に変化する人々の様子だわ」と指摘し、「社会が崩壊した時に本性を現してイカれていく」と続ける。彼らは共通して、70年代を通して現代を痛烈に描きだす点に本作の魅力とオリジナリティを感じているようだ。トーマスは「バラードのファンや彼本人が求めたように物語が表現されている。映画で起きる騒動はまるで終わらないパーティのようだ。みなぎるエネルギーが見る人に伝わるだろう」と自信を込める。彼らの語りの合間には、不穏な雰囲気のBGMに乗せて本編シーンやメイキングも収められており、予習として見るのにまさにピッタリの映像だ。さらに、ティザービジュアル、本ビジュアルに続いて、ラングの堕落バージョンチラシが登場。全身が水色のペンキにまみれた物憂げな表情で首を傾げ、裾を膝までまくり上げたヒドルストンの憂いの魅力が炸裂するビジュアルとなっている。「さよなら理想郷(ユートピア)」とのコピーからも、彼が最後にたどり着く境地が気になるところだ。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月20日焼きたてパイ専門店「Little Pie Factory(リトル・パイ・ファクトリー)広尾店」にて7月1日(金)~8月31日(水)の期間、パイ生地でアイスクリームをサンドしたアイスパイ「ストロベリーショートケーキ」と「チーズケーキレモン」の2種が販売されている。まるでストロベリーショートケーキがパイの中に入っているかのようなキュートなビジュアルの「ストロベリーショートケーキ」は、サクサクのパイ生地とふわふわのスポンジをひんやりアイスと共に一度に味わえる絶妙な一品。「チーズケーキレモン」は、瀬戸内産レモンが香るソースとチーズケーキ風味のアイスクリームが爽やかな一品。アイスの周りにトッピングしたピスタチオとクランブルが食感のアクセントになっている。夏にぴったりのクールなアイスパイは、おもたせやご褒美スイーツにもおすすめ。価格は「ストロベリーショートケーキ」「チーズケーキレモン」ともに1個487円。(text:cinemacafe.net)
2016年07月13日SF小説の巨匠、J・G・バラードの小説を完全映画化した『ハイ・ライズ』。この度、8月の日本公開に先立ち、日本オリジナル予告編と本ビジュアルが到着した。高名な建築家ロイヤルによって設計された高層マンション(ハイ・ライズ)群は、ロンドンにほど近い通勤圏内にありながら、喧噪から切り離された別世界。各戸はラグジュアリーな内装と抜群の眺望を誇り、敷地内にはスーパーマーケット、プール、医療施設、小学校など、あらゆる設備が整っている。理想のライフスタイルを求めてこの場所に引っ越してきた医師のラング(トム・ヒドルストン)は、毎晩のように隣人たちが開く派手なパーティに招かれて新生活を謳歌していた。しかし、ラングは低層階に住むワイルダー(ルーク・エヴァンス)から、この建物にはフロアごとに階級が存在し、互いに牽制しあっている事実を知らされる。そして、ある晩起きた停電を境に住民たちの問題は顕在化し、マンションは内部から崩壊を始める――。本作は、『アベンジャーズ』や『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で大ブレイクし、現在“ポスト ジェームズ・ボンド”の最有力候補として世界中から熱い視線を集めるイケメン俳優トム・ヒドルストンほか、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンスなど世界的人気を誇る英国俳優たちが勢揃い。また、昨年は「トロント国際映画祭」にも正式出品されている。今回到着した予告編では、医師ラングが、スーパーやジム、エステサロンなど様々な設備が揃い、日々派手なパーティが開かれるゴージャスなセレブ向けマンション“ハイ・ライズ”での新生活を謳歌する様子から始まる。しかし、このマンションを設計し最上階に君臨する建築家ロイヤル(ジェレミー・アイアンズ)やラングと濃密な関係を築くことになるシングルマザーのシャーロット(シエナ・ミラー)ら様々な住人と接点が生まれることにより、フロアごとに厳しい階級社会が存在するマンションの“もうひとつの顔”を知ることになるのだ。上層階と下層階がけん制し合い、それが徐々に加速していく中、下層階に住むTVディレクターのワイルダーが不満を募らせ反旗を翻し、ついに階級闘争が勃発! また、科学技術の基礎とも言える“電気”が度々途絶える停電や退廃的かつ官能的な映像美が、人々の理性やユートピアが音を立てて崩れていく様子を効果的に表現しており、映画本編への謎と期待が高まる映像となっている。そして「皆様のご入居、お待ちしています」と予告編を締めくくるナレーションには、先日公開されたマナー広告に続いて、トムの吹き替えでお馴染みの平川大輔が担当している。ベン・ウィートリー監督は、本作の見どころについて「観客がどのように物語を見ることになるかにこだわったんだ。ポータブルカメラを使い、報道用に使うようなカメラは使わなかった。観客に代わって目撃しているような捉え方ができたから、その場で物語を見ているような気分になれると思うよ」とアピールしている。さらに併せて本ビジュアルも到着。マンションの階級社会を示唆する三角形に、ラングをはじめ様々なキャラクター達が一堂に会する。また、端に添えられた「セレブたちのマンションで一体何が起きたのか――?」というコピーとも見事にマッチ。そして、その中心に座る幼い少年の存在が、大人たちの戦争とどう関係しているのか。本作の想像掻き立てるビジュアルに仕上がっている。『ハイ・ライズ』は8月6日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年06月24日第二次世界大戦下のアメリカを舞台に、戦場に向かった父を呼び戻そうとする8歳の少年が、奇跡を信じて奮闘し成長していく姿を描く『リトル・ボーイ 小さなボクと戦争』。このほど本作から、画家ノーマン・ロックウェルのエッセンスを盛り込んだ、おとぎ話のような世界観を表すポスタービジュアルがシネマカフェに到着した。8歳の少年ペッパーは、町の誰よりも背が低く“リトル・ボーイ”とからかわれていた。数少ない楽しみは、唯一の“相棒”である父親との空想ごっこと、父親の大好きな奇術を一緒に見ること。兄のロンドンが徴兵されることを除いて、平穏な日々は続くと思っていた。だが、ロンドンは徴兵検査に引っかかり、代わりに父親が戦場に駆り出されることに。心の支えである父親の不在に絶望するペッパーだったが、何とかして戦場から父親を呼び戻そうと司祭に助けを求め、“すべて達成すれば願いが叶う”というリストを授けられる。そのリストで一番の難題は、街のはずれ者の日本人と仲よくなることだった――。『ライフ・イズ・ビューティフル』や『リトル・ダンサー』に続く、父と息子の絆の物語として大きな感動をもたらした本作。ノーマン・ロックウェルが描き出した古き良きアメリカの世界に影響を受けたという監督のアレハンドロ・モンテヴェルデは、そのエッセンスをふんだんに盛り込み、壮大なおとぎ話ともいえる物語を紡ぎ出した。「第二次大戦中のアメリカの物語をメキシコで撮影したんだ。アメリカじゃないとは想像もつかないだろう。まるでロックウェルの絵から抜け出てきたように見えたよ。セットを作ったスタッフは本当に優秀だ」と、監督は明かす。そんな懐かしさや温かみと、可愛らしさがあふれる世界観が凝縮され、さらに少年ペッパーの表情がなんとも微笑ましく、ほっこりさせられるポスタービジュアルが完成。父親を戦場から取り戻したい少年と、“敵”である日本人との人種や年齢を超えた友情と、人を許すことが世界に平和をもたらすのだというメッセージを贈る本作を見事に表現している。『リトル・ボーイ小さなボクと戦争』は8月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日『ライフ・イズ・ビューティフル』や『リトル・ダンサー』に続く、戦時下の父と息子の絆の物語として全米に大きな感動をもたらした映画『リトル・ボーイ小さなボクと戦争』が、8月27日(土)より全国公開されることが決定。その予告編映像が到着した。第二次世界大戦下、アメリカ西海岸の小さな町。8歳の少年ペッパーは背が低く“リトル・ボーイ”とからかわれていた。数少ない楽しみは、唯一の“相棒”である父親との空想ごっこと、父親の大好きなマジックを一緒に見ること。兄のロンドンが徴兵されることを除いて、平穏な日々は続くと思っていた。だが、ロンドンは徴兵検査に引っかかり、代わりに父親が戦場に駆り出されることに。心の支えである父親の不在に絶望するペッパーだったが、何とかして戦場から父親を呼び戻そうと司祭に助けを求めた彼は、“すべて達成すれば願いが叶う”というリストを授けられる。だが、いちばんの難題は、街のはずれ者の日本人と心を通わせることだった。小さなペッパー少年の、戦争からの“父親奪還大作戦”が始まった――。戦場に向かった父を呼び戻すため、8歳の少年が日本人との交流を通じて成長していく姿を描いた本作。広島に投下された原子爆弾が、“LITTLEBOY”と呼ばれていたことを知ったメキシコ出身のアレハンドロ・モンテヴェルデ監督と脚本家のぺぺ・ポーティーロは、父子の愛を軸に、少年の視点で戦争と平和、そして戦時下の差別を描き出す。古き良きアメリカの記憶を描いた、人気画家ノーマン・ロックウェルの絵の世界に影響を受けたというモンテヴェルデ監督は、そのエッセンスをふんだんに盛り込み、愛らしいユーモアたっぷりに物語を紡ぎ出すことに成功。メキシコを代表する映画業界賞である「ルミナス賞」では、2015年度作品の最高賞、最優秀監督賞、期待される俳優賞の3賞を受賞した。予告編では、そんな懐かしさや温かみがあふれる世界観と少年ペッパーが奮闘する姿がなんとも微笑ましく、ほっこりさせられながらも、人生において大切なことを考えさせられる“壮大なおとぎ話”を垣間見ることができる。父を戦地から呼び戻すため、ひたむきに頑張るペッパー少年役は、オーディションを受けにきた兄弟の付き添いで来ていたジェイコブ・サルヴァーティが監督の目にとまり、選ばれた。演技経験がほとんどないとは思えない、彼がなりきったペッパー少年の姿には、観る者の心を動かす不思議な魅力がある。また、ペッパーの母親役にはアカデミー賞に2度ノミネートされた『博士と彼女のセオリー』などのエミリー・ワトソンが務め、戦時中、国に残された女性を優しさと気品をもって演じている。少年が父奪還のために助けを求める司祭役には、『フル・モンティ』で英国アカデミー賞を受賞、『エターナル・サンシャイン』『グランド・ブダペスト・ホテル』のトム・ウィルキンソン、少年に自分を信じるきっかけを与えるマジシャン役に『シンデレラ』のベン・チャップリン、町のはずれ者同士である少年との絆を育む日本人役には、『HACHI 約束の犬』で主演リチャード・ギアの親友を演じ、『レーガン/Reagan』(原題)では中曽根康弘元首相を演じることが報じられたケイリー=ヒロユキ・タガワなど、多彩な顔ぶれが脇を固めるのにも注目だ。『リトル・ボーイ小さなボクと戦争』は8月27日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月12日焼きたてパイ専門店「Little Pie Factory(リトル・パイ・ファクトリー)広尾店」にて、濃厚でとろける味わいのプリンをたっぷり詰めた新作パイ「ぷりんパイ」の販売が6月1日(水)よりスタートした。新作メニュー「ぷりんパイ」は、サクサクのパイ生地の中が、バニラビーンズがたっぷり練りこまれた濃厚プリン、自家製カスタードクリーム、カラメルの3層構造となっており、プリンには生クリームをたっぷりと使い、しっとりとなめらかなくちどけが特徴。濃厚なコクと甘さは、きび砂糖と卵黄により引き出している。プリンとパイは、どちらもなじみ深いスイーツだが、ありそうでなかったのが、今回のようにハイブリッドスイーツとしての登場だ。焼き上げたパイ生地にひとつひとつ手作業でプリンが詰められているため、各日数量限定のレアメニューで、売り切れ必至!気になる方は早めに店頭へ急いで。販売価格は1個454円。(text:cinemacafe.net)
2016年06月02日二子玉川ライズの開放感あふれる中央広場では6月9日から8月31日まで、夏季限定のビアテラス「プレミアム ビア ファーム(Premium BEER FARM)」がオープンする。昨年、夏の新スポットとして好評だったビアテラスが、今夏はさらにバリューアップして復活。店舗デザインや個人宅のガーデニングデザイン、ボタニカルショップをプロデュースするSOLSO FARMが緑溢れる空間を演出し、会場には大きな芝生やシンボルツリーが登場する。照りつける日差し中、木陰で涼をとりながら、極上のビールと本格バル料理が気軽に楽しめるビアテラスとなっている。アルコールでは、3月に新発売となったザ・プレミアム・モルツ「香るエール」をはじめとしたザ・プレミア ム・モルツ4種類の生ビールに加え、個性溢れる味わいのクラフトセレクトシリーズも提供。その他、女性や子どもも愉しめるよう、各種カクテルやソフトドリンクなども提供される。また、フードではスペイン王室御用達のグルメストア・マヨルカ(Mallorca)が手掛けたタパス5種盛合せや特製ホットドッグといったオリジナルバルメニューを用意。なお、営業時間は平日が17時から22時まで、土日祝日が11時から22時まで。
2016年06月01日焼きたてパイ専門店「リトル・パイ・ファクトリー(Little Pie Factory)」は、各日数量限定の新作メニュー「ぷりんパイ」を2016年6月1日(水)より発売。サクサクのパイ生地の中は、バニラビーンズがたっぷり練りこまれた濃厚プリン、自家製カスタードクリーム、カラメルの3層構造。メインとなるプリンは、生クリームをたっぷりと使用した、しっとりとなめらかなくちどけ。きび砂糖と卵黄によって引き出された濃厚なコクと甘さが魅力だ。ひとつひとつ丁寧に焼き上げられた「ぷりんパイ」は、見た目以上の満足感が感じられる一品となっている。【商品詳細】ぷりんパイ 420円+税※各日数量限定発売日:2016年6月1日(水)【販売店舗詳細】販売店舗:リトル・パイ・ファクトリー広尾店住所:東京都港区南麻布 5-16-6 カームヒロオ 1FTEL:03-5791-3075営業時間:9:00~19:00 ※売り切れ次第閉店。
2016年05月22日二子玉川ライズで、期間限定ビアテラス「プレミアム ビア ファーム(Premium BEER FARM)」が2017年4月26日(水)から9月3日(日)までの期間で開催される。「プレミアム ビア ファーム」は、緑溢れる空間でビールと本格バル料理が気軽に楽しめるビアテラス。大きな芝生やシンボルツリーが登場し、自然の中でゆっくり時間を過ごせる。フードやお酒も充実のラインナップだ。ザ・プレミアム・モルツの生ビールや、スペイン王室御用達グルメストア「Mallorca(マヨルカ)」が手掛ける、ここでしか味わえないオリジナルバルメニューを用意している。照りつける夏の日差しの中、木陰で涼みながら家族や友人と一緒に料理やお酒を楽しんではいかがだろうか。【概要】二子玉川ライズ「プレミアム ビア ファーム」日程:2017年4月26日(水)〜9月3日(日)営業時間:平日17:00〜22:00、土日祝日11:00〜22:00※開催時間は変更になる可能性あり。※天候により営業中止の場合あり。場所:二子玉川ライズ 中央広場住所:東京都世田谷区玉川1-14-1<フードメニュー例>・濃厚チーズとサルサのホットドッグ&フライドポテト 1,200円(税込)・オレガノ風味の特製フライドチキン 800円(税込)・カリーブルスト ~ドイツ屋台のソーセージ~ 900円(税込)・ファーマーズ フライドポテト 600円(税込)・オリーブ&ドライトマト 600円(税込)・ポップコーン バター醤油300円(税込)・トルティーヤ スパイシーフレーバー 300円(税込)<音楽ライブ出演アーティスト>6月16日(金)ケイシー・コスタ×中村順一6月23日(金)エスカレラ アル シエロ6月30日(金)横田寛之7月 7日(金)ティム・スカンラン7月14日(金)古川麦7月21日(金)アランパットン×BECHIKO7月28日(金)小川紀美代
2016年05月13日Yoginiフェス実行委員会は6月11日、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ(東京都世田谷区)にて、ヨガイベント「YFY ~Yogi for Yogini~」を開催する。同企画は、ヨガをする女性のためのライフスタイル誌『Yogini』が主催するヨガイベント。講師は、中村尚人氏や更科有哉氏といった人気男性講師が務める。ヨガだけでなく「乳井式哲学・ヤマニヤマな暮らし方」「ヨガと医療の融合と可能性」などの座学や瞑想といったコンテンツも用意している。会場では、ヨガウェアなどヨガに関するグッズを販売するほか、サンプリングを行うブースも展開する。開催時間は10時~19時30分。参加費はヨガ1セッション2,500円、座学1レッスン1,500円、瞑想3,000円。定員はヨガ各回60名、座学各回20名、瞑想各回12名。チケットはEventRegistで販売している。このほか東京都内で行われるヨガイベントには、アンダーザライトが4月29日~5月1日に開催する「オーガニックライフTOKYO」がある。※価格はすべて税込
2016年04月22日3月で5周年を迎えた「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」と。4月に開業1周年を迎えた「二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット」。どちらも開業以来、週末ともなれば都内屈指のお出かけスポットとして、ファミリーやカップルなど大勢の人で賑わっている。この時期、夏に向けての注目スイーツやお得なイベントが開催されるので、ぜひチェックを。各カフェ&レストランでは、夏に向かって新メニューが登場中。注目は、テラスマーケット2Fの「二子玉川 蔦屋家電」内にある「グッド ミールズ ショップ」で発売となる自家製アイスキャンディ(各486円)。「なるべくカラダに良いものを、できるだけ手作りで」をコンセプトとする同ショップなだけに、今話題のスーパーフードである生スピルリナやルクマ、ゴジベリーなどを使用した栄養たっぷりのアイスキャンディだ。すべて店内で手作りされているというこだわりの味をぜひ試してみては。スペイン・マドリードで愛され続けるスペイン王室御用達の老舗グルメストア「マヨルカ」からは、大人気のスペイン風フレンチトースト“トリハ”が登場。外はカリッと、中はしっとり焼き上げた「トリハ・バニラ」(194円)は粉モノラバー必食の新メニュー。お洒落な家電やインテリア、雑貨などさまざまなアイテムでライフスタイルを提案するブック&カフェ「二子玉川 蔦屋家電」では、GW中の5月3日(火・祝)~5月7日(木・祝)まで、1周年を記念して、人気の家電や体験など豪華賞品が当たる抽選会イベント(同店で5,000円以上のお買い物をすると参加できる)を開催。どんな商品がラインアップするかはお楽しみ!5月7日(土)・8日(日)は、二子玉川ライズ ガレリアで、幅5センチのライン上でアクロバティックな演技を競い合うスポーツ「スラックライン」のイベントとして、日本全国4か所をまわる世界唯一のシリーズ戦「ギボンカップ」の第1戦が開催される。日本のトップ選手、大杉徹氏や福田恭巳も参戦予定。世界レベルで活躍する選手のダイナミックな演技を間近で鑑賞して。GW後からは全館にて「サマーキャンペーン」がスタートし、ファッションから上質なライフスタイルを提案する雑貨、フード、エンターテインメントまで、夏を先取りしたお買い物が愉しめるので、併せてチェックを。5月9日(月)からは、平日16時~19時限定でハッピーアワーもスタートされる。ハッピーアワーでは、おいしいお酒や料理がお得に食べられる時間で、参加各飲食店にて展開される。ぜひ夏の間は仕事を早めに切り上げて、ハッピーアワーに駆けつけたい!(text:cinemacafe.net)
2016年04月21日日本マクドナルドは4月6日、「ビッグマック」を巨大化させた「グランド ビッグマック」と「ギガ ビッグマック」を発売。実際に食べてみたが、「ビッグマック」の味わいはそのままに、「ビッグマック」が子どもに見えてしまう程のボリュームで充実感を大いに堪能できるものだった。ならばこの充実感をもっと味わえないものか……。よし、作ってみよう!今回の実験で使用するのは、「ビッグマック」と「グランド ビッグマック」「ギガ ビッグマック」の3つ。土台には、マクドナルド史上最大の重量を誇る「ギガ ビッグマック」を採用した。まずは「ギガ ビッグマック」の上のバンズをはがし、「グランド ビッグマック」を乗せる。これで「ギガ グランド ビッグマック」(マイナビニュース編集部命名)の完成だ。仕上げに今回のシンボルとなる「ビッグマック」を乗せる。「グランド ビッグマック」同様、上空からUFOのように着陸させ、最後にトップのバンズでふたをしたら、「ギガ グランド ビッグ ビッグマック」(マイナビニュース編集部命名)の完成だ!重さ808g、カロリーはおよそ2,328kcalの「ギガ グランド ビッグ ビッグマック」。ビーフパティは8枚詰まれており、持ってみると非常に重い。6段あるバーガーは、口を全開にしても下の3段くらいしか収まらなかった。マクドナルド特製の「オリジナルビッグマックソース」がたっぷりと挟まっているので、ずっと満足度が高い商品だ。「ギガ グランド ビッグ ビッグマック」の制作費は税込1,630円(ビッグマックが税込370円、グランド ビッグマックが税込520円、ギガ ビッグマックが税込740円)。結局筆者は1人で食べきれず、編集部内でシェアしてしまったのだが、みんなで夢のタワーバーガー完食に挑戦するのもまた一興だ。
2016年04月07日日本マクドナルドは4月6日、「グランド ビッグマック」(税込520円)と「ギガ ビッグマック」(税込740円)を全国の「マクドナルド」店舗で期間限定発売した。マクドナルドの定番商品「ビッグマック」のおいしさをそのままにスケールアップした両商品。どれくらい大きくなっているのか、実際に比較してみよう。「グランド ビッグマック」は、「ビッグマック」のおいしさはそのままに、バンズの直径を1.2倍、バーガーの重量を1.3倍にボリュームアップした一品。さらに、同商品のアンバサダーとして起用した横綱・白鵬関の「もっとビーフがあったらうれしい」という一声に応じて、ビーフを2倍にした「ギガ ビッグマック」も数量限定で登場する。最初はグランドビッグマックからひと口。バンズが大きくなっているので、持ちやすい。重量を量ったところ、288gだった。ピクルスのみじん切り、特製マスタード、スパイスを合わせた「オリジナルビッグマックソース」の味わいなので、「ビッグマック」を食べている時の幸福感が長く感じられた。一方の「ギガ ビッグマック」は、ビーフパティが「ビッグマック」の2.8倍、重量383gのまさしくマクドナルドの"横綱"と呼べるバーガーだ。ビーフパティのジューシーさを思う存分味わいたいのなら「ギガ ビッグマック」がオススメ。ちなみに、「ダブルクォーター パウンダー・チーズ」や今まで販売していた「メガマック」と比べても、「ギガ ビッグマック」は史上最大の重量だという。カロリーも「グランド ビッグマック」が約764kcal、「ギガ ビッグマック」が約1,034kcalと同社最大級とのこと。また両商品の販売に伴い、サイドメニューも"グランド"サイズになっている。Mサイズの1.7倍の「グランドポテト」(税込370円)、Mサイズの2倍の「グランドコーク」(税込280円)が登場。これらをセットにした「グランドセット」は、通常のバリューセットに100円追加するだけで楽しめる。さらに今回の「グランド ビッグマック」を記念して、ビッグな新商品とは対照的な世界最小のブロック「nano block」をモチーフにした「ビッグマック ナノブロックセット(おもちゃ)」(税込1,150円)を販売。「ビッグマック」「マックフライポテト」「ドリンク」の3つをかたどっており、単品では1つ税込400円。これらの商品の販売は4月下旬までを予定している。「ビッグマック」好きで大食いに自信がある人は、このタイミングを見逃すな!
2016年04月06日昨年の冬に公開された映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の貴重なメイキング映像が公開になった。現在、発売されている本作のブルーレイ&DVDにも収録されていないもので、世界有数のアニメーターたちが“手作り”でストップ・モーション・アニメーションを作り上げていく過程が紹介されている。メイキング映像本作は、サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』のその後を描いた作品で、9歳の女の子と元飛行士のおじいさんのドラマと、『星の王子さま』の世界の物語を、最新のCGアニメーションと、精巧につくられたフィギュアを1コマずつ撮影していくストップ・モーション・アニメーションを組み合わせて描いている。このほど公開になったのは、カメラがアニメーション・スタジオに潜入し、本作の創作過程を捉えたもの。現在、アニメーション制作はコンピュータが主流だが、スタッフは紙を丁寧に細工して砂漠の起伏を作り出し、キャラクターの表情を細部まで徹底的にこだわって造形していく。スタジオは通常の撮影と同じようにセットが組まれ、照明が設置され、カメラ位置が入念に確認される。本作はキャラクターの表情、動きにこだわって撮影が行われたため、ひとりのアニメーターが1週間作業しても、5秒から10秒ほどしか制作することができない。メイキング映像には他にもスタッフがコツコツとフィギュアを手入れしていく過程や、美しいセットが組まれたスタジオの光景など貴重な映像が多数収録されており、より深く映画を楽しめる内容になっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルも配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENTERTAINMENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2016年04月05日ビッグローブは4月4日、BIGLOBE接続サービスの利用者向けの電力サービス「ビッグローブでんき」を開始した。「ビッグローブでんき」第1弾として、中部電力と提携し、「中部電力 カテエネプラン for BIGLOBE」を開始。同プランは、BIGLOBE接続サービス利用者向けに中部電力が用意した専用プランで、首都圏エリアから対応を開始する。中部電力 カテエネプランと従来の電気料金を比べると、月に520kwh使用した場合、毎月315円、1年間で3780円得するという。電力と光接続サービス「ビッグローブ光」、高速モバイル通信サービス「BIGLOBE SIM」とのセット割である「光☆でんきセット割」、「光☆SIMでんきトリプル割」では、毎月最大400円を割り引きする。また、従来の電力と光接続サービス、モバイル通信サービスを利用している場合、「中部電力 カテエネプラン for BIGLOBE」と「ビッグローブ光」マンションタイプ、「BIGLOBE SIM」に乗り換え、「光☆SIMでんきトリプル割」を適用すると、毎月4735円、1年間で約57000円得するという。
2016年04月04日「マイリトルボックス(MY LITTLE BOX)」x 「ランコム(LANCÔME)」のスペシャルコラボレーション「マイリトルハッピーボックス」が2016年4月1日(金)より限定発売中。本場パリでは毎月10万人のパリジェンヌが楽しみにしているサプライズボックス「マイリトルボックス」。2013年秋に日本に上陸以降、テーマに合わせたコスメやアクセ、雑誌など、他にはない「ワクワク、 ドキドキ」が毎月届くサービスは、流行に敏感な多くの女性に支持されいる。今回は、共にフランスで生まれ、ハピネスのマインドを持ったランコムとのコラボレーションボックスが限定発売。女性らしさにあふれ、幸せの象徴であるピンクを基調としたボックスには、パリジェンヌが愛用するランコムのコスメや、毎日のメイクタイムに欠かせないビューティーアイテムなど、幸せなライフスタイルへ導くアイテムがぎっしり詰まっている。「PINK STATE OF MIND」を掲げるランコムによるスペシャルボックスで、フランス流の “ハピネス” を体験してみては。「マイリトルハッピーボックス」発売日:2016年4月1日(金)全国百貨店 ランコム カウンター、ECサイト、東急プラザ表参道原宿 にて、数量限定発売。アイテム詳細ジェニフィック アドバンスト、UV エクスペール シリーズ、ブラン エクスペール クッション コンパクト、ミ・ラ・ク シリーズから1点の購入者に+1,000円(税抜)で発売。
2016年04月04日ビッグローブは17日、「BIGLOBE SIM」ユーザーを対象に、NTTドコモが提供する「dマーケット」の一部サービスの販売を開始した。ビッグローブが取り扱うのは、映画やドラマが見放題の「dTV」(月額500円)、音楽が聴き放題の「dヒッツ」(月額500円)、雑誌が読み放題の「dマガジン」(月額400円)。BIGLOBEのWebサイトからdアカウントを取得することでスマートフォン、タブレット、PCから利用できる。なお、利用料の支払いはクレジットカードのみとなっている。
2016年03月17日富士通は2月4日、同社のビッグデータの分析サービス「FUJITSU Intelligent Data Service データサービス「FUJITSU Intelligent Data Service データキュレーションサービス」(以下、データキュレーションサービス)において、新たな分析手法としてDeep Learningを適用し、同日より提供すると発表した。このサービスは、新ビジネスの創出や業務改革に向けて、自社で保有する画像や音声などのデータを有効活用したい顧客向けに、専門スキルを持つキュレーター(データサイエンティスト)がデータを分析し、Deep Learningを導入した場合の効果を検証するサービス。Deep Learningは、膨大なデータを機械(コンピュータ)が学習し人の判断や知識創造を助ける機械学習手法の1つ。顧客がこのサービスを活用することで、自社で分析を行うのに比べ初期投資を抑えながら短期間で検証することが可能になるという。Deep Learningを活用した「データキュレーションサービス」では、同社キュレーターが、顧客の画像・音声などのデータを預かり、目的に合わせた効果検証のフレームワークを適用。Deep Learningを用いて約2カ月でデータ分析モデルの作成と評価を行い、結果をレポートする。さらに、本サービスで作成したデータ分析モデルをビジネスに活用したい顧客には、分析モデルの提供や活用のためのコンサルティング、システム構築なども行っていくという。同社はこれまでの「データキュレーションサービス」で行っていた、機器のログや顧客・商品情報など発生した情報の分析による予測モデルの提供に加え、今回、画像や音声などのデータにDeep Learningを適用した学習・認識モデルを提供することで、ヒトの五感に対応したより精度の高いサービス開発や業務改革を支援していくという。なお同社は、コスメ・美容情報サイト「Hapicana(ハピカナ)」を運営するクーシーと連携し、新サービス開発に向けた共同プロジェクトを開始した。プロジェクトでは、顔画像データ5万点にDeep Learningを適用し顔を構成する各パーツの特徴を検出・学習することで、新たなレコメンドサービスの開発につなげていくという。
2016年02月04日IDC Japanは2月3日、国内ビッグデータソリューション市場動向の調査結果を発表した。同社は、ビッグデータ関連のテクノロジーは従来のBA(Business Analytics)のような単純なレポーティング/予測にとどまらず、リアルタイム処理を内包したアプリケーション基盤となることで、直接的に企業の収益に貢献することが期待されているが、ユーザー層の拡大という面で課題を抱えていると指摘している。その一方で、同社は業務/業種特化型のビッグデータソリューションが今後の国内ビッグデータテクノロジー/サービス市場の成長に重要な役割を果たすと見ている。国内は北米などのビッグデータ活用の先進地域に比べてビッグデータ活用やアプリケーション開発に対応した組織や人的資源を十分に持たない企業が多いため、ベンダーやSIerの提供するビッグデータソリューションの役割はきわめて重要であるという。同調査では、ユーザー企業にベンダー/SIerを挙げて、ビッグデータソリューションの提供者として強いイメージを持つ企業を聞いた。その結果、最も印象に残るベンダーとして、国内企業では富士通がトップの10.6%、NTTデータが2位で8.5%の回答を得。海外企業ではグーグルが9.3%、IBMが7.1%で続いている。同社は、富士通がトップとなった要因について、ミドルウェアやクラウドサービスも含めて独自の製品を持ち、ビッグデータイニシアティブとして包括的なソリューション体系をアピールしているためと分析している。
2016年02月04日冬は日照時間が少なく、寒さが厳しい北欧。そんななか人々は、家の中をカラフルに装飾し、楽しく過ごす工夫をするようになり、デザインが発達したともいわれています。そんな北欧、スウェーデンから届いた『Fine Little Day ファイン・リトル・デイ 好きなものと楽しく暮らすアイデアとインテリア』は、世界的に注目を集めるアーティスト、エリーサベット・デュンケルさんが、インテリアや暮らしを紹介した話題のビジュアルブック。この本から、インテリアや家の中で楽しむヒントを学びたいと思います。Elisabeth Dunker エリーサベット・デュンケルアーティスト、ビジュアルコミュニケーター。スウェーデン第2の都市、ヨーテボリにあるデザイン工芸大学(HKD)修了。2007年にブログ「Fine Little Day」 を開設し、世界的に注目を浴びる。同ブログは「The Times」紙やマーサ・スチュアートによって、世界で最もインスピレーションを得られるブログのひとつに選ばれている。自身のプロダクトブランド「Fine Little Day」ほか、「House of Rym」「Urban Outfitters」「Ikea」といったブランドのデザインも手がける。Instagram:@finelittleday、@elisabethdunker著者のエリーサベットさんが注目されるきっかけとなったのは、2007年にスタートした、日々の暮らしや好きな物を綴ったブログ「Fine Little Day」。今ではブログと同名のプロダクトブランドのデザイナー、フォトグラファー、スタイリスト、ライターとして、幅広く活躍しています。そんなエリーサベットさんのおしゃれな自宅や職場、森の小屋のほか、友人たちの手がけた作品やインテリアを紹介する本書。見ているだけでもうっとりしてしまう写真ばかりですが、真似ができそうなアイデアがたくさん詰まっています。同じものを集めて、スタイリングする集めているものがあっても、飾るのは難しく、しまいこんでいるという人も多いのではないでしょうか。エリーサベットさんは、集めている同系色の陶磁器やテキスタイル、毛糸の靴下、鍋つかみなどを、「異常なほどに分類して、考えて、スタイリングする」そう。特に青い染付けの陶磁器のコレクションは、テイストはバラバラなのに、色で集めて並べるとこんなにも素敵なのか、とハッとさせられます。壁紙を楽しむ賃貸物件だと、なかなか家に手がかけられないという人におすすめなのが、壁紙。エリーサベットさんも「後悔した時のため、また後で張り替えられるように」と、壁紙は糊付きで貼ってはがせるタイプのものを使っているのだとか。こちらはエリーサベットさんの、スモーランド地方にある森の小屋。花模様の壁紙は、前の住人から受け継いだものだそう。時間を経て、味わい深い色合いに。壁一面だけでも、部屋の印象ががらりと変化する壁紙。こんな素敵な模様なら、すぐに試してみたくなりますね。 不器用でも手づくりにチャレンジかぎ針も棒編みもできないというエリーサベットさんは、蚤の市やセカンドハンドショップでかぎ針編みの鍋つかみを買い集めて、ガーランドや掛け布団にしています。ドイリーを縫い合わせたカーテンや、シーツの上に布を縫い合わせた掛け布団など、手づくりに慣れていない人にも簡単にできる作り方を紹介してくれているのは嬉しいところ。また、本棚にある本の表紙に絵を描いてみる、木のスプーンに表情を描いてみる、など大人も子どもも楽しめそうなユニークなアイデアも。木の枝や葉を使ってつくるモビールや押し花など、北欧らしく自然を生かしたものづくりも提案してくれています。このほかにも、キッチンやベッドルーム、アトリエなど、本ではたくさんの写真を紹介。その写真ひとつひとつから、インテリアの参考になるインスピレーションをきっともらえるはずです。
2016年02月02日2005年、ロンドン、ウエスト・エンドで開幕し、いまなおロングラン上演されているミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が、2017年夏、日本人キャストで上演されることが決定した。本作は、2000年に日本でも公開された映画『リトル・ダンサー』(原題ビリー・エリオット)をミュージカル化した作品。ウエスト・エンドのほかにも、ブロードウェイをはじめ、5大陸で上演されている人気作だ。物語の舞台は1984年イギリス北部の町、ダーラム。炭坑夫の父親と兄は炭坑不況の真っただ中でストライキに参加していた。そんなある日、主人公のビリー少年は、バレエと運命的な出逢いを果す。バレエに心を奪われたビリーは、英国ロイヤルバレエ団に入り、プロのダンサーになるという夢にひたむきに向かっていく。主演のビリー役ほか、出演キャストは一般公募によるオーディションで決定。クラシックバレエ、タップダンス、アクロバット、歌など、日本国内一流コーチ陣のもと、約1年間のトレーニング及び、最終オーディションを経て主演のビリー役を決める。なお、クラシックバレエは熊川哲也が主宰するKバレエスクールの協力が決定している。チケットぴあでは、「ビリー・エリオット/リトルダンサー」お気に入り登録を受付中。お気に入りに登録者には、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』のオーディション風景やチケット情報をメールにて配信する予定。
2016年01月29日伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1月8日、ビッグデータを活用したセキュリティ対策ソリューションの提供を開始すると発表した。提供するソリューションはウェブルートのクラウドサービス「BrightCloud IP Reputation」を採用したもので、ビッグデータを活用した脅威分析エンジンで、未知の脅威に対応する。具体的には、ウェブルートが独自技術で世界約43億個のグローバルIPアドレスを追跡・監視し、機械学習アルゴリズムを使用して危険性のあるIPアドレスをリスト化する。リストは1日8万件が更新されており、企業は常に最新の情報に基づいて脅威対策ができるという。CTCが取り扱うBrightCloud IP Reputationは、パルアルトネットワークスの次世代ファイアウォール用「BrightCloud IP Reputation for Palo Alto Networks」と、Splunkのビッグデータを活用したログ管理ソフトウェアに対応した「BrightCloud IP Reputation for Splunk」となる。同社によると、このパロアルトネットワークス製品の提供は国内で初めて。同社は、独自のSOCを開設しており、今後は遠隔監視のモニタリングサービスとの連携や、他のセキュリティ製品向けBrightCloud IP Reputationの取り扱いも含めてセキュリティサービスを拡充するとしている。
2016年01月08日クロエ・グレース・モレッツ主演で製作準備が進められている実写版『リトル・マーメイド(原題)』の監督が、レベッカ・トーマスに決まりそうだ。トーマスとモレッツは、最近、ミーティングをもち、意気投合したという。その他の情報『リトル・マーメイド(原題)』は、ソフィア・コッポラが監督する予定だったが、クリエイティブ面でスタジオと意見が食い違い、コッポラは降板した。コッポラが主演に無名女優を求めたのに対し、スタジオはモレッツのようなスターを希望していたのも、衝突の要因のひとつだったと考えられている。トーマスはインディーズ映画『エレクトリック・チルドレン』を手がけた新進監督。パラマウントの『Looking for Alaska』の監督にも決まっているが、そちらの実現はまだ時間がかかりそうで、このまま決まれば『リトル・マーメイド』を先にやることになりそうだ。文:猿渡由紀
2015年12月17日1943年に出版されて以来、時を超えて愛され続けているサン=テグジュペリの傑作「星の王子さま」の“その後”の物語をアニメーションで描く『リトルプリンス 星の王子さまと私』。21日に公開がスタートした本作の日本語吹き替え版キャストに、超人気声優・宮野真守が参加していることが判明!宮野さんからシネマカフェにコメントが到着した。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機に書かれていた“小さな王子の物語”の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友だちになっていく。そんなとき、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のためにプロペラ機に乗って王子を探す旅に出た――。11月21日に567スクリーンで公開が始まり、オープニング3日間で興行収入1億8,000万円を突破するという洋画No.1スタートを切った本作。日本語吹き替え版キャストには、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木ら豪華な俳優陣が名を連ね大きな反響を呼んだが、今回、さらに超人気声優の宮野真守が吹き替え声優として参加していることが明らかになった。宮野さんはアニメ「DEATH NOTE」夜神月役や『亜人』永井圭役など話題作で多く主演を務め、最近では天海祐希らが日本語吹き替え版キャストを務めた『ミニオンズ』で、1人2役演じるなど洋画の吹き替えでも多数出演。アーティスト活動も活発で、現在は全国ライブツアーを敢行中だ。宮野さんは自身が演じる役柄について「僕の演じた役柄自体がネタバレなので、詳しく言えないのですが…(笑)」と話しながらも「例えるなら、彼は、勉強ばかりでつまらない大人のような心を持ってしまった主人公の女の子の写し鏡のような存在」と明かし、「とにかくドジで間抜けな男なのですが、心優しい憎めない奴なんですよね。とっても大切な経験をしているのに忘れかけている」とキャラクターへ想いを語った。そんな宮野さんが本作で気に入っているシーンは、主人公の女の子と飛行士が2人で遊ぶシーンなんだとか。「懐かしい気持ちになりますし、暗闇で光る蛍光ペンキで遊んだり、凧揚げしたりする2人の姿を見てとても微笑ましくて、心が温かくなりました」。宮野さんが語ったように、観賞した多くの人から感動の声が続々と上がる本作。子ども向けのアニメーション映画という枠を超えて、普段頑張るオトナたちが、日頃忘れがちな大切なものを思い出せる映画として注目を集めるが、宮野さんも、いつも頑張る“オトナ女子”たちに本作を見て欲しいという。「いつも頑張っているオトナ女子には、ぴったりな映画だと思います。無理に大人になろう、しっかりしようと思いすぎずに、素直に泣いたり笑ったりするのもいい大人だと気づかせてくれる作品です。心温まりたいアナタ…是非この映画に触れてみて下さい」と、オトナ女子へエールを送りつつ本作をアピールした。宮野さんが「悲しさも含みつつ、とにかく間抜けでひ弱な男を(笑)、楽しく演じさせていただきました」と収録の感想を語る役とは一体どんな役なのか?答えはぜひ劇場で確かめて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月30日9歳の女の子と、かつて飛行機のりだった老人を主人公に、『星の王子さま』のその後を描く映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』が公開されている。本作で主人公の声を演じたのは、マッケンジー・フォイ(オリジナル版)と鈴木梨央(日本語吹替え版)。話題作に出演し注目を集めるふたりが、第68回カンヌ映画祭に参加した際の対談が公開された。その他の写真ふたりが演じたのは、名門校への入学を目指し、友達をつくる時間も惜しんで一生懸命に勉強ばかりしている女の子。彼女は、紙飛行機をきっかけに隣に住む風変わりなおじいさんと友だちになり、砂漠で出会った“小さな王子”の話を聞く。クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』では主人公の娘役を演じたフォイ(15歳)と、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で主人公の幼少期を演じた鈴木(10歳)。お互いの第一印象は「とても、とても可愛いと思いました。本当に優しい気持ちを持った素敵な人で、私が日本語を話せないのが残念に思えました」とフォイ。「すごい綺麗な方で、憧れます」と鈴木が語ると、フォイは少し照れながら思わず鈴木を抱きしめた。本作では豪華俳優陣たちと肩を並べ、様々な感情で声だけで細やかに表現したふたり。アフレコ収録についてフォイが「自分の体や、表情で表現できないから、感情をどのように伝えるかが難しかった」と振り返ると、鈴木は「アニメの口の動きに合わせてセリフを言うのがとても大変でした。特にささやくシーンは、小さい声でもはっきりと発音しなければならなかったので難しかったです」と話し、フォイも「ささやくんだけど、本当は違うという感じが難しかったよね」とうなずいた。『星の王子さま』には“大切なことは、目には見えないんだ”という名フレーズが登場するが、フォイは見えない大切なものについて「私にとっては愛かな。この作品でも描かれているけど、自分がいなくなる、また、周りの誰かがいなくなったとしても、愛があれば心の中に残るからです」と言い、鈴木は「努力です。自分が努力をし続けていけば素敵な人たちに巡り会えるからです」と語った。『リトルプリンス 星の王子さまと私』公開中
2015年11月25日不朽の名作「星の王子さま」のその後を描き、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。読むたびに印象を変え、発見を与える物語を受け継ぐ本作で、主人公の女の子を悩ませるのは「どんな大人になりたいか?」という簡単そうに見えて、とても難しい質問。女の子だけでなく、いまの大人たちをも悩ませるこの大切な命題に迫った。原作の母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本でも、吹替版に鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が顔を揃え、その吹替版主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、話題を呼んでいる本作。名門校への入学を目指し、友達をつくる時間も惜しんで一生懸命に勉強ばかりしていた女の子が、隣人の老飛行士が語る「星の王子さま」の物語と出会い、少しずつ成長していくストーリーとなっている。ある日、お母さんとともに挑んだ名門校のお受験の面接にて、“運命の質問”をされる女の子。2人は受験の出口調査で知り得た「君は我が校にふさわしいか」という質問の答えを用意し、準備万端のつもりだった。しかし、面接官から問われたのは、「君はどんな大人になりたい?」という質問。女の子は、準備していた答えをつい口にしてしまうが、自身の間違いに気づくとパニックを起こしてしまう。実は、女の子とお母さんが面接の順番を待つ廊下にはポスターが貼ってあり、そこには「どんな大人になりたい?」という質問に、男の子が「大切な人」と答える絵が描かれていて…。「どんな大人になりたい?」と問われても、飛行士から語られ、女の子が想像をめぐらす「星の王子さま」のお話で王子が出会うのは、どうにも“奇妙な大人”たちばかり。■「忙しい」が口癖。所有したがるビジネスマン夜空に浮かぶ星を所有したがる彼は、ひたすら星を数えている。王子になぜ星を集めるのかと尋ねられると、「金持ちになれる」と彼は言う。何のために金持ちになるのかと尋ねられると「もっと星を買える。お金があればなんでもできる」。仕事やお金が一番大切と考える大人の象徴として描かれている。■褒められたがりのうぬぼれ男大きな帽子をかぶったうぬぼれ男は、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる大人。帽子をとってお辞儀をするためだけに、帽子を被るような間抜けな男だ。「この星で一番、ハンサムで~」という自慢を王子にするが、「この星には君しかいないよ?」とひと言、言われてしまう。誰にでも褒められたい気持ちはあるとはいえ、それが行き過ぎた、賞賛の言葉しか耳に入らない大人の象徴となっている。■支配したいだけの王様自分の体面を保つこと、誰かを従わせることが大好きな王様は、いまにも頭から落ちそうな大きな王冠をかぶり、椅子にふんぞり返っている。王子に夕日が見たいとせがまれると「状況が整ったら」と答えるだけ。自分の権力が絶対と思い込み、人々に尊敬されたいという支配欲にまみれた大人の象徴だ。そんな本作を、ひと足先に鑑賞した漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「映画を観て再発見したのは、バラもうぬぼれ男もビジネスマンも自分の中にいる人格だということ。リトルプリンスの物語は、内側の小宇宙へのトリップだったと気付きました」とコメントする。また、日本語吹き替え版でうぬぼれ男を担当した大木さんは、「大人が見ても『はっ』とさせられるセリフがたくさんちりばめられている作品」と語り、試写会来場者からも、「自分にも(劇中の)女の子みたいな時代があった」「大人になるってなんなのか、色々考えさせられた」「最近仕事に疲れていたせいか、心が洗われた気がした」「昔、心動かされた気持ちを忘れずに大人になりたいと思う」という感想が続々と寄せられている。「将来、何の仕事に就きたいか、あなたの夢は?」と、子どものころ尋ねられたことのある人も多いはず。女の子が問われた「どんな大人になりたいか?」という質問は、さまざまなことを経験し、いろいろな人に出会ってきたはずの大人にも、「自分はどんなふうに生きたいのか」「自分にとって何が大切なのか」を改めて気づかせてくれることだろう。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月20日サン=テグジュペリ著の「星の王子さま」を初めて映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』と日本橋高島屋がコラボし開催される「リトルプリンス星の王子さまと私」展が11月19日(木)、同8階特設会場で開幕した。マーク・オズボーン監督公認による日本初の展覧会で、映画制作の舞台裏が分かるメイキング映像をはじめ、ストップモーション・アニメーション手法で実際に使われたパペット人形など、ほとんどが日本初公開となる100点以上のアートワークが展示されている。オープニングセレモニーには来日中のオズボーン監督をはじめ、日本語版吹き替えを務めるビビる大木、タレントでかつて「星の王子様」の朗読劇を披露したこともある松井玲奈が出席。オズボーン監督は「撮影中はバラバラだったピースが、こうして一堂に会するのは本当に感動的。映画の生まれる過程、そしてスタッフの愛情を感じてもらえれば」と感無量の面持ちだった。今回“うぬぼれ男”を演じ、声優に初挑戦した大木さんも「時間をかけて、妥協せずにキャラクターに命を吹き込む作業を知ることができる」と展示に大感激。この日は劇中キャラそっくりの鮮やかな衣装で登場し、オズボーン監督から「アメイジング!でもあんまり褒めると、うぬぼれちゃうかな(笑)」とイジられる場面も。現在は、第1子となる生後3か月の女の子のパパであり「いまはまだわからないかもしれないけど、小学生になったら見せたい」と目を細め、「育児もやってますよ。育児を通して、成長した大木の姿も見てもらえるはず」と胸を張った。「原作に加えて、新しいストーリーが広がっている」と映画を気に入った様子の松井さんは、「好きな男性のタイプは星の王子さま。 すごくピュアな心を持っているから」と明かし、「周りに?いないですねえ…」と話していた。本展は東京を皮切りに神奈川、大阪、京都を巡回。日本橋高島屋での開催は、12月1日(火)まで。『リトルプリンス星の王子さまと私』は、11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月19日