2015年5月29日(現地時間)、Microsoftは高速リングを選択しているユーザー向けに最新ビルド10130をリリースした。別記事で述べたようにWindows 10の開発は7月中旬に終える見込みだが、実質的な6月版となる本ビルドは、アイコンデザインの変更やアプリケーションの動作改善、一部UIに関する改良を加えている。特にアイコンデザインはフラットデザインを目指したビルド10122以前と異なるのが特徴的だ。それではいつもどおり前ビルドと見比べて異なる点を紹介しよう。○アイコンデザインを刷新昨今のUIトレンドはフラットデザインと言われてきた。それまでの立体感を持たせた現実世界的なスキューモーフィズム・デザインからフラットデザインに変更したのは、Windows 8のモダンUIである。だが、モダンUIと旧来のデスクトップを融合せたWindows 10が、両者を両立させることは難しい。そのため、デスクトップアイコンもフラットデザインをベースにした簡素なアイコンを採用してきたことは、本レビューをご覧になってきた方ならご承知のとおりだろう。しかし以前からの噂どおりビルド10130は、そのアイコンデザインを一新させた。そもそもWindowsフィードバックを眺めてみると、"中途半端なデザイン""美しくない"と手厳しい意見が多い。筆者もカートゥーン的なアイコンにはいつまでも慣れず、一抹の不安を感じてきた。OSG(Operating Systems Group)Data and FundamentalsチームのGabriel Aul氏もビルド10130リリースを伝える公式ブログで「以前のプレビュービルドはあまりにもフラットすぎて豊かさに欠けていた」と反省し、スイスのグラフィックデザイン、ドイツのプロダクトデザインを調査して一貫したデザインに更新したと述べている。上図はWindows 8.1/Windows 10ビルド10122以前/同ビルド10130のドライブアイコン及びユーザーアイコンを並べたものだ。ご覧になるとWindows 10はドロップシャドウの削除やオーバーレイアイコンのデザイン変更を行ったことに改めて気付かされる。また、ビルド10130のユーザーフォルダーはWindows 8.1のデザインを模しながらフラットデザイン風にアレンジしたことに気付くはずだ。開発スケジュールを鑑みるとアイコンデザインはこれで決定すると思われるが、7月中旬の開発完了を前提にすると、開発チームにはあと90日ほど残されている。Aul氏は「デスクトップとモバイル上のモノラインスタイルアイコンのバランスを取りながら提供する」と述べており、開発終了までは何らかの変更が加わるかもしれない。○カスタマイズ可能になったスタートメニュースタートメニューに関する設定が可能になったのも本ビルドが備える特徴の1つだ。「設定」の「パーソナル設定\スタート」は文字どおりスタートメニューに関する設定項目を集めたものだが、ビルド10122は「一覧のカスタマイズ」を強制的にグレーアウトし、ユーザーに設定の変更を許していない。その理由は不明だが、ビルド10130は"おすすめアプリやコンテンツ"を推奨する機能やアプリケーション使用履歴、グループ表示の有無を制御できる。なお、何度か再サインインを繰り返してみたが、リコメンドメッセージは確認できなかった。また、Windows 7における「[スタート]メニューのカスタマイズ」ダイアログに相当する「一覧のカスタマイズ」が使用可能になったのも本ビルドから。こちらはスタートメニューの左下に"エクスプローラー"や"設定"、"(電源の)オン/オフ"といった項目の表示/非表示を切り替える設定である。ただし、ビルド10122からアップデートした環境では、各アイコンが消えてしまうバグが残っているため、「一覧のカスタマイズ」から設定を変更してからWindows 10へ再サインインするとよい。これで同項目による設定内容はリアルタイムで反映される。○ジャンプリストとMicrosoft Edgeなどの改善Aul氏が「ジャンプリストのUIを洗練した」と述べているように配色をタスクバーと連動するものに変更した。下図に並べた画像を拡大するとタスクバーとジャンプリストの配色はほぼ同じく、一貫した印象を持つことができる。しかし、「設定」の「パーソナル設定\色」にある「スタート、タスクバー、アクションセンターを透明にする」とは連動しない。同項目のスイッチをオフした状態でジャンプリストを開くと、配色が異なっていることに気付くだろう。もちろんすべてが連動すればよい訳でもなく、フラットデザインはレイヤーの上下関係が分かりにくくなるため、ジャンプリストの配色は固定でも構わないように思えてきた。ベンチマークの好結果で期待を集めるMicrosoft Edgeにも改善が加わり、お気に入りなどを管理する"ハブ"のピン留め機能や印刷機能の向上などがポイントだ。主にフィードバックを受けてのマイナーチェンジだが、他にもフルスクリーンビデオ視聴のため全画面表示の改善も加わったとAul氏は説明している。仮想デスクトップ使用時におけるタスクバーの動作に関して、Microsoftは4月ビルドの時点で、タスクバーに表示するボタンを使用中のデスクトップに限定(="フィルター済みタスクバー")するのか、それとも仮想デスクトップを含めるすべてを対象にする(="グローバルタスクバー")のかユーザーに投票を求めていた。その結果は全体を表示するグローバルタスクバーとフィルター済みタスクバーの満足度スコアは3.8対4.2。その結果「設定」の「システム\マルチタスク」に並ぶ「タスクバーに次の場所で開いているウィンドウを表示する」の既定値は「使用中のデスクトップのみ」としたとAul氏は説明している。もっともこれらの設定は同箇所から自由に変更できるため、特に気にする必要はないだろう。○本ビルドから加わったゲームバーと新仮想プリンターその他にもAul氏は[Ctrl]+[C]キーでCortanaが呼び出せる機能をアピールしているが、同昨日はビルド10122も備えている。もっとも表示言語を日本語にしている場合、Cortanaは使用できず、ビルド10130では同ショートカットキー自体が動作しなくなっていた。これは誤操作を避けるための処置と思われる。以前のビルドで同ショートカットキーを誤って押した際、Cortanaが使用するサーバーへのアクセスが発生していたため、個人的にはありがたい改善だ。ただし、検索ボックスにフォーカスを移動する[Win]+[Q]キーも動作しなくなったため、一時的なものかもしれない。ショートカットキーと言えば、GDC(Game Developers Conference)2015で発表した[Win]+[G]キーの動作をようやく確認できた。下図に示した「ゲームバー」は左から「Xbox」アプリの呼び出し、ゲームのバックグラウンド録画、スクリーンショットの作成、録画の即時開始、設定とボタンが並ぶ。もっとも現時点では未完成らしく、録画機能はいずれも動作しない。スクリーンショットの作成は成功を示すトースト通知が現れるものの、「Xbox」アプリが正常に起動しないため確認できなかった。些末(さまつ)な部分では、仮想プリンターがこれまでの「Print as a PDF」から「Microsoft Print to PDF」に改称……いや、新たな仮想プリンターが加わっている。Aul氏も「以前の"Print as a PDF"は削除して構わない」と述べているとおり、古い仮想プリンターは削除しておこう。ところで上図をご覧になると思い出すように、MicrosoftはXPS(XML Paper Specification)をPDFのライバル電子フォーマットとしてプッシュし、2009年6月には国際標準規格にもなったが、あまり目立った形跡を見付けられないのが現状だ。Microsoft自身の方針変換というよりビジネスモデルの変革を踏まえ、個別のフォーマットにこだわっている場合ではないのかもしれない。○ビルド10130の不明確な動作Aul氏が公式ブログで述べているように、ビルド10130はいくつか既知の問題が存在する。Wi-Fi接続に失敗する場合はPCの再起動を推奨し、タスクバーからのフライアウト(=ポップアップ)失敗や「メール」のハングアップやバックグラウンド同期ミスは、更新プログラムで対応するそうだ。筆者が本ビルドに触れて気付いたのは、先のフライアウトが失敗する際はほぼエクスプローラーがハングアウトしているケースである。例えばスタートメニューやアクションセンターが現れない際、Windows 10に再サインインすると必ずと言ってよいほど、Explorer.exeがハングアップしていることを確認した。また、ビルド10122まで使用できたPIN(暗証番号)によるサインインオプションが選択できず、パスワードによるサインインを強制されるのも本ビルドで出くわした不具合の1つ。こちらは「アカウント\サインインオプション」に「Windows Hello」を追加する際に何らかのコードが加わったため、誤動作を起こしているのだろう。このようにビルド10130は高速リングで提供していることからも分かるように、不安定なプレビュービルドである。もっともAul氏は「ビルド10130がよさそうな場合は低速リング及びISOリリースする」と述べていることから、いずれの問題も簡単に改善するのだろう。Windows Insider Program参加者はこれらの問題を踏まえて、低速リングにとどまるか高速リングを選択するか判断してほしい。阿久津良和(Cactus)
2015年06月01日1992年公開の同名映画で知られる『ア・フュー・グッドメン』が、鈴木勝秀演出により日本オリジナル版で上演される。米海兵隊基地で起きた殺人事件をめぐるサスペンス法廷劇。演出の鈴木は「改めて観ると、今の時代に非常にマッチした題材。キューバとの国交正常化が動いていたり、米軍内の他の問題や、今後の日本の話含め、よりリアルに感じられるのでは」と語る。舞台『ア・フュー・グッドメン』チケット情報キャストには注目の俳優たちが顔を揃えた。映画版ではトム・クルーズが演じた主役のキャフィ中佐は、今作が初主演舞台となる淵上泰史。「最初お話をいただいて鈴木さんとお話するまで、どの役をするか聞いてなかったんです。鈴木さんのお話を聞く中で、『あれ?トム・クルーズの役……って事は・・・・・・?』と。とりあえず、一度部屋の窓から外を見ました、落ち着くために(笑)」(淵上)。思わぬ大役に動揺したものの、「断る理由は何ひとつないですし俳優として勝負しなければ、という気持ち」から快諾。鈴木はそんな淵上に「僕が演劇において重要視しているのが声。お会いして声を聞いて、大丈夫だと直感した」と太鼓判を押す。キャフィと対峙することになるジェセップ大佐役は、鈴木が全幅の信頼を寄せる田口トモロヲ。映画版ではジャック・ニコルソンが演じた役だ。「映画を昔観た時、ジャック・ニコルソンがやりたい放題やっていて突出していた印象が強かった。役者として勝負、じゃないですけど(笑)あんなに印象的な先代がいるのに、なおかつこれをどう料理するか……それは大変なことで。でもスズカツだったらなにか勝算というか面白さを見出して僕をチョイスしてくれたんだろうなと。ジェセップは権力の象徴とも言える役なので、今だからこそできるものを演じたい」(田口)鈴木が感じるこの作品の魅力は、時代との親和性だけではない。「人間の歴史の中で常に存在する対立概念、正義と悪、戦争と平和。でもそれは結局、人間の存在そのものが、その矛盾する概念を内包している、ということなんですよね。だから、普遍的なテーマとしてあらゆる作家が取り上げる。今回の作品を観た人にどういう回答を出して欲しいか、というのは少なくとも僕にはない。でもこういう出来事があり、これを演劇や映画にした人が居る。その事実は面白いと思うんです。人間の矛盾した部分を観るのは嫌なことでもあるけど、同時に面白さでもある。そこを感じていただけたら」(鈴木)公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。取材・文:川口有紀
2015年05月22日米Microsoftは5月20日(現地時間)、Windowsインサイダープログラム参加者に「Windows 10 Insider Preview」のビルド10122の提供を開始した。今回のビルドリリースはFastリング設定ユーザー向けになっている。ブラウザ「Microsoft Edge」 (ビルド10122での名称はProject Spartanのまま)がAMDのGPUで頻繁にクラッシュする問題が確認されており、ビルド10122へのアップデートを避けたい場合はWindows Updateの設定をSlowリングに変更するように呼びかけている。ビルド10122では、スタート、Continuum、Edgeブラウザ、ファイルの関連付けなどが改善されている。スタートメニューはファイルエクスプローラと設定が左下に移動し、電源オプションや全てのアプリと釣り合いが取れるデザインになった。またスタートメニューとスタートスクリーンの切り替えを、パーソナル設定に設けたスタート設定に移した。これはタブレットモードへの切り替えと間違うユーザーがいたためだが、混乱を解消しただけではなく、レイアウトの変更によってスタート全体がすっきりとして分かりやすくなった。Continuumは、タブレットモードに移った時に左側のペインが左上のアイコンをクリックした時に現れるように変更された。またスタートのタイルが大きくなっている。Edgeは、JavaScriptエンジン「Chakra」が最新版に更新されており、Octane 2.0、Jet Streamといった64ビットブラウザのベンチマークで競合ブラウザを上回る性能を発揮するという。また開発者カンファレンスBuild 2015(4月29日-5月1日)の基調講演でデモを披露した「新しいタブページ」を備える。トップサイト、MSNからのコンテンツなどが並び、新しいタブページの内容は設定からカスタマイズすることも可能だ。これらのほか、InPrivateモード、スタートへのピン留め、履歴表示、新しいリーディングビュー・アイコン、タブのオーディオインジケータなどが実装されている。ファイルの種類に対して開くアプリを選択したり、デフォルトに設定するのがWindows 8.1ではクラシックWindowsアプリ(Win32)のみ可能で、Windows Storeアプリについてはバナーでの通知のみになっていた。ビルド10122ではこの違いを無くし、クラシックWindowsアプリとユニバーサルWindowsアプリの両方を同じ画面で選択またはデフォルトに設定できるようにした。
2015年05月22日2015年5月20日(現地時間)、Microsoftは高速リングを選択しているユーザー向けに最新ビルド10122をリリースした。今夏リリースを目前にしたWindows 10にとって、残り時間は少ない。そのような状況下でリリースした本ビルドは、バグフィックスを中心に調整や安定性の向上、更なる研磨を目標にしている。そのため目立った変更点は多くないが、前ビルド10074と比較し、変更点をピックアップして紹介しよう。○既定アプリケーションの確認ロジックを変更筆者は当初「5月のプレビューリリースはない」と思い込んでいた。前回紹介したように、4月22日(現地時間)にビルド10061、4月29日(現地時間)にビルド10074をリリースしたからである。もっともこのタイミングで新機能を試すような試みは少なく、OSG(Operating Systems Group)Data and FundamentalsチームのGabriel Aul氏も公式ブログで述べているとおり、調整や安定性の向上といったブラッシュアップが中心だ。それでは変更ポイントを1つずつ見ていこう。これまでのWindows OSにもあった既定のアプリケーションを選択する処理に変更が加わっている。Windows 8.1上のデスクトップアプリは、既定アプリケーションの確認を求めるプロンプトを呼び出すことができるものの、Windows app(Windowsストアアプリ)は不可能だったという。例えば「ストア」からAdobe Photoshop Expressなどフォトレタッチアプリケーションをインストールした後に、JPEG形式ファイルを開くと下図に示したアプリケーションの確認を求めるアプリケーションが現れるという仕組みだ。Aul氏は本仕様がデスクトップアプリとWindows Appの垣根をなくす意味があると同時に、古いデスクトップアプリとの互換性に労力をつぎ込んだと述べている。新たな仕様に合致しないデスクトップアプリをインストールした際は、「システム\既定のアプリ」から変更をうながすプロンプトを表示する仕組みが加わった。○新たなタブから次のWebページにアクセスする「Microsoft Edge」本ビルドのリリースにあたっては大きな問題が残っている。それはAMD製GPUを搭載しているPCでは、Microsoft Edge使用時にクラッシュするバグが潜んでいるのだ。Aul氏はデバイスドライバーを1週間程度で改善し、Windows Update経由で配布する予定と述べている。更にリリース直前にはTwitterで、ビルド10122をリリースすべきか否かアンケートを行っていた。前ビルドを試した方ならご承知のとおり、Microsoft Edgeの名称で使用可能になったのはビルド10122から。劇的な変化はないものの、各所に使い勝手を向上させる改善は加わっている。例えば、Internet Explorerシリーズにあったアドレスバーを選択するショートカットキー([Ctrl]+[L]キー及び[Alt]+[D]キー)を復活させ、新たなタブを開くとピン留めしたWebサイト(サジェステッドコンテンツ)や、MSNニュースのコンテンツ(トップサイト)が現れる仕組みを加えていた。また<他の操作>ボタン(3点リーダーで示されたアイコン)を押すと現れる項目にも変化が生じている。下図はProject Edge(0.11.10074.0)とMicrosoft Edge(13.10122.0.0)のメニューだが、ひと目で項目が増えたことを確認できるはずだ。<Hub>はお気に入りやリーディングリストといった<Hub>ボタンを押した時に現れるメニューを開き、<Make a Web Note>はMicrosoft Edgeで開いたページにメモを書き込み、共有操作などを行う<Webノートの作成>ボタンと同等。<新しいウィンドウ>や<スタート画面にピン留め>は、Internet Explorer 11の機能をそのままインポートしたと考えて構わないだろう。<設定>にも本改善に伴う項目が加わっていた。例えば「起動時に開くページ」は新たに<New tab page>を追加し、「Open new tabs with」のドロップダウンリストからは新規タブに表示するコンテンツをトップサイト&サジェステッドコンテンツ、トップサイトのみ、空白ページの3つから選択できる。○バックアップ機能を再搭載?既にビルド10122を試した方はお気付きのとおり、開発チームのブラッシュアップはスタートメニューなど各所で確認できた。例えばスタートメニューを開くと、<エクスプローラー>と<設定>がメニュー項目の下部に移動し、誤訳の<仕事率>も<オン/オフ>に変更している。その一方で<ドキュメント>を削除しているが、こちらの取捨選択を行う設定項目は見つからなかった。また、スタートメニューを全画面表示に切り替える<スタートメニューを展開>ボタンも取り除いている。その全画面表示の有無は「設定」の「パーソナル設定\スタート」に並ぶ、<デスクトップで全画面表示のスタート画面を使う>で制御可能。ただし、ビルド10074のようにデスクトップを残して全画面表示するスタートメニューではなく、タブレットモードに切り替えた際のスタート画面が現れる仕組みだった。なお、ハイライトカラーが明るくなったのも本ビルドが備える特徴の1つ。下図のようにスイッチオン時は着色するため、全体的に設定状況が分かりやすくなかった。「設定」の項目を徒然(つれづれ)と眺めていると「更新とセキュリティ」にも変更が加わっている。なかでも「バックアップ」には「Windows 7からファイルを復元します」というカテゴリーが加わり、Windows 7のバックアップ機能で作成したデータからの復元をサポートする「バックアップと復元(Windows 7)」の起動が可能になった。名称からも分かるようにWindows 7のバックアップ機能を復元したものだが、バックアップ設定を行うとシステムイメージの作成を行うフルバックアップの設定も行える。ご承知のとおりWindows 8.xはこれらの機能を"基本的"に削除していたため、定期的なシステムバックアップを必要とするユーザーには朗報だ。「更新とセキュリティ」は以前のビルドから存在した「開発者向け」を選択してもハングアップせず、開発者向け機能の選択が行える。「アプリのサイドロード」はストアを経由せず社内のみなど限られた環境でアプリケーションの開発やインストール環境を提供するモード。「開発者モード」はデバイスドライバーやソフトウェア開発者向けの設定だが、いずれもデバイス情報や個人データを送信するセキュリティリスクの確認をうながされる。「更新とセキュリティ\Windows Update」の<詳細オプション>には、<アップグレードを延期する>という項目が新たに加わった。リンク先のヘルプページは未設置だったため、詳しい動作を確認するに至らなかったが、Windows 8.1からWindows 10の様なメジャーレベルのアップグレードに適用されるのではないだろうか。なお、Microsoft Igniteで詳細を発表したWindows Update for Businessに関する設定項目は見当たらなかった。そして重箱の隅をつつく様で恐縮だが、エクスプローラーのコンテキストメニューには気になる項目名が加わった。前ビルドは<OneDriveのリンクを共有する>と直感的な項目名だったが、本ビルドでは<キョウユウOneDriveのリンクを共有する>と不要な語句が残っている。<その他のOneDrive共有オプション>も<タキョウユウその他のOneDrive共有オプション>といった具合だ。スタートメニューの<仕事率>はご愛敬(あいきょう)といえるものの、今回のケアレスミスは正直頂けない。もちろん動作に支障が生じる訳もなく、今後のビルドで改善するはずだが、少々げんなりしてしまった。最後にビルド10122で加わった修正ポイントと既知の問題について報告しよう。本ビルドでは、GPU用デバイスドライバーが原因で発生していたWindows Updateのエラー0x80070103を改善や、IPv4プロパティを変更できなかった問題を改善。また、高DPIディスプレイ上でのフォントレンダリングの調整や、メール/カレンダー/ピープル/天気/マネーといったWindows appを更新している。既知の問題だが、以前のプレビュー版からアップデートした場合、一部のPCで0x80070057などのエラーが発生する。デバイスドライバーのセットアップ情報(.inf)ファイルが原因。システムファイル及びデバイスドライバーのクリーンアップを行い、不要な周辺機器をデバイスマネージャーから削除した後、再アップデートを試してほしいとAul氏は述べている。筆者は問題なくビルド10074からビルド10122にアップデートできたが、同様の問題が発生したISOダウンロードページから新規インストールした方が早いだろう。なお、執筆時点でビルド10122の日本語版ISOファイルは公開していなかった。また、Cortanaの音声に不具合が発生するが、現時点でCortanaは日本語をサポートしていないため、大きな問題とはいない。Aul氏はWindows 10リリース以降もInside Preview参加者に開発協力を求め、多くのフィードバックを求めている。既にプレビュー版をお使いの方は「Inside Hub」や「Windowsフィードバック」を使って気になる箇所を報告すれば、より使いやすいWindows 10が生まれるだろう。今夏リリースまで残り2カ月程度だが、6月のプレビューリリースでどのように変化するのか期待したい。阿久津良和(Cactus)
2015年05月21日米Microsoftは4月29日(現地時間)、Windowsインサイダープログラム参加者に「Windows 10 Insider Preview」のビルド10074の提供を開始した。開発者カンファレンス「Build 2015」で発表した内容も含む最新ビルドで、全ての技術プレビュー版ユーザーにアップデートが提供され、ISO版も用意されている。このビルドから「Technical Preview」だった名称が、インサイダープログラム参加者向けであることを示した「Insider Preview」に改められた。ビルド10074は主にユーザー体験(UX)を改善したビルドになっている。たとえばライブタイルのアニメーションが刷新され、動作や安定性も向上している。デジタルアシスタント「Cortana」もスタートとの融合が図られ、スタートでアプリを検索するとCortanaがシームレスに検索を引き継いで結果を示す。またスプリット表示を用いた操作が加えられ、Cortanaの左側から「Reminders」や「Notebook」などCortanaの主な機能にすばやくアクセスできる。デバイスの使い方に応じてユーザーインターフェイスを切り換える「Continuum」のUXも改善された。タブレットにおいてタブレットモードでアプリケーションを閉じた時に、デスクトップではなく、スタート画面に戻るように変わった。またマルチタスク機能で、スナップ中にウィンドウを閉じられるようになった。インサイダーメンバーからWindows 7の透過効果「Aero Glass」を求める声が多数寄せられており、ビルド10074でA/Bテストを実施する。半数のスタートメニューとタスクバーにすりガラスのようなブラー効果が施され、残る半数は通常の透過率のままだ。インサイダーからのフィードバックを元に採用を判断する。これらのほか、DPIの異なるマルチディスプレイのサポートを改善、Windows標準サウンドを刷新し、Music PreviewアプリとVideo Previewアプリ、Xboxアプリをアップデートした。技術プレビュー版は、Windows 8.1で提供されている「Windows Store」と、Windows 10向けの「Windows Store Beta」を搭載するが、これまでグレー色だったWindows Store Betaのタイルがブルーに変更された。新たにXbox Liveゲームが動作するようになり、アプリ内購入も利用できる。Windows 8.1で動作するPCのWindows Storeで購入したアプリがWindows Store Betaに表示されるようになり、その逆も実現している。
2015年05月01日初登場伊藤カレンちゃんのアレンジメイクは急なお呼ばれでも5分でできるパーティーガールメイク♪アイメイクはいつもより濃いシャドウをプラスして目元を強調させたよ!簡単に華やかになれちゃうので参考にしてね。メイクのコツ・ポイント濃いシャドウを瞼のくぼみに入れるとホリが深く見えるよ。唇は大きく見えないようにベージュのリップで外側をぼかす。このメイク動画のノーカット版と使用コスメ詳細を見る
2015年04月26日米Microsoftは4月22日(現地時間)、Windowsインサイダープログラム参加者に「Windows 10 Technical Preview」のビルド10061の提供を開始した。新しいメールアプリ/カレンダーアプリを搭載、様々な機能の改善や不具合の修正が行われている。新しいメールとカレンダーによってパフォーマンスが改善され、すばやくメールとカレンダーを切り換えられる。 メールアプリは3ペイン構成のユーザーインターフェイスになっている。カスタマイズ可能なスワイプジェスチャーをサポートし、削除、フラグ、移動、未読/既読の変更などを左右のスワイプに割り当てられる。またWordの編集機能のようなリッチなメール作成機能を備え、テーブルや写真の挿入、テキストの装飾を簡単に行えるようになった。メールとカレンダーともに、Office 365、Exchange、Outlook.com、Gmail、IMAP、POPなどメールサービスを幅広くサポートする。スタートメニューとタスクバーに透過効果が用いられ、Startメニューのリサイズが可能になった。ほかにも、Startメニュー、タスクバー、アクションセンターに黒のシステムテーマを追加。デスクトップの背景から基本色を自動的に取得するオートカラーのサポートが有効になった。タブレット向けにタスクバーのデザインが改良され、Startボタン、Cortana、タスクビューボタン、通知エリアのアイテムなどがタッチで操作しやすくなった。またタブレットモードで起動するように設定できるようになり、10インチ以下のタブレットではデフォルト設定になる。このビルドで、作成できる仮想デスクトップ数の制限が無くなった。ディスプレイの表示の限界に達したら、作成した仮想デスクトップの1つにアクセスさせるようになっている。ビルド10061は22日時点で、アップデート設定を「Fast」に設定しているWindows 10 Technical Previewに配信されている。「Slow」に設定しているWindows 10 Technical Previewユーザーにはビルド10049へのアップデートを提供せず、Fast設定ユーザーからのフィードバックを見ながらビルド10061をSlow設定ユーザーに拡大するか判断する。Slow設定ユーザーにビルド10049を提供しないのは言語パックに問題があったためで、すでにビルド10049をインストールしたFast設定ユーザーに対して、Microsoftはビルド10049の言語パックのインストールに関する問題を解決する方法の実行を推奨している。
2015年04月24日米Microsoftは4月10日(現地時間)、スマートフォンユーザー向けのWindows 10 Technical Previewの最新ビルドである「Build 10051」の提供を開始した。同ビルドには、3月末にPC向けWindows 10 TPのBuild 10049で初めて提供が行われた「Project Spartan」のWebブラウザが含まれており、スマートフォンでは初のSpartanを利用できるビルドとなる。このほかいくつかの新機能が含まれており、Windows Insiderアプリ経由または、すでにWindows 10 TPを導入しているユーザーは設定メニューから導入が可能。同社では2月上旬からWindows Phone 8.1端末を持つユーザー向けにスマートフォン版Windows 10 Technical Previewの提供を開始しており、Windows Insider Programに登録したユーザーを対象にWindows Insiderアプリを通じてWindows 10の開発中最新ビルドの導入が可能になっている。当初は対象となる端末が旧Nokia(現Microsoft Mobile)のLumiaシリーズ6機種と非常に限定的だったが、3月末にはやはりLumiaシリーズ36機種にまで一気に拡大しており、テスト可能な環境が増えた。今回提供が開始されたBuild 10051の対応機種は基本的に3月末公開のリストに則っており、唯一スケーリング表示で致命的なバグの見つかった「Lumia Icon」(米Verizon Wireless向けのハイエンド端末)の1機種を除く全35機種での利用が可能になっている。最大の特徴はWindows 10 Technical Preview for phonesとしては初の大型アップデートであり、Project Spartanを含む多くの新機能が加えられていることだ。ただしSpartanはデフォルトブラウザにはなっておらず、現在はまだIEとの併存状態であり、デフォルトブラウザとしての機能もIEが選択されている。またReading ViewやReading Listといった新機能もごく初期のバージョンであり、今後ブラッシュアップが行われていくと思われる。このほか、デフォルトで導入されているアプリ(メール、カレンダー、電話、メッセージ、Peopleなど)がすべて新バージョンとなっており、Windows 10 for PCとの共通化アプリである「ユニバーサルアプリ」と置き換えられている。特に地図アプリに関してはユニバーサルアプリ化により、現在Windows 8.1 for PCで提供されている標準の地図アプリと同等程度の機能が提供可能になる。Windows Phone 8.1の地図アプリは日本では利用できないため、これによりWindows Phone端末においても標準状態のまま日本で地図が利用可能になると考えられる。またLumia 1520のような6インチクラスの端末では、新しいアプリ切り替え機能により、現在動作中のアプリがグリッドの格子状で一覧表示され、複数のアプリの中から素早く目的のアプリを選択可能になった。
2015年04月13日2015年3月19日にWindows Update経由でリリースし、同月25日はISO形式ファイルの配布も始まったビルド10041を対象にレビューを重ねてきたが、早いもので5回を数える。そこでビルド10041に関してはひとまず今回を一区切りとし、最後もビルド9926と比較して改善・変更された箇所を中心に報告したい。○「設定」のピン留めはスタートメニューのタイルへ最初に第18回で触れた「設定」のピン留め機能だが、その後スタートメニューの動作を検証していたところ、タイルとして加わることが分かった。今回はこの件から報告したい。Windows 10テクニカルプレビュー ビルド10041の初期状態は多くのタイルがスタートメニュー内に並び、右端にはスクロールバーも用意しているが、スタートメニューの右上に並ぶ<展開/復元>ボタンをクリックしたところ、存在にようやく気付いたというのがことの次第である。ピン留めしたタイルは「設定」の中カテゴリと同じ名称を持ち、他のタイルと同じくドラッグ&ドロップで移動可能だ。ピン留めのオン/オフも可能で試しにタスクバーへのピン留め操作を行ってみたところ、確かにピン留めされるものの、中カテゴリがジャンプリストには加わらない。Windowsストアアプリがジャンプリスト機能をサポートしているのか確認してこなかったが、Windows 8.1でいくつかのアプリケーションを試したところ、ファイルのドラッグ&ドロップによるジャンプリストへの追加サポートしていないようだ。今後もデスクトップを中心に使うことを踏まえると、コントロールパネルの「最近使ったもの」のようにジャンプリストに対応できると便利ではないだろうか。そういえば、"Windowsストアアプリ"という名称もWindows 10ではなくなるようである。MicrosoftでDistinguished Engineerを勤めるDon Box氏のキーノートスピーチをChannel 9で視聴していると、これまで「メトロアプリ」や「Windowsストアアプリ」と呼んでいたものを「Windows App」と定義すると語っていた。これはブランド命名時のトラブルも関係している。MicrosoftがWindows 10デバイスプラットフォーム上で同一のアプリケーションが動作する「ユニバーサルアプリ」への移行を推しているのはご承知のとおり。この2つの要素が相まって、モダン/Windowsストア/ユニバーサルアプリと呼ばれるものはすべて "ウィンドウアプリ"、Win32ベースのデスクトップアプリは「Windows desktop application(デスクトップアプリのまま?)」となるようだ。○P2P機能で更新プログラムを更新可能……?それでは、このところ続けていた「設定」の項目チェックに取りかかろう。最後は「保守と管理」の「Windows Update」からたどれる「更新プログラムのダウンロード方法を選択する」という設定項目だ。画面に並ぶのは複数のソースから更新プログラムのダウンロードを許可するスイッチと、その対象として<ローカルネットワーク上のPC><ローカルネットワーク上のPCとインターネット上のPC>の2項目。冷静に考えればLAN上のWindows 10搭載PCから同種の更新プログラムを取得していないか確認し、Windows Updateサーバーから取得したハッシュ情報などを確認しつつ、外部とのトラフィック量の軽減する仕組みだと予想できる。問題は後者の"~インターネット上のPC"という部分だ。多くのユーザーは更新プログラムに改ざんが加わるリスクを考えてしまうだろうが、ハッシュ情報を始めとするファイルの整合性を確認する手法は多いため、さほど問題ではない。では、P2P(Peer to Peer)技術を用いているのかと問われれば、その可能性は高い。そもそもMicrosoftはWindows Vistaの時点でP2Pネットワークを実現するサービスを標準で組み込み、Windows XP時代もIPv6やP2P機能を追加する「Advanced Networking Pack for Windows XP」をリリースしていた。ちょうどその頃はIMクライアントにP2P機能を実装した「3°(Three Degrees)」のベータテストも行っている。ただし3°は、ビジネスモデルやビジョンを確立できなかったため、リリースには至っていない。他方でP2P技術はWCF(Windows Communication Foundation)の1つとして組み込まれ、現在はSharePoint Workspaceに改称したOffice Grooveの基本的技術として用いられていた。このような背景から更新プログラムの取得方法として、"~インターネット上のPC"として近くのPCから更新プログラム(全体もしくは1部)を取得するのだろう。ただ、約10年前から作ってきたP2P技術をそのまま使うのではなく、2013年にMicrosoftが取得したP2P技術でファイル転送サービスを行うPando Networksを買収しているため、こちらの技術を取り込んだ可能性も捨てがたい。いずれにせよ、P2P機能を有効にする場合、"ダウンロード可能な場合はアップロードする側に回る可能性"も同時に発生する。更新プログラムのアップロードは何ら問題はないものの、1日のアップロード量を制限するISPをお使いの場合、オンラインストレージの利用に続く問題が発生しそうだ。○マウス/タッチ操作で変化するUIここからはWindows 10テクニカルプレビュー ビルド10041の細かな変更点を確認していこう。例えばマウス操作時とタッチ操作時にUIが微妙に異なっていることに気付くだろうか。下図はWinHEC 2015の「Input Platform Enhancements for Windows 10」から抜粋したものだが、Windows 10はタッチ操作の改善を目指し、ペンや指で選択しやすくするサイズ調整機能を内包するという。もっともこれらはデスクトップ/タブレットモードによる差異のようだが、通常のデスクトップモードでもその違いは確認できる。お手元にWindows 10テクニカルプレビュー 10041がある読者はタスクバーボタンをマウスで右クリックした場合と、指で長押しした時の結果を見比べてほしい。コンテキストメニューの行間が大きくなることに気付くことだろう。Surface Proにインストールしたビルド10041で動作を確認してみたが、確かにタッチしやすさはWindows 8.1と段違いである。このような細かい改善はペンや精密タッチパッドにも加わるようだ。章を改めるまでもない細かい変更点は各所で見受けられる。例えば「ストア(ベータ)」にはアプリケーションやゲームといったカテゴリに「映画とテレビ」が加わり、RTM(製造工程版)リリース時は、動画コンテンツのレンタル/購入プロセスを「ビデオ」から移行させるつもりなのだろう。また、ドライブのダイアログを開くと使用状況を示す円グラフのサイズが小さくなっている。また、Windows 10が新Webブラウザー「Project Spartan(開発コード名)」と新HTMLレンダリングエンジン「Edge」を搭載することは既報のとおりだが、その一部機能をInternet Explorer 11で確認できる「Experimental Features(試験的な機能)」の設定項目も大幅に増えていた。詳しく述べていくとWindows 10の話から離れるため割愛するが、モダンWebへの対応は着々と進んでいるようだ。最後に本ビルド10041では確認できないが、今後を見据えた情報として「WDDM(Windows Display Driver Model) 2.0」に触れておこう。最初のアナウンスは2014年開催のBuild 2014のため目新しさはないものの、Direct3D 12 APIを利用に欠かせないため、Windows 10ではWDDM 2.0対応のビデオドライバーは必須となる(ちなみにビルド10041をIntel HDグラフィック4000上で動かした場合、WDDM 1.3のドライバーが組み込まれた)。上図はWinHEC2015のプレゼンテーション資料「Graphics Investments in Windows 10」から抜粋したものだが、ディスクリート(外部)GPUへのディスプレイ接続や、外部ディスプレイに出力する際のDPI/スケーリング調整をサポートするなど、"ちょっと気になる"部分の改善が各所に行われる予定だ。この辺りに関しては2015年5月からのBuild 2015で詳しく説明され、Windows 10の新ビルドで実際に試すことができるだろう。ビルド10041に関するレビューは今回でひとまずお開きにし、新ビルドが登場したあかつきには再び改善点などをご報告したい。阿久津良和(Cactus)
2015年03月30日米Microsoftは3月18日(現地時間)、Windowsインサイダープログラム参加者に「Windows 10 Technical Preview」のビルド10041の提供を開始した。最終版リリースを意識した機能を加えたテクニカルプレビュー版を1月にリリースして以来のアップデートだ。開発版のWindows 10をFastリングで受け取るように設定している場合は、Windows Updateを通じてビルド10041にアップデートされる。ISO版は、Fastリングのインサイダーの反応を見ながらリリースするSlowリングのタイミングで提供開始になる。ビルド10041では、仮想デスクトップのユーザーインターフェイスが改良され、ウインドウの移動が容易になった。これまでウインドウを右クリックしてコンテキストメニューから[移動]を選択していたが、ウインドウをドラッグして仮想デスクトップに移動できる。ウインドウをドラッグして「+」アイコンに持っていくと、ワンステップで新たに仮想デスクトップを作成し、そこにウインドウを移動できる。また、タスクバーの仮想デスクトップの表示が、動作しているアプリケーションに絞り込んだ表示をサポートする。最終的なデフォルト表示は、A/Bテストの結果やインサイダーからの意見を参考に決定する。ビルド9926でXAMLベースになったStartメニューのユーザーインターフェイスも改良された。透明なデザインをサポート。タッチUIで利用しやすいように全アプリ表示のボタンを改善し、全アプリからドラッグ&ドロップできるようにした。また、よく使うアプリのリストからStartメニューにPin留めできるようになった。通知領域からのネットワーク設定へのアクセスには、これまでWindows 8に近いネットワークペインが用いられていたが、より素早くネットワーク設定にアクセスできる新しいパネルが採用された。ワイヤレス接続の切り替えも簡単に行える。デジタルアシスタント機能Cortanaのサポート言語に、中国語、英語(UK)、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語が加わった。また、PhotosアプリがライブタイルでOneDriveの写真をサポートする。パフォーマンスと安定性も改善しており、RAW対応も進められている。Windows Feedbackアプリにフィードバックや提案を絞り込めるフィルター機能と「Me too」機能が設けられた。Me tooは検索結果に表示され、ユーザーが同意する提案や問題にMe tooを押すことで、フィードバックを作成するよりも簡単に意見を伝えられ、Me tooの数でフィードバックのトレンドを判断できる。
2015年03月19日東京ディズニーランド(千葉県浦安市)で今月21日より、プロジェクションマッピングを駆使したナイトエンターテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」を自宅で楽しめるグッズ「ハコビジョン(ワンス・アポン・ア・タイム)」(1,200円)を販売することが16日、明らかになった。「ワンス・アポン・ア・タイム」は、シンデレラ城にディズニー映画の名シーンが投影される、プロジェクションマッピングを駆使したナイトエンターテインメント。「ハコビジョン(ワンス・アポン・ア・タイム)」では、高さ約7cmの箱の中にシンデレラ城の立体的なフィギュアとクリアプレートをセットし、スマートフォンから専用の映像を投影することで、「ワンス・アポン・ア・タイム」の音楽と映像を再現することができる。投影映像は、実際のショーを編集した内容で、約10分。「グランドエンポーリアム」や「キングダム・トレジャー」などで販売する。なお、東京ディズニーランドでは、現在、内容の一部を大ヒット映画『アナと雪の女王』をイメージしたシーンに変更し、「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」として公演中。スペシャル版は当初3月20日までの予定だったが、7月7日まで公演期間を延長することが先日発表された。(C)Disney
2015年03月16日オリエンタルランドは3月21日、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)にて「ハコビジョン(ワンス・アポン・ア・タイム)」(税込1,200円)を発売する。同商品は、「ショーの感動をご自宅にも持ち帰り、幸せな気持ちになってほしい」という気持ちから開発されたという。東京ディズニーランドにて公演しているプロジェクションマッピング技術を取り入れたナイトエンターテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」を自宅でも楽しめるグッズとなる。同商品では、シンデレラ城のフィギュア1個・クリアプレート1枚・ステージボックス1箱がセットとなっている。高さ約7cmのステージボックスの中にシンデレラ城のフィギュアとクリアプレートをセットし、スマートフォンから専用の映像を投影することで、「ワンス・アポン・ア・タイム」の音楽と映像を再現することができるとのこと。同商品の販売店舗は、東京ディズニーランド内「グランドエンポーリアム」や「キングダム・トレジャー」など。なお、同商品の使用にはスマートフォンを使った「YouTube」での動画再生が必要となる。また、映像は7月7日まで公演予定の「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」のものではないとのこと。(C)Disney
2015年03月16日ブルーガール(blugirl)の15-16AWコレクションは、ブランドの根底にあるロマンティシズムと、それを打ち消すようなマニッシュさという2面性を打ち出したアイテムを披露した。ゆったりとしたボリュームのコートや、裾に広がるワイドパンツ、ダブルブレストジャケットやひざ下丈のスカートなど、身体のラインを覆うようなアイテムが登場。これらはグレンチェック、千鳥格子などクラシックな柄を用いた厚手のツイード、フェルトなどで仕立てられ一層メンズライクなムードをまとう。一方で、シルクやジョーゼットを用いた軽やかでフェミニンなアイテムも健在。フルーツや花、鳥などハッピーなモチーフが散りばめられた絵画のような素材は、裾長の清楚なワンピースや、チュニック、パニエドレス、チャイナ風ドレス、パンツスーツなど自由自在に変化し、華やかさとリズミカルな躍動感をもたらす。ワンピースの上からショート丈のノースリーブニットを合わせベルトでマークしたスタイルも今季の特徴。時によって様々な装いをすることが出来るという新たな可能性を見出したこれまでの枠組みを逸脱するコレクションとなった。
2015年03月12日橘公司氏によるライトノベルで、2013年のTVアニメ化された『デート・ア・ライブ』および2014年に放送された『デート・ア・ライブII』に登場する「五河琴里」が、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、2015年7月に発売されることが决定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,444円(税別)。2015年夏にはアニメーション映画『劇場版 デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』の公開も控えている『デート・ア・ライブ』。今回は、主人公・五河士道の義理の妹で第4の精霊でもある五河琴里が、炎と羽衣を纏った霊装姿で「ねんどろいど」化。『デート・ア・ライブ』シリーズの「ねんどろいど」としては、『夜刀神十香』『四糸乃』『時崎狂三』に続く立体化となる。『ねんどろいど 五河琴里』には、表情パーツに自信に溢れた「戦闘顔」や破壊衝動があらわになった「覚醒顔」を用意。オプションパーツには「戦斧:灼爛殲鬼(カマエル)」に加え、刃に装着可能な「炎エフェクトパーツ」、さらに「砲(メギド)形態」を再現したパーツも付属する。また「羽衣パーツ」に軟質素材を採用することで、自由なポージングが可能となっており、妹キャラでありながら雄々しい姿で顕現した琴里を楽しむことができる。原型制作はJUN(E.V.)が担当。商品価格は4,444円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年4月1日21:00。商品の発売および発送は、2015年7月を予定している。(C)2014 橘公司・つなこ/KADOKAWA富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2015年03月03日ドラマ「ゴシップガール」のキャストたちがパーティーで再会し、プチ同窓会を楽しんだようだ。「US Weekly」によると、2月22日(現地時間)、エルトン・ジョン主催のエイズ基金のパーティーにてミシェル・トラクテンバーグ、ジェシカ・ゾア、チェイス・クロフォードなどの出演者たちが集結した。目撃者によると、ミシェル・トラクテンバーグにカクテルを片手にジェシカ・ゾアが加わり、ブレイク・ライヴリーの母親を演じたケリー・ラザフォードが彼女たちと話している間、チェイス・クロフォードは女性ファンとの交流を楽しんでいたという。また、アグネス・アンドリュース役のウィラ・ホランドも挨拶して一緒に写真を撮っていたという。ケリー・ラザフォードから子どもの写真を見せられたジェシカ・ゾアが大興奮し、興味を持ったチェイス・クロフォードがケリーの肩の向こうから写真をチラ見する、という微笑ましい瞬間もあったようだ。ケリー・ラザフォードは自身のInstagramにキャストとの写真をアップし、「昨夜はこの素晴らしい人達(外見も中身も)に会えて幸せだったわ」とコメントを付け加えている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴシップガール [海外TVドラマ]TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc
2015年02月24日カーラ、タグ・ホイヤーの新アンバサダーに今最高のイットガールといえば、カーラ・デルヴィーニュだろう。日本での知名度はまだいまいちだが、トレンドに敏感な女性であれば、ソーシャルメディアで絶大な人気を誇る彼女を「知らない」ではすまされない。現代のクイーンと呼ぶにふさわしいカーラだが、その彼女がウォッチブランドのミューズになった。1月23日、LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンが発表したところによると、タグ・ホイヤーの新アンバサダーに選ばれたという。自由を楽しむミューズカーラはロンドン生まれのトップファッションモデルであり、女優であり、ミュージシャンでもある。現代のメディアジャングルを伸び伸び歩き回る彼女は、自由を楽しむアイコンとして世界中から注目されている。アンバサダーの就任パーティでは、カーラは輝きに満ちたキャットウォークを披露。トムボーイの表情で華麗にレッドカーペットを進み、ケージに入ったライオンと共演を果たした。タグ・ホイヤー本社CEOであるジャン-クロード・ビバーは、野性味にあふれながらもエレガントな彼女にピッタリの「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 レディ スティール&セラミック 」を贈り、彼女を絶賛し、タグ・ホイヤーファミリーとして迎え入れた。(画像はプレスリリースより)【参考】・タグ・ホイヤー WEBマガジン・LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパンのプレスリリース(PR TIMES)
2015年01月27日公開中の映画『ゴーン・ガール』の音楽をトレント・レズナーとアッティカス・ロスが手がけている。製作に際し、デイヴィッド・フィンチャー監督はふたりに“安心させてくれるような音楽”をリクエストしたという。妻の失踪からはじまるサスペンスフルな物語にふたりはどのような音楽を提供したのだろうか?その他の画像本作は、結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから、事件の容疑者として人々の注目を集めながら妻の捜索を続ける夫ニックの姿と、夫婦の間の秘密を描いた作品だ。トレント・レズナーはナイン・インチ・ネイルズを率いるアメリカの人気ミュージシャン。アッティカス・ロスは英国出身の音楽プロデューサーでレズナーとは何度もタッグを組んでおり、共にハウ・トゥ・デストロイ・エンジェルスとしても活動。フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』の音楽もレズナー&ロスが手がけている。本作はミステリー的な展開を主軸にしながら、そこにうごめく人々の欲望や絶妙な駆け引き、秘めた想いが渦巻く緊張感あふれる作品だ。しかしフィンチャー監督はふたりに「ふたりの考えるスパの音楽を作ってほしい。マッサージを受けながら耳にするような音楽だ。すべてうまく行くと安心させてくれるような音楽にしてほしい」とリクエストしたという。その理由は「この映画は“うわべ”を描いている。良き隣人、良き夫、良き妻の見かけのことを描いている」からだ。レズナーは「中西部の状況や巨大な邸宅が差し押さえられ、ダウンタウンがゴーストタウン化してしまったアメリカン・ドリームの現状について話し合った。そして、これは彼らが“こうありたい”と願う姿を世界中に示した人々の物語だというアイディアが浮かんできた。そこから、どんな音を集めるのか、どんな楽器を使うのか、そこからどんな色や輪郭が生まれるのかを話し合った」という。『ゴーン・ガール』の音楽の多くは、やわらかい電子音や穏やかなピアノの旋律で構成されている。しかし、ふたりは随所に“ちいさな違和感”を感じさせるようなパルス音やフレーズを挟み込んでいく。時には曲が予想外の方向へと展開し、緊張感が高まるが、再び穏やかなフレーズが訪れる。幸福な夫婦だと思われていたニックとエイミーの“うわべ”と“真実”が音楽で見事に表現されており、映画の密度をさらに高めている。ちなみにフィンチャー監督はふたりに“安心できる音楽”をリクエストしたが、こうもコメントしている。「トレントとアッティカスの音楽が人を安心させてくれるとは思えないね」。穏やかなのに緊迫感のある音楽。『ゴーン・ガール』を観賞する際はふたりの手がけた音にも注目してほしい。『ゴーン・ガール』公開中
2014年12月26日世界的ア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8が、12月15日、アップルストア表参道のスペシャル・イベント「Live at the Apple Store」に出演した。「ヴォーチェス8」の公演情報ウェストミンスター寺院聖歌隊出身のイギリスの8人の若手歌手によって2003年に結成されたア・カペラ・グループ、ヴォーチェス8。2012年にはロンドン五輪・公式PRビデオへの楽曲提供、2014年2月にはアルバム『Eventide』(夕暮れ)が全英公式チャート(クラシック部門)で2週連続1位を獲得するなど、世界的ア・カペラ・グループとして活躍。日本では2011年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン出演で喝采を集めた。「Live at the Apple Store」では、クラシックの合唱曲やクリスマス・ソングのほか、映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」や、山下達郎「クリスマス・イヴ」英語バージョンなど、無料イベントにも関わらず、約1時間にわたって多彩なレパートリーを披露。また、今年の全米上半期ランキング1位のファレル・ウィリアムズ「Happy」を会場に集ったファンたちと一緒に大合唱。会場を大きな熱気と感動が包むひとときとなった。ヴォーチェス8は、現在日本ツアーを開催中。最終日の12月23日(火・祝)には、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル(初台)でコンサートを行う。
2014年12月18日ネット上にWindows 10 ビルド9888がリークされた。流出経路などは不明だが、目にした限りでは開発途中に登場するフェイクではなく、Microsoftがビルドした正規版のようだ。11月にリリースしたビルド9879と比べて、一目でわかるような変化は加わっていない。だが、各所を眺めていくと、わずかながら更新された部分が確認できた。まずはアニメーション効果。ビルド9879で一度削除したウィンドウ描画時のアニメーション効果が復活している。Windows FundamentalsチームのGabe Aul氏はビルド9879における変更点として、「不評だったため(アニメーション効果を)軽減した」と述べていた。だが、異議を唱えるフィードバックが増えたのか、Microsoft内部で意見が分かれたのかは不明だが、本ビルドでは復活している。Task Manager(タスクマネージャー)を眺めていて気付いたのは、<Processes<タブのアプリケーション名において、32bitか64bitかを示す文字列を変更した点だ。「32bit」と表記していたの部分を「WoW」に置き換えている。そもそも64bit版Windowsは、Win32アプリケーションを実行する際に、WOW64(Windows 32-bit On Windows 64-bit)システムを利用している。今回の変更は32ビットのOSやアプリケーションを過去のものとする時期にきたことを意味するのだろう。Windows 10では、settings(PC設定)と異なるモダンUIベースの設定ツール、通称「zPC」を用意すると言われていたが、ビルド9888では両者を融合している。そして新たに検索ボックスを追加した。残念ながら検索ボックスに入力したキーワードは、検索チャームを用いるため意味をなしていない。もちろんこのままリリースするとは考えにくく、settings内で設定項目を絞り込み表示するような仕組みを実装するのではないだろうか。そして、各所で報じられたようにカーネルバージョンを「10」に変更しており、「ver」コマンドによる結果は「10.0.9888」だった。2015年1月に新たなビルドのリリースを予定していることを踏まえると、2014年内にビルド9879以降の新しいアップデートをリリースする可能性は乏しいだろう。さて、前回のレポートで「Windows 10のリリースタイミングが早まる」と予測したが、MicrosoftのCOO(最高執行責任者)であるKevin Turner氏の発言によれば、「来年晩夏と初秋」を予定しているという。通常であれば「と」ではなく「から」という表現になるが、Neowinをはじめとする海外報道では、「late summer and early fall」と"and"を使っている。ここでWindows 8のリリースタイミングを思い出してほしい。RTM(Release To Manufacturing version)に達したのは2012年8月1日(以下、すべて現地時間)、一般リリース日は同年10月26日だ。さらにWindows 7はRTMが2009年7月22日。一般リリース日は同年10月22日である。とすると晩夏にRTM、初秋に一般リリースとこれまでと変わりないリリースタイミングとなる可能性が強まってきたのだ。さらにCredit Suisse Technology ConferenceでTurner氏は「Windows 10の価格体制を発表しておらず、(集客効果を狙った価格設定を行う)特売品になります」「関連するサービスで新たなビジネスモデルへ移行します」と発言している。つまり以前から噂されていたWindows 10の無料化、もしくは無料アップグレードという可能性がさらに強まったのである。すでにOS自体が収益向上に適したソフトウェアではなく、その上で動作するアプリケーションやサービスで稼ぐというビジネスモデルが浸透しつつある。Microsoftがこの方向に進むという声がプラットホームやサービス担当役員ではなく、業務執行を統括するCOOが発したのは重要なポイントと言えるだろう。すでにMicrosoftの中心にWindowsはなく、Microsoft AzureやSurfaceと同列の存在になりつつある。近年の同社がアピールする「デジタルワーク&デジタルライフ」を見てもそれは明らかだ。2015年晩夏と初秋に登場するWindows 10が、現在のシェアをさらに押し上げるか否かは、OSの完成度やMicrosoftの体制が大きく影響するため、その時が訪れなければわからない。ただ、他のサービスや製品と同列に並んでも、ベースとなるWindows 10の成否が同社の鍵を握っている。阿久津良和(Cactus)
2014年12月15日デイヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ゴーン・ガール』でロザムンド・パイクが突然、夫の前から姿を消した妻エイミーを演じ、サテライト賞の主演女優賞にノミネートされるなど、高評価を集めている。本作で彼女が演じたエイミーはどのような人物で、どんな“秘密”を抱えているのだろうか? 本人が語るインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像映画は、結婚5年目を迎え、誰もが幸福だと思っていた妻エイミーが突然、姿を消したことから、事件の容疑者として人々の注目を集めながら妻の捜索を続ける夫ニックの姿と、夫婦の間の秘密を描いた作品。すでに公開されている国では大ヒットを記録しており、全世界の興行収入累計が、フィンチャー監督のこれまでの最高記録を超え、キャリア最高記録をたたき出している。本作の基になった小説は、夫ニックの現在進行形の語りと、妻エイミーの日記が交互に登場する構成になっているが、映画では作者自身が脚本を執筆し、夫婦の過去と現在を巧みな構成と描写で描き出した。パイクが「複雑に描かれているけど、同時にとても明確に描写されている」と分析するエイミーは、謎の多い女性で、物語が進むたびに彼女の知られざる側面と、彼女が長年に渡って心におしこめていた感情が明らかになる。「彼女の親が出版していた『完璧なエイミー』という本の主人公は、本物のエイミーよりもずっと優秀な女の子なの。そんな本を与えられたら、誰でも自己分析的になるわ。そして彼女は傷つきやすい心のまま大人になり、常に自信のあるふりをして過ごしている。自分とは違う人間を演じているの」消えたエイミーは少し複雑な環境で育ち、過度なプレッシャーにさらされながら大人になった。しかし、彼女はある日、パーティで素敵な男性に出会い、恋に落ちて、結婚して、幸福になった……と夫のニックは思っている。しかし、事実は違った。妻は消え、妻の両親はニックを責め、警察とマスコミは彼を“容疑者”扱いした。無実なのに……と夫のニックは思っている。それは本当なのだろうか? パイクは「この作品が伝えたいメッセージは“自分のパートナーを本当に理解してる?”ということ」だと分析する。なぜ妻は消えたのか? 夫のニックは本当に無実なのか? 仮に罪であるとして、夫婦間の一体、何が“罪”になるのか? 本作はサスペンスを主軸に、重厚な人間ドラマを描き出している。『ゴーン・ガール』12月12日(金)全国ロードショー
2014年12月03日『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが『The Mountains Between Us(原題)』への出演を交渉している。チャールズ・マーティンが書いた小説が原作で、相手役は『パシフィック・リム』のチャーリー・ハナム。その他の情報本作は、飛行機が山に墜落し、生き残った医師(ハナム)とライター(パイク)が、ケガに苦しみながらも山を降りて行く物語だ。監督は『パラダイス・ナウ』のハニ・アブ・アサド。パイクが現在妊娠中で、ハナムは来年前半にガイ・リッチー監督の『King Arthur(原題)』の撮影が入っているため、撮影開始は来年後半になる見込みだ。パイクは、現在北米公開中の『ゴーン・ガール』で絶賛を浴びており、来年のオスカーに候補入りするのではと噂されている。ハナムの次回作は、ギレルモ・デル・トロ監督と再びコンビを組む『Crimson Peak(原題)』。でジェシカ・チャステイン、トム・ヒドルストンと共演する。文:猿渡由紀
2014年11月20日GoogleはこのところGoogle ChromeやChromiumのビルドをLLVM Clangへ置き換える作業を進めている。この活動は2014年11月に入ってから活発になっており、11月に投函されたメールによれば、特定の機能をClangで実装するにはどうすればよいかといった技術的なやり取りが積極的に行われている。GoogleはこれまでMac OS X版のChromeのビルドにClangを使用してきた。Android版のChromeもすでにGCCからClangへの置き換えが実施されているほか、直近ではLinux向けのChromeのビルドがGCCからClangへ置き換わっている。GCCとClangの双方が生成するバイナリの性能はほぼ互角とされることが多いが、Clangはビルド時間が短く、しかもビルドエラーなどの出力が理解しやすいことから開発者に人気がある。GCCをビルドに採用してきたプロジェクトがClangへ移行した例はほかにもある。FreeBSDなどの*BSD系プロジェクトがデフォルトのコンパイラをClangへ変更したほか、LinuxディストリビューションではOpenMandriva LxがClangへ移行している。エンタープライズユースではPlayStation 4の開発環境がGCCからClangへ移行済み。ビルド時間の短さが開発効率に結びつきやすいことがClang普及の後押しになっているようだ。
2014年11月19日米Microsoftは11月12日(現地時間)、「Windows 10 Technical Preview」のインサイダープログラム参加者にビルド9879の提供を開始した。ビルド9879では、高精度タッチパッドで3本指ジェスチャーを利用できる。3本指で上にスワイプ:タスクビュー3本指で下にスワイプ:デスクトップを表示3本指で左右にフリック:前のアプリに切り換え3本指を左右に移動:[Alt]+[Tab]キーと同じ、アプリを選択3本指でタップ:検索OneDriveとの同期のふるまいが変更された。これまでPCにプレースホルダーを設けてOneDriveに存在するファイルを表示し、OneDriveとPCをインテリジェントに融合させていた。しかしながら、この方法ではオフラインでPCを使用するユーザーがクラウドだけに存在するファイル(プレースホルダー)とローカルでオフライン時に利用できるファイルの違いを意識する必要がある。ユーザーからはファイルエクスプローラに現れるファイルはローカルに存在すると見なすというフィードバックが多かったという。そこでファイルエクスプローラに表示されるファイルが全てローカルに存在するように、OneDriveとPCの間の同期を改めた。通知エリアでOneDriveアイコンを右クリックして「Settings」を選び、同期するフォルダの選択、自動保存といったOneDriveとの同期を管理できる。なお、Windows 8.1ではOneDriveアプリ、ファイルエクスプローラなどいくつかの方法でOneDriveのファイルにアクセスできるが、Windows 10ではファイルエクスプローラに一本化する。これらのほか、ファイルエクスプローラのホーム画面にフォルダをピン止めする機能、タスクバーにあるタスクビューボタンと検索ボタンを非表示にするオプションなどが追加されている。またビルド9860で追加されたMKVファイルのネイティブサポートが改善され、Windows Media Playerなどから直接MKVファイルを再生できるようになった。
2014年11月14日ベストメガネコンタクトはこのほど、第4代目となるイメージガールが決定したことを明らかにした。ベストメガネコンタクトイメージガールは、同社の「眼の健康と視力を守る」という理念のもと、メガネ・コンタクトレンズを始めとする目のトータルサポートのPR活動を行う。8月中旬まで広くメガネ・コンタクト女子を募り、第1次審査を通過した合格者を対象に8月下旬にオーディションを行っていた。選考基準は「健康的かつ、明るい人格で、メガネが似合う」こと。審査の結果、多数の応募者の中からモデルの「永井衣来(ながい そら)」さんがイメージガールに選ばれた。永井さんは静岡県出身の22歳で、趣味はタップダンスと釣り。チャームポイントは「ほっぺのほくろ」だという。将来の目標は「人に勇気を与えられるようなモデルになること! 」とコメントしている。永井さんは、3代目のイメージガール・布川桃花さんに続き、4代目として、1年間さまざまな形で同社の「眼の健康と視力を守る」啓発活動や、メガネやコンタクトレンズのプロモーション活動に従事する。
2014年10月01日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)をテーマにした10.1型ビジュアライズタブレットを発売した。「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえ、税別価格は69,980円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体背面に専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2807(1.58GHz)、メモリがDDR3L 2GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。OSにはWindows 8.1 with Bing 64bitを搭載している。インタフェース類は、microSDカードリーダ、無線LAN、Bluetooth 4.0、microUSB 2.0、microHDMIなど。10.1型の液晶ディスプレイはマルチタッチに対応し、解像度は1280×800ドット(WXGA)。バッテリ駆動時間は約6時間20分。本体サイズは約W258×D172.6×H10.5mm、重量は約0.65kg。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日ユニットコムは26日、TVアニメーション「デート・ア・ライブII」(KADOKAWA富士見ファンタジア文庫原作)の15.6型ビジュアライズノートPCを6モデル発売した。スタンダードモデルとハイスペックモデルを用意し、それぞれに「夜刀神十香」モデル、「時崎狂三」モデル、「誘宵美九」モデルをそろえた。税別価格はスタンダードモデルが138,800円、ハイスペックモデルが156,800円。同日より受注を開始し、2014年11月中旬から下旬の出荷予定となっている。本体の天板には専用の描き下ろしイラストを高画質プリントし、デスクトップテーマには夜刀神十香(CV.井上麻里奈)、時崎狂三(CV.真田アサミ)、誘宵美九(CV.茅原実里)の録り下ろし音声や、多数の専用壁紙を収録した。キャラクターごとにツンとデレ、2つのテーマを収録しており、切り替えて使える。スタンダードモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-4100M(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがDDR3 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 850M 2GB。OSにはWindows 8.1 Update 64bit版を搭載する。15.6型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。バッテリ駆動時間は約4時間50分。インタフェース類は、マルチカードリーダ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA/USB 3.0コンボポート×1、D-Sub、HDMIなど。本体サイズは約W374×D249.5×H14.8~32.8mm、重量は約2.6kg。オフィスソフトとして、Kingsoft Officeシリアルカードが付属する。ハイスペックモデルは、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)に、ストレージが120GB SSDとなるほかは、スタンダードモデルとほぼ共通。(c)2014 橘公司・つなこ /KADOKAWA 富士見書房刊/「デート・ア・ライブII」製作委員会
2014年09月26日「メイベリン ニューヨーク(メイベリン ニューヨーク)」と今年10周年を迎えた「スパイラルガール(SPIRALGIRL)」が7月末までコラボレーションを実施。スパイラルガール全店で、スタッフの14SSメイクをメイベリン専属メイクアップディレクター・MIZUがプロデュースしている。メイクルックは、ブルーとグリーンの2色使いのカラーアイライナーによるポップメイクと、ブラックのアイラインにピンクのチークとリップで甘さを残したクールメイクの2パターンを用意。両方に共通しているのは、ターコイズのアイシャドウと青みのあるピンクリップ。マスカラは上まつげのみ使用してボリュームを出し、眉は流行の太眉だ。「ボリューム エクスプレス マグナム ウォータープルーフ N」や「ハイパーコスモ トリオシャドウ」などメイベリンの人気アイテムが使用されている。
2014年02月27日東京ガールズコレクションと言えば、ファッション感度の高い女子なら知らない人はいない、ガールズファッションの大イベント。毎シーズン大注目しているというおしゃれ女子も多いのでは?日本初のスマホ向け放送局NOTTV(ノッティーヴィー)では、毎週金曜日20時から、TGCのオフィシャル番組「東京ガールズコレクションTV」を生放送。8月2日の番組は、いつものスタジオを飛び出して、エイブル TGRoom 原宿店 【MAISON ABLE】(以下、TGRoom 原宿店)から生放送。ここは不動産のエイブルとTGCがコラボした、女性向けの不動産屋さんということで、とってもカワイイ雰囲気。司会の広海・深海さんのおふたりが登場し、この日のゲスト、モデルのラブリさんを呼び入れると、この「東京ガールズコレクションTV」に最多出演の彼女、広海・深海との息もばっちり。最初から和気藹々ムードで番組が進みます。このTGRoom 原宿店ではどんなお部屋探しができるのか、オススメの物件を三人でチェックすることに。細かいところまでチェックの目を光らせ、「いい~!」と叫ぶさまは、まるで女子が三人いるよう(笑)。その後、話題はラブリさんの部屋へ。壁紙を自分で貼り替えたり、冷蔵庫を塗ったりと、DIYしている意外な一面も。広海・深海さんのおふたりは、賃貸の部屋でも使える、はがせる壁紙があるという情報に思い切り反応していました(笑)。TGRoom 原宿店からの放送ということでお部屋の話を中心にした番組は、あっと言う間に終了。その後「NOTTV INFO Weekly」の収録のため、小島瑠璃子さんが登場し、三人にインタビュー。8月31日に行われる「東京ガールズコレクション 2013 A/W」を約6時間たっぷり生放送することを紹介。ランウェイを終えたばかりのモデルの声や、ここでしか聞けない裏話など、生放送感たっぷりに、TGCの舞台裏をしっかりのぞかせてくれるそうです。ファッションの世界は既に秋冬へと向かっているということで、この秋冬シーズンで注目しているものを尋ねると、深海さんは、「メンズテイストのもの。服がオネエになってるのよ(笑)。例えばスーツ素材のワンピースとか」と笑いながら答え、ラブリさんは「オリーブとかプラムとかのくすんだカラーに注目している」との答え。「東京ガールズコレクション 2013 A/W」に向けての意気込みは、「緊張せずに歩きたいなっていう一心です。4回目なので、自分らしさを出せるようにしたいです」と、真面目なお答えのラブリさんに対し、広海・深海さんのおふたりも、「会場に行かなきゃわからないところが少しでも伝わればいいなと思います」と、約6時間の生放送へ向けて力強い声が聞けました。そして、TGC初出演が決まった小島瑠璃子さんも本番へ向けて意気込んでいる様子。「ファッションにはあまり詳しくないので、TGCで勉強したいなと思っています」と言いつつも、「この夏は、蛍光をいっぱい着ました。気分も明るくなるし、日焼けをしてるので色が合う気がするんです」とお洒落を満喫。初のTGCへ向けて、「19歳のファッションの大好きな女の子として、お勉強もしたいし、イベントを楽しめればいいなと思います」と、明るく、前向きな様子で語ってくれました。今回の東京ガールズコレクションでは、データ放送と連動し、ランウェイ中に「みんなdeイイネボタン」を押すとプレゼントに応募することができるそう。お気に入りのブランドのアイテムがもらえるかもしれません。さらに、中継スタジオでの放送中には画面に「わくわくスタンプラリー」が出てきて、押すとオリジナルグッズのプレゼントに応募できるそう。面白い仕掛けが盛り沢山なのも魅力のひとつですよね。初出演の小島さんをはじめ、たくさんのモデルやアーティストらが出演し、見所いっぱいの「東京ガールズコレクション 2013 A/W」。会場に足を運べないという人も、NOTTVの生放送で、会場の空気と興奮を味わってみては?【放送概要】・東京ガールズコレクション 2013 A/W8月31日は、さいたまスーパーアリーナで行われる「TOKYO GIRLS COLLECTION 2013 A/W」を15:00~の約6時間にわたり生中継。・東京ガールズコレクションTV 公式サイト 「TOKYO GIRLS COLLECTION」とコラボして贈るファッションニュース満載の番組。毎回カワイイが詰まった情報をお届け中。・NOTTV契約者数100万人を超え、『東京ガールズコレクションTV』をはじめ、ドラマやアニメなども放送するスマートフォン向け放送局。視聴にはドコモのスマートフォンNOTTV対応機種が必要。ワンセグの約10倍の高画質で番組を視聴できるサービスとなっている。月額サービス利用料:420円(税込)【イベント概要】・東京ガールズコレクション 2013 A/W 公式サイト
2013年08月20日バロックジャパンリミテッドから展開されているブランドSLY(スライ)は、ガールズオンリーパーティー「SUPER GIRLS NEW YEAR PARTY with SLY」を、2013年1月12日(土)に開催する。東京のパーティーシーンを盛り上げる、女の子のための最先端ガールズオンリーパーティー"La Nina"は、ファッションとミュージック、ハイエンドでカッティングエッジなガールズパワーイベントとして毎回開催しているイベント。今回は、"La Nina"の協賛により「SLY」との特別イベントの開催が1月12日(土)に決定。SLYが展開する、独自の世界観が体感できるファッションパーティーを開催する。パーティーを華やかに彩る豪華出演者は、モデルのエリーローズや沙羅マリー、DJとして活躍するALYNらが、一足早くSLYの2013年春夏最新ルックで登場する。さらに、イベントに参加した方限定に、「SLY」の人気モチーフLIPチャーム付ヘアアクセをプレゼント。Van Ciff.D Elli-Rose沙羅マリー PUNKADELIX(SPECIAL LIVE) ALYN DIANA CHIAKI Shaula VogueLa Nina PresentsSUPER GIRLS NEW YEAR PARTY with SLY2013.01.12(SAT)23:30-05:00@ChristonCafe新宿東京都新宿区新宿5-17-13オリエンタルウェーブ8階03-5284-2426Door:3,000yen With Flyer:2,500yen OR 5,000yen (5DRINK)<GUEST>Van Ciff.D Elli-Rose沙羅マリー(SPECIAL LIVE)PUNKADELIXALYNDIANA CHIAKIShaula Vogu※フライヤーディスカウントは一時までの入場に限ります。お1人一枚必要です。ご入場は20歳以上の女性のみ。顔写真つきIDが必要となります。身分証明書をご持参ください。元の記事を読む
2012年12月28日DIESEL(ディーゼル)の2012FWデニムコレクション“Fit Your Attitude”をテーマに、5人のITガールのスタイルがNYを舞台に登場するムービーが登場する。デニムコレクションのムービーに登場するのは、2012FWのDIESEL広告キャンペーンにも登場しているモデルのココ・ロシャをはじめ、ローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの娘、セオドラ・リチャーズ、ミュージシャンであるアニー・レノックスの娘、タリ・レノックス、映画「パパより愛をこめて」のヒロインを演じた女優のカシア・スムトゥニアク、イギリス出身のポピー・デルヴィンニャの5人である。ココ・ロシャ: スキニーデニムGetleggでピュア&ポジティブな雰囲気。セオドラ・リチャーズ: スーパースキニーのGrupeeで、ロックで自由奔放な女性を演じている。タリ・レノックス: Faithleggで気ままで自身に満ち溢れたアティテュード。カシア・スムトゥニアク: ハイウェストデニムHighkeeでシック&セクシーなファッショニスタ。ポピー・デルヴィンニャ: ブーツカットBootzeeで大胆かつフェミニンに。世界を魅了する5人のファッションアイコンたちがDIESELの新作デニムを個性豊かに、スタイリッシュに着こなしている。ショートムービーはDIESELオフィシャルサイトで上映中。DIESEL公式サイトwww.diesel.co.jp元の記事を読む
2012年09月22日