12月9日公開の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』で、桐生戦兎(きりゅうせんと)/仮面ライダービルド役を演じる犬飼貴丈さんにインタビュー。初主演となる映画の撮影秘話はもちろん、仮面ライダーに憧れていたというご自身の子ども時代についても語っていただきました!■レジェンドライダーとの共演で感じた“背中の大きさ”――撮影を終えて、今の心境はいかがですか?本編と同時進行で撮影していて、スケジュール的にも忙しいところがあったので、正直、ちゃんとできるのかな? と不安だったんです。僕、本当にぐうたらな性格なので(笑)。でも、監督はじめスタッフの方々に支えられて、無事に終えることができました。実は僕もまだ完成した作品を観ていないので、どんな映像に仕上がっているのか楽しみです。映画を観た子どもたちの反応も気になりますね!――今回レジェンドライダーの方との共演がありましたが、出演決定の知らせを聞いたときはどんなお気持ちでしたか?ワクワクしたし、緊張というよりは安心感のほうが大きかったです。でも、レジェンドライダーの方々は、僕とは別の世界で活躍されていたので、ほとんど共演シーンがなくて…。唯一『仮面ライダー鎧武』の(佐野)岳くんとは一緒の撮影シーンがありました。岳くんとは2~3年前から食事をしたり仲良くさせてもらっているんですけど、“仮面ライダーの岳くん”とは会ったことがなかったので、今回共演して「あれ? 岳くんって、こんなに背中が大きかったっけ?」と感じました。本編が終わってから数年経っているのに、変身シーンとかもすごく格好良くて。それは、脈々と1年間でいろんなことを培って卒業したからなのかなと思いましたし、すごく頼もしかったです。■CG、アクション…『仮面ライダー』ならではの撮影に四苦八苦!?――映画も含め『仮面ライダービルド』はCGなども多いので、通常の撮影とは感覚が違いますか?もう全然違いますね。今回の映画撮影でも「上から地球が落ちてくるから…」みたいに説明されて、「ち、地球が落ちてくる…えっ!?」って(笑)。初めの頃は、どんな風に仕上がるのかが本当にわからなかったので、完成した映像を観て「こうやって繋がるのか」って感心していました。最近は勝手がわかってきたので、撮影中にもだいぶイメージが湧くようになってきましたね。――アクションシーンには、もう慣れましたか?いや~、毎回要求されることも違うので、なかなか慣れないです。これまでアクションはやったことがなかったので、やっぱり怖い部分もありますし…。でも、優しく丁寧に指導してくださるので、すごく安全な環境でやらせていただいていて、幸せだなと思います。――もともとスポーツはされていたんですか?野球と陸上をやっていました。それでも、もう6年くらいブランクがあったので、体を動かすのはやっぱり不安でしたね。最近はやっと、うまく転がれるようになってきたかなと思います(笑)。■夢は仮面ライダーになること! ヒーローに憧れた少年時代 ――犬飼さんは子どもの頃、仮面ライダーはご覧になっていましたか?観ていました! 仮面ライダーのシールを家の窓とかに貼って、親に怒られたのをよく覚えています(笑)。――窓はダメですね(笑)。我が家は「ここだけはシールを貼ってもOK」という場所を決めているので、そこには歴代ライダーのシールが並んでいますよ。なるほど、そういう場所があるといいのか…じゃあ、うちの母親のミスですね!(笑)――(笑)。なかでも、印象に残っている仮面ライダーはいますか?『仮面ライダーカブト』が好きでした。主人公の水嶋ヒロさんがすごくカッコよくて。母親もめずらしく一緒に観ていたので、よく覚えています。――そんな犬飼さんが仮面ライダーになられて、お母様も喜ばれたのではないですか?そうですね。でも、仮面ライダーに決まったと連絡したとき、開口一番「すごいじゃん! 水嶋ヒロ(さん)の後輩じゃん!」って言われて、喜んでくれるのは嬉しいけど「そこ!?」って思いました(笑)。――お話を聞いただけで、お母様との仲の良さが伝わってきます。反抗期は口を聞かなかったりもしたけれど、親孝行しないといけないですよね。今でも週に一回は連絡するようにしています。作品について感想を聞くことはあまりないですが、家にはグッズが増えているみたいです。そして、なぜか僕には奈良の“せんとくん”のキーホルダーがたくさん送られてきます。――“セント”繋がりということですね(笑)。小さな頃、仮面ライダーごっこなどはされていましたか?やってましたね。『仮面ライダービルド』に出演してから、スタッフ全員が子どもに夢を与えるために熱意を持って取り組んでいることを知って、あの時、そんな「仮面ライダー」で遊んでおいてよかったなと改めて思っています。小さな頃は、仮面ライダーになりたいと思っていた時期もありましたよ!――なんと! 夢が叶いましたね。そうですね…仮面ライダーというか、仮面ライダー“俳優”になれました!!(笑)■ママからの視線も意識! 「大人の方にも観ていただきたいです」 ――『仮面ライダービルド』を演じる上で、子どもたちはもちろん、ママたちからの視線も意識されていますか?もちろんです! やっぱりチャンネル権を持っているのは大人だと思うので、大人の方にも観ていただけるようにと思っています。まずは主婦の方々から…。――思うツボでございます(笑)。でも今のお母さんって、子どもと一緒にちゃんと物語を観てくれているんですよね! それはすごく感じます。――そうですよ、そして仮面ライダーの影響力は絶大です。子どもにせがまれて、桐生戦兎のように左右色違いの靴を買ってあげたというママもいますよ!本当ですか!? これ、“バカ履き”っていうらしいですね。赤と青の2色をバラバラに履くって奇抜だけど、はじめて聞いたときにも純粋に「いいな」って思いました。靴が一足ずつ余るから、僕、それをもらって帰ったんですよ! プライベートではまだ履けていないんです。――プライベートで履いたら、足下から犬飼さんだと気付かれてしまいそうですね(笑)。ちなみに、子どもたちから声を掛けられる機会は増えましたか?最近は、あまり街に出ていないので声をかけられる機会はないんですけど、ロケをしていると、子どもたちはたくさん見に来てくれます。仮面ライダーを通して、正義のヒーローの生き方とかを学んでほしいと思っているので、教師になった気分で、すごく嬉しいですね!■〇〇がおすすめ!? “仮面ライダーごっこ”のコツを伝授!――クリスマスも近いですし、親子で仮面ライダーごっこをするという方も多いと思います。現役ライダーとして、なにかアドバイスはありますか?障子のあるところでは、やらないほうがいいと思います(笑)。やっぱり、子どもはハッスルすると周りが見えなくなっちゃうから、広いところで遊ぶのがいいんじゃないかな。意外と外とかがいいかも! 砂場とか、結構本格的に遊べるんじゃないかと思いますね。――安全第一ですね! それでは最後に、仮面ライダーが大好きな子どもたちへのメッセージをお願いします。桐生戦兎は天才物理学者なので、これを機に、お勉強への興味も持っていただける嬉しいかな。戦兎のようになりたかったら、お勉強も必要なんだよっていうことを伝えたいです!…残念ながら、僕には教えられないけれど(笑)。そんな犬飼さんが主演を務める映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』は、大迫力の映像をはじめ、出演者も超豪華。この冬の思い出に、是非とも親子で劇場に足を運んでみてくださいね!<おまけ>最後に、筆者の息子から頼まれていた「いつも戦っていて大変じゃないですか?」という質問について尋ねると、顔をほころばせて「人のために戦うことは、全然、苦じゃないよ!」と爽やかすぎる回答。スタッフ一同「素敵~!」と拍手喝采で、見事、ママたちのハートも鷲掴みにする犬飼さんでした!撮影:川野結李歌『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』12月9日(土)ロードショー公式ホームページ
2017年12月08日アネロ(anello)は、大阪・心斎橋に、ブランド初のグローバル旗艦店を2017年11月25日(土)にオープンする。バックパックが人気の日本発バッグブランド2005年に誕生した日本発バッグブランド・アネロは、約1500種類のカラーバリエーションと幅広い素材で、バックパックを中心に展開。国内外で好評を博し、現在では11か国で展開し、年間累計470万個もの売上を誇る。中でも一番人気は口金リュック。ファスナーを開けると、大きく口が開き、A4サイズも収納可能な利便性に富んだリュックだ。サイズは、約15L容量のレギュラーサイズや約10L容量のミニサイズなどバリエーション豊かで、ナイロンからコットンキャンバス、合成皮革まで使用される素材も多岐にわたる。もちろんカラーも多彩だ。今回オープンする大阪旗艦店では、口金バッグの全ラインナップに加え、豊富なカラーバリエーションや旗艦店限定アイテムまで、多彩な商品が揃う。アメリカンヴィンテージの家具を使用した上質な空間店舗の場所は、ラグジュアリーなブランドが並ぶ心斎橋エリア。アメリカンヴィンテージ、インダストリアルデザインを上手く融合させた店内のデザインは、カジュアルな商品とは相反する、上質な空間だ。広々とした店内には、商品が見やすくなるよう、バッグが1点1点、ゆとりをもって置かれている。旗艦店限定アイテムアネロ初の旗艦店は、ヴィンテージとインダストリアルな要素を融合させ、上質で遊び心のある空間を実現。心地よい店舗空間の中でゆったりとショッピングを楽しむことができる。このグローバル旗艦店とオンラインストアでしか手に入らない、限定モデルも並ぶ。REPELLENCYウォータープルーフシリーズ光沢感のあるナイロンツイルに撥水加工を施した生地と止水ファスナーを組み合わせた「REPELLENCYウォータープルーフシリーズ」からは、立体的なラバープリントのロゴがシックな仕上がりの口金リュックやドキュメントケース、マルチポーチが登場する。中でも注目したいのは、アイコニックな口金リュック。既存品よりも機能性や収納に優れたモデルとなっている。コットンキャンバスロゴプリント2WAYトートバッグ「コットンキャンバスロゴプリント2WAYトートバッグ」は、表情豊かなコットキャンバス素材にビッグロゴをプリントしたカジュアルなバッグだ。ロゴの“o”の部分はハンドルになっており、気分によって持ち方を変えられる。旗艦店・オンライン限定カラーは、パープル、ブルーグレー、カーキ、グレーの4色を展開。気軽にスタイリングに取り入れられる落ち着いた色味が特徴的だ。大阪の旗艦店、公式オンラインとタイのアネロ専門店限定発売のスーツケース「リュックにはスーツケース」という発想から、「トラベル」がテーマのスーツケースが大小2型登場。中にはポリエステルのカバーが付いており、雨の日でも安心して使用できる。さらに、ラバーのネームプレートやポーチも付属する。小は機内持ち込み可能な35L、大は90L。大小ともにアメリカにも渡航可能なTSAロックシステム搭載。そのほかにも、大阪店限定のボックスロゴなどをあしらった日本製Tシャツ、モバイルチャージャーなどが発売する。レザータグ&ステッカーを限定プレゼント旗艦店で商品を購入すると、数量限定でオリジナルレザータグやステッカーなどの特典をプレゼント。初のグローバル旗艦店オープンを盛り上げる。【ショップ詳細】アネロオープン日:2017年11月25日(土)売場面積:350㎡住所:大阪市中央区南船場3-5-11 1FTEL:06-6253-3722営業時間11:00~20:00■限定アイテム詳細REPELLENCYウォータープルーフシリーズ・口金リュック 6,500円+税・ドキュメントケース 3,900円+税・マルチポーチ 2,900円+税コットンキャンバスロゴプリント2WAYトートバッグカラー:パープル、ブルーグレー、カーキ、グレー価格:3,500円+税
2017年11月26日アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)から2018年春夏プレコレクションの新作アイテムが登場。2017年年内より、順次展開する。多彩な2018年春夏プレコレクション2018年春夏プレコレクションでは、新作のバッグやシューズが多彩なラインナップにて勢揃いする。ボックスバッグ「ボックスバッグ」は、宝石箱から着想を得た小ぶりのバッグ。「ボックスバッグ 16」と、一回り大きめのサイズの「ボックスバッグ 19」の2型を展開する。「ボックスバッグ 19」は、レッド、イエローなど鮮やかな原色のモデルや、クロコダイル風カーフレザーを使用したオレンジやホワイトのタイプが登場。「ボックスバッグ 16」は、ペールカラーがフェミニンな印象のものや、赤、ピンク、白の花びらを思わせるツイードが施されたデザインも揃う。ハードな印象から柔らかな雰囲気のデザインまで、多様なモデルから好みのバッグを選ぶことができる。スカーフ ボックスバッグ「スカーフ ボックスバッグ」は、「ボックスバッグ」のチェーン部分にスカーフを編み込んだアイテム。サイドに軽やかになびき、フェミニンな魅力を加えている。ブラックに加え、上品な白やピンク、はっきりとした色調のブルーが発売され、計4種類にて展開する。ヒロイン新作アイコンバッグ「ヒロイン」にも、スカーフを巻いたタイプやツイードのデザインが新しく揃う。スカーフをハンドルに巻き付けた「ヒロイン」は、ペールピンクとペールブルーの2種類だ。クリーパー新作シューズ「クリーパー」は、カーフレザーで作られたレースアップシューズ。ゴールドやレッドのメタリックなヒールが存在感を放つ。阪急うめだ本店先行販売ボックスバッグ・スカーフ ボックスバッグ阪急うめだ本店にオープンするアクセサリー専用ショップにて、「ボックスバッグ」「スカーフ ボックスバッグ」より各1種類、2017年11月17日(金)から先行発売。先行発売される「ボックスバッグ 16」は、ストラップにシルバーチェーンを採用し、ブラックの本体にスタッズを施したロックなデザインとなっている。また「スカーフ ボックスバッグ 16」も、ブラックのモデルが登場。スカーフには2018年リゾートコレクションのテーマからインスパイアされた、薔薇の花びらがプリントされている。なお、先行発売されるアクセサリーショップの店内には、「ボックスバッグ 16」と「スカーフ ボックスバッグ 16」のほか、2018年リゾートコレクションおよび英国にあるガーデンをイメージした2018年春夏コレクションより厳選したバッグやレザーグッズ、ジュエリーもラインナップする。詳細アレキサンダー・マックイーン 新バッグ先行発売日:2017年11月17日(金) ※阪急うめだ本店にて、その後順次全国発売■先行販売バッグ・ボックスバッグ 16 198,000円+税・スカーフ ボックスバッグ 16 198,000円+税<取り扱い>アレキサンダー・マックイーン 阪急うめだ本店 1階 バッグギャラリーオープン日:2017年11月17日(金)住所:大阪府大阪市北区角田町 8-7TEL:06-6313-1187【問い合わせ先】アレキサンダー・マックイーンTEL:03-5778-0786
2017年11月12日いつかは持ってみたい、憧れブランドのバッグ。タイムレスな魅力を放つ定番の型からトレンド最先端のitバッグまで、毎日のコーディネートに取り入れることができるサービスをご存知ですか?「Laxus(ラクサス)」は、高級ブランドのバッグを月額6,800円で借りることができるシェアリングサービスです。「高級ブランドのバッグを持ってみたいけど日常で使う想像がつかない…」そんなレディのために、ROBEでは《日々、越境レディ》をテーマに、ラクサスでレンタルしたバッグを使用したコーディネートを提案!コレクショントレンドから読者発のリアルトレンドまで幅広く扱うROBEだからできる、ハイブランド×等身大のコーディネートを全5回にわたってお届けします!最後にはお得なクーポン情報もあるのでお見逃しなく。第4回は【 #彼とデート 】編!レディは2色で惑わすの「可愛いねって言ってくれた分、可愛くなれる。」デートだからって本気を出すのは恥ずかしいけど、おしゃれができる機会だと思えば気合が入っちゃう。優しいピンクのサテンスカートでレディ感を全面に出して、シンプルな白ニットで清楚にまとめる。締めの差し色は深い青のバッグ。くるみボタンが並んだ後ろ姿で、もう一度きゅんとして。コーディネートに合わせるバッグを探すMiuMiu “マテラッセ ショルダーバッグ”MiuMiuの “マテラッセ ショルダーバッグ”を借りた彼女は、可愛らしさの中に少しのモード感をプラス。柔らかな革にダイヤ上のステッッチが施され、ぷっくりとした質感に。ロゴと同じく控えめに輝くゴールドのチェーンのほか、ブラックのレザーストラップが付いているのでショルダーバッグにも変身。小さな見た目ながらもマチがしっかりとあるので、ちゃっかり荷物を入れてくれる賢いバッグ。ラクサスでバッグをチェック!高級バッグが借り放題!ラクサスの秘密とはラクサスの人気の秘密は、選ぶバッグのグレード問わず一律料金という明快な価格設定はもちろん、保有バッグ数 18,000 個、取扱いブランド数 52 ブランド( 2017年7月25日現在 )と、選べるバッグの幅が広いというポイント。シャネルやルイ・ヴィトン、エルメスといった憧れのラグジュアリーメゾンから、セリーヌ、アニヤハインドマーチといったitバッグが揃う注目ブランドまで、どんなシーンにも合わせることができるラインナップです。返却期限は無く、有料会員である限り同じバッグを借り続けることも可能。軽い傷や汚れなどの保証も月額費用に含まれているので、日常使いも安心です。バッグを借りてみる!ROBE読者限定クーポンこのバッグを借りてみたいと思ったROBE読者だけにスペシャルプレゼント!ラクサスで使える初回ポイント12,000円分を贈呈。実質約2ヶ月分の無料お試し期間をゲットできます。ラクサスのアプリダウンロード後、下記キャンペーンコードの入力をお忘れなく!【キャンペーンコード】robe78※期限は2018年8月1日まで次回は【 #パーティーは戦場 】編!Laxusアプリをダウンロードする(iOS / Android)HP / InstagramCredit アイテム名 / 税抜金額 (ブランド名 / 問い合わせ先) タートルネックニット / ¥36,000(TAN / 4k)サテンスカート / ¥42,000 (SHE Tokyo / ESTEEM PRESS)シューズ(スタイリスト私物) 撮影 : ryutaro yamaguchiヘアメイク:zaki.モデル:saya編集・スタイリング:azu satohおすすめアプリ(sponsored)憧れのバッグが使い放題!様々なブランドのバッグが、月額で借り放題になるバッグレンタルサービス『Laxus』。ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど14,000種類のブランドバッグが使い放題なので、飽きたら交換すればOK!バッグも洋服に合わせてコーデを楽しんでみませんか? インストールはこちら ファッションコーデ『Laxus』(PR)
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2017年08月06日いつかは持ってみたい、憧れブランドのバッグ。タイムレスな魅力を放つ定番の型からトレンド最先端のitバッグまで、毎日のコーディネートに取り入れることができるサービスをご存知ですか?「Laxus(ラクサス)」は、高級ブランドのバッグを月額6,800円で借りることができるシェアリングサービスです。「高級ブランドのバッグを持ってみたいけど日常で使う想像がつかない…」そんなレディのために、ROBEでは《日々、越境レディ》をテーマに、ラクサスでレンタルしたバッグを使用したコーディネートを提案!コレクショントレンドから読者発のリアルトレンドまで幅広く扱うROBEだからできる、ハイブランド×等身大のコーディネートを全5回にわたってお届けします!最後にはお得なクーポン情報もあるのでお見逃しなく。第2回は【 #友達とおしゃピク 】編!おしゃピクフォトジェニックコーデ「待ち合わせの目印はOFF WE GO!」おしゃれピクニックは雰囲気作りまでこだわり抜くのが鉄則。全身フォトジェニックなプロップとして活用すべし。HELLOからPARISに変化するスパンコールのトップスとキラキラスニーカー、主役はロゴクラッチバッグ。色味は抑えて光と小物で大胆に味付け。コーディネートに合わせるバッグを探すkate spade NEW YORK “ライセンス プレート クラッチ”孔雀型やハチ型など、毎シーズン変わり種デザインのバッグで私たちを楽しませてくれるkate spade NEW YORK。おしゃピクのお供にはナンバープレートを模した“ ライセンス プレート クラッチ ”をチョイス。そうきましたか!という一風変わったデザインに膝を打つこと間違いなし。あるだけでその場がフォトジェニックになる女優のようなバッグ。チェーンをしまってパーティー用のクラッチとしても使用可能。留め具部分には車がちょこんと乗っています。ラクサスでバッグをチェック!高級バッグが借り放題!ラクサスの秘密とはラクサスの人気の秘密は、選ぶバッグのグレード問わず一律料金という明快な価格設定はもちろん、保有バッグ数 18,000 個、取扱いブランド数 52 ブランド( 2017年7月25日現在 )と、選べるバッグの幅が広いというポイント。シャネルやルイ・ヴィトン、エルメスといった憧れのラグジュアリーメゾンから、セリーヌ、アニヤハインドマーチといったitバッグが揃う注目ブランドまで、どんなシーンにも合わせることができるラインナップです。返却期限は無く、有料会員である限り同じバッグを借り続けることも可能。軽い傷や汚れなどの保証も月額費用に含まれているので、日常使いも安心です。バッグを借りてみる!ROBE読者限定クーポンこのバッグを借りてみたいと思ったROBE読者だけにスペシャルプレゼント!ラクサスで使える初回ポイント12,000円分を贈呈。実質約2ヶ月分の無料お試し期間をゲットできます。ラクサスのアプリダウンロード後、下記キャンペーンコードの入力をお忘れなく!【キャンペーンコード】robe78※期限は2018年8月1日まで次回は【 #休日はオフランウェイ 】編!Laxusアプリをダウンロードする(iOS / Android)HP / InstagramCredit アイテム名 / 税抜金額 (ブランド名 / 問い合わせ先) サロペットスカート / ¥36,000(TAN / 4k)L/Sスパンコールカットソー / ¥16,000(TAAKK / Sian PR )スニーカー / ¥12,000(Reebok CLASSIC / リーボック アディダスグループお客様窓口)靴下(スタイリスト私物) 撮影 : ryutaro yamaguchiヘアメイク:zaki.モデル:saya編集・スタイリング:azu satohおすすめアプリ(sponsored)憧れのバッグが使い放題!様々なブランドのバッグが、月額で借り放題になるバッグレンタルサービス『Laxus』。ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど14,000種類のブランドバッグが使い放題なので、飽きたら交換すればOK!バッグも洋服に合わせてコーデを楽しんでみませんか? インストールはこちら ファッションコーデ『Laxus』(PR)
2017年08月06日いつかは持ってみたい、憧れブランドのバッグ。タイムレスな魅力を放つ定番の型からトレンド最先端のitバッグまで、毎日のコーディネートに取り入れることができるサービスをご存知ですか?「Laxus(ラクサス)」は、高級ブランドのバッグを月額6,800円で借りることができるシェアリングサービスです。「高級ブランドのバッグを持ってみたいけど日常で使う想像がつかない…」そんなレディのために、ROBEでは《日々、越境レディ》をテーマに、ラクサスでレンタルしたバッグを使用したコーディネートを提案!コレクショントレンドから読者発のリアルトレンドまで幅広く扱うROBEだからできる、ハイブランド×等身大のコーディネートを全5回にわたってお届けします!最後にはお得なクーポン情報もあるのでお見逃しなく。第3回は【 #休日はオフランウェイ 】編!ひとりだからこそ好きな服を着るの「誰とも会わない日は思い切った格好にチャレンジ。まるでオフランウェイにいる気分で。」越境レディは日々のファッションを自由に飛び越える。ある時は可愛く、ある時はカジュアルに、そして今日は気合を入れて…。パリコレでスナップをされちゃうかも、なんてイメージを膨らませて。誰の目も気にしない休日だからこそ、思い切ったコーデに挑戦。袖から袖を垂らしてみたり、大胆なスリットから足を出したり、隠して見せる上級レイヤード。盛り込みコーデに合わせるのはマットに輝くシルバーのバッグ。“足すけど引く”に丁度いいのがこのカラー。コーディネートに合わせるバッグを探すSTELLA McCARTNEY “ファラベラ”ファッションを自由に楽しむ彼女が借りたのはSTELLA McCARTNEYの代表作 “ファラベラ”。ずっしりと存在感のある持ち手のチェーンはサイドへと繋がり、一筆書きをしたような特徴的なラインを描き出すバッグ。柔らかなレザーは動かすたびに表情を変え、体に寄り添うように馴染んでいく。折りたたんでクラッチのように持ってみたり、肩から下げてみたり、見せ方はあなた次第。ラクサスでバッグをチェック!高級バッグが借り放題!ラクサスの秘密とはラクサスの人気の秘密は、選ぶバッグのグレード問わず一律料金という明快な価格設定はもちろん、保有バッグ数 18,000 個、取扱いブランド数 52 ブランド( 2017年7月25日現在 )と、選べるバッグの幅が広いというポイント。シャネルやルイ・ヴィトン、エルメスといった憧れのラグジュアリーメゾンから、セリーヌ、アニヤハインドマーチといったitバッグが揃う注目ブランドまで、どんなシーンにも合わせることができるラインナップです。返却期限は無く、有料会員である限り同じバッグを借り続けることも可能。軽い傷や汚れなどの保証も月額費用に含まれているので、日常使いも安心です。バッグを借りてみる!ROBE読者限定クーポンこのバッグを借りてみたいと思ったROBE読者だけにスペシャルプレゼント!ラクサスで使える初回ポイント12,000円分を贈呈。実質約2ヶ月分の無料お試し期間をゲットできます。ラクサスのアプリダウンロード後、下記キャンペーンコードの入力をお忘れなく!【キャンペーンコード】robe78※期限は2018年8月1日まで次回は【 #彼とデート 】編!Laxusアプリをダウンロードする(iOS / Android)HP / InstagramCredit アイテム名 / 税抜金額 (ブランド名 / 問い合わせ先) リボンブラウス / ¥31,320ラメトップス / ¥19,440デニムスカート / ¥29,160(全て5-knot..... / ESTEEM PRESS)サンダル(スタイリスト私物) 撮影 : ryutaro yamaguchiヘアメイク:zaki.モデル:saya編集・スタイリング:azu satohおすすめアプリ(sponsored)憧れのバッグが使い放題!様々なブランドのバッグが、月額で借り放題になるバッグレンタルサービス『Laxus』。ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど14,000種類のブランドバッグが使い放題なので、飽きたら交換すればOK!バッグも洋服に合わせてコーデを楽しんでみませんか? インストールはこちら ファッションコーデ『Laxus』(PR)
2017年08月06日ジバンシィ(Givenchy)2017年秋コレクションより、新バッグコレクション「インフィニティ」が登場。バッグには、前デザイナーのリカルド・ティッシによってデザインされた太いチェーンモチーフ「インフィニティ・チェーン」が取り入れられている。過去から未来へ繋がる、壊れることのない不変性を表現したモチーフだ。シグネチャーデザインとして、これまでジバンシィのウェア・シューズ・ジュエリーなどに採用されてきた。コレクションからは、様々なスタイルを演出する4型がラインナップ。カジュアルで構築的なバケツ型はサイドに、ホーボーバッグはハンドル部分にチェーンモチーフがあしらわれている。容量が大きいため、オフィスや日常使いにぴったりだ。そのほか、美しい曲線が特徴のサドルバッグや、エレガントなフラップバッグが登場。フラップバッグは取り外し可能なストラップ付きで、クラッチバッグとしても使える2way仕様。イブニングスタイルにおすすめのアイテムだ。【詳細】インフィニティ発売日:2017年7月1日(土)※ミニ サドルのみ9月より展開予定。取り扱い:ジバンシィ表参道店、伊勢丹新宿店、銀座三越店、阪急うめだ本店、岩田屋本店【問い合わせ先】ジバンシィ表参道店TEL:03-3404-0360
2017年07月24日ビューティフルピープル(beautiful people)2017年プレフォールコレクションから、新作かごバッグとチェーンバッグが登場。2017年6月中旬より発売される。マルチボーダーのかごバッグマルチボーダーのカラフルな色合いが目を惹く、かごバッグ。丸みのあるフォルムと、蓋から覗くボリューミーな裏地のボア使いも特徴的だ。蓋はスライド式で持ち手に取り付けてあるのでサイドに垂らして使用することができる。カラーは柔らかいパステルカラーとヴィヴィッドカラーの2色展開。英国の「チェスターフィールドソファ」をイメージしたバッグイギリス発祥の伝統的なソファ「チェスターフィールドソファ」をイメージしたチェーンバッグも登場。ソファの特徴となっているボリュームのあるクッションにクルミの鋲飾りを深く入り込ませ、凹凸感をそのまま表現した。革は独特のソフトな質感に加え、仕上がった革に手作業でロウを塗り込みアイロンをあて、ムラと艶を表現することで、使い込んだようなヴィンテージ感のある仕上がりに。カラーは本物のソファのようなキャメルとアクセントに取り入れたい綺麗なブルーの2色。アクセサリー感覚で着こなしに取り入れてみてはいかがだろう。【詳細】ビューティフルピープル 新作バッグ発売時期:2017年6月中旬価格:・かごバッグ「rattan round basket」21,000円+税・チェーンバッグ「chesterfield metal clasp wallet」75,000円+税取り扱い:ビューティフルピープル直営店、公式オンラインストア【問い合わせ先】ビューティフルピープル 青山店TEL:03-6447-1869
2017年06月12日“進化系ラグジュアリービアリゾート"「ルガル・ア・アモール(LUGAR HA AMOR)」が、町田モディ屋上にオープン。“ただのビアガーデンじゃつまらないでしょ?”をテーマにした「ルガル・ア・アモール」では、ラグジュアリーなビアリゾートをイメージした開放的な空間を提供。シートは、カップルソファ、ベットソファ、ローテーブルソファと3種類設けられ、どれも贅沢にくつろげる仕様だ。店内からは、綺麗な夜景が眺められカップルにも最適。映像ショーやメッセージ投影のできる巨大スクリーンも装備されるので、大切な人へのサプライズや記念日に利用するのもおすすめだ。フードは、暑い季節に相応しい南米料理を数多く提供。ナチョスやトルティーヤ、ジャンバラヤなどには、コットンキャンディーを用いたオリジナルカクテルを合わせてみて。もちろんビールも用意。生ビールだけでなく、氷点下ハイボール、樽生スパークリング、中南米をイメージしたカクテル、ソフトドリンクが飲み放題で楽しめるので、友人や家族でワイワイと夏の思い出作りをするのにもぴったりだ。【ショップ詳細】ルガル・ア・アモール(LUGAR HA AMOR)オープン期間:2017年4月29日(土)~9月30日(土)会場:町田モディ屋上住所:東京都町田市原町田6-2-6 (町田モディ屋上)TEL:042-812-2580 営業時間 :・OPEN 16:00 / CLOSE 23:00(4月、7~9月)・OPEN 17:00 / CLOSE 23:00(5月~6月 平日)・OPEN 13:00 / CLOSE 23:00(スプリングテラス:5月~6月土日祝 限定)<4種類のコースメニュー>・VIPシートコース :5,000円(星空を眺めながら寛げるソファシート、ウェルカムワインを用意)・スタンダードコース :4,500円(ルガル・ア・アモール おすすめオリジナルコース)・ミッドナイトコース :3,000円(21時からの限定コース)・ランチコース :3,000円(5.6月土日祝 限定13:00~)■巨大スクリーン毎日19:30~、21:30~の2回。応募の中から抽選で1日7組限定。
2017年05月05日サンワサプライが運営している直販サイト『サンワダイレクト』から、カメラバッグとしてもインナーバッグとしても使用でき、一眼レフカメラやビデオカメラを収納可能なカメラインナーバッグ「200-DGBG010_011」が発売されました。お手頃カメラ収納バッグ♪本製品は、一眼レフカメラやカメラアクセサリーを収納できるインナーバッグです。四角いフォルムで、カメラを衝撃から守り、他の荷物と混ざるのを防ぎます。上部には持ち手付きでそのままカメラバッグとしても使用できます。またインナーバッグとしてバックパックやボストンバックなどに入れて、普段のバッグをカメラバッグとして使用することもできます。ショルダーベルトが付属しているので、肩に掛けての使用も可能で、使用しないときはそのままカメラの保管ボックスとしても活用できます。内装は付属の間仕切りを使用して、一眼レフカメラの他ミラーレス一眼やビデオカメラの収納も可能です。クッション厚は、底部約12mm、上部+側面は10mmで外装は折れ曲がりにくく耐久性のある高弾性PVCを採用しています。また小物収納に便利なメッシュポケット付き、背面にはスーツケースなどに設置できるキャリーサポーター付きです。本製品のSサイズ(200-DGBG010)のサイズは、外寸が約W210×D145×H190mmで重量は約317gです。Lサイズ(200-DGBG011)の外寸サイズは、約W350×D165×H210mmで重量は約491gです。商品概要カメラインナーバッグ(カメラケース・バッグインバッグ・ショルダー対応・ビデオカメラケース)型番:200-DGBG010販売価格:2,296円(税抜)型番:200-DGBG011販売価格:2,759円(税抜)商品ページ
2017年02月28日デルヴォー(DELVAUX)から、新作バッグ「ザ・ヒーロー(The Hero)」が登場。2017年2月15日(水)より数量限定で販売される。「ザ・ヒーロー」は、アイコンバッグ「ブリヨン」のフォルムをベースに、プレッピースタイルとスポーティルックを掛け合わせた。バッグには、全体を占めるほどの大きなサイズで、ブランドの創立年を意味する「1829」のエンブレムを配した。ホワイトで縁取られたレッドの数字と、深いグリーンの背景が、まるでユニフォームのような印象。かっちりとクラシックなフォルムと、コントラストを成す。素材にもこだわりが。熱はんだ付けされた淡いグリーンのPVCを数層に重ねたビニールで作られたバッグは、スケルトン仕様、スポーティな軽やかさを放つ。ステッチを目立たせない加工を施し、シームレスな質感を実現した。また、バッグにはほのかにバニラを香りづけし、スクールガールを思わせる繊細でフレッシュな魅力を感じさせる。さらに、バッグは2色のナイロンキャンバスストラップを装備。肩から身軽に掛けて持てば、快活なプレップスクール・シッ クなスタイルが完成する。【詳細】デルヴォー 「ザ・ヒーロー」発売日:2017年2月15日(水)販売店舗:全国の限られたデルヴォーブティック ※数量限定価格:143,000円サイズ:高さ27.5×幅36×マチ19cm【問い合わせ先】デルヴォー・ジャパンTEL:03-6418-0983
2017年02月13日東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が、開園35周年を迎える2018年4月15日(日)にリニューアルオープンする。“世界で一番幸せな船旅”世界各国の子どもたちや動物たちに迎えられながら、“世界で一番幸せな船旅”を体験する「イッツ・ア・スモールワールド」。ヨーロッパからスタートする旅は、アジア、アフリカ、中南米、南太平洋の島々などを経て、世界中の子どもたちによるテーマ曲「小さな世界」の合唱でフィナーレを迎える。小さな子供から大人まで、多くのゲストに愛されている人気アトラクションの一つだ。アナ雪、シンデレラ、ラプンツェルも登場イッツ・ア・スモールワールドの大幅リニューアルはオープン以来初めてとなり、ディズニー映画に登場する様々なキャラクターが加わるほか、映画の名シーンを彷彿させる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれるとのこと。旅の始まりであるヨーロッパのスカンジナビアには、映画『アナと雪の女王』のエルサ、アナ、オラフが登場するほか、ヨーロッパでは、『ふしぎの国のアリス』や『シンデレラ』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』、アジアは『ムーラン』や『アラジン』、そしてアフリカでは『ライオンキング』など、ディズニー映画で愛される様々なキャラクター約40体が新たに仲間入り。それぞれのシーンをより華やかに彩り、さらに幸せな船旅を演出する。特別グッズ&メニューもドール仕様のアリエルやシンデレラリニューアルオープンを記念して、新生「イッツ・ア・ スモールワールド」の世界を感じられるスペシャルグッズやスペシャルメニューが4月10日(火)から販売される。スペシャルグッズからは、ぬいぐるみバッジやポストカードなど、23種類の商品が勢揃い。中でも注目は、アトラクション内に新たに加わるシンデレラやラプンツェル などディズニーキャラクターをモチーフにした可愛らしい人形だ。新生「イッツ・ア・ スモールワールド」の船旅で出会うキャラクターたちと同様、 愛くるしい表情が魅力。抱っこしながらパーク内を歩いたり、部屋に飾ったりしてみては。5ヶ国を表現した“ピッツァ・スモールワールド”また、スペシャルメニューは「イッツ・ア・スモールワールド」のように世界を1周することをイメージ。1年間かけて、世界の各エリアをテーマにした5種類のピザ「ピッツァ・スモールワールド」が順次展開される。最初は、アトラクション内のルート同様にイタリアをテーマに、パンチェッタとサラミを使用したピザを販売。その後、アジア・アフリカ・中南米・南太平洋とテーマを変え、“世界で一番幸せな船旅”をヒザで表現する。【概要】東京ディズニーランド「イッツ・ア・スモールワールド」大幅リニューアルリニューアル時期:2018年4月15日(日)※リニューアルのため、現バージョンの「イッツ・ア・スモールワールド」は、2017年3月1日(水)よりクローズ■スペシャルグッズ&メニュー発売日:2018年4月10日(火)・ドール 各3,600円高さ:約27〜30cm販売店舗:キングダム・トレジャー・ピッツァ・スモールワールド(パンチェッタ& サラミ)価格:単品 550円、スペシャルセット スーベニアランチケース付き 1,660円販売店舗:キャプテンフックス・ギャレー【問い合わせ先】東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターTEL:0570-00-8632(9:00〜19:00)(一部のPHS・IP電話・国際電話からは TEL:045-330-5211)
2016年11月27日東京ディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が、東京ディズニーランドが開園35周年を迎える2018年春、大幅にリニューアルすることがわかった。リニューアル後は『アナと雪の女王』のエルサ、アナ、オラフを始め、ディズニー映画に登場するキャラクター約40体やディズニー映画の音楽も新たに追加となることが決定した。この「イッツ・ア・スモールワールド」とは、東京ディズニーランドのオープン当初からある人気のアトラクション。ゲストはボートに乗って世界各国の子どもたちや動物たちに迎えられながら、“世界で一番幸せな船旅”を体験するというストーリー。その旅はヨーロッパからスタートして、アジア、アフリカ、中南米、南太平洋の島々などをめぐって、フィナーレでは、世界中の子どもたちがテーマ曲である「小さな世界」を仲良く合唱。小さな子どもから大人まで、とても数多くのゲストに愛されている老舗のアトラクションだ。同アトラクションの大幅リニューアルは、東京ディズニーランドのオープン以来初めてのことで、ディズニー映画に登場する、さまざまなキャラクターが新しく加わるほか、映画の名シーンを彷彿とさせる音楽が、「小さな世界」の楽曲内に織り込まれる予定だという。旅の始まり、ヨーロッパのスカンジナビアには、映画『アナと雪の女王』のエルサ、アナ、オラフが登場するという。このほか、ヨーロッパでは、『ふしぎの国のアリス』や『シンデレラ』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』など、アジアは『ムーラン』や『アラジン』、そしてアフリカでは『ライオンキング』などといったディズニー映画のキャラクターが約40体も加わって各シーンを華やかに彩って、さらに幸せな船旅へと変化する。※現行「イッツ・ア・スモールワールド」は、2017年3月1日(水)よりクローズ。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年11月24日白雪姫やピーターパンなど、有名なおとぎ話のキャラクターが次々登場し、現代の世界と“おとぎ話”の世界が交差する斬新なストーリーを描く海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」。シーズン3では、ネバーランドがシーズン前半のメイン舞台となり、ピーター・パンやティンカー・ベルのほか、『リトル・マーメイド』のアリエルが登場、シーズン後半には高い塔に閉じ込められているラプンツェルや、あの『アナと雪の女王』のエルサなどの新たなキャラクターが現れることでも話題を呼んでいる。このほど、本作で主人公エマ・スワンを演じる女優ジェニファー・モリソンのインタビューが到着。大人もハマる“おとぎ話”の魅力を語ってくれた。今回、シーズン3では、エマとレジーナ、ゴールド、メアリー、デヴィッドら家族は、誘拐されたヘンリーを助けるために、一致団結して、フック船長の船でネバーランドへと救出に向かう。ヘンリーをさらった黒幕はピーター・パン!次々と襲いかかる危機をはねのけヘンリーを取り戻したエマたちはストーリーブルックへ戻るが、連れ帰ったその少年は、ヘンリーになりすましたピーター・パンだった…。一方、オズの国の西の悪い魔女が人々に新たな呪いをかける――。『シンデレラ』をはじめ、“おとぎ話”の実写映画化が大成功を収めている近年、その理由について、モリソンは、「人々はあらゆる障害や逆境に直面していて、誰もが希望を探しているから」と自らの考えを話す。つまり、さまざまな困難を乗り越えたとき、素晴らしい人生が訪れるという、おとぎ話に隠されたメッセージが、人々を魅了しているというのだ。例えば、映画『マレフィセント』や本作の大ヒットは、「単に子どものころから知っているノスタルジックな物語というだけではなく、現代の人々が、無意識のうちに“おとぎ話”に希望を求めているから」と分析する。また、自身が演じるエマ・スワンというキャラクターについては、実は「視聴者を代表する存在」だと言う。というのも、エマと同じように、視聴者も当初からこの作品の世界観を信じる理由は1つもないが、物語が進み、「エマがこの物語の真実を信じるように少しずつ納得していくことで、視聴者も彼女と一緒にこの物語を信じるようになるからだ」という。もちろん、本シーズンでも、ネバーランドに向かうエマは、行動力抜群ではあるもののイケメンなフック船長に翻弄される面もあり、視聴者は彼女によって物語により感情移入していくことになる。さらに、シーズン3のお気に入りとして、「最後の2回のエピソード」を挙げるモリソン。エマが過去のおとぎ話の世界に行き、エマの両親でもある白雪姫(エアリー)とチャーミング王子(デヴィッド)が恋に落ちるところを見るシチュエーションが楽しかったという。また、エマがおとぎ話の世界で、『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫や、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公マーティ・マクフライなどのキャラクター名を出し、周りのみんなを「誰?誰?」と混乱させるジョークも気に入っているとふり返る。最後に、恐れを抱えるエマの設定にちなんで、自身の恐れを聞いてみると「家族や友人と別れなければならないときが来ることが怖い」と語るモリソン。仕事で離れていることが多いいものの、家族や友人との時間はとても大切にしていると話してくれた。モリソンのお気に入りの最終2話のエピソードはもちろん、ピーター・パンの衝撃的なキャラクターや、勇敢なアリエルの活躍、フック船長とエマの恋のゆくえなど、これまで以上に見どころがたくさんあるシーズン3。何といっても、ラストのエピソードに、あの雪の女王・エルサが登場するのも見逃せない。ディズニーを代表するキャラクターとも言えるエルサの登場で、ラストエピソードは華やかに締めくくられ、シーズン4への期待もいっそう高まっていくはずだ。「ワンス・アポン・ア・タイムシーズン3」はDVDにて発売中&レンタル、全話デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日2016年3月25日(現地時間。日本は26日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14295をリリースした。以前のビルドで発生していたXbox OneおよびXbox 360用コントローラー接続時にPCがハングアップする問題や、カスペルスキーの各セキュリティソフトに起因する問題、Windows 10 Mobile Insider Previewの復元問題などが修正された。ちょうど来週は開発者向けカンファレンス「Build 2016」が開催される予定だが、その直前リリースということで、一連のバグフィックスを行ったのだろう。○軽微なバグフィックスに留まるビルド14295BuildFeedの情報が正しければ、現在Microsoft社内ではビルド14308まで開発が進んでいるが、同社は2016年3月31日から開催する「Build 2016」直前にビルド14295をリリースした。今回もPC版に限らずスマートフォン向けのWindows 10 Mobile Insider Previewも同時に更新し、Lumia 635を除く対象デバイスに配信している。基本的にビルド14295は新機能は加わっていない。あくまでも既知の問題を修正し、フィードバックに基づいたバグフィックスに留めていると、Microsoft Engineering SystemsチームCVPのGabriel Aul氏は公式ブログで説明している。まずはWindows 10 Insider Previewの修正内容から確認しよう。Xbox OneおよびXbox 360コントローラー、もしくはその他のゲームパッドをPCに接続するとフリーズする問題。[CapsLock]キーを有効にした状態でMicrosoft Edgeを使い、パスワードを入力するテキストボックスに文字を入力するとタブがリフレッシュする問題を修正。UWPアプリケーションの「Xbox」が正常に動作しない問題。カスペルスキー製の各セキュリティ対策ソフトに含まれるドライバーによってWindows 10が正常に動作しない問題。上記の問題を本ビルドでは修正している。だが、筆者が他の連載記事で報告したようにクライアントHyper-Vのオン/オフができない問題はビルド14295でも発生した。改めて説明すると、Intel-VTやSLAT(Second Level Address Translation)といったHyper-Vのシステム要件を満たす環境で、Hyper-Vプラットフォームのインストール/アンインストールができないというものだ。そのため、VMware Workstationは「~実行する前に、システムからHyper-Vの役割を削除してください」というメッセージと共に仮想マシンを起動できなくなり、VirtualBoxに至ってはプログラム本体を起動できない状態になる。ビルド14291で発生した本問題については既に報告済みだが、海外の事例を見ても同様の現象は発生しておらず、筆者も別のPCでWindows 10 Insider Previewを試しても、そちらは問題ない。そのため固有の問題と思われるが、日常的に仮想マシンを使用する筆者としては頭を抱える問題である。一方のWindows 10 Mobile Insider Previewは以下の問題を修正した。ビルド14291で発生していたデバイスをリセットし、バックアップから復元する際にアプリケーションのインストールに失敗する問題。新しい言語およびキーボードがダウンロードできない問題。ただし、言語&キーボードのダウンロードは正しく表示されない問題があるため、<電話の更新>からダウンロードし、手動で再起動しなければならないという。なお、筆者の環境では以前から発生している音声認識言語のダウンロード問題は未だに解決していない。この問題でCortanaが使えないのは困りものだ。次はWindows 10 Insider Preview ビルド14295で確認されている問題を列挙する。「ナレーター」や他のスクリーンリーダーアプリケーションが「Feedback Hub」のメニューオプションを読めない問題。Hyper-Vの仮想スイッチが有効な環境では、通知領域のネットワークアイコンが正しく表示されない問題。TPMチップ搭載PCで「Tpm-Maintenance」が動作すると、トラックパッドやオーディオの動作に影響をおよぼす問題。Windows HelloもしくはPIN使用時にMicrosoft Passportサービスが起動し、Bluetoothがデバイススキャンを繰り返す問題。Miracastを介してビルド14291からアップグレードできない問題。ビルド14271から発生している「QQ」がクラッシュする問題。TPMチップ搭載PCの問題に対しては、「タスクスケジューラー」のツリーを<タスクスケジューラーライブラリ>→<Microsoft>→<Windows>→<TPM>と展開し、「Tpm-Maintenance」を右クリック→<無効>と順にクリックすれば回避できる。Bluetooth関連の問題はバッテリー寿命の低下やデバイスの応答性低下など数々の問題を引き起こすため、Microsoft Passport(NgcSvc)サービスの無効化を推奨したい。具体的には管理者権限を持つコマンドプロンプトから、「reg add HKLM\System\CurrentControlSet\Services\NgcSvc /v Start /t REG_DWORD /d 0x4 /f」を実行し、PCを再起動する。ただし、Windows HelloおよびPINによるサインインはできないので注意してほしい。Miracastの問題も同様に「reg add HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\SharedAccess /v StandaloneDhcpAddress /t REG_SZ /d "192.168.137.1" /f」と実行すれば回避できる。続いてWindows 10 Mobile Insider Preview ビルド14295で確認されている問題を列挙する。Microsoft Band 1/2と同期時にAPIエラーが発生する問題。Miracastを介してビルド14291からアップグレードできない問題。Microsoft Display Dockが検出できない問題。Microsoft Bandの同期問題に関しては、Windows 10 Mobileデバイスのリセットとペアリングの再実行で改善する。Miracastに関する問題の回避策は見つかっておらず、Microsoft Display Dockの問題もビルド14291から発生しているが、こちらも未解決だ。多くの問題を抱えているWindows 10/10 Mobile Insider Previewだが、Build 2016で明かされる次期大型アップデートのRedstoneに注目したい。阿久津良和(Cactus)
2016年03月28日●Microsoft Edgeが拡張機能をサポート2016年3月17日(現地時間。日本は18日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14291をリリースした。今月2回めとなる本ビルドでは、Microsoft Edgeの拡張機能サポート、タッチボードや手描きキーボードの日本語拡張、従来の「Insider Hub」を「Feedbuck Hub」に統合するなど多くの改善を加わえている。○Microsoft Edgeが拡張機能をサポート前ビルドであるビルド14279は多くのバグを残していたためか、本ビルドに至るまで約10日間もの時間を要した。1カ月を3分割すれば順当なため、"要した"という表現は適切ではないものの、ビルド14279まで発生していたバグの一部は改善したが、已然と残る問題もあるので、最後までご覧頂きたい。さて、ビルド14291最大の特徴は待望のMicrosoft Edge拡張機能のサポートである。先日、拡張機能ページが一瞬Web上で公開されるというトラブルもあったが、振り返ってみれば本ビルドのリリースに合わせて公開するつもりだったのだろう。本ビルドのMicrosoft Edgeは34.14291.1001.0に、EdgeHTMLは14.14291へ更新し、<詳細>メニューには<拡張機能>が加わった。<拡張機能の入手>から拡張機能ダウンロードページ(プレビュー版)を開き、各拡張機能をダウンロードする仕組みだ。執筆時点で入手できるのは「Microsoft Translator」「Reddit Enhancement Suite」「Mouse Gestures」の3つ。1つめはお馴染みのMicrosoft製翻訳ツール、2つめは英語圏で人気の掲示板Redditを使いやすくする機能セット、3つめは文字どおりMicrosoft Edgeでマウスジェスチャーを有効にする拡張機能である。それぞれを展開したフォルダーを参照し、インストールする仕組みだ。今回はあくまでもプレビュー版のため、インストールに伴う手順は煩雑だが、今後はWindows Storeから提供を行う予定である。なお、ジェネラルマネージャーのDrew DeBruyne氏のブログ記事によれば、Microsoft Edge拡張機能はこれだけに留まらず、AdBlockやAdblock Plus、Amazon、LastPass、Evernoteなどの移植を予定しているという。Microsoft Edge自身にも改良が加わり、タブのピン留め機能が加わった。こちらは開いているタブをFaviconサイズに縮めて固定するというもの。ピン留めを解除しない限り、Microsoft Edgeを終了しても次回起動時に開くため、Webメールやスケジュール、ポータルサイトなど頻繁にアクセスするサイトをピン留めしておくと便利だ。また、URLペースト時にそのままWebサイトにアクセスする<Paest and Go>が加わり、クリップボードの内容が文字列の場合は<Paste and search>へ自動的に切り替わる。筆者はまだMicrosoft Edgeを常用Webブラウザーとしていないため、使用時はURLのコピー&ペーストを行っていたが、その都度[Enter]キーを押すのを面倒に感じていた。本機能が加わることで、わずかながら操作性が改善したといえるだろう。●UWPアプリも改善されたが……○UWPアプリも改善されたが……Microsoft Engineering Systems Team CVPのGabriel Aul氏の説明によれば、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションの「マップ」も改善を加えたという。例えばWindows 10で起動すると、タブ機能などいくつかのUI改善が加わり、Windows 10 Mobileで起動するとほぼ同じUIになったことが確認できる。「マップ」の改善ポイントは、Windows Mapsチーム プロダクトマーケティングマネージャーのKushal Kapoor氏の公式ブログが詳しい。タブを使った検索結果の複数保持機能をアピールしながら、公共施設や観光地などの提供情報拡大、バスの乗り換えやカーナビに関する改善も加わったという。このあたりは米国に限った更新らしく、日本国内で乗り換えを試したところ、提示された手順は以前のまま。加えて日本地図自体も相変わらず改善されず、軸や角度を変更しても地図上の文字列は追従しない点はファーストリリース版と同じだ。この点はWindows 10 Mobile国内展開の大きな障壁となるだろう。更新したUWPアプリケーションは「アラーム&クロック」も含まれる。インラインタイムピッカーとデザインを変更し、わずかながら使い勝手がよくなった。もっとも個人的にはちょっとした用事であればCortanaのリマインダーを使った方が便利に感じるので、正直に述べると興味を惹かれる改善ではない。我々として嬉しいのは日本語環境に対する2つの強化だ。1つめは日本語に対応した片手かなタッチキーボードの搭載。キーボードレスのタブレットを片手で使う際に、スマートフォンで馴染んだキーボードレイアウトが使用可能になる。この片手かなタッチキーボードはタッチキーボードと同じく任意の場所に移動できるため、右手でも左手でもよい。もう1つは日本語の手描き入力モードである。もちろん以前から同機能は用意されてきたが、1文字ずつ認識させる旧態依然の手描き入力モードだった。個人的には往年のZaurusを連想していたが、今回のは英語版の手描き入力で早々に採用されていたテキストボックスにそのまま描き込むと文書として認識する仕組みが日本語に対応した形だ。公式ブログでは触れていないが、日本マイクロソフトの傘下にあるマイクロソフトデベロップメントの努力やフィードバックが実った結果と思われる。Windows Insider Program参加者はご承知のとおり、「Windowsフィードバック」と「Insider Hub」という2つのUWPアプリケーションが提供されてきた(前者は通常のWindows 10でも使用可能)。本ビルド以降は両アプリケーションの機能を統合した「Feedback Hub」を使用することになる。ただし、Feedback Hubは不安定らしくスクリーンショットを作成するショートカットキー(PCは[Win]+[Shift]+[?]キー。Windows 10 Mobileデバイスはボリュームアップボタン+電源ボタン)を押すとハングアップするが、次のビルドで修正が予定されている。また、「Windowsフィードバック」をスタートメニューにピン留めすると、正しく動作しない問題は将来的な修正タスクに含んでいるとAul氏は説明した。●Windows 10 Mobileも着々と進化○Windows 10 Mobileも着々と進化最後に本ビルドで加わった修正を列挙する。通知領域で発生していた表示の乱れや、デバイスの取り外しアイコンのデザインが古くなってしまう問題、Wi-Fi接続時にWEP暗号化を使用した際にセキュリティ保護がなされなかった問題を修正。8インチ未満のデバイスをポートレートモードで使用する際、Microsoft Edgeの「ページ内の検索」ツールバーに<×>ボタンが表示されない問題や、サジェスト検索時に発生していた問題を修正した。なお、以前のビルドで発生してたSurface Pro 3/Pro 4/Bookでハングアップする問題は未解決。Aul氏は電源ボタンを長押しして、強制的な再起動を実行する手順を紹介している。また、Xbox OneおよびXbox 360用コントローラーをPCに接続するとOSがハングアップする問題が新たに確認された。いずれもエンドユーザーレベルでは対応できない問題のため、SurfaceシリーズユーザーやXboxコントローラーをお使いの方は本ビルドを避けた方が安全だろう。また、Hyper-Vの仮想スイッチが有効な環境では、通知領域のネットワークアイコンが正しく表示されない問題が新たに加わったが、こちらはクライアントHyper-Vに限らず、VMware Workstationでも同様の問題が発生する。もっともアイコンの状態に限らず、ネットワークには正しく接続できるため、次ビルドまで我慢する他はないだろう。なお、ビルド14271から発生していた「QQ」や「カスペルスキー アンチ ウイルス」などに起因する問題は未解決だ。今回はWindows 10 Mobileも同じくビルド14291に更新している。こちらは前回の時点でビルド14267だったが、途中でビルド14283へ更新しているが、こちらは日本マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部 エバンジェリスト 高橋忍氏のブログ記事が詳しいので、そちらを参照してほしい。Windows 10 Mobile Insider Preview ビルド14291では、Windows 10 Insider Previewで説明したWEP暗号化の問題やテキスト入力時に複数の単語を入力すると反応が遅くなる問題、フォントサイズを大きくしてもアプリケーションなどが反応しない問題を改善。また、「設定」がフォトピッカーが誤動作する現象も改善している。Microsoftが認識している問題は少なくない。デバイスリセットする際にアプリケーションの再インストールが失敗し、正しく動作しなくなる問題を同社認識しているという。対応策としてAul氏はバックアップ機能の無効化を推奨している。日本では関係ないもののMicrosoft Bnad 1/2とペアリングしている場合、APIエラーが発生する問題が発生しているそうだ。Aul氏はデバイスリセットや言語変更を推奨しているが、音声通話などにも影響をおよぼしているため、私見ながら根深いバグのように感じられる。Windowsフィードバック改め「Feedback Hub」で問題を提案するとアプリケーションごと落ちてしまう現象は本ビルドでも確認した。Windows 10およびWindows 10 Mobileを改善しようとするユーザーのやる気を根本から削いでしまうため、早期の対応を期待したい。さらに日本未発売のため、大半のユーザーに影響はないが「Microsoft Display Dock」のガジェットアプリケーションが正常に動作しないようだ。Aul氏は「Continuum for Phoneは使用できるが、USB Type-Cに関する安定性に問題があるものの使用に支障はない」と説明している。また、「設定」の<更新とセキュリティ(Update&Security)>に<Windows Update Program>が加わったが、こちらを選択してもアプリケーションがハングアップするため、本ビルドでは「Windows Insider」の使用を推奨しているが、Feedback Hubがリリースしたばかりなので致し方ないだろう。ビルド14291はMicrosoft Edgeの機能拡張やUWPアプリケーションの更新、Windows 10 Mobileの機能向上など多くの面で改良が加わっている。以前のビルドでは携帯データネットワークを無効にしてもモバイルホットスポットによるテザリングが可能だったが、本ビルドからは携帯データネットワークの有効化が必要になるなど、整合性を整えつつある。まもなく開発者向けカンファレンス「Build 2016」も開催することから、開発チームには一段の努力を期待したい。阿久津良和(Cactus)
2016年03月22日2016年3月4日(現地時間。日本は5日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14279をリリースした。3月初となる本ビルドでは、Cortanaをスペイン語(メキシコ)、ポルトガル語(ブラジル)、フランス語(カナダ)に対応させ、日本語IMEのパフォーマンスと候補の改善、サインイン時のUXを改善している。○新機能が加わるが依然として一部のバグは未修正Windows 10 Insider Previewには、"日進月歩"という言葉がよく似合う。改めて述べるまでもなくWindows 10以前、エンドユーザーが未完成のOSに触れる機会は希で、それこそネット上に流出したリーク版を試す程度。だが今では、月に数回のアップデートを行い、細かいバグフィックスや機能・UXの改善と一歩ずつ歩みを進めている様子を体験できる。もちろん基盤となるOSに求められる安定性や不変性という面では相反するものの、筆者は少しずつ姿を変えていくWindows 10を楽しむのも一興、と感じるようになった。さて、今回のビルド14279に対する最大の変更点はCortanaが対応する言語の拡張だ。公式ブログによれば、スペイン語 (メキシコ)、ポルトガル語 (ブラジル)、フランス語 (カナダ) の3言語に対応し、14カ国に広まっている。ただし、言語としては英語・中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・日本語がこれまで対応していたため、ポルトガル語が加わった形だ。もっとも米国で使う英語と、本家である英国の英語が異なるように、言語は同じでも使い方は異なる。Microsoft Engineering Systems Team CVPのGabriel Aul氏は「ブラジル全体で食べられている『パステル』が人気であることを知った」と述べ、Cortanaのローカライズに注力していることを明らかにした。もちろん我々日本人には直接関係ない変化だが、Cortanaの使用範囲が拡大することで機械学習の機会が増え、最終的に賢いCortanaに成長することを期待できるだろう。本ビルドで大きく変化したのはサインイン時の動作である。従来はロック画面をスワイプするかクリックすることでサインイン画面を表示させていたため、ロック画面とサインイン画面という2つの背景画像が存在していた。本ビルドではこれらを統合し、ロック画面の背景画像がそのままサインイン画面にも適用されるように変更している。今回の調整に伴い、アップデート直後はロック画面は何も表示されなかった。最初は戸惑ったが、<参照>ボタンから画像を選択することで以前と同じ動作に戻るため安心してほしい。ただし、「設定」の<パーソナル設定/ロック画面>に「%SystemRoot%\Windows\Web\Screen」フォルダーの画像一覧や参照画像履歴が現れなくなっている。また、Windowsスポットライトを選択している場合、ロック画面とサインイン画面の背景画像は異なるのも違和感を覚えてしまう。この点については改善するとAul氏は述べているため、今後の動向を見守りたい。我々日本人にといって大きな改善の1つが、MS-IMEのパフォーマンスと候補の改善だ。Aul氏は「タイプ時のUXがスムーズになり、予測候補リストから多くの単語を選択可能にした」と述べている。残念ながら筆者は普段からMS-IMEではなくATOKを使っているため、その変化は筆者に分からなかった。この点についてはご了承頂きたい。Aul氏は「フォト」と「Sway」を統合したと述べているが、筆者が確認したところ既存の写真を使ってストーリーを作成する<Tell your story with Sway>ボタンは見当たらなかった(バージョン16.201.11370で確認)。もっとも本件については前日の3月3日(現地時間)にSway Teamが公式ブログでアナウンスしており、下図のようなフォトストーリーを作成できるのだろう。アプリケーションの更新に関しては「Xbox(ベータ)」にも新機能が加わった。ゲーマースコアダッシュボードやゲームセクションの改善、バグフィックスが行われている。ちなみに本アプリケーションは誰でも使用できるが、Windowsストアからのダウンロードが必要だ。本ビルドにおけるバグフィックスとして、Windows 10の移動プロファイル機能を使うと、Microsoft EdgeとCortanaが正常に動作しない問題や、Cortanaのリマインダーが正しく動作しない問題を修正している。また、エクスプローラーで発生していた、表示内容の更新が正しく行われていない点も以前の状態に戻った。例えばデスクトップを共有し、他のPCからファイルをコピーしても[F5]キーを押すまで更新されず、ビルド14271で筆者も困っていた問題だ。また、ビルド14271はBSoD(BlueScreen of Death)が多発していたが、Aul氏は「特定のドライバーをWindows Update経由でダウンロードするとBSoDが発生していた」と説明し、問題が解決したと述べている。筆者の環境では高速スタートアップを無効にすることで回避できたが、ビルド14279では再び有効ながらも同様の問題は発生していない。一方、本ビルドでも多数の問題が確認されている。Surface Pro 3/4とSurface Bookでは、キーボードやトラックパッドなどすべてのUIがハングアップする問題が発生中とのこと。Aul氏は「現在調査中」と説明しているが、これらのデバイスでWindows 10 Insider Previewを試している方は注意してほしい。休止状態から復帰する際にBSoDが発生する問題も未解決だ。こちらは前回の記事を参考に無効にすることをお薦めする。同じく「カスペルスキー インターネット セキュリティ」などに含まれるドライバーを起因する問題、通知領域のレイアウトが破壊する問題、「QQ(中国で有名なIMアプリケーション)」が正常動作しない問題も未解決だ。Windows 10 Mobile Insider Previewに関しては今回リリースされず、ビルド14267で止まっている。もっとも3月2日(現地時間)にビルド10586.122を「MADOSMA Q501」「ALCATEL ONETOUCH Fierce XL」「BLU Win HD W510U」「BLU Win HD LTE X150Q」の4台に開放したことを発表し、今回のビルド14279もPC的な改善が中心のためリリースを見送ったのだろう。阿久津良和(Cactus)
2016年03月07日2016年2月24日(現地時間。日本は25日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14271をリリースした。前回の記事で予想したとおり、2016年2月もビルド14257、ビルド14267、そして今回のビルド14271と3回のアップデートを行った。また、Windows 10 Mobile Insider Previewも同じタイミングで、ビルド14267.1004をリリースしたことから、"OneCore"を実現する開発は1つの山を越えたことがうかがえる。本ビルドはユーザーフィードバックに基づいたバグフィックスが中心となった。○Windows 10とWindows 10 Mobileのビルドを統一MicrosoftはWindows 10と共にWindows 10 MobileのInsider Previewを行ってきた。だが、広く門戸を開いていた後者はビルド10586.107を最後とし、Redstoneに向けて2016年2月中旬から始まったビルド14267.1002は、Lumia 950/950 XL/650/550、そして小米科技のXiaomi Mi4と、インストール可能なデバイスを限定している。今回のビルド14267.1004からは、ALCATEL ONETOUCHのFierce XLが対象デバイスに加わっているが、いずれも日本では販売しておらず、並行輸入品などを購入しなければならない。そのため、進捗を気にされる方は多くないだろう。今後拡大するであろうWindows 10 Mobile市場や、2016年内に迎える大型アップデートを踏まえ、今回からWindows Mobile Insider Previewについても本稿で扱うことにした。さて、まずはPC版のInsider Previewから変更点を確認しよう。Microsoft Engineering Systems Team CVPのGabriel Aul氏が公式ブログで示したバグフィックスは10カ所。1つめはウィンドウの境界に配色するアクセントカラーがすべて黒になる点だ。筆者もデスクトップPCの前ビルドで発生していたので気になっていたが、改めて別PCにインストールした前ビルドで確認すると、正しいアクセントカラーが表示されている。そこで、背景画像を無効にして、単色に切り替えると問題を再現できた。2つめは「Grooveミュージック」使用時に、タスクバー上のボタンにマウスオーバーすると描かれるサムネイルのアイコンを更新したという。先ほどと同じくビルド14267をインストールしたPCと、ビルド14271に更新したPCで確認してみたが、確かにコントロール用アイコンはわずかに大きくなった印象を持った。3つめはPowerPointをスライドショーモードでプレゼンテーションを行っている最中に、タスクバーが自動的に隠れず、予想外の動きをしてしまう問題を修正している。4つめは<プレゼンテーション中は通知を非通知にする>が正しく動作しない問題を修正。このようにタスクバーやトースト通知に関する修正を行ったためか、「設定」の<システム/Taskbar>という新カテゴリーが加わった。ご覧のとおり日本語化されていないが、従来は「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」ダイアログの<タスクバー>タブに並んでいた項目が、同じように並んでいる。ちなみに同ダイアログはビルド14267でも使用できるが、今後はコントロールパネルのWindows Updateのように廃止する方向にあるのだろう。5つめおよび6つめはアクションセンター。こちらに並ぶアプリケーションヘッダー(各通知が並ぶアプリケーション名)を右クリックするとコンテキストメニューが現れ、対象となるアプリケーションの通知を無効にするか、通知に関する設定を行う項目が現れる。前ビルドでは通知を右クリックすると、そのまま削除できたが、本ビルドはアプリケーションヘッダーおよび通知両者でコンテキストメニューが現れる仕組みに変わった。また、アプリケーションヘッダーの領域も拡大している。Skypeやメールといった大量の通知が現れる場合の操作が容易になったのは大きいだろう。7つめはチャットなどインタラクションな通知でテキスト入力できない問題、8つめはユーザー切り替え時にピクチャパスワードが動作していなかった問題、9つめは一部のデスクトップアプリがスタートメニューから欠落してしまう問題、最後は背景画像で<スライドショー>をしている際にアクセントカラーが自動的に切り替わらない問題を修正した。本ビルドにおける既知の問題として、Aul氏は5つのポイントを示している。1つめは休止状態から再開する際に、フリーズやBSoD(Blue Screen of Death)が発生する現象が確認されているそうだ。Aul氏は「現在問題を追跡中だ」と述べ、この問題が解決するまで休止状態を無効にすることを進めている。ちなみにこの設定は、コントロールパネルの「電源オプション」→<電源ボタンの動作の設定>→<現在利用可能ではない設定を変更します>とたどればよい。2つめは「カスペルスキー インターネット セキュリティ」などに含まれるドライバーが、本ビルドでは正しく動作しない問題。既にビルド14267では確認されているが、Aul氏は「現在カスペルスキーと協力して問題の解決に努めてる」と述べつつ、Windows Defenderを含む他のセキュリティ対策ソフトを使用することを推奨している。3つめは<常にすべてのアイコンを通知領域に表示する>のスイッチをオンにしていると、通知領域のレイアウトが破壊するという。試しに有効にしてみたところ、筆者の環境では通知領域がなくなってしまった。スイッチをオフに戻すと元に戻るため実害はないものの、同設定を有効にしているユーザーは注意してほしい。4つめは可視化ライブラリとして有名なD3.jsを使ったサイトのチャートが、Microsoft Edgeで正しく表示されない問題。MicrosoftはCortanaやBing.com、PowerBI.comで同問題を確認していると述べている。最後は「QQ(中国で有名なIMアプリケーション)」が正しく動作しない問題だ。Aul氏は「Windows LiveメールやExpression Encoder 4など古いアプリケーションが影響を与えている」と推測している。続いてWindows 10 Mobile Insider Preview ビルド14267.1004について紹介しよう。本来であれば前ビルドの話もしたいが、かなり冗長になるため、公式サイトのアナウンスをご覧頂きたい。本ビルドでは4つの改善が盛り込まれている。1つめはビルド14267.1002で発生していた、Lumia 550がUSB経由で充電できなくなる問題を修正。2つめはビジュアルボイスメールの通知の修正と、デュアルSIM環境での正常動作。3つめは前述したALCATEL ONETOUCHのFierce XLのサポート。そして最後は履歴機能を備えた「Skypeメッセージング」をリリースしたという。また既知の問題として、「Windowsフィードバック」をピン留めしていた場合、アップグレード後に表示されなくなり、Continuum for Phoneでワイヤレスディスプレイに接続する際の問題、Lumia 950 XLでContinuum for Phoneを使用する際にトラックパッドが正常に動作しない問題を確認しているそうだ。筆者は今のところビルド14271で大きなトラブルに見舞われていないが、前述のとおり休止状態からの再開でトラブルが発生するということは、電源管理周りで何らかの不具合が発生している可能性が高い。Windows Insider Program参加者はこの点に注意しながらビルド14271を試すか、一時的に低速リングに切り替えることをお薦めする。阿久津良和(Cactus)
2016年02月25日2016年2月18日(現地時間。日本は19日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14267をリリースした。ちょうど2016年1月は3回(ビルド11099とビルド11102、ビルド14251)、2月もこのまま行けば2月3日(現地時間)のビルド14257、今回のビルド14267、そしてあと1回程度のリリースを期待していいだろう。本ビルドでは過去のバグフィックスを行いつつも、Cortanaによる楽曲検索や、Microsoft Edgeとメッセージングの改善がなされた。○いくつかの新機能搭載と既存のバグフィックスが中心Microsoft Engineering Systems Team CVPのGabriel Aul氏は公式ブログの冒頭で、「Release Preview Ring(リリースプレビューリング)」の存在に触れている。概要は以前の記事をご覧頂きたいが、ビルド10586から選択可能になったことを明らかにした。同氏は「早期のアップデートを求めるCB(Current Branch)ユーザー向けの優れたオプション」と称している。つまりCB環境向けのオプション項目となるため、現行のDevelopment Branchには表示されないが、ビルド10586.104からWindows Insider Programに参加してみると、リリースプレビューリングの選択が可能だった。興味深いのがWindows 10 Educationユーザー向けへのWindows Insider Programの開放だ。教育関係者向けエディションがリスクの高いDevelopment Branchを使うメリットはユーザー側に存在しない。穿った見方をすればMicrosoftがより多くの情報を求めていると考えられるが、前述のリリースプレビューリングを用意したことが大きく影響しているのだろう。さて、ビルド14267だが、今回はいくつかの新機能が盛り込まれている。まずはCortanaによる楽曲検索機能だ。ウィンドウの右上にある検索アイコンを押すと、再生中の楽曲をCortanaが聞いて検索を行うという。残念ながら日本語版には用意されていないため、具体的な動作を確認できなかったが、TVやラジオで耳にした楽曲をそのまま探し出せるといった用途に使えるのではないだろうか。Microsoft Edgeはバージョン31.14267.1000.0(EdgeHTMLは14.14267)に更新され、お気に入りバーの動作を改善した。以前はファビコン+サイト名で表示するため冗長だったが、新たにファビコンのみ表示する機能を追加している。これによりシンプルで使いやすいお気に入りバーとなった。なお、同バーを表示するには、<詳細(…)>ボタン→<設定>→<お気に入りの設定の表示>ボタンと順にクリックし、<お気に入りバーを表示する>のスイッチを「オン」に切り替える。なお、今回の仕様変更に伴い、<Show only icons on the favorites bar>という新たな項目も加わった。Microsoft Edgeに関しては、閲覧履歴やダウンロード時の動作変更も加わっている。<詳細(…)>ボタン→<設定>→<クリアするデータの選択>ボタンと順にクリックすると、<Always clear this after I close the browser>というスイッチが加わった。こちらを「オン」に切り替えると、Microsoft Edge終了時に閲覧履歴を自動的に消去できる。後者はファイルをダウンロードする際の動作を選択可能にするというもの。既定では「%USERPROFILE%\Downloads」フォルダーへ自動的に保存する仕組みだが、設定項目の<Always ask me what to do with downloads>でその動作を変更できる。Internet Explore 11の通知バーに似ているが、事前にダウンロードするか否かを選択できるため、ネットワークトラフィックを気にしながらMicrosoft Edgeを常用しているユーザーには便利な機能といえる。最後は「メッセージング」。Skypeの音声/ビデオチャットを行うUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションだが、当初から必要最小限の機能しか持たなかったため、今でもデスクトップアプリ版Skypeを使い続けている方も少なくない。だが、本ビルドで2.13.24001.0にバージョンアップし、メッセージ送受信時に画像ファイルの添付を可能にしている。また、カメラロールに保存した画像や、GPSを使った現在位置の送信も可能。実際に試してみると、まだまだ不安定で現在地の再送信を試している最中にメッセージング自体がハングアップしてしまった。筆者は手軽なチャットツールとして期待しているのだが、まだまだ常用するのはお薦めできない。最後にバグフィックスと既知の問題について紹介しよう。以前のビルドで発生していた「回復」による"このPCを初期状態に戻す"や、サインイン時に現れていた「WSClient.dll」に起因するエラーダイアログ、<ストレージ>で発生していたシステムボリュームの誤動作を改善し、Intel RealSenseカメラによるWindows Helloの使用を可能にしている。また新たにHyper-Vを有効にしている環境で複数の仮想スイッチを保有している場合、ネットワーク接続を失う問題を確認しているそうだ。その際は仮想スイッチを再作成、もしくは「netcfg -d」コマンドですべてのネットワークデバイスに対するクリーンアップを実行することを薦めている。わずかだが前に歩み出したWindows 10 Insider Preview。次期大型アップデートとなる「Redstone」に向けて開発は進んでいるようだ。阿久津良和(Cactus)
2016年02月22日2016年2月3日(現地時間。日本は4日早朝)、MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド14257をリリースした。2016年初のビルド11099まで振り返ると、毎週新ビルドをリリースしてきたことになる。事実上、"週刊Windows 10 Insider Preview"だ。今回、もとい今週も目に見える大きな変更点はなく、各種バグフィックスに留まっている。○週刊Win10 IPは3歩進んで2歩下がる今回も公式ブログの発表を元にビルド14257で修正されたバグから紹介する。Microsoft Engineering Systems Team担当CVPのGabriel Aul氏の説明によると、ビルド10525から加わった「Compression Store(メモリー不足時に不要な部分を圧縮して、ディスクページング時のパフォーマンスダウンを抑える技術)」が起因となるアプリケーションのクラッシュを改善したという。筆者は未使用のため本バグに出くわしていないが、説明ではGitのWindowsクライアントである「Git for Windows」などで発生していたそうだ。「設定」の<パーソナル設定/スタート>に並ぶ<よく使われるアプリを表示する>は、スタートメニューにお薦めのユニバーサルWindowsアプリを表示する設定項目だが、こちらがオフの状態でも表示されていたという。また、<パーソナル設定/ロック画面>からロック画面をカスタマイズした際に、<ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する>をオンにしても正しく動作しない点を合わせて修正した。個人的に嬉しいのが、DPI変更時にアイコンの位置がおかしくなってしまう問題を修正した点である。筆者は現在4Kディスプレイと複数のFHDディスプレイを組み合わせて使用しているが、画面撮影の関係から96DPI(100パーセント)の状態で使用してきた。それでも加齢による視力低下も相まって、4KディスプレイはPCゲームか動画鑑賞、もしくはPDFファイルによる著者校正にしか用いていない。たまにDPIを変更すると、前述のようにアイコンの位置が別のディスプレイに移動するなど困り果てていたのである。Aul氏が説明する「100パーセントから150もしくは175パーセントに変更する際に発生する」を検証したところ、確かに別のディスプレイに移動するといった問題は改善していた。こちらのバグには一切気づかなかったが、圧縮フォルダーに右クリックもしくは[Ctrl]+[V]キーでファイルを貼り付けても動作しない問題も修正されている。筆者が疑問に感じるのは、Windows開発チーム陣がどのような経緯で、圧縮フォルダーに影響をおよぼすコード変更を行ったのだろうか。察するにクリップボードの機能拡充などを試しているのだろう。筆者の環境に限った現象かもしれないが、ビルド14251ではWebブラウザーとテキストエディターの間でクリップボードに関するエラーが発生し、アプリケーション側の問題かと報告を控えていた。ビルド14257にアップグレードして数時間程度だが、同様のトラブルには出くわしていない。その他の修正点として、アクションセンターの<接続>アイコンが復活し、Microsoft Edgeの「F12開発者ツール」が使用可能になった。次はビルド14257でMicrosoftが認識している問題を紹介する。「設定」の<更新とセキュリティ/回復>に並ぶ<このPCを初期状態に戻す>を実行すると、PCが動作しなくなり、Windows 10の再インストールが必要になるという。ビルド14251時点で発生し、ビルド14257でも依然として残っているため、Windows Insider Program参加者は注意してほしい。Aul氏は次のビルドで修正すると述べている。サインイン時に現れる「WSClient.dll」を起因とするエラーダイアログは本ビルドでも修正されていない。こちらはビルド11102から発生したバグだが、Aul氏は「次のビルドで~」と同じ言葉を繰り返していた。優先順位が低いため放置していると思われるが、対処方法は以前の記事を参照してほしい。致命的と思われるのが、Surface Pro 4やIntel RealSenseなどを用いて行うWindows Helloの顔認証が動作しない点だ。またフロントカメラを利用するアプリケーションも同様に正常動作しない。筆者はIntel RealSenseを所有していないが、この点については「次ビルドで~」といった発言はないので、利用者は一時的にスローリングに切り替えるか、PINなどによるサインインを用いることになる。最後は機内モードに関する問題だ。PCにサインインした際、Wi-Fiが有効な状態でも機内モードがオンになるというもの。実のところビルド10586でも同様の問題が発生し、延々と改善されない問題の1つとして有名だった。Aul氏は「プラットフォームからの応答でUIの表示状況を切り替えるタイミングの問題」と説明している。機内モード機能自体は問題なく動作するものの、この点も早期改善を期待したい。なお、筆者が試した限りでは「設定」の<システム>など一部の項目を選択すると、「設定」自体がハングアップする問題が多発するようになった。これが一時的なものなのか、本ビルドから発生するバグなのか判断できないが、Windows 10 Insider Previewをお試しの方は注意してほしい。阿久津良和(Cactus)
2016年02月04日2015年8月に劇場公開された『劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント』より、キャラクターソングアルバム『「劇場版デート・ア・ライブ万由里ジャッジメント」キャラソン・アルバム "Music Judgement"』が2016年2月24日に発売される。同アルバムには、夜刀神十香(cv. 井上麻里奈)や四糸乃(cv. 野水伊織)など劇中に登場した精霊たちのほか、メインヒロインとなった万由里(cv. 雨宮天)などのキャラクターソングが収録される。劇中のデートシーンで使用されていたBGMを元に制作されたキャラクターソングもあるとのことなので、2月26日に発売される劇場版のBlu-ray/DVDとあわせて楽しんでみたい。そのほか、PS Vita専用ソフト『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』にて凜緒を演じる佐倉綾音が歌唱した同作のエンディングテーマ「Not Forget」も収録される。全18曲(Instrumental含む)が収録されるキャラクターソングアルバム『「劇場版デート・ア・ライブ万由里ジャッジメント」キャラソン・アルバム "Music Judgement"』は、2016年2月24日の発売予定で、価格は2,500円(税別)。収録楽曲などの詳細は、日本コロムビアの商品情報ページをチェックしてほしい。(C)2015 橘公司・つなこ/KADOKAWA/「劇場版デート・ア・ライブ」製作委員会(C)2015 COMPILE HEART / STING
2016年01月30日2016年1月27日(現地時間。日本は28日早朝)、Microsoftは1週間前にリリースしたビルド11102から、一気に「14251」とビルドナンバーを更新した。MicrosoftはPC版とモバイル版のビルドを統一するためだと説明する。本ビルドでは、Cortanaの改善やXbox Oneプレビュー版、およびXboxベータ版のアプリケーション改善が加わった。○PC版とモバイル版のコードベースを統一Windows 10の開発状況を追いかけている「BuildFeed」では、数日前から「10.0.14251」という数字が並んでいた。1週間前にリリースしたビルド11102から11103、11105と一桁がインクリメントしていたため、今回のビルド14251に驚きを覚えるWindows Insider Preview参加者も少なくないだろう。この件についてMicrosoft Engineering Systems Team担当CVPのGabriel Aul氏は、「PC版(windows 10)とモバイル版(Windows 10 Mobile)のコードベースを合わせるため」と公式ブログで語った。ただし、Windows Insider Previewに参加させているWindows 10 Mobileのビルドナンバーは執筆時点で「10.0.10586.63」である。推測の域を超えないが、次のWindows 10 Mobile Insider Previewも同じビルド14251が割り当てられるのだろう。前ビルドから、ものの1週間でリリースした本ビルドに注目すべき新機能は存在しない。だが、今回は他のブログで事前にアナウンスしていたCortanaとXbox Oneに関する改善を含んでいる。前者はCortana担当Group Program ManagerのMarcus Ash氏が公式ブログで述べているように、スケジュール管理機能が改善された。具体的にはメールで受信した会議の予定時間などを、自動的にスケジュール登録すると言う。Ash氏は「メールが積み重なると大事な約束を忘れてしまうことがある。我々はMicrosoft Researchと協力し、自動的にスケジュールへ登録、リマインダーによってユーザーに約束をうながす機能をCortanaに加えた」と説明する。これは以前のインタビューでAsh氏が語った「プロアクティブな(先を見越した)情報提供」というCortana本来の機能を実現した形だ。ただし、現時点では使用言語が英語もしくはドイツ語に限定され、日本語環境では動作しなかった。後者はXbox担当Director of Program ManagementのMike Ybarra氏が、公式ブログに投稿したXbox Oneにいくつかのアップデートや、既に使用できる「Xbox(ベータ)」の改善を指す。ただし、Xbox Oneユーザーでなければ気にもとめない改善に留まるため、本稿では割愛する。詳しくはリンク先をご覧頂きたい。ビルド11102の記事で述べたPCゲームの解像度変更時にクラッシュするバグや、アクセシビリティツール使用時にクラッシュするバグはいずれも修正されている。さらにDPI設定を175パーセントにした際に、エクスプローラーがハングアップするバグも加えて修正された。ただし、サインイン時に「WSClient.dll」を起因とするエラーダイアログが現れる問題や、アクションセンターの<接続>ボタンが消えた問題は未解決のまま。さらに既知の問題として、メモリー管理を行う一部のアプリケーションがハングアップし、Microsoft EdgeのF12開発者ツールが使用できなくなっている。前者に関してAul氏はPCの再起動を推奨し、後者は次のビルドで修正すると言う。ひとまず2016年1月のWindows 10 Insider Previewはこれで一段落し、次期ビルドは2月以降にリリースされるはずだ。阿久津良和(Cactus)
2016年01月28日2016年1月21日(現地時間。日本は22日早朝)、Microsoftは2016年に入って2回目のWindows 10 Insider Previewとなるビルド11102をリリースした。変更点はさほど多くないが、Microsoft Edgeに履歴メニューを追加し、Internet Explorerライクに使用できる。○新機能はMicrosoft Edgeの改善のみMicrosoft Engineering Systems Team担当CVPのGabriel Aul氏は、「Insider Previewのリリース間隔を縮める」と以前から述べていたが、前回のビルド11099から約1週間で新ビルドをリリースしたのは少々驚かされた。もっともビルドナンバーが示しているように、改善箇所は多くない。公式ブログによれば、Microsoft Edgeの改善といくつかのバグを確認済みとAul氏は説明する。Windowsプラットフォームの共通コアとなる「OneCore」については何も述べていないことから、ファンダメンタル部分の改善は一段落ついたように見えるが、Slow(低速)リングに配信していないことから、完成はまだ先の話のようだ。まずはMicrosoft Edgeの改善点を確認する。ツールバーに並ぶ<戻る><進む>ボタンを右クリックすると、直近のアクセス履歴メニューが表示され、目的のWebサイトへ素早くアクセスできるようになった。改めて述べるまでもなく同様の機能は、Internet Explorerで以前から実装していたため、目新しさは感じない。Windowsフィードバックを確認したが、少なくとも日本語でアクセス履歴メニューに関する投稿は見つからなかった。次は既知の問題。Windowsグラフィックスタックで確認されたバグが原因で、一部のPCゲーム起動時や解像度変更時、もしくは全画面表示とウィンドウ表示を切り替えた際にクラッシュするという。Microsoftは「Fallout 4やメタルギアソリッドVなどのタイトルで確認済み」と述べ、他のタイトルでも問題が発生する可能性が高いそうだ。筆者のPC環境にはいずれのタイトルもインストールしていないため、「Cities Skyline」を起動してみたが問題は発生しなかった。筆者の環境だけかもしれないが、ビルド11099からNVIDIA製ディスプレイドライバー(バージョン361.43)がクラッシュするようになり、ベータ版のバージョン361.60に更新しても、Windows 10 Insider Preview ビルド11102でも問題は解決しなかった。頻繁に発生するわけではないものの、クラッシュするタイミングが見えてこないため、OSの問題かデバイスドライバーの問題か切り分けられない。だが、他のNVIDIA製GPUを挿したPCでは発生しないため、今回のスタック関連バグが影響している可能性が高そうだ。また、「ナレーター」や「拡大鏡」に代表されるアクセシビリティツールにも問題が発生している。各ツールが正常に動作せず、場合によってはクラッシュするそうだ。筆者の環境では再現できなかったが、サードパーティー製アクセシビリティツールも同様のため、スクリーンリーダーなどが欠かせないユーザーは本ビルドの使用は避けるべきだろう。なお、これらの問題は次のビルドで改善する予定だとAul氏は説明する。さらにWindows 10へサインインする際に「WSClient.dll」に関するエラーダイアログが表示される場合があるそうだ。こちらのシステムファイルには「Windowsストアライセンスクライアント」という説明が加わっているため、ユニバーサルWindowsアプリのライセンス認証と思われる。その理由として「タスクスケジューラ」の「Microsoft/Windows/WS/License Validation」が、WSClient.dllを実行しているからだ。上図はビルド10576上でキャプチャしたものだが、ビルド11099から「WSRefreshBannedAppsListTask」というタスクが加わった環境があるという(筆者の環境では確認できなかった)。そのため、ビルド11099から発生していた問題だが、Aul氏は問題を回避するため「schtasks /delete /TN “\Microsoft\Windows\WS\WSRefreshBannedAppsListTask” /F」を実行すればよいと述べているが、タスク名から察するに、アプリケーションの実行禁止リストを更新するタスクと思われるため、「schtasks /Change /Disable /TN “\Microsoft\Windows\WS\WSRefreshBannedAppsListTask” /F」と実行して、タスクを無効にした方がいいだろう。他にも一部のWi-Fiカードに対して、Windows 10と互換性がないことを示すメッセージが現れるという。筆者は同問題に見舞われていないが、Aul氏は回避策として最新のデバイスドライバーの再インストールを推奨している。また、アクションセンターの<接続>ボタンが表示されなくなった。これまで多用していた場合は代わりに[Win]+[K]キーを使ってほしい。ちなみに、Windows Insider Program参加者向けアプリケーション「Insider HUB」にキャッシュが正しくリフレッシュされないバグも確認されている。2016年中に行われる大型アップデート「Redstone(開発コード名)」でどのような機能が加わるのか予想するのも難しいが、現時点で分かっているのはMicrosoft Edgeの拡張機能サポートだ。ビルド11102のMicrosoft Edgeで「about:flags」で確認したところ、ビルド11099で加わった<Allow unpacked extensions to be loaded>をローカライズし、<アンパックされた拡張機能の読み込みを許可する>に変更されている。Microsoftからは拡張機能に関する詳しいアナウンスは行われていないが、近いうちにMicrosoft Edgeの機能を自由に拡張できそうだ。阿久津良和(Cactus)
2016年01月22日2016年1月13日(現地時間。日本は14日早朝)、Microsoftは2016年初のWindows 10 Insider Preview ビルド11099をリリースした。残念ながら本ビルドも大きな変更は加わっておらず、Microsoft Engineering Systems Team担当CVPのGabriel Aul氏は「Windows共通のコアとなるOneCoreの最適化に務めた」とブログで説明している。○新機能搭載を見送ってコアの改善を進めるMicrosoft2016年当初からAul氏はTwitterで「新ビルドの開発を進めている」と進展状況を説明し、新ビルドをWindows Insider Programに提供することを明らかにしていた。その発言に沿えば1月10日前後(現地時間。以下同様)にはリリースする予定だったが、何らかの理由で遅延が発生したのだろう。BuildFeedによるRS1(Redstone 1)の進捗状況を見る限り、年末年始も社内でビルドを更新し、非公開のビルド11098は1月7日にコンパイルされている。今回のビルド11099も1月9日にコンパイルし、4日間のテストを経て公開に至ったのだろう。遅延した理由として考えられるのが、ビルド11099に対する既知の問題だ。Microsoftは2つの問題を確認済みと説明し、以下の2つを挙げている。Citrix XenDesktopの仮想マシン上のWindows 10 ビルド11099は正しく動作せず、OS自体を破壊する可能性があるため、MicrosoftはSlow(低速)リングへの変更をうながしている。Adobe Flashに依存する一部のアプリケーションは起動時にクラッシュする問題を確認済み。具体的にはSkypeやQQ、WeChatの名前を挙げているが、Internet ExplorerやMicrosoft Edgeは含まれない。Aul氏は本ビルドでも「OneCore」の最適化に努めてきたと述べているが、こちらは前回のビルド11082でも同様の説明を行っていた(参考記事)。そもそもカーネルの改善は一朝一夕に終えるものではない。同氏は「コードのリファクタリングと他のエンジニアが行ってきた作業を(融合させることで)新機能と改善を実現する」と説明するように、現時点でWindows 10 Redstone 1はスタートを切るための準備を行っている状況と捉えるべきだろう。変更点はない、といいながらも軽微なバグ修正は各所に施されている。例えばビルド11082で発生したファイル操作の進捗を示すダイアログは復活し、言語パッケージやオプション機能といったオンラインベースで追加するコンテンツのインストールは正しく動作することを確認した。また、筆者の環境ではビルド11082で0x80080005エラーが発生して動作しなくなった「Skypeビデオ」だが、ビルド11099では拍子抜けするほど簡単に起動している。なお、Hyper-Vを有効にした環境では「Bcdedit.exe」で一時的に無効にしている場合も再度有効になるのは前ビルドと同じだ。他の仮想環境ソフトウェアを使っている場合は注意が必要である。「設定」を徒然と確認してみたが大きな変化は見つからず、「イベントビューアー」では「モバイルコンパニオン」に関するエラーが発生していたが、アプリケーション自体は問題なく動作した。さらにデスクトップ版Skypeは再起動プロセスのエラーが記録されていることを確認したが、アプリケーション自体は正常に動作している。ちなみにInsider Previewとは直接関係ないが、ちょうど本日14日から一部のWindows Insider向けに、iOS版Cortanaベータプログラムの招待メールが届いている。米国および中国では2015年12月からベータテストを開始しているが、ようやく日本でも始まるようだ。送信元は日本マイクロソフトのため、Windows Insider Programに参加している本誌読者の手元にも順次届くことだろう。述べてきたようにビルド11099はカーネルの改善に留まり、新機能の実装は見送られている。だが、2016年中にリリースするといわれているRedstone 1に向けて、どのような展開を見せるのか興味は尽きない。今年も本連載でご報告していく。阿久津良和(Cactus)
2016年01月14日2015年12月16日(現地時間)、MicrosoftはNovember Update以来初めてのWindows 10 Insider Preview ビルド11082をリリースした。Microsoft Engineering Systems Team担当CVPのGabriel Aul氏は「(本ビルドは)大きな変更点はない」とブログで述べつつも、今後を見据えた構造的な改善に取り組んでいるという。○2016年の大型アップデートに向けた改善がスタートWindows 10 Insider Preview ビルド11082は、Aul氏が述べたように目立った変更点はない。ただ、2015年11月12日(現地時間)にリリースしたNovember Updateに対するフィードバックへの対応や、Windows 10 Mobile Insider Preview ビルド10586.29との連係、"One Windows"を実現するための心臓部となる部分の改善を行っているという。Aul氏は「OneCore」というキーワードを用いて、「PCやタブレット、スマートフォン、IoT、Hololens、Xboxといった多くのデバイス上で『OneCore』を実現する」と語る。"One Windows"構想は2014年に開催した「Build 2014」で明言化したものだが、Aul氏の説明をそのまま受け取ると"未だ道半ば"という印象を拭い切れない。だが、同氏は「2016年から始まる新機能の実装や既存機能の改善を行うため、OneCoreが正しく構成されているかリファクタリング(ソースコードを手直しして保守性や拡張性を向上させる手法)を行っている」と述べ、WaaS(Windows as a Service)の実現に向けて取り組んでいることを示した。そもそもWindows 10は「Threshold(スレッショルド) 1」というコード名で開発が行われている。November Updateは「TH2」と名付けられているが、Threshold 2の略称であることは察するまでもない。そして次のアップデートは「Redstone(レッドストーン)」というコード名を持ち、2016年夏頃リリースすると噂されている。そしてWindows Insider Programに参加しているWindows 10 ビルド10586では、既にその布石が行われていた。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsSelfHost\Applicabilityキーの文字列値「BranchName」や「UserPreferredBranchName」を見ると、データには「rs1_release」が確認できる。海外のニュースサイトでは、Windows Updateの設定画面から「rs1_release」を選択する項目が出現したというスクリーンショットを2015年11月の時点で取り上げていたが、周到にRedstoneへのアップデートが進められていた証拠だ。Aul氏はブログで「今後のWindows 10 Insider Previewはアップデートのペースを速める」と述べている。これは多くのWindows Insider Program参加者からのフィードバックに応える形だ。具体的には以前「カナリアリング」と呼ばれていた社内向けに近いビルドをファーストリングに提供するが、それに伴い「一部の人々は小さな痛みを伴う可能性がある」と同氏は説明している。つまり"多くのバグに晒される可能性"が高まるということだ。新機能とバグのトレードオフになってしまうが、これを厭うWindows Insider Program参加者はスローリングに変更するといいだろう。なお、ビルド11082にもいくつかの問題が確認されており、言語パッケージやオプション機能といったオンラインベースで追加するコンテンツはインストールに失敗する。この点についてMicrosoftは現在回避策を検討中だ。また、ファイルのコピー中に現れるダイアログに進捗状況を示すプログレスバーが現れない。アクション自体は正しく完了するが、サイズの大きいファイルに対する操作を行う時が注意が必要になるだろう。なお、ビルド11082に限った話ではないが、ファイルの関連付けがリセットされる問題は解決していない。これらの情報はこちらのリンクから確認できるが、Webページではなく「Insider Hub」が起動するのでWindows Insider Program参加者限定となる。それ以外ではエクスプローラーの各種設定や、一部の関連付けを初期化することでアイコンカスタマイズ設定の破棄が確認できた。筆者は普段<背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ>のスイッチをオフにし、<スタート、タスクバー、アクションセンター、タイトルバーに色を付ける>のスイッチをオンにしているが、この環境ではウィンドウフレームの周辺ピクセルが白くなっている。各項目のスイッチをオン・オフすることでビルド10536と同じ動作に戻り、OS再起動時はアクセントカラー自体の異常も何度か見受けられた。いずれも容易に改善するため軽微なバグだが、出くわした方はスイッチの切り替えを試してほしい。同じく軽微な変更点だが、配色選択時のタイルにチェックアイコンが加わった。その他には「Bcdedit.exe」でHyper-Vを一時的に無効にしている環境は再有効化されるため、他の仮想環境ソフトウェアを使っている場合は合わせて注意が必要である。この他にもさまざまな問題が潜んでいる可能性は拭い切れないが、いずれにせよ、本ビルドがRedstoneに向けた新たな始まりとなるのは確かだ。阿久津良和(Cactus)
2015年12月18日お仕事バッグに休日バッグ、気がつけばなんだかどっしり重い……。そのバッグの中身、見直すチャンス!収納コンサルタントの本多さおりさんにアドバイスをもらいながら「バッグ断食」に挑戦してみました。「いま持ち歩いている荷物からどれを減らす、という方法は取捨選択が必要なので難易度は高め。だったら、思い切ってまずは必要最低限まで荷物を減らしてみることをおすすめします。それで数日過ごしてみる中で、やっぱりこれがないと不便、というものは足していけばいいのです。一度思い切って減らすと、まずはバッグが軽いことの心地よさに気づくはず。そのあとは、日々の用件に合わせて最低限のモノを足す思考に」(本多さおりさん)そんな本多さんのアドバイスのもと、荷物多めライター・薮内加奈が「バッグの中身断食」を実践。普段はパソコンや充電器やらでいっぱいのバッグから、厳選した物は……・財布・名刺入れ・スマホ・鍵・リップ本当に必要最低限だけ!という本多さんのアドバイスのもと、思い切って外出に絶対に必要な5つのアイテムだけをチョイス。でも、これじゃ外で仕事ができないんじゃない?メイク直せないよね?ちょっと、というか、かなり不安です……。不安を抱えながら、この状態で3日間過ごしてみることに。Day 1:まずは最低限アイテムで!軽すぎて落ち着かない(笑)。外出先で打ち合わせのみの日だったので、パソコンは必要なく、スマートフォンですべて対応。あまりのバッグの軽さに足が弾んで珍しくウィンドーショッピングに!Day 2:パソコン仕事が外である日も充電器は持ち歩かない!この日は日中外で原稿を書く仕事があったため、パソコンとノート、ペン2 本を追加投入。パソコンとスマホはフル充電にして、充電器は持ち歩かないように。Day 3:デート日はメイクグッズを。でもアイテムを吟味。メイク道具一式を入れていたポーチの中身を精査し、パウダーとリップグロスだけを投入。実はメイク直しをほとんどしない自分であることを再確認。“バッグの中身”断食終了~。その感想は?(1)カラダが夜まで疲れない!肩こりと頭痛が起こりませんでした。(2)一日中、スマホを最大限活用するようになりました!(3)“本当に持ち歩く必要がある? ”を考えるようになりました。断食後、自分にベストな“バッグの中身”をさらに検討。まず軽めバッテリーをスマホ用に購入。今までパソコンでしていたメールの返信やデータのチェックを外出先ではなるべくスマートフォンでするように。すると、重たいパソコンの充電器はほとんど持ち歩かなくなりました。代わりにスマホの充電の減りが早くなるので、軽量タイプの充電器を、これを機に新調。さらに“もしもポーチ”としてミニジップにして導入。絆創膏や予備の名刺、使い捨てコンタクト、非常用千円札など、「もしかしたら必要になるかも……」なアイテムを吟味&厳選。中身が見える小さなジップ袋にひとつにまとめて入れました。薄くてかさばらないので、手帳に挟んで軽量化&容量も増えず、何より安心!◇ほんだ・さおり整理収納コンサルタント。自身の自宅の収納術や、一般宅での整理収納術サービスの実例が書かれたブログ「片付けたくなる部屋づくり」が人気。最新刊に『モノは好き、でも身軽に生きたい。』(大和書房)。※『anan』2015年12月9日号より。写真・内田紘倫文・薮内加奈
2015年12月05日第4回の連載では、チーム開発におけるリポジトリ管理のポイントをご紹介しました。第5回は、チーム開発におけるビルド管理についてご紹介します。○今回取り上げるビルドの定義とは?一般的にビルドというと、統合開発環境(IDE=Integrated Development Environment)でおこなう「コンパイル→リンク→パッケージング」というプロセスのフローを指します。これは狭義のビルドと呼べるでしょう。しかし本来の目的に立ち返れば、「実行可能なアプリケーションを得るためにおこなう」行為をビルドと考えることができます。解釈を少し広げてWebシステムを例に考えると、「実行可能なシステムを得るため」には、実行ファイルを作成するだけでなく、テストをおこなった後のWebサーバへのデプロイやDBサーバへのマスターデータの投入が必要です。このように「複数のプロセスを組み合わせて利用可能な成果物を提供する」という行為も広義ではビルドと呼べます。本稿で取り上げるビルドの定義は、後者の広義のビルドを指しています。○ビルドを管理して複雑なプロセスをシンプルに広義のビルドについて考える場合は、プロセスの前後関係や依存関係が巨大かつ複雑になりやすいため、ビルドの管理を意識する必要性が出てきます。ここでの「ビルドが管理されている」とは、ビルドの各プロセスに対して開始条件と実行条件、終了条件、入力、出力、フローが明示的に定義されている状態を指します。正しく管理されているものはコンピュータによる自動化が可能です。「実行ファイルを作成する」というビルドはIDEによって自動化されていました。また、フローが明確になっているため、IDEはパッケージングの後に静的コード解析やユニットテストのプロセスを追加して新しい機能を提供できます。すなわち、ビルドにおけるプロセスのフローが定義されていれば、別のプロセスと組み合わせて新しいビルドを作成することができるようになるのです。○開発の速度と品質を高めるプラクティスを適用するためには?現在では、IT技術の進歩とともにビジネスは目まぐるしく変化し、それに対応すべく、ITシステム開発にはこれまで以上の速度が要求されています。また、ITシステムの障害によるビジネスに与える影響が大きくなっているため、品質に対する要求もより高くなっています。これらの要求に応えるプラクティスは数多く提唱されていますが、ここでは、ビルドの自動化と関係が深いContinuous Integration(CI)およびContinuous Delivery (CD)について説明します。CIは、実行ファイルの作成とテストの実施を自動化し、常に実行可能な状態でソースコードを管理するプラクティスです。その目的は、プログラムの結合時に起こる問題の早期発見やリファクタリングの実施によって、ソースコードの品質を向上させることです。CDは、実行ファイル作成やデプロイ、データ投入等の手順を自動化し、常に実行可能なシステムを提供するプラクティスです。その目的は、システム全体が完成する前からUIテストをおこない、ユニットテストでは検知しにくい問題を発見することです。さらに、近年ではUIテストに関しても自動化をおこなうケースが増えてきています。これらのプラクティスを組み合わせることにより、「常に実行可能なシステムを安定した状態で提供する」ことができるようになります。これも前述した広義のビルドと考えることができます。いずれのプラクティスもビルドの自動化が必須となります。しかし、単に自動化しただけでは、ある人の環境ではビルドが成功するのに、別の人の環境ではビルドが失敗する、といった問題が起こりがちです。それを防ぐにはビルド専用の環境が必要になりますが、環境をただ用意するだけではなく、ソースコードのリビジョンやビルド結果、テスト結果などがひもづいている必要があります。ビルドツールの支援を受けることでこれらの情報をひもづけるのに必要な労力を大きく減らすことができます。○チームで必要とする機能やコストに合ったビルドツール選択をCIやCDのプラクティスを実践する場合、構成管理リポジトリやチケット管理ツール、テストツール、レポーティングツールといった多数のツールと連携する必要があります。単独の機能に特化したツールを個別に連携させた場合には、それぞれのツールに情報が分散されてしまうため、必要な情報を参照のにツールを頻繁に切り替える必要があります。一方、これまでの連載で紹介してきたTeam Foundation Server(TFS)/Visual Studio Online(VSO)といった包括的なツールを導入した場合には、すべての情報がTFS/VSOで管理されているため、ソースコードのリビジョン確認およびビルド結果やテスト結果の履歴を参照する際に、それぞれの情報を管理しているツールに個別にアクセスする必要がなくなります。さらに近年では、クロスプラットフォームやマルチデバイスへの対応が要求されることがありますが、TFS/VSOではエージェントと呼ばれる機能を使って、ビルドの管理とビルドの実行を分離させることで、WindowsアプリやAndroidアプリ、iOSアプリ等のビルドを一括して管理できるため、これらの要求に応えることができます。包括的なツールとなると導入コストが高くなると思われがちです。しかし、単独の機能に特化したツールを個別に連携させた場合、それぞれのツールのイニシャルコストは低く見えても、導入・運用・連携・学習等のランニングコストを考慮するとトータルコストは想像以上に高くなります。第2回の連載でご紹介したようにTFS/VSOを無償で利用する方法もありますので、単独のツール群と連携させる場合と比較した上で、皆さんのチームに適したビルドツールを選択するとよいでしょう。今回はビルドという言葉の意味や、ビルドの管理の重要性について説明をおこない、ビルドの自動化により実現できる開発プラクティスについて説明しました。次回の第6回は、チーム開発における運用監視についてご紹介します。編集協力:ユニゾン○執筆者紹介TFSUG(Team Foundation Server User Group) 串田悠彰2009年より製造業向けの生産管理や在庫管理のコンサルティングやシステム開発に関与。チーム開発のプロセスを改善する方法を模索している時にTFSUGに遭遇。ツールそのものよりもビジネスやプロセスに主眼をおいたコミュニティの方針に共鳴し、2014年よりスタッフとして参加。TFSUGの他、プロジェクト&プログラムアナリシス研究部会にも頻繁に参加している。会社員かつ個人事業主かつ代表取締役の三つの顔を使い分けてひっそりと活動中。
2015年11月25日2015年11月5日(以下すべて現地時間)、米MicrosoftはWindows 10 Insider Preview ビルド10586をリリースしている。ご承知のとおり同社はビルド10576を10月29日に出したばかりだが、この拙速ともいえるタイミングは2015年11月10日頃にTH2(Threshold 2)のリリースを予定するという噂を裏付ける結果となった。今回も変更箇所を中心にビルド10586の出来を精査する。MicrosoftはWindows 10の大型アップデート「Windows 10 Fall Update(開発コード名はThreshold 2)」を今秋リリース予定だったが、噂レベルでは開発も完了し、大きなバグが発見されなければ、そのまま11月10日頃のリリースを行うことだろう。もっとも、僅かなバグフィックスといくつかの機能拡張を行ったビルド10576が最終検証版であり、ビルド10586が完成版という見方もある。10日と言えば残すところあと数日である以上、そのままCB(Current Branch)ユーザーに提供されるのが自然だろう。Windows 10 Insider Buildの進捗を報告するMicrosoftのGabriel Aul氏は、今回のビルド10586リリースについても公式ブログで「バグフィックスと一般的な改善に焦点を当てた」と述べている。実際に使ってみると、前ビルドと比べても大きな変化はなく、短時間の確認においては大きな問題は確認できなかった。アップデートを終えて目に留まったのが、デスクトップ右下に浮かんでいたウォーターマーク(電子透かし)がなくなっている点である。Microsoftは慣例的に試用版やベータ版に対してウォーターマークの表示を行い、Windows 10 Insider Previewも同様だった。ビルド10240リリース時はウォーターマークが一瞬消えていたことを思い出す方も少なくないだろう(その後のビルド10525では復活した)。この変化だけを取り上げても、ビルド10586がWindows 10 Fall UpdateのRTMに相当すると断言できるだろう。手早く設定項目などを見比べた限り、ビルド10576との違いは確認できなかったが、Aul氏は公式ブログで以下の改善項目を取り上げている。「Grooveミュージック」や「映画とビデオ」でメディアファイルを再生している際にトースト通知が現れると、オーディオ再生に75パーセントの遅延が発生していたが、この点を改善している。Surface Pro 3の電源ボタンを押すと、スリープではなくシャットダウンを実行する問題を修正した。「Disksnapshot.exe」実行時、希にコマンドプロンプトが点滅する問題を修正した。Windows 10がサインインオプションを忘れる問題を修正した。Microsoft EdgeでWebページの先頭を表示しねいない場合、タブのプレビューが正しく表示されない問題を修正した。以前のビルドで発生していた小型タブレットのアップデートが正しく行われない点や、アップデート後に画面ローテーションが動作しない問題を改善している。気になるのはサインインオプションだ。Aul氏は「サインイン時にPINを使った場合、次回は異なるサインインオプションを求める」と説明しているが、筆者はビルド10576でそのような現象に出くわしていない。一部の環境でAul氏が述べたようなトラブルが発生していたのだろう。このように、ほぼ完成したWindows 10 Fall Updateだが、筆者が試した環境ではCortanaに関する問題が已然と残っている。具体的にはデスクトップPC+Bluetoothマイクの構成でCortanaが動作しないのだ。Surface Pro上のWindows 10 Insider Preview ビルド10586は問題なく動作するため、ハードウェア環境固有の問題と思われる。ちなみに合成音声は若干改善したように感じられるが、日本マイクロソフトが発表会で見せた、すらすらと喋るエンジンには切り替わっていないようだ。また、Aul氏は注意点として「メッセージング&Skype」のメッセージ&履歴消去を挙げていた。筆者環境では前ビルドですべて消えているため動作を検証できないが、デスクトップアプリ版Skypeはそのままのため、現時点では大きな問題とならないだろう。いずれにせよ、多くのユーザーが必要とするデスクトップ周りの改善は落ち着き、安定して使えるようになった。来週の11月10日(日本は11日)頃には、Windows Update経由でWindows 10 Fall Updateの公開が始まるはずなので、本稿の読者には、重要ファイルのバックアップなど事前の準備をお薦めしたい。阿久津良和(Cactus)
2015年11月06日