東北大学は11月27日、超高分解能顕微鏡観察と第一原理計算の併用により、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)単結晶表面の電子状態の解明に成功し、電子密度の空間分布がエネルギーに依存して変化していることを明らかにしたと発表した。同成果は、同大 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の濱田幾太郎助教(現 物質・材料研究機構 MANA研究者)、一杉太郎准教授らによるもの。日本学術振興会の清水亮太特別研究員と共同で行われた。詳細は、米国化学会誌「Journal of the American Chemical Society」のオンライン版に掲載された。チタン酸ストロンチウムをはじめとした金属酸化物は、微細加工の限界に達しつつあるシリコンに代わるエレクトロニクス素子の基幹物質として注目されている。しかし、酸化物の表面構造を原子レベルで制御することが極めて困難なため、表面の原子配列と電子状態の理解が十分とはいえず、高性能化や実用化への障害となっていた。研究グループは、これまでの研究によって、試料の調製方法を最適化することにより、原子レベルで制御されたチタン酸ストロンチウム基板表面を作製することに成功している。そして、今回の研究では、まず原子1つ1つが識別可能な走査型トンネル顕微鏡を用いて表面の観測を行った。その結果、チタン原子と酸素原子が整然と並び、大小2つの穴が交互に並ぶ市松模様となっていることが分かった。また、実験結果とは独立して物質の電子構造を計算する第一原理電子状態計算を組み合わせる手法を用いて、チタン酸ストロンチウム表面の電子状態を調べたところ、表面電子状態の空間分布がエネルギー状態によって、リング状から四葉のクローバー状へ変化することを明らかにしたという。今回の研究成果は、原子レベルで制御されたチタン酸ストロンチウムの表面における原子配列と電子状態を初めて解明した画期的な成果であり、酸化物エレクトロニクスの発展につながる。そして、酸化物表面や異種酸化物界面で発現する電気伝導性、磁性、超伝導といった物理現象のメカニズム解明にもつながるとコメントしている。
2014年12月01日身近な果物であるりんごには、食物繊維やカリウムが豊富に含まれているなど、さまざまな効用が知られています。研究により新たなりんごパワーも知られ、りんごに含まれる「りんごポリフェノール」は、健康素材であるプロシアニジンを多く含み、いま注目を浴びているそう。見逃しがちなりんごの魅力を、改めて見直してみましょう。これからが旬の、おすすめりんごりんごの品種は多く、世界では約1万5000種、日本でも約2000種(!)もあるそう。大きさや色、形、味や風味もさまざま。品種によって収穫期も異なり、8月に収穫する極早生種から、10月20日頃以降に収穫する晩成種まであります。これからの時期、多く出回るのは、晩成種を代表する「ふじ」。果汁が多く、甘みと酸味のバランスに優れているので、そのまま食べるのはもちろん、チーズやナッツと一緒に、サラダやオードブルにして食べるのにもピッタリです。また、最近、よく見かけるようになったのが「トキ」という黄色いりんご。甘みと香りが絶妙な「王林」を母に、優等生的な存在の「ふじ」を父にもつハイブリッド品種で、瑞々しく、味と香りがいいと、人気が高まっています。スーパーなどでも手に入るので、まだ味わったことがないならぜひ試してみて。 進化するりんご これから注目の新品種 >>続きを読む 先日、まだ流通量が少ない新品種に青森で出会いました。芳醇な香りと甘さが印象的な「千雪(ちゆき)」です。風味以外の大きな特徴は、果肉が変色しにくいこと。ご存じのように、りんごはカットすると次第に切り口が変色(褐変)しますが、「千雪」は、すりおろした後、3日間、常温保存してもほとんど色が変わらないそう。今後、サラダやカットフルーツとして需要が伸びそうな注目品種です。できる限り農薬を使用しない栽培方法が取り入れられ、農薬を使用する時でも使用期間や回数を限定し、リンゴの病気も防ぎつつ、人にとっても影響がないよう配慮されています。 毎日取り入れたい!りんごの知られざるパワー >>続きを読む りんごは食前にとると食べ過ぎの予防になったり、胃酸が少ない時にとれば胃酸を増やし、逆に多い時に食べれば胃酸を中和するといった働きもあるそうです。また、他の果実などの例にもれず、皮や皮に近い部分に多く含まれる成分も多くあります。芯と種だけ取り除き、できれば丸ごと食べたいもの。生でも、煮ても、そして、焼いてもおいしく食べられるのがりんごの魅力。毎日の食生活に積極的に取り入れられるレシピをご紹介します。「リンゴのシャキシャキサラダ」 レシピはこちら→ 「リンゴと豚肉の煮込み タイム風味」 レシピはこちら→ また、11月5日の「いいりんごの日」にちなみ、2014年11月5日から9日まで「りんごポリフェノールのカフェ presented by Asahi and banboo」が、期間限定でオープン。注目成分をおいしく効果的にとれるオリジナルメニューを提供しています。・ 一般社団法人 青森県りんご対策協議会 ・ りんごポリフェノールカフェ
2014年11月07日初の外国人ヒロインでいま話題のNHK朝の連続テレビ小説『マッサン』。主人公マッサンのモデルは、ニッカウヰスキー(アサヒグループ)の創業者です。ニッカウヰスキーは創業時、りんごジュースを販売しており、そこからりんごのお酒シードル製造に至ったのだそう。ニッカウヰスキーはりんごの研究に力を入れていたところ、りんごポリフェノールを発見したのだとか。りんごポリフェノールの大きな特長は、なんといっても抗酸化力。この抗酸化力により、健康にかかわるさまざまなパワーを発揮することが、多くの研究機関で確認されているそう。最近の研究では、100gの新鮮なりんごには1500mgのビタミンCに相当する抗酸化活性があるともいわれ、他の植物に含まれるポリフェノールと比較してもりんごポリフェノールの抗酸化力は強力なのだとか。そのため、りんごポリフェノールは、エイジングケア、美容や、健康などいきいきとした生活をサポートしてくれます。昔から、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるのも、その抗酸化力のパワーがあるからだったのですね。これからが旬のりんご、ぜひ1日に1個は食べたいものです。とはいえ、りんごを毎日1個食べるのはなかなか難しいかもしれません。そんな人は手軽にりんごポリフェノールを摂れるこんな商品もあるので、ぜひ利用してみては?■アサヒ 美的習慣十六茶アサヒグループ独自の健康素材「りんごポリフェノール」300mg/本と1日分のビタミンE8mg/本を配合しながらも、カフェインゼロですっきりした味わいに仕上げたブレンド茶。■ほっとりんご寒い時期やほっと一息つきたいときにぴったりのりんごのまろやかな甘さが味わえるホット果汁飲料。アサヒグループ独自の技術を活かして抽出・精製した「りんごポリフェノール」を配合しています。りんご由来のポリフェノールがりんご約1個分(製品1本あたり120mg)摂取できます。■アサヒ 若摘みりんごポリフェノール成熟したりんごの約10倍の高濃度のりんごポリフェノールを含むという若摘みりんごから、高純度に抽出・精製された「りんごポリフェノール」を3粒(1日の摂取目安量)あたり200mg配合した、サプリメント。りんごポリフェノールを効率的に体へ届きやすくするビタミンCと、成分の酸化を防ぐビタミンE、より働きの強いビタミンEといわれるトコトリエノールもバランスよく配合。これらの飲み物やサプリメントを上手く活用すれば、りんごポリフェノールをしっかり摂取できそうではありませんか。りんごポリフェノールの抗酸化力で、ウェルエイジングを楽しみ、より美しく、元気に毎日を過ごしたいものですね。健康や美容のために食生活や生活習慣を意識するのも大切ですが、もっと積極的にカラダにいい成分を取り入れてみては? イキイキした毎日のための第一歩になるかも。
2014年10月31日市販の合成洗剤を使わず、キッチンにある食材由来のものを使って、赤ちゃんにも安全に掃除できる「ナチュラルクリーニング」。 前回 はそのために必要な4つのアイテムについてご説明しました。まずはそれらをおさらいしながら、アイテムごとの基本的な洗剤の作り方をご紹介します。■ナチュラルクリーニングの基本アイテム(1)石けんナチュラルクリーニングの場合、純石けん(無添加石けん)を使用します。固体、粉末、液体、必要に応じて使い分けができます。(2)重曹ベーキングパウダーと並んで、ふくらし粉としても有名です。黒豆を煮る時に少量加えたりもしますね。消臭効果があり、軽い汚れ落としにも使用できます。掃除に使用する際は粉のまま使うこともありますが、水1カップ(200ml)に重曹小さじ1を溶かしスプレーボトルに入れたものを作っておくとよいでしょう。(3)クエン酸酸性の代表。水あかやせっけんカスを落とします。クエン酸そのものは赤しそジュースを仕込む時に少量加えることがありますね。掃除の時は水1カップにクエン酸小さじ1/2を溶かし、スプレーボトルに入れたものを準備しておきましょう。お酢でも代用できますが、お酢の場合は使用用途に応じて、水で2~3倍に薄めるか原液のまま使います。(4)アルコール(エタノール)薬局で売っている無水エタノールを、必要に応じて水で薄めて使います。今回は実践編として、これらの代表的な使い方をご紹介します。■キッチン、リビングの気になる汚れをナチュラルクリーニング<キッチン編>・シンクの汚れ重曹を粉のまま撒いてこするとピカピカになります。重曹の粉には研磨効果があります。・カップの茶渋気づいたらついている茶渋も、粉末の重曹でこするとスルッと落とすことができます。・グラスのくもり水あかでくもってしまったグラスは、薄めたお酢やクエン酸スプレーにつけおきするときれいになります。・まな板の汚れ汚れが気になるところに、少量の水で溶いてペースト状にした重曹をつけて磨きます。そして仕上げに、熱湯にクエン酸を溶いたものを回しかければOKです。・冷蔵庫内食中毒を防ぐためにも、冷蔵庫内は特に清潔に保ちたいところ。野菜室や庫内全体は、60%くらいの濃度に薄めたアルコール(エタノール)で拭くとスッキリします。包丁やまな板も、この薄めたアルコールでこまめに除菌してから調理すると安全です。■キッチン、リビングの気になる汚れをナチュラルクリーニング<リビング編>・スイッチの汚れ電気周りは「水使用不可」の場所。乾いた布に揮発性の高いアルコールを吹き付けて拭くとスッキリします。・フローリング足裏の汚れなどがつきやすいフローリングは、重曹水をスプレーした雑巾で拭くときれいになります。・カーテンについた匂いカーテンには、タバコやペットの匂いなど生活臭がつきやすいもの。洗えない時は、応急処置ではありますが重曹水を吹きかけると多少スッキリします。ただし、重曹の効果があるのは酸性の汚れのみ。そうでない汚れには効かないこともあります。あくまでも洗濯までの一時しのぎと考えましょう。・ぬいぐるみの汚れと匂いどうしても水洗いできない場合は、アルコールスプレーを吹き付けて、除菌した上で乾かします。まだまだいろいろな使い道がありますが、今回はキッチン、リビングにおける代表的な使い道をご紹介しました。より科学的な説明から学びたい方には、『 かんたん家計ノート 2015 』(講談社)のナチュラルクリーニングコラムを担当されている本橋ひろえさんが、全国で講座を開催されているので、そちらもおすすめです。次回はキッチンやリビング以外にも使える簡単な実践法をお伝えしたいと思います。監修:本橋ひろえ大学時代は化学を学び、化学薬品会社に勤務。合成洗剤を作る側だった経験を経て退職後、自身と子供のアレルギーからナチュラルクリーニングを実践。化学製品をわかりやすく分析、主婦目線で簡単に実践できる方法を伝えるスタイルに定評があり、全国でナチュラルクリーニング講座を開催中。 Facebook
2014年10月23日(画像は「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」商品ページより)ヒアルロン酸の5倍の保水力を持つ「サクラン(R)」配合久光製薬株式会社の「ライフセラ(R)」ブランドより、「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」の、エッセンスと美容マスク、トライアルセットの3アイテムが2014年9月3日より新しく発売されました。「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、九州の一部地域の綺麗な湧き水で生息している植物、「スイゼンジノリ」から抽出される成分「サクラン(R)」が配合されたスキンケア商品で、「サクラン(R)」は、ヒアルロン酸の5倍の保水力を持ち、1gで水を6Lも保持することができます。「サクラン(R)」を配合することにより、「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、肌表面の水分を閉じ込め、長時間保湿をして、乾燥や乾燥による小じわに効果を発揮します。独自の浸透技術で、肌のバリア機能を健康な状態に!健康なお肌はラメラ構造という特殊な構造になっていて、保水機能や外的刺激からのバリア機能を担い、ラメラ構造の乱れは、肌表面の水分を蒸発させ、肌は乾燥した状態になってしまいます。「ライフセラ(R)ダーマボーテ(R)」は、独自の浸透技術、「ラメラ液晶構造」を用いた処方で、お肌のバリア機能を健康な状態に導き、浸透を促します。エッセンスは100ml入りで、3,500円(税別)、美容マスクは4枚入りで2,800円(税別)、トライアルセットは、エッセンス20mlと美容マスクが1枚入り、1,000円(税別)で、全国のバラエティショップで販売されます。【参考】・久光製薬株式会社プレスリリース/PRTIMES
2014年09月04日(画像はプレスリリースより)くり返す手あれにお悩みの方へ持田ヘルスケア株式会社は、「コラージュDメディパワーシリーズ」より、肌あれ防止成分「トラネキサム酸」配合の「コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム」を8月20日に発売すると発表しました。トラネキサム酸とはトラネキサム酸(Tranexamic acid)は人工合成されたアミノ酸で、水に溶けやすく止血剤や抗炎症剤としても用いられています。美白効果もあり、シミの治療薬にも含まれています。「コラージュDメディパワー薬用保湿ハンドクリーム」の特長トラネキサム酸(有効成分)と、保湿成分(セラミド2、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸)コラーゲンをバランスよく配合し、肌バリア機能を補って、乾燥からガードする薬用保湿ハンドクリームです。低刺激性・無香料・無色素・防腐剤無添加です。濃厚な使用感と持続するしっとり感で、敏感肌・乾燥肌の方、手を洗う機会が多い方、水仕事が多い方、手のあれやすい仕事をされている方にお勧めです。【参考】・持田製薬プレスリリース
2014年07月15日(画像はプレスリリースより)りんごポリフェノールアサヒグループホールディングスは、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座 白澤教授監修の元、りんごポリフェノールを含む抗酸化物質(ビタミン類)配合処方が、酸化ストレスの高い人の酸化ストレスを低減することを実証した。40代~60代の健常男女でd-ROMという酸化ストレスを表す指標が高い人(試験前の値の中央値より上の人)を対象。試験デザインは2重盲検プラセボ対照並行群間試験とし、12週間被験物を摂取させた。抗酸化物質配合処方群には1日あたりの摂取量としてりんごポリフェノール 200mg、ビタミンE 100mg、ビタミンC 30mg、トコトリエノール 3mgを有効成分として配合したカプセルを配布。プラセボ群には有効成分を入れないカプセルを配布した。抗酸化物質配合処方群は摂取前に比べてd-ROM及び過酸化脂質共に有意に低下し、d-ROMに関してはプラセボと比較しても有意に改善した。(画像はプレスリリースより)「疲れやすい」、「寝つきが悪い」、「持久力のなさを感じる」などといった疲れや睡眠状態の項目が、抗酸化物質配合処方群で改善。(画像はプレスリリースより)アサヒ 若摘みりんごポリフェノールアサヒフードアンドヘルスケアは上記の処方のサプリメント「アサヒ 若摘みりんごポリフェノール」を2013年1月25日から発売している。【参考】・アサヒグループホールディングスプレスリリース・アサヒフードアンドヘルスケア
2014年06月14日(画像はプレスリリースより)症状に合わせた最適処方で、いつまでも若々しくアラガン・ジャパンは5月26日、ヒアルロン酸使用軟組織注入材の新商品「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」の提供を開始する。顔の中でも特に気になるのが、深く刻まれたしわやほうれい線。「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」は、中~重度のしわ、口元や鼻の脇などの溝を治療するために開発された、ヒアルロン酸使用軟組織注入材である。異なる硬さのゲルを、症状や希望に合わせて選んで注入するので、一人ひとりの顔の表情に最適な仕上がりが期待できる。ゲル状のため酵素分解が遅く、治療後約1年の長期間にわたって効果が持続するのも特徴だ。(画像はプレスリリースより)治療の不安を取り除くための安全へのこだわり2014年3月に、厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得。欧米諸国、カナダ、オーストラリア等85か国では既に認可を取得しており、世界中で広く利用されている。また、医療従事者向けへの情報提供や取扱時の注意点などに関する説明、実技トレーニングも実施しており、安心して治療を受けることができる。「ジュビダーム ビスタ ウルトラ」と「ジュビダーム ビスタ ウルトラ プラス」は、アラガン・ジャパン社と提携する医療機関にて治療に使われる。【参考】・アラガン・ジャパン株式会社のプレスリリース・アラガン・ジャパン株式会社(Allergan Japan)
2014年05月24日もうそろそろ花粉症の季節。メガネやマスクをしてみたり、薬をのんでみたり、色々対策をしていますが、毎年花粉症に悩まされています。今年は他にも何か対策ができないかなと調べていると、ちょうど知り合いからポリフェノールも花粉症に効くとの情報をゲット。本当かはわからないし、効果もどの程度かわからないけれど、ちょっと気になります。ポリフェノールと言われて、ぱっと思い浮かんだのは赤ワイン。赤ワインをたっぷり使った簡単な料理と言えば、やっぱりアレかな? ■簡単赤ワイン豚丼材料(約4人分)・豚肉:300~350g程度・玉葱:3個・赤ワイン:100cc・醤油:50cc・紅ショウガ、温泉卵など:お好みで適量作り方1. 豚肉は細切れや切り落とし等を使います。ロースやモモなど、部位はお好みで。大きい豚肉の場合は食べやすい大きさに切っておきます。赤ワインは甘口でも辛口でもOKですが、新玉葱を使用する場合は甘みが強く出やすいため辛口をお勧めします。玉葱は半分に切り、繊維に沿って5mm~1cmくらいの幅でざっくり切ります。2. 鍋に肉以外の材料を全て入れ、火をつけます。3. 中火で玉葱がしんなりするまで煮ます。4. 玉葱がしんなりしたら、豚肉を入れて混ぜながら加熱します。豚肉がほぐれ、火が通ったら火をすぐ止めて完成。5. 一度に沢山作って冷凍もできます。お弁当のおかずはもちろん、カレーうどん、和風パスタ、和風ドリア等にもアレンジ可。汁が美味しいので汁ごと冷凍します。6. 温泉卵は、鍋に熱湯を注ぎ、常温にもどした卵を入れておくだけで簡単に作れます。蓋をせずに室温におき、ひと肌程度まで冷めたら完成。赤ワインで作る豚丼ですが、やっぱり紅ショウガと卵がよく合います。お好みでキムチや、カレー、チーズなどをトッピングしてもOK。赤ワインが中途半端に余ったときにも使えるので、是非一度お試しあれ。
2014年02月15日京都大学は1月20日、Tリンパ球活性化により起こるダイナミックな酸性糖「シアル酸」を含む「糖鎖」の変化は、シアル酸結合タンパク質を介した免疫細胞同士の結合に変化をもたらす仕組みであること、つまり免疫系における細胞結合のための分子スイッチとなることを明らかにしたと発表した。成果は、京大 医学研究科の竹松弘 准教授、同・大学 生命科学研究科の内藤裕子 助教(当時)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、2013年12月2日付けで「Journal of Biological Chemistry」電子版に掲載された。糖といえばグルコースを代表とする地球上の生命のエネルギー源であるが、生体は、糖を使ってポリマーを形成し、エネルギー源以外の機能も糖に付与している。最も代表的な例がグルコースのポリマーだ。そのポリマーにおける結合様式が変わると、栄養源となるデンプンと同様の組成で、セルロース繊維を構成するというわけだ。細胞の表面は糖鎖で覆われているが、その糖鎖の末端を占めるのがシアル酸だ。「カルボキシル基」を持つ酸性の単糖の1種。分子としては「ノイラミン酸骨格」を持つ。細胞はこのシアル酸を介してほかの細胞や分子との認識を行っており、このシアル酸を介した分子間の認識(結合)がさまざまな細胞の機能に重要な役割を果たすことが知られている。またシアル酸はその末端での局在から、インフルエンザウイルスといった病原体の標的となることも多い。免疫系のリンパ球もこのような分子間認識を介して制御されていることが考えられるが、リンパ球が活性化すると、複数あるシアル酸の分子種の内、主要な分子種が「N-グリコリル(N-グリコリルノイラミン酸)型」から「N-アセチル(N-アセチルノイラミン酸)型」へと変換されることが報告されていた(画像1)。シアル酸分子内に複数存在するヒドロキシル基(水酸基)が修飾され、C5位に着目すると、これらの分子種がわかる。つまり、T細胞は活性化されてもシアル酸は持ち続けるが、その種類を変化させるというわけだ。細胞表面の糖鎖は「第3の生命鎖」、「細胞の顔」などとも称され、異なる細胞は異なる糖鎖を発現することが広く知られているが、その一方で、これら糖鎖の違いがどのような認識分子により認識されるのかなど、その分子機構については未知な部分が多く、生命科学分野におけるフォロンティア領域であるとも考えられるという。そこで、今回、活性化したTリンパ球におけるシアル酸分子種の変化に注目し、その免疫応答における意義の解明が試みられたのである。まず研究チームは免疫応答において中心的な役割を果たすTリンパ球に着目し、マウス活性化Tリンパ球においてシアル酸分子種の変化を起こすメカニズムから調べることにした。その結果解明したのが、Tリンパ球はN-アセチル型からN-グリコリル型を作る酵素「CMAH」の遺伝子発現を抑制しているという事実だ。また、シアル酸分子種の変化はシアル酸結合タンパク質である「シグレックファミリーレクチン」からの認識を変化させることも判明。シグレックファミリーはシアル酸の修飾や、結合様式の違いを認識でき、細胞内でのシグナル伝達経路を制御することのできる分子群であると考えられる。その一方で、細胞と細胞の結合を媒介する細胞接着分子としても働く。そして活性化Tリンパ球はBリンパ球上の分子「CD22」からの認識を逃れると共に、同じく免疫細胞のマクロファージ上のレクチン「シアロアドヘジン」との結合性を上昇させていたのである。N-グリコリル型を作れないCMAH遺伝子欠損マウスを用いてTリンパ球の活性化を調べると、CMAH欠損マウスではTリンパ球の活性化が亢進していることが確認された。つまり、N-グリコリル型のシアル酸は活性化を抑制するが、Tリンパ球の活性化はN-グリコリル型のシアル酸の発現を抑制しており、シアル酸とTリンパ球活性化の関係を考えると、両者はポジティブフィードバックの関係にあったのである(画像2)。また、N-グリコリル型の抑制が起こっていない活性化前のTリンパ球では、活性型モデルBリンパ球とのCD22を介した結合が亢進しており、抗原非特異的なTリンパ球とBリンパ球の結合を起こすことがわかった。Bリンパ球が活性化する場であり、Tリンパ球が認識する抗原特異的にBリンパ球の活性化を助ける「胚中心」において、活性化リンパ球におけるシアル酸分子種の制御は、本来、応答する抗原を介して結合するべきリンパ球同士の認識を可能にしていることが明らかとなったのである(画像3)。よって、今回新たに作成されたN-グリコリル型を抑制できないCMAH遺伝子トランスジェニックマウスでは、マクロファージとの結合が抑制されることで、細胞障害性Tリンパ球の活性化が亢進することが示唆された。今回の研究結果から、マウス免疫系は抗原を介したリンパ球間の結合を可能とするため、発現するシアル酸分子種をうまく制御していることが考えられるとした。これらシアル酸を含む糖鎖は細胞の外側に存在するため、免疫系におけるシアル酸とシアル酸結合タンパク質との結合を人為的に制御することで、リンパ球が結合する細胞を制御できることが考えられ、これを介して、免疫応答を人為的に制御できる可能性が考えられるとした。ヒトではCMAH遺伝子が欠損しており、N-グリコリル型のシアル酸を生合成できないと共に、ヒトは上述のシアル酸分子種を介したリンパ球の活性化を制御できないとする。このCMAH遺伝子欠損はチンパンジーとの分岐後に起こったもので、ヒトに特徴的な性質だ。その事実から、今後は、CHAH遺伝子欠損マウスをよりヒトの状態を反映できるモデルマウスとしてとらえ、ヒトの免疫制御に結びつける研究を行っていく予定とした。
2014年02月04日東京大学は12月25日、重金属を含まない顔料や光触媒として、その応用が研究されている酸窒化タンタル(TaON)が高性能な半導体材料であることを発見したと発表した。同成果は、同大大学院 理学系研究科 化学専攻の長谷川哲也教授、廣瀬靖助教、鈴木温大学院生(博士課程1年)らによるもの。詳細は、「Chemistry of Materials」に掲載された。金属と酸素(O)、窒素(N)からなる酸窒化物は、重金属を含まない顔料や光触媒材料として、10年ほど前から盛んに研究されている。一方で、合成された酸窒化物が微細な粉末に限られるために、電気的性質の測定は一般に困難で、あまり知られていない。酸窒化タンタル(TaON)は代表的な金属酸窒化物であり、通常は最も安定なバデライト型の結晶構造をとるが、いくつかの準安定な結晶構造をとることが実験や理論計算によって報告されている。これらの準安定構造の中で、アナターゼ型のTaONは、光触媒や透明導電膜として応用されているアナターゼ型酸化チタン(TiO2)と結晶構造と電子配置が同一のため、高い電気伝導性や光触媒活性が期待されている。しかし、準安定な構造を持つアナターゼ型TaONの合成には、マグネシウム(Mg)やスカンジウム(Sc)といった添加剤を多量に加える必要があった。これらの添加剤は、TaONの電気的な性質を大きく歪めてしまう可能性がある。今回、研究グループは、試料の形状や添加剤による影響の問題を解決するために、格子定数の一致する単結晶基板上へのエピタキシャル成長によって、アナターゼ型TaONの合成を試みた。試料の合成には窒素プラズマ支援パルスレーザ堆積法を用い、紫外レーザで気化させた酸化タンタル(Ta2O5)と窒素ラジカルをLSAT(La0.3Sr0.7Al0.65Ta0.35O3)と呼ばれる酸化物単結晶上で反応させた。結晶成長の温度や結晶中の酸素量と窒素量の比などのパラメータを最適化した結果、厚さ約40nmのアナターゼ型TaONの単結晶薄膜を合成することに成功した。合成した薄膜の電気的な特性を評価したところ、結晶中の酸素や窒素をわずかに欠損させることで電子の濃度を調整することができ、優れた電気伝導性を示す半導体であることを発見した。半導体材料における電気伝導性の指標である電子移動度は、室温で約17cm2V-1s-1。透明導電体として応用されているアナターゼ型TiO2と同程度の高い値だった。アナターゼ型TaONは青色の光を吸収するが、可視光領域での屈折率が約3と高いため、シリコン(Si)や化合物半導体との界面での光反射による損失が小さくなる。このため、発光素子や太陽電池などの光デバイスの透明電極として用いると高効率化が期待できる。さらに、高い電子移動度は電子デバイス材料としてだけでなく、水素発生用の光触媒や半導体光電極としての有効性も示唆している。また、今回開発した単結晶薄膜のエピタキシャル成長技術は、他の金属酸窒化物にも適用できるため、これまであまり知られていなかった金属酸窒化物の電気的な特性の理解を深め、顔料や触媒材料として考えられていた物質の中から高性能な電子材料が新たに見つかる可能性が期待されるとコメントしている。
2013年12月27日(画像はニュースリリースより)濃ヒアルロン酸5種類と、コラーゲン3種類のうるおい化粧水アサヒフードアンドヘルスケア株式会社は「素肌しずく とろりしずく化粧水」を2014年1月14日から発売する。全国の量販店、ドラッグストアやバラエティショップでの販売となる。(また大容量200gの素肌しずくリッチ トータルエイジング・オールインワンゲルは、2014年2月3日に発売される)。この化粧水は「素肌しずく」からのシリーズだ。とても人気のあるヒアルロン酸に着目して開発された商品は、3種類のコラーゲンと、5種類の濃ヒアルロン酸が調合されている。とろっとした、しずくに十分なうるおいが閉じ込められている。パッケージは、きれいなホワイトとブルー系を基調として、全体的にうるおいを感じさせる、さわやかなデザインとなっている。「うるおい」のある美しい肌へと導く、化粧水の特徴「素肌しずく とろりしずく化粧水」の美容成分について、コラーゲン(修復コラーゲン、ベビーコラーゲン、加水分解コラーゲン)の3種類が配合されている。またヒアルロン酸(3Dヒアルロン酸、吸着ヒアルロン酸、修復ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、浸透ヒアルロン酸)の5種類が調合されている。無香料で着色無しだ。たっぷりとした「うるおい」と、みずみずしい、しっとりとした保湿感が長い時間継続する。この化粧水1本で美容液と化粧水の両方の働きを持つので、子育てや仕事で忙しい方は、この化粧水を試してみてはいかがだろうか。【参考リンク】▼アサヒフードアンドヘルスケア株式会社(ニュースリリース)
2013年12月16日※画像は、株式会社ポーラニュースリリースよりヒアルロン酸を初めて使ったブランド株式会社ポーラは、2013年10月4日に、スキンケアブランド「ペルボナ」から化粧水『ペルボナリッチローションHA』(100ml、税込8,190円)、美容液『ペルボナリッチエッセンスHA』(35ml、税込10,500円)を発売することを発表した。今では美容に興味のある人であれば、定番の保湿成分として当たり前に知っている「ヒアルロン酸」。「ペルボナ」は、この「ヒアルロン酸」を世界で初めて商品に配合したブランドだということを知っているだろうか。1982年に登場してからロングセラーのスキンケアブランドである。膜を作って素早く浸透してふっくら肌を作る今回の「ペルボナ」の新商品は、徹底的に肌にうるおいを与えることにこだわっている。3種類の「ヒアルロン酸」(ヒアルロン酸、A-ヒアルロン酸、S-ヒアルロン酸)が作るうるおいの膜「リッチヒアルロナンベール」が角質層まで保湿。さらに、「ヒアルロン酸」をサポートする保湿成分ソウハクヒエキス、ヤグルマギクエキスを配合し、今まで以上にうるおいを持続する保湿効果がパワーアップした。3種類の「ヒアルロン酸」がそれぞれに役割を果たす。ヒアルロン酸とA-ヒアルロン酸が肌表面を覆う「うるおいの膜」を作り、S-ヒアルロン酸が角層のすみずみまで素早く浸透しうるおいで満たす。うるおいを逃がさず長時間キープする高い保湿効果は、この3種類の「ヒアルロン酸」の効果。うるおいが失われてきた肌のすみずみにうるおいを与え、ふっくらとハリのある肌に戻してくれるだろう。【参考リンク】▼ポーラ▼株式会社ポーラニュースリリース元の記事を読む
2013年07月08日今年3月、女性の靴にフッ化水素酸が塗られる事件が起きた。振られた腹いせらしいが、やり過ぎにもほどがある。もしも強力な酸やアルカリに触れたらどうなるのか?ガラスやろうそくをも溶かす酸、眠気を誘うアルカリなどの不思議な物質が、体内深くまで浸透し、壮絶な結果を生むことになるだろう。■体内を巡る酸学校の理科では、酸やアルカリの強さは水素イオン指数(pH)で表されると習った。pHは7を中性とする0から14の範囲で、7未満は酸性、7より大きいものは塩基性(アルカリ性)となる。どちらも7から離れた値の方が強い性質を示す。身近な物質の目安を挙げると、・胃液…1.5~2・ビール…4.5・水道水…6.5~7・せっけん水…7~10・こんにゃく…12だ。pHには常用対数が用いられているため、1の増減が10倍の差を表す。例えばpH1の硫酸を10倍に薄めるとpH2に、100倍に希釈した場合はpH3となる。pHとは異なる尺度として酸解離定数があり、強力な強酸や超酸に用いられる。酸解離定数はKaと表され、数値が大きいほど強いことを意味するが、物質によっては非常に大きな数になる場合があり計算が面倒なため、負の常用対数pKaで表されることが一般的だ。pKaの場合はpHと同様に、数値が小さいほど強い酸を意味する。代表的な薬品を挙げると、塩酸は-3.7、硝酸は-1.8、アンモニアは9.25だ。先のフッ化水素酸は、ガラスを腐食するのでポリエチレンやテフロンの容器で保管するのが定番だ。pKaは2.7程度と数値だけをみるとさほど強力ではないが、フロンガスやフッ化化合物の原料や、金属の被膜除去、ガラスのつや消し加工に用いられる。人間に対しては極めて毒性が高く、体重1kgあたり20mg(ミリ・グラム)を超えると生命に危険が及ぶ。浸透性が高く身体の内部にまで到達するやっかいな薬品だ。細胞内に達するとフッ素イオンがカルシウムやマグネシウムと結合し、毒が全身に行き渡る。同時にカルシウムやマグネシウム不足を引き起こすので、すぐに病院で手当てを受ける必要がある。酸やアルカリで何が最強か?が論じられることがあるが、一概に表現するのは難しい。水で希釈する場合とジメチルスルホキシド(DMSO)溶液にした場合ではpKaが異なり、また何を溶かすかによって尺度が異なるからだ。そのため絶対的な比較ではないが、最強クラスと名高いのがヘキサフルオロアンチモン酸(HSBF6)だ。pKaは-25で、なんと100%硫酸の2,000京倍の強さを誇る。複数の酸を混ぜ合わせた物質もある。フルオロスルホン酸(FSO3H)と五フッ化アンチモン(SbF5)から作られたマジック酸は、ろうそくをも溶かすことからマジックの名がつけられた。硫酸の1,000倍と見積もられ、数値はヘキサフルオロアンチモン酸に及ばないものの、炭化水素をイオン化できる点が評価され、作者のジョージ・オラー博士は1994年にノーベル化学賞を受賞している。ろうそくが溶けたから何?と思ったが、ノーベル賞と聞くと、その特殊性が分かったような気がする。■眠くなるアルカリ酸の逆の存在である塩基(アルカリ)では、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)が最強クラスと呼べるだろう。塩基の強さをあらわすpKbは22と、ヘキサフルオロアンチモン酸の対抗株としてふさわしい超塩基だ。アルカリはタンパク質を分解するため、皮膚や髪を溶かすのが酸と異なる脅威だ。それに加えてリチウムジイソプロピルアミドは、呼吸器への刺激や眠気/めまいを起こすので、触れなくても被害が及ぶ。さらには-25℃以上で引火し、燃焼すると高温で分解し有害な粒子を発生する。水と触れると激しく反応するので、もし火災が起きたら水は厳禁だ。やっかいごとを凝縮したような物質だが、使用頻度の高い試薬と聞くので、くれぐれも事故が起きないことを祈る。■まとめフッ素(F)と水素(H)を原料とするフッ化水素(HF)は、極めてシンプルな構造から成り立つ。たった2つの元素でガラスをも溶かす酸が出来上がるなら、映画「エイリアン」のような強酸の体液を持った生物も、さほど架空な話ではないように思えてきた。(関口寿/ガリレオワークス)
2013年04月21日寿命も延長、老化を抑制アサヒグループホールディングス株式会社の食の基盤技術研究所は、順天堂大学大学院と、千葉大学大学院との共同研究で、8日、りんごポリフェノールの摂取による老化抑制作用と、抗酸化作用を、マウス実験で初めて明らかにした。この研究は、健康維持やクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上を担う食品開発に向けて実施されたもので、アサヒグループの保有する機能性素材である「りんごポリフェノール」による機能の検証を行ったものだ。りんごポリフェノールについては、りんごの未熟果から高純度のポリフェノールを効率的に抽出・精製する方法を、2004年ニッカウヰスキーが特許取得、現在アサヒグループホールディングスがこの特許を保有しているという。(画像はイメージ)モデルマウスで初確認体内の活性酸素による酸化が老化には大きく関与していることが知られているが、実験では、この酸化ストレスが生体へ及ぼす影響を解析するために作成された、心筋特異的マンガン-SOD欠損マウスを用いた。すると、りんごポリフェノールを含む飲料水を自由に摂取させたマウスと、摂取しなかったマウスの比較で、摂取したマウスのほうが、生存率が有意に高くなったという。また、摂取しなかった通常の欠損マウスでは、心拡大や心筋組織の線維化、酸化・老化のマーカーとなる心臓DNA中の8-oxodGの増加が確認されたが、りんごポリフェノールを摂取した欠損マウスでは、心臓の重量は減少、線維化、8-oxodG量ともに有意に低い値が確認されている。さらに、りんごポリフェノールを摂取した欠損マウスの心筋細胞では、摂取しなかった欠損マウスに比べ、心筋細胞が産生する活性酸素種の量が低くなった。よって、りんごポリフェノールをとることで、生体内の過剰な参加ストレスが軽減されることが示唆されたとしている。身近な果物である“りんご”。そこから抽出されたりんごポリフェノールには、アンチエイジング効果があるといえそうだ。今後、この研究結果が活かされていくことを期待したい。なお、同研究結果は、3月24日から28日に宮城県仙台市で開催される日本農芸化学会2013年度大会で発表される予定となっている。元の記事を読む
2013年03月12日年齢を重ねても美しくいきいきとノエビアは、美しく年齢を重ねるアクティブ・シニアのための栄養補助食品として、新たに「ノエビアヒアルロン酸潤」を2013年1月5日より発売開始する。うるおい不足やハリ・弾力のなさを感じたり、肌にもっと透明感が欲しいといった美容面でのお悩みや、つい階段を避けてしまったり、運動がおっくうに感じられる、正座が辛いといった健康面での不安を解消、軽快で美しく輝ける毎日をサポートするという。高純度のヒアルロン酸を贅沢に配合この「ノエビアヒアルロン酸潤」には、健康と美容に欠かせない成分としておなじみのヒアルロン酸を、高純度で贅沢に配合。保湿力に優れるヒアルロン酸72mgと、その産生を助ける2つの有効成分、グルコサミンとプロテオグリカンをバランスよく配合している。これにより、ヒアルロン酸だけを摂取するようにも、より高い効果が望めるという。また飲み忘れを防ぎ、いつでもどこでも手軽に飲めるよう、携帯しやすい1日の摂取分を個別包装としているところもうれしいポイントだ。1日6粒を目安に摂取するとよいとのこと。商品は全国の販売店および通信販売で購入できる。健康で美しい毎日をおくりたい方にぜひ。元の記事を読む
2012年12月27日グラクソ・スミスクラインは青山ホワイテリア院長大谷珠美先生監修のもと、20~50歳代の女性800人を対象に「食生活の酸とオーラルケアに関する意識と実態調査」を実施した。最初に、「美容・健康を意識してドリンク剤(美容系・栄養ドリンク)や黒酢飲料、野菜・果実を摂取する習慣があるか?」と尋ねたところ、41.4%が「はい」と回答。続いて「それらに含まれる酸が、歯の状態だけではなく、見た目を損なわせるリスクがあることを知っているか?」と質問したところ、「知っている」と回答したのは31.1%だった。また、ワインを飲む人を対象に「ワインの酸が歯の見た目を損なわせるリスクがあることを知っているか?」と聞いたところ、知っていると回答したのは36.2%。スポーツドリンクを飲む人に同様の質問をすると、「スポーツドリンクに含まれる酸が歯の見た目を損なわせる」リスクがあると知っている人はわずか13.7%だった。続いて、「自身の見た目でコンプレックスを感じている部分は?」と尋ねたところ、「歯の色」と回答した人は29.8%で、約3割が歯の色にコンプレックスを持っていることが分かった。「歯の形(歯並び)」と合計すると6割以上の女性が、歯に対してコンプレックスを感じているようだ。しかし、実際に「女性美」を磨くために行っていることは「衣服・ファッション」「化粧品にこだわる」が上位で、歯にコンプレックスを感じながらも、ケアを行っている人は少ないようだ。食べ物や飲み物に含まれる“酸”によって、歯の表面にあるエナメル質が溶け、ダメージを受けた状態を「酸蝕歯(さんしょくし)」と呼ぶという。日本人の6人に1人が「酸蝕歯」の可能性があると言われているが、この言葉を知っているかと尋ねたところ「知らない」が77.5%と圧倒的だった。欧米では歯の美しさがとても重要視されているが、日本ではオーラルケアの意識が低いという。美しい歯を保つために重要なのは、飲食物に含まれる“酸”との接触時間を短くして、エナメル質を保護すること。酸性度の高い食べ物を長時間口の中にためず、食べた後はうがいをしたり、お茶や水ですすだりすることがよいとのこと。また、ガムを食べて唾液の分泌を増やすことや、歯磨き剤にこだわることも大切だという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日ヒアルロン酸を飲み物や食べ物に混ぜて手軽に摂取アサヒフードアンドヘルスケアは、ハリ&うるおいのお悩みに応える、トータルビューティ・コラーゲン「パーフェクトアスタ」シリーズから、ヒアルロン酸を飲み物や食べ物に混ぜて手軽に摂取できる、リキッドタイプの美容食品「パーフェクトアスタコラーゲン スーパーヒアルロン酸リキッド」を、9月3日より、全国のドラッグストアを中心とした薬局薬店で新発売する。*画像はニュースリリースより美容系成分を含む全14種の成分を配合「パーフェクトアスタコラーゲン スーパーヒアルロン酸リキッド」は、1包あたり“スーパーヒアルロン酸MIX”、“セラミド”、“低分子コラーゲン”、“ツバメの巣”、“プラセンタ”、“エラスチン”、“ローヤルゼリー”などの美容系成分を含む全14種の成分を配合。味・においがなく、コーヒーや紅茶、ヨーグルトなど、どんな飲み物や食べ物にも入れることができ、リキッドタイプのため、冷たいドリンクにもさっと溶け、ペットボトル飲料などにも直接入れて飲むこともできるという。元の記事を読む
2012年08月08日ハリ&うるおいの悩みに応える美容サプリアサヒフードアンドヘルスケアは、ヒアルロン酸とコラーゲンをゼリーで手軽に摂取できる美容食品「パーフェクトアスタヒアルロン酸ジュレ」(5本入り450円20本入り1,700円いずれも消費税別)を、3月5日より全国のドラッグストアを中心とした薬局薬店で新発売する。*画像はニュースリリースよりヒアルロン酸、コラーゲンなど全15種の成分を配合「パーフェクトアスタヒアルロン酸ジュレ」は、女性を中心に人気が高まっている、いつでもどこでも手軽に食べられる、スティックゼリータイプの美容食品。ヒアルロン酸には、従来の高分子ヒアルロン酸と吸収性の良い超低分子ヒアルロン酸を混合した「スーパーヒアルロン酸MIX」を配合。“ヒアルロン酸”、“コラーゲン”に加え、オリジナルの成分“美体質乳酸菌”や“ローヤルゼリー抽出物”“食物繊維”“セラミド”“ビタミンC”など全15種の成分を配合したという。食べやすいピーチ味。ノンシュガー・ノンカフェイン設計で就寝前にも安心して食べることができるとしている。元の記事を読む
2012年02月23日乾燥や加齢によるうるおい不足が気になる人にファンケルは、ナノレベルのヒアルロン酸を新配合した、うるおい不足を感じている女性に向けたサプリメント「ナノ化 ヒアルロン酸」を、2011年12月19日より通信販売、直営店舗および一般流通で新発売する。価格は約30日分(30粒)が、1,780円。約90日分(徳用3袋セット)が4,770円。ヒアルロン酸など3成分が「みずみずしいうるおい」に導く「ナノ化 ヒアルロン酸」は、吸収性に優れた極小サイズのナノレベルのヒアルロン酸を高含有した錠剤型のサプリメント。ほかに、うるおい成分N-アセチルグルコサミンとバリア機能が期待できるセラミドを配合。3つの成分が多角的に働きかけ、「みずみずしいうるおいにアプローチする」という。元の記事を読む
2011年12月17日